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「処刑少女の生きる道 バージンロード(TVアニメ動画)」

総合得点
67.3
感想・評価
260
棚に入れた
695
ランキング
2533
★★★★☆ 3.3 (260)
物語
3.2
作画
3.4
声優
3.4
音楽
3.3
キャラ
3.3

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処刑少女の生きる道 バージンロードの感想・評価はどうでしたか?

だんだだん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

大作の導入部…?

Twitterで褒めてる人が居て、気になっての視聴。
原作知らず、だが、この後買うw

まず、アニメ作品としては上質なモノです。
特にアクションシーンに手抜きがない異世界魔術バトル、
最近だと無職転生に比するな、という印象。
これだけでアニメ化した価値があるのでは。

ストーリーについては評価分かれるところでしょうかね。
多分、2期、3期を当て込んでいるのでしょうか。
見る人によっては1話出オチで終わり、と思ってしまうのか、
話を重ねることで徐々に見えてくる、その複雑な背景。

正直、キャラはあまり魅力を感じないのですが、
それもストーリー上の演出、と思われます。
最終話のEDまで見ると、え?これからなの?となるよね。
なるほど、続きはラノベ本編で、か。

というわけで、宣伝素材としては100点満点。

投稿 : 2022/07/09
閲覧 : 137
サンキュー:

4

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

★★★

2022.7.6 ★★★(3.1) 1度目観賞評価

投稿 : 2022/07/08
閲覧 : 127
サンキュー:

1

ネタバレ

plm さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

切り口が面白く、中二心が刺激される

何の気なしに1話を見たら、おお異世界転生よくあるやつね……え、そっち?!ってなり
設定だけで興味をそそられたところに今度は時間遡行能力者だから殺せない!どうなるんだと続きが気になってしまった作品
共に旅する仲間を処刑しようと狙っているメノウの緊張感、その一方で能天気そうなアカリ
でもアカリの真の部分では強い意志があって……6話の強キャラアカリさん好き
異能や導力というものが登場したり、塩の剣とか映像的にもおおっ!てそそられたり中二心が刺激される!
敵も一筋縄ではいかず、それぞれの価値観や目的がしっかりあって底知れない感じが面白かった

■キャラの仕草も良い
登場キャラクター基本的に女性ばかりで、見た目のかわいさや美しさの中に強さや秘めた力、あるいは謎めいたもの不気味さがあってそのギャップが魅力だった
作画の動きも良くて、コミカルな動きやかわいらしい動き繊細な仕草が表現されてて楽しかった
ここぞというときの戦闘アクションも良かったり、メリハリのつけ方がすごく好み
オープニングの躍動感とか、ぬるっとモモが登場するとことか好き
刺さる人には刺さる面白さがあるアニメだと思う

投稿 : 2022/07/07
閲覧 : 121
サンキュー:

8

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もっと 面白いと思ったのに・・

もっと 面白いと思ったのに・・ 期待してたものとかなり違った・・
なんで中断しようかとおもったかぁ・
2期は 見ないだろうなぁ

投稿 : 2022/07/07
閲覧 : 131
サンキュー:

2

ネタバレ

ゲリオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

古のライトノベル

ラノベ作品。7年ぶりの『GA文庫大賞作品』とのこと。
前回受賞した作品が”ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか”とのことだが、ラノベ界隈に疎い自分にはそれがどの程度の評価なのかいまいちピンとこない。
まぁ、話題作ならとりあえず見てみるか程度の気持ちで視聴。

第1話で主人公と思われた男子が、ヒロインに〇されるという衝撃展開で幕を開けたが、実は全く同様の初回ギミックを”無能なナナ”で見ていたので「ふーん」程度の感想しか沸かず。
死んだ男子にまったく魅力がなく、キービジュ画像にも描かれていないことから、主役でないのはある程度予想できたことに加え、描写も割とあっさりだったので”無能なナナ”を抜きにしても衝撃度は薄めだった。
1話Bパートより真の主人公アカリが登場したが見た目ははモブ、さらには典型的な知能が低めの百合キャラということであまり魅力はなかったかな。
そんな滑り出しにあまり面白そうなアニメには映らなかったが惰性で見続けた。

本作に関して好意的な評言をするなら「典型的な”なろう”でない真面目なラノベ作だった」ということだね。
異世界転生の要素はあっても、テンプレ化された俺ツエ―ではないし、作品ならではの世界観や舞台設定のある今時珍しい古風な作品だった。
しかし逆にこうも思ってしまった。今テンプレばかりなのはそれが外れなくウケるであり、本作のような昔ながらの作風って実際は大して面白くないのではないか、と。
たしかに、言ってしまえば、圧倒的パワーで敵を蹂躙する主人公が「すげー!」と褒められるアニメの方が見ていて退屈しないんだよね。特に俺のような脳死したオッサンには。
退屈なお話をタラタラ流されてても頭入ってこないし疲れるんよ、ぶっちゃけ。

上記のようなことを考えるとアニメーション作品において「面白いストーリー」って一体なんなんだろうと自問してしまう。
ストーリーがあればあるほどつまらなくなるという大いなる矛盾。
ひょっとして俺みたいなのはアニメを語るに値しないんじゃあないかと。
同様に今のアニメファンの大半はストーリー自体を求めていないのではないか。
いや、このことを深く考えると今後アニメの感想を書くのが億劫になりそうなのでひとまず止めておく…。

作画はJ.C.STAFFらしく可もなく不可もなし。
キャラデザでは自分ポニテール女子が好きなのでメノウが好みだった。が、もう少し色気があればな。スレンダーボディ自体は悪くなかったのだが。
アカリとかいう乳がデカいだけのモブは論外。
まぁ、百合アニメに当たりキャラ無しって感じだった。

「GA文庫大賞作」の触れ込みはまぁ大袈裟なフリだったかな。
結局肩書を付けたいがための受賞だったんじゃないかって。
実際こういう賞とかって最初からアニメ化選考コンテストみたいなものかも。
2期については大して話題作にもなれなかったのであるのかどうか…
や、”ダンまち”が3期4期とやるくらいだから、これも続編強行するかもしれんな。
どっちにしても個人的にはもういいかなと思ってる。
もっと脳死して見れるアニメが見たいっすw

投稿 : 2022/07/05
閲覧 : 127
サンキュー:

4

ネタバレ

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

微妙

メインの迷い人であるアカリを処刑する目前で1話終了ということで、とりあえず視聴者に1話切りはさせないような構成ですね。

1話だけの評価ならそこそこ面白いと思いました。が、残りの話が全てメノウとアカリの旅路が長々と描かれるみたいな構成だとダルそうではあるけど原作はどうなんだろうね?

曲のOP?ED?の曲がオシャンティーで好きでした。

【7/4追記】12話まで観ました。5話辺りで観るのがかったるくなり、やっと観終わりました。やはり中盤が無駄に長い上にあまり面白くなくて飽きる。最終話もインパクトがもう少し欲しかった。そしてメノウの処刑人としての自覚が少々足りない気がしました。

悪い点が目立つが、パンデモニウムの声優さんの演技や細かい粒子の演出など良かった点もありました。個人的には髪下ろしてるモモが好きです。

ストーリーがもう少し良ければ…という作品。

投稿 : 2022/07/04
閲覧 : 349
サンキュー:

3

ネタバレ

九会 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

設定にひかれる部分はあるが、百合関連は消化不良気味

原作はライトノベル
強力な能力を持つ「迷い人」による厄災を防ぐ為に処刑人になった「メノウ」と世界と自身を"回帰"させる能力を持った迷い人である「アカリ」が互いに思惑を巡らせながら旅をするお話。
話の世界観である異世界に転移した日本人の文化が根付いているという部分やチート能力を持った転移者が政治の道具に利用されているという設定は面白いなと思いましたが、この作品の中で占める割合の多い百合要素はうーんという感じでした。
中盤でアカリの目的が過去回想からメノウが死なない世界を作るということが判明して少し面白くなってきたかな?と思ったのですが、この回想、死ぬ直前の内容が描かれただけでそれ以前が描かれていないんですよね。そのため、アカリがメノウに執着する理由が現時点ではわかりません。メノウがアカリに与える優しさは出荷予定の家畜に最後の晩餐を与えるようなものであり、尚のことアカリがメノウを好きになった理由がわからない。「回帰前の世界で色々あったからアカリはメノウを好き」がアンサーですが、それがないんですよね。断片的にでもそれが明かされていれば、アカリの目的が判明するシーンが更にドラマチックになったのかなと思います。存在しない記憶とかデジャヴとかフラッシュバックみたいな要素をもっと全面的に押し出しても良かったかと。
他にもメノウの後輩であるモモは好きになった経緯はちゃんと明かされているのでそれはいいんですが、それにしてもメノウへの好意が食傷気味でした。加えてメノウをアカリに取られたとばかりに彼女の悪口を言うんですよね。自分もアカリのキャラがはあまり好きではないので分からなくもないのですが、ちゃんと話した事がない子を一方的に嫌って悪口を言うのってすごい印象が悪いと思うんですよね。そのためモモのキャラ造形はもう少しマイルドに出来たのではないかなと思います。依存と幼さのあるキャラって嫌われてもいい敵サイドの方が向いてるので、味方キャラだとできる限りヘイトを買わないよう慎重に取り扱うべきかなと思います。

投稿 : 2022/07/02
閲覧 : 174
サンキュー:

13

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いきなり処刑から始まる異世界アニメ

異世界転生した人間を、世界を滅ぼす恐れがあるとして、処刑しているお話。
このアニメ、素晴らしいのが、先が全く読めないところ。
「メノウ」と「あかり」と「モモ」。
3人それぞれの事情を隠しながら旅をするのがなかなか面白い。
これにグリザリア王国の王女アーシュナを加えた4名で、
本人たちも意識せずに世界の深淵に迫っていく。

後半に行くほど面白く、評価は右肩上がり。
バトルシーンも気合の入った作画で素晴らしかった。
全編通してダークな雰囲気漂う、病みつきになりそうな展開。
{netabare}
第一話の伏線が最後の最後に出てくるとはね・・。
そしていかにも続きそうなラスト。続編期待ですね。
{/netabare}
異世界物としては非常に見応えあるアニメではないだろうか。

投稿 : 2022/07/02
閲覧 : 214
サンキュー:

15

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ReRoadから始める異世界生活

日本から異世界へ飛ばされた人間は純粋概念という能力を持つ。
処刑人のメノウは迷い人であるアカリの存在を知る。
アカリの純粋概念である時間を巻き戻す能力の為、メノウはアカリの処刑に失敗。
アカリを処刑するため、メノウとアカリは旅をする事となった。

1話目のツカミは良かったですね。
味方と思わせて……からの攻撃。
世間では3話切りという判断基準がありますが、本作品は1話時点でOKです。
でも、中だるみや終盤の失速はあったような……

誰しもが欲しい能力である”不老不死”
これは人類の長年の夢でもあります。
日本人の平均寿命は80歳までたどり着いて、私達が老人になる頃には100歳まで、という予想もあるみたいです。
大司教はご老体。
若さが欲しいのは理解できます。
一応、6話くらいまでは楽しめました。

本作品は主人公とヒロインの立場が逆転するのがポイントですね。
メノウの殺す目的とアカリの殺される目的。
目的は同じですが、中々上手くいかないのでしょう。
結果を変えるためにアカリが能力を使うのでしょうが、リゼロと同じじゃね?と思いました。

メノウとアカリのコンビは理解できます。
モモが影役というのも理解できます。
でも、アーシュナの場合は……
おそらく、メノウ側の戦力が不足していると考えたのでしょう。
ご都合主義かと思われますが、不平不満を言わず察して下さい。

後半の敵はパンデモニウム。
CV春野さんの楽しそうな演技が不気味さを増幅させています。
化物を召喚するところまでは大丈夫でした。
でも、節足部分が昆虫を連想するのに生々しくて、私は苦手でした。

12話の最後の方でラスボスは分かります。
原作の長さを知らないので何とも言えないのですが、アニメの終わり方としては中途半端。
2期があったとしても、キビシイかなぁと個人的に思ってしまいます。
伏線を敷いたままの俺タタエンドでは満足できません。
まだ原作が未完みたいなので、求めるのは酷かもしれませんが。
1クールで無難にまとめた内容でした。

投稿 : 2022/07/02
閲覧 : 156
サンキュー:

26

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

12話見ないと真価が分からない作品。異世界転生だと思わない方がいい。

 なるほど…1話で予感したとおり、非常に面白かったです。大きな構造が良く練られていました。

 メノウとアカリがお互い抱えている秘密。そして教室のフラッシュバック。一体どういう構造で現世と異世界が繋がっているのかという謎。アーシュナやフレアなどに秘められた謎。どこをとっても興味が尽きません。

 タイムループものではありますが、タイプループがこういう大きな謎の構造の中でWHYを解き明かすためのものとして機能しています。ですのでタイプループで事件を解決するという話ではありません。あるいはタイムリープそのものも謎を構成しています。エピソードを通じてそういう謎の提示があって、謎が解き明かされる方向に進みます。

 異世界ものではありますが、SFの匂いがする舞台設定でセリフの一つ一つ、エピソードの隅々まで意味がありそうな作品でした。

 冒頭のアカリの不自然なメノウへの態度、そして内面を見せないキャラ造形などが後になってちゃんとわかる構造になっていました。
 少年の話や大司教、パンデモニウムなどのエピソードを使って上手く世界観や謎、設定を説明できていたと思います。

 アニメの作画は素晴らしかったですね。丁寧で破綻の無い作画なのはもちろんのこと、原画…特に女性の身体…立ち姿とかイスでだべっている姿などの骨格というか、デッサンが非常に人間を感じさせました。手の形も非常によくできていましたし。あるいはCGが優れているのでしょうか。人物の人間らしい作画はすごかったと思います。

 異世界転生もの、という枠に収まる作品ではなさそうです。非常に出来がいい作品でした。ストーリーという点では、なろう系の異世界ものは足元にも及ばない、くらいよくできた作品だと思います。世界観、舞台設定、キャラ設定、謎の作り方どれをとってもレベルが高い出色の作品です。

 
 ただ、良く出来過ぎていて、面白さがどこかに置いてけぼりになっている気がします。「転生もの」というカテゴリーでくくられてしまったのが不幸なのかもしれません。
 今のアニメ界、WEB小説界は、設定が丁寧に説明されて、一直線にストーリーが進まないと、評価されない傾向にあります。

 それと、世界観、設定が複雑でちゃんとできているがゆえに、キャラの内面描写がちょっと薄い感じです。そこに感情移入のむつかしさがあったかもしれません。
 謎がある故にモノローグが厳しい構造なのはわかりますが、ヒロイン2人もそうですけど、アーシュナなども内面が見えないので感情移入しづらいです。あえて言えばモモが乗りやすいですけど、ストーリーを俯瞰して見られる立ち位置ではないので、やはりメノアかアカリのどちらかにライドしたいですね。

 細かい事を言えば、冒頭の鉄道ジャックのところに関係者が集まりすぎとか、若干ご都合主義がありました。1つの列車に全員が乗る必然性とかあるともっと良かったかなあ。それとマノンの母娘のエピソードもちょっとあの人と肉親である意味が希薄だなあ、とは思いました。そうしないと登場した意味が薄くなるのはわかりますけど。12話の尺ですから省略した部分があるのでしょうか。

 OPの雰囲気も良かったですね。EDは続きが気になって飛ばしがちだったので、あまり味わってなかってなかったです。

 総評すると、世界観、舞台設定、キャラ設定、謎、エピソードの積み重ね、アニメの出来、特に女性の身体の作画、OP曲やOPアニメなどどれをとっても非常に良い作品でした。
 ただ、正直いって時代遅れの可能性があります。本作は古き良き「ちゃんとしたラノベ」になっていて、連載物ならではの単純な一直線の話ではないので、後半まで見て面白さが分かってくる構造でした。

 それに加えてキャラに乗りづらいので、見ている側に1話で作品の良さが伝わらないと、早々に切られるでしょう。そしてそれは見ている側だけの責任ではない気がします。異世界転生ものにみえますので、小説の読解力を要求したり、SF心を要求するのは酷だと思います。
 1話2話くらいで面白さに気が付いてもらえないとなると、厳しいですね。回を重ねるごとに面白くなっていきますし、6話まで行けば完走でしょうけど。12話で真価がわかります。

 なんとなく評判を見る限り、過小評価されている感のある作品です。ちょっとブギーポップを思い出しました。あれも非常に出来がいいですが、昔なら良くても今のアニメ視聴者には辛いでしょう。
 逆に言えばおそらく原作もなかなかの出来でしょう。アマゾンで3巻まで0円なので小説版確認して見ようと思います。

投稿 : 2022/07/02
閲覧 : 365
サンキュー:

22

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

キャラって大事なんやね<53>

序盤数話の展開でストーリー結構しっかりしてるな、と見続けて完走。
最後までストーリーへの評価は変わらなかったけど、見ててかったるさも覚えたのはキャラかなぁ。
主人公のキャラが過去とか作り込んだわりに立ってないし、アカリとモモが同じように好き好きと纏わりつくのもバリエーションないんかいなってのと単独でもキャラ薄さを感じただろうな、といった感じ。
姫様ももっと破天荒にできんかったのか、とか。
コミカライズだとセリフをカットする必要からか、台詞回しでの悪い意味でのラノベ臭は減じてるんだけど、それだけが原因という訳でもないのだなーと確認するにとどまり。

刺さりにくいところにぶっすり始まり<56>
1話視聴。
女の子主役のラノベのはずが異世界召喚が始まり、ラノベ特有の会話にムズムズしてたらやっぱりねなドンデン。Aパートで済んでよかった。
容赦のない描写が挿入されるので突き放した展開もあるかなぁと期待しつつも、ドンデン後もムズムズな会話が入ったりとどうなんやろね状態。
筋肉から再生してく描写もあったけど、そのせいか唇のアップとか妙に肉感があるなぁ、ちょっと引いた絵だとそんな絵柄でもないのに。
#最後の方でもここぞというときに唇描き込んでたけど、演出の効果としては微妙だったなぁ

投稿 : 2022/06/30
閲覧 : 202
サンキュー:

3

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

う~ん

原作:ラノベ 未読

感想

異世界に召喚された少年が、主人公のメノウに瞬殺された第1話の掴みはOK!
これからどうなるんだろう?っていうワクワク感は大きかったです。
ですが、時間を巻き戻す純粋概念の持ち主のアカリには、殺しても無自覚に時間を巻き戻して復活してしまうことから、アカリを殺すため、女二人の旅が始まる訳ですが・・・
最終話まで観てみたけど、う~ん
正直言わせてもらうとイマイチ。
つまらない訳じゃないんだけどね。なんとなくイマイチって感じ。
可愛い女の子二人がキャッキャウフフする訳でもなく、殺すための旅だもんね。
なんかココが面白い!ってのが無くてね。
僕が思ったのは、メノウが殺す相手は、時間を巻き戻す純粋概念はそのままで、アカリをそのまま男にした メノウちゃんに恋する青年にした方が良かったのでは?です。
青年もアカリと同じ設定で2面性があり、片方はメノウに殺されるのを望む設定で、片方は無自覚でメノウのことが大好きな設定。
そんな青年に、旅していく途中で次第に惹かれていくメノウ。
殺さなきゃいけない相手に恋してしまったメノウの葛藤とか 面白そうじゃね?なんて。
まぁ 素人の浅はかな考えですが、僕的にはこっちのが興味持てたかな?なんて思った次第です。
まぁ、物語が途中で終わってしまってるので、この先どうなるのか気にはなるけど・・・この後もっと面白くなるんでしょうかね?
2期あれば観るけど希望はしないかな。


最後に一言
モモはもうちょっと報われて欲しい。

投稿 : 2022/06/30
閲覧 : 150
サンキュー:

21

ネタバレ

あと さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

異世界転生作品へのアンチテーゼ。

自分がもう異世界転生だったりなろう系だったりのテンプレ化した作品が受け付けず、もう少し異色な作品が見たいと思っていたところに来た異世界転生へのアンチテーゼのような作品。異世界人が強大な力を持つという設定付けをしてそれを処刑する処刑少女となる、と。正直1話で驚かされました。なるほど、こういう新しい展開で来るのか、と。そして発想だけが素晴らしいというだけでなく、内容もとても面白い。タイムリープものでもあるが謎がかなり多く、伏線も回収するのがよく出来ていて、アニメとしてしっかりまとめきっていて良かったですね。面白かったです。独自の設定でしっかりと異世界作品を見ている人だったら気になる要素が気にならないような設定になっていて、見ていてとても情報がスルッと入ってきました。この二人の度の行き着く先がどう達しても死。という絶望のような未来があり、それに抗う異世界人のアカリ。しかし、彼女の欲求はメノウに殺されたいというもので、この展開はつまりメノウはアカリを絶対に殺せなくなる、ということなのだろうか。そんなことを色々考えてしまうほど謎も多く毎週見ていて楽しい作品でした。2期、見たいです。

投稿 : 2022/06/29
閲覧 : 149
サンキュー:

6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイムリープ物の新手・ただし人を選ぶかも

現在6話まで視聴。中盤のターンまで来ました。

かなり人を選ぶと思います。
精神系拷問・百合・暗殺・タイムリープ・ヤンデレ・陰謀…こういうキーワードに嫌悪を感じない人にはたぶんオススメ。

友人に勧められて観たのですが、第1話を観た限りでは「異世界転生を捻ったスパイ物」という、よくある異世界転生にツッコミを入れるような、ちょっとひねくれた感じがします。それにセリフのほとんどが説明ですので、面白さがいまいち伝わらないかも。

それと、少女が世界を守るために人を騙して暗殺するという、かなりダークな内容ですので、耐性のない人は辛いかも。

しかし、3話目あたりから「あれっ?」という展開になって、6話では「この話はどこから始まっているのか」「そもそもの原因は何か」という、二重三重の罠が仕掛けられています。

原作は未読ですが、もともと作者が精神的にグイグイ抉るハードな世界を目指していたということで、甘い展開はほぼ望めません。
途中、かなり百合っぽく甘々なシーンがありますが、それも伏線になっています。

今後どうなるか分からないんですけど、各話にちりばめられた一瞬映る伏線をどう回収して終わるのか、そこに期待しています。…


<ネタバレ>










↓↓↓↓

ーーーー終わりませんでしたッ!!!\(`・ω・´)/

…ということで2期へ繋g…え、ダメ?


『処刑』をひとことで言えば…「愛が重い。」はい。これです。

途中からアカリの思惑が徐々に現れてきたり、裏事情が次々に明るみになってゆくのですが、これだけ風呂敷(って知ってる?)を広げて終わるかな…と思ったら、思いっきり投げっ放しで最終回を迎えるという、ある意味いさぎよい決断。

確かにここまでやっておいて最終回で全部無理矢理まとめてしまうと、かなりシラけるのは目に見えているので、「続きが知りたければ2期をご期待下さい」もしくは「原作読んでね」的なアプローチもありだと思います。
その分、しっかり話を最後まで描いているので、手抜きの回は一切ありませんでした。

ラスボスが判明したところで終わっていますが、そもそもの原因とか、ふたりの馴れ初めや今後ゴールインの教会はいつ立つのか等、気になり過ぎますので、2期も視聴したいと思います。

*ちなみにエンディング大好きです!アカリの切なさ大爆発って感じで沁みます。シングルも買っちゃいました(><;

投稿 : 2022/06/27
閲覧 : 313
ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

日本文化の異世界

この作品は、他の異世界物とは一風違いますね。
異世界に行った人は日本人ばっかりだったのかな?
その異世界は日本語はもちろん、日本の文化をかなり取り入れています。
(そこまで日本語を扱える日本人が、行ったのかとかは考えません)

【内容】
異世界に行った人は必ず『純粋概念』と呼ばれる魔法のようなものが使える。
もちろんその異世界人も同じような能力は使えますが、使えない人の方が多いみたい。
そして、異世界へ来た人間は純粋概念で世界を滅ぼしてしまう危険性があるため、主人公のメノウがその世界に来た人(通称、迷い人)を殺すという話し。

1話を見始めた頃は「何このクズ主人公」とか「毎回、誰かを殺すだけのアニメを延々と見させられるのだろうか?」とか思ってましたが違います。
もう一人の主人公アカリの純粋概念が{netabare}時を戻す{/netabare}ため、厄介な物語の始まりになる。
で、二人(+2)の旅が始まる。

直ぐにメノウの仲間のモモが出てきたり、強い王女が出てきたり、その世界で野心を持っている者がいたりと、中々に混沌とした世界観で飽きる事は無かった。

【感想】
いや~、途中までは訳分からない感じだったり、主人公2名に若干の苛立ちはあったものの、物語が進むに連れ中々面白い内容だなと思いました。
特に{netabare} メノウはアカリを殺したい。アカリはメノウに殺されたい {/netabare}という考えで動いているのが凄いですね。
ただ、この物語がはっきりとは見えていないので、ストーリー性は3.5とさせて貰いました。
少し残念だったのは{netabare} メノウの導力が少なく、アカリの導力を借りて勝つというご都合主義なところ。 {/netabare}
もしかしたら、今後ピンチになった時も、同じような戦い方になるのでは?と思ったりしています。

全体的には面白かったので、続編があったら見ますね。

【おまけ】
男は弱い世界なの?
活躍してるところまるで見ないんだけど。

投稿 : 2022/06/26
閲覧 : 151
サンキュー:

13

ネタバレ

Jeanne さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

何か物足りない感じ

全12話

良くある異世界転生系の話だと思っていたら、実は異世界人はその世界に厄災をもたらすので殺さなければいけないという設定は斬新だと思ったので興味を持ちましたが、最後まで視聴して何か物足りなさを感じました。

最終話まで視聴して、つまらなくもなければ面白くなく、ストーリーもありきたりというわけでもありませんがそこまで引き込まれるような内容でもなく、中途半端な印象を受けました。
あかりを殺せなくなったメノウが大司教や師匠と対立するような単純なストーリー展開でなかったのは良かったです。

キャラに関しては、メノウに対するあかりの異常な愛情が見ていて煩わしく感じました。
百合は別に嫌いではありませんが、少し行き過ぎに感じました。

終わり方は典型的な俺たたでしたが、ここからの新展開で面白くなる可能性は感じたので、2期があれば視聴したいと思います。

投稿 : 2022/06/26
閲覧 : 143
サンキュー:

9

ネタバレ

いこ〜る さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

予想外に良かった

今わかっている限りでも{netabare}謎の日本の記憶とか、一人だけ生き残っているとか、{/netabare}主人公側に何か秘密がありそうな感じ。
これはどんでん返しありそう。

で、そう言う仕掛けを予感させつつ過酷な感じの世界観はとてもいい。
ただチャラけるところがせっかくの雰囲気に水を差してて気になるのは、私が歳をとったからだろうか?シリアス一辺倒じゃシンドいからコメディシーンがあること自体は問題ないのだが、入れ場所と入れ時が…

とにかく1話をみた限りではイケそう。作画はJ.C.STAFFが頑張ってるしね。

ーーーーーーーーーー

6話まで視聴済み

ここまでで導入編といったところか。
最初に開示されていた情報より作品時空は広く、自分の予想を簡単に飛び越えてしまった。ネタバレを避けたいのでこれ以上は語れないが、一筋縄ではいかない仕掛けがまだまだ有るのだろう。

メノウ、あかり、モモ、姫ちゃまと、キャラも皆んな立ってきて言うことなし。唯一しんどいのが戦闘シーンで敵が待ってくれちゃうところか。

さあこれから後半戦、楽しみです。

ーーーーーーーーーー

見終わった。

予想外に面白かった、というか予想以上に良かった!
そりゃあ最近の高品質アニメに比べたらアラだらけだが、伏せ札の予想がつかなくてお話にちゃんと最後まで興味が持てたのだから充分だと思う。

主人公(ヒロイン?)のアカリがもっと魅力的だったら、そこそこいい線いけたのにこの点が残念だ。
たぶん最大の伏せ札がアカリなのでオモテの表現としてはああならざるを得なかったのだろう。ウラとのギャップを出す意味でもそれはわかるのだが単にウザい感じに見えてしまったのはうまくなかった。{netabare}*ループして何度も同じ経験を繰り返しているキャラの描き方の難しさを改めて感じた。{/netabare}

キャラとしては後半の敵役、マノンとパンデモニウムがキレキレでとても良かった!
特にマノン!
この役、普通にイメージしたら能登なのだろうが、石見舞菜香が見事にこなして新境地開拓といった感じだった。

さてお話はまだまだ続く俺たたエンド。
続きはGA文庫で!という感じだろうけど文字で読むまではいかないかなぁ・・。アニメで2期やってくれたら見るんだけど、望み薄だろうなぁ。

投稿 : 2022/06/26
閲覧 : 174
サンキュー:

14

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良くある異世界物のアンチテーゼ的な? 百合… とか思って見始めたがやがて夢中に

1話感想 3.7 内容は興味深いか。良くある異世界物のアンチテーゼ的な? うーん…百合か…
まず内容は悪くないですね。

普通に考えてある作品だと思いました。
考えてあるというのは、「定期的に異世界人がやってくる世界なら、既に異世界の文化科学が根付いていて、今更新参の異世界人が異世界知識で無双する余地など無い」というあたり。そりゃそうですね。

異世界人が主人公達が初めてじゃないのに全く文化として根付いていなくてマヨネーズ程度で活躍できる世界は、もうちょっと考えて下さい。
また異世界人が超能力を持っているならそこで活躍するというより問題を起こす方がはるかに多いでしょうから、処刑人が居るというのも、まあそうですね。

よくありそうな異世界転生者の主人公っぽい少年が殺される所からのオープニングでした。

ただこのニセ主人公君はまあ良くある感じの主人公タイプの少年なんですが、世話になっている人に敬語も使えない図々しい奴で、こういう奴は私は好かんのであまり殺されてもショックじゃないですね。
もうちょっと礼儀正しくて好感が持てて、殺されたら胸糞悪いタイプの方が良かったです。

後はまあ… やっぱり百合系なんですね。
ヒロインのパートナーになるのは少女で、女の子同士百合百合進んでいくようです。

うーん、男主人公にするのはもう時代遅れなんですかねー?
私はもう一人の転移者が男の方が断然良かったと思うのですが。
まあ百合スキーな人も多いので仕方ないですね。

作画のクオリティも高いしもうちょっと見続けようかとは思いますが、合わないと思えば途中でやめるかもしれません。

全話感想 
初期評価は低めでしたがどんどん面白くなって、気づけば夢中になっていました。
いや内容が面白い作品は素晴らしいですね。

内容も面白いしアニメとしてのクオリティも高い。
漢字を活用する戦闘のエフェクトも独特で、アカリが時間移動を効果的に活用している所なども面白かったですね。
終盤のボス、パンデモニウムの不気味さ、恐ろしさなど非常に秀逸でした。
実に素晴らしい。

さて、私は百合はいまいちなんですが、純粋な友情という感じなので良かったのでは。
男女より純粋さがあるとも言えるのでは。

でもやっぱり私は主人公が男の方が好きなんですけれどね。
メノウは男でも格好良くて良かったと思います。

ただ男だったらもう少し強くないといけないでしょう。
アカリやモモに助けてもらいながら戦っていくから、女の方が良かったというのはあるのかもしれませんね。

投稿 : 2022/06/26
閲覧 : 170
サンキュー:

7

ネタバレ

くにちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

必ずしも悪い作品ではなかったと思います。

感想については、タイトルの通りです。
ただまあ、今一つキャラが立っていないというか、深堀されていないなあというのがマイナスです。

代表的なのが、中盤のボスキャラであった大司教種明かししすぎだろ、ストーリー進行を優先した結果(原作がそうだが分かりませんが)、ひどくお馬鹿なキャラクターになりさがってしまいました。あと個人的な趣向といて、アカリの天然物はかなり不快でした。しかしながら後半になってそれには意味があるようでしたので、少しずつ観れるようになりましたが、もう少しどうにかならんかったのかとも思いました。ただパンデモニウムはよかったです。

投稿 : 2022/06/26
閲覧 : 117
サンキュー:

5

しんちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界、タイムリープ…を、「じゃない」側から見たら

原作未読。

今期は異世界者として「骸骨騎士様」とこの作品の2つを観ていたが、切り口・まとめ方が対照的だった。個人的には、「処刑少女」のほうが良かった。この、「面白かった」じゃなくて「良かった」という表現には、もちろん含みがあります。

いわゆる「異世界」ものって、本来は、現実世界ものだといちいち年代や場所の設定、人物の職業などに『現実と違う』とか『物理的にあり得ない』とかのツッコミが入ってめんどくさくなるから、いっそのこと“この世ではない世界”ってことにして現実世界の設定や物理法則とか無視して、いろいろ自由にできるようにしちゃおう、っていう意図から誕生したジャンルだと思うのですよ。

でもね、そうするとじゃあ何のためにわざわざ物語を異世界で展開するのかっていう、根本的な作品の意図がより鮮明に浮かび上がってくるわけです。で、巷に言う「なろう系」というのは、主人公に現実ではあり得ないハーレムとかチートスキルとかをやらせたくて異世界にしました、っていう(それはそれで一定のニーズがあるのだけど)しょうもないオナニー的作品が大量増殖してしまったことへの侮蔑的な呼称でしょう。

「処刑少女~」は、そういった状況に対するある種の「反転」による批評を意図した作品だと言えるのかなと思いました。チートスキルとともに異世界転生した人間に無双「される」側を主人公にして、はた迷惑な転生者が主人公に「処刑」される様子を描く。また、タイムリープ能力を持つ転生者の側にいる人間は、世界をどんなふうに認識するのか、というのを描くからです。

その視点の転換は、非常に面白いと思いました。が、少なくともアニメ作品単独として見た場合には、そのユニークな設定を生かしきった物語だったとは言いづらいかなと感じました。異世界の側の階級闘争や神職組織内のゴタゴタといった、転生者とその処刑とは直接関係のない話が延々と続きますし、主人公の育て親?とのエピソードが回想の中で何度も出てきますが、結局その人物に関する謎は最後まで解かれずに終わってしまいます。

でも、そういう意味では原作を大胆に改変して1クールで話をきれいに終わらせた「骸骨騎士様」に比べて、原作に忠実?に途中までで話を投げっぱなしにした「処刑少女」の制作チームのほうが、私としては評価したい。

なぜなら、異世界ものは結局チート・ハーレムといった読者の欲望に忠実になる以外のオチの付け方は、「桃太郎」化した超絶テンプレの勧善懲悪ストーリーしかないわけです。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          というか12回も見続けて最後に自分が「桃太郎」のテンプレを見ていたのかと思うと、脱力感がハンパない。それぐらいなら、「これはあくまでプロローグで、興味を持った方は原作をお読みください」と突き放してくれた方がありがたい。その意味においてです。

でも、異世界ものというのは、(世界の定理について読者との間に共通理解がないために)どうしても登場人物たちを中心に世界を回し、説明することになってしまう。小説の場合は尺の制約はないからいくらでも長い物語を書き続ければいい(むしろ長編にしたほうが読者も読み続けてくれて喜ばれるしもうかる)のに対して、12話という枠のあるアニメでは、意外性のあるストーリーを展開する前に世界の説明と主要な物語をたどるだけで尺が尽きてしまう。「処刑少女」も、そうした制約の中でテンプレ化しない道を一生懸命探った結果の作品だと思うが、やはり12話でまとめきることはできず、尻切れトンボとならざるを得なかったのだろうと思いました。

幸い、作画や音楽については一切の手抜きなし、申し分ないレベルのクオリティだったし、声優も主役級2人の新人も悪くなかったし、回りをベテラン勢で固める手堅い配役でした。制作陣の誠実さが感じられる作品だった…けれども、これで2期があるか?と言われれば、きついでしょうねえ。批評性以外に作品の魅力があまりないから。私としては、機会があったら、原作も読んでみたいと思いますが。

投稿 : 2022/06/26
閲覧 : 200
サンキュー:

4

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

処刑少女の生きる道(しょけいしょうじょのバージンロード)の感想

公式情報 
{netabare}
INTRODUCTION
{netabare}
かつて日本から訪れ世界に大災害をもたらした《迷い人》。 彼らは過去に世界を滅ぼすほどの厄災をもたらしたことから「禁忌指定」となり、人知れず処刑する必要があった。 《迷い人》の処刑を生業とする《処刑人》のメノウは、ある日、日本人の少女・アカリと出会う。 いつものように任務を遂行しようとしたメノウだが、アカリの〝とある能力“により失敗に終わってしまう。 アカリを確実に処刑するため、彼女を連れて、いかなる異世界人をも討滅可能な儀式場があるというガルムの大聖堂を目指すメノウ。 殺されるために旅をしているとは知らず純粋に楽しむアカリの姿に、メノウのなかで何かが変わり始めていた。 ――これは、彼女が彼女を殺すための物語。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:佐藤真登(GA 文庫/SB クリエイティブ刊)
キャラクター原案:ニリツ
監督:川崎芳樹
シリーズ構成:ヤスカワショウゴ
アニメーションキャラクターデザイン:玉置敬子
プロップデザイン:ヒラタリョウ
美術監督:丹伊田輝彦
色彩設計:岡田恵沙
3DCG ディレクター:柴山一生
撮影監督:福世真吾
編集:坪根健太郎(REAL-T)
音響監督:明田川 仁
音楽:未知瑠
プロデュース:EGG FIRM/SB クリエイティブ
アニメーション制作:J.C.STAFF

主題歌
OP:「Paper Bouquet」Mili
ED:「灯火セレナード」ChouCho
{/netabare}
キャスト{netabare}
処刑人・メノウ:佐伯伊織
迷い人・アカリ:佳原萌枝
処刑人補佐・モモ:金元寿子
諸国漫遊の姫騎士・アーシュナ:M・A・O
無能力の《迷い人》・ミツキ:内田雄馬
導師(マスター)・フレア:甲斐田裕子
大司教・オーウェル:久保田民絵
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


第1話 処刑人
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
かつて日本から現れ、この世界を滅ぼすほどの厄災をもたらしたと言われる《迷い人》。日本人の少年・ムトウミツキ、彼もこの世界に召喚された《迷い人》だ。グリザリカ王城に召喚され、「無能力」と判定されたミツキは、王城から追放されてしまう。ゆくあてもなく彷徨っていたミツキは、自分を保護してくれるという神官の少女・メノウと出会う。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半はあらすじのおはなしで
日本からグリザリカ王城に召喚された少年・ミツキが「無能力」と判定され
城から追い出されて困ってたら、神官の少女・メノウにひろわれた。。

その間にミツキはメノウから
この世界の身分制度や迷い人とその能力(純粋概念)のこととかの説明を受け
メノウは違法に異世界人を召喚する王侯貴族(ノブレス)を処刑するファウストだ
って聞いた。。

それでミツキは、自分が無能力で捨てられたことや
お城にはもう1人の少女がいたことを話したら
教会に連れてかれて検査をし、本当の能力が「無」であるって知ったの。。

そしたらミツキはメノウに、あっさり殺されちゃった、ってゆうおはなしで
実は彼女の本当の仕事は、超能力を持った迷い人を殺すことだった。。


それから後半、メノウの処刑人補佐・モモが出て来て
ミツキが見た迷い人の調査と報告をしたり
メノウがボスのオーウェルに報告したり。。

その時、迷い人の暴走の話が出てきて
どうして処刑人が迷い人を殺すのか分かったんだけど
暴走の現場にいたメノウ少女を助けて
処刑人の師匠になったのがフレア。。

それから、モモの調査がバレたみたいで王の兵たちが教会に来たけど
メノウはフレア譲りの技であっさり倒し
お城に監禁されてる迷い人のところにあらわれたところでオシマイ。。



メノウは日本で学生をして、親友がいて。。
ってゆう夢をよく見るみたいだけど
迷い人の少女も似たような夢を見てるみたいだから
敵と親友になるってゆうおはなしになるのかな?


それから、前半の、主役だと思った無能力な少年が無害そうな少女に殺される
ってゆうおはなしは「{netabare}無能なナナ{/netabare}」みたい、って思って調べたら
{netabare}ナナ{/netabare}は2016から連載で、こっちは2019年にGA文庫大賞をもらってるから
このおはなしは、{netabare}ナナ{/netabare}にインスパイアされて書いたのかな?

誤誘導のトリックが、ちょっとおもしろかったけど
少女とは親友になるのに、少年はあっさり殺されるってゆうのは
何だかかわいそう。。
{/netabare}
{/netabare}
第2話 迷い人
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
主に仕える神官であると同時に、《迷い人》を殺す使命を担う《処刑人》・メノウ。ミツキと同時に、アカリというもう一人の異世界人が召喚されていることを知る。メノウの後輩で《処刑人補佐》のモモもサポートに加わり、王城への潜入に成功。安心させるような演技でアカリに近づき、アカリの処刑を試みるが……。
{/netabare}
感想
{netabare}
モモの作ったメイド服を着て、お城にもぐりこんだメノウは
「アカリといっしょに召喚されたもう1人の異世界人が逃げてきて
彼は大ケガで死んだけど、彼から聞いて、アカリを助けに来た」
って油断させて、いっしょにお城から逃げた。。

でも、その途中で背後から首をナイフで刺して殺そうとしたけど
時間が巻き戻ったようにキズが消えた。。

アカリは、自分の能力(純粋概念)はキズを治すことって言ってたけど
どうやら、時間を巻きもどす純粋概念だったみたい。。

それで、自分ではアカリを殺せないことをボスのオーウェルに報告したら
オーウェルがいる「ガルム」ってゆうところには
どんな異世界人も討滅できる儀式場があるから、そこに連れてこいって。。

それでメノウは、ガルムの大聖堂に行けば日本に帰れるって言って
列車で、半日と少しの距離にある古都ガルムに向かうことに。。

それでモモに手配してもらった切符を持って、近くの駅に出かけたんだけど
目立たないようにするため、能力は使わないように言ったのに
アカリはさっそく転んだ子のケガを治そうとしたから
メノウは警備兵に気づかれないように、泡を飛ばしてごまかした。。

でも、そこに来た姫騎士・アーシュナには気づかれたかも?
彼女もガルムに行くことにした。。ってゆうところでオシマイ。。



アカリは天然おばかキャラってゆう感じかな。。
能力は「リゼロのスバル」みたいな死に戻り+ほかの人も治せるみたい。。

この原作者さんって
いろんな作品から設定を引っぱって来て、お話を作るのが上手みたい。。

アカリは冗談かもだけど、メノウと会ったのは運命だ、とか
2人の旅が「恋の逃避行」みたいなことを言ってたから、たぶんフラグで
メノウとアカリがだんだん仲よくなって
禁断の恋の逃避行になりそうな雰囲気なんだけど、どうなんだろう?

そういえば助手のモモも
2人の仲が良くなることを気にしてやきもち妬いて、ウザかったけど
もしかして、この旅をジャマしようとしたりするのかな?
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第3話 禁忌の【赤】
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
確実に殺したはずのアカリは、彼女の持つ謎の能力により復活してしまう。実質不死身であるアカリの、その能力が暴走する前に仕留めなければと焦るメノウは、アカリを連れガルムにある異世界人討滅のための儀式場へと向かう。だが、その車中、謎のテロリストの襲撃を受ける…。そんな中、同列車の貴賓車両には、グリザリカ王女、アーシュナの姿があった。
{/netabare}
感想
{netabare}
メノウたちが乗った列車は、アーシュナを誘拐して
捕まえられたボスを解放させようとしたテロリストたちにおそわれたんだけど
アーシュナとか、メノウやモモに捕まえられた。。

モモは機関車に行くとちゅう、アーシュナに出会って
アーシュナが消えた迷い人を殺したはずの処刑人をさがしてるって知って
バトルになった。。

捕まったテロリストたちは自決して「赤いコア」みたいな物になって
それが合体して赤い騎士になってメノウと対決
その時に導力バルブをこわし列車は止められなくなった。。

それでメノウは、アカリの導力を借りて列車を止めたってゆうおはなし。。

その前にメノウたちは不思議な感覚を感じたんだけど
メノウはそれが、実はこの列車を救えなくって大事故になって
アカリの、時の純粋概念が発動したんじゃないかって思って
アカリの純粋概念がどんな力を持ってるの?って思うところでオシマイ。。



列車を止めるって、テンプレなおはなしだったけど
おはなしの流れとか、バトルなんかは良かった。。ハラハラしちゃった^^

ただ、サブタイトルが「禁忌の【赤】」ってなってて
「赤」は大事なんだと思うけど、犯人たちが「赤いコア」になったところや
この世界が、導力で動いてるとかってゆうのが
はじめ、よく分からなくって、おはなしについてくのがむずかしかった。。

メンドウだけど公式の「WORDS」に行って
用語とか確かめておくといいかも☆彡
https://virgin-road.com/words/
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{/netabare}
第4話 古都ガルム
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
テロリストの襲撃によって制御弁が破壊され、暴走する列車。このままでは大惨事になりかねないと、アカリと導力を接続して列車を止めることに成功。その際、アカリの能力を再び目撃したメノウは、彼女の持つ能力が【時】の純粋概念だと確信する。そして、無事にガルムについたふたりは、大司教オーウェルと対顔する。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、メノウが導師フレアに弟子入りして、処刑人になるおはなしで
メノウは転生者の能力の暴走で、心も体も漂白された
ってゆう感じだったのかな?


そしてガルムに着いて
明日はアカリと観光する約束をしたメノウだったけど
大聖堂でオーウェルから、女性連続行方不明事件の調査をたのまれて
モモに丸投げして、2人は観光することになったってゆうおはなし。。


前半の、記憶がなく無感情な少女が処刑人になるってゆうおはなしは
似たようなおはなしがときどきあるけど
なんだか作者にあやつられてるみたいで、気持ち悪いよね。。


後半の事件は、転生者と関係あるのかな?
それとも、テロリストの持ってた赤い石?

メインの話が進まないみたいなんだけど、これで進んでるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第5話 さよなら
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
オーウェルから、ガルムで起こっている「女性連続行方不明事件」の調査依頼を受けるメノウ。ガルムの街を観光したいというアカリのため、モモに調査の代行を依頼。旧王城地下を調査するモモは、またもやあの厄介な姫騎士に遭遇してしまう…。一方、日本に帰ることができると思いこんでいるアカリは、メノウに別れを告げていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
アカリは儀式場の中央に座らされて、儀式のはじまるのを待ってたけど
女性連続誘拐事件をさぐってたモモは
地下で旧王城につながる道を見つけた。。

そこでアーシュナに出会って、いっしょに旧王城を調べてたら
ファウストしか知るはずのない転移術式があって
オーウェルがすべての黒幕だったって分かって
アーシュナに通信阻害の術式をこわしてもらって、メノウに連絡。。

連絡を受けたメノウは、誘拐事件も異世界人召喚も
すべてオーウェルが、若返るためにやってたことだって分かって
オーウェルと戦うことに。。

そのころアカリは、洗脳のための漂泊を受けようとしてた。。
ってゆうところでオシマイ。。



どうやってアカリの処刑を止めるのかな?って思ってたけど
おはなしが急に変わって、いい意味でびっくりしちゃった!

今まで伏線をバラまいてきたぜんぶが
オーウェルにつながってるってゆうのも、おもしろかった^^

これってもしかして
漂白をしようとしても、アカリの死に戻りがはじまるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第6話【回帰:記憶・魂・精神】
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
旧王城地下に、異世界人召喚のための転移術式を発見したモモとアーシュナ。第一身分(ファウスト)しか知るはずのないこの転移術式が王城地下にあったことから、この一連の事件の首謀者は、大司教オーウェルだという真相にたどり着く。メノウは、自らの若返りのためだけに【禁忌】を犯したオーウェルと対峙する。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、メノウからもらったリボンを燃やされたモモが暴走し元のお城を吹き飛ばし、大聖堂までこわして
それがきっかけで、メノウも反撃。。

アカリの力を借りてオーウェルをやっつけたんだけど
実はアカリは、ずっと先の方から帰ってきて
記憶はなくしてるけど
メノウが好きってゆう気もちだけは覚えてるみたい。。

未来のメノウは
アカリと仲良くなりすぎて殺せなくなったせいでフレアに殺されて
そのあとアカリはフレアに殺されそうになって、時間を戻したみたい。。



今までは、アカリの能力がよく分からなくって見続けてきたけど
時の概念とか言いながら、ほとんど何でもアリみたいな能力みたい。。

それより今回は、本気を出したモモにびっくりしちゃった^^
{/netabare}
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第7話 港町リベール
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
激しい戦いの末、オーウェルの打倒に成功したメノウは、アカリを確実に殺しきる方法を見つけるために、彼女を連れて旅に出ることを決意する。そして、旅の途中、「港町リベール」にたどり着く。そこには、四大人災(ヒューマン・エラー)を封じ込めた霧の牢獄、「霧魔殿(パンデモニウム)」が存在した。
{/netabare}
感想
{netabare}
アカリは、記憶を持ってる自分が自分の中にいて
メノウをを助けるために、時間を巻きもどしたことは分かってる。。
メノウが自分を殺そうとしてることも。。

メノウは、巡礼の旅ってゆう名目で、順調に行っても3か月はかかるってゆう
聖地に向けて出発した。。

聖地には迷い人の居住地があって、そこでアカリを保護してくれる
ってゆう設定。。

はじめて着いたのはリベールってゆう港町で、そこには
フォースって呼ばれる人たちが住んでて、自由に暮らしながら
テロみたいなことをしてるんだって。。

前にフレアが盟主をとらえてから、勢いは弱まったみたいだけど
フレアの弟子のメノウにうらみを持ってるから、気をつけるようにって
モモが情報を知らせてくれた。。

そして海には雲のような、ヒューマン・エラーのひとつを封じ込めた
霧の牢獄・パンデモニウムがあって
モモはアカリを、そこで処刑するように提案して
メノウは、アカリが見たがってたお城を見せるって連れ出した。。

そして彼女を眠らせて、ボートでパンデモニウムに送り出したんだけど
純粋概念で帰って来ちゃって、そのせいでアカリは暴走に一歩近づいた。。


そのおはなしの裏で、盟主リベール伯爵のお城では
リベール伯の名代の娘・マノンを囲んで会議が行われてて
とりあえず様子を見ようってゆうマノンを、バカにするようにスルーして
メノウを何とかしようってゆう話になってた。。

にゃんは、そんなマノンはいい人なのかな?って思ってたら
小さい少女をアイアンメイデンに入れて処刑してたの見て、ショック。。

どうなってるんだろう。。
{/netabare}
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第8話 魔 薬
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
霧の牢獄、「霧魔殿(パンデモニウム)」にアカリを閉じ込めて殺す方法を試みるメノウだったが、アカリの純粋概念によりまたもや失敗に終わってしまう。今後の旅費の申請を行うためにリベールの街に立ち寄ったメノウは、道中、第四(フォース)の襲撃を受ける…。その様子を、和服の少女の影が覗いていた―。
{/netabare}
感想
{netabare}
マノンは、メノウを攻撃して捕まった2人を魔物に変身させて処刑。
この前、お母さんをバカにされた復讐もあったみたい。。

実はマノンはフレアの弟子のメノウに復讐するために、ある人?と取引して
アイアンメイデンを使って、魔薬を作ってた。。

そしてメノウたちは、マノンのパーティーに潜入調査することになった
ってゆうおはなし。。



教会は、アカリを殺す方法が分からないからって、旅費の精算をこばんで
メノウに魔薬の調査を依頼したみたいで
オーウェルもそうだったけど、教会って本当に信用できるのかな?


モモは、自分が迷宮に置いてきたアーシュナに会って
けっきょく協力することになってたけど
アーシュナはモモをうらんだりもしてないみたいだし、いい人^^

反対にマノンは、ニコニコしながら何を考えてるか分からないし。。

メノウたちが潜入することは分かってると思うんだけど
もしかして罠なのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第9話 夜会にて
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
リベール当主代理、マノン・リベールを筆頭に、「自由」な第四の身分を主張する・フォース。彼らは【禁忌】とされる魔薬の流通に手を染めていた。その調査のため、メノウはアカリと共にマノン・リベール主催の夜会に潜入する。一方、メノウ達とは別ルートで調査に潜入していたモモに、魔の手が迫っていた…。事態は急展開を迎える―。
{/netabare}
感想
{netabare}
モモは、フォースが魔薬を作ってる証拠を手に入れたけど
そこで見つけたアイアンメイデンの中にいた少女を助けようとして
毒針を受けてたおれた。。

そのころ、アカリを会場に置いて調査に出たメノウは
アーシュナに出会ってバトルをすることになって
勝ったけど騒ぎになったから会場に帰ったら、アカリは見つからず
モモからの連絡があって救出に向かった。。

参加者に事情を聞いて
たぶんアカリはマノンのことを調べに行ったと思ったメノウは
シシリアに相談してリベール城を封鎖してもらい
その間に城内に入り、フォースの確保とアカリの救出をすることに。。

アカリはそのころ城内で、能力を使ってマノンのことを調べてて
マノンと話をすることに。。ってゆうおはなし。。



アーシュナってよく出てくるわりに
強そうな人を見るとケンカを吹っかけたり、協力してくれたりして
おはなしを引きのばしたり、早めたりするだけの
何がしたいんだかよく分からないキャラだよね。。

アカリは、能力を使うたび、日本の記憶を失くしてくみたいなのと
この島に来てから起きてることが、今までと変わってるみたいで
何か起きそうで、来週が楽しみ。。
{/netabare}
{/netabare}
第10話 迷い人の娘
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
魔薬の生産にマノン・リベールが関わっている証拠を掴んだモモだったが、あと一歩のところで敵の罠により瀕死の重症を負ってしまう。そんな中、アカリはたったひとりでマノン・リベールと対峙し、マノンとこの街の謎について迫ろうとしていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
アカリがマノンから聞いたのは
マノンのお母さんは召喚されてない迷い人で、見つけたフォースが保護して
リベール伯と結婚したんだけど、お父さんはお母さんを愛したから
記憶を失くさせないように、力を使わせなかった。。

代わりに、娘が能力を引き継ぐって言ってたんだけど、それはウソで
お母さんがフレアに殺されたあと、それが分かって
マノンはイジメられたみたい。。

マノンはフレアより、フォースの人たちへの復讐のため
生贄を捧げて魔物を呼び出す、パンデモニウムと契約したみたいで
魔法陣を描くと、フォースの人たちを生贄にして
能力を使ってアカリをおそってきた。。

それはアカリの能力でもコントロールできない力で
負けそうになってるところにメノウが助けに来て
メノウはシシリア司祭を呼ぶように言ってアカリは逃がすと
ひとりで戦いはじめた。。


バトルはメノウが優勢で、マノンの腕を切り落としてトドメを刺そうとしたら
マノンは自分を生贄にして
体の中から、アイアンメイデンの中にいた少女を出した。。

少女は自分のことをパンデモニウムって呼んで
白の勇者でも滅ぼせなかった、って言ってたけど
白の勇者は、人類最強、史上最高の純粋概念で
この世界を守護する役目を負わされたんだって。。

それからいろいろ話すと、パンデは自分の首をねじ切って
体の中からたくさんの魔物を出すと、1匹の口の中からまた再生した
ってゆうところでオシマイ。。



アイアンメイデンの中にいた少女は
ちょっと変わってたから気になってたんだけど、迷い人だったんだね。。


調べたら、パンデモニウムって元々「すべての魔物のいる所」ってゆう意味で
パンデの体の中からは、無数の魔物が出てくる、ってゆうことかも?

その上、殺してもまた生まれてくるって「冨江」みたいで
自分でもホラーショーみたいな言い方をしてたけど
ホラーそのものだと思う。。

こんな化け物相手に、メノウはどうやって戦うのかな?
そういえばアーシュナが気づいてたみたいだから、助けに来るのかも?


グロかったけど、ちょっとおもしろくなってきたみたい。。
{/netabare}
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第11話 万魔殿(パンデモニウム)
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
マノン・リベールの体内から出現した、明るく元気で血まみれななんとも不気味なその幼女は、歌と踊りと映画が好きと言い、そして、自らを「万魔殿(パンデモニウム)」と名乗った。【魔】の生贄にされた人々を目の当たりにしたアーシュナも、メノウと共に戦闘を開始する。四大人災(ヒューマン・エラー)、【魔】。過去最大の厄災のうちのひとつが、メノウたちを襲う―。
{/netabare}
感想
{netabare}
メノウだけじゃなく、アーシュナも協力して戦ったんだけど
パンデモニウムは何度も死んでは生き返り、分身して
魔物を産みだし続けた。。

それで分かったのは、パンデモニウムの本体は霧の中にいて
この世界の軋みでできたスキマから、小指を出してるだけだって。。


アカリはモモを助けた後、メノウのところに行こうとして
パンデモニウムの分身の1つと戦ったんだけど
世界の軋みを生み出したのは
自分の時間巻きもどし能力だったって知った。。

それと、アカリの日本の記憶はほとんどなくなってるけど
たぶんイジメか何かで、いい思いではないみたいだから
この世界でできた友だちのメノウに殺されればいいと思ってるみたい。。

でも、それが失敗してるのは、フレアのせいみたいで
そんなアカリにパンデモニウムは、日本に帰る方法があるってささやいた
ってゆうところでオシマイ。。


バトルはグロいだけで、ほとんど無意味だったから
今回のおはなしはほとんど、説明で終わったみたい。。

でも、もう11話だから、今ごろ新しいことがいろいろ分かってもね。。
{/netabare}
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第12話 ふたりの旅路
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
封印に成功したと安堵したのも束の間、おぞましい巨大な化物に変身し再びメノウ達の前に現れた万魔殿(パンデモニウム)。激闘の最中、自らの武器である経典と短剣を飲み込まれ、最悪の事態に追い込まれたメノウ。窮地に立たされた《処刑人》の少女は、襲い掛かる【魔】の小指に、最後の戦いを挑む。
{/netabare}
感想
{netabare}
経典と短剣を飲み込まれたメノウは
駆けつけたアカリの力を使ってパンデモニウムとの戦いに勝ったけど
滅ぼしたはずのパンデモニウムは、死体を使ってマノンを復活させてたから
ちょっと止めただけ、ってゆう感じだったかも。。

ただ、パンデモニウムはマノンのお母さんが日本に置いてきた
マノンのお姉さんかも?ってゆうのは、ちょっと良かったかな^^

アカリとメノウの仲は、良くなってるみたいだけど
モモがアカリを狙ってくるみたいだし、フレアはメノウを狙ってくるのかな?


終わったんだけど、たぶん「俺たちの戦いはこれからだ」エンドだから
なんだかスッキリしない終わりだった。。
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


異世界から転移してくる人間(日本人だけ)が
みんなすごい異能を持って迷い人って呼ばれてる異世界のおはなしで
その異能は、使いすぎると暴走して大惨事を引き起こす危険性があるから
異能が暴走する前に迷い人を処刑する処刑少女のおはなし。。


設定が転移してくるのが日本人だけとか、カン違いさせて実は。。みたいな
異世界転移系をちょっとひねくった感じで、アイデアはおもしろかったけど
見せたかったのは女どうしの百合っぽい友情だったのかな?

設定やアイデアはおもしろそうなんだけど
おはなしはちょっとテンポが悪くって
1.5倍くらいの速さでちょうどいいくらいかも?


キャラは個性的なんだけど、何を考えてるかよく分からなかったり
おはなしを動かすためだけに使われてるキャラもいて
とくに主人公側は共感しにくかったかも。。



まとめ。。

異世界召喚系異能バトルで百合。。作画はわりといい方。。

おはなしや設定はふつうにおもしろかったけど、あんまり深みはなかった。。

ラストはだいたい想像できるけど
さいごは「俺たたエンド」だし、いろいろ説明不足で終わったから
引きのばし感が強くって、何だかもやもや。。

でも、2期になってもこんな感じで続きそうで
ぜんぶ終わったら見てもいいかな。。

それできれいに終わったら、物語の評価は☆4つくらいになるかも。。



.

投稿 : 2022/06/26
閲覧 : 342
サンキュー:

37

あ~にゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

遊びが無い

作画は悪くないですし、女の子キャラも可愛いのですが、ストーリーがずっと真面目な展開なので単調な印象を受けました。
また、男性キャラが全く登場しないため、恋愛的な要素も皆無です。

もう少しストーリーに遊びを持たせた方が良いのではないかと思いました。

投稿 : 2022/06/23
閲覧 : 165
サンキュー:

4

ネタバレ

バニラコーク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

期待したけれど

死に戻りみたいな?
序盤から薄々感じてたけどもやっぱりって所。
謎が謎のままで回収出来てない。
原作だとまだ序盤なのかな?
あわよくば続編制作って感じですかね。
お姫様が1番強いよね。
導力についても曖昧。
いつも地脈から導力補充すれば良いのでは??
記憶消して戻るのに時間停止は自在に使えるのか?
勝手に発動??
うーむ、期待していただけに肩透かし。
聖典の必要性も説明不足。
パンデモニウムのキャラは好きだった。
ちなみに小指は足もあるからあと3本。

投稿 : 2022/06/23
閲覧 : 185
サンキュー:

5

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

要所に光るところはあったものの…

詳細は公式サイトでも見てください。

「ダンまち」以来、7年ぶりに大賞を受賞したGA文庫のラノベが原作ですよ。作者は佐藤真登さん。制作はJ.C.STAFFです。

異世界の日本からやってきた迷い人が持つ「異能純粋概念」によって、世界的な大災害が起きてからというものの、迷い人は禁忌指定されるようになり、暴走する前に“処刑人”によって暗殺されるようになったという世界観です。

主人公の処刑人・メノウが、迷い人の少女・アカリと出会うというガール・ミーツ・ガールの物語。メノウは暗殺を試みるものの、アカリは異能純粋概念によって事実上の不死身状態なので、失敗します。そんなアカリの異能純粋概念を見極めるため、メノウはアカリと行動を共にするようになるというストーリーです。

んで…

=====初回視聴後、所見です。
{netabare}
お約束の“なろう異世界転生”よろしく、ミツキという平凡な男子高校生が異世界に召喚されるところからスタート。たまに、なろう小説である「え、マジで異世界!? やったー、これで現実世界とおさらばできるぞー!」的な、典型的ななろう主人公タイプ(凡百のエセホスト系ルックス)のミツキ。

おいおい、まーたベタななろう異世界モノかよと思いきや、無能で追放されたけど実はとんでもない能力の持ち主だよというミツキを、メノウが暗殺するといった始まり。

うーん、これこそ「アンチなろう」!
なろうで見飽きたバカみたいな主人公を速攻で暗殺するという。これだけでも、テンプレなろう異世界モノに飽き飽きした視聴者にとって、スカッとさせるのに十分でした。

で、過不足なく話のメインとなる登場人物を出し、敵対する勢力を一蹴し、もうひとりのメインヒロインであるアカリと対面(対峙?)するところで続く次週という、手練れの脚本、演出。

お見事でした。

これなら期待できそう。メノウの声、鬼頭明里さんかなと思ったら佐伯伊織さんでした。緩急の効いた、いいアフレコだったと思います。

今期も、うんざりするほど「なろう」異世界モノがありますが(「乙女ゲーがなんたら」とか「史上最強の魔王がかんたら」とか「骸骨騎士様がこうたら」とか)、どれも面白くないだろうことは予想が付きますので、こういったアンチなろう作品は大歓迎ですね。

だって、史上最強の魔王がどーたら、なんて絶対に面白くなさげじゃんね笑

とりま、3話までは様子見しますが、これは悪くないと思います。
{/netabare}
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
いよいよ本編開始といったところでしょうか。
メノウとアカリ(ていうか、ト キトウアカリとは笑)が、大司教のいる古都・ガルムに向けて出発しますよというところまででした。

うん、まだ面白いですね。
おそらく「アンチなろう」的な構成は1話で終わったんでしょう。ここからが本番というところですかね。

それにしても、M・A・Oさんは、こういう演技だったかしら。それとも、まだ「ファ美肉おじさん」の橘に引っ張られているんでしょうか。こう、受け口っぽい発声のような感じが気になりました。あれが男だった橘が美少女になったという演技プランだったらすごいなあと思っていたんですが、元々の演技だとしたら、ちょっとクセがあるなあ…
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
要所要所では光るストーリー展開、演出があったものの、全体で見ると手放しに称賛できるような作品ではなかったなという印象です。

中盤、だらだらとメノウちゃんとアカリの珍道中を見せられ、しかもアカリの能天気さにうんざり。でも、実はアカリには秘密があったという見せ方は悪くなかったと思います。

冒頭の、ベタななろう系のような演出のミスリードからのどんでん返しも見事でしたし、随所に面白さが光るところもあったんですよね。

でも、クライマックスの万魔殿(パンデモニウム)との決戦はねぇ…
なんか前期の「錆喰いビスコ」もそうだったんだけど、最後にでっけえ敵を出しゃいいってもんじゃないというか。それだけで雑に見えてしまうんですよね。そういや、あっちも「このラノ」で2冠という実績を引っ提げ、鳴り物入りでアニメ化されたのに案外だったという。そういうところも似ているかもしれないです。

なんでしょうね。小説として評価される作品を面白くアニメ化するのって、やっぱり難しいんでしょうかね…
少なくとも、何年ぶりのGA文庫大賞を受賞した作品という感じはしませんでした。
{/netabare}

投稿 : 2022/06/23
閲覧 : 309
サンキュー:

9

ネタバレ

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

映像化されない不穏な過去と未来

転生者の存在に違和感すらない、この業界の異常さよ。

さて本作では、転生した日本人は無垢な神みたいな存在。
エラーを起こす前に排除する。そのために処刑人が存在する。

異世界転移+処刑人+タイムリープ。
ターゲットのアカリのタイムリープ能力のせいで、処刑人メノウは失敗を繰り返す。
一緒に旅をしているので、アカリとメノウの仲は深まる一方。
{netabare}
何度もタイムリープしているのに、序盤ではそのことには触れない。
後半にその事実を、映像ではなく会話によって明らかにする。
なかなか上手い演出。驚きが表現できている。
有名な魔法少女ものでも、使われたことがあるね。
物語の決着はついていない。2人は未だ無限ループの中にいる状態か。
{/netabare}
終盤はかなり不気味。
エピローグはメノウの師匠フレアの不気味な独白。
続編は不明だが、エスカレートしたら相当ヤバそう。

百合要素はバトルとバトルの間のクッション要素かな。
ソフトなエピソードも挟まないと、グロさが強調されるからね。
好みはあるけれど。

投稿 : 2022/06/23
閲覧 : 212
サンキュー:

4

御宅忍者 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「量産型なろう系じゃねぇ!」と思った、最初は。

処刑少女を主人公に据えて展開されていく異世界物。1話の量産型異世界物に皮肉を入れるような演出などはとても良かったが、正直1話がピーク。異世界召喚された日本人が文明を作ったという設定で、登場人物の言語、街並みが日本語な所は上手くできていたと思う。しかし、処刑人としての仕事が1話だけで、後は量産型なろうものと同じような展開でがっかりしてしまった。OPはイントロ、Aメロのカッコ良さが異常です。

投稿 : 2022/06/23
閲覧 : 209
サンキュー:

4

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

先制追加点ダメ…押せよ

原作未読


生きる道と書いてヴァージンロードと読む。『“処”刑少“女”』とおっさんの言葉遊びみたいなノリは大歓迎。もぎたての果実のいいところを拝めるのでしょうか。
耳目をひく物騒なタイトルそのままに物騒な第一話には予想外とも予想範囲内とも違って巷に溢れる異世界転生モノとはちょっと毛並みが違うことを感じるでしょう。細かいところ目を瞑ればけっこう楽しめた私です。

 彼女が彼女を殺すための物語

公式キャッチコピーがこちら。全12話終わって意味はきちんと見えてくるので良心的。…と褒めてからの俺たたEND。なんとも評価しづらいです。


なぜか転送(転生!?)されてくるのは日本人ばかりという異世界が舞台。このふざけた設定みればわりといつものやつらをおちょくってるのがわかります。アンチなろうの系譜。日本人は文字や文化を持ち込んだり強大な力をもって多大なる益を異世界にもたらす一方というか反動で災いをもたらすとも言われております。
そんな“災い”をリスク認定する至極当たり前の考えに則して転生者を闇に葬っていく主人公の“生きる道”とはなんぞや?ってお話でした。鎖国って言葉習ったと思いますがそりゃあ交易もメリットだけならわざわざそんなことしません。こいつら無理!って段階にきてシャットアウトする気持ちわかります。よって突拍子もない設定でもなかったと思われます。というかむしろ優れているかと。
全12話終えてみて第1話でぼんやり描いてた展開とは良い意味で違っているのもアリですね。くどいようですが細かいところに目を瞑ればって条件付きでです。

ネタバレ無しだとここまで。第1話の引きの強さに引っかからなければ撤退可。そこから2段階くらいの転機が1クールの中で起こりますのでそこは面白がれるんじゃないかと思われます。



※ネタバレ所感

■オマージュ系?
さわやか鬱系ってジャンルがあるのか知りませんが、暗いトーンで終始進む物語のわりには絶望感が足らないのは、へっぽこな作画だったり、キャラの違和感ある行動だったりで安っぽく見えることに起因してると思われます。シリアスになり切れてません。

{netabare}ただ能天気主人公アカリ(CV佳原萌枝)が実は何度も繰り返してますよ…な種明かしからの不穏な展開には好感。相方の処刑少女メノウ(CV佐伯伊織)も長らく信じてきた使命感に揺らぎが生じるのも良きです。
笑っちゃったのがメノウの後輩こちらも主要キャラのモモ(CV金元寿子)でしょうか。なんとなく不穏系タイムリープものという作品の全容が見えてきてから、ツインテのピンク髪、そして拡がるスカートに白い衣装な後輩モモちゃんが一世を風靡した某魔法少女みたいに見えちゃいました。あくまで見た目。{/netabare}


■備忘的な総評
続きあった時の備忘。

{netabare}たしかに転生者は災厄をもたらすらしい。よってメノウはアカリを殺めることに筋は通っている気もするが、果たして災厄の除去で万事OKなのかは不透明。
一方アカリはどうせ殺されるならメノウの手で!となってるが動機付け弱い。自身が災いもたらす決定的な未来図が見えてるわけでもないのにメノア師匠フレア(CV甲斐田裕子)の手にかかりたくないからメノアちゃんよろ!ってなるのかしら。
・大司教様が宣っていた触媒としてオンリーワン存在のメノウ
・サイコパスなマノン(CV石見舞菜香)が絡む元世界に戻れる可能性
・繰り返しルールを知ってそうなフレアの思惑とは?
このへんが明かされていい感じで絡んでくると良い作品に慣れそうが気がする。未知数です。{/netabare}


化けたらいいなぁ。アカリとメノウが結ばれてヴァージンロードを歩く斜め上展開でタイトル回収!みたいなのだけやめてくれたらいいです。

投稿 : 2022/06/22
閲覧 : 421
サンキュー:

31

ネタバレ

taka_2 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

厄災をもたらすと言われる異世界人を次々と処刑する少女の話

面白そうなのでとりあえずキープ。

完走。
メノウ、厄災をもたらすと言われる異世界人を処刑する神官。アカリの処刑に失敗する。
モモ、メノウの仲間。メノウちゃんが大好き。アカリに敵対心を抱いている。
異世界から来たアカリ、メノウちゃんが大好き。メノウちゃんに殺されたいと思ってる。

教会の権力闘争と、かつて封印された厄災の復活と、不穏&バトルって感じだった。教典とかいう本を持って文字が出てくるエフェクトが面白い。キャラクターは結構魅力的だけど、ストーリーはまあまあだったなという印象。

投稿 : 2022/06/20
閲覧 : 176
サンキュー:

5

ネタバレ

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

設定は面白いかと

 なんだかんだ言って面白かったかな。異世界人は記憶と引き換えに純粋概念と化していき、それはこの世界の環境を変えてしまうくらいの大きな影響力があり、それをコントロールすることはできない。だからそうなる前に始末するという設定。趣味がよいとは言えないけど、設定としては面白い。
 結局途中で終わっちゃったのが残念。続きが気になるかと言えばそうでもない。キャラに感情移入ができなかったのが原因。というのも、住んでいる世界や価値観があまりにも異質すぎて、共感できるキャラは一人もいなかったためかと。まあ凡作です。微妙に面白い方の凡作。

投稿 : 2022/06/20
閲覧 : 169
サンキュー:

10

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

気持ちに共感できなかった

【感想】
面白いところもあったけど、キャラクターの掘り下げが不十分でなかなか盛り上がらない話でした

ありふれた異世界転生アニメを面白いコンセプトで描いたと思います、特に1話の見せ方は上手いと思いました
第一話の興味の引き方や話の構成は上手いと思うのですが、面白かったのは最初だけでした、時々面白かったところもありますけど、一貫してメノウ達に共感できないのもつらかったです

戦闘は敵の脅威度がよくわからないまま長話しながら戦っているのがもったいないと思いました
また、主要人物がみんな命を軽く扱っているのも良くなくて、緊張感がなく重みのない話になっています

【異世界人の扱いの奇妙さ】{netabare}
この世界の人達が迷い人に対して思っていることが歪です、有害な存在だとみている割には拘束もせず奴隷扱いもせず野放しで、ただ処刑少女が命を刈り取るだけ、この世界の人々は本当に有害な存在だと思っているのでしょうか?
メノウ達も虫のように見ていたり、同情したり、彼女達が日本人をどう思っているのかあやふやで世界観やキャラの作りこみが適当に感じます、差別意識というのはこんな表面的なものじゃなくて、もっと根深いものでしょう {/netabare}
【細かいこと】{netabare}
※中盤から流し見になってきたので、もし理由説明されてても見逃してるかもしれません
・1話で召喚された偽主人公の男子高生をわざわざ能力発現させてから殺したのはなぜでしょうか? 能力を無警戒に発動させてから殺害するのは危険だと思います
・ノブレスは少しは召喚を隠そうとか、召喚した異世界人を守ろうとか考えないのでしょうか?
偽主人公を放逐するにしてもただ追放するだけでは悪事の証拠をばら撒いてるだけだと思います、世界に害を及ぼす存在とみられているなら放逐は危険ですし、放逐するよりもその場で処刑するほうが自然な流れなように思います
・異世界からの召喚が日本人に限定されているのは何故なのでしょうか? 場所だとしたら外国人もあると思うけど
・日本人の知識ブーストが大量に入って高度な文明が生まれてから滅んだ後なのに街や王城が中世西洋風なのはどういうことなのでしょうか?
中世欧州文化の復興でもしてたのかな?
日本語で言語が統一されるくらい日本に汚染されてるのなら、こうはならないでしょう
・3話であかりがかわりに脱ぐ意味はありますか?
{/netabare}
【キャラクター】{netabare}
魅力的に感じたのはアーシュナだけでした、でもあまり意味のない戦闘ばかりしてて退屈なシナリオをごまかすために登場させられたキャラという印象があります

モモは作られた人格って感じがすごくして不気味なのと、異世界人のことは虫と同じくらいにしか見てないような悪態の数々で好きになれないキャラクターでした
9話でアイアンメイデンにとらわれて魔薬の材料にされている少女を見て「こんな幼い少女なのに・・・」って言ってるの見て冷めました、少女は可愛そうでも偽主人公は有害な虫だから殺しちゃえっていう中途半端で差別的な倫理観に引きます

なによりメノウとアカリの気持ちに共感できないのですよね
メノウは罪悪感があるのかないのかはっきりしたほうがいいですし、間もなく処刑されるアカリと平然とデートするようなドライな人間なのに、時々思い出したかのようにあかりに同情するような顔をしてて、そういう薄っぺらい感情の偽善者なところが好きになれないです
冷徹に始末することしか考えてない暗殺者のほうがまだ魅力的に見えます

マノンとかパンデモニウムあたりはいい感じに頭おかしくてキモくて良い悪役だと思います {/netabare}

【主題歌】
OPの「Paper Bouquet」が凄く好き、EDの「灯火セレナード」も良曲です
主題歌だけなら今期でも上位だと思います

投稿 : 2022/06/20
閲覧 : 230
サンキュー:

36

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処刑少女の生きる道 バージンロードのストーリー・あらすじ

かつて日本から訪れ世界に大災害をもたらした≪迷い人≫。彼らは過去に世界を滅ぼすほどの厄災をもたらしたことから「禁忌指定」となり、人知れず処刑する必要があった。≪迷い人≫の処刑を生業とする≪処刑人≫のメノウは、ある日、日本人の少女・アカリと出会う。いつものように任務を遂行しようとしたメノウだが、アカリの“とある能力"により失敗に終わってしまう。アカリを確実に処刑するため、彼女を連れて、いかなる異世界人をも討滅可能な儀式場があるというガルムの大聖堂を目指すメノウ。殺されるために旅をしているとは知らず純粋に楽しむアカリの姿に、メノウのなかで何かが変わり始めていた。――これは、彼女が彼女を殺すための物語。(TVアニメ動画『処刑少女の生きる道 バージンロード』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年春アニメ

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