当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「ひぐらしのなく頃に卒(TVアニメ動画)」

総合得点
68.5
感想・評価
310
棚に入れた
972
ランキング
2117
★★★★☆ 3.4 (310)
物語
3.0
作画
3.5
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.3

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

ひぐらしのなく頃に卒の感想・評価はどうでしたか?

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:途中で断念した

良いのは世界観とキャラクターと音楽のみ

パチンコ屋でよく見かけるしスロットの方は面白いからよく打つ
けど内容は中高生向けっぽいのと昔の秋葉にいるオタクが好きそうな感じだしロリ好きに限るイメージが強くて放置してました
でもかなり息が長いので勉強がてら視聴してみた感想を。
無印も視聴済み

物語の世界観やキャラクターはやはり人気なだけあって面白い
ただそれだけ。そこにかなり依存している
物語の構成や脚本、言い回しなんかはもう20年以上前の作品が元だし仕方ないんだろうなと
逆に20年以上こんな感じで擦り続けて長生きしてるのは凄すぎる
にしても後半2人のバトルシーンは笑った
結構お金かけてる昔からのファン限定ネタ作品なんかな?笑

作画は綺麗になってるけど内容は全く面白くなってないので他を当たったほうがいい

投稿 : 2024/11/06
閲覧 : 30
サンキュー:

1

ネタバレ

77k さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

後半から残念

投稿 : 2024/09/07
閲覧 : 24
サンキュー:

1

チャリア さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ひぐらしシリーズは全部好きだがあえて選ぶと卒

ひぐらしシリーズはストーリー全部好きです。オヤシロさまの祟りからの入江機関と雛見沢症候群、文句なしに面白い1期の続編である業と卒、1期は絵がまだ綺麗でないので、選ぶとしたら「卒」が、絵的にもストーリー的にも一番好きです。お前ら、なんちゅうくだらない事で争ってるんや~って、TVの前で突っ込んだぐらいです。ドラゴンボールを見ているみたいでした・・
 ※国家転覆目的で【H173】を使うのではなく、こういう目的の為に使うとこ最高

TVで放送していたら必ず見ると思います

投稿 : 2024/01/18
閲覧 : 118
サンキュー:

2

ジョン・ファースト さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

まさしく視聴者をひぐらしから卒業させる続編に失望

「ひぐらしのなく頃に」は、無印と解で十分楽しめる。
この続編(業から卒にかけて)はいわば蛇足。
別作品の「うみねこのなく頃に」との関連性を示唆する場面もみられ、考察好きにはもしかしたら刺さる場合はあるかもしれないが、名作と言わしめた無印から解の全面否定が本作なわけで、キャラ崩壊、世界観崩壊ともいえる本作はファンメイドの二次創作とかだったら許容できたというのが私的な感想。
ひぐらしを観たいと思ってみたら全然ちがう作品を見せられていたような感覚だった。

投稿 : 2023/10/01
閲覧 : 237
サンキュー:

3

ネタバレ

しろくま さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

まさかこんなことになってたなんて解より衝撃

無印→解→卒の順で見て礼と煌は未視聴
業と卒の順を間違えて先に6期を見てしまったのを卒を最後まで観てから気付いて、業はまだ見ていない状態

おじさんがガチで暴力ふるうルートも実際あった事なのか、にいにの部屋に入らないでのシーンは過去の話だったのか??
おじさんが優しくなったのは、沙都子が競馬で勝たせて金銭的余裕を与えた事と沙都子がおじさんに優しく接した事で精神面も満たされ、生活にも心にも余裕が生まれたからなのかと思うと、人間の本質ぽいなと


14話で急に別アニメ感。しかも終わり頃に急なギャグ感やら異能バトル感。急にギャグじゃんと思って思わず笑けてくる感じ
成長して中高生になってる描写もあったから、行動する事を綿流しの祭りに合わせてただけで祭りは関係無かったって事か
でも外の学校に行っても発症してないっていうのはどういう事なんだろう、薬が普及してみんな服用した世界線なんだろうか
そもそも解の時に繰り返せる時間がどんどん短くなって行っててこれが最後かもみたいな話無かったっけと思ったけどその設定は無くなったのだろうか

最後の終わり方はええ…?と思ったけど、裏側での沙都子の暗躍は本当に凄かった。解で充分驚いたのに、さらにこんな衝撃があるとは
結末の満足度は解の方が高いけどこれはこれで良い

投稿 : 2023/09/09
閲覧 : 182
サンキュー:

2

神靈眞柱 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:----

ひぐらしのなく頃に 超

ドラゴンボール 卒

投稿 : 2023/08/19
閲覧 : 328
サンキュー:

1

ネタバレ

さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:今観てる

酷い

最新話の12話が特に酷い
ほぼ再放送 業の映像使い回し
一番気になっていた注射方法もカットするし雑すぎる
一度見た惨劇シーンを長めにやったり演舞を何回も使い回して尺稼いでるのになんで解答編の見所の部分をカットするのか
これのどこが“解答編“なんだろう
演出も微妙だしストーリーの質も明らかに落ちてる
脚本のハヤシナオキ(久弥直樹)まじで何やってんの?心情描写の描き方が酷いで有名な奴にひぐらし任せちゃだめだろ
竜騎士も脚本に関わってるっていってたけど本当に関わってるのか疑問 無理やり書かされてるのかと思うレベル

15話まで観ました クソアニメでした

投稿 : 2023/07/13
閲覧 : 371
サンキュー:

4

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

旧作の続編でもあり、旧作の否定でもあり、旧作の昇華でもある作品

旧作は、古手梨花が袋小路から抜け出し綺麗に完結したはずでした。
しかし、この新作は、それすらもカケラの1つにして、亡きものにしました。

前作「業」で黒幕だと明かされた北条沙都子。
旧作では、そんなそぶりがなかったので、今回、新たに起こした設定なのでしょう。
そのため、旧作にはその伏線がないため、後付け感が否めません。
しかし、少々強引な手段でしたが、それでもよく続編として繋げたなと思います。
梨花のループの外側にさらに沙都子のループがあったと言う設定には、感嘆です。

そして、この作品タイトルには、「卒」とついています。
「ひぐらしのなく頃に」シリーズから、文字通り綺麗に卒業もさせてくれる作品です。


■「永劫回帰」
{netabare}
この「ひぐらし」シリーズを観ていて思い浮かんだ言葉は、「永劫回帰」でした。
ニーチェの「ツァラトゥストラは如く語りき」で語られた言葉です。
この思想が非常にこの「ひぐらし」シリーズに当てはまると思ったのです。

永劫回帰とは、全てのことは永遠に同じことを同じように繰り返していることです。
まぁ、そこまでは、なんとなく分かるのですが、面白いのはこれからです。

その永遠の繰り返しの中で、苦痛も幸福も同じように繰り返されるのだそうです。
仮に苦痛が99%を占めていても1%の幸福があれば、再び1%の幸福が訪れます。
それを糧に生きることができるのではないかと言う、「生」を肯定する考え方です。

これは、梨花が繰り返される惨劇の中でそれでも生きようと思ったことと同じです。
再び1%の望みが訪れることを願って「生きた」のです。
{/netabare}


■「神は死んだ」
{netabare}
「ツァラトゥストラ」が語った言葉です。
この直接的な意味は、「キリスト教(神)の信仰は信ずるに値しない」だそうです。
その本意は、「絶対的な視点は存在しない」ということです。
かつてのヨーロッパの話です。
人々は、キリスト教信仰によりいかに生きるべきかという視点が固定されていました。
そんな人々に発想の転換を迫ったのがニーチェです。

これは、この物語の雛見沢の村人にそのまま当てはまります。
村人は、「オヤシロさま」と言う絶対的な固定観念に縛られていました。
「オヤシロさま」信仰により祟りを恐れ、閉鎖的に生きていたのです。
この固定観念を打ち破ろうとするのがこの物語の主軸になってしました。
{/netabare}


■「超人思想」
{netabare}
「超人」とは、「神の死」によって暗闇の中に陥った人間を救済する概念だそうです。
人間は弱い存在なので、自分の弱さをごまかすために宗教や哲学を考え出しました。
それらを克服して自分に誠実に、強い精神を持って積極的に生きる人間、
つまり、弱い人間の限界を"超えようとする人間"のことを示すのだそうです。

ニーチェは、「神は死んだ」でキリスト教によって構築された世界観を否定します。
そして、世界には何も意味がなく、虚構であるとしました。
それを知った上で限界を超えて、なおも積極的に生きよと訴えたのです。
つまり、神などいない、「自分たちで考え行動せよ、生きよ」と言うことです。


この物語の最終話、梨花と沙都子の繰り返す者のチカラは、そのままだと分かります。
二人は、今なお永劫回帰の中なのです。
それでも、そのなかに希望を見出し、その希望がある限り生きようと誓いあいました。

また、二人は、自分のことは、それぞれ自分自身で考えて答えを出しました。
梨花は進学、沙都子は雛見沢に残る決断をしたのです。
それは、自分で考え行動することこそ、「生きる」と言うことだったのです。

結果的には、旧作の物語もカケラの1つでした。
つまり、永劫回帰の1つにすぎなかったと言うことです。
そして、今回の「卒」の物語もそのカケラの1つにすぎないと二人は認識しています。
でも、二人はその中で「希望がある限り生き続ける」ことをお互いに宣言したのです。

「永劫回帰」を肯定し、それでも、その中で生きようと決心した結末。
私は、とても良かったと思います。
{/netabare}


■「また何かのなく頃に」
{netabare}
旧作では、1話目で「ひぐらしのなく頃に」と言うタイトルの所以に触れています。
それは、これから起こる惨劇の壮絶さを語っていました。

一方、新作では、タイトルの所以に触れる機会がありませんでした。
そのため、このタイトルの裏に隠れている怖さを実感できなかったかもしれません。

しかし、この作品の最後には、二人が「また何かのなく頃に」と語っています。
つまり、「ひぐらしのなく頃」自体もカケラの一つに過ぎなかったことにしたのです。
「永劫回帰」の中のいろいろな「頃」に、二人はまた出会い、そして生きるのです。
とても上手くまとめたなと、あらためて感嘆してしまいます。
{/netabare}


■まとめ

旧作に比べると新作「業/卒」は少しインパクトに欠けるなと思っていました。
しかし、永劫回帰と言う言葉が思い浮かんだとき、この物語の面白さに気づきました。

ニーチェと言えば、以前ブームがありました。
私はミーハー?なので、その当時、飛びついてみたものの・・・。
結局、私の理解力不足からか、あまりピンときませんでした。
今まで本を読んでも理解できないことは、他にもいろいろとありました。
でも、アニメを観ていると、そう言うことだったんだとふと分かることがあります。
もちろん、分かった気になっているだけかもしれないことは、否定できません。
この物語もニーチェの思想に近いと言うのは勘繰りすぎなのかもしれません。
しかし、この物語に非常に通ずるところがあり納得できる部分は多いと思いました。


この新作は、旧作の続編でありながら、旧作を否定したと感じてしまいます。
しかし、実は、否定ではなく、その旧作すらも包み込み昇華させた作品でした。

また、この新作には、賛否両論ありますが、私は、観るべきだと思います。
観終わると、いままでの惨劇は何だったのかなと思えるぐらい清々しいからです。
なんだか自分のなかで一区切りついた感覚になれるのです。
つまり、この作品は、最後にこのシリーズから綺麗に「卒業」させてくれるのです。

投稿 : 2022/09/28
閲覧 : 370
サンキュー:

17

ネタバレ

tekitou123 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

なんやコレ

なぐり書き失礼。
わざわざ十年経ってコレやる必要性どこ?
小綺麗に終わっている風だが、ループ中ゴミみたいにやられっぱなし利用されっぱなしの圭一らの不憫さ際立ってんの思うてイライラが消えないオレは変か?記憶の蓄積うんぬんどうした?ぜんぜん活かしてないじゃん。いやまあ、なぜか悪役の救済には使わたけどな。
あー首痒いわ。
衝突にはレベルがある、言うまでもなく死は上限であるべきや。
しかしどうだコレ、ゴミみたいに殺されんのがおままごとになって、そこいらによくある殴り合いで再確認される友情が終着点だ?
舞台裏に関わりもしない仲間の力で?確信されて予定調和みたいなもんが奇跡?勉強できるできない駄々っ子に説教するために超能力バトル?なんで性悪神は斬られてロリ化したし、萌えとかぶっちゃけ死語やぞおい。こいつは行動原理も一番の意味不だわ、汚れを一身に受けて人間不信のはずがいまさら唐突な登場に伴い暇つぶしとか、いやありきたりの「神が故の気まま」とかいらんし脚本の根幹が弱い言い訳に過ぎんわマジで。
結局は百合やりたいんか?もうわけわからんわ。
ループやらくっそ重い友情やらやり尽くされてんだ。
でもな、一貫性さえあればいくらでも観れる。ナンバリングタイトルとはそういうもんだろう?
大それた陰謀でもいい、あくまで陰謀・真相・究明がいいんだ。そういうのではなくまどマギやそこいらの古いジャンプ漫画の概念をひぐらしに持ち込んだ時点で詰んでんだわ。
あまりにもかけ離れている。「ひぐらしのキャラを借りてワイがふとやろうと思っていたこと積み込んだわ」って感じなんだよシナリオさんよ。
それでも無視してやりたければワンシーズン12話で充分って話だ。実際、レナ・魅音の話とか飛ばしても影響あるかって思うし。
メタ的にとか、視聴者が暇つぶしの神のポジションとか、いやオレら蚊帳の外やん。
蚊帳を作ってそれでなにかを囲ってんのはおまんら製作者やんけ。
上限であるはずのグロ・凄惨さ、その上に境界知能のメンヘラ百合と超能力バトルを用意したもんだから、重量感のないおままごとになったんだわマジで。
「なく」つーか、ひぐらしの「ぴえーん」する頃にだわ。

投稿 : 2022/09/26
閲覧 : 232
サンキュー:

2

羽依里 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

???

作画はよかった。音楽、特にEDがめっちゃ好きだった。ストーリーに関しては、、、。とりあえず意味わからなくて笑えた。

投稿 : 2022/09/24
閲覧 : 166
サンキュー:

2

ネタバレ

九会 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

個人的には楽しめたが……人にオススメは出来ない

業を見ず、卒から見始める方はおそらくいらっしゃらないと思いますが、この作品ではあるキャラクターが旧作のひぐらしと比べるとキャラ崩壊というレベルで変化してしまいます。勿論そうなる理由付けが行われますが、少々理由としては弱くあまり納得の行くものではありません。
ですがそのキャラ崩壊の結果、旧作では悪役を担っていたキャラ達にも救済があったり最終回だけ見ると綺麗に終わっているように見えます。またひぐらし定番の声優さんの豹変する演技はどれも見応えがあり、聞いていて唸るものばかりです。新キャラを演じる日高のり子さんの演技も視聴者である自分も釣られてしまうようなもので良かったです。
一方で業の「一体、何が起きてるんだ?」いう盛り上げがうまかっただけに種明かしが雑に感じられたのは残念でした。加えて圭一やレナ達部活メンバーの活躍が物足りなかった点も少々気になりました。アニメ版の卒とは異なる展開をしている漫画版の「ひぐらしのなく頃に巡」が連載中ですが、キャラ崩壊の過程や描写が卒よりも丁寧に描かれているので卒を見てモヤッとした方はその補完として読んでみると良いかもしれないです。
※2022/02/14 追記
EDテーマを買ったくらいには好きだったので音楽を加点。「ひぐらしのなく頃に巡」最新話でアニメ版で疑問に思った事をだいたいやってくれているので、嬉しいですがアニメで見たかった……という気持ちが増し中。卒の世界も舞台装置だったと考えると実は凄い作品なのか……?
※2022/09/16 点数見直し

投稿 : 2022/09/16
閲覧 : 553
サンキュー:

9

nagi さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

完結です。

本作は、長く続いたひぐらしシリーズの完結編。
作中にちりばめられた謎が、順を追って明らかになっていきます。

1期から見ることをお勧めします。
名作であると思います。

投稿 : 2022/08/23
閲覧 : 182
サンキュー:

7

カリウム さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

見よ!これが☆DASOKU☆だ!

蛇の絵を書く競争において、最初に書き終わった者が無い筈の足を書き足したことにより負けてしまった。そんな中国の古い話が『蛇足』の由来だそうだ。
今回の「卒」はその『蛇足』という言葉を私に刻み込んでくれた作品であった。

投稿 : 2022/06/29
閲覧 : 401
サンキュー:

6

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

どうして

今更リメイク?相変わらずの気持ち悪さ。

投稿 : 2022/05/19
閲覧 : 211
サンキュー:

2

ネタバレ

まあ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

想定内でした.

「業」を観て,どのように決着をつけるのか楽しみにしていました.
ただ何となくですが,「お互いに違う道を行く」以外の終わり方はあり得ないだろうと想像していたので,まあこんなもんかなぁという感じ.
それにしても,最後の2話は,ドラゴンボールと明日のジョーを足して2で割ったようなボコボコの殴り合い.女の子の画とは思えません.だた,仲違いした親友が仲直りする際,昔から数えきれないほど用いられてきたお約束パターンでもあります.
前作のトゥルーエンドほどのインパクトはありませんでしたが,それなりにスッキリ終われたのではないでしょうか.

投稿 : 2022/04/24
閲覧 : 340
サンキュー:

2

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2022.3.21

2022.3.21

投稿 : 2022/03/21
閲覧 : 189
サンキュー:

0

ネタバレ

ヒト さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

個人的には心打たれたラスト

旧作も全て視聴済みです。
本作はどうやら賛否あるようですが
自分は綺麗な終わり方だと思います。

前作『業』から本作『卒』の一連の流れは
二人が将来も一緒にいたいという、お互いの強い願い故に起きた争いでしたが、
友情や愛は隣にいることだけが全てではなく、束縛やエゴを押し付け合うだけでなく、
お互いがそれぞれを信じられることが最も大事なんだというメッセージが込められたラストは素晴らしいなと思います。

最後までどちらの意向が叶えられるのかと見ていた自分はまだまだ子供だなと思わされました。

投稿 : 2022/03/05
閲覧 : 245
サンキュー:

3

ネタバレ

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

繰り返す者

2022.2.28 視聴完了。

業のラストで梨花の他に沙都子が「繰り返す者」になった。
そして、沙都子は自分の希望する結果になるように繰り返していく。

ラストは……
だよね、それがたぶん考えつく最良なのかもしれない。
意表を突くラストでも良かったけどね。

とりあえず上手くまとめたってことでこのシリーズ卒業かな。

投稿 : 2022/02/28
閲覧 : 228
サンキュー:

9

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

NAGeeeeeYO

田舎の因習絡みホラー、サスペンス、スリラー、アクションてんこ盛り盛り大作シリーズの目下最新作。
まずは最初から観る事をお勧めします。
特に直接のネタフリ編である「業」を先に観てくださいましですわ。

私はシリーズの大ファンです。
「業」では「そう来たか!」とかなり期待させてくれてこの「卒」を観始めましたが、まぁ~話の進まない事進まない事。
「業」も含めて考えると明らかに進行度のバランスがおかしいです。
核心に触れるかと思いきやまた離れ、の繰り返し。

それでもオチは見届けようと我慢してましたが、シンプルに「この話数割くほどのオチか!」と。
竜頭蛇尾とはこの事です。

最初からちゃんと考えて作ったんだろうか…。

ま、また違うカケラに期待しましょうか。

投稿 : 2022/01/28
閲覧 : 242
サンキュー:

5

ネタバレ

camuson さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

印象度:89

「ひぐらしのなく頃に業」の解答編。

{netabare}業の「〇騙し編」(「猫騙し編」を除く)は、
実は旧作の殻をかぶった騙し絵であったというコンセプト。

卒の「〇明し編」は、
旧作と表面的には同じ見た目の業の「〇騙し編」の裏側で、
旧作とは全く異なる黒幕が、
裏側でどのように画策暗躍していたかを見せていくという構成。{/netabare}

業の「祟騙し編」に旧作の解答編にあたる「皆殺し編」を
無理矢理突っ込んだ意味がよくわかりました。

作者は、邪悪を隠す殻として、ホラーだけでは物足りず、
感動物語の殻が必要だと考えたのでしょう。
旧作では感動を呼んだ「皆殺し編」までを含めた殻をかぶせることで、
その裏に隠された黒幕の邪悪さを引き立てたかったのでしょう。

ここにきて、さらなる上位世界に存在する「作者」の邪悪さまでもが露になり、
主要キャラたちは、邪悪な作者「竜騎士07」によるコマに成り下がっています。
主要登場人物たちが、まるでピエロです。心が痛みました(笑

ここまでやり切ってしまうとギャグとして笑えるものなのだなと、
気付かせてくれただけでも、作者は有能です。


そして「神楽し編」。(「かみたのし」ではなく「かぐらし」と読む)
怒涛の畳みかけと、まとめ力は、やはり天才的だと思いました。

「ドラゴン・ボール」「シン・エヴァ」「あしたのジョー」
爆笑に次ぐ爆笑。
殴り合った後に清々しくなって仲直りするテンプレートを、
女子の喧嘩に持ち込むというGJぶり。



おそらく作者は旧作「ひぐらし」制作中に、
作品内で表現しきれなかったメタ世界のアイデアを、
「うみねこ」内で思う存分発展させたと思うわけですが、

「うみねこ」で、ほぼほぼ、出し切ってしまったため、
その後、アイデアが枯渇して、
迫力ある作品がつくれていなかったように勝手に想像します。

ある日、登場人物をコマとして扱うメタ世界の住人たちは、
作品の壁など軽々超えるであろう、という悪魔的な気付きを得て、

「〇〇のなく頃に」シリーズを一つの世界観でまとめあげてしまうという
今回の悪行に至ったのだと邪推します。
(「キコニアのなく頃に」は全く知りませんが・・・)

なかなか広げた風呂敷を巧く畳めない作家が多い中で、
若干強引だとしても、まとめ力が凄いなと思った次第です。

投稿 : 2022/01/14
閲覧 : 364
サンキュー:

5

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

よく頑張ったと思う

業のレビューで旧作先に観て下さいと言ったんですが、卒でうみねこのなく頃にと言うスピンオフ?作品も絡んでいたようです。それは観てなかった(^^;

とは言え私は楽しく観たんですが、賛否両論と言うか、一部ひどいと炎上してるようですね(^^;
ツッコまれるだろうなとは思いましたが、(私も業よりは評価下げました)ここまでとは…

旧作からのファンとご新規さん楽しませるのは、難しいと思いますよ、しかも旧作の出来が良すぎる。インパクトで勝負するしかなかったのでは。ちょっと終盤、超展開すぎてひぐらしっぽく無くなってましたね。でも私はワクワクしたし、良い意味で驚いたり、笑ったり、よく頑張って作ったと思いますよ。

最後にですが、あるキャラが好き放題するんですよね。推しのファンの人は残念に思うかもしれません。それとやはりグロ注意です。

投稿 : 2022/01/05
閲覧 : 369
サンキュー:

14

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

雛見沢爆笑興行

今作には旧作の"仲間を信じること"や"運命に抗うこと"などのテーマでは無いと割り切って、『ひぐらしのなく頃に』という題材を上手く調理している作品としてみると面白い

旧作の記憶を見た沙都子という第三者が、元の惨劇を利用して梨花ちゃまを掣肘し、雛見沢に留まらせる為に奮闘する物語としては、純粋に設定としては上手い
仲間を信じるなどの旧作までの設定をブチ壊すブレーカー的作品ではあるけれど、公式が作った二次創作と考えて見るなら全然楽しめるかな

まぁ結局一番の問題は沙都子の動機なんだと思う。旧作の、惨劇に抗い運命を打ち破るために奮闘する梨花ちゃまと比べると圧倒的に動機が弱いのが、沙都子に対して感情移入出来ない一番の要因。だから全体的に安っぽくはなっていると見えちゃう。エウアみたいな感覚で見てるのが一番近い。だから、面白いが、名作という所までは行かないかなという評価になる

------

とまぁここまでが実は神楽し編始まる前位までに書いていた内容
正直10話のもう1人のワタシ展開からなんとなく嫌な予感はしてたけれど、14話見てもう真面目に書くのをやめることを決めた。判断が遅い
確かに最初は何このバトルオモシロwwwとか笑う余裕はあったけれど、中盤位になって、ふと我に帰ってみるととても悲しくなって笑えなくなった

結局2人の思うことは「一緒にいたい」であったけれど、そもそも梨花ちゃまと沙都子の思いの違いって、旧作を含めて仲間を信じて困難を乗り越えた梨花ちゃまと、ただ勉強が嫌だ 雛見沢を捨てるなと言った沙都子
どっちの思いに感情を移入出来るかって、そりゃ前者に決まってるわけで…

そんな沙都子に関してまだ救いある設定や展開が期待されていたけれど、3クールやっての解決法がガバ待ちの"奇跡"で、反転や時系列入れ替え、『卒』自体が二週目説等の考察を全て一刀両断して超脳筋展開は流石に十分に納得出来る"解答編"とは言い難い
一応沙都子の意図はともかく、シリーズを通して見れば、解答編の役割を持った卒の意義としては全く果たされてないからハッキリ言って0に等しいけれど、神楽し編までの業の裏側を見る話としては面白かったので、めちゃくちゃ斟酌してストーリーは一応2.0を付けた
声優は15年以上経っても変わらずに圭一達であったのが凄い
曲もめっちゃ良かった。不穏なOPで空気を上げてそのまま本編に入り、見終わった後の浄化EDは今年一バランスが良かった

今まで言ってたことを全て否定して敢えて擁護するなら、これがただの"ひぐらしキャラ達がいる無印や解とは全く関係ない世界での話"だったならここまで言われなかったのかもしれないが、結局ループ設定や惨劇の設定などの、旧作というか原作の設定を使ったにも関わらず全て投げ出して肉弾戦じゃそりゃ批判も来るだろうな。という訳で、OVAや何時ぞやの麻雀ゲーの系譜を辿れば良かったんじゃないかと思ひました

卒が始まった頃は、まぁ旧作の設定は壊れてるかもしれないけれど「ええやんこういう公式が作った二次創作も」といった擁護も出来ていたけれど、つまらないなら掌返す。二次創作に関する自分のスタンスは結局はそういう物なのかもしれない

思えばもう業放送開始から1年が経ったのか。発表当時はリメイクだと思われていていざ見てみたら完全新作のサプライズ。よく分からないまま正直最初は自分もキャラデザとか旧作の感じはどこ?って戸惑いながらも、猫騙しからの郷壊しなどの次々に起こる今までの常識を覆す展開にかなり楽しんでいて、一部分からない部分は『卒』で説明されることを信じて待っていたけれど、出てきたのがこれじゃあね…
去年の今頃のリメイクかどうか分からない頃が一番楽しかったなぁ…

投稿 : 2022/01/05
閲覧 : 273
サンキュー:

8

ネタバレ

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

思考遊び、考察遊びの果てはあるのか・・・

「業」で書いたコメントの続きになってしまう事が、いいのか、悪いのか。
哀しいのか、ハッピーなのか・・・。
少々、何を言ってるのか、なんて言っていいのかわからなくなりました。

私は俗に言う「考察派」では無いです。
ポイントポイントで、あれは?どういうことだ?どういう意味だ?と考える程度で、点と点を線で繋げ、線と線をつかって面を構成し、面と面を組み合わせてラーメン作る・・・、いや失礼、形をつくるなんて芸当を楽しんでできるようなセンスはございません。

なんていうか、そのキャラクターにとっての事情、思いはあるにせよ、
仲間として認識していたキャラクターが、互いの「思い」をベース、エネルギーにして争うのはなかなかに辛いものです。
「おやしろさまの祟り≒雛見沢症候群」が原因でやむなく疑心暗鬼に駆られたわけではありません。
繰り返しになりますが「事情=思い」はあるものの、明確な意思を持って「仲間」だったはずのものを襲うのです。
私的には、あまり愉快ではありませんでした。


この作品、前作以上に「うみねこ」的に盤面を俯瞰して楽しんでいる者の存在が強調されます。
それは、エウアと名づけられた・・・この際、ひぐらし的暇を持てあました「魔女」と表現しても良いでしょう。


そして・・・。
この魔女は・・・率直に言って私たち「視聴者」。
この作品を享受する者たちのメタファーと言ってもいいかもしれません。

そう、我々が自分自身の「暇」をつぶすために、
この物語を消費し、このキャラクター達の「駒」としての動きを堪能している事の暗喩に他なりません。

とうとう、竜騎士は私たちをも物語の駒として登場させてしまったのです。
これはある意味、私たちユーザーに対しての痛烈な打撃!皮肉に他なりません。

そして、この物語に長らく付き合ってきた私たちが、もし新たな物語が紡がれる時・・・、再びその舞台に足を運ぶのか、運ばないのか、それは私(あなた)がどうするか、どう思うかにかかっています・・・w。


はて、さて。
あなたはどうしますか、物語のインフレがさらにハイアベレージに進み、あらたな物語が紡がれる時・・・、再びあなたも竜騎士の駒として登場するのか、しないのか・・・。

私は・・・、また、文句を言いながらも物語に付き合う事になるのでしょう・・・ねぇ。



ん~ふっふっふっw(By大石)

なんかちょっとカッコいい事を書いてしまいましたw。
でも、割と的を射ていると思うのですが、いかがでしょう?
他の「駒」と化した皆様のご意見も聴いてみたいものですw。


それにしても、ここにきて鉄平に同情することがあろうとは、物語に「駒」として参加しての新たな発見があったので、良しとしましょうか・・・むっふっふっふ~w。

投稿 : 2021/12/17
閲覧 : 267
サンキュー:

14

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ひぐらしで泣く羽目に

旧作知りません


話数多かったりシリーズラインナップ複数あるとどんな順でいきゃいいのか路頭に迷います。私も迷子の一人かもしれませんが立ち位置というか遍歴は明示しときたいと思います。

1.名作の誉れ高い旧シリーズを未経験です
2.10何年ぶりの新作『業』視聴しそこそこ満足してます
3.その『業』を補完する役割と聞いて『卒』を観るためここにいます

白状すると旧作を3話くらい観て、並行して新作『業』も3話くらい観てあんま変わらんと思って『業』に専念。完走後にあにこれで答え合わせしてみたら旧作の内容と途中分岐する新作だったと判明。その後、貪欲に旧作を貪る気にもならず今日に至る。以上です。

 普通でした

普通よりちょっと面白いかなってくらい。クール平均の中上位層ぐらいのポジションです。ベテラン声優さんの“転調”演技が素晴らしくて引き込まれます。声優さん続投してるし旧作ファンは同窓会みたいでニワカな僕よりもっと楽しめそうな気がします。
それとやっとこからくりが見えてきた『業』を受けて、その『業』を別人物の視点から辿るのが本作『卒』でした。答え合わせしてる面白さがあります。本編と同時間帯を別人物の視点で追うスピンオフみたいなもん。
できれば『業』『卒』は一気に3クール分駆け抜けるのが吉かもしれません。
名作の誉れ高い本作ですが、ところどころ片鱗は感じることができる佳作といったところでした。

旧作必須かどうかはよくわかりません。…がしかし新規で59話分を追いかけるのは負担に感じますね。
こちら新シリーズも3クール費やしたわりには満腹感には欠ける。
少なくとも『業』『卒』をもって「ぜひ旧作を!」という気は起きなかったです。


※ネタバレ所感

■沙都子あれっ!?

“繰り返す者”堪能しました。
{netabare}だがしかし、梨花にバレた時点で即ゲームオーバーとなる仕様でしたよね。沙都子にやられる前にやってしまえば解決。
結局ロリお社様のテレパシーみたいなのでループ地獄の綻びが生じたわけですが、なんか思っていたよりあっさりで肩透かし食らった気にさせられて消化不良でした。田村さんとかないさんの熱演でお釣りがくるのかもしれませんが、この設定なら“梨花にバレたら最後”の緊張感があっても良かった。梨花の絶望に比べて沙都子がワンサイドすぎましたね。
梨花VS沙都子のどっちに転ぶかシーソーゲームとワンサイドゲームどちらが盛り上がるかといえば一部例外を除き前者でしょう。本作は徹底して後者でした。では後者で盛り上がる“一部例外”はどんなか?といえば胸のすく一発逆転以外考えられません。{/netabare}


■沙都子と梨花の二人ともあれっ!?

“繰り返す者”同士の決着や如何に?
{netabare}これ不満でしたね。ワンサイドゲームからの一発逆転みたいな展開ではなくちょい残念。さらに閉鎖的農村社会でのホラーという作風もぶちこわ…超越しちゃった感のある最終盤でした。
バレたら最後なんですけどバレてから2話費やしてやったことが

 {netabare}拳で語り合おうぞ!{/netabare}

前田慶次と奥村助右衛門みたいなことになってました。実際“拳”より異能バトルでしたけど旧作ファンの方はあれでいいのかしら?
余韻もへったくれもないのでこれでテンションだだ下がりでした。{/netabare}


■総論

{netabare}近くにいる親友を囲いたくなる感情なんて成長と共に薄れていくもんなんですけどそこに固執し100年というのは凄いですね。凄惨な1か月を1200回繰り返したわけです。
それを「ありえない」と思うのはあくまで常人の感覚であって、そうじゃないからホラーとして成立してたわけです。秀逸でした。だからこそホラーらしくホラーのままにっていうホラーのお作法に沿った結末だったら良かったのに~って思います。あるでしょ?惨劇継続の匂わせみたいなやつ。{/netabare}


※オマケ

■1983年

年表見たら戸塚ヨットスクール事件をなぜか覚えてるくらい。
沙都子/梨花より年下と気づきちょっぴりテンション上がりました。まだ若い



視聴時期:2021年7月~9月 リアタイ   

------


2021.10.12 初稿

投稿 : 2021/12/05
閲覧 : 663
サンキュー:

31

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

完全新作、まだ誰も知らない雛見沢へ

言わずと知れた名作で、OVAを除くと本作がちょうど4期目になります。
無印の解答編が「解」であったように、本作は第3期「業」の回答編という位置付けになっています。


都心から遠く離れ、色濃く残る自然に囲まれた集落──雛見沢村。

かつて、ダムの底に沈むはずだった村は、
今もなお昔と変わらない姿で、
転校生・前原圭一を迎え入れる。

都会で暮らしていた圭一にとって、
雛見沢の仲間と過ごす賑やかでのどかな生活は、
いつまでも続く幸せな時間のはずだった。

一年に一度行われる村の祭り、綿流し。
その日が来るまでは…。

昭和五十八年、六月。
ひぐらしのなく頃に。

日常は突如終わりを告げ、
止まらない惨劇の連鎖が始まる──。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

基本的なストーリーは無印や「解」と一緒なんですが、所々物語が改変されているので、流れは知っていても視点の違いから新たな気付きが得られる構成になっているのは、この作品ならではの楽しみ方なのではないでしょうか。

ですが、無印や「解」と、「業」と「卒」で大きく異なっている部分もあると思います。
一番の違いは、「業」と「卒」には無印や「解」で感じたホラー的要素が殆ど無いことです。
そして、その代わりに大きく盛られたのが「痛み」だったのではないでしょうか。

何度も何度も繰り返される惨劇…
目の前で繰り広げられる惨状に、何度か心が折れそうになりましたよ。
能力が暴走を超えて飽和している感じがしたのも、拍車を掛けていた気がします。

ですが、ラストまで視聴して腑に落ちた気がしました。
最大の理由は、島みやえい子さんの歌う「you-卒業-」が流れてからの展開が、物語の序盤からは考えられないほど穏やかだったからです。

この作品が「解」で終わらなかったのは、このラストのためだったんだと個人的には思っています。
このシーンが見れただけでも、心が救われた気持ちになりました。
しかし、「you-卒業-」は何て素晴らしい曲なんでしょう。
聞くだけで目頭の熱くなる曲です。

オープニングテーマは、彩音さんによる「Analogy」
エンディングテーマは、鈴木このみさんによる「Missing Promise」で、最終話のみ「you-卒業-」

1クール全15話の物語でした。
本当は2クールで放送される予定だったのでは…と思ってしまいました。
中盤から終盤にかけての展開がこれまで以上に早かったので…
全15話というのも少し中途半端ですしね。

素晴らしい結末をありがとう…
と思っていましたが、なんと令和の雛見沢を舞台に圭一の子供ら描く「ひぐらしのなく頃に令」の連載が始まったんだそうです。
いずれ、令和の雛見沢もアニメ化されるかもですね^^

投稿 : 2021/11/28
閲覧 : 330
サンキュー:

11

ネタバレ

螺旋常連からくり剣豪 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

炎上した理由については考えさせられたが、良い部分はたくさんあった

ひぐらしのなく頃にの正統続編である業の決着編です。
時系列は解における祭囃し編の後。
過去作である無印、解を観てないと業、卒の描写について意味が分からない点が多いと思われるので、できるなら旧作を参照してから視聴することを推奨します。

古手梨花が仲間同士の絆や信じることを力に、鷹野三四の願いが引き起こした永遠とも言えた、呪われし惨劇の運命を打ち破った旧作。
業、卒はそうした力を闇堕ちして“繰り返す者”となった北条沙都子が逆手に取り、鷹野との戦いから得た経験を活かそうとする梨花を新たな惨劇の渦に引き摺り込みました。

仲間をテーマにした旧作。
作者は一度完結したテーマからあえて脱却を図り、仲間を信じることに関して、その弱さ(特に依存性)という危険性について説いた。そんな意欲作とわたしは捉えています。

意欲作、と言えば聞こえは良いのですが、その結果様々な問題点が付随して大炎上した本作。最たるものは心理描写の弱さや重要な描写の欠如でしょう。
卒は業の使い回しみたいなシーンが多く、それが祟ってかキャラクターの心理描写を旧作より描けていないです。特に業の郷壊し編や、綿明し編、神楽し編では顕著でした。

抽象的な表現もかなり多い。祟明し編で現れた北条沙都子の闇人格や、神楽し編でエウアが放った“フィーア”という言葉、そして彼女と羽入の関係性やその目的など、今作では曖昧だったり明かされていない部分が目立ちました。

良い点は作画、音楽、キャラクター。これらは文句無しです。
後はテーマ。
梨花がこれまでのことを信じた結果黒幕に足元を掬われ、かつて経験しなかった新たな惨劇に見舞われるという旧作をある種活かしたエピソード群は素直に面白いと言えます。

仲間を利用することから胸糞悪いとも取られる沙都子の暗躍は賛否ありますが、わたしは好きです。
旧作にて羽入の言葉から言われていた梨花と沙都子の共依存の危険性。
そこに着目して旧作(祟殺し、皆殺し、祭囃し)より見られた北条沙都子というキャラクターの不安定さを惨劇の黒幕として旧作とは違った切り口でより苛烈に描いたのが業、卒のテーマの一つだと解釈しています。

ストーリーはかなり荒削り。描写不足な点や違和感が多く、炎上した元凶であり、悪い点はここに凝縮されています。

以下、わたしの解釈と併せて箇条書きにして纏めます。

・梨花、沙都子がルチーアに通っていた経験のある詩音に相談しない。
→これはなぜしなかったのか謎。進学する場所の評判を知ろうとしない理由が皆無。

・業の焼き直しが多い。
→そのせいで重要な描写を描く尺が不足しているので致命的。再放送と揶揄されるのも納得。神楽し編の1、2が特に酷い。

・沙都子の動機がしょぼい。
→明確な描写は薄いですが、沙都子は梨花の辿った惨劇の追体験を合わせて彼女並みにループを経験しており、何度も何度も梨花と共にあろうとしては失敗していました。沙都子を苦しめた梨花の願いはさながら、鷹野の例で言う“絶対の意思”に他ならないでしょう。
どう足掻いても最終的にルチーアで孤立した結果、このままでは梨花と共に過ごせないことを悟った沙都子は二人の関係を壊してまで、彼女からして利己的にしか見えないであろう自分の願いを叶えようとしている梨花の心をエウアから貰った力を使い“オヤシロさまの祟り”の名の下に屈服させ、鬼騙し編より一転して梨花を殺す呪縛と化した仲間、絆の力によって雛見沢に縛り付けようとした、というところでしょうか。

・祟明し編で沙都子から分離した闇人格
→解の後日談となる礼で梨花の裏人格(魔女と呼ばれたりする)、いわゆる黒梨花と呼ばれるものと決別する描写があります。ここから考えるに、沙都子も梨花と同じく長いループを経て本来の沙都子と若い肉体と不相応に成熟してしまった沙都子が摩擦を起こして分離、梨花のような魔女としての人格が現れた、と読み取れます。
沙都子の場合は自らが起こした幾度もの惨劇を経て擦り切られた良心が呵責を起こしてしまい、梨花をものにするのに邪魔となるそれを封殺するべく、魔女人格が沙都子を乗っ取ったのでしょう。
最終回で沙都子が言っていた、この体を北条沙都子に返す〜のくだりは礼での梨花のくだりの再現といった具合でしょうか。
梨花の時と同じく、魔女沙都子と本来の沙都子の一時の別れ……と考えるとしっくりきました。

・14話がドラゴンボール
→ドラゴンボールとNARUTOでした。

他にも言いたいことはありますが、長くなり過ぎるので割愛します。気が向いたら追記していくつもりです。

総評して、やりたいことは分かるが、炎上した理由も明確な賛否両論の激しい作品です。
考察しがいのある部分も多いですが、視聴ハードルが高いしとにかく荒削り。
観るなら旧作やうみねこといった過去の竜騎士作品をある程度理解するくらいの気概が無いと抽象的な表現にもやもやすることは必至でしょう。理解があったとしても賛否が分かれる作品なので、他作品よりも評価が難しいのが現状です。

投稿 : 2021/11/23
閲覧 : 393
サンキュー:

6

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

田舎の村落を舞台にした人気ホラーミステリーの、新作の解決編

閉鎖的な田舎の村落を舞台にしたホラーミステリー「ひぐらしのなく頃に業」の続編。全15話。
内容的には、「業」で描かれた惨劇の種明かしをしていって、最後に今回の物語を決着させる、みたいな流れ。この作品、過去のシリーズに強い思い入れがある人たちには、どうもそれほど評判は良くなかったようですが、「業」と「卒」しか観ていない「ひぐらし素人」の自分的には、それなりに楽しめました。ぶっちゃけ、ストーリー自体には特に感心することはなかったですし、キャラの誰かに感情移入できるようなこともなくて、作品としての出来については、それほど良かったという感じでもないのですが、とりあえず怖いもの見たさのドキドキや、あまりに酷い展開に思わず笑ってしまうような面白さはあったので、毎週1話ずつ観ている分には退屈することはなかったです。ただ、当然ながら残酷な描写はたくさんありますし、物語としても同じようなパターンの繰り返しなので、もしこれを全部まとめて一気に観ていたならば、途中でうんざりしていたような気はします。
作画、音楽は、特に問題なし。声は、ベテランの声優さんが揃っていて、さすがの安定感でした。
「業」と「卒」の全39話を観終わって、まあそこそこ面白かったです。この作品に限らず、ホラーというジャンルは意外と笑えることも多かったりするので、なんとなく苦手意識がある人でも、もしかしたらギャグアニメ感覚で楽しめたりするかもしれません。(まったく保証はできませんが。)

投稿 : 2021/11/19
閲覧 : 230
サンキュー:

10

overnao さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ひぐらし初見

ひぐらしシリーズの作品を初めて見ましたが、ふつうに面白かったです
このシリーズの長年のファンの皆さんは割と酷評気味な傾向がありますが…
おそらくですが、最初の作品から10年以上経ってるので、製作者側は私のような初見視聴者を取り入れようとして今回の作品の脚本を書いたんだと思います
そしてその結果、既存のファンが持っている作品へのイメージが壊れることに繋がったんじゃないかと思いますね
初見視聴者的には、分かりやすいストーリー構成でストレスなく見れてよかったですよ。

投稿 : 2021/11/15
閲覧 : 177
サンキュー:

2

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

〇〇〇〇のなくころに

先に言っておきますが、この作品はひぐらしの続編でも、リメイクでもありません。アナザーというのもおこがましい。どちらかと言うとうみねこのアナザーです。

うみねこと構成は同様で、ひぐらしの舞台である昔のひなみざわをゲーム版にして、ゲームプレイヤー1であるさとこがプレイヤー2であるりかにゲームを挑む話。
さとこの目的は高校生になったりかがひなみざわを離れ、都会の高校に進学することを諦めさせひなみざわでいつまでも一緒に暮らすこと。一方のりかは終盤までゲームだと気付かず、かつてのループしていた世界と同様の脱出方法を試すが悉く失敗。諦めかけていたその時にとあるきっかけで、ゲームと相手プレイヤーの存在に気づき対決。その後和解しハッピーエンド。
と言う話。

うみねこ好きな私としてはベルンカステル、ラムダデルタの誕生秘話としてのこの作品はとても面白かったし、さとこの行動が次第に変化していくのも、ラムダの意識が強くなってるのかなと想像できて良かった。

面白い、とても面白い作品なのだが、最後に大切なことなのでもう一度!!この作品はひぐらし本編とはなんの関係もありません!!!

投稿 : 2021/11/10
閲覧 : 198
サンキュー:

2

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

ひぐらしのまた新しいストーリーは結構新鮮に見ることができました。
はじめてひぐらしを見たときには最悪とまで評価したけれど人間慣れるもんですね・・・
今回は凄惨なシーンは多めだったかと思いますが、年月が経っている分、描写もそれなりに考えられているような気もしました。
ストーリーはまあ新作ということでいいんじゃないかと思います。あまり真面目に評価してもねww

投稿 : 2021/11/09
閲覧 : 158
サンキュー:

1

次の30件を表示

ひぐらしのなく頃に卒のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
ひぐらしのなく頃に卒のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

ひぐらしのなく頃に卒のストーリー・あらすじ

2021年7月放送開始(TVアニメ動画『ひぐらしのなく頃に卒』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年夏アニメ
公式サイト
higurashianime.com/

スタッフ

原作:竜騎士07/07th Expansion

このアニメの類似作品

この頃(2021年夏アニメ)の他の作品

ページの先頭へ