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「白い砂のアクアトープ(TVアニメ動画)」

総合得点
75.9
感想・評価
443
棚に入れた
1349
ランキング
751
★★★★☆ 3.6 (443)
物語
3.4
作画
4.0
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.5

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白い砂のアクアトープの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

キャンキャン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

P.A.WORKSのオリジナル。
作画は安定のクオリティでした。
観終わっての感想は面白かったんですが、何か盛り上がりにいまいちかけたかな?と思いました。

投稿 : 2021/12/19
閲覧 : 223
サンキュー:

3

ツークツワンク さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

可愛い女の子と綺麗な背景を見せれば売れる

ストーリーについて色々文句の言いたいことはありましたけど、ツイッターで高評価してる人達のレビュー見て毒気を抜かれましたので流すことにします。

総評として水族館とかの綺麗な背景見せて、可愛い女の子が百合(仲良く女同士でイチャイチャしているの意)しているのを作ればとりあえず一定の評価はされるということなんでしょうね。

でそれに気付いたPAは「色づく世界の明日から」何も学んでいないというか、むしろ学習をして、そういうテンプレを作り上げてしまったのでしょう。
まぁそれならそれでいいんですけどね。

その割にはそういう層が忌避するパワハラ上司キャラを入れてしまい、そっちの人達の半分にも匙を投げられてしまうという始末なのだから救い難いです。

萌え萌えの百合、水族館、ファンタジー、取って付けたような小学生の総合の時間で学ぶレベルの環境問題、社会は厳しいんだぞ的な説教とか色々付け加えた結果、いったいどういう人に売りたいのか良く分からないものが出来上がってしまいました。

朝ドラ路線をウリにしても途中の女子会オイルマッサージのくだりとか見せられたものではありません。
こういうシーンを入れれば視聴者は喜ぶだろうという製作者の意図がゲスいです。


2クールも見てしまった分余計に不満というか。
1クールで作った伏線の処理とか、くくるの成長とかもっと見せる場面あっただろうにと思います。

投稿 : 2021/12/19
閲覧 : 182
サンキュー:

6

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

優しい風が流れるアニメ

青い空、光る海。
立ち上がる入道雲に白い砂。
沖縄の空気は何処までも暑く、そして熱い。
そんな沖縄を舞台にした、二人の少女の出会いと成長の物語です。

アイドルの夢に破れた風花。
今を変えたくて沖縄へ。
そこで出会ったくくる。
がまがま水族館の再建に奮闘します。

物静かで思慮深い風花に対し、考える前に突っ走るくくる。
ガマガマ水族館の存続に奔走することで互いに理解を深めます。
{netabare}後半のティンガーラ編では、吹っ切れた風花は常にお姉さん役。
くくるを優しく包み込む姿は涙ものです。{/netabare}

個性豊かな脇役にも背景があります。
だから、それなりに感情移入がしやすい。
とくに、{netabare}ティンガーラ編はバラエティーに富んでいます。
気の強い彼女にもそんな理由がねえ。{/netabare}

前後半で少し雰囲気が変わる作品。
それが、このアニメに一つの見せ所になっているのかな。
突拍子もない展開はありません。
でも、落ち着いた気持ちで観ることができるアニメです。

なんくるないさー。
前を向いて歩いて行けば、いい方向へ。
失敗を恐れずに、とにかくやってみること。
それが「生きている」を実感することなのです。

投稿 : 2021/12/19
閲覧 : 214
サンキュー:

24

ネタバレ

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

あらあら・・・

2クール観終わった後に素直に思ったことを
すでに皆さんが書いてましたね。
やっぱり脚本が薄い、これに尽きます。
PAは確かな画力がある会社だから
(さよ朝は映画館で観て本当に良かった作品です)、
実力がある脚本家のストーリーを映像化するだけで
すごい作品ができると思うのですが・・・。

特に本作で一番残念だったことは、
題材が良かったのに活かしきれなかったことです。
お仕事ものを押すのであれば、
SHIROBAKOみたいにもっと現場裏を描くとか、
現場の葛藤を見せるとか、
視聴者としてはそちらの方が興味があったかもしれません。

あと、これは細かいけど最後まで気になったのが、
副館長のくくるに対する呼び方でしょうか。
うーん、やっぱりこの時代にあれは間違いなく
{netabare}パワハラ{/netabare}になるでしょうね。

逆にとても良かったのは、
石川由依さんの役が妙に艶っぽくて
はまり役だったように感じたことでしょうかw

投稿 : 2021/12/18
閲覧 : 444
サンキュー:

29

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

優しい 時間を すごせた

優しい 時間を すごせた 結構 楽しめた・・
ただ もう少し 山あり谷ありが欲しかった・・単調であったが 楽しめたかなぁ

投稿 : 2021/12/18
閲覧 : 142
サンキュー:

6

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

風花マジ天使

主人公二人の成長の物語。

くくるメインでしたが
支えたのは風花。

くくるが弱っている時に降臨するから

ああ・・・風花マジ天使やぁって。

風花の人柄がやさし過ぎて
風花見たさに観てました。

はい、風花推しです!

キャラデは「色づく世界」が
目と口の間が長かったのに対し
今作は狭くて眼も大きくカワイイです。

最後の紙飛行機のシーン
「色づく世界」と被りますね。

能天気で観るアニメかな?

投稿 : 2021/12/18
閲覧 : 173
サンキュー:

5

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

色んな物を詰め込んで本質がぼやけた

ギャザーやEDのカットを見ても
企画書には「くくると風花の成長物語」で出したんだろう
最終回の落とし所はその意図を感じた

しかし全体通すと上手く物語を転がし切れずに
要素だけが次々と追加されていた

24話の前半は老朽化で閉鎖が決まった
がまがま水族館が舞台

亡くなった両親との思い出がある高校生のくくるは
館長のおじいが決めた閉館に納得できず
存続するための方策を考えていた

一方アイドルに憧れて上京した風花
しかしセンターを勤める予定だった曲で
後輩に譲ってしまった為人気が落ち
芸能界を引退して故郷の岩手に帰ることにした

そこで見た沖縄のポスターに惹かれ
そのまま衝動的に飛行機に飛び乗ってしまう

占い師に運命の出会いがあると告げられ
言われた方角ががまがま水族館

そこで2人が出会い
くくるは自分の夢を手伝ってもらい
風花は自分の代わりに夢を叶えて欲しいと思う

キジムナーが見せる幻想的な空間が現れる設定
そこにくくるの出生の秘密なども絡んで
ファンタジー要素が強い

くくるはバリケードを築いて閉館に抵抗するも
台風の被害でがまがま水族館の限界を痛感し
遂に閉館を受け入れる

後半は閉館から半年後
高校を卒業したくくるはおじいの紹介を受け
アクアリウムティンガーラに就職する

辞令は飼育員ではなく営業・企画の仕事
上手くいかない事ばかりのところで

岩手に戻っていた風花が
飼育員としてくくるの元に現れた

PAの得意ジャンルであるお仕事アニメで
ティンガーラから同僚になったキャラも絡めて
水族館の運営や環境問題にも触れて行く

くくると風花それぞれにフォーカスする展開なら
話にも深みが出ていたんだけど

後半は風花がジョーカーの役割で
くくるやちゆの問題を解決してしまうので
最終盤の留学で困惑するのは唐突すぎて浅い

キャラクターは個性あって魅力的だが
お当番回以外は役割もなく
ただ割セリフ言わせてるだけに見える

くくるも無断欠勤して離島に行くのに
電話連絡すらしないのはちょっと唐突すぎ
ここら辺は沖縄タイムの一つかもしれないが

シナリオ以外の仕事は良くできていただけに
惜しい作品と言わざるをえない

投稿 : 2021/12/18
閲覧 : 230
サンキュー:

13

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

期待通りの素晴らしい作画

連続2クールアニメということで、1クール時点の感想。

美しく書き込まれた水族館の魚たち。
1話から作画は素晴らしい。
お話の展開はものすごくスローテンポ。
特に何にも起きずに1クール終わった感じなんだけど、いや、これはこういうアニメなんだろう。
くくると風花のお互いの微妙な気持ちの揺れ具合を丁寧に描く作品なんだろう。
何か奇跡が起きると思われたガマガマ水族館は、結局何も起こらず閉館となってしまった。
舞台が消えた次のクールでは、どういった展開になるのか。
楽しみに次クールも見てみようと思います。

12/17
と言うわけで、二人の少女の成長が描かれる第2期。
ガマガマ水族館は潰れ、主要メンバーはティンガーラに転職してしまった。
相変わらずゆったり紡がれる物語が素晴らしい。
これはお仕事アニメに属するのだろうが、変わらずくくると風花の成長物語が描かれる。
沖縄の美しい自然と人々とのふれあい。
そんな中でたくましく生き抜こうとする2人を応援したくなるし、
成長に感動してしまう。
前半のガマガマよりも後半のティンガーラの方が見ていて面白い。
前半が消えゆく終わりの物語だったのに対し、後半は生まれ行くこれからの物語を紡いでいるからね。
白い砂のアクアトープは、ティンガーラ水族館のことだったんだ。

ただ、全体を通して、何の盛り上がりもなく終わってしまった感は否めない。

投稿 : 2021/12/17
閲覧 : 237
サンキュー:

13

ネタバレ

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

無駄に長かった

アイドルを辞めた女の子が沖縄にある小さな水族館で働くお話?

最新話(7話)まで観たけどなんかいまだにどんな話かよく分かんない。そして毎話毎話、終わり方があっさりしてて早く続きが観たいなっていう感情が沸かないのがちょっと…って感じ。こんなペースで24話やるとなると飽きて視聴辞める人まあまあいそう

作画はPAなんで安定

【9/18追記】11話観ました。ストーリーは今までで3番目位で好きでしたが、くるるの我儘っぷりが少しキツいかなぁ。あと海くんがくるるに「怪我はしてないか?」的な問いかけに対して首を横に振る描写に少し違和感があった

【9/26追記】12話観ました。頑張ってがまがまを存続する話だと思ったら見事に営業終了し、風花も岩手に帰るそうなのでここからどうなるか予想も出来ない。くくるのクソガキっぽさは健在

【10/16追記】15話観ました。2クール目入ってから微妙な展開ばっかりだったけど今回は結構面白かったと思う。くくるの印象が良くなってきてる。ただやっぱり話の終わり方が薄っぺらい。あと風花の「アイドルだった」という要素や副館長のくくるに対する厳しさが今後の展開にどう影響してくるかが気になる所

【12/17追記】最終話まで観ました。良かったか悪かったかの2択なら悩んで後者って感じです。面白い話も勿論あったが、逆につまらない話もまたあった。また「その設定いる?」みたいなのが無駄に多く、それを最終話までにどう料理してくれるのか期待していたが全て期待外れだった。

・副館長のくくるに対する態度
・キジムナーの存在
・風花が元アイドルであること
・がまがまでの不思議な現象←これに関してはストーリーにどう影響していくか結構期待していたが、特に何も起きず拍子抜け。んで最終話ではティンガーラでも謎の現象が発生してて草。

最後まで方向性が分からないアニメだった。百合に特化したほうがまだマシだったと思う…。

投稿 : 2021/12/17
閲覧 : 1082
サンキュー:

9

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

挫折を知った2人の少女が目覚めた夢の中で見つけたもの

【紹介】
2クールアニメで、1クール目と2クール目では大きく作品の雰囲気が変化する作品。2クール目のほうが面白かったです。

最初は人気アイドルグループを脱退した美少女が偶然目に留まったポスターを見て家出し、沖縄に行って潰れかけの水族館にたどり着いた。
そこの館長代理で潰れかけの水族館を立て直したい少女と出会い、二人で四苦八苦しながら再建を目指す話です。

【作画】
とても綺麗ですね。キャラデザも好き。
特に光の表現が抜群で、明暗の描き方がとても素晴らしいです。

【音楽】
作中BGMはもうちょっと沖縄感ある曲調でもいいかなとは思ったけど、結構いい感じで好きです。

1クール目ED「月海の揺り籠」もの悲しくて神秘的な感じの曲。かなり好き。
2クール目OP「とめどない潮騒に僕たちは何を歌うだろうか」 
つらいことがあったけど切り替えて前を向いて先に進んでいくんだという意思と希望が感じられる爽やかなOPですね。

2クール目ED「新月のダカーポ」は夏の終わり、余韻を感じさせる穏やかな曲。

【シナリオ】
シナリオは結構残念なところが目立ちます。
なんか良くなりそうだった場面はいくつかあったんですが、結局シナリオは最後まであまり盛り上がらなかった。
作品全体のコンセプトがあるようでないのが致命的かも。

シナリオの良さよりも、雰囲気の良さを楽しむ作品ということでしょう。


【シナリオについて、期待したことと、期待を裏切られたことについて】
{netabare}
まず、水族館のお仕事の話というのは新鮮で興味深いと思いました。
1クール目は水族館のお仕事の側面が強くて、面白いところもあったけど、くくるの横暴なふるまいがいちいち気になって残念でした。

1クール目は夢を挫折する痛みを知る風花が、同じような苦しみをくくるにさせたくないという思いとは裏腹に
厳しい現実に対して有効な手立てを知らず、自分の力のなさを自覚しないままがむしゃらに頑張るくくる。

くくるのやっていることが再建につながらないことはずっと思っていて、
本当に再建する気あるの?こんなことしても何も変わらないよ?ってずっと思っていたけど
都合よく奇跡が起きて再建なんていうくだらないシナリオじゃないのは本当に良かったです。
1クール目は、くくるが挫折と現実を知るまでの物語だったんですよね。

ここから私が期待した部分なんですが、
現実の厳しさ、自分の力のなさ、挫折と絶望を知ったくくるは、ようやく風花と同じ目線に立つことができて、
視野が広がったことで何も知らずに自分が思い描いたことだけをがむしゃらに頑張っていたころと同じようにはいかなくなった。
現実を知った彼女は、自分のやりたいことを抑えてやりたくないことでもやらないといけないこともあるんだと知っていく。
それでも一度挫折を経験した風花の存在があったから、彼女は腐らずに、できることとできないこと、
かなえられる夢と、かなえられない夢の違いを認識させて前を向かせたことで、成長するというシナリオが私は良いと思いました。

風花にとっては挫折を知らないくくるが、くくるにとっては挫折を知る風花が、それぞれ自分の心に足りなかったものを埋めてくれたんですよね。

描いた夢をかなえる物語は確かに心地いいけど、そううまくいかないってことを私たちは大人になる途中で知っていく。
じゃあうまくいかなかったら、どうしたらいいの?
その疑問に対する一つの答えをこの作品には描いて欲しかった。

そういう成長物語的な側面はそんなに重要視されてなくて、結構なあなあで話が進むのは勿体ないって思った。
たしかにくくるは1クール目での挫折を通じて成長しましたが、2クール目ではがまがまのことを懐かしむでもなく悲しむでもなく、
普通にティンガーラでの仕事を一生懸命頑張るアニメになっていて、
これなら1クール目のがまがま編いらないんじゃない?って思ってしまった。

2クール目は最初職場の雰囲気が最悪でしたが、わだかまりが解消されてからとても良くなりましたね。
惜しいのは水族館のお仕事っていう側面がだいぶなくなったところ。
水族館の専門的な話とかにも期待していただけに残念。
{/netabare}

【キャラクター】
男性キャラはだいたいいい感じで副館長以外は好印象だけどあまり出番多くないのが勿体ない。
空也が特に好き。女性の部屋のトイレだから女子トイレでしょ?って言って外にトイレ探しに行くところとか、キャラが徹底していてなるほどって思った。

{netabare}
1クール目のくくるはかなり性格に問題があって好きになれなかった。
かなりわがままで理不尽ですよね。
2クール目は挫折して少し成長したのか、まだ自己中なところは目立つけど
好きなことややりたい事があって、でも現実はそれを許してくれなくて、失意、挫折、絶望。
一人では抱えきれない想いも、周りのみんなの励ましや協力で諦めずに前を向いて頑張っている姿は良かった

また、2クール目で増えたキャラクターはだいたいいい感じで、がまがまのメンバーも含めていい雰囲気で理想的でした。
1クールのラスト~2クールの途中までは良い感じでした。

風花はずっとお人よしのいい子すぎて、未熟なくくるを成長させるための精霊みたいなポジで、便利に使われている感があって不憫。
もっと人間的な起伏があっても良かったような。

副館長は酷すぎるパワハラ上司だけど、酷すぎて逆に面白いかも。

知夢が感じ悪い理由はわかったけど、これは共感できないかな。ちょっと大人げなさすぎる。
個人的な悩みでストレス溜まっていたのを、子ども相手にぶつけていただけで、なあなあで改心して許された感じなのがモヤる。
ギスギスしてるよりはずっといいけど。

{/netabare}

【不自然なところ】
{netabare}
風花にペンギンの餌やりさせて、説教するシーンは、素人にろくな説明も研修もさせずに餌やりさせるほうが悪いと思う。
大切に思う気持ちがないとか言ってたけど、大切に思うならちゃんと研修させないと。
ただ、2クール目を見て、これはくくるの未熟なところをわざと見せたのではないかって思いました。

ティンガーラが、がまがまの生き物と従業員全部引き取るってのは、私はよくわからないけど色々無理あるんじゃないかな?
いくら営業が順調な水族館って言っても一度に人や生き物増えるといろいろたいへんそうで、
こういうのって、全国の水族館に分散されるイメージあるけど。

風花のアイドル設定は不自然なことが多すぎてリアリティがない
彼女が干された理由が変、辞めた経緯が変、沖縄の水族館に急に行こうと思った行動が変、辞めた後にちょくちょく芸能界がかかわってくるのが変。
グループの生命線ともいえるセンター候補になるようなメンバーを無理やり引き止めるならわかるけど、
積極性が足りない程度で干しておいて、事務所のみんなで落ち目だよねとか悪口言って出て行ってせいせいするみたいなリアクションがね。
何か恨みでもあるの? 
女の子を大人の都合で利用するだけ利用して、ひどすぎる事務所だと思う。
{/netabare}


【総評】
このアニメの難点は、物語が盛り上がってくるまでの準備期間が長いこと。
2クール目は面白かったです。

ただ、1クール目の魅力だった水族館のお仕事部分が2クール目はあまりなく、ただの職場アニメになっていたのが残念で、2クール目の感じで水族館のお仕事の話やればちょうど良かったんじゃないかって思う。

あと、海の生き物の専門的な話とか環境問題とかにも期待していただけに、そっちが弱かったのも残念かも。

シナリオは期待外れでしたが、いい雰囲気のアニメで楽しかったです。

投稿 : 2021/12/17
閲覧 : 242
サンキュー:

39

ネタバレ

あああ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

名作だった

とても良い鑑賞後感でした。
「選んだ道を自分の力で正解にしてあげなさい」
おじいのこの言葉だけで名作だったことがわかる。めちゃくちゃ良かった……………

投稿 : 2021/12/17
閲覧 : 149
サンキュー:

4

ネタバレ

HmFDB75691 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

第15話~最終話 水族館を鑑賞するような、きれいなアニメだった

なんとなくよさそうな雰囲気はあるが、とくに考察する要素はなさそう、とりあえず見てみるか、というのが第一印象。


第1話 サンゴの話かな
{netabare}
作画はそこそこ。さいきんは、クオリティの高い作品が増えたから、そこそこに感じてしまう。キャラデザもそれなり。主人公が女性だから、あまり気にならない。

お仕事アニメか? という印象。アニメやゲーム(漫画や小説でもいい)の仕事アニメは、アニメファンには身近だからウケるんだと思う。水族館は、リアルで成功した例もあり、微妙。

ただ、"アクアトープ"は、大成建設の登録商標なので、大成建設の社員が出てきて仕事アニメになる可能性はある。アクアトープは、水質を改善する装置で、タイトル通りなら、水質を改善する話になる。

白い砂からイメージするのは、サンゴ。サンゴは褐虫藻と共生関係にあるけど、この藻がいなくなると白くなる(白化現象)。アクアトープは、藻の大量発生を防ぐ装置なので、サンゴと繋がらないように思える。だけど、沖縄が舞台でサンゴが無関係とも思えない。

あと、気になったのは、母子手帳。家族構成から考えて、母親はいないだろうし、無記名のほうは妹(弟)のような気もする。なにがあったか不明だが、ショックを受けたときに水族館に行って、風花と同じようなものを見た、そんな感じかな。
{/netabare}

第2話 エンディングはよかった
{netabare}
OP・EDを見る限りでは、お仕事アニメには見えない。予想では、8/31までは水族館のお仕事アニメで、閉館。主人公が挫折して、そこからファンタジー要素を含む物語に変わり、成長していく。そんな感じかな。

EDは色々含みもあるし、曲もよかったと思う。沖縄にある海底都市(ピラミッド構造)を描いている気がした。石に描かれたハイヒール(?)は、風花の夢の象徴か、くくるの母親を意味するのか。

現時点では考察する材料が少ないので、色々深読みしてみる。

・くくるは、本当はくくるではない
母子手帳の無記名のほうが、じつはくくるで、くくるは姉の名前。もしくは、風花が、くくるだったり。この二人に意外な繋がりがある気もする。

・くくると風花は、陽と陰
二人が海の中で丸まっているキービジュアルは、陰陽道の陰と陽を表している。夢が叶わなかった風花が陰で、夢を叶えようとしているくくるが陽。

さらに、琉球神道にはセジという言葉があり、不可能を成し遂げたりもする。EDで二人がつかもうとする光る石は、セジを宿した石。
{/netabare}

第3話 お約束な展開
{netabare}
OPなしで期待したけど、お約束どおりの展開だった。母子手帳について、なんらかの説明をしたかったから作った話って感じかな。たぶん、赤ちゃんが生まれるという点が、今後の伏線となるんだろう。

くくるが一生懸命、館長をしている一方で、淡々と引き取り先を探しているのが現実的で、閉館を匂わせている気がした。
{/netabare}

第4話 熱帯魚は、風花
{netabare}
今回のサブタイトルは、『長靴をはいた熱帯魚』。第1話が『熱帯魚、逃げた』なので、熱帯魚=風花だとわかる。熱帯魚→観賞用の魚→魚のアイドル、って感じかな。

風花(アイドル)を育てる過程で、様々な人が関わっていて、そういった人を知らずに、風花はアイドルを辞めてしまった。水族館で裏方(主役は魚なので)にまわって、育ててくれた人たちのことを思い出す……そんな展開になるのかな。

前回までは、くくるの評価がよくなかったけど、8/31の閉館危機が迫っていて、くくるは不安を抱えているから、おかしな行動をとるのだと解釈している。人は不安に陥ると、トイレットペーパーを買い占めたりと、おかしな行動をとる。くくるの(視聴者に不評な)行動は、自然なことだと思う。

一方、風花は、夢破れたために、夢を叶えようとするくくるの手伝いをしている。自分の満たされなかった気持ちを、くくるで満たそうとしている、そんな感じもする。
{/netabare}

第5話 食べ物の作画はよかった
{netabare}
ネットの感想を読んでいると、今回の話は評価がよさそう。ハッピーエンドが好きな人が多いのだろう。叱られる展開だと、たぶん、評価が下がったな。

自分の感想としては、食べ物の作画がよかった。それ以外は、考えるところがあまりなくて、書くことが思いつかない。くくるの父親は気になったけど。水族館が閉館になってからが、本格的な話になるのかな、って思っている。
{/netabare}

第6話 いい話だったけど……
{netabare}
この時期らしいエピソードだった。今回の話だけなら、いい話だったね、と思うけれど、このアニメ全体を考えると、なにを視聴者に見せたいのか、よくわからない。これまでのエピソードが後々つながってくるならいいんだけど。

幻のようなものを見せたのは、あのサンゴの岩なのだろう。水族館が閉館になって、魚たちが引き取られて、最後にあの岩だけが残る。「これどうしようか」となって、取ってきた場所に返そうとなって……ファンタジーに切り替わるのかな。
{/netabare}

第7話 そこはリアルでなくても……
{netabare}
沖縄の人が水着にならないとか、そうだとしても、そこはちょっと変えて、「今日は特別、風花に合わせて水着にしましたあ」みたいな感じにできると思うんだけど。アニメだし……。
とくに考察する点がないので、ストーリーの作り方について考察したくなる。

空也は、閉館→復活となったときの水族館の新館長になる気がした。
櫂は、いまいち立ち位置がわからない。くくるから風花に乗り換えるような不穏な雰囲気もないし、漁船で遭難するキャラかな。そのときになって、くくるが恋愛感情に気づいて、ファンタジーな力を使って助ける、とか。
{/netabare}

第8話 微妙だけどよかったと思う
{netabare}
Kを苦手になったエピソードは欲しかった。少女が立ち直るシーンだけど、感動するシーンなのか、笑うシーンなのか微妙だった。ただ、胸の谷間をカニが這うのは、個人的にはよかったと思う。

くくると対立する、閉館を強く推すキャラが欲しいかな。どのキャラも、閉館についてはボソッと言うだけだから。1クールアニメなら閉館せずにハッピーエンドだろうけど、2クールだから腹立たしいキャラを入れて、メリハリが欲しいところ。
{/netabare}

第9話 なにかが起こる前フリか?
{netabare}
徐々に感想を書く人が少なくなっている印象。期待したような仕事アニメでなかったのが原因かな。自分の場合、仕事アニメとしてあまり見ていなかったから。ただ、きれいな作画とそれに合わせた声優さんの声を聴いている、という作品になりつつある。

今回の話も、伝説は正しかった、みたいな終わり方をするのが透けて見える。風花は、抜けたあとにファンたちが騒ぎ出して、戻って誤解を解いてほしい、みたいな展開かな。次回に続くなので、少しは期待したい。
{/netabare}

第10話 そろそろアクアトープの出番かな
{netabare}
幻を宣伝する時点で、詰んでる、と思う。閉館に対する冷静な大人と、悪あがきをする子供(くくる)の違いがよく表れた回だった。櫂が幻が見えないと言ったのも、閉館は確実で、くくるに期待させて、あとで落胆する姿を見たくなかったからだろう。

このあと、三年後とかになって、風花は映画がヒットして人気俳優になり、くくるは真剣に勉強をして、中央の水族館で伝説っぷりを発揮しつつ、がまがまの復活を……という展開になれば、本格的なお仕事アニメになっていくと思うんだけど、たぶん、ファンタジーな話になるのだろう。風花は映画の主演を受けるほうが展開が読めなくて面白いんだけどなあ。

次回が8/31で水族館が閉館し、くくるが行方不明になって、風花が捜していると、くくるがアクアトープを持って戻ってくる……そんな感じかな。
{/netabare}

第11話 お仕事アニメみたいでよかったと思う
{netabare}
くくるが立てこもるのは予想外だったな。台風も風花の乱れた髪も。深読みすると、そばにいてくれた風花が去ると思ったのが、立てこもりにつながったような気がする。今回は、お仕事アニメみたいでよかったと思う。自分はお仕事アニメとは見ていないけど。

ペンギンはエピソードを作りやすいけど、魚は作りにくいと思う。ただ、停電によって、単なる絵に描いた魚ではなく、魚に命を感じた。毎回、こういう話だったら、もう少し評価も上がるんだろうけど。

1クール目は閉館までなんだろう。9月まで延ばさずに、リアルタイムに合わせてもよかったような。次回、閉館で、魚がすべていなくなったあと、幻を見せた岩(サンゴのほうか?)が残る感じかな。くくると風花が、がまがまが復活する幻を見るとか。そろそろ、白い砂かアクアトープを出してほしい。
{/netabare}

第12話 未来のくくる?
{netabare}
今回の幻は、未来のくくるのような気がした。三年後に同じ幻を見て、「がんばったね」って感じで、高校生だった自分の頭を撫でてる。

まずは、第1クールの感想。作画はきれいだった……それ以外で記憶に残りそうなことは……台風のときの話はよかったかな。キャラクターは、性格も含めて風花のほうがいい。くくるは子供だから、それっぽい描き方をしているのだろう。第2クールはもう少し大人の雰囲気を出してほしい。ずっと同じだと飽きてくるだろう。

第2クールの展開を考えてみる。
個人的には三年後にしてほしい。高校卒業後では、くくるはあまり成長していないし、色気もなさそう。高校卒業後、水族館勤務まではいいけど、そこから数年経ったほうが、お仕事アニメらしくなると思う。

風花は大成建設に入社。アクアトープをひっさげて沖縄に帰ってくる……とはならないだろうけど、くくるとは別の職業がいいと思う。新聞記者とかで、沖縄の海を取材していたら、海にいたくくると再会。
{/netabare}

第13話 仕事アニメっぽくなってきた
{netabare}
新人に厳しいところが、仕事アニメの雰囲気があってよかったと思う。くくるを営業にまわしたのも好印象。飼育という現場から水族館全体を見る職場に配置されることで、違う視点で視聴者も観れると思う。さすがに、くくるが敏腕経営者になるとは思えないが、伝説っぷりを発揮するのだろう。人間関係をよくするのが、くくるの最初の仕事になっていくのかな。
{/netabare}

第14話 和菓子か……
{netabare}
ペンギンの名前は和菓子かな。沖縄だから、それっぽい名前をつけてほしいけど。

風花の就職があっさり決まってしまうのもご都合主義な感じがした。大学出たり資格とったりして、ようやく水族館に勤務できた人からすれば、腹も立つとは思う。水族館で働きたい人は、がまがまでバイトすればいいってことになってしまう。

そもそも、風花のアイドル時代はなんだったんだろう。別にアイドルでなくても、宝くじ売り場で働いていて売り場を燃やしてしまったとかでもいい気がする。

ふと思ったのだけど、沖縄って、水族館必要なのかな。沖縄自体が水族館、というイメージがあるから。で、ちょっと調べてみると、水族館、けっこうある。むしろ、ほかの地域より多い気がする。魚とか捕まえやすいからかな。
{/netabare}

第15話~最終話 水族館を鑑賞するような、きれいなアニメだった
{netabare}
ファンタジー要素はほとんどないのに、あのEDはなんだったんだろう。
お仕事アニメとして物足りないけど、水族館を扱ったのは珍しくて評価はできる。ただ、盛り上がるところが足りないというか、よくある話だった印象。

くくる以外のキャラのストーリーも取って付けたような感じだった。副館長が銀行マンだったことは第2クールの最初で明らかにしたほうが、くくるとのやり取りも違った見方ができた。あとは、最終話が始まりなら、本格的な仕事アニメって感じがした。

ストーリーを気にしなければ、作画がきれいで観賞用としては楽しめると思う。水族館で魚を鑑賞するように。
{/netabare}

投稿 : 2021/12/17
閲覧 : 882
サンキュー:

6

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

うーーーーーーーん…

という感じの、P.A.WORKSオリジナル“お仕事モノ”アニメです。ナイスですね~。

なんか爽やかなアニメっぽいですね。あ、詳細は公式サイトでも見てください。

監督は「凪のあすから」「色づく世界の明日から」の篠原俊哉氏。キャラクターデザインも「色づく」を担当された方なので、初回を見る限り、すごくキャラデザがいい感じです。

=====初回視聴後、所見です。
{netabare}
「凪あす」っぽい海!って感じの雰囲気ですが、ストーリーは18歳のJK・海咲野くくるが働く沖縄の水族館に、東京でアイドルをやっていた宮沢風花がアイドルを辞めてやってくるというところから始まる物語。

その水族館には閉園の危機が訪れていて、ふたりが存続をかけて頑張るというお話っぽいので、これはP.Aが得意とするお仕事アニメシリーズという印象。

「花咲くいろは」とか「SHIROBAKO」とか、そういう声を聞きますが、なんとなくのイメージだと「サクラクエスト」に近いんじゃないかなって思ってます。

ストーリーは、予想の斜め上をいくという展開ではありませんが、こうなるだろうというのがしっくりと来て、安心して観ていられる青春ストーリーになりそう。ただ…
{netabare}
くくるが、自分の名前が書かれた母子手帳を見ているシーンに不穏さも。まさか、その若さで経産婦の設定!? このあたりの謎も、徐々に明かされていくのでしょう。
{/netabare}
P.Aのオリジナルアニメは「神様になった日」でミソをつけちゃった感じがあるので、この作品での巻き返しに期待したいです。

まあ、あれはP.Aのせいじゃないとは思うけどね……。というわけで、今期の本命が、文句なしの立ち上がりでスタートしました。
{/netabare}
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
まあ、皆さんご指摘のように、OJTでミスった新人に、あの怒り方はないよねえとは思いましたw

それと、確かに沖縄が舞台でヒロインもウチナーンチュなんだから、沖縄出身の声優さんを起用したほうがスマートでした。島袋美由利さんでも、下地紫野さんでもメインヒロインは張れたのでは?

でも、なんというか空気感がいいのは、さすがP.A。地元の女の子たちの飲み会とか、いいですよね。「SHIROBAKO」感があります。ただ、集合が19時で、みんなオンタイムで揃うなんてことはないですよね、琉球タイムでw

まだ、ガッツリお仕事アニメか、沖縄を舞台にした日常アニメか、どっちに行くかわからない感じですね。まあ「花咲くいろは」っぽく仕上げるのかな。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
くくるお気に入りのペンギンが病気になりました。

館長であるおじいに連絡すべきだという金髪飼育員の言うことを聞かず、独断で臨月の獣医さんに相談、無理を押して来てくれました。

案の定、がまがま水族館で破水したので、大騒ぎ。なんとか観光協会の子にクルマで送ってもらい、無事に出産できました。
{/netabare}
というお話。

誇張なしに、これだけでした。

う~ん、いくら2クールとは言え……。

まず大前提として、僕はこの作品を非常に好意的に観ています。P.A.WORKSのオリジナルで、しかも青春お仕事モノ。期待感はハンパない状態です。

で、1話は期待通りの美しい作画、キャラデザ。空気感もよく、これは名作になりうるだろうなと思っていました、が……。

2話で、くくるの奇行に???が付き出して、展開も非常にゆったりで、これが沖縄を舞台にしたアニメの良さでもあるのかなあ、と。

で、3話です。
そろそろフラットに作品として観ていくと、まず、くくるをどうして、こんなおかしなキャラにしてしまったのかという疑問が湧いてきます。

・数学の補講で、提出物にペンギンのイラストを描く
・先生にたしなめられると「別に学校辞めてもいいんだけど、おじいに高校ぐらいは出とけって言われてるから」と逆ギレ
・どう考えてもフラグでしかない臨月の妊婦獣医を呼んで、案の定、破水

さすがに、これではキャラに愛着が湧きづらいです。

もしかするとP.Aオリジナルでも、これは「グラスリップ」路線になってしまうのか…
巻き返しに期待したいところです。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
うんうん。
こういうのでいいんですよ。
よし立て直しました!

今回は程よくエピソードが盛り込まれ、いろいろとこれからに期待できそうな内容でした。

風花ママ襲来!
どうなる?
まあ、説得してモラトリアムを続けていくんでしょうけどねw
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}
風花ママ参上!

で、くくるが風花に告げたのは「今のうちに逃げろ」。

あー、もう絶対ダメな方向に進めるよなぁ、このアニメ。と、少々うんざりして観続けていたんですが、締め方は上々でした。

結果的には、夏休み中はモラトリアムを続けてよし、という話ではあるんですが、最後のママ説得はよかったんじゃないすか。手をつないでね。

イマイチ、サブキャラの男子チームの魅力が出てこないですね。カイもですが、空也が特にね。反面、女子のサブキャラは魅力あります。実は、この作品のヒロインなんじゃないかという、うどんちゃん。うどんちゃんが可愛いので観ていられるという側面もありますね。「カノかの」の水瀬よりも、よっぽどね。

今回はそんなところ。土俵際、俵に足がかかりましたが踏みとどまったという感じでした。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
ある程度、1話完結っぽい感じなんですね。今回は、がまがま水族館が閉園という報道がなされ、それを聞いて毎年訪れている老紳士が、亡き兄を思い出すというエピソードと、うどんちゃんが夏限定のかき氷屋台を出すために新メニュー開発に頑張るというお話。

いや、実によかったですよ。

老紳士の話は、これ、いずれがまがまに資金援助してくれる伏線だと見ました。たいして深掘りしないから、一体なにがあったのかわからないということもありますが、ちょっと涙を誘うものでした。そして同時に、くくるの両親と姉(妹?)が幻影に出てきましたね。やっぱり双子っぽいです。

そして、うどんちゃんは今期アニメのナンバーワンヒロインと言っていいでしょう。和氣あず未さんの声も相まって、可愛いですね。今回よかったのは、思いつきでスイーツのお店出しましょうという展開で、僕は「いやいや、食品衛生法とかあるでしょ」と思ったのですが、ちゃんとそこをフォローしてきました。

これぐらい当然だと言えばそうなんですが、できていないアニメが多いですよね、「スーパーカブ」とか。

3話で、くくるの異常さが気になっていたのですが、徐々にエンジンが掛かって面白くなってきた感じですね。さすがP.A.WORKSオリジナル作品です。

これなら大丈夫そうかな。そろそろ安心して観ていられるようになってきました。
{/netabare}
=====第8話視聴後、追記です。
{netabare}
あー、やっぱりP.A.WORKSの作品だなあと感じる展開ですね。

基本的に、P.Aの作品って1クールに1テーマしか盛り込まないケースが目立つんですよね。

たとえば「凪のあすから」では、「おふねひき」をやるという大きなテーマだけで1クール、まなかを冬眠から目覚めさせるテーマだけで後半1クールを使いました。

「色づく世界の明日から」は、60年後から来た瞳美を、2018年の琥珀が送り返すだけというテーマで1クールを押し切りました。

おそらく1クールにテーマをギチギチに詰め込まないんでしょうね。この作品も、いまンところは閉館の決まったがまがま水族館を存続させるために、くくると風花とがまがまの飼育員たちが奮闘するという、それだけのテーマなんですよね。

だから、それなりに飽きが来るというのも否定できないという。中盤あたりは、正直どうでもいいエピソードを盛り込んできます。今回が、まさにそんな回。ぶっちゃけ、病院に出張水族館を開いたところで、ガマガマ存続には何の影響もないですし、看護師長がカニが苦手でキャーとか、本当にどうでもいい話。

ただ、ラストに建設中の「アクアリウム・ティンガーラ」の南風原知夢が登場してきましたね。

こういう日常回というか、溜めの回があってこそ、急展開に活きてくると信じていますし、その実績があるスタッフではありますので、心配はしていません。

まあ、おそらく今クールはがまがま水族館がどうなる?というところで1クール押し切り、2クール目からはガラッと展開を変えてくると思います。「凪あす」パティーンですよね。

たぶん、がまがまは閉園を免れず、最後まで抵抗したくくるたちだったけど、やっぱり存続はできませんでしたー。風花も夏休みのモラトリアムが終了して、盛岡に帰ることになりました―。

からのー、2クール目の始まりは、くくるがティンガーラの飼育員になっていて、知夢と一緒に働いているところからのスタート、みたいな。2クール目のテーマ? さすがにわからないけど、風花がまた沖縄に来て、沖縄でローカルアイドルを結成するって話になるんじゃないの? 知らんけど。
{/netabare}
=====第10話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
くくるが子供のころ、背中を震わせていたという櫂の回想から入ります。

がまがま水族館が閉園まで、あと数日。それでも諦めきれないくくるは、SNSを使って「奇跡の起こるイベント」の開催を告知。しかし、そんな奇跡は誰にでも、いつでも起こるわけではないということで、結局は中止に。

一方、風花はアイドル時代の後輩から、映画の主演というオファーが来ていることを告げられ、迷い悩みます。もちろん、がまがまでの生活は楽しいし、いつまでもモラトリアムが続けばいいと思っていましたが、その反面、自分の夢は何だったのか。努力してアイドルという立場を手に入れたのではなかったのかと自問自答します。

そんな風花の心ここにあらず状態を心配したくくるに、事情を説明すると、またくくるはプイっと機嫌を損ねてしまいます。
{/netabare}
というお話です。

一見すると、たいして話が進まない回だなって感じるかもしれませんが、実はこの回は後々に効いてきそうな重要な回だったと思います。

がまがま存続を諦めきれないくくる。
アイドルという夢を再び取り戻すか迷う風花。

今後描かれるであろう、ふたりの大きな決断の端緒になるのが今回の話だったんじゃないかって気がします。

くくるの性格は、これは意図的に描かれているんでしょうね。アイドルに戻ることに悩む風花の背中を押してやれない、ひとことで言えば子供な性格。これが、どう変わるかを描くのもテーマなのかもしれませんね。

地味だけど、今回は非常に良かったと思います。
{/netabare}
=====第11話視聴後、追記です。
{netabare}
この作品は、1話毎に冒頭で、ククルの言動に眉をひそめさせられて、その後に納得させられる展開が多いですよね。

今回も、いきなり冒頭でくくるががまがま閉館に抵抗すべく、立てこもりを実行します。営業妨害よね、本来なら。

でまあ、台風も近づいているし、今日は臨時休館にしようねえ、とおじい。まあ、そういう営業に影響の出ない展開にしようという意図があったのでしょう。ただ、この話の放送時に台風14号が上陸するというリアルとのシンクロ。偶然とはいえ、実にタイムリーでした。

良作には、こういう神がかったことが起きるんですね。

で、この話でよかったのは、がまがま存続に意地を張っているくくるに、いざ災害などが起こった際に設備の老朽化で生き物を守ることができないということを、完膚なきまでに理解させるという点です。

なぜ閉めなきゃならないの? というのは視聴者も思っていたことで、それをドリフのコントばりにボロさをあちこち露呈させ、これじゃ仕方ないよねと腑に落ちさせる。

くくるの、諦めざるを得ない気持ちと、自分のアイデンティティであるがまがまがなくなってしまう悔しさを、見事に描いてくれました。

おそらく、次回(12話)でストーリーはひと区切り。
生き物をティンガーラに移したり、空になった水槽の並ぶがまがまを、くくると風花で見て歩き、そこで風花から映画出演を決めた話をされる。
そして、ユンボでがまがまが壊されていくのを見て、号泣するくくる。

最後は、東京へ戻る風花を空港で見送って、1クール完。

そんな感じでしょうか。
{/netabare}
=====第14話視聴後、追記です。
{netabare}
12話の1クール目の締め方、13話の2クール目の舞台を変えたリスタートは、おおむね良好だったと思いますが、今回は…

まず、風花が沖縄に戻ってきた理由がわからない。いや、くくるがティンガーラで働いているからというのと、がまがまでのお仕事体験が忘れられなかったから、というのは言ってますけど、それだけでは弱くないですか?

がまがま閉館、風花は夢を追って、って東京へ送り出したにもかかわらず、ふわっとした感じで戻ってきて、さらっとティンガーラで働き始めるという。まさに拍子抜けですよ。

もう少し感動的な再会にできなかったものでしょうか。

それとさー、ティンガーラの人が嫌なヤツ多すぎませんか? おそらく、くくるがメゲずに頑張って周りの人たちが認めてくれるという展開のための、溜めなんでしょうけど。「花咲くいろは」のミンコみたいにね。

副館長なんか、もう理不尽どころか、これ普通にパワハラでしょ。「プランクトン」とか呼んでるし。

でもまあ、そのへんを吹き飛ばすほど、風花の出戻りが違和感がありすぎて、ちょっと、うーん…
{/netabare}
=====第16話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
ペンギンの卵が孵りそうということで、徹夜で見守ろうというペンギン班。でも、チーフの知夢は事情があってシフトに入れないという。

そんなの不公平だと、くくるは直接文句を言いに行きますよ。ぎゃふんと言わせたかに見えましたが、実は知夢はシングルマザーで、徹夜業務ができない事情があったのです。

はたして、くくると風花はどう考え、何をするのか!
{/netabare}
というお話です。

やっぱりティンガーラ編になってからが本番でしたね。面白さがぐんとアップしていますよ。

今回は、シングルマザーの働きづらさを見事に描いてくれました。そして、ティンガーラのような職場になればいいねという誘導のストーリー。これは、脚本が女性の柿原優子さんならでは、という印象を受けました。

そして、ククルが成長していることも、ちゃんと見せてきました。今回は、本当に満点! 素晴らしい回でした。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
うーーーーーーーん…

ずいぶんとまあ、雑にお話を畳んじゃったなという感じです。

P.A.の、こんな感じの作品って、大テーマが1クールに1個で、弱い小テーマの積み重ねで、よく言えばゆったり、悪く言えば薄くなる感じがするのですが(「色づく」なんかもね)、まさに悪いほうに転んだ印象です。

前半クールは「がまがま存続のために頑張る」、後半クールは「ティンガーラで頑張る」。これだけですからね。

まあ、ね、このテーマで、これ以上どうやって作るんだと言われれば、まあ、こんなもんになるのかもしれないけれども…

あ、そうそう。最終話の風花がアメリカに行っちゃったところ。

くくる「答えはきっとひとつじゃない」
風花「悩んでも立ち止まらない」
くくる「同じ夢を見て」
風花「未来を探して」
ふたり「私たちにできることは、生き物のことを考え続けること」

こういう、お遊戯くさいセリフはやめたら?
ふたりの演技も相まって、本当に子どもの学芸会を見ているような共感性羞恥を感じちゃうんですよね。

これじゃ感動できないですって。

1クール目の最後、風花が東京に帰っちゃうけど、2クール目ですぐに沖縄に帰ってくるのもそうですが、アメリカ留学から帰ってくるところまで描かなくて良くない? さっき行ったばかりで、すぐに帰ってきて涙を流しながら抱き合うシーン、これ感動しますかね? ついさっきですよ、飛行機が飛んでいったの。

なんというか、もう少し出来たんじゃないの? という気持ちと、これはこんなもんで精一杯だったかな、という気持ちが入り交じる、なかなかに評価の難しい作品でした。嫌いじゃないけど、めっちゃ面白かったわけでもないといったところでしょうか。
{/netabare}

投稿 : 2021/12/17
閲覧 : 968
サンキュー:

20

ネタバレ

Howell さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

これを見るならSHIROBAKO等をおすすめする。

 {1クール目}
 [作品に関して]
 この作品で一番強く思ったのは水物についてよく調べられてるなという印象
 マニキュアをした状態で仕事をしようとした風花に対してくくるが怒ったり、ペンギンの生体管理について話していたり、6話で「大水槽の逆洗だっけ」や「スキマーの掃除お願い」と言ったり8話の病院内でのイベントではトロ舟の水量に合った薄型の投げ込み使ったりエーハイムのパイプ繋いで水足ししていたり 少なくとも軽く魚を飼ったり水族館が多少好きな人であればなんとなくわかる事は丁寧に描かれていて凄く良いと思った。
(更に8話から12話まで観ていくつかあるけど割愛)

 [物語に関して]
  {netabare}
 序盤は衝動的な傷心旅行をする行き当たりばったりな風花の行動と周りの人との関わり方を観て「親の了解も取っていない子を受け入れるなんてあり得ないだろ」とか「自分勝手な子だな」とか思ってしまったけど前者は親と連絡とってたし後者は自分も10代の頃向こう見ずで行動したこともあったなと勝手に納得。

 閉園危機の水族館存続の為に東奔西走するくくるや、がまがまにかけがえのない思い出を持つ人達、赤い長靴を買ったり生体について勉強したり今自分の出来る事を精一杯頑張る風花の様子を観ていると毎話グッと来る。
 特に3話のくくるが妊婦の竹下先生に無理させてしまっておじいに注意される話が好き。がまがまを守りたいという強い想いから焦燥感に駆られ迷惑をかけてしまい反省するくくるの様子からかける熱量と幼さ残る感じが凄く伝わってくる。
 物語自体が海の生き物を扱っていたり3話の竹下先生の出産や7話のおそらく戦争で亡くなったと思われる兄に会いたくて毎年来ているおじいさんなど命について描かれていて作品を通して命の尊さを感じさせる良い作品だなと思う。
 空也さんとおじいの会話だったり書きたいことは沢山あるけど…

 今までもそうだけど12話が圧倒的にリアリティがあって観てて何回か「えっ⁉」ってなった。振り返って思うけどこの作品をつまらないと感じる人の理由はこのリアリティにありそう。リアルな人間らしく感情は二転三転するしフォーカスが当たってる人間の行動が必ず結果に結びつくわけじゃない。こういう所が見てるとモヤっとするのかなと思う。良くも悪くもP.A.WORKSらしい。(追記)23話で風花がどうして一緒に居たいのかが描かれるのに見る前に百合と呼ぶ人は知らない。
 {/netabare}

 タイトルにある「アクアトープ」は造語で「水の場所」という意味らしい。
アクアリウムではなくわざわざこの言葉を選んだのか知れるのが楽しみだ。
あと、花澤さんと和氣さんの演技が良い。 2クール目に期待。

 {2クール目}
1クールで切って良い。
 [物語に関して]
 {netabare}
 全体的にご都合主義が多め。正直蛇足。
風花が戻ってくる事やがまがまメンバーがティンガーラに転職することはまだ良いけど風花のアイドル時代の後輩が来るのは流石に…と思った。
 次に知夢達と仲良くなったりくくるが無断欠勤して傷心旅行をして立ち直るのが早いかなと思った。(尺の都合上仕方ないけれど汗)ホワイトすぎて羨ましい。
 あとくくるが営業ということもありアクアリウム要素が減って微妙かなと感じる人は多そう。 
自分は自身の体験も相まって好きな作品ではあるけれど人間模様を描くゆえに起こるテンポの悪さはあるので正直とりあえずで見た人は12話で切っていい。
 正直書くことは1クール目より少ない…
 良いところは少しギスギスした職場や上司・仕事が上手くいかない歯痒さなどP.A.WORKSらしい人間ドラマが描かれているところ。それと風花がアイドル時代やがまがまで体験した人前に出て話すうまさが終盤現れていて良いなと思った。

 もう少しタイトルやキジムナーを突っ込んでやるかなと思ったけど全然そんな事なかった。
 海外研修辺りは生き物について深く描くと思って 人々が生物多様性に取り組んだ先に見える砂浜 「白い砂のアクアトープ」とタイトルにしようと思ったけれど全く深掘りせずにあっさり終わってしまった…
 1クール目はアクアリウム要素があったけど2クール目はただの職場の風景。
もっと水族館やアクアリウムや環境問題について調べれば深みが出たと思うしやらないなら1クールでやめればよかったのにと思う。

{/netabare}


 ↓↓↓↓↓少し真面目な話をします。もしよかったら読んでください。↓↓↓↓↓

 私事ですが昔ペットショップのアクアで働いていました。元々は実家に犬がいたりベタを飼ったりする程度で特別生き物が好きということではなく、なんとなくで働き始めました。
しかしせっかく働くならお客様に気持ちよく飼って欲しいなと思い勉強していたらいつしか動物がより好きになり、本作でも取り上げられているような動物を飼育することや環境問題などに目を向けることが増えてゆきました。海洋汚染・外来種による生態系破壊・生体の乱獲・日本と国際捕鯨委員会(IWC)の差など…
より身近な所で言えばお家時間も増えペットを迎える方が増えてきたのは個人的には嬉しいのですが、一方で飼育放棄や劣悪な環境で管理しているペットショップが目立つようになってきて保護団体の方は殺処分の増加を危惧されています。
また犬のブリーダーさんも殺処分ゼロのためにと元栓を閉めれば万事解決と思い込んで圧力をかける一部の愛護団体の影響などで減少し、ペットショップが信頼できるルートから入荷するのが難しくなってきていると聞きます。犬の値段があがったり劣悪な環境で管理しているペットショップがあるのもこれが原因かと思います。

 読みにくくなってしまい申し訳ないですが水族館について書こうと思います。
 当時先輩の話では水族館は基本的に欠員が出たら足してゆくので倍率が高く狭き門で、水族館で働くことを夢見た専門学校生が花鳥園や動物園そしてペットショップで働くことは珍しくないらしいです。その上水族館で働きたい人は海水がメインなので諦めて他業種につくこともあるそうです。(震災などがきっかけで趣味のアクアリウムをやめる人も多く、その影響で個人店も減少しペットショップで海水を扱ってる店も減っている)そういった条件の中で働けている人なので情熱や覚悟というのはどなたも強いのではないかなと思います。
しかし現在コロナウイルスもまだまだ安心できない状況でその影響に伴い客足が減り閉館する水族館も少なくありません。

 本作でも言われている通り水族館や動物園はただ生き物を知り触れ合うだけではなくその先に人と動物との関わり方を考える機会を与えてくれる場所だと思っています。なので私はこの作品・この文章を通して少しでも”生き物との暮らし”に目を向けてもらえたらなと思います。
 2020年に行われたアートアクアリウムもカミハタなどが関わっていたにも関わらず酷い有様でした。(利益になればそれでいいと思っているのでしょう。)こういったことが生き物に興味を持ってくれる人が増えれば減ると信じています。

 何か自分ができることも特別ないのでこの作品の力を借りて書かせていただきました。


 最後に
コロナ渦で水族館や動物園など厳しい中SNSやグッズなど非常に努力されいて、積極的にYoutubeに動画をあげているところも増えてきました。楽しい動画がたくさん上がっています!ぜひ見てもらえたらなと思います!!

投稿 : 2021/12/17
閲覧 : 294
サンキュー:

7

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

とっちつかずな印象

一部面白い部分はあったが全体的には負の印象が強い、そんな感じの作品だった。

↓1クール目時点感想
{netabare}
水族館働くお仕事シリーズ?

P.A.なだけあって期待してたけどあまりに期待外れ。
まず、キャラの精神年齢が低いせいでどのキャラも好きになれない。
ククルとかわがままばかりでほんとに高校生?って感じだし、9話の研修生はもっと酷かった。
ククルとあの人お互い敵視してたけど、子供の喧嘩にしか見えなかった。
ほんとに酷い。

そもそも1クール目どんな内容だったか?と聞かれると水族館が閉館した、としか答えられない。
印象的なエピソードが一つたりともない。
キャラの掘り下げ回も全然ないし。
悪い意味で印象的なエピソードなら何個もあるけど。
母回、兵隊回、研修生回、カニ回、台風回の脚本はほんとにどうかしてると思った。
展開が雑というか稚拙というか何がしたいのかわからないというか。
そもそも、高校生が館長代理任される水族館て。
ファンタジー要素も現時点だと必要性を感じないかな。

それと、これは自分だけかもしれないけどキャラデザに違和感。
目が大きすぎて違和感あるし、髪の色もなんか引っかかる。
なんというか、青色や緑色といったアニメの髪色をリアル寄りに近づけてる感があって不自然さが出てる気がする。
これなら普通にリアルな髪色でやるか、もしくは普通にもっとアニメっぽい青とかにしてくれた方が良かった。
作画もP.A.にしては微妙な方だし、P.A.もうだめなのかな。

12話は上手く締めてたけどこれ2クールもやっちゃうのかってのが現時点の感想。

↓1クール目1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆9
沖縄?ファンタジー要素あり?
背景やっぱりいすごいな。
ぼったくり占い師。やさしかった。
キャラデザちょっと違和感。青髪の子目大きすぎ。
今後に期待できる一話
2クールだからってのもあって展開がかなり丁寧だった。
やっぱり2クールのオリジナルアニメは面白い。 

2話 ☆8
沖縄弁面白いなw 痛そう。
てか教育すらせずにいきなり現場で仕事させた方も悪いよね。
あー閉店危機で追い込まれてるのか。
水浴びせるのかよw てかククルって何歳なんだ?

3話 ☆6
今更だけど高校生が4人で水族館経営してる違和感。
え、なんでそんな妊娠真っ最中に手伝いに来たし。
ええ、何で客の前に寝かせるw

4話 ☆9
かげきかな?w
客の民度どうなってんだよ。
これ青春ものかお仕事シリーズどっちなんだ。

5話 ☆5
ええ、ふうか逃がすのはククルの自己勝手すぎるだろ。
別に悪そうな母じゃないし、意志すら伝えてないのに。
料理作画はほんといいなぁ。
ええ、酒で寝かせるとかマジで頭おかしいだろ。
親切に匿おうとしてくれてる人に平気で水族館に戻ってと伝えられるのも意味わからん。
マジでこんなまともな親なら普通に最初から話せよ。
まあ前半は酷かったけど母とちゃんと話すところは良かった。
死んだ魚を追悼するところも良かった。

6話 ☆5
資格色々あるの大変だな。アニメとしてはそういうとこしっかりと描いてくれるのいいけど。
は? なんか唐突に意味不明展開差し込まれたw 
急に出てきたキャラの兄が戦争で死んだとかどうでもいいし感動できるわけねーだろ。
謎幽霊もいらないw かき氷は良かった。

7話 ☆8
水着回いらな。
今更だけどこういう空気感のアニメは現実味のある髪色の方が良かった感。
髪色がめっちゃ違和感ある。
空也の話良かった。

8話 ☆3
小児科?
連れていくぐらい許してやれよw
閉館しないように具体的にどうこうするって言う展開がまだないのな。
閉館嫌だなー言ってるだけで。
なんでカニが服に上るんだよw
え、カニ嫌い設定いる?
これでいい話感出すのはさすがに無理がある。 

9話 ☆0
この研修生態度が大人げなさすぎるな。
その姉妹がふうかってオチではないよね?w
大人げない大人キャラほんと不快だわ。
高校生に研修させてるのがアレなのはマジだが。
ほんとなんだこいつ。
ククルもほんと精神年齢低く見えるのがなぁ。

10話 ☆4
あのクズはもう出てこないのか。
占いなのに頑張るってなんだよ。
なんでアイドルやめてるのに映画に誘われるんだよ。
そんなウソ公式に吹聴したならただじゃすまないだろ。
殴るのなんだ?

11話 ☆4
くくる子供かよ。
草、なんだこのクソ展開。
せめて閉館を防ぐための具体的な解決策でも示せよ。
ほんとにこれじゃガキと変わらん。
ダメな方のPA、どうしてこうなった。
二人で立てこもりってw
ほんとどうやったらこんな酷い脚本思いつくんだ。
台風対策がテープだけって。
自然にキレるの草、てかなんでこんな吹っ飛んでるんだw
ギャグアニメかよ。
作画も言うほどよくないしほんとPAどうなってしまったのか。

12話 ☆7
ファンタジー要素いる? 百合か? 
いや結局断るんかよ。じゃあ何で帰るんだ? 久々の良回
{/netabare}
{/netabare}

↓2クール目感想
{netabare}
2クール目の序盤の方は面白くて後半から面白くなるパターンかと思ったけど、終盤はやっぱり失速していったかなと言う感想。

最終回が酷かったので正直印象はかなり悪くなってるけど、中盤あたりのお仕事アニメしていたころはほんとに面白かったと思う。

まず、1クール目で嫌いだった研修生とかは後半割と改心してくれて嫌いじゃなくなったし、メガネの奴とかティンガーラ組のキャラが良かったので、会話とかそういった面では面白かった。
副館長もネタキャラとして見てたので、パワハラだけどそんなに不快感はなかった。
ウミウシのことを心配したり、イルカの心配をしたりするくくるや、ペンギンのことを考えるふうかなど、海の生物への思いが伝わってくる描写が多かったのも良かった。

他にも単話で面白かった回で言えば、16話の研修生回とアイドルの子の回、ウミウシの回。
それと、結婚式のプランが滅茶苦茶で突き返される回は挫折というものがしっかりと描けていて良かったと思う。
あの回だけ副館長も少し優しくなっていて好感が持てた。
まあそのあとの無断欠勤は論外だけど。

ただ終盤はなんというか適当。
環境問題の話とか1話だけで扱えるものじゃなかったし、海外研修の話も行って帰ってきましただけなら挟む意味あったか?ってなった。
結婚式も引っ張った割にあっさり...。
最後駆け足になるなら1クール目のつまらない話を消してこっちに尺を割いてほしかった。
最終的には百合エンドというなんというかうーんって感じのオチ。
百合は好きだけど、こういう現実的な話で百合エンドみたいなことをされると正直えぇ...って感想にしかならない。

あと全体を通してみるとかなり不満も多い。
まず1クール目のがまがまパートの必要性が皆無なこと。
がまがまでの経験が活きたと感じる場面もなかったし、壊れたがまがまを見て何かを得るとかそういうのもなかった。
1クール目の時はがまがま水族館を復興するか、壊れたがまがまを見て何かを思い返して...みたいな展開があるのかと思ってたが何もなかった。

あと、キジムナーは必要あったのかなぁ。
あのキャラが絡んだ兵隊回とか微妙だったし...。
最終的にも良くわからんまま終わる。
男キャラの存在感も薄かった。ほんとに影が薄い。
2クールやって存在感があったキャラ5人ぐらいしかいない。
せめて何かしらの掘り下げ回を一話ぐらいは欲しかった。
てかそれこそ、がまがまパートを削ってやるべきだった。

全体を通して言えば何がしたかったのか。
キャラが成長している感は正直ないし、2クール貫き通してこうだったという感じのものは正直ない。1クール目と2クール目は正直別アニメのようだし。
悪くはなかったが...というのが自分の感想。

↓2クール目1話毎メモ
{netabare}
13話 ☆5
OP1クール目より好き。
ガバガバ水族館公式蔑称だった。
この大人げないキャラほんと不快だわ。
ほんとこいつのせいでつまらんな。
この眼鏡はいいキャラしてる、こういう奴でいいんだよ。
結局百合か。こっからどう話を展開するんだろ

14話 ☆6
OP神。ほんとこの元研修生嫌いだわ。
こいつを好きになれる要素を何か作ってくれ。
なんだよこの丸投げ。この眼鏡はいいキャラだな。
けど空也ともう一人の男すら掘り下げ全然できてないのにまたメインキャラ増やしてどうするんだとは思う。
こういう水族館の裏側とかがしっかりと紹介されるのもいいな。
くくるいつのまに研修生認めてるの。
酷い名前だなw 副館長もゴミだな。 

15話 ☆8
糞上司。テンション低くね?
カイの周りの人たちはいいな。
こういう専門的なことを描いてくれるのはいいんだけどなぁ。
あくまで魚、ウミウシのことを考えてるククル好き。
上司がゴミ。水族館のことで対立を描くのがいいな。
確かに意識高いけど正論だ。
いや、なんで返すの駄目なの?

16話 ☆9
うーん、この研究生w
え、子育てすんの?w 
いやマジかよw ???
ほんとこの研修生。今回は良かった。
子供に水族館を見せる展開好き
研修生少しは好きになれたかな。

17話 ☆10
研修生感じよくなったな。
夜の部(意味深) 
やっぱ謎ギスギス展開なしでキャラ皆仲良くしてたら面白いな。
海ブドウタコ焼きに入れるなw

18話 ☆7
副館長もコスプレしろ。
なんだよこのコントw
副館長何のコスプレだよw 海賊か?

19話 ☆8
やっとアイドル設定が活きるのか。
結局一緒に出るのね。わざとらしすぎるw
このアイドルあざとすぎだろw
対比だろうけど、ペンギンの背中を押すのは少し強引か。

20話 ☆9
ゴミ副館長
観察力すごいな。ガバガバ水族館...
副館長さすがにほんとにきついな。
ああ、仕事時間にやってたのか、そりゃ駄目だな。
水族館で魚食べるのか。これ見るの辛いわ。
しっかりと失敗を描けていたから良かったとは思う。

21話 ☆7
無断欠勤やめろw
連絡なしで休むのはどうなの、責任感がないというか。
ホームシック がまがま館長に似た感じだな。
目的地に向かうウミガメと目的を見失ってるくくるをかけてるのか。

22話 ☆5
ほんと何休んでんだよw
環境問題テーマにするのはデカすぎるし今更すぎる。
タイトル回収。裸足はないやろ。

23話 ☆5
百合。水族館のでもいいだろw
百合エンドかー。
海外てここからさらに風呂敷広げるの? 
単話毎で言えば面白いけど全体で見ればかなり言いたいことがある。

24話 ☆3
これどうやって畳むの?
タイトル回収?
ティンガーラとがまがまを比較するのね。
あ、お前結局何やねん。キジムナーくん。
男キャラの存在感薄いよなぁ。
結婚式もあっさりすぎる。
もう帰ってくるなら海外研修やる意味あった?
うーん
{/netabare}

曲評価(好み)
OP1「たゆたえ、七色」☆7.5
ED1「月海の揺り籠」☆8.5
OP2「とめどない潮騒に僕たちは何を歌うだろうか」☆9
ED2「新月のダ・カーポ」☆7.5
{/netabare}

投稿 : 2021/12/17
閲覧 : 384
サンキュー:

9

ネタバレ

御宅忍者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

全てが中途半端

「凪のあすから、色づく世界の明日から」のスタッフが送るPA Worksお仕事アニメ。

主人公が館長代理という立場だが、やはり責任者としての重荷を背負い切れておらず、まだ子供といった印象が抜けていなかった。あくまで高校生といったもの。おそらくこれは製作陣の狙い通りだと思います。なので2クールのための土台作りという印象を受けました。

個人的に要らないなと思ったのは、風香のアイドル設定です。アイドルを辞めた理由も腑に落ちるものではなく、業界から離れ、事務所も関わらなくなったのにもかかわらず、「映画に出てほしい」といった内容の電話をアイドル時代の後輩からもらったりなど、謎展開が多い。
沖縄に来た時点で風香のアイドル展開はお終いでよいのでは?

このアイドル設定も活かせていないし、館長の伝説時代の設定もイマイチ。終始謎のキジムナー。百合設定など、いらない設定が多い。また、風香のくくるに対する存在価値が中途半端。契約会社の反応も急に変わったりなど、疑問符が付く点がちらほら。
2クール目も結構なスローペースな上に、職場のギスギスした展開を何話もかけて使うので、正直面白くはないです。2クールも使う割には盛り上がる所が全くありません。

投稿 : 2021/12/17
閲覧 : 493
サンキュー:

7

ネタバレ

又右衛門 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:今観てる

素材が良かっただけに勿体ない

人間成長ドラマをやりたいというのは分かるんだけど、その割には主人公と直接関わるキャラの掘り下げが無かったり(主人公と対峙するシンママさんは、1クール目に出てきてた事もあり、ある程度のキャラとシンママという掘り下げがあってまだマシだったが、副館長にはなんの掘り下げもなく、対峙した後に雑に館長から説明があった程度で違和感しか無かった。)、それを感じるところが分かりにくかった。
また、仕事のやり方にしても2クール目に主人公が就職して、高卒にも関わらずいきなりフォローも無しで今までやってきた仕事じゃない業種をやらされてるのに当たり前に仕事をこなしてる事に、昨今よく見られるなろう系のチートを見させられてる様で違和感しか無かった。
主人公の成長や、人間関係の軋轢書きたかったらしいが全てが中途半端としか言えない。
水族館という素材は魅力的でよかったのに、活かしきれてないなというのが正直な感想。非常に勿体ないね。
前作の神様といい、これが今のPAの実力なのかも知れない。想像力と人の心の動きや揺らぎへの理解が足りないんだろね。

投稿 : 2021/12/11
閲覧 : 227
サンキュー:

3

てぶくろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

あらすじは面白そうなだけ余計に…

 このアニメはとにかく展開が上手じゃないなと思いました。各話ごとの起承転結の起と結はまぁいいとして、間の承と転が脚本的にも映像的にも工夫がないので面白いことが起きそうで起きないそんな印象です。
 女子高生が閉館間近の水族館を立て直す。や大型水族館の裏側の業務。という設定に心惹かれた分、残念です。 
 私が登場人物たちを魅力的に感じられたならまた違ったかもしません。特に17話の職場の人を何の説明もせず呼び出し、生活感のあまりないフローリング剥き出しの自分の部屋でくつろいでくださいと言ったのは笑いました。
 
 他にも感じた事は、この作品の何をどこまでリアルにするかの線引きがあまりよくわからないなと感じました。 集客不足で閉館するリアルさあるが、キジムナーや死者の幻は見える。魚はCGで描くけどパワハラ上司と現場の板挟みはリアルにするし、シングルマザーで子育てしながら働く苦労を描きながら、おじいちゃんのコネでバイトも飼育員になれるし、急に映画の話をくるし、どういうスタンスで見ればいいのかはかりかねます。
 中でも私が引っ掛かるのが、登場人物の方言です。なまりのある祖父母から育てられた主人公や、地元漁師の息子、地元飲食店の娘まで標準語を喋っているのはさすがに違和感です。
 その作品において土地柄が重要でないというなら、方言などは些末なことかもしれませんが、この作品は違うはずです。東京でアイドルをしていた子が逃避行の先に選んだ沖縄という舞台。海の生き物的にも沖縄という舞台設定は大切なはずなのに、そこに息づく人々の表現はなおざりなのは残念です。

投稿 : 2021/11/03
閲覧 : 324
サンキュー:

5

ネタバレ

いこ〜る さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

リアルとファンタジー

相変わらずPA作品は導入が巧い。
新しい世界に飛び込む側と迎える側、その出会いの必然を非常に上手く、かつ、ややコミカルにノンストレスに魅せてくれる。

出会うまでの導線も、リアルとファンタジーが程よく混ざってとても良い。
{netabare}沖縄に行き前提で見ていると、東京駅から東北新幹線に乗る流れで「?」っと思わせ、そこから180回転させる意外性。
占い師が「本気で占ってあげる」と、水晶玉に問うのでは無く本を引くリアル。
すれ違う見えないキジムナーと水族館で見る幻想のファンタジー。{/netabare}

そして、
同じものを見た者同士として出会う、その必然の美しさと温かさ。

上手いよね〜。

さて、ここから話はどう進むのか?
乞うご期待と言ったところでしょう。楽しみです。

×××××××××××

う〜ん
もうちょっとファンタジー要素がある方が好みかなぁ(その意味で〈色づく〉はとても良かった)。
リアルストーリーならそれで良いのだけれど、コメディシーンも少なめだしシンドいのでここいらで失礼します。

投稿 : 2021/10/26
閲覧 : 227
サンキュー:

8

北山アキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

タイトルなし

15話まで観て
第2クールに入ってから作品が変わったかのように面白い。
第1クールは共感しどころが分からんくて置いてけぼりにされたけど。

投稿 : 2021/10/21
閲覧 : 180
サンキュー:

2

ネタバレ

たまご丼 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:今観てる

13話まで見た感想です。

沖縄の海を背景に水族館を舞台にした世界観はとても素敵です。作画も綺麗ですし、夢と現実のギャップを真面目に描いているのも悪くありません。

ただ残念なのは物語りとして「?」な所が多々あります。

○くくるの祖父
未成年の女の子を住み込みで働かすのに保護者の確認は取らないのでしょうか? くくるはまだ高校生ですからいい加減な所があるのは仕方ないとしても、水族館の本当の責任者である祖父が大人としてサポートをしないと存在感がありませんし無責任過ぎます。さらに、台風の土砂降りの豪雨の中を風花一人で水族館まで弁当を運ばしたときは、頭おかしいのか?とすら思ってしまいました。(風花が雨風によって既に歩くのもままならない状況が描かれていますので、沖縄の人は台風くらい慣れっこだから、という解釈も無理があると思います。)

○第五話の「母の来訪」
風花のお母さんが風花を迎えに来た時にくくるが風花をお母さんから逃がすのですが、てっきりお母さんを説得するために一時的に逃がすのかと思ったら水族館を辞めてどこかに逃げろという意味でした。住む所も無い未成年の家出娘を放り出すのは考えられませんし判断が幼稚すぎます。また、夏休みに売上げを伸ばすため人手が必要なら、風花のお母さんに土下座をしてでも風花が働けるようお願いをしないと、くくるの覚悟が伝わって来ません。

○くくるの幻
くくるの双子の姉が死産によってくくるだけが生き残ったというエピソードがあり、くくるは水族館で姉の幻を見る訳ですが、くくるの事を誰よりもあの世から見守っているのはくくるの両親の筈です。幻に姉が出るくらいなら何故一度も両親は出てこないのでしょうか…。(両親は水族館の経営に一度も携わってないのでしょうか? くくるが館長の代で水族館を閉館するのに、両親への思いがほとんど語られないのは不自然過ぎます。)

所々で納得の行かない展開はありますが、それでも閉館が現実味を帯びてくるあたりから少しづつ物語りに深みは出て来ますし、一番最初に書いたように素敵な魅力も沢山ある作品です。新しい職場のティンガーラ編はまだまだ続くようですので、今後の展開には期待しています。

投稿 : 2021/10/10
閲覧 : 260
サンキュー:

2

ネタバレ

ひすい さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:今観てる

普通に良作

1クール終了。
水族館の、がまがま閉館までの話。
油壺マリンパーク閉鎖と重なり水族館の営業の大変さがを改めて再認識しました。

作画、色、キャラデザは安心安定のPA作品。

ティンガーラ編の2期も楽しみです。

投稿 : 2021/10/10
閲覧 : 176
サンキュー:

2

かりんとう さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

1クールを観終わって!

このアニメは、くくるが好きになれるかどうかで観れるアニメだと思います。

喜怒哀楽が激しく「閉館」に紐付くことを言ったり聞いたりすると直ぐに怒り、落ち込み、立直りの繰り返しでイラッとくる場面が多いきがします。
しかしながら閉館を阻止しようと動いているのはくくるだけに思えます。元々働いていた人達はくくるの提案にのり、手伝いはしますが自分から案を出したり行動はしません。まぁこれが普通なのかもしれませんが…
喜怒哀楽が激しいのはストレスが原因だったのかもしれませんね(笑)

観る前はダブル主人公って思ってましたが、主人公はくくる、ヒロインは風花って感じです。
悩み苦しむくくるに寄り添う姿は正にヒロイン。お姉ちゃん。本当に普通にいい子で、くくるか風花どっちが好き?って聞かれたら迷わず風花を選びます。11話、12話と連続で風花の好感度が爆上がりしました。

こうは言ってますがくくるも可愛いんですがね(笑)

2クールからはあのティンガーラに就職し、新たな地でくくるの成長を見守る感じでしょうか…
石川さんが声の南風原ってキャラが好きじゃなかったので二度と出てくんなよ~( ´Д`)ノって言ったのに出てくるみたいだし、ティンガーラ編はなんか鬱々しそうです…田舎者が都会に出て痛い目みるみたいなことにならんでほしい。

投稿 : 2021/10/06
閲覧 : 329
サンキュー:

4

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

いつもの<48>

3話まで視聴。
出産の回。いつものPAの脚本の弱さで続いてくんやねといった感想で録画はしてたけど観ることはありませんでしたとさ。

2話かけた導入<50>
2話まで視聴。
初回の収まりが悪いと思ってたら2話までが導入回。
金貸しにキレるところがお気持ちオンリーなんやねぇ。
じゃあ750万円払ってください!ってキレかたで数少ない撒いた種と繋げたりとかしてほしいわ。
というか種不足。この山場で水族館を助けようって意思を焼き付けていただきたかったところ。

キレイキレイ<50>
1話視聴。
アイドルちゃんであったりお魚であったり沖縄の風景であったりとキレイのを並べて見ましたと言った感じの導入。
主人公がアイドル止めたのも譲ったとかキレイ事で装飾されてて、キレイな沖縄に向かったのも薄汚ぇ田舎オヤジを避けて、と。

話の方は出会いましたーで終わって特に何も始まらず。

投稿 : 2021/10/01
閲覧 : 306
サンキュー:

3

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

9話の、あのキャラの扱い、けっこう好きです(11話まで視聴して)。

>11話まで視聴して
さすが、P.A.WORKSさま。作画が美しいですね!。安心して見ていられます^^。

P.A.WORKSさまといえば、”お仕事アニメ”が思い浮かんでしまう自分ですが
本作もその1つといえますね。
9話の、あのキャラの扱いや、8話の、あのcrabの扱いなど
個人的にはすごく好きでした!!。
(リアル半分:ファンタジー半分 ?といった匙加減?)

ただ、ちょっと残念なのは
本作全体を通して、”EDへの入り”がちょっと淡白すぎるかな?・・ということ。
せっかく本編でいい展開してるのに、オチやひっぱりがないというか・・。

せっかく惹き込まれた9話ED後のCパートだったのに
その後って、あれ??。もしかして、うやむや・・??。


全体を覆っている”ファンタジー要素”も
もしかしたら少し足をひっぱっているかも・・。

あの神様(キジムナー)?・・て、なんかジムニー感がw(未来少年コナン)。

あの水族館での現象も、今後どう料理するかで賛否分かれてしまいそうで不安要素;;。


くくるは、中の人の声があまりにも特徴的すぎて
どうしても、知っている他作品「チアフルーツ」が重なって見えてしまう・・><。

がしかし、高校生にして
あれだけ、仕事に向かっていける姿勢は、尊敬に値するものがある(生い立ちを差し引いても)。
普通だったら(もし自分だったら)、遊ぶことしか頭にないだろうにw。


とまあ、なんだかんだでずっと気になって毎回欠かさず観させてもらっています♪。
おそらく2クールですよね(間違ってたらごめんなさい)。
まだまだじっくり、最後まで見守らせてもらいたいです。


 ※余談:
  もし、がまがま水族館に”住田秋(Bバージン)”がいたら
  どんな展開になるだろう?・・と脳内妄想してみたりw。  といった楽しみ方も。

投稿 : 2021/09/19
閲覧 : 277
サンキュー:

12

ネタバレ

日常法師 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

PAWORKSらしさが出ている良作

タイトルの通りで、いつもお馴染みの作画が綺麗なお仕事アニメです。水の表現が美しいし、キャラクターの一人一人の魅せ方は上手いと思いました。
沖縄の魅力が伝わるアニメです。

ただ、2クールな分話の展開の仕方は遅いので、そういうのが苦手な人は向いていない作品かもしれません。SHIROBAKOみたいなテンポの良さは無いです。

声については、くくると風花のキャスティングはキャラクターに合っていていいと思います。
私のお気に入りはうどんちゃんです!!

投稿 : 2021/09/12
閲覧 : 169
サンキュー:

2

ネタバレ

えぴか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

今後の内容次第。。

10話まで見た感想です。

2クールあることを最近知りましたが、物語的には夏休みの終盤に差し掛かっているので、今後、何か展開があることを期待して視聴しています。

物語としては胸を張って面白いとは今のところ言えませんが、作画がきれいですしそこまで退屈な内容には感じないです。

何はともあれ1クール目の残り数話と、2クール目に期待。

投稿 : 2021/09/11
閲覧 : 168
サンキュー:

2

はす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

暇があるなら見てほしい作品!!!

【現在10話まで視聴…】
10話まで見た感じ物語は強く面白い!と感じはしないが、自分も高校生であるためか見ていてとてもククルを応援したい気持ちになります!あと普通に見てて癒されます。10話視聴ご2クールあることを知り、少々不安になりました…
作画はめちゃ綺麗です!!!なんだろ…水族館行かせたくするのやめてもらっていいですか?
音楽はOPとEDはめちゃ好きです!EDに関してはなにか神秘的で毎回EDを見るたびに現実を忘れられます。アニメ中では沖縄の民謡っぽいBGMが使われていて沖縄だな〜と良く感じれる音楽が流れます!なんだかとっても和みます。
キャラはそれぞれ個性があって良いと思いました。

暇があるなら癒されるし!神秘的な気持ちになれるのでおすすめです!

投稿 : 2021/09/11
閲覧 : 184
サンキュー:

3

はなちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

のんびりとなら

初回から視聴しております
序盤は比較的に水族館の廃館へ向かう内容、主人公で元アイドルであった事の振り返り等、様々な抑揚がありますが中盤あたりやや失速にも感じる展開になっております
(個人的には、もう少し廃館に対して抗っていこうとするのかなと?思っていました)

2クールある?という事なので展開的には仕方ないのかなと思いますが、中弛みに思えてくる理由が以前同制作会社の「神様になった日」の序盤で盛り上げようとしつつ、次第に奇想天外な展開に向かい最終的に「あれ?」となる流れを思い出し、些かその流れを踏まないで欲しいなと感じます
特に制作会社による癖なのでしょうが、オープニングの雰囲気なんかは似ているので気になる部分です…

ともあれ、作風自体は制作会社の色なので仕方ありませんが、のんびりと視聴していくには楽しめる内容です
個人的には、抗う様を今後期待した上で楽しみます

投稿 : 2021/09/06
閲覧 : 224
サンキュー:

2

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

また「実写ドラマでやれ!」とか言われるのかな…?(第8話: 引きで新キャラ登場、転機きますね!)

沖縄にある弱小水族館の存続をかけた苦闘+アイドルグループをクビになった少女の再起の二本柱でお送りする感じの、いつものP.A.WORKSによる実写ドラマ風オリジナルストーリー(たぶん2クール作品)です。

これまでの同系統の作品の例に倣い、本作もアニメと並行してコミカライズ版が展開するようです。そしていつものP.A.WORKSなら水族館はあまり上手くゆく気がしないのですが、果たして本作ではいかに…?

でも私は『サクラクエスト』とかも好きだった私は、何だかんだ言ってたぶん最終話まで観ることになると思います。

2021.8.27追記:
第8話まで視聴終了。研修と称して新キャラ登場!

「原作: projectティンガーラ」とクレジットされている以上、単に「がまがま水族館閉館の危機」の現状からそろそろ話が動き出しそうです。サクラクエストもそうでしたが、P.A.WORKS作品の原作クレジットと本編との絡みは侮れません。

投稿 : 2021/08/27
閲覧 : 525
サンキュー:

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白い砂のアクアトープのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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白い砂のアクアトープのストーリー・あらすじ

「――見えた?」くくるは、そっと、がまがま水族館のヒミツを教える。「ここではときどき、『不思議なもの』が見えることがある」夏の日差しが降り注ぐ、沖縄。那覇市内からバスに乗り1時間あまり揺られた先に、その水族館はある。沖縄本島南部、美しいビーチのすぐ脇にある、ちいさな、すこしさびれた「がまがま水族館」。18歳の女子高生・海咲野くくるは、そこでまっすぐ、ひたむきに仕事をしていた。祖父に替わって「館長」を名乗るほど、誰よりもこの水族館を愛している。ある日くくるは、水槽の前で長い髪を揺らしながら大粒の涙をこぼしていた女の子・宮沢風花と出逢う。風花は夢だったアイドルを諦め、あてもない逃避行の先に、東京から沖縄へやってきたのだ。がまがま水族館に流れる、ゆっくりとした、やさしい時間。居場所を求めていた風花は、「水族館で働きたい」と頼み込む。出会うはずのなかったふたりの日常は、こうして動き始めた。しかし、がまがま水族館は、「不思議」と一緒に、「閉館の危機」という大きな問題を抱えてもいた。迫りくるタイムリミットを前に、ふたりは立て直しを目指して動き始める。かけがえのない場所を、あたたかな寄る辺を、守るために。(TVアニメ動画『白い砂のアクアトープ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年夏アニメ
制作会社
ピーエーワークス
公式サイト
aquatope-anime.com/

声優・キャラクター

伊藤美来、逢田梨香子

スタッフ

原作:projectティンガーラ、キャラクター原案:U35
監督:篠原俊哉、シリーズ構成:柿原優子、キャラクターデザイン・総作画監督:秋山有希、美術監督:鈴木くるみ、美術監修:東潤一、美術設定:塩澤良憲、撮影監督:並木智、色彩設計:中野尚美、3D監督:鈴木晴輝、編集:髙橋歩、特殊効果:村上正博、音楽:出羽良彰、音響監督:山田陽、プロデュース:infinite

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