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「白い砂のアクアトープ(TVアニメ動画)」

総合得点
75.9
感想・評価
446
棚に入れた
1363
ランキング
758
★★★★☆ 3.6 (446)
物語
3.4
作画
4.0
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.5

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白い砂のアクアトープの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

風と花と珊瑚と心

白き砂

夏アニメイチオシ作品!
この作品は沖縄が舞台なのです。
沖縄と聞けば大抵の人は海を魅力的に思う人は多いと思います。
ですが、私は沖縄で1番好きなのは海よりも民家だったりしますw
沖縄を舞台にしたアニメは沢山有りますが、そのキャラ達が住む民家は少し古風で不思議と憧れが湧いてくるのですw


さて、物語は沖縄の水族館が舞台です。
今作は私が凄く学びになった部分が沢山ありました。

正直、私も水族館で働いてみたいと思った事はあります。
イメージとしては動物や魚と触れ合えて楽しそうだと思ったからです。
ですが、作中では大変な事ばかりですね。

しっかり栄養が偏らないように生き物達、1匹1匹の事を考えて餌にビタミン剤を混ぜるとか知らなかったし、健康診断を欠かさないで体重管理をし、どの子にどれだけの餌をあげるか考えたりしないとダメだったり、魚には薬がなくて人間用の薬を調整して使うとか、学びが凄く多かった。

水族館は楽しい所ってのはお客さんの立場だからそう思えるだけで、飼育員からすれば、やっぱり本当に大変なんだなぁ〜って。

作中で、ククルの「この子達の命を預かっるの」ってセリフが凄く印象に残っていて、あまり深くは考えたこと無かったけど、確かにそうなんだよなぁ〜って思い知らされました。

生き物を飼うって、命を預かる事なんだよね。
私は、ハムスターくらいしか飼った事ないし、どの子も、しっかり餌を上げてお散歩ボールに入れて遊ばせたりしたけど……一応自分なりに大切にしてたけど、ここまでの覚悟はもってはいなかったかな。

よくTVで外来種を放流したり動物を捨てたりして増えたって言うけどさ。
あれだって、生き物に罪は無くて、ただ、生きるのに必至なだけなのよね。

それなのに、人間が飼って動物が増えすぎたからとか、餌代が掛かるとか、大きくなり過ぎたからとか、そんな理由で自然に返しちゃうらしいけどさ……そんな事された動物も被害者だよね……あれだって、飼う前にしっかり調べたら解る事なのにさ……そうすれば、防げた事だよね。

だから、「この子達の命を預かっているの」ってセリフの通り、動物を飼う、育てるって、これくらいの覚悟がないとダメなのよね。
当たり前だけど、改めてこの作品を通じて思い知らされました。

後は、「ファーストペンギン」って言葉って凄く素敵だと思いました。
なんでも初めては勇気が必要だけど、中々踏み出せない時に、きっと私はこの言葉を思い出すと思います。

初めては誰だって何だって怖い事ばかり。
でも、勇気を出して1番に動き出す。
ペンギンが初めて海に飛び込むように。
未知への勇気ってのは自分が動き出す事で自分の世界が広がるけど、それだけではなくて、それを見た人がまた勇気を持ってチャレンジできる。
勇気を分け与えてあげる事が出来る、そんな気がする言葉です。


さて物語の方は。

風花は元アイドルです。

後輩がお婆ちゃんに見せたいステージに自分がセンターで立ちたいと言う事をマネージャーに話している所を聞いて、彼女は同情してしまい手を抜いて実力を発揮する事を辞めてしまい、やる気がないと思われます。

それは、そうですね。
それは優しさではありません……甘さです。

1つは、お婆ちゃんにそんなやらせのステージを見せて後輩は胸を張って本当にステージに立てるのでしょうか?
それを見て喜ぶお婆ちゃんの笑顔は嘘で塗り固めたものの先にある、それを知らないで喜んでいると思うと、お婆ちゃんに対しての罪悪感を感じる気がします。

風花も風花で……
甘すぎます……きっと後輩には才能がないのでしょう……だから、ステージにセンターで立たせてあげるには、こんな方法しか取れなかった。

本当なら……後輩を信じて全力で審査に挑み後輩が選ばれたら祝福を、自分が選ばれたら後輩は泣くでしょう……でも、後輩の望む形ではないけど……成長は出来る。

それでも、後輩をセンターに立たせてあげたいなら、全力の演技の後に先輩としてマネージャーに頼んであげる事は出来たはずなんです。
それなら、こんな形には少なくとも……
最初から手を抜くなんて、相手にも失礼だし、マネージャーやスタッフからしたら、やる気がないと取られるのは仕方ないです。

で、アイドルを辞めて実家に帰ると母に話したら近所の人達と残念会ってww
いゃ、言いふらさないでよお母さんww
帰りにくくなるよ……しかも、実績を残せなくて逃げて来た様に思われてるのは辛いですよね……いゃ、状況だけ見ればそうなんだけどさw
沖縄に逃げちゃう理由は解る……

でも、何だか少し良いですよね。
仕事を辞めて沖縄に無計画の旅って、少し素敵だなぁ〜とも思います。

でも、私はこのお母さんの本当の気持ちを聞いた時に、少し納得しちゃった。
娘は早くに上京してしまい、母親らしい事を充分にしてあげられなかった。
だから、帰って来るのが嬉しかった。
母親らしいことをしてあげられるから、それだけが嬉しくて近所の人に話してしまったのでしょうね。

でも、風花の立場だと解らないよねw
私が風花の立場なら余計な事して!ってなると思う。
親って、やっぱり沢山の事を考えてくれてるんだろうけど、子供にはやっぱり理解出来なくて、でも親も子供を理解出来なくて、その点もリアルに思いました。

そして、最後は娘の意志を尊重してくれてお世話になってるククルや家族に頭を下げてくれるいいお母さんです。

で、彼女は沖縄で沢山の人に出会います。
ガマガマ水族館。
そこで、居候として水族館で働く事になります。
彼女は最初は心配になるくらい不慣れでしたが、作中で1番成長を感じられるキャラでしたね。

最初はペンギンに噛まれたり水槽に落ちたりと……
でも、沢山の経験を積む中でタッチプールでの解説役を務めたり。
後は、生き物の不調や違和感に気が付く事も出来るまでになります。

実はこの時、お母さんが沖縄に風花を連れ戻しに来て、ククル達に逃げるように言われ逃走中だったのです。
それでも、生き物の様子がおかしいからと自分の事より生き物の為に水族館に戻ります。

結局、そのイシガキカエルウオは命が尽きてしまいます。
生き物との別れも切なくなりますよね。
彼女にとってイシガキカエルウオは少し特別な魚でした。

そうそう後、風花って凄く人の気持ちが解る女の子です。
手作りの看板を金融関係の男に壊された時に彼女は怒ります。
彼女はその手作りに込められた、ククルの気持ちと価値が解るからです。
そんな彼女の姿を見てククルは嬉しくなります。
気持ちを分かってもらえるのは嬉しくなりますよね。
この辺りから2人は打ち解けて行きました。

彼女に芸能界復帰のチャンスが来ます。
映画の主演女優の話が来ます。
その話を聞いて迷います。
彼女は水族館の仕事中もアイドル時代を思い出す描写がありましたし、やはり未練はあるのかな?と感じました。


ククルについて。

彼女はガマガマ水族館の孫娘で館長てす。
水の生き物が大好きな女の子で、凄く動物達の事をよく見て考えて、そうしてガマガマ水族館が大好きな女の子。

でも、ガマガマ水族館は閉館してしまいます。
彼女はガマガマ水族館を大好きだから守りたいけど……それだけじゃなくて、ガマガマ水族館を大切に思ってくれるお客さんがいる。
沢山の人の思い出の場所だったり、誰かの居場所だったりする。

そんな場所が閉館するのは寂しくて、彼女にとってガマガマ水族館は大好きな場所ってだけじゃなくて、沢山の気持ちが集まる場所だから守りたい。
彼女の水族館を守る!は同時に沢山の人の気持ちを守るって意味でもあると思います。

そして、ククルは凄く周りの人に恵まれて居ます。
風花やカイを初め沢山の人が頑張る彼女を応援してくれたり支えてくれたりと、それが見ていると凄く伝わります。

環境協会に取り合ってくれたり、ガマガマ水族館限定スイーツを考えてくれたり、夏休みの間に水族館を手伝ってもらえたりと沢山の人が力を貸してくれます。


彼女は風花が最初の頃に失敗してしまった時に凄く厳しくお説教をするシーンがあります。
でも、それは動物の事を本当に考えているからってのもありますね。
彼女の気持ちの強さを感じられるシーンでした。

彼女のガマガマ水族館への気持ちって本物で、彼女もそうだしお客さんもガマガマ水族館が大好きで、時々ガマガマ水族館では不思議な事が起きます。
それは間違えなく素敵な時間で幸せな想い出を見せてくれて悩んでる時や大変な時に元気をくれる。

それはきっとガマガマ水族館が沢山の人の気持ちであふれて居るからかな?って。
そうした誰かの想いが集まり大切な場所だから起きるのかもしれませんね。
そんな溢れた気持ちで沢山になった場所にキジムナーが奇跡を起こしてくれてるのかも知れません。

ククル達はキジムナーのお社に毎朝お供え物をしていたから、キジムナーも陰ながら応援してくれてるのかもしれません。

さて、彼女は閉館を阻止しようと頑張って居ましたが、ククルのお爺さんは閉館する方向に準備進めて居ます。

でも、お爺さん以外の従業員や沢山の人はみんな閉鎖して欲しくなくて、空也も口は悪いけど本当は大切な場所だと思って居て、本当はガマガマ水族館が大好きなんだって思いました。

次の職場もお爺さんが考えてくれているみたいだけど、そこじゃなくて、本当はガマガマ水族館で沢山の事をもっと教えて欲しいって思ってるのかな?って

風花だって、ガマガマ水族館がきっと特別な場所だと感じたと思うしククルの力になろうとしてくれてる。
それは、ククルの気持ちが解るからこその行動であり大切な場所になってきたのだと思います。

ウミヤンも余り閉館については言わないけど、彼は少し気になる少女が居ます。
彼女は病気で入院していて、移動水族館で病院に出張した時に出てきます。
恐らく彼女は自分の病気に絶望してたのかな?
今は歩けなくて自由に動けなくて……だから、移動水族館が来ても遠くから見るしか出来なくて……

でも、海の生き物は自由に泳いで居て、それが少し羨ましかったのかな?って。
逃亡したカニを捕まえた時に「生きている」って一言があったから、きっと病気と戦う決意をしたのかな?って。

そして、約束をする。
いつか元気になってガマガマ水族館に行く事を。
ウミヤンが多分ガマガマ水族館を継続させたいって気持ちはこの時に産まれたのかな?って


カリンちゃんは理解者であり協力者。
移動水族館で閉館前に移動水族館をして貰いたいって気持ちから観光協会から許可を得られた。

彼女はガマガマ水族館の閉鎖が覆らないって解っているけど、自分にとっても諦めたくない場所だけど、気持ちでどうにか出来ることでもなくて……現実が見える分彼女は1番辛かったのかもしれません。
それでも、力になってあげようとする姿は素敵でしたね。

カイは1番ククルを心配してくれていましたね。
恋心もあるのだろうけど、彼はやっぱり純粋に心配してるのだと思いました。

ククルの気持ちが本物だからこそ本気だからこそ閉鎖したら彼女が耐えられないのではないかと……彼の優しさを感じたのが、奇跡の幻を見る実験に付き合う優しさ。

そして、彼は奇跡の幻を見る。
ククルの「見た?」の言葉に優しく首を横に振る。
嘘だけど、見えたって話して希望を持たせてしまう事になる……だから、彼はその真実を伏せた。
傷つかないように
私はこのエピソードが凄く優しいと感じました。

ククルはその後に涙しました。
でも、彼女は「ありがとう」と……
もしかしたら、ククルはカイの優しい嘘に気がついていたのかもしれない。
だから、彼女は「ありがとう」と口にしたのかもしれません。


新設される水族館から研修生が来ます。
研修生は確かに水族館に詳しくて色々な知識がある。
彼女は言いました。

自分は水族館で働く為に必至に勉強をしてきたと、ガマガマ水族館での時間の無駄だと、ククルはお仕事ごっこをしている、狭き門をくぐり抜けて来たからしっかり仕事をしたい、甘い!と。

彼女の気持ちは本物だと思うけど……
彼女は気が付かなかった。
ガマガマ水族館だから学べるハズだった事が……

この作品を見ていると、ガマガマ水族館の従業員って生き物を大切にしています。
でも、大切にしてるのはそれだけじゃない。
ククルのお爺さんは伝説の館長と呼ばれて居たそうなんです。

それは、生き物を飼育するだけではないから伝説なのかもしれません。
館長は水の生き物だけではなく、お客さんと家族の様に接する。

だから、来店したお客さんは居心地がいい。
水族館でカードゲームをしてても、居心地がいいから足を運んでくれる

水族館が家のように居心地がいいから、我が家の様に掃除してくれる人もいる。

帰省してきたお客さんが、家族にガマガマ水族館を見せたくて、家族の様に接してくれる館長に近況報告をしたく足を運ぶ。

そうして、お客さんの事も一人一人を大切にしていてくれるから、お客さんもガマガマ水族館って場所を愛してくれる。

それが、恐らくガマガマ水族館から学ぶ事だったけど、彼女はそれに気がつかなかった。
彼女はガマガマ水族館には学べる事がないと見下し研修先を変えて出ていったけど、それに気付けない時点で気持ちは本物でも本気でななかったのかな?って。

さて、閉鎖が決まったククルが取れる選択肢は多くはありません。
それでも、彼女はそれを認めたくなくて、水族館に立てこもる。

空也は「子供かよ」と呟きます。
そうですよね。
私も思いました……
そんな事は時間稼ぎにしかならないし、そんな事で閉館がなくなるなんて事はない。
何も変わらないし変えない、意味がない。
我儘で沢山の人に迷惑を掛けて心配させて困らせて……普通に考えたら解る。

でもね。
ククルの立場を考えると見えてくるものがあります。

自分が守りたい場所が無くなってしまう。
打てる手は全て打ったし柵はない。
立てこもるなんて強硬手段しかない、、、

では、自分がククルの立場に立った時に貴方は同じ選択肢が出来ますか?

私は出来ません。
何故なら意味が無いし結果は変わらない。
多くの人は私と同じ選択肢ではありませんか?
結果論で結果を決めつけて諦めてしまう……

でも!ククルは1番解ってる!
立てこもる事で状況は変わらない!
そんな事で覆せるなら、閉館でなんて悩んでない!
彼女が1番頑張ってきたハズだもの!
問題はそう簡単じゃない!

じゃ、何故?立てこもる?
その場所を守りたいからです。

それが我儘だと解っていても、子供だと思われても、時間稼ぎでしかなくても、意味がなくても、迷惑をかけて困らせて心配させても、その場所を守りたい気持ちの強さの現れなんですよね。

意味がなくても、どうしても守りたい場所だから、そんな意味のない選択肢にも縋りたい!
それだけ守りたい場所なのです。

自分と比べた時、ククルって凄いなぁ〜って思いました。
私は結果しかみないから、絶対に出来ない選択肢だし、結果を考えて諦めちゃってるから、意味がなくても変えられなくても、守ろうとしたククルの決意はカッコイイなぁ〜と思いました。

結果を見て無駄ではなく、結果よりも守りたい!
そんな彼女の気持ちが伝わった気がします。

立て篭りの中、風花が手伝いに来ます。
ククルは風花にも言わずに立て篭りました。
おそらく風花にはアイドル復帰の話が来ていたし、いつか去る彼女には頼れないと思ったのかもしれません。
風花がいなくなれば、これから先に頼れなくなるのだから……

でも、風花はククルの夢を手伝いたいと言います。
風花は復帰の返事を保留にしてます。
それは、復帰以上にククルの力になってあげたいから、彼女の夢を応援したい!
それが、風花にとって1番大事な事なんです。
彼女が動くとしても、その後なんですよね。

後輩にオーディションを譲るようなお人好しの女の子なんです。
自分より誰かを優先してあげられる優しい女の子なんです。
逆に、ククルは風花のそんな性格を知っているから、1人でやろうと思ったのかもしれません。


ただ、その日は台風で、停電もあり。
雨風がククルの大切な場所を壊していくのです……ガマガマは老朽化が進み建物としてはボロボロだった……

それを見たククルは涙します。
全てを自分から奪って行く……両親との思い出であり彼女の家でもあり、魚達の居場所である、そんな水族館……もしかしたら、奪われてばかりだった彼女の最後の心の砦であったのかもしれません。
彼女は絶望の中立ち尽くす……

そんな中、風花はククルに喝を入れる。
私は本当に風花が、この場所に居てくれて良かったと思いました。
彼女が居なければククルは心が折れて、停電した中、生き物の命も危うかったと思いますし、何よりククルの心が完全に壊れていたと思うからです。

それからも2人で頑張るも沢山の生き物がいる中で中々手が追いつかず……そんな時に従業員の皆が助けに来てくれて事態を乗り越えます。

ククルは今回の事でガマガマがかなり傷んでる事を知りました。
事情は色々あったのだろうけど、1番はガマガマはボロボロで、このまま営業を続けていても建物が崩れたら生き物も従業員も危険な目に合うかもしれないから閉館させると決めてたのかもしれませんね。
人が少なくなったからって理由よりも、多分本当はそっちなのかな?って。

最終的にガマガマは閉館してしまう。
でも、ガマガマはククルに沢山の人や生き物との出会いや思い出を沢山くれた場所だし、何よりガマガマで見える奇跡はククル達へのガマガマなりの贈り物だったのかもしれませんね。

そして夏休み最後の日
風花とククルの別れの日が来る。

ククルは昔、2つの母子手帳を見つける。
1つはククルの、じゃもう1つは?
最初、彼女は生き別れの姉妹が居て会えたら嬉しいと言っていましたが、彼女には死別した姉がいた……

私事ですが、私は昔妹が欲しくてw
弟は居るのですが弟は生意気で可愛げがなくてw妹が欲しいとよく話してました。
それから、しばらくして実は私には流産で産まれて来れなかった妹がいた事を知りました。

だから、ククルの気持ち少し解るかなぁ〜って、ずっとククルの事を見守ってくれていた。
ガマガマの奇跡の力を使い応援してくれてたのかもしれません。

そして空港で……

風花はククルに勧められ芸能界に戻る為に……
そして、ククルはガマガマを旅立ち……ティンガーラへ行く事を決める。

でも、別れの後の空港で、風花はククルを探して駆け回る。
風花には解るのだ、人は1人になって泣ける事を……だから泣いてるククルを放って置けなかった。

ククルは風花に沢山の事を与えてくれた。
でも、風花が居なくなった後に彼女が1人泣くのならそれを放っておける訳がない!
そうして2人は再開の約束をする
「私がククルのお姉ちゃんになる!」

姉の真相を聞き、大切な場所を失った彼女……
だから、風花は1人には出来なかった。
自分が芸能界に戻れば簡単には戻れなくなる……だから再開を約束する
なぜなら、風花は自分の「やりたい事」にも気が付けた。
それは芸能界ではなく……


そして春が来て心生活が始まりククルはティンガーラへ就職する。

ティンガーラでは大好きな水の生き物の飼育!………じゃなくて!営業部……
よく思い出せば、ティンガーラ館長はククルをスカウトする時に「経営の才能がありまーす」とか言われてたなぁ(*꒪꒫꒪)
最初からフラグ立ちしてたのか……

そしてある人物に再会する。
以前、ティンガーラに研修できた南風原ちゆ。

そんな感じで色々ある中イベントを成功させようと頑張るククルですがイベントを中止するように副館長から言われてしまう。
心身共に疲れ果てたククルの目の前に現れたのは……夏以来の再開……風花でした。

登場の仕方がカッコよすぎじゃないですか٩(ˊᗜˋ°ᵖⁱ)وヤホッ♪
しかもマンションもお隣さんとかオチも素敵サプライズじゃん(◍´꒳`)bᴼᴷ

風花が居ると安心と安定感を認識したのがこの辺りですねw
そして、風花もティンガーラへ就職する。

風花の担当動物はペンギン
でも、彼女にはある試験が課せられる。
ペンギンの名前と個体識別と顔と性格と交友関係を覚えろと……む……難しい……(*꒪꒫꒪)
それでも風花はしっかり覚えて試験に合格します(◍´꒳`)bᴼᴷ

ガマガマ組は大変ですね。
派閥とか言われてるって話だけど単に仲良くしてるだけじゃん?って思うしそれは派閥ではないよね。

私は、南風原さんってあまり好きではありませんでした。
ガマガマの研修もそうでしたが、ティンガーラでも災い挑発する態度やら……

南風原さんって小さなお子さんの居るお母さんだったのですね。
しかも母子家庭だから大変ですね。

確かに彼女が言う様に、水族館で働けるのは当たり前ではないってのも解る。
本当は仕事に全力で取り組みたい気持ちも解るよ。
でもね、どんな理由であろうと「休んだ」のは事実だしその分飼育員の「負担」もまた事実なんです。

休むなとは思わないし大事な予定や緊急事態ってあるし、それは休むべきだと思います。
南風原さんの様なお子さんの事なら当然。

でも、1人が休むと負担だってあるのもまた事実です。
ククルは、飼育の大変さが解るから足りてない人員を補おうとして代わりに入ってくれた。
休みの理由を知っているから代わってくれた。
飼育が足りないと困るのは魚達も同じで飼育が足りないとバタバタした時に動物の健康状態も見落としてしまうかもしれない。
単純に、ククルの思いやりや優しさからの行動だった。

でも、南風原さんがとった行動は八つ当たりでした。
確かに休むと最初は気を使ったりして良くしてくれるけど当たり前になり始めると結局最後は周りの人が冷たく感じたり裏では不平不満を言われてしまう。
自分が必要のない人間に感じるかもしれない。

でも、その事で、子供の存在を隠したり理由を隠して働くのは絶対に違うって思う。
気持ちは解るけど、だから風花の言う事って本当にその通りですよね。

この焦りから私は1つ思ったのは……

南風原さんはククルにビビって居たのかなぁ?って。
ククルが自分の代わりに入った。
ククルはあの歳で館長の経験もある、南風原さんはごっこ遊びだと言うし、好き勝手に動くなと言っていたけど、しっかり経験を積んで居たククルが自分の代わりに入って、周りの人に信頼されて自分の居場所が奪われる事が怖かった。

彼女にはそれだけの実力がある。
それは南風原さんも何だかんだ言いながらも認めていたのかな?って。

だから、彼女はククルは営業部企画広報担当になり最初は安心していたのかな?って……飼育が出来なければ彼女の本領発揮はされない……少なくとも飼育の自分の居場所が脅かされる事はない……

でも、最後は南風原さんも反省して謝ってくれた。
そして、ククルと南風原さんが和解出来たエピソードでもあります。

よく考えたら、この2人ってお互いを嫌い合っていて……お互いを知ろうとはしなかった。
仲良くなる1歩はお互いを知る事から……かもしれませんね。

休日にククルと風花が皆をおもてなしする回……何このキラキラした充実した休みw
何か見てて凄く楽しい気分になるエピソードでした。
水族王ゲーム楽しそうだけど……細すぎて当てれないなぁコレw


ペンギンのヒナの撮影が来る話があります。
ヒナは怖がりで水の中を泳げないけど最後は風花が背中を押してペンギンを軽く突き飛ばす。

私はこのシーンで優しさと凄さを感じました。
多分、私ならペンギンの背中は押せないから……ヒナだけど弱くはないのも解るけど、溺れたらとか怖がらせたらとか考えると……
でも、これは優しさじゃなく甘さですよね……

一方、風花は本当にやさしいです。
本当にペンギンの事を思うならペンギンを信じて背中を押す事が正解です。
もしかしたら、これからペンギンに怖がられたりとか嫌われたりとかもある……

それよりも、飛び出したいけど飛び出せないペンギンに、自由に泳いで欲しい。
水辺の楽しさを知って欲しいからできた事。
相手を本当に思ってるから出来た事。

自ら足を付けて怖くないんだよって足で水辺を弾いて見せて、背中を押す。
恐がりビックリしながら鳴くペンギンを突き出す。
最初は上手く泳げなかったけど直ぐにしっかり泳ぐペンギンの姿がありました。

そして、彼女は見えない手で、もぅ1人の背中も同時に押した。
それは後輩のルカの背中です。
きっと、この光景も彼女にとっても勇気が出た瞬間かな?と思います。

さて、ククルは1つのプロジェクトを任されます。
それは新施設で水族館で結婚式。
素敵ですね。
魚達が沢山泳いでいる中で式をあげる。
見渡せば綺麗な魚が縦横無尽に泳いでいて、それはまるで海底の中のような不思議な空間素敵ですね。

てすが、ククルは生き物が大好きで、この企画に対して彼女は優しすぎて……生き物の負担を考えすぎてしまい結婚式の式場側の人に断られてしまいます。

うん、生き物に負担を掛けない事も大切だけど、結婚式での主役は人間ですし一生に1度の体験だと思うし思い出作りも大切で、こちらを立たせればあちらが立たす…………

お仕事に悩んだククルは無断欠勤してしまい行方を眩ませます……
無断欠勤はよくないですよね。
皆に迷惑掛けることになります。

実際本当に良くない事です。
やってはいけない事です。

でも、皆さんは思いはしませんか?
「あぁ、行くの嫌だなぁ〜話すのも嫌だし勝手に休もうかな?」

実際、やらなくても考えるくらいはあります。
私もあります。
じゃ、何故しないのか?
それは社会人としてどうなのか?とか、迷惑掛けるからとか、次に出勤する時にどんな顔すればいいか解らないし、とか色々あります。
だから、無断欠勤はしません。
そんな気持ちが、ストッパーになるからです。

でもね。
そんな気持ちすらストッパーにならないくらい逃げ出したい気持ちになったんだと思う。
私の様に、心にストッパーが掛かる内はまだ、大丈夫なんです。

でも、ククルは……そんな気持ちでも抑えられないくらい心が疲れていたのです。

だから、彼女は楽しかった時間と場所を見たくなった……でも、ガマガマは既に解体されていた……楽しかった時間や帰りたけど帰れない場所って誰にでもありますよね。

もし、その場所があれば……元気が出たかもしれないでも、その場所はなくて、頭で理解していても目で現実を見ると、心からポキッって
音が聞こえてしまう……だから彼女は行き場を失った。

無断欠勤は決して、どのような理由があろうと肯定してはいけません。
だとしても、その人が無断欠勤した理由が悩んで苦しんだ結果なら否定しちゃダメだと思うんです。

だから、その点を風花はよく解っていたみたいで理解者で居てくれた。
風花は無理に理由は聞かないでいてくれた。
ククルが話そうとしてくれるまで、話してる最中もしっかり見守ってくれて聞いてくれて、悩んだ時に話を聞いてくれる人が居ることは凄く救いになります。
溜め込むより吐き出した方が楽になる事って多いですよね。
ククルは本当にいい友達に出会いましたね。

そんな風花が、ククルを迎えに来た時に見た光景はウミガメの産卵。
そこで、彼女が向き合うのが、ウミガメの話。

作中で風花が興味を示した問題です。
私も中学生の頃に授業の一環でウミガメについて勉強した覚えがあります。

作中でもありましたが、ウミガメはよく異物を飲み込んでしまい死骸から沢山の異物が発見されるのはよくあるらしく私も習いました。

その時は、確か絶対に出てくるゴミは買い物袋と習いました。
ウミガメはクラゲを食べるのですが、ウミガメは買い物袋をクラゲだと思い誤って飲み込んでしまうそうです。

異物だから吐けばいいじゃんと思いますが亀は噛まないで異物を口からゴックンと飲み込んで仕舞うのです。

で、異物だと気づいてもウミガメの首内部は反しがついていてギザギザしているらしく吐き出したくても反しが邪魔して吐き出せないらしいです。
ウミガメが異物を体内に溜め込むのはこうした理由も1つらしいです。

でも、ウミガメは、生まれてからが大変だと言う事は始めて知りました。
人口の光に引き寄せられたり、目の前を遮られるだけで迷子になってしまったり。

あの光景を見て、ウミガメの問題を聞かされてしまうと……衝撃は強いですよね‪(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)‬


そして、戻ったククルの最初の仕事はティンガーラウエディング。
実はこのプロジェクトの成功報酬があります。
それが、飼育員への部署移動!
ククルが、やりたかった仕事!

そして、プロジェクトが実現される事に!
魚の事を人の事を大切に思うククルだから出来た提案だと思いました。

そんな中で、頑張っていた、ククルでしたが、やり遂げようと頑張る中、営業部の仕事も生き物を守ることに繋がる事に気が付き営業部に残る決意をします。

そうですね。
飼育員って生き物の体調管理したりして生き物を守ってる実感も強いかもしれない。
一見、営業部は生き物と接することは少ないかもしれないけど、飼育員は飼育員でしか、営業部は営業部でしか守れないものはありますよね。
ククルの学びの回でした。

アクアトーププロジェクトが企画されます。
そんな時、海外研修の話が来ます。
風花は悩みます。
勉強はしたいけど、ククルとは離れたくない……ククルはククルが風花に心配掛けているからだと考えましたが、風花がククルと一緒に居たかった。

そうですよね。
当然ね。心配だからって理由だけじゃ人はずっと一緒には居られないですよね。
相手が大切だから大好きだから一緒にいられる。

風花が悩みながらも研修へ行く為の課題に望んだのも、チャレンジしたかったのかもしれません。
落ちれば、それでククルともいられるし諦められる……むしろ合格する方が彼女は悩んでいた。
でも、ククルの「今度は私がお姉ちゃんになるよ!」
ステキなセリフですね。

今までは風花に沢山助けられて来た……だけど、次は自分が背中を押す番だ!彼女の成長が目に見えたシーンでした。

最終話の魚を水槽に移す場面は何だか圧巻でしたね。
こんな風に移すんだと関心しました。
私はずっとクレーンだけでするものだと思います。

そして、風花は旅立ち2年が経って帰ってきた。
2年後の2人は少し大人っぽくなっていましたが、中身はあまり変わらずって感じですねw
お互い別々の場所で成長して再会する素敵ですよね〜

最後に、この作品は私にとっては色々得られた作品だった気がします。
沢山の学びもありましたし、生き物について考えてみたりするきっかけにもなった気がします。

投稿 : 2021/12/23
閲覧 : 392
サンキュー:

20

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

副館長のくくるに対するあだ名が、実は、この作品の最大のテーマだった

■ 2021.10.05 1クール目視聴済 ■

旧タイトル:過去(思い出)と未来(夢)が交錯する真ん中に現在(現実)がある

「思い出」を守るために「夢」がある。
しかし、目の前には避けられない「現実」がある。
閉館寸前の水族館を舞台に過去と未来を結ぶ今ここにある物語。
とても”夢”があるお話だと思いました。

「お仕事」を題材にした作品は、意外と難しいですよね。
フィクションであっても、どうしても現実に即して観てしまいます。

過去の作品では、「SHIROBAKO」は、リアリティがありました。
「さくらクエスト」は、地味ながらも地に足がついていたと感じます。
さて、この作品はどうでしょう。

「SHIROBAKO」も「さくらクエスト」も現在に焦点が当たっていました。
ある意味それが、リアリティを出していたのだと思います。
どちらもフィクションですが、フィクションとは思えない納得感がありました。

この話は、まず前提として「未来(夢)」があり「過去(思い出)」もあります。
そして、その間にある「現在(現実)」を舞台にしています。
「お仕事」を題材にしつつも、先の2作品に比べて「物語」的な要素が強いです。

そうなると、作品としての難易度がとても高くなります。
それは、「夢」について真剣に考える必要があるからです。
そして、「思い出」について真剣に向き合う必要もあるからです。
この2つを軽く見ると、現実がただの「ごっこ」にしか見えくなってしまいます。
脚本がしっかりしないと、本当にただのフィクションになってしまいます。
そう考えると、10話までの内容では、正直、少々薄く、軽い感じが否めません。

しかし、11話で風花がくくるに言ったセリフで一気に変わりました。
{netabare}
「たとえ夢を無くしたとしても、未来が無くなるわけじゃない」
夢よりも、まず、いまここにある現実を見ないといけないと言ったのです。
誰がどう見ても手遅れな夢にすがりついている、くくるの目を覚まさせます。
{/netabare}
夢を無くした風花だからこそ言えたセリフでした。
これにより、この物語が最後に引き締まったと感じました。

分割2クールの1クール目なので、まだいろいろ判断はできません。
未来(夢)、過去(思い出)、現在(現実)の交差は、自分の好きなテーマです。
2クール目には、もっと何かあるといいなと期待します。



■ 2021.12.22 2クール目視聴済 ■

思い返せば、1クール目は、実は、意外と良かったのではないかと言うことです。
思い出と夢と現実の狭間で葛藤し、奮闘する姿が描かれていたと思います。
ある意味、過去にも未来にも広がる奥行きがある話だったかなと。
そして、なによりもがまがま水族館を守れなかったところが評価できました。
最後にちゃんと厳しい現実を突きつけたからです。

一方、2クール目は、思い出にも夢にも折り合いをつけてしまった後の話でした。
新しい場所で、向き合うべきは、今、この現実だけです。
そう言う意味では、地に足がついたお仕事物語だったと言えます。

ただ、残念なことは、テーマがブレてしまっていたと感じることです。
この作品が描きたかったのは、彼女たちの成長なのか、環境問題なのか。
それとも、その両方なのか。

私は、彼女たちの成長を描くことが目的だったと思います。
そして、その象徴として、やりたいことが見つかると言うものです。
それが、魚や生き物のためにできる環境問題に取り組むことだったのです。
あくまでも環境問題は、彼女たちが見つけた目的だったと言うだけの話です。
しかし、あたかもそれがテーマのように感じられてしまうところが残念なのです。

彼女たちの成長の象徴として、副館長のくくるに対するあだ名が変わりました。
最初は、ただ漂っているだけのプランクトンでした。
これは、自分で進むべき道が分からない象徴です。
それが、最後に遊泳能力を有しているネクトンになりました。
これは、自分で進みたい方向に向かうことができることの象徴です。

最初、副館長のこのあだ名は、ハラスメントじゃないかと思えました。
しかし、実は、この作品の最大のテーマだったのです。
自分で進みたい道を見つけ、自分の意志で歩んでいく。
これこそが、人が成長するということだからです。

そして、見つけた道を進むためには、現在の自分の立ち位置を知ることが大切です。
自動車のナビでも、現在地が分からなければ、進みたい方向の道を指し示せません。
自分の現在の立ち位置が分かったら、今度は、"あがく"ことが大切です。
この作品は、1クール目で、どうにもならない過去や夢をスパッと切り捨てました。
そして、"現在"だけに焦点を当て、その"あがく"様子を描こうとしました。
そう考えると、実は、全体的にはよく考えられた構成の作品だったと思うのです。
しかし、せっかくのその構成を描き切れなかったことがとても残念なのです。

この作品は、水族館等の絵もきれいですし、キャラもとても可愛く魅力的でした。
そう言う意味では、とても癒される作品だったと思います。

投稿 : 2021/12/22
閲覧 : 350
サンキュー:

40

ネタバレ

福松 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

名作の予感しかしない→未来に向けて

第一話未視聴の方はぜひPVを観る前に、をおすすめします。
2021夏の最高傑作との期待を持っています。
ボキャ貧なので、素晴らしさを伝える言葉を持ちません。
これぞ日本アニメの底力、というのを見せつけてほしいです。
キジムナーかわいいw

追記2021-0723
第三話まで視聴、時間が経つのを忘れるほど引き込まれました。
期待以上で満足です。

追記2021-0813
第六話まで視聴、ネタバレありに変更しました。
前半で「食品を出そうよ!」という展開をヒヤヒヤしながら観ていました。
後半で丁寧に描写されていたので杞憂に終わりました。
このあたりを雑に扱う雰囲気のアニメではないのでとても良かったです。
沖縄と言えば、忘れてはいけない歴史があります。
ガマには住民が避難した所もあったそうですので、ある意味で霊的な、幻想的なシーンを私自身は全く違和感なく、こんなことがあるのかもしれないと素直に受け入れられました。
くくるの両親についてはとても気になっていたので、あれは名シーンだったと思います。正直、涙がちょちょぎれました。
今後も爽やかな展開に大いに期待しています。

追記2021-0924
第十二話まで視聴、評価変更しました。
「涙がちょちょぎれる」なんてもんじゃなく、ずっと泣いていました。
無駄なシーンが一切なく完璧でした。第一話での直感、大正解です。
休止期間を挟まずに第二クール突入のようですが、期待しかありません。
制作陣の皆様、大変だとは思いますが頑張ってください。

追記2021-1004
第十三話を視聴、気分一新、まったく違うアニメを観るつもりで臨みました。
無茶ばかりしていたくくるにとって営業部配属は非常にためになるんじゃないかと思います。副館長は良い人決定ですね。
現状、くくるは余剰人員以下ですが、祖父のお陰で将来性を買われているんだと無理やり信じ込むことにします。
風花には自身の長所を生かした活躍を期待しています。

追記-2021-1119
なんやかんや話が進展しつつ第二十話を視聴、一気に仕事感が強くなってきました。くくるが大きな壁にぶち当たっている事を、これでもかこれでもかと見せつけられて、ちょっと辛かったです。
少々くくるの声音が演出過剰だったかなと思いました。もう少しマイルドにしても大丈夫だったんじゃないかなあ。ちゃんと話の内容が伝わるようなエピソードが連なっていましたし。迷子イルカとか、がまがま解体とか、おじいの「あの子は水槽から出たことがない」という台詞とか。
ウエディングプランナーの女性の言う事が的確すぎたのですが、副館長にはそろそろ良い所を見せてほしかったです。事前にくくるの企画書に目を通して助言とかしていたのかな。くくるを𠮟りつけるでもなく、ただ冷静に問題点や異なる視点が得られてよしとする、というのは、くくるのためになるとはいえ、少し冷たく感じました。早々に副館長良い人認定をしちゃってるのですが、大丈夫かなぁ。

追記2021-1207
第二十二話を視聴、単純でライトな私はちょいちょいウルっと来ちゃいました。やっぱりくくるには笑顔が似合います。
副館長のええ所、やっと出てきました! 嬉しいです。待ってたのよー。
ウエディングプランナーさん、手強い相手なのは相変わらずでしたが、この豹変ぶりよ。この人の立場になってみると、違う観点の人の意見を聞くことが大事だなって思いますし、この人自身、かなり柔軟性を持って仕事に取り組んでいるプロだなって思いました。
ウルっとポイントは本当にさりげなく挟んできます。若干説教臭い舞台装置もありましたが、ほとんど気になりません。私の中の邪念を振り払って素直に視聴を続けたいです。
気にならないと言えば、くくる役の声優さん、私はそれほど違和感なく、上手だなって思うのですが、目の肥えた方には違うのでしょうか。絶対に成長はするのだから暖かく見守ってほしいなって思いました。

追記2021-1211
第二十三話を視聴しました。ワンパターンですが、ウルウルしました。
副館長のいい話、更に聞けて満足しました。ええ人や。
主人公の二人は重大な決断をしました。納得もできるし支持もしたいです。
それぞれの道に幸あらんことを。

追記2021-1221、評価変更、タイトル追記
最終第二十四話を視聴しました。
キジムナー、お久! 2クール目になって出番が少なくてちょっと寂しかったです。搬入のシーンがあったのですが、ちゃんと取材結果を生かしてるなーって思いました。先にも書いた通り、何かを雑に扱うアニメではない、ってことですね。こうゆうのがベースになって、ストーリーが生きるのだと思います。
結婚式では指笛を吹いている男性が居ましたが、指笛にまつわるエピソードはたくさんありますので、ご興味のある方は是非ググってみてください。私のお気に入りは「夫婦でご飯の献立を話し合う」ってやつです。
さて、ウェディングプランナーさん、泣いてましたね。きっと天職なんでしょうね。このように誰しもが転職に就けるわけではないけれど、うどんちゃん(このあだ名、すごく好き)も何か見つけたようですね。
ここしばらくでアニメを選り好みせずに観始めて、短運な台詞であれば、予想もそこそこつくようになってきたのですが、おじい、すげえ。まあ、凄い人だとは作中で語られていたわけですが、「伝説の飼育員」としてだけではなく、人生の先輩として、人として手本になるような人物だと思いました。
いい所で出てくるなぁー、キジムナーは。
お、風花は決断したんだ。アイドルから飼育員海外研修って凄いですね。って普通に言える良い物語の造りがしてありました。
 たぶん、ここで二年がたったのかな。
アクアトープとUSTD? ネクトンに出世w アクアトープ・ラボラトリーかー。大したもんだなあ。キジムナー、成長してるし!

という訳で、終劇となりました。最終的に「泣かせるアニメ」に無理に持って行かなかった点が評価できるし、逆に少し物足りない所でもありました。私の中に「泣かせるアニメ」を求める部分があるのでしょう。そうゆう意味では第十二話が頂点でした。だけど、作品の価値はそれだけではないですし、高いクオリティを見せてくれたので、評価は非常に高くしています。配信で遅刻気味の視聴でしたけど、付いて行って良かったと思いました。

投稿 : 2021/12/21
閲覧 : 602
サンキュー:

28

ネタバレ

ばーばぱぱ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

動物園、水族館の日常に忠実!

動物園.水族館の日常に忠実なアニメで部署間のイザコザや関係者の想いなど、若かりし頃を思い出して胸が熱くなりました。カメハウス、まだ存在していたのですね。懐かしいかったです。

投稿 : 2021/12/21
閲覧 : 78
サンキュー:

2

ネタバレ

キャンキャン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

P.A.WORKSのオリジナル。
作画は安定のクオリティでした。
観終わっての感想は面白かったんですが、何か盛り上がりにいまいちかけたかな?と思いました。

投稿 : 2021/12/19
閲覧 : 235
サンキュー:

3

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

優しい 時間を すごせた

優しい 時間を すごせた 結構 楽しめた・・
ただ もう少し 山あり谷ありが欲しかった・・単調であったが 楽しめたかなぁ

投稿 : 2021/12/18
閲覧 : 154
サンキュー:

6

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Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

色んな物を詰め込んで本質がぼやけた

ギャザーやEDのカットを見ても
企画書には「くくると風花の成長物語」で出したんだろう
最終回の落とし所はその意図を感じた

しかし全体通すと上手く物語を転がし切れずに
要素だけが次々と追加されていた

24話の前半は老朽化で閉鎖が決まった
がまがま水族館が舞台

亡くなった両親との思い出がある高校生のくくるは
館長のおじいが決めた閉館に納得できず
存続するための方策を考えていた

一方アイドルに憧れて上京した風花
しかしセンターを勤める予定だった曲で
後輩に譲ってしまった為人気が落ち
芸能界を引退して故郷の岩手に帰ることにした

そこで見た沖縄のポスターに惹かれ
そのまま衝動的に飛行機に飛び乗ってしまう

占い師に運命の出会いがあると告げられ
言われた方角ががまがま水族館

そこで2人が出会い
くくるは自分の夢を手伝ってもらい
風花は自分の代わりに夢を叶えて欲しいと思う

キジムナーが見せる幻想的な空間が現れる設定
そこにくくるの出生の秘密なども絡んで
ファンタジー要素が強い

くくるはバリケードを築いて閉館に抵抗するも
台風の被害でがまがま水族館の限界を痛感し
遂に閉館を受け入れる

後半は閉館から半年後
高校を卒業したくくるはおじいの紹介を受け
アクアリウムティンガーラに就職する

辞令は飼育員ではなく営業・企画の仕事
上手くいかない事ばかりのところで

岩手に戻っていた風花が
飼育員としてくくるの元に現れた

PAの得意ジャンルであるお仕事アニメで
ティンガーラから同僚になったキャラも絡めて
水族館の運営や環境問題にも触れて行く

くくると風花それぞれにフォーカスする展開なら
話にも深みが出ていたんだけど

後半は風花がジョーカーの役割で
くくるやちゆの問題を解決してしまうので
最終盤の留学で困惑するのは唐突すぎて浅い

キャラクターは個性あって魅力的だが
お当番回以外は役割もなく
ただ割セリフ言わせてるだけに見える

くくるも無断欠勤して離島に行くのに
電話連絡すらしないのはちょっと唐突すぎ
ここら辺は沖縄タイムの一つかもしれないが

シナリオ以外の仕事は良くできていただけに
惜しい作品と言わざるをえない

投稿 : 2021/12/18
閲覧 : 249
サンキュー:

13

ネタバレ

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

無駄に長かった

アイドルを辞めた女の子が沖縄にある小さな水族館で働くお話?

最新話(7話)まで観たけどなんかいまだにどんな話かよく分かんない。そして毎話毎話、終わり方があっさりしてて早く続きが観たいなっていう感情が沸かないのがちょっと…って感じ。こんなペースで24話やるとなると飽きて視聴辞める人まあまあいそう

作画はPAなんで安定

【9/18追記】11話観ました。ストーリーは今までで3番目位で好きでしたが、くるるの我儘っぷりが少しキツいかなぁ。あと海くんがくるるに「怪我はしてないか?」的な問いかけに対して首を横に振る描写に少し違和感があった

【9/26追記】12話観ました。頑張ってがまがまを存続する話だと思ったら見事に営業終了し、風花も岩手に帰るそうなのでここからどうなるか予想も出来ない。くくるのクソガキっぽさは健在

【10/16追記】15話観ました。2クール目入ってから微妙な展開ばっかりだったけど今回は結構面白かったと思う。くくるの印象が良くなってきてる。ただやっぱり話の終わり方が薄っぺらい。あと風花の「アイドルだった」という要素や副館長のくくるに対する厳しさが今後の展開にどう影響してくるかが気になる所

【12/17追記】最終話まで観ました。良かったか悪かったかの2択なら悩んで後者って感じです。面白い話も勿論あったが、逆につまらない話もまたあった。また「その設定いる?」みたいなのが無駄に多く、それを最終話までにどう料理してくれるのか期待していたが全て期待外れだった。

・副館長のくくるに対する態度
・キジムナーの存在
・風花が元アイドルであること
・がまがまでの不思議な現象←これに関してはストーリーにどう影響していくか結構期待していたが、特に何も起きず拍子抜け。んで最終話ではティンガーラでも謎の現象が発生してて草。

最後まで方向性が分からないアニメだった。百合に特化したほうがまだマシだったと思う…。

投稿 : 2021/12/17
閲覧 : 1094
サンキュー:

9

ネタバレ

あああ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

名作だった

とても良い鑑賞後感でした。
「選んだ道を自分の力で正解にしてあげなさい」
おじいのこの言葉だけで名作だったことがわかる。めちゃくちゃ良かった……………

投稿 : 2021/12/17
閲覧 : 158
サンキュー:

4

ネタバレ

HmFDB75691 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

第15話~最終話 水族館を鑑賞するような、きれいなアニメだった

なんとなくよさそうな雰囲気はあるが、とくに考察する要素はなさそう、とりあえず見てみるか、というのが第一印象。


第1話 サンゴの話かな
{netabare}
作画はそこそこ。さいきんは、クオリティの高い作品が増えたから、そこそこに感じてしまう。キャラデザもそれなり。主人公が女性だから、あまり気にならない。

お仕事アニメか? という印象。アニメやゲーム(漫画や小説でもいい)の仕事アニメは、アニメファンには身近だからウケるんだと思う。水族館は、リアルで成功した例もあり、微妙。

ただ、"アクアトープ"は、大成建設の登録商標なので、大成建設の社員が出てきて仕事アニメになる可能性はある。アクアトープは、水質を改善する装置で、タイトル通りなら、水質を改善する話になる。

白い砂からイメージするのは、サンゴ。サンゴは褐虫藻と共生関係にあるけど、この藻がいなくなると白くなる(白化現象)。アクアトープは、藻の大量発生を防ぐ装置なので、サンゴと繋がらないように思える。だけど、沖縄が舞台でサンゴが無関係とも思えない。

あと、気になったのは、母子手帳。家族構成から考えて、母親はいないだろうし、無記名のほうは妹(弟)のような気もする。なにがあったか不明だが、ショックを受けたときに水族館に行って、風花と同じようなものを見た、そんな感じかな。
{/netabare}

第2話 エンディングはよかった
{netabare}
OP・EDを見る限りでは、お仕事アニメには見えない。予想では、8/31までは水族館のお仕事アニメで、閉館。主人公が挫折して、そこからファンタジー要素を含む物語に変わり、成長していく。そんな感じかな。

EDは色々含みもあるし、曲もよかったと思う。沖縄にある海底都市(ピラミッド構造)を描いている気がした。石に描かれたハイヒール(?)は、風花の夢の象徴か、くくるの母親を意味するのか。

現時点では考察する材料が少ないので、色々深読みしてみる。

・くくるは、本当はくくるではない
母子手帳の無記名のほうが、じつはくくるで、くくるは姉の名前。もしくは、風花が、くくるだったり。この二人に意外な繋がりがある気もする。

・くくると風花は、陽と陰
二人が海の中で丸まっているキービジュアルは、陰陽道の陰と陽を表している。夢が叶わなかった風花が陰で、夢を叶えようとしているくくるが陽。

さらに、琉球神道にはセジという言葉があり、不可能を成し遂げたりもする。EDで二人がつかもうとする光る石は、セジを宿した石。
{/netabare}

第3話 お約束な展開
{netabare}
OPなしで期待したけど、お約束どおりの展開だった。母子手帳について、なんらかの説明をしたかったから作った話って感じかな。たぶん、赤ちゃんが生まれるという点が、今後の伏線となるんだろう。

くくるが一生懸命、館長をしている一方で、淡々と引き取り先を探しているのが現実的で、閉館を匂わせている気がした。
{/netabare}

第4話 熱帯魚は、風花
{netabare}
今回のサブタイトルは、『長靴をはいた熱帯魚』。第1話が『熱帯魚、逃げた』なので、熱帯魚=風花だとわかる。熱帯魚→観賞用の魚→魚のアイドル、って感じかな。

風花(アイドル)を育てる過程で、様々な人が関わっていて、そういった人を知らずに、風花はアイドルを辞めてしまった。水族館で裏方(主役は魚なので)にまわって、育ててくれた人たちのことを思い出す……そんな展開になるのかな。

前回までは、くくるの評価がよくなかったけど、8/31の閉館危機が迫っていて、くくるは不安を抱えているから、おかしな行動をとるのだと解釈している。人は不安に陥ると、トイレットペーパーを買い占めたりと、おかしな行動をとる。くくるの(視聴者に不評な)行動は、自然なことだと思う。

一方、風花は、夢破れたために、夢を叶えようとするくくるの手伝いをしている。自分の満たされなかった気持ちを、くくるで満たそうとしている、そんな感じもする。
{/netabare}

第5話 食べ物の作画はよかった
{netabare}
ネットの感想を読んでいると、今回の話は評価がよさそう。ハッピーエンドが好きな人が多いのだろう。叱られる展開だと、たぶん、評価が下がったな。

自分の感想としては、食べ物の作画がよかった。それ以外は、考えるところがあまりなくて、書くことが思いつかない。くくるの父親は気になったけど。水族館が閉館になってからが、本格的な話になるのかな、って思っている。
{/netabare}

第6話 いい話だったけど……
{netabare}
この時期らしいエピソードだった。今回の話だけなら、いい話だったね、と思うけれど、このアニメ全体を考えると、なにを視聴者に見せたいのか、よくわからない。これまでのエピソードが後々つながってくるならいいんだけど。

幻のようなものを見せたのは、あのサンゴの岩なのだろう。水族館が閉館になって、魚たちが引き取られて、最後にあの岩だけが残る。「これどうしようか」となって、取ってきた場所に返そうとなって……ファンタジーに切り替わるのかな。
{/netabare}

第7話 そこはリアルでなくても……
{netabare}
沖縄の人が水着にならないとか、そうだとしても、そこはちょっと変えて、「今日は特別、風花に合わせて水着にしましたあ」みたいな感じにできると思うんだけど。アニメだし……。
とくに考察する点がないので、ストーリーの作り方について考察したくなる。

空也は、閉館→復活となったときの水族館の新館長になる気がした。
櫂は、いまいち立ち位置がわからない。くくるから風花に乗り換えるような不穏な雰囲気もないし、漁船で遭難するキャラかな。そのときになって、くくるが恋愛感情に気づいて、ファンタジーな力を使って助ける、とか。
{/netabare}

第8話 微妙だけどよかったと思う
{netabare}
Kを苦手になったエピソードは欲しかった。少女が立ち直るシーンだけど、感動するシーンなのか、笑うシーンなのか微妙だった。ただ、胸の谷間をカニが這うのは、個人的にはよかったと思う。

くくると対立する、閉館を強く推すキャラが欲しいかな。どのキャラも、閉館についてはボソッと言うだけだから。1クールアニメなら閉館せずにハッピーエンドだろうけど、2クールだから腹立たしいキャラを入れて、メリハリが欲しいところ。
{/netabare}

第9話 なにかが起こる前フリか?
{netabare}
徐々に感想を書く人が少なくなっている印象。期待したような仕事アニメでなかったのが原因かな。自分の場合、仕事アニメとしてあまり見ていなかったから。ただ、きれいな作画とそれに合わせた声優さんの声を聴いている、という作品になりつつある。

今回の話も、伝説は正しかった、みたいな終わり方をするのが透けて見える。風花は、抜けたあとにファンたちが騒ぎ出して、戻って誤解を解いてほしい、みたいな展開かな。次回に続くなので、少しは期待したい。
{/netabare}

第10話 そろそろアクアトープの出番かな
{netabare}
幻を宣伝する時点で、詰んでる、と思う。閉館に対する冷静な大人と、悪あがきをする子供(くくる)の違いがよく表れた回だった。櫂が幻が見えないと言ったのも、閉館は確実で、くくるに期待させて、あとで落胆する姿を見たくなかったからだろう。

このあと、三年後とかになって、風花は映画がヒットして人気俳優になり、くくるは真剣に勉強をして、中央の水族館で伝説っぷりを発揮しつつ、がまがまの復活を……という展開になれば、本格的なお仕事アニメになっていくと思うんだけど、たぶん、ファンタジーな話になるのだろう。風花は映画の主演を受けるほうが展開が読めなくて面白いんだけどなあ。

次回が8/31で水族館が閉館し、くくるが行方不明になって、風花が捜していると、くくるがアクアトープを持って戻ってくる……そんな感じかな。
{/netabare}

第11話 お仕事アニメみたいでよかったと思う
{netabare}
くくるが立てこもるのは予想外だったな。台風も風花の乱れた髪も。深読みすると、そばにいてくれた風花が去ると思ったのが、立てこもりにつながったような気がする。今回は、お仕事アニメみたいでよかったと思う。自分はお仕事アニメとは見ていないけど。

ペンギンはエピソードを作りやすいけど、魚は作りにくいと思う。ただ、停電によって、単なる絵に描いた魚ではなく、魚に命を感じた。毎回、こういう話だったら、もう少し評価も上がるんだろうけど。

1クール目は閉館までなんだろう。9月まで延ばさずに、リアルタイムに合わせてもよかったような。次回、閉館で、魚がすべていなくなったあと、幻を見せた岩(サンゴのほうか?)が残る感じかな。くくると風花が、がまがまが復活する幻を見るとか。そろそろ、白い砂かアクアトープを出してほしい。
{/netabare}

第12話 未来のくくる?
{netabare}
今回の幻は、未来のくくるのような気がした。三年後に同じ幻を見て、「がんばったね」って感じで、高校生だった自分の頭を撫でてる。

まずは、第1クールの感想。作画はきれいだった……それ以外で記憶に残りそうなことは……台風のときの話はよかったかな。キャラクターは、性格も含めて風花のほうがいい。くくるは子供だから、それっぽい描き方をしているのだろう。第2クールはもう少し大人の雰囲気を出してほしい。ずっと同じだと飽きてくるだろう。

第2クールの展開を考えてみる。
個人的には三年後にしてほしい。高校卒業後では、くくるはあまり成長していないし、色気もなさそう。高校卒業後、水族館勤務まではいいけど、そこから数年経ったほうが、お仕事アニメらしくなると思う。

風花は大成建設に入社。アクアトープをひっさげて沖縄に帰ってくる……とはならないだろうけど、くくるとは別の職業がいいと思う。新聞記者とかで、沖縄の海を取材していたら、海にいたくくると再会。
{/netabare}

第13話 仕事アニメっぽくなってきた
{netabare}
新人に厳しいところが、仕事アニメの雰囲気があってよかったと思う。くくるを営業にまわしたのも好印象。飼育という現場から水族館全体を見る職場に配置されることで、違う視点で視聴者も観れると思う。さすがに、くくるが敏腕経営者になるとは思えないが、伝説っぷりを発揮するのだろう。人間関係をよくするのが、くくるの最初の仕事になっていくのかな。
{/netabare}

第14話 和菓子か……
{netabare}
ペンギンの名前は和菓子かな。沖縄だから、それっぽい名前をつけてほしいけど。

風花の就職があっさり決まってしまうのもご都合主義な感じがした。大学出たり資格とったりして、ようやく水族館に勤務できた人からすれば、腹も立つとは思う。水族館で働きたい人は、がまがまでバイトすればいいってことになってしまう。

そもそも、風花のアイドル時代はなんだったんだろう。別にアイドルでなくても、宝くじ売り場で働いていて売り場を燃やしてしまったとかでもいい気がする。

ふと思ったのだけど、沖縄って、水族館必要なのかな。沖縄自体が水族館、というイメージがあるから。で、ちょっと調べてみると、水族館、けっこうある。むしろ、ほかの地域より多い気がする。魚とか捕まえやすいからかな。
{/netabare}

第15話~最終話 水族館を鑑賞するような、きれいなアニメだった
{netabare}
ファンタジー要素はほとんどないのに、あのEDはなんだったんだろう。
お仕事アニメとして物足りないけど、水族館を扱ったのは珍しくて評価はできる。ただ、盛り上がるところが足りないというか、よくある話だった印象。

くくる以外のキャラのストーリーも取って付けたような感じだった。副館長が銀行マンだったことは第2クールの最初で明らかにしたほうが、くくるとのやり取りも違った見方ができた。あとは、最終話が始まりなら、本格的な仕事アニメって感じがした。

ストーリーを気にしなければ、作画がきれいで観賞用としては楽しめると思う。水族館で魚を鑑賞するように。
{/netabare}

投稿 : 2021/12/17
閲覧 : 895
サンキュー:

6

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

うーーーーーーーん…

という感じの、P.A.WORKSオリジナル“お仕事モノ”アニメです。ナイスですね~。

なんか爽やかなアニメっぽいですね。あ、詳細は公式サイトでも見てください。

監督は「凪のあすから」「色づく世界の明日から」の篠原俊哉氏。キャラクターデザインも「色づく」を担当された方なので、初回を見る限り、すごくキャラデザがいい感じです。

=====初回視聴後、所見です。
{netabare}
「凪あす」っぽい海!って感じの雰囲気ですが、ストーリーは18歳のJK・海咲野くくるが働く沖縄の水族館に、東京でアイドルをやっていた宮沢風花がアイドルを辞めてやってくるというところから始まる物語。

その水族館には閉園の危機が訪れていて、ふたりが存続をかけて頑張るというお話っぽいので、これはP.Aが得意とするお仕事アニメシリーズという印象。

「花咲くいろは」とか「SHIROBAKO」とか、そういう声を聞きますが、なんとなくのイメージだと「サクラクエスト」に近いんじゃないかなって思ってます。

ストーリーは、予想の斜め上をいくという展開ではありませんが、こうなるだろうというのがしっくりと来て、安心して観ていられる青春ストーリーになりそう。ただ…
{netabare}
くくるが、自分の名前が書かれた母子手帳を見ているシーンに不穏さも。まさか、その若さで経産婦の設定!? このあたりの謎も、徐々に明かされていくのでしょう。
{/netabare}
P.Aのオリジナルアニメは「神様になった日」でミソをつけちゃった感じがあるので、この作品での巻き返しに期待したいです。

まあ、あれはP.Aのせいじゃないとは思うけどね……。というわけで、今期の本命が、文句なしの立ち上がりでスタートしました。
{/netabare}
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
まあ、皆さんご指摘のように、OJTでミスった新人に、あの怒り方はないよねえとは思いましたw

それと、確かに沖縄が舞台でヒロインもウチナーンチュなんだから、沖縄出身の声優さんを起用したほうがスマートでした。島袋美由利さんでも、下地紫野さんでもメインヒロインは張れたのでは?

でも、なんというか空気感がいいのは、さすがP.A。地元の女の子たちの飲み会とか、いいですよね。「SHIROBAKO」感があります。ただ、集合が19時で、みんなオンタイムで揃うなんてことはないですよね、琉球タイムでw

まだ、ガッツリお仕事アニメか、沖縄を舞台にした日常アニメか、どっちに行くかわからない感じですね。まあ「花咲くいろは」っぽく仕上げるのかな。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
くくるお気に入りのペンギンが病気になりました。

館長であるおじいに連絡すべきだという金髪飼育員の言うことを聞かず、独断で臨月の獣医さんに相談、無理を押して来てくれました。

案の定、がまがま水族館で破水したので、大騒ぎ。なんとか観光協会の子にクルマで送ってもらい、無事に出産できました。
{/netabare}
というお話。

誇張なしに、これだけでした。

う~ん、いくら2クールとは言え……。

まず大前提として、僕はこの作品を非常に好意的に観ています。P.A.WORKSのオリジナルで、しかも青春お仕事モノ。期待感はハンパない状態です。

で、1話は期待通りの美しい作画、キャラデザ。空気感もよく、これは名作になりうるだろうなと思っていました、が……。

2話で、くくるの奇行に???が付き出して、展開も非常にゆったりで、これが沖縄を舞台にしたアニメの良さでもあるのかなあ、と。

で、3話です。
そろそろフラットに作品として観ていくと、まず、くくるをどうして、こんなおかしなキャラにしてしまったのかという疑問が湧いてきます。

・数学の補講で、提出物にペンギンのイラストを描く
・先生にたしなめられると「別に学校辞めてもいいんだけど、おじいに高校ぐらいは出とけって言われてるから」と逆ギレ
・どう考えてもフラグでしかない臨月の妊婦獣医を呼んで、案の定、破水

さすがに、これではキャラに愛着が湧きづらいです。

もしかするとP.Aオリジナルでも、これは「グラスリップ」路線になってしまうのか…
巻き返しに期待したいところです。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
うんうん。
こういうのでいいんですよ。
よし立て直しました!

今回は程よくエピソードが盛り込まれ、いろいろとこれからに期待できそうな内容でした。

風花ママ襲来!
どうなる?
まあ、説得してモラトリアムを続けていくんでしょうけどねw
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}
風花ママ参上!

で、くくるが風花に告げたのは「今のうちに逃げろ」。

あー、もう絶対ダメな方向に進めるよなぁ、このアニメ。と、少々うんざりして観続けていたんですが、締め方は上々でした。

結果的には、夏休み中はモラトリアムを続けてよし、という話ではあるんですが、最後のママ説得はよかったんじゃないすか。手をつないでね。

イマイチ、サブキャラの男子チームの魅力が出てこないですね。カイもですが、空也が特にね。反面、女子のサブキャラは魅力あります。実は、この作品のヒロインなんじゃないかという、うどんちゃん。うどんちゃんが可愛いので観ていられるという側面もありますね。「カノかの」の水瀬よりも、よっぽどね。

今回はそんなところ。土俵際、俵に足がかかりましたが踏みとどまったという感じでした。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
ある程度、1話完結っぽい感じなんですね。今回は、がまがま水族館が閉園という報道がなされ、それを聞いて毎年訪れている老紳士が、亡き兄を思い出すというエピソードと、うどんちゃんが夏限定のかき氷屋台を出すために新メニュー開発に頑張るというお話。

いや、実によかったですよ。

老紳士の話は、これ、いずれがまがまに資金援助してくれる伏線だと見ました。たいして深掘りしないから、一体なにがあったのかわからないということもありますが、ちょっと涙を誘うものでした。そして同時に、くくるの両親と姉(妹?)が幻影に出てきましたね。やっぱり双子っぽいです。

そして、うどんちゃんは今期アニメのナンバーワンヒロインと言っていいでしょう。和氣あず未さんの声も相まって、可愛いですね。今回よかったのは、思いつきでスイーツのお店出しましょうという展開で、僕は「いやいや、食品衛生法とかあるでしょ」と思ったのですが、ちゃんとそこをフォローしてきました。

これぐらい当然だと言えばそうなんですが、できていないアニメが多いですよね、「スーパーカブ」とか。

3話で、くくるの異常さが気になっていたのですが、徐々にエンジンが掛かって面白くなってきた感じですね。さすがP.A.WORKSオリジナル作品です。

これなら大丈夫そうかな。そろそろ安心して観ていられるようになってきました。
{/netabare}
=====第8話視聴後、追記です。
{netabare}
あー、やっぱりP.A.WORKSの作品だなあと感じる展開ですね。

基本的に、P.Aの作品って1クールに1テーマしか盛り込まないケースが目立つんですよね。

たとえば「凪のあすから」では、「おふねひき」をやるという大きなテーマだけで1クール、まなかを冬眠から目覚めさせるテーマだけで後半1クールを使いました。

「色づく世界の明日から」は、60年後から来た瞳美を、2018年の琥珀が送り返すだけというテーマで1クールを押し切りました。

おそらく1クールにテーマをギチギチに詰め込まないんでしょうね。この作品も、いまンところは閉館の決まったがまがま水族館を存続させるために、くくると風花とがまがまの飼育員たちが奮闘するという、それだけのテーマなんですよね。

だから、それなりに飽きが来るというのも否定できないという。中盤あたりは、正直どうでもいいエピソードを盛り込んできます。今回が、まさにそんな回。ぶっちゃけ、病院に出張水族館を開いたところで、ガマガマ存続には何の影響もないですし、看護師長がカニが苦手でキャーとか、本当にどうでもいい話。

ただ、ラストに建設中の「アクアリウム・ティンガーラ」の南風原知夢が登場してきましたね。

こういう日常回というか、溜めの回があってこそ、急展開に活きてくると信じていますし、その実績があるスタッフではありますので、心配はしていません。

まあ、おそらく今クールはがまがま水族館がどうなる?というところで1クール押し切り、2クール目からはガラッと展開を変えてくると思います。「凪あす」パティーンですよね。

たぶん、がまがまは閉園を免れず、最後まで抵抗したくくるたちだったけど、やっぱり存続はできませんでしたー。風花も夏休みのモラトリアムが終了して、盛岡に帰ることになりました―。

からのー、2クール目の始まりは、くくるがティンガーラの飼育員になっていて、知夢と一緒に働いているところからのスタート、みたいな。2クール目のテーマ? さすがにわからないけど、風花がまた沖縄に来て、沖縄でローカルアイドルを結成するって話になるんじゃないの? 知らんけど。
{/netabare}
=====第10話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
くくるが子供のころ、背中を震わせていたという櫂の回想から入ります。

がまがま水族館が閉園まで、あと数日。それでも諦めきれないくくるは、SNSを使って「奇跡の起こるイベント」の開催を告知。しかし、そんな奇跡は誰にでも、いつでも起こるわけではないということで、結局は中止に。

一方、風花はアイドル時代の後輩から、映画の主演というオファーが来ていることを告げられ、迷い悩みます。もちろん、がまがまでの生活は楽しいし、いつまでもモラトリアムが続けばいいと思っていましたが、その反面、自分の夢は何だったのか。努力してアイドルという立場を手に入れたのではなかったのかと自問自答します。

そんな風花の心ここにあらず状態を心配したくくるに、事情を説明すると、またくくるはプイっと機嫌を損ねてしまいます。
{/netabare}
というお話です。

一見すると、たいして話が進まない回だなって感じるかもしれませんが、実はこの回は後々に効いてきそうな重要な回だったと思います。

がまがま存続を諦めきれないくくる。
アイドルという夢を再び取り戻すか迷う風花。

今後描かれるであろう、ふたりの大きな決断の端緒になるのが今回の話だったんじゃないかって気がします。

くくるの性格は、これは意図的に描かれているんでしょうね。アイドルに戻ることに悩む風花の背中を押してやれない、ひとことで言えば子供な性格。これが、どう変わるかを描くのもテーマなのかもしれませんね。

地味だけど、今回は非常に良かったと思います。
{/netabare}
=====第11話視聴後、追記です。
{netabare}
この作品は、1話毎に冒頭で、ククルの言動に眉をひそめさせられて、その後に納得させられる展開が多いですよね。

今回も、いきなり冒頭でくくるががまがま閉館に抵抗すべく、立てこもりを実行します。営業妨害よね、本来なら。

でまあ、台風も近づいているし、今日は臨時休館にしようねえ、とおじい。まあ、そういう営業に影響の出ない展開にしようという意図があったのでしょう。ただ、この話の放送時に台風14号が上陸するというリアルとのシンクロ。偶然とはいえ、実にタイムリーでした。

良作には、こういう神がかったことが起きるんですね。

で、この話でよかったのは、がまがま存続に意地を張っているくくるに、いざ災害などが起こった際に設備の老朽化で生き物を守ることができないということを、完膚なきまでに理解させるという点です。

なぜ閉めなきゃならないの? というのは視聴者も思っていたことで、それをドリフのコントばりにボロさをあちこち露呈させ、これじゃ仕方ないよねと腑に落ちさせる。

くくるの、諦めざるを得ない気持ちと、自分のアイデンティティであるがまがまがなくなってしまう悔しさを、見事に描いてくれました。

おそらく、次回(12話)でストーリーはひと区切り。
生き物をティンガーラに移したり、空になった水槽の並ぶがまがまを、くくると風花で見て歩き、そこで風花から映画出演を決めた話をされる。
そして、ユンボでがまがまが壊されていくのを見て、号泣するくくる。

最後は、東京へ戻る風花を空港で見送って、1クール完。

そんな感じでしょうか。
{/netabare}
=====第14話視聴後、追記です。
{netabare}
12話の1クール目の締め方、13話の2クール目の舞台を変えたリスタートは、おおむね良好だったと思いますが、今回は…

まず、風花が沖縄に戻ってきた理由がわからない。いや、くくるがティンガーラで働いているからというのと、がまがまでのお仕事体験が忘れられなかったから、というのは言ってますけど、それだけでは弱くないですか?

がまがま閉館、風花は夢を追って、って東京へ送り出したにもかかわらず、ふわっとした感じで戻ってきて、さらっとティンガーラで働き始めるという。まさに拍子抜けですよ。

もう少し感動的な再会にできなかったものでしょうか。

それとさー、ティンガーラの人が嫌なヤツ多すぎませんか? おそらく、くくるがメゲずに頑張って周りの人たちが認めてくれるという展開のための、溜めなんでしょうけど。「花咲くいろは」のミンコみたいにね。

副館長なんか、もう理不尽どころか、これ普通にパワハラでしょ。「プランクトン」とか呼んでるし。

でもまあ、そのへんを吹き飛ばすほど、風花の出戻りが違和感がありすぎて、ちょっと、うーん…
{/netabare}
=====第16話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
ペンギンの卵が孵りそうということで、徹夜で見守ろうというペンギン班。でも、チーフの知夢は事情があってシフトに入れないという。

そんなの不公平だと、くくるは直接文句を言いに行きますよ。ぎゃふんと言わせたかに見えましたが、実は知夢はシングルマザーで、徹夜業務ができない事情があったのです。

はたして、くくると風花はどう考え、何をするのか!
{/netabare}
というお話です。

やっぱりティンガーラ編になってからが本番でしたね。面白さがぐんとアップしていますよ。

今回は、シングルマザーの働きづらさを見事に描いてくれました。そして、ティンガーラのような職場になればいいねという誘導のストーリー。これは、脚本が女性の柿原優子さんならでは、という印象を受けました。

そして、ククルが成長していることも、ちゃんと見せてきました。今回は、本当に満点! 素晴らしい回でした。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
うーーーーーーーん…

ずいぶんとまあ、雑にお話を畳んじゃったなという感じです。

P.A.の、こんな感じの作品って、大テーマが1クールに1個で、弱い小テーマの積み重ねで、よく言えばゆったり、悪く言えば薄くなる感じがするのですが(「色づく」なんかもね)、まさに悪いほうに転んだ印象です。

前半クールは「がまがま存続のために頑張る」、後半クールは「ティンガーラで頑張る」。これだけですからね。

まあ、ね、このテーマで、これ以上どうやって作るんだと言われれば、まあ、こんなもんになるのかもしれないけれども…

あ、そうそう。最終話の風花がアメリカに行っちゃったところ。

くくる「答えはきっとひとつじゃない」
風花「悩んでも立ち止まらない」
くくる「同じ夢を見て」
風花「未来を探して」
ふたり「私たちにできることは、生き物のことを考え続けること」

こういう、お遊戯くさいセリフはやめたら?
ふたりの演技も相まって、本当に子どもの学芸会を見ているような共感性羞恥を感じちゃうんですよね。

これじゃ感動できないですって。

1クール目の最後、風花が東京に帰っちゃうけど、2クール目ですぐに沖縄に帰ってくるのもそうですが、アメリカ留学から帰ってくるところまで描かなくて良くない? さっき行ったばかりで、すぐに帰ってきて涙を流しながら抱き合うシーン、これ感動しますかね? ついさっきですよ、飛行機が飛んでいったの。

なんというか、もう少し出来たんじゃないの? という気持ちと、これはこんなもんで精一杯だったかな、という気持ちが入り交じる、なかなかに評価の難しい作品でした。嫌いじゃないけど、めっちゃ面白かったわけでもないといったところでしょうか。
{/netabare}

投稿 : 2021/12/17
閲覧 : 978
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20

ネタバレ

御宅忍者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

全てが中途半端

「凪のあすから、色づく世界の明日から」のスタッフが送るPA Worksお仕事アニメ。

主人公が館長代理という立場だが、やはり責任者としての重荷を背負い切れておらず、まだ子供といった印象が抜けていなかった。あくまで高校生といったもの。おそらくこれは製作陣の狙い通りだと思います。なので2クールのための土台作りという印象を受けました。

個人的に要らないなと思ったのは、風香のアイドル設定です。アイドルを辞めた理由も腑に落ちるものではなく、業界から離れ、事務所も関わらなくなったのにもかかわらず、「映画に出てほしい」といった内容の電話をアイドル時代の後輩からもらったりなど、謎展開が多い。
沖縄に来た時点で風香のアイドル展開はお終いでよいのでは?

このアイドル設定も活かせていないし、館長の伝説時代の設定もイマイチ。終始謎のキジムナー。百合設定など、いらない設定が多い。また、風香のくくるに対する存在価値が中途半端。契約会社の反応も急に変わったりなど、疑問符が付く点がちらほら。
2クール目も結構なスローペースな上に、職場のギスギスした展開を何話もかけて使うので、正直面白くはないです。2クールも使う割には盛り上がる所が全くありません。

投稿 : 2021/12/17
閲覧 : 501
サンキュー:

7

ネタバレ

又右衛門 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:今観てる

素材が良かっただけに勿体ない

人間成長ドラマをやりたいというのは分かるんだけど、その割には主人公と直接関わるキャラの掘り下げが無かったり(主人公と対峙するシンママさんは、1クール目に出てきてた事もあり、ある程度のキャラとシンママという掘り下げがあってまだマシだったが、副館長にはなんの掘り下げもなく、対峙した後に雑に館長から説明があった程度で違和感しか無かった。)、それを感じるところが分かりにくかった。
また、仕事のやり方にしても2クール目に主人公が就職して、高卒にも関わらずいきなりフォローも無しで今までやってきた仕事じゃない業種をやらされてるのに当たり前に仕事をこなしてる事に、昨今よく見られるなろう系のチートを見させられてる様で違和感しか無かった。
主人公の成長や、人間関係の軋轢書きたかったらしいが全てが中途半端としか言えない。
水族館という素材は魅力的でよかったのに、活かしきれてないなというのが正直な感想。非常に勿体ないね。
前作の神様といい、これが今のPAの実力なのかも知れない。想像力と人の心の動きや揺らぎへの理解が足りないんだろね。

投稿 : 2021/12/11
閲覧 : 236
サンキュー:

3

ネタバレ

たまご丼 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:今観てる

13話まで見た感想です。

沖縄の海を背景に水族館を舞台にした世界観はとても素敵です。作画も綺麗ですし、夢と現実のギャップを真面目に描いているのも悪くありません。

ただ残念なのは物語りとして「?」な所が多々あります。

○くくるの祖父
未成年の女の子を住み込みで働かすのに保護者の確認は取らないのでしょうか? くくるはまだ高校生ですからいい加減な所があるのは仕方ないとしても、水族館の本当の責任者である祖父が大人としてサポートをしないと存在感がありませんし無責任過ぎます。さらに、台風の土砂降りの豪雨の中を風花一人で水族館まで弁当を運ばしたときは、頭おかしいのか?とすら思ってしまいました。(風花が雨風によって既に歩くのもままならない状況が描かれていますので、沖縄の人は台風くらい慣れっこだから、という解釈も無理があると思います。)

○第五話の「母の来訪」
風花のお母さんが風花を迎えに来た時にくくるが風花をお母さんから逃がすのですが、てっきりお母さんを説得するために一時的に逃がすのかと思ったら水族館を辞めてどこかに逃げろという意味でした。住む所も無い未成年の家出娘を放り出すのは考えられませんし判断が幼稚すぎます。また、夏休みに売上げを伸ばすため人手が必要なら、風花のお母さんに土下座をしてでも風花が働けるようお願いをしないと、くくるの覚悟が伝わって来ません。

○くくるの幻
くくるの双子の姉が死産によってくくるだけが生き残ったというエピソードがあり、くくるは水族館で姉の幻を見る訳ですが、くくるの事を誰よりもあの世から見守っているのはくくるの両親の筈です。幻に姉が出るくらいなら何故一度も両親は出てこないのでしょうか…。(両親は水族館の経営に一度も携わってないのでしょうか? くくるが館長の代で水族館を閉館するのに、両親への思いがほとんど語られないのは不自然過ぎます。)

所々で納得の行かない展開はありますが、それでも閉館が現実味を帯びてくるあたりから少しづつ物語りに深みは出て来ますし、一番最初に書いたように素敵な魅力も沢山ある作品です。新しい職場のティンガーラ編はまだまだ続くようですので、今後の展開には期待しています。

投稿 : 2021/10/10
閲覧 : 270
サンキュー:

2

ネタバレ

ひすい さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:今観てる

普通に良作

1クール終了。
水族館の、がまがま閉館までの話。
油壺マリンパーク閉鎖と重なり水族館の営業の大変さがを改めて再認識しました。

作画、色、キャラデザは安心安定のPA作品。

ティンガーラ編の2期も楽しみです。

投稿 : 2021/10/10
閲覧 : 187
サンキュー:

2

ネタバレ

日常法師 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

PAWORKSらしさが出ている良作

タイトルの通りで、いつもお馴染みの作画が綺麗なお仕事アニメです。水の表現が美しいし、キャラクターの一人一人の魅せ方は上手いと思いました。
沖縄の魅力が伝わるアニメです。

ただ、2クールな分話の展開の仕方は遅いので、そういうのが苦手な人は向いていない作品かもしれません。SHIROBAKOみたいなテンポの良さは無いです。

声については、くくると風花のキャスティングはキャラクターに合っていていいと思います。
私のお気に入りはうどんちゃんです!!

投稿 : 2021/09/12
閲覧 : 178
サンキュー:

2

ネタバレ

えぴか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

今後の内容次第。。

10話まで見た感想です。

2クールあることを最近知りましたが、物語的には夏休みの終盤に差し掛かっているので、今後、何か展開があることを期待して視聴しています。

物語としては胸を張って面白いとは今のところ言えませんが、作画がきれいですしそこまで退屈な内容には感じないです。

何はともあれ1クール目の残り数話と、2クール目に期待。

投稿 : 2021/09/11
閲覧 : 175
サンキュー:

2

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

良い作品かと思うけど観てて恥ずかしくてなってきて断念

お仕事アニメ
水族館にスポットを当てるのはとてもいいなぁと
作画も良く
キャピキャピしたキャラ頼り
だけではなくしっかりとストーリーに焦点を当てようとしているのは良いかと

でもちょっと失敗とか出来事が恥ずかしすぎて
観てるのがつらくなったので5話で断念

オープニングの変拍子の歌はとても良かったです
海の生物達が空を舞う作画といいかと

水族館で働きたいと思う方が増える?
そうでなくても水族館に興味がわくいい作品かと

投稿 : 2021/08/14
閲覧 : 291
サンキュー:

3

ネタバレ

あぁ流川 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

D

おしごと
背景描写は実写のような仕上がり、いいんだけど水族館でお仕事を通じ地域復興が刺さらなかった。
チュパカブラなんたらは、過疎の村をいかに住みやすくするかを真面目に取り組んだお仕事だった。
そこまではなさそう。
2話
潰れかけの水族館を立て直しクエスト
6話まで
低飛行安定が続く

投稿 : 2021/08/10
閲覧 : 287
サンキュー:

1

ネタバレ

tukatue さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

価値観が定番。少しご都合主義。

 高校生が水族館の館長をしているという設定について、水族館は公営という印象があり、孫に館長をやらせるというのは、ちょっと無理があるように思えます。
 さらにいきなり第三話で、出産予定日過ぎているのに水族館へ来るという話も、あり得ないと思いました。
さらに、世の中には、産みたくても産めない女性も数多くいると思います。でもいつもこういったアニメの作品は、子供を産んで母親になるということを絶対価値観として描いています。もうそろそろそういうのやめたらいかがでしょうか?色んな生き方や人生があるのに、おなじみの定番で、観ている人の共感を得られるでしょうか??古いと思います。

投稿 : 2021/08/07
閲覧 : 136
サンキュー:

2

ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

沖縄もの、夏らしく面白い

今期の女の子ものでは白眉の作品です。沖縄の地元感が満喫、水族館ということで夏らしく涼し気、そこで展開される女の子同士のハートウォーミングなストーリー、もう言うことないですね。作画もCGがうまく使われていて、不自然なことが少しもありません。魚が泳いでいる場面が本当に自然。元アイドルの少女風花がかわいくて、今歌手をやめて失意でさまよっている気持がよく出ていました。元気少女くくるとの出会いがどうなっていくのか、興味津々です。

第二話{netabare} 一話と違って、NHK連続ドラマのようなシナリオでした。がまがま水族館が閉館しそうになっていること、金融業者が融資と言いながら嫌味なことをしに来たことなど、実写ドラマっぽいノリでした。ペンギンへのエサやりで失敗した風花ですが、くくるとは結局仲直りします。そしてアイドル時代の話を打ち明けます。この女の子同士の淡々とした小さな静かな世界を描いていくのかと思いました。作画とか丁寧できれいです。 {/netabare}

投稿 : 2021/07/28
閲覧 : 260
サンキュー:

6

ネタバレ

せぷた さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:今観てる

期待していたのですが

まず前髪クロスが気になって集中できない
クロスしすぎだろ
どうなってるんだろ前髪

前髪が気になってしまうくらいの話の展開
1話はよかったが物語としても引き込まれるものがない

くくるの中の人が苦手で自分には合わない
声が好みではないというのはあるが上手だと思ったことがない
オーディションでくくる役に逢田梨香子さんが選ばれて風花役に伊藤さんが選ばれたって話は内緒にした方がよかったのではないだろうか
これのせいでくくるは伊藤美来しかない!という訳ではないのがバレてしまう

話の展開としてはここから水族館スタッフの頑張りと不思議要素(神様)で最後大逆転となるのだろうか
想像するだけでなんかもう

今の時点で友達、知り合いになりたいと思うようなキャラが一人もいない
ここから成長していくのだろうがスタート時点での印象が悪すぎる

3話のテンポが気持ち悪かった
原因がコンテなのだろうか演出なのだろうか素人なのでわからないがちょっと自分には合わな過ぎた

なんらかの奇跡が起こってここから劇的に面白くなるようお祈りいたします

投稿 : 2021/07/23
閲覧 : 247
サンキュー:

4

ゆた さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/10/05
閲覧 : 2

白猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/29
閲覧 : 2

・KEY さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/11
閲覧 : 3

ポテトモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/31
閲覧 : 1

mfqSQ44309 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/15
閲覧 : 6

ゆゆゆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/08
閲覧 : 2

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/07
閲覧 : 2

ちあき さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/31
閲覧 : 3
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白い砂のアクアトープのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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白い砂のアクアトープのストーリー・あらすじ

「――見えた?」くくるは、そっと、がまがま水族館のヒミツを教える。「ここではときどき、『不思議なもの』が見えることがある」夏の日差しが降り注ぐ、沖縄。那覇市内からバスに乗り1時間あまり揺られた先に、その水族館はある。沖縄本島南部、美しいビーチのすぐ脇にある、ちいさな、すこしさびれた「がまがま水族館」。18歳の女子高生・海咲野くくるは、そこでまっすぐ、ひたむきに仕事をしていた。祖父に替わって「館長」を名乗るほど、誰よりもこの水族館を愛している。ある日くくるは、水槽の前で長い髪を揺らしながら大粒の涙をこぼしていた女の子・宮沢風花と出逢う。風花は夢だったアイドルを諦め、あてもない逃避行の先に、東京から沖縄へやってきたのだ。がまがま水族館に流れる、ゆっくりとした、やさしい時間。居場所を求めていた風花は、「水族館で働きたい」と頼み込む。出会うはずのなかったふたりの日常は、こうして動き始めた。しかし、がまがま水族館は、「不思議」と一緒に、「閉館の危機」という大きな問題を抱えてもいた。迫りくるタイムリミットを前に、ふたりは立て直しを目指して動き始める。かけがえのない場所を、あたたかな寄る辺を、守るために。(TVアニメ動画『白い砂のアクアトープ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年夏アニメ
制作会社
ピーエーワークス
公式サイト
aquatope-anime.com/

声優・キャラクター

伊藤美来、逢田梨香子

スタッフ

原作:projectティンガーラ、キャラクター原案:U35
監督:篠原俊哉、シリーズ構成:柿原優子、キャラクターデザイン・総作画監督:秋山有希、美術監督:鈴木くるみ、美術監修:東潤一、美術設定:塩澤良憲、撮影監督:並木智、色彩設計:中野尚美、3D監督:鈴木晴輝、編集:髙橋歩、特殊効果:村上正博、音楽:出羽良彰、音響監督:山田陽、プロデュース:infinite

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