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「劇場版 BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束(アニメ映画)」

総合得点
75.0
感想・評価
26
棚に入れた
114
ランキング
850
★★★★★ 4.1 (26)
物語
3.8
作画
4.0
声優
4.0
音楽
4.4
キャラ
4.2

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劇場版 BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

硬派なロックの始まり始まり

『フェス』に出場するために、バンド結成を決意した湊友希那。 そんな彼女のもとに、それぞれの想いを秘めたメンバーが集まる。 5人は、Roseliaとして高みを目指す--。 これは彼女たちの結成から、 FUTURE WORLD FES.へ挑むまでの『約束』を描く物語。というあらすじ。

あなたたちRoseliaに全てをかける覚悟はある?

友希那ちゃんの幼少期が可愛ええ!!全然、冷静キャラじゃなかったのね。
{netabare}
厳しい音楽の世界にいる父の背中を見てきたから高みを目指すために幼馴染のリサにも厳しいですね。
紗夜は以前組んでいたバンドと目指す方向性が違うことから不和になったところを誘われたわけだが、焦りからか妹に八つ当たりなんて酷いね。
二人とも厳しいなあと見せかけて不本意ながらやりやすいということでメンバー増やし。
リサは幼馴染枠で実力不足だが練習についていく精神。ムードメーカーというか彼女いないと簡単にバンド崩壊しそう。
あこは後輩ながら積極的に絡んでドラム練習の成果を見せつけることでメンバー入り。
燐子は嫌々してるけど、意外とこっそり練習してくれてるし、困ったあこの相談に乗って自ら名乗り出る。控え目すぎたが、引き留めようと一切しないあたりさすがやな。

実力はあるはずなのに、結成してから短いし、今一つ結果を出せないことに焦りが…。
友希那ちゃんのイライラ大爆発!!バンドの雰囲気最悪に。あこちゃんも反省会なしに一方的に責め立てられちゃって悲しい。自分の実力が足りない可能性は考えんのかい!!みんな頑張って必死なのは分かる。
{/netabare}

走って出ていく葛藤がつきものの青春物語でした。後輩のぽぴパに励まされて好きを教えてもらえたな。あこちゃんも姉と話して楽に。
しっかりメンバー同士でもフォローしあって仲良し。
リサも最後は作詞に夢中になるくらいに。約束いいですね。


OP
Proud of oneself
ED
overtuRe
終わり方も始まり方もかっこいい。overtuReて序曲て意味だから始まりを意味するところあえてラストに持ってきてまだまだ続くぜと。熱い気持ちが伝わります。
挿入歌
雨上がりの夢
BLACK SHOUT
Rebirth day
しゅわりん☆どり~みん
LOUDER
Happy Happy Party!
Neo-Aspect
約束

投稿 : 2022/08/28
閲覧 : 147
サンキュー:

1

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

頂点へと続く未来へ

スマホの音ゲー『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』の劇場版アニメ。
劇場版としては本作の前に『FILM LIVE』がありますが、ほぼミュージックビデオの『FILM LIVE』と違いストーリー主体の作品です。
バンドリメインの7バンドの内、Roseliaにスポットのあたったものとなっています。

Roseliaの結成から始め、その成長を追っていく内容です。
ゲーム内のバンドストーリー1章と、イベントストーリーの"ノーブルローズ"をダイジェストにしたような内容になっているそうです。
私自身バンドリはプレイしていますが、けしからんことにストーリーは飛ばしてしまっているため、本作のストーリーはほぼ初見です。
Roseliaの各キャラクターと性格、関係性は前提知識としてある状態なのですが、その上で視聴したので楽しめたような気がします。
ストーリーとしては、各メンバー初対面状態からスタートになるので、知らない方も入りやすい雰囲気があります。
ですが、Roselia以外のバンドも紹介無く登場し、Roselia以外のキャラとの重要な絡みを流しながら進むため、予備知識無しで視聴すると少し置いてけぼりを食う可能性があります。
どちらかというとバンドリのファン向けの作品ですね。

作画はバンドリではおなじみの3D主体のアニメーションで、気になる方は気になると思います。
かなり自然な感じではあるのですが、若干のロボット感、人形感は完全に拭い去れないのが悲しいですね。
とはいえ、立ち絵と一枚絵がメインのバンドリキャラが動いて会話して、イチャイチャするのは見ていて嬉しくなります。
十分視聴する上で支障は無いと思います。

ライブシーンはさすがのRoseliaでした。
メンバーの演奏と友希那の歌唱が響き、劇場版で見れたら迫力がすごかったんだろうなと思います。
ストイックでやや傲慢さを感じる性格もその歌唱力で納得させるキャラなので、演じる相羽さんも大変だろうなと思いましたが、そんな中でのアカペラ披露シーンがあり、ほんとにこの方の歌はすごいと思いました。
私はハロハピ、パスパレ推しですが、Roseliaが好きになりそうな良作でした。

また、Roseliaのメンバー同士の関係性も描かれ、相談し合い、反発し、思いやり、一つになる展開は鼻血ものでした。
序盤の友希那や紗夜さんの硬い感じや、りんりんの人見知りも出ていて、それらが話が進む度にほぐれていく感じも非常に良かった。
りんあこはもちろん、リサと紗夜さん、友希那とリサ、あこと友希那の、関係性、心からの信頼感が伝わってくる、感無量の77分でした。

投稿 : 2022/08/19
閲覧 : 173
サンキュー:

2

みのるし さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ロゼリアのボーカルの娘。

あの娘なんかおもろいな。

昔からあんなんなんかなと思ったら子供の頃はやっぱり子供らしのな。
いつからああゆう怖い感じになったのかねぇ。

まあそれはそうと。

ロゼリアのバンドがどうやってできあがってったかってゆうハナシで、もう一個ロゼリアの話あったんですが、あにこれで検索して出てきたのはこれだけだったのでまあそれはしょうがないとゆうことですが、要するに2話見たんですよ。

見る順番を間違えて最初にフューチャーバンドフェスに出演する話から見てしまって一瞬ありゃ~となりましたが、まあ別に見てるうちに気にならんくなったしですよ。

なんかバンドメンバーを深堀する話って純粋に面白いですよね。

太鼓のコは練習の鬼でちょっと若い。
ベースのコはボーカルの子と幼馴染で、性格はいいけどプレイがイマイチ。
ギターのコは最初っからギターがうまい(笑)
ボーカルのコはまああんなかんじ。
鍵盤のコもまああんなあんじ。

ボク的にはフツーバンドってゆうと太鼓とベースのリズムセクションが基本おらおらなイメージで鍵盤が変態でギターは人のゆうこと聞かない奴でボーカルがみんなやかましいぃ!だまらんかい!とゆう感じで統率が取れてるもんだと思ってましたが、ロゼリアは全然違いました。

基本みんないい人でした。

なるほどサウンドにも人柄ってでるからなぁ。(違)

演奏シーンはあんまりなかったですが面白かったです。

あとベースのコが書いた曲にギターソロがなかったのがさみしかったです。
なんせロゼリアのギターのコ。あの子うまいんだ(違)

投稿 : 2022/07/12
閲覧 : 207
サンキュー:

5

ネタバレ

梨の妖精 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

Roseliaだけで映画1本という贅沢

アニメはぽっぴんどりーむまで全て視聴、ガルパのストーリーは全部ではないですがある程度知ってます。Roseliaはファーストシーズンの2章まで見ていて、ゲームをしていないと日菜と紗夜の約束がなんなのかわからないと聞いたので七夕祭りのイベントストーリーも見ました。

ゲームのストーリーを元にしてますが結構話の進みが早いのでゲームしてない人にはちょっとわかりにくいかもです。

自分はガルパもやってますしバンドリのアニメはセカンドシーズンくらいからそういう傾向なので特に作品の評価には含んでません。なのでバンドリファンから見たレビューだと思ってください。

前編は各キャラ同士の出会い、Roselia結成、そしてバラバラになりかけるRoselia、そこからの復活という感じです。

紗夜がRoseliaの事を1番見ていたのはあこと燐子、リサが精神的な支柱と言ってましたが、映画で改めて観たらバラバラになりかけた時紗夜もめちゃくちゃ大人だなって思いました。

今までRoseliaは他の4人が好きで紗夜はそんな好きじゃなかったんですが、七夕のエピソードを見たりもして自分がコンプレックスを持ってるキャラが好きだったりするのもあって今更ながら好きなキャラになりました。

再度1つにまとまってからのライブでのNEO ASPECTもめちゃくちゃカッコいいです。やっぱりバンドリのアニメはライブシーンが良いですよね。

最初の1期の頃と比べると作画の進化も凄いなと思います。

リサが約束の歌詞を作る過程とそれを友希那がアカペラで歌い上げるシーンもめちゃくちゃ良かったです♪

あと細かいシーンかもしれませんが燐子が私もRoseliaのメンバーとして、友達としてリサさんに協力したいんですって言うシーンが好きでした。喋るのも人付き合いも苦手だった燐子の成長を凄く感じました。

OPとEDもとても良いです。特にOPのProud of oneselfがかっこいいです。

どうしても前後編の前編なので最後にもの凄く盛り上がるみたいなのは無いですが、バンドリファンなら見るべき映画だと思います。

Roselia好きなのでRoseliaだけで1本の映画っていうのがめちゃくちゃ贅沢に感じました。

投稿 : 2022/06/04
閲覧 : 163
サンキュー:

1

pop22 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ロゼリア結成から描いたお話

結成→成功→失敗→亀裂→仲直り→飛翔とオーソドックスな脚本。
カメラワークはかなり改善されてダイナミックになった。

希那にジト目で罵られ隊入隊希望。

投稿 : 2022/02/12
閲覧 : 187
サンキュー:

0

ネタバレ

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

BanG Dream!とロゼリア!が…

好きなので星5です。
映画の内容も大満足!

次も勿論、観に行きます!
楽しみです♪

投稿 : 2021/10/04
閲覧 : 218
サンキュー:

5

ルド さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

理由は分かりませんが好きでした

ゲームはやっていません。
同年の「シンエヴァ、ハサウェイ、スタァライト、ポンポさん」と比べるとアニメ映画としては明らかに2段階はレベルが落ちます。
上記の作品と比べて予算が圧倒的に少ないであろう事も見て取れます。
ただ自分でも理由は分かりませんが、この映画が好きでした。
作画も演出も声優の演技も他の映画に比べて良くないと頭では理解できているのですが、5人の友情の物語に感動して涙しました。
不思議な作品と言うのが正直な感想です。

投稿 : 2021/07/12
閲覧 : 262
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ライヴとMVはクオリティが高い

言わずと知れたリズゲーのバンドリガールズバンドパーティ、ガルパのスピンオフ作品です。
バンドリ自体はアニメでは三期やっていて、一期はメインのポッピンパーティの結成とイントロダクションです。見れば気がつきますがポッピンパーティのキャラクターの苗字は全て新宿区の地名です。
最初は気がつきませんでしたが、ベースの牛込りみが出てきたときに牛込さんなんてなかなかいないので、これ新宿の地名じゃないか、と気づいたときにはちょっと嬉しかったです
一期はCGじゃないのでアニメ感が強いですが、二期からはフルCGです。
二期はポッピンパーティのライバルというか、共に高めあう仲間的な、ハローハッピーワールド、パステルパレット、アフターグロー、ロゼリアと武道館を目指すバンドのイントロダクション的な要素が強いです。
簡単にジャンル分けすると
ポッピンパーティはけいおんの放課後ティータイム進化系
ハローハッピーワールドはセカオワのデフォルメ
パステルパレットはアイドルバンド
アフターグローは熱い系のロック
ロゼリアは本格派V系
その中でもロゼリアだけ特別で二期のOPで使われています。このOPはとてもカッコよくてバンドリシリーズのOPでは一番だと思います
映画自体はアニメだけ見ても出てくるカットやその他の理解はガルパのアプリの中のロゼリアのストーリーを見ていないと深い理解が難しいと思いますが、なかなかうまく纏まってるので、初見でも楽しめるとは思います。
プリンセスプリンシパルクラウンハンドラーのときも思ったのですが、この映画もライブやED等音楽が最大の見せ場なので、音響の良い映画館で観ることを奨めます。
公開してるシアターは東宝系やイオンシネマが多いですが、首都圏住みなら是非チネチッタに行ってみてください
ここの「LIVE ZOUND』チネチッタにあった「LIVEサウンド」というのは、従来の音響方式にサブウーファーの増設を行って、ライブハウスの様な大迫力な重低音の演出を可能にした上映方式の進化版なので、わたしもイオンシネマMMで見たあと、これなら音響の良いとこで見たら随分変わるかなとチネチッタで観たら別物と言って良いほど素晴らしかったです
チネチッタの回し者ではありませんが、気になったのはチネチッタに見に来てる人がオタクのオッサンがかなり多かったことかな
MMでは女の子もカップル多かったので、都内の映画館がクローズしてるので、チネチッタは川崎なので地理的要因もあるのかもですが

投稿 : 2021/05/20
閲覧 : 163
ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

やっぱりこのバンド好きだ!!

高校生がガールズバンドを結成し、バンド活動を通して成長する姿を
描いた「BanG Dream!」

その中で登場するいくつかのバンドの中でも自分が好きな
「Roselia」の結成からを描いた劇場版2部作の前半です。

このRoseliaは劇中キャラ達が奏でていた楽曲を配役された声優が
実際に演奏するリアルバンドとしての活動があって
アニメでの演奏も本物感、臨場感を感じるってのが熱いんです。

今、ゲームでは7バンド(うちリアルバンド4)計35人もの主要キャラ
がいるので途中からの視聴ハードルは高めかと思うのですけど、
今回の劇場版はRoseliaに絞った話なので比較的誰もがついていきやすいのかなと思います。

本作では時間、尺の関係もあってか
Roselia結成までの過程については少々ご都合だし
展開が早すぎる感じがしました。
(まあゲームで大体の内容は抑えてるので多少ですけどね)

とんとん拍子?でそろったメンバーで順調に活動が続いていましたが、
自分にだけでなく、メンバーにも厳しいボーカルの友希那。
目標であるFUTURE WORLD FES出場への焦りからか
徐々にメンバーとの間に亀裂が出来てしまいます。

そんな中、メンバーそれぞれが問題に向き合って自分なりの
答えを見つけていく劇中後半
タイトルでもある楽曲「約束」が出来ていく過程に痺れました!
幼馴染の友希那とリサが子供のころまだ何も考えずにただ音楽が楽しかったあの頃の記憶。

父親への想いもあり目指す高みに孤高に挑んでいた友希那。

ようやくフェスに出場すべく組んだメンバーに厳しく当たって
しまい上手くいかない・・・。
それでも、隣にはリサを含め一緒に歩もうとしてくれるみんなが
いてくれる。

「進む道~は 幸せよりも 辛いことが多いかもね~
それでも(oh)いいんだよ(oh) 貴方の隣にいる ♪」

リサがRoseliaへの想いを見つめ直して書き上げた歌詞に
その場でメロディーをつけてアカペラで歌い上げる友希那のシーンに
メンバーじゃないけど、息を飲んで聴き入りました!

そしてその気高き歌声になんか涙出ちゃいました~。

ボーカルの友希那役の相羽あいなさんのパワフルな歌声が
やっぱり素敵なんです。
(元プロレスラーとの肩書からあの力強さは納得かも)

目標としているフェスは2部作の1部ということで次回に持ち越しで
ラストはしょうがないんだろうけど、ややあっけなかったです。
(約束のライブバージョンも観たかったな・・・
劇場から帰って歌詞を見ながら何度も聴いちゃってます)

そしてこの物語は目標であるFUTURE WORLD FESへの出場へと
このまま2021年6月25日に2部「Song I am.」へと続きます。

迫力あるだろうライブシーンでのRoseliaのパフォーマンスに
期待しちゃいますし、是非早く観たいです!

投稿 : 2021/05/02
閲覧 : 246
サンキュー:

15

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今更『バンドリ』…と臆することなかれ!初心者にオススメ出来るさあこれが『バンドリ』入門!!そしてJCあこの可愛さに浸るがよい!!!(舞台挨拶ネタ付き)

声優によるリアルバンド活動がメインコンテツのメディアミックスプロジェクト『バンドリ』の劇場版第2作
劇中でもリアルでも屈指の高い人気を誇るVロック系ガールズバンド“Roselia(ロゼリア)”を主役とした初のスピンオフアニメ作品でもあります
2021年6月には同じくRoseliaが主役の3作目が、8月には2019年公開のFilm Liveと同じスタイルの4作目が、2022年にはPopinn'Partyが主役の5作目が公開予定です


制作スタジオはテレビアニメシリーズ2期、3期を手掛けたサンジゲン
総監督と本作の脚本はテレビシリーズで御馴染みの柿本広大
監督はテレビシリーズでCGスーパーバイザーを務め本作が初監督となる三村厚史


本作のシナリオ自体はスマホゲーム『バンドリ ガールズバンドパーティ』内で描かれていたものの時系列を整理し、ほぼそのままアニメ化したといった具合に仕上がっています
Roseliaというバンドのクロニクル的な形になっていて、他のバンドとの絡み等も少ないのでテレビアニメやゲームを知らない人が本作から入っても特段問題ないでしょう


シリーズの時系列は現時点で大きく分けて「1年目」と「2年目」に大別出来ます
そのうち1年目のRoseliaはほとんどテレビシリーズには登場しませんでした
映画前半はそんなRoseliaが結成に至るまでの経緯と、1年目の彼女達に降りかかった大きな試練を描き、映画後半ではテレビシリーズ2期と3期の間に当たる2年目の夏にあったRoseliaのもう1つの大きなターニングポイントが描かれます


1年目が本格的にアニメ化、ということでメンバー最年少のドラムス、宇田川あこが中学3年生の姿で登場します
JCあこ(ほぼ)初アニメ化ですよw
それと3期が始まった時にいつの間にか4ヶ月も時間が流れていて描写されなかった夏服姿も登場します
あと『D4DJ』とか経てるとはいえ久々に燐子を通して聴くと、燐子役の志崎樺音さんが心の底からお芝居が上手くなったと感慨深くなります
志崎樺音と中島由貴はキャストの交代騒動を経て現在のRoseliaに加入したメンバーなのでそんな現行Roseliaを"1年目からやり直す"意味でも本作は価値があったと思います


ちょうどテレビシリーズで描かれなかった部分の補完という形になる為、時系列はだいぶ飛び飛びになるのと、主線の間にあったであろう紗夜と日菜の重要なエピソードがガッツリ削られているのには少し疑問です
あと最後にタイトル回収となる「約束」に関してはあそこまで昂めた気持ちのままもうちょっと聴いていたかったですね
何回聴いても良い曲なので、「約束」って
あとゲーム版も本作も「約束」がなぜツインボーカルなのか?に言及してないのでその辺りの回収もして欲しかったです


























ここからは舞台挨拶で出たお話を交えて


冒頭の「Proud of oneself」は柿本総監督から上松範康さんに5人の歌声が重なっていく始まり方を当初から依頼していたそうです
リサの足元に映るエフェクトボードはほぼ本物そのままだそうで再現度の高さに中島由貴は驚愕してました


今作のライブシークエンスは演奏のモーションを完成させてからカメラワークを決定している様です
その為、コンテ演出経験がほぼ無い方でもコンテが切れる様になったとのこと(これって『シンエヴァ』と同じですよね)
今後これで演出デビューする人増えるかも、と柿本総監督は仰ってました
「Neo-Aspect」の緩急の付いたカメラワークは柿本監督とも梅津監督とも違う新しい演出で恐らく穂高正典さんのコンテっぽいですね
梅津監督は「BRAVE JEWEL」でもっとフルアニメっぽく飛んでるドローンが撮る様に動かしてましたから


実際のキャストの動きを画作りの参考にすることは『バンドリ』のアニメではよくある様ですが、本作のアフレコ用ビデオコンテには"ジャージ姿"で身振り手振りで友希那を演じる相羽あいなの姿がワイプで挿入されていた、と工藤晴香が暴露しました
くどはるはそのあいあいの姿を「皆さんにも是非見せたいw」と笑いを堪えていました(見せられるわけがないのですがw)


エンドロールを飾る「overtuRe」は途中で雷光を入れたかった様で、雷光が出るぐらいの曇天なので雨を、と雨を降らしてまさにVロックのPVっぽくなりましたね
2020年のトークショーで松浦社長も「演奏中に雨降らせたい」って言ってました


あこの「はぁー!」や「ほぉー!」など感嘆詞は全て櫻川めぐのアドリブだそうで、ほぼ全採用だそうな


























ここからは個人的な発見と考察です


結成前のセッションでリサが黄色いフェンダージャズベース?だかを弾いてるのは借り物なのかな?
それとも実はESPの前に持っていたんでしょうか?


(一軒家の立地的に)ブルジョワ説がほぼ確定してるRoseliaメンバーですが今井家の駐車場にはランドローバー(たぶんヴェラール)がありました
リアル金持ちですね、間違いありません


ダイジェストシーンで流れる最初のライブに私服で登壇し、まだ路線の定まってない初々しいRoseliaも可愛かったですね
てかダイジェストシーンの挿入歌が「Re:birth day」でそれもまたエモかったです


物語の鍵となる「Future World Fes コンテスト」は1年目の春〜秋の間で開かれてるという事は、2年目のFWFコンテストはアニメ版3期の時点では終了している事になりますよね
映画冒頭のFWFが夢オチや3年目以降の未来でなければRoseliaはFWF登壇を達成出来たということなのしょうか?
これに関してはこの冒頭そのものが幻想的に描かれているので夢オチの線が拭えませんが


本作の効率的で省エネルギーかつカッコいいライブシークエンスを目指す手法は、個人的には一定の評価をしつつも同じサンジゲン制作でありながら“生粋でベテランのアニメ屋”である水島精二監督の『D4DJ』とは真逆の道に進んでるのが面白かったです
『D4DJ』ってキャラのデフォルメとかキャラが口に運ぶ食べ物までモデリングしてるんですよ
アレには力入れるのソコなんだ…すげぇな…と考え方の違いを感じました


この構成(ゲームシナリオの再構築)での映画化が許されるのであればAftergllowとかも映画化出来るのでは…?
観たいです!特にAfterglowの映画!


それとこれは作品と直接関係無いですが今回コロナ渦の中、強行突破で『バンドリ』→『スタァライト』→『バンドリ』と映画を連続でやるわけですが、せめてFilm Live2は応援上映出来る世の中になってから公開しましょうよ…
ブシロードこーゆー時やる事が強引ですよねちょっと

投稿 : 2021/04/30
閲覧 : 408
サンキュー:

6

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

時計と歯車とRoseliaノートと +

 ガルパでひときわ輝き、幻想的な音楽と歌で魅了するRoselia、始まりと葛藤を描いたお話だったです。ガルパでも湊友希那、氷川紗夜が、口ずさんでいた「FUTURE WORLD FES」が何なのか?なぜ挑むのか?がわかり、メンバーそれぞれのRoseliaに対する思いがもろに綴られていたです。二日連続で見たです。
 友希那がよく呟く、「あなた達、Roseliaに全てを賭ける覚悟がある?」という強い信念を見ることができるです。OPからインパクトのある歌、曲、パフォーマンスを見れるです。

 友希那が「FUTURE WORLD FES」を目指す理由、過去から結成に至るまでどうなるのか?です。友希那の行動、必然という感じに意外と早くメンバーはそろったです。
 揃ってからが大変というのか?目指す、できていたものが失いかけたもの、友希那の苛立ちがRoseliaらしいです。{netabare}自分にもメンバーにも厳しい友希那に反発して、一時離れるあこ、燐子もしかり、彼女らなりにRoseliaを対する思いや、紗夜の内に秘めた思いも見られるです。見守っていたリサの存在、Roseliaノーに書き込む作詞、Roseliaにとっての自分が、何を見えているのか?考えさせられるです。やたらと出る言葉「誇り」に通じていたです。{/netabare}
 メンバーそれぞれの葛藤、各々見つけた答えに行きつくまでが、興味深かったです。

 終盤におけるRoseliaピッタリな衣装、新たな歌詞、特に {netabare} アカペラで歌う友希那が、 {/netabare}非常に良かったです。{netabare}Roseliaにとっての自分と、友希那の心の変化というのか?成長をED前に聞くことができたです。これも、リサに対しての約束に入るのかなぁな言葉だったです。{/netabare}
 また、EDでの歌、曲Roseliaの幻想的な背景の演出も凄かったです。また見に行きたいと思ってしまったです。
 {netabare}ちょこっと、ポピパも出て来るです。2021 6.25「劇場版 BanG Dream! Episode of Roselia Ⅱ :Song I am.」も {/netabare}「私、気になります!」です。

投稿 : 2021/04/25
閲覧 : 291
サンキュー:

6

しるまりる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/06
閲覧 : 6

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/04/14
閲覧 : 7

pikotan さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観たい

投稿 : 2023/12/10
閲覧 : 15

番長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/07/03
閲覧 : 33

dvmsi35301 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/06/11
閲覧 : 31

おみや さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/04/28
閲覧 : 27

lOdAc51037 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/01/09
閲覧 : 37

gLibh48702 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/12/27
閲覧 : 32

kuronotuki さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/10/12
閲覧 : 41

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/07/19
閲覧 : 33

kunka さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/05/18
閲覧 : 34

はっしー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/05/01
閲覧 : 35

しらす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/04/29
閲覧 : 39

しむらうしろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/04/28
閲覧 : 37

劇場版 BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
劇場版 BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

劇場版 BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束のストーリー・あらすじ

「あなた達、Roseliaにすべてを賭ける覚悟はある?」『フェス』に出場するために、バンド結成を決意した湊友希那。そんな彼女のもとに、それぞれの想いを秘めたメンバーが集まる。5人は、Roseliaとして高みを目指す――。これは彼女たちの結成から、FUTURE WORLD FES.へ挑むまでの『約束』を描く物語。(アニメ映画『劇場版 BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2021年4月23日
制作会社
サンジゲン
公式サイト
roselia-movie.bang-dream.com/

声優・キャラクター

相羽あいな、工藤晴香、中島由貴、櫻川めぐ、志崎樺音

スタッフ

原作:ブシロード、ストーリー原案:中村航/Craft Egg、キャラクター原案:ひと和/Craft Egg
総監督:柿本広大、監督:三村厚史、製作総指揮:木谷高明、シリーズ構成:綾奈ゆにこ、脚本:柿本広大、アニメーションキャラクターデザイン:植田和幸、サブキャラクターデザイン:八森優香、モデリングディレクター:武内泰久、リギングディレクター:矢代奈津子、色彩設計:北川順子、撮影監督:井上麻梨、美術設定:成田偉保、編集:梅津朋美、音響監督:飯田里樹、音楽プロデューサー:上松範康/藤田淳平

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