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「王様ランキング アニメ(TVアニメ動画)」

総合得点
77.6
感想・評価
467
棚に入れた
1496
ランキング
604
★★★★☆ 3.8 (467)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.8

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王様ランキング アニメの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

オリジナリティのある良作

原作は読んでいない。

子供向けアニメのような童話チックな絵柄だが、中身はしっかり大人向け。絵柄については、すぐに慣れた。ヒリング王妃の顔のデザインは、一歩間違えればカイジの絵柄だが、全然気にならなくなった。

絵柄のかわいらしさに反して、物語の内容は見応えがあったし、感動ポイントも随所にあって、とても良い作品だった。

{netabare}ヒリング王妃が城に戻ってきて庭で戦闘が始まったあたりから、やや間延びした印象があったが、作品全体の出来を損なうほどではない。{/netabare}

ところで、登場の機会は多くなかったが、ナレーションが窪田等というのは作品に合っていないと思う。情熱大陸や、THE フィッシングを思い起こしてしまって気が散る。

投稿 : 2022/05/04
閲覧 : 169
サンキュー:

8

ネタバレ

抹茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ストーリーが良かった

キャラの絵柄で子供向けかと思っていたけど、全然!とてもいい作品でした!おすすめです!

投稿 : 2022/05/03
閲覧 : 106
サンキュー:

2

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かったけどモヤモヤ

1話見始めた時は絵柄もあって子供向けかよと思ったが段々引き込まれていった。
序盤は裏で誰がどういう思惑で動いてるのかというサスペンス要素が良かった。
中盤はボッジの修行に王国での戦い。これも面白かった。
終盤は色々過去が明かされてその辺はすっきりしたが、キャラの扱いにモヤモヤが残った(後述)

ボッジはハンデを抱えているが乗り越える精神力の強さとサポートするキャラが良い。
カゲ、デスパー、ヒリングはとても好感度高い。
ボッジとカゲの友情はジーンときた。
デスパーはボッジを否定することなく受け入れ、素質を見抜いて育て上げる有能。
ヒリングはダイダだけを可愛がる典型的な嫌なキャラだと思ってたのでいいキャラで安心した。

構成がベタだけどわかりやすくて感情移入できる。
最初にハンデ背負って不遇な扱いされてるのを見せて、修行積んで強くなって王国を救っていくという流れが良かった。
ただ、後半はちょっとダラけたかな。
それにキャラが多すぎて1人1人の存在感が薄かったかも。

そしてモヤモヤしたのはミランジョの扱い。
何で全ての元凶のミランジョが許される話になったのかわからない。
ミランジョの悲しみを知ったとはいえ結婚してくれ生き返してくれってダイダおかしいよ。
ボッスもさぁ…1国の王が情に流されすぎでしょう。
王様失格だよ。
成仏してったけど死に逃げみたいなもので償う事が出来ない分ミランジョよりタチが悪いかもしれない。
しっかり過去を見せてくれた分、尚更納得いかない。
お前ら2人のせいだぞって感じだったから。
ダイダも感情に流されすぎててボッスと変わらん。
国民の事を考えろ。

ボッジが被害者なのに全然救いが無い。
ミランジョじゃなくてボッジを救ってあげて欲しかった。
願いを叶えてくれるならボッジのハンデを無くすことできたのだろうし。

モヤモヤした所以外は概ね良かった。
いまいちな作品が続いてたノイタミナだったけどやればできるじゃん。

投稿 : 2022/05/02
閲覧 : 173
サンキュー:

10

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

童話的ファンタジーバトルで障害者主人公が真の強さを見せる優しき物語

【良い点】
まるで絵本の挿絵のような童話風?な絵柄や独特な世界観や雰囲気で、一般的な少年漫画やライト文芸(なろう系含むラノベ)作品と一線を画す独自性がある。
巨人族や冥府、魔術などの古代西洋の神話や伝承を下敷きにした世界観構築(有名どころでは「七つの大罪」辺りみたい?)が魅力的。
主人公の幼い少年が非力で耳が聞こえず言葉も喋れない障害児なのも含め、他に類を見ない。

巧みな世界観、魅力的なキャラクターたちが、王様ランキングや悪い魔女(ミランジョ)の陰謀に翻弄される中で、主人公ボッチとカゲの友情、優しさと真の強さを得ていく。
無垢で愚直なまでに一途で心優しいボッチ王子が過酷な運命にめげず成長していくのは、カゲや多くの人々の視点も借りて視聴者も目が離せない。

一部のモブ除いて善意の物語を貫いたのも素晴らしい。
大人たちも弱さに負けて悪に落ちても葛藤の末乗り越える、敵含めて善意が困難を切り開く流れが一貫していた。
その過程の紆余曲折がハラハラさせて飽きさせない一方、こいつ本当は悪い奴じゃないな?と早い段階で察せられるので、ミランジョ含めて不快感少なく見ていけた。
魅力的キャラクター層が分厚く、凡作ならば典型的な悪役継母と思われたヒリング王妃の母の愛と強さ、名師匠デスパー、王者の威厳と強さ示したデスハーなど。
デスパーさんはアバン先生に匹敵する名師匠。(櫻井孝宏氏)

本作は弱き者たちが真の強さと優しさを知る成長譚として素晴らしい。
複数軸で主役級のドラマ、群像劇として抜群だった。冥府三兄弟の絆も深い。
ボッチは勿論、一時はボッチを裏切り謀殺しようとしたドーマス、兄への屈折した優越感と劣等感に苦しんだダイダ、強さを求め過ちを犯したボッス王、そして悪の魔女ミランジョの愛ゆえの物語も。
実はボッチは最初から強かった(精神面が)ので、弱さからの成長度ではダイダやミランジョの方が主役とも取れる。

一見非主流な作風ながら、少年漫画の王道的なバトルや強さ要素も完備。
誰が誰より強いのか?こいつもっとヤバイぞ!?の連続、ベタだけど男子視聴者的にこういうは燃える。
デスパーさんの修行で非力なボッチがメキメキ強くなっていくのも素直な王道。
四天王の奮戦とか、バトル漫画的に盛り上がるシチュエーションが豊富。
絵柄に癖があるがバトルシーンのクオリティーも素晴らしい。
ボッチ対ボッス(ダイダの体)戦は圧巻、流石は進撃の巨人の制作会社、近い時代のトップレベル(鬼滅の刃など)と比して全くヒケを取らぬ凄まじいバトルだった。

主題歌も作品の主題を完璧に表現していて素晴らしかった。
BGM含めて楽曲面も素晴らしい。

【悪い点】
ミランジョの真意が見えてくる後半の前までは、各キャラの思惑が複雑で話がやや分かりにくい。
ボッチはオリジナリティーある名主人公ではあるが喋れないためか、主人公として主体的に話を動かすのは難しかった感も。
父ボッスと戦ったけれど、もっと父子の対話が見たかった。
この点では弟ダイダの方が主人公ぽかった。

良い点と裏腹、善意の物語を貫徹するあまり、若干すっきりしない面も。
汚い要素を完全悪(ミランジョ母子迫害した邪悪な民とか、ゴロツキ傭兵とか)に全部押し付け、主要キャラの綺麗さ保つ作劇はやや好みではない。
イイハナシは良いんだけど、ケジメはちゃんとしてほしかった。

良い点と裏腹、ミランジョが悪じゃないぽいベールが剥がれて以降が若干予定調和で間延びした感も。

王様ランキングの全容など未だ未解決。
続編があれば期待したいところ。

【総合評価】8点
若干の粗はあるものの、オリジナリティー溢れる傑作。
近年のノイタミナ枠では群を抜いている。
評価は「とても良い」

【余談】
ボッチが非力な理由、「どろろ」難民救済?
父が君主、父が息子の体代償に力得る、弟がいる、と共通点が。

【余談2】
2008年放送のノイタミナアニメ「図書館戦争」にて、聴覚障害者のゲストヒロイン登場回を自主規制した事案があった。
まるでメディア良化隊の如し…
時を経て同じノイタミナで王様ランキング放送は意義深いかも。

投稿 : 2022/04/30
閲覧 : 230
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16

オカ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人の汚い部分を見た上で綺麗な気持ちで終われる。

登場する人物、それぞれにボッチ王子に対する思いがあり、悪そうに見えてた人間も実はちゃんとボッチの事を思ってくれている。

デスパーさん抜けてる感じだけど、とても良い人。

ボッチとカゲが、ボッスとミランジョが、
その他、沢山の人達が、人が人を思う。。
それぞれの人が、心の汚い部分を曝け出した後、綺麗な心へなっていく。。
その過程や思いが心に響く物語でした。

絵は少し特徴的な絵ですが、戦闘シーンなどは迫力もあり、見応えもありました。
音楽もとても良い。
とても続きが気になる、個人的に高評価のアニメです。

投稿 : 2022/04/28
閲覧 : 152
サンキュー:

8

ネタバレ

エスペランさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

障害のある少年の成長記

原作が話題になっていたので見てみました。
障害のある王子が多くの逆境に見舞われながらも成長していくという王道ファンタジーです。
絵は昔のディズニーアニメのようにかわいらしくなってますが、よく腕とか吹っ飛びます(リアル系だったらダメですね)。
基本的に敵も含めみんな悪い人じゃなく仕組みさえわかってしまえば安心してみていけるアニメです。

投稿 : 2022/04/27
閲覧 : 125
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3

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ランキングの話ではなかった

耳が不自由で発語できないボッチで2クール通すのはすごいなぁと思ってたが、あっさり最後まで駆け抜けれた作品。
前半のボッチの一生懸命な所、それを認めるカゲの友情もヒリングの親心は最高。
中盤、出てくるキャラクターすべてが思ってた以上にハートフル。ヒリングを中心に国や二人の王子の成長を見守りながら、いい人化していく。
いい人すぎないか?と思う所もあるが、それ以上にわかりやすいお涙頂戴が常に勝ってた。
年齢が高い方が心に来るのだろうなぁと素直に思う作品。

100点中83点

投稿 : 2022/04/26
閲覧 : 156
サンキュー:

9

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえずの簡単な感想

 原作は未読。
 序盤は、絵のタッチが絵本のようであることもあって、耳が聞こえず、話すこともできず、
秀でた能力が何もないボッジだが、彼の素直で心の優しさに触れた人々に支えられて、王に
なっていく話になるのかと思っていたが。。。
 実際、ボッジが素直で心優しかったのはそうだったが、次第に強くなりヒーロー然とした
活躍をしていく展開になるのは意外だった。
 そのために後半になるほどアクションシーンが増えるが、WIT STUDIOのアクション作画は
見応えあり。

 意外と言えば、第一印象とは異なる内面性を持っていたり、悪逆な行動理由に過去の悲劇が
あったりといったキャラが多く、その意外性が話を引っ張る要素の一つであったり、キャラを
魅力的なものにしていたように思える。
 もっともほとんどのキャラが「実は⋯」となっていため、後半になるとそれが当たり前と
いった意識になってしまったため、意外性が感じられないものになってしまったけど。
 あと、こういった性格やバックボーンの描写に工夫が凝らしてあったに対して、ネーミング
そのものは結構安直なものが多くて笑ってしまったが。

 内容的には優しいタッチの絵に反して、残虐でえげつない部分が多かったりする。逆に言えば、
絵の柔らかさが内容のきつい部分を緩和しているとも言えそう。
 ストーリー的には未解決の部分があったり、触りだけで終わってしまったキャラもいたりで、
原作の途中部分で終わっているため未消化部分はある。特にタイトルにもある王様ランキングの
真相は分からずじまいのまま。
 それでもミランジョを巡る問題を解決して、その辺は2クールでうまいこと締めた感がある。
 もっとも主要キャラが皆救われるような「めでたしめでたし」的展開で終わらせるために
後半以降は結構強引に持っていった感じ。
 そんなわけで、ストーリーには荒い部分があったが、それを補うかのようにキャラが
魅力的だった。

2022/04/25

投稿 : 2022/04/25
閲覧 : 154
サンキュー:

7

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なしくずし

命はかけがえのないものだから
何より尊いと思うのですが

生き返るし不死身だし
あの世もちゃんと有るしで
もう身も蓋もない感じでした。

所々涙腺を刺激されるのですが

裏切ったり許したり
死んだと思えば生き返らせるしで
全話観た後お腹いっぱいです。

主人公とその相棒の設定は
斬新でした。

OPが内容に合ってましたね。

投稿 : 2022/04/19
閲覧 : 152
サンキュー:

7

ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

味のないお茶

 一言で表すと『毒にも薬にもならない作品』ですかね。
 悪役を作りたくないという作者の強いこだわり自体は悪くないと思うんですけど、題材とは噛み合ってませんでした。
 戦いを描くからには悪役には悪役、敵役には敵役なりの華を持たせてあげたほうがよかったと思います。

 あとはタイトルの問題。
 仮にも王様ランキングと銘打っているのに、ほぼほぼ国内だけで終わるのは如何なものかと感じました。
 尺の問題もあったかとは思いますが、最低でもランキング1~5位くらいは出して争わせて欲しかったです。

 前述の通り、見所という見所が特に見当たらないので、時間があるなら他の作品を見たほうがいいかもしれません。

投稿 : 2022/04/15
閲覧 : 178
サンキュー:

4

ネタバレ

かりんとう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ミランジョにあますぎる…

原作は未読です。
なので、アニメ版を観ての感想なのですみません。

前半~オウケン戦までは楽しかったです。
が、オウケン戦後半のボッス(ダイダ)が出てきたあたりからめちゃくちゃでした。
まず、このボッスが登場してきた時にボッジや家来をボコボコにした後の回復ってどういう意味だったのか(笑)??
これまでもボッスの行動が意味不明すぎて何考えてるかわからない人だなーっと思っていましたがこのボコボコからの回復でいっきにわからなくなりました(笑)

そしてミランジョですが、あそこまで悪行をしときながら許される展開って…私は正直納得できません。ミランジョが幸せになることに納得してない訳じゃないんです。ただボッジの母を殺し、ダイダの母ヒリングも殺そうとして、罪人達に国を襲わせ、結果オウケンというヤバい奴が城下町の罪のない人々まで襲われてしまったんですよ?

それがなんで…結婚??許してやってほしい??
ダイダ目を覚ませ。お前がこうなったのも全部ミランジョのせいなんだぞ。
ちょっとミランジョにあますぎやしないか…
それに魔人までもミランジョにあまいとか…お前ミランジョのお願いばっか聞いてるからその姿になるの速まったんじゃないの?

何故か途中からボッジとカゲ物語というより、ミランジョ物語になってるし、ボッジとカゲの後半の影薄っぷりときたら(笑)


うーん、最後まで観てこの作品を人にオススメしたいか?と聞かれたら…自分はオススメしないです。
ひねくれ者ならこのお涙ちょうだい的な展開にウザいとなる人もいるそうですし、ボッジとカゲの活躍をただ観てたいのに途中からミランジョ劇場だし。

作画はいい…のですが思っていたほど動きがなく、期待しすぎてたってのもありますが、あんまり良くなかったです。

投稿 : 2022/04/12
閲覧 : 584
サンキュー:

8

ネタバレ

菊門ミルク大臣 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

THE 茶番

序盤は面白かった。
それは設定や展開、キャラもきちんと動いていたから。
主人公が強くなり始めた頃からかな?
なんだか意味不明な理論というか、人の急所だとか科学的な事でいきなり最強格へとなったらしいが
そのような要素と世界観があってない気がした。魔法だとか巨人とか魔物とか…主人公の武器針だし急所突いて破壊する前に武器が壊れないことが不思議。
突きを素早く何度も繰り返す場面ありますが力ないと素早く動けないのでは?とか余計な事がそこそこチラつくパワーアップの方法かなと。正直納得出来ませんでした。
中盤はオウケン戦がくど過ぎたり情報量の増えないやりとり多いし回復が便利すぎて雑な負傷展開に。
終盤は「は?」としか言えないミランジョの処遇。
回を増す毎に残念に思う事が増えていきました。

投稿 : 2022/04/12
閲覧 : 178
サンキュー:

5

ネタバレ

Jeanne さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

優しい世界観と魅力的なキャラが良かった

漫画原作 原作未読 全23話

耳が聞こえず喋れない王子である主人公ボッジが、様々な出会いや経験を通して成長し立派な王様を目指す話です。

この作品は世界観とキャラが好きでした。
ボッジは国民から馬鹿にされており、腹違いの出来がいい弟とその母親がいます。
こういった構図から、母や弟、部下からも馬鹿にされ見下された世界観という設定が一般的だと思いますが、この作品は少し違います。

部下たちはボッジのことを心配はしておりますが慕っており、母親のヒリングは普段厳しく接していても、本当はボッジのことが可愛くて仕方ないと思っています。
辛気臭い展開が多い作品でしたが、根底にこういった優しい世界観があったので温かい気持ちで見ることができました。

また、キャラに関しては2クールという尺があったこともあり、掘り下げがしっかりとできていました。
スポットの当たったキャラで本当の意味での悪人はおらず、ボッジを中心に皆が成長し優しくなっていくのが魅力的でした。
特に好きだったのは、母親のヒリングです。間違いなくこの作品で一番かわいいヒロインでした。

作画に関しては全体的に高水準で、特にダイダ(ボッス)とボッジの戦闘シーンは同じ制作会社の進撃の巨人ぽくて良かったです。

2クール目からは複数の視点で話が進んでいくので、誰が何のために戦っているのか分かりにくく、1クール目程の勢いはありませんでしたが、全体を通して高水準の面白さだったと思います。

投稿 : 2022/04/05
閲覧 : 156
サンキュー:

8

ネタバレ

螺旋常連からくり剣豪 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

2クール目から大失速。最後まで印象は変わらず

話の流れとしては簡単に言うと成り上がり系で、聴覚障がいを持つ第一王子ボッジが周りから冷遇されつつも持ち前のメンタルで這い上がっていく感じです。既にアニメ化された作品だと盾の勇者の成り上がりっぽい視聴感です。
作画、脚本共に丁寧で、カットされていそうな違和感も全く無い。bgmも実にファンタジーらしいものを揃えていて聴き心地が良いです。OP、EDも良曲です。

2クール目最新話まで観て
リゼロや禁書、キングダムみたいな群像劇にしようとして盛大に滑っている印象。キャラクターを一人一人必要以上に掘り下げようとし過ぎていて、テンポが非常に悪くなっています。2クール目から王国奪還編が延々と続いていて、リゼロ2期や長期アニメのようなマンネリ感が出て来てしまっているのがこの作品におけるネックになりつつあり、もったいないなぁと思いながら観ています。

全話観て
やっぱり2クール目からの印象が悪いですね。最後ら辺はボッスがヒーリングでボッジたちを全員復活させたりボッジ最大の障害であったオウケンを雑に片付けてしまったりなど、ご都合主義も目立っていましたし、何より話を進行させるテンポが悪い。現状掘り下げなくても良いキャラまで掘り下げる始末。ボッジの障がい者設定も後半からは雑にチート化したので形骸化。まともに喋れない点以外はあんまり意味の無い死に設定と化していました。

ガワは凄かったですが、じっくり見ると結構粗が目立つ印象ですね。

投稿 : 2022/04/05
閲覧 : 1128
サンキュー:

7

衛狸庵 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 3.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

微妙

最初は1話切りかなとは思いつつも最後まで見てしまった。とは、言うものの、小さな子供向けストリーは退屈とは言わないが物足りないし、矛盾にイラっと来る。
笑ったのが韓国そのものの国が出てきたのには笑った。
そうそう、ミランダが闇落ちの原因になった国って韓国だよね。
他の感想見たら、みんなスルーしてるけどミランダの闇落ちの原因つてストリーでは結構大きいと思うけど。
これ、韓国で放送してるのかな、してたら面白いけど。
でも、連中自覚無いからな反応は薄いと思う。
まぁ、キャラでは完全な悪者がいないんだなっと感じた。
冥府の王様かっこいいだけに、どうなったのか気になる。
なんにしても中途半端に終わったって印象です。

投稿 : 2022/04/05
閲覧 : 143
サンキュー:

3

ネタバレ

くりこうだ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

物語のストーリーラインがおかしいと思う

お互い何のために戦ってるのかよく解らない状態が続き、
複数のキャラの思惑ばかりがクローズアップされ続け、
肝心の主人公の掘り下げが曖昧なまま終わってしまった。

ボッチは雑に強くなって流れで戦闘するだけだし、
四天王はどんどん個性を失っていくし、
オウケンは引っ張り過ぎだし、
ミランジョは面白くない上に許されるし、
カゲは最後会話もせずにボッチから去るし、
もうとにかくシナリオの茶番感が凄かった。
序盤は良かっただけに勿体ない。

投稿 : 2022/04/03
閲覧 : 196
サンキュー:

6

ネタバレ

Josushi12 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大人の絵本

悪役のいないアニメ。
最初は物足りなさも感じたが、なれ始めてからは毎回泣いた。
本当に優しい物語でどんな人にもおすすめできる。

投稿 : 2022/04/03
閲覧 : 100
サンキュー:

3

ネタバレ

Prospero さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヒリングの愛に感動した

最初は後妻のヒリングはシンデレラの継母的存在かと思っていたが、いい意味で裏切られた。
しかもヒリングがいなければほぼ全員死んでるよね。
王道のいい話、続きが早く見たい。
がんばれボッジ!

投稿 : 2022/04/02
閲覧 : 143
サンキュー:

4

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

小さな足跡

WIT STUDIO制作。

ボッス王国の第一王子ボッジは、
生まれつき耳が聞こえず、言葉を話せない。
周りからは、王の器にないと蔑まれている。
そんなある日、カゲと友達になったことが、
彼の人生を大きく前進させることとなる。

王様を順位付けする価値観が存在する世界で、
ハンデを背負い、非力なボッジが、
どのようにして世界を変えていくのでしょう。

ボッジの夢は立派な王様になること。

とても良質なアニメの予感、
絵本のような絵柄とキャラクター、
KING GNUの主題歌も素晴らしい。

11話視聴追記。
それぞれに当然ながら過去があり、
{netabare}鏡の魔女=ミランジョとして、
彼女の闇もまた深そうだ、そして王との因縁。
冥府の罪人が、王国を襲撃する、
修業を終えたボッジは間に合うのか!? {/netabare}

最終話視聴追記。
誰もが幸せになる権利を有している。
{netabare}生きていく上で、恨むことより、許すこと。
その難しさと尊さが描かれている。
王の剣はきっと、その国に暮らす、
人々の苦しみを断ち切るのでしょう。{/netabare}

どうやらまだ、冒険は続きそうだ。
不思議な魅力を持つ作品だと思います。

投稿 : 2022/04/01
閲覧 : 717
サンキュー:

47

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

魅力的なキャラクター。子供向けっぽい絵だが侮れない

名前は何度か聞いたことが有りましたが初見。

いや面白いですね! 話題になるだけはあります。
淡白な子供向けっぽい絵で、どんなもんかな? と不安視していましたが非常に良い。
何と言ってもキャラクターが魅力的ですね。
主人公のボッジ(ボッチかと思った)にカゲが特に良いですね。

喋れない、耳も聞こえないボッジがどうやって王様ランキングを駆け上がるのか。
大いに楽しみにさせていただきます。

全話感想
とても良かったです。
まあ不満がないでもないですが、それを上回る大きな魅力のある作品でした。

でも魅力よりその不満の方が語りやすいのは何でしょうね。いや本当に気に入ったし、不満部分は細かい話ばかりなのですが…。
キャラクターが魅力的で素晴らしいのですが、意外性の連続すぎるというか。
嫌な奴だと思ったら実は、みたいな展開が多すぎかなーとか。いやまあ微々たるものなのですが。

後は…タイトルの王様ランキング、今の所あまりストーリーに関係ないのですが。これは伏線なのでしょうか。
本作だけでもスッキリとまとまっているので、2期をやってくれるのかわからないですが…。
でも原作はまだ続いているっぽいので、今後王様ランキングについて描かれるのでしょうか。

何にせよ、とても良い作品でした。

投稿 : 2022/04/01
閲覧 : 253
サンキュー:

9

けん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高

いやまじおもろかった!
どのキャラもええ場所があるからみんな好きだった!

投稿 : 2022/03/31
閲覧 : 133
サンキュー:

3

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おとぎ話を維持したままの展開は難しかったか<59>

童話のような世界を絵本のような作画で動かした佳作。
原作の絵は線がかっちりしてて、ちょっと赤塚不二夫っぽいような感じ。
序盤の童話の世界にサスペンスをという辺りの期待度の高さ引き込み具合は秀逸。
しかし、四天王が出張ったバトル展開は世界観とあまりあっておらず、やったかやってないの繰り返しに感じた。
ヒリングもおとぎ話によくある悪の継母と思わせて・・・というあたりは良かったんだけどやはりその後が長くてキャラのインパクトが薄れた感。
ラストはやっと大団円というカタルシスはありつつも、ミランジョはそんなあっさり許されていいのかとか、カゲとの友情をとったとはいえボッジにとっての王座の位置づけが足りないせいか軽い決断に見えたりと穴もみうけられた。

投稿 : 2022/03/30
閲覧 : 159
サンキュー:

5

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

現代版「柳生兵庫介」。もともと王様ランキングの勝利条件が活人だったんでしょう。

 評価が難しいです。王様ランキングはどこへ?というのはまったく気になりませんでした。このレベルで引っ掛かる話では無かったです。まあ、途中で作者が表現したい内容に気が付いて路線変更したんでしょう。

 テーマは「活人剣」=無刀取り=政治の哲学として、個人の力ではなく人を活かすことこそ最強という話なんでしょう。

「活人剣」は津本陽氏の「柳生兵庫介」という小説で読んだくらいなので詳しいわけではありませんが、上泉信綱から石舟斎という系譜で誕生した徳川のお家芸の剣技、柳生新陰流の「無刀取り」です。

 逃げる=負けない剣、細い剣=急所を突く、そして、相手の力を利用する。西洋的な世界観の中でボッジの強さは極めて東洋的なので、物語中ずっとそのことを連想していました。まあ、それだけならありふれていると言えばありふれてるんですけどね。ただ、いろんな強さがありました。

 巨人というのはゴヤの絵画とかマーラーの交響曲にもありますが、極めて西洋的な印象を受けます。ダイダラボッチもありますけど…本作はまあ西洋の巨人でしょう。力=パワーです。そしてパワーは権力という意味もあります。
 不死というのはゾンビもあるし、人魚もありますが、私はターミネーターを連想しました。特にターミネータ2ですね。非人間的なところもT1000みたいでした。

 魔女、暗殺、剣技、怪物…強さの種類上げればキリがないですが、そう言った強さの中で、最強なのは活人剣…人を許し活かして行くことだと思いました。

 障碍、非力設定はその為でしょう。「力ない物は活人の道しかない」ではなく「活人こそ最強」だから「肉体の力は関係ない」です。だから、それぞれの内面を描いているようですが、そこにはテーマ性が見えなかったのかもしれません。

 結末もそれぞれの人が説得されて来たわけでなく「活人」されたわけです。しつこく魔法で傷を治す描写があったのは、このことを表現していたのかもしれません。倒すのではなく懐へ、です。
 王様ランキングという題名、1話の剣の戦いのプロセスとボッジの特徴からいって、この「活人」が描きたかった、主要なテーマだというのは間違いない気がしてきました。キービジュアルも裸ですからね。無力=無刀=最強を表しているんでしょう。

 ただ、それを各国を回って王様同士が比べっこして…とやるとあまりに露骨で寓話的になるので嫌だったんでしょう。あるいはデスパーやミランンジョ、オウケンを動かしているうちに話が変わったか。あるいはダイダとヒリングを動かしているうちに母について書きたくなったのかもしれませんね。 

 オウケン=王権、ダイダ=代打、ヒリング=ヒーリング治す、デスハー=ハーデスのアナグラム、ミランジョ=鏡女ですから名前の付け方単純ですよね。で、オウケンということは多分、初めは違う役割だったんだろうなあ、と思ったりもしました。

 最後魔人がどっかに行きます。つまり、無敵だけど人類の善悪に関わりないですね。彼に人間ではないし政治にも関係ありません。だからどうでもいいということでしょう。

 構造として中身は津本陽氏の「柳生兵庫介」というより柳生一族の「活人剣」がテーマで、舞台設定をシンデレラ、アナユキ、シンドバッドなどのディズニーにしたのでしょう。そこに母の愛がのっている感じです。
(追記 類似性は劉備玄徳でもいいですけどね。活人剣と明確に言っているのでやっぱり柳生でしょう)


 ただ、なぜボッジが活人の達人になれたか、です。耳が聞こえない部分=彼の無垢さ…それはイグノランス…愚かさにもつながります。ただ障碍者だから、ピュアというのはちょっとイヤです。「聲の形」の西宮硝子が障碍者だから不幸だ、少し馬鹿に見えると言っているのと一緒です。

 彼には本質が見えるのでしょうか。それとも母親の愛情を受け取った結果なのでしょうか。その辺、彼の純粋性については明確に読み取れませんでした。強さと表裏だとは思いますが。
 王様ランキングの初期の話からぶれたと思うのは、ここもあって活人の意味が読み取りづらいと思います。

 まあ1回目ということで、評価はマイルドにしています。読み取れない部分もあったかもしれません。

 いずれにせよ2クールで作家性がある完結するアニメを作ったことは素晴らしいと思います。話も単純では無かったので面白かったです。
 再視聴はどうでしょうか。ちょっと長いし原作者が良く勉強しているのかもしれませんが、かえって見たことがあるようなエピソードも多いのですぐは辛いですね。半年、1年たったら見るかもしれないし、放置かもしれません。





以下 2話までの第1印象です。

寓話や感動ポルノでなければいいのですが。結末で評価は決まりそうです。

 現時点ではなんとも言えない作品みたいですね。この悲惨な話はこの絵柄じゃないとみられないでしょう。

 みにくいアヒルの子+手塚治虫(どろろ、ブッダ等々)や999的な母との別れからのスタートでした。

 障碍やダイバーシティ、王様ランキング制度の無意味さみたいな題材の寓話あるいは感動ポルノならがっかりですが、王子とカゲがそういう既存の価値観を超越してくれたところで活躍してくれるなら面白そうです。

 途中経過より見終わった後でないと価値がわからなさそうですね。最後を楽しみに視聴継続します。

投稿 : 2022/03/28
閲覧 : 434
サンキュー:

20

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

だが、覆水は盆に返った

ボッジは幼く、絵はシンプル。児童向け絵本のような感じなのだが...

登場人物は皆、極端な悪人ではない。
だが、私欲が残酷な世界を作り出してしまう。後悔先に立たず。
非力なボッジが苦況に立ち向かう。

残酷で見るに堪えない世界を、一見稚拙な絵で描く。
この工夫が成功していると思う。本作のオリジナリティとなっている。
だが、繰り返しは使えない手法。

その意味では、奇をてらった策が成功したという評価でしょうか。

投稿 : 2022/03/28
閲覧 : 135
サンキュー:

4

是正 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

全てのレベルが高い。パーフェクト

このアニメを評価する時にこのサイトの基準で考えると満点評価せざるを得ない
物語は王道でありながら新鮮な刺激に富み飽きさせず
声優は言葉をしゃべれない主人公やそれに触れ合う人間の演技として上手く
キャラはとても三次元的で1つの個として生きており
作画もヌルヌルのハイクオリティ
しいていうなら音楽は5にしてるけど人によっては3~5にブレるとは思う

絵柄のわりにちょっとダメージ描写がハードな所はあるけどほぼ万人にオススメできる凄い作品。
たしか原作漫画はまだ続きがあるっぽいからなんなら今すぐにでも続きが見たい。

しいて弱点を言うなら結構な人数が存在し、それぞれの性格と目的があるので、その辺同時にキャラの事を考えられる人じゃないと劇中で何が起こってるかわからない可能性がある。
頭使ってみたくないなら避けたほうがいいかもしれない。

投稿 : 2022/03/28
閲覧 : 184
サンキュー:

3

ネタバレ

ナンカ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

尻すぼみ

初めてはとても良かった!人間の多面性を出して先が読めない感じ。ラストは疑問だらけ。伏線回収していない。3期があるのかな。タイトルのランキングとは?オウケンの行方?途中であったワイルドな王様?デスハーの企み?1番の不満はミランジョの扱い。始めと終わりで星の数が全く違う作品でした。

投稿 : 2022/03/28
閲覧 : 180
サンキュー:

4

ネタバレ

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

こ れ は 酷 い 

とても面白いしこれからも面白くなっていくと思えた作品でした。2話が結構涙腺に来ました

キャラデザや世界観が〜って思ってる食わず嫌いの人にも観てほしい

【10/29追記】王妃が本当はとても優しい人だと知れて良かった。話の引き際もバッチリで早く続きが観たいと思いました。

【3/27追記】最終話まで観終わりました。ボッジがデスパーに稽古付けてもらう辺りまでは面白かったけど、そっからは観るのが苦痛に感じる程に合いませんでした。合わなすぎて字幕付き1.5倍速で観る時もありました。そうはならんやろって展開が多過ぎて無理です。人が死にかけてもヒーリングで回復して復活って流れも超寒い。終わりの方はもう惰性で観てた。というか話の流れが遅過ぎる。とっとと進めやがれバカ野郎と言いたい。

曲も1クール目のほうは凄く好きだったけど、2クール目のほうはあんましって感じでした。追記前の評価は4.8だったので自分でもここまで評価下げるのかと笑ってしまったわ。

投稿 : 2022/03/27
閲覧 : 377
サンキュー:

4

ミュラー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

至って不自然なアニメ

とっても奇妙な冒険アニメ
とにかく最初から不自然。絵本のような幼児向けのキャラデザイン。
背景もそれにあったメルヘンチックな映像。
それでいて紡がれる物語がすごく重い。
違和感しかない。
異世界物として見れば良いのだろうが、それにしても何もかもが不自然だ。
登場人物がみんな予想外の行動を取る。
それでいて行動の目的を話さないから、さらに不気味だ。
物語なのだから登場人物の心情を語るケースが普通はあるのに、
このアニメには無い。
それだけに先が見えないのがさらに不気味だ。
このアニメでなんだか奥深い怖さを感じるのはそのためだろう。
ミランジョなんかその典型。

主人公であるボッジだけは純粋な考えで歩んでいると信じたいが、
何せ一言も発せないので、それすら分からない。
とにかく不自然なアニメ。

いちおう続きは見てみるけどね。
最後になって感想が変わっていることを期待する。

3/25追記
後半クールはバトルの連続。
不死身のオーケン、ミランジョの繰り出す冥界の怪物、
蘇ったボッス、そして我らがボッジ。
なんだか大乱闘スマッシュブラザーズを見てるようだった。
それにしても何を描きたいアニメなのか結局分からなかったなあ。

投稿 : 2022/03/27
閲覧 : 258
サンキュー:

11

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

子ども向け絵本を長編にしたような話

【感想】
途中までは見た目が児童向け絵本っぽいからと言って視聴しないのはもったいないくらい面白かった。
常に先が気になってワクワクさせてくれる作り。単純に話が面白いですね。

でも見た目だけでなくシナリオも良くも悪くも絵本みたいな作品で、絵本って話がコンパクトにまとまってて無駄がないから面白いけど
それを長々引き延ばすと飽きてしまうということが良くわかる作品でした。
正直、バトルの無駄な引き延ばしが他の面白さを台無しにしていると思う。

2クール終わったところで {netabare} 「王様ランキング」部分がまだ本格的に始まってない?感じでしたし
これから面白くなるのかどうかもよくわからないですが、バトル以外は結構好きな話なので視聴は継続するつもりです。

2クール通じて同じような調子が続いて飽きてきてるので、今後面白くなるかは「変化」が鍵になってくるでしょう。 {/netabare}

【バトル】
これが一番ダメなポイントで、とにかく長く引き伸ばし過ぎでくどい。
動きがスピーディーなのに展開を引き延ばすことが多くてスピード感が台無しでいつまでやってるの?って思う。
{netabare}
特にオウケン戦のくどさはバトルアニメの悪い見本で、このアニメの戦闘は長いだけで面白くないっていう印象にさせた元凶。
退場させるタイミングを完全に誤ったと思う。
これだけぐだぐだ戦って、実はこんな人だったって話をされても「もうオウケンはいいから早く退場して」って気持ちしかないから興味なんてない。

このオウケン戦の無駄な長さで視聴者を飽きさせてしまっているのが、この作品全体の評価の暴落の最大の原因だと思います。
{/netabare}
【作画・音楽】
ファンタジーな世界観によく合う児童向け絵本のような見た目と世界観がとても個性的ですね。

主題歌はとても好きです、OPもEDもいい曲ですね。

【シナリオ】
だいぶ重い話です。かわいい見た目に油断していると結構ショックでかい。
{netabare} でもそれは途中までの印象で、「悪い人が実は良い人だった」「戦っても誰も死なない優しい世界」というコンセプトが見えてしまってそれがずっと続いていくとくどいし無理があるところも出てきましたが、もう少し変化さえあれば許容できる範囲かな。
変化とか驚きは長い物語を見るうえで大事なことなので、どうせ最後はこうなるんだろ?は回避しなきゃいけないと思います。

ただ、最初のほうは本当に面白くて良かったので、序盤だけの印象の感想も書きます。

王道ファンタジーのシナリオで、それぞれのキャラクターの背景が複雑で目が離せなかった。
信じていた人が実は酷い人だったり、嫌な人が実はいい人だったり、人間関係がとても複雑だけどわかりやすくて、
誰を信じたらいいかわからないけれど、疑心暗鬼になるんじゃなくて誰を信じたいかで動くボッチ。
信じた結果裏切られることになるかもしれなくても、それでも信じたいって思うのが人間だから。
いい人ばかりじゃないけど、まっすぐ前を向いて頑張るボッチの勇敢さと強さに何度も勇気づけられました。

見た目がこれだけ可愛らしいのに、結構えげつない出来事とか酷い境遇とかいっぱいあって
ボッチは何度も何度もつらい目に合うけど救われない話じゃなくて、ちゃんと支えになってくれる人がいるし
周りの助けだけでなんとかするんじゃなくて、ボッチ自身も一生懸命頑張って、周りの優しさを力に変えて困難に立ち向かうシナリオが熱い。
つい応援したくなっちゃう心温まる話ですね。

ボッチの味方をしてくれる人はもちろん、敵に回る人達にもちゃんとそれぞれの事情や生きてきた軌跡が描かれていて
なんでそんな意地悪なことをするのか、ただの嫌な人じゃないんです、
この人だって苦しんでいるんですっていうのがわかったりしていろんなキャラクターを好きになっていきますね。
ボッチに次々と困難が襲い掛かってくるので、もうダメだって思ったときの思いもよらない人からの助けが入ったりして
不意打ちですごいじーんときてしまう。 愛が深すぎる。
一生懸命生きているってこと、ちゃんとボッチのこと見てくれてる人がいて、ボッチの優しさがちゃんと相手に届いて
その優しさに優しさで答える人達。
お前はひとりじゃないよって言ってくれているようで良かった。

でも、それがずっと続くと話は変わってくる。
仲間がどれだけ傷つこうがピンチになろうが、敵が強大だろうがどうせ誰も死なない、どうせ改心するってのがわかってくると緊張感も興味も失っていきます。
結末を分かっている話を面白いと思うのは難しい。しかもそれが間延びしていたらなおさら。

最初に書いたけど、絵本って短くコンパクトに話がまとまってるから面白いんだと思う。
絵本のストーリーを引き延ばすとこうなるっていう悪い見本になってしまった。

ボッスとミランジョは私はそんなに嫌な印象はなかった。
もちろんやったことは許せないことだけど、何か事情があってやってるんだろうなってのは作品のコンセプトからわかっていたことなので。
ただ、ボッスのほうは嫌悪感はないけど共感はできなくて、しょうもないなあって思いましたけどね。

たぶんオウケン戦があんなにくどくなければ、せいぜい「ご都合主義だなあ」くらいで終わりだと思う。
{/netabare}
【キャラクター】
主人公がしゃべれないっていう設定は短い作品なら個性があって良かったけど、長くなってくるとデメリットが際立つようになってきますね。
しゃべらせないで視聴者の共感を集め続けるのって限界があると思う。

キャラクターの掘り下げを全然しないダメな作品は多いですが、これは逆で掘り下げをやり過ぎ。
登場人物や悪役一人一人を掘り下げる必要はないと思うんです。
{netabare} ただ悪意しかない邪悪なキャラクターだって、何も考えてないモブだって必要なキャラクターなので、全員を掘り下げていたら長くてくどいのは当たり前だと思う。

最初はキャラクターの印象はかなり良かった。
単純な話かと思ったら、それぞれのキャラクターの掘り下げが深くてついつい先が気になりました。
人の心の醜い部分、弱い部分、強い部分、優しい部分がバランスよく描かれていて
一人一人のキャラクターの生き方につい注目してしまいます。

ボッチがカッコいいのはもちろんのこと、わき役一人一人が本当に魅力的で素晴らしいと思っていた時もありました。
これも一緒で、母親のエピソードくらいで終わっていれば「面白かった」という評価で終わりだったんですが・・・。
なにごともほどほどが大事ですね。

続編があるのなら、こういうマンネリが変化することを期待します。
{/netabare}

投稿 : 2022/03/27
閲覧 : 406
サンキュー:

32

ネタバレ

ツークツワンク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

実はわたくし、こんな悲しい過去がありまして(過去回想)

障害を持った王子が弟に王の座を取られ仲間のカゲと放浪の旅に出るも、陰謀渦巻く王国の危機に立ち上がり、王として成長していくという物語

あらすじや設定はディズニーやポポロクロイス物語みたいな感じなんですけど、それらと違うのは蓋を開けると悪い奴は一切おらず、基本全員善人というのが特徴
「最初は悪いやつに見えるけど実は〜」みたいな流れが終始続きます。
ヒリング王妃のくだりまではとても良かったんですけどね。
新キャラが出る度、悪い奴ムーブからの過去回想。
実はコイツにはこんな悲しい過去があったんですよってワンパターンを毎回やられると感動もなくなってしまいます。
それに加えて後半のミランジョ&ボッス王に関しては前者は与えたダメージのデカさ、後者は動機が微妙過ぎました。
過去回想で擁護するも非常に弁解が苦しく、この2人を中心に物語が回るのでキャラとして愛せるかどうかで作品自体の評価が変わると思います。
自分は愛せませんし、許すことができません。
でも許すということが王としての資質なのでしょうね。

バトルは引き伸ばしみたいな異常な間のせいで、作画が頑張ってたまにスピーディな動きをさせてもチグハグな感じになってしまってのめり込むことができませんでした。
途中から誰も死なない作品なんだなって透けて見えたせいか、バトル自体が茶番に感じてしまったせいもあります。

バトルよりも感情に訴える作風。
という割には粗を探すと気になる部分が後半一気に出てきます。
ミランジョ&ボッスの回想。いきなり求婚するダイダ。オウケンの心配をするも軽く流される可哀想な兵士とここら辺はもう完全に冷めてしまいましたね。

終わり方も、カゲがいないながらも王としてしっかり統治した姿を見せて、落ち着いたところで皆に任せて旅に出るくらいの方が良かったと思います。
側から見ると、掌返した家臣の冷たい空気感とカゲのいない孤独に苛まれて逃げ出したように見えてしまいイマイチ成長が感じられなかったです。


結局、王様ランキングとは何ぞやって感じですし、これからランカーと旅先でバトルや王としての資質で順位を競う展開になるのかな。

SNSで異様な人気を誇ってましたのでハードルを上げすぎたのかもしれませんが自分とは噛み合わない作品でした。
バガボンドの佐々木小次郎も聴覚障害でセリフが無いキャラということで苦手でしたが、やはりセリフを使わずにキャラを表現するのは難しいですし、メッセージ性と引き換えに面白さを犠牲にしてるとは思います。
この作品にいたってはカゲが殆ど翻訳してるので、そもそもその不憫な設定必要でした?ってのもありますが。

投稿 : 2022/03/27
閲覧 : 164
サンキュー:

5

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王様ランキング アニメのストーリー・あらすじ

国の豊かさ、抱えている強者どもの数、そして王様自身がいかに勇者のごとく強いか、それらを総合的にランキングしたもの、それが“王様ランキング"である。主人公のボッジは、王様ランキング7位のボッス王が統治する王国の第一王子として生まれた。ところがボッジは、生まれつき耳が聞こえず、まともに剣すら振れぬほど非力であり、家臣はもちろん民衆からも「とても王の器ではない」と蔑まれていた。そんなボッジにできた初めての友達、カゲ。カゲとの出会い、そして小さな勇気によって、ボッジの人生は大きく動きだす———— 。(TVアニメ動画『王様ランキング アニメ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年秋アニメ
制作会社
WIT STUDIO
公式サイト
osama-ranking.com/

スタッフ

原作:十日草輔(ビームコミックス/KADOKAWA刊)

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