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「贄姫と獣の王(TVアニメ動画)」

総合得点
69.7
感想・評価
98
棚に入れた
292
ランキング
1742
★★★★☆ 3.6 (98)
物語
3.6
作画
3.5
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.6

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贄姫と獣の王の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

llil さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

単調

別に大した内容ではなく
少女漫画らしく
不幸物語というか
多く描かれているのだが
キャストがキャストだけに
それだけでも価値がついてるような

量としても内容としても
良いところで
アクションもできて
でも
テンプレ系であることに変わらず
惜しいように感じる

投稿 : 2024/11/05
閲覧 : 30
サンキュー:

0

ネタバレ

いさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

獣の王

堕ちるのはやっ

題材的に少女マンガでも大丈夫と思ったけど
やっぱり、違うわ

あと
贄姫いらんことしすぎ
無理、無茶、無策
ウリィーー

投稿 : 2024/09/12
閲覧 : 36
サンキュー:

0

ネタバレ

dossun さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

レオンの懐の深さとひたむきなサリフィに心温まる

24年8月視聴。

よかったところ
・レオンとサリフィの互いを思いやる関係性
・認められない逆境に屈せず自分の力で信頼を勝ち取るサリフィの姿
・各キャラクターに対する丁寧な心理描写

うーん
・後半ちょっと駆け足だった感?

おすすめ回
第1話生贄と供犠の夜
第5話不死と再生の聖獣
第7話愛と憎しみの少年
第12話祝福と未来の契(ちぎり)
第15話少年と幼子(おさなご)の邂逅
第18話救出と宿命の対決
第21話和平と秘密の暴露
第24話妃と王国の未来
{netabare}
花とゆめで掲載された作品ということで、しっかりと作りこまれた物語であり、且つ、ピュアな世界観に心温まりました。
物語は生贄として連れてこられたサリフィがその魔族の国の王様の秘密を通じて恋に落ちていくというものですが、二人が人と魔族という垣根を越えて、だんだんと周りを認めて正式な関係へと近づいていく過程が良かったですね。
声優陣も強く、サリフィ役の花澤香菜さん、レオンハート役の日野聡さんといった主役級声優であり、後半に出てくる中村悠一さんや鳥海浩輔さん等しっかりとベテランの声優さんが出てきて、安心してみることができました。
特によかったと思うのが、キャラクターそれぞれに対する心理描写が丁寧に描かれており、後半にレオンハートと戦うフェンリルの葛藤した姿やセトが母親の気持ちを尊重し、自分が王族としての血を継いでいる、自分が正当な王族として国を支配するという思いに至った部分等、敵役にもしっかり気持ちを入れ込むことができました。
主題歌も良曲ですが、特に第2クールOPの「LOVE INFINITY」は聞いててかっこいいのでおすすめです。 {/netabare}

投稿 : 2024/08/31
閲覧 : 32
サンキュー:

1

ネタバレ

求む!神アニメ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

(美女と野獣xビースターズ)÷少女漫画

人間のどろどろとしたすったもんだの物語。

魔族と人間は相容れない世界。
人間は魔族を、魔族は人間を蔑む世界。
魔族は魔族で人間と同じ社会を築いている。

見た目動物だけど中身人間という意味ではビースターズと同系統。
ただし、あちらほど重くはない。
少女マンガっぽいなぁ・・・と思って調べたら、ああやっぱりか。


見た目や生い立ちのコンプレックスをカバーするのは純粋な心
と言いたげな内容だけど・・・・

魔族の王(見た目ライオン)が実は半人半魔で、とある条件下で人間の姿に戻る。
が、イケメンww
まあ、可愛い・格好いいは正義という隠れテーマでもある。
ハンターハンターのコムギとメルエルが少女漫画で描かれたらこんな感じになるんだろうなぁ、という雰囲気。

プラダを着た悪魔とかその辺が好きなら、楽しめると思う。

投稿 : 2024/07/07
閲覧 : 239
サンキュー:

1

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

女性向けだし地味だが全体的にしっかり作られている隠れた良作

花とゆめ連載作品のアニメ化は久しぶりに感じる。
フルーツバスケットは2度目のアニメ化なので別として。
余談ですが自分は「S・A~スペシャル・エー~」が好きでした。

人間と異種族の交流を描くという最近よくある感じの設定。
だがこの作品は魔族の国が舞台になっていて人間は悪。
「異種族は悪」と人間側の視点で描く作品はよくあったけど逆になっているのは珍しく新鮮に感じた。

ストーリーは特別良いわけではないし他のレビュアーさんも書いているように王道系だが丁寧に作られていてキャラや声優の演技もあって面白かったです。
主人公サリフィは生贄に捧げられた割に頭お花畑だと最初は感じたが、サリフィの純粋で真っ直ぐなキャラが他のキャラに影響を与えていくのは良かった。
ちょいちょいストレートな正論ぶつけるんですよね。
国を乗っ取ろうとするセトに対して「ちゃんと皆の声を聞いてこの国に生きてる人達を見て」「あなたが皆を見ようとしないのに、皆が見てくれるわけないじゃない」という台詞はとても良かった。
どこぞの岸〇総理に聞かせてあげたい(笑)
レオンハートの事を純粋に好きなのも素敵。
そんな簡単に好きになるわけあるかいってなるかもだけどそこはお約束という事で。

レオンハートは人格者だし王の風格がありまくりで好感持てる。
人間の姿になるというのはあまり好きじゃないのだが、これが終盤に大問題となる。
物語に活かされてるのでOK
女性向け作品は異種族がたまに人間(しかも絶対にイケメン)になるという設定好きですねw

サブキャラもキャラがしっかりしてるしキャラ数がそんなに多くないのでわかりやすい。
ツンデレ宰相アヌビス、恋するアミト王女、生意気だけど憎めないラント、滅茶苦茶かっこいいヨルムンガンド隊長など良いキャラばかりだった。
それぞれの気持ちや心境が描かれているので薄っぺらいキャラが居ない。
信念を持っていてそれがぶつかり合うのが良い感じになってたと思う。
好きなキャラはヨルムンガンド隊長。
立ち振る舞いがかっこよすぎるし声渋いし、そりゃアミト王女も惚れますわw
アミト王女はサリフィの支えとしても好きだし恋するキャラとしても好き。
この2人がメインの話を作って欲しいくらい。
サリフィを助けに来たイリヤ君は全く人の話を聞かないタイプの困ったちゃんで出てきた時は「はよ1人で帰れ」と思ってましたが丸くなったようで良かったです。

声優は「いつもの花澤香菜だなぁ」「レオンハートはアインズ様まんまじゃん」と面白味が無いなと思ったけど話が進んでいくと気にならなくなった。
2人ともご存じの通り上手いし内容的に堅めのキャストじゃないと台無しになってしまう可能性があるので適任だったと思います。


地味ながら全体的にしっかり作られてるし、ちゃんと完結する。
サリフィとレオンハートが2人きりのシーン多いけど、イチャイチャラブラブというほどじゃないので恋愛系が苦手でも見やすい。
最初はいまいちだけど見ていくとちょいちょい視聴者に響くシーンがあって、見事にやられたなぁって感じです。

女性向け&2クールだけどお勧めです。
本当に良いアニメだったと思います。

投稿 : 2023/12/10
閲覧 : 117
サンキュー:

4

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

差別や憎しみの連鎖題材にしつつ優しいロマンス貫いた普遍性の高い良作。花とゆめに外れ無し

「花とゆめ」の少女漫画原作の全24話。異類婚姻譚のメルヘンファンタジー。
人間と魔族が敵対する世界観で、魔族の王の生贄に捧げられたヒロインが、種族の融和目指す優しい王の妃として、差別や憎しみの連鎖に立ち向かう。

【良い点】
メルヘンファンタジーと、人間と魔族の敵対関係という良い意味での王道お約束を下敷きに分かり易いキャラとストーリー。
これにラブロマンスも合わせて題材が普遍的。ヒロイン・サリフィと王の困難な立場と試練の連続がふたりの愛を育み、全編通してロマンチック。
一難去ってまた一難で終始飽きさせず、着々とラブロマンスと異なる者同士が偏見なく分かり合う大切さが描かれる。
意地悪く見るとありがちな題材や主人公無双だけど殆ど嫌味感じさせない、サリフィ中心にキャラが良く、その善意に説得力がある。
全編を通し、予想を裏切らず期待は更に裏切らなかった。予定調和なのに面白い、これぞ王道な良作。

人間社会から捨てられた少女サリフィの覚悟決まった優しい無双で、小気味良く種族対立の壁を破っていく、この流れも花とゆめ作品らしい。
サリフィは単に天然で優しいだけではない芯の強さ、王の隣で共に歩む強き名ヒロインだった。歴代の花とゆめ主人公と遜色ない。
全編通して非友好的なキャラを攻略する流れも分かり易い。
前半は人間敵視する宰相を分かり易く悪役に据えて、難題試練→サリフィの善意と活力で解決する流れを通して、上記設定やキャラの丁寧な掘り下げ、後半以降も困難の連続から着々と友好信頼を勝ち得、終盤波乱を逆転しての大団円という理想的な構成。
幸せな後日譚含めて非の打ちどころが無いハッピーエンドで後味最高だった。

かなりシビアな題材の割に作風が優しく心地良く見られる。徹頭徹尾、善意の物語。
目玉コンビ?や口の悪い鳥ベンヌとの掛け合いなどで雰囲気が明るいのも良い。
終盤まさかの大活躍なトカゲ娘アミト姫が一番可愛かった。
サリフィの精神的な強さと純粋な優しさに少しズレた天然ぷりから、悪役の宰相も早い段階で王への忠誠と友情掘り下げられ悪い奴じゃないと分かり、回が進む程に予想通りのツンデレに。
途中経過で敵対的なキャラたちとも悉く偏見の壁を破ったり、ラスボスも含めて邪悪なキャラがいなかった。
終盤明かされる王とラスベス双方が母から愛されていたのも優しい作風に拍車をかけた。

サリフィと王、ヨルムンガンドとアミト姫のラブコメだけでなく、王と宰相の友情も尊し。ロマンスと友情劇両方おいしい。
特に宰相の生真面目過ぎる故の屈折した忠誠は非常に萌えた。

作画は派手さは無いけれど好感持てる。サリフィのキャラデザかなり好み。
声優陣は花澤香菜氏の正統派の綺麗なヒロインはやはり良いなぁと。間違いなくサリフィの魅力引き出していた。
日野聡氏はアインズ様を彷彿とした。
主題歌も前後編共にロマンチックかつテーマに沿っている良曲。

【悪い点】
予定調和。波乱の連続に見えて波乱が少ないので地味。
とはいえそれをあまり欠点と感じさせない。

人間の幼馴染がNTRで少し可哀そう。最終的に成長するとはいえ。

ラントヴェルトがあまり活躍できていない。アミト姫の方が強かったような。

終盤謀反した奴の扱いが駆け足。サリフィの優しさで和解はしたものの、もう少し掘り下げて救済がほしかった。

【総合評価】8~9点
花とゆめに外れ無し。
地味だけど全編飽きさせず、愛や、偏見の打破という普遍のテーマを心地良く描き切った。
派手さは無いかもだけど、もっと評価されていい良作。親しみやすく普遍性があるので、後世振り返っても通用する作品。
評価は「とても良い」

【余談】
終盤反乱した奴の境遇で、キン肉マンスーパーフェニックスを連想する視聴者多々。
母親は薔薇王の葬列みたいな毒親か!?と思いきや、実は息子を愛しており、シズ子さんばりに良き母だった。
また自滅の仕方や境遇や歪んだ思想から、ふしぎの海のナディアのガーゴイルも。
…花とゆめの少女漫画から、昭和・平成初期の少年漫画ネタが飛び出すようなニコニコ動画はやはり好きだなぁと。

投稿 : 2023/10/02
閲覧 : 87
サンキュー:

6

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アナタに出会わなければ愛の意味さえ知らなかった。

生贄を喰らう国の生贄として育てやれて生贄に出された少女のサリフィは生贄を喰らう国で王様と出会う。
しかし、生贄と出されたサリフィは逃げても行く宛てがないと逃げる事もしないで、サリフィは王様達を怖がる事も泣くことも怯む事もなく城内を勝手に歩き回ったりする女の子。

私は王様がサリフィを気に入った理由が解ります。
サリフィって不思議な女の子で凄く前向きな女の子です。
自分以外の人間もいないの1人、魔族相手に怖がる事も泣きわめく事もせずに対等に接してくれた。
それは友達の様に。

私は小さい頃に王様って沢山の人が使えてくれて不自由なく過ごせるって思っていた事があります。
だから、王様は幸せなんだろうなぁ〜と。

けど、本当は寂しいのかもしれません。
王様の立場って対等な人が出来にくい気がするんです。
友達の様に接して貰えなかったり遠慮されてしまったり、怖がられたり。

けど、サリフィは相手が魔族でも王様でも対等に接してくれる。
それが嬉しかったのかな?と思っいました。

そして何より強い人。
暗殺者にも怯む事もなく自分を助けてくれた人(王様)の盾になろうとして、王様の前に踏み出す勇気がある。
彼女は王様と過ごした生贄の日まで王様と過ごした時間で王様の気持ちに気づいて居たのです。

そして、優しい人

王様は人間と魔族の半魔。
王様はその事に悩んでいて……

そして、王様は実は過去の生贄の人達を逃がしてあげていて、半分人間の血が流れているから自分の身体を傷つけて血を流して生贄を食べた事にして従者達に偽造していた事を見抜くサリフィ。

サリフィは帰る場所がないから自分を食べて欲しいと王様にお願いする。

サリフィ「強くて優しい人の糧になりたい。」と彼女は王様の糧になる事を選ぶ。
多分、王様は自分が弱いと思っていたから多分、サリフィの優しさに救われたんだと思う。

そんな、王様のレオンハートはサリフィを妃に迎えると話すも城内全てからは反発や反対の意見ばかりで受け入れられない。

反対意見があると王様も大変で……
その大変さに気づいていたから「私に出来ることは」って毎回考えて積極的に自分の気持ちと王様の気持ちを認めて貰おうと動きだす。
それでも、中々周りから認めて貰えないで……
その頑張りを妨害されたりもします。

妨害してきた奴、サリフィを傷つけようとした奴を王様は処分しようとします。
本当は争いをしたくない王様が処分するしかない。
何故なら妃に手を出したからです。
それでも、サリフィはそれを止めます。

王様は本当は誰かを傷つけたい訳じゃないから…………
でね。私なら多分、転ばされたって言うと思うけどサリフィは言い訳もしませんし、ソイツを責める事もしないで、自分のせいで王様に嫌な事をさせたと自分を責めて……
サリフィは本当に良い子なんです(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)

「魔族の暮らしを見てみたい」と王様にお願いしたのは王様の息抜きは勿論、自分が妃になるからこそ、知っておくべき事だと感じたのでしょうね。

で、王様が小麦粉を食べない理由も優しい。
王様は国民の生活に困らなくてすむように高価な献上品は取らないって理由なんですが、本当に優しい王様だꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ

でも、街でサリフィが人間だと知った魔族が豹変してサリフィに石を投げる町民。

コレも私なら怒るよ!
だけど、サリフィは気持ちが解ると王様に訴える。
彼らはただ人間が怖いだけなんだと……

そして、サリフィは国の瘴気に当てられて……
身体を壊す……彼女は人間だからこの国では暮らせない……
だから、気を失った時に人間の街へ帰されるも…………次はサリフィが生贄だった事がバレて……サリフィは人間からも拒絶される……


これはゾッとする……
怖いってのは解るけど、この豹変が怖いし真実の確認すらしないで、もしも、で否定されるなんて……
話も聞いて貰えない、お別れすら言わせてくれない、人々が豹変する怖さが描かれてましたね。


正直、魔族も魔族だし人間も人間だよ!
これじゃ、本当にサリフィの居場所がないじゃない!

けど、王様は迎えに来てくれる。
彼はサリフィが瘴気に当てられても大丈夫な指を渡して一緒に暮らせるようにと。

私ねサリフィは人間と魔族、どちらの世界で暮らすのが幸せかな?と考えたのですが、どちらの国からも否定されるし、どっちもどっち。
それでも、サリフィを理解してくれてる王様がいる魔族側が彼女は幸せになれる気がします。

一緒に居てくれる人がいるのは有り難いですし支えになりますからね。



「サリフィ」

凄く良い子なんですよね。
誰かに悪意を向けられてもそれを自分が悪いのかと考えたり、悪意を向けてくる理由を理解しようとしたり、王様の事を考えすぎて自分が足枷になるのは嫌だとか、他人の事は凄く解る女の子なんですが、他人から見られてる自分への評価は何も解ってなかったりと疎い。

他人が困っていたら全力で気持ちを伝えて背中を押してあげられるのに、自分が周りからどう思われてるか、自分の評価にはネガティブで自己評価は凄く低い女の子。

多分、自己評価が高い人より低い人の方が多いんじゃないかな?
けど、サリフィの自己評価の低さは常軌を逸している気がしました。

そんな彼女が王様の隣にいたいから考えたのが……
「私自身を皆に認めて貰う事、それが王様を守ると言う事。」

だから、彼女は頑張る。
歴代の妃が使った御正門……召喚の義。
魔力を持たない人間は魔力の代わりに生命力を捧げなければればならず彼女は何度も何度もボロボロになりながらも何度も挑戦するも成功はしませんでした。

そんな彼女を心配する王に「元々生贄として捧げられた命だから死ぬことは怖くない」と言い放つサリフィに王様は「お前を失わせるな」と伝える。
サリフィは「死」を覚悟していると言うよりはムキになっているだけに見えました。

人間誰しもサリフィのように「死について」考える時もあるけど、自分は怖くなくても王様の様に、その人を思ってくれる人はそれが怖いと思うんですよね。

自分の身体って自分の自身の物ではあるけど、それだけじゃなくて、その人を思ってくれる人も居る訳で、絶対にそうした言葉を簡単に口にしちゃいけないもだと思います。

多分、召喚の義では、前向きな気持ちが大切だったのだと思います。
王様の言葉で「王様と共に生きる」って気持ちで召喚に成功する。
彼女が考え方を変えられた証拠かな?

そうして、試練を1つ1つ乗り越えていく。
けど、その辺から彼女の中で王様の隣に立つ覚悟が生まれ始める。
生贄の可哀想な悲劇のヒロインはもう居ない。

サリフィの成長を感じましたね。
この覚悟の為にこれまでの話があってそれが花を咲かせた感じと言いますか、物語が進む度に成長する彼女の姿を見るのは楽しかったですね。

テトラ王女の話では、彼女は自分が必要ないと感じて自殺しようとするテトラを説得する話があるんだけど、それが出来たのは、サリフィ自身が痛みを知ってるから、そして命を失う事で悲しむ人がいる事を知ったからなんだと思いました。

ラントはサリフィの周りは「めちゃくちゃだ」と話す。

魔族の王の妃
裏切り者と呼ばれるハイエナ族
見下されている爬虫族
駒使いの1つ目族
酔っ払いでダメ聖獣

そんなバラバラの人達が一緒にいる。
種族は違えど皆同じだから。
サリフィはそれが「当たり前になればいい」って話す。

ラントはそれを「夢物語」と話すけど確かに、理想だし簡単な用で簡単ではなく夢物語かもしれないけどさ、夢物語でもなんでも、小さな事ら始めないと永遠に夢物語だと思う。

全ての種族が仲良くなんて素敵だけど、実現としては限りなく難しいかもしれない。
けど、サリフィの様に、そうした事を一人一人が考え接していかないと始まらないし良くもならいから。
けど、サリフィを見てると少しづつだけど実現している様に見えるのですよね。

で、フェンリルに啖呵を斬るシーンも凄かったですね。
全員を守る為に自ら人質になるのも彼女の中にある強さなのかな?って。
自己犠牲に見えるかもしれないけど、あの状態だと皆殺しにされかねないから自分が人質になるしかなかったのでしょうね。

王様が人間の姿を晒されて弱音を吐いた時もサリフィは王様の頬をパシーンと叩いて伝えます。
「そんなの嘘だよ。オズマルゴを捨てて絶対後悔しない、この国の人達を傍に居てくれた皆を忘れて心から笑える日がくる?自分にだけは嘘をつかないで、私を逃げる為の理由にしないで」

そうだよね。
私は辛ければ……苦しければ……逃げてもいいと思う。
けど、逃げちゃダメな時って必ずあってもしも逃げた事を後悔するなら、逃げたら笑えないからって時は立ち向かうべきなのかも知れませんね。

シリウスの「人間の血を持たぬ魔族の男だったらお前は愛したか?」の質問に答えたサリフィは「人間の血と魔力の血、両方あるから悩んで苦しんで、だから誰よりも優しい私の大好き王様」

結局、血なんかじゃない。
人間の血でも魔族の血でも関係ない。
王様は王様でサリフィは人間の血だから恋をしたんじゃない。
王様だったから恋をしたんですよね。

後は、レオンハート側に沢山の救援部隊が駆けつけて、セトに刃向かう者達に「偽善者どもが!」と叫ぶセトにサリフィの放ったセリフ

サリフィ「世の中には誰かを踏みつけていい気分になる人はいる、でも生まれながらに踏みつられていい人なんて絶対に居ない、それを現実にする為に王様は頑張ってきた。
今王様と一緒に戦おうとしてくれてる人達はそれをちゃんと解ってくれてる人達だよ。貴方も本当に王様になりないのなら、ちゃんと皆の声を聞いて、この国に生きてる人達を見て、貴方が皆を見ないのに皆が貴方を見てくれるはずがないじゃない!」

ステキなセリフだと思いましたね。
多分ね、本当の意味で平和な世界なんて実現は無理だと思う。
今日もどこかで誰かは踏みつけられて、傷ついて、苦しんで、悲しんで、泣いてる人もいる。
それを0にしようなんて現実問題無理だよ。

けどね、無理だから辞めようと諦めちゃえば本当に無理になる。
例え0は無理でも減らす事は出来ると思います。
そして、減らすにはレオンハートの様に考える人が必要でサリフィの様に共感し支えてくれる人がいる。

そして、そんな王にサリフィの考えを理解して
共に手を差し伸べる人達が必要。
こうした人達が増えて行けば減らせる悲しい思いをする人明日は1人でも減らせるかもしれない。

そして、皆を見ようとしないのに貴方を見てくれる訳ないじゃないってセリフもね。
これも当然よね。
自分は見ないのに誰かに見て欲しいなんて絶対成り立たないですからね。

で、サリフィが妃として認められる日が来ます。
誰も認める妃。
「生きてきて本当によかった」
サリフィのセリフなんだけど。
多分、そう言えるのって本当に幸せを感じた時だと思うんです。


「王様 レオンハート」

優しい王様です。
争う事を嫌い傷つける事を嫌う王様。
生贄も逃がしてあげる優しく気高い王様。
王様は威圧が凄いけど、それはサリフィには効かなくて、サリフィが褒めてくれると喜ぶけど、それを他の家臣に見られたくなかったり照れ屋な1面もww

けど、いつでもサリフィの味方になってくれてサリフィが周りから侮辱されたら、彼女の代わりに怒ってくれるのが王様です。
そして、サリフィの幸せを1番に考えてくれるしサリフィの言葉をしっかり聞いてくれたりも高評価です。
そして、王様もサリフィに沢山の事を刺激を受け少しづつ王様も変わっていく。

彼はサリフィに自分に子供が出来ても子供を愛する自信がないと話す。
何故なら彼は「親に愛されたことが無い」かららしいです。

レオンハートは物心ついた頃に母の姿はなくて父と2人きり。
父はレオンに厳しく当たり、暗闇に閉じこめたり、父の死の間際には憎しみの言葉を残して死んだそうなんです。

「愛された事はないから、愛する自身がない」

けど、レオンはサリフィとの子供が産まれたら全力で守り通すと話す。
私はレオンは素敵なお父さんになるんじゃないかな?って思う。

昔、私はテレビでこんな発言を聞いた事があります。
「虐待された子供は自分が大人になると子供の愛し方が解らずに虐待をする」と……
愛されなかった子は愛し方が解らないと……

けど、私は違うと思う。
私は専門家じゃないけど、私にはそうは思わない…………
傷つけられた子は傷の痛みを知っているから、何をされたら辛いのか、痛いのか、苦しいのかを知っているから、それはしちゃダメなんだと解っていると思うんです。

だから、レオンはいいお父さんになると思う。
子育てなんて不安があるのは当然だし、 彼は痛みを知っているから、自分も受けた辛さを子供に味あわせてやろうなんて考えるバカな王様じゃないと思うから。

テトラが自殺しようとした時もテトラの父が「娘が醜い事をした」と謝罪した時に、親として醜く聞こえたのか、と怒るシーンがある。
それは多分、レオンには解るんだよ。
傷ついた子供の気持ちが、辛い叫びが……そうした事に目を耳を傾けられる。
そんなレオンならいいお父さんになれると思いました。

で、サリフィがフェンリルに連れ去られた時のブチ切れ具合は…………
けど、サリフィからの伝言で「私を助けに来ないで」と言う言葉でサリフィの言葉の意味を理解し、王としてすべき事がある事に気がつくあたりは、王としてサリフィの事を大切にしてる者としての判断は流石だと感じました。

フェンリルとの戦いで王様の全力の戦いが見えましたね。
戦闘シーンはたまにあったけどここまで白熱した戦いは、この戦いが初めてかな?と思いました。

で、次にレオンが選んだのが「生贄制度の廃止」人と魔族が歩み寄る為の1歩なのですが、これには「不可侵の掟」が互いの領土から出たら命の保証がなと言う掟
けど、この制度を無くすには人間側と話す為に使者を送る必要かまあるけど、使者が人間側に殺害されちゃう可能性がある。

そこで、使者として名乗りを上げたのがサリフィ。
サリフィを見送る王様の心配の意味がサリフィに伝わるシーンは良かったな。
サリフィって他人の気持ちはわかるけど、自分にはネガティブ思考だから王様の心配の意味を理解したのは成長かな?と思いました。

そして、王様は式典中にセトの罠に掛かり人間の姿にされて王宮や市民に晒されてしまう。
それからは王様は弱気になって……アレだけ強気だったレオンが……
サリフィが居ればいいから「私と共にヨワナへ行こう」と逃げ出そうと提案する。

けど、サリフィーの言葉で立ち向かう事を決意する。
サリフィがセトに吹っ飛ばされた時も王様のブチ切れは怖くも頼もしくも感じました。

で、王様の母の気持ちが明かされます。
お母さん、凄く優しかったんだね。
凄く愛してもくれた人だったんだね。

こう言うさ、自分が産まれるまでの期待とか希望とか気持ちを知ると嬉しいよね。
自分の産まれた時の気持ちって皆は聞いてるのかな?
私は聞いた事ないけど、こう言う気持ちを知れると何か嬉しいと思える気がする。





「Qちゃん、ロクちゃん」

サリフィの監視役で世話係。
彼女の味方でいてくれる悪魔で何より可愛いww
サリフィLoveで時には振り回されたりしてるけど楽しそうにいつも一緒にいるのが印象的かな。

このヌイグルミとか出ないかな?
可愛いからなんか欲しいww




「不死鳥ベンヌ」

力を失ってしまった不死鳥でサリフィの召喚獣
口は凄く悪いww
飛べなくなった不死鳥は誰も信じて貰えず手の平を返したかのように不死鳥をバカにしていました。

けど、サリフィが不死鳥である事と飛べると信じてくれて一緒に練習して応援してくて、彼女の優しさに応えたいと元の姿を取り戻す。
実はこの不死鳥、王様の契約獣よりも格上らしいw


「イリヤ」

サリフィーの幼なじみ
幼い頃の「守ってやる」って約束を果たしに生贄に捧げられた事を知りサリフィーを救いにきてくれた。
そして、一緒に暮らそうと言ってくれる。
イリヤは優しいね。
小さい頃から1人でいるサリフィを心配して気にかけてくれていたんですね。

ただ、魔族は凄く嫌いな様で……
魔族当たりは厳しいかな……

結果、サリフィを攫って城から抜け出す。
これは優しさでも思いやりでもないよね。
本当にその人の為を思うならしっかり気持ちを聞くべきですよね。
その人の話を聞かずに無理やり連れ出すなんて……一方的自分の考えが、その人の幸せに繋がるとは限らないよ。

で、イリヤはサリフィが好きだった。
まぁ、そうだよね……好きじゃなければ命を危険にしてまで1人で魔族の世界になんて飛び込まないよね。

イリヤは目の前で母と妹を食べられて……村を襲われて……彼が魔族を恨む気持ちは解るかな。
だから、余計にサリフィを心配したのでしょうね。
魔族の気まぐれ1つでサリフィが殺される……大切な人が奪われるって。

けど、王様との1戦でイリヤは気づく本当にサリフィを怯えさせていたのは、困らせてしまったのは、泣かせてしまったのは誰なのか?

イリヤはもしかしたら恋ではなく、死んだ妹にサリフィを重ねてたのかな?
そして「もしこの先、お前がサリフィを泣かせるような事があったら、その時こそサリフィを返してもらう」

そして彼は人間世界に戻っていく。
サリフィと王様を信じて。

この回の王様が若干ヤキモチ焼いているのは少し可愛かったですねw

けど、後にイリヤは魔族の子供を助ける。
この子供はアルマジロかな?なんか顔がポケモンのサンドみたいww
イリヤは魔族が憎いけど、彼には彼の正義があって魔族=悪ではない事をサリフィを通じて知ったんだなぁ〜と感じました。

サリフィが「イリヤは正しい」って話していたのを実感出来るエピソードですね



「アミト姫」

サリフィの友達。
アミト姫は爬虫族のお姫様で爬虫族は他種族から見下されていて国からも厄介払いとして王様の元に送り出されてしまう。
けど、サリフィだけは彼女に優しく接してくれて仲良くなります。

サリフィともすぐに友達になりサリフィの事を応援して、サリフィも彼女の恋を応援する。
サリフィーに新しい友達が出来て本当によかったですね。
そしてお菓子作りか得意。

で、ヨルムンガンド隊長が誰とも結婚する気がない事を知り、彼女はお守りを渡す事を躊躇ってしまうも、サリフィに「誰かに振り向いて欲しいって恥ずかしい事かな?」と背中を押される。

まぁ、結婚する気ない人なんて沢山いて、例えば恋人が居るとか婚約者が居るならともかく、そうじゃないなら、私もサリフィと同じ意見かな?
そんなの振り向かせればいいだけです。
簡単にはいかなくても、相手に結婚する気はなくてもアプローチする事はダメな事じゃないし結婚したいと思わせたらラッキーじゃん?



「ヨルムンガンド隊長」

紳士ですね。
サリフィを妃と認めてくれている。
だからこそ、王様やヨルムンガンド隊長を失望させるなと、言葉は厳しいけど、しっかり認めようとしてくれてるのは伝わるセリフでした。
後、根が真面目!アミト姫がお守りを渡した時の言葉ww

そんな大袈裟なって感じだったけど……気持ちに答えようとしてくれるのは嬉しいよね⸜(๑⃙⃘'ᗜ'๑⃙⃘)⸝
けど、そのお守りを戦場から帰った時に、お守りを返すんだけど、ヨルムンガンド隊長は怪我してしまい、それを知ったら自分の御守りが力がなかったからとアミト姫が自分を責めちゃわない様にって実は優しい理由だったりとか、いい隊長さんだよね。

で、レオンハートに使える理由が凄く素敵ですね。
レオンハートに忠誠を誓う理由が共感持てます。
この人は人間の血ではなくレオンハートをしっかり見てきた人なんだと感じました。


「シルウス」

アヌビス族は「王様を守る事」を1番に考えてはいるけど、妃になる人間のサリフィーをよく思ってなくて、あわよくばサリフィを消そう、突き放そう、試練を与えようなど、何かと王様と離そうとしてくる。

多分、王様を想っての行動ではあるんだろうけど……
誰かを想うって私は「相手の気持ちを考える」って事だと思うんです。
けど、アヌビスは王様ではなく王と言う立場だけを守ろうとしてるように見えたんです。

確かに前代未聞だし戸惑う気持ちは解るけど、彼は否定ばかり……王様の意見を聞こうとも解ろうともしなかった。
王様の1番傍にいる人なんだからもっと王としてではなくレオンハートとしての彼の気持ちを聞いて欲しかったともいましたね。

けど、アヌビスとサリフィは2人で話をして少してアヌビスはサリフィの気持ちを知る。
勿論、まだ認めては貰えないけど、彼の中で何かが変わったのは確かかな。
人間を否定する為の試練は、サリフィが妃に相応しいかの試練に変わる。

けど、サリフィが攫われた時に冷静さを失った王に、啖呵を切るのは凄いですね。
この人はサリフィに意地悪だし少しセコい人だと思っていたけど、王への忠誠心と国への思いやりは本物だと感じました。

それはセトが国を乗っ取ろうとした時に完全にセト側についた様に見えて実はレオンハートの為だった。

けど、最後はサリフィを認めてくれた。
その王様の……いゃ、友達の言葉は暖かったですね。自分を王で居させてくれた人か、素敵ですね。



「セト」

この人は最初は少し不気味ですね。
凄く勘はいい気はするけど言葉に本心が見えないと言いますか……なんか怖い

で、実はセトは王の乗っ取り。
彼は言葉巧みに市民をまとめあげるのです。
ただ、セトが作ろうとした国は人と魔族が争い魔族同士に階級制度を導入し種族をわけ居住券を剥奪し差別をし種族平等主義を剥奪を鉄板させる事でした。

で、市民も市民で、王様が人間の血を引いているって理由で支持できないとか信用出来ないとかさ。
これまで王様が頑張ってきてくれたから種族平等主義が成立して生活出来てたんじゃないの?
その功績すら人間の血が流れてるだけで、全て無くなっちゃうの?

けど、レオンハートにサリフィの為に立ち上がってくれる人達が居ました。
「イスタン海軍」「マスクディア国王の兵力」「イリヤ」「サーブル国王」他にも沢山の国々が味方になってくれる。

これはサリフィとレオンが繋いでくれたものですね。

結局セトは哀れな人だったのですね。
オチは残酷でしたが、最後のサリフィの言葉で自分の本当の気持ちかな気づけたのが救いかな?



「ラントベルト」

ハイエナ族なんですが、ハイエナ族は嫌われてる種族なんです。
簡単に言えば、人種差別?的な?
で、親衛隊募集で集まった人なんですが……彼だけ……
サリフィは人間だから余りよく思われてなくて……誰も志願者が……

そして、後に王妃の親衛隊長になるのですが、最初はなんだろ?態度が悪い

彼が来たのも目的は「出世」
出世の為にならサリフィを危険に晒す。
勿論、サリフィに何かあれば出世もなくなるから守る自信があるから……なんですが。

けど、なんか態度悪くて周りを見下して嫌な奴に映るんだけど……

ラントの境遇を考えたらね。
周りからハイエナ族だからと言われて昔の歴史でハイエナ族が裏切ったからなんて話をされて、いつまでも過去の遠い先祖の種族の話をされてもね。

それが、ラントがハイエナ族だからと言う理由だとね。
種族がなんなんだろうね。
ラントをハイエナ族としてみるんじゃなくて、ラントを個人としなきゃ見なきゃいけないんじゃない?
その人の種族を見るのではなく、個人をみて判断するものじゃないの?

裏切りの種族とかそんなの関係ないよ。
どんな種族にも善人も悪人もいる訳で、そんな物で判断すればどの種族も悪人だよ。
ハイエナ族だけが悪いなんておかしな話だよ。

けど、この世界の種族差別は常軌を逸している。
サリフィの護衛中に事件が起きる。
その犯人にラントが仕立て揚げられたのだ。
全員がラントを犯人だと決めつけてる。

絶望するラントにラントの味方になってくれたのはサリフィだった。
そうして、新犯人をも見つけてくれる。
サリフィはラントをハイエナ族としては見てるのではなくて、ラントをラントとして見てる。

私はさ、そうじゃなきゃダメだと思う。
サリフィの様に自分の目でみて、自分の頭で考えて、その人を見るべきなんだと。
誰かが言ってたからとか、その人の血筋がどうとか、種族がどうとか、見なきゃいけないのはそんな物じゃない。

そうして、ラントは自分を信じてくれたサリフィに「これより私の命と忠誠を貴女に注ぐ」と誓う。

で、サリフィがフェンリルに攫われた時も助けに来るんだけど、彼は「死ぬ覚悟」でサリフィを助けようとする「親衛隊だから命を貼るのが当たり前だろ!なんの為の親衛隊だ」と話すラントに「本当の親衛隊にする為よ!護衛は死ぬ為に居るんじゃない!見届けて!私が王妃になる時を!」と返すサリフィはカッコイイですね。

確かに、守る気持ちや覚悟って大切だけど……
結局、それで命を落としたら本当の意味で守る事にはならい気がするんですよね。
命を落として守られても、護られた側は身体に傷はなくとも心には傷が付くんじゃないかな?と思いました。
だから、サリフィの言葉は本当に素敵だしラントも心を動かされたのかな?って。
この言葉を聞いてラントの中で何かが目覚めたみたい。



「フェンリル」
狼王で新たな王を名乗る男
最低の男かな……こんなのが王になれば国が終わるよ……
で、コイツがサリフィを攫う……

コイツは勝手だとは思うんだけど……
ちょっと可哀想な過去かな?と思ったんだけどね。
それでも言ってる事は無茶苦茶だし争いのある世界を望む王なんて絶対に許されない。

もしかしたら、彼が育った環境が悪かったのかもしれない。
フェンリルの過去を見てると偉そうだけど悪い奴では無さそうかな?と思ったけど、やっぱりやってる事も言ってる事も許されないよね。

けど、本物はレオンハートを王として認めていた人でもあったのですね。



「アナスタシア」

サリフィが魔族の国の遣いとして人間世界に赴くのですが……
まさかの怪しまれて牢獄にww
サリフィって素直だからねww

本物の信書だと解り解放されるも王国には魔族文字が読める物が居なくて魔族文字を研究している女性に会いにいくのですが、それがアナスタシアで彼女は人間の姿のレオンに似ていたのです。
その正体はレオンの母の子孫です。

彼女は魔女だと迫害されていたのですが、サリフィを知り信書の解読に協力してくれる。

で、彼女にはオセロットって幼なじみが居るのですが彼は爽やかイケメンかな?
この2人はもっと見ていたかったけど出番は少なめです。



「神官長カベル」

レオンハートの出生の秘密を知る者。
秘密を守る為に自らに術を掛けて身を隠して居た所をセトに見つかり傷つけられた人。

彼の口から出た真実。
なるほど……これは……
結局、先代王は最低だった。
レオンハートが愛情を受けなかった理由も解った。
結局、先代の王って無理やり人間世界で母と暮らしてたレオンを引き離させて、人間の血が入っているのを知って心を病んだって自業自得だし最低だ……こんな奴の国

けど、このカベルさんは最後に全て話してくれたのはよかったなぁ〜
きっと、秘め事を抱え続けた心は苦しかったと思うけど、やっと重荷を降ろせたかな?


さて、最後はレオンとサリフィの子供が産まれてましたね。
姿はお父さん、色はお母さんの色を引き継いだのですねw
こう言うシーン見ると何か和む

物語は結構、サリフィが名言を残してる気がしましたね。
キャラの心情も一人一人丁寧に描かれていますし個人的にはかなり楽しく見えました。

ただ、この作品に関してはイッキに見るのがいいかも?

投稿 : 2023/09/28
閲覧 : 180
サンキュー:

10

ネタバレ

りんご さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:今観てる

ストーリーが薄っぺらい

3話まで見た感想です。

絵は可愛くて好きだし獣人のデザインも好きだけどストーリーが...
そもそも主人公が浅はかで好きになれない。

1話で退屈だからと勝手に部屋から出歩き、そのせいで見張り役の2匹が叱られている。一回目なら分かってなかったってことで許されるかもしれないけど2話でも勝手に出歩いてる。見張り役の2匹が職務怠慢で叱られるのを流石にわかっているはずなのに「私が勝手に出歩いたのが悪いの。二人を怒らないで」と心優しい主人公を演出したいのかもしれないけどセリフの通り主人公が悪い。
自分のせいで偉い人と揉めてる王様を心配してとのことだけど勝手に出歩いて襲われたりでもしたらもっと問題になるとは考えられないのだろうか。一回目でなぜ出歩いてはいけないのか王様から言われてたよね。

お披露目の宴のシーンも、
妃教育を受けていないし元は村娘だからしょうがないとはいえ妃自ら料理を盛ってどうぞっていうのは立場上良くない。
さらに妃なのに料理を運ぼうとするしそれを王様も誰も止めないのもおかしい上に見張り役がいるとはいえ今一番ヘイトが向いている妃を一人で厨房に行かせて大丈夫なの?

人間と獣人が憎み合い恐れ合っている世界で人間の血が入った獣人であるという誰にも言えない重荷を背負った王様が唯一自分の立場を忘れられる主人公に絆されるのは分からないでもないけど主人公の言葉一つ一つが薄っぺらく作品に入り込めなかった。
王様も自分を恐ろしく見せることで家臣同士で争わせないのはわかるけどたまに考えなしのただの暴君になっていて、キャラデザが好きだからその分残念な気持ちになる。

投稿 : 2023/05/10
閲覧 : 263
サンキュー:

0

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

贄姫と獣の王と魔法使いの嫁がノケモノたちの夜。

詳細は公式でも。

白泉社『花とゆめ』に連載されていた友藤結さん原作の少女漫画のアニメ化作品です。制作はJ.C.STAFF。

んーっと、話はさておき、とにかくいろいろな雑音が気になって集中できないですね。設定は「魔法使いの嫁」とか「ノケモノたちの夜」っぽい感じ。

魔族の獣の王が一声発した瞬間「あ、アインズ様や」って、みーんな思いましたよね。

二乃は可愛そうな境遇の小さい女の子を上手に演じたのに、一花はこれはちょっとねぇ。見た目の印象よりも色気が出ちゃっているなぁ。

※追記
なんでも、ドラマCDでは悠木碧さんと津田健次郎さんが演じられていたそうで。なんだよ、それなら継続したのに…

獣の王がイケメンな人間の姿になるのは「ノケモノたちの夜」と同じではあるのだけれど、なんというか、やっぱそうなるんだという感じ。

少女漫画原作ということもあるし、もういろいろ雑音が気になりすぎて継続は難しいですね。DMM.TV先行配信ですし、初回で離脱します。お好きな方にはごめんなさいね。

投稿 : 2023/04/25
閲覧 : 466
サンキュー:

4

チャミー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/13
閲覧 : 2

ゆた さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 15

kochan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/20
閲覧 : 5

ANN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/08
閲覧 : 4

santaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/12
閲覧 : 4

みやこ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/31
閲覧 : 4

碧悠 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/19
閲覧 : 7

NoRisky さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/17
閲覧 : 7

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2024/04/06
閲覧 : 6

kumanogawa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/02/18
閲覧 : 13

Lollipop さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/02/08
閲覧 : 9

しぐま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/19
閲覧 : 15

時ノ音の精霊音羽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/15
閲覧 : 14

てつ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2023/12/12
閲覧 : 14

くるい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

投稿 : 2023/11/27
閲覧 : 18

おみや さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/11/10
閲覧 : 14

暴走インコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/11/09
閲覧 : 15

老倉育 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/11/02
閲覧 : 13

キリンさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/10/26
閲覧 : 14

結香 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/10/15
閲覧 : 19

hiro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/10/10
閲覧 : 14
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贄姫と獣の王のストーリー・あらすじ

99番目の生贄として魔族の王に捧げられた少女・サリフィ。しかし彼女は自分の運命を受け入れ、王を恐れず歩み寄ることを決めていた。新月の夜、サリフィは生贄の儀式へと向かうが、そこにいたのは魔族ではなく、人間の姿をした王であった。 サリフィを妃にすると決めた魔族の王は、彼女からレオンハートという名を与えられ、人間と魔族の共生を目指し共に歩み始める。 (TVアニメ動画『贄姫と獣の王』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年春アニメ

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