CAcNy99953 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
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地獄楽の感想・評価はどうでしたか?
CAcNy99953 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
Witch さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
【レビューNo.157】(初回登録:2024/12/8)
コミック原作で2023年作品。全13話。
リアタイ時はタイトル切りしてましたが、お付き合いあるレビュアーさんが
軒並み高評価してたのでずっと気にはなっていたんですよね。
ちょうどABEMAで一気見配信してたのでこの機会に視聴。
(ストーリー)
江戸時代末期となる頃、かつて最強の忍として畏れられた画眉丸は、死罪人
として囚われていた。
そんな中幕府から極悪な死罪人たちを集め
・極楽浄土と噂される島から「不老不死の仙薬」を持ち帰ること
・その対価として無罪放免になり、今後追われることがなくなること
・ただしその権利を得られるのは1人のみ
・また島には目付役として、打ち首執行人・山田浅ェ門の一門が同行
という交渉が待ちかけられる。
画眉丸は「愛する妻にもう一度会うため」に、仙薬探しの道を選ぶ。
そして画眉丸の目付役には、山田浅ェ門佐切がつくのだった。
こうして島に上陸した画眉丸たちを待ち受けていたのは、見た目の美しさと
は裏腹に異形の怪物といったこの世の地獄だったのだ。
(評 価)
・緊迫のサバイバル感
数多く集められた死罪人は10名に絞られ、これに目付役の山田浅ェ門一門
を加えた計20名が島への上陸メンバーとなります。
しかし倫理観がぶっ壊れた死罪人、先ずは競合相手を減らすためと身内間
での潰し合いが始まります。
そしてこの島は普通の島ではなかった――
今度は異形の蟲や怪物が画眉丸たちを襲います。
得体のしれないこの島に一体どんな闇が潜んでいるのか。
これをMAPPAの優れた作画力で見応えあるバトルシーンを再現するという。
各々腕には覚えのあるものばかり。それぞれのキャラの強さが魅力的に描
かれています。
しかし話が進むにつれ、怪物たちのレベルも上がっていくわけで・・・
常に命のやりとりを強いられる緊迫のサバイバル感に思わず引き込まれて
しまいますね。
・キャラもしっかり描かれている
そしてキャラの背景などもしっかり描かれている点も高評価。
画眉丸は愛する妻の元に帰るためにという強い思いがあるのですが、もう
一人の主役・佐切も女性ゆえに・・・という山田浅ェ門内では難しい立場
にあるようで。
上陸当初は心技の未熟さを指摘されることが多かった佐切が、画眉丸たち
との交わりや修羅場を経て成長していく様も見どころのひとつですね。
他の主要キャラも適宜回想などで深堀されていきますが、意外だったのが
死罪人だけでなく、目付役の山田浅ェ門のメンバーも結構掘り下げられる
ことが多かった点ですね。
最初はお飾り程度のイメージだったのですが、魅力的なキャラが多く物語
を盛り上げてくれていました。
また最初は「死罪人×目付役」という関係が、次第に心を通わせ合い変化
していく様も丁寧に描かれていて面白いですね。
しかしサバイバルなので・・・キャラにしっかり感情移入させてから
「え――っ、あの人ここで退場しちゃうの!?」
で効果を倍増させるという、こういうところもしっかり出来ている作品だ
と思います。
・神秘めいた独自の世界観と多角的な「生」の描写
(宗教には詳しくないのでアレですが)
作中の「極楽浄土」や「蓬萊」という言葉に代表されるように、古代中国
の神教や仏教的などこか宗教めいた香りのする世界観が描かれてます。
またこの島の支配者である「天仙」は蓮の花から生まれたお釈迦様を彷彿
させますし。
そして全体を通して「生」というものが多角的に描かれています。
・不老不死という「生」への欲望
・死罪人という「命」の軽い存在
・心は”がらんどう”だと思っていた画眉丸の「生」にこだわる理由
・人の死を司る打ち首執行人・佐切の葛藤と殺した「命」を背負う覚悟
・杠が下す、生かす「命」と切り捨てる「命」の取捨選択という決断
・絶望的な状況でも生きることを諦めない「生」へのあくなき挑戦
{netabare}(天仙にはたどり着けない決死の姿→「生」と「死」の狭間の美しさ){/netabare}
「死」というものが身近にある世界だからこそ「生」というテーマが問わ
れる、そんな作品ですかね。
2期も決定しているようですが
{netabare}・島の支配者「天仙」を中心としたこの世界とは
・「不老不死の仙薬」の有無
・画眉丸の記憶への疑念{/netabare}
今後が気になる伏線もしっかり張って、1期は綺麗に終わりましたね。
・独自性のある世界観に緊張感のあるストーリー展開
・キャラ描写の細やかさ
・よく動くバトルシーン
・「生」というテーマ性
どれも満足度の高い出来映えの作品だったと思います。
さすがに他のレビュアーさんが高評価するだけのことはありますね。
これはタイトル切りで放置してたのを後悔するレベルですわw
文句なく「お気に入り登録」!
OP『W●RK/millennium parade × 椎名林檎』
・まさかの椎名林檎にKing Gnuの常田大希との共同作業とか力入ってるな
ED『紙一重/Uru』
・Uruのよさが引き立つ良質のバラードで毎回EDが楽しみだった
STONE さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
青龍 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
賀来ゆうじによる原作漫画は、『少年ジャンプ+』(集英社)での連載が2021年1月に終了(全13巻、原作未読)。
アニメ1期は、全13話(2023年)。監督は牧田佳織。制作は、『呪術廻戦』シリーズ、『チェンソーマン』などのMAPPA。2期の制作が決定(以上、Wikipedia参照)。
(2024.3.11 投稿 12.10 推敲)
【あらすじ】
時は江戸時代後期。血も涙もない「がらんどう」の最強忍者として恐れられた画眉丸(CV.小林千晃)は、幕府に囚われ、処刑が執行されることに…
しかし、画眉丸は人間離れした強靭な肉体を持っていたため、ことごとく処刑が失敗。そこで、打ち首執行人を生業とする山田浅ェ門一門に属する佐切(CV.花守ゆみり)は、画眉丸を極楽浄土と噂される島から「不老不死の仙薬」を持ち帰れば無罪放免になると唆す。
愛する妻にもう一度会うため仙薬探しを決意する画眉丸であったが、島では、謎の化け物が徘徊し、仙薬を巡って他の死罪人とそれを監視・同行する山田一門との命を懸けたサバイバルが待っていたのだった…
【色々な要素が混ざり合って一つの味に!】
ざっくりとしたイメージは、島という閉鎖空間で謎の巨大生物に怯えるという点で、『進撃の巨人』、グロテスクなダークファンタジーという点で、『ベルセルク』。それらを足して和風にアレンジした感じ。
もっとも、全員ではないものの、個々のキャラクターの背景描写がきちんとあって、犯罪者や打ち首執行人という世間では忌避される職業に就いた已むにやまれぬ事情が垣間見ることができ、人情ものの時代劇要素もあります。
また、『キングダム』でお馴染み秦の始皇帝が徐福に探させた「蓬莱」や「不老不死の仙薬」がでてきます。本作が原作の途中までなので全ての謎は解き明かされませんが、謎の種まきとしては十分。
あと、戦闘シーンについては、忍術であったり氣(タオ)という本作特有の設定が用いられていますが、安心のMAPPAクオリティ。
こんな感じで、本作の魅力は、色々な要素が混ざり合って『地獄楽』という一つの味になっているところでしょうか(※激辛ラーメンの屋号として実際にありそう(笑))。
【「中道」について(※一武道家の余談(笑))】
本作は色々な要素が混じり合っていますが、タイトルも「地獄」と「極楽」が混ざっています。
他にも、氣の設定の「強い」と「弱い」や、強さの境地としての「感情」と「理性」といった「対立または矛盾する両極端の立場を離れ、両極端のどれにも偏らない中正な立場を貫く」(※「日本大百科全書」引用)という意味の仏教用語である「中道」が1つのテーマになっています。
西洋思想にも「対立または矛盾する両極端の立場」を想定したアリストテレスの「中庸」やヘーゲルの「弁証法」がありますが、ざっくりとした個人的なイメージですが、西洋思想では両極端の立場が「混在」した状態ではない。
この「両極端の立場の混在」というのが「中道」と「西洋思想」との違いだと思っています。
例えば、強さの境地としての「感情」と「理性」を例に挙げると、怒りなど「感情」に任せて戦えば、通常発揮できないような馬鹿力を発揮できますが、冷静に相手の弱点を狙えなくなります。逆に「理性」によって冷静に対処しようとすれば馬鹿力を発揮できなくなるのが普通です。
そこで、「両極端の立場の混在」という考えを戦いで実践するなら、「怒り」に任せた馬鹿力を発揮しながら、同時に「冷静」でいられるのが「最強」ということになる。
(※イメージとして近いのは、「穏やかな心」を持ちながら「激しい怒り」によって目覚める「スーパーサイヤ人」。ちなみに、中庸だと僅かでも「怒り」と「冷静」のどちらかの感情に偏ってしまうし、弁証法だと「スーパーサイヤ人」という元とは別のものに止揚されてしまう。)
実際にできるかどうかは置いておくとして(笑)、そういう状態になるには、自分の中で2つの対立する状態を流転(高速回転)させると解釈できないこともない(※我々一般人は、気持ちの切り替えを早くするくらいが実用レベルでしょうか(笑))。
イメージとしては、作中にも出てきた陰陽を表す太極図(※韓国の国旗の真ん中にある赤と青の丸いやつ)。あれは、対立するものが、どっちも同時に存在して全部ということを表しています。
本作に出てくる島も、恐ろしい化け物と仏像が出てくるので、地獄と極楽が同時に存在していることを表しているのかもしれませんね。
【人のために強くなる覚悟(※感想)】
本作では人がどんどん死んでいきますし残虐表現も多いので、それがもたらすグロテスクさは死を身近に感じさせます。
もっとも、感情をもつ人であれば人を殺すことに躊躇するのが通常であって、そこに躊躇がない者は「殺人鬼」とか「サイコパス」といわれます。
{netabare}画眉丸は、血も涙もない「がらんどう」といわれ、これまで人をただ命じられるまま無感情に殺してきました。
それゆえ、情は人を殺めることに不要だと思ってきましたが、何としても妻の元に帰ろうとしたとき、その感情が自らの強さに繋がることに気づきます。
一方、佐切は、女であるがゆえに武家の跡取りとして周囲から認められず、反骨心から打ち首執行人になりました。しかし、人を斬る覚悟が持てず、そのためらいが剣を鈍らせていました。
人を殺める躊躇いを消すため無感情になるのではなく、感情は持ったまま人を殺める覚悟を決めた者の方がより強くなれる。
本作の魅力は、人のために強くなる覚悟を決めた二人の内面の成長物語にもあると思ってます。{/netabare}
リタ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
鮮やかで残酷なアニメってけっこうあったように思う。
鮮やかでただただ美しいだけじゃ飽きてしまうから、美と残酷をかけ合わせて
ショッキングなものにしたらわりと食いつくって感じの。
このアニメもそうなんだけど、目的や背景がしっかり描かれているから
ただの美しい殺し合いで終わらず、没入もできる。
二期決定してるようだし、あの気になる終わり方もなかなか良かったと思う。
戦闘が多いので好き嫌いはあるかも知れないけど、例えば主人公が気になったら
今後の展開は読めないだろうしきっと楽しみで待ち遠しいかも。
◯作画
美麗。戦闘シーン多め。得体の知れないモンスターのインパクト高め
◯声
全体的に安定してる。インパクトある声は少なめ?
◯ストーリー
すっきりしたシンプルで無駄が少ないお話
誰か さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
やまげん さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作は読んでいない
テンポよく少しずつ明らかにされていく島の謎、気合いの入った戦闘シーン、タイミングよく適度に入るキャラの過去回想、キャラの退場など、飽きさせない展開の物語だった。特に戦闘シーンの作画はよかった
{netabare}死罪人のうち何人かは、けっこう凝ったキャラクターデザインだったのに担当声優がつくこともなく退場していて驚いた。作者は生かしたかったのだろうが、編集から「キャラが多すぎる」的なことを言われて削ったのだろうと推測{/netabare}
OPは曲も映像もかっこよかった
展開がかなり早い気がするが、原作が13巻しかないので、きっと2期で最後までアニメ化するのだろう。結末が気になる
イチゴン さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
原作は未読。
最初に、火あぶりの刑の詳細な、というかマニアックな描写(グロいものではない)があって、そこから見始めた。
ある種のファンタジーであり、異世界ものでもある。深夜にくつろいで観るのにぴったりだった。
この作品はかなり評価されているようなので、2期が始まることを期待し楽しみにしています。
あんまり、集中しなくても、のんびり眺める感じで楽しめます。
hidehide さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
総じてカラフル、ですね。血も、花も…
にしても、
OP、ED、声優さん、と豪華な面々です。
(諏訪部さん、
複数なので、ギャラは人数分なのでしょうか(笑))
画眉丸が本当は『何』なのか、
山田浅ェ門佐切の『気(氣 タオ)』について、
ユズリハ、の『幻術なのでは?』…の言葉と真実、
そして、
島から脱出できるのか…
気になりますね。
続きが楽しみです
1点だけ…
12話、敵地のど真ん中で休憩とか…
llil さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ninin さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作未読 全12話
江戸時代の後期、最強と言われた忍の画眉丸が捕らえられ死罪とされていました。ある島より「不老不死の仙薬」を持ち帰れば無罪放免となることを打ち首執行人・山田浅ェ門佐切に告げられる。ある目的のために仙薬を探すことを選びます。他にも無罪放免を求める死罪人たちや1人死罪人に1人ずつ同行する山田一門と、美しく見える島ではあるが化け物たちの住む島で、仙薬を巡る戦いが行われるお話です。
死罪人同士の殺し合い、島の中の化け物との戦いはかなり残酷な表現となっておりますので、苦手な方は観ない方がいいかもしれません。
また、この島の鍵を握るような人や化け物も出てきて、死罪人たちで共闘を組んで化け物たちに対峙したりとだんだん複雑になっていきます。
それぞれ個人個人の思いも描かれていますので、少し感情移入してしまいますね。
そしてこの島のことや化け物たちの謎も少しずつ分かるようになってきたところで終わっています。
仙薬は本当にあるのか、だれがその仙薬を持って帰ることができるのか、そもそも誰が生き残ることができるのか、持って帰った先は本当に無罪放免になるか、色々と謎だらけのお話なので続きが楽しみです。
2期が夏期に放送が決定しましたので、今回の色々な伏線が回収されることを楽しみしています。(2期じゃ終わらない感じですがw)
OPはmillennium parade × 椎名林檎さん、EDはUruさんが歌っています。
最後に、化け物ですがデザインや動きが結構気持ち悪かったですねw
ヤマナ さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ストーリーはあまり濃いくないけど、程よく心理描写みたいなのはあり
深く考えず綺麗な絵や迫力のあるバトルに集中でき良かった。
色鮮やかで不気味な雰囲気の世界観、迫力のあるバトルシーン、特徴的で商品化しやすそうなキャラデザ、ストレスなく見れこのキャラかっこいいとかも思えた。
ちなみに士遠がお気に入り。
主題歌も豪華で疾走感があり雰囲気にもあっててよかった。
複雑なストーリーや感動的なお話でなく爽快感のある王道バトルアニメが好きな人におすすめ。
狐s さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:今観てる
最近、時代物がすごく多いが時代物については物語よりもキャラ重視が多い気がする中、フィクションとノンフィクションが入り混じりどう展開されていくかがすごく気になる作品
期待
→
→
13話
最初あまり期待していなかっただけに評価高め
ただ2クール目も期待が持てる
ダーク&シュール的な作風でもあるがそこはアニメ的な作画であったがタグ的にも映像美といってもいいと思える
早く次が見たい
うにゃ@ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ジャンプ作品だけど死の美学の多いサバイバル物でジャンプっぽくないなぁという感想。ジャンプ+だからかな?
人が死ぬ展開が多いのは当たり前の時代劇作品なのだが、基本的に各キャラ背景の物語を綴る死の美学展開が多い。
山田浅ェ門と罪人たちのバディだが、わりと重要そうなキャラがあっさり退場してしまったりとジャンプっぽくなく、緊張感あって個人的に好きな展開。
バディーグループが合流したり離れたり、欠けたりと忙しいが、その分、展開もキャラも深みを増していくので面白い。
蓬莱に入り展開が駆け足になり、タオ(気功)が解明され、天仙が不死が不死じゃなくなってしまい絶望展開に活路を見出すところ、足を引っ張り気味の佐切の急成長等、魅入られる展開多かった。
流石MAPPA、背景美術もとても綺麗で戦闘シーンむよく動く。声優ももちろん力が入ってるなぁというのがよくわかる。
2期も期待。
均衡を保つことが中道の認識だったので弱さを受け入れることが中道というのが個人的に中道とは何ぞや?となってしまった。
100点中82点
-Cha sMIN- さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
人にすすめられるかと言えば
グロいですし、惨殺物ですので
ひかえますが
1話目から
ツボに入りました
サンカ のお話は心に刺さり...
視聴をすすめるにつれ
先が楽しみになりました
この先は必ず
描かれるのであろうという
終わり方でしたので
二期決定の記載をみつけて
ほっとしています
CiRk さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
{netabare}
最初の方は春アニメトップクラスに面白かったけど、後半で失速したかなぁと言う印象がかなり強い作品。
最初の方の面白さでこの評価だけど、後半クールはたぶん酷評になりそう。
序盤の方の内容。
罪人が集められ、未知の島で自分の命のために仙薬を求めるという実質的に言えばバトロワものではあるけれど、メイドインアビスを思い出すような島の異質さや、島で起こる数々の現象は興味の引き立てられる設定で良かったと思う。
一見自然あふれる世界に巨大な仏像が現れたり、奇妙な昆虫の大量発生だったり、不気味さを引き立てるのが上手い作品だった。
メインっぽいキャラでも死んでいく容赦なさや、異様に強い敵の存在などで常に緊張感があるのも良かった。
ただ、敵の正体が知れてからはその不気味さはなくなっていつものジャンプっぽい展開になってしまって拍子抜けだった。
7人だったかな?の強敵が島で起こる現象を掌握している時点で独特な世界観の底が見えてしまった。
それで、その7人を倒せば一旦どうにかなるということも分かってしまい、ここからは普通の戦闘アニメなんだろうなって思う。
他の罪人が味方とは限らないという緊張感も良かったのだけど、もうほぼ全員協力ムードでそこもなんかなぁといった感じ。
まあ、鬼滅の刃とかも好きだし、こういう普通の戦闘アニメでもある程度は楽しめるとは思うけど、期待外れ感は大きい。
他に気になったのはテンポの悪さ。
ペアが切り替わるごとにそのキャラの過去回想を一話丸々かけてやるのはどうなのって感じ。回想が多すぎてはよ話進めろやって言いたくなる。
このアニメの場合ペアごとで独立して話が進んでいるから尚更。
その回で初めてスポットが当たったキャラの過去回想をいきなりされても感情移入しきれない。
OPはかなり微妙だけど、EDは名曲だと思う。
割とボロクソ書いてしまったけど、期待外れなだけで面白い部類であることは間違いない。
私的評価:58点
私的ベスト回:2話
↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆6
クソOP 死にたくても死ねない的な? 痛そう。痛みも感じないのか。
異世界に転生か。
2話 ☆8
上昇負荷か? こいつら処刑囚だしな。デスゲームが。茶風林。
3話 ☆8
アビスの呪い。こいつは普通の罪人なんかよ。
罪人との戦いばかりになりそう。さすが罪人の思考。
こいつ負けることなくね。死亡フラグ立ってますよ。
こいつも例に漏れず悪人か。情ありまくりで草。いい最終回だった。
判断が速い。主人公ってこの化け物にやられても無事なんだろうか。
4話 ☆8
進撃の巨人。ちゃんと仲良いペアもあるんやな。弟ももっと仕事しろ。
5話 ☆7
巨人じゃん。女性の武士ってこの時代マジで異質だろうな。
こいつ死にそう。あっ…。
6話 ☆8
こいつ人間なのかよw けど死なないじゃん主人公。
こいつの掘り下げいる? 成仏。迷家。エッッッッ
7話 ☆7
この2人あっさり死ぬじゃん。いや死んでないやんwちゃんと殺せよ。
8話 ☆5
師匠死亡フラグ立ってそう。知ってた。お前が死ぬんかよ。
こいつ掘り下げしてるけど助かるんか? 回想の回想やめろ。
過去エピソードのせいでテンポ悪くね?
しかもそれぞれのキャラの話が全く繋がってないからなぁ。
印象薄いキャラの死亡シーンだけやられてもな。地獄楽1周休みか。
9話 ☆8
画眉丸が不死身なのもこの島と関係ありそうだな。
これ画眉丸1人でよくね? 相手もちゃんとした人型なのかよ。
始末甘すぎて草。戦闘アニメなんか結局。
これ最終回確実に変なとこで終わるな。
10話 ☆6
極上だ...。付き添いはこのルール違反のたくらみに同調してていいんか。
始末ガバガバで草。
11話 ☆5
始末がガバガバなせいで...。異能ゲットしてて草。
再生するなら緊張感がないw そんな切り合って大丈夫なんか?
いきなり強くなったなw けどこれ主人公以外強くなれなそうな。
ちゃんと答えてあげるの草。
12話 ☆6
まあ仙薬とか無いだろうなw すっかり異能バトルになってしまったな。
こんな強い奴らを捕まえた人は何者なのw 鬼滅やん。
タオなんでもありだな。復活展開あると思ったけど普通に倒したな。
回想がテンポ悪い。急に死んで草。ハナガサイタヨ
13話 ☆7
すっかり戦闘アニメだな、お前死ぬのか?
ええ、妻いない可能性もあるのか。これは、山田が妻になるしかない。
曲評価(好み)
OP「W〇RK」☆3
ED「紙一重」☆9
{/netabare}
{/netabare}
よこちゃん さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
漫画好きの知り合いが面白いって言ってたな、へー連載は終了してるのか、全13巻127話、ちょっと短めだなと視聴。めーっちゃ面白いです、このクール大豊作なんで見逃すとこでした知り合いに感謝(^^)
THEジャンプのバトルもの。いくつになっても楽しいです。侍の処刑人と罪人のバディ設定いいですね、そしてキャラ多めですがさっさと退場させて話がスピーディで、余計な引き延ばしがない、風呂敷をひろがせすぎず上手く畳んでる、そうかそれで13巻で完結してるのかと納得。
作画は良いでしょうMAPPAにしてはとか関係なく。幻想的な色づかい、よく動く白熱の戦闘シーン、これで作画イマイチって言ったら可哀想ですわ。観る方によるでしょうが、私はただ血しぶきや殺され方や特にグロくなかったですね。逆にその出血で回復速いなとツッコむくらい。あとエロの部分も抽象的に描いてエロスって感じですかね少年誌レベルですよ。
声優さんも大勢いますし男性声優さんあまり興味なくて(すみません)詳しくないですが、皆さん良かったですよ。特に諏訪部さんはさすが強キャラ役が合っててカッコいいです。そして興味がある(^^;女性声優さんですが、やはり花守ゆみりは上手い女性として負けたくない感ひしひし伝わってきました。推しのりえりーは露出度高い見た目のテンション高めクノイチで、カッコ可愛いです。
OPが映像と曲が素晴らしく久々神レベルですね。もうすぐ椎名林檎って気づいて、キターってなりましたしKing Gnuのメンバーさんもイケてます。
それでEDはせつない曲持ってくる所がまた上手いですね。Uruの「紙一重」良い曲ですよ。
かなり高評価なんで激しくお勧めしますね。パクりとか言ってる方もいますが似てる部分があるだけ。限られた場所での生き残りバトルだからパクりとか、じゃあ密室殺人もパクりになりますよね。そう言うジャンルとして見れないのは損だと思います。なんか波動拳がかめはめ波のパクりとか言い出しそうですね。
少し脱線しましたが2期も決定しましたし、完結までアニメでやってくれたら嬉しいです。
2023年10月3日
まだ初心者 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
{netabare} 鬼滅の刃と呪術廻戦と進撃の巨人 {/netabare}を混ぜたような内容でしたがめちゃくちゃ面白かったです。
{netabare} 重要そうなキャラがすぐ死ぬので常に緊張感があって見応えありました。このキャラいきなり死ぬんじゃないかなーとハラハラしながら見てました。 {/netabare}
2期も見ます。
ポリゴン@Radio さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
これまた面白かったね!
主人公が最強タイプでかっこいい!
危険な島の中で謎の存在を相手に生き残るために戦っていく!
次シーズンが気になる!!
ハニワピンコ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
徳寿丸 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
にゃん^^ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
BLEU62 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
良いとおもうのだが鬼滅のように人気がないのが残念。
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
この作品の原作は未読です。
レビューを書くためにwikiをチラ見して知ったのですが、原作は全13巻全127話で完結しているそうです。
こういう作品がアニメ化されるのって嬉しいですよね。
だって、物語のラストまでアニメ化される可能性が飛躍的に向上すると思うから…
商業的に連載途中でアニメ化される作品が大多数を占めており、それ自身は決して悪い事ではないと思いますが、往々にして原作の途中までアニメ化されてその後プッツリ…
という作品もきっと同じくらい多いと思います。
ラストまでアニメ化して欲しい作品って、きっと挙げたら絶対キリが無いと思います。
これって、とっても勿体ないと思うのですが、それは私だけでしょうか…?
時は江戸時代末期。
抜け忍として囚われ死罪人となった元・石隠れ最強の忍“画眉丸”は、
極楽浄土と噂される島から「不老不死の仙薬」を持ち帰れば
無罪放免となれることを告げられる。
画眉丸は最愛の妻と再会するため、打ち首執行人“山田浅ェ門佐切”とともに
仙薬があるという島へ向かうことに。
島に上陸した画眉丸と佐切に立ち塞がったのは、同じく仙薬を求める死罪人たち。
そして、島に潜む未知の生物、人工的で不気味な石像、島を統べる仙人たち……
謎多き島で、果たして画眉丸は仙薬を見つけ出し、
生きて帰ることが出来るのか——!?
公式HPの序章を引用させて頂きました。
完走して振り返って思う事…
総じてクオリティの高い作品だったと思います。
作画良し、動き良し、そして物語良しと3拍子揃った優等生的作品です。
アニメーション制作はMAPPAさんと聞いて、このクオリティも納得…
因みに制作はツインエンジンさんで制作委員会方式は採っていないようでした。
最近では珍しいのではないでしょうか。
それだけ自信作…ということの裏返しなのでしょう。
実際相当に面白かったですし…
それに設定が面白いですよね。
物語を紡ぐのは罪人…
しかも命令を遂行したら無罪放免が約束されるとしたら、多少の危険を冒してでも命令を遂行したくなるのも分かります。
しかも、一度その無人島に入ったら単独で脱出するのが難しい場所だったら
罪人に逃げられることもありません。
ただし、それは島から「不老不死の仙薬」を持ち帰れば…のお話ですけれど。
ですが、やはりそんな美味しい話が早々転がっている訳ありませんよね。
島に上陸した途端、一行を歓迎してくれたのは凡そ異形のモノたち…
そしてこれまでの常識が通用しない場所でもありました。
そして、一瞬の油断が命を左右するこの状況は、ヒトの本心を曝け出すんです。
本人ですら自覚症状の無い言動が無意識に出てきたり…
この作品の主人公である画眉丸は、自分には心が無いと言っていました。
自分の心はたった一人の方を向いていると…
ですが、ゆみりん演じる佐切や、ココちゃん演じるメイと接するうちに色々な側面が見えてくるから不思議です。
もちろん、その側面は一朝一夕で得られるものではありません。
これまでの生き方そのもので彼が変わってしまったのか、それとも忍びとして小さいころから植え付けられたものなのかは分かりません。
ですが、早々に第2期の制作が発表されました。
原作も完結しているとの事なので、この辺りの顛末を明らかになっていくことでしょう。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
オープニングテーマは、millennium parade × 椎名林檎さんによる「W●RK」
エンディングテーマは、Uruさんによる「紙一重」
オープニングテーマがヤバいくらい格好良いです。
この楽曲もきっと2023年春アニメアニソンBEST10に名前を連ねることでしょう。
1クール全12話の物語でした。
ゆみりんやりえりーを始めとする声優さんによる相乗効果もあると思いますが、毎週の視聴が楽しみで、メッチャ堪能させて貰いました。
続編の情報を首を長くして待っていますね^^
のび太 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ+』に掲載された漫画作品が原作です。
江戸時代末期、忍者衆石隠れの里の筆頭だった画眉丸。
里を抜ける決心をしたが里の罠にはめられ、捕らえられたうえ死罪を言い渡される。
しかし驚異的な体術によって、あらゆる刑の執行でも死ななかった。
ついに、打ち首執行人の山田浅ェ門が刑を執行することになるが...
この作品は一見、時代劇のように見えるけど、中身は剣と魔法のファンタジーですw
集められた死罪人や、山田家の侍たちは、もはや異能力者ですw
敵勢力も明らかに人外だし(植物系?)。
ストーリーは、全滅エンドもありそうな、緊迫感漂うサバイバルで、まさに江戸時代剣と魔法のファンタジーです。
ファンタジーといえば、中世ヨーロッパ風の世界が主流ですが、こういうのもありですね。
2期制作も決定したみたいで、続きが楽しみな作品の一つです。
キャポックちゃん さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
不老不死の仙薬を持ち帰れば無罪放免との約定の下、生きて戻った人のいない神仙境に、最悪の罪を犯した死罪人と、監視役となる打ち首執行人のペア10組が送り込まれる。彼らを待っていたのは、生き物とは思えない異形のモンスターと、美しい人間の姿をした不死の天仙たちだった…
冒頭から斬首シーンや死体の山が描かれ、いかにも刺激の強い作品だが、変に扇情的(感覚的な情欲を煽る)なのではなく、人間の業の深さを感じさせ意外なほどエモーショナル(情動的、心を強く揺さぶる)である。激しいバトルをメインとするアニメの場合、登場人物を類型化して誰と誰がどんな闘いをしているかをわかりやすくするケースが多いのに対して、本アニメは、キャラ設定が複雑で一筋縄でいかない。そこがまた、アニメの見巧者には魅力的である。
中でも主役の二人、サギリとガビマルは、人生経験を重ねるにつれて少しずつ変化する重層的な人物造形が施されていて、興味深い(他の登場人物では、ユズリハとシオンに興味を覚えたが、主役の二人に比べるとやや類型的だ)。
サギリは、処刑を担当する職能集団に生まれ、その技を極限まで磨いたものの、女性であるが故に冷遇される。幼少時から間近に存在する「死」に関心を抱きながら、斬首に専念する生き方に疑念を覚えたせいか、登場してしばらくは、内省的なあまり無感情に見える。そんな彼女が、神仙境でのさまざまな体験を経て、心の奥底に秘めていた情念を表出するようになる過程が、感動的だ。
サギリの技量は高度であっても打ち首に特化されたもので、実戦的でない。首を前に差し出していないと最高の剣技が発揮できない(第6話)し、寸止めはできても不意打ちに弱い(第3話)。剣戟に破れて組み伏されながら、相手がとどめを刺せないでいると、無防備に身を起こして「それは弱さじゃない、強さの種よ」と諭し始める(第3話)。彼女が、いかに刑場での作法を重視する生き方をしてきたかがわかる(他者の内面を忖度せず周囲への配慮に欠ける点は、他の執行人も同様である)。
そのようにして形成された人格の故に、第1話のサギリはまるで無表情だったが、第2話の終盤で最初の感情解放が起きる。「気が重いんだよ、これから背負うものを考えたら」と言いながら圧倒的な強さで殺しまくるガビマルの姿を見て、自分に足りないのが「殺しを恐れぬ強さ」ではなく「殺した命を背負う覚悟」だったと気づき、涙を流したのである。
その後の彼女は、段階的に感情を表に出すようになっていく。{netabare}第3話の冒頭では、神仙境の草花が幻想的だと素直に(と言うか呑気に)驚く。ガビマルが彼女の体調を気遣ったり(第5話)妻の美しさを語ったり(第7話)すると、見ていてちょっと滑稽なほど面食らう。まるで、はじめて心を開いた少女のようだ。{/netabare}
こうしたサギリの変化は、的確な作画によって描出されている。かなり力量のあるアニメーターが担当したのだろう、身体描写を通じての内面表現が見事だが、中でも目の描き方がうまい。一人語りの際のアップでは、モナリザのように左右の視線がわずかに異なる方向を向いており、表情に深みが生まれる。
声優(花守ゆみり)もすばらしい。当初は低めの声であまり抑揚を付けなかったが、しだいに微妙な表情を持たせ始める。最近の声優は、ひとたびキャラ固有の声色を決めると最後まで変えない傾向にあるが、サギリのように成長するキャラの場合は、細かく調節するのが適切である。
サギリがどんな風に描かれているかをじっくりと眺めると、日本アニメの最良の部分を味わうことができる。
もう一人の主役であるガビマルは、サギリほどわかりやすくない。強圧的支配によって彼本来の性格が大きくゆがめられた上、超人的な身体能力によってあまりに多くの人を殺めてきたため、さまざまなパーソナリティが入り交じった、単純な理解を拒む人間になった。視聴者にとっても、他の登場人物にとっても。
サギリの感情解放は、主にガビマルに対する共感を通じて実現される。それだけに、最終回で{netabare}ユズリハがガビマルに関してある疑問を呈したとき、サギリは異様なくらい動揺する。彼女の混乱した姿を目の当たりにしたとき、私はどうしようもなく胸が苦しくて堪らなかった。{/netabare}第2期の制作が決まっているが、見るのが怖い。
みのるし さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
なんかOPがやたらかっこええな!歌もかっこええな!
…とゆーことで見始めました。
なのでこれがどんな話で何に連載されてて原作がどれくらい人気があるのかとか一切知らずに見始めたとゆうこってす。
3話くらいまでは流し見ですわ。
ふんふん。時代は江戸末期。死罪人とそれのお目付け役の斬首担当役人とのバディもの。いいねぇ。
幕府の勅命で不老不死の薬を持ち帰れば無罪放免とか。
おお。犯罪者を先遣突撃隊として敵地へ突っ込ませるワグネルみたいな(ちょっと違う)。
ほいでもって見続けてるとこりゃなんだと。
めちゃおもろいやんか!
いやもうそおゆうアレじゃ全然ないかったですわ。
もっと深かったですわ。このハナシ。なんつーかこう哲学的な何かがあるような。
人の生き死にをさまざまな方向から捉えてその考え方を出演しているキャラクターに表現させていくのですが、これが実に面白い。
どれも正解じゃないしまた間違ってもない。
自分の考え方はこうだと結論付けている者もいれば、迷っている者もいる。
すんげえ強いのにあっさり死んじゃうやつもいれば、あの手この手でしぶとく生き抜くやつもいる。
こんなにバリエーション豊富なキャラ達がわんさと出演してるのに話として全然とっ散らかってなく、生きるとか死ぬとかの一点に絞った目的で各キャラがしのぎを削るとゆうですね。
そのおかげか一見謎とかも多くてわけわからん風でいつつもテーマがより際立っててハナシの筋道がすごいわかりやすい。
後半は宗教観も含めたより深いところまでハナシのテーマに加えてきてですね。おおこれはすごい面白い。
加えて大迫力のアクションシーン。
これも文句なし。
こおゆうアニメを作らせたら日本はやっぱり世界一だ。
ひさしぶりに難しいテーマを扱った最高のエンタメ作品だったなととりあえずは感じております。
13話最終回。これからって時にハナシ終わっちゃった感もありますので2期楽しみです。
これは期待できそうですなー!!
腐った牛乳侍 さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
グロとか不気味なシーン多くてわりと見るのに勇気いるけど面白い。主人公達の生き様を描いたシナリオやこの作品における謎要素が視聴意欲をそそられるのもポイントが高く、見ていて引き込まれるような感じがする。
戦闘シーンの作画はMAPPAクオリティ。バトルがどうも盛り上がらんのがイマイチだが悪くない。良くも悪くも現在は前ふりなのか気になるが、2期に期待してる。
たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
Mi-24 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
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時は江戸時代末期。 抜け忍として囚われ死罪人となった元・石隠れ最強の忍“画眉丸”は、極楽浄土と噂される島から「不老不死の仙薬」を持ち帰れば無罪放免となれることを告げられる。 画眉丸は最愛の妻と再会するため、打ち首執行人“山田浅ェ門佐切”とともに仙薬があるという島へ向かうことに。 島に上陸した画眉丸と佐切に立ち塞がったのは、同じく仙薬を求める死罪人たち。そして、島に潜む未知の生物、人工的で不気味な石像、島を統べる仙人たち...... 謎多き島で、果たして画眉丸は仙薬を見つけ出し、生きて帰ることが出来るのか——!?
(TVアニメ動画『地獄楽』のwikipedia・公式サイト等参照)
原作:賀来ゆうじ
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