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「精霊幻想記(TVアニメ動画)」

総合得点
69.2
感想・評価
327
棚に入れた
1026
ランキング
1905
★★★★☆ 3.2 (327)
物語
3.1
作画
3.2
声優
3.4
音楽
3.2
キャラ
3.3

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精霊幻想記の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

時間経過、とは

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
異世界転生なろう系の、一般的な枠内に収まっている作品だと思います。なんだか色々とテンプレでした。

バトルに恋愛がメインであり、ややダークな要素もあり、設定としては悪くなかったと思いますが、作画がへたってたのと、なんかやたらに説明くさいセリフ回しのせいで、安っぽくなってた印象です。評価は☆2に近い☆3って感じですね(序盤は良かったので)。

レビューでは、作中に見られた時間経過について。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
これだけ、1クールの尺の中で(早送り、もしくはその間を描かない)時間経過がある作品も珍しいのかなって思います。

精霊の民の森で1年、カラスキ王国で1年だったかな。

個人的には、作中で時間経過があるのって好意的に捉えることが多くて、それは、その過ぎた時間の中で「重み」や「成長」を感じられるから。ONE PIECEとかもそうだったしね。

ただ、ONE PIECEの場合、「2年の修行で全キャラパワーアップ」と「2年たっても変わらぬ思いや関係性」を表現するための時間経過であり、再会を楽しく劇的に表現したために、なかなか効果的だったと思う(まあ、尾田さんが家族サービスするための休み期間という側面もあるけどw)。

とはいえ、100巻続く漫画の中で2年と、1クール12話の中で2年だからね。

本作の時間経過の意味は、精霊の民の森での1年は、「ラティーファがサラ、オーフィア、アルマと家族になるまでの時間」という意味では価値があったと思うし、旅を止めてまでそれに付き合うリオにも好感がもてました。

ただ、カラスキ王国での時間は、必要だったのかな? 色々考えても、しっくりくる理由が見当たらなくて。

ということで一勝一敗というか、まあ、時間経過の効果を考えるには良い素材になったかもしれない。

アニメとしては、1話目のスタートは丁寧な描写の中で分かりやすかったし、リオが少年時代の方が見応えがありました。あのまま学園モノでも良かったくらいに。

最終話は残念すぎて笑えました。クソ安っぽい展開に、言い訳がましいダラダラとした念話。崩壊した作画でのバトル。ビックリするくらい中途半端な終わりかた。急展開のCパート。

最近見た最終回でもだいぶヒドイ方だったと思います。

(もしやるなら)2期はおそらく三角関係メインでしょうね。ぜひ、作画は普通レベルくらいでやってほしいですね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
すげぇリアルな事故シーンだな。転生モノのテンプレートながら、丁寧な作り。

2話目 ☆3
両方の記憶がある系。イケメン(笑) 

3話目 ☆2
崖落ちるとこの作画、ヤバいな。バトル全体、酷いな。

4話目 ☆3
ロリキャラ、味方になったな。

5話目 ☆3
亜人族達の、人間族に対する手のひらの返し方が、ちょいと気持ち悪いな。精霊の話を聞いた後なら分かるけれど。半年以上の時間経過か。

6話目 ☆3
ナウシカ戦法(笑) ワイバーンを素手でボコす。装備その他、パワーアップ。

7話目 ☆3
いきなり着いたな。ウルトラあっさり祖母に会うかい。そして余裕のハーレム。トラウマからのダークモード。

8話目 ☆3
祖父母、人間できすぎだろ。作画はかなりやばいね。

9話目 ☆2
何年経ちました、だけだからな、実質。んで、何したいか不明だな。

10話目 ☆2
面白い部分が見当たらないな。

11話目 ☆


12話目 ☆1
そこでダラダラと念話をするから、説明臭くて美化しすぎてつまんなくなる。やたら中途半端な最終回だし。Cパートの雑さは、ヤバイな(笑)
{/netabare}

投稿 : 2021/09/25
閲覧 : 318
サンキュー:

20

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

SAOみたいな量産アニメの予感

1クール12話

よくある異世界転生の主人公最強でモテモテ。
異世界ものが好きな方は見られるのではと思いますが、
すごく面白いという感じはしませんでした。

最終話の終わらせ方も、
あからさまに続きが「続きが気になるでしょ?」
みたいな終わらせ方で私はあまり好きではありません。
興行的というかなんというか。

名作と言われるアニメは、
しっかり伏線回収して完結できるから名作なのではと最近思います。

投稿 : 2021/09/24
閲覧 : 185
サンキュー:

2

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

異世界キリト

原作未読 全12話

現代で事故に遭い、転生して記憶を取り戻しその国で蔑まれそして旅に出て色々な人と出会っていくお話です。

現代から時代が逆行しているような世界、古いヨーロッパような風景もあり日本ようなの風景など統一性はありません。

初めから転生前の記憶があるのではなく、徐々に記憶が蘇っている感じでしたね。

たくさんの女の子が出てきます。カッコイイ主人公はモテモテでしたw

お話は主人公がだんだん強くなって、ある人を助けて終わります。

これからという感じで終わっていますが、最後のCパートは何というか唐突に入れてきましたねw

何とも言えない作品でした。

OPは高野麻里佳さん、EDは大西亜玖璃さんが歌っています。

最後に、主人公役がSAOキリト役の松岡さんで話し方もキリトに似ていたのでSAOぽい感じがしましたw 次回予告も似ていましたねw

投稿 : 2021/09/24
閲覧 : 280
サンキュー:

16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

前世と現世が交錯する――異世界転生ファンタジー

この作品の原作は未読です。
主人公のCVが松岡さんで、藤田茜さん、桑原由気さん、楠木ともりさん、原田彩楓さん、鈴代紗弓さん、本渡楓さん、金子彩花さん、奈央ぼう、西明日香さんという強力な布陣を見たら気にもなりますよね^^


前世と現世が交錯——二つの記憶を持つ少年が運命に立ち向かう!!

幼い頃、母を殺され孤児となったリオはスラム街で必死に生きていた。

ある日、幼馴染との再会を夢見て事故死した
《天川春人の記憶》と《強大な魔力》がリオの中で覚醒し、
剣と魔法の異世界に転生していたのだと気づく。

さらに、偶然出くわした王女誘拐事件の解決に貢献したことで、
貴族の子女が集う名門学院に入学することに……。

階級社会の最底辺から這い上がるリオは、
出会いと別れを重ねながら過酷な運命を打ち砕いてゆく。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して思うこと…
まず松岡さんの演技…まんまSAOのキリトの様に思えたのは私だけでしょうか^^;?
別に嫌な訳じゃありませんでしたが、気になってしまいました。

キリトに思えたもう一つの理由…
この作品もリオを中心としたハーレム構成がちゃんと出来上がっていたこと…
旅先で立ち寄ったところの美少女を次々と陥れていくところなんでそっくりじゃありませんか。
リオにその気がないのに、いつの間にかその構図が出来上がっているところとか、羨ましい限りなんですけどっ…

この作品はどのヒロインを推して視聴するかで評価が変わりそうなんですけど、今回はそれぞれのキャラがそこまで深掘りされませんでしたね。
もう少し尺をとってそれぞれのヒロインを掘り下げていくと、もっと違った魅力が見えてきそうですね^^

wikiをチラ見して知りましたが、本作品のメインヒロインは藤田茜さん演じるセリア・クレール、楠木ともりさん演じるラティーファ、そして原田彩楓さん演じる綾瀬 美春の3人なんだそうです。
綾瀬 美春は最終話で少し顔を見せただけですので、主人公争奪戦は未だ序盤といったところなんでしょうね。

そう言えば友人も言っていましたが、最終話の終わり方がムッチャ気になる感じでしたよね。
東京リベンジャーズの終わり方とそっくりではありませんか…
巷の噂によると東京リベンジャーズの2期は可能性が高いとのことでしたが、ネットをググってみると続編の可能性が結構高いと記載されている記事をいくつか目にすることができました。
そうですよね…ここじゃ終われないですよね。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、高野麻里佳さんによる「New story」
エンディングテーマは、大西亜玖璃さんによる「Elder flower」
どちらも通勤中に聞いている楽曲です。
個人的にはオープニングのC/Wの「さよなら星空」も大好きな楽曲でした。

1クール全12話の物語でした。
個人的には毎週の視聴を楽しみにしていた作品でした。
続編制作の発表を楽しみに待ちたいと思います。
しっかり堪能させて貰いました!

投稿 : 2021/09/23
閲覧 : 317
サンキュー:

14

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

松岡テンプレート

漫画は、コミックファイア(ホビージャパン)で無料全話公開されていたけど、
アニメ化するメリットあったのかな?と。

最近、リニューアルで、競合他社と同じく途中からポイント購入に変わったけど。

松岡さんがよく主演しているテンプレートなアニメです。
黒髪、黒ずくめ、ハーレム

主人公:春人 あっち:和人
名前捻ろうね…剣術もやっていたって、これもね…
戸松さんも出てますねw

{netabare}
話の基本は、親を殺したルシウスへの復讐劇なんだろうけど、
主人公が、さる国の王女の息子とか、設定モリモリ、ハーレムも入れ、
ごちゃ混ぜ感半端なくなっているから、観ていて着いていけなくなる印象。
{/netabare}

投稿 : 2021/09/23
閲覧 : 186
サンキュー:

3

ネタバレ

まーたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

セリア先生可愛い✌(´>ω<`)✌

精霊幻想記 全12話 感想

#01~#03
ハルトがリオになって前世の記憶持ってるみたい。(ワルブレかな?)んで孤児だったリオなんだけどなんやかんやで姫様救って学園に通うことになった。孤児だからみんなから忌み嫌われた。んでセリア先生との個人授業があるみたい。
学園の試験でリオはクラスのみんなにハメられて学園を去ることになったところで終わり。(ざっくり説明しすぎ)

#04~#06
ラティーファとの出会いと精霊の民の話。ラティーファ可愛すぎ😏
#07~#09
両親の故郷のヤグモ地方に行く話。正直あんまりここおもろなかった。

#10
アイシアが精霊として姿を現した話。可愛いけど桑原由気の演技がありふれたのユエにしか聴こえん🙄

#11#12
いよいよクライマックス。学園に入る前にリオに拷問をしてたシャルルとセリア先生の結婚の話。正直あそこでシャルル倒して欲しかった。雑魚だし。
美春とほか2人が転生した所で終わったけど2期あるよね😅?

総評
正直観る前ありふれたとかチートマジシャンとかみたいにクソアニメかと思ってたけどこれは違ったと思う。普通におもろかったと思う。

投稿 : 2021/09/23
閲覧 : 194
サンキュー:

7

Dave さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

バスから始まるオムニバス

第一印象はよくある量産型異世界テンプレもの。途中、やや面白みが出てきたかと思ったけれど、なんだか急に別のストーリーが始まって、使い捨てヒロインが週替わりで出てきて…まったくキャラクターに思い入れを持てることもなく、オムニバスのようにコロコロ展開していきます。

共通しているのはDTドリームの顕現ともいえるハーレム展開と、DT専用の微エロ。無駄にたくさんキャラクター出しても、さしたるエピソードもなく誰が誰か覚えていられないし、どんどん水増しして味が薄くなっている感じ。後半は万能精霊とか出てきちゃって、もはやドラえもん状態。もうムチャクチャ。なんの制限もなく、何でもチートでできてしまったらストーリーにならないって、どうしてわからないんでしょうか。もはやこの作品がどうやって始まったのかなんて、誰も覚えてないんじゃないでしょうか。

結局、第一印象はアテにできるってことを証明しただけでした。
-----------------------------------
で、なんとか完走。

しかし、どんどん酷くなっていきましたね。最後の方はリアル中学生が書いた「僕の考えたラノベ」かと思う拙さでした。人の心の機微とかまったく描かれていないし、ただイキリトが出てくるだけでアッと驚くシーンも胸アツシーンも皆無。これ、ぜったい作者DTどころか付き合ったこともないのでしょう…なぜならハーレムはいいとして、相手方のヒロインの視点は全く描かれていないから。女性がモノではなく、感情をもっていろいろと考える存在であるということを、作者は理解できていないようです。強い!ってだけで誰でも惚れるわけではないし、チートで惚れさせた後、どうするのよ??コレクションとして宝箱にしまって保存するつもりでしょうか?

最後、更にヒロインを増やして話を続けようとする意図が見えましたが、まさかこんな〇〇みたいな作品、これ以上続けませんよね??中華アニメも追い上げてきている今日、こんな作品にリソース割いている余裕はないはずです。

投稿 : 2021/09/22
閲覧 : 265
サンキュー:

4

ネタバレ

dFRjS80566 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 2.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:今観てる

厨二系アニメ

ビビッドアーミーの G123のアプリ 販促アニメ?
いい加減 ウンザリしてきた ジャンルですが
内容もウンザリ レベルで草

キャラデザ まあまあ 作画は少し低め
現代から 事故で転生 ゲップが・・(´*ω*`)

まず現実に有った 電車事故をフラッシュバック させる演出に
余り良い感情が持てず (個人見解)

転生したら スラムの 薄汚い貧民

姫を助けたのに
昭和の時代劇?(´゚д゚`)って位 理不尽な暴行を受ける
侯爵 だのなんだのと肩書きだけは 立派なクズに

迫害受け 濡れ衣着せられまくる
この点だけは同意 侯爵だのなんたらは 平民を
人的資源としか 見てないのだから

命を救われた🥺 との姫は 見てても 助けてくれず
取り巻きの 下衆も知らん振り
なら 賞金渡して お別れすれば良いのに
そうすると 話が進まないんですよね

アクション なんか雑に感じます

最近のライターの文才の無さが 顕著に出てますが
なんにでも 殺せ と使います
❰始末しろ❱ ❰片付けろ❱ 言い回しが有るのに
殺せ がお好きなようで

世には ❰言い回し❱ ❰匂わせる❱ ❰連想させる❱
と言う❰ニュアンス❱ の演出が有るのに
それらを 上手く使えない方が多いのか
ド直球 で殺せ で済ますのは 馬鹿なのか( ;´・ω・`)
と感じます

殺せ の表現が全て悪いのではなく もう少し演出として
表現が有るでしょと ラノベ系アニメでは 特に感じます

恐らく 少年期から 成長した 青年期を描く
緩急として 少年期の差別を 胸くそ展開にしてるのでしょうが
其処まで 視聴に耐える 内容なのか まだ解りません

最終回も見るか解りませんが 評価が好転するような
材料が 有るようにも 感じられず
視聴が苦痛にならなければの 一点に尽きます

私は制作とか気にしにないんですが
原作が 炎上した ホビージャパンですか
なんか ここって クソ下らねえ 下ネタアニメの原作しか
してないような 記憶違いかな σ(^_^;)?

一応指摘しときますが 前世の記憶が有りつつ ある程度成長して
いきなり前世の記憶が甦る それで訳解んないまま流される
この ゴミ演出で観てる
私の方が もっと訳が解りませんが 記憶が甦る以前はどう生活してたのと?

モブが口々に詠唱する エンチャント・フィジカル・アビリティ
ってテーブルトークRPG で聴き飽きたワードなんですが
ふっるw 
ホビージャパンは転売容疑の ある社員が
身バレする会社垢で 転売するのは努力してる人

買えなかった奴が騒いでる と事実をわざわざ ツイートで公表して
お仕事 失職したお間抜けさんですw
黙ってたら 荒稼ぎ出来たのに 本当に頭が弱くて草
自分から 楽な収入源 手放すなんてww

はい どうでも良い本題 クソ公爵なんですが
姫や一部キャラが 目をかけてる とは言え
スラム出身の 只の庶民を暗殺しようと躍起になる

展開がおかしくね? と言う違和感に
阿保貴族だから 目障り 消去論法なんでしょうが
普段から 下民扱いして こきつかってるんだ
表面上は 簡単に従属させられるだろう

3話で クソガキ スティアード が脚を怪我して
痛い痛いと 大袈裟に騒いで姫を 崖下に 突き飛ばしてる
演出見せられて 何でモブが 誰も気付いてないのか??
太鼓持ち でも裏切って
スティアードが犯人と告げれば
自分が前に出るチャンスでしょうに
脚切断ならともかく 胡散臭い
魔法で治癒が出来るのに 我慢出来ない貴族w

周囲に気を配れない 未熟者の小僧共を 危険なモンスターが
居る 山岳に出す 無能な お付きもどうかしてますね

1話で誘拐された姫を 普通に外に出しますか?
護衛が隠れて追尾してたが 暗殺者に 殺られたとかなら納得
しかし低俗ライターに その辺 描くスキルが無かった模様(´TωT`)

個人見解 作画かなり荒れてね? 制作スタッフも
ライターも 転売行為で忙しいとか?
マジ勘弁 ( ;´・ω・`)
終いには キモオタ制作アニメとか 揶揄されなければ 良いですね本当に

DMM見習いなさい しょうもない(失礼)コンテンツ多いけど
アニメには 金掛けてます 転売の粗利益 アニメにブッ込みなさい

視聴済み 11話 ウヮーオ(´゚д゚`)
予想を裏切らない 見事なキモオタ展開で草
大雑把に 亜人の集落 でワイバーン襲撃
見間違いで無ければ・・・
ワイバーンを 蹴り殺した様に見えたんですが(-公- ;)
精霊術ってスゲェー((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

故郷の和風な国に到着 一部の意匠や道具がジパング テイスト
数話掛けて リオンがその国の 王子だと判明w
なにその ご都合主義 メチャウケるんですがww
王座に着くのか?と思ったら 母の仇を探すとか ふーん・・
仇って以前に登場してたっけ🤔記憶に無いなぁ~ おかしいなぁ~(-公- ;)

飛んで11話 ロリ先生が 以前リオンを 痛め付けたクソ貴族と
政略結婚 にしては 雑魚貴族と 先生(名前知らん) その親父
の3人のみで 慎ましい会食 
アニメなのに ソーシャルディスタンスですかぁ?🤣

のっけから 雑魚貴族 親父に傀儡に慣れと
圧を掛ける もう少し洋画とか見て圧や煽りの緩急の勉強した方が
今後もアニメに携わるなら大事でっせ🤭
この制作関係者だと そんなビッグネームに携わらない??🙁
そうかもね~🤣
終盤 花嫁衣装のロリババア に側室?のオバハン達が詰め寄り
階級は 上でも私らが 上とか下らねぇ マウント取りに来る
てか 一夫多妻 の国なのかぁ

なんか王女居たよなぁ と気になってたら
王女登場 招き入れた ロリババアに文句付ける オバハン
しかし王女を待たせたら失礼との正論に 引き下がる
王女にゴマするが 二人で話をしたいと断られる
てか 役立たずの側近はどしたん? 王家が没落し
ゴミ供が 勢力を延ばしつつある 斜陽の国家 
大掃除しないと 隣国に滅ぼされますね

4年経ってるとか 適当な設定ですが
ゴミクズな 貴族の子息達も全く登場せず
まあ誰も見たくないかも知りませんが
残り1話 どう纏めるのか 解りませんが
キモオタな感じで終わりそうです

海外アニメファンも 居るのだから
駄作レーティング も付けるべきかと
駄作好きで敢えて見てくれる 海外ファンも居ますけどね~
少ない予算 限られたスタッフで 制作したって
良作は良作 駄作なのは無気力 怠慢制作だからでは?

批判に耐え兼ねた 無能スタッフの口から飛び出す
❰お前がやってみろ!❱ 的を得てるように見えて
その実 ギャランティ 発生してる時点で プロが発すれば
最低の逃げ口上ですね ならノーギャラでやれや!
と私は常に思う (お前がやってみろ!)です

最終回 冒頭 結婚式に現れる謎の白髪の男が登場
国のポンコツ精鋭を素手で叩きのめす
精鋭の兵士の筈が 1人相手に為す術無し
街中で魔術も発動し みずからの居住する街を破壊 凄い練度の精鋭だぁ🤣 
ロリババア をセリアちゃんと 親父が呼んでますが
キモいですね( ´-ω-)
愛情が伝わる より 気持ち悪いが勝ちます
ロリババアを 誘拐し ボケ揃いの兵士を撹乱する
白髪何だっけ?・・・リオン
リオンは 逃げ続け ゴミ兵士は 相変わらず 街を破壊する
あ!! Twitter の転売社員と同じく みずからの首をww
なんて・・なんて壮大な仕込みしてたんだ~脱帽しました~くるりんぱ🤣

リオンと アルフレッド だかの一騎討ち
必殺の一撃で (当たれば跡形も残らないだろう)
との 痛々しい 台詞を吐くが 当たってないのは
理解してるので 其処まで阿保では無さそう
殆ど出番の無いキャラの 俺ツエー発言は痛々しいですね

同じ様な演出で Re:ゼロ 3話での 剣聖ラインハルトの
剣技は凄まじく見えたので BGM 演出 構図
等 全ての面で 格下に感じられ
見比べると アルフレッドは ふ~ん キミって強いの?( ´-ω-)
と言う感情しか持てず・・・

次回作 有るのか知らないし 有っても観ないけどw
含み残した 訳解んない中途半端な終わりでしたね
多少評価 上げれるかと思いましたが 
リオン 無双で日本人の転移者を 救助して終わり
後発で何年も前に発表された 人気作品より劣るって
凄いです🤭

投稿 : 2021/09/21
閲覧 : 388
サンキュー:

12

ネタバレ

コタロー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

転生、最強、ハーレムアニメ

主人公最強
魔法
転生先で仇討ち
幼馴染
再開に
卒業の如く
新婦さんを強奪

なんのコッチャ!
そして
クールでカッコいいと来たもんだ!

もう少し詰めて1クルーを終えて欲しかった。
続きが無いと
寂しいな・・・

この続きはラノベで・・・
(T_T)
と言うことは無いよね!!

投稿 : 2021/09/21
閲覧 : 204
サンキュー:

3

まいむえたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

4話までは見て

最初はそこまで面白くないハズレアニメかなと思ったのですが他のレビューにもあるように3,4話頃から面白くなって来たのでそこまで見てから評価してほしいなって思った。

原作が超大作のようなのでアニメ終わったら原作読もうと思っています

投稿 : 2021/09/21
閲覧 : 230
サンキュー:

3

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

現世しがらみ系異世界転生(?)作品 → 最終回:『卒業』(笑)!?

== [下記は第5話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第5話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。

原作未読です。コミカライズ版はピッコマなどのサイトで無料でけっこう後の方(少なくともアニメ6話以降)まで読めると思います。
(私はけっこう後の方まで読んでしまいました)

異世界のスラムに転生した主人公が、早くに両親を亡くし不遇な幼少期を送りながら、王族絡みの事件に巻き込まれるというわりとありがちな物語の始まりになっています。

しかし主人公のリオは転生前の天川春人としての人生や人間関係にも未練があり、そのことが以降のストーリーにも密接に関わってくるというのは本作の特徴と言えると思います。

レビュータイトルで異世界転生の後ろに(?)付きなのは、主人公は転生なんですけどそうじゃないパターン(異世界転移など)で主人公のいる世界に現れるキャラがいるからです。とはいえ、そういうごちゃ混ぜパターンは他の作品でも使われている気がするので本作のみが特殊ということではないと思います。

取りあえず第1話のバス事故は以後のストーリーの伏線になっているので、後の方の話数を観てから見直すと何か発見があるかもしれません。

本作は、たぶん最終話まで観る予定です。
== [第5話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2021.9.21追記:
第12話(最終話)まで視聴終了しました。個人的には1クール単品のアニメ作品としては、あまり高い評価は付けられないですね。

尺として1クールしかないところで最終話でのカタルシスを求めて、大胆なエピソード順変更を図った感じがします。たぶん2期目を作る気はなさそう。

じゃあ2期目を作るのは無理かというと、万が一人気が出たら何とか軌道修正は出来そうではあるんですけど、最終話Cパートでいきなりブッ込んできて「え、ここで終わり?」みたいな最終回です。

もし観ていない人がいて観るかどうか考えているとしたら、続編が作られるまで観ないかもしくはアニメは観ずに最初っから原作かコミカライズ版を読むかをお勧めする感じではあります。

余談: テレビで視聴していると提供画面の後でコミカライズ作画担当によるおまけ漫画みたいなのが映るんですが、個人的にはこれが意外と面白かったです。でも、特に一般的にお勧めする内容でも無かった気がします。
(でも、おまけ漫画を配信サイト視聴で観ることはできないようです。)

投稿 : 2021/09/21
閲覧 : 393
サンキュー:

23

ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ハルトリオの紡ぐ縁

(2021.4.24初投稿, 2021.9.21更新)

◎ 1クール全12話

 2021年夏クールのアニメは、個人的にお気に入りのラノベ原作のファンタジー作品は、本作以外、「現国」「ツキミチ」「はめふら2期」「転スラ2期第2部」と盛りだくさんで非常に楽しみだった。

 中でも本作はかなり期待。それで放送前からオール4.5から評価スタート。以下ご覧のように長文レビューに。しかし、残念ながら徐々に評価は下がる結果になってしまった。もし原作ファンでなければ途中で視聴中断したかもしれない。

 不満の理由等は以下の各話レビューに書いたので、お時間とご興味があればご一読下さい。

以下、放送前投稿 (2021.9.21改訂)
{netabare}
❬原作について❭
{netabare}
 原作は、2014年2月より『小説家になろう』に連載されていたが、2020年10月に取り下げられ削除された。

 筆者の北山結莉(ゆうり)氏は男性。本作の主人公は女性の多くが憧れる、ヒロインを救う白馬の王子成分が強く、作品に少女漫画のテイストが感じられるのと、ペンネームを「ゆり」と読み間違えられることもあり、女性と誤解されることが多々あるようだ。

 書籍14巻末の筆者あとがきによると、筆者は物語の結末まで既に構想済みで、14巻末で、構想した物語の中盤にようやく片足を踏み込んだ状態。つまり順調に続けば、完結まで30巻超えもあり得る長編構想らしい。

 私はアニメ化発表を機に作品の存在を知り、2020年11月末より書籍で読み始めた。なろう版は作品の存在を知った時点で既に削除済みだったので未読。

 異世界転生&召喚(アニメで召喚者が出てくるのは後半)もので、主人公モテモテのハーレム系の厨二病のネタになりそうな英雄譚。よくある王道の物語故に原作者とのセンスが合う合わないで評価は真っ二つかもしれない。

 私にとっては、主人公とその取り巻くキャラクター達の好感度が高く感情移入出来るケースが非常に多い。またし敵役と悪役がいい感じに配置されて効果的にドラマを盛り上げてくれるので時間を忘れて没入出来るほどに嵌まった。
{/netabare}
❬主人公について❭
{netabare}
 主人公のリオは王道のイケメンのバトル最強系。

 リオは当初、不幸な境遇から這い上がることに必死でささくれ立った尖った性格だった。しかし恩師でもあるヒロインの一人との出逢いとその後の物語が秀逸。誠実で思慮深く優しい人柄へと成長する様が心地よい。

 リオは両親の復讐という明確な目標があり内に秘めたダークサイドが時折顔を覗かせる陰キャラ。はしゃぐことはまず無い。ゆえにシリアス寄りな作風で全体的にコメディ成分もほぼ皆無。しかし、それが逆に最近の単なる俺TUEEE異世界ファンタジーとは一味違い物語に深みを与えてくれると思う。

 主人公が出逢うヒロインたちを救い当然の如く彼女たちの多くに惚れられ徐々に深い絆を築く。それを読んでいて納得出来るのは、主人公が天より与えられた異能の才に胡座をかかず、日々の鍛練欠かさず実力磨く秀才タイプだから。

 彼は「はめふら」の主人公同様に転生時は前世の記憶は全く無く、ある年齢で前世の記憶がいきなり覚醒する。そこから前世と今生の生き様の葛藤などもあるのも興味深い。

 またこの異世界には彼以外も現代日本からの転生者や召喚者がいる。中には勇者になる者もいる。彼に縁ある者もいる。その出逢いはいいことばかりではなくトラブルの元になることも多いが、それらは物語にさらなる深みを与えてくれて面白い。

 またこの作品独自な異世界設定として精霊術の存在がある。それは折に触れ周りの常識を打ち破る快感を与えてくれる。
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❬アニメについて❭
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 本作は、2020年11月27日に発表されたティザーPVで本作のアニメ化が主要キャストと共に告知。次に2021年4月16日発表のPV第1弾で、2021年夏クールの放送決定を告知。

 5月25日からは、HJ文庫のYouTubeチャンネルで、2分弱のミニアニメ企画『精霊幻想記』セリア先生のわくわくまじかる教室が毎週配信されるようになった。番宣の予算が潤沢なようで何より。

 続く6月11日発表のPV第2弾では、7月5日の深夜2時から放送のテレビ東京を皮切りに放送スタートと明示された。

 原作ファンなので期待を込めて本作のアニメ評価を放送前でもオール4.5にした。実際の放送後の満足度で必要があれば調整する。

https://ln-news.com/articles/66751
 以上、2017年12月29日公開、原作者の小説最新9巻&コミックス第1巻発売記念インタビューによると、

「ライトノベルの構成としてはかなり珍しい作りになっていると思っていて、第1巻から第3巻が『精霊幻想記』という物語のプロローグにあたり、第4巻から第5巻にかけて物語は大きく動き出すことになります。そこからどんどん盛り上がっていく作品だと思っているので、まずはぜひ第5巻まで読んでいただきたいです!」とのこと。

 本作のアニメの尺は2021年6月時点では不明。出来れば原作者の意を汲んで原作の良さを壊さないよう5巻末迄描くために2クール欲しい。さらに理想を言えば二期三期と続いて物語の長期に渡る一大テーマが完結する15巻迄は丁寧に描いてもらいたい。

 業界歴40年以上のベテランのヤマサキオサム氏による監督&シリーズ構成、主要キャストはキャリア豊富な人気の実力者揃い、と非常に期待している。

 7月アニメ放送開始後、本作は1クール全12話と判明した。構成と脚本上で原作からの下手な省略が無いことは祈りたい。
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❰原作既読視点の各話レビュー❱
{netabare}       (2021年 テレビ東京 初放送日時)
第1章 (ラノベ第1巻「偽りの王国」より)
✴️第1話「前世の記憶」(7月6日 2:00 - 2:30)
{netabare}
〈あらすじ〉

 日本の現代。20歳の天川春人はバス通学で大学に通う学生。ある日、春人の乗るバスは突然暴走し、遮断中の踏切に突入、電車との激突で大破。その日のバスの乗客は春人以外は、小学生女児1名、高校生女子1名。全員命を落とした。

 異世界、ベルトラム王国 王都ベルトラント 神聖暦991年。孤児の7歳のリオは、スラムで犯罪者達の下働きで辛うじて生きていた。ある日、リオは高熱で生死の境をさ迷っていた時、目を覚ますと、突然自分の中に天川春人の記憶が流入。二人の記憶が同時に存在するようになった。その後、間もなくリオには新たな出逢いが。それは誘拐された王族を探索中の王侯貴族たちだった。

 運命は予想外の方向で動き出す。リオの中の春人の因果と共に大きな変化が突然に。

〈日本バイバイ、異世界ハラハラ〉

 堅実でとてもいい出だし。特に物語の始まりの、セリアとの重要な出逢いを申し分なく描けていた。この作品の主人公は陰が強いが白馬の王子様成分が強く、多くの女性ファン獲得が成功の大きな鍵を握ると考える。そのために主人公リオとセリアを筆頭とするヒロインたちとの人間ドラマを如何に魅力的に描けるかが重要に思う。その視点から、原作をアニメに落とし込む上で内容を巧く整理出来た印象。1話の短い時間で大まかでも主人公の因果、これからの主人公リオとキャラ達の人間関係の行く末が伝わったと思えた。

〈今期、現在リアルタイム視聴中のアニメでは個人的にトップクラス〉

 放送前のミニアニメ製作による番宣の力の入れようから察していたが、たまたま同期放送の「現国」と比べてしまうとこちらの方が予算が潤沢でアニメとしての質も上に感じた。

 特に作画。光と影の描写、色彩色調のぼかしが美しい。厳しい現実も夢の中のようで、精霊幻想記というタイトルと世界観にピッタリ。人物キャラも作品に相応しく、どこか幻想的な優しいフォルム。動画の動きも申し分ない。このままのクオリティ維持なら最終話で作画評価は5.0にする積もりだ(ったが、3話からそれは作品タイトル通りの幻想に終わった)。

 OPにはキャラの転生上のネタバレあったが、ストーリー上あえて隠す必要もないと思うのでむしろ親切と思った。
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✴️第2話「王立学院」(7月13日 2:00- 2:30)
{netabare}
〈あらすじ〉

 リオは第二王女フローラを誘拐犯から救った恩賞として、ベルトラム王立学院初等科に学費免除の特待生として1年次に編入、その間の衣食住も国が全面援助の学院の寮生活が始まった。

 そして5年が経ちリオは12歳になった。初等科6年生となったリオは、卒業まであと1年足らず。リオと5歳年上のセリアはこの間、生徒と教師として親密かつ良好な関係で、二人は固い信頼で結ばれていた。そしてセリアは、聡明のみならず優しいリオを、異性として意識し始めていた。一方リオはセリアを恋愛対象としてではなく、スラムから救ってくれた一生の恩人として大切に思っていた。

 リオは、王侯貴族に対する嫌悪感でセリア以外は誰とも心を開かず、寡黙で常に周りと距離を置く。彼は5年前から変わらず春人の記憶と共にあった。勤勉で真面目な彼は、入学以来の不断の努力、日本の春人の大学レベルの教養と、古武術の師範の祖父から学んだ剣術のセンス、さらには覚醒した精霊術の才能により、めきめき学院で文武両道で頭角を表す。そして周りからは、憧れと嫉妬の対象にされていた。

〈リオはキラキラ、セリアメロメロ〉

 今回はセリアの可愛さを愛でる回。セリアの優しさと過ごす5年間の学院生活で、沈着冷静で思慮深い性格となったリオが主人公オーラ出まくり。本作の出来は原作ファンの自分には今のところ申し分なく、原作からのカット部分も気にならず、1話と2話で平均95点の満足度。このまま最終話まで駆け抜けていただきたい。
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✴️第3話「偽りの王国」(7月20日 2:10 - 2:40) 作画4.5→4.0
{netabare}
 今回でラノベ第1巻 (漫画第3巻収録の第12話)迄の内容が終了。

 第1章(第1-3話)の平均総合満足度は85点。今回、作画レベルが明らかに落ちた。バトルが今までで一番多く粗が見えやすい、ということもあるが残念だ。

〈あらすじ〉

 学院でリオは相変わらずセリア以外には面従腹背で、事なかれ主義を基本としていた。そんなある日、初等科5年生と6年生合同の野外演習があり、そこに初めてリオと授業を共にするフローラ王女もいた。そこで魔物の襲撃から派生したトラブルからフローラを再び救うリオ。だがフローラの危機を作り出した責任もリオに押し付けられてしまう。

 リオは冤罪により拘束されぬよう不本意ながらも卒業を待たず学院から出奔する。セリアだけに別れを告げた後、彼のルーツとなるヤグモ地方を目指し旅立った。

〈話サクサク、変化イロイロ〉

 テンポよく話は進み今回で学院編終了。原作の該当部位には無駄な贅肉はあまり無いと思うが、それでも贅肉を無理に削ぎ落としガリガリに痩せ過ぎる一歩手前のダイエットをした感じ。限られた尺に原作を落とし込む脚本家の苦労が偲ばれる。

 その結果としてリオとセリアの別れは原作より湿っぽくならなくなったが、個人的にはもう少しエモさが欲しい。原作の二人の会話のフルバージョンが好きだ。アニメでごっそりカットされたフローラの非力だが健気にリオを守ろうとする件も捨てがたい。ただEDにそのエモさを補うための多少の工夫があったのは救い。

 EDは今回特殊。前回迄のリオとセリアの絡みシーンで二人にとって一番大切なひとときを強調した。それは第一章終了の宣告であると同時に二人の別れの情感を補う意図があると思われる。二人の絆は作品にとても重要だから。

 リオとセリアの絡みは本編では今回で一旦終了したが、ミニアニメではまだしばらく続きそう。火曜日更新のYouTubeが楽しみ。

 黒幕として暗躍するレイスだがリオの実力把握のために強力なミノタウルスをけしかけた。そしてリオは魔術でなく世間ではマイナーな存在の精霊術で魔力を発動していること、リオの風貌から王国に住む者には未知のはずのヤグモ地方の血筋であることを看破した。この悪役は知識が豊富で観察眼も優秀で侮れなく、その余裕に底知れぬ実力を感じる。
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第2章 (ラノベ第2巻「精霊の祝福」より)
✴️第4話「暗殺者の少女」(7月27日 2:10 - 2:40) 作画4.0→3.5
{netabare}
 今回の総合満足度75点。作画が強烈に足を引っ張ったのが残念。人物の表情や仕草の作画は比較的こだわりが感じられてまだいい。しかしそれ以外、特に激しい動きあるシーンがギクシャクして安っぽいのは前回と変わらなかった。

 ただし、原作から色々改変と省略あったが、アニメの話としてはすっきりまとまって脚本上はわりと好印象。そのため物語評価のみなら90点の満足度だった。 

 今回、リオが学院から逃走し王国から出る前の件、原作ではアマンドで一泊したがその宿屋での件、ラティーファと一緒になってからの道中で亜竜たちとの遭遇戦の件(静止画1カットのみはあった)などは丸々カット。またアニメだと説明がないのでわからないが、今回の最初と最後では2カ月半ほど時が経っている。テンポ良すぎで少し寂しいが尺の制限で仕方ないだろう。

〈あらすじ〉

 神聖暦996年の夏 リオ12歳

 リオは魔力で身体強化した徒歩移動で逃亡後僅か3日で隣国のガルアーク王国のクレティア公爵領内の交易都市アマンドにたどり着いた。そこに自身の指名手配がまだ無いことを確認後、偶然目にしたスープパスタを街の露店で味わう。名実共なパスタ、懐かしい味、この異世界には自分と同じ転生者が他にもいるのではないかと推測するリオ。

 パスタを気に入ったリオは、その乾麺を旅の保存食として購入するためリッカ商会に赴く。その時店舗には公爵家の令嬢リーゼロッテが従業員を装いお忍びで店舗を視察していた。彼女はアマンドの代官であり商会の会頭でもあり、さらにはパスタを開発した才女でもあった。

 奇遇にもリーゼロッテがリオの接客係となる。リオはその正体を知らないままパスタ以外も旅で当面必要なもの一式を商会で購入した。そして商会にセリアへの手紙を預けた。

 その後、街を早々に出立したリオにユグノー公爵家から差し向けられた一人の暗殺者が襲う。刺客は獣人の少女で、無力化して拘束するとラティーファと名乗る。

 ラティーファには隷属の首輪が嵌められていた。その首輪を外し隷属の呪縛を解除、戦意消滅を確認して彼女を解放するリオ。だがまだ幼い彼女にとって自由にはなったが行く当ても無く途方に暮れるしかない。彼女はリオを頼りに旅を共にする以外の選択肢はなかった。

〈会頭キレキレ、獣人モフモフ〉

 今回、物語の表舞台にヒロイン二名追加。一方は日本からの転生疑惑濃厚の貴族リーゼロッテ。もう一方は、日本人、遠藤涼音の記憶を持つと明示された奴隷のラティーファ。

 ラティーファ可愛い。アニメらしいあざとい台詞がよく嵌まり、リオが父性本能で彼女を保護する流れが自然。戦闘で勝って天然に負ける。"お兄ちゃん"ある意味必殺のキーワードでリオを懐柔。初対面は物騒でも最後はリオの優しさ全開。平和で実に微笑ましい。

 学院から離れ自由になったリオはのびのびと己が道を切り開く。原作も物語はこれからが本番。新たな出逢いがもたらす物語の行く末、アニメでも非常に楽しみだ。

 ところでリオの旅はフローラ誘拐からの奪還時の恩賞金が資金源。(ラノベ原作によると金貨100枚) アニメでそこらの経緯をカットするのはいいが、短いリオの独白でもいいから説明ないと学院を離れてもお金に全く不自由しないリオに引っ掛かりを覚える視聴者もいそう。今回そこだけは脚本に不満を感じた。

 アニメ前回、セリアとリオの別れの会話から原作にあるお金の心配するセリアとそれに答えるリオの台詞をカットしたのでなおさら。
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✴️第5話「精霊の森」(8月3日 2:10 - 2:40) 物語4.5→4.0
{netabare}
 今回の総合満足度68点。話の端折り具合が原作より必要以上に情緒を欠く結果になってる感。原作未読なら主人公周りの環境が変化に富む点などは面白いかもしれない。原作の販促としては平均レベルの出来か。

 特に今回なぜそう感じたか。思うに第1章はセリア、前回はラティーファがアニメでも魅力的なキャラとして注目に値した。ところが今回はヒロイン枠に入り得る新キャラが一気に4人増えた。そのために今回はそこにラティーファは埋没。

 人数増えた分だけキャラの描写もそれなりに増やすべきだが尺は短い。また長老達やドリュアスなどもリオにとって大切な存在になる故に、扱いを軽んじるべきではないと思うがそうなるとさらに尺が足りない。

 ゆえにアニメの原作ダイジェスト感の増大と共に、情緒欠く印象も濃くなった。

〈あらすじ〉

 リオとラティーファがたどり着いた場所は精霊の民の里。エルフ、ドワーフ、獣人が共生する社会。住民全員は何らかの精霊と契約し精霊術が当たり前に使える。また強固な結界に守られた彼らは、人間族と全く交流することなくひっそりと暮らしていた。

 そこで里の世界樹に宿る人型精霊のドリュアスから、リオは規格外のマナ(魔力)を持つこと、体内には高位の人型精霊が眠っていることを知らされた。精霊術の潜在能力が人間としてあり得ないリオ。里の長老たちに聖人認定される。そしてリオの人柄と、同胞であるラティーファ救出の功績もあり、大歓迎で里に受け入れられることになった。

 リオとラティーファは一軒家を与えられることに。そこでリオは里に腰を落ち着けて師の下、精霊術の修行を始める。ヤグモ地方への旅は一時中断。しばしの休息のような穏やかで平和な日々が訪れた。

〈新居ワクワク、リオはモテモテ〉

 アニメでのリオの家は漫画でのデザインよりいい。解放感あって見晴らしも良さそうで住むに快適そう。そこで4人ものヒロインと同居とは、うらやましいような、かなり気を使いそうで面倒くさいような。

 情緒安定して思慮深く真面目なリオは、聖人扱いでモテモテになっても色ボケ展開が無い所がいい。
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✴️第6話「祭りの夜」(8月10日 2:00 - 2:30) 物語4.0→3.5 作画3.5→3.0
{netabare}
 第2章(第4-6話)の平均総合満足度は68点。今回も原作未読ならもっと楽しめたかもしれない。まとめ方はなかなか上手い。

 かなり薄味の塩ラーメンと言った感。汁の透明度が高く水っぽいが、意外にも出汁は効いてて食べられないほど不味くはない。麺の茹で具合もいい。が、刺激を求め後入れ調味料を沢山入れたくなってしまう。ただ、レイスと見習い傭兵の件は、風味落とさず添加物カットに成功した感。これはこれでいい。さらにセリアをCパートで僅かでも登場させたのもいい。思いがけないサービスでラーメンに味付き玉子のトッピングが加わった感じ。淡白な味にいい感じのアクセントが付いた。(劇中のワイバーンの卵だといただけないが)

〈あらすじ〉

 リオとラティーファが里に腰を落ち着けて1年が経った祭りの夜。盟友として里の民と強固な信頼関係を築いたリオは、ヤグモ地方への旅立ちの意志を固めていた。

 しかしその夜、レイスの悪巧みが原因のワイバーン急襲で里は危機的状況に追い込まれ祭りは中止に。ワイバーンは里の戦力では全く歯が立たなく危機的状況に陥るものの、精霊術を完璧にマスターしたリオにはワイバーンごときは災禍とならず。ただ一人、驚くべき戦闘力でワイバーンを屠るリオは一躍里の英雄となった。

 そしてラティーファの理解も得て、多くの名残惜しい別れの後リオは精霊術による飛行術で一人ヤグモの地を目指した。

〈里はほどほど、旅にそろそろ〉

 第2章のまとめ具合で制作委員会はこのアニメを長期シリーズにする気はないと宣言された気がした。同じなろう系でも大河ドラマとして成立させようと意欲漲る『無職転生』と対照的で非常に残念。

 ここまで一貫してラノベ1巻分をアニメ3話でまとめる構成。

 第1章は人間関係にマイナス多い。リオは虐げられ視てて嫌な展開も多かったから3話でまとめるのはまだ許容できる。

 第2章は人間関係にプラス多い。リオの盟友がたくさん増える物語をたかが3話に収めるのはいかがなものか。

 シリアスな物語においては物語を簡略した分を特定のキャラ萌え(今のところはセリア、ラティーファ)で補おうとしてもいずれ限界がくるだろう。緩い日常系とは訳が違う。

 ここまで視て本作はキャラ間の関係構築の積み重ねがセリア以外はあまりに乏しい。

 エピソード(思い出)不足=情緒不足。

 結果、1年間生活を共にしたキャラたちの別れの名残惜しさが感じにくい。私は原作からのエピソードの脳内補完がないと感情移入出来ない事態に陥った。

 せめてあと1話あったら、今回はリオが颯爽と現れる直前のハラハラドキドキの引きで終わって次回の"英雄誕生の瞬間"は盛り上がり、"ラティーファとリオのより強固になる絆"を過不足なく演出できたものを。ラティーファとリオの別れ前の会話も情緒マシマシで原作に劣らない味わいが生まれたと思う。

 長老アースラとラティーファが祖母と孫という設定もアニメで表に出せかも。ラティーファの同世代の友達となる銀狼獣人サラの妹ベラと獅子獣人のアルスランもアニメで登場出来たかも。訓練で培われるリオと4名のヒロインとの関係性の深化も描けたかもしれない。

 ああっ、タラレバがどんどん増えゆく。そんなもの今後も増え続けるのは勘弁して欲しい。が、この流れの感じでは無理とみた。

 第3章(巻)は今まで以上に情緒豊かな物語。それもアニメ3話程度でまとめる可能性は高くかなり不安。今回、物語評価を下げるが第3章を4話でまとめてくれるなら評価はまた上げたい。

〈作画について〉

 今回のワイバーンとリオの戦闘が製作会社の作画の試金石と思っていた。リオが初めてヒーローとして周りから認識され、以降は出逢う人々の多くから恩人として尊敬され続けるようになる重要なターニングポイント。だからこのシーンの作画はスタッフの総力戦で取り組むと予想した。

 結果、また作画評価を下げた。頑張りは感じられるものの贔屓目でまあまあのレベル。相変わらず人物の動作は直線的でロボット的でぎこちない。行動の予備動作も足りない。しなやかでなめらかな迫力ある動きは苦手。おそらくこれ以上のクオリティは望んでも無理。楽しみは減りゆくのみか。
{/netabare}

第3章 (ラノベ第3巻「決別の鎮魂歌」第4巻「悠久の君」より)
✴️第7話「約束の地」(8月17日 2:00 - 2:30)
{netabare}
 総合満足度75点。いきなり異文化の別世界に転移したかの展開。穏やかに稲穂たなびく和の世界観はとても落ち着く。夢の中のようなふわっとした背景美術がいい。

〈あらすじ〉

 神聖暦998年の秋 リオ14歳

 リオはヤグモの方々を巡り両親の手がかりを探しカラスキ王国にたどり着く。安土桃山時代の日本のような国。そこは魔法ではなく精霊術が普及していた。

 リオはその国内のとある村に到着。そこの巷で最も顔が広いと評判の村長の家を訪ねるリオ。だがなんと驚いたことにその村長ユバはリオの父方の祖母だった。

 ユバ曰く、リオの両親は訳あって内密に国を出たという。その時、帰れる見込みは無く事情を知る一部の者で建てた二人の墓があるそう。しかし二人が国を出た理由は自分からは教えられないという。

 ユバは孫のリオを大歓迎。結果としてリオは村で働き、ユバと一つ屋根の下で生活することになった。他にも家族はもう一人でその名はルリ。彼女はリオの父の兄の娘にあたる従姉で一つ年上の15歳だった。

 リオは昼間は猟師業、午後からは農作業の手伝いをするようになる。仕事は優秀で村の生活向上のために非常に協力的。料理も得意。リオは高度な精霊術で風呂小屋や石鹸を作ったりなど村の生活改善に大きく貢献する。そしてリオはユバたちからとても頼りにされるようになった。

 そんなある日、乱暴者として嫌われる隣村の村長の息子ゴンが交易途中で村に立ち寄る。さっそくルリの親友サヨの兄シンと諍いを起こし村中に警戒されるゴン。

 その夜、ゴンとその取り巻きはユバ宅に侵入しルリの部屋に夜這いに押し入る。そこには泊まりに来ていた親友のサヨも寝ていた。二人とも手篭めにしようとするゴンたち。が、リオの防犯のための結界が反応。リオの介入により未然に犯罪を防ぐことができた。

 ゴンに母の仇敵の面影を重ねるリオ。心の封印が解かれたかのようにどす黒い怒りで我を忘れゴンを半殺しにする。

 リオは今までは天川春人の人格に引きずられ甘かった己を恥じる。そして母の敵への復讐こそ本来の自分に相応しいと気付く。

 リオは弱い自分と決別して復讐の鬼となる覚悟を固めた。

〈ゴンにイライラ、怒りでボコボコ〉

 相変わらずのダイジェスト感丸出しがマイナス。今章も急ぎ足で淡々と話が進むのか。今回はゴンたちがユバ宅に忍び込む直前で次回に引くのが王道で理想的なのだが...。この感じではやはり3話以内で今章も終りそうで残念。

 原作小説によると、精霊の民の里からヤグモ地方の端迄、飛行術なら一週間足らずだが身体強化の徒歩で数ヶ月かかる遠方。しかもヤグモは大小三十以上もの国々が存在する広さ。あてもないリオは都市や村を順番にひとつずつしらみ潰しの地道な聞き込み調査の日々。数ヶ月が経過してようやくたどり着いたのが今回登場のカラスキ王国のとある村という状況。

 アニメではリオは冒頭にいきなり村に現れ、以上の苦労は一言説明で済ませた。これではユバにたどり着くまでの苦労がアニメではいまいち伝わらない。リオが長旅で和食にすっかり馴染みきってるのも時間経過が伝わらないから唐突な印象でしっくりこない。

 たた今回は、その落ち着きに風格も感じられる村長ユバ、粗忽だが好奇心旺盛で性格明るい社交的なルリ、ルリの親友で乙女の奥ゆかしさが輝く内気なサヨ、リオを妬むが妹サヨを大切に思う根の優しい兄シン。

 以上の4名の新キャラの演技演出がとても良い。人物作画も好感度高い。特にサヨは地味だが個人的に大好きなキャラなので次回もどう描かれるか楽しみだ。
{/netabare}
✴️第8話「王家の系譜」(8月24日 2:05 - 2:35)
{netabare}
 総合満足度65点。今回のダイジェスト感は前回以上。バトルの作画が相変わらずショボいのも痛い。ゆえにアニメ評価は相変わらず厳しい。

〈あらすじ〉

 リオは護衛として村の年貢の運搬兼交易隊に同行し、数日後初めてカラスキ王国の王都を訪れた。そしてサヨと二人きりになっての必要な買い出しの最中、身分の高そうな一人の少女の誘拐事件に遭遇する。リオは即座に犯人を無力化し少女を救うが、面倒事は勘弁と事後を少女の護衛役に託し、名も告げず立ち去った。

 その夕方、宿屋に戻るリオとサヨ。すると村の担当役人ハヤテとその両親で王国随一の臣下サガ·ゴウキとその妻カヨコがリオの前に現れる。そして彼らから両親の秘密を聞かされる。リオの母アヤメは王族だった。そして父ゼンは母の元護衛役だった。

 リオは翌日、祖父母である王と王妃に謁見して母の死の事実を祖父母に告げる。そして仇敵である冒険者ルシウスを討ち取る意志を伝える。

 王はその意志を尊重しゴウキの下での修行をリオに勧め、その手始めにゴウキとリオの手合わせが関係者に見守られながら行われた。しかし王国随一の武人ゴウキに難なく勝利するリオ。リオの実力は認められ、いつでも旅立てる状況になった。

 村に戻るとリオは両親の墓前で誓う。敵討ちという醜い自分を受け入れ、逃げずに前向きに生きると。

〈イベントぎゅうぎゅう、展開バタバタ〉

 簪のプレゼントといったサヨのリオへの想い深まるエピソードを忠実に再現したのはよかった。漫画になかったリオの初カムタン(異世界ラーメン)シーンも新鮮でよかった。武士道精神溢れるカラスキ王国の再現度は高い。サヨやコモモは可愛い。人物の表情作画や声優達の演技も感情豊かで申し分ない。

 とは言うものの尺が短か過ぎる。犯罪者ゴンの処遇、リオとサヨの王都デート、コモモ救出、リオとゴウキとの出会い、リオの両親の謎の解明、リオの母アヤメの死の真実と仇敵情報、リオ仇討ちの決意表明、リオとゴウキとの手合わせ。まとめ方は絶妙だが、これだけ盛りだくさんの内容をアニメで1話に収めるのはどうかと思う。

 アニメディア2021年7月号に掲載された監督インタビューによると、原作サイドからアニメは今期内でセリアとリオのドラマにひと区切りつけて欲しいという要望があったそう。そのため監督はアニメ構成には相当苦労されたらしい。急ぎ足の現状はその弊害。ただ、物語を圧縮しても原作の持ち味を大切に残そうというシリーズ構成も担う監督の努力は感じられる。その点は素晴らしい。今回も原作未読ならそれほど気にならなかったかもしれない。

 原作では、王族との繋がりなど何も知らないままリオは一度村に戻っている。そこにユバからの手紙を読んだゴウキとその妻カヨコが村を訪れ、リオと面談してリオの人柄を見極める。そして王との謁見のためリオはゴウキ達と共に再度王都に、という流れ。ゴウキの娘コモモ救出の恩人がリオと判明するのもその時。

 以上の原作のプロットと比べ、アニメのプロットはあらすじに書いた通りで大幅な改変あり。おかげで時間短縮に成功して効率的ではある。しかし初対面同士の信頼は段階踏んで深めることも大切で、王との謁見まで時間を掛ける原作の流れの方が自然だろう。

 ラノベ第3巻は、堪え忍ぶ心、忠義の心、惻隠の情など、原作の中でも日本的情緒の豊かさで心の琴線に触れること多く原作がより好きになった。

 原作ファンとしては現状とても残念に思う。今回の流れで次回で第3巻相当の3章が終わるのは間違いない。第3巻に対しては少なくともアニメ4話分の尺が欲しい。もっと原作の持つ情感ゆたかで緩やかな流れを味わいたかった。
{/netabare}
✴️第9話「それぞれの決意」(8月31日 2:05 - 2:35) 物語3.5→3.0
{netabare}
 総合満足度60点。今期中のセリア再登場のため、急ぎ足は止まらないどころか加速中。今回の後半三分の一からラノベ第4巻の内容に突入。話が大味でさらにつまらなくなった。尺相応に原作からの改変あったが、特にCパートはかなり大胆だった。こうなることは監督インタビューからある程度予想出来ていて驚きはない。もはや諦観の境地。物語評価は今回で下げ止まりにする。

〈あらすじ〉

 ユバとリオはルリに、リオが王族でルリとは従姉弟だと伝えた。そしてリオは二人に来年の秋の収穫祭後に村から去ると伝える。リオの素性は村では三人だけの秘密。そして翌日からはいつもと変わらない村の日常に戻っていった。

 翌年の田植えの時期、リオはサヨに年内に村を去ることを伝えた。サヨはリオに心底惚れていてそれに衝撃を受ける。そしてリオに付いて行けるようにと必死に残された期間に体を鍛え精霊術のレベルを上げようとする。半年後、サヨはリオに想いを伝えリオとの同行を切望した。リオのこれから進む道は仇討ちという人殺しの道。リオはサヨの想いには応えられないと同行をはっきり断った。

 神聖暦999年の晩秋。15歳になったリオは村から旅立ち精霊の民の里に帰郷する。久しぶりに旧交を暖めるリオとラティーファたち。そんなある朝、リオは目覚めると全裸の美女が隣で寝ていた。

〈サヨはさめざめ、心しくしく〉

 サヨの告白が今回の山場。リオに付いて行きたい一心で精霊術の修行に打ち込むサヨが健気でいじらしい。不憫な妹のためリオに土下座してでもサヨの同行を頼み込む、不器用だが優しい兄シン。切ないが大好きなシーン。ここをアニメで取り上げてくれたことは感謝。

 しかし、ゴウキとカヨコ率いる家臣団がリオの仇討ちを共に果たそうと随行しようとする件はアニメではカット。コモモの村に滞在の件も画だけで表現。コモモはラティーファとは違うタイプの可愛いいキャラゆえ、アニメでろくに描かなかったのは実にもったいない。原作3巻後半で村でリオを取り巻く二人のヒロイン。コモモは陽でサヨは陰となり彩り豊かな話だったがアニメでは片手落ちになった。

 また、原作でリオの中で眠っていた精霊が目覚めるのはリオが里を旅立った後のこと。Cパート、ここは今回一番原作から改変された部分と言えそう。原作で精霊と初めて遭遇するキャラはラティーファたちではない。次回からは原作からかなりアレンジされるのは間違いないだろう。

 原作と比べアニメは回を追う毎に不満蓄積中だが、どういう形で最終話を迎えるかは興味ある。しっかり最後まで見届けようと思う。
{/netabare}

第4章 (ラノベ第4巻、第5巻「白銀の花嫁」より)
✴️第10話「精霊の目覚め」(9月7日 2:05 - 2:35)
{netabare}
 今回の満足度70点。今回から最終話迄、描くポイントが明確なのは悪くない。次回への引きもいい。

 アニメは第4巻全部と第5巻の第2章迄の内容から必要最低限だけピックアップ。そして後半の残り6分程から第5巻の第3章の内容へ。つまり今回で第5巻の前半分迄の描写終了。

 この流れで予想すると、今期は第5巻の最後まで描くのだろう。前回と今回のカットされた所の大半は、物語上必要不可欠。ゆえにもしアニメに二期があるなら、その時に形を変えてでもある程度復活すると思われる。

〈あらすじ〉

 リオの隣りで眠っていた美女は、彼の契約精霊が実体化した姿だった。リオは彼女をアイシアと名付け、里の長老たちや里の大樹に宿る精霊ドリュアスに引き合わせる。そこでアイシアは常識外の実力を持つことが判明。リオの力の凄さは彼女の守護が原因だった。

 その後リオは、里から旅立つ前にラティーファと二人きりでじっくり話す機会があり、そこで初めて前世の天川春人と彼女は同じバスの乗客だったと知る。

 神聖暦1,000年、リオはセリアに再会するために、アイシアを伴い4年ぶりにベルトラント王国の王都に戻る。しかしその夜、セリアの研究室を訪ねるとそこはもぬけの殻だった。

〈アイシアふわふわ、セリアぎりぎり〉

 いつもふわふわして神出鬼没を特技の一つとするアイシアはリオの最高の相棒で頼もしい。セリアも21歳で適齢期とは言え、よりによって婚約者がリオを嘗て拷問した貴族。運命は意地悪で残酷だ。だが今のリオにはだれにも負けない力がある。

 ここからの展開は王道中の王道。ヒロインの尊厳に関わる最大のピンチを救う白馬の王子様の物語で原作で非常に盛り上がる所。ゆえにアニメに対して、原作者がここを確実に描かせたい気持ちは非常に解る。

 だが2クール目にこの部分を持って来るべきだった。本作がアニメ企画段階で1クールしか約束されてなかったなら、アニメ化は焦らないで見送るべき、と今回改めてそう思った。

 もし2期があって続きがあるとしても、原作ファンの多くにとっては、今期のスカスカさは許し難いと思う。

 演出上で滲み出る手腕から、シリーズ構成も兼ねるヤマサキオサム監督は非常に優秀と思う。原作側の拘り抜きで、構成をすべて監督にお任せだったらどんな出来だったろう。返す返すも残念だ。
{/netabare}
✴️第11話「白銀の花嫁」(9月14日 2:00 - 2:30)
{netabare}
 ほぼ会話劇で終始してアクションシーンが無かったのが幸いして、今回の満足度80点。今回は脚本と演出、声優演技のバランスが絶妙。作画は、動作はいまいちだがキャラの表情は秀逸。

 特にセリア、細やかに心情を伝えてくれて深く感情移入出来た。結果として、今回でセリアは本作のメインヒロインとしての座を不動とした感があった。

〈あらすじ〉

 リオはアイシアの協力で現状を認識する。セリアは政略結婚の危機真っ只中。婚約者はよりによって、嘗て己が手柄のため、リオを拷問して王女フローラの誘拐犯人に仕立てようとした男、侯爵家のシャルル・アルボーだった。

 そしてセリアとの再会は、アイシアが見つけた彼女の滞在先に侵入することで人知れず成功した。しかし、まだセリアの結婚に対する真意を十分に掴めないリオは思い切った事は何も出来ない。そこには、リオには親の仇討ちという最大の目標があることも大きい。

 リオとの再会後、依然精神的に追い詰められたままのセリア。作り笑顔で己の義務に忠実であろうとする。果たしてセリアのピンチを食い止めることがリオに出来るのだろうか。

〈リオはこそこそ、セリアぼろぼろ〉

 リオとアイシアのコンビは天下無敵。アイシアの諜報の活躍無くして、こんな短期でリオが必要な情報も得られることはないだろう。

 一方、貴族としての本分をわきまえ、意に沿わぬ結婚も自分を殺してでも受け入れようとするセリア。リオが訪れて嬉しい状況でも、悲しい現実の渦中の彼女。必死に笑顔を保とうとする彼女が不憫で切ない。誰が視てもセリアは不幸のヒロイン。次回、救われないと視聴者も浮かばれないだろう。

 次回の最終話は、王道のヒロイン救出劇になるのは誰でも予想出来ると思う。ただ脚本と声優演技はともかく、アクション作画が弱点の作品ゆえ、過剰な期待はしない方がいいかもしれない。
{/netabare}
✴️第12話 (終)「運命の再会」(9月21日 2:00 - 2:30)
{netabare}
 最終話は、ラノベ第5巻第5章と第6章を描いて終了後(第5巻のエピローグは除く)、ED直前とCパートで第4巻第2章から第3章を基にアニメオリジナル構成で描かれた。

〈あらすじ〉

 リオは、シャルルとセリアの結婚パレードの途上でその馬車に突入。シャルルを踏みつけ、セリアと念話で合意の上で彼女を掻っ攫った。逃亡の途中、セリアはアイシアに託し、自らを囮として追手を引き付けるリオ。数百単位のベルトラム王国軍の大部隊を振り払い、近衛騎士団団長にして王国最強と名高い『王の剣』アルフレッド=エマールの攻撃をかわす。そして王都からの脱出に成功した。

 王都郊外にたどり着き、アイシアとセリアに合流したリオ。しかしその時、東西南北のあらゆる方角で、六本の様々な色の眩い光柱が舞い上がった。その先に待つもの、それはリオと言うより、天川春人にとっての運命の再会だった。

〈セリアにこにこ、続きあるある?〉

 今回の満足度70点。最終話は脚本のまとめ方と声優の演技はそつなく、セリアがヒロインとして非常に魅力的だったのは救い。アクションシーンの作画は、一部を除き思った通りのチープさで残念。

 ここで終わると実に中途半端。これで2期が無かったら大ブーイングだ。

 本作の最終話終了時点では、円盤の予約はパッとしないようだが、原作の売り上げの伸び(累計発行部数200万部突破間近)と国内外のアニメ配信状況は好調のようだから、2期実現の可能性はかなり高いだろう。

 仮にアニメに2期があればまた視聴するつもりだ。ただ今期、ここまで原作を簡略化した以上、2期を楽しみに待つことはないだろう。
{/netabare}

❰全話視聴後の感想❱
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 全話の個人的評価は65点。ヒロインが多く、主要舞台も3箇所あったゆえに、人間関係の構築を丁寧に描きれない点に不満が多い。セリアだけがヒロインとしての魅力が必要十分に描かれたものの、アイーシャ他精霊の民のヒロインたち、サヨ、コモモ等、描写に割く尺が圧倒的に足りない。

 リオの人間としての魅力アップには、出逢うキャラとじっくり交流して人柄を滲み出す時間が必要。そのために原作の描く範囲をもっと狭めるべき。また、バトルの作画がチープなのも、リオの強さも安っぽくなり、彼の魅力がいまいち伝わらなくなった。

 書籍第4巻と第5巻の話の順番を入れ換えた工夫は悪くない。だだ簡略化せず、腰を落ち着けて第1期は全12話を各巻を最低4話で3巻迄丁寧に、話の切りのいいところ迄描いた方が、視聴者にとって続きが気になり、アニメ2期の期待が高まり、原作抜きでも人気タイトルになり得た気がする。

 2021年4月で書籍既刊19巻とコミカライズ既刊6巻で、シリーズ累計発行部数130万部達成。アニメ放送直前の2021年6月時点では160万部突破。さらにアニメが終わる9月には、書籍第20巻とコミカライズ第7巻も刊行されており、累計発売も190万部に到達した。

 以上から、アニメは原作販促での効果はあったかもしれない。だが、一般的に軽薄なろうテンプレとみなされがちな作品になってしまった印象は拭えない。
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2021/09/21
閲覧 : 933
サンキュー:

11

ネタバレ

番長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

結婚するのか、俺以外のやつと

インポ主人公、でもセリア先生が他のやつと結婚するのは許さない

投稿 : 2021/09/21
閲覧 : 165
サンキュー:

4

ネタバレ

アハウ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

ヒロイン可哀想 原作逸脱

コミックだと冒頭にセリア先生でてくるけど。アニメだと過去の女?
女の子が沢山出てきてもてもてだけど、一緒に住んでいた月日の描写がほとんどない。だから薄く感じられる。尺の都合か?
ヨーロッパ中世風街並みから精霊の里と日本の田舎の風景は違和感がある。
無理やり皇子とは。
ルリの声は違和感がある。戦車アニメの井澤詩織に感じたときより多い。
セリア、サキは可哀想。
ラティーファだけではなくオーフィアも好意を持ってる。
精霊の幻想とはなんだろう?
キリトのなかにいる精霊なのか?
アニメだけではよくわかりません。

原作では精霊の里を出発し、異世界に転移してきた綾瀬美春とリオの妹千堂亜紀、千堂雅人を助けたあとに、アイシアが目覚めるのだが、アニメでは里でいきなりアイシアが目覚め、次にセリア先生に会いにいく話になっている。
大丈夫か?
セリア先生出てきたのでよかったのだが。
式に至る経緯ではなく早く助けて!

投稿 : 2021/09/21
閲覧 : 296
サンキュー:

15

ネタバレ

うおお さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

セリア先生しか勝たん

全体的にあんまり物語に見せ場がなかった
セリア先生はなかなか良いキャラだった
セリア先生は幸せになってほしい

投稿 : 2021/09/21
閲覧 : 178
サンキュー:

2

佐藤拓海 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

考察しながら観るひとはやめたほうがいい

まず、私はこのアニメに期待しないで観たので
まぁ、予想通りだなというのが個人的な評価です。

物語。
まぁ、テンプレかな。しかし、物語の中枢部分までは読めないのはまだ、良いと思う。ド定番と呼ばれてる異世界系は最強、優しい、すぐ仲間になる。で終わる。特に考えることがない…だと思います。しかしこの作品は恐らく冒頭に出てくる謎の少女の謎と恋愛を加えた話なので、恐らく色々新しい設定を加えられるから異世界設定にしたのかなと思いました。

作画。
結構良いと思います。因みにザ!アニメ!って感じのアニメじゃないので現代向けと思われます。全体的に明るいです。
しかし、朝と夕の作画の透明度の違いの考えが適当です。夕方のときの全体的な作画は苦手です。

また、監督のバトル、演出のバトルの想像をもっと
深めて欲しいです。みていて学園系の恋愛アニメ作ると結構話題になる会社だなと思いました。

キャラ。
まぁ、ベタ。でも、少女との話を今後的に深めると思うので全然情報を流さないという意味で良い流れだと思ってこの評価です。(ちょっと高いかもなー)

最後に。

まず、このアニメは考察系アニメが好きな人には向きません。展開はすぐ読めるというかは問題がすぐ目の前にやってきてなんなく解決するという、興奮するシーンがないです。また、長期的な主人公の目標が意外と短期であり、進むべき路線が見えないことに苛立つ視聴者も多いんじゃないかと思います。

あにこれβの評価は少し低すぎるんじゃないかと思いました。私はベタながらSHIROBAKOというアニメみてたので本来個人の意見を書くサイトながら会社全体的な評価をしてしまってます。これもあまり役にたたないかも。


1話だけみて、みてみたいかを希望してください。
恐らく本人が考えている通りに進みます


やっぱりあれでしたww 勘が冴えてるなー。


見直して。

作画は全体的にいい。しかし、バトルシーンが酷すぎる。キャラは可愛い。しかし、落とし所がなく、なんとなく見せてる。
過酷な世界に抗ってる雰囲気が皆無。

投稿 : 2021/09/18
閲覧 : 360
サンキュー:

3

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

なろう小説原作の、転生したらチート能力を持ってた系のおはなしみたい。。@1話目

公式情報 
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INTRODUCTION
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前世と現世が交錯——二つの記憶を持つ少年が運命に立ち向かう!!
幼い頃、母を殺され孤児となったリオはスラム街で必死に生きていた。ある日、幼馴染との再会を夢見て事故死した《天川春人の記憶》と《強大な魔力》がリオの中で覚醒し、剣と魔法の異世界に転生していたのだと気づく。
さらに、偶然出くわした王女誘拐事件の解決に貢献したことで、貴族の子女が集う名門学院に入学することに……。
階級社会の最底辺から這い上がるリオは、出会いと別れを重ねながら過酷な運命を打ち砕いてゆく。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:北山結莉『精霊幻想記』(HJ 文庫/ホビージャパン)
キャラクター原案:Riv
監督・シリーズ構成:ヤマサキオサム
脚本:ヤマサキオサム、広田光毅、笹野 恵、中村能子
キャラクターデザイン:油布京子
美術監督:瀬川孟彦
色彩設計:小日置知子
撮影監督:寺本憲正
編集:柳 圭介
音楽:山崎泰之
音楽制作:日本コロムビア、トムス・ミュージック
音響監督:森下広人
音響効果:八十正太(スワラ・プロ)
音響制作:叶音
アニメーション制作協力:ワオワールド
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント

主題歌
OP:「New story」高野麻里佳
ED:「Elder flower」大西亜玖璃
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キャスト{netabare}
リオ/天川春人:松岡禎丞
リオ(幼少期):諏訪彩花
セリア=クレール:藤田茜
アイシア:桑原由気
ラティーファ:楠木ともり
綾瀬美春:原田彩楓
クリスティーナ=ベルトラム:鈴代紗弓
フローラ=ベルトラム:本渡楓
ロアナ=フォンティーヌ:金子彩花
アルフレッド=エマール:浜田賢二
シャルル=アルボー:田丸篤志
レイス=ヴォルフ:遊佐浩二
リーゼロッテ=クレティア:東山奈央
サラ:新田ひより
オーフィア:首藤志奈
アルマ:西明日香
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1話ずつの感想


第1話「前世の記憶」
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公式のあらすじ
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二十歳の大学生、天川春人は路線バスの事故で命を落とす。薄れゆく意識の中でただひとつの後悔は、高校の入学式以来姿を消してしまった幼馴染の美春への伝えられぬ想いだった。ところ変わってベルトラム王国のスラム街。薄汚い小屋の隅で悪夢にうなされて目を覚ます孤児の少年リオ。ある男への復讐だけを目標に生きてきたリオの脳内に突然、見知らぬ世界で暮らすもう一人の自分――【天川春人】の記憶がフラッシュバックする。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、転生したらチート能力を持ってた系みたい。。

ただ、転生した先がスラム街の孤児・リオで
覚醒したとたん王女誘拐事件に巻き込まれて
なぜか魔力を持ってることが分かった。。

それで、誰かにおそわれた時
リオにしか見えない少女があらわれて、魔力の使い方を教えてくれた。。

それから王女を助けて、探してた人たちのところに連れてったら
犯人と間違われて、ひどい目にあったけど
王女が証言してくれて、表彰されることになった。。
ってゆうおはなし。。



前世の事情とか、リオが復讐しようとしてるとかは
あらすじ読まないとよく分からなかったけど
都合よく魔力があるって分かって、都合よくチュートリアル少女があらわれて
次つぎ事件に巻き込まれるとか、テンポがよくって続きが気になった^^
{/netabare}
{/netabare}
第2話「王立学院」
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公式のあらすじ
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誘拐された王女フローラを救出したリオは、その恩賞としてベルトラム王立学院の初等部に特待生入学することに。 だが王侯貴族の子弟が集う学院の生徒達は孤児であるリオを歓迎しない。 周囲から蔑んだ視線を向けられるリオを気遣ってくれるのは、十二歳の若さで初等部の担任講師を務める少女、セリアだけだった。 文字を読むことができないリオのため、セリア先生とリオ、放課後の研究室で二人きりの個別指導が始まる。
{/netabare}
感想
{netabare}
セリアの個人授業のせいもあって、リオの成績は学年トップ。。
剣も優秀で、騎士団との勝負で5年前につかまった時
ひどい目にあわされた人に勝って逆切れされたくらい。。

その間にセリアとの仲もよくなってて
リオが女子からコクられてるのを見ちゃって泣きそうになってた。。



リオが周りから認められるようになってきてよかった☆

そんな中でも、認めたくない人は逆切れするってありそう。。
でも、どんな人に対してもリオは、大人な対応するからいいな。。


でも、目立ってきて、そろそろ何か起こりそう。。
何かの罠にはめられたりするんじゃないかって、ちょっと心配。。
{/netabare}
{/netabare}
第3話「偽りの王国」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
リオの王立学院編入から五年が経ち、卒業試験の野外演習が迫っていた。 卒業後は両親の故郷であるヤグモ地方に向け旅立ちたいと語るリオの言葉を複雑な想いで受け止めるセリア……。 野外演習当日、魔物の襲撃に我を失ったスティアードが王女フローラを崖に突き飛ばしてしまう。 とっさにダイブしたリオは空中でフローラの身体を崖の上に投げ返し、そのまま高さ三十メートルはある崖の下へと落ちていった……!
{/netabare}
感想
{netabare}
魔物にやられたスティアードがフローラにぶつかって
フローラはガケを落ちたんだけど
リオはあの能力でフローラを助けて、自分も助かった。。

そのあと、謎の男がリオの能力を知るために、巨大な魔物を送って
リオはその魔物を退治したけど
スティアードがフローラが落ちたのをリオのせいにしたから
こっそり逃げて、セリアのところにお別れを言いに来た。。

目的地は両親のふるさとのヤグモ地方。。
ってゆうおはなしだった。。



スティアードが無罪で、フローラを助けたリオのせいになるなんてひどい。。
ほんとに上級国民って。。って言いたくなるけど
そのうちひどい目に合いそう。。


謎の男は、リオの力を精霊術って呼んでたけど
あの男の正体って何なのかな?
あと、ヤグモ地方でリオの能力はふつうなのかな?、


おはなしはおもしろかったけど、バトルの作画はかなり残念だと思う。。
{/netabare}
{/netabare}
第4話「暗殺者の少女」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
セリアに別れを告げ、ベルトラム王国から旅立ったリオは、隣国ガルアーク王国の交易都市アマンドにたどり着く。 城門前の露店には「パスタ」や「マンジュウ」という名の料理があった。 それらの開発者であるリーゼロッテは自分と同じく日本人の記憶を持っているのではと考えるリオ。 都市を出て森に入ると行き倒れた少女の姿が……。 リオが近づいて声をかけた瞬間、少女は目を見開きリオにナイフを突き出してきた!!
{/netabare}
感想
{netabare}
転生前にバスにいっしょに乗ってた子がラティファの正体みたいだけど
ハルトはラティファも転生者だって知っても
くわしいことは聞こうとしないから、どうなってるかよく分からない。。

ただラティファが覚醒した時には、スティアードにつかまって飼われてたから
ラティファを送ったのはスティアードなのかな?


リオもラティファも、転生してひどい目にあってるけど
リーゼロッテは転生者みたいでも、そんなことないみたい。。

もしかしてあの時の事故で死んだ人たちは
みんなこの世界に転生してるとかなのかな?


ラティファがかわいそうなおはなしだったけど
殺そうってしたリオが、いい人で良かった☆


リオは転生のことを誰にも話さないつもりなのかな?
たぶん、前の世界にもどりたいなんて思ってないみたいだから
知らなくってもいい情報なのかも。。
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第5話「精霊の森」
{netabare}
公式のあらすじ
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ラティーファと未開地の森に入ったリオは、眠っている間に亜人らしき集団に取り囲まれた。 「精霊の民」と名乗る彼女らと話し合いを試みるリオだが、 翼獣人のウズマは同じ獣人であるラティーファをリオが拉致したと思い込み問答無用で襲いかかってくる。 ウズマの電撃で意識を失ったリオの夢に現れたのは、 ピンクブロンドの髪を靡かせた見知らぬ美少女と、【天川春人】の幼馴染の少女、綾瀬美春だった。
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感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、誤解されて精霊の民の里につれてかれたリオが
そこで誤解がとけて、しばらくラティーファと暮らすことになって
自分の体の中に人型精霊が眠ってることを知らされて聖人?あつかい。。
ってゆう感じ。。

さいごは「天上の獅子団」の2人が魔物か何かの卵を盗んで
追いかけられそうになるエピソードもあったけど、よく分からなかった。。
リオが巻き込まれるのかも?



はじめに会ったときウズマが、人間の言うことを信じられるか!
みたいなことを言ってたから
精霊の民は人を悪い者だって思ってるんだと思ってたら
ウズマ以外の民は友好的で、設定が薄いみたい。。

それともウズマの親が人間に殺されたとか、そうゆううらみでもあるのかな?


あと、桃色の髪の美少女が、自分は誰かも分からないのに
「私はあなただけのもの」とか、時間が来たってゆうのは分かるとか
やっぱり設定がテキトーかな?って。。
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第6話「祭りの夜」
{netabare}
公式のあらすじ
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リオが里で暮らすようになって一年が過ぎ、精霊大祭の日が訪れた。 大樹の精霊ドリュアスの祝福を受け、リオは精霊の民の盟友として認められる。 楽しい宴の夜、リオから里を出るつもりであることを告げられたラティーファは、 それを受け入れられずに森へと走り去ってしまう。 一方、上空で侵入者を警戒する里の戦士達が不審なオドの反応を察知する。 その正体は里を鋭く狙うブラックワイバーンの大群だった。
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感想
{netabare}
あらすじのおはなしで
ワイバーンは「天上の獅子団」の少年の持ってる卵を追いかけてきたんだけど
少年はレイス=ヴォルフにダマされて、おとりにされて殺された。。

卵といっしょに少年が落ちた近くに、森に行ったラティーファがいて
ワイバーンにおそわれた。。

そこにようすを見に来たアルマが助けに来てバトル。。

ラティとアルマは里の民を非難させるために逃げまわったけど
追いつめられたところにリオが来て、わりとあっさりたおした。。

それで、ラティを里に置いてリオが去る前の夜
ラティが自分は日本人の生まれ変わりだって話して
リオも同じだって打ち明けて終わり。。



とくにコメディもないし
バトルのシーンも迫力なかったし
リオがやさしいだけで、あんまり魅力がないみたい。。

好きな人ごめんなさい。。
6話まで見たけど、おもしろくならなさそうだからやめちゃう。。
{/netabare}
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第7話「約束の地」
{netabare}
公式のあらすじ
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リオは精霊の民の里を出て両親の故郷であるヤグモ地方へ。 何の情報も掴めないまま、カラスキ王国の小さな村を訪れたリオは、村長のユバと出会う。 リオの両親の名前を聞いて驚くユバ――彼女はリオの祖母だった。 ユバのすすめで村で暮らすことになるリオ。 従姉のルリや村の少女・サヨとの穏やかな生活が始まる。 やがて秋になり、年貢の量を決める検税官が近々派遣されるというある日、サヨの兄・シンと隣村の男達の間でケンカが起こる。
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第8話「王家の系譜」
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公式のあらすじ
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年貢を運ぶ交易隊の護衛としてカラスキ王国王都を訪れたリオ達。 役目を終えたリオとサヨが城下町で買い物や食事を楽しんでいると、幼い少女をさらおうとしている浪人に出くわす。 難なく迎え撃ち少女を助けるリオ。 その少女コモモは検税官ハヤテの妹だった。 ハヤテの父・ゴウキはユバからの手紙を読んで驚愕し、妻のカヨコとともにリオの宿を訪ねる。 そして、自分達はリオの母・アヤメに仕えていた者だと告げるのだった。
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第9話「それぞれの決意」
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公式のあらすじ
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あらためて母の復讐を決意したリオは、しばらくしたらシュトラール地方へ戻ることをユバに告げる。 従姉のルリ以外の村人達には王族であることを隠したまま、穏やかな日々が過ぎてゆく。 春になり、リオが村を出ることを知ったサヨは家に帰るとひとり土間で泣き崩れる。 そんなサヨの姿を見て、いてもたってもいられなくなった兄のシンは、村に残ってくれとリオに懇願するが……。
{/netabare}
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第10話「精霊の目覚め」
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公式のあらすじ
{netabare}
リオは精霊の民の里に帰ってきた。翌朝目を覚ますと、リオの隣には全裸で眠っている見知らぬ美少女が……!? 部屋を覗いて色めき立つラティーファと里の少女達だが、その美少女は「春人(リオ)」の契約精霊であるという。 名前もわからない彼女にリオはアイシアと名づけた。 強力な精霊の気配を感じて現れた大樹の精霊ドリュアスに促され、 謎多き契約精霊の戦闘力を知るためにリオはアイシアと戦うことになる。
{/netabare}
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第11話「白銀の花嫁」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
セリアとシャルル=アルボーとの政略結婚を知り愕然とするリオ。結婚式は明日に迫っている。 アイシアの力を借りて王城の迎賓館に忍び込み、リオはセリアとの再会を果たす。 リオの顔を見て喜びがあふれるセリアだが、本当に望んだ結婚なのかという問いには同意していると答える。 終始にこやかな態度を貫くセリア。リオには彼女の本心が見えなかった。 翌日、結婚式が執り行われる王都の大神殿に向かって盛大なパレードが始まる。
{/netabare}
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投稿 : 2021/09/15
閲覧 : 362
サンキュー:

24

むす さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:今観てる

結局テンプレ

第一に松岡禎丞の主人公はお腹いっぱい全部キリト変化なし。
導入部分は多少凝った設定だったが 話が進むに連れて異世界テンプレオンパレード。とくにチート無双、モテまくりハーレムは見ているだけでうんざり。そろそろLGBTやポリコレに見つかってぶっ叩かれろよと。作者の金持ちになってやりたい放題みたいな願望なのかキモすぎ
ケモ耳やロリ婆、美少女奴隷とかで出したら終わり。なろうテンプレは突っ込みなしで見れるものがないのが残念

主人公のルリ役の演技が自然派だけど浮き過ぎて 新人かと調べたらベテランで何とも言えない気持ちに。
とにかく不協和音になっててぶち壊し。

10話をみて ハーレムがキモすぎる。幼女獣人キャラに自分から一緒に風呂に入らせたり、本当に原作者の変態性が気持ちわるいので この辺で離脱。

投稿 : 2021/09/12
閲覧 : 290
サンキュー:

7

ネタバレ

haiga さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

ファンタジー作品は急激に退化している気がする(8話視聴済追記)

今観てます~


タイトルの通りどこかで見た要素満載の普通の異世界転生物語ですね。
主人公の境遇が底辺からのスタートな所は良いですがオープニング映像を見る感じでは着々とハーレムを築きそうで不安ですw
あと黒主体の衣装に声が松岡さんってどうしてもキリトさんを連想してしまう

ロリ先生が可愛かったのですが3話で主人公が国から出ていってしまいましたので出番は暫くは無しかな?

とりあえず視聴継続します

┈┈┈┈┈ここから追記┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
いや~ダメですね、とても幼い作品です。


というか原作者の方は過去のファンタジー作品を読まれて無いのかな?
関所も無しに地続きの他国に行けたり、いきなり東洋風の国が現れて侍の格好しつつ国主が国王呼び。
色々違和感がありすぎて辛いですね

例えば島国だったり山脈で隔てていたりとかなら分かるんですけどいきなり歩いてたら田園風景だもんなあ
この世界の風土とか雰囲気が全然リアルでは無いんですよ。とりあえず東洋風だから刀持たせとくかって感じ

最初は貧民街出身の主人公の成り上がり物語っぽかったのですが、主人公は精霊魔法も剣の腕も抜群のモテモテイケメンの上、実はカラスキ王国の姫の息子でしたってどんだけ~
カラスキ最強の人も15歳だっけ?の主人公に模擬戦で負けちゃっておいおいレベル低すぎだろ。
う~ん完璧すぎるゆえに主人公の魅力がどんどん無くなっていく…

質量保存の法則ではありませんが恩恵や力に対する代償を描かないとつまらなくなると思うんですよ。

ファンタジーRPGでもそうですよね、魔法使いは杖しか装備できないし力も弱いが強力な魔法を使える。
回復魔法は僧侶や聖騎士にしか使えないが信仰する教義に縛られる……みたいな(まあ教義とかを描けてるRPGはあまりないですけど例えば真面目で融通が聞かないとか)

なんか最近のファンタジーはその辺の描き方があまり上手では無くてとても退化しているように感じます。まあファンタジー好きだから沢山漫画読んでますし時々個性的で面白いものもあるんですけどね
とりあえず最後までは観たいと思います


ここからは余談ですが

最近無料で読める漫画をネットで漁ってて面白いものは続刊を購入したりしてるのですが
異世界転生物がめちゃくちゃありますね。

んで導入部がほぼ同じで笑っちゃいます。特に最近のは2ページくらいで雑に異世界行っちゃうのもありますからねw

もしかして編集部ではこんな会話がされてるんじゃないかと思ってしまいました

┈┈┈┈┈以下妄想┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

若手漫画家「次はファンタジー漫画を書こうと思って、ネーム見てもらって良いですか?」

やり手編集「ファンタジー!良いね!今流行りのジャンルだから待ってたよ。ウチからも転スラみたいなのを出したいのよ。みせてごらん」

ネームを受け取った編集の表情は読み進むにつれ曇りがちになり首を振りながらこう呟いた

編集「あ~ダメダメ全然ダメ、これじゃ売れないよ」

漫画家「え!なんでですか?結構リアルなオリジナル要素も入れたんですけど…」

編集「君~全然異世界物の事分かってないね?なんで主人公死んでないの?普通事故るでしょ?それか過労死、ブラック企業っぽさ出すとかさ~」

「あとなんで最初にパーティに加わるのが髭面のマッチョおっさん戦士なわけ?ふざけてるの?」

漫画家「いや、だって異世界ですよ?ただでさえ普通の現代人なんだから不安じゃないですか、最初は強そうな人と旅しなきゃヤバいですよね」

編集「はあ~~(クソデカため息)
最初のパーティメンバーは女の子に決まってるだろ!ドジっ子魔法使い(素質最強)、ケモ耳奴隷(素質最強)、お転婆お姫様(素質最強)、女騎士(以下同文)の中から選ばなきゃ」

漫画家「ハア、そんなもんなんですかね」

編集「そんなもんなの!だいたい君のネームの主人公修行し過ぎだよ、いつまで飯食って筋トレやってんの」

漫画家「いや、そんな急に強くはならないでしょ鬼滅の刃だって修行回結構あったじゃないですか」

編集「君はジャンブ漫画家じゃないでしょ?何万部も売れてるわけじゃないでしょ?悠長に修行回やってる暇なんかないの、とりあえず主人公魔力最強ね。あとゆくゆくは格闘も最強にして」

漫画家「うへぇ~(ドン引き)はあ、分かりました」

編集「言い忘れてたけど最初は女神出しといてね、女神から最強魔力与えられるって設定ね、それとステータスオープンで主人公の能力、レベルとか分かるようにしといて。ったく基本だぞこれくらい(ブツブツ)」

漫画家「はあ。(これってこのすばとか盾の勇者とかのパクリにならないのかよ)」

編集「とりあえず君は絵は上手いんだから僕の言う通りに書いとけば良いから。評判良かったらアニメ化も行けるかもだから頑張って、あ、変なキャラ付けとか鬱展開はいらないからね」

漫画家「アニメ化ですか!頑張ります(マジかよwww)」


┈┈┈┈┈┈妄想終わり┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

みたいな妄想をしてしまいましたw

投稿 : 2021/09/11
閲覧 : 284
サンキュー:

10

種馬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:----

主人公はほぼキリト

タイトル通りの、ベタな異世界転生ファンタジーですが、
意外と良かったです。
話は有り触れたテンプレ展開ではありますが、見易いですし無難に面白いです。
話がベタでもキャラデザが良く声優陣も結構豪華で演出が良いと充分に面白い代表みたいな作品です。

投稿 : 2021/09/10
閲覧 : 185
サンキュー:

2

ネタバレ

ガッキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

3話まで見ての感想

3話まで見ましたがとても面白くなってきました!
主人公に魅力が多々あり、次がとても楽しみになりました!
自分の中では今期かなり上位に入ってくる気配がします。
とにかく3話はセリア先生がただただ切ない…。
今後の展開に更なる期待!


追記

他サイトなどの評価も見ていて思ったのですが、このアニメ確かに、3話ぐらいまでしか見てない人からすると面白くないなどの評価をされてもおかしくないかもしれませんが、このアニメは話が進めば進むほど次が気になる展開が増えてきたり、話が進めば進むほど体感時間が短くなっていくと感じるぐらいとても面白くいい作品だなと思えるものになっていると思います!
お時間ある方は是非、5話程度まで見ていただけるとこの作品の良さや面白さが分かっていただけるのかなと思います。
この作品自分的に今期一二を争うレベルでいい物だと思っています!

投稿 : 2021/09/10
閲覧 : 274
サンキュー:

5

まいち さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

結局、原作買ってしまった・・・

原作が現状で20巻まで出ている大作

「リオの復讐」
「6人の勇者とそれに巻き込まれた転移者たち」
「【王家】や【精霊守】などこの世界での人たちの関わり合い」

上記3つを話の主軸に原作を丁寧に書いているが
当然アニメではそこまで届かない

アニメは必要なエピソードを確保しつつ展開を早める
綱渡りのようなギリギリを進んでいます

自分は続きが気になって原作を買ってしまい
先の部分と、現状で端折られた部分を楽しんで読みました
20巻まで続くことに納得の面白さがありました

声優さんの演技が最高なので
2期、3期と続けていって欲しいですね

投稿 : 2021/09/05
閲覧 : 146
サンキュー:

3

ネタバレ

くまくまちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

気分爽快です

勧善懲悪が好きな私には大変満足する作品です。厨二病全開の設定で必ず主人公が無双するので、見ていて肩が凝りません。
ハラハラドキドキするのは学園アニメとかドラマなどの違うジャンルに求めるので、私はストレス発散に毎週楽しみにして観ています。

投稿 : 2021/09/05
閲覧 : 186
サンキュー:

3

大貧民 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

特筆すべき点は無い。

正直、そこまで盛り上がりが無い。
なろう系としては、突き抜けた爽快感も無く、ただチートなだけ。
「月が導く異世界道中」の方が面白い。

致命的な点も無いので、見続けている。

投稿 : 2021/09/03
閲覧 : 223
サンキュー:

3

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

今観てる

4話までの感想{netabare}
原作未読、なんか色々と不思議。
最初制作はMAHO-FILMかと思ったw
絵の雰囲気が“うちの娘のためならは~”や“神達に拾われた~”っぽく感じだので。
作画はそこまで悪くないのだけどどことなくぎこちなく、そんな中ヒロインの顔だけは意地でもクオリティを死守してる様が、柳瀬雄之が血ヘド吐きながら手直し頑張ってるのかなー?と予感させる。
が、実際は全然MAHOとは関係なくトムスだった模様、いや実質はトムスじゃなくてワオワールド(“アニメガタリズ”やったとこみたい)ちゃう?
てっきりキャラデザは出口花穂だと思い込んでたよ、違いがワカランw
というか1話は凄い頑張ってたんだ、1話は。
正直本編よりOPの方がヘボくて「そんなことある?」と驚いたが、3話にして力尽きたかOP相応のクオリティになってひと安心と言って良いやら悪いやら…。

絵についてはそんな感じで内容の方、といいつつまたOPの話になっちゃうけど…これが心証悪い。
OP最後女性キャラがドドドと出てくるのが「うわぁ」と声を出さずにいられない。
転生モノとしては最近めっきり数の減った「元の世界に未練がある」タイプで(“聖女の魔力は~”のアイラとか居るので全く無い訳ではないが)ほんのちょっとは感心した…いや、したいところなんだけどOPが邪魔をする。
あれだ、スラム時代に一緒にパンを盗んだ同世代の男友人とか居ないのが残念なのかも、そういうのが居ればOPも「女の子まみれ」みたいなことになならなかったんじゃない?
元の世界に未練はあってもスラム時代には未練が無いのは、結局バーターにかけられたみたいであんまり深みを感じない。

ってところでの4話、刺客として襲ってきた新キャラのラティーファがよく分からん。
転生したの、いつ?
主人公と同じ時期なら──毒針使ったりそれなりの戦闘を繰り広げてたし、首輪つけられてずっと戦闘訓練させられてた…と思うのだけど、それにしちゃあメンタルが弱い・幼い。
見た目に関しては獣人の成長速度を知らんのでナントモ。
訓練だけでなく実際にコロコロしたことあんの?
よっぽどの手練れでなきゃ単身で追跡なんて…クライアントは結構貧乏?
ってかリオは生死不明じゃないんだ。
死体が見つかってないとはいえモンスターがうろつく世界でしょ?生存を確信したのは何でだろう。
指令としては「もし生きてたら殺せ」であって、帰還しないのは生存を明らかにすることになってヤバいと思ったのだが…最初から生存を確信されてるならいいの…か?
いやそうであるならセリアも疑われない?セリア宛の手紙なんて検閲対象でしょー。

今後その件に触れるならいいけど、現状な~んか雑さを感じる。
王女誘拐事件も5年間進展無いのん?{/netabare}

5話感想{netabare}
最初誤解を元に襲われて「またかよ!」と思ったが、いや、ひょっとしてこれは誤解が解けた後で人間と亜人とで素直に謝れる/謝れないの違いを描いた…のか?
その国や地域のトップに貸しを作るには体の良い展開だなぁと思わなくもないが…。
負けることで「そこらのなろうのチート系とは違うんだZE」アピールだとしたらちょっと志が低い。
ま、まぁ、いつもこんな感じで誤解されて襲われるのなら、ラティーファが転生者と思ってもおいそれと尋ねたりしない慎重さへの説得力にはなる、か?
というか身の上は尋ねられないの?
ラティーファが帰って来ないことで第二第三の刺客が放たれるんじゃないか?と思ってた私としては、リオがのほほんと逗留生活をしてるシーンが気が気でならなかった。
せめて追跡は断ち切ったとか、人間の手先ならここには来れないだろうとか語って欲しかった。
欲を言えば「私が居るとどんな災いをもたらすか分からない」と、それが叶わないとしても滞在を断る素振りをして欲しかった。
後で村が襲われて「お前が来なければ平和でいられたのに」と責められそうで…無いとは思うけどね、丁重にもてなされればされるほどそう予感してしまい安心して見れない。
なんかリオが「今自分の置かれてる立場」を気にしなさすぎというか、他のなろうでよくある自発的でない感じ、こっちから何かしようと思わなくても周囲がお膳立てしてくれる感じ。{/netabare}

6話感想{netabare}
まてい、ちゃんと前回の最後の方覚えてる?
ワイバーンの巣から卵奪ったらワイバーンが追ってきた、ってところで終わったんよ?
それを踏まえての6話冒頭、「リオ殿が里に来て1年──」とか言い出したので、ワイバーンの巣を襲った出来事からも1年経ったんだと思っちゃったよw
コイツら卵抱えて1年間逃げ続けてた?ってね。
よく見りゃ5話の祭の段階で1年経ってると分かるけど、だったら5話中に「リオ殿が里に来て1年──」と言えよと、何故6話に引っ張った?
もしくは卵を奪うシーンを「リオ殿が里に来て1年──」と言わせた後にするべきだったんじゃないかなー?
「リオ達が里で平和に暮らしてる裏で不穏な動きが起きている」というのを見せたくて卵を奪うシーンを5話に入れたんだろう、それは分かる。
が、紛らわしくすることで何か演出的な効果があるでもなく、単に気が利いてないだけな気が…。
細かいことかも知れないけど、こういう部分までちゃんと気を配ってるかどうかが脚本の良し悪しに繋がるんじゃないかなー、と思ったり。

なにより、ラティーファを刺客に送ったのに戻ってこないことでスティアードは次にどんな手に出る?を期待してた自分としては、何事も無く1年経っちゃったのが肩透かしでして…。
今後暗躍っぷりが描かれるのかも知れないが、前回の感想でも書いたけどそもそもそっちに気を向けないリオ達が不思議でならない。
いつかスティアードと対峙する──ケリを付けてくれないとスッキリしないので──とは思うのだけど、大丈夫かね?

視聴者の興味の向かせ方がズレてるというか…私の方がズレてるのか?
ボケっと見てても「何か大事なことを忘れてる気がする」って感じるんじゃないかなー?
王女誘拐の件も6年間遅々として進んでないということだろうか。
冤罪だろうが犯人をデッチ上げて処罰しなけりゃ威信に係わるって話じゃなかったのか?{/netabare}

8話までの感想{netabare}
ほげええええ、顔面ヘッドスライディングした気分。
主人公が王家の血筋って…あれぇ?何故だ?何故かすっごくガッカリ。
それが悪いってことじゃないハズなのに、何で私はこんなにもガッカリに感じるんだろう。
とにかく直感で「そりゃないよー」という気持ちが湧き上がった。

今までそんなこと匂わす伏線らしきものが無かったからか?
王家を示す短刀を親の形見として持ってるとか、一族だけに遺伝するアザがあるとか、なんかあったっけ?
パスタ屋のロッテとか、回収がずーっと先と思われる伏線なんて張ってる場合じゃないだろー。
天涯孤独の身から人情とチート能力で仲間を増やしてのし上がってく話だと思ったら、本人の努力とは関係無しにデカい後ろ盾が突如生えたような…。
転生者で女神だか精霊の加護を受けてるだけでもアレなのに、突然ドエラい設定が降って湧いた様に感じて…この唐突感がガッカリの原因かなぁ?
ついでに母親の仇も唐突だし、両親が駆け落ちする原因となったロクレン王国とやらの蟠(わだかま)りはどうなった?これから?

なによりブラックワイバーン製の衣装がヤグモ背景と合ってなくてキモい。
人攫いを倒した後「面倒ごとは避けたい」とその場を去るとか、目立たない様にする努力を一切してないヤツが言うことか?
交易が盛んで色んな人種や民族衣装が町に溢れてるならまだしも、作中見る限りそうじゃないし、キモいって。
小説じゃ気にならなかったのかも知れないが、アニメでやるとヘンテコこの上ないのでもうちょっと考えてくれよー。
そろそろ切ろうかと思ってるんだけど、早くこの地を去ってくれないかな。{/netabare}

9話感想{netabare}
前回王族の血統と聞いてガッカリした話の続きになるけど、「果たしてその設定によってリオにデメリットはあるの?」に対し「いいえメリットしかありません」がアカンのだろう。
逆に、もしデメリット──本人は一切関与してないのに一族を恨んでるヤツが居てそいつから命を狙われるとか──があるならまだ見れるかなぁと思いつつ9話に臨んだら…。
どうやら無いっぽい。
いやいや、血筋絡みでの面倒ごと起きんのかーい!
ロクレン王国(両親が駆け落ちすることになった原因)は本気でスルー?もう過去の話?
ルシウス(親父の冒険仲間、母親の仇)が変貌したのはそこからの差し金って可能性を…疑わないの?
というか、前回の人攫い未遂の話はどうなったん?背後に陰謀が絡んでる…とかじゃないの?
何事も無く安穏と1年過ごしちゃったよ…ゴンは出所したん?

1話の王女誘拐が一番印象強いけど、それ以外だってトラブルに対して表面的な対処はするけど根本はなにも解決してないエピソードばかりが続く。
他の方が書いてらっしゃる「全てが中途半端のつまみ食い」、正にその通り。
最後に全ての事件が巨大な黒幕に集約するって展開なのだろうか?
そうでないと困るんだけど、それにしたって中途半端が過ぎて忘れ物が溜まる一方。
深く掘り下げることなく次の出来事へ移ってしまうため、関心を維持しづらい。


話もそうだけど、絵もちょっと…。
1年逗留したカスラギから旅立つってシーンで…なンだその軽装は!?
ああああ!!!!
結構許せない、“チート薬師”より、“D-CIDE”の龍平よりイラっと来たかも。
お土産どっさり持たされるんじゃないの?実は嫌われてた?
折角日本風の地域を出したんだから三度笠と道中合羽くらい羽織ったっていいじゃない!ってかそうしろよ!!
数ヶ月海外旅行して帰ってきたら向こうの服着てたりしない?カスラギに行った形跡を残したくないのか?浮気相手の家感覚?
ちょっと近くのコンビニに買い物行く感じにしか見えなくて、もう当分戻ってくることのない決意や雰囲気なんてあったもんじゃない。
この絵ヅラでサヨとの別れをしおらしく描いたところで嘘臭くてうすら寒いだけだって。

と思ったら次の場面でビュンと空を飛んであっという間に精霊の民の里へ到着。
あっ、ホントに近所だったんだ、徒歩10分飛行30秒って感じ?(嫌味)
旅情も哀愁もへったくれも無いな、両方の村を毎日行き来すりゃいいじゃん。
それでいて持ち運べる家をリクエストって…だからさぁ「そういうのがあったらいいな」と必要性を感じる出来事を見せてないので多くを望む業突張りにしか感じないって。
雷雨の中飛び続けるとか、寒さに丸まりながら野宿するとか、長旅感をあらわす時間経過のシーンをなぜ入れなかった?
旅の装備を考えたくなかったのかなぁ…前回町中で目立たない衣装を描かなかった件といい、作画は結構一杯一杯なんだろうか?{/netabare}

投稿 : 2021/09/01
閲覧 : 612
サンキュー:

7

ネタバレ

とろとろとろろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

転生バス発車オーライ

第4話まで見た。
{netabare}王国での胸糞展開から開放されてようやく面白くなりそうな気配。
ケモ耳ロリ参戦もGooooooood!(笑
まあ戦闘描写があまりにもアレなので、第3話あたりで見限った視聴者も多そうだ。{/netabare}

・第9話まで
まだ旅の途中とはいえ、全てが中途半端のつまみ食い。
そしてハーレム要員だけがどんどん増えてく。
ラノベ既刊数は15年で19巻というから、結構な人気作なんだろう。
それにしてはここまで大して面白くない。
先の展開にも興味が湧かないし、もういいわ(笑
今期は公式円盤情報から多分1クール12話で終わり。
もし2期が決まったら改めて見直す....................かも?

投稿 : 2021/08/31
閲覧 : 270
サンキュー:

3

カルシウム さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 1.0 キャラ : 2.5 状態:今観てる

ストーリーは置いといて...

ストーリーについては特に書きません。
既に多くの方が書いているのでそちらを見れば参考になると思います。

アニメは現在、最新話(7話)まで見ています。
途中何度か諦めかけましたが、
キャラは可愛く(見た目(イラスト))、
声優も好きな方がいたからです。

問題は制作陣についてです。
魔法の演出やキャラの動き、その他もろもろ、
作画崩壊や中割が変だという訳では無いのですが
あまりにも単調です。
戦闘シーンだと分かるのに戦闘シーンだと分からない(?)
かのような、なんだかスカされてるような気分。
そりゃ作画崩壊なんて起きるわけが無い、という感じです。
素人YouTuberが定点カメラで撮っているような戦闘シーンにはもう少し工夫が欲しいような...

音声だけ聞いてそのシーンを想像してみた方が自分の中では盛り上がったのでドラマCDで十分だったのではと思います。

投稿 : 2021/08/24
閲覧 : 163
サンキュー:

2

ネタバレ

ふかざわ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

悪い意味での「なろう作品」

世界観などの設定には難を感じないが、キャラクターの行動にいちいち違和感を持つ。

例えば主人公は転生先で貧民街の出身なので、当初の言動や行動はある程度丁寧な対応はできていたが粗野さがあった。その後の入学後(厳密には入学直前)からはまるで記憶と容姿を引き継いだ別人と思えるほど立ち振る舞いが変化しているのでまずここで違和感を覚える。

国王謁見のマナーを教わるシーンがあるが一朝一夕で取得しており、転生者でも言語が全く異なる世界で「ご高配」など貧民街の出とはおもえない言葉遣いをはじめからしている点などワンアクション毎に違和感がついて回る。(逆に言えばこの辺は不出来な方が私的にはキャラクターの味が出ていいと思う。それはキャラクターの能力というより性質、属性なので)

主人公だけでなく他の登場人物についてもやはり可笑しく感じられ、実年齢12歳の担任教師や何もしなくても勝手に過剰に謙る周囲の反応など、なろう系譜であれば周囲は主人公を持ち上げるということは分かっていてもその持ち上げ方が極端すぎて人間関係が「見下すか」「謙る」の二種類しか存在しないこともあり総じて作者に「他人との人間関係(自身での構築もそうだが他人同士の関係性の観察などの経験)がないのではないか」と思える作品。

投稿 : 2021/08/22
閲覧 : 241
サンキュー:

5

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

よくある“なろう”異世界転生モノ…

かと思いきや、これは意外と面白そうです。

あ、詳細は公式サイトでも見てください。

「小説家になろう」に2014年から連載され、ホビージャパン「HJ文庫」で書籍化されたラノベ作品です。現在も刊行中とのことですが、アニメ化が決まったからでしょうね、去年に「なろう」から削除された作品とのことです。

制作はトムス・エンタテインメント。最近では「Dr.STONE」、リメイク版「フルバス」、「かのかり」、「長瀞さん」などを手掛けています。手堅い作品づくりをする印象ですね。

主人公がバスで踏切事故に遭い、おそらく死んでしまって気がついたら異世界で少年の体になって目を覚ますという、これだけ聞くと「あー、まーたよくある“なろう”か。壊れるなぁ」と思うかもしれません。僕も思いました。

=====初回視聴後、所見です。
{netabare}{netabare}
異世界のスラム街に暮らすリオは、日本の大学生・天川春人だったころの前世の記憶を思い出すという形で転生します。これ、「はめふら」と同じで、要はリオの7歳までの記憶、人格を持ちながら、前世の春人の記憶を思い出して、これから生きていくという話になります。
{/netabare}
凡百の“なろう転生”モノが、それまでの異世界の少年の人生を乗っ取るひどいものになっているケースが多いのに比べると、きちんと整合性が取れていて好感が持てます。

バスの事故直前、春人が見たものは、結婚の約束をした幼なじみの少女によく似た少女の姿だったという描写があります。この伏線の張り方も、見え見えだけど悪くない。おそらく、この少女も異世界転生しているのでしょう。

スラム街のみすぼらしい少年・リオが、誘拐された王女を助けたのにも関わらず、近衛騎士団から拷問に近い取り調べを受けて……という話も、そのへんの“なろう異世界転生追放”モノとは一線を画している印象。これは、作者が流行りに乗らなかったというよりは、この醜悪な「追放モノブーム」前夜に書かれた作品なのではないかと想像します。

というわけで、“なろう異世界転生・転移”だからという色眼鏡で見始めましたが、これはなかなか悪くない出だしでしたよ。同時期の“なろう”である「現実主義勇者のなんちゃら」より数段面白そうです。

あ、ひとつだけ難点を。
キャラの描き分けが甘いのか、出てくるちっこい女子キャラ(大人の女性上司はOK)が、みんな同じ顔に見えて区別がつきません。キャラデザの問題なのでしょうけど、これがネックになってくる気がしますよ。だって、バスで同乗した幼なじみに似てるロリも同じ顔なんですもの。
{/netabare}
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
1話で、なろうらしからぬ構成、展開で高く評価したのですが…

学校に入ったら、途端にいつもの「なろう」になってきましたね。文盲だった少年が、ちょっと子供向けの本で勉強したら期末試験(異世界で期末試験ですって)で学年1位タイになりましたよと。

わー、リオくんすごい。

で、12歳の先生の女の子とイチャコラしながら、いきなりリオの声が松岡さんにミラクルチェーンジ! 瞬きしている間に5年が経過しましたよと。

で、転生前の剣道の記憶を頼りに、剣術の先生に認められ、近衛騎士との練習試合。相手は、初回に拷問をしてきたアイツ。圧勝しますよ。

わー、リオくんやったぁ!

で、校舎裏にモブ子さんに呼び出され、試合で見て惚れられてお手紙を渡されちゃいます。ヒロイン先生が物陰から見ててグギギ。

一気に安っぽいなろうになってしまって少し興ざめです。まあ、主人公のリオが無双してもイキリ系ではないので、そのへんで観ていられますが。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
やー、厳しくなってきましたねー。

リオとミノタウロスとのバトルシーン。作画がもう、笑っちゃうレベルでした。
意味のないカットイン、尺稼ぎの魔物の攻撃と防御するシーンの繰り返し、ミノタウロスの腕を駆け上がるリオの動き、首を切るシーン…
どれも微妙な作画で、ヒヤヒヤしました。

挙げ句の果てに、リオが学園を出て行く特殊エンディング。ここまでのリオと先生とのシーンを回想として流しますよ。

え?
2話しかやってねえのに?
使い回し? 厳しいですねー

ストーリーは、まあ変則型の追放なろうよね。追放ブーム以前の作品なんですけどね。にしても、リオが卑屈すぎてもうね…

ここで離脱してもいいかなとも思いますが、とりあえずギリギリ次回まで観てみますね。1話がピークでしたかね。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
切るか継続かの分水嶺だった今回。結果としては…

セーフ!

アサシンとして送り込まれたケモミミ獣人のラティーファ。実はリオと同じバスに乗っていた転生者だったんですね。初回の予想が当たりましたね。

良かったのは、リオが簡単に自分も転生者だってことを明かさないし、ラティーファに「君は地球から来たんだね」とも(今は)言わないところ。これが何らかの意味を持つような気もしないでもないです。

演出は下手ですよ。最後に狼が光に包まれて「うわあ、なんだ?」って、ぶった切って終わるのも、なんだかなあという気もしますしね。

でもまあ、今回はそこまで悪くはありませんでした。ていうか、楠木ともりさん、こんなロリの演技も上手なんですね。才能のある人は何をやっても上手いもんだ。
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}
うーーーん…

なにかが致命的にダメな気がするんですが、何がダメなのかわからない。脚本?原作?作画?

とりあえず、精霊の民の里に歓待されるまでの流れが、初回と一緒。誘拐犯の冤罪をかけられ、拷問に遭うという流れですね。こういうのを、なんとかの一つ覚えといいます。

でまあ、その後の流れは、ほぼ「神達に拾われた男」状態。高位精霊が眠っているなんてリオ様すごーい。これは聖人として扱わねば。みたいなw

そして、お約束のハーレム形成。いや、ホントに見事なまでに「なろう」ですね。いちおう、最後に人間たちの不穏な動きを見せて、待て次回という感じです。

なんていうんでしょう。落ちそうで落ちない、ダッチロール状態で飛行を続けているという感じ。「面白いですか?」と聞かれたら「いえ、面白くはないです」と答えますし、「つまらないですか?」と問われれば「時おり面白いところもあります」と答えるという感じでしょうか。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
あーはいはい、アイテムボックスアイテムボックス。

ワイバーンの皮のコートを着たら、あーはいはい、キリトキリト。

安っぽいストーリー、安っぽい作画…
もう追いかけても面白さが掘り出されることはなさそうですね。ここで断念します。
お好きな方にはごめんなさいね。
{/netabare}

投稿 : 2021/08/10
閲覧 : 510
サンキュー:

5

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精霊幻想記のストーリー・あらすじ

前世と現世が交錯――二つの記憶を持つ少年が運命に立ち向かう!!幼い頃、母を殺され孤児となったリオはスラム街で必死に生きていた。ある日、幼馴染との再会を夢見て事故死した《天川春人の記憶》と《強大な魔力》がリオの中で覚醒し、剣と魔法の異世界に転生していたのだと気づく。さらに、偶然出くわした王女誘拐事件の解決に貢献したことで、貴族の子女が集う名門学院に入学することに……。階級社会の最底辺から這い上がるリオは、出会いと別れを重ねながら過酷な運命を打ち砕いてゆく。(TVアニメ動画『精霊幻想記』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年夏アニメ
制作会社
トムス・エンタテインメント
公式サイト
seireigensouki.com/

声優・キャラクター

松岡禎丞、諏訪彩花、藤田茜、桑原由気、楠木ともり、原田彩楓、鈴代紗弓、本渡楓、金子彩花、浜田賢二、田丸篤志、遊佐浩二、東山奈央、新田ひより、首藤志奈、西明日香

スタッフ

原作:北山結莉『精霊幻想記』(HJ文庫/ホビージャパン)、キャラクター原案:Riv
監督:ヤマサキオサム、シリーズ構成:ヤマサキオサム、脚本:ヤマサキオサム/広田光毅/笹野恵/中村能子、キャラクターデザイン:油布京子、美術監督:瀬川孟彦、色彩設計:小日置知子、撮影監督:寺本憲正、編集:柳圭介、音楽:山崎泰之、音楽制作:日本コロムビア/トムス・ミュージック、音響監督:森下広人、音響効果:八十正太、音響制作:叶音、アニメーション制作協力:ワオワールド

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