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「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(TVアニメ動画)」

総合得点
73.2
感想・評価
505
棚に入れた
1533
ランキング
1058
★★★★☆ 3.4 (505)
物語
3.2
作画
3.5
声優
3.5
音楽
3.4
キャラ
3.3

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☆の総合評価
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ひげを剃る。そして女子高生を拾う。の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

暴走インコ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

私には合わない作品でしたm(_ _)m

少女漫画で良くある展開の年の差恋愛系アニメかと思って録画してました。予想してたのとは別物でした!

アニメの中で吉田さん自身、家に住まわせている事に対して犯罪だと自覚していたり、その吉田さんの行動を知って同僚達は協力してて終盤では家出の理由もハッキリしますが…{netabare}母親がヒステリックで家庭崩壊や親友の事件とか{/netabare} で一気に重たい話になりました。

終盤の吉田さん、沙優、兄、母親の言動全てに色々と突っ込み要素が多過ぎました。
平成時代はガラケーからスマホへと一気に進化したし、家庭環境も時代と共に変わって来てるのね!
もうこの時代にはサザエさんの様な大家族で一家団欒な家庭は居ないのかも?

最後まで観て終盤にこう言う内容にした物語なら、何かしらのメッセージ性が込められる様な気がしますが…よく分からない作品でした。
序盤から苦労してる感も無く、終盤にこんなに辛かった感を出されても沙優の気持ちに同情要素も感じず、ただ周りの優しくしてくれる人達に甘えてるだけに見えてしまいました。

※個人メモ、閲覧、有難うございました⁽⁽ଘ(。•ө•。)ଓ⁾⁾

投稿 : 2021/07/14
閲覧 : 240
サンキュー:

11

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

何だろうこの残念な感じ。

社会人と女子高生のラブコメって、
今期は、1話目を見ただけで、
あまりの酷さにすぐ撤退しちゃった作品がありましたけど、
こっちは、ラブコメ未満の、プラトニックなコメディかと思って観始めました。

こたえは、ラブコメから、ラブもコメディも引いて、
何も無くなっちゃった「ピュアストーリー」なのかな?

ノーストレス系の観やすい作品だろうなって思って、
実際に毎回観やすかったので観続けていましたが、
{netabare}ストレス要因になる感じの、先輩(♂)アルバイトが出て来て、
一気に冷めてしまって、そこでストップ中です。
ああいうトラブルになるの、カラダを代償にして何ヶ月も何人もを相手に生きて来てしまったら当然あり得ることなのに、
そのことに無頓着なサユって、
たしかにバカな子だと思うし、身近にいたら助けてあげたいっていうのも、
何となくは解るんですけど、
でもだからこそ、吉田さんのそういう無償の好意にこたえるためにも、
先輩アルバイターの強迫に対して、
心を閉ざして身体を開くのではなく、
自分を大切に、毅然としなければならないのに、
いざって時にそれが出来なくて、
カラダを代償にしてしまおうとする弱さ。

サユがいっぺんに嫌いになりました。

吉田さんの自己犠牲的な献身も、
冷めてみるとバカバカしくなってしまって。

ストックは録ってあるけど、
この先を観続けるかどうか、
微妙になってしまいました。

{/netabare}主人公に共感できないっていうの、
すごいストレスです。。。

HDにストックは残してあるんだけど、
みなさんのレビュー読ませてもらっても微妙に楽しくないまま終わるみたいなんで、
とりあえず保存はしてますけど、
観ることのないまま、いずれ消去、かな?って思っています。

投稿 : 2021/07/13
閲覧 : 518
サンキュー:

39

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヒロインが可愛らしい。2人の関係が気になった

女子高生を拾うのは未成年者略取誘拐罪という立派な犯罪ですね。

ということがわかった上で見ていますが、良いですね。
ヒロインは可愛らしいです。
それまで男に体を売って生活してきたのがありありと出ているところがなかなか。

そんなヒロインと主人公の心の触れ合い…という感じなのでしょうか。
2人が結ばれるのか、普通に別れていくのかは良くわかりませんね。
結ばれるのが普通でしょうけれど、それはそれで、結局女子高生を拾って自分のものにしただけじゃん、となるような。
まあどうなるのか気になります。

作画は崩れそうで崩れない低空飛行ですがヒロインはしっかり可愛らしいので、この調子で頑張って欲しいです。

全話感想
何とか作画も崩れず最後まで見られました。
スッキリまとまった、きれいな良い話だったと思います。

なんでも犯罪行為を肯定的に描いている、とかで炎上したんですか?
確かに、まっとうな反応というのは警察を呼んで親元に返すことなのですが、それをしたら何の救いにもならないわけで、
主人公が未成年者略取の犯罪を犯して少女を家に置いたことで、彼女は成長して親と向かい合うことができるようになった。
犯罪行為が救いになったと描いているなら、犯罪肯定と捉えられないこともないですね。

でも、そんなのこと言い出したらすべてのバトルものは、正しい反応は警察に通報して余計なことは何もしない、ですよ。
創作物ってのは大なり小なり犯罪行為を肯定して成り立ってるんじゃないですかね。
いい話でした。

投稿 : 2021/07/12
閲覧 : 255
サンキュー:

8

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ありそうな禁断の恋というエッセンス

1クール作品

普通のサラリーマンが、ワケ有りの女子高生を家への帰り道で拾う。
カワイイ女子高生ですから当然のように色恋沙汰になっていきそうになるんですが、未成年ということでストーリーは予想される通りの展開に。

予想通りの中でちゃんと1クールで収めてくれていたところで評価は少しつけました。

描写もキレイなほうでカワイイから加点。
ワクワクとかはあまりなく、淡々と終わりに向かっていくところはちょっと違和感を感じました。

投稿 : 2021/07/12
閲覧 : 163
サンキュー:

2

イムラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

ひげを拾う?じゃあ女子高生を剃るんか?笑

タイトル誤りで、重複という

こういうのどこにいえば直るんでしょうか?笑

----------------
このレビューに関する備忘です

本作は運営さんのミスで二重に掲載されてました。
一つは正しいタイトル
もう一つは「ひげを拾う。そして女子高生を拾う。」と誤記されたタイトルで
私は両方にレビュー書いたのですが、誤記タイトルの作品を運営さんが削除した際、なぜか私が正タイトルの方に書いたレビューが削除されてしまいました。
つまり↑のレビューは誤記タイトルの作品に投稿したものです(ネタレビュー的に)
それがなぜか残ってここに。
なお、正タイトルの方に書いたレビューは真面目な内容です。
親切なレビュアーさんに教えていただいて削除に気がついた私は運営さんに削除したレビューの復活をお願いしたのですが無しの礫。
復活ができないならできないで仕方ないのですが、それすらお返事がない状態なので困っています。

投稿 : 2021/07/12
閲覧 : 446
サンキュー:

32

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ひげは剃る。そして女子高生は拾わない。

原作未読 全13話

ある夜、同僚の女性に振られた主人公の吉田は自宅アパートでの帰り道、電灯の下で蹲っている女子高生「沙優」と出会います。心に傷を負って家出でいている沙優と主人公との変わった同居生活が始まります。

沙優の数々の誘惑にも負けず、一本筋が通った吉田は逆に沙優に信頼されますね。

たくさんの部屋があり、吉田の両親や兄妹などが同居している家ならばともかく、一人暮らしのアパートの一室で男女2人で暮らすとはファンタジーですね。

ただ、沙優の心の葛藤を吉田さんがきちんと受け止めアドバイスするので、兄妹関係ような感じで観ていました。

矢口の熱弁に呆れてしまいましたが、その後は結構あっさりしていましたね。

終盤は、家出の原因も語られます。
{netabare}
友人の自殺も心を痛めるのも当然ですし、母親は酷い人ですが、お兄さんはいい人なのでもっと頼っても良かったんじゃないでしょうか。
{/netabare}
最後は、その先がちょっと気になりましたが、きちんと終わっていますね。

OPは、DIALOGUE+さん、EDは石原夏織さんが歌っています。

最後に、この作品は賛否両論あるようですが、私はそこまで気にしませんでした。

投稿 : 2021/07/11
閲覧 : 336
サンキュー:

23

ネタバレ

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

さらっとしてなくて面白い

それ犯罪やー!と思いながら、ずっと初めは悶々しながら複雑な気持ちで見ていたけど、なんというか良いめぐりあわせが心地良くなってきて、最後までずっと見守るような気持ちで楽しめた。

置き換えて想像したりすると重苦しいストーリーなんだけど、沼から抜け出すようにすこーしずつ環境や状況が変わっていく様子が良かったし、周りも良すぎるくらい良いキャラばかり。

ラスト付近になるとキリキリするような内容が多くなり、どちらかというとすっきりはしなかったんだけど、甘い部分と重い部分をしっかり表現していていいんじゃないかな。

それにしても、女の先輩は本当いい女!
願望ではそっちのラストを見てみたかった!
けど、その先輩も言っていた、気持ちなんてどうなるか分からないってのが
ずっと心に残ってて、その可能性も感じていた先輩めっちゃ好きだなぁ。

投稿 : 2021/07/11
閲覧 : 208
サンキュー:

3

ネタバレ

uQcus51094 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もはやラブコメではないのでは…?

原作未読

超まとめると「イリヤの空」(ミーツ・ガール)+「こどもの時間」(トラウマ的な)な話でしょうか。
違うか。

あらすじはタイトル通りで、家出少女をおっさんが拾う話。
ひげをそるのは、拾った後の気がしますが…?
27歳はオッサンなんでしょうか?(笑)

過去に色々あって傷ついた女子高生が、不器用だけど優しいオッサンに癒されていくお話。
王道と言えば王道だけど、主人公がオッサンというのが変化球かな。
そして女子高生が経験豊富というのが…変化球ですけどリアルですね

次から次へと山場があるので目が離せません。
ヒロインの気持ちとか行動原理がリアルぽくてよかった
まあ、リアルだと(作品内でも)犯罪になってしまうんですが…

今の社会の在り方ってどうなのかなって思った作品です

以下、ネタバレです。長々と続きます。

{netabare}

・あらすじについて
もうちょっと詳しいあらすじを書くと、前半は家出をして傷つき、考え方も変わってしまった沙優が、不器用ながらやさしい吉田さん(苗字のみ)と生活しながら、日常を取り戻していく話です。
最初のころの沙優の誘い方や吉田の少しの気遣いに感謝する沙優を見ていて本当にせつない。

最初の吉田さんの説教も沙優には響いていたけど、普通だったら正論言われてもって感じになる気がしたけど…
後藤さんとの説教タイムもリアルだけど、あったらどうかなあ…って思う。もともといい感情はないと思うし

沙優の泊まるために、いやいやはじめた行為が次第に求められることも嬉しいって言葉がリアルすぎてささった。
そういう状況なら本当にそうなりそう…
吉田さんの周りは理解があっていいですね。リアルでは風当りつよそう…

そこから回復していく姿は本当によかった。
ただ、途中で昔の男が出てきて、まじで気分が悪くなりかけた。
この辺までは傷ついたヒロインが回復していく感じでよかったです。

ここまでなら、ほかの話でもあると思うんですが、後半の家族の話がリアルというか吉田さんすごかったです。
この時点では、正直に言うと沙優が回復していって、家に帰って終わりかな、と思っていました。

そしたら、吉田さん!ついていくんですか!
いや、ほんとすごいですよ。吉田さん。
そこは本当に必要だと思うけど、家に泊める以上に勇気がいるきがする
高校に忍び込むのもなかなか…

予想通り、母親はあんな感じでしたね。
母親にも事情ありそうでしたが、さすがにあの短期間でそこまでは無理ですよね。
母と仲直り、って終わり方より冷戦状態って感じでおわったのがリアルでした。
EDで母の苗字がなく、「沙優の母」となっているのは何か意味があるんでしょうか?

最後の空港での兄とのやりとり。お金出すあたりとかもリアルでしたね。
ありそう。

そして、空港での沙優の告白。
しかし、ちゃんと振る吉田さん。
いや、本当にえらい。
吉田さんも空港の時点では結構、沙優のこと好きだったと思うんですよね。
沙優は吉田さん大好きですね。最後の夜のくだりは、ラブコメぽかった。
吉田の親友の言葉「振られてからがスタート」ですね

別れた後(物理的に)の2年間、二人がどうだったかも見たかったな。
何もなさそうでしたが

沙優の家出中の心境とか、過去の男を家にあげちゃう話とか、いじめの話とかその辺は本当にリアルに感じました。
すごい取材されたか、モデルがあるんでしょうか。

声優さんの演技もすごかったです。
市ノ瀬さんは、失礼ながら知らなかったんですが、沙優のイメージにぴったりでしたね。
母役の柚ねえが普段の役と違いすぎて、ビビりました。声優さんってすごい。
作画もきれいでしたし、表情とかよかったです。

主人公も善人というか、ある意味「こうあるべき」みたいなものを通す人なので、こういう人ならこういう展開もありえるか…?思いました。
Fateの士郎的なひとなんですかね?自分より他人的な。
まあ、三島さんには怒られてましたが。
こういう人じゃないないと、こういう展開にならないですよね。

色々書きましたが、賛否両論あると思いますが、話はリアルに感じたし、家族の話まできちんとあって、きれいにまとまってると思います。
涙あり、成長あり、社会への問いかけあり?と充実したアニメでした。

沙優の回復(成長)と吉田さんの成長の話ですかね。

・その他
主人公はもてすぎですね。
誰かと付き合った瞬間、職場が崩壊しそうですが、大丈夫ですか?
仕事しにくそう…

各キャラがいそうなのに、たってていいですね。
後藤さんみたいな人はいそう…見かけたことあります(笑)
三島さんは唯一のラブコメキャラですね。ただ、吉田マンはあんまり恋愛をそんな風に考えてないんだよなあ…。この二人は合わない気がする
というかこのアニメってもほやラブコメじゃない気がするんですが、どうでしょう?
沙優は吉田さん好きそうですが、吉田さんはそういう感じださないし…
兄と妹、教師と生徒って感じでしょうか?


どこかでも書いた気がしますが、最近のヒロインは大きくないですか?FvsIって…

最後のテロップで沙優のキャラが崩壊した気がするのは私だけでしょうか?


大人の我々は何をしているのだろう、と考えさせてくれる作品でした

{/netabare}

投稿 : 2021/07/11
閲覧 : 220
サンキュー:

3

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良い子はマネしないでね!

感想

ゲスな話をすると、もし自分が吉田の立場だったら・・・と考えると、ちょっと怖くてJKを家に泊めることはできないですね。
 吉田が沙優を家に泊める行為は、本人の同意はクリアしているとしても、親の同意の有無で法律に触れるかが分かれます。
親族の告発次第でいつでも逮捕される状況だと考えると、安易に泊めることはできないです。
それが頭にあるからか?100%作品に感情移入して楽しめなかったかなぁと。
スーパーカブの6話のにけつ問題で、アニメでフィクションなんだから!と、擁護しといてなんだけど(苦笑)
でも、作品に対して文句はこれっぽっちもありませんです。
ちゃんとフィクションとして理解してますので。 はい。

吉田について
吉田は26歳で 沙優が高2の17歳?なら、親切で自分のアパートに泊めたとして、相手の 沙優から迫られて事に至らないのって、ホモかED もしくは聖人君子くらいじゃね?と。
吉田はホモでもEDでもないようだから、あんな真面目で優しい成人男性がいるのかなぁ?と、疑問に思う僕のソウルジェムは、もうグレイですか?
いや、ドミネーターに犯罪係数を計測されてもギリギリセーフなはずだから!
なんてねw
余談が多くてさーせん。

まぁ、JKに手を出さなかったから、沙優の親族から文句も問題も起きず、綺麗なお話で終われたけれど、もしヤッてたらこうはいかなかったのかなぁと。

 話的には、決して良い出会いではなかったけど、JKと半年以上二人でアパート暮らしをし、お互い徐々に惹かれていく恋愛ものとしては、リアルで悪くなかったです。
てか良かったです。

最後は実家に帰り、「またね」と言って別れ、2年後に(1浪込)ちゃんと高校卒業した沙優が、出会った同じ場所で再開する、ベタで無難なラストでした。
てか、これ以外のハッピーEDが思いつかないです(苦笑)

1クールでちゃんと話を最後までやってくれた作品なので、満足できました◎

投稿 : 2021/07/10
閲覧 : 265
サンキュー:

33

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 1.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

KADOKAWA販促アニメ

2021年6月2日  レビュー全文改編
2021年7月10日 最終稿

原作5巻+Each Stories 計6巻読了

{netabare}
今回はKADOKAWAのメディアミックスが大失敗に終わったケース。
(営業的には成功かもだが、作品的には小説もアニメも大失敗)

小説についても言いたいこと沢山あるが、アニメ中心に言及。
1.原作魅力不足
パパ活、美人家出女子高生、非処女、ちょっとイケてるサラリーマン、同棲、ヒロイン成長物語とキャッチーなフレーズをこれでもかと並べる。
物語の出だしは摺合せの斬新さと衝撃エロ映像で注目を浴びたが、各話毎にスケールダウン。サブキャラも沢山出したが、出しっぱなし。

2.尺不足
原作5巻に対して、13話ではメインキャラ・サブキャラ含め細かい心情等まで表現出来ず、単なるあらすじをを見せられていただけ。従い沙優くらいにしか感情移入が出来ない。

3.作画
回を追うごとに止め画が多くなり、人物も動かず、アニメにする理由が無くなってしまった。背景作画も酷く18禁のエ○アニメレベル。そのくせエロシーン作画には力をいれる気持ち悪さ。

4.制作会社
作品に愛情や熱量を感じない。最低限のレベルをクリアすれば良いという感覚で制作か?

5.(敢えて)良かったところ
原作絵師の「ぶーた」さんのキャラが良かったため、視聴継続できた。声優は各々がフィットしていた。

※ KADOKAWAとしてはアニメ化でラノベとコミックが売れればというモチベーションでアニメ化にGOしたと思われる。また原作者はKADOKAWAの編集に押され最終巻5巻を6月1日にリリース。そのため5巻の内容はスッカスカになってしまい、原作の評価も下げることになってしまった。今回のアニメ化は「りゅうおうのおしごと」と被ってしまう。ただあちらは原作が魅力的で、小説現在も継続し売れ続けているが。。。
{/netabare}

投稿 : 2021/07/10
閲覧 : 266

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

観ていて共感できないけれど退屈もしないラブコメディ

20代のサラリーマン・吉田と家出少女・荻原沙優との同居生活を描く作品。ジャンルとしてはいちおうラブコメディになるんでしょうか。全13話。
物語は、ある日、酒を飲んで帰宅途中の吉田が、どこに行く当てもなく路上に座り込んでいる沙優と出会い、家に連れて帰って共同生活を始める、みたいな流れ。なかなかありえない設定ですし、やってることは犯罪ですが、あくまでフィクションなので、面白ければそのあたりは別に問題ないと思います。では、この作品は面白かったのかというと、そこはちょうど微妙なライン。原作の小説だか漫画版だかのテレビCMでは、「ほのぼのとして、もどかしくて、あたたかい」なんてキャッチフレーズが使われていたところを見ると、本来の意図としては、おそらく癒しか、もしかすると感動系のお話のつもりだったのでしょうが、実際に観ていくと、登場人物たちの思考や行動が斜め上すぎて共感できません。なので、物語に入り込むのではなく、外から観察するような感覚で眺めていました。内容的にも手放しで褒められるものではないのですが、どういう結末になるのかは気になりますし、ギャグとして狙ったわけではないにしても笑えるところもあったりして、とりあえず、毎週観ていて退屈することはなかったです。
作画は普通に綺麗。声は、沙優の市ノ瀬加那が役柄にぴったりでした。音楽は、OP、ED、どちらもまあまあ良かったです。
最後まで観終わって、個人的には、気持ち悪いとか腹が立つといった強い感情は湧かず、平静に楽しめました。ストーリーやキャラに感情移入できる部分がないからこそ、どんな展開も気楽に笑えたのかもしれません。

投稿 : 2021/07/09
閲覧 : 245
サンキュー:

18

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

leave the nest

この作品、昔からタイトルで存在は知っていました。
一時期、Twitterでタイトルが不評だと出回って来ていたので覚えていたタイトル。

大切なのは中身ですよ。
さて、中身はと…………
あれ?普通に面白くない?でした。

結構、物語が深いです。
会社員の吉田さんは憧れの上司の後藤さんにフラれてしまいます。
ヤケになり酒を飲んだ勢いでJK沙優を拾います……

さて、女子高生を拾うのですが、この子がまた訳ありなんです。
凄く嫌な事があって家を飛び出して色々な男の家を身体を売り転々としていたそうです。
そうして都合が悪くなると追い出される。

フムフム……なんですと!Σ(  Д )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
彼女自身、それは当たり前なんだそうです。
それを聞いた吉田さんは間違っていると怒ります。当然ですね。

そこで、吉田さんは彼女を家に置くのですが身体の関係はありません。
沙優の根性を叩き直すと言うのでした。

ですが、身体を売ってきた彼女は何故、吉田さんが自分に手を出さないのか不思議に思います。
何故なら彼女には差し出すものが他に無かったのです。

彼女は必要以上に好意を受け取りません。
理由としては与えられた物へ返すものがないからです。
今までは、彼女はお礼として身体を差し出して来ました。
それは、手段として他に恩を返す選択肢が無かったからです。

人って沢山何かをして貰い続けると、申し訳なくなって来ます。
沙優の様にお世話になっていると何も返せない事が申し訳なくなってしまうのです。
やり方は間違っているし聞いて居てもいい気はしないけど、彼女にとって、それは最終手段だった……
でも、吉田さんには最終手段は効かないのです。
だから、戸惑う。

でも、夜の公園での話で私は沙優が可哀想な子なんだと思いました。
彼女は知らないのです。
彼女は「無条件の優しさはなく優しくするには少なからず理由が必要」だと言う。

確かに「優しさ」って色々な形がある。
もしかしたら、優しさの裏には何かあるかもしれない。

優しさの裏には下心があったり、貸しを作って置こうとか、利用してやろうとか、優しさの数だけ隠された理由があるのも確かかもしれない……

でも、あるんだよ。
無条件の優しさってのは本当に。
家族だから友達だから困っている人がいるから優しくできるって。

人は優しくしようとするのに理由が必要でしょうか?
誰かに優しくする時に理由を考えますか?
優しくされた時に気にしますか?

優しさに理由を付けたら、いくらでも後付け出来ちゃうんです。
その理由は……

困っている人が居るから。
助けたい人が居るから。
友達だから。
家族だから。

そんな理由はあっても、そこに全ての人が見返りを求めるだろうか?
沙優には上の2つが当てはまります。

それでも彼女には理由が必要だった。
彼女の悩みに答えた吉田さんの言葉はよかったなぁ〜

一人暮らしって自由だし気軽だとは思います。
でも、きっと、それだけじゃなくて大変な事や時には、寂しい気分になるものかもしれません。

吉田さんも、それは感じていて彼のモノクロの生活に沙優が彩りをくれた。
一緒に、ご飯を食べたり自分の事を待ってくれている人が居ると言うのは幸せな事かもしれません。
それだけ?って思うかもしれませんが、それだけの事が吉田さんには嬉しかったし楽しかった。

でも、1番この作品で優しいのは後藤さんだと思います。
優しさって行き過ぎたら甘やかしになります。
甘えと優しさは全然違うものです。
彼女は厳しい言葉と優しい言葉を上手く紡いでいましたね。

さて、コンビニのバイト先で1人の男に再会します。
彼は沙優が以前、宿としてお世話になった男の人ですが、コイツがまた最低で……
でも、沙優のして来たのは、そう言う事なのよね。

見知らぬ男の家に泊まる。
それは本当に危険で、1歩間違えたら事件に巻き込まれるかもしれない。
弱みを握られるかもしれない……本当に危険な行為なんですよね。
途中、吉田さんが助けに入ったから良かったものの……それだけ自分が危険な事を繰り返して来た証でもありますよね。

でも、この男が後にしっかり沙優に謝罪したり探しに来た彼女のお兄さんから庇ったりしたのは、少し見直したかな?
登場の仕方が最低すぎてイメージは悪いままですが(´・ω・`)

そして、お兄さん!
沙優が心の準備する時間を、ゆっくり整えてから実家に帰ろうとした矢先に現れる(ノ△・。)
救いなのはお兄さんは、沙優の味方であった事かな?
ただ、そんなお兄さんからも逃げちゃった……

過去のお兄さんとの約束は守らないのダメダメだよ(*꒪꒫꒪)

でも、お母さん!最低よ!
お母さんを話す前に沙優の過去エピソードを見て沙優の周りの人間は正直に頭がおかしいと思います!

沙優に親友が居ました。
ある日、沙優に告白して来た男子が居て、沙優がお断りしたから、その振られた男子を好きだった第三者の女の子が、沙優は可愛いくて自分より美人だから、本人には何も出来ずに、親友を虐め始める……

なんですか?この理由!Σ(  Д )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
自分が本人に勝てないから弱い親友を虐めるって負け犬の考えではないですか……
虐め自体は良くありません!
ですが、理由が情けない……正直、もっと違う理由が無かったのでしょうか、原作者さん……

次に親友……
虐めに耐えきれずに自殺。
正直、現実にも本当にニュースになった事があるし辛いエピソードです。
でも、このアニメの親友はやっぱり頭がおかしいです……

親友は沙優が大好きだった。
笑顔が大好きだった……2人の過ごした日々を見てると本当に素敵な関係でした!
虐めを気付いた沙優が、虐めっ子に立ち向かおうとする……

でも、止める親友多分、沙優が介入する事で、虐めは酷くなる、或いは沙優にも危険が及ぶと考えたのかもしれません。
それとも、沙優が虐めっ子にビビって自分から遠ざかると恐怖したのかな?

でも、沙優は本当は何か行動に移すべきだったと思います。
虐めって本当に悪質で、下手をすれば悪化しちゃうかも知れないけど……耐えても良くはならないと思うからです。
親友も相談出来る相手は目の前に居たのに……

で、親友の自殺……
彼女は沙優の目の前で屋上から飛び降ります。
私が親友が、おかしいと言った理由は飛び降りる前のセリフと状況。

親友は沙優が大好きで自分のせいで笑顔を無くしていった事を気に病んだ。
最後に「沙優ちゃんは、ずっと笑っててね」って目の前から飛び降りたけど……

普通に親友が虐められて笑っていられる訳がないと思います。
それに、ずっと笑っててねって親友が飛び降りて笑ってられる訳が無いです……
本当に、沙優が笑顔でいて欲しかったのなら立ち向かうべきだったのです。
生きるべきなんです!

本当に相手を思うなら、笑顔で居られる道を考えるべきなんです!
本当に大切な親友なら、自分の自殺で死と言うトラウマと恐怖を押し付けちゃいけなかったのに……それに気づいてあげて欲しかったなぁ。


で、母ですよ!
自殺した親友の近くに居て、第1発見者である沙優。
世間からの重圧に追い込まれていた母はストレスから「まさか、本当は貴女が殺したんじゃないでしょうね」って一言には頭に来ました!

精神的に疲れて居たのも解る……母だって人間だからイライラするし八つ当たりもするのも解る!どうしようもない時があるのも解る!

でも、苦しんでる娘に言っていいセリフじゃない!
例え、どんな理由が合っても許される言葉じゃない!
もっと言葉を選んで欲しかった!

だって、1番辛いのは娘だもん……悔しくて苦しんでる娘に、そんな重しを……最低な言葉を……ぶつけていい理由なんてないのです…………
だから、この話は凄くムカムカしました!

兄の話によると、お母さんの旦那は浮気性で、沙優を身篭った時に、自分の元に旦那を引き留めようと、旦那の反対を押し切り産んだって話がありました。
でも、沙優を産んでも旦那は妻を捨てて姿を消した。

だから、別れの象徴である沙優には愛情を与える事はなく沙優は物心が付いた頃から、それを感じ取り沙優は笑わなくなって言った。

本当に最低な母親です!

母が1人で子供を産むのは大変です。
そんな時に、周りの人は産むのに反対します。
でも、お母さんって自分のお腹の中で赤ちゃんが生きてるのが解るし命が芽吹いているのが直に感じると思うのです。
だから、産むのを諦めるなんて、1番出来ないと思うんです。
1人でも産んで大切に育ててあげたいって、お母さんの優しい気持ちって私は素敵だと思うのです(⑅•ᴗ•⑅)◜..°♡

でも、沙優ママは、子供を旦那を引き止める道具として産もうとした。
旦那を引き止められなかったから、愛情は与えないけど、産んだから育てるしかないって感じしかしないのです……
産むなら産むで、しっかり愛情を与えてあげるべきなんです。

だって、旦那を引き止められなかったのは、貴女ですよね?
産まれて来た子供は悪くないですよね?
自分の思い通りにならないからって子供に当たるのは絶対に違う!
本当に好きになれないお母さんですよ!

このエピソードを聞いて、沙優って吉田さんと居ることで家族の愛情を得たのかな?って。
多分、考え方で見え方が変わるかもしれませんが、私には吉田さんと沙優は兄と妹或いは父と娘に見えたのです。
家庭で愛情を貰えなかった沙優が、他人である吉田さんの家でお世話になった。

吉田さんは沙優を1人の家族として見てくれた。
それは、当たり前だけど、沙優には手に入ることも経験する事もなかった当たり前。
2人の関係はいつしか本当の家族にも負けない本当の家族になっていくように見えました。

そんな沙優と吉田さんに別れの日が来ます。
沙優は家庭に悩みを持っている。
でも、人様の家の事情に首を突っ込む訳にはいかないと吉田さんは考えます。

周りの人は吉田さんの本当の気持ちに気づくけど吉田さんは会社がとか仕事がとかを言い訳にして無理やり目を逸らそうとしているように見えました。

でも、最後は吉田さんは沙優の力になる事を決意する。
これって、本当にリアルです。

実は、私も経験があります。
昔、知り合いの母が酷い人でした。
人様の話なので深くは書かない方がいいと思いますが、それを見兼ねた周りの人が、その母と話し合いをしたそうですが、話にならなかったそうです。

私も力になってあげたかったけど、私の思いつく事は他の方が試してもダメだったらしく……私も人様の家だし深くは関われないと目を逸らしてしまったのです……正直そんな自分を情けないし未だに、それを理由に逃げたのではないかと自分でも考え後悔してる部分もあります。

だから、吉田さんが立ち向かう事を決意してくれたのは嬉しかったです。
きっと、あのまま見送るだけだと吉田さんは後悔していたと思うからです(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)

何が言いたいかと言うと、それだけ他人の家族に踏み込むのは勇気と決意が必要で、その描写がしっかり描かれていたと思います。


沙優が家に帰るとビンタ!(*°Q°*)
私はこのビンタの意味が気になって居ました。
11話のラストがビンタでしたので……
正直、そのビンタの意味で大きく変わる。

心配したからのビンタなら当然です。
それだけ心配を掛けている訳ですから。

ですが、真実はただの怒りのビンタでした。
八つ当たりと変わりません。
最低のビンタでした……

沙優ママは最低のクズママでした(੭ᵒ̴̶̷̥́~ᵒ̴̶̷̣̥̀ᑦ)

沙優の事を心配はしない。
彼女の気持ちを理解しようとしない。
迷惑だと言う。
出て言った理由に気づかない。
娘のお世話になった人にもお礼すら言わない。

「貴女のせいで、私がどれだけのものを失ったかしらないくせに」

正直、ふざけた言い分だと思いました。
何かを失ったのは誰のせいでもない!
自分のせいじゃないですか……それを誰かのせいにしたくて、自分が失ったものが自分のせいだと認めたくないから、沙優に全てを押し付けた……それが親のする事でしょうか?

「貴女なんて産まなければ良かった」

大人だって人間です……
感情に任せて発言する事だってあります。
でも、それを踏まえた上で私は思う!
親として絶対言ってはいけない言葉だと!
それでも、大人なんだから!お母さんなんだから!考えて発言しなさい!って思います。
正直、親が子供に言ってはいけない禁句ワードの1つです。

ただ、このセリフへの吉田さんの言葉は本当に良かったです(◍´꒳`)bᴼᴷ
本当に当然ってくらいの回答でしたねw

で、その言葉で言い返せなくなったら机叩いて泣き出すって本当に子供……
でも、冷静に考えたら発言自体が大人ぶった子供みたいに聞こえたのですよね。

必至に自分は何も悪くないって自分を守りながら自分の解る言葉を考え無しで口から放って……幼児の喧嘩みたいな……
だから、思っちゃったのですよね。
あぁ〜この母親は大人になれずに成長した子供なんだって……

12話は私はイライラしながら見ました。
正直、こんなイライラさせる母親キャラは中々居ませんよ……
人によっては気分を害すので未視聴の方はお気を付けて(*꒪꒫꒪)
本当にウザイお母さんキャラです。

吉田さんの最終的に取った手段は凄かった。
この発想はありませんでしたね(*꒪꒫꒪)
他人と兄から、ここまでされて、やっと考え出すのかと思うと沙優のストレスって本当に半端なかったんだろなぁ〜

最後に、沙優と母は2人きりで話す。
沙優は母に謝る……不満だらけで元凶は母だけど迷惑を掛けた事にしっかり謝る。

一方、母親は相変わらず子供で謝る事すらしませんでした…… 沙優の方が、全然大人じゃん……
どこから間違えたか解らないから謝らないと……間違えだらけじゃん……誰がみても間違えだらけよ……でも、まぁ……

一応、母はやっと沙優の母である事を自覚し始めた……やっとのやっと。
まっ、それは少しの前進かなとw

最後の夜、沙優は吉田さんを誘惑しようとする。
それは、今までの様に色々な人の家を転々としていた時のような理由じゃなく……自分を忘れて欲しくないからだそうです。
それでも、吉田さんは誘惑に乗らずに彼女を元気づける。

別れの日の空港で、兄は、吉田さんに出会えたから、沙優は前に進めるようになったと言います。

出会うって凄い奇跡ですよね。
日本には世界には沢山の人が居ます。
もしも、その人に出会う事で前に進めたのなら、沢山いる人の中で、その1人と出会い、その1人のおかげで人生を踏み出せたのら、それは凄い奇跡だと思いませんか?

そして、出会いの奇跡は連鎖していく。
彼女が吉田さんに出会って出会った人は、本当に良い人達でした。

そう考えると出会いって凄いなぁ〜ってw
兄と吉田さんの会話から思っちゃいました(*^_^*)

最後は、沙優と吉田さんについて。
沙優は吉田さんLOVEって感じでしたね。
彼女は本当に吉田さんに出会えて良かったと言います。
クラスメイトでも家族でもなく、他人の吉田さんに出会えて良かったと……そして彼女は告白する。
本気の告白!

でも、振られちゃう……
それでも、諦めない!
吉田さんは大人になり立派な社会人になれば可能性はあると話すけど、沙優が大人になるのを待たないと言います。

それは、沙優が次のステップに進めるように……自分から離れても1人で歩めるように……
それでも、沙優は吉田さんを好きだから諦めない。
だって、これは最後じゃないしゴールじゃない……成長して大人になって社会人になって改めて告白をする為にも!

吉田さんの告白の返しは、やっぱりその辺はしっかりしてるかなw
でも、家で1人になり沙優のシャツの匂い嗅ぐ吉田さんは見たくなかった(*꒪꒫꒪)

でも、寂しいだろうなぁ〜
半年間なんて、短くも長い月日を共に暮らして居たのだから、当然ですよね。
家に帰って「ただいま」って言ってくれる人が突然いなくなるのは寂しい。

ご飯を作ってくれてた人は、もぅ居なくて自分でご飯くらい作れるって空元気でご飯を作っても……味つけも違うだろうしさ……だから吉田さんは自分の味噌汁を不味いと感じて涙しちゃう……家に帰り1人になるとそれを強く感じちゃう。

最初はなんでもない日常だったかもしれない。
少し暖かくて少し楽しく幸せな日常。
そんな当たり前の日常になれてきた時に不意に日常の1つを失うと、それが、どれだけ幸せであったのかに気が付く事があります。
幸せな日常ってのが解っていても失った時に、どれほど幸せかに気が付くのですよね。
想像以上に幸せだった事に気がついて涙しちゃう。

それでもさ、踏み出すしかないのですよね。
吉田さんや沙優の様に、過去には戻れないしお互いに踏み出す為にお別れしたのですからw

さて、2年後……

吉田さんの恋愛の進展はなし……
ん?社会人チーム何してるのやら(*꒪꒫꒪)
EDに吉田さんが後藤さんに手をついて謝るシーンがありました。
これって、もしかしたら……告白を断った?
だから、進展なし?
離れて沙優への気持ちに気がついたのかな?
あくまでも想像です。

そして、吉田さんは沙優に再開する

ひげを剃る。そして女子大生を拾う。
ひげを剃る。そして社会人を拾う。

どっちだろ?ww

アニメはここで終了。
原作も完結したみたいなので原作には少し先があるのかな?
意外と考えさせられる内容も多く楽しめた作品でした。

OPの、おもいでしりとり、可愛い曲ですね(*^_^*)

投稿 : 2021/07/07
閲覧 : 442
サンキュー:

26

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

意外と社会派な面もある内容の作品だった

原作未読。


最初タイトルを聞いた時はおじさんが女子高生と同居してイチャイチャするハーレム物か?という勝手なイメージだったので視聴予定は無かったが、評判良さげだったので、ウマ娘同様騙されたと思って視聴。
まぁ確かに間違ってはいないのだけど、抱いていた不純なイメージとはだいぶ違っていて意外と社会派な面もある内容だった。


吉田のやっている事は法的には犯罪だけれども、沙優を正しい道に更生させるという点では正しい事をしている。

でもこんな生活していたら両想いになっちゃうよ。
両親に恵まれない環境で育ち、今まで身体目的の男達にしか相手にされなかった沙優にとっては、自分の過ちを怒ってくれて家事をする以外の見返りも求めない吉田は唯一心から頼れる人間な訳で心を痛めている時にあんな優しさを見せられたらそりゃあ好きになるでしょ。

もう後半は完全に同棲カップルな訳で、恋人繋ぎしたり頭なでなでとかしてる時点で吉田も沙優の事が好きなの明らかでしょ。
何かあった時の取り乱し具合とか依存度が半端ない。
でも最初の約束通り手は一切出さず、彼女を正しい方向へと導いたのは素晴らしかった。

未成年の内からパパ活やら援交やらやっていたら、将来的には必ず心の傷として残るだろうし、身体さえ売れば楽に生活出来るなんて若い内から思ってしまうともう転落人生まっしぐらなんだろうけど、
現実問題としてこんな事は山のようにある訳で、
金はあっても自制心の無い男が存在する限りは無くならない問題なのだろう。

沙優は母親と話し合い、再び共に生活する選択をしたが、
ただ、高校生になれば無理して一緒に住まなくても良いのではと思ってしまった。
沙優の家は裕福な訳だから、生活費さえ出してくれたら一人暮らしだって出来るだろうし全寮制の学校に行くという選択もある。
あんな事があって、同じ学校に復学するのも要じゃないだろうし、
母親も一緒に生活する事を望んでいなければそうすれば良いのに。

吉田のようなお人好しになる事は出来ないけれど、自分もこの作品を観て大人として正しい道を進みたいと考えさせられた。

OP/ED曲共に作品の世界観に合っていてとても良かった。
沙優の声優さんの演技もとても合っていたと思う。

突っ込み所はあるけれども良い作品だったとは思う。
でも最終話のエンドカードは作品をぶち壊したなと。
なんであのコメント?正直引きました。

投稿 : 2021/07/07
閲覧 : 253
サンキュー:

11

退会済のユーザー さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

ん~。

1話から4話まで撮って放置してたやつ今日初めて観たんだけど…
設定的に「ありえないわぁ~。」って思った。

「ひげを剃る。そして女子高生を拾う」
ひげを剃る。「そして」
…。いや、女子高生拾うためにひげを剃ったわけじゃないよね。
剃ってた時にたまたま拾っただけだよね。
てかヒゲを剃るか剃らないかどーでもいいよね。関係ないよね。

「女子高生を拾う」
…。家出少女との出会いって考えると…まあいいか。

「ヤらない」
…。んなわけないだろ。26歳♂だろ?穴があれば入れたい年頃だろ。
てか俺なら玄関開けたら2分でベッドインするね。

「バイトをする」
…。身分証明するものがないのにどうやって?履歴書どうすんの?
家出してるんだから住民票とかないよねぇ。
そんな人間を雇うとかありえない。

アニメだからありなの?リアルと切り離して考えないとだめ??


ん~…。嫌いじゃないけどタイトル詐欺だしありえないかなw

投稿 : 2021/07/06
閲覧 : 203

やまびこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ありえないことを描くためにアニメはあるのだ。

当初はエロ要素が含まれていたが、回を重ねるごとに薄められて次第に人間の内面と関係性が焦点になっていく。

絵も好みでキャラクターにも好感が持てる。

アニメの1クールにちょうどいいストーリー構成で、深すぎてわけわからなくなったり、浅すぎて興ざめしたりすることもなかった。

ラストもまさに王道でこれぞアニメという感じで楽しめた。

投稿 : 2021/07/05
閲覧 : 207
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「生きろ。」

26才リーマンが家出JKと同棲する話。

何あれ最後のふざけてんの?
好きでもない作品を嫌々作らされるスタッフの気持ちもわからんでもないが。
とりあえずこの会社の作品は二度と見ない。

物語
作品の出来としてはただあらすじをなぞっただけで凡庸極まりない。
展開早すぎで緩急も情緒も見どころもクソもない。
沙優は最後まで自分からは何もしてませんが、周りが助けようねって話でしょう。

声優
悪くないんじゃないでしょうか。

キャラ
沙優が可愛いとかアニメのJKキャラをそう言う視点では見ないのでわからん。
矢口はびっくりするくらい良かった。

作画
普通。だがトンデモガントチャートとラストのあれは悪意しか感じない。

音楽
OPEDともに神。劇伴は並。ラストのボリュームアップ演出は好き。


OP/おもいでしりとり
{netabare} フルで聴くともっといいです。
生きるってことは『想い』を繋いでいくこと。いい事言いますね。

ラストのサビ手間のフレーズ。

「やっと言えるんだ。」

この「やっと」の重みは地獄を見た人間にしかわからないのかもしれません。

ここで初めて次に繋げられるんです。
ようやく次の一歩を踏み出せる。

希望なんてもってはいけないものだった。
自分に未来があるなんて思いもしなかった。
長い時間、止まってた時間が進み始める。やっと。

初めてフルで聴いた時、私は涙が止まりませんでした。 {/netabare}

ED/Plastic Smile
まんま沙優の心境を表した素晴らしい歌詞。よくぞここまで凄惨な心境を簡易な言葉遣いで優しく希望を持てるように書けるものかと感心する。流してきいてたら爽やかなベタベタアニソンなのに歌詞みたら号泣した。

「臆病に閉じてたココロの扉
 今そっと開いて優しさの理由を探ってみたくなる」
自分に価値がないと頑なに信じ込んでる、だから最初は優しさを疑う。ガードを開けるとダメージも通るから自ら開くのはなかなかに難しい。本来ここのガードを開けるまでが一番難易度が高い。結果論だが吉田の周りの数の暴力が功を奏した。でもこれが一番早いし一番良い方法だと思う。吉田がどれだけ聖人だとしても一人では扉をこじ開けるのは難しい。閾値を超えると一瞬でコロッと落ちるのはやっぱり寂しいから。でもこういう子はうまく調整できずフルオープンになっちゃうので注意が必要。最初は完全に依存する。というかまず依存させることが治療の第一歩なんだけど。

「傷ついてることにさえ気づけずにいた」
これが一番ヤバい。雑に言うと過剰なストレス下では思考力が奪われる。端的に言うと知能が落ちる。ストックホルム症候群のような危機的状況での生存戦略。側から見れば馬鹿で愚かで楽な道を選んでるようにみえるでしょうが、本人にとっては最大限ギリギリまで努力して頑張って生き延びているんです。ちょっと例えとしてはアレですが、サッカー日本代表戦なんかの劣勢を見て『俺にコントローラを寄こせばもっと上手くやれる』って思うようなアレかな。想像力は大事。

「期待して落ち込むくらいならば笑顔でやり過ごせばいいやって」
これがPlastic Smileですよね。こういうとなんですが好みのネーミングセンス。でもこれって一発でわかるんですよね。感情死んでると表情筋も上手く使えない。そして周りも余計ムカつくという悪循環。




略取も誘拐も親告罪。警察は捜査すら不可能。
例えば親が離婚して自分が母方で妹が父方の場合、
妹が父親から性的被害に遭ってても匿えば犯罪です。


お役所仕事に頼るのも運次第。
児相ガチャで助かるのってSRレベル。
そこ引かないとまあまあの割合で死んでます。



余談 家出少女数人ほど拾ったことがあります。
{netabare}若かりし頃なので最初は誘惑にコロッと負けました。安易に誘惑に乗ると病院のお世話になるリスクがあります。めちゃめちゃ痛いです。それからは手を出さずに友達を泊める感覚でした。そしてこの初回の通り家出少女は何も話したがらないし、そもそも説教しても聞きません。でも本当に傷ついているのは伝わるので、せめて優しくすることしかできませんでした。優しくされたことがない人間は言い方悪いけど本当にチョロいです。少しのことですぐ『優しいね』とか言ったりします。ずっと雑に扱われてて、みんな優しさに飢えているんですよね。自分が出会った彼女たちもただモノを知らないだけの素直な子たちばかりでした。本当にカラダにしか価値がないと思い込んでた。なのでこの吉田のやり場のない怒りってのは非常に共感しました。今はアプリなんかで簡単に宿を探せる時代。クソみたいな大人の被害に会う少女が後を断ちません。男なら掛け子とかね。自分の子供を虐待する親も然り。モノだと思ってるヤツってほんとにいる。こんな時代だからこそしっかり問題提起してくれる作品であることを望みます。{/netabare}


リアルってリアリティが無いんですよね。
{netabare} 多分矢口と後藤さんはモデルがいるんでしょう。0からの創作ならわざわざあんなわかりにくい描き方はしないはず。編集ついてたら確実に差し戻し。矢口と沙優の間の空気感はかなりリアルに感じました。こういう描き方をするのなら作者はかなり本気で書いてるんだろうと感嘆しました。でもこれそのまま見せたらわかりにくいだろうなあと思いましたが反応は案の定。作者には衝撃だったんだろうけども配慮が足りなかったかな。「カラダだけの関係」を体験してないとイミフなんだと思います。後藤さんも沙優への対応を見るに男性不審レベルのトラウマ持ちなのでしょうが、一切説明しないところはアニメスタッフに悪意しか感じません。あとは商品の体裁としてキャラを増やしたら薄まったって感じ。 {/netabare}


第1話電柱の下の女子高生
{netabare}振られたばかりのリーマン吉田は、帰り道の道すがらに途方に暮れたJK沙優と出会う。宿泊の対価に自らの体を差し出そうとする沙優を不憫に思い、自立を促そうとする吉田。この境地に達するには26才と若すぎる気がしないでもないが、吉田の思考自体は至極真っ当で腑に落ちるものだった。北海道から家出してきて半年間も東京でサバイヴしてきた沙優はそれはそれで非常に運が良かったとも言えるのだが。

沙優がハイスペックなのも自然。内外どちらかが低スペだとそもそも半年持たない。外見のみだとカタに嵌められて沈むし、中身のみだとそもそも誰も拾わないしせいぜいワンナイトが関の山。そして機能不全家族どころか子供が家出するほどの児相案件レベルのブッ壊れた家庭ってのは両親がハイスペもしくは美男美女の割合が高い。遺伝子的には優良だが人格の発達が伴ってないタイプ。半年行方不明で捜索願い出さないってだけで相当なキ○○イ。気軽に通報すると再度地獄に突き落とすことになるのはわかりきってるので、一時凌ぎに過ぎないと理解しつつ一旦保留して体制を立て直す戦略はあながち間違ってないと思う。自らのリスクよりも目の前の人権を尊重しようとする吉田の態度は、社会的には完全に間違ってても人間としては尊敬に値する。これもまたアニメやマンガでしか出来ない話でしょうね。実写でやれば演者が大炎上不可避。

吉田のバックボーンはまだ語られてないが、あまりに察しが良く頭の回転が早いように感じるので吉田自身も低スペではなくただ運がなかったタイプのよう。

こういう完全に親のおかげでしかない生まれ持ったメスとしての素質の高さだけにあぐらをかいているような勘違いしている子供に自分が誘惑に乗ってしまう安い人間だと思われるだけで腹立たしい。勘違いすんな。ふざけんな。その通り。吉田は本気でムカついていたが、それを沙優本人にぶつけることはなかった。全ては環境が悪いのだから。吉田さんまじすげえ。26才でこれは凄いよ吉田さん。今の自分なら同じ考えだけど、自分が26才の時だったら、『え?マジで?』ってGO!GO!GO!でした。60{/netabare}
第2話携帯
{netabare}沙優へ携帯を買う吉田マン。

ここ以外でも様々な場所で『犯罪!』『妄想乙!』と発狂してるDTをみると本当に情けなくなってくる。フックに釣られすぎ。所詮ラノベだよ。

主題が『ブッ壊れた少女の自立の物語』っていう見立てが合ってるとしたならやりたいことは中二恋と一緒だと思う。ガワを刺激的にしただけで。そう見せかけたハーレムなのかもしれんけど。上司も部下も特にオカシイところはない。現代劇とはいえエンタメ色の強いラノベ、ドキュメンタリーである必要はない。

こういうわかったような単語はあまり使わないようにしてますが、沙優は劇中において現段階では『信頼できない語り手』に近いと思います。沙優はまだ自分自身を知らない子供。自分が何をしたいのかもわからない。自分の言動や行動が周囲にどのような影響を及ぼすかもわかってない。そもそも健全な発達段階を踏んでいないのだから『マトモ』『フツウ』であるわけがない。完全に『分別がついていない』状態。他人の顔色を伺って外部からの入力に『反応』して生き延びてきただけ。なまじ外見が良かったため、間違った『適応』が通用してしまってなおのこと『誤学習』が『強化』されてしまった状態。ここまで拗れてると矯正には理想的な手順を踏んでも数年単位でかかるはず。もちろんラノベなのでそのへんは理想的にサクサク進むとは思うけど、創作ストーリーなんてそんなんでいいでしょう。

原作はもっと妄想が激しいみたいですよ。叩きたい人は原作をどうぞ。106{/netabare}
第3話共同生活
{netabare}同僚女子に同棲がバレてしまう吉田マン

吉田は顔もいいし今時26才独身正社員を冴えないオッサンよばわりは流石にキビシイ。話の内容的にはそこまでおかしいところはないのだけれど、吉田は触られたらキレてもよかったのでは、とは思う。しかしもうバレてしまう展開とは。外部の干渉をどう処理するかでかなり評価が変わると思う。いい感じにして欲しいところ。149{/netabare}
第4話バイト
{netabare}バイト先の同僚にもバレてしまうおじさん。

沙優の立場でバイトできんの?ってのは、あの世界では出来るんでしょう。あさみが作者の言いたいこというキャラですかね。こういうヤンキーキャラってなんか懐かしい感じ。後藤さんもイミフなので重要人物ではなかったみたい。吉田に好感を持ってる人物しかいないのでトラブル展開に発展させる気はないんでしょう。周りからつついて吉田と沙優にヒントを与えるだけの存在。敵意を持った人間にバレたらそりゃ1クールで終わらんよな。ラノベらしくあくまで二人の心境の変化にフォーカスする作りかな。

適応できないポンコツたちにやさしいせかいって素晴らしいとは思いません?168 {/netabare}
第5話現実
{netabare}後藤さんと沙優を引き合わせる吉田マン。

うわああああああああああああ。なるほど。後藤さんのバージン設定ってそういうことか。イミフとかいってごめんよ後藤さん。合点がいった。なんであんな反応するんだろうと思ったら。そうか。そういうことだとしたなら後藤さんの行動言動全て納得。なぜ好きなはずの吉田に沙優を託したのかも。しかしセリフでは何も説明しないのはわざとなのか。余計にどいつもこいつもありえなああああいになりそうなものだが。タイトルだけにとどまらず演出も炎上狙いなのか。それはちょっと悪趣味じゃないですかねえ。多分後でこのへんの説明は出てくるとは思うけど。 209{/netabare}
第6話星空
{netabare} 過去をあさみに話す沙優

ここにきてやっと沙優が主体の展開。矢口のようなキャラは出てくるとは思ったがまさかの同僚。ということは可哀想担当の捨てキャラじゃなくて今後の展開にも絡んでくるのでしょうが、吉田以外の拾う側も何かしら描く気があるのでしょうか。冷静な判断が出来ず側から見たらどう考えても悪手な沙優や、矢口も精神異常者みたいな悪者にしなかったのは後藤さんに比べればまだ今回はわかりやすかったんじゃないでしょうか。

矢口目線で言うと、一定の時期同居するとなると他を連れ込めないんですよね。で、ああいう状態に陥ってる子ってのは突然バックれていきなり音信不通になる。次が見つかるまで、飽きるまではいて欲しいわけで。矢口もご無沙汰ってんでガッついちゃってていざ冷静になれば悪手だったって理解にもなってる。矢口にすれば特に誰かを不幸にしたいわけでもなくて、ああいうすこぶる都合のよくて尚且つ容姿レベルの高い相手ってのは流石にレアなわけで。それでも変に執着せず自分を見失わずにいるところはそこまで困ってるってわけでもなく、また会えてラッキーくらいのもんでしょう。前に出来たからってまた後でも出来ると思うのは男だけですけどね。恋愛感情がなくとも体を開いた相手ってのはやっぱり全くの他人とはなんか違うっていうか、特に若い頃は舐めた感じになってしまいがち。

それよりOPが良すぎませんか。人気作なら神曲判定だったでしょう。前作の弱キャラ友崎くんも今作もオタク向けじゃない作品だったのは不幸か、それともあえてなのか。EDも劣らず良曲。これらの雰囲気からやっぱり素直なラブストーリーなんでしょう。でないとアニメ化されるほど売れないでしょうし。 241{/netabare}
第7話恋慕
{netabare} とうとうバイト先がバレる沙優タソ

今んとこ三島の存在が謎だなあ。ここまでグイグイやる必要あるんか。吉田に干渉する理由が欲しいといった程度のことなのかな。

矢口いいですね。代えの効かないキャラになってる。わざわざ同僚にした意味がわかった。ただこれだと萌えアニメの記号的描写に慣れてるとイミフに映ってしまいそう。クズなのかいいヤツなのかキャラがブレてるYOって思っちゃう人が出てくるのかも。

これも多分色々削り過ぎてるのかなあ。265 {/netabare}
8話
{netabare}とうとう潜伏先が兄バレする沙優タソ

コレを観て犯罪ガーアタオカーな方はウシジマくんとかヤクザものも憎いんでしょうか。


バラバラなネットの反応を楽しめるのがリアルタイム視聴の醍醐味。そういう意味では最近ではこれ以上に楽しめる作品はないでしょう。

ただ冷静に普通に観た時には釣り要素に頼った感が強くて、すごく面白かと言われればそこまでではないんですよね。至ってフツー。切るまでではないけれども。というか漫画だったらありふれた平凡な設定ですよね。これ以上にショッキングで胸糞な設定なんていくらでもあると思うのですがアニメ観る人ってあまり漫画見ないんですかね。漫画はいいけどアニメでやるなってことなんでしょうか。どうしてこの程度でここまで目の敵にされるかが不思議でしょうがないんです。

どうせ最後はくっついてハッピーエンドに決まってるじゃないですか。

それ以外に落とし所はないでしょう。それを陳腐だというならそれこそ漫画読みましょう。できれば90年代くらいのがいいと思います。新鮮さを求めるなら。それくらいアニメ脚本は遅れてるというか。Vivy見てもわかるけど未来SFモノならプレステ1の頃のゲームのシナリオにすら劣る。今のアニメは声優を堪能することに特化したメディア。だれでも感情移入できるレベルに単純化した記号キャラの羅列にしないと掘り下げガーやアタオカーの大合唱で叩かれる世の中。今のアニメはわざとそういうふうに作ってるんだと思います。でもちょっと挑戦したらこのザマなので、やっぱり無難路線でどんどんつまらなくなっていくしかないでしょう。299 {/netabare}
9話
{netabare} 帰宅へのカウントダウン

まあいいや…「うっせえわ」程度でも炎上する世の中ですから。

歳の差ラブコメとしては今季の「恋きも」の方が圧倒的にハンデがあるというか自分の妹のJKにガチ恋する主人公というかなりキモい設定にも関わらず爽やかなラブコメとして観れちゃうのは作者とアニメスタッフの力量の違いなんでしょう。作者の力量は釣りタイトルからでもお察し。力量以上のテーマで炎上商法やったのが運の尽きだったかな。

ニワカな自分の個人的な意見としては
こういうメルヘンご都合茶番劇こそアニメでやる話かなあとは思います。
リアリティのある胸糞話をわざわざ観たくはありません。

でもプロの方は事情が違うのでしょう。困ったものですね。315{/netabare}
10話
{netabare}最終決戦に挑む決意をする吉田マン

結末に近づくにつれメルヘン度が増していって流石に好意的に観てる自分ですらうーむって思ってしまう。なんでもかんでもキレイにしようとし過ぎなのかなあ。ここまでくると最後までとことんファンタジーでも構わないんだけれど、確率的に薄いとしても完全にあり得ない話でないとは個人的に思う。家出少女の中で逃避行動を一定期間続けられるのは、ある程度の容姿に恵まれてるものに限られるってのはリアルすぎるほどにリアルでしょう。狭い範囲で揃いも揃ってってのは名作アニメでもそんなもんでしょう。アニメですからね。

目の前の事象に共感できるかどうかってのは、あくまで自分自身の経験や常識の範囲内でしかなくて、これはやっぱり万人に共感を期待するのは、はなから無理な設定でしょう。困ってる人間に手を差し伸べる俺カコイイってのが透けて見えるとしても、ここまできたら素直なハッピーエンドであって欲しい。

悪意を感じるレベルで説明が足りてない、というかわざとしていないとしか思えない。アニメスタッフがもう嫌々作ってるとしか思えない。原作をバカにしてる気さえする。あのトンデモガントチャートはそういうメッセージにしか見えなくなった。わざとやってるんじゃねーのかって思ってしまう。

誰でもとは言わずとも多くの方々から「共感」もしくは「納得」出来るってのを『記号』って言うんだと思う。コレがそういうものとは違うってのはもう観る前から誰でもわかるとは思うんだけど。

お花畑満開なOPのとおり、現実ではありえないまったくもってリアルじゃ考えれらないようなキレイキレイなお話でいいじゃない。


あ。分かった。
これ新海誠ですよ。ありえないほどのキレイゴト。
あーちがうわこれ。だって掘り下げが足りない!!!!

過酷な環境の黒人が綺麗事だらけの甘々ラブソングを歌うようなもの。
ってことでいいんじゃないの。知らんけど。338 {/netabare}
11話
{netabare} ついに帰宅を果たす沙優チャソ

お兄様も大概だが最後の母親で確信した。
作者様はあまりトラブルとか修羅場とか経験ないんだろうなって。でもね、だからと言ってこういう物語を書いてはイカンとは思わない。とはいってもアニメへの落とし込みが悪意を感じるレベルで雑なので、作者もある意味被害者。こんなネタだからこそライトにチューニングしたとしても流石にこれはストレートに観れる出来ではない。現場の人間たちはこんなもの作らせんなくらいにしか思ってなかったんでしょう。ネタがネタだけにそれもしょうがないとは思いますが。

殆どの方には今回も順当に意味不明だったと思う。やりたいことはわかりやすいけども、ここまでが雑だったから腑に落ちる感は全くなかったと思う。

いうてコレはまだしもスーパーカブですらハンザイダーってもう。アニメが異世界ばっかりになる理由もわかるわ。368 {/netabare}
12話
{netabare}沙優ママと対決する吉田マン

吉田を取り巻くキャラたちはともかく、沙優の親兄弟は完全な想像で書いたのか流石にペラすぎる。でもあそこにリアリティを出そうとすると凄まじい胸糞にしかならないのでわざとなのかも。違うか。こう言う問題は沙優が周囲に温かく迎え入れられることで親と向き合うまでに自尊心を回復するってところまでが肝要だと思うので、兄と帰宅するとこまででもよかったような。その後は別の道を行くにしろ、再会してくっつくにしろハッピーエンドならどっちでもいいんだけど。

これも聲の形同様に当事者の少女たちにはただの胸糞でしかないんだろうか。406{/netabare}

13話
土下座は全てを解決する。みたいになってますが尺ないのでやむなし。母親もある意味被害者ですが、そこまでやったら終わらないし焦点がますますボケてしまう。

吉田ももう完全に惚れてはいるが、あの対応しかあり得ないでしょう。沙優がまだ完全に復活したわけではないから冷たく突き放さず、心変わりしてもそれはそれで構わないと思いながら受け入れる。沙優を待ち望んではいないにしろ、後藤さんにはしっかりとケジメをつけるさすが我らの吉田マン。あさみの嬉しそうな表情も最高でした。


これでも十分に「命」を語ろうとした作品だと思います。
上手く語れてたかどうかは別として。


出来はともかく話題になった時点で勝ちですね。
考えさせられる作品であるキリッってのはこういう話にこそ相応しい。
AIと人間の違いとは?なんかよりも身近な課題でしょう。
でもAIの方が優しい判断するのかもね。

投稿 : 2021/07/05
閲覧 : 679
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

この物語はフィクションです。家出JKを連れ帰るのはただの犯罪です。

社会人×JKのシリアスな方、
とでも言っときましょうか。

コミカライズでちょこっと読んで、
これは賛否両論な作品になるだろうな、
と思ったが、案の定。

正直、吉田さん以外の登場人物に、
いまいち共感が持てないので、
ここでは無視します。

私は少数派だろうけど、
吉田さん称賛派(以下、敬称略)。

吉田は賢者だの聖人だの、
ネットには色々書いてありますが、
私が思うに、
彼は善意の良い人である。

性善説で物申しますが、
人は善意か悪意かの二択なら、
善意が大半を占める、と思いたい。

世の中、悪いニュースばかりが流れ、
良いニュースは流れないので、
悪い人たちが世の中にはびこっていると、
どうしても思わされてしまうが、
大半の人は、
困っている人がいたら助けたいって気持ち、
少なからず持っているものでしょう。

例えば、近年よくある災害ボランティア。
誰かが困っているから、
見ず知らずの人であろうと助ける。
それに対し見返りを求める人はいない。
吉田の精神もそれと同じようなものなんだろう。

一方で、
人助けには勇気が要るし、責任も伴う。
周囲の目もあるし、
面倒事に巻き込まれたくない、とか、
自分がやらなくても誰かがやってくれるだろう、
といういわゆる事なかれ主義な一面もある。

近年、こんな話をよく聞く。
迷子で泣いている子どもがいても、
声を掛けてはいけない。
何故なら、不審者や誘拐犯に間違われるから。
まあ世知辛い世の中だと思う。

家出JKを連れ帰るのとは別次元だが、
周囲の目を気にせず、
見返りも求めず、
面倒ごとも厭わない、
ただ困っている人を助けたい、
という勇気は、
このご時世、なかなか奮えないものである。
{netabare}
作中の吉田の行為は犯罪であり、
本人もそれを自覚している。
これ自体を擁護する気はない。

ただ、結果的には、
1人のJKの人生を救っている。

沙優は毒親のもとで自分を殺しながら生き続け、
親友の自死を目の当たりにし、
おそらく普通の思考ではいられず、
もしかしたら自らも命を絶っていたかもしれない。
その1人の人生を救ったという事実を、
ただの犯罪者と切り捨てるのはあまりに安直だろう。

そして、
沙優を拾った後の責任もしっかりと継続している。

沙優と一緒に過ごすうちに、沙優からの好意に気づき、
吉田自身も沙優に好意を抱き始めていたのだろうが、
自分が行っていることは犯罪であることを認めているからこそ、
一切手を出さず、沙優からの誘惑も受け流している。

沙優は家出JKであり親の庇護である。
なし崩し的に一緒にいてはいけないという事を、
理解しているのだろう。
だからこそ、ちゃんと親の元に帰し、
大人になっても、犯罪まがいの事をした自分のことを、
好きでい続けてくれるなら、
自分は待つ、という姿勢を貫いている。

そんなピュアな恋愛的見方をすれば、
終わり方も納得。
進学したのか、
社会人になったのか、
はたまたニートの押しかけ妻になるのかは、
想像に任せるしかないが、
こういう結末は自然で良い。
{/netabare}

ちなみに、最終話、ED後の、
「今度はあなたの家に泊めてよ❤」が、
面白い具合に物議を醸してますが、
当然ながら、
私は吉田のような、
勇気ある善意は持ち合わせていない。。。

まあ、JSであれば、
迷わず連れ帰りますけどね。

...ここまで真面目に書いてきたのに、
台無しだよ。。。

投稿 : 2021/07/04
閲覧 : 165

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まぁまぁかな

好きな声優さんのアニメだったので、観て見ました。
最初はとても面白く観たのですが、最後はちょっと物足りない感じがしました。

投稿 : 2021/07/04
閲覧 : 249
サンキュー:

4

はなちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

罪と隣り合わせではあるが

女子高生を帰り道で拾い、そのまま一緒に生活を繰り広げるストーリー
ざっと書いてしまうと、単に未成年者略取誘拐罪なんて事にはなりますが、それは当人も理解した上での生活を過ごす様な流れになっております

現実離れした様にも思えますし、しかし恐らく原作者さんの方にとっての想いは安易な事ではなく、一人の女子高生が心に深い傷を持って、なお親からも見捨てられていた際に対して、また違った「親」らしい存在を作りたかったのだろうと勝手に解釈しています
故に、物語では同棲っぽくもありながら、まるで父と娘の様な感じで進んでいきます

最初の入口が唐突でもある為、犯罪行為を行っていると念頭においてしまうと断念しそうではありますが…

個人的な感想ではありますが、一人の大人が過去の事で逃げてしまっていた事に対して、少しずつ向き合える様に導いてくれ、そして強くしていってくれたと感じます
本来ならば、それを「親」がする訳でもありますが、家庭環境からそれが出来ずに親らしい事をしてもらえなかった事すべてではありませんが、日々の生活で味わったり教えてもらえ前に進める様にしてもらえた
恋愛とも少し離れてはいますが、ヒューマンドラマとして捉えて視聴致しました

なんとなく重々しい内容に書いた感じにはなりますが、アニメって元々は現実離れしているのが大半だとは思います
何処に引っ掛かるかで観たくない、観たい等や、心が温まる、ムズムズする等、様々な感情になるのかな?なんて

そういった意味では、かなり人によって色んな観点から視聴出来るアニメかと感じます

投稿 : 2021/07/04
閲覧 : 187
サンキュー:

5

ネタバレ

kurosuke40 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

私を見る人

吉田と沙優の(疑似的な親子関係のような)関係と言う、作者の描きたいことは描けており、個人的に好みでした。

ですが、社会的に重い導入に関わらず、社会の厳しさが出てこない。愛を語るのに社会の視線を気にしないといけない葛藤の話はなく、おとぎ話のような印象は拭えません。題材に対してそこらへん肩透かしを食らった方もいてもおかしくないですね。

でも、おとぎ話がイイんだよなー現実は見たくないわーというものあり、これはこれで好きです。


吉田と沙優の関係について。
人は自分を見る誰かの視点に立って、自分を愛することができるようになるものです。通常まずその誰かは「親」が担うことが多いのですが、沙優はそのような視点に恵まれませんでした。
吉田に出逢う前、家出中の沙優に与えられた眼差しは『女』です。
見かねた「吉田」が、最終的に沙優を見守るという形になり、沙優はその視点から自身を愛せるようになり、自立していく。

それと同時に吉田の方も、見る立場になるということは同時に「沙優」から見返される立場になるということ。「ひげを剃る」行為は吉田がその立場を弁えるという象徴的な行為であり、吉田も「沙優」から見て(保護者的な)自身を自覚していく。
特に印象に残っているのが夏祭りで吉田が「俺が買ってあげたいんだ」と言い直したところでした。

離婚時に判断能力のない幼い子供に母親と父親のどっちについて行くかと子供に聞くような話がありますが、その内実は選択の責任を子供に押し付けているとも言えます。その責任を引き受ける覚悟を吉田が自覚したのだと思います。

これは沙優の母親との対比でもあり、彼女は『母』という眼差しを拒絶していました(おそらく一度否定されたことで受け入れられなくなっているように見えます)。「(沙優の)母親は私しかいない」という言葉が彼女に響くのは、受け入れざるを得ないという諦念から、かもしれませんね。


蛇足
いっそのことこの世界では吉田の行為は犯罪かどうかは一切言及しない形の方が賢明だったかもしれませんね。
社会の視点が混じると一気に複雑になるので、大事なところの見通しがつけやすい利点はあります。おとぎ話の特権ですね。
お兄ちゃんは違う父親っぽい。
ぶっちゃけ「吉田」のこの立場に一度なってしまったら欲情できんよな。

投稿 : 2021/07/04
閲覧 : 179
サンキュー:

6

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あなたに出会えて良かった

この作品の原作は未読ですが、ヒロインのCVが市ノ瀬加那さんであることと、キャラデザが好みだったので、ヒロインのCV以外の情報はありませんでしたが視聴を楽しみにしていた作品です。
実際に放送が始まってみると、ひーちゃんや、かおちゃんが出演されていたのも加点要素だったと思います。


片思いした相手にバッサリ振られ、ヤケ酒をした帰り道、
26歳のサラリーマン・吉田は路上に座り込む女子高生・沙優と出会った。

べろべろに酔った吉田は、前後不覚のまま行き場のない沙優を一晩泊める。
…翌朝、ふわりと美味しそうな香りに目覚めると、食卓には味噌汁が。
「おはよう」
「なんだお前!!なんでJKが俺ん家に!」
「泊めてって言ったら泊めてくれたじゃん」
「…味噌汁」
「昨日“毎日味噌汁を作ってくれ~”って」
「ハァ!?絶対言わねェ!!」

家出をして行き場のない沙優を追い出すわけにもいかず、
吉田は家事を条件に彼女の同居を認めることに…。

こうして、家出女子高生とサラリーマンの微妙な距離がもどかしくもあたたかい、
不思議な同居生活が始まった―。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

まぁ、リアルではほぼ100%有り得ないシチュエーションだと思います。
お互い見ず知らずの人と密室で二人きりになるなんて、どちらにとってもリスクだと思いますので。

…と思わなくもありませんでしたが、最近もニュースで報道されていましたけれど、家出少女が家出先を求めて寝泊まりする場所や食事を無償で提供してくれる男性を探している、という社会問題が起きていることを踏まえると、あながちフィクションとも言えない設定だと思いました。
それにTwitterのDMなど他人に見られずにやりとりできる方法もありますしね…

家出中の女性が、一般男性の住んでいる部屋にタダで泊めてもらう代わりに、体でお礼をする事を「ヤドカリ援交」という言うんだそうです。

ヒロインの沙優ちゃんが初めて吉田と出会った時…
縋らなかったら今晩の寝床を失うことになるので、たった一晩の寝床に居心地などは求めていなかったのでしょう…
若しくは居心地を求めることすら忘れてしまっていたのかもしれません。
沙優ちゃんにとっての吉田の存在は、これまでの延長線上でしかなかったかもしれません。

そして吉田…
18歳未満の子供を家に招き入れることは、どんな罪状かは分からないにしても法律に抵触していることくらいは分かっていたと思います。
でも、仮に吉田が沙優ちゃんを招き入れなかったら、これまでの連鎖を断ち切れないことも同時に分かっていたんだと思います。
だから、例え罪だと分かっていても沙優ちゃんを招き入れたのは英断に値すると思いますが、自分しか沙優ちゃんを救えないと思うのは、思考として傲慢だと思いました。

吉田の思考が傲慢だったとは思いませんが、全ては結果ありきです。
お世辞じゃなくても沙優ちゃんは可愛いし、スタイルも悪くない…
それに吉田だって26歳という若さですから、鋼の如き貞操意識がいつ溶出しても全然おかしくなかったと思います。
吉田だって別に仙人である訳でも、俗世間から解脱した人でもないのですから…
だから今回の物語の顛末は、どちらか一人じゃダメで、二人で頑張ったから導き出せた結果だと思うんです。
この物語の結末には、突飛さや急転直下の展開は不要であり、誰もが想定範囲の結末が二人にとって一番ハッピーであり、きっとこの展開が一番視聴者に望まれていたと思える納得の物語でした。

因みに、現実で今回の吉田の行動が罰せられるなら、以下の様になるようです(wikiより)。
18歳に満たない者との児童買春、もしくは、みだらな性交又は性交類似行為は、各都道府県が定める「青少年保護育成条例」もしくは「児童買春、児童ポルノ禁止法」に抵触する場合、罰せられる。
また、本人の同意があったとしても、保護者の同意なく、未成年者を家に宿泊させることは、「未成年者略取誘拐罪」に抵触し、親権者や保護者、またはその法定代理人等に告訴されると罰せられる恐れがある。
法定刑は、罰金刑は無く、3年以上7年以下の懲役と重い。

オープニングテーマは、DIALOGUE+さんによる「おもいでしりとり」
エンディングテーマは、かおちゃんによる「Plastic Smile」
どちらも大好きで通勤中に聞いている曲です。

1クール全13話の物語でした。
個人的にはここからの展開の方が気になるんですけどね…
だって、これから先はこれまでとは比べ物にならないくらい長い道のりなんですから…
好き嫌いなどの感情だけでは片付けられないことを沢山経験していくんだと思いますので。

でも、ここまでの物語もしっかり堪能させて貰いました!
そして、市ノ瀬さん…GJでした!!

投稿 : 2021/07/03
閲覧 : 242
サンキュー:

24

ネタバレ

楓りんだ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

酷かった……

まず、犯罪を助長しているという声があるが、そういう人は、創作物を見るべきでないし、見ない方がいい。ミステリー全般も犯罪の助長というのだろうか………女子高生という単語に過剰に反応しているだけの気がする、逆に、過剰反応する人の方が私からしたら気持ち悪い。創作物ということを理解した上で見た方がいい。
アニメ内容は、作画、演出、声、などにところどころ酷い部分があり、12話の盛り上がるシーンでは特に酷く感じ、逆にさめてしまい、途中で見るのを辞めるか悩んだくらい。
ストーリー展開も、納得できない部分も多い。演出による説明不足もあるのかもしれない……
放送開始時には、期待値が大きい作品だったため、より酷さを感じた。

投稿 : 2021/07/03
閲覧 : 204
サンキュー:

4

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
本作は「家出した女子高生と、それを家に泊めるがエロいことはしない社会人との恋愛モノ」という、過去に例のない設定が見処。

とはいえ、これはつまり「美人で金持ちで周りの男子全員からチヤホヤされてる女の子と、それに全くなびかず正論で説教かましてくるネクラ男子のラブコメ」という、王道設定の変化球なんだと思います(皆と違い、なんでアイツだけは、、、的なw)

本作の主人公の行為は、そこに悪意や性行為がなくても「未成年者略取・誘拐罪」にあたり、それに不快感覚える方はそもそも視聴しない方が吉だと思います。

本作を視聴するのであれば、そういう違法行為がある前提で、(主人公達も自らの違法性は認識してますから)その中で悩んだり歩み寄ったりする登場人物達の成長と恋愛を楽しむというスタンスが必須だと思います。

レビューでは、「犯罪、ダメ、絶対」ではなく、もっと内面的な部分で、本作で気になった点を。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
私はアニメにおいて、設定は重要視していて、その上できちんと成立していれば褒めるし、破綻していれば批判するのだけれど、本作に関しては、やや破綻しているように感じる点がある。

まず、吉田の聖人君子っぷりが気持ち悪い、、、のは一旦置いといて(笑)、

荻原沙優は、これだけお世話になっている吉田を、「自分が犯罪者にしている」ことに対してどんな気持ちなのだろうか?

バレれば(吉田が)普通に警察に捕まることは理解している。なのに、身バレのリスクが上がるだけのバイトをしたり、あまつさえ初対面(どんな人かもまだ分からない)の友達(あさみ)を連れてくるとか、軽率が過ぎる。

あれ、結城あさみが通報してたら、一撃で吉田は犯罪者。社会的に大ダメージを受けるわけで。

そこに頭が回らないほど、バカなキャラじゃないでしょ、沙優は。

「すぐに身体を求める男→ヤらしてやったから対等の関係(貸し借りなし)→警察に捕まってもそれは自分のせいじゃない」という沙優なりのロジックがあるのは分かる。

でも、吉田の場合はそのロジックの外側にいる存在なわけで。

沙優が吉田を大切に思うほど、吉田の元を去らなければならないと考えるのが自然であり、でも、吉田の元にいたい自分の恋心との葛藤がちゃんと描かれていれば、この作品の設定をきちんと活かした恋愛アニメになったんじゃないかと思うんだよね。

その点は、後藤さんに諭され、矢口に襲われかけて、少しは描かれてたけど、それだと遅いんだよな~。

つまり、順番の問題ですね。

矢口に迫られたり、兄貴が来て初めて危機感を覚えるのではなく、もっと前の段階から葛藤していて、それでもズルズルと甘い汁を吸ってしまっていた自分が嫌で。

この設定でやるなら、こういうドラマだよな~と思うんですよね。

本作の縦軸となっているのは、「沙優が自分の過去を受け入れて、未来に向かって自立する」ことなんだろうけど、本作で1番リスクを背負っているはずの吉田に対し、「まあ、吉田自身がリスクを承知で良いって言ってるんだから、良いでしょ」っていうスタンスで、彼の犯罪行為を責める奴、もしくは吉田の為になんとかして沙優を追い出そうとする奴が誰もいないことが、めちゃめちゃ不自然。

だから、沙優にとって甘すぎる世界が生まれ、沙優が自分のことばかり考えているように見えちゃうんですよね。吉田のことを考えれば、最後の思い出作りに夏祭りになんて行っている場合じゃないし。

学校への不法侵入のクダリもそう。沙優の気持ちも分かるが、吉田のことを考えるなら連れていくべきではない(セキュリティ甘いとか、誰も来ないとかは理由にならない)。

ということで、「沙優の危機感のなさ」=「沙優が自分本意である」という構図になっているのが残念。確かに沙優にも同情すべき理由はあるけれど、ただ(男や友達に)依存体質なだけじゃないかともとれる。

本作の設定ならば、沙優のワガママに吉田が振り回されるよりも、吉田のワガママに沙優が振り回される方が、自然だったと思う。

例えば、吉田が沙優の母に対して正論で説得しきるより、「沙優、結婚しよう」と、吉田がぶちあげ、母親を見限り、父親に結婚の同意をとりにいくくらいが、個人的には好きでしたね(民法上、未成年の結婚は、親権がなくても父母の片方が認めれば可能なはずなので)。

このアニメは、あまりキレイじゃないことをやっているのに、結論をキレイにまとめようとしているところがあって、だから、なんかこう違和感を感じるんだよな。

まあ、(私の案はトリッキー過ぎるので)本作のゴールとしては、しっかり大人になった沙優と吉田が結ばれる、しかないわけで。

その過程をどう魅せていくかということに対して、全ての登場人物(沙優、吉田、後藤さん、三島ちゃん、橋本)の心理描写が雑だったように感じる。

ちなみに、個人的には完全に三島ちゃん推しです。あざと可愛いくて素敵だ思うので、それも吉田の好感が下がる一因でした(笑) 
{/netabare}

【余談~本作を例にし、アニメ(創作物)における犯罪行為について考える~】
{netabare}
例えばドラクエやってモンスター殺しても動物虐待なんて言う人はいない。

バトルものなんて全部暴行罪だし、ラブコメでお風呂覗いちゃうのも完全に犯罪だ(のび太君もw)。

ただしそれは、作り手も受け手も「この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません」という約束事の中で遊んでいるからであり、この作品に賛否があるのは、作り手も受け手もそこが曖昧になっているからだと思う。

家出女子高生を社会人が自宅に泊める。それはリアルにあること。

そんな女子高生が「ヤッても良いよ」といっているのにヤラずに住ませ続けてあげる男がいる。それはややファンタジー。

まあ、お化け屋敷みたいなもんだね。作り手は極力リアルになるように作る。受け手は、それに全力でのっかって恐がる(楽しむ)か、あくまで作り物という枠内で俯瞰して楽しむか。

私の場合は後者のタイプだけど、前者のタイプの方は吉田の犯罪行為を許せないのだと思う。

本作の場合、なぜここまで批判を呼んだかと言うと、「真似できる犯罪だから」だと思う(悟空がカメハメ波で街を壊しても「真似したらどうする」という苦情は出ないもんねw)。

昔、ドラマでタバコを吸うシーンがあって、ある保護者から「子供が真似したらどうするんだ」というクレームが入って、それに対して、「子供に真似していいことと悪いことの違いを教えるのが親の仕事だ」と言ったコメンテーターに共感したことがある。

本作の行為は犯罪行為であり、それは絶対に許されないことだけど、単純に「真似した奴が悪いだけで、作品自体は悪くない」と思う。世の中で犯罪者が出たとき、「それはアニメの影響だ」みたいな風潮がたまにあって、1アニメファンとして腹立たしく思うことも多い。

と、は、い、え。

本作の場合、「吉田みたいな良い奴がいるかもしれない」と、年端もいかない女の子の家出のハードルを下げてしまう心配はある。

女子高生くらいになれば多少の分別はついても、中学生や、あるいは小学生ならどうだろうか。世の中にはそういう子を狙う変態もいる。

彼女らを家に泊め、セックスをしない人が0人とは言わないが、割合はかなり低いだろう。中には、トラウマになったり、望まぬ妊娠をしてしまったり、命を奪われたり。そういう危険性がある行為であることには違いはない。

「真似して良いかどうかを教えるのが親の仕事」というのは正論だし、私は誰の親でもないからただのお節介なのだけろうけれど、正論をしゃべりたくなる気持ちも分かる。

だから、このように、「低年齢でも真似しやすい犯罪行為」について、あまりに美しく描きすぎることの危険性はあると思う。対比として、沙優の友達(知り合い)とかで、同じようなことをしていて殺されてしまうようなことも、描く必要はあるように感じた。

ということで、「アニメで犯罪行為を描くこと自体は批判しない」が、「低年齢でも真似しやすい犯罪に関しては最大限の配慮をすべき」だと思います(まして今は、たくさんの子供が深夜アニメを観ているからね)。

ちなみに、同様の事例で、「家についていきたい」と言ってきた家出女子中学生を拾った男子大学生は、自室に女性の友達を呼び、2人で女子中学生の悩みごと(父親による家庭内暴力)を聞いた上で、しっかり説得し、警察と児童相談所に通報し、警察から表彰されたらしいですよ、参考までに(笑)

よって、私がこのレビュータイトルにつけようと悩んでいたのが、「ひげは剃れ。そして、女子高生は拾うな」です(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
まあ、ヤるよな、普通は。聖人君子。

2話目 ☆3
会社の後輩、可愛いよな。三島ちゃん。

3話目 ☆3
三島ちゃん、良い子(笑) 沙優は、自分の身体に興味をもってくれないことが、自分に興味をもってくれないのかと思うわけね。う~ん、あまりに良い人過ぎてな、犯罪者であっても。

4話目 ☆3
どうやってコンビニでバイト採用になったの? てか、不用意だな。

5話目 ☆3
男性経験豊富なJkと、処女のアラサーの対決か。

6話目 ☆3
いやいや、それを店長にしゃべったら、通報されて自分も逮捕されるんだから、大丈夫でしょ。ここで吉田のことを心配するのは、まあ、そうだよな。

7話目 ☆3
兄貴ね。完全にバレてる設定で動かないとね。

8話目 ☆4
超正論。三島ちゃん、切ないな~。可愛いのに。花火大会、行ってる場合か? 

9話目 ☆3
世間体しか気にしない母親なら、家庭訪問を月1回とかにしてもらい、その時だけ帰省すれば?

10話目 ☆3
う~ん、感動的な話だとは思うけど、やっぱり、順番がな。吉田にヤキモキするし。

11話目 ☆3
更に不法侵入、とか、叩かれそうだな(苦笑) ビンタの1発で驚いたのは、もっと無関心を想定したからか。

12話目 ☆2
自覚していれば良いってもんじゃない。その通り。だから、そういう母親の性格を知っているなら、沙優は吉田を家に連れてくるべきじゃないよな。母親が訴えたら、どうする? 売り言葉に買い言葉。養子縁組なら、笑える(笑) ここで、法的根拠や正論が、通じるか? 

13話目☆3
ここまできてヤッちまったら、めっちゃ笑うけどな(笑) 吉田、もういっそ気持ち悪いよな、ヘタレ過ぎて。これで、吉田が結婚せず待っていて、沙優が会いに行くの忘れてたら、めっちゃ笑うけどな(笑) もしくは、三島ちゃんや先輩と付き合っていた吉田のとこれに沙優が来て、School Days展開に(笑)  とかって、最終話なのにふざけちゃう時点で、このアニメにハマらなかったってことだよな(苦笑) 最終シーンは、結構好きだけどね。
{/netabare}

投稿 : 2021/07/03
閲覧 : 500
サンキュー:

36

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

吉田さんカッコいい!!

全13話
最終的に、吉田さんカッコいい!!
血縁も身寄りもない女子高生に対して
ちゃんとした思想があって行動力もあって
自分が主人公であれば、吉田さんに惚れてる。
また、そんな吉田さんだからこそ
惚れてる三島さんや後藤さんの気持ちもわかるが
三島さんは、吉田さんが好きなのに
さゆちゃんのことを考えて行動して
言葉はきついけど的を得てる。だが、決して
さゆちゃんと吉田さんの生活を邪魔しない
そこがいい。
コンビニで働くことになって出来た友達
あさみもいい子で!!将来の夢を2人で語らったり
さゆちゃんの話に耳を傾けてくれるあたりとてもいい子
さゆちゃんの母親には、すごく腹がたったが
最終的に家に戻れて元の生活にももどり
兄も前より、積極的に取り組んでくれるのでよかった

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 219
サンキュー:

1

ネタバレ

スプリット さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

フィクションとリアルの区別の難しさ

原作未読。
現在スーパーカブの一件などフィクションとリアルの区別が話題になっています。
このアニメを見てどこまでをフィクションと見るべきかが難しいです。
以下作品の感想
{netabare}
女子高生を拾って家に住まわせる→現実ならアウト
主人公が女上司にセクハラ発言→現実ならアウト
女子高生を住まわせてることが上司や部下、同僚にバレる→現実ならアウト
女部下が女上司に楯突く→現実ならアウト
住所不確定の女子高生をコンビニアルバイトとして雇う→現実ならアウト
レ●プまがいの男がなぜか次の話で良いひとに→?

どこまでをフィクションと捉え、リアルと捉えるか。
本当に永遠のテーマですが舞台は現実の日本での話らしいので本当によくわかりません。

これだけは言えるのが、そもそも話が今の所面白くないと自分は思っています。
なぜ家出したのか、そこがわかれば何か変わるのでしょうか。

ー追記 2021 6/1ー
なぜ家出をしたのか、その理由が判明。
こういう理由なら前半に持ってきてくれた方がまだキャラたちに寄り添えたかな。
ちょっと突然だなと感じました。
正確には何かあるぞという演出が足りなかったというのが正確かな?
制作のNO.9さんはキャラを可愛く見せるのには定評があるが、作品の本来見せたいはずのモノをストーリーにすることが出来ていないことが多いです。
りゅうおうのおしごと!の感想でも書きましたが(よければ見てください)、作品がとにかく薄く見えてしまいます。

全てを説明する必要はないと思いますが、ある程度物語の一貫性がないと視聴者は?になります。
そして原作を読まなくてもアニメはアニメだけで楽しめる作品が増えて欲しいと思っています。原作販促を促すのは当然ですが、メディア展開をする以上は良いアニメになってほしいです。
もちろん原作によって面白い面白くないはあると思います。そこは同情します笑。ちなみに今回はこれだけ書いといてなんですが同情です。

何をテーマにして、何を伝えたいのか、何が魅力なのか。最後まで見ます。

ー最終更新日ー
携帯小説のような話でしたが13話まで追ってみるとなんやかんやで別れが寂しいクール終わり。
いいぞもっとやれーと心の中でヤジを言いながら最後まで観ました。
オチとしては無難な感じ。大学生?になったら手を出せますね。
無事完結ということでお疲れ様でした。
{/netabare}
2021 5/30 初投稿
2021 6/1 追記
2021 7/2 最終更新日

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 261
サンキュー:

8

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ちぐはぐ感はありつつも、色々考えさせられた作品

原作未読。
こういうインモラルなタイトルの作品って、
なかなか手に取ろうと思えないんですけど、幅を広げるつもりで視聴開始。
「拾う」ってのも、モノ扱いみたいでちょっと嫌悪感があります。

【作品概要】
 26歳サラリーマンの吉田。
 5年片想いの女性に振られ、やけ酒フラフラで帰宅途中、
 家出少女を拾って泊めることに。
 奇妙な共同生活が始まります。

【作品に対する感想】
 詳細は後で書きますが、結果的に視聴してよかったと思います。
 描写不足でいろいろ勿体ない所もあったと思いますけど。

 リアリティを追求する人には無理がある物語と思います。
 ただ、いろんな立場のいろんな年代の人の考えや思いが交錯し
 考えるきっかけをくれたかなと思いました。

1)物語
 1クールでまとまってると思います。
 物語の性質上、こういう纏め方にするしかないよねって思います。
 主人公吉田が最後まで筋を通しきったので、好印象です。
 ただ、吉田の心境の変化をもっと丁寧に、いろんな物語を絡めて
 描いてくれるともっともっと良くなったと思います。
 あと会社の同僚との絡みもね。
 この辺は尺の限界ですかね。

 物語が始まってから沙優が出会う人がいい人過ぎて(一人除く)
 リアリティは欠落してます。
 これだけいい人だらけなら、もうちょい犯罪も減るでしょうし、
 暖かい世界だと思うんですよね。
 もちろんそんな世界だったらいいなとは思いますけど。
 普通なら沙優は落ちるところまで落ちて、戻れないんでしょうね。

2)作画
 沙優かわいい。
 それに尽きます(笑
 特筆すべきはそのぷにぷに感!!(核爆

4)音楽
 OPが物語の内容と合わず、軽~い感じがしました。
 ちょっと減点です。

5)キャラ
 大人組→沙優に対しては皆さん、大人ないい対応してます。
 ただし大人同士の恋愛ではシッチャカメッチャカです(笑。
 まあ過ぎた時代のことは客観視してアドバイスできるにしても
 今の事となるとなかなか俯瞰できずにおかしなことするわけですね。

 ➀吉田さん
  仕事ぶり、人間性からいい人いてもおかしくないと思うんですけどね。
  20代の男性って女子高生と年が近すぎて、
  娘と見るには無理があり、かといって恋愛対象にするには法の壁やら
  子供過ぎるやらで、微妙なところと思うんですよね。
  あれだけのことがあって「いただきます」しなかった吉田さんは
  鋼鉄の精神だと思いました(^^;
  そして筋を通しきった上、最後も激情に流されなかったこの方は
  すごい人だと思います。

 ➁沙優
  環境と状況が悪く重なり、落ちるところまで落ちそうになったものの
  物語が始まって以降は神がかり的な確率でいい人に出会い、
  どうにかスタートラインに戻れた娘。
  なんでこんないい娘がこんな目に合わんとあかんかったんかなーって
  思ってしまいます。
  やってしまったことは戻せないので、
  せめてこの経験を今後に生かしてもらえばと切に願います。

 ➂後藤さん
  沙優に対してのオトナな言動と、吉田に対する意味不明の言動との
  不一致で、一番違和感大きいキャラでした。
  私は「は?勘ってなんやねん」と思いましたが、
  女性からするとまた違う印象なんでしょうか。
 
 ➃三島さん
  この娘も沙優に対してはしっかりな大人でしたが、
  吉田後藤に対しては「え?」って思う言動も。
  蹴りいれたりとか、TPO無視ででかい声出したりとか。
  ただ後藤さんほど無茶苦茶ではなく、許容範囲でした。
  逆にいい指摘もしてましたしね。

 ➄あさみ
  君何歳?(笑  
  と言いつつ、おっさんになると彼女のピュアな言動が
  とても貴重で大切なものに見えます。

6)ツッコミどころ
{netabare}
 矢口 恭弥
 「力を持ってて
  他人の人生を自分の思う通りにできると思ってる人が嫌いなんだよ」
  お前が言うなああああああああああ!!
  過去をネタに脅迫して思う通りにしようとした人が何か言ってます。

  沙優も沙優で、レイプ未遂の相手がいる時点で普通バイト辞めません?
{/netabare}

7)考えさせられたところ
{netabare}
 ➀人のためを思って行動してるつもりが自分のためになってる
  三島が吉田に言った言葉ですね。
  正直「何が悪いの?」と思いました。
  自分の信念や思いがない行動なんてあるかいな と思います。
  それに吉田は相手のためと思って行動してますしね。
  それが合う/合わない、共感できる/出来ないだけの話で。

  ただ同時期に視聴していた俺ガイルの由比ヶ浜の話も相まって、
  相手の善意を否定するのは押し付けであり、
  相手を悲しい気持ちにさせることは良く解ったので、
  心にとどめておきたいと思いました。
  
  俺ガイルと合わせ技で、結構影響受けた言葉でした。
   
 ➁対価って何だろう
  無償の優しさ…正直私もこんなものないと思います。
  対価が金銭とか、(この作品にあるように)カラダだったりと、
  受け取るものが直接的な、目に見えるものだと
  分かりやすいだけで。
 
  「私助けてあげました」といった「善行を積んだ満足感」やら
  「上から目線の優越感」やら精神的な満足感も対価になりえると
  思うんですよね。(歪んだ言い方)
 
  ずーっと一人の吉田からしたら沙優の存在って大きいと思います。
  ずぼらになってる家の事とかあれだけちゃんとやってくれるなら
  十分対価になってるかなと思います。
  それに一人に慣れた後の、同居人のぬくもりって結構でかいと思います。

 ➂吉田が沙優を助けたことはどう評価するべきか
  作中でも言われてましたが、犯罪者というのは簡単なんですよ。
  日本の法律はそこで線が引かれてますので。
  ただ、彼のやったことが悪なのかと言われれば、断じて違うと思います。
  沙優は吉田と出会わなければ、死んでるかもしれませんし、
  もっと酷い状況に追い込まれてたかもしれません。
  沙優をあそこまで追い込んだ周囲のケツ拭きを一人で負うことになった上、
  大きなリスクを背負ってまで、沙優を元の世界に戻した彼を
  犯罪者と断じる気には、到底なれないです。

  もちろん法律が悪いかと言えば、そうでもないんですけど。
  そこで線を引いとかないと、別のケースでもっと被害者が増えるでしょうし。

 ➃沙優の過去
  とても胸糞悪いものでした。
  ある程度想像してましたが。
  この手の事件や物語を観てるといつも感じるのは、
  罰せられて死ぬべきは加害者であるべきはずなのに、
  何故被害者の方が苦痛の中で死ななければならなかったのか。
  この手の加害者は無自覚なので、生きている限り無自覚に
  周囲に害悪をまき散らし続ける存在になるんでしょう。
  (実際私の周りにもそういう人いますし)
 
 ➄沙優母
  バックグラウンドが沙優視点しか語られてないので、
  何があってああいう言動になったのかは分かりませんが、
  少なくとも自分の事しか考えていない毒親ように思えます。

  おそらくこの母は他者の悪意や攻撃に、非常に過敏なんでしょう。
  吉田と沙優兄に土下座され、自分が悪とされようとしているときの
  錯乱状態を見ると、そう思えます。

  だから常に精神は追い詰められた状態。
  だから娘と言えども気をまわしている余裕がないんでしょう。
  娘を救ってくれた吉田に対して失礼極まりない態度を貫いている
  自分に気づいていません。
  こんだけ精神がヤバい状況で家を守ってる。
  だから私を助けて下さい。認めて下さい。
  そういった心情のように思えます。

  「どこからが間違いか分からない」と彼女は言いました。
  この母親は父親の浮気を引き留める材料として沙優を産んだ女性。
  娘を取引の材料として産んだわけですよね。
  もちろん父親の責任を放棄した元夫が最悪なのは当然として
  娘を取引材料にしようとした母も沙優にとっては同罪ではないでしょうか。
  沙優に関しては最初からずっと間違え続けてるんだと思います。
  やはり沙優の親たる責任を負える状態ではないと思います。

{/netabare}

8)エピローグ
{netabare}
 もう俺たたエンド以外無理な状況でした。
 
 沙優は「助けてくれた吉田さん」というフィルターを外して
 ただの一男性として吉田を改めて見たうえで、
 本当にパートナーとしてふさわしいか選んでほしいなと思いました。

 後藤さん、三島さんは沙優がいない2年間で吉田を
 振り向かせることができなかったので、さすがにもう脈なしでしょう。
 後藤さんは勘で振って、最大の魚を逃がした…と。

 沙優兄は、もう吉田に沙優をもらってくれって思ってるんじゃないかなと。
 吉田の仕事の側面を見てないですが、人格面では相当信頼してると思います。

 

{/netabare}
 

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 223
サンキュー:

20

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

もし動物じゃなく、人間を拾ったら?

吉田=ジョナサンジョースター
荻原 沙優=エルザ、倉井佳子
後藤 愛依梨=やよい、桂音、日高葵
三島 柚葉=京乃まどか、ロザリー

1話 そう安々と...
{netabare}失恋をしたリーマン
その帰り、運命的?な出会いを果たす...
ああ悪いが、{netabare}彼女から誘うけど入会の気は無い、{/netabare}ただ味噌汁が飲みたいだけだ...
だが、そこまでバイーンを出さないで貰いたい...
学生証で分かった、この子、北海道からやって来ただと!?
しかも、帰りたくないとか言ってるし...他にアテがあるのか?なもんねーだろ!
だからこそ、働け、
誘惑するなんざ、アンタはバカたれだ!何で青春しなかった!
金の重みを知れ!バイトでな!
まあまず、布団は購入しました。それと寝間着も{/netabare}

2話 携帯を買う
{netabare}前の携帯は海に投げ捨てた模様...
大丈夫か?携帯無くても...
その代わり、化粧品や大量の本を購入
でもなあ、その無理に笑顔を作るのは止めてくれないかな
ここは約束を守ってくれれば、貴女の家なんだから...

だが、俺は三嶋とかいう部下とは付き合ってはいない...
何故か失恋した後藤さんに言われたのだった。晩飯の席で
その帰り、携帯を差し出した吉田
良かった、嬉しそうだ...{/netabare}

3話 程遠い願い
{netabare}開幕、沙優は誰かと{netabare}入会する夢を見た{/netabare}
何故そこまで吉田さんは求めないのだろう...
いくら共同生活始まったとしても寂しい...
今日は同僚と映画を見に行ってから帰ることになった吉田
そこで...追いかけて行ったら皮肉にも...

そうか、私、嫉妬してるんだと心から思った沙優
そこであの同僚が...
実は彼女の方も家出を嘗てしていた模様
そして思いをぶちまけた

その後家で...
...だから、入会の気は無いって言ってるだろ!
だが沙優が言うには、どうして吉田さんは家においてくれるのかなってこと
何でそんなに気にかけてくれるの...?それが疑問で仕方が無かった沙優だった
でも俺に言えることは、アンタが来たことで、生活感が生じたってこと
生きがいも出て来たってことだ。だから服着ろ、俺は入会する気はさらさら無いってことはこれで分かっただろ?{/netabare}

4話
バイトすることになった沙優
そこで同学年のバイトの先輩に会うことに、それがあさみ
へ?家に来る...!?
彼女が言うには、沙優の笑顔に気を付けろとのこと
本当と嘘の笑顔の見分け方にな...

一方吉田は仕事の帰り、後藤さんとヤキニクにて
...へ?まだ恋愛フラグ残っている...!?
しかも会いたい...!?沙優に!?
何言ってんだ?後藤さんよぉ...
でも貴女は{netabare}SOXに入会していない...{/netabare}

5話
貴女はいつまでここにいる気?
後藤さんの言葉が刺さる...
家出してきた身でも、その回答は...?
青春しろ、それに尽きる後藤さんの言葉だった

一方吉田は、外で同僚と出会って
もし私が泊まってもいい?って言ったらどうするの?という質問を聞いて、回答できなかった

6話 過去の因縁
バイト先で出会ったアイツ
それは沙優にとって因縁の男だった
既に入会した分際で...!

止めに入った吉田さん
もう手ぇ出すんじゃねえ...!

その翌日、吉田さんが帰れないってことであすみが来ることに
そこで彼女は小説家になりたいという夢を沙優に言った
それで両親と喧嘩したことも...

7話
沙優の未来
それは一体何なのか
考える中、バイトに勤しむのだった
だがバイト先のコンビニに一台の車が...

三島は吉田さんの連絡先を手に入れた
そりゃあ彼女も好きだから...

そんな中、アルバムを見つけた沙優
俺にも片思いしている子がいたんだ

8話
あの黒い車の中におったのは沙優の兄貴
必死で探していた。だから帰るべきなのか...?
そこに夏はやって来る
貴女の目的は達成したのか?いつまで厄介になるの?
沙優の回答は...?
そこで三島と共にカラオケへ
残業で遅くなった吉田さん、あの優しい顔を見せてくれたら...!
悔しくて泣いた三島だった...貴女は小春と同じく負けてしまうのか...?

私、やっぱり帰る
そう花火を見終わった後に言った沙優
もし私が高校生じゃ無かったら拾ってくれたかな...?
翌朝、ついに突き止めた沙優の兄貴
二人の運命は...

9話 沙優の過去
その痛みは誰に匹敵するか
沙優はいじめられることは無かった。その代わりにぼっちだった子が狙われる羽目に
ただ傍にいるだけでは助けられなかった。その果てにあの子は...

そう、貴女は(いじめられてはないが)琴浦さんと同じ道を辿る羽目に...

それが家族に飛び火してしまった。沙優の誘導で自決したんじゃないか?と

その後兄貴に30万貰って東京へ
そこから吉田さんに拾われるまで、{netabare}エンコ―でここまで来たってこと{/netabare}
さあ、貴方はどうしたい?吉田さん...
だが俺は赤の他人だ...

10話 愛の形
後数週間したら帰ることに、もうこれ以上吉田さんの手出しは...
仕事帰り、兄貴と出会った
先週の非礼を詫びたいと...

その後、彼女から自炊のためのノートを貰った。嬉しい限りだ
その夜、公園にて...
そう、もう逃げる訳にはいかないから、過去を放っておくわけにはいかないから
そして最後の夜、一緒に北海道に行けばいいじゃないの?と同僚は言うのだが...
確かに、今回の件の中核にはいるけども...

そんな中、仕事中
へ?沙優がおらんくなった!?
ってことですぐに帰ったのだが...

ったく、騒がせやがって...!
しかし、ここまで来たのもなんだ
俺も一緒に北海道に行ってやるよ、そうケツイした吉田さんだった

11話
そして北海道へ
悪いがここまで来て蜻蛉帰りはしねーよwww
実家へ行く前に、オシャレな喫茶店でブレイク
俺が東京でもこんなとこに来ると思うか?

そして夜、私行きたい場所があるんだ...
そう、母校に
フツーに不法侵入している件
でも、ここの屋上が...
私は未来を変えることができなかった...過去にフェンスは存在していなかった
だがもう過ぎたことなんだ
止まっていたらいけないんだ
そして帰って来たが、開幕バシィ!
...手荒いねえ、母さん...

12話
どんな道辿っても、愛せる子供は親だけだ
産むんじゃなかったって言う筋合いはねえ...

13話 ケツイ
沙優も土下座をした
卒業まで面倒を見る、そう母さんは言った
これで終わり...なのか?
貴方はどうしたい、吉田さん

それでも貴方のおかげで一歩を踏み出せたのだから...
そして帰った数年後...
「やっと会えたね...」
「ああ、待ってたぞ」

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 490
サンキュー:

11

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いたってまじめな恋愛物語

一般サラリーマンが家出女子高生を家にかくまうお話。
描かれる女子高生の生態は結構リアル。
それにしてもモテる男、吉田がうらやましいぞ。
至ってまじめな恋愛物語が展開する。
まあ、最後は出来過ぎかな。

投稿 : 2021/06/30
閲覧 : 232
サンキュー:

15

ネタバレ

コタロー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

賛否両論あるみたいだけど 8話まで見て!!の思いと最後の一言で台無し

まず、アニメであること。だと思います。
題材や内容に関して、法的にどうだ・・倫理がどうだ・・とか
どうでもいいかな・・・!

人は感情があり正義感もあります。
見せたく無いと言う思いもあるだろうし
みたいと思わせる気持ちもある。
前半だけ見て思ったのは
あまり良くないかなぁ〜と思っていた。

しかし
8話を見て少し意見(気持ち)が変わってきた。

人それそれ悩はあるもの
いじめや身体的に偏見で見られたり
見た目や喋り方・・・人それぞれである
いじるやつもいるし、無視するやつもいる。

学生生活で学ぶことは学業だと思うが
仲間や友達、共感できる相手か、
相手の事を思ったり・・・
つまり、対人折衝能力かと思う。

勉強なら、家でもできます。
勉強できなくても、働いている奴もいるし
学校行かなくても
起業している人もいる。

集団生活は学生でしか体験できない、経験できない
事がいっぱいある。競争することも

たしかに、エンコー
ぽいタイトルだが
作者はいろいろ考えているんだと思います。
商法的には成功と言ったところかな・・・

家族に相談できる環境
仲間に相談できる環境
それを養う為に集団生活はあると思う

相談できる友達や家庭環境にも影響されるだろう!!


8話〜最後まで見て
最後の一言で幻滅した。
”今度はきみの家に泊めてよ”の一言

アニメだからいいのだが
最後は綺麗に纏めてほしかった。点数は8話までの想いを残すよ。

投稿 : 2021/06/30
閲覧 : 334
サンキュー:

4

ゲリオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

色々ヒドすぎも何だかんだ楽しめた

最後まで視聴完了したけど、これやっぱり吉田逮捕エンドにすべきだわ〜。
全てを失い、刑務所で罪を償った吉田の前に成人した沙優が現れ「おかえり。吉田さん!」で終了だったら良アニメだったわ〜。
吉田が最後まで男女の関係を意識しなかったとしたらまだしもだが、途中から完全に沙優が居ないと生きていけない体になってた。
ったく、こんな終わり方じゃJK拾ったモン勝ちぢゃん!
…といきなり取り乱したところで、レビューに移りたい。

まず、物語展開に関しては、極めて稚拙と言わざるを得ない。
この原作者でなければ書けない内容ということは絶対にない。
小説本の人気については題材の明快さと有能な絵師さんの功績によるものだろう。
なので真面目にストーリーを評価するとしたら確実に「ヒドイ」の3文字で終わる。
ただし、時にはそういう稚拙な内容のが楽しいこともあることをアニメを見て実感する。
独り身サラリーマンが家出した女子高生を拾って「オレはガキなんかにキョーミねー」とか言いつつも、部屋で毎日イチャコラしながら日常生活を送る…そんな馬鹿みたいな内容なんて、、、面白いに決まってるじゃあないですかぁぁぁぁ♪♪

「おじさんと女子高生の恋愛物」というのは、(世の中の大半の男性読者が夢見る妄想という性質上)他にも漫画等で幾つかの人気作品があるが、どれもおじさん側に葛藤があるなどして、恋愛が成就しない場合が多い。
ところが、この"ひげひろ"という作品では、家出した女子高生を養うという主人公吉田の【未成年者略取】という通常許されざる犯罪行為が一貫して正しいこととして描かれる。
吉田周りのキャラは「よくよく考えるとやばくね〜?」とか「紙一重だけど吉田君なら大丈夫!」とか呑気なもの。
児童相談所に行かずに自分のアパートに住まわせる時点で本当は極限にアウトなことしてるのに、手を出さなければセーフというのが本作の基本方針。
中盤、過去にJK沙優と援助交際していた男が「やってること犯罪と同じ」と発言して、吉田の行動の是非に踏み込む場面があったものの、悪役がようやくそれ指摘するのってどうなのって話だ。
いずれにしろ、様々なネタを毎週提供してくれる本作は、ある意味で今期の注目作のひとつであった。

キャラクターに関しては、女性キャラのビジュアルは良い。
しかしながら、このような可愛らしいキャラデザの女子高生が、援助交際で毎日のように性行為を繰り返していた事実は何というか胸が痛い。
こういう子がヤリマンなら、似たようなルックスの他作品の萌えキャラも汚されたような気がして…うまく表現できないが、そのような気持ちにさせられ非常に不愉快だった。
まぁつまり、二次元くらい現実を見せないでくれと…そういうことだ。

後藤と三島という成人女性キャラについては、特に三島は存在意義すら分からず。最初から負けヒロイン確定の可哀想な子だったとしか…
後藤については、吉田を振った理由が「直感で今はタイミングじゃないと思った」というのは意味不明にも程がある。理由付けならもっと色々あるだろうが。あと、会社で谷間ガバガバに晒してんじゃねーぞ。
沙優の兄は、家を追い出された妹に30万ぽっち渡して放置とか人でなしにも程があるが、なぜか理解のある善人として描かれて非常に違和感を感じた。
過去回の沙優の親友については、わざわざ自殺する瞬間を本人に見せるとか嫌がらせにも程があるのでは…?
と、上記の幾つもの「程がある」ツッコミどころからも、本作がいかに稚拙なものであるかは明白だ。
しかし稚拙さも見せ方によっては楽しい作品に変貌する。そういった意味で制作側はアニメを上手に作っていたと言えるのかもしれない。

最終回エンドカード。
沙優の笑顔とともに「今度はあなたの家に泊めてよ♥」のピンク文字。
最終回に至るまでのチープなストーリーを全てぶち壊す一文。
アニメスタッフ分かってるなー!!と笑ってしまった。
結局、本作は「おじさん×女子高生」という夢の妄想をフィクションで実現させることが全てだったのだ。
だからこそ結末はビターエンディングを迎えなければならなかった。
如何なる理由があろうとも法を犯した人間は必ず裁かるべき。
つい先日も現実社会で弁護士が女子高生を自宅に住まわせて逮捕される事件があり、本件がアニメに影響されたとは思いたくはないが、同様の犯罪抑止を啓発するためにも、最後は主人公の行動はやはり間違っていましたという展開にする必要性があったと思う。
家出女子高生を自宅に住まわせる内容をフィクションとして描くのは有りだけど、結末まで中学生が考えたみたいな美談として片付けてしまうのは締まりがなかったというのが結論である。

投稿 : 2021/06/30
閲覧 : 381
サンキュー:

15

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ひげを剃る。そして女子高生を拾う。のストーリー・あらすじ

片思いした相手にバッサリ振られ、ヤケ酒をした帰り道、26歳のサラリーマン・吉田は路上に座り込む女子高生・沙優と出会った。べろべろに酔った吉田は、前後不覚のまま行き場のない沙優を一晩泊める。…翌朝、ふわりと美味しそうな香りに目覚めると、食卓には味噌汁が。「おはよう」「なんだお前!!なんでJKが俺ん家に!」「泊めてって言ったら泊めてくれたじゃん」「…味噌汁」「昨日“毎日味噌汁を作ってくれ~”って」「ハァ!?絶対言わねェ!!」家出をして行き場のない沙優を追い出すわけにもいかず、吉田は家事を条件に彼女の同居を認めることに…。こうして、家出女子高生とサラリーマンの微妙な距離がもどかしくもあたたかい、不思議な同居生活が始まった―。(TVアニメ動画『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年春アニメ

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