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「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(TVアニメ動画)」

総合得点
73.2
感想・評価
505
棚に入れた
1533
ランキング
1058
★★★★☆ 3.4 (505)
物語
3.2
作画
3.5
声優
3.5
音楽
3.4
キャラ
3.3

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ひげを剃る。そして女子高生を拾う。の感想・評価はどうでしたか?

ちあき さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ひどく外れている人物がひどく真っ当に描かれている。

人間ドラマがあってその点は良かったのですが、その前提となっているシチュエーションに疑問が残るというか、嫌悪感すら感じました。最後まで観たものの、その嫌悪感は拭えませんでした。

嫌悪感の原因は、おそらく主人公の描かれ方。主人公がひどく真っ当な人物として描かれていますが、ひどく外れている行動をとっています。真っ当に助けたいのであれば、最初からもっと別の方法を模索してほしいと思わずにはいられませんでした。

投稿 : 2021/10/25
閲覧 : 347
サンキュー:

9

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

子供は、出会った大人次第で幸せにも不幸にもなる・・・

この作品、賛否両論ありました。
「犯罪」云々については、物語の中で主人公が沙優の母親と直接話をしました。
順番は間違っていましたが、最後は、筋を通したので、一旦それで。

家出少女を題材にした物語なんていくらでもあると思います。
ましてやこの世の中、男女の出会いなんて綺麗ごとばかりではないでしょう。
この二人の出会いもそんな1つのきっかけを描いたにすぎません。
この後、この二人には幸せになってもらえればそれでよいです。


ところで、沙優の立場で考えてみると話の深刻さが分かります。
思春期の子供が友達も学校も親も頼れない状況に陥ったらどうでしょうか。
児童相談所やしかるべきセーフティーネットに相談すればよいですか?
それは冷静な判断ができる大人の意見・・・。
思春期の子供では、実際は、冷静な判断ができないかもしれません。
もうそれしか道は残されていないって思い至ってしまうかもしれません。

今回、沙優も友達の後を追って自殺しなくてよかったと思います。
まずは、どこかで生きていてくれるだけでよかったです・・・。


ただ、家出も深刻な問題には変わりありません。
本来なら子供が最後に頼るべきは親です。
しかし、今回のように親と確執があればそれも難しいです。
では、子供達はいったい最後は誰に頼ればよいのでしょうか・・・?

この作品はフィクションですが、実際、そう言う子供はたくさんいるはずです。
そのとき、出会った大人はどう接してあげるべきか?
そこを問われているのだろうなと思います。
子供であっても一人の人として大切に思ってあげるとか。
冷静な判断ができない子供に代わって冷静な判断をしてあげるとか。
口で言うのは簡単ですが、実際は難しい部分もあるかと思います。
主人公も例にもれず冷静ではない判断をしました。
しかし、沙優のことを大切に思っていたことも事実です。
つまり、黒も白も混ざっている状態です。
実際、人間ってそんなもんじゃないでしょうか・・・。
だからこそ、難しい問題なのだろうと思うのです。


この作品は、妄想を餌にした釣りの部分が多いにあります。
それが、話の内容だけではなく、タイトルにもにじみ出ています。
商売的な視点からだけの結果であれば、あまり褒められたものではありません。

しかし、結果的には見て見ぬふりの社会問題に挑戦する作品にもなりました。
子供の幸せは、良くも悪くも出会った大人次第で決まる部分が多いと思います。
そのことについて、あらためて気づかされました。
そう言う意味では、意義があった作品だったとも言えなくもありません。

投稿 : 2021/10/21
閲覧 : 295
サンキュー:

22

ネタバレ

祇園 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

タイトルなし

じゃあ、タダで泊めて

投稿 : 2021/10/17
閲覧 : 204
サンキュー:

0

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ま、いろいろと、ツッコミどころはあるものの、です。

なるほど、この作品も感想、評価の振れ幅の大きい作品の一つと言えそうですね。

曰く、
タイトルからして気持ち悪い。
主人公は犯罪者→犯罪者は認められない→不快、キモイ・・・。
犯罪を犯しているのに、主人公:吉田がいい人のように描かれている、きもい。
他に方法があったのでは?
体と引き換えに、泊るところを提供してもらうなんて考えられない、受け入れられない。
沙優の考え方が受け入れられない。
主人公:吉田含め、周囲の人がいい人過ぎて逆にきもい、ありえん。
現実にはありえん設定、ファンタジーとしても納得できない。
何を伝えたいのかメッセージが解らん。
そもそも倫理観が欠如している!!

などなど。

なるほど、なるほど。
「個人の感想(感情)です」なので、どれも一理あるとは思います。

さて、私はどう思ったかと言うと。
ふっつうに観れました。
沙優の行動に対して「おぃおぃ、やめとけ」とも思いましたし、後々明かされる境遇をみて、気の毒にもかわいそうだとも思いました。
倫理観のぶっ壊れている表現には不快感も覚えましたし、率直にかわいらしいと思えるシーンもありました。
「頑張れ」と思うシーンも「バカ野郎」と思うシーンもありました。
吉田についても「普通に言ったら犯罪だよなぁ」という思いももちろん浮かびましたし、他の方法もあるっちゃあるだろ、とも思いましたが、吉田がそれを選んだんだから仕方がない、とも思いました。
別の方法を選んだとして、この作品の様な結末にたどり着いたかどうかは解りません。

・・・と言うように、人間らしい矛盾と迷いに満ちた思いを巡らせた訳ですw。
自分としては、とっても人間らしくていいと思っているんですがwダメでしょうかね。
そして、結論としては、アニメとしてちゃんと見れたし、思うところもあった、となっているんですが。

ところで、先日の「スーパーカブ」でも交通法規がどうの、沢に落ちた友人を助けるシーンでの振る舞いがどうのという騒動があったわけですが・・・。

現実世界の理想と理念が100%反映されたアニメを求めておられる層ってそんなにいるんですかね、そして、そんなアニメを観たいんでしょうかw
もちろん、私にも確かに許容できない表現のラインや許せない、不快に思う表現は思考は確かにあります、そしてそれは明らかに私の好みが反映されたラインかもしれませんし、他の人はなんとも思わないものもあるかもしれません。
それらを踏まえた上で「そんなクソ真面目なアニメをお好みで?」。。。

以前にも絵画を例に「作品」についてのウンチクをたれたことがありましたが、仮に写実主義の画家だったとしても、その画家の生み出す「作品」は画家の心象風景なのです。
不要なものを削ることもありますし、無いものを足すこともあります。
「作品」に思いを乗せるために、善を際立たせるために、悪を極悪に描くこともあれば、死を際立たせるために命を軽く表現することもあります、当然逆もあります。
表現したい事の為に「作品」というフィクションの中で法律も消し、飛び越えることだってあります、その代わりに吉田に他の大人が持っていなかった別の倫理観を与えているじゃあないですか?私の言ってること違います??

女子高生とサラリーマン(大人)。
これが、社会人と社会人だったら、この話が成り立つのか?っていう話です。

「そもそも、こんな話でしか表現できないのならそんなものやるな!」って?
おっと、それはアナタが言う事ではないですよw
表現者は自分の裁量、出来る範囲で自己の思いを表現するものですよ。

なーんて、またいらない主張をしてしまいましたねぇ、ゴメナサイ<(_ _)>。

でもね。
毎日、毎日ニュースで流れてること観てみてよ。
不快な事、クソみたいなヤツの話ばっかり(あらお下品、失礼)
こんなアニメで描かれている事より、そっちの方にケチつけて改善したほうがよくない?

この物語、
26歳のサラリーマンが家出女子高生を拾い、自分ちで養ってあげる話。
ってなれば、「!?なんやそれ」ってなりますが。

傷ついて家出して自分を見失っていた女子高生が偶然出会ったリーマンと一緒に暮らす中で、自分を取り戻し前向きになっていくお話。
ってなれば、ちょっとマイルドに・・・、なりませんかw
まぁ、一緒に暮らすってポイントが許せない人にはダメかw



でもねぇ。
この物語、主人公は吉田なんでしょうが、スポットを当てるべきは沙優の物語ですよねぇ。
沙優がどう変化し、どう傷を乗り越え、どう前向きになっていって、最後にどうなったか。
そこにしっかりとスポットを当ててみれば、傷ついた少女に何が必要だったか、どんな環境が、どんな人間が周囲にいて欲しかったか。
そして、そういうモノが満たされた時、人はどうなるのか、が見えると思うんですけどねぇ。
これもきれいごとですかね。


沙優にとっては、消せない傷もたくさん残ったけど、友達もできたし、吉田とのこの期間は一生忘れない記憶になるでしょう。
最後に、好きって告白していたけれども、それだって、いい思い出的なもので終わるかもしれない。
もしかしたら、時間をおいて二人がもう一度ってこともあるかもしれないし、お互いにいい人が出来て別々の道を行くかもしれない。
これは余韻として残しておけばいい所なんだろうけど、どっちでもいいよね。


オジサン世代の私としては、
何やそれ!!って言われるのを承知で言うとすれば、
これって、999のメーテルと鉄朗だよね。
吉田は沙優の「青春の一時にいた幻影」になるのが吉かと。

「そして、少女(女子高生)は大人になる・・・」

う~~~わ、きもーーーーーーーー。


さて、この評価を読んだ人がいたとしたら・・・。
この作品を観たいって気が失せるかもしれませんが・・・w
好き嫌い、快不快が分かれる作品ではあるでしょう、ご自分の目でご判断ください。



でも、最後の「こんどはアナタの家に泊めてよ(ハート)」
は「んな訳あるかーーーーーーーぃ!!」って言うツッコミを受けることで、この作品はフィクションですよwって言っていると解釈したんだが・・・。


・・・・・・もしかして、ガチで視聴している野郎どものハートをざわつかせれると思っているんなら「舐めんな!」ってグーパンチだな。

投稿 : 2021/10/15
閲覧 : 449
サンキュー:

21

ネタバレ

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

どこの層に向けたアニメか謎

前書いたレビューがテキトーだったので消して改めて書きます

ぶっちゃけると何も感想が出てこない。面白く無ければ感動もしなかったし、無駄に作画がまあまあ綺麗で曲が良いアニメ。

中盤に昔ヒロインと関係があったバイト君が登場してまた関係を持とうとするクズ男っぷりは良かったのに、その後無駄に改心した所が一番冷めた

登場キャラも全体的に魅力がない。でもギャルの子だけはそこそこ良かったかも

投稿 : 2021/10/02
閲覧 : 312
サンキュー:

4

ネタバレ

めろん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

もう少し評価されても良いと思う

ドラマ化はされた『中学聖日記』もそうだけど
リスクが大きい社会的問題を題材にしてる場合
完成度が高い作品は
もっと評価されてほしいと思ってしまう。
リアルな現実でも、家出少女が
吉田さんのような人と出会うことができたら…と
『出会い』が人生を大きく左右することを
感じられる作品だった。

投稿 : 2021/09/16
閲覧 : 337
サンキュー:

5

ネタバレ

アニマル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

犯罪アニメ

ニコニコ動画では1話しか配信されてなかったので切りました。
primeを利用する手もありましたが、他のアニメを優先しました。

PVの時点から「あ、犯罪だ」となりました。
現実なら法律上逮捕されるので。
同じ家出少女を匿うアニメでは「ハッピーシュガーライフ」などがありますが、あちらはさとうを犯罪者として描いていますが、本作は良い事のように描かれていました。

主人公は女子高生に手を出さないから良い人と扱われていますが、家事させてバイトもさせていい奴隷ですね。
女子高生に対して「お前の価値観は間違っている。俺が正してやる」と言いますが、まず犯罪者である主人公の価値観が世間から逸脱しています。

完走した知り合いは「エロくて良かった」くらいの感想しか抱いてませんでした。

あとタイトルがシンプルにキモいです。特にひげを剃るの所が。

投稿 : 2021/09/12
閲覧 : 322
サンキュー:

4

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

オトナとJKのラブコメ?

公式情報 
{netabare}
INTRODUCTION
{netabare}
片思いした相手にバッサリ振られ、ヤケ酒をした帰り道、26歳のサラリーマン・吉田は路上に座り込む女子高生・沙優と出会った。べろべろに酔った吉田は、前後不覚のまま行き場のない沙優を一晩泊める。…翌朝、ふわりと美味しそうな香りに目覚めると、食卓には味噌汁が。「おはよう」「なんだお前!!なんでJKが俺ん家に!」「泊めてって言ったら泊めてくれたじゃん」「…味噌汁」「昨日“毎日味噌汁を作ってくれ~”って」「ハァ!?絶対言わねェ!!」家出をして行き場のない沙優を追い出すわけにもいかず、吉田は家事を条件に彼女の同居を認めることに…。こうして、家出女子高生とサラリーマンの微妙な距離がもどかしくもあたたかい、不思議な同居生活が始まった―。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:しめさば(角川スニーカー文庫刊)
キャラクター原案:ぶーた
v監督:上北 学
シリーズ構成:赤尾でこ
キャラクターデザイン:野口孝之
美術監督:葛 琳
撮影監督:上條智也
音響監督:明田川仁
音響制作:マジックカプセル
音楽:菊谷知樹
音楽制作:ポニーキャニオン
プロデュース:ドリームシフト
アニメーション制作:project No.9
主題歌
OP:「おもいでしりとり」 DIALOGUE+
ED:「Plastic Smile」 石原夏織
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キャスト{netabare}
吉田:興津和幸
荻原沙優:市ノ瀬加那
後藤愛依梨:金元寿子
三島柚葉 石原夏織
橋本:小林裕介
結城あさみ:川井田夏海
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1話ずつの感想


第1話 電柱の下の女子高生
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公式のあらすじ
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IT企業に勤める26歳のサラリーマン・吉田。ある週末、彼は職場の先輩・後藤愛依梨へ告白するが見事玉砕。5年ごしの片想いを失恋で終えた。居酒屋でヤケ酒を呷り、同僚・橋本に愚痴をこぼす吉田。その帰り道で彼は、路上に座り込む女子高生・沙優と出会う。へべれけに酔った吉田は、家出少女の沙優を一晩泊めることにする。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、ひろったJKを保護者みたいな気もちで同居させた
吉田さんのおはなしみたい。。



こんな感じのおはなしって、どこかで見たみたい?って考えたら
「One Room」でありそうなシチュエーションかな。。

ただ、ホントにこんなことしたら誘拐とかでつかまっちゃうかもだから
吉田さんがいい人すぎると思う。。

ただ、家出するってふつうじゃないし
知らない人とHするのも平気ってゆうのも、ふつうじゃない気がする。。
ふつう、知らない人の家について行くだけでこわいんじゃないかな?

ちょっと頭が弱い子だったら分かるんだけど
家事とかはふつうにできて、頭も悪そうじゃないから
今のところ気もちが伝わってくるおはなしじゃないみたい。。
{/netabare}
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第2話 携帯
{netabare}
公式のあらすじ
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行く宛のない沙優を追い出すわけにもいかず、住まいの家事を条件に、吉田は彼女の同居を認める。ぎこちなくもなぜか心落ち着く、穏やかな同居生活が続く。そして迎えた休日、買い物の途中で吉田は、沙優が携帯を持っていないことに気づく。その理由を尋ねると、沙優は遠慮がちにぎこちない笑顔を作ってはぐらかすのだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
あ、やっぱりハーレムアニメだ!w

会社でも面倒見がよくって
教育係をまかされてる三島ってゆう子から好かれてるし
コクってフラれた後藤さんからも嫌われてないみたいだし
沙優からも、もちろんだし^^


それと、沙優がケータイほしがらないけど買ってあげるおはなしだけど
にゃんはふつうにケータイ持ってない。。
電話って、いろいろ話されてもこまるし
間が開いたときとか、何か話さなくっちゃ悪いみたいだったりするから。。

でも、沙優はそんなことなかったみたい?
ってゆうか、吉田さんからかかってくるのは大丈夫だけど。。
ってゆう感じなのかな?


あと、後藤さんの中の人が金本さんで
話し方、聞いてると「弱キャラ友崎くん」の葵を思い出しちゃって
ちょっと変な感じ^^


おはなしはそのうち、沙優と吉田さんがつき合って終わるのかな?
恋愛はそんな感じだと思うから、あんまり気にならないけど
沙優の家出の原因とかの方が気になるかも。。
{/netabare}
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第3話 共同生活
{netabare}
公式のあらすじ
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吉田は自身の不利益を気にする様子もなく、沙優にも何ひとつ見返りを求めない。吉田の本心を理解できないまま、モヤモヤを募らせる沙優。吉田から帰宅が遅くなるとの連絡が届いたある晩、沙優は彼に恋人ができる可能性もあることに気づいてしまう。“居場所”を失うという想像に、沙優の心は不安で大きく揺さぶられていく。
{/netabare}
感想
{netabare}
何だろう、吉田さんが悪い人じゃないのは分かったけど
いい人とも、何だか違う気がする。。

「フルーツバスケット」の透じゃないけど
親がいなくって、引き取った親戚からイジワルされてたり
もしかしたらDVとかセクハラされてたりするかもしれないから
帰れないワケがあるんだったら相談に乗ってあげる、とかじゃないのかな?

調べたら、子どもシェルターとかあって
そうゆうゆう子が親に連れ戻されないようになってる施設もあるみたいだけど
前に相談したけどダメだった、ってゆうこともあるかもしれないから
まず、家出した理由とかを聞いてあげてほしい☆彡

吉田さんがホントに信用されてるんだったら沙優もそうゆうこと話すと思うし
そうゆう話しもしてくれない子ども相手に「いっしょに暮らしてほしい」
ってゆうだけで、よくないことな気がする。。

今回、吉田さんの後輩の柚葉が、沙優の心配してたけど
自分もなんどか家出したことある、って言ってたから
相談してみてもいいかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第4話 バイト
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
お互いの胸の裡を明かし、心の距離を縮めた吉田と沙優。それから沙優は近所のコンビニでアルバイトを始めることになった。バイト先の先輩・同学年の結城あさみは面倒見がよく、瞬く内に沙優とうち解ける。終業後、沙優たちの同居生活について聞きだしたあさみは、吉田の人となりを確かめるため急遽彼の部屋を訪ねることに。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半があらすじの通り、バイトの先輩のあさみがくるおはなしだったけど
瞬くうちに打ち解けるって言っても、入ってすぐ
沙優の笑顔の使い方がうまい、とかまで分かっちゃうって、ホントに高校生!?

それに、知り合ったばっかりの子の心配をするって
もしかして弟とか妹がいっぱいいるとか?


後半は、後藤さんにさそわれて焼き肉に行くことに。。

そこで、三島さんとのこといろいろ聞かれて
吉田さんは逆に、どうしてそんなに自分のこと知りたがるのか聞いたら
「好きだから」って返されて「えっ!?」って

実は、5年付き合った彼がいるってゆうのはウソで
ただ、もうちょっと時間を置いてからの方がいいかな?
って思っただけみたい!?

それで、ちょっとおかしい会話があったけど
つき合う時は後藤さんがコクって来たとき。。ってゆう話になって
吉田さんも沙優をひろった話をしたみたいで
とつぜん沙優と話したい、って来ることになったの。。



今回は、ちょっと沙優の過去が見えたみたい。。
思い出して気もち悪くなるくらいの。。

何があったのかな?


ちょっと大人な感じのおはなしかなって思ってたけど
いがいと転生とかしない系のただのハーレムアニメののかも^^

こうゆうパターンって、さいごは沙優とつき合うことになるんじゃないかな?
{/netabare}
{/netabare}
第5話 現実
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
深夜、帰宅途中の吉田から沙優に宛てて届いた急なメッセージ。そこには後藤がなぜか沙優に会いたがっているので一緒に戻る旨が綴られていた。吉田の想い人であるはずの後藤を前に困惑する沙優。後藤はというと、吉田が沙優と暮らすことになった経緯に半ば呆れつつも特に咎めることもなく、終始和やかに会話を楽しんでいた。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、沙優は吉田さんをお使いに出したあと
後藤さんといろいろ話して「いつまでいるつもり?」って聞かれて
気もちの整理がついたら「元の場所に帰ろうと思います」って言って
後藤さんと吉田さんの恋を応援する約束したの。。

吉田さんが買い物に出ると、表でばったり三島さんに会って
いっしょに買い物しながら話してたんだけど
後藤さんと吉田さんが何か話してたのを見て、あとをつけてきたんだって。。

三島さんは、後藤さんのことも気にしてたけど
吉田さんが沙優のことを好きになるんじゃないか、心配してたみたい。。

それで、言いたいこと言って三島さんが帰ったあと
吉田さんが部屋に帰ると2人が仲よくなってて
帰る後藤さんは送りに出た吉田さんに「これからも手を出しちゃダメよ^^」
とか言ってたけど

たぶん警察に吉田さんがつかまったりしたら、後藤さんも共犯になるんだから
「私が沙優ちゃんをあずかる」とか言った方がよかったんじゃない?

ってゆうか、警察か児童相談所に相談したほうがいいかも?

児童相談所はDVとか受けてる子どももいるから、親に連絡はするけど
子どもがいる施設は教えないようにしたりもできるみたいだから。。

じゃないと、誰かが心配してるかも。。



なんだか子猫をひろって、秘密基地みたいなところで飼ってる子どもがいて
そのことに気がついたほかの子たちが、ひとり、またひとり、ってついて来て
子猫がかわいいから、みんなが大人にナイショにしてくれて飼ってる
ってゆう、よくあるおはなしによく似てる気がする。。

子猫は病気とかになるかもしれないから
動物保護団体とかに連絡して引き取ってもらった方が子猫のためだし
女子高生は、公共機関の人に知らせた方がいいと思う。。

ただ、公共機関の人は信じられない、ってゆうのはあるかもだけど
自分なら大丈夫、って、信じてる人だって、あんまり信じられないかも?

だってほとんどの人が
自分は正しいことをしてるって信じてる気がするから。。

吉田さんが自分を信じてるのはいいんだけど
警察とかに連絡しないで自分だけで解決しようとしてる。。
ってゆうところから間違えてる気がする。。


これでさいご、2人が結婚でもすることになったら
このおはなしって、何がしたかったのかな?ってなりそう。。
{/netabare}
{/netabare}
第6話 星空
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
吉田との同居を続けて少しづつ前向きになり、実家へ帰る決意を固めつつある沙優。そんな彼女をもうひとつの過去が苛もうとしていた。以前、宿の世話になり関係を持った行きずりの男・矢口恭弥。沙優は、その矢口とバイト先で再会してしまった。沙優の素性に気づいた矢口は、かつての関係の口止めを条件に強引な復縁を迫る。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしだけど、矢口さんって実はいい人?

たぶんふつうの人なんだと思うけど、もし悪い人だったら
吉田さんの家に連れて行ったら
吉田さんのこと警察にバラすから、自分のところにもどれ!
とか言い出しそう。。

なんだか変にいい人しかいない世界みたい。。

先回の子猫のおはなしだけど
無責任に猫にエサをやって、ノラ猫をふやす人とかもいるけど
その人たちだって、猫をかわいがる、ふつうにいい人なんだと思う。。

でも、いい人だからって
その人がやってることが正しいかどうかは分からないのとおんなじで
吉田さんがいい人だってゆうのは、すごく伝わってくるんだけど
正しいかどうか分からないと思う。。
{/netabare}
{/netabare}
第7話 恋慕
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
あさみの学校が夏休みを迎え、沙優は彼女と一緒に過ごす時間が増えた。小説家という夢の実現に向けて、受験勉強に勤しむあさみ。沙優もまた、未だ明確に答えの出せない自分の未来について考え続ける。その翌日、沙優は掃除の最中に吉田の私物が詰まった段ボール箱を見つける。中には彼の高校の卒業アルバムが収まっていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
沙優が未来のことを考えはじめたら、お兄さんがコンビニにさがしに来た。。
矢口さんが気をきかせてくれて、知らないフリしてくれて
とりあえず助かったけど、いつまでもかくれ続けてられないかも。。
ってゆうおはなしかな。。


吉田さんがモテる理由はよく分からないんだけど、やさしい人だから?

でも、やさしいって言っても
三島さんの気もちに気がつかないくらいドンカンで
このくらいの人だとふつうにいそうなんだけど
アニメだとよく分からないけど、イケメンだからなのかな?


三島さんは吉田さんが好きなのは分かるけど
吉田さんにも後藤さんにも、自分の意見を押しつけて
すぐキレて大声出すって、悪い人じゃないって分かるけど
友だち少なそう。。にゃんもだけど^^;


矢口さんが、出てきたときは悪い人ってゆう感じだったから
こっそり逃がしてくれただけで
すごくいい人みたいな気がするのはフシギ^^


沙優が未来のこと考えようと思いはじめたのはよかったけど
家出の原因とか、ぜんぜん分からないし
マジメそうなのに好きでもない人とエッチするとか
何考えてるかよく分からないから、気もちが伝わってこないみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
第8話 夏祭り
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
高級車に乗っていた人物は、沙優の兄・荻原一颯だった。兄が仕事の多忙を押して沙優の消息を捜していたことは明白だった。沙優にとっては事態急変だが、実家へ戻るまでの猶予はもうほとんど残っていない。“今しかできない、本当にしたいこと”を自問自答する沙優。その時ふと目に入ったのは、夏祭りの告知ポスターだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、買い物に出かけた沙優がお兄さんを見かけて
どうしようか迷ってたら三島さんに会って
しばらくカラオケで時間をつぶして吉田さんにむかえに来てもらって帰る
ってゆうおはなし。。

沙優が、そろそろ家に帰らなきゃ。。って思うおはなしと
三島さんが沙優といてうれしそうな吉田さんを見て
やきもちをやくおはなし。。


後半は、吉田さんと沙優が、いっしょにお祭に行って
吉田さんが、沙優がいなくなった後のことを想像して
沙優を帰したくない、って思いはじめるんだけど
思い直して、帰るように言うおはなし。。



このおはなしは犯罪だからダメ、ってゆう人がいるけど
にゃんは、おはなしだからこうゆうのもアリかな?って。。

そう言ったらほとんどのアニメって人を殺したり、決闘したりで犯罪だけど
暴力シーンのあるアニメを見て、本当にケンカする人とか
はじめからロリコンで、アニメを見はじめた人はべつにして
ロリアニメを見たからって、子どもに手を出そうってする人もいないと思う

それに、このおはなしみたいなこと、ホントにやってみたくなったからって
うまく家出した女子高生をひろって
家に泊めることができる人も、そんなにいないと思うから。。


だから、気もち悪いのは法律違反より
法律違反だって知ってて、誰も何も言わないことだと思う。。


このおはなしの吉田さんと沙優の関係って
男女がいっしょに住んでても、Hなこととか何にも起こらないところとかが
ほかのアニメだと兄妹みたいな感じだと思うけど、今回の三島さんを見てたら
沙優のことを吉田さんの妹みたいなもので、恋愛対象じゃない
って信じてないよね?

2人が恋愛関係になってもおかしくない、って思いながら
未成年の沙優を男性のひとり暮らしの家に泊めるのを認めるって
やっぱりおかしいんじゃないかな?

後藤さんもそうだけど、ホントに沙優のこと考えるんだったら
吉田さんを説得して、児童相談所に相談するか
それがイヤならせめて、自分の家に泊めてあげたほうがいいんじゃない?
もし吉田さんがつかまったら、共犯になるんだから。。

それに吉田さんだって、沙優がいない生活はさびしい、って感じたんだから
いっしょに暮らす動機が、もう、沙優のためじゃないよね。。

それなのにごまかそうってしてるから、気もち悪いんだと思う。。
{/netabare}
{/netabare}
第9話 過去
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「沙優を引き取りに来ました」――早朝、沙優の兄・一颯が吉田の部屋を訪ね、二人の同居生活は終わりを迎えた。一週間後、沙優は北海道の実家へ帰ることになる。そのタイムリミットを前に自分自身と向き合うため…家族や学校、友だちのこと。そして家出にいたった日…。沙優は、吉田とあさみへ今までの経緯を語りはじめる。
{/netabare}
感想
{netabare}
沙優が家出の理由を話すおはなしだったけど
沙優の友だちの死んだ理由がちょっと。。

沙優にはずっと笑っててほしいから。。
って、わざわざ呼び出して、目の前で飛び降り自殺して
それで笑ってられる友だちって、どんな友だち?

それにマスコミだって
いっしょにイジメられてた子の家に取材に押しかけるって変。。


このおはなしに出てくる人たちって
なんだかズレてるみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
第10話 証明
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
沙優が近日中に北海道へ戻ることは、彼女を知る吉田の同僚たちにも告げられた。沙優の兄である一颯は、吉田が沙優を庇護し、最後の救いになってくれたと改めて感謝を伝える。残りわずかな日々だが、吉田と沙優は、今までどおりの“何気ない日常”を惜しむように過ごす。ある夜、沙優は吉田とともに、丘のある公園へと赴く。
{/netabare}
感想
{netabare}
沙優のこと知ってる同僚の人たちが押してくれて
吉田さんも沙優といっしょにお母さんに会うために
北海道に行くことに決めるおはなし。。



三島さんと同僚の人たちが、沙優が急に帰ることになっておどろいてたけど
警察が来て、つかまったりしなかっただけでも良かったんじゃない?

前にTBSの社員で「七星のスバル」のプロデューサーの人が
家出少女と札幌の街を歩いてて逮捕されたり
今年も中学校の先生が逮捕されたりしてたくらいだから。。

でも、そのころはまだ
家出少女を家に泊めたりするのが犯罪だって
深く考えない人も多かったのかも?


ちなみにTBSの社員の人がつかまったのは
沙優が家出してきたってゆう設定の北海道だったけど
このおはなしの連載が終わったあとだったみたいだから
もしかして犯人は、この小説を読んでたかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第11話 覚悟
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
血の繋がりはないが“赤の他人”でもない――助けを求める沙優を放りだす方が無責任とばかりに吉田は彼女の帰省に同行する。家出の旅に決着をつける沙優を支えて、最後まで見届けることにしたのだ。旭川の自宅を目指す帰路、沙優は兄の一颯に立ち寄りたい場所を告げる。それは半年ほど前まで、彼女が通っていた高校だった。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしだったけど
だんだん家に近づいてくところは見ててドキドキしてきちゃった。。

学校の屋上で、沙優が死んだ友だちの思い出と会うところは
なんだかあっさりしすぎてて、あとで付け足したみたいに薄い気がした

それより、せっかくお兄さんがゆるしてくれて
誘拐罪はなくなったみたいになってたのに、こんどは学校に不法侵入って
いつ、つかまちゃうか、そっちの方が気になって^^;


お母さんが家から出てくるところは
きついこと言ってても、帰ってきたことをよろこんでくれたらいいな☆彡
って思いながら見てたんだけど、やっぱり毒親みたいかな。。
{/netabare}
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第12話 母親
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
あまりにも沙優に不憫な展開を迎えた時は、“部外者”の大人として彼女を守る。そう決意して吉田は、母娘の対面に立ち会う。半年以上を経て、実家に戻った沙優を出迎えたのは、激昂する実母の平手打ちだった…。体面と自己保身だけを押しだして、娘の言葉を封じ込める沙優の母。その振るまいは沙優の心を容易く踏みにじる。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回は、沙優のお母さんがどんなにひどい人かってゆうのを
おはなしのほとんどを使って説明してたみたい。。

自分勝ってなことばっかり言ってたけど
ああゆう親って「フルーツバスケット」にいっぱい出てるけど
そうゆう人を見るたびに
どうしてあの人って、あんなになっちゃったのかな?って

あの人にも沙優くらいの歳のときがあったと思うけど
やっぱり毒親にそだてられたんじゃないのかな?

きれいな人だけど、助けてくれる人がいなかったのかな?って思う。。


あと、吉田さんがお母さんに、「犯罪者」って呼ばれるたびに
その通りすぎて、笑っちゃった。。

吉田さんと沙優は「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」
じゃないけど、きっと共依存の関係で
2人が大人と大人だったら、そうゆうのもアリかもだけど
1人は家出してきた子どもだから、吉田さんはいい人だけど犯罪者。。

ただ、その共依存から抜け出そうってしてるところはいいと思う。。
最後にやっぱり、離れられなかったってゆうことにならなかったら。。
{/netabare}
{/netabare}
第13話 未来
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
優を支えてほしいと、母親へ土下座を続ける吉田と兄・一颯。相次ぐ二人の懇願に、沙優の母は発作的にヒステリーを起こし…数刻を経て落ち着きを取り戻した。改めて沙優の母へ感情のまま言葉を重ねた非礼を詫びる吉田。彼女もまた、沙優の今後は互いに話し合うと約束する。沙優は、本当の意味で家出を終えることができた。
{/netabare}
感想
{netabare}
さいごはふつうによかったと思う^^

お母さんは「どこから間違ってたか分からない」って言ってたけど
たぶん自分の子どもの子どものころから間違ってたんじゃないのかな?

でも、遅くなったけど
間違いに気がつけないまま、ずっといなくってよかった☆

これで変わることができたら、すごいなって思うけど
人ってそんなにかんたんに変わらないかも。。


沙優と吉田さんは、やっぱり共依存だったみたいで
沙優がいなくなって、すごく落ちこんでたよね。。
アニメのあと、2人でつき合いだしたら
このおはなし、何がしたかったの?ってなりそう。。

不純な気もちで女子高生を家に住まわせてたけど
女子高生とHは良くない、って思ってしないだけだったら
やっぱりただの犯罪だったと思う。。


あと、EDのイラストで吉田さんが後藤さんに頭を下げてるシーンがあったけど
あれって謎。。
{/netabare}
{/netabare}
 

見おわって。。


女子高生をひろってHな関係とかはナシでいっしょに住むおはなしだったけど
いちばんさいごに「今度はあなたの家に泊めてよ❤」って出てたから
たぶん、娘がいないおじさんたちの妄想を
放送できるギリギリまで見せようとしたおはなしだったと思う。。


ちょっと感動するところもあったけど
ふつうの感覚とちょっとズレた人たちが多くって
共感しにくいところも多かったみたい。。

そうゆうところをあんまり考えないでみたら
ふつうくらいにはおもしろいラブコメだと思うけど
ちょっとむずかしいかも。。

物語はちょっと変わってて、先がどうなるか気になったけど
出てくる人たちが共感しにくい人たちばっかりだからキャラを☆2.0


作画と声優さんはよかった☆



あと、アニメだから、犯罪シーンとかもあってもしょうがないんだけど
吉田さんはいいことしてるつもりでも
訴えられてないだけで犯罪だと思う

それって部活の先生が、生徒のためだって思ってビンタしてたとして
生徒もマインドコントロールされてて訴えなかったらハッピーエンド♪
ってゆうのとおんなじだから
反省しなかったらまた同じことして、いつか捕まると思う。。


.

投稿 : 2021/09/11
閲覧 : 549
サンキュー:

59

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

E. ネタバレ注意 – ひたすら気持ち悪い

しめさば作のライトノベル (イラスト:ぶーた 足立いまる)


<メモ>
1話切りしたかったけど、レビュー書くために最終話まで観ました。

登場人物が気持ち悪い人ばかり。
アニメだろうが、ファンタジーだろうが、毒親だろうが、友達が自殺しようが、どんな理由があっても援交やパパ活をやっている子に未来を語る資格はないし幸せになって欲しいとは思わない。

後藤と三島(上司と後輩)が「さゆちゃんに吉田さんを取られちゃうかも」なんて心配してたけど
保護者でもないのに高校生を家に泊めているのが警察にバレたら
全国ニュースになって社名も出てしまうかもって心配しないのが不思議。

JKをペットのように扱っておきながら正義だと思っている吉田がなぜ女性に好かれるのか分からないけど
上司でもある後藤が吉田の告白を断っておいて、吉田に恋人が出来そうになると惜しくなってちょっかい出してくるの最低だし、
後輩のストーカーまがいの三島も好きになれないけど
「人の事を気遣ってるふりして、自分の思うようにしか行動してないのにそれを相手のためと思ってるのは悪い癖」ってまともな思考は持ち合わせているようです。

吉田さんと暮らすようになって過去の行いを反省し、自分を大切にする事を学んだかと思えば、実家に帰った時も体を差し出してきて、やっぱりただの淫乱でした。

母親に嫌われたのは醸し出される男に媚びる雰囲気が父親の愛人を彷彿させるからなんじゃないでしょうか?
多分学校で友達ができなかったのも。

そういう女性を好きになる男性が理解できないので純愛っぽい終わり方も気持ち悪い。

願わくばこのアニメが海外に流出しませんように。


<主要登場人物>
・吉田:興津和幸
・荻原 沙優:市ノ瀬加那


21.7.7

投稿 : 2021/09/07
閲覧 : 456
サンキュー:

11

ゆうにゃんR さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

新元号に相応しい作品

ほんとにサラッとの感想にするけど
歴代5本指に入るくらい面白かった

フィクション作品なんだし別にこんな話なってもいいよね
逆にこの作品に批判するくらいならノンフィクションでこれに近い事が起こってるこの国を批判するべき

パパ活だとか援交だとかそんなのが当たり前になりつつあるこの国を叩き直してやろうぜ
とでも言ってるように感じました
令和にピッタリの作品
もっと評価されるべき( ˇωˇ )

投稿 : 2021/08/23
閲覧 : 268
サンキュー:

5

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

女の願望のようなストーリー

評判通り微妙な作品だった。
{netabare}
吉田が聖人すぎて逆に気持ち悪いし、ヒロインもヤることしか考えてないビッチで好きになれない。

ヒロインを拾うのは犯罪だがアニメということでいいとして、
犯罪を犯してまでわざわざヒロインを家に匿っている理由がないのが不自然。
しかもスマホまで買い与えたり何でここまで肩入れしてるんだ?って見ている間ずっと疑問だった。
テンプレだけど、吉田が亡くなった姉とヒロインを重ね合わせてた、とかそんな設定があればまだよかったのにね。

最初の方さゆの心情描写が丁寧だった点は良かった。
自分から居候させてくれって吉田にちゃんと頼むシーンや、友人からアドバイスをもらうシーンなど、いい点がなかったわけではない。
吉田のキャラ作りは下手くそなのにヒロインの描写は丁寧なのって、作者が自分の願望で書いてるからなのかもしれない。

ただ、ヒロインの心理描写も後半雑になってきて微妙。
結局母からひと言気に入らないことを言われただけで色んな人に迷惑かけて家出するのは自己中に感じたし、屋上で急に泣き出したりするのもギャグでしかなかった。
それと、矢口とかいう謎キャラ。
一話で別人みたいになってて笑った。
男の心理描写が下手すぎる。ほんとに。

一話毎メモ
{netabare}
1話
きつい。なんで警察に届け出ない?
女も性行為しか考えてなくて気持ち悪い

2話
ヒロインスマホ海に捨てるとかほんとにあほすぎんか。
全く好きになれない。
拾った女子高生にスマホ渡すとかそこまでするか。
ヒロイン関連以外の話のほうが面白いかな。
主人公を振った女の話とか。

3話
ヒロインが家出する理由が意味わからん。
必要じゃなくなったら捨てられる?
優しくしてくれるのには理由がある?スマホまで買ってもらったのに今更何言ってんだ。
ヤる気ない主人公を何回も誘うってほんとイカれてる。
何で居候させてくれるのか尋ねるのは良かった。
ラストなんかいい風にしめてるけど、結局主人公がデメリットしかないのに家にとどめる理由がわからん。(ヒロインの性格を矯正したいから?)

4話
褐色ギャルが主人公にアドバイスするところ良かった。
後藤さんが主人公振った理由がわからん。
好きなことの証明に俺とヤれますかとか言い出す主人公。
会話急にきついけどまあ酒入ってるからかw
いつか告白してくれって今付き合えよw
今回は面白かった。

5話
すぐ手を出しそうな奴が出てきたw

6話
犯罪犯してまでさゆを匿う理由がわからないなぁやっぱ。
矢口とか言うキャラ、悪役なのかいいキャラなのか全くわからん、なんだこいつ。
ギャルとヒロインとの対話パートとラスト良かった。ヒロインが自分の意思でもうちょっと居候させてくれって言うところとか、一話と比べて徐々に気持ちが変化してるなぁと

7話
さゆの目標は実家のある北海道に帰ること?
急に矢口がイケメンにw
最初よりは悪くない。

8話
急にカラオケで説教展開。
もう二人夫婦みたいになってるな
好きだとしても、主人公が帰るべきだって言うのはいいね。
初めて主人公の言動でいいと思えた。

9話
教師に監禁疑われてるのかよw
兄普通に常識人、吉田より兄のほうがいいじゃん。
何もなしで帰りたくないってなんだよ。
いやいやなんでさゆが告白してきたやつを振ったことで、友人がいじめられるようになるんだよ。
もうなんかいじめがテンプレだな。
いやなんでさゆの家庭が追いやられてるの?
冤罪かけられてるとか設定があったか?
結局家出ていくのわがままじゃねーか。
ちょっと意見が食い違っただけで。
兄イケメンだし。
なんで金あるのに男と過ごしてんだよw
母が敵って一言余計なこと言っただけじゃないか。

10話
兄マジで聖人じゃんw
父がゴミなのか。これついていく展開なの? 
あの兄いたら放っといていいのでは。

11話
確かに今までやってたことの方がやばいなw
屋上行く意味あった?
全部が始まった...?
フェンスがあっても別の方法で...
今更友人の死んだ場所いって今更嘆くって、何を見せられてるんだ。
花のお備えに行くだけかと思ったわ。
親は結局クズなのかそうじゃないのか。

12話
吉田いたら気まずいだろww
ほんとにただの犯罪者。
吉田の心の声長い。
母意外にさゆを育てる資格のある人がいないとは...。
兄と吉田が土下座するシーンシュールすぎてワロタ
なんで吉田泣いてんすかね。
母があっさり改心するという...
しかも兄が説得するシーンはない、セリフだけで説明。
ほんとになんでそこまでするんだよ。説明になってねえ。

13話
土下座多いなw
ビッチヒロイン 会話きっつ...。 
普通に良かった最終回。意外。
いや最後の手紙気持ちる過ぎる。Cパートどゆこと?
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2021/08/21
閲覧 : 406
サンキュー:

5

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

チキンでも。キチンとでも。

おもしろい作品でした。
ヒゲを剃る。
"オトナ" の "オトコ" の "チセイ" という意味なのでしょうか?

道ばたで出会った女子高生が、困り顔して助けを求めてきたら、どう対処するか?
可能性はともかく、蓋然性としては "今どきの話" です。

おおかたの大人は吉田の気持ちを一部もっているでしょうし、だいたいの高校生は、沙優の心を一部に持っているでしょう。
だから、シチュエーションさえまとまれば、誰にだって当事者になりえます。

問題にするなら、公としての法律(知性)と、私としての仁愛(感情)の "落としどころ" でしょうか。
目の前に困っている人がいる。
その事象だけが、一善の徳行を為す根拠です。

さあ、どのような振る舞いをするのが最適解か。
それは、いったい、何への、誰への「責任」なのかという「自覚」のこと。
そう感じています。

〜     〜     〜

「助けになる。」・・・このことを何と呼ぶと思いますか?
「資する。」と言うんです。

よく、「体が資本だから。」なんて言います。
それは、あくまで、主体者としての大人の「労働力」の意味。
未成年に、その理屈を当てはめるのは、「筋」が違っています。
小学生に言えないことを、高校生になら言えるなんて、どんな理屈ですか?

法律は、基本的には「大人の性善説」に基づいています。
「そんな悪いことは起きないだろう。」
「起こすようなザンネンな大人はいないだろう。」
「もし起きたとしても、厳罰ではなく、更生の余地を、大人だけど、残しておこう。」と、こうなります。
なので、課題は、子どもに対する成人の側の社会性(いうなら存在価値)にあります。

わが国の法律は、明治期の激動期にその根幹を辿ることができます。
当時のリーダーは、列強国、とくに英・米・独の法治国家に、将来を担う多くの青年たちを派遣し、学ばせました。
そして一つの柱を立てました。

端的に言えば、天皇への忠義を柱にした、家父長制の意義とその発展に、新政府の執るべき姿を求め、描いたのです。
明治維新は「天皇を元帥として国家を創造する。」という "造られた文化性の源" なのです。

戦後になって「日本の民主的変革の基本原理」ともいえる最高法規、「日本国憲法」が公布・施行されました。
現行の憲法下では「天皇を象徴として、個人の基本的人権をもとに、国家を創造する。」という国家運営に、文化の流れが変わったのです。

ですから、日本人は象徴として天皇制(家)の維持を念頭に置いて、精神的な柱として相互に持ち寄り、それぞれに支え合っているのが、日々の営みの根源だと言えるでしょう。

法律は、そうした象徴に心を寄せながら、家族、地域、社会全体が、幸福を追求していくことを資するために存在しています。
人と国のそれぞれに、善としてのはたらきを求めているし、担ってもいるのですね。

なれば、吉田が沙優に対して、疑似家族としての行為を執った=資するのはごく自然な発想だったのだろうと感じています。

~     ~     ~

近頃、眞子内親王の恋バナが「ゴシップ化」されて久しくあります。
秋篠宮家という「家」と、眞子さんの「個」。
法としての象徴(公)と、理としての実態(私)とを織り合わせる作業の一環なのでしょう。

両者の関連への意味づけ、新しい価値の見つけどころが、国民の関心どころ。
新世紀エヴァンゲリオン=福音=文化レベルだといって差し支えないとわたしは思っています。
(シンジ君とマリのペアリング。びっくりでしたが私は普通にアリです。)

くどいようですが、憲法の第一条を再掲いたします。

「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」

後半にある「総意」。ここに重い重い意味があるのです。

天皇に「なるかならないか」ではなく、「なれるかなれないか」は、国民の「総意」が、法理としてどうしても必要なのです。

一国民で、成人で、アメリカに居て、ひげを剃る男。
かつ、それなりのローンの返済も抱えて居そうな男。

国民の総意が必要なのは「公としての天皇になるときだけ」です。
すべての日本人は、憲法のもと、「法治国家」に生きているのですから。

(余談ですけれど、二人には、宇部新川駅のホームから、全力疾走で駆け出していただきたいものです。アングルが決まるまでは、何度でも。)

~     ~     ~

親鸞聖人は「善人なおもて往生を遂ぐ、況んや悪人をや」と説いています。
この言葉、教科書とかで、一度くらいは耳にしたことがあるかもしれません。
時代差性、常識の壁、立場の違いを越えて、「救済の法」を説いているわけです。

苟も大人であるなら、心身の救済の神髄を知らないで、どうして日本人と大言できるでしょう。
詳しくお知りになりたいのであれば、原典や解説書をお読みいただくか、門主や貫主、主管にじかに尋ねてみてください。
間違っても「自助、共助、最後に公助。」などと宣う御仁には、耳をお貸しなさらないように。

もしも、現代的な法理をいくらか深堀なさるのでしたら「法哲学」を参照してみてください。
法理とは「法は過去の文」、「理は今の判断」にあることがわかると思います。
すなわち「つねに流動的である。」ということです。

およそ行政機関は「法」で目的化され運用されています。
例えば、警察の目的性の一つに、社会の安定があります。
ですので、吉田の行動は「法律上の不法行為」となりえるし、然るべき法執行に至る可能性が否定できません。
それは「現行犯」の扱いだったり、「被疑者」の扱いだったりするわけです。

吉田の事案は、警察から検察へと移され、検察官が「起訴または不起訴」を判断します。
不起訴なら「前科」は付きません。
「前科」とは、「検察に起訴」されて、かつ「裁判官が有罪」と裁可して、初めて付くものです。

地裁、高裁、最高裁が示すもの=判決が「法理の理」です。
世の中は、社会も自然も大激動期です。
「生まれてこの方経験したことない」とか「教えられていないから」などとうっかり言ってはいられません。

「善人は "これ" です。」、「悪人は "これ" です。」
そんなものは、時代性で、いとも簡単にひっくり返るものです。
あの港町の出来事がその一例です。

それにしましても「わが思想は特別」とか「私の派閥が第一」だなんて言いながら、子どもたちの心が、救われている実感が少しも持てないのは、いったいどうしてなんでしょう。

~     ~     ~

日本には、日本独自のモラル、マナー、道徳観、コモンセンスなどがあります。
要は、TPOに応じて使い分ければ良いわけなのですが、どうしたって一朝一夕では身に付きません。
だから学ぶ必要があります。
ですが、こんな大事なことが、学校では教科にはないですし、家庭でも十分には教えられていません。

日本文化の喪失は、それだけ社会が全体的に劣化してきているわけで、それが「わたしたちの生きている現実」です。
いえ、もちろん全部がそうだとは言っていません。
でも一部にそれがあるから、沙優のような子が生まれてくるのです。

それは運命?
仕方のないこと?
子どもはその環境で生きていくしかないの?
そんな時こそ、ひげを剃ったオトナの「出番」なのではないのでしょうか。

略取とか誘拐とか、そんなことを心配する前にやるべきことがあります。
「セックスだろ?」なんて下卑たことを嘯いていてはお話になりません。
「ついにツキが来た!」と思うのなら、発揮するのは仄暗い欲情ではなく、煌々と照る満月を思い出してみてください。
ハナから、太陽なんかにはなれっこないし、なる必要もありません。

だいたい家出をするには「それなりの理由」がちゃんとあります。
「どう言いあらわしていいのか分からない。」
「まっすぐに向き合って、聞いてくれる人がいなかった。」
「解決に向けて、寄り添ってくれる人と出会えなかった。」

それって、「オマエが責任を取れよ」って話ではありません。
でも、それが現実だから、「それなりの理由」を盾として "手放せなくなる" のです。

だって、それしか、今夜のこころの寄る辺が保てないのですから。
そのやり方でしか、何の価値もない身体に、何かの必要性があるのかもしれないと、思い込むことができるのですから。

そうして身についてしまう『常識』もあるのです。

~     ~     ~

常識だと思いますが、子ども専門の窓口に、法律の専門家がいるわけではありません。
でも、担当者は、当事者(子ども、ときには関わった大人)なりの事情があることは理解していますし、傾聴してくれます。

それに、すぐに警察に通報するわけではありません。
仮にも、通報者がひげ面であったとしても、被疑者扱いすることはありません。
みな、法哲学に基づいて、善意で動くわけですから。

偏に残念なことですが、「だからこそすぐには解決しません。」
行政機関(専門家集団)と言えども「法理」がそのまま「魔法の杖」になることは絶対にありません。
だって、「運用の最適解を出すまでに、相当な時間がかかるからです。」
吉田だってそうだったでしょ?

できることは「沙優の(ときに家族の)やむにやまれぬ思い」に、トコトン寄り添うことからです。
沙優なりの「考えや判断、理屈」に、彼女の主体性があるのは、何よりの真実。
同じように、沙優の母にも「考えや判断、理屈」が、事実として厳にあるのです。

なら、母親が吉田を告発すれば、沙優の心が救われたでしょうか。
そんなことは、たぶんないでしょう。
その意味では、吉田が、沙優の母に、自明の理を語ったこと、母親がいったん受け止めたことが演出されていたのは、ひとつの示唆を含んでいたと思いますし、評価すべきことだろうと思います。

なぜって、それも一つの "インフォーマルな方法(=公式ではないの意味で。)" だからです。
わたしの吉田への評価はこの部分です。
彼自身の道理と、沙優への覚悟を貫徹したことなんです。

ゆるゆるぐだぐだに思われている制度かもしれませんが、フォーマルな手法も時間をかけて内実化・血肉化されてきています。
窓口では、弁護士やNPO法人などと連携を取りあい、本人(ときに家族)にとって "よりベターな生き方を考えあう" のをベースにしています。

情報を共有し(これが難しい)、問題を見える化し(これも難しい)、課題をプラン化し(やっぱり難しい)、スケジュールを作ります(結局、全部難しい)。

ビジネスモデルなら、表面的には、企画のプレゼンや契約行為、収益性への創意工夫、目的の達成と成果としての報酬は、何よりの歓びとなります。
ぶっちゃけ、損得勘定が判断基準なのかもしれませんが、でも、本質的には、事業の継続、雇用の確保、地域の活性化などもあるわけですから、人の幸せが目的であることには間違いありません。

これらのことは、大人の吉田には全部わかってのことでしょうから、沙優の対応を途中で投げ出さなかった理由(なんなら行政を選ばなかった理由)に触れておくのが肝要でしょう。(あくまで推測ですが・・・。)

法理は、人の心の救済の糸口を示すこと、改心への気づきを後押しすることを、その目的性の真(芯)に持っています。
裁判官が裁可を下ろす際に「被告は良く反省をして。」という言葉を述べることがあるのも、その趣旨からです。

吉田が、沙優にも沙優の家族にも、それに近い態度で接したことにわたしはほっと安堵しています。
もちろん相当なリスクを抱えてもいます。ですが、彼は、個人の努力の範囲内で、それがやり切れると覚悟し、実行したのでしょう。

こうしたシナリオは、義憤に駆られたからとか、博愛の精神があったからとかで、さも正当性が担保されたかのように思えるかもしれませんが、実際のところはなかなか難しいものです。

一番の問題はものごとを「見えない化」させてしまうからです。
二番目は「人の心は容易に変わる」からです。
そういった事実経過は、結果的に、第三者からは「何か疑わしさがある」と評価されてしまい、苦しい説明に追われることになるでしょう。

吉田が、行政の会議などに参加したり発言したりすることはまず不可能です。
それでもと思われるのでしたら、地裁などの傍聴席に座ってみることをお勧めします。

学校や職場、テレビや書籍では学べない深すぎる人生訓が、よほどのリアルで得られることと存じます。
そしてなにより、出自不明な与太話などが一掃できて、ご自身の神性を穢すことにならなくて済むだろうと思います。

~     ~     ~ 

わたしは、吉田の念頭には、"まずは親身には接してみようかな。" という考えが浮かんだのではないかと感じています。
でも、彼は、親にはなれません。
なれませんが、吉田自身の親への思いが、彼をして沙優を支えたのではないかと推し量っています。

吉田の母は、弱気なときの吉田を、どういう想いで対応したのだろうか。
吉田の父は、強がっている吉田に、どういう態度で対処したのだろうか。
そんな親の姿を見てきただろう吉田の想いが、彼の沙優への振る舞いに反映されていたのでは?と感じ入ってしまっています。

法を盾にして論じるだけなら、善意でも犯罪を犯してしまいそう。
悪意ならなおさら犯罪だと理解できるでしょう。
フツーの大人なら誰だってそう判断できます。

今どきは、人の行ないを見れば、すぐに法に照らし合わせて、あれこれと論じる傾向が強くなっています。
言論は自由ですから、それは間違ってはいないと思いますが、安直に過ぎている危うさをかなり覚えます。

ある国など、まさにそうではありませんか?
代表者が権力を振りかざして、法理を捻じ曲げたり、独善的に解釈したりするから、国民ひとりの主義主張などがひとたまりもなく押し潰され、不幸に陥っています。
なんだか、世界的な手詰まり感というか、国際関係も二進も三進もいかなくなってるなぁというのが気の毒でもあります。

そんなのは、誰のための、何のための法律かと思うことは正直あります。
でも、これが法理・法律の特性なんです。
権力は、立法の権限をもってすれば、ものごとの道理を容易に捻じ曲げたり、だんまりのミテミヌフリができてしまいます。

いやしくもヒゲが生える年齢になったのなら、道心が欲心を上回ってほしいものです。
「一宿一飯、一夜のおあとはヨロシク♡。」
そんな言い分に "いっときの安全を与えた" とか "おおらかな善意からだった" とかで言いつくろっても、ちびた言い訳にすぎません。

是非を問うなら、抵抗のできない弱いものに向けるのではなく、法律、常識、世間体、社会のほうに広く注力すべきなのが、大人のカッコよさというものです。
だって、法律というものは、原則的には、大人にむけた最低限のルールを定めているものなのですから。

「法へのナニカ正義感的な、曖昧な意識っぽい概念」で、子どもの人生を支配していいなんて法理など、露ほどにもありません。
そんな意識の水面下にあるのは、大人の見苦しい弁解と、薄っぺらい都合だけです。

まぁ、親もいろいろなんでしょうけれど・・・。

~     ~     ~ 

吉田は、社会の "ヒーロー" なんかじゃない。
沙優を、主役に戻した "黒子" にすぎない。
でも、わたしにとっては "嬉しいインフォーマル" だったのも事実です。

ちなみに、第1話で沙優が制服を着ていたのは、未成年であることの「記号」にすぎません。
「大人びた私服を着ていたから、成人だと思った。」
「本人がそう言ったから、正直に受け取っただけ。」

どんなに弁舌が立っても、言い訳、言い逃れです。
閻魔さまの前では、こころは明け透けになり、誤魔化しは一切合切、効きませんから。
どうぞ、どうぞ、あしからず。

~     ~     ~ 

え、そんなの笑っちゃう、ですか?

では、わたしが、ある貫主から聞きかじった "小噺" をひとつ。

{netabare}

これは、欲情にかまけた方専用の、とある浴場のお話です。

三途の川を渡る手前で、無地の浴衣に着替えましょう。
さて、渡り終える浴衣に色がついていますよ。

よく見ると、紫、白、青、黄、赤、緑、茶、黒・・・。
あなたの浴衣と言えば、鮮やかな赤に黒味がいくらか混じっていますね。

おや?あなたの手は、なにかの紙切れを握っていますよ。
どうやら、お風呂の入湯券のようです。

似たような浴衣を着た方が、そこここにいらっしゃっいます。
すこし込み合うかもですが、そこは譲り合ってお入りください。

時間制限はなくて、いつまでも浸かっていられます。
ちょっと変わっているのは、設計が底なしになっております。

疲れないようにするのは、ちょっとしたコツが必要です。

お気を付けて!
人の一番大事なところを足蹴にしたあなたたちですから、今度はあなたが足蹴にされるかもしれませんよ。
困ったコツです。

もちろん、筋骨たくましい赤鬼、青鬼があなたを大事に見守ってくれています。
"ステキな歓待" が、期待できそうですね。

そろそろお気づきのことかもしれません。

清らかで、あたたかなお湯だった天然の温泉が、いつの間にか、汚臭と汚物、血だまりにまみれたドロドロの"ジャグジー" になっていることに。

・・・そうですねぇ。

人によりけりですが、改心の髄に至るまで、だいたい400年くらいでしょうか。

もちろん、「心を込めて」というのが大前提です。


・・・独りよがりな性欲にまつろった魂が、自然と行きつく場所だと。
そう、聞き及びました。


{/netabare}


吉田は、沙優のヒーローなんかじゃありません。
自分自身の、です。

「施せし {netabare} 情は人の為ならず {/netabare} おのがこゝろの慰めと知れ。我れ人にかけし恵は忘れても ひとの恩をば長く忘るな」

出典:『[新訳]一日一言:「武士道」を貫いて生きるための366の格言集」 新渡戸稲造著より。


★ とっても大事なこと ★

もしも、判断に困ったときに「通告(相談)」というやり方があります。

「いちはやく」=189
厚労省、児童相談所虐待対応ダイヤル。
全国統一の電話番号です。

自分で掛けてもいいですし、子どもに伝えるだけでもいいです。
一緒に、お話しするのも一手です。

もちろん、途中で通話を切っても、匿名でも大丈夫です。
それで、捕まるようなことはありません。

もう一つ。

24時間子供SOSダイヤル(こちらは、文部科学省。)
0120-0-78310(なやみいおう)

「いちはやく」と同様の扱いで大丈夫。
もしものときは、がんばって!


ちなみに、これらの「通報(相談)」は、全国民に課せられた「義務」です。

エビデンスは、児童福祉法第25条。

児童が、安心して眠れる場所がないとき、「国は、その児童、係わっている人、保護者・家族に対して、"必要な支援をしなければなりません"。」

これが、法の言わんとする "主旨" です。

投稿 : 2021/08/20
閲覧 : 495
サンキュー:

20

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ヤバいこれ。。とてもセンシティブでハートフルな家出少女の物語 

 
さて・・何から書いたものか。。

まず、センシティブな内容であろう事は予想してました。

ちなみに、センシティブとは・・・
(作品と直接関係ないので畳みます)
~▼{netabare}
直訳 :繊細な、敏感な
使い方:扱いに慎重さを要するコンテンツなどを形容
Twitterでの定義:
 ・写実的な暴力表現
 ・成人向けコンテンツ
 ・強姦及び性的暴行に関するコンテンツ
 ・グロテスクなコンテンツ
 ・ヘイト表現を伴う画像
{/netabare}▲~

この作品、賛否あるようですね・・
同じものを見るのでも食べるのでも、好みや観点が異なれば、評価や好き嫌いが分かれるのは当たり前ではありますが、この作品については極端な傾向があるように思います。きっと、センシティブな部分や犯罪誘導的な側面など、人によって受け入れ難いツボを含んでいるのかな、と思います。
自分は、物語としては肯定的です。

最初に作品タイトルを見て思い出しました・・
昔、家出少女が宿探しするための掲示板があるのを知り、驚いたことを。
(個人的な回想なので畳みます)
~▼{netabare}
もっとも、当時は法に触れる行為とは知らず、いい思いをする輩がいるんだ的な感覚だったと思います・・
この問題の本質、保護すべき対象を見失っていました。大いに反省しなければなりません。無知にも程がありますね。
{/netabare}▲~
今ではさすがに犯罪行為であることは承知しています。
最近ではSNSを使うんですね・・益々発覚しにくくなりゆゆしき状況かと。

そんな訳で、自分にとっては非常に興味深い題材でした。

 略称:ひげひろ
 原作:KADOKAWA系の投稿小説
 制作:Project No9
 放送:2021年春
 視聴:2021年夏 Hulu

=視聴前=

家出少女を拾う?警察に届けんとあかんでしょ・・・
お金を渡してネカフェに泊まらせるとかでもいいし。
しかるべきところに相談してもいいし。
ま、それじゃ物語にならんだろうけど。
文学性や話題性を考えれば、発想は悪くないかな。
ま、ゲスな内容じゃなければだけど。

=視聴中=

ヒロインのキャラは、めっちゃ、ストライク。
カバネリの無名に似ているような。。
妹属性も娘属性も恋人属性も感じる、稀有なケース。
声もいい。高めの声を想像してたので、最初は落ち着いた感じの声に違和感ありましたが・・好きな声優さんなので更にさらにテンションはアップw
北海道出身なら「サイカノ」みたいに「~でしょや」を使って欲しかった。。

~▼{netabare}
cv市ノ瀬加那さんはダリフラのイチゴが印象的でした。
今回のキャラは「色づく世界~」のあさぎにも似てる感じですね。
ヒロインは初かな?ようやくですね。おめでとう!

初見で惚れたと言ってもいいくらいヒロインを気に入ってしまいました。
チョロくてすみませんが、もう感情移入しまくりです。
きっとこんなコ泊めたら・・自主規制は無理でしょうね。

そんなお気に入りのヒロインが放つ、衝撃的なセリフが胸に刺さる・・
(かなりセンシティブなのでさらに畳みます)
~▼▼{netabare}
『やらせてあげるから泊めて』
『ね、やらなくていいの?』
『え?普通にやるけど』
『今までの人は・・私とHしたがったよ』
『色んな男の人の家を渡り歩いてきました・・カラダを使って』
『数日の宿のために簡単にカラダを許してました』
『男性から求められる事に少しだけ喜びを覚えるようになったり』
『前にあの人とやったの。何度も。何度も。いっぱい、いっぱいしたの』
『初めての相手の名前も覚えてない』
『一度受け入れたら後はその繰り返し』

頑張ってるなあ・・ベッドシーンまで・・
でも静止画で良かったマジで。

しかし数日で捨てられて半年間ってことは、いったい何人と・・
憧れのヒロインが意に反して寝取られる、この感覚・・

くやしさ・・?
いくら同意であるとはいえ・・
そうせざるを得ない状況に追いやった大人たちや環境がやるせない。
そういう思いは吉田に共感。

でも・・
ぶっちゃけ、こんなS級美少女と毎日・・そんな状況に妬ましさすら覚えて・・
{/netabare}▲▲~

うぐ・・これはキツい。胸が・・胃が・・ココロが・・
くるしい・・
せつない・・

●キャスト
後輩の三島ユズハ・・どんなキャラ。
イケイケかと思えば一歩引くとか。。
cv石原夏織さんは主役級もそれなりにやってますが「色づく世界~」では市ノ瀬さんと共演してましたね。
今回ED曲も担当。カラオケでの泣きシーンはグッときました。。
ユニット解散は・・触れない方がいいかな(触れとるやん)
その後のご活躍、なによりです。

上司の後藤さん・・なんてキャラww
好きな男に告られて引き延ばすとか、こんな美人で未経験とか。
(ユズハの「後藤さんはブキミです」が言い得て妙w)

バイト先の井口・・憎いけど・・でも・・いややっぱ憎い。
サユはお金なくてあまり遠くに行けないだろうから、過去の男とバッタリなんてこともあるんじゃ?とツッコもうと思ってたらすぐ出てきた。
ヤサ男なワリに「バラされたくなければ・・」でカラダを条件としないところとか変にズレてる・・というか作者の良心?

ヒロインの親友、結子・・また石見舞菜香さんとお会いできました。
泣きのセリフはもうなんとも。。(フルバを観たばかりだもんで)

●展開
花火回、フラグでなく無事に終わってホッとした・・アニメの観過ぎかな。。

終盤、風呂敷の畳み方が気になったけど、北海道について行ったこと、良識的なところに着地したことは良かった。

ただ母親を説得するくだりは、山場のワリに期待ほど盛り上がらず。
セリフがあまり響かず。
特に母親の猛省を促せずモヤモヤ。

吉田、後藤さんをフッたんかい。。サヤを待ってんじゃん。

そして高校を卒業したサヤが電柱の下に・・うぐぅ

でもさ、「今度はあなたの家に泊めてよ❤」・・・
コレはないでしょや。。
無理やりこれ差し込んだ感が満載。
{/netabare}▲~

終盤はちょっと意外性に欠けたけど、いい終幕だったかと。
(まさかEDで視聴終了してないですよねw)

友人たちが本当にいい人。
(犯罪加担者とのご意見はごもっともですがw)

展開や演出も意外とハートフル。
声や演技も相まって胸に刺さりました。。


=視聴後=

やはりセンシティブではあったかと・・

性欲というものは、古今東西、良くも悪くも歴史や社会や文化に影響を及ぼしてきたワケですが・・理屈だけでは語れない、欲情も含めた人情をうまく描いたように思います。(チョロいと言われればそれまでですが)

「下半身だけは別人」とか、「女は子宮で考える」などの言葉があるように、地位や知識や見た目がしっかりした人でも、色欲が絡むと人が変わるなんて事もあるのが世の中。
~▼{netabare}
どう考えても、サユをそのまま街に解き放つのは、自分の中ではあり得ません。

連れ帰ってしまったら・・手を出してしまい、捕まるかも。
でもサユをスルーorリリースしたら・・助けられなかったことや、矢口のような輩にいいようにされてしまうことをモンモンと考え、一生後悔するでしょう。それよりは捕まるリスクを賭してでも保護した方がいい。
そうですね・・サユのためというより自分のためかも。

でもそれは、あくまでサユの場合。
可愛いからというのももちろんあるけど、立ち直る可能性を大いに持っている。可哀想と思った時点でブレーキは効かないかも。

あ・・これはあくまで物語上の妄想ですのであしからずw
実際には、サユのような家出少女との遭遇はまず起こり得ないでしょう。
起こってしまったら?ワタシヨクワカリマセン。

てか、この物語通りの展開になったら後藤さんを選ぶかもw
でも、もし後藤さんにOKしていたら電柱の下でのラストシーンは・・
後藤ルートはなしですねw
{/netabare}▲~

いや~筆が止まらないですね。
色んな考察、妄想など全て書いたらキリがないw

これ、ただゲスな物語ではなかったですね。

それどころか、色々考えさせられるし、楽しさもある。
胸をギュッと掴まれるような切なさ、やるせなさもあるけど、
繊細な問題を重くなり過ぎずに絶妙なバランスにして慎重に物語を紡いでいる感じがします。。

う~ん・・なんか褒めすぎ?w
少なくとも冷静に観られなかったのは確かですね。

いい話じゃないですか。


それでも、やはり・・

■言いたいこと
作り話であることは重々承知。
けど吐き出さないと精神衛生上よくないのでw
~▼{netabare}
<さゆ>
 親とうまく行かないだけで生活投げやり・・ってどうよ(設定的に)。JKを拾ったらデメリットしかない?なにそのズレ感。拾った方は超ラッキー感覚だと思うが。女性にも性欲があるのはわかるけど自分を安く見過ぎでしょや。
 衝動的に家を出るのはわかるけど・・いい家のお嬢様で頭良くてこんなにカワイイのに体を使ってまで放浪続けるやつがあるかー!しかも優しいお兄さんが支援してくれてるのに絶望感て。。担任はなにしてる!(ちなみにここで北海道の実際のいじめ事件のニュースが。。)
 母親への説明でサユ「本当は自分のしてる事がイヤでイヤでたまらなかった」。きっと・・サユは、少しは相手を選んで泊まっていたんだよね?育ちはいいワケだし根っからのビッチでもないし頭も悪くないから。そうだ、そうに違いない。精神衛生上、そう思うことにしよう。。
<吉田>
 えらい。本当にサユがキミに出会えたのはまさに僥倖(ぎょうこう=偶然に得る幸福)。サユファンとしては手を出さなかったのもエライけど(ある意味、揶揄)、何よりサユを立ち直らせてくれたことは大賞賛、大感謝。
しかも犯罪行為であることを知り、危険を賭してまで。
 これが、初めからサユに魅力を感じて鉄の意志で手を出さなかったという設定だったら、どうだろう・・ギャグアニメになるかw
<結子>
 親友の前で飛び降りるってなに・・抗議や腹いせのために恨む人の目の前で、が普通じゃないかな。ここは特に設定上の無理やり感が否めなかった。
<いじめ>
 またそれ・・フルバ視聴直後なので食傷気味。
<必要とされてるのが嬉しい>
 またこれ・・もうさ、その辺のメンタル面、つまり、「アナタは生まれて来て良かったんだよ」とか、「存在していいんだよ」とかを、義務教育内でしっかり植え付けた方がいいんじゃないかな!(大真面目)
<サユの母親>
 手を上げちゃダメでしょや。。と言っても通じないんだろうな。その歪んだ性格、ヒステリー、一体あんたナニを失ったん。言わなきゃわかんないでしょや。んでもって「親はあんたしかいない」の一言だけで改心?薄いわー。バカなの?
 ま、サユの家出のきっかけだから中途半端な嫌われ役にはできないのはわかるけど。悪役ごくろうさん。
{/netabare}▲~

子供を愛せない実の親ってよく見る設定だけど、実際にもあるみたいですね。
なんだかやるせないです。親やその関係者によるDVや性犯罪も絵空事ではない現実で、感受性が強く精神的に未熟な未成年は逃げ出すのも一つの解決策であるべきですが、その最良の方法は家出ではないはず。。

■家出について(作品とは関係ない実社会の話)
(説教くさいので畳みます)
~▼{netabare}
作中でも触れてますが現実では主人公の行為は犯罪です。
羨ましいとかいい出会いだったとかいうのは、現実の世界に持ち込んではいけません。
でも、現実でも家出があるのは事実・・
つまり、それを救う必要があるのも事実。

物語としては吉田は結果的に人を救い、褒められてしかるべきと思います。
でも現実ではそんな人間がめったにいないことも、そんな人間と会える僥倖が見込めないことも、真実。

児童センターがあるように青少年の相談先もちゃんとあります。

<家出のデータ>
10代の家庭を原因とする行方不明届者はH29年で約1.5万人とのこと。
行方不明者全体の男女比から推察すると、その内女性は4500人程?
さらにその内可愛い女性は適当に見積もって1000人位?
(とある調査では自分を可愛いと思う10代女性は4割らしい)
まあ、可愛い家出少女自体は実際存在するだろう事は想像に固くないかと。

いえね・・主人公を見習いましょうとか言うつもりではないです。
むしろその逆です。
こういう娘たちを狙う輩は、実際いるんでしょうねって話です。
{/netabare}▲~

ヒロインのような娘はそれなりにいそう。
けど、主人公のような人は、めったにいないでしょう。
まして、実際には善意であっても犯罪。

で、保護対象を守る方法は既に用意されている。
ならば広く周知し運用しましょうよって話です。

大人も子供もそれを広く知っていれば、一人でもその悲劇を減らすことができるのではないかと。

この作品を機に、そういった機運が高まって欲しいものです。。

<知識として>
■16歳少女を家に泊めて逮捕・・・「善意」でも犯罪なの?
http://news.line.me/issue/oa-bengo4com/qy4h1cjnubfm

■本人の同意があっても「未成年者略取」になる? 誘拐との違いを解説
https://shinjuku.vbest.jp/columns/criminal/g_other/4472/

■都道府県警察の少年相談窓口
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/syonen/soudan.html

■厚労省、児童相談所虐待対応ダイヤル。
「いちはやく」=189(キャッチさんありがとう)

=最後に=
物語では、石川五右衛門のように犯罪者がヒーローたり得ないなんてことはないかと。

でも、現実社会ではいくら家出娘が可愛くても可哀想でも連れ帰っちゃダメ。寄り添い、相談に乗ってあげましょう。惚れたんなら立ち直ってから恋愛すればいい。家族が守ってくれないなら、社会で守る。そんな世界であってほしいですね。

なんだか熱くなってしまいました・・
それほど、自分にとって心に残る作品となりました。

【追記】
1点、視点を忘れていました。
『この作品は、家出少女の家出ハードルを下げる』のではないか・・
正直、そう思います。だから、最後のテロップはあり得ない。
ラブコメだからって「てへ」では許されない。
そこはちゃんと、大人として189紹介などのメッセージを出すべきでした。少なくともR指定はすべきかと思います。
 

投稿 : 2021/08/20
閲覧 : 844
サンキュー:

31

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

そうはならんやろのオンパレードな作品ですね。主人公ってだれなんだろ?男のほうならハーレム作品と見れなくもないけど、重い話を自分を好きな一人の女の子のストーリーとしてしか描けていない気がする。もっと軽い話でよかったんじゃないかな・・・いろいろモヤモヤしたなあw

投稿 : 2021/08/07
閲覧 : 248
サンキュー:

3

ぷらむ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2021トップクラスの可能性大 現実版イキらないキリト

名作。以上。

まあ最近のアニメがクソだから相対的にっていうのはあるかもしれないが、普通に面白い。

欠点から先に挙げるとヒロインを泊めた悪役を良い奴じゃね?っていう雰囲気にするのが最大の欠点。
あと兄貴のアホぶりが癪。

主人公はぐう聖。イキらないのでタイトル通り現実版イキらないキリト。
周りから感謝されまくるのは当然の展開だが思い通りすぎて少し面白みに欠ける。
ヒロインがヤリ○ン設定はインパクト臭が凄すぎて気に食わん。というかシンプルに気に食わん。

一応自分の重視している一話のインパクト、テンポの良さ、どれも最高クラスに良かった。
兄貴の妹捜索が遅かったら駄作必至だったがそこはうまいことやっている。

ちなみにOPは田淵智也なので必ず保存して聴くように。名曲。

投稿 : 2021/08/06
閲覧 : 277
サンキュー:

2

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

現代でトレンディドラマをやろうとするとアニメになる。

大昔、バブル期の日本で流行っていたドラマといえば、男女の都会生活を描いたドラマである所謂「トレンディドラマ」が主流であり、デートブームもさる事ながら良くCMや電車の中刷り広告もそういった消費生活をうたっていた。

しかし、最近は30代(僕の世代もそうだが)より下の世代は、恋愛=消費には結びつかず、家でまったりするカップルもいれば、しょっちゅう出かけていないと気が済まないカップルなどバリエーションも増えていったので、無論、アニメにこう言う題材が増えるのも納得いく気がする。

大昔のオタクコンテンツに出てくるようなアニメの女性キャラクターは、非常に男の都合よく。。というか、それ以上に現実との乖離が酷くて辟易する場合が多いのだが、昨今のアニメブーム。。とりわけ女性向けアニメの躍進により、女性から見ても無理のない範囲でオタクコンテンツが消費されるようになったので、
キャラクターやドラマにある程度のリアリティーが増えてきた気がする。

これはアニメ業界的には非常に良いことであり、どこかに隔たるのではなく、老若男女が納得のいく作品づくりが可能になりつつあるということかもしれない。

投稿 : 2021/07/31
閲覧 : 324
サンキュー:

11

あぁ^〜 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

opは良いのに内容がgmの典型

opの『おもいでしりとり』はかなり良いです。なのにアニメの内容がgmすぎる。主人公を聖人にしたいから周りの人間を無理矢理クズに設定する、だが主人公は未成年誘拐の犯罪者という意味わからない設定。何を伝えたいのかわからない倫理観皆無のストーリー。よくこんな胸糞悪いストーリーでアニメ化したなというのが正直な感想。

投稿 : 2021/07/30
閲覧 : 214
サンキュー:

7

ネタバレ

あや さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

怖いもの見たさで通してみました。が…

7/4最終更新
13話をAbemaTVとdアニで2回視聴。

原作未読。

OP/EDは良いです。が、内容からは明るすぎ。
作画も良いです。が、内容からはキレイすぎ。
各項目評価がバラバラなのは、可愛い女の子描写と声優さんにプラスのバイアスがかかっているからです。

初期設定は、男の妄想内の願望で家出少女に声をかける場面から。

挫折しそうになったのは
・ストーリー展開
・職場キャラの思考・振る舞い
・現実社会との乖離が大きいこと
・妄想、ファンタジーの心構えで観ようとするが
 リアル事象を数多く折り込む流れで混乱
の点でついて行けなくなりそうでした。

先に総評します。
{netabare}
異世界、ファンタジーで片づけられない、リアルファンタジーともいうべき疑似家族や仮想コミュニケーションのようなストーリーが次世代の作風なのか?と思わせる印象でした。

要は、頭の中ではストーリーの整理がつかないまま終わりました。

私の脳は、固定観念でそこそこ固まってしまっています。
コメディのゆるい設定であれば見逃していたかもしれません。
この作品に関してはリアル表現が多く、法律や倫理などの先入観が邪魔をしてスッキリ見れませんでした。
ラブコメ(コメの要素が無い)、日常(非日常すぎる)でもない、強いて言えばヒューマンドラマのジャンルなのですかね。
ただ、作中の各キャラの言動や行動にいちいち疑問符がつきました。
一番まともなのはバイト仲間だけだと思います。
まとも順という謎ランキングw
沙優の母、沙優(ここから訳分からん)同僚、兄、主人公、後輩、上司

もやもやが残るのに視聴を止めないこと、こんなにも噛みつくのかの理由を考えました。
・ストーリーに関わる事件が実際起きているので関心がある
・似たような状況のドラマや短編映画では大体Bad End
・自分の過去の境遇に関連性から未だに残る親や加害者への反発心
・自分が子供たちに施してきた教育方針や接し方の再考

この作品の中でしばしば差し込まれるリアル事象で、自分の考え方・振舞い方について見直すきっかけにはなりましたかね~
{/netabare}

ストーリーについて、自分の捉え方です。
{netabare}
ちょっと前置き。
めずらしくマンガを電子版で購入。1800日と検索すればタイトルが出てくる作品です。
こちらも女の子を住まわせるという設定。青年誌向け。
警察沙汰になり、女の子は施設に送られ、非常に回りくどい手続き(見かけ上合法)で再会…と、現実的です。引き合いに出してしまって申し訳ないですけど最後のハッピーエンドまでほぼ違和感なく読みました。

さて、こちらの雲行きが怪しくなってきたのは4話あたりから。

高校生の家出、身体を売るというキツいシチュエーションから主人公が救い出す。
までは許せますけど、家事の代償に住まわせる?長期的に?
学校は?近所や会社にばれたら?証明書なし(学生証は出せないはず)でバイト?

原作の先の展開は知りませんが、この状態で話が進行していくのか?と思っていました。

むむ?各キャラの言動と行動がおかしいぞ。
以前関係を持った人間との描写、主人公の怒りのベクトルがとんでもないところを向いている。
職場の後輩と上司が主人公に恋愛感情を持っていたとしても、彼女らの思考フローが理解できない。

7話まで頭に入ってこない理由を自己分析。良い悪いは別として、日本の法律、世論、ご時世、働き方を含めた慣習を思考の前提にしてしまっているからではないかと。

8話
兄登場
後輩、三島さんが何を言っているのか分からない…
(三島さん自身の想いも含めた正論ぽいけど、そういうことじゃない)

9話
トラウマ回想
設定としてはアリです
私もいじめられっ子でしたが、当時は生きるの本能が勝ち自死は選択しませんでした…
友人を巻き込んでいるのはしんどいかもですね

10話
登場人物の話している内容・行動が理解できません
社畜視点です。私情を業務に影響を与えるのはいかがかなものかと
面白い描写:職場の風景
 みなさんモニタの1つは開発環境、もう1つがガントチャートが全画面!
 スケジュール至上主義のほうで胃痛起しそうw

11話
過去清算回、母親登場のみ
・兄と一緒に帰っている違和感
・学校不法侵入中の会話で、同居についてコトの重さに触れていて草

12話
母親との対峙
・ねじまがった家庭とヒステリックな母親としても、
 発言が社会通念上ほぼ正しい
・出生に関わる発言はすべきではない、子は親を選べない等の認識は、
 一般的に正しい
・吉田さんの割込み加減および振る舞いは、それなりに評価できました
・母親からの問いの、おそらく決めセリフ(であろう)吉田さんの回答
 内容のベクトルが異次元、論点そこじゃないw

13話
続き&時間が進み…
・土下座の使い方の違和感
・兄の吉田さんへの発言
 思いやり・理解があるやさしい兄像だと思ったら(現実では)大間違い
 他にも誰にも違法行為無しで解決法はあります
・関係者が協力してベタな再開、まあ良いでしょう!

私の中で、異世界、ファンタジーなどで片づけられないのは、「ストーリーにリアル事象を差し込みすぎ」による現実という固定観念がどうしても視聴&思考の邪魔をする、と考えております。
例)10話のクルマ内での会話
プロジェクトの中核にいる、沙優ちゃんの問題の中核にいる、を同等・並列に位置づけている

12話:吉田さんのセリフ、13話:兄から吉田さんへの話から、沙優ちゃん(吉田さんを含め)の状況・状態が好転したのは、2人の出会いがあったからということでOKですかね?場所・時間・状況がちょっとでも違っていたら逆に出会えなかったと。ドラマとかあんまり見ないけど、あの日あの時あの場所で君に~♪を彷彿させますな。
神待ちJKの時代に1話の吉田さんの行為の事態の重さ(未成年者略取及び誘拐)をスルーという傍若無人さ。
そんな見方しかしない、粗探しだけなら見るな!と言われそうですね。ストーリー・創作の位置づけについては後述します。
{/netabare}
酷評ばかりなので、良い点をいくつか。
・作中時空で吉田さんと沙優ちゃんとの一線を守ったこと
・Happy and/or True Endだったこと
・ストーリーとは別視点ですが、作者の意向をつぶやきにて、
 自分の作品を「犯罪行為の描かれた物語」と認識し、擁護派を
 認めない姿勢であること

これを受けての今後の姿勢と蛇足。
{netabare}
初期設定部分の説明に書きました。妄想や創作は自由、出家していない社会人男子であればちょっとは憧れるもの。
行為が悪であるとの一線を画する意識した上での創作は悪ではないという姿勢であれば、次の作品や似たような作品があったら見てみようと思うかもしれませんね。

批判する一方で、表現しづらい世の中になったなぁとも感じました。
他作品を引用して申し訳ないのですけど、「小林さんちの~」はドラゴンが出てくる時点でファンタジーなのですが、毎回冒頭でフィクション+法律は関係ない旨がテロップで流れます。念を押しすぎても押しすぎることはない国民性を象徴しています。
製作側は、私のような批判を煽ってまでもリアル感を出したかったのかなぁと今さら邪推しています。

最後に、本アニメは、ストーリーには否定的が結論。作者の意図、姿勢、アニメ制作の意向などにばかり気が行ってしまう作品でしたとさ。
{/netabare}

投稿 : 2021/07/29
閲覧 : 640
サンキュー:

18

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

以前ひどいレビューをしましたが、ごめんなさい。後半の方は面白かったです。

 オリンピックの連休の時間で見てみました。理由はアニメの最後に、あなたの家に泊めてよ💛という文字が出たというレビューを拝見して、ちょっと興味がわきました。
 で、試しに未視聴の6話以降くらいから見てみました。以前のレビューで、ひどい事を書いていましたが、ちょっと謝りたい部分があります。

 会社関係のキャラとか人間関係があまりにひどかったので過小評価していました。それがなければ、結構いい話だったと思います。ヒロインの女の子の家出中にオナニーする描写がありました。あれは、結構リアルで不安定な精神から、自傷行為的に援助交際に進んでゆくというプロセスが心理的にもストーリー的にもありかな、と。

 自傷を癒すためにセックスをしないで、自分が必要とされる、つまり自己肯定感が形成されるプロセスが必要だったという点では、主人公の行動も正解といえるかもしれないと思いました。
 ただ、それをちゃんと主人公が理解してやっているわけではないので、不自然な言い訳が多かったのかなあ、と思います。

 もちろん、ラブコメなのでご都合主義もありますし、完璧な作品では決してありませんが、最後の数話はちゃんといい話にまとまっていました。

 ラブコメのレビューを多少まとまった本数を書いているうちに、この話よりもひどいのは沢山あるなあ、と。で、この作品を冷静に見た場合、キャラの一部があまりいい出来ではない、自殺の経緯や母親がデフォルメされてはいましたが、結構ちゃんと面白いんですよね。
 つまり、ヒロインと主人公の間の話は面白いのに、他のノイズがよけいだったからひどい評価になったのでは?と思いました。

 今度はあなたの家に泊めてよという文字ですが、これは自分だったらどうするだろう、という問いかけと取りました。ひょっとしたら我が身に降りかかってきた場合どうするか、ですよね。自分を振り返って完璧な行動がとれるかなあ、と思った次第です。
 まあ、追記なのであまり深掘りはしませんが、それを起点にいろいろ考えて行くと、結構、考察ポイントがあって、要は面白かったです。

 まあ、自分を振り返ると、3回もレビューを書き直したということは、もともと惹きつける力が、この昨品というより、ヒロインにあったということでしょう。

で、小説を読んでみようかなと思いました。


以下以前のレビューです。結構ひどい事を書いて、すみませんでした。

{netabare}
タイトル;女性側のリアリティが厳しい。少女漫画を見習ってほしい。

 改めて視聴に挑戦しましたが、やっぱり見られませんでした。
 ただ、ものすごく奇麗な作画でしたね。ヒロインも可愛いし。つまり、製作サイドは相当力を入れて作ったのでしょう。

 さて、改めて言いたい事は、少女漫画を見習ってほしいです。少女漫画の世界では、女子高生はちゃんとセックスするし、妊娠も中絶もします。援助交際も乱交もします。
 そういったセックス経験にとらわれず、少女の内面をきちんと表現することで、感動的な物語を作り上げています。そういった経験だけで、女性に対してレッテル張りもしなければ、価値観の判断もしません。

 対して、男性向けのコンテンツは、セックスを全否定するか、淫乱な少女を出して性的に過剰な演出をするか、しかないんですよね。もちろん例外はありますが。
 最近その風潮も改められつつある気がしますが、セックスをしないこと=純情、高潔という時代遅れの価値観がまだまだ多いです。
 やらないことがいい事だ。愛情の無いセックスは汚い。昭和ですか。女性はそんなことでは汚れません。

 本作については、処女崇拝→ヒロインのセックスで生活をしていた過去の否定→主人公のふるまいがカッコイイという構図を意図したのだと思います。
 完全に女性の価値を過去のセックスの有無、回数などで決めてしまっています。

 それが価値観の中心になっているから、気持ちが悪いのです。

 法律やぶりとかはどうでもいいです。というか法律やぶり云々の批判も、本作の価値観と表裏な気がします。



以下 1回目の視聴時のレビューです。ネタバレで折りたたんでおきます。

 援助交際しているように見せかけて、実は処女でした、みたいな設定じゃないところは、好感が持てる。
 現代日本の法律に当て嵌めて、本当は犯罪ですよ、とかいうのも、別にお話なのだから全然気にならない。

 3話でヒロインのセックスシーンがありますが、あそこをレイプ目でやられているところはちょっとなあ、と思う。ギブアンドテイクでそれで暮らしている訳で、そんな悲惨なら家に帰れよ、と思うし、家にどうしても帰れない理由があって半年それで生活していればセックスをそんなに重く感じなくなっているか、病んでしまって、主人公とあんな関係にはならないと思う。

 そういう少女が、主人公のやらない態度を見て、優しい、と思うだろうか?「ラッキー、いいカモ見つけた」なら非常に納得できる。これが後から女子高生が、実は心の中では主人公を馬鹿にしていた、となるんでしょうか。そうなら、見直しますけど、絶対違いますよね。

 また他の女性も、ピンチの女子の残業手伝って「いつもちゃんと怒ってくれる」とか、振ったばかりの部下を焼肉に誘ってフォローするとか、女子側の振舞いが、童貞の妄想の中にしかいない女子になっているのが、ちょっと受けつけない。あえて、リアルに寄せようとして失敗してる感がすごい。

 特になろう系では避ける人が多いセックスをちゃんと入れているところに期待しましたが、それがかえって、女性サイドのリアリティを損なっている気がします。

 4話見て、すみません、上司とのくだり、気持ち悪すぎる。というかありえない。好きなのに告白されて「今日じゃないなと思ったから、断った?」
いや、ないです。個人的にはですが、ごめんなさい、気持ち悪いです。切らせてもらいます。
{/netabare}

投稿 : 2021/07/25
閲覧 : 451
サンキュー:

19

ネタバレ

ジャスミン茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最後が勿体無い

酔ったサラリーマンが家出中の女子高生を拾うと言う、何だか設定自体は童貞臭漂う、妄想強めな感じw
主人公リーマン26歳の周りも美形で巨乳の上司やら、やたら強気にアタックしてくる後輩やらがいるハーレム展開に、5話だかそこいら辺で辟易し、一度断念してました。

これ、以前に何処かであらすじ見た覚えがあったけど、この作品の2次創作エロマンガか何かだったのかしらねw
まあ普通にいけばそっちジャンルの作品なんだろうけど。
キャラデザもお色気強めだし。

半ばビッチJKなのに美形の沙優に、主人公が一切手を出さず更正に向かわせると言う展開で、だからこそテーマになり得たんだろうけど、ストーリー自体は割りとオーソドックスではあるものの、それなりに楽しめた。

でも沙優の挫折の主原因である筈の、友人の自殺の経緯が無理筋だったかな~と。
これみよがしに、面と向かって会話してから飛び降りるところなんかも、トラウマ植え付けてやろう感が満々ってね。
バイト先の同僚のあんちゃんも、あっさり良い人に転向したりして。

沙優の兄さんは頭良さそうなのに、もっと上手く立ち回れなかったのかね?
母ちゃんはノイローゼとは言え、娘に対する態度は観ててキツかった
あれだけ酷い仕打ちを受けてたんだから、家出してもしょうがないよね~て持ってく為にも必要なんだろうけど、観ていて気分が良いものでないね
って言うか、あのタイミングで普通、土下座なんて出来んよな~

色々とツッコミ所はあるんだけど、まあそれはそれで良いとして、ただ一つ許せなかったのは、エンディング後に『次はあなたの家に泊めてよ』的な変な煽り文句をわざわざ入れてきた点かな
ビッチを更正させるのがテーマで、主人公が延々と堪え忍んできたはずなのに、最後に何故あんなの入れたんやろか

投稿 : 2021/07/25
閲覧 : 253
サンキュー:

3

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

向き合う

原作未読
アニメでは後藤さんや三島の心理描写を省いて原作の終わりのほうまで描ききっているようだ。原作は彼女たちの心理描写もしっかりあるらしい。

家出少女を拾うという犯罪チックなことをきっかけに話が進行していく。
拾ってからは服のシワがなくなったり、しっかり髭を剃るようになったりと女性によって男が変わるもんだなと思わされる。既婚男性が妻のおかげで清潔感ある男になってるみたいな。

内容はキモオタの妄想を具現化したみたいな展開ではあるけど、その中にしっかりドラマがあって{netabare}可愛い女の子沙優がカースト上位のモテ男の告白を断ったために、本人ではなくその友達がいじめられて自殺を目の前で見せつけられ、ただでさえ沙優を疎ましく思っていた母親が毎日押し寄せる取材に対し、余計にヒステリーを起こし、お前が殺したんじゃないかなんてことを言いだし、それが原因で家出。お兄さんの優しさが仇になって宿泊させてもらう代わりに体を差し出す子に。自殺を見せつけるっていうのも割と酷いと僕は思うんだよなあ。勿論、いじめる側が悪いんだけど。{/netabare}
中学生くらいからずっと思っているけど、小学生、中学生、高校生ってほんとしょうもない理由でいじめ始めるよな。大人も変わらんか。いじめるほうは気持ちいいんだろうけど、普段抱えているもやもやを昇華させてほしいものです。武勇伝みたいに語ってオリンピックから外されるなんてバカバカしい。

吉田さんもお兄さんも優しくてそこが救いになる話だったなあ。
後藤さんが{netabare}本当は好きなのに、彼氏がいるみたいな嘘をついた理由はまじで理解できん。{/netabare}断るだけなら分かるけど。僕が乙女心分からないだけなんでしょうか。実際、知らんけど。

僕もこういう妄想したことあるんで、見ていてしっくりくることも多く、全体的には楽しめた。
辛い過去あっても向き合っていくことは大切ですね。


ある種ルサンチマンのようなものを溢れさせてしまった。↓
{netabare}一度抱いた女の子は忘れないとか言うてた奴おったけど、当たり前じゃね?ヤリ○ンだと違うのか。女性を大切にできない男は死ぬべきだとさえ思う。{/netabare}

吉田さんモテモテすぎて羨ましい限り。時折、清潔感に欠けてそうな感じあるのに、そんなのってあり?確かに優しい男ではあるけど、あんな感じでもモテモテなんか。創作に対して嫉妬だなんて余計に絶望してしまう。


OP
おもいでしりとり DIALOGUE+
ED
Plastic Smile 石原夏織
どちらの曲も頭に残る楽曲だった。希望に溢れた曲のように聞こえる。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
片思いした相手にバッサリ振られ、ヤケ酒をした帰り道、26歳のサラリーマン・吉田は路上に座り込む女子高生・沙優と出会った。べろべろに酔った吉田は、前後不覚のまま行き場のない沙優を一晩泊める。…翌朝、ふわりと美味しそうな香りに目覚めると、食卓には味噌汁が。「おはよう」「なんだお前!!なんでJKが俺ん家に!」「泊めてって言ったら泊めてくれたじゃん」「…味噌汁」「昨日“毎日味噌汁を作ってくれ~”って」「ハァ!?絶対言わねェ!!」家出をして行き場のない沙優を追い出すわけにもいかず、吉田は家事を条件に彼女の同居を認めることに…。こうして、家出女子高生とサラリーマンの微妙な距離がもどかしくもあたたかい、不思議な同居生活が始まった―。


第1話 電柱の下の女子高生
IT企業に勤める26歳のサラリーマン・吉田。ある週末、彼は職場の先輩・後藤愛依梨へ告白するが見事玉砕。5年ごしの片想いを失恋で終えた。居酒屋でヤケ酒を呷り、同僚・橋本に愚痴をこぼす吉田。その帰り道で彼は、路上に座り込む女子高生・沙優と出会う。へべれけに酔った吉田は、家出少女の沙優を一晩泊めることにする。

第2話 携帯
行く宛のない沙優を追い出すわけにもいかず、住まいの家事を条件に、吉田は彼女の同居を認める。ぎこちなくもなぜか心落ち着く、穏やかな同居生活が続く。そして迎えた休日、買い物の途中で吉田は、沙優が携帯を持っていないことに気づく。その理由を尋ねると、沙優は遠慮がちにぎこち

第3話 共同生活
吉田は自身の不利益を気にする様子もなく、沙優にも何ひとつ見返りを求めない。吉田の本心を理解できないまま、モヤモヤを募らせる沙優。吉田から帰宅が遅くなるとの連絡が届いたある晩、沙優は彼に恋人ができる可能性もあることに気づいてしまう。“居場所”を失うという想像に、沙優の心は不安で大きく揺さぶられていく。

第4話 バイト
お互いの胸の裡を明かし、心の距離を縮めた吉田と沙優。それから沙優は近所のコンビニでアルバイトを始めることになった。バイト先の先輩・同学年の結城あさみは面倒見がよく、瞬く内に沙優とうち解ける。終業後、沙優たちの同居生活について聞きだしたあさみは、吉田の人となりを確かめるため急遽彼の部屋を訪ねることに。

第5話 現実
深夜、帰宅途中の吉田から沙優に宛てて届いた急なメッセージ。そこには後藤がなぜか沙優に会いたがっているので一緒に戻る旨が綴られていた。吉田の想い人であるはずの後藤を前に困惑する沙優。後藤はというと、吉田が沙優と暮らすことになった経緯に半ば呆れつつも特に咎めることもなく、終始和やかに会話を楽しんでいた。

第6話 星空
吉田との同居を続けて少しづつ前向きになり、実家へ帰る決意を固めつつある沙優。そんな彼女をもうひとつの過去が苛もうとしていた。以前、宿の世話になり関係を持った行きずりの男・矢口恭弥。沙優は、その矢口とバイト先で再会してしまった。沙優の素性に気づいた矢口は、かつての関係の口止めを条件に強引な復縁を迫る。

第7話 恋慕
あさみの学校が夏休みを迎え、沙優は彼女と一緒に過ごす時間が増えた。小説家という夢の実現に向けて、受験勉強に勤しむあさみ。沙優もまた、未だ明確に答えの出せない自分の未来について考え続ける。その翌日、沙優は掃除の最中に吉田の私物が詰まった段ボール箱を見つける。中には彼の高校の卒業アルバムが収まっていた。

第8話 夏祭り
高級車に乗っていた人物は、沙優の兄・荻原一颯だった。兄が仕事の多忙を押して沙優の消息を捜していたことは明白だった。沙優にとっては事態急変だが、実家へ戻るまでの猶予はもうほとんど残っていない。“今しかできない、本当にしたいこと”を自問自答する沙優。その時ふと目に入ったのは、夏祭りの告知ポスターだった。

]第9話 過去
「沙優を引き取りに来ました」--早朝、沙優の兄・一颯が吉田の部屋を訪ね、二人の同居生活は終わりを迎えた。一週間後、沙優は北海道の実家へ帰ることになる。そのタイムリミットを前に自分自身と向き合うため…家族や学校、友だちのこと。そして家出にいたった日…。沙優は、吉田とあさみへ今までの経緯を語りはじめる。

第10話 証明
沙優が近日中に北海道へ戻ることは、彼女を知る吉田の同僚たちにも告げられた。沙優の兄である一颯は、吉田が沙優を庇護し、最後の救いになってくれたと改めて感謝を伝える。残りわずかな日々だが、吉田と沙優は、今までどおりの“何気ない日常”を惜しむように過ごす。ある夜、沙優は吉田とともに、丘のある公園へと赴く。
その他の購入オプション

第11話 覚悟
血の繋がりはないが“赤の他人”でもない--助けを求める沙優を放りだす方が無責任とばかりに吉田は彼女の帰省に同行する。家出の旅に決着をつける沙優を支えて、最後まで見届けることにしたのだ。旭川の自宅を目指す帰路、沙優は兄の一颯に立ち寄りたい場所を告げる。それは半年ほど前まで、彼女が通っていた高校だった。

第12話 母親
あまりにも沙優に不憫な展開を迎えた時は、“部外者”の大人として彼女を守る。そう決意して吉田は、母娘の対面に立ち会う。半年以上を経て、実家に戻った沙優を出迎えたのは、激昂する実母の平手打ちだった…。体面と自己保身だけを押しだして、娘の言葉を封じ込める沙優の母。その振るまいは沙優の心を容易く踏みにじる。

第13話 未来
沙優を支えてほしいと、母親へ土下座を続ける吉田と兄・一颯。相次ぐ二人の懇願に、沙優の母は発作的にヒステリーを起こし…数刻を経て落ち着きを取り戻した。改めて沙優の母へ感情のまま言葉を重ねた非礼を詫びる吉田。彼女もまた、沙優の今後は互いに話し合うと約束する。沙優は、本当の意味で家出を終えることができた。

投稿 : 2021/07/24
閲覧 : 233
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11

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

作り笑い

巨乳上司にフラれた帰り道、街灯の下でJKを拾う男の物語。
主人公の吉田さんが沙優と同居しラブコメかと思いきや、さもありなん。
沙優の身の上がワケアリで、そして笑顔が不自然で。
結局はラブコメ風味のシリアスストーリーでした。

吉田さんは26歳の社会人。
彼の目から見ると、沙優は保護対象なんでしょう。
誘惑もどきの沙優に厳しく指導します。
しかし、愛着っていうのかな、保護対象から無くてはならない存在へ。

最終的には落ち着くところに落ち着きます。
別れ際に沙優の前では平静を装っていた吉田さん。
沙優のいない自宅では・・・
喪失感っていうのかな、その気持ちよく分かります。

登場するキャラは、どこか一本筋が通っています。
良くも悪くも行動原理を持っているというか。
吉田さんの会社の人とか、沙優の親族とか。
でも、巨乳上司には軽くイラッとしました
素直じゃないです、あのIカップ。

お気に入りのキャラは二人です。
まず、吉田さんの部下の三島。
彼女のアタックに吉田さんはどこ吹く風。
知ってか知らずか、はたまた鈍感か。
それでも常に前向きな三島。
沙優との初対面シーンは気持ち良いくらい包容力がありました。
報われて欲しいNo.1です。

つぎに、沙優のコンビニでのバイト仲間のあさみ。
人の気持ち敏感で、さりげなく気を使うギャルです。
純な沙優が本当に好きなんでしょう。
常に優しく沙優を見守り、親身になります。
友達のために真剣に怒る奴なんて、今時めったにいません。
それに「沙優ちゃソ」って、これ個人的に結構ハマりました。

OP曲ED曲とも良曲です。
とくに、ED「Plastic Smile」は聴いてるとジーン。
歌詞は完璧に沙優の気持ちを歌っています。
各話ラストに流れる美しくて可愛いイントロ。
これを聴くと「もう終わりか」と残念な気持ちになりました。

ラストは1話と同じ街灯下シーン。
あのころとは違う二人にちょっと感動。
また新たな物語の始まりを予感させます。
でも、今度は普通のラブコメになるんでしょうけどね。

投稿 : 2021/07/23
閲覧 : 307
サンキュー:

22

Dave さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

倫理を守る。そして劣情を催す。

女子高生と紡ぐ「ほのぼのしてあったかい日常」とトレイラーで謳っていたわりには、わりとヘビーな設定で来ましたね。アニメにありがちの無垢なヒロインではなくて、疵(きず)のある女子高生を持ってきたのは斬新でした。ちょっと受け手を選ぶ作品かもしれませんね、私はわりと楽しめましたが、突っ込みたくなる気持ちもわかるかなあと。

本作にはお気軽なエロ描写はほとんどありませんが、リアリティがある分、そこらのDTホイホイなアニメより劣情を催す作品に思います。一方で、無垢なJKというDTドリームを1話からぶっ壊しに来ますので、そこが許せないという層も一定数いるでしょう。でもまあ、現実にはパーフェクトな人はほとんどいないでしょうし、間違いも犯せば知られたくない過去もある。悩んだり、反省したり、暴走したり、翻意したり、まあそういうのをひっくるめて成長していくんでしょうね。

とはいえ、最後までかたくなに手を出さなかった主人公はよかったです。どんな言い訳をしても、その一線を越えてしまったらただのエロ妄想アニメに成り下がるところでした。現実にはあの状況下でそこまでの鋼の意志を持つのは容易ではないですし、そこまでの倫理観を持っているなら初めから…というツッコミもわかりますが、それを言ってしまうと物語がそもそも成立しなくなってしまいますので。

ただ主人公に関して言うと、それなりに真面目に仕事してたり自分を律していたりはするけど、どうしてそんなにモテるのかをもう少し説得力を持たせても良かったかも。たとえば、何かでひたむきに努力しているところを見せるとか、過去のエピソードに裏打ちされた信念を打ち出すとか。そういうところがないので本作の主人公、なんかこう「いい人」で倫理観は高いんですが、モブキャラ感が強い。なので、主人公であってメインキャラじゃない、という微妙な立ち位置。

物語の落としどころの「ありがち」感や、主人公以外の人物が薄っぺらいことはやや気になりましたが、量産型アニメの氾濫する中、きちんとオリジナリティをもって作られていますし、記憶に残るアニメでした。

投稿 : 2021/07/22
閲覧 : 284
サンキュー:

5

sukesuke さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

社会と子供と犯罪に真っ向勝負

やべえ保護者は想像以上にいる。本当にいる。
無論、その救済のために相談窓口や保護施設などがあるわけだけども……
それが全ての子供たちの手に届いているかというべそういうわけではない。
保護者がその事実を隠すし、子供だってそのことを隠す。
よってSOSを見つけること自体、稀で機会が少ない。

だから社会全体で子供を育てる、或いは助けるという事が重要だと思う。
とはいえ、それを遂行するには成熟した倫理感と道徳を持った大人が必要。
逆に言えば腐った大人が増えるだけで、間接的に子供を傷つける事になる。


みたいなクソ真面目なことを考えさせられた素晴らしいアニメだと思う。
犯罪がどーのこーのと的外れな事で騒がれて批判されやすいが、そもそもこのアニメは大人向け。
一歩踏み込んでストーリーに身を任せてしまっていいはずだ。

赤の他人がどこまで子供を助けられるのか。
今の世の中では、誰かに任せる、という選択肢ぐらいしかない。
もちろんそれが悪いわけじゃない。
でもその時その場所で、誰かに任せられない状況だったらどうなるんだろう。
助けを求めてきた人を助けたいと思った人が、社会に逆らえずに助けない。
そんなケースも実際にあるんだろうな。見捨てるという選択肢をとらざるおえない。

いや〜、ともかく面白いアニメだった。

投稿 : 2021/07/19
閲覧 : 232
サンキュー:

3

ネタバレ

単作者 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

キャラ以外はよかった

話は普通にしっかりしており、普通に面白かった。下ネタも思ったよりも少なくてよかったが、家族の前で見るには一応注意が必要。
ただキャラに数人変な人が多く、{netabare}まず女上司は主人公を謎の理由で振った癖に未練はあるし、主人公からのセクハラ(上司だからセクハラとは違うのか?)な質問にも堂々と答える変態でよく分からない。というか女上司も女後輩も相手の予定考えずに気軽に誘いすぎ。次にバイト先の男は最初クズキャラだったのに、次の日からいきなり善人になっていて、あまり納得できなかった。お兄さんは年頃の女の子が少額しか持たず外で暮らすには男の相手をするしかないと考えたら分かるだろうに、大して注意もせず送り出すし、それで後から心配して探し回るしで最初からちゃんとしとけよと思う。バイト先のギャルは親の関係で何か面白い展開があるのかと思っていたが特になかった。お母さんはクズだけど終始クズを一貫してたので問題はないです{/netabare}。
声優については普通によく、{netabare}回想シーンで出てきた飛び降りた友達{/netabare}が特によかったです。

投稿 : 2021/07/18
閲覧 : 280
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

黒歴史

ごめんww
良い話なんだけど、「オタクの妄想」すぎてww
しかもその中でもかなり“いたたまれない”部類のやつ。

《女子高生保護しました→まあ俺は手を出さないけどな→この人は他とは違うかもしれない→惚れられました》
……ではないが、それに近い妄想をして喜んでた時期は俺にもあるし、ぶっちゃけ今しても楽しいけど、
それを表現物として不特定多数に見せていくのは強すぎる。

サユの母親に「親が子を選べないように子も親を選べないんだぞ!」って説教垂れた挙げ句に土下座するクライマックスシーンは、
生涯の悶えるネタになりそう。

ただ、冒頭に書いた通り普通に良い話で、長台詞はだいたい核心突いてるし、
さすがにアニメ化する作品なだけあって、各キャラの心理描写は恋愛モノとして満足のいくクオリティだった。

{netabare}【自分語り】※閲覧非推奨度4〔5段階評定〕
{netabare}恥ずかしながら、私は社会人になるまで寝癖すら気にせず人前に出ていたガチ陰キャなのだけど、
ある日、心動かしてくれた素敵な女性が現れ、それからは「他者から見た自分」というものをとても意識するようになった。

毎朝シャンプーをして、ワックスを付けて、ヘアスプレーをしてから外に出るようになって、
その他容姿や外観上の要素だけでなく、勉強や家事なんかも前向きに頑張れるようになった。

その人は残念ながら私の手の届く相手ではなかったんだけど、
そうやって誰かのために本気になれる日々って本当に楽しかったし、めちゃめちゃ良い影響を受けたんだよね。

今、私が「まずはちゃんと寝癖を直して会社に行こう」と思えているのはその女性との出逢いがあったからで、
本作タイトルの初めに『ひげを剃る。』というフレーズを置いた作者様は素敵なセンスをしていると思う。{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2021/07/18
閲覧 : 252

オカルトマン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感想

はじめはタイトルとエロで視聴者を引き付けて、
そこから意外に真面目なストーリーと、シリアスな展開で久々に夢中になって観てしまった。
元から好きだったアニメの続編以外でここ数年で一番夢中になれたかもしれない。

いやー吉田さん羨ましい・・・。

投稿 : 2021/07/17
閲覧 : 204
サンキュー:

4

ネタバレ

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ドキュメンタリー作品

26歳サラリーマン吉田が、家出女子高生沙優と偶然出会い同居する話。まぁ犯罪だからツッコまれるやろなと思いつつ、私はフィクションだから気にしないで視聴しました。普通に面白かったですよ、特にキャラ絵が可愛くて美少女、美女もいてます。
主人公吉田が善人すぎます、沙優の誘惑にも負けず一線を越えないのも良かったです、越えてしまうとただの妄想アニメになってしまうから。
最後までブレない吉田を楽しんでしまいました。

あまり細かい事は気にしないんですが、どうしても現代社会が設定のアニメなのでツッコミ所は多く感じました。

まず、会社の人々に簡単に沙優を匿ってる事がバレる、一人も警察に連れて行こうとは言わない。

沙優が身元不明なのにバイトできる。

バイト先に以前泊めてもらった男がいて脅迫されるが、吉田のおかげとは言えすぐに善人になる。

吉田の事が好きなのに変な理由で告白を断る後藤さん、男性にトラウマがありそうで、もう少し描いて欲しかった。

吉田の事が好きでストーカーしちゃう三島さん。

沙優の親友がいじめられる理由が変だし、いじめを止める描写が無い為あっさり自殺したように思え違和感、しかもその理由も変だし、沙優のを呼んでするのも変。

自殺したキャラを笑顔で登場させるエンドカード。

沙優の居場所を突きとめる高スペックな兄。しかし面識の浅い吉田に頼りすぎ。お金渡して家出を助けるのはどうかと思うし、母親を説得しないのは変。

Twitterでこれは犯罪ですマネしてはいけませんよ的なコメントする原作者。
キャラも犯罪だと認識している描写がある。
それらをぶち壊す最終回の「今度はあなたの家に泊めてよ」のエンドカード。

細かく言えばキリが無いので、ざっくり変だなと思ったのはこんな感じです。

でも普通に面白く観れたし、あまり細かい事は気にしない方へはお勧めです。リアルを求める方は観ない方が良いです。

最後に犯罪の部分は炎上気味ですが、話題になった分逆に警笛になったのではと思っています。

投稿 : 2021/07/16
閲覧 : 236
サンキュー:

10

クラッチ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろかった

全体的に評価は低いが個人的にはおもしろかった。

投稿 : 2021/07/16
閲覧 : 205
サンキュー:

3

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

どこ行ったら 拾えるの??

どこ行ったら 落ちてるのかなぁ 女子高生??
間違いなく リアルで この状況になったら 手を出すだろうに・・
ここまで いい人に 私は 出合ったことがない・・

ただ こんな 考え方をする 私には 女子高生は 拾えないのだと思った

投稿 : 2021/07/15
閲覧 : 209
サンキュー:

2

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ひげを剃る。そして女子高生を拾う。のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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ひげを剃る。そして女子高生を拾う。のストーリー・あらすじ

片思いした相手にバッサリ振られ、ヤケ酒をした帰り道、26歳のサラリーマン・吉田は路上に座り込む女子高生・沙優と出会った。べろべろに酔った吉田は、前後不覚のまま行き場のない沙優を一晩泊める。…翌朝、ふわりと美味しそうな香りに目覚めると、食卓には味噌汁が。「おはよう」「なんだお前!!なんでJKが俺ん家に!」「泊めてって言ったら泊めてくれたじゃん」「…味噌汁」「昨日“毎日味噌汁を作ってくれ~”って」「ハァ!?絶対言わねェ!!」家出をして行き場のない沙優を追い出すわけにもいかず、吉田は家事を条件に彼女の同居を認めることに…。こうして、家出女子高生とサラリーマンの微妙な距離がもどかしくもあたたかい、不思議な同居生活が始まった―。(TVアニメ動画『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年春アニメ

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