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「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(TVアニメ動画)」

総合得点
72.9
感想・評価
496
棚に入れた
1499
ランキング
1075
★★★★☆ 3.4 (496)
物語
3.2
作画
3.5
声優
3.5
音楽
3.4
キャラ
3.3

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ひげを剃る。そして女子高生を拾う。の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

さらっとしてなくて面白い

それ犯罪やー!と思いながら、ずっと初めは悶々しながら複雑な気持ちで見ていたけど、なんというか良いめぐりあわせが心地良くなってきて、最後までずっと見守るような気持ちで楽しめた。

置き換えて想像したりすると重苦しいストーリーなんだけど、沼から抜け出すようにすこーしずつ環境や状況が変わっていく様子が良かったし、周りも良すぎるくらい良いキャラばかり。

ラスト付近になるとキリキリするような内容が多くなり、どちらかというとすっきりはしなかったんだけど、甘い部分と重い部分をしっかり表現していていいんじゃないかな。

それにしても、女の先輩は本当いい女!
願望ではそっちのラストを見てみたかった!
けど、その先輩も言っていた、気持ちなんてどうなるか分からないってのが
ずっと心に残ってて、その可能性も感じていた先輩めっちゃ好きだなぁ。

投稿 : 2021/07/11
閲覧 : 190
サンキュー:

3

ネタバレ

uQcus51094 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もはやラブコメではないのでは…?

原作未読

超まとめると「イリヤの空」(ミーツ・ガール)+「こどもの時間」(トラウマ的な)な話でしょうか。
違うか。

あらすじはタイトル通りで、家出少女をおっさんが拾う話。
ひげをそるのは、拾った後の気がしますが…?
27歳はオッサンなんでしょうか?(笑)

過去に色々あって傷ついた女子高生が、不器用だけど優しいオッサンに癒されていくお話。
王道と言えば王道だけど、主人公がオッサンというのが変化球かな。
そして女子高生が経験豊富というのが…変化球ですけどリアルですね

次から次へと山場があるので目が離せません。
ヒロインの気持ちとか行動原理がリアルぽくてよかった
まあ、リアルだと(作品内でも)犯罪になってしまうんですが…

今の社会の在り方ってどうなのかなって思った作品です

以下、ネタバレです。長々と続きます。

{netabare}

・あらすじについて
もうちょっと詳しいあらすじを書くと、前半は家出をして傷つき、考え方も変わってしまった沙優が、不器用ながらやさしい吉田さん(苗字のみ)と生活しながら、日常を取り戻していく話です。
最初のころの沙優の誘い方や吉田の少しの気遣いに感謝する沙優を見ていて本当にせつない。

最初の吉田さんの説教も沙優には響いていたけど、普通だったら正論言われてもって感じになる気がしたけど…
後藤さんとの説教タイムもリアルだけど、あったらどうかなあ…って思う。もともといい感情はないと思うし

沙優の泊まるために、いやいやはじめた行為が次第に求められることも嬉しいって言葉がリアルすぎてささった。
そういう状況なら本当にそうなりそう…
吉田さんの周りは理解があっていいですね。リアルでは風当りつよそう…

そこから回復していく姿は本当によかった。
ただ、途中で昔の男が出てきて、まじで気分が悪くなりかけた。
この辺までは傷ついたヒロインが回復していく感じでよかったです。

ここまでなら、ほかの話でもあると思うんですが、後半の家族の話がリアルというか吉田さんすごかったです。
この時点では、正直に言うと沙優が回復していって、家に帰って終わりかな、と思っていました。

そしたら、吉田さん!ついていくんですか!
いや、ほんとすごいですよ。吉田さん。
そこは本当に必要だと思うけど、家に泊める以上に勇気がいるきがする
高校に忍び込むのもなかなか…

予想通り、母親はあんな感じでしたね。
母親にも事情ありそうでしたが、さすがにあの短期間でそこまでは無理ですよね。
母と仲直り、って終わり方より冷戦状態って感じでおわったのがリアルでした。
EDで母の苗字がなく、「沙優の母」となっているのは何か意味があるんでしょうか?

最後の空港での兄とのやりとり。お金出すあたりとかもリアルでしたね。
ありそう。

そして、空港での沙優の告白。
しかし、ちゃんと振る吉田さん。
いや、本当にえらい。
吉田さんも空港の時点では結構、沙優のこと好きだったと思うんですよね。
沙優は吉田さん大好きですね。最後の夜のくだりは、ラブコメぽかった。
吉田の親友の言葉「振られてからがスタート」ですね

別れた後(物理的に)の2年間、二人がどうだったかも見たかったな。
何もなさそうでしたが

沙優の家出中の心境とか、過去の男を家にあげちゃう話とか、いじめの話とかその辺は本当にリアルに感じました。
すごい取材されたか、モデルがあるんでしょうか。

声優さんの演技もすごかったです。
市ノ瀬さんは、失礼ながら知らなかったんですが、沙優のイメージにぴったりでしたね。
母役の柚ねえが普段の役と違いすぎて、ビビりました。声優さんってすごい。
作画もきれいでしたし、表情とかよかったです。

主人公も善人というか、ある意味「こうあるべき」みたいなものを通す人なので、こういう人ならこういう展開もありえるか…?思いました。
Fateの士郎的なひとなんですかね?自分より他人的な。
まあ、三島さんには怒られてましたが。
こういう人じゃないないと、こういう展開にならないですよね。

色々書きましたが、賛否両論あると思いますが、話はリアルに感じたし、家族の話まできちんとあって、きれいにまとまってると思います。
涙あり、成長あり、社会への問いかけあり?と充実したアニメでした。

沙優の回復(成長)と吉田さんの成長の話ですかね。

・その他
主人公はもてすぎですね。
誰かと付き合った瞬間、職場が崩壊しそうですが、大丈夫ですか?
仕事しにくそう…

各キャラがいそうなのに、たってていいですね。
後藤さんみたいな人はいそう…見かけたことあります(笑)
三島さんは唯一のラブコメキャラですね。ただ、吉田マンはあんまり恋愛をそんな風に考えてないんだよなあ…。この二人は合わない気がする
というかこのアニメってもほやラブコメじゃない気がするんですが、どうでしょう?
沙優は吉田さん好きそうですが、吉田さんはそういう感じださないし…
兄と妹、教師と生徒って感じでしょうか?


どこかでも書いた気がしますが、最近のヒロインは大きくないですか?FvsIって…

最後のテロップで沙優のキャラが崩壊した気がするのは私だけでしょうか?


大人の我々は何をしているのだろう、と考えさせてくれる作品でした

{/netabare}

投稿 : 2021/07/11
閲覧 : 198
サンキュー:

3

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良い子はマネしないでね!

感想

ゲスな話をすると、もし自分が吉田の立場だったら・・・と考えると、ちょっと怖くてJKを家に泊めることはできないですね。
 吉田が沙優を家に泊める行為は、本人の同意はクリアしているとしても、親の同意の有無で法律に触れるかが分かれます。
親族の告発次第でいつでも逮捕される状況だと考えると、安易に泊めることはできないです。
それが頭にあるからか?100%作品に感情移入して楽しめなかったかなぁと。
スーパーカブの6話のにけつ問題で、アニメでフィクションなんだから!と、擁護しといてなんだけど(苦笑)
でも、作品に対して文句はこれっぽっちもありませんです。
ちゃんとフィクションとして理解してますので。 はい。

吉田について
吉田は26歳で 沙優が高2の17歳?なら、親切で自分のアパートに泊めたとして、相手の 沙優から迫られて事に至らないのって、ホモかED もしくは聖人君子くらいじゃね?と。
吉田はホモでもEDでもないようだから、あんな真面目で優しい成人男性がいるのかなぁ?と、疑問に思う僕のソウルジェムは、もうグレイですか?
いや、ドミネーターに犯罪係数を計測されてもギリギリセーフなはずだから!
なんてねw
余談が多くてさーせん。

まぁ、JKに手を出さなかったから、沙優の親族から文句も問題も起きず、綺麗なお話で終われたけれど、もしヤッてたらこうはいかなかったのかなぁと。

 話的には、決して良い出会いではなかったけど、JKと半年以上二人でアパート暮らしをし、お互い徐々に惹かれていく恋愛ものとしては、リアルで悪くなかったです。
てか良かったです。

最後は実家に帰り、「またね」と言って別れ、2年後に(1浪込)ちゃんと高校卒業した沙優が、出会った同じ場所で再開する、ベタで無難なラストでした。
てか、これ以外のハッピーEDが思いつかないです(苦笑)

1クールでちゃんと話を最後までやってくれた作品なので、満足できました◎

投稿 : 2021/07/10
閲覧 : 242
サンキュー:

33

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

leave the nest

この作品、昔からタイトルで存在は知っていました。
一時期、Twitterでタイトルが不評だと出回って来ていたので覚えていたタイトル。

大切なのは中身ですよ。
さて、中身はと…………
あれ?普通に面白くない?でした。

結構、物語が深いです。
会社員の吉田さんは憧れの上司の後藤さんにフラれてしまいます。
ヤケになり酒を飲んだ勢いでJK沙優を拾います……

さて、女子高生を拾うのですが、この子がまた訳ありなんです。
凄く嫌な事があって家を飛び出して色々な男の家を身体を売り転々としていたそうです。
そうして都合が悪くなると追い出される。

フムフム……なんですと!Σ(  Д )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
彼女自身、それは当たり前なんだそうです。
それを聞いた吉田さんは間違っていると怒ります。当然ですね。

そこで、吉田さんは彼女を家に置くのですが身体の関係はありません。
沙優の根性を叩き直すと言うのでした。

ですが、身体を売ってきた彼女は何故、吉田さんが自分に手を出さないのか不思議に思います。
何故なら彼女には差し出すものが他に無かったのです。

彼女は必要以上に好意を受け取りません。
理由としては与えられた物へ返すものがないからです。
今までは、彼女はお礼として身体を差し出して来ました。
それは、手段として他に恩を返す選択肢が無かったからです。

人って沢山何かをして貰い続けると、申し訳なくなって来ます。
沙優の様にお世話になっていると何も返せない事が申し訳なくなってしまうのです。
やり方は間違っているし聞いて居てもいい気はしないけど、彼女にとって、それは最終手段だった……
でも、吉田さんには最終手段は効かないのです。
だから、戸惑う。

でも、夜の公園での話で私は沙優が可哀想な子なんだと思いました。
彼女は知らないのです。
彼女は「無条件の優しさはなく優しくするには少なからず理由が必要」だと言う。

確かに「優しさ」って色々な形がある。
もしかしたら、優しさの裏には何かあるかもしれない。

優しさの裏には下心があったり、貸しを作って置こうとか、利用してやろうとか、優しさの数だけ隠された理由があるのも確かかもしれない……

でも、あるんだよ。
無条件の優しさってのは本当に。
家族だから友達だから困っている人がいるから優しくできるって。

人は優しくしようとするのに理由が必要でしょうか?
誰かに優しくする時に理由を考えますか?
優しくされた時に気にしますか?

優しさに理由を付けたら、いくらでも後付け出来ちゃうんです。
その理由は……

困っている人が居るから。
助けたい人が居るから。
友達だから。
家族だから。

そんな理由はあっても、そこに全ての人が見返りを求めるだろうか?
沙優には上の2つが当てはまります。

それでも彼女には理由が必要だった。
彼女の悩みに答えた吉田さんの言葉はよかったなぁ〜

一人暮らしって自由だし気軽だとは思います。
でも、きっと、それだけじゃなくて大変な事や時には、寂しい気分になるものかもしれません。

吉田さんも、それは感じていて彼のモノクロの生活に沙優が彩りをくれた。
一緒に、ご飯を食べたり自分の事を待ってくれている人が居ると言うのは幸せな事かもしれません。
それだけ?って思うかもしれませんが、それだけの事が吉田さんには嬉しかったし楽しかった。

でも、1番この作品で優しいのは後藤さんだと思います。
優しさって行き過ぎたら甘やかしになります。
甘えと優しさは全然違うものです。
彼女は厳しい言葉と優しい言葉を上手く紡いでいましたね。

さて、コンビニのバイト先で1人の男に再会します。
彼は沙優が以前、宿としてお世話になった男の人ですが、コイツがまた最低で……
でも、沙優のして来たのは、そう言う事なのよね。

見知らぬ男の家に泊まる。
それは本当に危険で、1歩間違えたら事件に巻き込まれるかもしれない。
弱みを握られるかもしれない……本当に危険な行為なんですよね。
途中、吉田さんが助けに入ったから良かったものの……それだけ自分が危険な事を繰り返して来た証でもありますよね。

でも、この男が後にしっかり沙優に謝罪したり探しに来た彼女のお兄さんから庇ったりしたのは、少し見直したかな?
登場の仕方が最低すぎてイメージは悪いままですが(´・ω・`)

そして、お兄さん!
沙優が心の準備する時間を、ゆっくり整えてから実家に帰ろうとした矢先に現れる(ノ△・。)
救いなのはお兄さんは、沙優の味方であった事かな?
ただ、そんなお兄さんからも逃げちゃった……

過去のお兄さんとの約束は守らないのダメダメだよ(*꒪꒫꒪)

でも、お母さん!最低よ!
お母さんを話す前に沙優の過去エピソードを見て沙優の周りの人間は正直に頭がおかしいと思います!

沙優に親友が居ました。
ある日、沙優に告白して来た男子が居て、沙優がお断りしたから、その振られた男子を好きだった第三者の女の子が、沙優は可愛いくて自分より美人だから、本人には何も出来ずに、親友を虐め始める……

なんですか?この理由!Σ(  Д )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
自分が本人に勝てないから弱い親友を虐めるって負け犬の考えではないですか……
虐め自体は良くありません!
ですが、理由が情けない……正直、もっと違う理由が無かったのでしょうか、原作者さん……

次に親友……
虐めに耐えきれずに自殺。
正直、現実にも本当にニュースになった事があるし辛いエピソードです。
でも、このアニメの親友はやっぱり頭がおかしいです……

親友は沙優が大好きだった。
笑顔が大好きだった……2人の過ごした日々を見てると本当に素敵な関係でした!
虐めを気付いた沙優が、虐めっ子に立ち向かおうとする……

でも、止める親友多分、沙優が介入する事で、虐めは酷くなる、或いは沙優にも危険が及ぶと考えたのかもしれません。
それとも、沙優が虐めっ子にビビって自分から遠ざかると恐怖したのかな?

でも、沙優は本当は何か行動に移すべきだったと思います。
虐めって本当に悪質で、下手をすれば悪化しちゃうかも知れないけど……耐えても良くはならないと思うからです。
親友も相談出来る相手は目の前に居たのに……

で、親友の自殺……
彼女は沙優の目の前で屋上から飛び降ります。
私が親友が、おかしいと言った理由は飛び降りる前のセリフと状況。

親友は沙優が大好きで自分のせいで笑顔を無くしていった事を気に病んだ。
最後に「沙優ちゃんは、ずっと笑っててね」って目の前から飛び降りたけど……

普通に親友が虐められて笑っていられる訳がないと思います。
それに、ずっと笑っててねって親友が飛び降りて笑ってられる訳が無いです……
本当に、沙優が笑顔でいて欲しかったのなら立ち向かうべきだったのです。
生きるべきなんです!

本当に相手を思うなら、笑顔で居られる道を考えるべきなんです!
本当に大切な親友なら、自分の自殺で死と言うトラウマと恐怖を押し付けちゃいけなかったのに……それに気づいてあげて欲しかったなぁ。


で、母ですよ!
自殺した親友の近くに居て、第1発見者である沙優。
世間からの重圧に追い込まれていた母はストレスから「まさか、本当は貴女が殺したんじゃないでしょうね」って一言には頭に来ました!

精神的に疲れて居たのも解る……母だって人間だからイライラするし八つ当たりもするのも解る!どうしようもない時があるのも解る!

でも、苦しんでる娘に言っていいセリフじゃない!
例え、どんな理由が合っても許される言葉じゃない!
もっと言葉を選んで欲しかった!

だって、1番辛いのは娘だもん……悔しくて苦しんでる娘に、そんな重しを……最低な言葉を……ぶつけていい理由なんてないのです…………
だから、この話は凄くムカムカしました!

兄の話によると、お母さんの旦那は浮気性で、沙優を身篭った時に、自分の元に旦那を引き留めようと、旦那の反対を押し切り産んだって話がありました。
でも、沙優を産んでも旦那は妻を捨てて姿を消した。

だから、別れの象徴である沙優には愛情を与える事はなく沙優は物心が付いた頃から、それを感じ取り沙優は笑わなくなって言った。

本当に最低な母親です!

母が1人で子供を産むのは大変です。
そんな時に、周りの人は産むのに反対します。
でも、お母さんって自分のお腹の中で赤ちゃんが生きてるのが解るし命が芽吹いているのが直に感じると思うのです。
だから、産むのを諦めるなんて、1番出来ないと思うんです。
1人でも産んで大切に育ててあげたいって、お母さんの優しい気持ちって私は素敵だと思うのです(⑅•ᴗ•⑅)◜..°♡

でも、沙優ママは、子供を旦那を引き止める道具として産もうとした。
旦那を引き止められなかったから、愛情は与えないけど、産んだから育てるしかないって感じしかしないのです……
産むなら産むで、しっかり愛情を与えてあげるべきなんです。

だって、旦那を引き止められなかったのは、貴女ですよね?
産まれて来た子供は悪くないですよね?
自分の思い通りにならないからって子供に当たるのは絶対に違う!
本当に好きになれないお母さんですよ!

このエピソードを聞いて、沙優って吉田さんと居ることで家族の愛情を得たのかな?って。
多分、考え方で見え方が変わるかもしれませんが、私には吉田さんと沙優は兄と妹或いは父と娘に見えたのです。
家庭で愛情を貰えなかった沙優が、他人である吉田さんの家でお世話になった。

吉田さんは沙優を1人の家族として見てくれた。
それは、当たり前だけど、沙優には手に入ることも経験する事もなかった当たり前。
2人の関係はいつしか本当の家族にも負けない本当の家族になっていくように見えました。

そんな沙優と吉田さんに別れの日が来ます。
沙優は家庭に悩みを持っている。
でも、人様の家の事情に首を突っ込む訳にはいかないと吉田さんは考えます。

周りの人は吉田さんの本当の気持ちに気づくけど吉田さんは会社がとか仕事がとかを言い訳にして無理やり目を逸らそうとしているように見えました。

でも、最後は吉田さんは沙優の力になる事を決意する。
これって、本当にリアルです。

実は、私も経験があります。
昔、知り合いの母が酷い人でした。
人様の話なので深くは書かない方がいいと思いますが、それを見兼ねた周りの人が、その母と話し合いをしたそうですが、話にならなかったそうです。

私も力になってあげたかったけど、私の思いつく事は他の方が試してもダメだったらしく……私も人様の家だし深くは関われないと目を逸らしてしまったのです……正直そんな自分を情けないし未だに、それを理由に逃げたのではないかと自分でも考え後悔してる部分もあります。

だから、吉田さんが立ち向かう事を決意してくれたのは嬉しかったです。
きっと、あのまま見送るだけだと吉田さんは後悔していたと思うからです(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)

何が言いたいかと言うと、それだけ他人の家族に踏み込むのは勇気と決意が必要で、その描写がしっかり描かれていたと思います。


沙優が家に帰るとビンタ!(*°Q°*)
私はこのビンタの意味が気になって居ました。
11話のラストがビンタでしたので……
正直、そのビンタの意味で大きく変わる。

心配したからのビンタなら当然です。
それだけ心配を掛けている訳ですから。

ですが、真実はただの怒りのビンタでした。
八つ当たりと変わりません。
最低のビンタでした……

沙優ママは最低のクズママでした(੭ᵒ̴̶̷̥́~ᵒ̴̶̷̣̥̀ᑦ)

沙優の事を心配はしない。
彼女の気持ちを理解しようとしない。
迷惑だと言う。
出て言った理由に気づかない。
娘のお世話になった人にもお礼すら言わない。

「貴女のせいで、私がどれだけのものを失ったかしらないくせに」

正直、ふざけた言い分だと思いました。
何かを失ったのは誰のせいでもない!
自分のせいじゃないですか……それを誰かのせいにしたくて、自分が失ったものが自分のせいだと認めたくないから、沙優に全てを押し付けた……それが親のする事でしょうか?

「貴女なんて産まなければ良かった」

大人だって人間です……
感情に任せて発言する事だってあります。
でも、それを踏まえた上で私は思う!
親として絶対言ってはいけない言葉だと!
それでも、大人なんだから!お母さんなんだから!考えて発言しなさい!って思います。
正直、親が子供に言ってはいけない禁句ワードの1つです。

ただ、このセリフへの吉田さんの言葉は本当に良かったです(◍´꒳`)bᴼᴷ
本当に当然ってくらいの回答でしたねw

で、その言葉で言い返せなくなったら机叩いて泣き出すって本当に子供……
でも、冷静に考えたら発言自体が大人ぶった子供みたいに聞こえたのですよね。

必至に自分は何も悪くないって自分を守りながら自分の解る言葉を考え無しで口から放って……幼児の喧嘩みたいな……
だから、思っちゃったのですよね。
あぁ〜この母親は大人になれずに成長した子供なんだって……

12話は私はイライラしながら見ました。
正直、こんなイライラさせる母親キャラは中々居ませんよ……
人によっては気分を害すので未視聴の方はお気を付けて(*꒪꒫꒪)
本当にウザイお母さんキャラです。

吉田さんの最終的に取った手段は凄かった。
この発想はありませんでしたね(*꒪꒫꒪)
他人と兄から、ここまでされて、やっと考え出すのかと思うと沙優のストレスって本当に半端なかったんだろなぁ〜

最後に、沙優と母は2人きりで話す。
沙優は母に謝る……不満だらけで元凶は母だけど迷惑を掛けた事にしっかり謝る。

一方、母親は相変わらず子供で謝る事すらしませんでした…… 沙優の方が、全然大人じゃん……
どこから間違えたか解らないから謝らないと……間違えだらけじゃん……誰がみても間違えだらけよ……でも、まぁ……

一応、母はやっと沙優の母である事を自覚し始めた……やっとのやっと。
まっ、それは少しの前進かなとw

最後の夜、沙優は吉田さんを誘惑しようとする。
それは、今までの様に色々な人の家を転々としていた時のような理由じゃなく……自分を忘れて欲しくないからだそうです。
それでも、吉田さんは誘惑に乗らずに彼女を元気づける。

別れの日の空港で、兄は、吉田さんに出会えたから、沙優は前に進めるようになったと言います。

出会うって凄い奇跡ですよね。
日本には世界には沢山の人が居ます。
もしも、その人に出会う事で前に進めたのなら、沢山いる人の中で、その1人と出会い、その1人のおかげで人生を踏み出せたのら、それは凄い奇跡だと思いませんか?

そして、出会いの奇跡は連鎖していく。
彼女が吉田さんに出会って出会った人は、本当に良い人達でした。

そう考えると出会いって凄いなぁ〜ってw
兄と吉田さんの会話から思っちゃいました(*^_^*)

最後は、沙優と吉田さんについて。
沙優は吉田さんLOVEって感じでしたね。
彼女は本当に吉田さんに出会えて良かったと言います。
クラスメイトでも家族でもなく、他人の吉田さんに出会えて良かったと……そして彼女は告白する。
本気の告白!

でも、振られちゃう……
それでも、諦めない!
吉田さんは大人になり立派な社会人になれば可能性はあると話すけど、沙優が大人になるのを待たないと言います。

それは、沙優が次のステップに進めるように……自分から離れても1人で歩めるように……
それでも、沙優は吉田さんを好きだから諦めない。
だって、これは最後じゃないしゴールじゃない……成長して大人になって社会人になって改めて告白をする為にも!

吉田さんの告白の返しは、やっぱりその辺はしっかりしてるかなw
でも、家で1人になり沙優のシャツの匂い嗅ぐ吉田さんは見たくなかった(*꒪꒫꒪)

でも、寂しいだろうなぁ〜
半年間なんて、短くも長い月日を共に暮らして居たのだから、当然ですよね。
家に帰って「ただいま」って言ってくれる人が突然いなくなるのは寂しい。

ご飯を作ってくれてた人は、もぅ居なくて自分でご飯くらい作れるって空元気でご飯を作っても……味つけも違うだろうしさ……だから吉田さんは自分の味噌汁を不味いと感じて涙しちゃう……家に帰り1人になるとそれを強く感じちゃう。

最初はなんでもない日常だったかもしれない。
少し暖かくて少し楽しく幸せな日常。
そんな当たり前の日常になれてきた時に不意に日常の1つを失うと、それが、どれだけ幸せであったのかに気が付く事があります。
幸せな日常ってのが解っていても失った時に、どれほど幸せかに気が付くのですよね。
想像以上に幸せだった事に気がついて涙しちゃう。

それでもさ、踏み出すしかないのですよね。
吉田さんや沙優の様に、過去には戻れないしお互いに踏み出す為にお別れしたのですからw

さて、2年後……

吉田さんの恋愛の進展はなし……
ん?社会人チーム何してるのやら(*꒪꒫꒪)
EDに吉田さんが後藤さんに手をついて謝るシーンがありました。
これって、もしかしたら……告白を断った?
だから、進展なし?
離れて沙優への気持ちに気がついたのかな?
あくまでも想像です。

そして、吉田さんは沙優に再開する

ひげを剃る。そして女子大生を拾う。
ひげを剃る。そして社会人を拾う。

どっちだろ?ww

アニメはここで終了。
原作も完結したみたいなので原作には少し先があるのかな?
意外と考えさせられる内容も多く楽しめた作品でした。

OPの、おもいでしりとり、可愛い曲ですね(*^_^*)

投稿 : 2021/07/07
閲覧 : 281
サンキュー:

26

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

意外と社会派な面もある内容の作品だった

原作未読。


最初タイトルを聞いた時はおじさんが女子高生と同居してイチャイチャするハーレム物か?という勝手なイメージだったので視聴予定は無かったが、評判良さげだったので、ウマ娘同様騙されたと思って視聴。
まぁ確かに間違ってはいないのだけど、抱いていた不純なイメージとはだいぶ違っていて意外と社会派な面もある内容だった。


吉田のやっている事は法的には犯罪だけれども、沙優を正しい道に更生させるという点では正しい事をしている。

でもこんな生活していたら両想いになっちゃうよ。
両親に恵まれない環境で育ち、今まで身体目的の男達にしか相手にされなかった沙優にとっては、自分の過ちを怒ってくれて家事をする以外の見返りも求めない吉田は唯一心から頼れる人間な訳で心を痛めている時にあんな優しさを見せられたらそりゃあ好きになるでしょ。

もう後半は完全に同棲カップルな訳で、恋人繋ぎしたり頭なでなでとかしてる時点で吉田も沙優の事が好きなの明らかでしょ。
何かあった時の取り乱し具合とか依存度が半端ない。
でも最初の約束通り手は一切出さず、彼女を正しい方向へと導いたのは素晴らしかった。

未成年の内からパパ活やら援交やらやっていたら、将来的には必ず心の傷として残るだろうし、身体さえ売れば楽に生活出来るなんて若い内から思ってしまうともう転落人生まっしぐらなんだろうけど、
現実問題としてこんな事は山のようにある訳で、
金はあっても自制心の無い男が存在する限りは無くならない問題なのだろう。

沙優は母親と話し合い、再び共に生活する選択をしたが、
ただ、高校生になれば無理して一緒に住まなくても良いのではと思ってしまった。
沙優の家は裕福な訳だから、生活費さえ出してくれたら一人暮らしだって出来るだろうし全寮制の学校に行くという選択もある。
あんな事があって、同じ学校に復学するのも要じゃないだろうし、
母親も一緒に生活する事を望んでいなければそうすれば良いのに。

吉田のようなお人好しになる事は出来ないけれど、自分もこの作品を観て大人として正しい道を進みたいと考えさせられた。

OP/ED曲共に作品の世界観に合っていてとても良かった。
沙優の声優さんの演技もとても合っていたと思う。

突っ込み所はあるけれども良い作品だったとは思う。
でも最終話のエンドカードは作品をぶち壊したなと。
なんであのコメント?正直引きました。

投稿 : 2021/07/07
閲覧 : 234
サンキュー:

11

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「生きろ。」

26才リーマンが家出JKと同棲する話。

何あれ最後のふざけてんの?
好きでもない作品を嫌々作らされるスタッフの気持ちもわからんでもないが。
とりあえずこの会社の作品は二度と見ない。

物語
作品の出来としてはただあらすじをなぞっただけで凡庸極まりない。
展開早すぎで緩急も情緒も見どころもクソもない。
沙優は最後まで自分からは何もしてませんが、周りが助けようねって話でしょう。

声優
悪くないんじゃないでしょうか。

キャラ
沙優が可愛いとかアニメのJKキャラをそう言う視点では見ないのでわからん。
矢口はびっくりするくらい良かった。

作画
普通。だがトンデモガントチャートとラストのあれは悪意しか感じない。

音楽
OPEDともに神。劇伴は並。ラストのボリュームアップ演出は好き。


OP/おもいでしりとり
{netabare} フルで聴くともっといいです。
生きるってことは『想い』を繋いでいくこと。いい事言いますね。

ラストのサビ手間のフレーズ。

「やっと言えるんだ。」

この「やっと」の重みは地獄を見た人間にしかわからないのかもしれません。

ここで初めて次に繋げられるんです。
ようやく次の一歩を踏み出せる。

希望なんてもってはいけないものだった。
自分に未来があるなんて思いもしなかった。
長い時間、止まってた時間が進み始める。やっと。

初めてフルで聴いた時、私は涙が止まりませんでした。 {/netabare}

ED/Plastic Smile
まんま沙優の心境を表した素晴らしい歌詞。よくぞここまで凄惨な心境を簡易な言葉遣いで優しく希望を持てるように書けるものかと感心する。流してきいてたら爽やかなベタベタアニソンなのに歌詞みたら号泣した。

「臆病に閉じてたココロの扉
 今そっと開いて優しさの理由を探ってみたくなる」
自分に価値がないと頑なに信じ込んでる、だから最初は優しさを疑う。ガードを開けるとダメージも通るから自ら開くのはなかなかに難しい。本来ここのガードを開けるまでが一番難易度が高い。結果論だが吉田の周りの数の暴力が功を奏した。でもこれが一番早いし一番良い方法だと思う。吉田がどれだけ聖人だとしても一人では扉をこじ開けるのは難しい。閾値を超えると一瞬でコロッと落ちるのはやっぱり寂しいから。でもこういう子はうまく調整できずフルオープンになっちゃうので注意が必要。最初は完全に依存する。というかまず依存させることが治療の第一歩なんだけど。

「傷ついてることにさえ気づけずにいた」
これが一番ヤバい。雑に言うと過剰なストレス下では思考力が奪われる。端的に言うと知能が落ちる。ストックホルム症候群のような危機的状況での生存戦略。側から見れば馬鹿で愚かで楽な道を選んでるようにみえるでしょうが、本人にとっては最大限ギリギリまで努力して頑張って生き延びているんです。ちょっと例えとしてはアレですが、サッカー日本代表戦なんかの劣勢を見て『俺にコントローラを寄こせばもっと上手くやれる』って思うようなアレかな。想像力は大事。

「期待して落ち込むくらいならば笑顔でやり過ごせばいいやって」
これがPlastic Smileですよね。こういうとなんですが好みのネーミングセンス。でもこれって一発でわかるんですよね。感情死んでると表情筋も上手く使えない。そして周りも余計ムカつくという悪循環。




略取も誘拐も親告罪。警察は捜査すら不可能。
例えば親が離婚して自分が母方で妹が父方の場合、
妹が父親から性的被害に遭ってても匿えば犯罪です。


お役所仕事に頼るのも運次第。
児相ガチャで助かるのってSRレベル。
そこ引かないとまあまあの割合で死んでます。



余談 家出少女数人ほど拾ったことがあります。
{netabare}若かりし頃なので最初は誘惑にコロッと負けました。安易に誘惑に乗ると病院のお世話になるリスクがあります。めちゃめちゃ痛いです。それからは手を出さずに友達を泊める感覚でした。そしてこの初回の通り家出少女は何も話したがらないし、そもそも説教しても聞きません。でも本当に傷ついているのは伝わるので、せめて優しくすることしかできませんでした。優しくされたことがない人間は言い方悪いけど本当にチョロいです。少しのことですぐ『優しいね』とか言ったりします。ずっと雑に扱われてて、みんな優しさに飢えているんですよね。自分が出会った彼女たちもただモノを知らないだけの素直な子たちばかりでした。本当にカラダにしか価値がないと思い込んでた。なのでこの吉田のやり場のない怒りってのは非常に共感しました。今はアプリなんかで簡単に宿を探せる時代。クソみたいな大人の被害に会う少女が後を断ちません。男なら掛け子とかね。自分の子供を虐待する親も然り。モノだと思ってるヤツってほんとにいる。こんな時代だからこそしっかり問題提起してくれる作品であることを望みます。{/netabare}


リアルってリアリティが無いんですよね。
{netabare} 多分矢口と後藤さんはモデルがいるんでしょう。0からの創作ならわざわざあんなわかりにくい描き方はしないはず。編集ついてたら確実に差し戻し。矢口と沙優の間の空気感はかなりリアルに感じました。こういう描き方をするのなら作者はかなり本気で書いてるんだろうと感嘆しました。でもこれそのまま見せたらわかりにくいだろうなあと思いましたが反応は案の定。作者には衝撃だったんだろうけども配慮が足りなかったかな。「カラダだけの関係」を体験してないとイミフなんだと思います。後藤さんも沙優への対応を見るに男性不審レベルのトラウマ持ちなのでしょうが、一切説明しないところはアニメスタッフに悪意しか感じません。あとは商品の体裁としてキャラを増やしたら薄まったって感じ。 {/netabare}


第1話電柱の下の女子高生
{netabare}振られたばかりのリーマン吉田は、帰り道の道すがらに途方に暮れたJK沙優と出会う。宿泊の対価に自らの体を差し出そうとする沙優を不憫に思い、自立を促そうとする吉田。この境地に達するには26才と若すぎる気がしないでもないが、吉田の思考自体は至極真っ当で腑に落ちるものだった。北海道から家出してきて半年間も東京でサバイヴしてきた沙優はそれはそれで非常に運が良かったとも言えるのだが。

沙優がハイスペックなのも自然。内外どちらかが低スペだとそもそも半年持たない。外見のみだとカタに嵌められて沈むし、中身のみだとそもそも誰も拾わないしせいぜいワンナイトが関の山。そして機能不全家族どころか子供が家出するほどの児相案件レベルのブッ壊れた家庭ってのは両親がハイスペもしくは美男美女の割合が高い。遺伝子的には優良だが人格の発達が伴ってないタイプ。半年行方不明で捜索願い出さないってだけで相当なキ○○イ。気軽に通報すると再度地獄に突き落とすことになるのはわかりきってるので、一時凌ぎに過ぎないと理解しつつ一旦保留して体制を立て直す戦略はあながち間違ってないと思う。自らのリスクよりも目の前の人権を尊重しようとする吉田の態度は、社会的には完全に間違ってても人間としては尊敬に値する。これもまたアニメやマンガでしか出来ない話でしょうね。実写でやれば演者が大炎上不可避。

吉田のバックボーンはまだ語られてないが、あまりに察しが良く頭の回転が早いように感じるので吉田自身も低スペではなくただ運がなかったタイプのよう。

こういう完全に親のおかげでしかない生まれ持ったメスとしての素質の高さだけにあぐらをかいているような勘違いしている子供に自分が誘惑に乗ってしまう安い人間だと思われるだけで腹立たしい。勘違いすんな。ふざけんな。その通り。吉田は本気でムカついていたが、それを沙優本人にぶつけることはなかった。全ては環境が悪いのだから。吉田さんまじすげえ。26才でこれは凄いよ吉田さん。今の自分なら同じ考えだけど、自分が26才の時だったら、『え?マジで?』ってGO!GO!GO!でした。60{/netabare}
第2話携帯
{netabare}沙優へ携帯を買う吉田マン。

ここ以外でも様々な場所で『犯罪!』『妄想乙!』と発狂してるDTをみると本当に情けなくなってくる。フックに釣られすぎ。所詮ラノベだよ。

主題が『ブッ壊れた少女の自立の物語』っていう見立てが合ってるとしたならやりたいことは中二恋と一緒だと思う。ガワを刺激的にしただけで。そう見せかけたハーレムなのかもしれんけど。上司も部下も特にオカシイところはない。現代劇とはいえエンタメ色の強いラノベ、ドキュメンタリーである必要はない。

こういうわかったような単語はあまり使わないようにしてますが、沙優は劇中において現段階では『信頼できない語り手』に近いと思います。沙優はまだ自分自身を知らない子供。自分が何をしたいのかもわからない。自分の言動や行動が周囲にどのような影響を及ぼすかもわかってない。そもそも健全な発達段階を踏んでいないのだから『マトモ』『フツウ』であるわけがない。完全に『分別がついていない』状態。他人の顔色を伺って外部からの入力に『反応』して生き延びてきただけ。なまじ外見が良かったため、間違った『適応』が通用してしまってなおのこと『誤学習』が『強化』されてしまった状態。ここまで拗れてると矯正には理想的な手順を踏んでも数年単位でかかるはず。もちろんラノベなのでそのへんは理想的にサクサク進むとは思うけど、創作ストーリーなんてそんなんでいいでしょう。

原作はもっと妄想が激しいみたいですよ。叩きたい人は原作をどうぞ。106{/netabare}
第3話共同生活
{netabare}同僚女子に同棲がバレてしまう吉田マン

吉田は顔もいいし今時26才独身正社員を冴えないオッサンよばわりは流石にキビシイ。話の内容的にはそこまでおかしいところはないのだけれど、吉田は触られたらキレてもよかったのでは、とは思う。しかしもうバレてしまう展開とは。外部の干渉をどう処理するかでかなり評価が変わると思う。いい感じにして欲しいところ。149{/netabare}
第4話バイト
{netabare}バイト先の同僚にもバレてしまうおじさん。

沙優の立場でバイトできんの?ってのは、あの世界では出来るんでしょう。あさみが作者の言いたいこというキャラですかね。こういうヤンキーキャラってなんか懐かしい感じ。後藤さんもイミフなので重要人物ではなかったみたい。吉田に好感を持ってる人物しかいないのでトラブル展開に発展させる気はないんでしょう。周りからつついて吉田と沙優にヒントを与えるだけの存在。敵意を持った人間にバレたらそりゃ1クールで終わらんよな。ラノベらしくあくまで二人の心境の変化にフォーカスする作りかな。

適応できないポンコツたちにやさしいせかいって素晴らしいとは思いません?168 {/netabare}
第5話現実
{netabare}後藤さんと沙優を引き合わせる吉田マン。

うわああああああああああああ。なるほど。後藤さんのバージン設定ってそういうことか。イミフとかいってごめんよ後藤さん。合点がいった。なんであんな反応するんだろうと思ったら。そうか。そういうことだとしたなら後藤さんの行動言動全て納得。なぜ好きなはずの吉田に沙優を託したのかも。しかしセリフでは何も説明しないのはわざとなのか。余計にどいつもこいつもありえなああああいになりそうなものだが。タイトルだけにとどまらず演出も炎上狙いなのか。それはちょっと悪趣味じゃないですかねえ。多分後でこのへんの説明は出てくるとは思うけど。 209{/netabare}
第6話星空
{netabare} 過去をあさみに話す沙優

ここにきてやっと沙優が主体の展開。矢口のようなキャラは出てくるとは思ったがまさかの同僚。ということは可哀想担当の捨てキャラじゃなくて今後の展開にも絡んでくるのでしょうが、吉田以外の拾う側も何かしら描く気があるのでしょうか。冷静な判断が出来ず側から見たらどう考えても悪手な沙優や、矢口も精神異常者みたいな悪者にしなかったのは後藤さんに比べればまだ今回はわかりやすかったんじゃないでしょうか。

矢口目線で言うと、一定の時期同居するとなると他を連れ込めないんですよね。で、ああいう状態に陥ってる子ってのは突然バックれていきなり音信不通になる。次が見つかるまで、飽きるまではいて欲しいわけで。矢口もご無沙汰ってんでガッついちゃってていざ冷静になれば悪手だったって理解にもなってる。矢口にすれば特に誰かを不幸にしたいわけでもなくて、ああいうすこぶる都合のよくて尚且つ容姿レベルの高い相手ってのは流石にレアなわけで。それでも変に執着せず自分を見失わずにいるところはそこまで困ってるってわけでもなく、また会えてラッキーくらいのもんでしょう。前に出来たからってまた後でも出来ると思うのは男だけですけどね。恋愛感情がなくとも体を開いた相手ってのはやっぱり全くの他人とはなんか違うっていうか、特に若い頃は舐めた感じになってしまいがち。

それよりOPが良すぎませんか。人気作なら神曲判定だったでしょう。前作の弱キャラ友崎くんも今作もオタク向けじゃない作品だったのは不幸か、それともあえてなのか。EDも劣らず良曲。これらの雰囲気からやっぱり素直なラブストーリーなんでしょう。でないとアニメ化されるほど売れないでしょうし。 241{/netabare}
第7話恋慕
{netabare} とうとうバイト先がバレる沙優タソ

今んとこ三島の存在が謎だなあ。ここまでグイグイやる必要あるんか。吉田に干渉する理由が欲しいといった程度のことなのかな。

矢口いいですね。代えの効かないキャラになってる。わざわざ同僚にした意味がわかった。ただこれだと萌えアニメの記号的描写に慣れてるとイミフに映ってしまいそう。クズなのかいいヤツなのかキャラがブレてるYOって思っちゃう人が出てくるのかも。

これも多分色々削り過ぎてるのかなあ。265 {/netabare}
8話
{netabare}とうとう潜伏先が兄バレする沙優タソ

コレを観て犯罪ガーアタオカーな方はウシジマくんとかヤクザものも憎いんでしょうか。


バラバラなネットの反応を楽しめるのがリアルタイム視聴の醍醐味。そういう意味では最近ではこれ以上に楽しめる作品はないでしょう。

ただ冷静に普通に観た時には釣り要素に頼った感が強くて、すごく面白かと言われればそこまでではないんですよね。至ってフツー。切るまでではないけれども。というか漫画だったらありふれた平凡な設定ですよね。これ以上にショッキングで胸糞な設定なんていくらでもあると思うのですがアニメ観る人ってあまり漫画見ないんですかね。漫画はいいけどアニメでやるなってことなんでしょうか。どうしてこの程度でここまで目の敵にされるかが不思議でしょうがないんです。

どうせ最後はくっついてハッピーエンドに決まってるじゃないですか。

それ以外に落とし所はないでしょう。それを陳腐だというならそれこそ漫画読みましょう。できれば90年代くらいのがいいと思います。新鮮さを求めるなら。それくらいアニメ脚本は遅れてるというか。Vivy見てもわかるけど未来SFモノならプレステ1の頃のゲームのシナリオにすら劣る。今のアニメは声優を堪能することに特化したメディア。だれでも感情移入できるレベルに単純化した記号キャラの羅列にしないと掘り下げガーやアタオカーの大合唱で叩かれる世の中。今のアニメはわざとそういうふうに作ってるんだと思います。でもちょっと挑戦したらこのザマなので、やっぱり無難路線でどんどんつまらなくなっていくしかないでしょう。299 {/netabare}
9話
{netabare} 帰宅へのカウントダウン

まあいいや…「うっせえわ」程度でも炎上する世の中ですから。

歳の差ラブコメとしては今季の「恋きも」の方が圧倒的にハンデがあるというか自分の妹のJKにガチ恋する主人公というかなりキモい設定にも関わらず爽やかなラブコメとして観れちゃうのは作者とアニメスタッフの力量の違いなんでしょう。作者の力量は釣りタイトルからでもお察し。力量以上のテーマで炎上商法やったのが運の尽きだったかな。

ニワカな自分の個人的な意見としては
こういうメルヘンご都合茶番劇こそアニメでやる話かなあとは思います。
リアリティのある胸糞話をわざわざ観たくはありません。

でもプロの方は事情が違うのでしょう。困ったものですね。315{/netabare}
10話
{netabare}最終決戦に挑む決意をする吉田マン

結末に近づくにつれメルヘン度が増していって流石に好意的に観てる自分ですらうーむって思ってしまう。なんでもかんでもキレイにしようとし過ぎなのかなあ。ここまでくると最後までとことんファンタジーでも構わないんだけれど、確率的に薄いとしても完全にあり得ない話でないとは個人的に思う。家出少女の中で逃避行動を一定期間続けられるのは、ある程度の容姿に恵まれてるものに限られるってのはリアルすぎるほどにリアルでしょう。狭い範囲で揃いも揃ってってのは名作アニメでもそんなもんでしょう。アニメですからね。

目の前の事象に共感できるかどうかってのは、あくまで自分自身の経験や常識の範囲内でしかなくて、これはやっぱり万人に共感を期待するのは、はなから無理な設定でしょう。困ってる人間に手を差し伸べる俺カコイイってのが透けて見えるとしても、ここまできたら素直なハッピーエンドであって欲しい。

悪意を感じるレベルで説明が足りてない、というかわざとしていないとしか思えない。アニメスタッフがもう嫌々作ってるとしか思えない。原作をバカにしてる気さえする。あのトンデモガントチャートはそういうメッセージにしか見えなくなった。わざとやってるんじゃねーのかって思ってしまう。

誰でもとは言わずとも多くの方々から「共感」もしくは「納得」出来るってのを『記号』って言うんだと思う。コレがそういうものとは違うってのはもう観る前から誰でもわかるとは思うんだけど。

お花畑満開なOPのとおり、現実ではありえないまったくもってリアルじゃ考えれらないようなキレイキレイなお話でいいじゃない。


あ。分かった。
これ新海誠ですよ。ありえないほどのキレイゴト。
あーちがうわこれ。だって掘り下げが足りない!!!!

過酷な環境の黒人が綺麗事だらけの甘々ラブソングを歌うようなもの。
ってことでいいんじゃないの。知らんけど。338 {/netabare}
11話
{netabare} ついに帰宅を果たす沙優チャソ

お兄様も大概だが最後の母親で確信した。
作者様はあまりトラブルとか修羅場とか経験ないんだろうなって。でもね、だからと言ってこういう物語を書いてはイカンとは思わない。とはいってもアニメへの落とし込みが悪意を感じるレベルで雑なので、作者もある意味被害者。こんなネタだからこそライトにチューニングしたとしても流石にこれはストレートに観れる出来ではない。現場の人間たちはこんなもの作らせんなくらいにしか思ってなかったんでしょう。ネタがネタだけにそれもしょうがないとは思いますが。

殆どの方には今回も順当に意味不明だったと思う。やりたいことはわかりやすいけども、ここまでが雑だったから腑に落ちる感は全くなかったと思う。

いうてコレはまだしもスーパーカブですらハンザイダーってもう。アニメが異世界ばっかりになる理由もわかるわ。368 {/netabare}
12話
{netabare}沙優ママと対決する吉田マン

吉田を取り巻くキャラたちはともかく、沙優の親兄弟は完全な想像で書いたのか流石にペラすぎる。でもあそこにリアリティを出そうとすると凄まじい胸糞にしかならないのでわざとなのかも。違うか。こう言う問題は沙優が周囲に温かく迎え入れられることで親と向き合うまでに自尊心を回復するってところまでが肝要だと思うので、兄と帰宅するとこまででもよかったような。その後は別の道を行くにしろ、再会してくっつくにしろハッピーエンドならどっちでもいいんだけど。

これも聲の形同様に当事者の少女たちにはただの胸糞でしかないんだろうか。406{/netabare}

13話
土下座は全てを解決する。みたいになってますが尺ないのでやむなし。母親もある意味被害者ですが、そこまでやったら終わらないし焦点がますますボケてしまう。

吉田ももう完全に惚れてはいるが、あの対応しかあり得ないでしょう。沙優がまだ完全に復活したわけではないから冷たく突き放さず、心変わりしてもそれはそれで構わないと思いながら受け入れる。沙優を待ち望んではいないにしろ、後藤さんにはしっかりとケジメをつけるさすが我らの吉田マン。あさみの嬉しそうな表情も最高でした。


これでも十分に「命」を語ろうとした作品だと思います。
上手く語れてたかどうかは別として。


出来はともかく話題になった時点で勝ちですね。
考えさせられる作品であるキリッってのはこういう話にこそ相応しい。
AIと人間の違いとは?なんかよりも身近な課題でしょう。
でもAIの方が優しい判断するのかもね。

投稿 : 2021/07/05
閲覧 : 664
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

この物語はフィクションです。家出JKを連れ帰るのはただの犯罪です。

社会人×JKのシリアスな方、
とでも言っときましょうか。

コミカライズでちょこっと読んで、
これは賛否両論な作品になるだろうな、
と思ったが、案の定。

正直、吉田さん以外の登場人物に、
いまいち共感が持てないので、
ここでは無視します。

私は少数派だろうけど、
吉田さん称賛派(以下、敬称略)。

吉田は賢者だの聖人だの、
ネットには色々書いてありますが、
私が思うに、
彼は善意の良い人である。

性善説で物申しますが、
人は善意か悪意かの二択なら、
善意が大半を占める、と思いたい。

世の中、悪いニュースばかりが流れ、
良いニュースは流れないので、
悪い人たちが世の中にはびこっていると、
どうしても思わされてしまうが、
大半の人は、
困っている人がいたら助けたいって気持ち、
少なからず持っているものでしょう。

例えば、近年よくある災害ボランティア。
誰かが困っているから、
見ず知らずの人であろうと助ける。
それに対し見返りを求める人はいない。
吉田の精神もそれと同じようなものなんだろう。

一方で、
人助けには勇気が要るし、責任も伴う。
周囲の目もあるし、
面倒事に巻き込まれたくない、とか、
自分がやらなくても誰かがやってくれるだろう、
といういわゆる事なかれ主義な一面もある。

近年、こんな話をよく聞く。
迷子で泣いている子どもがいても、
声を掛けてはいけない。
何故なら、不審者や誘拐犯に間違われるから。
まあ世知辛い世の中だと思う。

家出JKを連れ帰るのとは別次元だが、
周囲の目を気にせず、
見返りも求めず、
面倒ごとも厭わない、
ただ困っている人を助けたい、
という勇気は、
このご時世、なかなか奮えないものである。
{netabare}
作中の吉田の行為は犯罪であり、
本人もそれを自覚している。
これ自体を擁護する気はない。

ただ、結果的には、
1人のJKの人生を救っている。

沙優は毒親のもとで自分を殺しながら生き続け、
親友の自死を目の当たりにし、
おそらく普通の思考ではいられず、
もしかしたら自らも命を絶っていたかもしれない。
その1人の人生を救ったという事実を、
ただの犯罪者と切り捨てるのはあまりに安直だろう。

そして、
沙優を拾った後の責任もしっかりと継続している。

沙優と一緒に過ごすうちに、沙優からの好意に気づき、
吉田自身も沙優に好意を抱き始めていたのだろうが、
自分が行っていることは犯罪であることを認めているからこそ、
一切手を出さず、沙優からの誘惑も受け流している。

沙優は家出JKであり親の庇護である。
なし崩し的に一緒にいてはいけないという事を、
理解しているのだろう。
だからこそ、ちゃんと親の元に帰し、
大人になっても、犯罪まがいの事をした自分のことを、
好きでい続けてくれるなら、
自分は待つ、という姿勢を貫いている。

そんなピュアな恋愛的見方をすれば、
終わり方も納得。
進学したのか、
社会人になったのか、
はたまたニートの押しかけ妻になるのかは、
想像に任せるしかないが、
こういう結末は自然で良い。
{/netabare}

ちなみに、最終話、ED後の、
「今度はあなたの家に泊めてよ❤」が、
面白い具合に物議を醸してますが、
当然ながら、
私は吉田のような、
勇気ある善意は持ち合わせていない。。。

まあ、JSであれば、
迷わず連れ帰りますけどね。

...ここまで真面目に書いてきたのに、
台無しだよ。。。

投稿 : 2021/07/04
閲覧 : 157
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kurosuke40 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

私を見る人

吉田と沙優の(疑似的な親子関係のような)関係と言う、作者の描きたいことは描けており、個人的に好みでした。

ですが、社会的に重い導入に関わらず、社会の厳しさが出てこない。愛を語るのに社会の視線を気にしないといけない葛藤の話はなく、おとぎ話のような印象は拭えません。題材に対してそこらへん肩透かしを食らった方もいてもおかしくないですね。

でも、おとぎ話がイイんだよなー現実は見たくないわーというものあり、これはこれで好きです。


吉田と沙優の関係について。
人は自分を見る誰かの視点に立って、自分を愛することができるようになるものです。通常まずその誰かは「親」が担うことが多いのですが、沙優はそのような視点に恵まれませんでした。
吉田に出逢う前、家出中の沙優に与えられた眼差しは『女』です。
見かねた「吉田」が、最終的に沙優を見守るという形になり、沙優はその視点から自身を愛せるようになり、自立していく。

それと同時に吉田の方も、見る立場になるということは同時に「沙優」から見返される立場になるということ。「ひげを剃る」行為は吉田がその立場を弁えるという象徴的な行為であり、吉田も「沙優」から見て(保護者的な)自身を自覚していく。
特に印象に残っているのが夏祭りで吉田が「俺が買ってあげたいんだ」と言い直したところでした。

離婚時に判断能力のない幼い子供に母親と父親のどっちについて行くかと子供に聞くような話がありますが、その内実は選択の責任を子供に押し付けているとも言えます。その責任を引き受ける覚悟を吉田が自覚したのだと思います。

これは沙優の母親との対比でもあり、彼女は『母』という眼差しを拒絶していました(おそらく一度否定されたことで受け入れられなくなっているように見えます)。「(沙優の)母親は私しかいない」という言葉が彼女に響くのは、受け入れざるを得ないという諦念から、かもしれませんね。


蛇足
いっそのことこの世界では吉田の行為は犯罪かどうかは一切言及しない形の方が賢明だったかもしれませんね。
社会の視点が混じると一気に複雑になるので、大事なところの見通しがつけやすい利点はあります。おとぎ話の特権ですね。
お兄ちゃんは違う父親っぽい。
ぶっちゃけ「吉田」のこの立場に一度なってしまったら欲情できんよな。

投稿 : 2021/07/04
閲覧 : 155
サンキュー:

6

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楓りんだ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

酷かった……

まず、犯罪を助長しているという声があるが、そういう人は、創作物を見るべきでないし、見ない方がいい。ミステリー全般も犯罪の助長というのだろうか………女子高生という単語に過剰に反応しているだけの気がする、逆に、過剰反応する人の方が私からしたら気持ち悪い。創作物ということを理解した上で見た方がいい。
アニメ内容は、作画、演出、声、などにところどころ酷い部分があり、12話の盛り上がるシーンでは特に酷く感じ、逆にさめてしまい、途中で見るのを辞めるか悩んだくらい。
ストーリー展開も、納得できない部分も多い。演出による説明不足もあるのかもしれない……
放送開始時には、期待値が大きい作品だったため、より酷さを感じた。

投稿 : 2021/07/03
閲覧 : 186
サンキュー:

4

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

吉田さんカッコいい!!

全13話
最終的に、吉田さんカッコいい!!
血縁も身寄りもない女子高生に対して
ちゃんとした思想があって行動力もあって
自分が主人公であれば、吉田さんに惚れてる。
また、そんな吉田さんだからこそ
惚れてる三島さんや後藤さんの気持ちもわかるが
三島さんは、吉田さんが好きなのに
さゆちゃんのことを考えて行動して
言葉はきついけど的を得てる。だが、決して
さゆちゃんと吉田さんの生活を邪魔しない
そこがいい。
コンビニで働くことになって出来た友達
あさみもいい子で!!将来の夢を2人で語らったり
さゆちゃんの話に耳を傾けてくれるあたりとてもいい子
さゆちゃんの母親には、すごく腹がたったが
最終的に家に戻れて元の生活にももどり
兄も前より、積極的に取り組んでくれるのでよかった

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 201
サンキュー:

1

ネタバレ

スプリット さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

フィクションとリアルの区別の難しさ

原作未読。
現在スーパーカブの一件などフィクションとリアルの区別が話題になっています。
このアニメを見てどこまでをフィクションと見るべきかが難しいです。
以下作品の感想
{netabare}
女子高生を拾って家に住まわせる→現実ならアウト
主人公が女上司にセクハラ発言→現実ならアウト
女子高生を住まわせてることが上司や部下、同僚にバレる→現実ならアウト
女部下が女上司に楯突く→現実ならアウト
住所不確定の女子高生をコンビニアルバイトとして雇う→現実ならアウト
レ●プまがいの男がなぜか次の話で良いひとに→?

どこまでをフィクションと捉え、リアルと捉えるか。
本当に永遠のテーマですが舞台は現実の日本での話らしいので本当によくわかりません。

これだけは言えるのが、そもそも話が今の所面白くないと自分は思っています。
なぜ家出したのか、そこがわかれば何か変わるのでしょうか。

ー追記 2021 6/1ー
なぜ家出をしたのか、その理由が判明。
こういう理由なら前半に持ってきてくれた方がまだキャラたちに寄り添えたかな。
ちょっと突然だなと感じました。
正確には何かあるぞという演出が足りなかったというのが正確かな?
制作のNO.9さんはキャラを可愛く見せるのには定評があるが、作品の本来見せたいはずのモノをストーリーにすることが出来ていないことが多いです。
りゅうおうのおしごと!の感想でも書きましたが(よければ見てください)、作品がとにかく薄く見えてしまいます。

全てを説明する必要はないと思いますが、ある程度物語の一貫性がないと視聴者は?になります。
そして原作を読まなくてもアニメはアニメだけで楽しめる作品が増えて欲しいと思っています。原作販促を促すのは当然ですが、メディア展開をする以上は良いアニメになってほしいです。
もちろん原作によって面白い面白くないはあると思います。そこは同情します笑。ちなみに今回はこれだけ書いといてなんですが同情です。

何をテーマにして、何を伝えたいのか、何が魅力なのか。最後まで見ます。

ー最終更新日ー
携帯小説のような話でしたが13話まで追ってみるとなんやかんやで別れが寂しいクール終わり。
いいぞもっとやれーと心の中でヤジを言いながら最後まで観ました。
オチとしては無難な感じ。大学生?になったら手を出せますね。
無事完結ということでお疲れ様でした。
{/netabare}
2021 5/30 初投稿
2021 6/1 追記
2021 7/2 最終更新日

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 250
サンキュー:

8

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ちぐはぐ感はありつつも、色々考えさせられた作品

原作未読。
こういうインモラルなタイトルの作品って、
なかなか手に取ろうと思えないんですけど、幅を広げるつもりで視聴開始。
「拾う」ってのも、モノ扱いみたいでちょっと嫌悪感があります。

【作品概要】
 26歳サラリーマンの吉田。
 5年片想いの女性に振られ、やけ酒フラフラで帰宅途中、
 家出少女を拾って泊めることに。
 奇妙な共同生活が始まります。

【作品に対する感想】
 詳細は後で書きますが、結果的に視聴してよかったと思います。
 描写不足でいろいろ勿体ない所もあったと思いますけど。

 リアリティを追求する人には無理がある物語と思います。
 ただ、いろんな立場のいろんな年代の人の考えや思いが交錯し
 考えるきっかけをくれたかなと思いました。

1)物語
 1クールでまとまってると思います。
 物語の性質上、こういう纏め方にするしかないよねって思います。
 主人公吉田が最後まで筋を通しきったので、好印象です。
 ただ、吉田の心境の変化をもっと丁寧に、いろんな物語を絡めて
 描いてくれるともっともっと良くなったと思います。
 あと会社の同僚との絡みもね。
 この辺は尺の限界ですかね。

 物語が始まってから沙優が出会う人がいい人過ぎて(一人除く)
 リアリティは欠落してます。
 これだけいい人だらけなら、もうちょい犯罪も減るでしょうし、
 暖かい世界だと思うんですよね。
 もちろんそんな世界だったらいいなとは思いますけど。
 普通なら沙優は落ちるところまで落ちて、戻れないんでしょうね。

2)作画
 沙優かわいい。
 それに尽きます(笑
 特筆すべきはそのぷにぷに感!!(核爆

4)音楽
 OPが物語の内容と合わず、軽~い感じがしました。
 ちょっと減点です。

5)キャラ
 大人組→沙優に対しては皆さん、大人ないい対応してます。
 ただし大人同士の恋愛ではシッチャカメッチャカです(笑。
 まあ過ぎた時代のことは客観視してアドバイスできるにしても
 今の事となるとなかなか俯瞰できずにおかしなことするわけですね。

 ➀吉田さん
  仕事ぶり、人間性からいい人いてもおかしくないと思うんですけどね。
  20代の男性って女子高生と年が近すぎて、
  娘と見るには無理があり、かといって恋愛対象にするには法の壁やら
  子供過ぎるやらで、微妙なところと思うんですよね。
  あれだけのことがあって「いただきます」しなかった吉田さんは
  鋼鉄の精神だと思いました(^^;
  そして筋を通しきった上、最後も激情に流されなかったこの方は
  すごい人だと思います。

 ➁沙優
  環境と状況が悪く重なり、落ちるところまで落ちそうになったものの
  物語が始まって以降は神がかり的な確率でいい人に出会い、
  どうにかスタートラインに戻れた娘。
  なんでこんないい娘がこんな目に合わんとあかんかったんかなーって
  思ってしまいます。
  やってしまったことは戻せないので、
  せめてこの経験を今後に生かしてもらえばと切に願います。

 ➂後藤さん
  沙優に対してのオトナな言動と、吉田に対する意味不明の言動との
  不一致で、一番違和感大きいキャラでした。
  私は「は?勘ってなんやねん」と思いましたが、
  女性からするとまた違う印象なんでしょうか。
 
 ➃三島さん
  この娘も沙優に対してはしっかりな大人でしたが、
  吉田後藤に対しては「え?」って思う言動も。
  蹴りいれたりとか、TPO無視ででかい声出したりとか。
  ただ後藤さんほど無茶苦茶ではなく、許容範囲でした。
  逆にいい指摘もしてましたしね。

 ➄あさみ
  君何歳?(笑  
  と言いつつ、おっさんになると彼女のピュアな言動が
  とても貴重で大切なものに見えます。

6)ツッコミどころ
{netabare}
 矢口 恭弥
 「力を持ってて
  他人の人生を自分の思う通りにできると思ってる人が嫌いなんだよ」
  お前が言うなああああああああああ!!
  過去をネタに脅迫して思う通りにしようとした人が何か言ってます。

  沙優も沙優で、レイプ未遂の相手がいる時点で普通バイト辞めません?
{/netabare}

7)考えさせられたところ
{netabare}
 ➀人のためを思って行動してるつもりが自分のためになってる
  三島が吉田に言った言葉ですね。
  正直「何が悪いの?」と思いました。
  自分の信念や思いがない行動なんてあるかいな と思います。
  それに吉田は相手のためと思って行動してますしね。
  それが合う/合わない、共感できる/出来ないだけの話で。

  ただ同時期に視聴していた俺ガイルの由比ヶ浜の話も相まって、
  相手の善意を否定するのは押し付けであり、
  相手を悲しい気持ちにさせることは良く解ったので、
  心にとどめておきたいと思いました。
  
  俺ガイルと合わせ技で、結構影響受けた言葉でした。
   
 ➁対価って何だろう
  無償の優しさ…正直私もこんなものないと思います。
  対価が金銭とか、(この作品にあるように)カラダだったりと、
  受け取るものが直接的な、目に見えるものだと
  分かりやすいだけで。
 
  「私助けてあげました」といった「善行を積んだ満足感」やら
  「上から目線の優越感」やら精神的な満足感も対価になりえると
  思うんですよね。(歪んだ言い方)
 
  ずーっと一人の吉田からしたら沙優の存在って大きいと思います。
  ずぼらになってる家の事とかあれだけちゃんとやってくれるなら
  十分対価になってるかなと思います。
  それに一人に慣れた後の、同居人のぬくもりって結構でかいと思います。

 ➂吉田が沙優を助けたことはどう評価するべきか
  作中でも言われてましたが、犯罪者というのは簡単なんですよ。
  日本の法律はそこで線が引かれてますので。
  ただ、彼のやったことが悪なのかと言われれば、断じて違うと思います。
  沙優は吉田と出会わなければ、死んでるかもしれませんし、
  もっと酷い状況に追い込まれてたかもしれません。
  沙優をあそこまで追い込んだ周囲のケツ拭きを一人で負うことになった上、
  大きなリスクを背負ってまで、沙優を元の世界に戻した彼を
  犯罪者と断じる気には、到底なれないです。

  もちろん法律が悪いかと言えば、そうでもないんですけど。
  そこで線を引いとかないと、別のケースでもっと被害者が増えるでしょうし。

 ➃沙優の過去
  とても胸糞悪いものでした。
  ある程度想像してましたが。
  この手の事件や物語を観てるといつも感じるのは、
  罰せられて死ぬべきは加害者であるべきはずなのに、
  何故被害者の方が苦痛の中で死ななければならなかったのか。
  この手の加害者は無自覚なので、生きている限り無自覚に
  周囲に害悪をまき散らし続ける存在になるんでしょう。
  (実際私の周りにもそういう人いますし)
 
 ➄沙優母
  バックグラウンドが沙優視点しか語られてないので、
  何があってああいう言動になったのかは分かりませんが、
  少なくとも自分の事しか考えていない毒親ように思えます。

  おそらくこの母は他者の悪意や攻撃に、非常に過敏なんでしょう。
  吉田と沙優兄に土下座され、自分が悪とされようとしているときの
  錯乱状態を見ると、そう思えます。

  だから常に精神は追い詰められた状態。
  だから娘と言えども気をまわしている余裕がないんでしょう。
  娘を救ってくれた吉田に対して失礼極まりない態度を貫いている
  自分に気づいていません。
  こんだけ精神がヤバい状況で家を守ってる。
  だから私を助けて下さい。認めて下さい。
  そういった心情のように思えます。

  「どこからが間違いか分からない」と彼女は言いました。
  この母親は父親の浮気を引き留める材料として沙優を産んだ女性。
  娘を取引の材料として産んだわけですよね。
  もちろん父親の責任を放棄した元夫が最悪なのは当然として
  娘を取引材料にしようとした母も沙優にとっては同罪ではないでしょうか。
  沙優に関しては最初からずっと間違え続けてるんだと思います。
  やはり沙優の親たる責任を負える状態ではないと思います。

{/netabare}

8)エピローグ
{netabare}
 もう俺たたエンド以外無理な状況でした。
 
 沙優は「助けてくれた吉田さん」というフィルターを外して
 ただの一男性として吉田を改めて見たうえで、
 本当にパートナーとしてふさわしいか選んでほしいなと思いました。

 後藤さん、三島さんは沙優がいない2年間で吉田を
 振り向かせることができなかったので、さすがにもう脈なしでしょう。
 後藤さんは勘で振って、最大の魚を逃がした…と。

 沙優兄は、もう吉田に沙優をもらってくれって思ってるんじゃないかなと。
 吉田の仕事の側面を見てないですが、人格面では相当信頼してると思います。

 

{/netabare}
 

投稿 : 2021/07/02
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20

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

もし動物じゃなく、人間を拾ったら?

吉田=ジョナサンジョースター
荻原 沙優=エルザ、倉井佳子
後藤 愛依梨=やよい、桂音、日高葵
三島 柚葉=京乃まどか、ロザリー

1話 そう安々と...
{netabare}失恋をしたリーマン
その帰り、運命的?な出会いを果たす...
ああ悪いが、{netabare}彼女から誘うけど入会の気は無い、{/netabare}ただ味噌汁が飲みたいだけだ...
だが、そこまでバイーンを出さないで貰いたい...
学生証で分かった、この子、北海道からやって来ただと!?
しかも、帰りたくないとか言ってるし...他にアテがあるのか?なもんねーだろ!
だからこそ、働け、
誘惑するなんざ、アンタはバカたれだ!何で青春しなかった!
金の重みを知れ!バイトでな!
まあまず、布団は購入しました。それと寝間着も{/netabare}

2話 携帯を買う
{netabare}前の携帯は海に投げ捨てた模様...
大丈夫か?携帯無くても...
その代わり、化粧品や大量の本を購入
でもなあ、その無理に笑顔を作るのは止めてくれないかな
ここは約束を守ってくれれば、貴女の家なんだから...

だが、俺は三嶋とかいう部下とは付き合ってはいない...
何故か失恋した後藤さんに言われたのだった。晩飯の席で
その帰り、携帯を差し出した吉田
良かった、嬉しそうだ...{/netabare}

3話 程遠い願い
{netabare}開幕、沙優は誰かと{netabare}入会する夢を見た{/netabare}
何故そこまで吉田さんは求めないのだろう...
いくら共同生活始まったとしても寂しい...
今日は同僚と映画を見に行ってから帰ることになった吉田
そこで...追いかけて行ったら皮肉にも...

そうか、私、嫉妬してるんだと心から思った沙優
そこであの同僚が...
実は彼女の方も家出を嘗てしていた模様
そして思いをぶちまけた

その後家で...
...だから、入会の気は無いって言ってるだろ!
だが沙優が言うには、どうして吉田さんは家においてくれるのかなってこと
何でそんなに気にかけてくれるの...?それが疑問で仕方が無かった沙優だった
でも俺に言えることは、アンタが来たことで、生活感が生じたってこと
生きがいも出て来たってことだ。だから服着ろ、俺は入会する気はさらさら無いってことはこれで分かっただろ?{/netabare}

4話
バイトすることになった沙優
そこで同学年のバイトの先輩に会うことに、それがあさみ
へ?家に来る...!?
彼女が言うには、沙優の笑顔に気を付けろとのこと
本当と嘘の笑顔の見分け方にな...

一方吉田は仕事の帰り、後藤さんとヤキニクにて
...へ?まだ恋愛フラグ残っている...!?
しかも会いたい...!?沙優に!?
何言ってんだ?後藤さんよぉ...
でも貴女は{netabare}SOXに入会していない...{/netabare}

5話
貴女はいつまでここにいる気?
後藤さんの言葉が刺さる...
家出してきた身でも、その回答は...?
青春しろ、それに尽きる後藤さんの言葉だった

一方吉田は、外で同僚と出会って
もし私が泊まってもいい?って言ったらどうするの?という質問を聞いて、回答できなかった

6話 過去の因縁
バイト先で出会ったアイツ
それは沙優にとって因縁の男だった
既に入会した分際で...!

止めに入った吉田さん
もう手ぇ出すんじゃねえ...!

その翌日、吉田さんが帰れないってことであすみが来ることに
そこで彼女は小説家になりたいという夢を沙優に言った
それで両親と喧嘩したことも...

7話
沙優の未来
それは一体何なのか
考える中、バイトに勤しむのだった
だがバイト先のコンビニに一台の車が...

三島は吉田さんの連絡先を手に入れた
そりゃあ彼女も好きだから...

そんな中、アルバムを見つけた沙優
俺にも片思いしている子がいたんだ

8話
あの黒い車の中におったのは沙優の兄貴
必死で探していた。だから帰るべきなのか...?
そこに夏はやって来る
貴女の目的は達成したのか?いつまで厄介になるの?
沙優の回答は...?
そこで三島と共にカラオケへ
残業で遅くなった吉田さん、あの優しい顔を見せてくれたら...!
悔しくて泣いた三島だった...貴女は小春と同じく負けてしまうのか...?

私、やっぱり帰る
そう花火を見終わった後に言った沙優
もし私が高校生じゃ無かったら拾ってくれたかな...?
翌朝、ついに突き止めた沙優の兄貴
二人の運命は...

9話 沙優の過去
その痛みは誰に匹敵するか
沙優はいじめられることは無かった。その代わりにぼっちだった子が狙われる羽目に
ただ傍にいるだけでは助けられなかった。その果てにあの子は...

そう、貴女は(いじめられてはないが)琴浦さんと同じ道を辿る羽目に...

それが家族に飛び火してしまった。沙優の誘導で自決したんじゃないか?と

その後兄貴に30万貰って東京へ
そこから吉田さんに拾われるまで、{netabare}エンコ―でここまで来たってこと{/netabare}
さあ、貴方はどうしたい?吉田さん...
だが俺は赤の他人だ...

10話 愛の形
後数週間したら帰ることに、もうこれ以上吉田さんの手出しは...
仕事帰り、兄貴と出会った
先週の非礼を詫びたいと...

その後、彼女から自炊のためのノートを貰った。嬉しい限りだ
その夜、公園にて...
そう、もう逃げる訳にはいかないから、過去を放っておくわけにはいかないから
そして最後の夜、一緒に北海道に行けばいいじゃないの?と同僚は言うのだが...
確かに、今回の件の中核にはいるけども...

そんな中、仕事中
へ?沙優がおらんくなった!?
ってことですぐに帰ったのだが...

ったく、騒がせやがって...!
しかし、ここまで来たのもなんだ
俺も一緒に北海道に行ってやるよ、そうケツイした吉田さんだった

11話
そして北海道へ
悪いがここまで来て蜻蛉帰りはしねーよwww
実家へ行く前に、オシャレな喫茶店でブレイク
俺が東京でもこんなとこに来ると思うか?

そして夜、私行きたい場所があるんだ...
そう、母校に
フツーに不法侵入している件
でも、ここの屋上が...
私は未来を変えることができなかった...過去にフェンスは存在していなかった
だがもう過ぎたことなんだ
止まっていたらいけないんだ
そして帰って来たが、開幕バシィ!
...手荒いねえ、母さん...

12話
どんな道辿っても、愛せる子供は親だけだ
産むんじゃなかったって言う筋合いはねえ...

13話 ケツイ
沙優も土下座をした
卒業まで面倒を見る、そう母さんは言った
これで終わり...なのか?
貴方はどうしたい、吉田さん

それでも貴方のおかげで一歩を踏み出せたのだから...
そして帰った数年後...
「やっと会えたね...」
「ああ、待ってたぞ」

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 449
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11

ネタバレ

コタロー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

賛否両論あるみたいだけど 8話まで見て!!の思いと最後の一言で台無し

まず、アニメであること。だと思います。
題材や内容に関して、法的にどうだ・・倫理がどうだ・・とか
どうでもいいかな・・・!

人は感情があり正義感もあります。
見せたく無いと言う思いもあるだろうし
みたいと思わせる気持ちもある。
前半だけ見て思ったのは
あまり良くないかなぁ〜と思っていた。

しかし
8話を見て少し意見(気持ち)が変わってきた。

人それそれ悩はあるもの
いじめや身体的に偏見で見られたり
見た目や喋り方・・・人それぞれである
いじるやつもいるし、無視するやつもいる。

学生生活で学ぶことは学業だと思うが
仲間や友達、共感できる相手か、
相手の事を思ったり・・・
つまり、対人折衝能力かと思う。

勉強なら、家でもできます。
勉強できなくても、働いている奴もいるし
学校行かなくても
起業している人もいる。

集団生活は学生でしか体験できない、経験できない
事がいっぱいある。競争することも

たしかに、エンコー
ぽいタイトルだが
作者はいろいろ考えているんだと思います。
商法的には成功と言ったところかな・・・

家族に相談できる環境
仲間に相談できる環境
それを養う為に集団生活はあると思う

相談できる友達や家庭環境にも影響されるだろう!!


8話〜最後まで見て
最後の一言で幻滅した。
”今度はきみの家に泊めてよ”の一言

アニメだからいいのだが
最後は綺麗に纏めてほしかった。点数は8話までの想いを残すよ。

投稿 : 2021/06/30
閲覧 : 316
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4

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yukki さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

予想を裏切る成長作品

 CMではもっと甘々な作品だと思い、あまり期待せずに見てみると、ヒロインの沙優がかなり辛い過去を背負っており、私が嫌いな愛のない性行為を見せられ私の心も辛かった。主人公の吉田が好青年であり、彼と関わることによって沙優は希望を持ち、成長していく過程は私自身まだ年端もいかないはずなのに、親目線で見てしまった。沙優の親との会話も腹立たしく思っていながらもあくまで大人としてのできるだけの対応を見せており、リアリティを感じた。単純にお互いが恋に落ち、人間社会そっちのけでいちゃいちゃするアニメでなくて本当に良かったと思う。一つだけ納得いかないのは、コンビニの男店員が屑なはずなのにいいやつの片鱗を見せるのは嫌いだった。最もこれこそがリアルということかも知れないが…

投稿 : 2021/06/29
閲覧 : 154
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5

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

大人であることを生かし切れなかった

吉田さんの罪状確認したがやはり未成年者略取が該当するなw

他のレビューは物語の事まったく語っていないので
ちゃんと全話視聴した私からきちんと書いて行きたいと思います

まずこの作品の第一印象は「少し前の実写深夜ドラマだな」

好きだった人に振られた帰り道で偶然の出会いは
手あかが付きすぎるほど使われているお約束

女子高生のサユちゃんは家に着くなり誘ってくるも
酔って記憶のない中で断る成人君主ぶりw

お礼がしたいと言ってきたサユちゃんに
「味噌汁を作ってほしい」とリクエストし
翌日吉田さんに味噌汁を作る

そこでも誘ってくるサユちゃんに
「こんな娘を間違った意識にさせた男たちは許せん
俺がきちんと正しい道に導いてやる」と決意し
同居生活がスタートする

設定が26歳のサラリーマンなので
「大人の視点」と言うのをキーにしたかったと推測するが

吉田さんの性格が「大人になりきれない人」になっているので
やっている事が尽く幼く見えてしまう
この辺はキャラクターデザインも影響しているけども

普通女子高生を家でかくまっていると知ったら
何らかのアドバイスをすると思うんだよね

特に振ったけどホントは好きな後藤さんとか
ずっと片思いで見ている後輩の三嶋さんは
心配してアクション起こすのかなと思ったら

二人の関係を見守ってしまうので
ここら辺も見ていて勿体ないと思った

まあ大人じゃない事に振り切るなら
二人とも吉田さんのアパートに引っ越して
サユちゃんに手を出さないよう監視するみたいな
ラブコメ要素入れてもいいんだけど

一番大人じゃないのはサユちゃんのお兄さん
妹思いだとサユちゃんの口から出ているけれど

それなら家出るときに金だけ渡して
外に放り出すようなことしないだろ

最後の吉田さんに気持ちですと
飛行機のチケット渡していたけど

どっかのボンボンみたいに金で解決か
こんな奴が社長の会社絶対働きたくないw

逆にサユちゃんやアサミちゃんの高校生組は
ある意味大人な視点をもっているキャラとして
描かれている

サユちゃんは生まれた直後に離婚したと言う背景があり
お母さんに疎まれて育ち

孤独を生きている中でやっと巡り会えた親友が
目の前で自殺してしまう

そういう心の傷を持っているから
愛想笑いを人前で見せるようになったし

やがて自暴自棄になり
偽名を使って男の元を転々とするようになる

セックスしている間は家に残れて
飽きると捨てられると悟っていたのは見ていて切ない

アサミちゃんは政治家の父と弁護士の母の家庭環境で
殆ど一緒に過ごすことが出来ず
決められたレールを嫌がりギャルの格好をしている

サユちゃんをお気に入りの場所に誘った時
両親への感謝もしつつ小説家を目指す下りは
ここまで出てきたキャラクターで一番大人だった

CMのキャッチコピーが「甘酸っぱい大切な日々」
最終回にもそれっぽいセリフが出てくるけど

う~んビビットに伝わったシーンが思い出せない

逆に最終回まで実家で誘っているサユちゃんに
「ま~たお母さん発狂させる気か」と若干ドン引きしてしまった

全話見て思ったのは吉田さんがサラリーマンじゃなくて
大学生だったらこの話でも辻褄合うよな

サユちゃん側を大人にするなら下ネタじゃなく
吉田さんや周りを手玉に取る小悪魔にしてほしかった

投稿 : 2021/06/29
閲覧 : 206
サンキュー:

6

ネタバレ

あぁ流川 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

エロ展開なのに絶対やらない男

なんだこの修行のような話は?
この寸止め感は高木さんのようだな、エロ同人作家のおかず素材だろこれ。
JKの声がまた、高木さんとは別の良い感じ。
沙優のキャラ作画はすごくかわいい、そしてFカップ、シモは糞ビッチ…まあ見た目も不細工じゃ誰も見ないわな、同人エロマンガ先生、はやくこれ書いて…いやいや。
男は髭じゃなくて頭を剃る和尚になるそして女子高生に説教するだな。

吉田さんの和尚対応が際立つ2話
煩悩をぶつけられんのは上司の後藤さんだけ、バストはIと判明wこれもはよ描いて先生!

3話…ここで断念しそうな人増えそう、エロ過ぎ。
規制枠じゃない作品でSEX見せるやつ今や絶滅だったが、「クズの本懐」以来かな?
家出援交した場面から始まるのか、犯罪ですが。
ここではみゆきと偽名を名乗っている、吉田さんに本名を話して、しまったという顔をしてた所の回収、ここの回想(夢)では下着の色が白、吉田に拾われた時は黒、援交始めたばかりと推測、時系列の情報もいれてくる。
そして沙優は欲情する、嫉妬する、誘惑する。
極上女子高生から裸で股間触られて我慢できますか?無理!でも吉田さんは和尚なのでやりません。
なんて強情なんだ!
沙優の気が済むまで居てくれの言葉、やらなくても恩返しはしてもらってるとか吉田は話す…なんかこれでわかりあえて同居生活が本格的になるようだ。
あんまりスッキリしないがまあいいか。
吉田さんの部下の女にばれた、関係はばれてないようだが…どうごまかすんだろう。
どこまでも真面目に生きる吉田、部下の女、バイト仲間になったJK、そして後藤さんにもありのままを告げる4話。
あくまでも保護者として接しているというのが拠り所、まあいいか。
それより後藤さんのカミングアウトが衝撃、30で処女だよ!JKがビッチと対比させてる。吉田が好きでしたもまあまあ驚きだが、えっとこのあと吉田と後藤さんはやるのかい、やらへんのかい?
沙優の過去が少しでる、友達を死なせてる?トラウマがある模様。
5話
後藤さんも保護者の仲間入り、犯罪の正当性を長々と…いや丁寧に説明してる。
部下の女はまとわりつき吉田に女心を説明してる。
Cパートでナンパ野郎がコンビニ店員に、まさか昔家出援交した奴?みゆきって言いそう…ビンゴですがBPO的に完全アウトの6話
ナンパ野郎も最終的にはさゆの更正に同意の模様。
そんな訳あるかい!が多すぎだけどフィクションだもんねこれと冷静になってみる、この放送直後、BPOのCMが流れる、青少年に悪影響あるかも?人権侵害じゃない?ん~どうだろう?より良い番組をみんなで考える第三者機関、通報されるだろうなあ…
7~8話
コンビニのナンパ野郎が手のひらかえして沙優をかくまうとか矛盾過ぎて切りたくなったがとりあえず継続、夏祭りの浴衣サービスが目の保養だったなw沙優は裕福な家族だったようだ、引き取りにきた兄は何処ぞの社長、探偵らしきお付きを使って沙優を監視、アジトを突き止め吉田宅へ突入…てなるのかな?
9話
沙優の過去、自分のせいでいじめられた友達が目の前で自殺される、母親からはあんたが殺したんじゃないかと言われる。これはあかん、設定が悲惨すぎだろ…あいみょんの歌に飛び降りた人を歌った曲があったが、いやキツイよこれ。
10話
追い討ちの情報が兄から伝わる、母親が沙優を身ごもった時、父親は浮気していて中絶を求め母親が繋ぎ止めるために沙優を産む、父は去る、母は沙優を愛さない、なんだこの修羅場は?11話は過去への決別回かな?スルー。
12話
覚悟を決めて帰ってきた沙優に母親の絶対言ってはいけない一言、「あんたなんか産まなきゃよかった」このアニメはこれ言っちゃうんだよなあ…
そして吉田和尚がらしく振る舞う。
水ぶっかけるのをぐっと抑えて土下座。愛かねえ…
そして沙優は家に帰る、おしまい?
最終回は是非後藤さんとsexしてよ、ちゃんとしてる二人なんだしw

名残惜しく別れの場面を長々とやり、エンディング?静止画の紙芝居が始まる、後藤さんにごめんなさいをする吉田、ふったんだ?沙優は卒業?
帰り道のあの電柱下に沙優がしゃがんでお待ちしてますでエンド。
ラノベじゃ後藤さんとのベッドシーンがあったような事かいてるYouTubeがあったようだけどカット?
後藤さ~んまだ処女?

振り返ると狂気で病的なフィクションだった、お疲れ様。

投稿 : 2021/06/29
閲覧 : 391
サンキュー:

9

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

そりゃ、おっさんの気持ち悪い妄想と言われても仕方ない。

詳細は公式でも。

小説投稿サイト「カクヨム」に投稿され、角川スニーカー文庫から書籍化(全5巻)された作品だそうです。
=====初回視聴後、所感です。
{netabare}
職場の女上司にフラれた主人公が、やけ酒で泥酔して帰宅中に、道端に座り込んでいた黒パンツ丸見せの家出JKを家に泊めるというところから始まるストーリー。

そのJKは、旭川から同じように行きずりの男の家に転々と、自らの身体を代償に泊まり歩いて上京してきたそうです。今回も、そのつもりでしたが、EDの主人公は「ガキの身体に興味ねえ」と、JKのFカップ見せての誘惑を拒否。翌朝には説教しつつも、住まわせてやることにします。

というお話。

何らかの事情で家出して旭川から来たJKというところまではいいと思いますが、上京までの道々で男の家に身体を提供して泊まり歩いてきたって、そんな設定要ります? ただの「神待ちJK」じゃん。きっぱり拒否するEDの主人公アゲをやりたいんでしょうけど。

そして、Fカップで料理上手って、もうそれならJKである必要なくないですか? これも、オンナとして性的な魅力に溢れているけど、JKだから手を出さないという倫理観あるEDの主人公アゲなんでしょうけどね。でも、家に連れ込んだら事案ですよ。

カクヨムも、なろうと似たようなサイトなので、作者と読者の妄想大爆発な作品が多いわけで、そりゃこんな設定を出されたら、気持ち悪いって言われても仕方ないです。

作画、キャラデザは悪くはないですね。ヒロインのJKは、CV市ノ瀬加那さん。かなり可愛いですね。

こんなセクシャルで家庭的なJKの蠱惑をかわすという無理筋を、どう強引な展開で見せるのか気になるので継続視聴します。
{/netabare}
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
沙優が携帯を持ってないのは不便だということで、吉田はスマホを買ってやることにします。

職場の後輩・柚葉がミスをして、フォローのために一緒に終電まで残業に付き合います。上司の後藤に振られた話をすると、同情なんてしてない。むしろラッキーとか言われてしまいます。

そんな上司の後藤に呼び出され、焼き肉を食べに行く吉田。なんでも質問していいという後藤に、なぜ誘ったのか聞くと「振った男が、すぐに若い子に取られるのはなんか悔しい」のだそう。そして、カップ数を聞くと「Iカップだよ」と答えてくれました。

そんな意味のわからないモヤモヤなサシ飲みを終えて帰宅すると、沙優は「なんか嫌なことでもあった?」と、まるで嫁のような口ぶりでFカップを「当ててんのよ」とばかりにハグ。「どう? 女子高生のハグは。元気出た?」で終了です。
{/netabare}
というお話。

ラノベなんてファンタージーなので、JKを住まわせているのは犯罪だから気持ち悪いというのは野暮だと思います。んなこと言ったら、ビシバシ人を手に掛けるファンタジーなんていくらでもあるし。

でも、なんていうか、言葉にするのは難しいのですが、この作品から漂う感じがどうにも気持ち悪いというか、居心地が悪いというか……。

カクヨムも、なろうと同じで運営が違うだけの小説投稿サイト媒体なので、読者の嗜好は同じ傾向と思っています。なろうは、とにかく主人公を自分に置き換えて、ノンストレスで周囲から持ち上げられてチヤホヤされ、ハーレムのようなものを形成するといった読者の欲望があり、それはカクヨムも同じだと思います。

そこを考えれば、たいして特別やさしくもない主人公が沙優から「こんなふうに優しい男の人に会ったことがない」と無条件に好意を向けられるとか、可愛い後輩ちゃんの柚葉からアプローチされるとか、エロいIカップ上司の後藤から、振られたのにエロいモーションを掛けられるとか、すべて報われない読者の人生をファンタジーとして昇華させている内容なのです。

これが、実に気持ち悪い。

異世界転生していないぶん、余計にたちが悪い。変にリアリティのある世界観だから、なろう・カクヨム読者層の男は現実に起こりうるのではないかと錯覚してしまいます。なんか、そういう書き手サイドの思惑とか、ありがたがって喜ぶ読者層とか、そういった何かが、そこはかとなく気持ち悪さを醸し出しているのだと感じているんです。

Project No.9は、実にいい仕事をしていると思います。キャラデザも悪くないですし、こういったラブコメにちょうどいい作画といった感じ。作品から漂う気持ち悪さに耐えきれなくなるまでは観てみます。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
冒頭、神待ちでのセックスの夢を見る沙優。起きて、なぜ吉田は自分を抱かないのかと謎に思います。

会社で出張を言い渡されたのに、沙優がいるから断ったという吉田。作者は会社勤めをしたことないのでしょうか。誰が行ってもいいような出張なんてあるの?

で、同僚が代わりに行くことになって、彼女だろって言われます。で、その後に、まーたまたミスった柚葉に付き合って仕事して、その帰りに映画に行くことに。色ボケばかりの会社だな。

で、帰りがけに運命の出会いがうんぬんって話になり、柚葉も運命の出会いがあったと言います。それに対して吉田は「そっか。頑張れよ」。もういいよ、頭がおかしいレベルの鈍感系主人公はよー。

で、抱きついた柚葉。そんなシーンを見てしまった沙優は、家に帰らずに公園のベンチで考え事。そんなところに柚葉が登場。話していくうちに、自分を全部さらけ出せばいいとアドバイス。そんなところに探しにきた吉田が。

で、家に帰ると黒い下着を身につけた沙優が、自分は高校生にしては胸がでかいでしょ。今までの人は、全員セックスしたがった。泊めてくれるリスクの代償として、自分は体を提供してきた。なぜ吉田さんは私に欲情しないのか。と、股間を触りながら言います。

するけど、俺はお前に恋していないから抱かないと言うED吉田。いや、好きじゃないなら欲情もしないだろ、というツッコミが全国のお茶の間から聞こえてきました。で、俺はお前が来たから楽しい。家で待ってるから早く帰るように変わった。好きなだけいていいんだぞというところで終わりです。

いや、ならシェアハウスにでも住んだほうが安全だと思いますけどね。ていうか、沙優がさらけ出せずに悩んでいたことって、えっ??? その話、1話で聞いたんですけど?
{/netabare}
というお話。

いや、冒頭の円光シーンを夢見たところですが、これ、どういう展開になるのか2通り予想しまして、ひとつは過去の円光セックスに対するトラウマ説。もうひとつは、家出してから半年ずっとヤリまくってきたわけで、してない期間が長くなってきて夢に出てきたセックス依存症説。

僕としては後者であったほうが、話が深くなるし自然だと思ったんですけど、どちらかというと前者だったようで。なら、逆にPTSDぐらいのほうがインパクトあると思うんですけどね。

まあカクヨム作家が、そこまで医学的なストーリーを書けるとも思わないので、単に主人公アゲの舞台装置として設定しているだけのようですね。それにしては、ちょっと現代社会の闇を爪楊枝で突いている感じで、どうなんだろうなあと思わなくもないです。

で、とにかく主人公のムーブがまったく掴めない。自分は片想いの女上司が、気がないくせに誘いに乗ってデートしたりしたことに憤っていたくせに、後輩ちゃんに気がないのに映画デートするわけ?

好きでもないJKが家にいてくれるだけで、かなり楽しいものになった? なら、気の合う友人とシェアハウスするなり、マッチングアプリで相手見つけるなりすればいいのでは?

26歳で、正社員で働いているイケメンに「みっともないおっさん」とか言われてもね。全国のみっともないアラフォー、アラフィフのおっさんに謝れ。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
アヴァンでやぶから棒に「バイトさせてください」と言う沙優。それに対して吉田は「いいぞ。家にこもっているよりバイトでもしてくれたほうが気が楽だ」と許可します。

で、OP後にはもうバイトしています。普通、未成年がバイトする場合は親の承諾などのある履歴書とか必要ですよね。面接とかどうしたの?

バイト先には同い年の黒ギャル・あさみがいて、すっかり仲良し。まあ、グイグイ来るタイプなのでしょう。にしても、初対面でその日に家に行きたい? さすがに図々しすぎでは?

で、家でも沙優は吉田との関係を「お兄さんのような人」と説明します。で、あさみが帰るときに吉田に送らせ、そのときに嘘を看破したことを告げ、本当のことを言えと迫ります。

この間5秒。

いや、尺稼ぎ? で、言ったことは「あいつが隠していることを俺が話すのは違う」から、沙優が兄的な存在だと言うなら、そう見てほしいってことだと。それを聞いて「やっぱ吉田っちは凄くいい人だわ。関わる人は選べても、出会う人は選べないから」と意味のわからないことを言います。

で、場面が変わって仕事が終わった後、またしても爆乳上司の後藤から焼肉のお誘い。誘ったのは吉田が気になるから。実は吉田のことが好きだった。5年彼氏がいたというのは嘘と告白。はたして吉田はどうする?
{/netabare}
というお話。

_| ̄|○、;'.・オロロロロロロロロロロロロロロ

いや、ホント吉田が気持ち悪い。

後藤との焼肉のシーン。まあ、5年彼氏がいるってのが嘘というのも、どうかしてると思いますし、その顔と体で処女ってことねえだろってのもあるわけですが、それで好きって言われて「じゃあ、俺とヤれますか」はないでしょ。

で、「もう俺からは告白しません。そっちから言ってください」って、それもないだろー。

なんていうかなあ。もうね、セロリの歌詞じゃないけど、この作者とは「育ってきた環境が違うから、好き嫌いは否めない」というくらい、価値観とか行動原理が理解できなさすぎて意味不明どころか気持ちが悪いです。

_| ̄|○、;'.・オロロロロロロロロロロロロロロ

なんというか、この気持ち悪いという感覚を捨てたらダメなんだろうなって思っています。これを許容したら、自分の中で何か大きなモノを失う気がする。そう感じています。たとえば……倫理観? あるいは正常さ?
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
後藤との焼肉デートからの、沙優を囲っていることを白状させられ、家に来ると言われた吉田。という前回からの続きです。

後藤が沙優とサシで話して応援すると言われます。

一方、二人で話したいということで部屋を追い出された吉田は、会社から尾行していた三島に会い、後藤への気持ち、沙優への気持ちなどを問い詰められます。
{/netabare}
というお話。

出てくるキャラ、出てくるキャラ、みんな異常で頭が変になりそうです。

沙優の待つ吉田の家に向かう吉田と後藤。後藤は「言っとくけど、犯罪と紙一重よ」って言うんですが、いや紙一重じゃねえよ。れっきとした犯罪ですから。

吉田は「恋愛関係には“絶対”なりません」って言うんですが、なんで絶対って言い切れる? 絶対とか、完璧にとか、そういうことを軽く口にする人間は信用できませんよ。そして、後藤もそんなの簡単に信じるなよ……。

深刻な顔をした沙優。「なんでもありませんって顔じゃないわ」と言う後藤も何か考えている顔に。そんな深刻な顔をした二人の、乳の大きさを交互にチェックする目線の吉田。そしてトイレに行く。うーーーん……。

後藤が「吉田くんの友達として」とか沙優に言うんだけど、いやいや、あなた上司でしょ。彼は部下じゃん。

後藤の諭すような説得に涙を流して感謝する沙優。なんか美談のような描き方してるけど、めちゃくちゃ大した話してませんよ?

一方、三島と話す吉田。
三島に「じゃあ、今夜私を泊めてって言ったらどうしますか」との問いに吉田は「なんで恋人でもない女を泊めなきゃいけないんだ」って返します。まあ三島も言ってますが「じゃあ、恋人でもない沙優ちゃんは?」ってのは当然として、その返しに吉田が「あいつは保護してやってるだけだ」と。

いや、何の権限があってお前が保護してんの?
ま、虚構に言うだけ野暮ですが、法定代理人とか未成年後見人という制度があってだな……。

ていうか、えっ? 二人が焼肉デートしている間、ずっと外で待ってたの? 三島、お前も異常者か……。

「あんまりいい人すぎると、欲しいものが手に……」って三島に言わせてますが、そうやって再三「吉田はいい人」ってサブリミナルのようにキャラに言わせてますが、どこがいい人なのこれ? ていうか、作者が自信ないからキャラに「いい人」って言わせないと伝わらないと思っているのでしょうか。そんなものは、キャラの行動で視聴者が「ああ、こいつはいいヤツだ」って思わせるものでしょう?

後藤を送る帰り道、吉田が「中途半端な気持ちで女子高生なんて家に置けないです」って、じゃあどんな気持ち? 泥酔して道端で拾ってきた程度のくせに?

とまあ、毎回毎回ツッコミどころ満載の作品。もう、これに心温まるハートフルラブストーリーを求めてはいけないのでしょうね(初回を観て、そんな気持ちは失せましたが)。「School Days」とは違ったベクトルでの異常性と狂気を感じるアニメだと思って観ています。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
ほえええ。
このアニメを観てきて、初めてまともなキャラが出てきました。
沙優が前に神待ちで拾われた矢口です。いやまあ、クズはクズなんだけど。

たまたま勤めたバイト先に、前にヤッた男がいるなんていうご都合展開は些細なこと。逆に、そんな確率で出会ってしまうなら、どんだけ不特定多数の男とヤッてきたんだ沙優。性病に気をつけてねとしか。

でまあ、序盤こそ矢口が「抱いた女の顔は忘れない」とか当たり前のことを言う、まーた異常なキャラの登場かと思っていたのですが……。

沙優をバイト上がりに待ち伏せして、吉田の部屋に行き、前は何回もヤッたでしょと犯そうとしますが、そこにまあ伏線(とも言えないレベルだけど)としてメールしといた吉田が、泊まりになるくらい忙しくてブラックな職場から、夕方に帰ってくるという、そんなご都合も些細なことですw

で、ふっ飛ばされた矢口が言い放った言葉。これがまあ正論オブ正論なんですよね。視聴者の誰もが思っていることを言った感じ。

「女子高生を2ヶ月も住まわせて、手を出さないなんて理解できないなあ」

「あー、あんた、あの子を救った気持ちになって、気持ちよくなってるわけか」

「あんたみたいな正義感オナニー野郎」

ぐうの音も出ないド正論です。これを視聴者の吉田に対するカタルシスを感じさせたいがために、ここまでの気持ち悪い展開を積み重ねてきたのだとしたら、この作者は侮れないと思いました。いや、たぶんそんな気持ちはないんでしょうけどw

ただまあ、あっさりケリついちゃったし、矢口もいかにも噛ませ犬キャラだし、う~ん……。あさみとか吉田の、どーーでもいい沙優への感動のお言葉とか、そういうのいいからドロドロ展開になってほしかったんですけどね。
{/netabare}
=====第7話視聴後、追記です。
{netabare}
相変わらず、どんな仕事してんだかってくらい従業員が色ボケばっかりの会社。作者は会社勤めしたことあるのでしょうか。

三島もいろいろ異常ですよね。まあ、観てきた人ならわかると思いますけど。

吉田もさあ、気がねえなら「また映画誘っていいですか?」ってメッセージに「おう」なんて返すなよ。

今まで沙優のことを思っていろいろ選択してきたつもりだったが、もしかして俺のしたいようにしてきただけだったのかなって思う吉田。

はい、そうです。
それに気づかないから異常者なんです。

布団干して家事を「手伝う」って、そもそもお前の家だし。家政婦かなんかかと思ってます?

で、自分の恋愛観を語り出す吉田。なんていうか、ここまで来て気づいたんですが、吉田といい、後藤といい、三島やあさみといい、唐突に「いいこと言ってる風」のセリフが入ってくるのって、単に作者が書きたいだけなのかも。

で、そういう書きたいことだけを羅列して、それに合わせてストーリーを編んでいくから、整合性が取れないわ、ムープがおかしなことになっているとか、トータルで異常な話になっている感じがします。

そして、沙優の兄が登場。ってか、矢口がいい奴に成り下がりました。

なんていうか、ストーリー自体は全然面白くないけど、突拍子もない設定と「炎上上等」なタイトルで目を引いている作品。で、ストーリーも基本はおバカアニメなんですが、それを無理やりまともに見せようとしているのが、すごく気持ちが悪いというか滑稽というか……。

そしてエンドカード「まったく年上は最高だぜ」というパロディは、やめたほうがいいのでは。いやまあ、あっちも異常なアニメだから、どっこいどっこいですが。
{/netabare}
=====第8話視聴後、追記です。
{netabare}
とても普通の回でした。

いや、ここまでおバカアニメっぷりを見せつけてきたのに、ここで普通の展開に持っていこうとしないで、おバカアニメとして振り切ったほうがいいと思うんですけどね……。

とはいえ、今回も細かいツッコミどころはないこともないですが。

沙優のお兄さんって、普通の食品会社の社長よね? なんで沙優を探させている部下が黒スーツにグラサンという、アニメでよく見る謎の組織の構成員みたいなキャラにしたの? 暴力団みたいじゃん。もしかして、そういうヤク●がらみの家だから飛び出したって展開?

お兄さんから逃げるのを手伝ってくれた三島とカラオケボックスへ。いきなり正論で沙優に説教をぶちかます三島。まあ、それはいいとして、いつものように都合のいいタイミングで駆けつける吉田。「帰るぞ」と沙優を促し、まるで夫婦のような会話をしている2人を見送り、ひとりになって泣き出す三島。なんで、こんな異常者をそこまで好きかねえ……。謎でしかない。

そんな場合じゃねえだろ的な感じで、2人は夏祭りに行きます。どーでもいいイチャイチャのあと、花火を見るというお決まりの流れ。あ、手つないじゃってますからね。そして、しんみりとしたシーンで吉田が「お前、ホントに帰るのか」……

始まりやがったよ。絶対に恋愛関係にはならないって後藤に宣言してたのにね。

で、ラストにお兄さんが吉田の部屋を訪ねてきたところで次週へ続くと。

どうなんでしょうね。安易なタイトルのキャッチーさを求めてヒロインを女子高生に設定しないで、たとえば18↑の若奥さんだったりしたほうが、もっとすんなり飲み込めたんじゃないかね。ま、どっちにしてもストーリーの面白くなさは変わらないとは思いますけど。

なんか結末も見えてきた感じがしますね。連れ戻されて、吉田が「いつまでも待ってる。高校卒業したら戻ってこい」みたいなこと言って、そして2年。吉田の部屋にピンポーン。ドアを開けたら少し大人になった沙優が満面の笑みに涙を浮かべて「ただいま」でフィナーレ。

いやあ、そうなったら陳腐極まりないですね。
{/netabare}
=====第9話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
沙優の兄貴が吉田のアパートを訪れ、連れて帰ろうとする話です。

で、吉田と沙優が潔白で、吉田が本当に沙優のことを考えているということがわかり、1週間考える時間を与えるということで。

で、沙優は吉田とあさみに、家出をした理由を告白します。
{/netabare}
というお話。

んーと、特にツッコむところもなく、話も破綻していないです。友達が自分のせいでイジメに遭い、目の前で飛び降り自殺してしまう。そのせいで家にまでマスコミが押しかけ、母親がブチ切れて「あんたが殺したんじゃないの?」と言われ、逆上して家を飛び出すという。

うん。まあ、想像の範囲内ではあります。

まあ、相変わらずガバガバガバガバしているのは確かなのですが、ごく普通の話で、これが面白いかと言われると、別に面白くはないです。

冒頭、沙優の兄貴が「ろくでもない奴に匿われて、どうするつもりなんだ」と言います。はい、まさにそのとおりで、ぐうの音も出ません。

沙優が家を飛び出すとき、事情を察した兄貴は30万円を渡して、これで母親と距離を取れと。いやいやいや、そんな金があるなら旭川市内のどこかにマンスリーマンションでも借りて、そこに住まわせて目の届くところに置いておけばいいじゃないの。金だけ渡して、どっか行ってろって、それが妹にすることですか?

で、まあ、30万なんてソッコーで使い切って、どうしようもなくなって声を掛けてきた男の家に止めてもらってヤってしまうと。で、一度受け入れたら、もう流されるままに毎晩同じことをして、流れ流れて吉田に出会ったと告白する沙優。あさみは涙を浮かべて「ここまで頑張ってきたんだから」と言います。

え? 頑張ってます? 兄貴からもらった30万を使い切って、楽だからと身体を代償に泊まり歩いてきただけじゃん。それは頑張っているとは言いませんよ。

でまあ、あさみが吉田に、「~べき、じゃなくて吉田っちはどうしたいんだ」と問い詰め、考え込むところで次回へ続くと。

いよいよ、結局は帰れと言い、何年か後に戻ってくるエンドが現実味を帯びてきたなぁ。陳腐だなぁ……。
{/netabare}
=====第10話視聴後、追記です。
{netabare}
まあ、ここまで来てガバさにツッコミを入れてもしょうがないとは思いますが……。

いくら親友とはいえ、酔っ払って拾ったJKを住まわせている同僚が、その子が北海道に帰るからって、仕事をほっぽり出して一緒に行けなんて言いますかね。

で、ちょっと沙優と連絡がつかなくなったからって一緒に会社を早退するって……w
で、なに? マイカー出勤なの? どんな身分なんだかね。

高速を急いで走っているのに、速度表示は79km/hから80km/hへ移り変わるシーンをしつこく見せます。いや、そこは道交法遵守なんだwww
条例違反しまくってんのにね、ここまで。少しは「スーパーカブ」見習ってみたらどうでしょうか。

沙優が見つかったのはいいけど、なんで後藤専務までいるの? もはや空気と化したモブになってしまったので、むりやり出番を作りましたかね。

それにしても、北海道に一緒に行く展開ですか。さすがに、それは読めなかったですね。予想した何年後かに戻ってくるエンドよりも、さらに下を行く展開にするとは思ってもみませんでした。なんだかなぁ……。
{/netabare}
=====第11話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
有休を取った吉田は、沙優と兄とともに北海道に向かいます。

兄は札幌にある自社の営業所に顔を出すということで、沙優と吉田は札幌のおしゃれなカフェでお茶をします。

兄と一緒に札幌から旭川へ向かいます。その途中、沙優は高校に寄りたいと言います。

夜の学校に沙優は吉田と忍び込み、屋上でトラウマと対峙、克服します。

そして旭川の実家に到着、するやいなや、沙優は母親から平手打ちを喰らいます。
{/netabare}
以上。

うすはりグラスのように薄い23分でした。

会話劇なので、展開が少ないのは仕方のないことなのでしょうが、それにしたって……。

屋上での吉田の言葉も、まあ薄っぺらい。よくそれで、あれだけのトラウマを克服できたものだと感心してしまいます。

特に何があったわけでもない(ただ東京から北海道に移動しただけ)ので、ツッコミどころも特にないです。夜の高校に忍び込んだ際、さんざんこれまでのことを差し置いて「これって不法侵入だよな」「マジで不法侵入だな」と、不法侵入のことばかり気にする吉田。沙優もツッコんでましたが、それより他に不安に思うことだらけでしょうが。

そのぐらいです。

ツッコミを楽しむアニメとしても赤点ですし、もちろんラブストーリーとしては点数なんて付けられませんので、ただの……アニメのような何かでしかないという感じでしょうか。ていうか、むしろ実写にしたほうが良かったのかも。浜辺美波ちゃんあたりを沙優にして。あ、胸……。
{/netabare}
=====第12話視聴後、追記です。
{netabare}
沙優の母親と、吉田&沙優が対峙する自宅でのシーンです。

それだけです。

いや、ホントに1話23分、ただただ旭川の沙優の自宅で、母親にこれまでのことと、家出した理由を話し、そしてキレた母親に吉田が土下座して沙優を卒業まで家に置いてやってくれと懇願する。

ただそれだけです。

あまりに薄いのでネタバレで隠す必要もないくらいです。

まあ、昭和時代のホームドラマの1シーンのようなシュラバラバンバを見せられます。沙優をビンタした母親は、本当に腹を痛めて産んだのかと思うくらい、愛情のかけらもない言葉を沙優に投げつけます。

「あんたなんか産まなきゃよかった」

いや、よくある家族ゲーム的な子供にキレる母親なんですけどね。これっぽっちも実の娘に対する愛情が感じられないんですよね。いや、そういうキャラに描こうとしているんでしょうけど、それでもどこかに愛情を感じさせる表情とか言動があるもんですよ、普通は。

それがまったくない。

よくもまあ、ここまで全部のキャラをおかしな人物に描けるものですね。そして、異常さを物語るのが吉田の土下座。

なんていうのかなぁ。土下座って、いわゆる“ポーズ”なんですよね。「ここまでやってやってるから、なんとか許してください」という、言葉を尽くすのが面倒くさくなった人間の取る最終手段。それを、こういう場面で使うのは少し異常としか言えません。

そもそも、吉田はモノローグ(心の声)で浮かべている言葉で説得すればいいものを、なぜか母親には「俺が沙優をもらってやりたいくらいです」とか素っ頓狂な言葉を投げつけるんです。何も響かない、何も届かない薄いセリフ……。

そして、つられて沙優の兄貴まで土下座しちゃいます。ここには、思わず爆笑しました。何やってんだ、この茶番劇は。

でもね、沙優の母親(を通して作者の心)の発言は芯を食っていました。

「要は女子高生を家に連れ込んだだけでしょう」
「ただの犯罪者じゃない」

はい、ぐうの音も出ません。
そこまで自覚して書いているのに、なぜこんな異常なストーリーになるのか、謎でしかありません。

まあ、ツッコんでもいらついても来週が最終回。いやあ、「彼女お借りします」と同じくらい嫌悪感を抱きながらの完走アニメとなりそうです。あ、「イエスタデイをうたって」もだった。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
論ずるに値しない酷い最終回でした。

退屈なお別れ演出を延々と続けて、涙涙でおっぱいを背中に押し付け、「1回ぐらい、したかったな」と女子高生に言わせ、帰京する吉田。

「俺との思い出は箱にでもしまって、新たな人生を送れよ」と、今生の別れ演出。

で、まあ、クソどうでもいいオフィスでキャラのラスト挨拶を経て、クソどうでもいい金髪JKあさみが黒髪にした挨拶を経て…
{netabare}
エンディングのスタッフロールのバックで、沙優が卒業したことをサラッと描き、そしてCパート。
吉田が帰宅すると電柱の下には、膝を抱えた沙優がいました。「おじさん、泊めてよ」と。

完璧に予想どおりだけど、いざそうなると茶番にしか見えません。やっと逢えたね感もタメが全然ないから、感動すらしません。

そしてエンドカードでは、満面の笑みの沙優の下に「今度はあなたの家に泊めてよ❤️」の文字が。
{/netabare}
これが酷い最終回じゃなくて、何が酷い最終回だって話ですよ。

終始、気持ちの悪いストーリーでした。なんで完走したのか謎。決して良い子にはお勧めできません。
どれだけお勧めできないかは、上の各話レビューでも見てください。もう疲れました…
{/netabare}

投稿 : 2021/06/29
閲覧 : 842
サンキュー:

21

ネタバレ

ぼたん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

ひっどい

会社員がJK拾って匿ってそこからの二人の関係は~みたいな話。

まずメインヒロインが無理。泊めてくれた報酬にやらせてあげるよとか2次元ヒロインとしてあるまじき行為。愛せない。せめて2次元くらいは処女厨でいさせてくれ。

次に主人公が無理。エロいJKにやらせてあげるよって言われてやらないとか笑
やらない=かっこいいとかないから、むしろだせえ。感情移入不可能。普通の神経してたらやっちゃうし、それをしないってことが美化されてる描き方もまったく受け付けない。

他のキャラも魅力ないし、展開もだらだらしてて時間の無駄。

これがアニメ化ってまじすか?お酒飲みながら会議したのかな?テキーラコールとかしちゃってたのかな?

ぶっちゃけ最初は期待してた。賛否両論不可避な切り込んだ設定で。でも蓋開けてみれば凡作にもならないひどい作品だったね。

しいて言えば作画は良かった。可愛いJKを扱うってことで気合入れてるの感じられた。でもビッチはちょっと……無理。

途中で切っちゃったし、原作も未読だけど……まあ駄作っしょ。

投稿 : 2021/06/22
閲覧 : 230
サンキュー:

4

ネタバレ

KRD さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:今観てる

見るだけ無駄(11話視聴後)

我慢してたけど10話が特にキモかったから書く。批判とはいえ偏ると良くないのでまずは現時点で良かったと思う点から。ストーリーの筋自体は好きな人は好きそうな話だと思った。おじさん×JKみたいなのが好きな人は多分スッキリ見られると思う。話は比較的単純で分かりやすいと思う。ヒロイン枠JK,会社の先輩と後輩で主人公を取り合うような構図。
さて、ここからがよくない点だが、まず登場人物がほぼ全員「俺(私)は分かってる」感を絶えず出してくるのが本当に気持ち悪い。主人公は俺が正しくてさゆは間違ってるから手は出さないけど置いてやる。といったスタンスで手を出さない俺かっこいいみたいな雰囲気がある。さゆはかまちょすぎて無理。家出は繰り返すしそれまでの援交相手を易々と主人公の家にあげるアホ。強いて言うならまだマシな方な後藤さんは単純に意味の分からない言い訳で男を誑かすクソ(好きな人に告白されたときにこのままだと幸せになれないからという理由で振り、主人公に女ができたムーブをし始めた途端好きだったという)。一人の人間としてはトップレベルにクズだが私分かってる感はこの中では出てない方の部類。後輩は後になるにつれてえぐくなってくる。マジモンのクソ。主人公のこと私はわかってるから感を10話は特に出してた。でも10話で化け物になったのはバ先のヤンキーと主人公の同僚。バ先の先輩は元から知ってる分かってるという雰囲気を出したり無理に言わなくていいよとか主人公の考えに対して自分の価値観を正しいと信じてやまず間違ってると言い切る。更に10話では主人公にさゆが居なくなったと電話を入れて連絡を寄越すように仕向けた上に焦らせてからサプライズだからと言い謝りもせずに主人公が悪いとの趣旨の発言。正直9話とかで出てきた虐め→自殺の話と同等の胸糞悪いやつだと思った。しかしこれを余裕で超えてくるのが主人公の同僚。10話でさゆの話をし始めるとイライラした様子。なんだこいつと思いながらも見続けるとバ先の先輩の電話でさゆがいないことが分かる。すると勝手にお前の気持ちわかってるからみたいな雰囲気を醸し出し怒った様子で後藤さんに主人公分の早退を申し出る。この時点でヤバいが車に乗っているシーンでこのクソモブキャラが「吉田(主人公)から話を聞いた時からこうなる予感はしてたんだ。さゆちゃんに吉田が夢中になる予感だよ。」とお怒りの様子。きめぇ。いままで話に関わってこなかったやつが勝手に切れてるこのシーンはマジで鳥肌立つくらい気持ち悪いと思った。更に最後家にさゆが戻ってきて車の中から再開の様子を見るシーンでは勿論謝ることも無く中でクスッと笑い「話よりも可愛い子じゃん」と。これもきめぇ。主人公の事を散々犯罪者呼ばわりしているが多分こいつのほうが犯罪者の素質ある。ちなみにバ先の先輩と会社の後輩は北海道にいけと主人公に命令していたがこの影響を受けたか主人公は10話の最後で北海道に一緒に行くことを伝える。この時点でもう終わったと思った。手を出さないとドヤ顔をしていた主人公は同じベッドを拒まず手を握るのを拒まずボディタッチを拒まず結局本人が言うところのさゆの価値観を変えた悪い大人になっていると思う。自分のことは棚に上げるんですね。主人公が会社の先輩後輩を選ぼうともさゆを選ぼうとも知らないけど普通に気持ち悪い話だなと思った。原作が5巻で終わったのは色々噂出てるらしいけど単純にこの妄想物語は気持ち悪いと思った。女性キャラは基本胸大きい。いじめの描写はリアル。ありがちだと思った。
【総括】あくまで個人の感想だがこのアニメに見る価値はない。

投稿 : 2021/06/16
閲覧 : 179
サンキュー:

4

ネタバレ

種馬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:----

ラノベっぽくてよいのでは?

「恋と呼ぶには気持ち悪い」と同曜日前後で放映中の作品ですが、こちらの方がタイトルに相応しい(笑)逆にあちらは全然…(^_^;)

それでも作画もテンポもキャラも良いし、設定には賛否両論あるようですが、自分はそこそこおもしろいと思います。
しかしながら、終盤の展開と演出には疑問ありで、
難しく、重いテーマには見合っていないと感じました。
それを思うと少し尻すぼみと言わざるを得ない感じでしょう(11話現在)

道徳的な話をすると、確かに話の背景が現実に近いので、批判が凄いようですが、それはタイトルみればわかるので…苦手な方はその時点観なければよいだけかと(汗)

投稿 : 2021/06/15
閲覧 : 187
サンキュー:

1

ネタバレ

levantar さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

このお話はフィクションであり現代ファンタジーですよ!?

ラノベ原作のアニメ相手に
法律が〜とか、妄想キモオタ御用達とか…、
なんだか悲しくなりますね(泣)
それにフィクションですからねー
両津さんが拳銃を撃ちまくってるのと同じジャンルでしょうに!
確かに日本にもマフィアも居るし
ストリートチルドレンも居るけど、
娯楽を娯楽として楽しく見させて頂いてます。
さて、本題の感想ですが
ヤドカリ少女と面倒見が良いオッサンのラブコメですね
原作者が書き示す様にエロを期待している人はガッカリするでしょう
少年誌にも掲載されていた事を考えればこの程度の表現で良かったのかも
個人的に大好きですし最終回迄が楽しみです

投稿 : 2021/06/15
閲覧 : 99
サンキュー:

2

ネタバレ

EJ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

吉田、いいやつだな。

最近江戸市井人情噺の小説で「おけら長屋」ってのにはまっている。
おけら長屋についてはアニメの話と全く関係ないので詳細は割愛するが話の中で生活に困ったあるいは行先のない人を、長屋の空き家に入れちまえばいいと言って本人の意向はそっちのけでよく連れてくる。空きがないときは万松というコンビがどちらかの家に泊まって一つ部屋を開けたりもする。江戸時代にこういうことが当たり前にあったかどうかはわからないのだが、困ってたら嫌味にならない程度におせっかいして助けるのが当たり前でそれが面白い、対価など求めるのは野暮の骨頂という話は好きだ。

翻って現代。
家出少女を泊めて××などという話も聞く。その手のマッチングサイトがあるとかないとか言うことも聞いて暗澹たる気分になった記憶も新しい。

そこでこのアニメ・小説?だ。
最初はまたぞろエロを売りにした糞アニメの歴史がまた1ページくらいに思っていたが、ちょっと調べてみたら何となく違うっぽい。どんな話なんだろうと思って見てみたが意外とよかった。吉田が常識人で好感、いいやつではないか。そうなのだ。吉田が言ってることはよくよく考えるとごくごく普通のことなのである。「無理して偽善ぶってる」と感じてしまうほうが実は糞なのではなかろうか。

原作未読の上、まだ大して視聴してないが作中で吉田が言い放った
「いいか俺が優しいんじゃない、そいつらが糞だったんだ。勘違いするな。」
のセリフにぐっと来た。何となくおけら長屋のバカだが情け深くてお節介な、私の大好きな連中を思い出してこの先も観てみたいと思うようになった。

投稿 : 2021/06/13
閲覧 : 188
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:今観てる

コレが普通なのですかね?

原作未読です。

'21-04-26 3話感想追記
'21-05-02 4話感想追記
'21-05-09 5話感想追記
'21-05-16 6話感想追記
'21-05-23 7話感想追記
'21-05-30 8話感想追記
'21-06-07 9話感想追記
'21-06-13 10話感想追記

<1話感想>
{netabare}
はじめに、ボクは家出少女と接点を持ったコトがありません。
なので、家出少女がどいういった状況で、どういう思いで、
どうやって生活していけてるのか想像し難いのですが…

オトコとの肉体関係を前提として
半年も一人で生活してきた女の子でも
沙優ちゃんみたいに純真でいられるモノなのですか?
そういうヒトって妙に擦れてたり、達観した感じだったり、
諦めにも似た雰囲気を出してるのでは?
と思ってしまうボクは無知なのでしょうか…?

ですので、この作品を視だして、
ヒロインの沙優ちゃんが泊めさせてもらう為
主人公の吉田に肉体関係を迫る様な感じなのにも関わらず、
一緒に暮らしだしてみると、素直で明るいのを見てると
スゴク違和感を感じてしまいました。

ただ、ヘンに擦れてたり、斜に構えた感じで
進まれてたら視るのがキツくなっていたかと思うので
コレはコレでイイのかなと思ったりもしました。

自分自身も含め現実が汚いのはイヤという程
見てるつもりなので、アニメの中までも
そういう人間の汚い部分を見せられるのは
あまり好きではないのです・・・。

なので、これからもそういう部分はオブラートに包みながら
主人公の吉田と沙優ちゃんがどうやって過ごし、
成長していくのかを見せてくれると嬉しいです。

歳や考えが違う二人の共同生活がどう展開するかも
気になるトコですのでこれからも継続して視ようと思います。
{/netabare}
<2話感想>
{netabare}
う~む…。
1話同様、やっぱり沙優ちゃんはイイ子です…。
素直で、健気で、明るい。なのでボクは
1話で感じた違和感が余計に増した感じです。

こんなイイ子が半年間も家出少女で
行く宛てもなく過ごすだろうか…?
こんなイイ子だったら半年も待たず、
肉体関係を持ったオトコの中でも
一緒に居ようとするヒトかなり居そうな気がするのですが…。

いや、そんなオトコが実は居たのかな?
居たけどその関係がダメになってしまったから
また家出放浪少女になってしまったのかな?

そもそも、こんなイイ子が家出をしないといけなかった
理由ってなんだろう?
地元の友達からの電話がいっぱい掛かってきたから
携帯を捨てたと言っていたので、心配してくれる
友達がいたというコトで、友人関係の問題ではなさそう…。
ってコトは家庭環境なんでしょうか?
両親の離婚、母親のネグレクト、
そして義父からの暴力、とか?

それだったらあんなに素直に育ってない気もするし…。
実は今の沙優ちゃんはすんごいネコを被ってて
ウラはどうしようもない位の腹黒とか?

う~ん…ボク的な謎が深まるばかりです…。

最後に会社の後藤さん…主人公吉田をゴハンに誘うとか…
フッた相手はそっとしておいて欲しい…。
ヘンに絡んで期待とか、未練とかを持たせないで欲しい…。
その行動にどんな理由があるのでしょうか…?
単純に素を出せるからってだけで終わるのですかね?
そこも今後の気になるトコですね。

3話以降、その辺りが言及されるコトを期待しつつ
視聴を続けようと思います。
{/netabare}
<3話感想>
{netabare}
なるほど、少し納得しました。
沙優ちゃんに感じてた違和感…。

きっと家出した自分には何もないと、
そんな何もない自分が、誰も知らない土地で
生きていく為のつながりが欲しかったのですね。

関係を持っている間は、自分が必要とされ
居てもイイと認められてるって思えてたんですね…。

なんかこの子も不憫です…。
きっと、関係なんか持たなくても事情を話せば
受け入れてくれるヒトはいた様な気もするのですが…。
あぁ、それを逆手にイイ様に利用するヒトもいるか…。
住み込みのバイトとかなかったのかな?
知らない土地でそれを探すのは難しいか…
ヘンにこじれて警察にバレたりしてもイヤでしょうし…

生きてくって難しいなぁ…。
でも吉田と出会えて良かったね、沙優ちゃん…。

吉田も誰かが傍にいてくれるっていうのが
嬉しかったんですって…
…すんごい分かる…。
ただいまって言って、おかえりって返ってきて…
いただきますって言って、召し上がれって返ってきて…
とりとめもない話をして…
一緒にいるのが当たり前で普通で…

それって、一人でいる時間が長くなればなるほど
どれだけ嬉しいコトなのかって実感しますよね…。

あらら…これからこの作品がどうなっていくのか
俄然気になり出しました…単純なもので…。

吉田の後輩の三島さんと沙優ちゃんが出会って
関係をどう説明して、これからどういう風に展開するのかも
気になりながら4話を楽しみにまっておきます。

吉田…どんだけ聖人君子なんだ…
{/netabare}
<4話感想>
{netabare}
目がジャバジャバ泳いでて世界水泳かよっ。
イイですね、お気に入りのワードです。(笑)

あさみチャン、ギャル全開でグイグイ来るコですね。
言ったその日に部屋に押し掛けるとか、
どんだけアクティブなんだ、このギャルは。(笑)

でもきっとコレってギャルなりの心配なのでしょうね。
こんな風貌だったら、色々勘違いされて
危ないコトとかにも巻き込まれてしまったり
してたかもしれないから、
大人やオトコがどんなもんなのかって
沙優チャソよりも分かってる部分はあるでしょうし…。

関わるヒトは選べるけど、出会うヒトは選べない。

含蓄のある言葉ですね。
きっとアサミちゃんにも色々あったんでしょうね…。
出会ってしまったから、関わりたくなくても
関わらざるを得ない関係が生まれたりしたのかな?

そこら辺りはこれから明らかになっていくのかな?

それにしてもまたもやの後藤さん…
ここでの実は好きでした展開はチョット…
しかも前回フッた理由が「カン」って…
今付き合ってもうまくいかない気がして…とか、
そうするんならチャンとうまくいくって思えるまでは
隠しとけって話ですよ。
それともたかが数ヶ月でうまくいくようになるって
状況に変わるモノなんですか?

挙げ句の果てに「処女」宣言とか…

オレと寝れますか?とか…

オレが好きなら告白して来いとか…

なにやっとんじゃイイ大人が…二人して…。

後藤さんも参戦してこれからどうなるのでしょうね。

沙優チャンの過去もフラッシュバックしたりして
少しずつ明かされていきそうですし、
後藤さんと沙優チャンとも関係ができるみたいなので
今後どうなっていくのか気になりますね。
{/netabare}
<5話感想>
{netabare}
はい、また来ました…すんごい違和感…。

後藤さん…

吉田の部屋に行って事情を聞くまでは分かります、

うん分かります。

好きなヒトがヘンな状況に置かれてるんですもんね。

そら押し掛けたくもなりますよね…、うん。

…でも何で…その状況を受け入れられるのですか?

吉田のコトしか目に入らないくらい好きなのですよね?
処女宣言できるくらいに好意を持ってるのですよね?

それが赤の他人の沙優チャンと暮らしてるっていう状況を
笑顔で受け入れ、挙げ句の果てには
化粧までしてあげて、もっと甘えなさいとか言っちゃって、
沙優チャンをしっかり見ててあげないとね。ですと?

いくら手を出さないなんて吉田が言ったとしても…

そんな状況を平気な顔で受け入れないでください…。

憤慨しましょうよ…正そうとしましょうよ…。

好きならそれが正常な反応なのではないでしょうか?

全然気持ちが分からんです…なんならキモチ悪いです…。

例えばアナタが、沙優チャンと一緒に暮らすとかって
方法もあるのではないですか?
会社の役員さんでしたよね?
お金、吉田より持ってますよね?

何なら吉田と共同出資して沙優チャンに
独り暮らしさせるとかでも良かったじゃないのですか?

何でそのままの状況でオーケーになれるのですか?

何かのボランティア団体の方ですか?

あぁ…全然理解が及びません…。

誰か優しいヒト…説明してください…。

来週はまたヘンなオトコが出て来て
揉めそうな予告でしたし…
…いかん…
このまま絶えきれなくなるかもしれません…。
せっかく沙優チャンのキャラが気に入ってきたのに…。
{/netabare}
<6話感想>
{netabare}
前回の予告の時から、今回が
しんどい展開になりそうな感じはありましたが、

いゃぁ…しんどかった…途中まで…

ホントにしんどかった…吉田が戻って来るまで…。

吉田と同じか、それ以上に保護者のような目線で
沙優チャンのコトを見てしまっているボクには
ああいう展開は中々直視できなくなってしまいます。

沙優チャン逃げてーっ!!と心で叫んでおりました。

ただ、批判を覚悟で言わせていただくなら、
若かった頃の自分の目線で考えた時、
家出したとはいえ、いくら生活するためだとはいえ、
泊めてくれるなら誰にでも体を許してしまう様な、
それを皆に言って憚らないような女の子に対する対応は
ああいう風になってしまうのも分からなくはないです…。

オトコなんて、肉体関係を持つことが
思考の大半を占めてるヤツが多いですしね…。

それでも矢口のやり方はグズ過ぎると思いますけども…。

しかしそんな矢口と吉田が口論になった際は、
矢口の言ってるコトがあまりに的確でしたね。

「女子高生を泊めてるってだけで同じ犯罪者だ。」
「最後まで沙優チャンの面倒を看れるのか。」的な。

ごもっとも。そら吉田も言い返せないですよね。
そこで、吉田が

「沙優が死ぬまで俺が面倒を看るっ!!」

なんて言ったらカッコよかったのですが。

何だか今回は、吉田とあさみチャンの
優しさが際立っただけで、根本的なトコは
有耶無耶になってしまってた気がしましたが…

まぁ何にしても、沙優チャンがこれ以上
傷つかないでよかったってコトでヨシとするか。
胸クソ悪い展開が一段落して良かったと。

というワケで、次回はどんな風になっていくのですかね。

これ以上の胸クソ展開はご遠慮したいものです…。

あぁ、後あの意味不明な専務もご遠慮したい…。

にしても、あさみチャンがイイ子過ぎて、
見た目とのギャップが有りすぎて…
好きになってまうやろっ!!
て思ったのはボクだけではないはず。
{/netabare}
<7話感想>
{netabare}
出た…後藤さんのイミフ発言…。

「あるべき形をねじ曲げても、時間が経てば元に戻るだけ。」

ですって…。

いや、今の状態こそ正常なカタチじゃないでしょうに…。

何言ってんだこのヒト…。

オトナの女性ぶってるけど、このヒト恋愛初心者ですよね?

そんな初心者に恋愛の何が分かるとですか?

それなのにこんな発言できる神経がボクには全く理解できません…。

「何だこのヒト…。」
「後藤さんは不気味です…。」

と言った三島チャンに、全面同意しますっ!!

その三島チャンも、吉田と進展する為に
映画に誘って本格参戦するかと思ったら…

速攻で告白したーっ!!

しかも吉田の鈍感スキル発動したーっ!!

おお、積極的というか、無謀というか…
こういうヒトキラいじゃないですけど、
もう少しタイミングは考えた方が…。

噛ませ犬感が…負けヒロインフラグがぁぁ…。

イイ子なのになぁ…。

イイ子と言えば、前回あれだけグズだった矢口も
何故かイイヤツになってますし…。

グズはグズらしく、
「不審なヤツを追い払ってやるからお礼にヤラせて。」
くらい言ってくれたら、矢口らしかったのに…。

何でかこの作品、沙優チャンにしても、吉田にしても、
後藤さんにしても、矢口にしても、
最初は威勢よくチョイ悪・小悪魔的な感じだすんですけど、
スグにイイヒトになっちゃいますよね…。

ブレてないのは、三島ちゃんくらいですか?

まぁ、それは置いておいてストーリーの方はと言うと、
沙優チャンも吉田への気持ちに自分で気づいたみたいですね。
これからこの四角関係がこれからどうなっていくのか
気になるトコではあるのですが、

ただ、沙優チャンのお兄ちゃんが登場で、
しかもどっかの大きな会社の代表取締役社長とか…
ここまで社会派(風)の作品で進めようとしてきたのに、
沙優チャンが深窓の令嬢で、家庭に縛られ
そんな窮屈な生活がイヤになって家出しました…。とかって
そういうオチは止めて欲しいなぁ…。

陳腐すぎるから…一気に萎えるから…。

ボクにはそんな子が、半年も自分の肉体を売りにして
一人で生きていけるだなんて到底思えないのです…。

さて、次回はどうなるんでしょうね…少し憂鬱です…。
{/netabare}
<8話感想>
{netabare}
ふむ、今回は次回に向けての助走回って感じなのですかね?

沙優チャンも吉田も、もうスデにお互い
好意バリバリ全開になってますねぇ…。

沙優チャンはそんな場面がありましたが、
吉田はついこないだまで「後藤さん、後藤さん」って
言ってたように思うのですが…。

そんなに沙優チャンに惹かれる場面ってあったんですかね?

ボクが見落としてるだけなのでしょうか…

いくら一緒に生活してるとは言え、
あれだけ何もしねぇって、女子高生に興味はないって
豪語していた吉田が、いつ沙優チャンを
恋愛対象として見出しだのか…。
ボクにはよく分からなくて、しっくり来てないのです…。

しかし、それにしても三島チャンはイイ子ですね…。

匿うのはヒトとして心配だから当たり前だとしても、
何も事情も聞かずにずっと一緒にいるなんて…。
(いや、イイヒトなら事情を聞いて対処しようとするか…、
聞かないのは事情をスデに察してるからなんですかね…。)
事情を聞いて、兄に沙優チャンを差し出しておけば、
吉田を落とすチャンスになったかもしれないのに…。

という悪巧みは置いておいても、
ライバルである沙優チャンにアドバイスしたり、
大好きな吉田の前で平然を装ったり…
もっと吉田に弱さを出せばイイのになぁ…と
思って見てしまってました…。

ここから三島チャンが逆転サヨナラホームランを
決める結末とかにならないかなぁ…。

少なくとも、ウラをかいて後藤さんエンドとかって
いうのは絶対にご遠慮願いたいっ。

さて、兄(一颯)がとうとう部屋まで来たトコで次回へ
という展開で終わりましたが、一颯は何で血眼になってまで
沙優チャンを探してるのですかね?

沙優チャンのカラダに何か大事な機密アイテムでも
埋まってるのかな?

そんなコトを思いながら、今回は割とフラットな気持ちで
視れたのでよかったです。

追われてるのに、夏祭りとか行ってんじゃねーよっ。
とは思いましたけどね…。
{/netabare}
<9話感想>
{netabare}
最近この作品に対してはツッコみしか入れてない気がしますが、
誤解のない様に言わせいただきますと、ボクは
この作品がキラいなワケではありません。
イヤ事を言いたいだけなワケでもありません。

吉田と沙優チャンのこれからがどうなるかは気になってますし、
あさみチャンの小説家になるという夢を最終的に
どう落としてくれるのか。とか、
三島チャンの吉田への気持ちをどう決着をつけるのか、
それとも三島チャンルートがあるのか。なんてのも
ボクなりに楽しみにしてはいるのです。
キャラ画も好きですし。

ただ…ただ…
それ以上にこの作品のアラが気になってしまうのです…。

今回もそうなんです…。

例えば、沙優チャンが抱えた超ド級のトラウマ。
そのトラウマの原因になった結子チャンへのイジメに対して、
あんな風になる前に教師や親を巻き込むとか、
イジメてる子らと直接対決するとか。そういう風に
もう少し対処ができたのではないか?
友達であるならもう少しどうにかしようとして欲しかった。

次に、沙優チャンが実家を出る様になったコト。
まず、そもそも前述の超ド級のトラウマを抱えた子を
チャンとケアしようとしていたのでしょうか?
出ていく時に30万円だけ渡して後は連絡しろ。って…。
お兄ちゃん、興信所雇うお金があるのならば、
沙優チャンに部屋を借りてあげてそこに住まわせるとか、
なんならお兄ちゃんと二人で住むとかっていう選択も
できたのではないか?とか。

そういう部分が気になってしまって…。

原作がどうなのかは分かりませんが、アニメのこの作品に
関してだけ言わせていただけるなら、色々と
説明が不足してるのかな?って考えます…。

沙優チャンが結子チャンへのイジメに対して
介入できない理由があったのならその理由を、
お兄ちゃんが沙優チャンを放っておくしかできなかった状況
だったのなら、その状況を説明し欲しかった…。

そうすればもっと感情移入もできたでしょうし、
この作品の良さが出たのではないかなぁと思うのです…。

1クールで話をまとめないといけないのでしょうから
どういう風に枠に収めるかとか、表現するかとかは
とっても大変なんだろうとは思います…思いますが、

これだけ重いテーマを選んだのですから、中途半端な
終わり方だけはしちゃいけないと思うのです。

女子高生の家出問題だって、自殺の問題だって…
今の社会に存在する大変な問題で、その問題で
苦しんでるヒト達がいっっぱいいるワケで…。
それを、どうして家出するしかなかったのか、
どうして自殺を選ぶしかできなかったのか。っていうのは
チャンと描いて欲しいのです…。

ですから、せめて残りのお話は吉田や沙優チャン、
三島チャンやあさみチャンで見せてくれたコトを
少しでも納得させてくれるお話しだったイイなと
願ってやみません…。
{/netabare}
<10話感想>
{netabare}
さて…前回、この作品は説明が不足してる気がする。と
言いました。

今回は、沙優チャンが北海道に戻るコトが決まり、
吉田が一緒に行くと決心した話だったのですが、

なぜか…特に話に対しての感想は出てきませんでした…。

ふ~ん…としか思えませんでした…。

んで、何でかなぁと考えた時に、
やっぱりこの作品は色々と説明が不足してる。というが
一番なのですが、それを言ってるコトは同じなのですが…
全体的に「薄い」と置き換えたら分かりやすいのかなと、
自分でも納得しやすくなったのかなと思いました。

まず…
キャラの掘り下げが「薄い」。だから、なぜそのキャラが
そんな行動をとるのかが理解しづらい…。

次に…
キャラの感情表現が「薄い」。だから、そのキャラに対して
感情移入がしづらい…。

最後に…
ストーリーの収束のさせ方が「薄い」。だから、話の展開や
顛末に納得しづらい…。

その部分をキチンと描けてない様にボクには感じられたから、
なかなか受け入れられなくなったのかもしれません…。

これがよくあるコミュニティ内のラブコメ作品とかであれば、
そんなに違和感なく、キャッキャッしてるなぁくらいで
楽しく視れたのかもしれません…。

しかし、この作品の家出少女だったり、自殺だったり、
テーマがすごく重たくて、社会の汚い部分を表現し、
それを救うというコトを見せようとしているのであれば、
個人の人間臭い部分や、人間の汚い部分の表現、
負の感情の吐露やそれを浄化させる作業、なんていうのが
絶対に必要になるのだと思います。

それが少し見えたのがおそらく三島チャンで、
だからボクは彼女に対して少し納得できたのかもしれません。

さて、次回はいよいよ沙優チャンと吉田が
北海道に行くコトになるのでしょうが、そこで
沙優チャンや吉田の感情が爆発して、何なら吉田が
「もう二人で一生暮らしていくっ!!」とかって
啖呵を切るくらいして、問題の母親の心を打つとかって
展開になってくれたらイイなぁと思います。

こんな誰も見たくないような文章を書く必要があるのか
迷ったのですが、最初から見てきて、沙優チャンのキャラ
は大好きなので、最後まで書かせてもらおうと思いました。
お目汚しをすいません…。
{/netabare}

投稿 : 2021/06/13
閲覧 : 526
ネタバレ

TomoT さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

思考問われるアニメ

このアニメ面白い!!


(‥ )ン?犯罪?現実ではね。
炎上してるの見てびっくり笑
だって、アニメやぞ?2次元やぞ?
荒野行動プレイして、人撃ち殺す酷い!って炎上せんのに笑
こういうのはノコノコ出る出る笑

でも、部下と上司のダブル恋愛感情笑
(*'へ'*) ンー個人的には上司と上手くいって欲しい笑
後メガネ君の熱い言葉には感動!
部下ちゃんの時折見せるヒステリックもまた面白い!
そして、上司可愛い!!

個人的にop良い!edはちょっとグッと来なかったのでこの評価!
作者さん!続き楽しみにしてます!(ˊᗜˋ)

投稿 : 2021/06/13
閲覧 : 112
サンキュー:

2

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

おもろい

犯罪だ犯罪だ言う人おるけど、主人公もその周りも女子高生も含めて全員それを理解した上で行動してるし、今更そこをとやかくいう必要性が分からん。法的には悪でも、道徳的には善だしええやん。一々法だルールだとか言ってる人、アニメ見てて楽しいの?法を守ってない作品なんていっくらでもあると思うけど。
法を守ることは確かにものすごく重要なことだけど、法を守ってもダーティ物の作品は嫌いなんだけど。そういう人は法さえ守ってればダーティの方がいいって意見になるん?
例えば汚いやり方で法律違反せずに金を騙し取った人から、奪いとった人がいて、それに対しても法律違反だ違反だ言うか?言わんやろ?そうゆうことや。

家出する人のがおかしいって意見もナンセンスだと思う。実際理由は色々だろうけど家出をする人がいるわけだし。

バイトの先輩の男もクズだと思うし実際皆怒ってるし許してるわけでもないしヒロインには変な人って言われてるし、終わっていい人ってルートにいってるわけでもないよね。
なんならその方が自然まである。男なんて可愛くてスタイルいい女にやってもいいって言われたら9.9割はやる生き物だし。1度やった事があるから別にいいじゃんってなるやつがいるのはごく自然なことや。
他人の家でやろうとするのは変だけど公衆トイレでするやつもおるんやし、それと比べたら全然可愛いもんやろ。
普通の時はいい人でも性欲が絡むとクズになる人間なんて5万といるよ。

主人公嫌いって意見はなんなん?仕事の先輩一筋だってずっと言って、jkは見返りも求めず大切にして更に元の場所に戻そうとしてる超いい男やんけ。
先輩に俺とやれますかって言ったからなんやねん。自分が好きで相手も好きって言ってくれてるなら別にええやんけ。好き同士でやりたくない人間なんておらんやろ。
逆にあの状況でもし、好きって言ってるのが嘘なら先輩が屑すぎるって話になってくるしな。

個人的な感想はストーリーは面白いし皆可愛くて、声優さんもみんな好きで出てくる人ほとんどいい人ばっかで見てて凄く好きな作品だった。アニメ終了後単行本全部買います

投稿 : 2021/06/04
閲覧 : 177
サンキュー:

4

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

これ放送していいの?

★6話で断念してるので続きは知りませんが、炎上商法アニメがあると話題が周りから逆流してきて、友達から原作者さんが放送前に自身のTwitterでこれは犯罪なのでと予防ツイートしてるそうですね

わたしも文学として発表されたモノにウダウダ言う気はありません、表現の自由もありますしね
ここで最初にレビューしたのも公共の電波を通じて放送していいのか?というところにフォーカスしています
NHKだけが公共性を求められている訳ではありません
「公共の電波」について説明すると長いので、気になる人はお調べください
改めてBPOの放送基準を見てみると、犯罪表現等いろいろ抵触しそうです
しかも、あちこちで炎上してるようで、こういうやり方も商法なんでしょうが正直気持ち悪いです

★6話まで視聴済
あんまり低い評価付けないっていうか、どんなクソアニメでも完走する努力をするのですが、これはちょっとね

設定が最初っから犯罪だけど、6話は見てて生理的に受け付けない
実際こんな状態で力になってくれる人なんてなかなか現れないし、こういう家出生活してた人を知ってるけど、メンタル的にかなりやられててリカバリーなんてできない
リアルを追及したのかもだけど非リアルすぎる
この原作者のシメサバさんって頭が逝かれてるの?
それと社会に出たことないんじゃないの?
最初にフィクションテロップ出るけど、これを地上波で流してるMXも考えた方が良いんじゃないの?
OPも作画も悪くないけど、カテ違いで恋キモは安心して見てられるので、ひげひろは6話で離脱することにします

ストーリー評価は1より下げられないので1にしましたが、0評価どころか犯罪助長を考慮するとマイナス評価です
仕方がないので相対的に音楽と作画の評価を下げましたが、音楽や作画は悪くなかったと思います

追記
*本人が嫌じゃない限り良いのでは?という考えがありますが、この物語の設定は明らかに未成年者誘拐罪が成立します
この辺は刑法のロジックで専門的になるので詳しい説明は割愛しますが、この罪が親告罪と規定されているので罪としては成立しているものの、告訴がなければ公訴を提起することができないので、警察等の捜査機関が動いていないにすぎません

未成年者の同意が得られていたとしても、親などの保護監護者の同意が得られていない場合は、未成年者誘拐罪が成立するからで、これと似たケースはこれまで実際に何度もありましたが、ほぼ犯罪として処罰されています
都道府県で違いのある青少年保護育成条例とは違い刑法犯です
後日、保護監護者の同意が得られれば良いとかいう問題ではありません

したがって、告訴されるとほぼ逮捕されます
逮捕されると証拠隠滅の可能性があるので勾留される可能性が高く釈放されません
また、この種の犯罪は逮捕されて送検される時点で報道されてしまうことが多く、勤め人なら信用失墜行為として公判に入る前にほぼ懲戒解雇です

未成年者略取誘拐罪の一般人の感覚とずれている例として、夫婦が離婚して保護者が両親から片親になった場合、親権を失った片親が子どもを受け入れ子どもの同意があったとしても、親権を持つ親等の同意がなければこの罪は成立するケースがあります
子どもの取り合いの場合は、逮捕されても不起訴の場合も多く、法的制裁も社会的制裁も食らう可能性は低いでしょうが、仮に不起訴でも社会的信用は失うでしょうね

未成年者は民事上も制限行為能力者とされ、単独での契約主体としても不完全で、刑事法上も様々な免責規定がある反面、その責任と監護は保護者に帰属しています
未成年者誘拐罪は、対象となった未成年者の自由だけでなく、親などが有する保護監護権も法益として守るものだからです
わたしは民事法の院卒で刑事法専攻ではありませんが、ある程度法律を学んだ人であれば常識です
世間は法律に明るい人は必ずしも多くはないので、フィクションであれSNSが絡む未成年者略取、未成年者誘拐が多い世の中で社会問題として提起したいのかもですが、そこまでの気概は感じられず、ただイイ人に守られたからなんて言う結果論は、意見としてはアリですが、アニメだから非現実で良いとかいう問題ではなく、公共の電波を通じて犯罪を正当化、助長するのはいかがかなものかと思います

今の時代、ネグレクトやDV等、様々な事情を抱えた家出も多いと思います
この主人公と周りはイイ人ですが、それはこの作品の設定であってレアケースです
親告罪だから告訴されなきゃ罪じゃないという考えは、旧強姦罪が訴えられなきゃ罪じゃないという考えに通じるものがあると思います
旧強姦罪は法改正で非親告罪になりましたが、未成年者略取誘拐罪は家庭内に捜査機関がむやみに立ち入らない考えに基づき親告罪なのです

フィクションなら何でも良いのか?
しつこいようですが、この設定は罪が成立しており、その件について作品上で何ら言及していません
大人であればすべきことが他にもいろいろあるはずなのに、主人公の行為はご都合主義すぎな上に場当たりで何の問題提起にもなってないと思います

「法の不知はこれを許さず」刑法の基本中の基本なので、このアニメを観て間違った知識が刷り込まれないと良いのですが

投稿 : 2021/06/03
閲覧 : 495
ネタバレ

シマウマ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:今観てる

opだけ好き。あと微妙

8話まで見てます。まず初めにこのタイトルや1話を見て雰囲気的に犯罪や性的な描写があることは分かっていたのでその後のシーンも問題なく見れてます。しかし、1話から日常のリアリティがある中に女子高生を拾うという非日常な出来事を落とし込んでいるアニメというのを軸に話を進めていると感じたのですが、その日常の中に不自然な点が多すぎます。レイプしようとしてきた以前泊めてもらった男を簡単に許したり、主人公を振った上司と相思相愛だったりとひどいです。また、後輩のキャラが女子高生に毎回のように説明しています。主人公のことが好きで嫉妬しているのは分かるのですが、いい大人が女子高生に対してブチギレているのは見ていて気分が悪いです。もはや発狂と言ってもいいくらいキレてます。褒めるところといえば絵が綺麗というところと、opの曲がアニメ抜きにして出会っていてもリピートするくらい素晴らしいくらいです。今から見ようという人にはあまりオススメできないです。

投稿 : 2021/05/29
閲覧 : 101
サンキュー:

3

ネタバレ

とらお さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

常識を知る。そして女子高生を児童相談所に連絡する。

せめてJKの家庭事情なり知って介入しなよ、
などと妄想からの責任感の発揮はいけないと思いました
根本を正さなきゃ立ち直ってもまた家出しちゃうよ?
JKよりひげそりマンを教育しなおさなきゃいかんですね
まあフィクションだからアリですが

おじさんという社会的立場?な男性は泣いている幼児がいてもスルー
そういう時代です
情けを発揮したくなる場面で心を押し殺さねばならない
これだっていまや社会的常識です
常識に縛られない、それもまたアニメか

投稿 : 2021/05/13
閲覧 : 192
サンキュー:

6

ネタバレ

へも さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

中途半端にファンタジー

以前から原作小説のCMはちょくちょく流れてたので、タイトルで気になってはおりました。しかし原作にはノータッチのまま。
そして遂にアニメ化されましたので興味を持って見始めました・・・が

いや創作物ですし犯罪ダーとかイチャモン付けるつもりはないですよ?
でも、リアル寄りなのかファンタジー寄りなのかがいまいちバランス悪いですね。
CMのとおりのホノボノ同居生活日常系なのかと思いきや、生生しく「ヤラないの? ヤッてもいいよ?」とか言われてもねー。。そして回想シーンでは思いっきりヤラれてるし。
男主人公の吉田の行動原則もよく分からない。おっぱい星人であることを高らかに謳いながら、年下には手を出さん!とうそぶきやがる。Fカップの据え膳なんて有り得んだろ!!(注:犯罪ですw) 劇中キャラに「吉田さんてイイ人」とか「吉田くんが好きだったの」とか言わせてるとおり、結局は俺TUEEEなヤレヤレ系主人公なのでした。どんどんハーレムアニメになってったし。

作画は綺麗だし、声優の演技も悪くないんだけど、自分が求めたものではなかったですね。脱落します・・・

投稿 : 2021/05/10
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ひげを剃る。そして女子高生を拾う。のストーリー・あらすじ

片思いした相手にバッサリ振られ、ヤケ酒をした帰り道、26歳のサラリーマン・吉田は路上に座り込む女子高生・沙優と出会った。べろべろに酔った吉田は、前後不覚のまま行き場のない沙優を一晩泊める。…翌朝、ふわりと美味しそうな香りに目覚めると、食卓には味噌汁が。「おはよう」「なんだお前!!なんでJKが俺ん家に!」「泊めてって言ったら泊めてくれたじゃん」「…味噌汁」「昨日“毎日味噌汁を作ってくれ~”って」「ハァ!?絶対言わねェ!!」家出をして行き場のない沙優を追い出すわけにもいかず、吉田は家事を条件に彼女の同居を認めることに…。こうして、家出女子高生とサラリーマンの微妙な距離がもどかしくもあたたかい、不思議な同居生活が始まった―。(TVアニメ動画『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』のwikipedia・公式サイト等参照)

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放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年春アニメ

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