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「フルーツバスケット The Final(TVアニメ動画)」

総合得点
74.3
感想・評価
143
棚に入れた
573
ランキング
922
★★★★☆ 3.8 (143)
物語
3.9
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.7
キャラ
3.9

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フルーツバスケット The Finalの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ねるる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

絆に囚われた一族の終着点を描く、アニメシリーズThe Final。

原作未読。アニメシリーズ1期2期視聴済み。
2021年放送。全13話

アニメシリーズFinal。
呪いにかけられた一族の終着点を描く。

それぞれのキャラの抱えている思いや思惑、そして明かされていく呪いの真実、一貫して重いストーリーでしたが、物語としては綺麗に纏まっていたのかなと思います。恐れずに行動し、1歩踏み出して他者と繋がりを持つことで成長するというメッセージ性は伝わってきました。
十二支一人一人のキャラクターが大事にされている点も良かった。

ヒステリックなキャラがいるし、皆抑圧されてた分めちゃくちゃ素直に自分の気持ちを話すセリフが多いので少し甘ったるいですが、トータル見てフルーツバスケットという作品を堪能出来ました。

総じて見て思ったことは、親からの愛って大事だなって事です。
そして{netabare} 人間嫌いすぎて引きこもった末の末期症状が草摩慊人だなって思いました。 {/netabare}

ちょっとポエム過ぎるところもありますが、伝説的な少女漫画の一つであるこの作品の結末を見れて良かった。
明るい話では無いし、ストレスも多いのですが、悲しい人間を生み出さないための教訓用作品として見てみるのもいいかもしれません。

投稿 : 2024/03/22
閲覧 : 81
サンキュー:

16

Lovesing さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ちゃんと終わった

何よりしっかり最後まで作品を描いてたので満足です。
小さなエピソードはなかったりしたけど、それでも大筋はあってるしキャラクターの良さとか心理描写が良かった。
前作のフルバが好きだったから今回はって思いつつも動いてるキャラを見ればこれはこれで良かったって思えました。

投稿 : 2024/01/23
閲覧 : 90
サンキュー:

3

ネタバレ

ぴかちゅう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最後まで付き合いました。

ここまでわりと酷評気味でレビューしてきましたが、最後まで付き合いますよ、ということで、最終シーズンですね。

透の優しさに触れて十二支の運命が変わっていく、というお話(だと思っていたけれども、よく考えると、最初で最後の十二支全員集合ということは、透関係なく十二支の呪いは解けた、ということ?そうすると、呪いを解くうえで、透の存在意義は、あくまでも媒介にすぎず、実はそんなにないのかも)。

最終シーズンはさすがによかったけれど、ここに辿り着くまでに4シーズン分はちょっと重いかなぁ。それと、多分お話のピークは8−9話なんですが、個人的には4話くらいでピークが来てしまった感じでした。

[2023年10月追記]
完走した作品のみをレビューしているため、とりあえず完走できる質だったということで、これまで、レビュー点数は3.0以上としてきました。しかし、レビュー内容が辛口になっている場合でも3点台をつけているため、他の方の同じ程度の辛口レビューと比べて、点数がかなり高めになっていました。そのため、レビュー点数の下限を2.5点に変更し、この変更に合わせ、このレビューの点数も変更しています。

投稿 : 2023/10/22
閲覧 : 241
サンキュー:

8

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感動のフィナーレ

ようやく物語が完結しました。
1stが25話,2ndも25話、そしてFinalが13話の長い物語でした。
そして想像していたように、最後は感動しました。
この物語を最後まで見れて良かったです。


この物語は最初は、明るい癒しの物語…のはずでした。
しかし、2ndでだんだん暗くなり、このFinalの前半部では更に暗くなります。
透(とおる)の優しさよりも草摩家の闇の部分が際立ちます。

しかし、Finalの後半部では、癒されました。
草摩家の当主である慊人(あきと)ですら、ついに透に心を開くのです。
いつの間にか透は、神様の母親のような存在になりました。
もしかして、透は女神様の生まれ変わりかもしれませんね。

そして、透と由希(ゆき)と夾(きょう)との三角関係も、ようやく決着がつきました。
どうやら透は、一緒にいると幸せになれる人を選んだようです。

長い長い年月が経って年老いても、透の笑顔には癒されます。
やはり男の人は、透のような女性と結婚すると毎日笑顔で過ごせますね。

投稿 : 2023/07/18
閲覧 : 183
サンキュー:

19

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

手のひら返して途中脱落者の帰還は可能です

原作未読


唯一無二の価値…
昨今の諸般事情を鑑みて、昔の少女漫画しかも一度アニメ化もした作品のリメイクにあらかじめ完結までの5クール分もらえた事は奇跡としか言いようがなし。

中身内容の論評以前に作り手の情熱に頭を垂れたい逸品です。
冒頭あえてそんな話をしたかというと理由があって…

 フルーツバスケット1期(25話) 3.6点
 フルーツバスケット2期(25話) 3.4点

普通orつまらないの境界を3.5点にしてる私にとってFinalに至るまでの評価は決して高くありません。
完走してみたらこれまでの負債をFinalでがっつり返して少しお釣りができたな、が正直な評価です。名作の誉れ高い作品の完結部分に該当するFinalはお世辞抜きで良かったです。

 原作未読で楽しめた方どれだけいらっしゃったでしょうか?

ドタバタしていた立ち上がりから徐々にトラウマを小出ししてきた1期。
そのトラウマが主成分となって陰鬱なテイストが続く2期。

原作未読で結末を知らない私の場合、鬱状態キャラの数多さとなによりその理由がイマイチ見えてこないまま進行する物語がつらかったです。持ち返すFinalまでの我慢比べは必要かもしれません。つまり

 キャラたちのトラウマ(“呪い”込み)どうなりましたか?

待たされた分否が応でも高まる期待値に対する回答っぷりは極めて良かった。

{netabare}アキト含みで十二支の呪いが生じた背景の説明やその後の顛末はもちろんのこと
 1.透くんのお母さんをきっちり拾う
 2.物語のきっかけ由希の透くんへの想いにもきっちりケリをつける{/netabare}

物語のぶっとい本筋からして捨てちゃっても文句言われなさそうなところに焦点を当て、しかも本筋をさらに豊かにする挿話。

総括するとこんな感じ ↓
・結末知っとかないと途中きついかもしれない
・長編を楽しむ心の余裕が必要
・お釣りはくる!俺を信じろ!?


戻りますけど、全部やると決めての63話が唯一無二の価値です。スポンサーのご意向を伺い刻んで刻んでの結果として4期5期じゃないですからね。それだけで良いんじゃないかしら。
最後に盛り返す展開は鉄板。作中の高校生活3年間と同じように放送期間もたっぷり2年強かけながら、山あり谷ありマンネリありの高校生活を疑似体験できたかのような貴重な経験でした。



※閑話休題

{netabare}だからこそ最終話。高校卒業後での新居アパートのシーンがまぶしくそして寂しく見えるのよ。{/netabare}

それとOPアニメーションは綺麗でしたね。これだけ美しい日本家屋を初めて見たかもしれません。



視聴時期:2021年4月~2021年6月 リアタイ

-----

2021.07.20 初稿
2022.06.04 修正

投稿 : 2022/06/04
閲覧 : 621
サンキュー:

28

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

想いが交差していく

一人一人に葛藤があり、悲しくて胸が暖かくなる作品です。最終章はシリアス+恋模様が多く見られました。のほほんとしている透と十二支たちが織り成す物語は素敵でした。

投稿 : 2022/05/21
閲覧 : 144
サンキュー:

4

ネタバレ

ソース さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:----

もう...(呪い解けても)良いよね?

1,2期を経ての見事な完結。
呪いからの解放、自由 それからの大団円。
文句のつけようがありません。

2001年のスタジオディーン版も好きでしたが、このFinalはそれに匹敵するぐらいの素晴らしい出来。

個人的ベストシーンは10話の由希が夾に俺も憧れてたと思いをぶつけるシーンと最終回ラストの由希と透のシーン。

正直なことを言うと、由希の声は久川 綾さんの印象が強く島崎さんが個人的に腑に落ちてない部分があった。しかし、上記のシーンで非常に心を奪われ、自分の認識が間違っていたんだなと気付かされた。

島崎さん申し訳ございませんでした。

個人的MVPキャラは草摩由希君です。


最終章が故、他にももっと良いシーンがあり見所満載な素晴らしい作品だった。

もちろんフルーツバスケットという作品全体自体素晴らしい作品だなと思わされた。Excellent!!

投稿 : 2022/02/23
閲覧 : 217
サンキュー:

8

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

長い積み重ねの集大成

十二支の呪いに束縛されたキャラ達の群像劇

{netabare}
評判が良かったので一気見しました。
1期、2期の感想を書いてないので適当に書くと、
1期は夾回とありさの回が結構感動出来てそれ以外はそこそこでした。
2期は正直話に盛り上がりどころがなくて退屈でした。
まあ、一期見向けアニメじゃなかったからというのもあるかな。

で、今回のthe Finalはというとここまでの数倍面白かったです。
途中で切らなくてよかったと思った。

辛い状況にあっても全員それを乗り越えて克服していく...。
最終的には呪いは消え去り、明るい未来が見え、
それぞれのキャラにハッピーエンドが与えられていく...と言った感じでここまでの積み重ねがあったからこそいい話だと思えたし、夾の回や最後の方は感動できました。

夾や透が互いに行動を起こすのが純粋に好きだからという理由で変にかっこつけた理由じゃなかったのも好印象かな。
同情で好きになってるのか普通に好きなのかどっちだ、みたいな回が良かった。
最初は由紀エンドかと思ってたけど、由紀は終盤になるにつれてサブキャラみたいな立ち位置になっていって意外だった。
まあ、最初に猫が好きと言っていたのが伏線だったか。
だけど、夾エンドなのは正解と思えたし、最終回のラストに二人の未来を描くというのはほんとに良かったと思う。
あと、慊人が紫呉と街中でデートしてるカットは、慊人が普通の女の子に戻ったことを実感できてめっちゃよかった。

話がいい上に面白かったのも良かったかな。
1,2期みたいに淡々とした感じではなく今回はスピーディーに展開が動いていったので退屈しなかった。

一か所だけ微妙に感じた点は、慊人の改心に少し強引さを感じたところかな。あと、申の人だけ不遇じゃない?w

旧作は見てない癖にこういうのを言うのもなんだけど、途中で区切りをつけて終わってるらしいし、今作よりいいことは想像つかないので見ません。
もっと話題になっていい作品だと思いましたね。
{/netabare}

投稿 : 2021/12/23
閲覧 : 245
サンキュー:

6

うぐいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やっとラブコメになった

2期から引き続き始まる。

このアニメは1期25話、2期25話、3期13話と全部見ないと理解ができないので全く見たことない人は63話見るつもりじゃないといけない。

暇だったので2日にかけて一気見したがくたびれたし目が痛い。
目が痛いのは目が疲れただけでなく、主人公を中心に登場人物がやたら泣くのでついついもらい泣きをしてしまい、ティッシュを山のように使ってしまった。実際事柄はそんなに泣くほど感動的なものではなかったりするのだけど。

なかなかつかみどころない主人公キャラの声優を石見舞菜香にしたのは不正解ではなかったと思う。
もっと合う人がいたかもしれないが、キャラとしてはあまり大事にされていないというか、精神的な掘り下げもあえてせず周りに比べて気持ちの変化も分かりづらくなんなら見ていてイライラしそうだった。

1期でそれぞれのキャラの掘り下げ、2期で設定の本質をチラ見せさせながら、3期で全て解決するという感じ。

必要なキャラがいたにしても生徒会関連の話は面白くなかった。
ハツハルとか親友になってほしい。

投稿 : 2021/12/18
閲覧 : 195
サンキュー:

6

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

話をたたむまでの過程の重さよ・・・

荒唐無稽と言ってしまえばそれまでの設定をベースに、
その設定=しがらみにとらわれた者たちの物語がついに終わる。

シーズン2あたりで既になかなかにキツイ人間関係が描写されていたが、そのしがらみを解き、乗り越え、衝突して壊しながらの本作の序盤、中盤はメンタル的に疲れている私(個人の感想&都合です)には少々きつかったです。

なので、何とかこの長い作品の結末を観ておこうという姿勢での視聴となりました。

それぞれが、それぞれの場所、心の落ち着くポイントへ収まっていく最終盤は、まぁまぁ、そう疲労もせずに観れたでしょうか。
途中、みーんなが「好き」レベルで落ち着いちゃうのかなぁ、とも思いましたが、さらに後があり、もう一歩進んだ表現があったのは落としどころとしてほっとしました。
それぞれが、それぞれなりに成長して、未来へ向かっていく姿勢にも納得できましたし。

ま、あえて言えば、あれだけこじれていた感情がそうきれいに収まるのか、と言う思いもありましたが、それを言うのは野暮でしょうね。


実はこの物語はアギトの物語で、透はその触媒だったのではないか、と言うのが私の見立てなのですが、これを言うのも野暮でしょう、強弁するつもりもないですし。


おっさんが言うのもなんですが、透と夾のラストシーンは、よくあるパターンなんですが、しみじみジーンと来てしまいますねぇ。
ここら辺、ただ「いいシーン」ってだけじゃなく、実感、体感が伴ってくるんですよねぇ、年食うと。


長い物語の最終話です。
1期2期を見てこられた方はぜひ見ておいてほしいものです。
ただ、感情と感情のぶつかり合いにお疲れ気味の私の様な方は、お気をつけてw。

投稿 : 2021/10/05
閲覧 : 284
サンキュー:

12

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とうとう終わってしまいました!

観がいのある3期でした!
1話から充実した内容で、3期が一番
夢中になって観てしまいました。
終わってしまうと、とても良かった
だけに、寂しいものがあります。
ネタバレをしてないので、つまらなく
思う方もいらっしゃると思いますが、
是非観たい方は、1期、2期を観て3期を
楽しんで欲しいと思います。
3期は全13話です。

1期全25話。
2期全25話。

投稿 : 2021/09/29
閲覧 : 239
サンキュー:

4

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

重い。。妬み、憧れ、そして想い

間を置かず三期制作・・ありがたや(=人=)

ちなみにアニメは『まとめて観る派』です・・
ですが、それも良し悪しだなーと感じました、です。

まとめて観ることにより過去回や人物を忘れることは少なくなりますが・・
世界観に浸りやすくなるがゆえに、明るい回はいいけど、そうでない回は気持ちがどんよりしてしまい、それが続くと食傷気味になってしまい・・

ちょっと疲れましたが、つらつら思うまま書くこととします・・

■物語について
序盤は、二期の続きの話で興味深く観ました。
中盤辺りは、疲労感、苦痛も・・感じてしまいました。

~{netabare}
各キャラのこれまでの行動原理のタネ明かし。
実は過去こうだった・・実はあの時こうだった・・
物語の展開としては普通の流れですけどね。
広げた風呂敷の畳み方がドロドロして暗い。。

特殊な事情があるにしても色んなキャラの行動が特殊過ぎてどうにも感情移入がし切れず、冷めた目で見てしまう。

キョウ・・自分のせいで死なせた(と思っている)人の娘と、のうのうと暮らすかフツー。思い出した時点で消えるのが普通じゃね?
なんて思っていたら・・・その時点で既に惚れていたって事かい・・まあ惚れたんなら仕方がないか・・仕方ないねウン。

え・・このタイミングでヒロインを崖から落とすとか・・
これってテントのあった場所・・ま、漫画ならありかw
{/netabare}~

終盤は、物語の全容や将来が垣間見え、明るさも多少戻りましたが・・
気分的にどんより暗いイメージが自分の中に残りました。
そんな中でのヒロインの明るさは、やはり映えましたけどね。。

~{netabare}
なんで・・ヒロインはキョウを選んだん?
あまり登場人物が人を好きになる理由は気にしない方ですが本作に関してはヒロインの好感度が高かったせいか、キョウを恋愛相手にした事に合点がいかない・・
あぁ・・母親の刹那の願いがあったんだ・・
まあそれも構成の仕方のひとつではあるか・・
{/netabare}~

これは二周目はまた違った感想を持ちそうですね。

でもこの辺は制作側の意図が気になって作品の世界に没頭できませんでした。
おいおい・・とツッコみはするけど、それなりの背景なり理由が提示され、まあ・・納得はできないけど丸め込まれてやるか・・みたいな・・そんなやりとりを作者さんとしてる気分になりましたw


 原作:白泉社・花とゆめCOMICS(未読)
 制作:2021年春 トムス・エンタテインメント(全13話)
   (2001年スタジオディーン版は未視聴)
 視聴:2021年夏 dアニメ 

■出演者について
感慨深く思える人が多かったです。例えば・・

石見舞菜香さん
 ライスシャワーのような純粋少女の声も、その熱演も尊くて・・
 おかげでこの作品の輝きが増したと思います。賞賛!
折笠愛さん
 聞いた声だと思ったら・・サクラ大戦のあやめさん。。
井口裕香さん
 聞いた声だと思ったら・・やっぱゆかちw
藤井ゆきよさん
 出演してるのにエンドロールにしか記載されてないなんて。。
上田麗奈さん
 やっぱイイ。自分も「もう、いいよ」って囁かれたいw
加隈亜衣さん
 やはりただのサブキャラではなかったですね。。
 やはり黒髪ロングの立ち位置は普通じゃないですね。
 個人的にはヒロインと同じくらいヒットしましたw
 特に駅前のシーンが良かった。。
豊崎愛生&佐藤聡美さん
 いやほんと唯ちゃん律っちゃんも成長したもんだ(チガ


 途中重いところもあり・・

 それを引きずってしまった感はあるけど・・

 観て良かった・・と思います。  多分。
 

投稿 : 2021/08/15
閲覧 : 391
サンキュー:

17

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感動の第3期!

原作未読。最終話まで視聴。

さすがです!
綺麗に物語がまとまっている。

最近、風呂敷を広げるだけ広げておいて、尻すぼみな作品が多かっただけに、こういう作品に出会うと本当に嬉しいです。

登場人物全員にそれぞれのハッピーなエンディング。
こういう所がきちんとしている作品って、本当に最近少ないなって。

ラストも良かったですね。
少しだけ描かれた未来の二人。

大満足です。

投稿 : 2021/08/04
閲覧 : 253
サンキュー:

16

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

がんばったね。

祝完結。
思えば1st seasonが2019年4月だったから2年ちょっと。
5クール分の放送でした。
最後まで丁寧に映像化してくれた制作者には感謝です。

最後はハッピーエンドになるのはわかっていました。
しかし、終盤近くまで雲行きは曇天。
どうなることかとやきもきしました。
そして、あの雨の場面。
もう絶望的でした。

しかし、何があっても透は変わりません。
葛藤しながらも、真っ直ぐ前を向いて。
その頑張りは称賛ものでした。

結局、最後は落ち着くところに落ち着いた皆様方。
だだ、もっとも驚いたのは慊人(あきと)です。
あんな残酷な振る舞いをする人が女の子だったなんて。
きっかけと本人の勇気があれば、人間って変われるものなのです。

幾星霜の呪いがとけた後には、瑞々しい朝日が差し込みます。
そして、それぞれの希望をもって前へ踏む出すことでしょう。
冬来たりなば春遠からじ。
粘り強く自分の信じる道を歩めば、きっと未来は開かれる。
そう教えてくれる作品だと思います。

投稿 : 2021/08/01
閲覧 : 244
サンキュー:

19

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

めでたしめでたし

原作知らないし少し意外な結末ではあったが面白かった。

投稿 : 2021/07/26
閲覧 : 198
サンキュー:

12

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

そーでした そーでした

そーでした そーでした  こんなラストでした
しかし 本当に出てくる人 悪い人 いないですよね 
そして 誰もが 主役なんですね

投稿 : 2021/07/22
閲覧 : 214
サンキュー:

6

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「きいたら……きっと、トールに会いたくなってくるよ」

感想

このFinal の終盤は、毎回泣いてばかりでした ><


作中に紅葉が語った「世界で一番バカな旅人」の話

バカな旅人が旅をしてるの
どうバカっていうとね。すぐだまされちゃうの
街の人達にだまされちゃうの
その度にお金やクツをだましとられちゃうの
でも旅人はバカだから
「これで助かります」
って街の人のウソにも
ポロポロ、ポロポロ涙をこぼすの
「お幸せに、お幸せに」
っていうの
で、とうとうすっ裸になっちゃって
さすがに旅人も恥ずかしくて
森の中を旅する事にするの
そしたら今度は森に住む魔物達に出会うの
魔物達は旅人の体を食べたくて
言葉たくみにだましていくの
もちろん旅人はだまされて
足を一本、腕を一本、あげちゃうの
結局、旅人は頭だけになっちゃって
最後の魔物には目をあげたの
その魔物はバリバリ目を食べながら
「ありがとう。お礼に贈り物をあげます」
って置いてくの
でも、それもウソで
贈り物は『バカ』と書かれた紙切れ一枚
でも旅人はポロポロ泣くの
「ありがとう。ありがとう」
「初めての贈り物だ。嬉しい。嬉しい。ありがとう。ありがとう」
もう、ない目から、ポロポロ、ポロポロ涙をこぼすの
そして旅人は、そのままポックリ
死んでしまいましたとさ。

誰かを本当に喜ばせたいと思った時には、損とか苦労とか考えるだけ無駄なんだ。
そんな人に出逢えた事で、自分はもう、とっくに幸せにしてもらってるんだから。

え、
待って、
無理、
しんどい...

これを聞いただけで涙が。。。

バカな旅人が透のことを指すんだけど、透も無償の愛に近くて、いつも笑顔で周りを温かく癒してくれる女性。
もう ホント 尊い・・・・・
由希とって、それは母親を
夾にとっては、愛しい人に...
そんな透と出逢い、十二支の人たちが、呪いから解放されて幸せになっていく最後は、感無量の一言。

幾つか原作カットがあるらしいけれど、(原作既読ですが、もう忘れてます)最後までアニメ化してくれてありがとうございました。という気持ちでいっぱいです。
透役が、第1作の 堀江由衣さんから石見舞菜香さんに代わったけれど、別段イメージ変わることなく、透き通るような声も、熱の籠った演技も 素晴らしかったです。感謝。


世界で一番バカな旅人
「きいたら……きっと、トールに会いたくなってくるよ」
終盤、透の見舞いに来た慊人(あきと)は、この紅葉の話を聴いたのかな・・・?

僕も、透のような女性と出逢いたかったけど。。。
「もう遅いのや・・・」(古くて誰も知らないよねw 答えは最後に)
原作漫画読み返します(苦笑)






余談
作中の「世界で一番バカな旅人」は、『笑える話全集』という本の一つの物語ですが。。。
これは作者の高屋奈月さんが作った創作童話なので、書店には売ってませんです。


答え
ドラマの さんまさんのセリフです。

投稿 : 2021/07/11
閲覧 : 225
サンキュー:

21

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ふと、きみを想う…元気でいるだろうか、泣いたりしていないだろうか、笑ってくれているだろうか、きみは今日も幸せだろうか…

この作品の原作は未読ですが、ほっちゃんが本田透を演じた2001年版と、石見舞菜香さんが本田透を演じた2019年版の1st,2nd seasonは視聴済です。

2001年版でも十分感動させて貰いましたが、この2019年版は2001年版に輪をかけてヤバい…
作画、キャラデザ共にパワーアップして帰ってきてくれました。
しかも、本編の最後までアニメ化されるんです…
こんなに嬉しいことは無いと思っていました。

ですが、そんな物語もいよいよ最終章を迎えることになります。


物語はついに最終章に突入ー

母親を亡くした透はテントで一人暮らしをしていたが、
その場所が由緒正しい『草摩家』の敷地だったことが縁で草摩由希、草摩夾と一緒に住むことに。

ところが、草摩家は何百年も前から忌まわしき『呪い』に縛られていた。
由希、夾、そして草摩家の皆と交流を深める透は呪いを解こうと奔走するも、
解決の糸口は全くつかめない。それどころか、草摩家の当主である草摩慊人が
女性だったという最大の秘密を知り言葉を失くしてしまう。

『神』の慊人と『十二支』の皆をつなぐ“絆”、それは儚く脆い悲しみの螺旋……。
しかし、終わらない宴はない――誰もが忘れた最初の記憶、最初の約束。

その向こうで由希を、夾を、そして透を待っているものとは……。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

第3期に相当するこの作品では、これまで計4クールもの尺を費やして紡いできた物語の最後の伏線と顛末を丁寧に回収してくれました。

もう、多くを語る必要はありませんでしょう。
物語に、登場人物に、そしてこの作品の持つ優しさと温かさにどっぷりと浸かって視聴するだけ…
時に台詞の重みで胸が締め付けられたり、時には涙で前が見えなくなることもありましたが、随所に感じられるのは、「大切」という気持ちを通り越した「愛」だったのではないでしょうか。

個人的には、由希の心情・言動に今一つ理解できない点はありましたが、それも最終回で綺麗に回収してくれて納得しました。

完走して振り返って改めて思うこと…
声優さんの起用の仕方が抜群過ぎだったということです。

これまでは透=ほっちゃんという図式が出来上がっていましたが、今回の透役は石見舞菜香さんがピッタリだったかと…
初ヒロイン作品は「ゲーマーズ!」の星ノ守千秋でしたが、「多田くんは恋をしない」のテレサ・ワーグナー役を経て、2019年版の本田透のキャストが石見舞菜香さんと聞いて納得しかできませんでしたから…
寧ろ一層視聴が楽しみになったくらいです。

キャストに痺れたのは本田透だけではありません。
いつでも大きく通るを包み込んでいた、種﨑さんが演じた「魚ちゃん」、さとさとの演じた「花ちゃん」は絶対に外せません。
透への愛情の大きさから台詞の一つ一つに重みを感じましたが、それだけ透の事を家族だと思っている証拠なんですよね。

1st seasonだったか、この作品のタイトルが「フルーツバスケット」になった由来が描かれていましたが、あの時の「おにぎり」が今じゃこんなに…と思うと感無量です。

沢山の涙に貰い泣きさせて貰いました。
目頭が熱くなる度に感じられた優しさと温かさが心地良くて、とても愛しい作品でした。
「もっとも売れている少女マンガ」として、ギネスブックに認定されているのも納得です。

2001年のアニメ化を経て、原作が2006年に完結し、そこから約13年もの年月を経て完全復活…というより、完全新作の方が表現として適切でしょう。
この作品に触れることができて本当に良かった…
原作のラストまで描いて貰えて本当に良かったと思えた作品でした。

作り手の皆さま…本当にお疲れ様でした。

でも、未だこれじゃ終わらないんですよね。
アニメ「今日子と勝也の物語」が2022年制作決定すると共に、同年舞台が上演することが決定したそうです。
この勢いで「フルーツバスケットanother」も是非アニメ化して欲しいところです。
しっかり堪能させて頂きました。
春アニメも面白い作品が目白押しだったので、BEST10の何位に入るかは分かりませんが、少なくても「お気に入りの棚」に加えさせて頂きたいと思います。

投稿 : 2021/07/11
閲覧 : 301
サンキュー:

17

pikotan さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作もアニメも両方とも素晴らしい

珍しく原作既読。
少女漫画の中でも名作中の名作と言えるでしょう。

十二支の呪いにより様々な悩みを抱えた草摩の面々が、透と関わることで少しずつ前向きな気持ちに変化していくところが魅力的な作品です。
登場キャラが沢山いますが誰一人適当に描かれておらず、全員が重要な役割を果たしており、よく考えられたストーリーだと思います。
作品の題材上どうしても暗く重い話が多いものの、時折入る本田透の天然ボケやハイテンションな草摩綾女の登場などで笑えるシーンも結構あり、視聴後に嫌な気持ちが残りません。

過去のアニメ版も観ていましたが、原作が連載中だったため後半はオリジナルストーリーでした。
でも今回は原作最終話までアニメ化されたので本当に良かったです。
原作イメージを残しつつ、上手く今風にリメイクされたキャラデザも私は好きです。
声優も私の思うキャライメージどおりで、誰一人として違和感はありませんでした。

好きなキャラは常に前向きな透ですが、加えて友人の魚谷ありさと花島咲が好きです。
特に毒電波を送る咲は、原作を読んでいたときから大好きなキャラでした。
それにしても彼女達がいなければ、恐らく途中で透の心は折れていたでしょうから、彼女達の存在には感謝ですね。

文才が無いので上手く書けないですが、一言でいって本当に素晴らしい作品だと思います。

投稿 : 2021/07/11
閲覧 : 188
サンキュー:

12

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

つづきだから2nd seasonを先に見てね☆彡

公式情報 
{netabare}
INTRODUCTION
{netabare}
母親を亡くした透はテントで一人暮らしをしていたが、その場所が由緒正しい『草摩家』の敷地だったことが縁で草摩由希、草摩夾と一緒に住むことに。ところが、草摩家は何百年も前から忌まわしき『呪い』に縛られていた。由希、夾、そして草摩家の皆と交流を深める透は呪いを解こうと奔走するも、解決の糸口は全くつかめない。それどころか、草摩家の当主である草摩慊人が女性だったという最大の秘密を知り言葉を失くしてしまう。『神』の慊人と『十二支』の皆をつなぐ“絆”、それは儚く脆い悲しみの螺旋……。しかし、終わらない宴はない――誰もが忘れた最初の記憶、最初の約束。その向こうで由希を、夾を、そして透を待っているものとは……。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作・総監修:高屋奈月「フルーツバスケット」(白泉社・花とゆめCOMICS)
監督:井端義秀
シリーズ構成:岸本 卓
キャラクターデザイン:進藤 優
美術監督:神山瑶子
色彩設計:菅原美佳
撮影監督:蔡 伯崙
編集:肥田 文
音響監督:明田川 仁
音楽:横山 克
音楽制作:トムス・ミュージック
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
製作:フルーツバスケット製作委員会

主題歌
OP:「Pleasure」WARPs UP
ED:「春うらら」GENIC
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キャスト{netabare}
本田透:石見舞菜香
草摩由希:島﨑信長
草摩夾:内田雄馬
草摩紫呉:中村悠一
草摩楽羅:釘宮理恵
草摩紅葉:潘めぐみ
草摩潑春:古川慎
草摩はとり:興津和幸
草摩綾女:櫻井孝宏
草摩杞紗:上田麗奈
草摩燈路:大地葉
草摩利津:河西健吾
草摩依鈴:豊崎愛生
草摩紅野:梅原裕一郎
草摩慊人:坂本真綾
草摩藉真:森川智之
魚谷ありさ:種﨑敦美
花島咲:佐藤聡美
本田今日子:沢城みゆき
真鍋翔:江口拓也
倉伎真知:加隈亜衣
草摩楝:折笠愛
草摩晶:石田彰
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1話ずつの感想


<第1話>また宴を開こう
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
慊人は男性ではなく、女性だった。生まれた日から母親の草摩楝によって男性として育てられてきたのだ。その本意は不明だが、はっきりとしているのは慊人と楝が憎しみあっていること。そして、紅野が慊人から離れられないという事実。哀しさが螺旋のようにつながり、へたりこむ透。そんな透の前に現れたのは……。
{/netabare}
感想
{netabare}
2期のさいごは透が慊人さんが女だって知って立ちつくすところだったけど
今回はその続きで、慊人さんのお母さんが慊人さんに
「十二支たちとの絆はニセモノだ、ってイヤミを言ってくる人で
この人が慊人さんを男の子として育てたから、2人の仲はすごく悪いの。。

どうしてお母さんが慊人さんをにくんでるみたいなのかよく分からないけど
「フルバ」って、こうゆうイジワルキャラがいるから
にゃんはあんまり好きじゃないかな。。透の親戚の人とか。。

透を天使みたいにするのはいいんだけど
いじわるキャラはイジワルすぎて、気もち悪くなっちゃう。。
ホントの世界は、いい人にも悪いところがあるし
悪い人にもいいところがある「蜘蛛の糸」みたいな世界だと思う。。

紅野さんは呪いから解放されたけど、慊人さんを見捨てられなくって
ありさには会えない、って。。

それで透が、地面にひれ伏して泣いてると
透の泣き声を電波で感じた咲が恵クンをつれてむかえに来た。。


そして家につれてって、透の話を聞いてたんだけど
へやの外には咲に呼ばれてかけつけたありさがぜんぶ聞いてて
透と紅野さんは似てる、って。。

人のために自分を犠牲にする透に似てる、そんな人だから好きになった、って


それで話はおしまいで、そのあとは恵クンも入れて寝間着祭^^
「年上の女の人たちにかこまれてドキドキ。。」
って無表情でゆう恵クンに、思わず笑っちゃったw


家に帰ると、夾クンが透のマフラーをひろって洗っておいてくれた。。
やさしいよね^^

それからきのうの夕飯の話になって
由希クンのお料理がまずかったみたい^^;

ファンクラブの子たちだったら、涙を流すくらいよろこんで食べそうw



透が泣いてると、にゃんもウルウルしてきちゃうけど
ホントは友だちが失恋しただけなんだよね。。

失恋したら悲しいけど、ふつうはうまくいく恋の方が珍しいって思うから
そんなに泣かなくってもいいんじゃないのかな。。

それより、ひどいお母さんに男として育てられて
性格がゆがんじゃった慊人さんの方がかわいそうな気がする。。

にゃんはありさの友だちじゃないからかな
ありさの失恋より、そんな慊人さんのことを考えてくれる人が
ひとりでもいてくれるほうがうれしいかも。。


あと、OPで、写真とキャラがすごくマッチしててよかった☆
{/netabare}
{/netabare}
<第2話>それこそが、揺るぎない事実
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
慊人が女性だということ、母親の楝と確執があること、紅野が呪いから解放されていること……卒業式の準備で騒々しいなか、透はその話を口にしていいものか悩んでしまう。一方、紫呉は満と食事に出かけるも偶然、両親と鉢合わせる。どうやら同じ店で草摩本家の会食が行われるらしい。当然、そこには慊人の姿もあって……。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで
前半は透のクラスで卒業式で使うティッシュの花を作ってたんだけど
由希クンの作った花がファンクラブの3人に盗まれて
クラスの子たちが追いかけてゆくの。。

とくにおもしろいおはなしじゃないけど
透が、誰かに話したいけど話せない、そうゆう雰囲気は伝わってきた。。


後半は、紫呉さんと慊人、それに紅野さんの三角関係のおはなしで
慊人は紅野さんより紫呉さんが好きだったんだけど
紫呉さんが慊人ママと寝たから追い出された。。

でもそれは、慊人が紅野さんから寝たせいで。。って、ただのドロドロ。。

先回のおはなしだと、紅野さんは慊人がかわいそうだから
見捨てられない、みたいな感じだったけど
ホントはどっぷり、慊人のことが好きだったんじゃないのかな?

終わりは、慊人が紫呉さんと仲よくなって
慊人から解放された紅野さんがありさとくっつくのかな?って思ったけど
それだとおはなしが、ぜんぜん変わってきて
紅野さんがただのいい人から、ただのチャラ男みたくなっちゃうんだけど。。

どうなってるの?
{/netabare}
{/netabare}
<第3話>降ればいいのに
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
卒業式が近づくなか、由希は真知に関する不穏な噂を耳にする。なんでも、実の弟を死なせようとして家を追い出されたのだという。真鍋が言うには、その噂はかなり真相に近いようだ。しかし、それでも由希は信じられずにいた。こうなったら直接本人から聞いてみようと真鍋が提案し、2人は真知の家へ向かう。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半のおはなしは、真知が会議中、チョークの箱をわざと落としたことで
由希クンと真鍋クンに「真知が弟を殺そうとして弟から引きはなされた」
ってツゲ口する子たちがいて
その話を立ち聞きした真知は、言い訳もしないで逃げて家に帰った。。

それで真鍋クンの案で
由希クンといっしょに真知の家に行って直接聞いててみることになった。。

真知が、完璧なものがきらいだって見ぬいた由希クンがそうゆうと
真知は完璧を求めるお母さんに合わせようってがんばってきたことを話したら
由希クンが「がんばったね。。今の真知がいてくれることがうれしい」
って言ってくれて、いびつな自分がほめられたことに感動して泣いた。。

それで弟の話が
眠ってる弟に、毛布を掛けてあげようとしたら
弟をねたんで殺そうとした、って思われた
お母さんたちのかん違いだったこと話した。。

そして由希クンから、雪が積ったらいっしょに足あとをつけようって言われて
雪が降るのを待つようになったの^^

にゃんも、ママにカン違いされて責められたことがあるから分かるけど
自分の子どもを信じれない親ってサイテーだと思う。。

でも、にゃんももしママになったら、ママとおんなじことしちゃうかも。。

それに真知のママは真知がはじめての子だったから
どうやって子育てしたらいいかなんて分からなくって
自分がされたみたいに育てただけなのかも。。

そう思っても、心に受けた傷ってトラウマになって残るよね。。

真知もだけど
そんなサイテーな真知のママの心の中にも、傷がいっぱいあるのかな。。って

それで人が死んだあと、そぉゆう心の傷って
その人の魂といっしょに、ずっとどこかに残りつづけるのかな?

ホラーよりこわいから、生きてる間に残らないようにしないと。。


後半は、プリンス・ユキの会長の素子が
卒業前に由希クンに「ありがとう」ってゆう気もちを伝えるの

そして自分も、桜木クンに好かれてたんだって知った☆

お別れのおはなしって、いつでも悲しいけど
さわやかで、いいお別れのおはなしだった♪
{/netabare}
{/netabare}
<第4話>……ただい…ま
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
由希から依鈴の入院先と容態を聞かれる潑春。だが、詳しくは知らないと答えて何やら上の空な様子。「どうにもなんなくなったら……慰めて」と言い残して楽羅の家に向かうも、潑春は燈路から依鈴はまだ戻っていないと聞かされる。その頃、紅野は草摩本家の座敷牢で驚愕の光景を目撃してしまい……。
{/netabare}
感想
{netabare}
依鈴は、透を泣かせた紅野さんに文句を言いに本家に行って
呪いの解除方法を教えてくれるってゆう慊人のママにダマされて
慊人の部屋に、慊人の大事にしてる箱を盗みに入ってつかまって
座敷牢に閉じこめられて、運ばれてくる食事も食べずにいたみたい。。

それを紅野さんが発見して病院に運んだんだけど、依鈴は脱走した。。

そのころ、楽羅の家に行こうとしてた潑春クンは、燈路クンから
依鈴が慊人に、2階から突き落とされて入院したことを聞いて
居場所を知ってるんじゃないかって、慊人を問いつめに行って反抗した。。

そこに紅野さんが来て、病院に運ばれたことを聞いて
会いに向かった潑春クンが、脱走中に道にたおれた依鈴を見つけて
かついで連れて行こうってしたところで終わり。。

呪いの解除方法をさがすのをあきらめた依鈴に
旅が終わった。。「おかえり♪」ってゆうところでじわぁってしちゃった。。



慊人は紅野に、箱の中身は「父さま」って言ってたけど
依鈴が落とした箱に入ってたのはお人形だった。。

お父さんからもらったのかな?
でも、お人形は女の子が持つものだから封印してた、とかで。。

依鈴が死にかけたこと聞いてもバカにしてた慊人のママが
このおはなしのラスボスなのかも?


あと、潑春クンが慊人に反抗したとき、絆が切れそうなシーンが出てたけど
もしかして慊人にさからうと呪いがとけるのかな?

慊人は、みんな愛されるために生まれてきた僕を裏切る。。って言ってたけど
愛されるためには、愛されることをしないといけないんじゃないのかな?
{/netabare}
{/netabare}
<第5話>だって…わかるでしょう?
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
女子生徒が廊下ですれ違った生徒に黄色い声を上げる。その生徒とは、急に成長して大人っぽくなった紅葉だった。まだ子供らしい一面も残っているが、背が伸びて嬉しいと話す表情からは今までのあどけなさは感じられない。一方、潑春の一件以来、部屋に閉じこもっていた慊人はとある夢を見て慌てて紅葉の元へと向かう。
{/netabare}
感想
{netabare}
紅葉クンが大人っぽくなったって思ったら、とつぜん呪いがとけたみたい。。

家族もバラバラ。。
透も自分の物にならない。。って分かって
今さら。。って、はじめはとまどってたけど
慊人さんにお別れして、未来に向かって歩く決意をしたみたい。。

自分のことを忘れてるお母さんと話して
「行ってらっしゃい」って声をかけられたところは
なきそうになっちゃった。。


あと、紫呉さんが慊人に冷たくしてるのは
早く自立できるようになってほしいからなのかな。。

みんなの呪いがいつかとける日が来るんじゃないか、って思ってるのかも?


あと、由希クンが真知に、自分が呪われてるって言わなくっちゃ
って思ってたのは、真知のことが好きになったからなのかな?
{/netabare}
{/netabare}
<第6話>なんて、愚かなんだろう
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
藉真の家で療養する依鈴に、呪いはいずれ解けると紫呉は語る。その会話に、「いずれとは……いつですか」と割り込む透。次の春までに解けなければ夾は幽閉されてしまうのだ。しかし、そうなるのが猫憑きの役目だと紫呉は冷たく言い放つ。そして、「君は、夾のことを……」と問うが、透は思わず逃げ出してしまう。
{/netabare}
感想
{netabare}
透は今まで、お母さんをいちばんに考えて生きてきたんだけど
それが夾クンに代わるのがこわいみたい。。

やきもちをやく楽羅から、好きな気もちは本人に言えって言われて
2人っきりになった時、言おうってしたんだけど
こんどは夾クンが今日子さんが死んだときのことを思い出して
おかしくなっちゃった。。



「フルーツバスケット The Final」って
「フルーツバスケット」のFinalってゆう意味と
十二支のさいごの宴のFinalってゆう意味もあるのかも?
十二支が全員集まるのはこれがはじめてだって。。

それに紅野さんにつづいて、紅葉クンの呪いまでとけたから
全員の呪いがとけるのも近いのかも。。

人間は、永遠ってゆう言葉が好きだけど
すべてのことにははじまりと終わりがあって
呪いにもはじまりがあったんだったら
終わりもあるってゆうのは祝福なのかも。。

今までお母さんの思い出が透を支えてくれたけど
それが呪いになりかけてるみたいだから
透の思い出の中からお母さんが消えてくのはさびしいけど
忘れてくってゆうのもやっぱり祝福かも。。

そうだとしたら十二支だって、
もとは誰かを12人+1人で支えてたから十二支で
それがいつの間にか呪いに変わっちゃったのかも。。

そう言えば「祝う」と「呪う」って字が似てるよね^^
{/netabare}
{/netabare}
<第7話>そうだよ、空っぽだ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
蓋をしていた記憶に苛まれる夾。一方、紫呉は楝の話し相手になっていた。慊人の父親である晶と楝は出会うべくして出会ったという。だが、楝は生まれたばかりの慊人に嫉妬し、晶が亡くなってからこれまで彼の亡霊に取り憑かれている有様。紫呉との会話で取り乱した楝は、挙句の果てに刃物を手にして慊人と対峙する。
{/netabare}
感想
{netabare}
晶さんと楝さんの結婚と
晶さんが楝さんに残してあげようとした形見代わりの慊人が
楝さんには競争相手にしか思えなくって
狂った楝さんが、子どもの慊人を狂わせた。。ってゆう回想回

慊人が持ってた「晶さん」が入った箱をうばおうとした楝さんが
おどして取り上げようってナイフを持ってきたけど
慊人が手ばなした箱の中身は空っぽだった。。

ナイフを持った慊人を、紅野さんがなぐさめようとしたけど
慊人は、自分をつき放してくれなかったのは紅野さんのせいだって
背中を刺して、雨の中を逃げた。。


そのころ、夕食をすませて「ちょっと出かけてくる。。」って言って
玄関を出ようとした夾クンを
透が「聞いてもらいたい話がある」って止めたところでオシマイ。。



晶さんのことが好きで、分かってあげたはずの楝さんが
晶さんの思いが分からなくって
自分がいなくっても楝さんの支えになるように、って晶さんが残した慊人が
かえって呪いになっちゃった。。ってゆうのは本当にかわいそう。。

そして、そんな毒親に育てられた慊人さんも。。

草摩家って、ちょっと変わった人ばっかり集まってるけど
ほんとはそっちの方が呪いみたいな気がする。。


あと慊人が、絆が切れたのを感じたけどあれってみんなとの絆だったのかな?
それとも燈路クンだけだったのかな?
{/netabare}
{/netabare}
<第8話>そんなん…幻滅だ…
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
透は話があると夾を呼び止める。ところが夾も聞きたいことがあると言い、とある質問をする。が、その反応に嫌な予感が的中したと感じてその場を去る。追いかける透に、今日子のことを知っていたと語る夾。藉真に引き取られて間もない頃、2人は出会った。度々会う内に今日子から自身のこと、そして透のことを聞いて……。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、とある質問は「俺が好きなのか?」で
そこから今日子さんと出会って、別れて、また出会ったとき
車にはねられそうになった今日子さんを
自分の劣等感のせいで助けられなかったことを話した。。

それで自分のお母さんが死んだのも自分のせいだって思って
でもそれを認めちゃうと生きれなくなるから
ぜんぶ由希クンのせいにして、今まで生きてきたこととかを告白して
雨の中を走って行った。。

それに気がついた由希クンが追いかけたけど違う方向。。

雨の中でたたずむ透のところに
ナイフを持った慊人が近づいてる、ってゆうところでオシマイ。。



いろんな関係が分かって、おはなしはスッキリしたけど
自分のせいじゃないことを自分のせいにして
それをさらに由希クンのせいにして生きてきた夾クンが
すごくかわいそうなおはなしだった。。

今日子さんの娘といっしょに暮らすことになるなんて
やっぱり何か、縁があったんじゃないのかな。。


いろんなことが夾クンのせいで起きたのかもしれないけど
夾クンが猫憑きで生まれたのは夾クンのせいじゃないから
そんなに悩まなくてもよかったと思う。。

そう思ったら、慊人だってそんなに悩まなくてよかったのに、って。。

ほんとに悪いのは、十二支をあやつってる神様のはずだから
うらむんだったら神様のはずなのに
神様にはさからえなくって
近くにいる弱い者どうしで争ってる気がする。。


透は慊人に刺されちゃうのかな。。
{/netabare}
{/netabare}
<第9話>貴方の…お名前は?
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
透は小刀を持った慊人を前に語る。永遠や不変を繰り返し口にするのは寂しくて怖くて仕方がないからだと。放たれる言葉ひとつひとつが胸に染み入り、慊人は森へと逃げ出してしまう。追いかけ、友達になってほしいと手を差し伸べる透。そっと心に寄り添うような眼差しに慊人の心が傾きかけたその時、透の足場が崩れて……。
{/netabare}
感想
{netabare}
人を信じることができない慊人は
ずっとひとりでさみしい思いしてたこと言い当てられて
心が透に近寄りはじめたけど
透も自分を置いて行っちゃうって反発してあばれてた。。

そんな慊人に透は、自己紹介からはじめて、友だちになろうってたのんで
握手の手を出して、慊人もやっと手をのばしたらガケ崩れ。。



透が慊人に話しかける言葉が、何だかにゃんに言ってるみたいで
涙があふれてきちゃった。。

にゃんもぼっちだったし、ママからも「お前はひろってきた子」だとか
小学生のころ熱を出して「苦しい。。」とかってゆうと
「こっちまでイヤな気分になるから、ガマンしろ」って言われたりして
親でも苦しいのを分かってくれないって、ずっと感じてたから。。

それでやっと、慊人が心を開いてくれた♪って思ったら、いきなりがけ崩れ!?
あまりにも超展開でびっくりしちゃって、思わず笑っちゃった^^;

今日は雨がふってるからガケ崩れに気をつけて、とか言われてたら分かるけど
慊人が透のお友だちになる、1番大事なシーン
(慊人が心を開いたら、夾クンも蔵に閉じ込められなくってよくなる)で
ガケ崩れって。。せめて握手をしてからにしてほしかった☆彡

でも、崖から落ちて気絶しても夾クンのこと心配してる透を見てたら
また涙が出てきちゃった。。


握手はできなかったけど、慊人は透のこと受け入れてくれたみたいで
透の病室に入ってく慊人がほおを赤くしてデレてるところがよかったし
慊人が意外にチョロインでよかった♪

ってゆうか、その前に透が生きててよかった^^(あっ!紅野さんもw)


夾クンがお見舞いに来てないみたいなんだけど、どうしたんだろう?
{/netabare}
{/netabare}
<第10話>好きなんだ、ただ…
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
透が病院に運ばれた日以来、夾は行方をくらましていた。入院している透の元にも顔を出さず、透も何も話そうとはしない。透の退院当日、夾は家を出るため荷物をまとめていた。由希は「逃げるのか」と問う。そして、透を守れないと答えた夾に強烈な蹴りを見舞った。2人は取っ組み合い、今まで秘めていた感情をぶつけ合う。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしだったけど
由希クンと夾クンがおたがいになりたい相手だったけど
自分は自分だから、自分と向き合うしかないって
ホントにその通りだと思う。。

でも、向き合ったからって、正解が分かるわけじゃないから
悩んでるままでもしょうがないと思う。。


夾クンがお父さんのところに行くおはなしは
お母さんを殺した原因を作ったのがお父さんだって分かって
なんてひどい人なんだろう。。って思ったけど
ずっと飲んだくれてるのは、自分を殺してるのとおんなじだと思う。。

そのうち、お父さんも変われるときが来るといいけど☆彡

慊人はすっかり変わって
もう、夾クンを閉じこめる気はないみたいでよかった♪


恥ずかしいのは分かるけど
病院に着いた夾クンを見て、全力で逃げる透がおかしかったw
{/netabare}
{/netabare}
<第11話>さようなら
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
退院した透は、夾を前にしてつい逃げ出してしまう。会ったら笑おうと決めていたのに。うじうじ引き摺らないように、皆を、夾を困らせないようにと笑う特訓までしていたのに、涙があふれて止まらない。しかし、夾の口から発せられた「一緒にいたい」という言葉が、透を、夾を無敵にする。それは約束の終わりを意味していた。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は透を追いかけた夾クンがプロポーズ^^
抱きついてキスして、呪いがとけたことを知るの。。

あやまれないまま、相手がいなくなっちゃうことがあるって知ってた。。
ってゆうのは、本当にその通りだと思った。。
大事なことを伝えないままもう2度と会えなくなったら
死ぬまで後悔しそう

中盤は呪いのはじめのおはなしで、本当は呪いじゃなかったのに。。
とかゆうのが分かるんだけど、ちょっとファンタジーすぎかな?
けっきょく神様の正体も、十二支憑きが転生なのかもよく分からなかったけど
それはあんまり大事なことじゃないみたい。。

それからほかの十二支のみんなの呪いもとけて
自由になったけど、みんなちょっとさびしそう。。

2人が慊人のへやに行ったら、はとりさんでも夾クンでもなく
透だけへやに引っ張り込んだ慊人を見て
十二支の絆はなくなったけど、親友ができてよかった♪って^^
{/netabare}
{/netabare}
<第12話>がんばったね
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
真知に会いたいと、由希は家から飛び出した。大勢の人がいる中で自分一人を見つけ、想ってくれるのは幸福なことで、由希と真知はお互いを奇跡みたいな存在だと自覚する。その時、「遠い遠い約束を……守ってくれてありがとう」という声が聞こえた。とうとう由希の呪いも……自然と流れる涙を拭い、由希は真知を抱きしめる。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は由希クンが真知に会ってコクるおはなし。。

みんなの見てる前でいきなりキスしたりするのは
すごく恥ずかしそうだけど、平気なところが王子様^^


中盤は、慊人が元十二支たちを呼び出して
紫呉さんからもらった着物を着て、新しい自分のおひろめ^^

紫呉さんがドSだったけど、両想いになれてよかった☆


後半は夾クンが進路を決めて、透について来てほしいってたのんで
透もついてくに決めるおはなしだったけど
透のお母さんが「許さない」って言ったのは
夾クンが透を守らないと許さない、ってゆうことだったみたい^^



今まで悲しいおはなしばっかりだったから
さいごはハッピーエンドでよかった♪

慊人と紫呉さんがくっついたから、紅野さんも本当に自由だよね^^
これでありさともつき合えそう☆彡
{/netabare}
{/netabare}
<第13話>いってきます
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
卒業式が終わり、透と夾の新しい門出が近づいていた。部屋を片付けた透は初めてこの家にやってきた時を、宝石のような愛しい日々を懐かしむ。愛した分だけ、別れは寂しい……そう言って涙する透を抱きしめる夾。これから2人の、新しい宴が始まろうとしているのだ。そして由希も、透に本当の気持ちを、感謝の想いを伝える。
{/netabare}
感想
{netabare}
透と夾クンが引っ越す前の日のみんなのエピソードで
いろんなカップルができてたりしてふつうによかった^^


由希クンからは「ありがとう」と「お母さんみたいな人」って言われてたけど
同級生の男子から、お母さんって呼ばれたら、ふつう怒ると思うけど
透はホントにみんなのお母さんってゆう感じだなぁって思ってたら
いきなりおばあさんw

夾クンもだったけど、同級生からはお母さんみたいって言われるくせに
孫からは「夾クン」「透クン」って呼ばれてるのがフシギw


でも、そう言えば、透が夾クンが遠いところに行ったとしても
結婚したら、草摩家の人全員が親戚になるんだよね。。
みんな義理のいとことか^^
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


1期2期合わせて50話のあとのファイナルは13話で終わりだったけど
ちゃんとアフターストーリーまで見せてくれて
きちんと終わってよかった☆










.

投稿 : 2021/07/08
閲覧 : 374
サンキュー:

28

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

終章

人気作品のファイナルシーズン。
secondシーズンが中途半端で終わった為に中途半端なスタートとなりましたが、1話から感動の嵐です。

紅野さんから聞いた、草摩の秘密や真実、呪いの解き方など沢山の話を聞き徹は泣いてしまう。
それは自分では、どうしようもなくて……悲しくて何も出来なくなってしまう。
でも、そんな時に駆け付けてくれたのは花ちゃんです。
私にしか聞こえない声……つまり電波を感じたと駆け付けてくれました。

このシーンで強く感じたのは、花ちゃんは幼い頃にこの力で人に危害を加えてしまうかもしれないと悩んで居た時期がありました。
その時は、相当辛かったハズです。

でも、今は危害を加えるのではなく、親友が泣いている所へ駆け付けて手を差し伸べる。
その力は親友に寄り添える力なのです。
だから、駆け付けてくれた。
その力があって本当に良かったと思うシーンです。

でも、透はそれだけじゃなくて紅野さんと魚ちゃん……透の親友である魚ちゃんの力になってあげたくて頑張るけど、その結果にも涙します。
彼女は自分を何も出来なくて、何の役にも立てなかったと涙します。

でも、友達の為に行動出来て、友達の為に涙を流せる……それだけでも、既に何か出来て居て、役に立って居ますよね。
その行動や言葉だけで結果よりも嬉しくなれる。

あれだけ泣いて居ても透は次の日元気を取り戻していました。
それは、きっと花ちゃん魚ちゃんが透の悲しみを埋めてしまえるくらい、素敵なパジャマパーティーで元気づけてくれたのでしょうね。
いつも通りに戻って安心しました(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)

1話から、かなり泣かせて来ますよ‪(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)‬
ってか、ファイナルシーズンは毎週泣かせにくるのです‪(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)‬

では、私の思入れのある物語を。



【ユキプリ親衛隊の卒業】

正直に、この人達はヤバイ人にしか見えませんでした。
でも、彼女は最後にユキに告白する。

でも、告白は答えを貰う為の告白ではありません。
気持ちを伝える告白です。

告白は勇気が必要です。
告白に1番大切な事って結果じゃないと思います。
結果は確かに大切ですが、1番大切なのは伝える事かもしれません。

自分の気持ちを伝える事の大切さ。
自分の気持ちを知って貰う事の大切さ。

このエピソードでは伝える大切さが凄く伝わる物語でしたね。



【透と夾】

夾には秘密がある。
実は彼は透の母の死の瞬間を目撃した人です。
透の母は夾が手を伸ばせば母を救えたかもしれない……でも、救えなかった。
異性に触ると動物になる呪いの力があるから。

夾はその呪いで苦しんで来ました。
化け物と呼ばれ母には旅立たれ、彼は傷ついて来た。
そんな秘密が明るみになる可能性がある……周りが騒ぎだしトラブルになるかもしれない……また、拒絶されるかもしれない……それは恐怖と不安しかありません。

咄嗟の事で選択肢に迷ってしまうものです。
夾でなくとも、人は咄嗟の出来事に対して直ぐにはトラウマを乗り越えられません。
ユキも言いましたが、HEROではありません。

HEROなら簡単に救えるかもしれません。
夾と同じ立場だとしても迷いなく救える人もいるかもしれません。
でも、人は全員がそんなに強くはありません。
だから、自分を夾の立場に置き換えたと考えたら……私は多分、救えない側です……どうしても、その手が掴めない…………

だから、夾の後悔が凄く解る気がします……
自分が昔お世話になった人で、自分が好きになった人の母で大切な人だと思った時に……好きな人が悲しむのは自分のせいだと思うかもしれません。
あの時に救えていたらって頭を抱えるかもしれません……それでも……私なら……これから選ぶ未来は……

話しを少し変えて、透は夾を好きです。
「1番大切な者って何?」って問いにお母さんと即答出来なかった。
透はお母さんが大好きで、思い出も約束も心に留める事を誓っていたけど、それが消えちゃいそうで……

そんな時に、夾に自分の家族への抱えていた気持ちを打ち明けます。
でも、全てを最後まで聴いて優しく抱きしめてくれて、きっと1人で抱えて来た事だろうから受け止めてくれて本当に嬉しかったと思います。

周りの人は、夾を好きな理由が同情ではないか?と言います。
でも、私は、そんな事はないって思いました。
だって……同情で人を好きになる事もあるのでしょうか?
少なくとも、私は同情で人に恋した事はないって単純な気持ちからです。


夾は透の気持ちを確認して、彼女の気持ちを知った後……夾は心の中で……自分を好きな透に対して、傍に居なければよかった、その結果がこれじゃあんまりだ、認めたくない、可哀想だ、と哀れみます。

夾は全てを打ち明ける、抱え込んでいたものを全て。
でも、透は真実を知ったうえでも気持ちは変わらなかった。
それでも、透は訴える「私は、お母さんに反抗せざるをえません。」

だって、夾は抱え込んでいるだけですもの。
夾は、救えた、救えなかった、でしか見ていないからです。

だって、お母さんの死の理由は事故で、夾が悪いわけじゃない!
ただ、居合わせて背負い込んで!
見ているのは、それだけで……自分の気持ちも透の気持ちも見えないじゃない……

彼はそんな彼女に「そんなん……幻滅だよ」って言います……絶対言っちゃダメな言葉です!

だって、全てを受け入れてくれた彼女に対して、受け入れられる事に怖がり逃げ出して、傷つけて……自分の気持ちからまた逃げて……逃げる事は悪い事じゃない……それでも!

逃げって私は逃げる事ではないと思います。
物事から逃げても、明日か明後日か、1年後か10年後か、いつかは必ず向き合わないとならない日ってのは来ます。
生きている限り必ずです!

でも、今は向き合えない、無理だよ……だから目を背ける……それは、次に問題に遭遇した時の準備期間を稼ぐ事です。
いつか、準備してその問題に向き合う為の……
あくまで、私の持論です(*ᵕᴗᵕ)ウンウン

でも、夾の場合は、向き合うべき瞬間なのに……その瞬間すら逃げるのなら、いつ向き合うのだろうって思ってしまいました。

透はお母さんの死に傷付いて涙して……
でも、その事を気に病んだって理由で夾が透の気持ちに向かわないのなら……本当の意味で、お母さんの死は悲しみしか残らなくなる……

父と母を失い、大切な人にまで母の事故を理由に離れられたら……透をまた残していなくなられたら……透の気持ちはどうなるの……

透が好きじゃないなら仕方ない、でも!透の気持ちから逃げ出す理由を事故をせいにするのは絶対に違う!

でも、透が崖から落ちた後に流した涙は本物だって思えました。
夾は確かに逃げてばかりで誰も守れなかったのかもしれません。
でも、透の1番近くに居て幸せに思える時間を与えてあげられる力と、好きな人のピンチに迷わず走り出せる強さがあるじゃないって、だから透は夾を……

そして、透の夾を好きになった理由が凄く良かった。
これが恋なんだって思える。
好きな人の事を本当に大好きなんだって思えるセリフが本当に優しくて暖かくて凄くいい⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝


【アキトについて】

透は「やっと見えた」と言います。
それは透がアキトと本当の意味で初めて出会ったのです。
アキトには数回会ってましたが、それは神様としてのアキト……
本当のアキト……アキト自身がそこに立っていたのです。

アキトは愛を知らずに生きてきました。
彼は神様だから、沢山の人が従い付き添うけれど、それは愛じゃない……唯一愛してくれた父も居なくなり……父の愛すら本当に自分を1番愛してくれたのかすら疑問で、愛を知らないから絆も育めなくて十二支にも酷く扱い振る舞う……

解らないから神様って肩書きを振り回すので精一杯で……皆が離れてやっと気づき始める。
最後に紅野を刺して、透を切り付けて……
それでやっと……失ってから、間違いを気づく……

アキトは紅野と透に許されて無罪になったそうです。
最初は強がる「責めればいいだろ、怒ればいいだろ、訴えるなり、なんだってすればいいだろう」と2人をバカだバカだと言います。

でも、このセリフは開き直ってる訳ではありません。
人間って、取り返しのつかない事をしても許される事があります。

その笑顔は凄く眩しくて、言葉は優しくて暖かくて……最後はアキトの様に涙を流してしまうんです。

自分がした事が酷ければ酷い程に、相手の優しさが暖かければ暖かい程に、その優しさは鋭く心に刺さります。
でも、心に痛みはなく優しさがしみ込んで……
その時は、自分は凄く酷くて間違えた事をしたのに、どうして許せるのだろうか……その優しさが苦しくて……

責められたり怒られた方が楽だと感じると思うのですよね。
だって、それだけ酷いことをしているから……罪を償うのは当然で……その方が楽だと思えるのかもしれません。

責められる事や怒られたら少し自分がした事が軽くなる気がするのかもしれません。
でも、許されたら自分で抱えみ、自分を自分で責めなければならなくなる。
でも、それが自分に向き合うと言う事です。

許されても罪は無くならないし。
責められても罪は軽くなりません。
でも、それをアキトは解っているから涙する。
そう言う人は、きっと変われる。

さて、次は許す側の話です。
紅野と透側ですね。

傷付けられて、酷いことをされたら誰だけ不快な気持ちにしかなりません。
その人が、いくら反省しても心の傷は無くならないし、傷跡も残ります。
それでも、許せる人は何故許せるのでしょうか?

1つは理解者だから。
その人だけが悪い訳じゃない解らなかっただけで、本当はその人が悪い人じゃないと知っているから。

2つ目は、その人が傷つく痛みを知っているから。
紅野からすればアキトの環境を一番近くで見て来て、その中で沢山気に病んで傷ついて。

透からすれば、アキトから沢山の人が離れて行ってるのを知っていて、透は大切な人に置いてかれる寂しさを知っているから。

3つ目は単純で、その人は既に傷だらけだから、そして変わろうとするアキトを応援してあげたいから。

以前の彼ならきっと謝る事も泣き出す事も無かったでしょう。
「僕は悪くない」って言葉で虚勢を張り神様って仮面をつけて、人を見下し笑って居たでしょう。

でも、自分の誤ちに気が付いたアキトの中には神様は居なくて、そこにはどうしようもなく自分の誤ちを抱えて後悔と間違えに泣きじゃくる女の子しかいなくて……
透が崖から落ちた時だって、無視していたと思う。
でも、助けてって涙を流して助けを求められる様になった。


「私とお友達になって欲しいです」
きっと、透のこの言葉が、アキトに変われる力を与えたのだと思います。

そして、周りの人もアキトを責めません。
それは、今回は傷ついた透と紅野さんが許しているから、だから他の人が責める必要はなくて……当人達が許す以上は責めるべきではないのかもしれません。
だから、魚ちゃんや花ちゃんは攻めなかった。

紅葉君はアキトの背中を押してくれましたね。
あんな別れ方では再会するのは怖いでしょう。

向き合う勇気も出せず病室にも行けず……
でも、向き合わずに逃げるのは、間違えだと解って居るからあんな所で踏みとどまって帰ることも出来ない彼女を。



【夾と父】

これは私も誤解していた……
私は夾の母を酷い人だと思って居ました。
でも、違った……父が酷かった……

お母さんは向き合おうとしてたんだ……
家に閉じ込めようとしてたけど、それは間違えだと今でも思うけど、夾が力で苦しまない様に家から出なければ夾は周りから化け物だと言われなくて、傷つかないかもしれない。
そう考えたのかもしれません。
お母さんは……必至に向かい会おうとしていたんだ……それなのに……


父の「こんな子供産みやがって!お前らなんて、いなくなれ!」
こんな心のないバカな言葉でお母さんの心を傷つけて!
お母さんは必至に向き合おうとして……やり方は間違えていたと思うけど、彼女なりの精一杯の守り方で母として親として悩みながらも頑張っていたんだ……

そんな人に向けた言葉の刃物……
本当に酷いよ……この父はどうして、妻に子供に酷い事を言えるのか……考えたけど解りません。

今から書くのは私なりの母の解釈です。

旦那に「お前らなんていなくなれ!」といわれた妻は悲しかった。
だって子育は、2人でするものだし1番理解してあげなきゃいけないのは旦那なのに……一緒に考えて悩む事すらせずに、心ない言葉で傷つけて……
このセリフで母は本当に1人になった。
誰にも助けを求められず……幼い夾を守るのも限界だとかんじた。

でも、夾を1人残せない……何故なら、あんな父には任せられない。
それに猫付き……だから……未来は……幽閉
それなら、一緒に死のうって……

踏み切りまで、夾が転ばない様に、迷子にならない様に、事故に合わない様に、しっかりギュッって手を繋いで歩いて行く。

でも、踏み切り前で踏切音が鳴り響いた瞬間、手を離してしまう。
多分、歩きながら考えたのです。

本当に一緒に死ぬべきなのか……でも、やっぱり出来なかった……だってお母さんだもん……子供が怖い思いや痛い思いをするなんて考えただけで心が締め付けられちゃう。

子供に元気に生きて居て欲しいって思っちゃう……将来、夾に手を差し伸べてくれる人が出来るかもしれない……そんな子供の未来は奪えない。

でも、やっぱり間違えてるけど……死を選ぶって絶対に違うし、子供の目の前で死ぬなんて酷いとは思う……本当は夾の為に生きていて欲しかったって思うけど……
私はお母さんを、責められなくなりました。
想像するだけで心が苦しくて涙が出ちゃう……
それだけ追い詰められていた……

夾の父は最低だと思います!
結局、コイツは知ってたんだ!
自分の言葉が妻を殺したって!
だから、幼い夾に罪を擦りつけた……自分が言葉で殺した事が怖くなったから!
夾が幽閉されてさえ居れば、自分は悪くないと思えるから自分の保身の為に子供を犠牲に!

夾は、それを知って気付いたんだ……
母の不器用な優しさに……



【夾の告白】

ユキと夾の喧嘩は迫力ありました。
2人の喧嘩には感動します。
人って自分が1番自分を理解しているように思うけど実は他人の方が見えていたりします。

夾は「オレじゃ守れない……お前が付いてやっていた方がいい」って言うけどユキは「守ってただろ」って返してからのユキのセリフは凄く解る。

守るってなんだろ?
怪我から?事故から?災害から?
確かにそれも守る事だけど、それだけじゃないよね?

HEROの様に世界を救える訳でもないかもしれない。
HEROの様に誰かのピンチに毎回駆けつける事は出来ないかもしれない

それでも……
誰かの横を歩いたり。
誰かの傍にいたり。
笑ってくれて楽しんでいる人が幸せだと思える、そんな日常を守るのはHEROじゃなくていい。
笑って楽しんでくれてる時点で守ってる。
その人の幸せな世界って奴を……その人だけが守れるその世界を(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)

病院へ駆けつけたら夾は透と再会する。
そして!つにい2人は……透と追いかけっこが始まるwww
透が逃亡

でも、諦めず夾は告白する。
夾が言う様に傷つけて傷ついた人が居なくなるなる場合はあります。
その時に傷付けた事に後悔しても取り返しがつきません。
謝っても許しの言葉も、許さないの言葉も聞く事は出来ません。

人間は不思議なもので大切な事や人に気づけない時があります。
そして、失った後に気がつく。
今回も、透が崖から落ちた事で思い出す。
その辛さと悲しみを。

一方、透は傍にいなくてもいいと覚悟したそうです。
でも、夾の名前を聞く度に涙する。
その涙は幻滅された悲しみだろうか?
それとも自分の心に嘘をつく辛さだろうか?

結局、そんな覚悟や自分の偽りの気持ちで自分
の本当の気持ちなんて隠しようがありません。
だって、そんな事で消す事が出来るのなら……好きになんてなる訳がないのですから(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)

夾は言います。
自分の猫付きの事で悩ませるかもしれないと……でも、彼女は、「この気持ちは無敵です」と答えます。
透はそれを含めて好きになった。
夾はそれを自分の負として受け止めてるけど、透はそれも夾である事を理解し受け止めてくれる。
そんなのは問題ないんだよと言うように。
きっと、それに夾は救われたんじゃなうなぁってww

夾はやっと踏み出せるようになった。
1人で踏み出すのではなく透と2人で。
母の墓の前で夾は伝える自分のやりたい未来を

透は嬉しかったと思います。
だって、夾が未来の事を考えてくれた事が、そこに自分の透の存在もあった事。

確かに沢山の人と離れる結果にはなると思います。
でも、永遠の別れじゃない……例え世界の裏側に居ようとも……会おうと想えば会える。

生きている……それだけで会えるのです。
透が1番今、好きな人がいる。
昔は家族だった……でもお父さんは旅立って……透はお母さんと2人暮し。

いつだって透は待っていました。
お母さんが帰るまで1人で……お母さんがお父さんの所に行かないで欲しいと願いを待ち続けた……1番怖い事は大事な人に会えなくなる事……彼女は待っているのは、もぅ嫌なんですと言う。

彼女は待つしか出来なくてお母さんを失った……でも、今は違う。
大切な人が側にいて隣を歩ける。
一緒に世界へ飛び出す事が出来る。
世界を広げる事が出来る。
2人は2人だけの道を行く。




【マチとユキ】

フルーツバスケットのキャラは輪の中に入れない疎外感を感じるキャラが多いですが、ユキもその1人ではないでしょうか?
彼の場合は特に解りやすく。
学園で人気者ですが、何かを手伝おうとしても気を使われる。
本当は一緒に仲間として成し遂げたいのに。
それに、気付いたのがマチ。
ユキの寂しさに気づけた人

マチについて。

彼女の噂、弟を殺そうとしたと言う噂。
マチは両親の期待に答えようとして否定されて弟が出来て突き放されて、それが悲しかった……

両親はマチが弟を憎んでいると思っていたみたいですが、マチは弟を疎ましくなんて思って居なかったのに……風邪ひかないか心配して毛布を掛けようとしただけなのに。

では、何故、両親は勘違いをしたのか……
普通に毛布を掛けるだけで、そんな風には見えないはずです。

1つは、両親はマチを見ていなかった。
彼女は弟を疎ましく思っている!
そんな勝手な決めつけでしか娘を見えない残念な両親だった。
だから、両親にはそんな風に見えた。

2つ目は、両親にとってマチが邪魔だった。
きっかけなんて何でもよかった……家からマチを排除したいから、それらしい理由があればいい。

正直、どんな理由があろうと最低な両親だと思います。
でも、ユキの一言「頑張ったね」に彼女は救われます。
実は、人って「頑張れ」って言われた事は多くても「頑張ったね」って中々言われないものだったりします。

それだけ「頑張ったね」って一言は短くて簡単な言葉だけど価値のある誰かの評価してくれた頑張った証なのかもしれませんねꉂ(ˊᗜˋ*)

そして、ユキとマチの告白。
この告白で私が好きなのは、マチのセリフで「この世に居てくれた事が嬉しかった」

これって凄く素敵だと思います。
私は、好きな人や大切な人と一緒にいて楽しい幸せだと感じた事はあるけど、この世に居てくれた事が嬉しかった。ってのは私は考えた事が無かったからです。

誰かに自分が居ることが嬉しいって言われたり想われたら、それって凄く嬉しいと思いますもの。

ユキは泣く……自分が鼠付きじゃなくなった事に……嬉しさ半分の悲しさ半分




【神様の絆】

この昔話は悲しいですね。
私は絆は凄く強いものだと思う。
個人的な考えなのですが、私は永遠の愛も永遠の友情も永遠の絆も永遠ではないと思います。

何故なら絆って誰かと誰かを強く結び付けるもので大切な物です。
でも、生き物は遅かれ早かれ命がつきます。
結局、絆ってのは結ばれた人達が生きてる間にのみ成立するものだと考えているからです。

それだって、絆ってお互いに努力しなければいつしか消えてしまう。
絆を維持するには絆を維持する努力を一人一人がしなければなりません。
凄く強くて脆いそれでも美しく大切なもの……それが絆です。

この神様は産まれ変わっても絆を残そうとした。
一人ぼっちの神様は、その時間が1番幸せだった。
だから、人生で1番嬉しくて楽しくて……でも、失う事を恐れてしまった。
だから、楽しい気持ちと嬉しい気持ちも失いたくなくて……例え生まれ変わろうと続けたかった。

でも、それではダメなんです。
それは今の自分達だから成立するだけなんです……それを生まれ変わった自分達に押し付けるのは呪縛……

それがネコには、解ったから永遠は要らないと言ったのです。
ネコは神様をずっと見ていた。
いつも1人の神様を……でも、勇気を出して動物達に手紙を出して友達になれた。

でも、この絆を永遠にしてしまえば……この先神様が一人ぼっちになったら、この絆があるからと神様は新しい出会いをしなくなる……自分達が居なくなった後に、一人ぼっちになり立ち止まってしまう……

ネコは知ってる。
神様には手紙を出して歩み寄る勇気があるのを知っている!
なのに神様は、それを知らない。

今の楽しい、嬉しいにしがみついていてはダメなのです。
失敗するかもしれないし楽しい場所から歩み出すのは怖いかもしれない……それでも新しい楽しい嬉しいを探すために歩き出さないと……

で、1番悲しいと思ったのは神様は絆を永遠する前から絆が破綻していた事です……
ネコは死に際に自分の気持ちを素直に言いました。

それを聞いた動物達はネコを裏切り者だと詰り諭しました。
確かにネコの発言は空気が読めなかったかもしれない……
水を差す行為だったのかもしれない……

それでも、皆がネコの発言の意味を理解してあげようとしていたら、変わったのかもしれない……

でも、ネコを裏切り者だと呼んだ。
1人と13匹で別けた永遠の盃なのに……ネコが死んでも悲しみもしない……

その時点で既に……絆なんてものは崩壊して居たのです。
凄く悲しいお話だと思いました。
結局、最初から絆なんてないように思えてしまうのが凄く悲しくて……
でも、猫の願いが未来で叶うのが昔話の唯一の希望だなぁ〜

絆って簡単には引き裂けないのです。
どんな人間にも引き裂けないのが絆です。
作中でも透は絆を解く事は出来てません……

でも、絆は永遠ではありません。
いつかは終るのです。
人に引き裂けないくらい強い絆なのに、いつか必ず終わるくらい脆いもの……だから人は絆を大切にするのかもしれません。




【透とお母さん】

親子って凄いって思いました。
透は死に際のお母さんの言葉「許さない」は恨んでいない。
許さないと言ったとしても憎しみの言葉じゃないと言います。絶対に。

それを、言いきれてしまう事も凄いけど、本当にその通りだと当ててるのが1番凄い。
透は誰よりもお母さんが大好きで側にいてお母さんが、どんな人かをしっかり理解してるから言いきれる言葉だと思います。
本当に親子関係がしっかり築けていたのだと感じました。

母の死は……
死に際に1番怖いのは多分死ぬ事じゃない……

大切な人を置いて行ってしまう事……
もっと一緒に居たい時間を失う事
その人を守れない悔しさ……
その人が悲しい時や辛い時に側にいて力になれない事……
その人の幸せな未来が見えない事……

お母さんは本当に透が大切なのだと思いました。
死ぬ最後の最後まで透の事ばかり……
親の子供を想う気持ちが凄く伝わりました。

心配や不安は沢山あったけど……
夾をみた時の瞳には光が宿ったように見えました。
多分、託せるかもしれない夾を見つけたからです。

彼女は知らないと思うけど心で思った事が口に出た事を……それが「許さないから」の一言だった事を。
それにビビって逃げ出した夾をどう思っただろうか?
彼女の目には涙が流れて居たけど……
それでも、多分、私は最後は心置き無く旅立てたと思います。
何故なら彼女は透の強さを知っているから……夾の優しさを知っているから……



【旅立ち】

居心地の良い場所を離れるのは……
友達と離れ離れになるのは……
それは寂しいですよね。
永遠につづけば良いと思うけど……必ずその時は来る。
それでも、歩み出す。

送り出す側も、やっぱり寂しいですよね。
でも、幸せになって欲しくて背中を押してくれたり、別れを惜しんで泣いてくれたりする人が居る。
それは凄く嬉しいって思うし幸せな事だとは思いますが、まぁ……うん、未来へ歩むって……寂しさ半分、ワクワク半分。


【透とユキ】

ユキは透への感謝を伝える。
自分の気持ちの全てを、今の自分がいるのは透のおかげだから……
別に、透は普通に接してくれただけかもしれない……それでも、ユキには特別で……今の自分を誇れる……それは間違えなく透のおかげ。
彼女に伝える……透はお母さんのようだったと。

愛って一言で言っても沢山の種類がある。
その愛って個人で込める意味は違うけど、間違えなく愛されて居たのが、透でしょう。
夾が教えてくれて、ユキが確信をくれた事。

「皆に愛されてるんだよ」


【まとめ】

Final seasonお疲れ様でした(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
凄く良い話ですが、まさかの1クール……
正直ラストが駆け足気味になりましたが、いい話でした。
恐らく2クールにしたら尺が足りないので1クールで収めるために頑張ったのでしょうね。

中途半端な話数でもいいからノーカットにして貰いたかったです。
フルバ自体後半は感動の嵐です。
実は去年、この作品の原作を揃え一気読みして毎晩泣いていた程ですww

アニメはラスト数話が詰め込み過ぎで原作程泣けませんが、アニメスタッフも頑張っている気がします。
解りやすいエピソードだとマチが透にお見舞いを渡す話は原作にはありません。

でも、あのセリフは凄く感動したし素敵だと感じたしオリジナル要素を混ぜても悪くは無い作りになっていて感心すら覚えます。
勿論原作をそのままで映像化が1番ですけどw

後、この作品って完結するまでに原作者さんが当時、病気をして手術をして復帰しても手に力が戻らずに画力が落ちて、ファンの方から「描くのをやめて欲しい」や「こんな酷いなら復帰しないで欲しい」って手紙が沢山来て泣いて居たそうです。

最初は、それを読んだ時に、作者さんが1番解ってるし辛いし悔しいはずなのに、どうしてこんな酷い事を言うのだろうと思いました。

実は、私が1番好きな漫画があります。
その絵師さんは闘病しながら漫画を書き進めて居ます。
だから数年に1冊最新巻が出るかくらいに遅いのですが、内容がすごく素敵で何度読んでも涙しそうになる作品で応援しています。
それでも、少しづつ頑張って進めてくださったり、Twitterでもイラストを投稿してくれたり、コロナが流行りだした時も応援の為の漫画を書いてくれたりする人で。

そんな漫画家さんを知ってるから、私はフルバの原作者さんの高屋奈月先生に当時、酷い言葉を送ったファンの方に、少し悲しく思いました。

でも、何故、そんな言葉を送ったのかって考えたら時、ファンだからだと気が付きました。
ファンだから……きっと、ファンの方は復帰に喜んだと思う。
でも、ファンは大好きな作品だからこそショックな気持ちになったのかなって……だから、その手紙も悩んだ上で出した言葉なのかな?って。

ある作家さんが前に書いて居たのですが、作品は世に出すまでは、作家さんの物ですが、世に出すと作家1人の物ではないと言っていました。

つまり、作品を世の中に出すには沢山の人の協力の元に作品を作り上げます。
世に出して、継続するにはファンの応援の元に継続出来るからだそうです。

だから、厳しい言葉でも、もしかしたら裏には無理しないで欲しいとか心配する気持ちもあったのかな?って……大好きだからこそ、どうしても出てしまう言葉もあるのかな?って。

それでも、1番辛い本人に伝える言葉なのかな?とは思いますが、作品が大好きだからって気持ちはあるのだと思います。

でも、私が1番凄く良いって感じたのが、この先で、もしも、作者さんが途中で諦めたら、フルーツバスケットって作品は名作にならなかったし、時を超えて、今アニメ化されて私も見るきかいが無かったかも知れない。
そう考えたら、本当に素敵な物語を最後まで届けてくれて感謝だなぁ〜って思いました。

そろそろ、〆にかかります!
2022年に透の物語が映像化されるそうですね!
原作にありアニメではカットされたエピソードの1つですが、これも感動して私は泣きましたよ‪(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)‬
これは楽しみですね(*ᵕᴗᵕ)ウンウン

投稿 : 2021/07/07
閲覧 : 389
サンキュー:

14

キリカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高だった…

ここ5年くらいで1番面白いアニメだった。このような作品を作ってくれてありがとうございます。

投稿 : 2021/07/06
閲覧 : 171
サンキュー:

5

taketake4 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

悪くなかったとは思うんだけど・・・

正直、旧作のほうで見たかったな。と
こちらのほうが少女漫画臭が強くて、若干、感動の押しつけっぽかった

さすがFinalと言うだけあって、毎回、最終回かというような怒涛の盛り上がりの連続で連続視聴するとちょっと疲れる
キャラがみんな似てるから一見しただけだと区別しづらい。特に男キャラ
まあ声で区別できるっちゃあできるからいいんだけど

投稿 : 2021/07/04
閲覧 : 183
サンキュー:

6

ネタバレ

ゆーな さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ありがとうのキモチ

勉強がたいへんでなかなかアニメ見られないけど、フルバだけは毎週欠かさず見てました!
なんかもう大好き☆
みんな大好き(*゜∇゜)(~∇~o)

やっぱり夾君が一番好き☆
だんだん優しくなっていったのが尊い(*´艸`)
透ちゃんと夾君のシーン、お姉ちゃんと2人でキャーキャー言いながら見てました。
ステキ(≧∇≦)

由希君も王子様って感じがちょっとニガテだったけど、とても男らしくてカッコよくて素敵でした(*´艸`)

慊人さんはニガテだったけどFinal見ているうちに慊人さんのことも好きになっちゃった
みんなつらい気持ち抱えて寂しくて悲しくて、苦しむ姿を見ているのがつらくて、みんな幸せになって欲しいなあってとーるのことずっと応援していました。
私もとーると気持ちは一緒だよ(´∀`*)

あんな心が綺麗な子にわたしもなりたいなー
黒い気持ちがわきあがってくるたびに、とーるになる!!って言い聞かせておさえてます(`□´)

透ちゃんが大好きなのでみんなから愛されて、草摩の皆さんもみんな前を向いて歩き始めてハッピーな終わり方でとっても良かった!

でも、はとりさんも幸せになって欲しい☆
慊人さんのお母さんは最後までどうしようもない人だったけど、元々が誤解だから、いつか和解できるといいね☆

慊人さんのお父さんの晶さんが諸悪の根源だと思ってて、石田彰さんが声優なのでもしや?って思ったけどやっぱりある意味ラスボスでしたね((((;゚Д゚))))

すべてがハッピーになれたわけじゃないけど、前を向いて先に進めるんじゃないかな。そう信じたいな。

終わっちゃったね(´・ω・`)

投稿 : 2021/07/04
閲覧 : 245
サンキュー:

19

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この作品に出会えて良かった

原作未読 全13話

1st seasonが全25話、2nd seasonが全25話、そして今回のThe Final 全13話でトータルで63話、長いようで短いような時間でした。

お話はいよいよ核心に迫ります。
{netabare}
由希も最後言っていましたが、大きく深く暖かく包み込むような、十二支の呪いで荒んだ心を溶かしてくれる透はみんなのお母さんみたいな存在でしたね。

慊人と透のシーンは壮絶でしたね。私なら2〜3発殴るかもしれないw傷つけた慊人も例外ではなく、包み込んで透の優しさが溢れていました。
{/netabare}
とても良い終わり方でした。みなさんとても良い顔をしていましたね。
{netabare}
惹かれあったそれぞれ2人が歩み出していましたね。夾&透、由希&真知、紫呉&慊人、潑春&依鈴、綾女&倉前、燈路&杞紗、はとり&繭子、紅野&魚谷と沢山のカップルが誕生しましたね。一番驚いたのが花島と藉真のカップル?、想像できませんでしたw

それぞれのその後のこともちょっと観たかったのですが、尺の問題もあり仕方がありませんね。想像に任せましょう。

夾と透がいきなりお爺ちゃん、お婆ちゃんになっていたのは飛びすぎ!と一人突っ込んでしまいましたw 毎話変わるフォトフレームのシーン、最後は賑やかになっていましたね。
{/netabare}

OPはWARPs UPさん、GENICさんが歌っています。

最後に、現在YouTubeで放送終了記念サンクスムービー(6分ほど)が公開されています。キャストの声優さんたちのコメントが観ているとまたウルウルしてしまいます。その中で大きな発表がありました。{netabare}何と透の両親のお話が2022年に制作決定!、また舞台になるそうです。まだまだ続くみたいですね。{/netabare}

投稿 : 2021/07/04
閲覧 : 374
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レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

愛という名の呪い

異性に抱きつかれると干支にしなんだ動物に変身してしまうという呪いがかかった草摩家の皆さんと、どこまでも心が綺麗な少女、透の間で繰り広げられる群像劇。Finalと銘打っていることからわかるように続きの話なので先に1st2ndシーズンをご覧ください。

私はすごく小さい時に家にあった漫画を全巻読破しましたが、夾 推しなのは昔から変わってないです。
旧アニメはちゃんと見たことなかったのでとても楽しみにしていました。
夾やっぱいいね、すごくいいキャラ。

とりあえず、とても丁寧に2人の絆を描いてくれたので、満足です。

登場人物の抱える苦しみが、周りのキャラクターのやさしさで少しずつ癒されている感じがこの作品の魅力で、十二支の呪いというテーマも出てきますが、やっぱり絆を描いた物語だと思う。

透も素直でかわいらしいが、友達のうおちゃん花ちゃんもいいキャラしてて、とてもいい関係で微笑ましいですね。

原作には登場する結構大事なシーンがカットされているのは失望したが、全体的に丁寧なつくりをしていて満足のいくリメイクだ。
ただ、主題歌は昔のforフルーツバスケットのほうが良かったと思う。

少女マンガ特有の面倒くささは随所にみられるものの、改めて魅力的な作品だと思った。

最初は動物に変身してしまうことを隠さなきゃいけない生きづらさ、草摩家以外の人間とかかわることの難しさ、本家とかそうじゃないとかなんかめんどくさい家ってくらいにしか思わなかったものが、徐々に草摩家のことを知ることで、そんな単純な闇ではないことが透を通じてだんだんわかってきました。

草摩家の皆さんは、「生きづらい」なんて言葉で片付けられないくらい苦しい人生を歩んでいる。
簡単に言うなら、魂に楔を打ち付けられているような。

物の怪憑きにかけられた「呪い」は、同時に「絆」でもあって、あきとと十二支の間には魂に刻まれた家族よりも深い絆があった。
絆という言葉ですら足らない。魂に刻まれた絶対に切れない絆。
それは、理性や心をも縛り付け、変えてしまうくらいに。

その絆を、愛しいと思う気持ちと、息苦しいと思う気持ち。
どちらも抱えているから、彼らはとても苦しい。
さらにアキトはその絆で無理やり従わされているからみんなついてきてるだけだと思っていて、実の母親との確執も相まってある意味圧倒的な孤独を抱えて過ごしていた。そのせいで性格はひどくゆがんでいた。
アキトさんにとって必要だったのは、生まれる前から決まっていた絆などではなく、本当の愛だった。

呪いからの解放は、何より待ち望んだことでもあり、同時に何より恐ろしいものでもある。
彼らにとってその絆は、この世のどんなものよりも大切なものなんですね。
つまり、呪いからの解放とは、愛の喪失に他ならない苦痛。
彼らが自由を手にする代償は、この世で一番大事なものを喪失するのと同義だった。
まさに呪いですね。

透はそんな彼らの前に舞い降りた天使だった。

呪いを解いたのは、鎖なんてなくても決して裏切らないと信じられる圧倒的な「愛」なのだろう。
愛という名の呪いは、愛でしか解けないらしい。


もしかしたら、「愛」とは「呪い」の一種なのかもしれない。


呪いが解けて晴れやかなラストでしたが、苦しみがなくなった代わりに楽しかった日々からの卒業も意味し、ちょっと寂しげな感じが随所にみられる最終回が特徴的でした。

でもそこがこの作品の締めとして絶妙だと思った。
あれだけ呪いと絆のことで葛藤していた彼らが、解放されたら何もかも幸せでめでたしめでたし、としなかったところは、原作者の上手いところだなと思った。

シナリオはとても良かった。

この作品の視聴を終えたあなたに、今一度、問いたい。
雪が溶けたら、何になりますか?

投稿 : 2021/07/03
閲覧 : 200
サンキュー:

22

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ナンカ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

うん、良かった

最後まで原作通りで綺麗に終わった。親心で最後まで見届けました。由規のファンなのでラストは原作でもアニメでも微妙な心持ちになります。

投稿 : 2021/07/03
閲覧 : 166
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5

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れい78 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

フルバファイナルは素敵だった。

夾と透くんはなんて素敵なカップルなの、、、もう癒ししかないじゃない。おじいちゃんとおばあちゃんの姿まで描かれるとはびっくり!!てか花ちゃん師匠といい感じになってる!!っと思って調べたら花ちゃんと結婚したのは外人なのね。
全話見て好きな話ベスト3を自分で考えてみた

1位  1st 第21話 売られた電波は買わなくちゃ
もうこれは新しい方も古い方のアニメでも死ぬほど観た。だって花ちゃんの笑顔が素敵すぎて、恵くんの言葉が名言で刺さりすぎて、、もう大好き。

2位  2nd 第5話 待ってろとろろそば
うおちゃんと紅野さんの素敵な出会いの物語。うおちゃんの真っ直ぐで素直な言葉の数々と、紅野さんのほわほわしているのに大人の魅力満載な感じがたまりませんでした!!

3位  2nd 第12話 俺の代わりに君が泣いた
先生とはとりの物語。大人な話だなっと。しぐれは苦手だからこの話でもっと苦手になった。w先生が必死に泣くのがかわいくて、2人が幸せになってくれてよかった!

全話観れてよかった。作画も綺麗で丁寧に話が進んでいって、大人になってからもう一度アニメ化してくれて本当に感謝です!!!!恋愛アニメは嫌いでほぼ観ませんが、本当に好きな物語でした。

投稿 : 2021/07/03
閲覧 : 192
サンキュー:

9

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まーたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

神アニメ

フルーツバスケット TheFinal全13話 (通算5クール目)

#01「また宴を開こう」
当然だけど2ndseasonのあの終わりの続き。慊人さん女だったの!?いやもう坂本真綾さんのあの演技男と思うでしょ。ここの話で2ndseason終わった方がキリよかったんじゃ😅まぁ続き気になるから待っとけよ🤗って言う制作側の意思だろ🤗(違う)

#02「それこそが、揺るぎない事実」
紅野さん呪いとけてたのか…相変わらず慊人さんサイコパスすぎ😓

#03「降ればいいのに」
Aパートは真知の話Bパートはユキくんの事が好きな先輩の話←いるこれ?www
真知の話でガチ泣きしたのにBパートのあれよwwwまぁユキくんかっこよかったしおっけい🤗🤗

#04「……ただい…ま」
依鈴と潑春の話。潑春かっこよすぎた(๑•̀ㅂ•́)و✧

#05「だって…わかるでしょう?」
え!?紅葉くん成長しすぎでしょ🤗カッコよすぎ🤗

#06「なんて、愚かなんだろう」


#07「そうだよ、空っぽだ」
過去の話。

#08「そんなん…幻滅だ…」
ああああああああぁぁぁ(´;ω;`)もうどうなるの😭夾くん😭

#09「貴方の…お名前は?」
実質最終話だろ😎慊人さんでさえ攻略する透スゴすぎ😏

#10「好きなんだ、ただ…」
慊人さんと透も仲良くなって良き🤤夾くんも親父とちゃんと話したけど親父は納得してないけどお前も悪いやろってなる。最後透逃げたけどwww

#11「さようなら」
夾くんと透が付き合う所男の俺でも(♥ω♥*)キュンキュン♡*゜しちゃうよ😊十二支と神様の話があってみんなの呪いも溶けたみたい😊

#12「がんばったね」
ユキくん真知と付き合うのか(ノ*>∀<)ノ♡もうユキくんカッコよすぎ♡

#13「いってきます」
やっぱりうおちゃんとはなちゃんも好きなんだ、あの2人と透尊い😇

総評
もう毎回面白かった😊正直どう終わるんかよめんかったけと最高すぎた😭😭ユキくんは透と付き合うと思ってた。
今期これ1番やろ😏
あとうおちゃんと紅野さんは早く付き合え🤗

投稿 : 2021/07/03
閲覧 : 172
サンキュー:

9

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いよいよ大河ドラマの完結

ついに十二支の秘密が明らかに。
そして呪いが・・。

この物語の鍵を握る本田今日子さん。しっかり描いてくれて、いいんじゃないでしょうか。
まあ、イメージよりも小さく見えるというのは、現実的だなあ。
結局、この物語は透と侠(キョウ)のラブストーリーなんだということを改めて認識した。
最後までしっかり描き切ってくれてありがとう。
最後のナレーションも今日子さん。分かってらっしゃる。

それにしても本田透の声、このクールだけはライスシャワーに聞こえて仕方なかった。
恐るべきウマ娘の影響力・・。いや、どうでもいい話でしたね。

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 211
サンキュー:

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フルーツバスケット The Finalのストーリー・あらすじ

母親を亡くした透はテントで一人暮らしをしていたが、その場所が由緒正しい『草摩家』の敷地だったことが縁で草摩由希、草摩夾と一緒に住むことに。ところが、草摩家は何百年も前から忌まわしき『呪い』に縛られていた。由希、夾、そして草摩家の皆と交流を深める透は呪いを解こうと奔走するも、解決の糸口は全くつかめない。それどころか、草摩家の当主である草摩慊人が女性だったという最大の秘密を知り言葉を失くしてしまう。『神』の慊人と『十二支』の皆をつなぐ“絆”、それは儚く脆い悲しみの螺旋……。しかし、終わらない宴はない――誰もが忘れた最初の記憶、最初の約束。その向こうで由希を、夾を、そして透を待っているものとは……。(TVアニメ動画『フルーツバスケット The Final』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年春アニメ

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