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「NOMAD メガロボクス2(TVアニメ動画)」

総合得点
71.2
感想・評価
93
棚に入れた
323
ランキング
1401
★★★★☆ 3.7 (93)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.7

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NOMAD メガロボクス2の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

いさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

二期が一期より

面白い稀有なアニメ
試合が減った分人物描写メインになったのが良かったかな
ただ。。。ラストはそっちが勝ちでいいのか?
それではあまりに前王者が不憫では?

投稿 : 2024/05/01
閲覧 : 47
サンキュー:

0

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

栄光、挫折からの再起

 原案は既読。
 のっけからジョーがうらぶれた状態であることに驚かされた。
 原案の「あしたのジョー」の場合、1期ラストのジョー対勇利に相当する矢吹 丈対力石 徹が、
丈の敗北と力石の死という形で終わるため、丈がうらぶれた状態でいるのはある意味自然な
流れであったが、ジョーの場合は勇利に勝ったうえに互いに健闘を讃えあうような形で
終わったため、「一体どうしたのか?」と。
 メタ的には2期のスタート的にマイナスの状態から始めたかったり、原案の矢吹 丈と
同じような立ち位置にしたかったのだと思うが、「あの1期のハッピーエンド状態から
どうやってこの状態に持っていくのか?」と思っていたら、そう強引でもないストーリー展開。
 更にこの展開が本作におけるジョーの進むべき道や戦う理由も作り出しており、なかなか
良い話作りだなと。

 このジョーの戦う理由だが、1期のそれは自身の闘争本能に根ざしたような
自己完結したものだったためか、内容的にも主役でありながらジョー自身のドラマ性は希薄で、
むしろジョーと関わった者たちのドラマといった印象だったが、本作においてはジョーの
ドラマという側面が強くなった感がある。
 とは言え、ジョーに関わった者に焦点を当てていくというスタンスは1期と同じようで、
展開ごとに分割すると中盤はともかく、前半はチーフが、後半はマックが主役と言えそうな内容。

 特に前半においてはジョーが自身の進むべき道を見失っている状態であるため、ジョーを救う
存在という意味でもチーフの主役感が強かった。
 ここで焦点が当てられたのが移民問題で、現実におけるそれに関して、個人的には一概に
肯定できるものではなかったりするのだが。
 創作作品に関して、テーマや思想に同意できなくても、ストーリーやキャラに惹かれるものが
あると、それはそれで楽しめてしまう質なので、本作においてもチーフの生き方に
魅入られてしまうものがあった。

 いずれにしてもジョーは番外地ジムとそこに集う子供たち、チーフは移民たちが暮らす土地、
マックは家族といった具合に、いずれも守るべきものがあるという共通点があるが、1期に
おいては前述のジョーはもとより、勇利も自身の要求に根差した戦いであったのが対称的。

 よくよく考えると、原案の丈も1期のジョーと同じく戦う理由が自己完結しているもの
だったのに、「あしたのジョー」は矢吹 丈という人間のドラマ性も濃かったことに改めて
気付いた。
 「あしたのジョー」の場合は丈と他のキャラの生き様をそれぞれ対比させるような
描き方だったので、それぞれにドラマ性を感じさせるものに仕上がっていたのかな。

 1期ではギアレスジョーだったわけだが、本作ではチーフのギアを装着しての戦い。
 チーフのギアを継承することで、チーフの思いも引き継いだことを示唆しているようで、
加えてギアのカスタマイズにサチオらが加わることで彼らの思いも上乗せされているような感じ。
 また1期とはジョーの戦いの意味合いが変わり、ジョーが無事に戻ることを第一に考えると、
捨て身のギアレスだった1期に対して、これは「自身を守るための防御的意味合いの
強いものだったのかな」とも思える。
 キャラの心情や状況を象徴するメタファーとしてはよく機能していたギアだが、
近未来スポーツSFもののガゼットしては相変わらず抽象的なままだった感はあったけど。

 最後のジョーとマックとの戦いの結末は呆気ないものではあったが、ジョーが無事に
戻るための戦いと考えるとこの結末はあり。
 矢吹 丈にとってリングが自分の居場所という感じだったが、本作のジョーにとっては
チーム番外地こそが自分の居場所なのだろう。この辺はそれぞれの時代性の違いも感じ
取れたりして興味深い。
 ただこの結末はヒューマンドラマとしてはともかく、スポーツものとしては溜飲の下るような
ものではなく、そういったカタルシス部分に関しては本作唯一の悪役とも言えそうな佐久間が
報いを受ける展開で担っているような感じ。

 移民たちの出自や作品テーマを象徴するようなハチドリなど、随所随所に中南米っぽい
雰囲気があり、BGMもそれに合わせたようなフォルクローレっぽいもの。
 この辺が1期とは異なる独特の雰囲気を醸し出していた。

2021/08/12
2023/09/24 追記・修正

投稿 : 2023/09/24
閲覧 : 446
サンキュー:

1

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

つづきだから1期を先に見てね☆彡

公式情報 
{netabare}
INTRODUCTION
{netabare}
もう一度、夢を生きる―― 肉体とギア・テクノロジーを融合させた究極の格闘技“メガロボクス”。その頂点を決めるトーナメント“メガロニア”に、ギアを着けず生身の体で挑んだボクサー“ギアレス・ジョー”。最下層の地下リングからたった三か月で頂点へと駆け上がり、奇跡の優勝を遂げた伝説のチャンピオンの姿に人々は熱狂し夢を見た。しかし、それから7年後、“ギアレス・ジョー”は再び地下のリングに立っていた。傷だらけの体にギアを装着し、自ら“ノマド”と名を変えて……
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原案:「あしたのジョー」(原作:高森朝雄、ちばてつや/講談社刊)
監督・コンセプトデザイン:森山 洋
脚本:真辺克彦・小嶋健作
キャラクターデザイン:倉島亜由美
サブキャラクターデザイン:金田尚美
ギアデザイン:形部一平
美術監督:河野次郎
美術監督補:古賀 徹
美術:スタジオ・ユニ
色彩設計:歌川律子
撮影監督:赤尾英美
撮影:T2studio
オフライン編集:今井大介
音響監督:三好慶一郎
音響効果:倉橋裕宗
音響制作:東北新社
音楽:mabanua
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
製作・著作:メガロボクス2プロジェクト

主題歌
OP:「The theme of the NOMAD」
ED:「El Canto del Colibrí」mabanua
{/netabare}
キャスト{netabare}
ジョー/ノマド:細谷佳正
南部贋作:斎藤志郎
勇利:安元洋貴
サチオ:村瀬迪与
マック:宮内敦士
佐久間:小林親弘
白都ゆき子:森なな子
白都樹生:鈴木達央
アラガキ:田村真
ボンジリ:落合福嗣
ボンジリ回想時:れいみ
サンタ:観世智顕
サンタ回想時:種市桃子
オイチョ:神戸光歩
オイチョ回想時:内藤有海
チーフ:田中美央
マーラ:ニケライファラナーゼ
ミオ:日野佑美
リュウ:福西勝也
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


ROUND1“亡霊たちは鎮魂歌を口ずさむ”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
人々が熱狂したメガロニアの決勝戦から7年後。ジョーは“ノマド”と名乗り地下のリングに立っていた。別人のような風貌に傷だらけの身体。そこにはかつてのチャンピオンの面影はなかった。ファイトマネーを稼ぎながら転々とする日々の中、ジョーはチーフという不思議な魅力の男と出会う。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、何が原因かよく分からないけど
ジョーは罪悪感で薬漬けになってる。。

それで八百長試合だけはしないで戦ってるから
強すぎて相手がいなくなると次の場所。。ってあちこち回りながら、
ノマドってゆう名前でメガロボクスを続けてたんだけど
あるところで、プロから落ちてきたボクサーのチーフと戦った。。

本気で戦ってたんだけど、うまくかわされて
たおれたけど、すぐ起き上がるだろう、って思ってたらKOになって
たぶん、チーフはわざと負けたみたい。。


試合が終わったあと、そのことをとがめて
本気でなぐりかかったジョーに、チーフはボディブローを決めて
ジョーが薬漬けになってなかったら、たおれてたのは自分かも?
って言い残して去って行ったの。。


そのあと、道路で引かれた狼を見かけたジョーは埋めてやって
近くにすててあった廃バスの近くで野宿してると
贋作さんが追いかけてきて「あれから5年。。どうなってもいいと思いながら
ちっぽけなプライドは残ってるんだな」って。。

それで「さて相棒、次はどこへ行く?」って聞いてきたところでオシマイ。。
この贋作さんって、この前の試合会場にもいたけど
もしかしてジョーの見てるまぼろしかな?



闇落ちしてた選手が復活して。。ってゆうおはなしはよくありそう。。

1期が終わったときは勇利選手は生きてたはずだから
そのあと、5年前に、大事な人を死なせるような事件か何かあったのかな?


あと、あの狼は、ずっとあそこに立ってたの?
もしかして寒さで凍えて、道路に立ったまま死んじゃったとかだったのかな?
{/netabare}
{/netabare}
ROUND2“絶望は臆病者に勇気を与える”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ジョーはミオという悪ガキにバイクを盗まれてしまう。バイクを探す中で「カーサ」と呼ばれる移民たちのコミュニティに辿り着くが、バイクは既に解体されていた。事情を知ったミオの母・マーラが修理と弁償を申し出るが、ジョーは長旅の疲れと鎮痛剤の禁断症状が重なり、その場に倒れてしまう。
{/netabare}
感想
{netabare}
ジョーは廃遊園地の中に作られた移民たちの集落で
しばらくくらすことになった。。

そこでチーフとまた出会って
チーフが元ランカーだってゆうのはウソで
立ち退きを迫られてる遊園地の廃墟を買い取るための賞金稼ぎに戦ってて
こんどのメガロニアに出て大金を稼ぐのにかけてるって知ったの。。

それで、ギアレスジョーは自分たちの夢だった、って聞いて
ジョーはお世話になった人の住む土地を買い取るために
もう1度メガロニアに挑戦することにしたってゆうおはなしだったみたい。。


贋作さんは5年前に死んだみたい。。
ジョーは、自分が殺した、とか言ってたけど
どうゆうことがあったのかは分からなかった。。



景色が、砂漠にサボテンのアメリカのアリゾナとかみたいな感じなのに
移民が船で来た、とか言ってたし、日本のヤクザさんみたいな人たちがいたり
どんな世界かよく分からない感じだけど、音楽と合っててよかった☆


ミオ少年は何か、いつも悪いことを考えてるみたいで
そのうちヤクザの仲間になって、お母さんを悲しませなかったらいいけど☆彡


さいご、ジョーがやっとヤル気を出したみたいでよかったけど
何があって今みたくなったか分からないから、共感しにくいかも。。
{/netabare}
{/netabare}
ROUND3“患いの根腐れを望むなら、水瓶の穴を塞ぐな”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
チーフは自分たちの家や仲間を守る為、これまで貯めてきたファイトマネーと今度のメガロボクストーナメントの優勝賞金とで「カーサ」の土地を買い取ろうとしていた。しかし、移民を町から追い出したい一心の氷川は、チーフの志を砕こうと執拗な嫌がらせを始める。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、メガロボクスに挑戦するのは
ジョーじゃなく、チーフだったみたい。。

そんなチーフを応援するジョーが
チーフも移民してくるとき子どもを死なせて
薬漬けになってたことを知って、本気で薬をやめて
死んだ贋作さんも味方につけてやっと変われたみたい♪

それからチーフは地元のメガロボクスで連勝したんだけど
氷川は少年たちを使って、壁に「移民は出てけ!」の落書きとか
給水塔を壊したりしてイヤガラセを続けたの。。

さいごはジョーたちがチーフの試合から帰ってみると
みんなの村に火炎瓶が投げ込まれて、燃えてた。。ってゆうところでED



どうして氷川たちが移民を追い出したいかよく分からなかったけど
にゃんは、反対派がイヤガラセしてくることより
チーフに守ってもらってる人たちまで、チーフを責めるのが悲しかった。。

あと、贋作さんが死んだときのおはなしが、またちょっと出てたけど
なんだかはっきりしなくて、こうゆうのって好きじゃないなぁ。。
{/netabare}
{/netabare}
ROUND4“魂の花が咲けば、愛を失ったためしはない”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
大会の決勝戦を迎えたチーフとジョー。対戦相手は氷川の子飼いのボクサー・クレイジー間宮。移民と反移民の観客で会場内は異様な雰囲気となる。一進一退の攻防の中、チーフはジョーとある約束を交わす。
{/netabare}
感想
{netabare}
試合に勝って
ためたお金をマーラにあずけて眠ったチーフは2度と起きてこなかった。。
でも、そのお金で移民たちの村を買うことができた。。

チーフのさいごの試合を見たミオは
不良の仲間たちと縁を切った。。

ジョーはチーフとの約束を守って、自分の場所に帰ることにした。。
ってゆうおはなし



おはなしが、にゃんの思った通りに進みすぎだし
泣かせようってしすぎで、ちょっと引いちゃった。。

ホラーとかでもそうだけど、こわがらせようとしすぎだと引いちゃうから
悲しいことの前に、ギャグとか入れて空気を変えた方がいいかも。。
{/netabare}
{/netabare}
ROUND5“救世主は居やしないと約束の地は答えた”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
チーフと交わした約束を胸に、帰郷したジョーが目にしたものは廃墟と化した“番外地ジム”だった。子供たちの安否を確かめるべく訪れた虻八商店で、1年前に台風で川が氾濫し辺り一帯が被害にあったことを知る。
{/netabare}
感想
{netabare}
帰ったジョーは、虻八商店で働く大きくなったオイチョに会ったけど
冷たい態度だった。。

その晩はジムの跡地で野宿してたら
夜中、やっぱり大きくなったサチオがいきなりおそってきてぶんなぐられて
気を失って目覚めたら、アラガキさんが手当てをしてくれてた。。

それで、1年前の川の氾濫でジムが流されたとき
ようすが変なことに気づいたサチオが
子どもたちを連れて避難して、アラガキさんの所にきたことと
子どもたちは今では大きくなって自活してることを聞いた。。

それで、サチオがアラガキさんにおそわってメガロボクスをはじめて
地下の試合に出てるけど才能がないこと。。

それで試合を見に行ったんだけど、傷つくだけで勝てない。。
リングから帰るサチオを待ちぶせしたんだけど
サッサと街から出てけ!って、やっぱり冷たい。。

そんなサチオを見ながら、ジョーは5年前
贋作さんがガンか何かの病気になって、もう助からない、ってゆうときに
賞金をかせいで、少しでも長生きしてもらう、ってゆう理由を作って
試合に逃げて、贋作さんのそばにいてあげれなかったことを思い出してた。。



そんな感じのおはなしで、まだ全体がはっきりしないけど
どうしてそれが、ジョーが贋作さんを殺した、みたいになってたの?

5年前の事件がはっきりしたら、変わるのかもだけど
今回のおはなしを見てただけだと
感動させようって、ちょっとムリにおはなしを作ってるみたいな気がした。。

5年前の試合の話は出てこなかったけど
今までの感じだと、きっと負けたんじゃないかな。。
{/netabare}
{/netabare}
ROUND6“無力だと自覚しても、神は踏み絵を差し出す”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
突然戻って来たジョーを受け入れられず、苛立ちを抑えられないサチオは、ボンジリの店に居合わせた客と揉めて怪我を負わせてしまう。荒れるサチオを心配しながら、オイチョは決別のきっかけとなったあの日の試合を思い出していた。
{/netabare}
感想
{netabare}
えー!?
お店のお客さんがオイチョにセクハラしたからって
頭をビール瓶でなぐるって、おかしいよね!?

それに、ひとりしかいないお店の主人が
デリバリーまでするって、よっぽどヒマなお店だよね?
そんなにヒマだったら、権利書取られる前につぶれてそう。。

そのあと復しゅうしに来た人たちに
ボンジリがお店の権利書を取られるってゆうのもだけど
お店を取られたのは自分の責任なのにサチオは反省したようすもないし。。

反省してたら、ジョーが八百長で権利書取り返してくれただけで
5年前のことがゆるせないとしても、ありがとうくらい言えると思う。。

これだとサチオが、ただのちょっと頭がおかしい人みたくなってて
ジョーが今まで悩んでたのは、おかしなサチオにふり回されただけ
ってゆう、変なおはなしになってるかも。。

雰囲気はいいんだけど
先回も書いた通り、ちょっとムリにおはなしを作りすぎてるみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
ROUND7“カードが示す愚か者は間抜けな道化師じゃない”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
勇利の愛弟子であり、デビュー以来無敗を誇る現役チャンピオン・リュウ。次の対戦相手であるマックは、大怪我から奇跡の復活を遂げた人気のメガロボクサー。対戦へ向けてトレーニングにも熱が入るリュウだったが、5年前のジョーとのエキシビションマッチに対し心残りがあった。そんな中、ジョーの帰還を耳にし、彼に会いに行く。
{/netabare}
感想
{netabare}
5年前のエキシビションマッチで
ジョーにスッキリしない勝ち方をした現役チャンピオン・リュウが
とうとう本当にヤル気を出してジムの修理をはじめたジョーと
スパーリングをするおはなしと、リュウの次の挑戦者のマックのおはなし。。



ジョーが本当に復活したみたいでよかった☆


今回はマックが、新技術とギアを使ってよみがえってメガロボクサーになった
ってゆうおはなしがメインっぽかったけど、そんな技術があるんだったら
そのうち勇利が復活して。。ってゆうおはなしもあるかも?って思った

でも、そんな技術があるんだったら
勇利は今すぐにでも、車いすなしでふつうに立って歩けそうな気がするし
メガロボックスとかに使われるより前に
リアルな生活でこまってる人の方が大切なんじゃないのかな?って^^
{/netabare}
{/netabare}
ROUND8“終わりの始まりに、虹の軌跡はアーチを描く”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ジョーも見守る中、リュウ対マックの試合が始まる。序盤はリュウが優位に進めるが、マックタイムを期待する観客の声援もあり、白熱した試合で会場は大いに盛り上がる。一方、ふたりの試合を観戦していた白都ゆき子は兄・樹生のある言葉を思い出していた。
{/netabare}
感想
{netabare}
リュウ対マックの試合のおはなしで
試合中に決まったブロウでリュウの攻撃をこわがってたハズのマックが
マックタイムのあとで勝ったんだけど
試合が終わったあとのようすがおかしい。。

子どもがお皿をたたく音を聞いて、急に子供の食べてた食事をうばって
落ちた料理をがつがつ食べる。。

そうゆうのがだんだんひどくなる、ってゆう奥さんの相談を受けて
マックのギアの開発者の佐久間さんは
「ただのストレスだ」って説明してたけど
白戸樹生さんはチップの誤作動をうたがって、論文を書こうとしてる。。



マックを復活させたシステムが実用化されようとしてるけど、安全なのかな?
ってゆうおはなしだったのかな?

それに、このまま行くと、ジョーの相手は
イシキがなくなっても戦いつづける、こわれたマックになりそうなんだけど
ジョーと、それからマックは、大丈夫なのかな?
{/netabare}
{/netabare}
ROUND9“生きる術は片手じゃ足りないが、生き方はそれでも余る”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
マックの脳に移植されたチップ「Brain Encoding System(通称ベス)」の安全性について疑念を覚えたゆき子だったが、経営者としての責任と、自身の理念との間で、どう動くべきなのか思い悩む。南部の墓前で偶然ジョーに出くわしたサチオは、相変わらず激しく拒絶する。少しの溝も埋まらないふたりを表すかのように、番外地にはまたしても台風が近づいていた―。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、前半はROSCOの社長の佐久間さんが
自分の研究を続けたくってベスの欠点を認めたくない。。
それどころか、データを取るために、軍事利用までさせようとして
反対する白戸兄妹のところにウソのデータを送るように指示した。。

ってゆう感じで
今、ネットで話題になってるCOVID-19の研究をアメリカから止められて
中国の武漢研究所にお金を出して研究させてた、ってゆう
ファウチ博士のことを思い出した。。

本当のことは分からないけど
科学者の中にもいろんな人がいるから
自分の研究のためなら
ほかの人がどうなっても、あんまり気にしない人もいるのかも。。


後半は、ジムを立て直そうってするジョーのところに
サチオ以外の元孤児たちが集まり出した。。

サチオも、みんなの家のジムを残すためにメガロボクスをはじめた。。
ってゆうことが分かった^^



佐久間さんが、おかしくなりかけてるマックを説得して
メガロボクスをつづけるようにさせてたけど
相手はやっぱりジョーみたい。。

先回もちょっと書いたけど
今回のおはなしのメインはマック対ジョーになるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
ROUND10“過去の敗北は幸運の兆しと共にある”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
突然、マックの対戦相手に指名され戸惑うジョーだったが、番外地に再び灯りをともすため、自分に出来ることは何なのか思いを巡らせていた。そんなジョーへ心を開いていくボンジリ、サンタ、オイチョとは対照的に、どんどん孤立化していくサチオは、かつての南部の言葉を思い出していた。
{/netabare}
感想
{netabare}
ROSCOは、樹生さんが発表した論文をごまかすように
ジョーにマックと対戦するようにオファーしてきて
ジョーもマックと会って、チーフを思い出した。。

それで試合を受けることにして、サチオをつれもどしに行って試合をして
サチオに勝って、マックとの試合に協力するようにしたんだけど
試合のあと、急にたおれちゃった。。


あと、ゆき子はROSCOとの提携を解消しようとしたんだけど
ほかの役員たちから反対されて、大変みたい。。



サチオとジョーの試合は、もちろんジョーが勝つのは分かってたはずだから
サチオに帰って来るための言いわけをあげた、ってゆうことかも。。


あと、脳のチップが誤作動するってゆうのは
とつぜん狂暴になってまわりの人をおそったりするんだったらダメだけど
はじめのうちは、ちょっとくらい問題があってもしょうがないかも。。

車だって、事故でたくさんの人が死んでても
便利だから、誰も車を無くそうなんて言わないのとおんなじで
だんだん誤作動が多くなるんだったら、ときどき新しいのと交換するとか
技術が進歩したりすればよくなると思う。。

なのにどうして、佐久間さんが隠そうとするのかよく分からない。。

今まで動けなかった人が、メガロボクスまでできるようになるんだったら
ちょっとくらい誤作動しても、着けたいって思う人は多いと思う。。
{/netabare}
{/netabare}
ROUND11“脱げなくなった鎧を外す時、不幸と幸福の種が芽を出す”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
修繕が終わった番外地では、これを祝うささやかなパーティーが開かれていた。ジョーは仲間たちの前で、この5年間の出来事を全て打ち明け、マックとの対戦についてある意志を告げる。一方のマックは、憧れのボクサーであるジョーとの対戦に、期待に胸を躍らせていたが、思いもよらない衝撃の真実を知ることとなる。
{/netabare}
感想
{netabare}
ゆき子さんの秘書からチップの異常を聞かされたマックの奥さんはマックに
子どもの病気を治すのと引きかえに、ROSKOの佐久間さんに
リハビリすれば動くようになったかもしれないマックの体を
新しいギアの実験に使うことを許可したことを話した。。

マックは怒ったけど、子どもの命が助かったって言われたら
それ以上何にも言えなくって、試合はつづけることになるみたい。。


たおれたジョーは精密検査を受けたけど
強い薬に依存してたこと以外は分からなかった。。
でも、ボクサーは脳にダメージを受けてる人が多いみたい。。


リュウからたのまれた勇利さんも参加して
チーム番外地の復活パーティーで、ジョーは旅のできごとを話して
さいごになるこんどの試合をした方がいいかをみんなに聞いたの。。



帰ってきたサチオは、ジョーのことは許せないけど。。
って言いながら、オトナな返事^^
やっぱり帰る理由がほしかったんじゃないのかな?

マックは子どもの命と交換にされたんだから、文句は言えないと思うけど
佐久間さんは悪魔みたいな人だと思う。。
{/netabare}
{/netabare}
ROUND12“喝采が鳴りやんでも、声なき者の声は消せやしない”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ジョーは勇利の指導の下、アラガキを相手にトレーニングに励み、サチオは虻八とオイチョとともにチーフから受け継いだジョーのギアのカスタマイズに挑んでいた。マック戦に向けて再びチームがひとつになっていた。一方、全ての真実を知ったマックは、家族も佐久間も捨てて街を彷徨っていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
マックが飲んだくれて街をさまよってるとき
警察官だったときの相棒と会って、いろんなことを思い出して
家に帰って、またメガロボクスをはじめる決心をする
ってゆうおはなしだったみたい。。

ジョーのときとほとんどおんなじパターンだったけど
これってたぶん、EDの歌詞とか
マックが息子に読んでたハチドリの物語もそうで
ヤル気がなくなった人が、誰かに出会って復活するおはなしだと思う。。

そうゆうおはなしっていいと思うんだけど
ジョーにチーフにマック。。
あと、絵本にEDの歌詞までって、ちょっとしつこいかも。。
{/netabare}
{/netabare}
ROUND13“翼ある者は翼なき者を背負い、翼なき者は翼ある者を祝福する”
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
遂にジョー対マックのゴングが鳴った。一進一退の攻防が続く中、ふたりを奮い立たせるものは、支えてくれた家族や仲間たちの存在だった。全身全霊でお互いの拳と魂をぶつけ合うジョーとマック。その闘いの後に人々に訪れたものとは―。
{/netabare}
感想
{netabare}
ジョー対マックの試合とその裏でゆき子対佐久間さんの対決。。

マックもマックタイムに入らなかったし
ジョーも、サチオが「打たれてきたな」って思ったらタオルを投げ入れて
生死をかけた戦いみたいには盛り上がらなかったけど
ワザと悲しい終わりにならなくって、さわやかでよかった♪

でも、ここまでスペイン語の歌できたのに
さいごは英語の歌になってて、ちょっと変な感じだったかも?


あと、佐久間さんが自分の研究のためにいろいろ悪いことしてたけど
そのおかげでマックがチャンピオンになれたし、子どもの命も助かって
あんまり悪い人だった、ってゆう感じがしなかったのはどうなのかな?って

中の人も不死身の杉元さんとか
「BEASTARS」のレゴシとかみたいな
芯は強いけどやさしい感じの役をする人だし。。



。。おはなしとは直接関係ないけど
サブタイトルが言技みたいで、中二病っぽくっておもしろかったと思う^^

特に今回の“翼ある者は翼なき者を背負い、翼なき者は翼ある者を祝福する”
って、翼のある人がない人を背負っちゃったら
羽が広げられなくって2人とも飛べなくなるんじゃない?って
ちょっと考えちゃった^^

背負うよりハグするか、スナオに
“足腰の強い人が足の不自由な人を背負い、不自由な人は強い人に感謝する”
とかのほうがよかったんじゃないかな?

これが“腕の強い者が弱い者を背負い”だと
「腕立て伏せのトレーニングに協力してくれてありがとう」って
“腕の強い者が弱い者を祝福する”こともあるかもw
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


1期のあと、いろいろあって闇落ちしてたジョーが
いろんな人たちと出会って、復活するおはなしで
スポーツアニメってゆうより
スポーツ選手のドラマってゆう感じだったみたい。。


暗い展開で、さいごはあんまり盛り上がらなかったけど
さわやかな終わりで、にゃんはよかったと思う♪




.

投稿 : 2022/02/03
閲覧 : 455
サンキュー:

24

ぽにぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

硬派

1期のその後を描いた作品。
前作同様に派手さはないが総合力が非常に高い。
序盤はやや盛り上がりに欠く部分もあるが、そこも含めて終盤の展開へのカタルシスに繋がるので見る方には是非とも最後まで見てほしい作品。

投稿 : 2022/01/07
閲覧 : 237
サンキュー:

1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もう一度、夢を生きる

この作品は、2018年の春に放送された「メガロボクス」の続編に位置する作品です。
物語の内容に繋がりがあるので、前作未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。


もう一度、夢を生きるー
肉体とギア・テクノロジーを融合させた究極の格闘技“メガロボクス”。
その頂点を決める大会“メガロニア”に、
ギアを身に着けず生身の体で挑んだボクサー“ギアレス・ジョー”。

最下層の地下リングからたった三ヶ月で頂点へと駆け上がり、
奇跡の優勝を遂げた伝説のチャンピオンの姿に人々は熱狂し夢を見た。

しかし、それから7年後、“ギアレス・ジョー”は再び地下のリングに立っていた。
傷だらけの身体にギアを装着し、自ら“ノマド”と名を変えて……。

かつて、“ギアレス・ジョー”が果たした夢。
その続きの中で人々は何を見るのか。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

「あしたのジョー」の連載開始50周年を記念する作品なので、当時のジョーを彷彿とさせるシーンが次々に展開されていきます。

「あしたのジョー」といえば、丈の天性のパンチ力に惚れ込んだ丹下段平は、彼を一流のボクサーに育てることを決意し、大好きなお酒を断ち、昼夜問わず働いて資金を工面しました。
少年院に連れられた丈のために綴った「あしたのために」から始まる手紙はあまりにも有名なエピソードです。
そして、泪橋の下に作られた「丹下拳闘クラブ」を足掛かりとして丈は羽ばたきました。

天性のパンチ力と、不屈の闘志で何度でも立ち上がる驚異的な打たれ強さには何度も感動させて貰いました。
そして丈の十八番といえば、やっぱりクロスカウンターですよね。
最強のボクサーであるホセ・メンドーサとの激闘の末、灰のように真っ白に燃え尽きたジョーがあまりにも印象的です。

この作品は「あしたのジョー」と直接的な繋がりは無いそうですが、ジョーと丹下段平から立ち位置を継いだ南部贋作の二人三脚で、ゼロから「チーム番外地」を結成し、メガロニアの絶対王者として君臨する勇利と繰り広げた死闘の数々は、否が応でも「あしたのジョー」を彷彿とさせる展開でした。

お互いの共通項は、「後先考えず燃え尽きるまで最強のライバルと死闘を繰り広げること」なのですが、本作はこれまでと立ち位置が異なっていました。

物語はジョーが何もかもを失って挫折を繰り返し、地下メガロボクスを転々としながら底辺まで落ちたところから始まるのですが、様々な人との出会いから自分のやるべきことと、自分の在り方を俯瞰するようになりました。
すると自ずと言動も変わるのは言わずもがなですよね。

自分の本能のままに生きるのが「人間らしさ」というなら、本作のジョーはこれまで以上に「人間っぽかった」と言えるのではないでしょうか。
そして、この結末こそジョーの真の結末だと思いました。
元来、面倒見の良さは感じていましたから…

だから、これまでの作品の様に「燃え尽きた感」はありませんでしたが、結果オーライなんだと思います。
だって、自分の中で優先すべきものが変わった…というより、ようやく優先できるようになった、という言い方の方が合っているかもしれません。

オープニングテーマは、「The theme of the NOMAD」
エンディングテーマは、「El Canto del Colibrí」
どちらもmabanuaさんによる楽曲です。

1クール全13話の物語でした。
もし前期を視聴したなら是非この作品も視聴して欲しいと思います。
もしかすると、これが「あしたのジョー」の描かれなかったラストに帰結するのかな…なんて勝手に思っていますけれど^^;
しっかり堪能させて貰いました!

投稿 : 2021/08/14
閲覧 : 541
サンキュー:

11

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

何故、そこまで怒っているの?

原作未読 全13話

メガロボクスの2期です。1期から観ることをオススメします。

「あしたのジョー」のオマージュ作品、ボクシングにギアと呼ばれる強化する機械とつけ戦うメガロボクスの関わりあう人々のお話です。

あることのトラウマでクスリ漬けとなり、各地の地下闘技場を転々する日々を送っている主人公「ジョー」、あまりにも変わりすぎて違う作品を観ているようでした。

そんな毎日を過ごしていたジョーに一人の男との出会いが待っています。

出会いから少しずつ変わっていくジョー、1期と2期の間の話も徐々にわかるようになっていました。

{netabare}サチオとジョーは南部を救いたいと{/netabare}思いは一緒なのにボタンの掛け違いから、離れたようですね。

ただ、観ていて{netabare}サチオが{/netabare}そこまで怒っているのか分からなかったですね。

1期は試合を中心に、この2期は人間模様を中心に絵ががれていました。最後は明るく終わったので良かったです。

OP・EDはmabanuaさん、この作品とうまくマッチしていました。

最後に、現在の世界を色々と混ぜ合わせた世界なのでしょうが、世界観が今ひとつ掴めなったですね。

投稿 : 2021/07/21
閲覧 : 689
サンキュー:

13

石ころ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

二番煎じと思って侮るでなかれ

あしたのジョーが原作になってますが、リメイクされ全くの別作品となってます。近未来ボクシングであるメガロボックスを通して描かれる人間ドラマです。前作の続編でなかなか見応えあります。

投稿 : 2021/07/18
閲覧 : 335
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2

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

1期より好きでした。

ギアという機械を使ってのボクシング、メガロボクスが題材のアニメの続編。
一期結構綺麗に終わってたのに続編大丈夫かと思って一気見したけど、一期より良かったように感じました。

{netabare}
試合に重点が置かれていた一期とは違って2期は人間ドラマに重点が置かれています。
2期に関しては一切退屈せず最後まで見られました。

良かったのがキャラ魅力。
2期から登場するキャラ3名、チーフ、マック、リュウも一期からのキャラ、特にサチオ、全員良かった。
全員何かを背負って戦っているというのが良かった。
そして、一期のジョー(正確には一期最終回)が色んな人の原動力という...。

チーフと出会った主人公が自分を見直して、元の場所に帰ることを決意し、その場でリュウやマック、サチオとの出会いを通じて色々変わっていくという構造が良く練られていたと思う。
その辺りの描写が丁寧で良かった。
リュウやマックの心理描写も相当うまかったと思う。

1~4話のチーフの話は上でも書いた通り、主人公にとっての転換点となっていて良かった。不法占拠している地区を正式に買い取るために、メガロボクスで金を稼ごうとするチーフの話。
移民たちからも、あいつは嘘つきだと思われていてもほぼ一人で戦うチーフはかっこよかった。チーフの子供がそんなチーフに感化されて、行動を改めるシーンとかも良かったと思う。
ジョーも自身もそんなチーフを見て、元の場所に変えることを決意するのが良かった。

リュウはチャンピオンであるにもかかわらず、ちゃんとジョーを倒してないことを気にかけていて、謙虚だったのが良かった。
その上でのジョーVSリュウの練習試合はかなり良かった。
最初の方は圧倒されていても、中盤からだんだんとリュウに拮抗するようになっていてほんとに熱かったし、そこでリュウが今のジョーを認めるシーンが良かった。
リュウがケガした後のユーリとの話も良い。
ユーリが、リュウが大きなケガを負うことになった間接的原因は自分なんじゃないかと責任を感じているところに、リュウが自分で選んだ道だから
責任を感じなくていいと言うシーンはほんとに良かった。
リュウが結局どうなったのかは知りたかったけど、そこは視聴者の想像にお任せしますなのかなぁ。某ウマ2期のラストみたいな風にして終わらせても良かったのに感はないこともない。

マックはこの作品で一番かわいそうなキャラ。
変な科学者にBESという謎の機械を脳内に埋め込まれ、それの故障によりたまに自我を失うという。
BESの正体に気づき途方に暮れながらも、最終的にジョーとの試合を決意するのもかっこよかったし、メガロボクスを大切にしながらも家族のことを一番に考えるのもカッコ良かった。ハチドリの歌が出てくるのもこの辺だけど良かったかな。あの症状ボクシングを引退すれば治るのだろうか。

チーフやマック、リュウの話も当然いいのですが、何より最終回が良かった。
あの最終回は賛否ありそうだけど、自分は最高の最終回だった。
最終回はマックVSジョーのエキシビジョンマッチ
脳内に危険な危機を埋め込まれてたり、薬の副作用で二人とも長く戦うとまずい状況。
だから、試合がある程度進んだところで双方タオルを投げる(=降参)
最初はもっと熱い戦いが見たかったのに...と思ったけど、よくよく考えると、そういう展開へのアンチテーゼなのかなと。
こんな危険な状況で戦うことが美化されているのはどう考えてもおかしいし、時には諦めも必要ということを示したかったんじゃないかな。
なかなか見ない展開だったが素晴らしかったと思う。
ハチドリの歌の伏線をしっかりと回収していったのも良かったし、
ほんとに綺麗にまとめられていた最終回だった。

{netabare}
1話
ギアつけてるんかい。
雑魚相手に名前を変えて地下で無双しまくってる主人公w
ばれてるじゃねーかw
言い回しがかっこいい。

2話
歌詞なしOP多いな。ほんと治安が死んでる。
ユーリは登場するんだろうか。
チーフもかわいそうなキャラだな。
移民問題もテーマになってるのか。
何の薬なんだ。

3話
2期、ジョーは戦わないのか?
チーフ可哀想。殺したってどういうことだ?
目を潰したって意味でいいのかな?
せこい戦法w こいつらは移民じゃないのか。
今のところ1期より面白い。

4話
ジョーがここまで肩入れする意味が分からないけど、チーフに同情したということかな?
尊敬されてたからか?
わざとファール展開はちょっと萎えるなぁ。
殺されたか? チーフの話ここで終わり?
バッドエンドともハッピーエンドともとれる終わり、良かった。

5話
これ1期から10年ぐらいたってる?
さちお強い。強くなかった。
結局南部はどうなったんだ?
南部ってもう死んでるのか? 
ここまでで登場してた気がするけど回想?

6話
10年どころじゃなさそう。
5年しかたってないのかよw
めっちゃ成長してるように見える。
ほんと治安が死んでるな。
病院かリングどっち行った方が良かったかって言われると微妙だな。
結局また八百長なのかよ。

7話
ユーリ出てきた。今回のライバルキャラ、普通にいい奴で良かった。
マックもいいキャラだ。
一期と違って相手に好感が持てないということがない。
熱い試合。リュウとジョーが拮抗してて面白かった。
キャラ面において一期より上回ってる。
キャラがいいとやっぱり試合もめっちゃ面白い。

8話
これ脳チップの開発者なんかあるのかなぁ。
なければいいが。オーバーキルじゃねぇか
結局あの開発者は黒?

9話
やっぱり黒かぁ。けど言うほど言ってることおかしくもないか。
あの一期最終回の試合が結構核になってる2期

10話
2期試合に重点はあんまり置かれてないのかな? ここまで試合という試合をしてないね。ユーリとリュウの話も良かった。
選んだのはユーリじゃなくてリュウの方だから責任を感じなくていいという話。
ええ...サチオ辞めちゃうのか。

11話
ノマドのときはギアを付けてたのはそういう理由もあってなのか。
このアニメで初めて治安のよさそうな街を見た気がする。
チーフの話いらなくねって思ってたけど、チーフとの出会いが主人公にとっての転換点になってるのかな。
チーフのギアを付けて戦う意味は分からないなぁ。
ハチドリの話は何を表してるんだろう。

12話 
マックを表してるのかなぁ。

13話
ギアレスジョーとは別だって言いたいのかな。
クズ佐久間。タオルって投げたら降参って意味なのか? 
試合ワンパじゃなくて面白い。 
ここまで試合分めっちゃ熱い試合。
タオルは予想外だなぁ。
まあいい試合だし悪くはないのかな。
冷静に考えで場こういう状況では戦わないのが正解なんだろうけど。
ハチドリを回収してくれたのも良かった。
{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2021/07/18
閲覧 : 471
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2

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

メガロボクス 2期 ハチドリの歌

2021.7.12 視聴完了。

1期から一転、薬漬けの地下ボクサーとして
ノマドと名乗り放浪するジョーが描かれます。

そこからどう克服し復帰するのかが見ものですね。

「あしたのジョー」原案となっていますが
2期はもうジョーというキャラの
オリジナルアニメのような感じです。

テーマのハチドリは日本には生息しないので
あまり馴染みがありません。
蜂のようにブンブン飛びながらホバリングする姿が印象的な鳥です。

投稿 : 2021/07/12
閲覧 : 241
サンキュー:

7

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

これは これで

一期は 明日のジョーと比べてみてたけど これはこれで かなり 面白い
今回は 試合より 人間模様を描いたみたいですね・・
もう少し 試合模様が見たかったのは 否めない

投稿 : 2021/07/11
閲覧 : 218
サンキュー:

2

是正 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

燃え尽きて終わる時代は終わった

非常に大人な出来の2期
全員時間経過により年を取っており、主人公のジョーももう選手としては高齢
いままで得てきたいろんな物を精算しつつ自分の立ち位置なんかを大事にして戻ってくることを重視したストーリーは好みの差は出るだろうけど私は好き。

投稿 : 2021/07/10
閲覧 : 248
サンキュー:

2

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

スッキリ纏まった良い内容。ベスはSF的にも面白い

1話感想 1が面白かったので楽しみです

1が面白かった作品の続編ということで大いに楽しみです。
しかしこの始まり方…。

まあチャンピオンとして贅沢している姿ででてくるよりはらしいと言えるでしょうが。一体何があったのでしょうね。
空白の時間に何があったのか、楽しみにさせていただきます。

全話感想
色々行き違いから揉めたりしつつも、メガロボクスとジョーを軸に繋がっていくという感じで、最後はスッキリ纏まった良い話でしたね。

でも君達もうちょっと話し合おうね。とは思いましたが。

ギアを動かす技術で体を動かすのは、半身不随、全身不随の治療としてはなるほどという感じで面白かったです。
問題があったらそれを隠蔽しないで改善すりゃ良いだけだと思いますがね。
結論はそうだったから良かったです。

投稿 : 2021/07/09
閲覧 : 175
サンキュー:

3

ネタバレ

やまびこ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

細谷さん渋すぎです。

ジョーを演じる細谷さんの声には哀愁という大きなマントの中で呟かれているように感じる。

それくらい素晴らしい!

あとたまにはこんな淡々と終わる物語もいいんじゃないかな。

過剰なドラマチックさを排除して、それぞれがあるべき場所に戻るささやかなハッピーエンド。

ラストもさらりと終わる感じがなぜかこのアニメではカッコよく見えてしまう。

あとまったく門外漢のラテン?、メキシコ?、スパニッシュ?音楽もクールだった。

はい。多分色眼鏡な感想です。

投稿 : 2021/07/06
閲覧 : 163
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1

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

古めかしさは拭いきれない

昨今のアニメは非常に色彩豊かで、内容も明るい話が多いので、一般の客層からすると少し地味に思えて仕方がないと思う。

近未来のボクサーの話なのだが、どう考えても1970年代の昭和の日本にしか見えず、狙ってやっているのだろうが見事に滑っている。

主人公がパンチドランカーになって目的を失ってノマド(放浪者)になってしまうという設定もよくあるボクシング漫画の設定だし、決して目新しいわけではない。

生き残りが激しい業界で、正直このアニメの面白さは10数年前の深夜アニメのクオリティーに留まってしまっている。

投稿 : 2021/07/05
閲覧 : 290
サンキュー:

7

ネタバレ

アベベ晴明 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

私は知っている

劇中曲にバラッドとかジャズを入れると、その瞬間からアメ文感が出てしまうことを…カウボーイビバップにも書いてある。
ラストは何度も観ました。
蛇足のような、2も含めてのこのタイトルのような…。
中だるみは結構あった。しかし決定的に退屈というわけでもなく…ただ、明らかにあしたのジョーとは別の道を歩ませたかったのはわかった。
ジョーはまさしくただのジョー、ボクシング強くても、多少強烈な機械仕掛けのパンチをもらってピンピンしてても(?)結局はただの人間であるということが強調され、それは終盤の締め方にも現れてた。ジョーの使命は「墨守」であり、そこに矢吹ジョーのような破滅型のムーブは許されない。

あの連中は、あくまでも居ついたらいけない場所に陣取ってるんだから、権利もへったくれもありゃしないでしょ。それなのに死者の祭りだなんだと浮かれてたら、そりゃー地元の貧民どもはいい気分しないわな。
ヤクザの嫌がらせとかオマケにすぎない。ああいう手合いがわざわざ入り込める余地を自分たちから残してるんだから、本当に「さっさと出て行く」のが一番だと思うわ。
ちなみに某掲示板では「印象操作じゃねーの?」とまで騒いでる奴までいたんだけど、森山さんたちはその辺ちゃんと考えて書いたのかな?
というよりこの設定、なくても物語作れるんじゃないのってまず思った。

この続編自体は、毎週楽しみにしてます。

投稿 : 2021/07/05
閲覧 : 186
サンキュー:

2

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

戦うことに己の存在意義を求め続けた男達の生き様

原案のあしたのジョーは知らないのですが、知らなくても楽しめるのでご安心ください。

メガロボクス1は試合が中心で、ジョーの戦う理由が不明瞭だったし、全体的に軽さがあってイマイチ好きになれなかったが、2を見ることで人としての奥深さを感じ、より魅力的に見えたのが良かったです。

1が栄光の物語なら、2は挫折の物語。

1は1で綺麗に終わってるので、なんか2は1の栄光を否定するような感じもして、人によっては見たくないものなのかもしれない。
でも、何もかもうまくいくばかりが人生じゃない。
栄光の陰にはたくさんの挫折や失敗や後悔がある。

作風はかなり重苦しく荒廃していて哀愁が漂っていて辛気臭くて古臭い感じ。
なんか悪口みたいになっているが、それがこの作品の持ち味であり、唯一無二の魅力なので、良い意味で言っています。
その辛気臭さが、その哀愁が、「生きてる」って感じがする。

試合もスポーツっていうよりも闘いって感じで、爽やかさなどほとんどない。
かなり人を選ぶ内容だが、こういう雰囲気のあるアニメは貴重。

なんていうのかな、世界が近代化に向かって全力で進んでいる栄光の陰でそんな栄光とは無縁の世界だけど、そういう世界の人達だって誇りをもって生きている。
栄光をつかんだ人からしたら、どうしようもない世界観だが、その世界でしか生きられない人がいて、彼らにとってそれは己の尊厳を賭けた闘いなんですよ。

なんのために戦うか?
そんなもの、生きるために決まっている。
誰だって生きるために戦っている。
そんな彼らの生き様を見て、色々と考えさせられるものがあった。
どんな状況になったとしても、誇りをもって、生きたいものですね。


全体的に面白かったが、5~9話はかなり蛇足だった。
気に入らないのはサチオ関係と佐久間関係。
ジョーとのわだかまりはいいけど、他の子ども達も含めて
ジョーとの確執を言い訳にして腐った生き方しているのが1から継続してみている人間にとってはかなり残念な部分だった。
ぼんじりの店なのに勝手に客に危害加えて、復讐されてジョーに助けてもらってオイチョも礼は言わないよとか言ってたけど、ぼんじりの店でしょ。
サチオの怒りは最初から見当違いで、おっちゃんやジョーの一体何を見てきたのか?って思った。ジョーが出ていったのも悪いけど、もとはと言えば「人間の生き様」を理解できず、自分の価値観を押し付けたサチオが全部悪いと思うのだが、ジョーと一応和解しても、そのことに気づいたわけでもなさそうで、「何もわかってない子ども」を数話にわたって見せられて、すごく見ていて蛇足な話だった。
南部のおっちゃんがなんで強がったのか、子どもだからわからないのも仕方ないけど、大人になったのなら気づくべきだ。自分が何もわかってないガキだったってことに。


佐久間関係はさらに輪をかけてただ不快なだけの話で、正直、こういうのはスポーツアニメに求めてない。
作中の言葉を借りるなら「越えてはならない一線」ってやつ。
こういうのやりたいのなら、別のアニメでやって欲しい。
最終的にちゃんと制裁されたからまだ良かったけど、やっぱりいらないよこういうの。
最後の試合は良かったけれど、チップの性能を本人の強さが上回ったとかご都合主義もいいところで、説得力がまったくないです。最後のタオルもちょっと違う気がした。


現実でもいまだに社会問題になっているヒスパニックの移民問題をテーマの一つとして取り扱っています。
たいへん重くデリケートな問題を取り扱っていますね。
日本人にはなじみがあまりないテーマですが、ヒューマンドラマとしての見ごたえがあって面白かったです。
面白いという表現が適切かはわかりませんが、とても丁寧に一人ひとりのキャラクターを掘り下げていて、バトルシーン以外にも見どころが多かったですね。

とても面白かったです。

投稿 : 2021/07/05
閲覧 : 230
サンキュー:

17

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

高クオリティの蛇足

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
ボクシング漫画の金字塔、「あしたのジョー」が「原案」となったシリーズの第2期。

「原作」ではなく「原案」てのがポイントで、原作組なら、原作と重ね合わせながら観ることができ、原作を知らなくても、新しい作品として楽しめると思います。

作画クオリティは間違いないです。雰囲気的には、「男くさい」アニメで、個人的には好きな感じ。

ただ、、、ということで、レビューでは本作を誉めつつも、思ったことを素直に書きたいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず大前提として、「本作はかなり面白かった」です。

原作漫画、BOOK・OFFで全巻買っちゃいました(笑) ただ、まだ読んでいないので、ニワカの知識でごめんなさい(間違いあったら指摘して下さい)

まず、このアニメは、1期までが力石戦までのオマージュで、この2期は、ホセ・メンドーサ戦までのオマージュなのでしょう。

まあ、アニメしか観ていない自分には、その辺は関係ないとして。

1期と2期。共に素晴らしいクオリティであることに違いはないが、大きく「テーマ」が変わっていた。

1期は、「人間の力の証明」。己の拳ひとつに懸けるボクサーの、不器用な生きざま。昭和のヒット作を、「普遍的な面白さ」と捉え、現代のクオリティで焼き直した時、イマの人々の心を撃つのか。そんな、実験的な野心を感じた。

2期は、「戦う理由」。ボクサーは、身体に痛みをため、苦しい減量と厳しいトレーニングを経てリングに立つ。一部の選手を除き、莫大なファイトマネーがあるわけではなく、正直、様々なスポーツの中で最も「割りが合わない」。つまり、それぞれに「戦う理由」が必要だということ。

本作においてジョーは、「戦う理由」を探していた。

そして、紆余曲折を経て見つけた「戦う理由」は、「思いを引き継ぐ」ため。過去から現在へ、現在から未来へ。

ジョーはラストに、チーフのギアを付けることを決断する。それは、「身一つで戦いたい」という己のプライドより、「チーフの思いを引き継ぐ」ことが大きいということの証明だ。

1期がギアを脱ぐ物語なら、2期はギアをつける物語。凄く綺麗に物語が流れている、、、気はするのだが、それでも、私は言いたい。

「1期で終わっておけば良かったのに」

前作は個人的に凄く好きで、終わり方もキレイだったと思う。「あしたのジョー」のキャラ設定と美学だけを生かした、オリジナルストーリー。リメイクアニメの新たな可能性を見た。

本作のやりたいことはよく分かるけれど、まず、「ギアが必須ではない」。1期は「人間の力」の対比として、「ギアの力」が必須であり、同時に、昭和と現代対比にもなっていた。

が、「思いを引き継ぐ」は、ギアであっても出来るけれど、ギアがなくても追求できるテーマだ。だからこそ、「なぜ戦うのか」を自問するマックやジョーを観ながら、「なぜ(2期を)作るのか」を考えてしまった。

意図したかは不明だが、2期が1期を否定する展開だったことも大きい。過去の否定は成長を表す手段が、その過去自体を好きな立場からすると、否定されても困るよな、と。

どうやら私は、本作について大きく勘違いしていたようだ。

本シリーズの分岐点となった、「南部氏の死去と、それに伴うジョーの試合」だが、「ジョーはなぜ試合を受けたか」ということについて、11話で「おっさんが死んでも、何も変わらないという希望の灯火を、番外地に灯したかった」という趣旨のことが、ジョー本人から語られた。

私はてっきり、「ただ最期にもう1度、おっさんと戦いたかった」だけなんだと思っていた。つまり、ジョーのワガママ。南部のおっさんが死ぬことを認めたくなかったし、南部のおっさんにも戦ってほしかった。

私はジョーを、もっと純粋な子供として捉えていたが、どうやら、打算、とまでは言わないが、子供達の未来を守る計画を練ることができる大人に成長していたらしい。それが、嬉しいような、寂しいような。それに、前回のハッピーエンドのまま、終わって欲しかった気持ちもあります。

これで、本作が物語として破綻していれば、容赦なく酷評して評価下げるんですが、悔しいことに、本作は本作でちゃんと面白いし、成立しているんですよね。

本作のもう一つのテーマ「帰る場所」。

昔ある記者が、(歴史上最も偉大なF1レーサーの1人である)アイルトン・セナに「最強のレーサーは誰か」と質問したら、セナは、「それは君達だ。速く走るのはエキサイティングだが、デンジャラスだ。人生という長いレースを完走できる真の勝利者は、走らないもの達だ」と言ったらしい。そしてその2年後、実際にレース中に命を落とした。

本作は、ジョーがボクシンググローブを置くための物語。「明日のジョー」では真っ白な灰になるまで戦ったジョーが、健康な身体と心のままリングを降りる。

命つきるまで、燃え尽きるまで戦うことが正しいのか。次の人生のために潮時を感じ、余裕をもって戦いを終えるのが正しいのか。

それは誰にも分からない。いや、どちらにせよ、「戦った漢の選択」だ。それを周りは尊重すべきだと思う。

レビューの中盤で私は、「ジョーは戦う理由」を探していたと書いたが、全話を見終えた今、「ジョーは戦いをやめる理由」を探していたのだと気づいた。

そう考えると、原作との違いを打ち出した、本作にも大きな意味はあるのだろう。

とはいえ、やっぱり「メガロ」である必要なんてなくて。マックが主人公なら「メガロ」の意味はあるけれど、ジョーは最後までギアレスで良かった気がするし、無理矢理ギアを着けている感しかなかったかな。

ということで、負け惜しみを込めては「高クオリティの蛇足」というレビュタイをつけてみました(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆


2話目 ☆


3話目 ☆


4話目 ☆4
あら? 評価消えてるな。チーフ、やはり死んだか。ハチドリ、クリキンディを思い出す。

5話目 ☆3
難しいとこだよな。死に際って。でも、南部さんなら、一緒に戦いたそうだけどな。

6話目 ☆4
勝敗云々ではなく、ただ、オッサンと一緒に戦いたかっただけ。

7話目 ☆4
男のためのアニメ(笑)

8話目 ☆


9話目 ☆3
意識が飛ぶと、機械に意識をのっとられる的なやつかな。

10話目 ☆3
しかし、戦わないよな(苦笑)

11話目 ☆3
戦った理由、そっちだったか。

12話目 ☆3


13話目 ☆4
帰るための戦い。余裕のあるタオルで終わるボクシングか。

{/netabare}

投稿 : 2021/07/04
閲覧 : 339
サンキュー:

17

ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

光が見えるまで(第1話感想)

2021年春アニメ。2018年春放送の「メガロボクス」の2期です。
原案となった「あしたのジョー」は未視聴です。

星評価は暫定。物語は完走するまで星3で固定。

クオリティの高さは折り紙付き。1期第1話に比べて作画枚数が減ったように感じるくらいでしょうか?
1期で完成した世界観や培った作画・コンテ演出のノウハウを継承しているのがとても良いですね。さらに暗くした色彩と音楽性の変化によって2期の方向性を明確にしています。
EDの歌詞が素晴らしいんですが!

{netabare}
主人公はジョーの名を捨ててノマドと名乗り地下リングに上がって、苛立ちや葛藤を相手ボクサーにぶつけているような印象。帰る場所も失い酒と鎮痛剤に心も体も蝕まれているというのが1期ラストを知っていると胸が痛む。「あれから五年」と言いますが、贋作さんはどうなったのでしょうね…。

ジャンクドッグであった頃にバイクで崖から飛び降りては賭け試合の苛立ちを発散していたけれど、今回は野犬を轢く直前に回避するシーンがあって。野犬はノマドのイメージに重なるのですが、転倒してまで回避するのはジョーの根の優しさを感じる場面でもあります。わざわざ墓を作ってやるのもですけど。

1期第1話の放送当時も渋いな~とは思ってましたが、コミカルでポップな部分もありましたしED「かかってこいよ」は高みへ登っていくイメージの曲でしたから、どんな内容でも不安感を抱かずに次週を待つことが出来ました。
…が、今期は暗く渋く胸の痛くなるような作風でそうもいかなさそうですね…。

1期はハードボイルドに見せ掛けてその実優しいヒューマンドラマで、今作でも本編ラストに「hasta ver la luz」…スペイン語で「光が見えるまで」とありますからその点は変わらないかなと期待しています。{/netabare}
(2021.4.10)

投稿 : 2021/07/04
閲覧 : 334
サンキュー:

14

ネタバレ

まーたん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最高だった

NOMAD メガロボクス2 全13話 感想

#01〜#04
1期から数年たったみたい。1話みて薬に頼ってるジョー見てん?なにこれ?wwwってなった。おっさんの亡霊はなんなの?wwwでも2話以降から面白かった。チーフ😭😭

#05~#10
サチオ達との和解やリュウVSマックの戦いなど。

#05,#06ぼんじりは最初からジョーを許してたけど他の3人は許せなかったみたいだね。まあジョーが悪いよね😅理由あってだけど

#07,#08
リュウとマックの戦い。熱すぎた👊でもマックちょっと怖い:(´◦ω◦`):

#09
佐久間シね

#10神回。サチオとジョーの戦い熱すぎた、ガチ泣きした😭

#11~#13
チーム番外地の復活とマックVSジョーの話。

#11
チーム番外地遂に復活。佐久間とマックの話もあったけど流石に佐久間クソ野郎すぎだろ。マックを実験に使ったようなもんだよな😡

#12
マックが息子と嫁から逃げる話だった。でももう一度2人と向き合ってて良かった。そしてジョーとの試合!おいおい続き気になるぞ😏

#13
マックVSジョーの試合。メガロニアチャンピオンのジョーとマックの試合熱すぎた(๑•̀ㅂ•́)و✧結果的にジョーの棄権で終わったけどマックも最後の試合として納得してた。
最後佐久間逮捕されてたけどざまぁwwwwやったね✌(´>ω<`)✌
サチオもチーム番外地から離れ旅に出たけどこの後どうなるんかね🤔

総評
正直1期より面白かったと思う。1期が邪道で2期が王道ってことで😏(違う)

投稿 : 2021/07/03
閲覧 : 178
サンキュー:

6

mimories さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「あしたのジョー」が苦手でも平気だった

 
(全話視聴後)

原案「あしたのジョー」
個人的には、近年観た1970年版は全然面白くなくて力石戦で脱落。「あしたのジョー2」は未視聴、前作「メガロボクス」は存在すら知らず。
そんな自分が本作を楽しめるか不安だったが、予想外に面白くて完走。

テーマがしっかりして雰囲気もあって、テレビアニメじゃなく映画作品を観たような気分。普遍的な人間ドラマでもあるし海外でも理解されやすいのでは?
こういう味わいのある作品って多くないけど、もう少し増えてくれると業界にとってもいいと思う。

年齢に関係なく観れるが、成人済みのが共感しやすいとは思う。どちらかと言えば男性向けなのかな? でも「あしたのジョー」よりは女性も観やすいはず。オススメ。

__________

(4話視聴後)

男臭さと哀愁がムンムン漂ってる。そのニオイの好き嫌いはともかく、近未来なのに取り残されたような人々がよく表現できてる。
作画や音楽もいいし作品に統一感がある。ED曲も沁みる。

あしたのジョーは苦手だった自分でも興味深く観れてるんで、ヘンに先入観を持たず、全く無関係な新作として観ていい作品だと思う。

投稿 : 2021/07/01
閲覧 : 216
サンキュー:

3

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

架空世界だけど「アメリカ」とヒスパニック系移民は意識しているっぽいです。

『あしたのジョー』が原作であると謳いつつ、1期目ほど『あしたのジョー』をなぞったストーリーではなく、ほぼオリジナルに近いTVアニメ作品です。

2期目は1期目とそれほど関係は無い風に始まりますが、第5話まで観て回想なども交えられ、登場するジョー以外のキャラクターも1期目から引き継ぐ風の展開になっているので1期目は観てから本作を観る方が良さそうです。
(dアニメストアやAmazon Prime Videoなどで1期目は観られます。)

前作では河原を占拠したような感じの「番外地」で南部のおっちゃんやジョーがトレーニングをするなど、旧作の丹下拳闘倶楽部を彷彿とさせる要素が盛り沢山でしたが、本作ではジムや仲間たちも含めて何もかもを失ったジョーが様々なものを取り戻し(あるいは新たに得て?)復活を果たそうとするお話であるように見えます。

ただ、中盤の今では何者でもないNOMAD(流浪民)であるジョーが、ようやく過去の自分と向き合い始めたところのようです。

ストーリーの中で、前作では特に言及のなかったスペイン語を母語にする移民とその差別問題が語られますが、ここら辺は海外配信も強く意識したストーリーなんでしょうか。

派手な展開は一切ない硬派作品だと思うので視聴者は選びそうですが、ハマればけっこう面白いんじゃないでしょうか。

2021.7.1追記:
最終話まで視聴終了してましたが、レビュー更新が遅れていました。

冒頭に書いた通り1期目はほぼ『あしたのジョー』翻案という感じでしたが、この2期目はアニメでいうと『あしたのジョー2』にあたるストーリーとはかけ離れた、ほぼオリジナルといって良いお話でした。

1期目の元浮浪児たちは育ってビジュアル変わりすぎ(笑)。

ヒスパニック系っぽい新キャラが移民ないしはその子孫という位置づけなのは明らかでしたが、そう考えると日本人っぽい名前の1期目からのメインキャラたちを含めてあの世界の歴史とか人種構成とかは謎。

まあ、架空の世界のお話のようだしそこはあんまり気にしてもしょうがないところですね。わりと面白かったです。

投稿 : 2021/07/01
閲覧 : 413
サンキュー:

16

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ハチドリの物語

とにかく暗い。
原作のあしたのジョーも荒廃的雰囲気はあるけど。
いや、ストーリーはいいんですよ。
ひたすら栄光にまっしぐらの1期に比べ、人としての重みの出ている2期の方が
より面白い。様々な人間の思惑が交差し、運命にもてあそばれるジョー。

最後のマックとの対戦は、試合そのものより、周りの状況が、なかなか見どころある闘いだった。
それにしても話の横軸として、ハチドリがしつこいほどに出てくるアニメだった。

投稿 : 2021/06/30
閲覧 : 191
サンキュー:

6

mucci さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とにかく渋い!

今時あまり無い、完全に大人向けの渋い作品です。
1の後に何があった⁉︎と思うぐらい衝撃的な1話から始まり、最後までカッコいい話の作りでした!
渋さとカッコ良さは前作よりも断然に上がっていて、もう2の為に1を作ったんじゃないかと思う程の仕上がりになっています。
今のアニメファンにはあまりウケないかもしれませんが、ハマる人はガッチリとハートを掴む良い意味でクセの強いアニメだと思います。自分は掴まれました!

投稿 : 2021/06/29
閲覧 : 170
サンキュー:

3

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ギアレスレスジョー<56>

前半あたりの落ちぶれジョーと移民たちの辺りは、1期でまったく活かせなかった渋い作画に見合った渋い話で2期になってようやく本領発揮し始めた不思議な作品。
ただ、ジョーが旅から戻ると予定調和的に和解するであろう子供たちとの対立とか、特にやる気も理由もないけどやたら請われてリングに上がったりとかしぼみ気味。
最後の戦い、ジョーが帰ってきた!新旧チャンピオン対決!みたいに盛り上がってるけど、それ作中で一回やってやっぱ引退した方はかないませんでしたって結果が出て、そこからまたブランク空けてるのにそんな盛り上がるもんですかねぇ。
ギアをちゃんとつけて戦ってたことだけは良かった。そもそもギアレスでやり続ける理由とか1期でほぼ描写してなかったし。
しかし安全に配慮して戦って危なくなってきたのでタオル投げて無事に終えましたって、そんな最後でええんかいな。
マックは破滅してジョーは相手を殺した罪に苛まれ、くらいの展開描けないもんですかねー。

激渋な初回<58>
1話視聴。
1期はメガロボクスってタイトルつけてるのにギアなしで戦い続けてラスボスもそれにお付き合いしてくれるという、話の根幹がゆらぎっぱなしの酷いものだった。
なので、今更どうやるねんと興味本位で導入だけ覗いてみるつもりだったけど、初回は激渋な落ちぶれ話で、画作りと完全にマッチしてて「あら好みだわ」となりもうした。
期を通してこうは行かずに復活する辺りで安易になるんだろうけど、ワンチャン生まれ変わってるといいですね。

ところで段平はイマジナリーだよね?と、そこら編から信じられなくなる1期のデキの呪い。

投稿 : 2021/06/28
閲覧 : 220
サンキュー:

2

ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

渋いいぶし銀の世界 スペイン圏の話

1はまったく見ていないのですが、「あしたのジョー」は知っているので、この2を見ることにしました。はじめは「ん?」だったんですが、見ているうちに非常に引き込まれてしまいました。もうこれは「ジョー」ではなくて、スペイン映画です。アメリカ中南部を舞台にしたスペイン映画。それもいぶし銀の世界。ロードムービーそのもので。各話感想なんとか最後までしてみたいと思いました。しかしまさか「ジョー」でこんな話を作ってしまうとは。企画とかすごいと思います。

第一話 {netabare}
1を見ていないので、はっきり事情はわからないんですが、本家「あしたのジョー2」の出だし部分をやっているんですかね?ジョーは本家では力石の死がショックでリングで戦えなくなっているという話でしたが、ここでは薬中になっているという設定です。睡眠薬中毒ですかね。ユーリという男と対戦して勝ったらしいですが、そのあたりよくわからないので、とにかく今は「ノマド」と名乗ってドサ周りで放浪を続けているという事しかわからない・・・・。本家ジョーに出て来た丹下段平おっちゃんは死んでいるんですかねぇ?ロードムービーの雰囲気がすごいので、その世界に浸る感じで見ていました。作画とか昔のアニメ調にしているのは、CGを使っているんでしょうか?質感とか昔風になっているので、他の今のアニメとまったく違うなあという感じであります。EDのスペイン語のバラードが渋すぎる。{/netabare}

第二話 {netabare}
廃園の遊園地跡で暮らす移民村に身を寄せたジョー、そこでチーフという男と知り合います。このチーフがまたいい男なんですね。このあたりの脚本は、ほんと昔の!渡世人のドラマによくあるやつで、この展開わかるわかるって感じで見ていました。移民村の立ち退き問題があって、今後どう興業するのか気になるところでした。子供のキャラとか出て来て、本家「ジョー」の感じも出していて、非常にいい感じであります。ジョーが今後どうなっていくかとても気になる。ラストは本家であるように、リング上で死んでしまうのでしょうか?そして死んだ野良犬を埋葬してやるあたり、ジョーが優しい人間だとわかる演出でありました。 {/netabare}

第三話 {netabare}
作画がすごいですねもう。今風のタッチではなくて、しかしデッサンの狂いがまったくない絵。どうしてこうも続けて描けるんでしょうか。作画の方がすごいとしか言いようがない。話はジョーがヒゲを剃って、チーフのセコンドをするという話。地味なんですが、チーフの亡くした妻の話とか、淡々と語られます。そしてジョーのかつてのセコンドだった丹下段平に当たるキャラが、ずっと死霊としてジョーに対話してくるんですが、なんでジョーに鎮痛剤を飲めとか言っちゃうんでしょうか?段平とは別人格の持ち主なんでしょうか?一期での死に方を早く見ないとな・・・・。 {/netabare}

第四話 {netabare}
まさかのチーフの死!そんないきなり死んでいたとか、ラストでびっくりしました。それまでKO勝で今後もこれで行くのかなと思って見ていましたからね。それで墓地の場面が前半に長く出ていたのか・・・。話がほんと映画を見ているみたいで、安定して見られますね。悪役の描写にも人間味があります。ちば先生らしい感じがする。ジョーは移民村を後にしましたが、立ち退き問題は一応の決着はついたのでしょうか。ところでヒッチハイクに出た子供が言われたツレションは、やばい意味でのことなんでしょうか?なんとなくそれかなと思いましたね・・・・。 {/netabare}

第五話 {netabare}
亡くなった南部のおっちゃんの闘病生活の頃の回想話です。このあたりの話は謎なので、回想シーンはありがたかったですが、経緯がわかっていないから今一つわからない・・・・。早く一期のものを最後まで見ないとなあ。おぼろげにわかった事は、ジョーが試合に出るための練習を続けたりしていたので、おっちゃんのお見舞いには行かなかったということです。しかしサチオとの行き違いの理由はそれだけなのでしょうか?そして、ジョーが番外地を後にした理由は?五年間も帰ってこなかったんですよね。サチオが成長した今、ボクサーとしてリングにあがっている事も、不安材料となるような描写でした。作画とか回想場面では懐かしの白黒画面になったりして、あいかわらずオールドファンにやさしく、しかし作画ミスは少ない画面には安心しますが・・・。一期の上り調子とは違って、悲しい話が多いのが二期で、やはりもう少し明るい話も見てみたく思います。台風の洪水で番外地のスタジオが流れた話も、おととしの全国各地の台風被害を思い出して、それも重い現実だったです。 {/netabare}

第六話 {netabare}
前回の続きで、サチオの仲間のボンジリがヤクザに店の権利書を持って行かれて店も破壊されてしまい、ジョーが権利書を取り戻すために八百長試合で負けるという話。暗かったです。回想場面で南部のおっちゃんが死んだ時の模様が出てきましたが、ジョーが試合ばかりしていたから、おっちゃんのお葬式でもサチオに拒否されたのか?そのあたりの事情が今ひとつつかめませんでした。見舞いに来なかったというだけの理由なんでしょうか。もしそうなら、サチオたちがあまりにも狭量だと思います。なぜならジムを存続させるには、ジョーが試合で勝たなければならないからです。それも負けていたりする。ジョーが一人で背負っているものが多すぎて、見ていてつらかったです。しかし店のエピソードではヤクザたちが本当に憎々しかったですね。サチオたちも今ひとつ愛すべき仲間に見えていないのが、痛いです。 {/netabare}

第七話{netabare}
いきなり前回までの話と違ったトーンで、一期に出て来た勇利たちの再登場です。この話ではじめて見たマック選手とのいきさつがよくわからない・・・・一期早く見ないとと思うのですが・・・・・。マック選手が事故から手術でよみがえった話は、故・出崎監督のやられたOVAの「ブラックジャック」シリーズみたいでした。手術した医師も心なしか手塚治虫氏の顔と似ていましたね。こういった社会時事ネタは、現在進行形で世の中でも進められている動きなのではと思います。そういう情報がアニメ作品ではよく先取りして出されることがあるんですね。しかしもしこういった手術が実現したら夢のようだと思いました。

ジョーとリュウとの練習風景も、一期を最後まで見ていないのでよくわからなかったですが、ジョーがだんだん復帰してきている描写なのはうれしかったです。サチオたちも前回の話よりかは、ジョーに寄り添ってきている感じでした。この回は全体的に明るい話になっていたので、よかったと思いました。それではまた次回。 {/netabare}

第八話 {netabare}
いい話のあとは必ずダウンするのが当シリーズのようです。でも言っても仕方がないですね、医療関係は夢のような話があっても、後遺症とかつきもので、そうそううまい話はない・・・。しかしこう何度もこういうパターンが続くと、現実ってこんなものでしかないと上から大人のおじさんたちに説教されているみたいで、悲しくなります。

気を取り直して、話としては「あしたのジョー2」のラストのホセ・メンドーサがマックスということで話が進んでいるのだと思います。要するにパンチドランカーのあの話が、マックスが脳チップにより廃人化が進んでいるというあの話なわけです。しかし、当シリーズの冒頭でジャンキー気味だったジョーは立ち直り、その騒動からは遠い存在です。そこが「ジョー2」とはまったく違うところで、見ていてなんとなく不愉快な印象がありました。今回大手術を受けることになったリュウ選手も、そのようなパンチドランカー話で出されているキャラです。このキャラは「ジョー2」のカーロス・リベラあたりでしょうか。

もちろんジョーも廃ジムの立て直しで苦労しているというのはわかりますよ。しかし、元の「ジョー2」とは主人公の立ち位置が違いすぎる・・・。もしこの先ジョーがマックスと対戦することになったとしても、マックスの負けは確定ではないですか?あんなに廃人化が進んでいるマックスは、おそらく最終戦では戦えなくなるのは目に見えてます。その、廃人化が進んだマックスをジョーがたたきのめすところに、爽快感はあるのでしょうか?「ジョー2」の、己れのすべてを賭けて戦ったジョーの潔さはあるのでしょうか?本シリーズにはじめて疑念が湧いてきた今回でした。あの名作の「ジョー2」の名を汚すことのないようにしてほしいです。あ、今思いついたのですが、ジャンキーの時の薬の後遺症で、その、ジョーがパンチドランカーみたいになるというパターンは絶対にやめていただきたい。と言っても、今にもそうなりそうなんですねこれが・・・。{/netabare}

第九話 {netabare}
前回よりも少しトーンが柔らかだった今回です。絵本を朗読する場面があったりして、そこはなごみましたね。ただあの医者の人が、かなり無責任で見ていてなんか腹が立ったというか、白都雪子さんも扱いには困っていたみたいでしたね。脳チップの軍事転用ですか。ありえる話で、むしろボクサーから実用化するという話の方が珍しいと思います。

ジョーがいよいよ復帰してしまうかというところでEDでしたが、マックも今回は取り乱した場面がなかったので、落ち着いて見ていられました。ただこのままでは終わらないだろうし、実際朗読絵本の内容も、旅人が死のうとしているという設定だったのでそれを暗示していましたね。マックの息子も何か手術跡が体にあったりして、そんなに幸福な家族でもなさそうなのが印象的でした。対するジョーの方は、なんとなくなぜその「番外地」というジムの存続が大事なのか、はたから見ていたらちょっとその熱意が不可解で、なかなか感情移入ができなかったです。サチオたちの仲間の子供も、わりと現実的な子供たちばかりで、あまり好感が持てる感じではありません。台風が今回はあまり被害が出なかったのだけが幸いでした。そうは言っても、墓地にお参りをする場面では、昔見た映画の「黒いオルフェ」の場面とか思い出して、懐かしかったですけど。それではまた次回。 {/netabare}

第十話{netabare}
全体的に男の意地の見せ場という以外、特に言うべき事はなかったです。青年劇画によくある手法なので、ああそれかという感じでしたね。男たちが自分の信条を熱く語り合う、それについては女の私がコメントするべきではないです。男の花道ですから。これはそうした作品なので、それが出てくるのが当然と言ったところでしょう。しかし思ったとおりマックはジョーといきなりマッチが組まれて最終回にまで進むというところでしたね。ジョーがジャンキーでもしかして調子を崩しているのでは、という危惧も当たらなければいいのですがね。サチオはしかし、ほんと殴られ損みたいな役回りですね。ジョーはサチオが見舞いに来なかったと言っていたのに、ちゃっかり試合前に生前の南部と会っていた描写がありました。サチオの気持ちが空回りしていて、とても見ていてかわいそうです。 {/netabare}

第十一話 {netabare}
今回は前回よりかはシナリオはよかったと思います。まずチーフとの回想話から入って、ジョーがジャンキーの後遺症を持っていることなどの話が説明され、番外地でのささやかなパーティと、話がわかりやすくつながっていました。ただチーフのギアが体格の違うジョーの体にぴったり合うのかとは思いましたが。対してマックの方は、あの医者に詰めよる話の展開がよくわかり、家族たちのつらい立場もわかって、気の毒だったです。奥さんは白都の使者の女性にはわざと強がって夫のマックの真実の症状を言わなかったり、ありえる話だなあと思いました。奥さんは息子のミゲルを手術してもらう事の引き換えに、マックの脳チップの実験体の話を承諾したという事でしょうか。ミゲルとマックの親子げんかの場面がなんとも心に痛いシーンでした。この作品はあと2話ぐらいで、普通にエンディングを迎えると思います。視聴の途中でいろいろ落ち込んだり、気をもんだ事もありましたが、どちらが勝つにせよ、きちんとしたラストになりそうです。 {/netabare}

第十二話 {netabare}
試合前の両陣営の様子が描かれた回。マックは不安から街をさまよい、酒浸りになりますが、昔の消防士?時代の同僚で今は警官になっている男と会い、今までのいきさつを回想し、また家に戻ることにします。その頃マックの医師の秘書は、脳チップの危険性の論文を発表した男のいる大学に向かいます。ジョーたちはチーフのギアを調整し、試合に臨みます。

マックの過去シーンが気の毒で、スタッフがジョーよりもマックに比重がかかっている感じがしました。マックの医師はあいかわらずで、顔が手塚先生に似ているのが見ていて非常に気になります。手塚先生のアニメ界への功罪は、宮崎監督が言われるまでもなく、当時影で言われていたことで、手塚先生の手掛けたアニメ作品が古い稚拙だとは当時言われていた事でした。この作品では最新の医療技術テクノロジーを駆使するという設定の医者と似ていますが、何か現在の業界裏事情が関与しているのでしょうか。気になりました。それ以外は特に言うべき事もなく、普通のテレビシリーズとしての責務を果たしていると思います。作画も今回も丁寧でしたです。シナリオも最終回に向けてよかったと思います。次回でたぶん最終回だと思います。 {/netabare}

第十三話(最終話) {netabare}
完走できてうれしかったです。久しぶりに往年の作品のようなアニメシリーズを最後まで見られたという喜びに浸ることができました。

まずジョーとマックの試合ですが、コークスクリューパンチのようなカットがあったのは、昔のシリーズを知っているファンへのサービスでしょうか。懐かしかったです、というかここまで出さなかったのはこの最終話のため?試合については、いろいろ二人とも懸念材料がある試合でしたから、昔のシリーズのような試合中心ではなく、あくまで人間ドラマだった点がこの「メガロボクス」だなという感じでした。タオルを投げるように言ったのが、南部の靈だったというのも、「メガロボクス」ならではで、最終カットでジョーの運転するトラックの荷台に座っていたり、やはり第一シリーズも最後まで見た方がいいのかと今思い直しています。ともあれ両陣営ともハッピーエンドで、肩の力が抜ける展開だったのはほっとしました。今の時代だからなのかなとも思いました。最終話はほんと実写のテレビドラマシリーズのような終わり方でしたね。EDの新曲の歌もよかったです。サチオの門出が、息子を送り出す父親みたいでしたね。

作画的にも私のような往年の作品が好きな人のために描かれていたような気がしました。特に最終話あたりは、作画が本当に丁寧でした。第一シリーズは見ないと言いましたが、夏季はアニメが少なめなので、また時間を作って最後まで見てみたいです。ともあれ、中盤はとても苦しいドラマだったですが、最後にきちんと着地させてくれたスタッフの皆さま本当にお疲れさまでした。 {/netabare}

投稿 : 2021/06/28
閲覧 : 424
サンキュー:

7

ネタバレ

みぞひろ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

壊れた英雄と造られた英雄

前作の正統後継ながら、ジョーの人間的成長、生き様、哲学など、『人』を丁寧に描いたストーリー。
対するロスコの資本主義的価値観は、単に明日のジョーのリメイクではなく、現代風刺をした尖った作品へと、昇華している
最近の人気のアニメとは一線を画するが、こうしたテーマ性こそが素晴らしい作品に繋がると思う。

小難しい事はともかくとしても、面白い作品だ。

投稿 : 2021/06/13
閲覧 : 162
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

しばらく寝かせていたら大盛り上がり

評価とレビューは全話視聴後に書き直します。

メガロボクスの2期。
なんか(ギアという機械ですがなんでつけるかいまだにわからんからあえて)体に装着してボクシングをするメガロボクスにまつわる話です。
1期はわたしにとっては進行が遅く、ボクシングも根性値が高い方が勝つみたいな描き方だったので好感が持てずに終わってしまいました。

この2期も、薬中になっているジョーに嫌気がさして3話まで視聴してそのまま熟成させるために寝かしておりました。
するとすると…嘘みたいに盛り上がってきています。
これだけは言わせていただきます。

構成悪いですよ…。

つかみが大事なことくらいご存知でしょうに。おそらく最初の数話でかなり見切られていると思いますよ。

各選手の入場の演出もあり、ボクシングの内容もどのパンチがフェイントだったというコメントなんかもあり、1期よりずっと面白くなってきています。ただ8話の段階でチャンピオンになった選手が脳チップを入れていて、しかもそのチップの暴走が勝因のよう…。わたしだけかもしれませんが人間と機械が戦って面白いのって将棋や囲碁のような頭脳戦だけなんですよね。反応速度とか勝てるわけないんだもの。そこらへんを割り切って見れないわたしと同じタイプの人は楽しめない作品かもしれません。

わたしはとりあえず最後まで視聴してみます。盛り上がってきてはいますしジョーがこんじょー以外で勝ってくれることを期待せずにいられないので。

投稿 : 2021/05/30
閲覧 : 249
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

あしたのジョーをベースとした新感覚アニメ

7話まで視聴済
一期のメガロボクスはキャラクターもあしたのジョーをほぼ踏襲。あしたのジョー40周年プロジェクトの一環でTBS系で放映。
あしたのジョーを観たことある人ならワンクールに収めるのは無理だなと実感しますが、よくできたリメイクになってます。
今期二期としてMXで放映。
一期同様にあしたのジョー2のリメイクを思わせつつ、全くの違う新しいストーリー展開。
そうでありながら独特の世界観は失わず、また、ジョー役のCV細谷さんは、あおい輝彦さんとの違いを感じさせない素晴らしい演技です。
メガロボクスを見た方がキャラクターの背景がわかりますが、NO MADからでも理解はできると思います。
あしたのジョーを観るとさらに理解できますが、昔のアニメなのでワンクール12話とかでなくて、あしたのジョーで79話、あしたのジョー2で47話と今のアニメだと10クール相当なので、根性求められます

投稿 : 2021/05/17
閲覧 : 181
ネタバレ

いるかん さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:今観てる

原案信者以外に、楽しめるのか?

あしたのジョーを原案にすえるのはいい。
骨太な作品を作りたいなら歓迎すらする。
だが、今作は3話まで見て視聴ギブアップ寸前である。

シリーズ1は闘いの中でのし上がっていく、という前向きな軸があるから、まだ見てられた。
だが今作の復活という軸のために、ご都合主義な抑圧が優先されており、ガキのクズっぷりと、素人予想を超えない展開が正直キツい。
前作のラストで肩透かしをくらった身としては、解放に期待もできず、モチベーションが保てない。

原案を見ていない世代にはこんなんでも新鮮だろう、という安易さを感じる。
そもそも、あしたのジョーは時代にマッチした作品だから良かった訳で、メガロボクスは現代にマッチしてないから「原案をなぞりました!」だけでは、単なるキワモノどまり。

スペイン語文化を入れるのは単なる色づけでしかない。
視聴者の想像を超えるような輝きを足してこそ、リメイクする意味があると思うのは期待し過ぎだろうか?

1作目のレビューも、あしたのジョーを知っている世代のやや甘めな評価が多いように感じる。
あしたのジョー2がリアタイでつまらなかった私にはとても厳しい作品である。

投稿 : 2021/04/25
閲覧 : 197
サンキュー:

2

ネタバレ

山本隆之 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

各話みどころ

▼3話
漢チーフの生き様。

ホームを守るため、身内に笑われながらも賞金獲得を目指すチーフ。
その姿に触発され、ジョーも過去の自分と向き合う。
漢の背中が誰かを後押しする熱い展開。

ますます目が離せない。

▼2話
新たな戦いが幕を開く!

虐げられる者たちの希望の星。
これがジョーですよ。

▼1話
ギアレスジョーの身に何が?!
1期でユーリを倒しチャンピオンになったはずが一転、
クスリに溺れ、身分を隠して掛けファイターに。

ここからどう這い上がるのか、楽しみで仕方ない。

投稿 : 2021/04/24
閲覧 : 169
サンキュー:

1

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NOMAD メガロボクス2のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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NOMAD メガロボクス2のストーリー・あらすじ

もう一度、夢を生きる―― 肉体とギア・テクノロジーを融合させた究極の格闘技“メガロボクス"。その頂点を決めるトーナメント“メガロニア"に、ギアを着けず生身の体で挑んだボクサー“ギアレス・ジョー"。最下層の地下リングからたった三か月で頂点へと駆け上がり、奇跡の優勝を遂げた伝説のチャンピオンの姿に人々は熱狂し夢を見た。しかし、それから7年後、“ギアレス・ジョー"は再び地下のリングに立っていた。傷だらけの体にギアを装着し、自ら“ノマド"と名を変えて……。(TVアニメ動画『NOMAD メガロボクス2』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年春アニメ
制作会社
トムス・エンタテインメント
公式サイト
megalobox.com/
主題歌
《OP》mabanua『The theme of the NOMAD』《ED》mabanua『El Canto del Colibrí』

声優・キャラクター

細谷佳正、斎藤志郎、村瀬迪与、安元洋貴、宮内敦士、小林親弘、森なな子、鈴木達央、田村真、落合福嗣、れいみ、観世智顕、種市桃子、神戸光歩、内藤有海

スタッフ

原案:『あしたのジョー』(原作:高森朝雄、ちばてつや/講談社刊)
監督:森山洋、コンセプトデザイン:森山洋、脚本:真辺克彦/小嶋健作、キャラクターデザイン:倉島亜由美、サブキャラクターデザイン:金田尚美、ギアデザイン:形部一平、美術監督:河野次郎、美術監督補:古賀徹、美術:スタジオ・ユニ、色彩設計:歌川律子、撮影監督:赤尾英美、撮影:T2studio、オフライン編集:今井大介、音響監督:三好慶一郎、音響効果:倉橋裕宗、音響制作:東北新社、音楽:mabanua

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