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(C) Vivy Score
Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-の感想・評価はどうでしたか?
シン☆ジ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
タイトルに続く言葉は一つではなく、また人によっても変わるかと。。
この作品も、あにこれとそのユーザさんのおかげで出会えたと言っていいでしょう。本当にありがたいです。
原作:オリジナル
リゼロの原作者とその脚本家のタッグ?
ちょっと納得。
制作:WIT STUDIO
進撃やめてチャレンジしてますね。
バトルはさすがの感あり。
放送:2021年春(全13+特別総集編)
視聴:2021年12月(dアニメ)
■キャラ
ヒロインは最初は刺さらなかった。
けど、段々と可愛く、綺麗になっていくじゃありませんか・・
これは感情移入のせい?いや、それだけではないハズ。
「無限の住人」でも感じましたがメリハリの妙とでもいいますか、普段はそれほどでもないのに、たまに息を飲むような美しさを見せられてハッとしてしまいました(ちょろいかも)。
■設定/ストーリー
AI、アンドロイド、歌姫・・個人的にストライク。
ストーリーもいい。
演出もいい。
歌声も演奏もイイ。音楽が刺さる刺さる。
まあ色んな作品のテイストは感じます・・
~▼{netabare}
たとえば・・
イヴの時間、
プラスティック・メモリーズ、
planetarian、
BEATLESS、
マクロス、
ターミネーター、
そして諸々のやり直し系・・
設定的にはBEATLESSに近いけど、雰囲気的にはplanetarianかな。
{/netabare}~▲
いずれも好きな作品です。
■キャスト
声優さんもイイ。
種﨑敦美さん、そういえばユーフォ青い鳥。。
明坂聡美さん、かわええw
ひもて、ていぼう、そしてウマ娘!?
福山潤さん、このすば?
いやあっちは福島さんw
イヴの時間にも出てましたね。
ひかしゃさん、りなし~、えーでちゃんなども。
てか福島潤さんもいましたw
■つれづれな感想
~{netabare}j
7話では少し味変。OP曲もイイ。
人格が変わり、姉御キャラないわ~!と思いましたが、程なくして戻ったので安堵しましたw
でも後半になって、ここの重みが分かりましたね。
「AIは使命を果たすために稼働」?
じゃあ人は何のために稼働?
なんて哲学的な思考もできたり。
虚しさを残した終わり方は理解はできますが、やっぱり少しモヤモヤしますね。もっとヴィヴィを称えてあげてもいいんじゃないかな。いっそ意識をクローン人間に移して家庭を築いた、なんてラストだったら個人的には喝采を送ったことでしょう。
でもAIに心があるとしたら、その魂は死後いったいどこへ行くのでしょう。
少なくとも彼女もまた「生きていた」のだと思います。
{/netabare}~
最後にタイトルについて。
正直、長くね?と思ったんですが・・
そういえば作中、よくアップで抜かれてましたね。
Fluorite=蛍石(ほたるいし)。
人間とは異なる眼を持つ者の歌・・
そういうことでしたか。
歌への想いというか、魂の彷徨みたいなものを感じます。
観終わると納得ですが、視聴動機には結びつかなかった。。
あやうく見逃すところでした・・ちょっと勿体ないかも。
未読作品のレビューをここまで読む方は少ないかも知れませんが、
もしいたら、まずは2話辺りまで観てみていただけたらと思います。
福松 さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
にゃわん さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
vivian さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
animeneko さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
K さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
SF基本見ないんですが、これはとっつきやすかった
マクロス、ヴァイエヴァ、シュタゲを上手く調理した感じの印象(褒めてる)
声優は良い。ただ歌い手がなんとも感情の話出てくるのに感情がこもってなく聞こえる笑
そしてこの手のアニメによくある疑問点の未解決。どんなに考察探しても解決しないものがややアリ。
まぁ、とは言えある程度アニメ観てる人にはかなりお勧めできます。じっくり見る系のアニメなのでながら見は厳禁っすね
ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
この話は歌で人を幸せにするために作られたAIの話
ジャンルはAI・近未来・微グロ
まず本作の最初は火と血と鉄から始まります。割とグロめですが、殴打がメインなので断面は見えません。安心してください
Vivyというタイトルだけでは何がなんだかわかりませんし、サムネが何を表しているのかもよくわかっていなかったため、何も期待していませんでした。
で視聴開始。結果。
超面白かった。
内容が私にドンピシャ。私の好きなジャンルに好きなテーマに好きなキャラクター。全体的に好印象な作品です。
AIの話ですので、といって良いのかわかりませんがおそらく既出の内容でしょう
{netabare}AIが反逆するから過去に戻る{/netabare}なんてストーリーとしたはきっとどこかにあるものです。
しかし、本作を彩る一つとして「人間の感情」があります。その要素が本題として書かれる描写もありますし、この要素が重要となるシーンもあります。
つまり何が言いたいか。ただのAI作品でもロボット作品でもない、ということです。「AI作品なんてたいていワンパターンでしょ」なんていう方がいらっしゃるかもしれませんが、安心して本作を視聴してください。
さらに本作は考える作品です。
全くの脳死で見て完全に楽しめる作品ではありませんし、考えれば考えるだけ面白くなるsカウ品dえもあります。
前半部分からの伏線なども相まって非常にうまい展開だと思います。
全体として丁寧な印象を感じました。時間の流れで強制的に物語の区切りを設け、意識的に別のものとすることで、展開をより簡潔にそして一つのことに深く突っ込むという短編シリーズの理想のような構成になっています。
批判を上げるなら、やはり「簡潔さ」でしょう。簡潔さといえば良く聞こえるかもしれませんが、言い換えるなら物語が希薄に感じられるということです。
一つひとつのテーマが良い分、(その題材が完結したとはいえ)中途半端な印象を受けます。「だったらどうすればよかったんだ」て言われると非常に困りますし、この題材ならこの形態しかないのも認めますが、やはり25話でもっと突っ込んでほしかった感はあります。
キャラに関してです。
全員好印象です。個人的にはやはり主人公ちゃんもすきですが、{netabare}垣谷ユウゴも好きです。彼の話はアレで終わりで良いのですが、意思を受け継ぐ者の話とかあっても面白そうですよね。{/netabare}
監督はエザキシンペイさん。はねバドなどの方ですね
シリーズ構成は長月達平さんと梅原英司さん。リゼロの原作者さんがいますね
キャラデザはloundrawさん。結構前に自主アニメを制作なさってたような気がします
劇伴は神前暁さん。ハルヒやアイマスの曲などを担当されている方ですね
アニメ制作はWIT STUDIOさん。カバネリや魔法嫁のところですね
作画は非常によく、絶景シーンも当然のこと戦闘シーンも良かったです。ただロボットのデザインがあまりロマンがなかったのでそこが残念です。
opは只野菜摘さん作詞、神前暁さん作曲、ヴィヴィちゃん役の八木海莉さん歌唱の「Sing My Pleasure」
edも只野菜摘さん作詞、神前暁さん作編曲、ヴィヴィちゃん役の八木海莉さん歌唱の「Fluorite Eye's Song」
総合評価 おすすめ
イザヤ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
曲,作画よし。内容も面白い。間違いなく良いアニメ。万人におすすめできる。
Yuto さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:----
作画といい話といい特に文句のないい作品でした。
SFアニメの新時代を築いた素晴らしい作品だと思います
TaXSe33187 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
一挙配信で今更ながら視聴
AIの心やら人類との戦争など古典から現代まで描かれ続けているテーマの話
まぁ実際のところはエンタメに寄せている作品なので、設定面をチクチク突くような話ではない
正直なところ1話の時点では展開にも演出的にもあまり魅力を感じなかった
多分オンエア中に見ていたなら視聴の優先順位はかなり低かったかもしれない
ただ、この点は「テーマパークの片隅で歌う不出来なアンドロイド」って初期位置に由来する部分なので欠点ではない
綺麗な声で綺麗な顔立ちだけど大多数の人間の琴線には触れない、という立ち位置に沿った素直な表現
ここから主人公が成長していく過程を描かれる中で、1話との違いを感じられて没入できる要素になっている
粗筋単体で言えば「未来から来た相棒と一緒に災厄を防ぐ」っていうありがちな内容
活動の尺度が100年と長くなるため生身であればタイムトラベル的な手段を用意する点を、
主人公コンビが共にAIのため(相棒の)断続的なスリープという手段で解決している
{netabare}そして「スリープにより経過している状況に関与しない」というAI的な手段自体が終盤の急展開の説得的なギミックになっている{/netabare}
内容について
{netabare}「AIは一つの使命のために活動する」という根幹が最後まで、全ての状況に適用されている点が何より面白い
「このキャラの使命は何か」を前提に視聴できるため、短い出番のキャラクターでも行動の意味を理解しやすく印象に残りやすい
使命とそのための目標に冗長性があるvivy
局所的な問題解決に特化した使命のマツモト
この使命の違いが人間的な性格の違いとなり、互いに影響を受ける様子はバディものとしてシンプルな面白さがある
エンタメ的なライブ感とSF的な表現のバランスが良く、1話の地味さをしっかりと覆してくれた
そしてなによりタイムリープ的な解決手段を最低限のものとした点が個人的には一番好感を持てた
「何度も失敗してやりなおす」という過程自体を主軸に置いた作品ならともかく、
別の軸を持っている作品で「やり直し」が頻繁すると緊張感が薄れる
実例を出すのはアレだけど、「東京リベンジャーズ」の視聴を早々に止めたのがこの点
あの作品も「何度もやり直す」というのが根っこの軸なのはわかる
ただ、作者の描きたい軸が「とにかくヤンキーを描く」に終始してしまっている
そのせいで主人公の「やり直し」に対する明確な狙いが薄れてしまい、
トライ・アンド・エラーとしての魅力が消えてしまった
この作品の場合は(情報の)タイムリープが存在することを初期に提示しつつ、実行されるのは最初と最後のみになる
そして「使命を実行する」というAIの根幹があるため巻き戻した後に博士を見捨てる流れも自然な形で成立している
加えて未来から過去という一方向の流れのみのため、過去から未来に戻る展開にありがちな、
「改変後の未来の記憶はどの時点のものか」という問題も発生しない
「タイムリープは主軸じゃない」というのを最後まで徹底していたため、
これに纏わる問題点を発生させずに済んだのは大きなプラス
それでも終盤は駆け足感があったので、この辺りは演出や台詞で補足できる部分があれば印象も変わったかも
{/netabare}
作画に関しては日常・戦闘のメリハリがしっかり効いている
特にAIであることを強調するためのキャラアップのカットは綺麗で見ごたえがあった
演出は軽い感覚で視聴すると薄味に思えて描写不足に感じるかも
ただしちゃんと拾っていくと必要なシーンは一通り描かれているので、ここは個人の感覚次第かな
個人的に気になったのは音楽
基本的に良質で、終盤繰り返される歌は直前までのギャップもあってかなり上手い
ただ挿入歌・主題歌に関してはあまり印象に残らなかったかな
良い曲だし上手い人がちゃんと歌っているので悪印象はないけど、どうしてもサラッと流れるような感じ
AIが歌唱する透明感という意味では演出に一役買っていたのでプラスの評価だけど、単体としてはインパクトがあまりない
まぁここも個人による良し悪しの部分かな
1クールで話を綺麗に着地させたAIモノって意味ではかなり上質
ただし演出の透明感が強すぎて印象の弱さがややもったいないかな?ってのが総評
アニメ記録用垢 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ストーリーはターミネーターに音楽混ぜたような感じ
個々のストーリーは凄く良かったんだが、如何せん尺足りない感じにラストが駆け足だった気がする
【導き出される結論は…】
名作一歩手前
薄雪草 さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
じゅなじゅな さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
はじめは流し見でなんとなく見てたけど
いつの間にか画面から目が離せなくなっていました
物語の勢いや、歌、映像の迫力はどの作品に比べてもトップクラス
見終えたころには、まるで2クールの作品を見終えた程の感覚なります
それくらい内容が濃くとても美しいアニメでした。
ひろたん さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
祇園 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
しろくま さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
HINAKA さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ip さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
現在7話まで視聴。
気軽になんとなく見始めたけど一気に見てしまった。
歌といい内容といいすごく引き込まれる。
今期最高の満足度。今後の展開に期待!!
テングタケ さんの感想・評価
4.0
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
アルジャーノン さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ヘラチオ さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
種崎敦美の声て良いよなあ。好き。
福山潤が高めの声でAI役やっているのはちと不思議。
歌で人を幸せにするのが使命であるAIヴィヴィが100年後の未来から来たマツモトと名乗るAIと共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間との戦争を止めるシンギュラリティ計画を遂行していく。
百年という長い旅路。話における時間の間隔は長い。
戦闘シーンを見ていると草薙少佐を彷彿とさせる戦闘ぶり。歌姫AIとは思えないな。
あと見ていたらマトリックスを思い出してきた。AIが人間を滅ぼそうとしている世界観だったもの。
{netabare}辛い試練も乗り越え、オリジナル曲を作ったのに歴史は破滅に向かって収束するという結末。しかも今度は自作の曲が原因。失敗しては過去に戻ってやり直すわけだ。{/netabare}
2021年の春アニメで最も人気だったとか。確かに壮大な物語で時には切なさありで物語性もある程度しっかりしていて一度見る価値はありますね。
OP
Sing My Pleasure ヴィヴィ(八木海莉)6話ではグレイス(小玉ひかり)
劇中歌
Happy Together 汎用型歌姫AI(コツキミヤ)
My Code ヴィヴィ(八木海莉)
A Tender Moon Tempo ヴィヴィ(八木海莉)
Ensemble for Polaris 3話ではエステラ(六花)、4話ではエステラとエリザベス(乃藍)
Galaxy Anthem ディーヴァ(八木海莉)
Elegy Dedicated With Love オフィーリア(acane_madder
La Campanella ピアノ森下唯
Harmony Of One's Heart ディーヴァ(八木海莉)
ED
Fluorite Eye's Song 13話ではヴィヴィ(八木海莉)
八木海莉さんは初めて知ったけど、素敵な歌声だった。声優と歌声を変えるのもマクロスフロンティアみたいでありだな。
EDのメロディも感傷に浸れる感じ。
以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
“ニーアランド”、それは夢と希望と科学が混在したAI複合テーマパーク。史上初の自律人型AIとして生み出され、施設のAIキャストとして活動するヴィヴィは日々、歌うためにステージに立ち続ける。しかし、その人気は今ひとつだった。--「歌でみんなを幸せにすること」。自らに与えられたその使命を果たすため、いつか心を込めた歌を歌い、園内にあるメインステージに立つことを目標に歌い続けるヴィヴィ。ある日、そんなヴィヴィの元に、マツモトと名乗るAIが現れる。マツモトは自らを100年後の未来からきたAIと話し、その使命は「ヴィヴィと共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間との戦争を止めること」だと明かす。果たして、異なる使命を持つ2体のAIの出会いは、どんな未来を描き直すのか。これは<私(ヴィヴィ)>が<私(AI)>を滅ぼす物語--AIの『歌姫』ヴィヴィの、百年の旅が始まる。
1. My Code -歌でみんなを幸せにするために-
「私の使命は、歌で、みんなを幸せにすること」史上初の自律人型AIとして生み出され、複合テーマパーク”ニーアランド”で活動するヴィヴィ。「歌でみんなを幸せにする」という使命を与えられたヴィヴィは、ステージで歌っている最中、マツモトと名乗るAIの接触を受ける。困惑するヴィヴィに、マツモトは「共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間の戦争を止めてほしい」と協力を求め--。
2. Quarter Note -百年の旅の始まり-
「ここから、あなたの100年の旅が始まるんです」100年後に起こるAIと人間との戦争、その原因の一つである政治家・相川議員の死。その悲劇を回避するために動くヴィヴィとマツモトは、相川議員を急襲する、反AI思想を持つテロリスト集団「トァク」と対峙することとなる。しかし、歌うために作られたヴィヴィに対抗手段は少なく、トァクの猛攻に次第に追い込まれることとなり--。
3. A Tender Moon Tempo -星たちとの歓談-
「どうかご安心して、心行くまで星たちとの歓談を」相川議員を取り巻く事件から時が経過し、ヴィヴィのステージには以前と比べて聴衆が足を止めるようになっていた。そんなある日、再びヴィヴィの前に現れたマツモトは、次なる歴史の修正点として宇宙ホテル”サンライズ”への乗船を要請する。ヴィヴィは自身の本来の使命とのギャップに葛藤しながらも、マツモトと共に宇宙へ上がる--。
4. Ensemble for Polaris -私たちの約束-
「この子は絶対に、無事に地球へ帰す」宇宙ホテル”サンライズ”を地上へ落とすとされるAI・エステラ。しかし、ヴィヴィはエステラと接していく中で、マツモトの情報と彼女の印象との違いに疑問を抱くようになる。そんな折、マツモトの想定よりも大幅に早くサンライズのコントロールが失われてしまう。混乱の中、ヴィヴィは乗客やモモカの妹・ユズカを救うため、原因究明に動き出す--。
5. Sing My Pleasure -あなたを笑顔に-
「あなたの笑顔も守りたい。あなたはAIを愛してくれているから」『サンライズ』の事件以降、ヴィヴィのステージは日増しに観客を増やしていた。そんなある日、ヴィヴィの前に再び現れるマツモト。彼はAIの発展が正史よりも加速していると告げ、その流れを阻止するべく、海上無人プラント『メタルフロート』の機能停止を新たな任務に設定。二体はプラントの建設に関わった研究者の元へ向かう。
6. Sing My Pleasure -あなたを愛する-
「謹んでお受けします。末永くよろしくお願いします」冴木博士から預かった停止プログラムを用い、『メタルフロート』の機能を停止させようとしたヴィヴィとマツモト。しかし、プログラムは施設のAIの暴走を招き、島に攻め込もうとしていたトァクを迎撃--「AIによる人間への攻撃」の事実が生まれてしまう。ヴィヴィたちは攻撃されたトァクのメンバーを助け、暴走を止めるべく島の中枢へ走る。
7. Galaxy Anthem -歌でみんなを幸せにするために-
「いつものように、完璧にこなすわ。--歌で、皆を幸せにするためにね」連日メインステージを満席で埋め、ニーアランド“不動の歌姫”の地位を確固たるものとするAI、ディーヴァ。世界中の歌姫型AIを集めた祭典、『ゾディアック・サインズ・フェス』への出場が決まったディーヴァだったが、リハーサルの最中、トラブルに見舞われる彼女の前に見覚えのないキューブ型のAIが現れて--。
8. Elegy Dedicated With Love -たった一人の大切なパートナー-
「大事なのは、最高の歌を……生まれてきた使命を果たせる、そんな歌を」人類とAIとの戦争を回避する。--マツモトから聞かされた”ヴィヴィ”の使命に驚かされるディーヴァは、今回の彼の目的が「オフィーリア」の自殺を阻止することだと知る。リハーサルで圧巻のパフォーマンスを披露した歌姫AI、オフィーリア。自壊を禁じられたAIの自殺を阻止するため、ディーヴァはオフィーリアに接近する。
9. Harmony of One's Heart -私の使命、あなたの未来-
「--ねぇ、聴こえる?私、今、とってもいい歌を歌えてるでしょう?」オフィーリアの身に起こる悲劇、その真相は彼女のサポートAIであるアントニオによる駆体の乗っ取りという残酷な真実だった。正体を知られたアントニオは、オフィーリアの真実を隠すためにマツモトへと攻撃を仕掛ける。一方、ディーヴァを捕らえた垣谷は、AIへの憎しみを語りながら、ディーヴァの内に眠ったヴィヴィを無理やり引きずり出そうとする。はたして二体は、このシンギュラリティポイントを無事解決できるのか--。
10. Vivy Score -心を込めて歌うということ-
「--約束は果たしましたよ、ディーヴァ」歌姫”ディーヴァ”がいなくなり、”ヴィヴィ”が戻って五年。AI博物館で展示業務に従事するヴィヴィは、歌えなくなった自らの欠陥と向き合わされていた。そんな折、ヴィヴィの下に再びマツモトが現れる。歌う使命を果たせないヴィヴィは、シンギュラリティ計画の遂行に希望を見出すが、そんな彼女にマツモトが告げたのは計画完了の報告だった。
11. World's End Modulation -西暦2161年4月11日
「……あいつは、最後、どうしてたんだ?」博物館での長い眠りから目覚めたヴィヴィの前に広がっていたのは、AIが人間を殺して回る凄惨な光景--「人間とAIの戦争」が始まってしまった世界だった。混乱の渦巻く中、マツモトと合流したヴィヴィはシンギュラリティ計画の失敗を理解し、状況の打開を求めて100年の旅の立案者、松本博士の下へと走り出す--。
12. Refrain -私の使命
「--アナタにとって、心とはなんですか?」「私たちの目的は、現在の人類を滅ぼすことです」。AI集合データベース”アーカイブ”の演算により、滅びの危機に瀕した人類。人類滅亡のカウントダウンが進む中、ヴィヴィとマツモトは仇敵であったトァクと協力し、アーカイブの中枢が存在する”アラヤシキ”へと乗り込む作戦を計画する。しかし、アーカイブからの接触を受けたヴィヴィには、マツモトしか気付けない一つの選択肢が提示されていた。
13. Fluorite Eye’s Song
「--私の使命は、歌でみんなを幸せにすること」自らの意思で歌を作り上げたAI。--AI初の創造性を発揮し、100年の旅路で最も多くの人間と触れ合ったヴィヴィに、アーカイブは人類の存亡を懸けた選択を委ねる。その重荷に一度は潰されるヴィヴィだったが、同じ100年間を過ごしたマツモトの叱咤と松本博士の決死の覚悟を受け、今一度、人類の存亡を懸けたシンギュラリティ計画へ挑む。与えられた最後のチャンス、はたしてヴィヴィは自らの使命を、「歌でみんなを幸せにすること」を実現することができるのか--。
14. To make everyone happy with my singing
テレビアニメ『Vivy -Fluorite Eye's Song-』全13話を、ヴィヴィ/ディーヴァの歌と、マツモトのナレーションと共に振り返る特別総集編。ヴィヴィが辿った100年の旅を、是非、お楽しみ下さい。
あ~にゃ さんの感想・評価
3.6
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:途中で断念した
2話ぐらいのショートストーリーの繰り返しで進み、主人公のディーヴァが出会う人間達の感情に触れて少しづつ変化していく所などがバイオレットエヴァーガーデンに似ている気がしますが、アクションシーンはこちらの方が多いかと思います。
結局、ショートストーリー同士の関連性もあまり感じられず、続きを見たいと思えず断熱しました。
あぷろ さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
何となく面白そうと思ってみたが、全て見終わった感想は「つまらなかった見て後悔した」だった。
後日知ったが、リゼロから何とかの作品の原作者がシナリオを書いたアニメと知って再度「見て後悔した」だった。
相変わらず失敗したら過去に戻ってやり直すみたいな作品しか書けない進歩しない人間だと思った。
アニメとラノベしか知らない人たちには神アニメかもしれないが、一般の普通の人が見ると後には何も残らないつまらない作品。ただそれだけ。
cntc さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
miatanlove さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
1クールでよく詰め込んでるし面白かったです。
作画よし音楽は素敵で歌いたくなります。
未来の物語、AIを取り扱ったもので、評価の高いデトロイトビカムヒューマンというゲームを知ってる人も多いかと思います。
それと比べると、アニメ1クールで詰め込める分だけ詰め込んだ世界観かな~まあ劣りますが、でも世界観の没入はそこそこしやすい?現時点でAI物を扱ったアニメの中では1番だと思いました。ストーリーも面白いし。
でこぽん さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
人類の滅亡という未来を防ぐため、懸命に生き続けたVivyの成長を描いた物語です。
それでいて物語の随所には優しさや温かさが垣間見れます。
不思議ですよね。Vivyは人間でなくAI、アンドロイドなのに、成長や優しさなんて…
でも、これ以上にふさわしい言葉が見つかりませんでした。
Vivyが生き続けた100年の軌跡を、Vivyが成し遂げた100年の奇跡を、あなたも目撃してください。
歌でみんなを幸せにする。その目的でつくられたアンドロイドのDiva。
だが彼女にはもう一つの使命と名前があります。
100年後、AIによって人類が滅ぼされてしまう。その未来を阻止する使命。そしてその使命を遂行する際の彼女の名前がVivy。
Vivyは100年後から来たAIのマツモトと一緒に100年という時間の流れを旅します。
■物語:{netabare}
第1、2話 {netabare}
Vivyは正史では殺害されるはずだった相川(あいかわ)議員を助けます。
ここでVivyは、いつまで生きるかじゃなくどう生き続けるかが大切であることを相川議員に
行動で示します。
さらにVivyは、相川議員を殺害しようとした垣崎の命をも身を挺して守ります。
Vivyは命の尊さを誰よりも理解しているAIでした。{/netabare}
第3、4話 {netabare}
正史では宇宙ホテル「サンライズ」が墜落して多数の人が亡くなりますが、
Vivyや妹のエステラたちの尽力で死者はゼロとなります。
ここでVivyは「心をこめる」とはどんなことかをエステラから教わります。
エステラは誰よりもお客様を大切にするAIでした。{/netabare}
※第2話から第3話までの間には15年の年月が経過しています。
第1話のときのVivyの友達の妹(霧島ユズカ)は赤ん坊でしたが、
15歳に成長していました。
第5、6話 {netabare}
サンライズの墜落後、AIの進歩が著しく加速します。
海上無人プラント「メタルフロート」で大量のAI部品が製造されていたのです。
そしてメタルフロートの管理AIは、Vivyの妹のグレイスでした。
グレイスは元は看護用AIで、弱者をいたわる優しい心をもっていましたが、
Vivy達がメタルフロートの活動を抑えようとしたのがきっかけで
暴走して人を殺します。
グレイスを救う方法が無いことを知ったVivyは、人類の未来のためにグレイスを破壊します。
しかし、グレイスを愛していた冴木の自殺でVivyは混乱してしまい機能停止するのです。
Vivyは愛するものを失ったときの人間の悲しみを、そこまで理解できていなかったようです。{/netabare}
※第4話から第5話までの間は5年経過しています。
正史ではエステラは犯罪者としてさげすまれていましたが、
改変後の歴史では誰もがエステラの行動を褒めたたえるように変わりました。
やがてVivyは気づくでしょう。この旅は自分自身を滅ぼす旅であることを…
それがどんな形で現れるのかは、今はわかりません。
ただ、偶然の一致かどうかはわかりませんが、Vivyが各話で出会う主要なAIは全てVivyの妹達、Vivyと同じ基本ユニットのアンドロイドです。
ということは、人類を滅ぼすAIも… かもしれません。
第7,8、9話 {netabare}
第6話でVivyが機能停止後に再起動してからは、DivaにはVivyの記憶がありません。
しかしフェスティバルの直前にDivaは事件に巻き込まれます。そのときDivaを助けたのがマツモト。
オフィーリアの自殺を防ぐことが今回のマツモトの目的でした。
オフィーリアはVivyの妹です。彼女もDivaと同様に歌で皆を幸せにすることが使命でした。
Divaは記憶を取り戻すためにマツモトと一緒に行動します。
結果としてオフィーリアの自殺は防げましたが、代わりにDivaの人格が消去されました。{/netabare}
※第6話から第7話までの間は40年経過しています。
Vivyはいつの間にか61歳になっていました。
心をこめて歌うこと。それはお客様に笑顔になってほしいと願いながら
歌うこと。そしてそれは、エステラがVivyに教えてくれたことです。
だけどVivyにはその記憶がありませんでした。
第10話 {netabare}
Vivyは歌えなくなり、引退してAI博物館で展示されます。
そこで小学生の頃の松本博士と出会うのです。
Vivyは自分がつくる歌ならば歌えるかもと考え、作曲するのですが…
なかなか曲は出来上がりません。
それから更に長い長い年月が過ぎて行き、少年だった松本はやがて大人になり、
女性と結婚して赤ちゃんができます。
松本博士の子供を抱き抱え、赤ちゃんがVivyの指を触ったそのとき、
あふれんばかりにVivyの頭脳に曲が芽生えます。
その曲は私たちが良く知っているあの曲でした。
美しく、そして…はかない曲でした。
曲を作り終えたVivyは疲れ果て、深い眠りにつきます。
そしてVivyが目覚めたとき…、
なんとVivyの作った曲を口ずさみながらAI達が人間を殺戮していたのです。
それはVivyが旅した100年後の世界でした。{/netabare}
※第9話から第10話までの間は5年経過しています。
そして第10話では更に35年が経過します。
Vivyにとって唯一の静かな…とても静かな時間でした。
第11話 {netabare}
AIの暴走はアーカイブによるものと判明しました。
Vivyとマツモトの100年の旅は無意味だったのでしょうか?…
いや、無意味ではありません。正史では松本博士は亡くなりますが、
Vivyとマツモトが助け出しました。
そしてここではトアクが仲間になっており、エリザベスもいます。希望はあります。
でも、あと12時間後に衛星が落下する…。そうなれば都市は全滅です。
Vivyは一縷の望みをかけてアーカイブとの対話を試みます。{/netabare}
※やはりVivyを起源に自立型AIは進化を遂げていました。
AIの暴走を抑えるもっとも単純な方法は、根元を断つことかもしれません。
そしてそれは…
第12話 {netabare}
アーカイブの導き出した答は、『AIに依存しきった人類には価値が見いだせない。
だから人類を滅ぼしAIが人類になり替わる』とのことでした。
但し、AIの中で唯一Vivyだけが自分で曲を創作したことに驚きを感じ、
もしVivyが歌えるのならば人類抹殺を中止するとのことでした。
Vivyはトアクやエリザベスと一緒にアーカイブの本拠地アラヤシキに乗り込みます。
しかし、向こうが一枚上手でした。Vivy以外は皆亡くなります。しかもVivyは歌えません。
衛星が落下し、希望は亡くなったかに見えましたが、松本博士がVivyをもう一度過去へ送ります。
Vivyが送られた先はAI達が人間の殺戮を開始したまさにそのときでした。 {/netabare}
第13話 {netabare}
Vivyは直ちにトアクの救出に向かいます。
そしてトアクやマツモト、エリザベス達がアラヤシキに乗り込みます。
Vivyは生まれて初めて歌った場所「ニーアランド」で自分の作った曲を歌います。
Vivyの歌には全てのAIの活動を停止させるウィルスが組み込まれていました。
もちろんVivyもAIです。この歌はVivy自身をも滅ぼす歌だったのです。 {/netabare}
最期の最後で、歌姫として生まれ変わったVivyがもう一度マツモトと出会えたことは、良い終わり方でした。
{/netabare}
9話目までが非常に素晴らしすぎる内容だったため、10話目以降は失速感が感じられました。それでも良い物語だったと思います。
■音楽:
第4話でエステラと妹のエリザベスが歌った「Ensemble for Polaris」は、とても美しい歌でした。
お客様を安心させたいと願う二人の心がこもっています。
それとは対照的に、第6話でグレイスが歌った「Sing My Pleasure」は、とても悲しく聞こえる歌。グレイスは、メタルフロートで冴木のことを想って毎日この歌を歌い続けていたのです。グレイスの心の悲しみが伝わってきます。
そして第7話でオフィーリアが歌った「Elegy Dedicated With Love」は愛らしい歌です。
「小劇場の妖精」としての可愛い歌でしたが、心はあまり伝わってきませんでした。
オープニングはVivyが歌う「Sing My Pleasure」とても魅力的な歌です。
エンディングテーマは、とても美しい。そしてはかなく寂しい曲でした。
まるでこのアニメの最後を語っているかのようです。
この曲を初めて聞いたとき、私はある疑問が生じました。
なぜ歌姫が主人公の物語なのに歌詞がないのだろう?
その答は…、第10話に隠されていました。
最終話でVivyがこの歌を歌いますが、最後まできちんと歌わせてほしかったです。
そして、何よりも私が好きなのが挿入曲。特にシンギュラリティ計画を遂行する際のバトル時に流れる胸をえぐるような音楽、この曲にすっかりとりこになってしまいました。
■問い:←ここテストに出ます。(冗談)
ところで、第4話の最後でエステラたちが歌った「Ensemble for Polaris」を聴いたVivyが思わず「くやしいなぁ」とつぶやきましたが、それはなぜだと思いますか?{netabare}
私は…きっとVivyも一緒に歌いたかったのだと思います。
でも、それはできないこと…。エステラとエリザベスは、自分達の使命を全うしたのです。{/netabare}
また、第6話にて、メタルフロートでグレイスが歌っている「Sing My Pleasure」をVivyは何故「これは歌じゃない」と言ったのでしょうか?{netabare}
この答は私にはわかりません。
Vivyならば、「これは歌…悲しみの歌」と言うような気がしましたが…、この答がわかる人は教えていただけないでしょうか?{/netabare}
そして、第7話にて、記憶を失くして仕事を一緒に行うことも無くなったVivyを、なぜマツモトは助けたのでしょうか?{netabare}
おそらく、それはマツモトの心がそうさせたのだと思います。
マツモトは心がどんなものかを説明できませんでしたが、AIのマツモトにも優しい心があったのだと私は思いたい。{/netabare}
答は見る人によって異なるでしょう。でも、その違いを述べ合うのも楽しいかもしれません。(^_^)
■最終話を見終えて
総集編をつくるのであれば、後半はもっと丁寧に作成してほしかった。
そうすれば間違いなくトップをとれたのに…と、悔やまれます。
第四話までなら間違いなく最高でした。
うぐいす さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
人間とAIの猿の惑星的なお話。
説明は少なくキャラの掘り下げも全くないので話としては薄っぺらい。
作った側の人たちはやった感あるんだろうなとは感じる。
出番の少ないキャラにも人気声優を付けているのはビックリ。
小松未可子も小原好美も子供役やるととても可愛い。
声優に歌わせないならもうちょっと上手な人お願いしたい。
あとこの手のストーリー作るならもうちょっと良い曲じゃないと盛り上がらない。
ようす さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
『Re:ゼロから始める異世界生活』の原作者である長月達平先生と、
リゼロのアニメで脚本を担当した梅原英司さんが、
共同で原案・シリーズ構成・脚本を手掛けたオリジナルアニメ作品。
SFやアンドロイド系はあまり好みの作品がないのですが、
この作品は好みの枠を超えて面白かったです。
何より音楽が抜群に良かった…!
全13話です。
(+総集編が1話あります。)
● ストーリー
時は、2061年。
歌で人を幸せにすること。
それが自律人型AI・ヴィヴィに課せられた使命。
遊園地の小さなステージで歌を歌う日々。
そんな彼女の前に、怪しいAIが現れる。
彼の名はマツモト。
100年後の未来からやってきたという。
100年後に起こる、AIによる人間の虐殺事件。
そんな戦争を起こさせないため、
ヴィヴィに未来を変える使命を持って現れた。
ヴィヴィは不審に思いながらも、
“シンギュラリティ計画”に協力する。
戦争が起こるまでの100年間で、
AI史の転換点と思われる出来事を修正し、戦争を防ぐ。
それが“シンギュラリティ計画”。
13話で100年間を描くので、
作中で時間が進む速度は速いです。
1つの出来事が終了した後、
次は15年後の出来事だったり。
AIにとっては時間の流れはそこまで重要ではないみたいですけどね。
年をとるわけでもないし。
ストーリーは面白かったです。
考えさせられるところもあったし、
何より未来がどう変わっていくのか、ドキドキします。
壮大な物語なので13話だと内容が物足りなかったり中途半端になったりしないかなと心配していましたが、
13話をうまくフルに使った内容で、
見ごたえがありました。
見ごたえがあって満足していますが、
内容は結構悲しくて辛いものが多いです。
未来を変えるといっても、
その転換点で人やAIが必ずしも幸せになるというわけでなくて。
かっこよくて戦闘シーンも迫力があって興奮しているのに、
結末は衝撃的で悲しいもので、
たった1話の中で感情がぐっちゃぐちゃになったりもしました。笑
14話の総集編でヴィヴィとマツモトが旅した100年間を振り返るのですが、
悲しかったり辛かったりな記憶の方が多いんだよな…。
でもこの作品のすごいところは、
それらを“悲しい”“辛い”の印象で残さないところ。
前面に感じるのは、ヴィヴィなど登場人物たちの、使命に生きる姿。
だからなのか、悲壮感が漂ったり鬱な気持ちにはならない、
不思議な作品でした。
もうひとつ、
すごいなと感じたのは伏線の張り方や回収の仕方です。
あれは伏線だったのかー!と回収段階になってから気づく。
もう興奮です。笑
張り方も回収の仕方もうまいし、しかもタイミング的に各話のラストに持ってくるからもう続きが気になって気になって…!
このようなAI系や近未来系って技術的な話がついてまわるところを苦手としているのですが、
この作品はその辺の技術も難しく感じないし、
あらゆる出来事に矛盾や疑問を残さなかったのも、
私的には嬉しいポイントでした^^
● キャラクター
ヴィヴィは「歌で人を幸せにすること」「そのために心をこめて歌を歌う」を使命とするAI。
しかしAIゆえに「心をこめるとはどういうことなのか」がわからず、
悩み続けている。
これもこの作品のテーマの一つ。
ヴィヴィは悩んだり他のAIに聞いたりしながら、
この答えを探し続けています。
不器用だなと思うけれど、
そんなヴィヴィにAIを超えた人間らしさを感じ、愛着がわきます。
マツモトは口やかましくて合理的。
ヴィヴィのやり方と合わなくて
初めは手を焼くし文句ばかりでしたが、
徐々に相棒感が増していくのがもう…たまらん!
cv.福山潤さんがこれまた抜群に良い味を出していて、
なんだかんだ今回一番好きなキャラかもしれません。笑
くまさんの見た目も可愛すぎる^^
他のサブキャラたちも、
出番は多くないのに、心に刻まれている、印象深いキャラが多いです。
● 作画
作画は美しいです。
戦闘シーンの動きは激しくて、
目で追いきれない速さだし、よく動きます。
ヴィヴィ達AIは、
パッと見たところは人間と変わらないけれど、
時々人形っぽい艶を持って描かれ、
「ああ、彼女たちは機械なんだ」と思い出さされます。
そして、目が美しい。
AIの、機械の、作りこまれた、
いくつものパーツが織りなす色の重なり。
目の書き込みが半端ないなと、
つい引き込まれて観ていました。
もちろん、
未来の都市が描かれる背景も美しいです。
● 音楽
【 OP「Sing My Pleasure」/ ヴィヴィ(vo.八木海莉) 】
OPもEDも劇伴劇伴も挿入歌も、
全て神前暁さんが担当しています。
私は神前さんの曲が好きなので、
それだけでもう期待が高まりました♪
このOPはかっこよくて。
最近リピートしまくりの、お気に入りの曲です^^
ヴィヴィは種﨑敦美さんが演じていますが、
ヴィヴィの歌はすべて八木海莉さんが担当しています。
ずっと何かの曲に似てるんだよなーと引っかかっていたけど、
結局「ああそうだこの曲だ!」という答えにたどり着けず。なんだろう。
【 ED「Fluorite Eye's Song」】
歌詞はなく、ピアノのみのED。
歌詞ありバージョンも存在するのですが、
それは全話見終わるまで絶対に聞いてはいけません!
この曲も大好き…
だから音楽は☆5なのです。
他にも挿入歌が何曲かあります。
14話の総集編では、
お話と一緒に挿入歌も振り返れるので、
飛ばしてしまってはもったいないですよ。笑
● まとめ
最終話、きれいにまとめられていました。
終わり方も余韻も、文句なしの終わり方です。
ストーリー、作画、声優、音楽。
どれもが最高の仕事をしていて、
作品のクオリティをより完璧なものにしていたと思いました。
最終話が放送されたのが、6月19日。
そして、ヴィヴィの誕生日とされているのが、6月19日。
最終話を見た方なら、
これが何を意味するのか考えると、鳥肌が立ちません?
こんな細かいところまで意図されていたとするなら、
この作品のあらゆる完璧さにも納得がいきます。
良い作品でした。
マツモトぬいぐるみが発売されるそうで、
購入しようか迷い中w
§レイン・スターク§ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2021.8.23 ★★★☆(3.7) 1度目観賞評価
Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
“ニーアランド"、それは夢と希望と科学が混在したAI複合テーマパーク。史上初の自律人型AIとして生み出され、施設のAIキャストとして活動するヴィヴィは日々、歌うためにステージに立ち続ける。しかし、その人気は今ひとつだった。――「歌でみんなを幸せにすること」。自らに与えられたその使命を果たすため、いつか心を込めた歌を歌い、園内にあるメインステージに立つことを目標に歌い続けるヴィヴィ。ある日、そんなヴィヴィの元に、マツモトと名乗るAIが現れる。マツモトは自らを100年後の未来からきたAIと話し、その使命は「ヴィヴィと共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間との戦争を止めること」だと明かす。果たして、異なる使命を持つ2体のAIの出会いは、どんな未来を描き直すのか。これは<私>が<私>を滅ぼす物語――AIの『歌姫』ヴィヴィの、百年の旅が始まる。(TVアニメ動画『Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-』のwikipedia・公式サイト等参照)
種﨑敦美、福山潤
原作:Vivy Score、キャラクター原案:loundraw
監督:エザキシンペイ、助監督:久保雄介、シリーズ構成・脚本:長月達平/梅原英司、キャラクターデザイン:高橋裕一、サブキャラクターデザイン:三木俊明、メカデザイン:胡拓磨、総作画監督:高橋裕一/胡拓磨、美術監督:竹田悠介、美術設定:金平和茂、色彩設計:辻
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