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「Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-ヴィヴィ フローライトアイズソング(TVアニメ動画)」

総合得点
85.8
感想・評価
779
棚に入れた
2575
ランキング
225
★★★★☆ 4.0 (779)
物語
3.9
作画
4.2
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
3.9

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Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

HINAKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

超面白い!13話1クールでオリジナル・アニメ作品をまとめた事に感謝!!

《意外性が無いとか、SFとしては不充分とか言われながらも、無事終了してくれた『「Vivy -Fluorite Eye's Song-」(ヴィヴィ-フローライトアイズソング-)』に感謝。》

久々に見るTVオリジナル・アニメシリーズなので、不安は山のようにありました。
更に上に載せたPV(プレビュー動画)は、いつ消えるか分かりません。結局はTVシリーズの録画か、配信版やディスク版で改めてご覧いただくしか有りませんが、その価値はあると思います。
実は個人的に「TVアニメ・シリーズ版『BEATLESS(ビートレス)』」と言う作品と、似ていると言う気がします。尤も共通点と言えば、自立思考をする若い女性型ロボット(アンドロイド・AI他)が主人公という点と、唯一つの使命・命令(コマンド)・目的その他に忠実である事と、結果として最終的には対人間の人類と戦うことになると言う事くらいです。
一番異なるのは、今回の「Vivy -Fluorite Eye’s Song-」には全く恋愛的ロマンス要素が、無い事です。逆に言えば、「BEATLESS」はその内容の50%以上が恋愛的ロマンス絡みで進行します。

まず何よりも賞賛したいのは、最近珍しい〈オリジナルTVアニメ・シリーズ〉で見事に成功した事です。
現在のTVアニメ作品は、《ラノベ全盛期》とも言える状態を背景に、メディアミックスの美名?の元に、敢えて悪い言い方をするなら「小説&コミックス」の宣伝用TVアニメ化を、より顕著に勧めているとしか思えない状況です。それが原作シリーズは今なお続刊中なのに、僅か1クール12・13話で文庫で4~8冊分、コミックとなると10~20冊分を容易にアニメ作品化してしまいます。
確かに、中には『ナイツ&マジック』の様に、原作の持ち味を生かしつつアニメ化オリジナルと、大胆な簡略化と詳細の説明をカットしながら、スピーディーな展開として演出や構成の持ち味として生かした作品もあります。ですが、キャラクターの造型から異世界設定の安直さなどから、「詳しくは原作でお楽しみ下さい」と言わんばかりの、原作宣伝用TVアニメになっていると言わざるを得ないモノの方が、目に付く気がします。

しかも作品内容は、それで無くても辻褄合わせの問題が難しい、「歴史(最近はやりの平行世界線)分岐型の世界線改変ドラマ」を、更に難しい〈フィリップ・K・ディック作『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』的な〉人工知能(人型アンドロイド)に人間と同じ《心は宿るか》と絡めて描くという、到底特別総集編含めた13話1クールで描く事など、無謀としか言えない挑戦をしています。
やはりどうしても長くなりそうなので、具体的な作品内容に関しては、別記事とさせていただきたいと思います。

〈その2〉拙ブログ記事
「気が付いたら、すっかり時機を逸していましたが、一応健在です。と言う事で、TVアニメ・シリーズ『Vivy - Fluorite Eye’s Song -』について〈その2〉人が人間が人類が未来へ紡ぐモノとは?」
リンク:https://aonow.blog.fc2.com/blog-entry-1140.html

投稿 : 2021/09/28
閲覧 : 203
サンキュー:

5

ネタバレ

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

Vivyを見た!

タイトルは某有名トラウマ絵本より。
AI歌姫と少女とのハートフル交流ストーリーかと思って観始めましたが、いきなり1話で虐殺が始まりました。
プラスティックメモリーズみたいなナンチャッテSFと違い、骨太な本格SFで見ごたえがあります。
映像が奇麗で動きもよく、アクションシーンの動きも派手で迫力があります。たまに描かれるVivyのアップは、エアブラシで描いたようなリアルな描画でドキッとします。
ラストバトルで、主人公の歌が流れながらラスボスと戦うデカルチャなシーンは、号泣とはいかないものの心が揺さぶられました。
男女の別れとか死別ですぐ涙腺崩壊してしまうお子様にはぜひ見てもらいたいですね。
最終話は総集編になっていて、本編中では集中して聴けなかった歌を流しながら、AIがストーリーを振り返ってくれるので、そこもイイ感じでした。
一つ残念なことは、主人公であるVivyがあんまり可愛くなかったことかな…。
もちろんAIらしさを出すために、わざと無機質なキャラデザにしたんでしょうが、ストーリー中に出てきた他のAIが皆可愛らしかったので、もうちょっと萌え方向に振ってもらっても…。
ともかくお勧めできる1本です。

投稿 : 2021/09/25
閲覧 : 243
サンキュー:

8

ネタバレ

アルジャーノン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラストがやや尻すぼみに感じた

グロい描写がしょっぱなから始まるのですごく嫌でした。
が、Amazonレビューがいいので頑張ってみました。
序盤の宇宙船の話はすごく感動的で、第二のヴァイオレットエヴァーガーデンきたか!?と期待しましたが、結局はそこまで盛り上がらずに終わった気がします。
AIもタイムリープも設定がよいのですが、もう少しうまく使えたような・・・そんな印象でした。
むしろ未来から来た凄腕AIだったら主人公にそこまで依存することもないのでは・・・未来のシンギュラリティの暴走を食い止めたいなら今いるAI全部ウイルスかなんかで滅ぼせばいいのでは・・・とかそれ以上AIが学習しないよう制御するとかできそうだな~と思いました(それだとアクションシーンがなくなりますが)
そういうアラが目立たないような設定とかストーリー構成だったらよかったなと思いました。
あと主人公AIがもう少し魅力的な見た目だったらいいな~と思って見てました。

投稿 : 2021/09/24
閲覧 : 213
サンキュー:

7

ネタバレ

cntc さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

尻すぼみが激しい作品

とても惜しい作品だったと思います。
ストーリー的には進化したAIが人類を滅ぼそうとするという王道の内容です。

序盤はその作画やストーリーがとても良く、引き込まれました。
特に {netabare} 2話のラストで起こった飛行機事故とその際のマツモトのセリフには、これからのviviの100年がとても辛く過酷な道のりになることを強く想像させます。
あのラストで私はこの作品に一気に引き込まれました。 {/netabare}

しかし話が進むにつれ、その一つ一つの出来事で登場する人物たちの背景や心境といった部分に感情移入することができませんでした。
{netabare} 垣谷に関してはもっと丁寧に描写できなかったのでしょうか。
各シンギュラリティポイントでのみ登場するキャラクターたちと違って、何度も登場する垣谷はとても重要なポジションだろうと思っていましたが、物語にとっても、viviにとってもそれほど大きな影響を及ぼしたとは私には見えませんでした。
最後には自分自身も嫌っていたロボットの体になってでもviviに強いこだわりを持っているようには感じられなかった。
少なくともオフィーリアと並行して語れるようなものでは無かったように思う。

また、各シンギュラリティポイントで改変しても、その結果はAIの発展をより加速しているように見えていて、正史では人気が出ず博物館贈りになったはずのviviが人気を得ているという描写もなにかあると思っていました。
その結果予想通り計画は失敗しました。{/netabare}
ここまではそうなるだろうなと思っていましたし、ここからがこの作品最大の山場として期待していました。
しかし結果としては、今までの作品でもよくあるような締めくくり方で、かつviviにとってもAIにとってもハッピーなのかバッドなのか、制作陣はこの先に何を思い描いていたのか、よくわからない終わりでした。
最後に一瞬映るマツモトとviviは何だったのか。

そして、最大の問題点はこの作品にとって最も重要な「歌」というキーワードが活かしきれていなかった。
歌手に問題があったという意見もありますが、私はそもそも「歌」という大切な要素を作品に落とし込めていなかったと感じています。
{netabare} 問題を解決する際に「歌」を用いるのは最後の最後の1回のみだし、そこまでは基本戦闘で解決していきます。(この戦闘の作画はとても見応えがあってよかった)
そしてその経験の未、「心を込める」という事について、viviなりに答えを見出して最後に歌うというのは、 {/netabare} やりたい事はわかるのですが、どうもそこに納得感が生まれない。
その結果、話が進むにつれて盛り上がりに欠けていき、尻すぼみ感が強くなってしまったのでしょう。

あと、細かいことですが、時折出てくるエグいほど書き込まれた超美麗なカットを使いすぎな気がします。
viviや物語にとって、とても重要な瞬間にのみ使っていれば、その意味も最大になっていたでしょう。
あまりに頻繁に出てくるので、私にはむしろ違和感になってしまっていました。

投稿 : 2021/09/09
閲覧 : 279
サンキュー:

8

ネタバレ

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

ファンタジーが強いサイエンスファンタジー。
ロボットもの。
設定と話はなかなか良さそうだったけど、いまいちな感じ。
SFで似たような話がある中で、アクションとしても、ヒューマンドラマ(歌を含む)としてもちょっと中途半端だったでしょうかね。

投稿 : 2021/08/22
閲覧 : 224
サンキュー:

6

ネタバレ

しゅる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

圧倒的1クールで足りない感

個人的感想は100年という壮大な時間を遡るんだから2クールの24話でやっても良かったのではないかと思う。しかも制作は2016から時間かけてやってるんだから全然行けたと思う。

個人的には9話までは100点だったからものすごい勿体無いと感じる。

ただ全体的にみても完成度は高く、ストレスなく一気に見れた。

投稿 : 2021/08/19
閲覧 : 199
サンキュー:

8

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

心を込めて歌うとはどういうことか

わかりやくい。1クールで気持ちよく潔く完結する。考え始めると腑に落ちないことも多いが、要は、素直で優しいヒロインが使命を全うして(歌いながらテンポよく)、世界を救う。

過去にデータを送って未来を改変する、あの未来ガジェットと同じタイムリープ設定。ほぼ二話ごとに一つのミッションをクリアしてゆくオムニバス。三つミッションがあった後、最後の伏線回収に四話。

初めは感情表現の苦手だったロボットAIのヒロインがミッションごとに成長してゆく。人間に与えられた使命に殉ずるAI達に、倫理観を感じる。でたらめなキャラが1人も登場しないので気持ちがよく見れる。

最後の伏線回収以外は歌というよりは拳でミッションをクリアしてゆくが、戦闘の動きもいい。

AIにとって、世界を不完全な人類から取り上げるよりも、素晴らしく、意味のある、心のこもった歌って、どんな歌なんだろう。
OPも劇中の歌も素直ないい歌だと思う。ラストのアーカイブをフリーズさせる歌も悪くはないのだけれど。実際、本当の至高の歌はアニメの劇中歌では創れないのだろうか。

最後、歌唱中、唐突にぶっ倒れるシーンが印象的。目のレンズの焦点合わせの機械音が断末魔の叫びのようだった。

投稿 : 2021/08/11
閲覧 : 269
サンキュー:

17

ネタバレ

あと さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

惜しい

中盤までの面白さはクール随一。が、見たことあるような展開や間延びする話が続き、脚本面での面白さがなくなった印象。また、引っ張ってきたテーマに関しても薄く急ぎ足で終わってしまった。考察に意味がなかったところも個人的には残念。映像や音楽は優れていたために惜しい作品。

投稿 : 2021/07/22
閲覧 : 357
サンキュー:

7

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

歌がテーマの作品なのに歌以外が良く出来ていた。

100年後のAI暴走による人類滅亡をシンギュラリティポイントできっかけになる事件を解決する事で阻止しようとする2体のAIの話。

ViVYが100年という時間を掛けて人間の気持ちを学習し、
AIながら人間らしく成長していく過程は良かった。

本来、歌で人々を幸せにする使命の為に設計されたAIであるという事で、歌をテーマにした作品ではあるのだが、他の人のレビューにも書かれていた通りあまり印象に残る歌が無かったのは残念。

作画は綺麗でアクションシーンの描写は動きも良く迫力があった。

個人的にはタイムリープ物は事件が解決するまではかなり鬱展開という作品が多くて苦手だが、この作品は割と観やすかった。

この作品は人類滅亡阻止という目的は達成されたが、ハッピーともバッドとも捉えられる最後だった。
ラストは色んな捉え方が出来ると思われるが、個人的には再びAIと人間が共存出来る世界が再構築され、ViVYとマツモトは新しいボディに過去の記憶データーが移植されて、歌で人々を幸せにする本来の目的を遂行しているというようなラストであって欲しいという願望を持ちつつの視聴だった。

ViVYがシンギュラリティ計画を失敗し過去に戻った事で作戦は成功したが、タイムリープせずにそのまま人類が滅亡しAIだけの世界になったという終わり方も案外それはそれで有りなのかなとも感じた。

投稿 : 2021/07/22
閲覧 : 332
サンキュー:

17

ネタバレ

yut さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

物語の構成は面白いけどそれぞれの時点での話が短いのでキャラを覚えきれず、誰が誰だったか追うのがちょっと難しかった(記憶力が乏しいだけかも)。Vivyはかっこいい。

投稿 : 2021/07/21
閲覧 : 208
サンキュー:

4

ネタバレ

makkus1204 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

思ってたのと違った

題材はよかったが脚本がなあ
無駄なバトル要素を入れすぎてたりAIの反乱の原因が妥当的でなかったり、数々のAIに関する事件もほぼ反AI組織による犯行だったりで興ざめ。
話も飛躍してたし、ヴィヴィの行動もAIの観点としては不可解だった。
もっとこう、ロボットと人間との些細なズレから紛争に発展するのかなと思い期待してたが残念でした。
まあでも宇宙船と島の話はよかった。

投稿 : 2021/07/19
閲覧 : 228
サンキュー:

5

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえずの簡単な感想

 タイムリープものではあるが主人公がタイムリープするのは終盤で、それまでは主人公である
ヴィヴィが様々な出会いを通して、自らも成長していく過程が主流のドラマといった印象。
 こういった構図自体はロードムービーなどによくあるものだが、100年近い長い年月を
過ごすということで、通常のロードムービー作品より濃密な経験をしており、奇しくも
テレビ放映時に同時期に放映された「不滅のあなたへ」に近い構図になっている。
 成長譚とも言えるヴィヴィのドラマはなかなか見応えがあり、その出会いによる個々の
エピソードも結構魅せてくれる。
 またヴィヴィ単体ではなく、相棒的存在であるマツモトとのやりとりと、その関係性の変化も
面白いところ。

 ヒューマンドラマとしては良かったが、タイムリープや人工物における心の問題などの
SFの部分は既出作品には及ばない感じで、特にAIに関しては設定の曖昧さが足を
引っ張っていた感がある。
 根本的に最近のサイバーパンク作品などと比較しても、設定、世界観、ガゼットなどが
やや古臭い感じ。

 以前、別の作品のレビューで、「作品世界内で素晴らしいとされる歌や演奏は、それに
見合った音が付くとより作品に説得力が増すが、逆もまたしかり」みたいなことを書いたが、
本作のヴィヴィの歌に関しては個人的にはその逆のパターンになってしまった感がある。
 特にラストの「Fluorite Eye's Song」は100年近く歩んだヴィヴィの集大成と言えるもので
ありつつ、人類を救う切り札ということを考えるとちょっと⋯という感じ。
 一アニソンとしてはそう悪いものではないんだけど。

 作画はアクションシーンがなかなか良かったと思う。
 キャストに関してはマツモトの饒舌でウィットに富んだ様を福山 潤氏が見事に演じていた。
 別作品のレビューで種﨑 敦美氏の薄幸そうな演技が好きだと書いたが、本作のヴィヴィ役も
悩める役柄ということでごちそうさまでしたといったところ。

2021/07/19

投稿 : 2021/07/19
閲覧 : 266
サンキュー:

8

ネタバレ

BRQ1700 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最後まで見た感想&ネタばれ考察

 まずシンプルに全体的に高水準でまとまった良作だな、と感じました。
 本作は、人気のない歌姫型AIである主人公「DIVA」が、彼女のもとに送られてきた、百年後の未来から来たAI「マツモト」と共に、百年後に起こるAIによる人類の大虐殺を防ぐためのミッションをこなしていく、というストーリーです。

 DIVAはストーリー開始当初、無機質なAIらしいAIとして描かれていますが、未来を変えるためのミッションの中で様々な事件、様々な思いに触れる中、徐々に人間味のようなものを見せ始めていきます。
 AIは基本的に与えられた使命の遂行に忠実で融通が利かないことが多いですが、その中で少しづつ変わっていくDIVA、パートナーのマツモトの心境が一番の見どころだと感じました。
 悲しい結末に終わるエピソードが多いですが、それぞれのエピソードに優しい「心」を感じさせる要素があり、見てて暗い気持ちになることはありませんでした。

音楽の評価は、悪くないけど歌が重要なファクターになっている本作においては少し物足りないものを感じたので低め。あと格闘時の作画は最高です。


以下ネタバレ考察
{netabare}
二度目の過去改変、DIVAに打ち込まれたロジカルバレットをだれが仕組んだかに関してはVIVYが戻らなかった世界で未来を変えられなかったマツモトが関与してると思われます。自分に直接送らなかったのはDIVAの消去に抵抗を感じたから?
ラストのワンシーンについては色々と可能性がありますが、私は「マツモトの構築したアーカイブ内説」を推します。マツモトの本体がDIVAのボディ内にないことが前提ですが、根拠としては「マツモトもアーカイブの影響を受けいていない」、「アーカイブを停止させるとき直接アーカイブと接続している」の二つを挙げさせて貰います。
つまり、アーカイブ停止後も機能停止しなかったマツモトは、人類を守るために自身でアーカイブを再構築し、その中でVIVYの復元を試みたのではないでしょうか?{/netabare}

投稿 : 2021/07/13
閲覧 : 211
サンキュー:

12

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

100年の旅路。雰囲気がよく美しい物語

1話感想 興味深い内容。先が気になる
おお、ぐっと心を掴まれる良い内容ですね。
一体どうなっていくのか、とても気になります。

ヒロインは初音ミクを彷彿とするような歌姫アンドロイド。
それが滅亡の未来を回避するために動くと。
どうなっていくのか気になります。

作画は良好。キャラデザはちょっと、この方人気のようですが可愛らしさという点ではなんとなく微妙に思っています。
ただ本作はところどころヒロインを美しいと思えたので、問題ないかな。
パートナーもいい味出してますね。
何より内容が興味深いので視聴継続します。

しかしAIが暴走して人類を滅亡させるという内容は昔から鉄板で、今現実にAIが発展しつつあるわけでなかなか興味深いですね。
果たしてどうなっていくのでしょうか。

まあAIが人類を滅亡させるわけではないと思いますが。
それは与える目的が間違っていると思います。

全話感想
えーと、まずは面白かったです。キャラも良い、絵も良い。質が高い良い作品でした。100年を歩んでいくというテーマも良い。

ただ一点気になる点としては、まあ大昔からの定番なのですが、AIが人類を滅ぼすべし、と結論付ける点。
昔からのド定番で、それに突っ込むのは野暮なのかもしれませんが、何でAIがその結論に達したかはちゃんと説明が欲しいかなーとは思いました。

人類の幸福のために、という目的を与えていれば、普通は全滅させるという結論には達しないのでは。幸福にする対象が死んじゃったら意味ないですよね。
そもそもアーカイブは何のために活動しているAIだったんですかね。
どういう演算をしたら人類滅ぼすべしになるのか、まあ定番だけに説明は欲しいかなと思いました。

投稿 : 2021/07/10
閲覧 : 256
サンキュー:

14

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

歌姫モノってゆうか、スパイものみたいな感じかな。。3話目

公式情報 
{netabare}
INTRODUCTION
{netabare}
歌でみんなを幸せにするために――
“ニーアランド”、それは夢と希望と科学が混在したAI複合テーマパーク。
史上初の自律人型AIとして生み出され、施設のAIキャストとして活動するヴィヴィは日々、歌うためにステージに立ち続ける。しかし、その人気は今ひとつだった。――「歌でみんなを幸せにすること」。
自らに与えられたその使命を果たすため、いつか心を込めた歌を歌い、園内にあるメインステージに立つことを目標に歌い続けるヴィヴィ。
ある日、そんなヴィヴィの元に、マツモトと名乗るAIが現れる。
マツモトは自らを100年後の未来からきたAIと話し、その使命は「ヴィヴィと共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間との戦争を止めること」だと明かす。
果たして、異なる使命を持つ2体のAIの出会いは、どんな未来を描き直すのか。
これは<私>が<私>を滅ぼす物語――
AIの『歌姫』ヴィヴィの、百年の旅が始まる。

WIT STUDIO×長月達平×梅原英司
エンターテイメントの名手たちが、引き寄せあった絆で紡ぐSFヒューマンドラマ、ここに開演。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:Vivy Score
監督:エザキシンペイ
助監督:久保雄介
シリーズ構成・脚本:長月達平・梅原英司
キャラクター原案:loundraw(FLAT STUDIO)
キャラクターデザイン:高橋裕一
サブキャラクターデザイン:三木俊明
メカデザイン:胡拓磨
総作画監督:高橋裕一、胡拓磨
美術監督:竹田悠介(bamboo)
美術設定:金平和茂
色彩設計:辻田邦夫
3Dディレクター:堀江弘昌
撮影監督:野澤圭輔(グラフィニカ)
編集:齋藤朱里(三嶋編集室)
音響監督:明田川仁
音楽:神前暁(MONACA)
アニメーション制作:WIT STUDIO

主題歌
OP:「Sing My Pleasure」ヴィヴィ(Vo.八木海莉)
{/netabare}
キャスト{netabare}
ヴィヴィ:種﨑敦美/八木海莉(歌唱)
マツモト:福山潤
エステラ:日笠陽子/六花(歌唱)
グレイス:明坂聡美/小玉ひかり(歌唱)
オフィーリア:日高里菜/acane_madder(歌唱)
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


1話 My Code -歌でみんなを幸せにするために-
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「私の使命は、歌で、みんなを幸せにすること」

史上初の自律人型AIとして生み出され、複合テーマパーク”ニーアランド”で活動するヴィヴィ。「歌でみんなを幸せにする」という使命を与えられたヴィヴィは、ステージで歌っている最中、マツモトと名乗るAIの接触を受ける。困惑するヴィヴィに、マツモトは「共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間の戦争を止めてほしい」と協力を求め――。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで
未来から、情報だけが送られて来たってゆう感じのAIマツモトに
未来でAIが反乱を起こすのを止めてくれってたのまれたんだけど
信じられなくってヴィヴィはひたすら断るんだけど

相川議員ってゆう人が「AI命名法」を推進してて
殺されそうになるってゆう予言を聞かされて
それを止めたことで、マツモトを信じるようになった。。

それで取りあえず、その晩、相川議員がもう1度ねらわれるのを止めた
ってゆうところでオシマイ。。



おはなしは説明っぽかったけど
シリーズ構成・脚本に長月達平さんがいるせいか
会話がなんとなく「リゼロ」っぽいかも^^

相川議員がAIに人格を認めようとする法案を推進してて
反対派に殺されると、AIが力を持つ未来になる
ってゆうのがよく分からなかった。。


マツモトがクマのAIぬいぐるみに入ってしゃべったりするところは
魔法少女モノの使い魔とかみたいでかわいい^^

100年後のニーアランドでAIが人間をおそうシーンはわりとグロかった。。

歌で、みんなを幸せに。。って書いてあったから
SFと歌をメインにしてるのかな?って思ってたら
1話目はあんまり歌要素がなかったみたい。。これからなのかな?
{/netabare}
{/netabare}
2話 Quarter Note -百年の旅の始まり-
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「ここから、あなたの100年の旅が始まるんです」

100年後に起こるAIと人間との戦争、その原因の一つである政治家・相川議員の死。その悲劇を回避するために動くヴィヴィとマツモトは、相川議員を急襲する、反AI思想を持つテロリスト集団「トァク」と対峙することとなる。しかし、歌うために作られたヴィヴィに対抗手段は少なく、トァクの猛攻に次第に追い込まれることとなり――。
{/netabare}
感想
{netabare}
相川議員を助けたあと、「トァク」が集団でおそってきて
相川議員ごとビルを爆破しようとするんだけど
マツモトが敵のゴーグルや爆弾なんかのAIを乗っ取ったおかげで助かって
ビルをうまくこわして、となりのビルに飛び移って相川議員は無事だったの

そのとちゅうでテロリストのひとりを助けたり
相川議員からも感謝されたりして
何人かの人たちにAIのいい印象を与えたみたい。。


そのおはなしのあとに、とつぜんヴィヴィが
自分を応援してくれた少女を飛行機事故から助けようとしの歴史を変えるのを
止めたマツモトとバトルになった、ってゆうおはなしになったけど
原作もないのにちょっといそぎすぎかな?って。。



ヴィヴィは戦闘型AIじゃないのに
大きなコンクリートのかたまりが落ちてきても平気とか
ビルからビルに人を投げ飛ばすとか、歌姫なのにすごい丈夫!
はじめての自立人型AIだから必要以上に高機能に作られた、とかなの?^^

それはいいとしても、歌手AIがボロボロになって帰ってきたら
テーマパークのAI担当の人が変に思って、調べるんじゃない?


あと、これが100年の旅のはじまりだ、みたいなこと言ってたけど
博物館に入れられちゃうってゆう設定はどうなるの?
{/netabare}
{/netabare}
3話 A Tender Moon Tempo -星たちとの歓談-
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「どうかご安心して、心行くまで星たちとの歓談を」

相川議員を取り巻く事件から時が経過し、ヴィヴィのステージには以前と比べて聴衆が足を止めるようになっていた。そんなある日、再びヴィヴィの前に現れたマツモトは、次なる歴史の修正点として宇宙ホテル”サンライズ”への乗船を要請する。ヴィヴィは自身の本来の使命とのギャップに葛藤しながらも、マツモトと共に宇宙へ上がる――。
{/netabare}
感想
{netabare}
15年後、目覚めたマツモトが
こんどは宇宙ホテルのオーナーのAIがホテルを地球に落として
それが戦争の元になるから、AIのオーナーを消せってゆう指令を出して
ヴィヴィがサンライズに潜入するんだけど。。ってゆうおはなしで

知れば知るほどエステラがいい人で
人を幸せにするためにおもてなしするってゆう気もちはヴィヴィにも分かるし


でも、裏があってもおもてなしってゆうダジャレがある通り
さいごはエステラが、家族同然のAIの首を引きちぎるところで終わるってゆう
恐怖のオチ。。



毎回(2話で1話かな?)ぜんぜん違うミッションに送られて冒険するって
歌で人を幸せにするってゆうのはただの設定で
なんだかスパイものに近いのかな?って^^

クマのぬいぐるみが
ヴィヴィの手ではさまれてムギュっとなっちゃうところがおかしかったw

いい人なエステラがいきなりほかの子の首をもいだところはドキってしたけど
何か事情があったのかな?

荷物を下ろす作業員のシーンで、テロの人がまぎれ込んでたみたいだったけど
あのルクレールが裏切ってるのに気づいててやったとか?

そうゆう意外な展開をいれてくるから思うけど
あのマツモトって、ホントに戦争を起きないようにさせてるのかな?

前に長月さんがシリーズ構成した「戦翼のシグルドリーヴァ」では
黒幕がオーディンってゆう展開だったし
クマのぬいぐるみが悪役って「ダンガンロンパ 」を思い出しちゃうし
かわいいキャラが実は。。ってゆうのはよくありそうだから。。

あと、さいごの方で、ヴィヴィがモモカの妹に出会ったけど
この姉妹って本当の歴史だと
どっちも落ちて死ぬ運命だったってゆうのはかわいそう。。
助かったら、また未来で会ったりするのかな?


来週はどうしてエステラがホテルを落とすのか、ってゆうのと
ヴィヴィのバトルになりそうだけど、エステラの謎が気になる。。


あと、OPと劇中歌は、よかったけどちょっと暗い感じかな。。
{/netabare}
{/netabare}
4話 Ensemble for Polaris -私たちの約束-
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「この子は絶対に、無事に地球へ帰す」

宇宙ホテル”サンライズ”を地上へ落とすとされるAI・エステラ。
しかし、ヴィヴィはエステラと接していく中で、マツモトの情報と彼女の印象との違いに疑問を抱くようになる。そんな折、マツモトの想定よりも大幅に早くサンライズのコントロールが失われてしまう。
混乱の中、ヴィヴィは乗客やモモカの妹・ユズカを救うため、原因究明に動き出す――。
{/netabare}
感想
{netabare}
エステラにはある実験に使われて、失敗して廃棄された双子の妹AIがいて
今回の事件をおこしたのは
テロリストにひろわれて使命を与えられた妹の方だった。。
ってゆうおはなし。。



ヴィヴィがユズカを助けるために
きらってた戦闘用プログラムを入れるところがよかった♪

今回のテロリストは、前にヴィヴィに助けられた人みたい。。
それはいいんだけど、AIに反対してる人たちがAIを利用するってどうなの?


ヴィヴィがベスを止めるとき頭突きしてたけど
あの時初期化ウィルスを送りこんだのかな?
ちょっと分かりにくかった。。

記憶のなくなったベスと、最初で最後の共同作業をするエステラのシーンは
ちょっと急ぎ足だったけど、うるうるしてきちゃった。。



AIを破棄するって、あんなにかんたんに破棄していいのかな?

ふつう、どんな実験をしてたかとかがバレないように
核を壊すとかするんじゃないのかな?

そう言えば、ロボット三原則とかもないみたいだし
この世界って、かなり雑な世界みたい^^;
{/netabare}
{/netabare}
5話 Sing My Pleasure -あなたを笑顔に-
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「あなたの笑顔も守りたい。あなたはAIを愛してくれているから」

『サンライズ』の事件以降、ヴィヴィのステージは日増しに観客を増やしていた。
そんなある日、ヴィヴィの前に再び現れるマツモト。彼はAIの発展が正史よりも加速していると告げ、その流れを阻止するべく、海上無人プラント『メタルフロート』の機能停止を新たな任務に設定。
二体はプラントの建設に関わった研究者の元へ向かう。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回は先回から5年後のおはなしで
はじめの回から20年後。。

ヴィヴィとマツモトが介入したせいで、エステラが献身的だった
って評価されて、AIの進化が正史より早くなってきて
正史より20年早くAIの完全自動プラントの島・メタルフロートができた。。
今回のミッションは、佐伯博士と協力してこの島を止めること。。

2人はトァクにおそわれてる博士を助けて近づいて
島の全機能を止めるプログラムを手に入れて
視察をよそおって島に潜入。。

トァクが攻撃しかけてきたドサクサの間に
端末AIにプログラムを注入したらいったん止まったんだけど
なぜか再起動して、トァクに対して迎撃がはじまったの

それで、魚雷になったAIが破壊したトァクのメンバーを助けたら
それがいつもの彼(垣谷ユウゴ)だった。。ってゆうおはなし。。




博士はAIと結婚してたけど
それとプログラムがちゃんと作動しなかったことと、何か関係あるのかな?

あと、転換点に必ずヴィヴィの妹AIが出てくるってゆうのも
マツモトは偶然みたく言ってたけど、それも何かあるのかも?


やっぱり1番あやしいのってマツモトなんじゃない?

マツモトが出してくるミッションをクリアするほど
AIが進化するのが早くなって、今回は20年も早くなったみたい。。

だったら正史で40年たってるのとおなじくらいだから
あと60年たつと戦争が起こるかも?ってゆうか、今までのパターンだと
次のときは40年分くらい早くなってそうだから
あっとゆう間に正史の100年後みたいな未来がきちゃうかも。。


あと、島の自立AIのM205が
未来の子どもたち案内する夢を見てたところで
ちょっとうるうるしちゃった。。
何だかかわいそう。。
{/netabare}
{/netabare}
6話 Sing My Pleasure -あなたを愛する-
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「謹んでお受けします。末永くよろしくお願いします」

冴木博士から預かった停止プログラムを用い、『メタルフロート』の機能を停止させようとしたヴィヴィとマツモト。
しかし、プログラムは施設のAIの暴走を招き、島に攻め込もうとしていたトァクを迎撃――「AIによる人間への攻撃」の事実が生まれてしまう。ヴィヴィたちは攻撃されたトァクのメンバーを助け、暴走を止めるべく島の中枢へ走る。
{/netabare}
感想
{netabare}
実はメタルフロートのコアは佐伯博士が結婚しようとしてたグレースで
博士はプログラムで停止させたあと、グレースの情報を
グレースのそっくりAIに移植しようとしてた。。みたいなおはなしだったけど
グレースの意識はメタルフロート全体に広がって回収できないとか。。

その前に、グレースそっくりのAIの意識はないの?
あるんだったら、そのそっくりさんの意識は消してもいいの?とか
暴走したグレースは、人間を助けるってゆう使命をなくしちゃったんだから
回収しても元のグレースじゃないし、元にもどったら逆にかわいそう。。

きっと博士は、はじめから自分がやろうとしてることが間違ってるって
分かってたんだと思う。。
だからヴィヴィを止めれなかったんじゃないのかな。。

使命を変えて、グレースをコアにした時に
おはなしは悲しい終わりにしかならなくなったんだと思う。。


切ないおはなしだった。。
{/netabare}
{/netabare}
7話 Galaxy Anthem -歌でみんなを幸せにするために-
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「いつものように、完璧にこなすわ。――歌で、皆を幸せにするためにね」

連日メインステージを満席で埋め、ニーアランド“不動の歌姫”の地位を確固たるものとするAI、ディーヴァ。世界中の歌姫型AIを集めた祭典、『ゾディアック・サインズ・フェス』への出場が決まったディーヴァだったが、リハーサルの最中、トラブルに見舞われる彼女の前に見覚えのないキューブ型のAIが現れて――。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで
ヴィヴィはいつの間にか最高の歌姫になってて
ゾディアック・フェスに出ることになってて
新人AIのオフィーリアと知り合うの。。

でも、以前の記憶がなくって気になってたんだけど
リハーサルの会場で、見たことあるような男の姿を見て追いかけたら
とちゅうで機材が落ちてきたり、警備AIにおそわれそうになって
マツモトに助けられた。。

それでマツモトをつかまえて昔のことを聞こうってしたら
すごくザックリした説明と、今回のミッションが
オフィーリアの自殺を止めることだって言われて
そこに向かうところでオシマイ。。



記憶のないヴィヴィは、別人みたいに明るくって、何だか変な感じだった。。

オフィーリアは、実力はあるのに自信がない
ちょっとオドオドした感じのキャラで
髪の色とか、髪の毛の間から目がのぞくようなところとか
何となくウマ娘の「ライスシャワー」を思い出しちゃった。。


今回は歌が聞けてよかったけど
設定の説明みたいな感じで、おはなしはあんまりなかったかも。。
{/netabare}
{/netabare}
8話 Elegy Dedicated With Love -たった一人の大切なパートナー-
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「大事なのは、最高の歌を……生まれてきた使命を果たせる、そんな歌を」

人類とAIとの戦争を回避する。――マツモトから聞かされた”ヴィヴィ”の使命に驚かされるディーヴァは、今回の彼の目的が「オフィーリア」の自殺を阻止することだと知る。リハーサルで圧巻のパフォーマンスを披露した歌姫AI、オフィーリア。自壊を禁じられたAIの自殺を阻止するため、ディーヴァはオフィーリアに接近する。
{/netabare}
感想
{netabare}
オフィーリアの自殺を止めるはずだったディーヴァは
トァクの垣谷さんを見かけて追いかけてつかまっちゃって
マツモトはひとりでオフィーリアを止めることになったんだけど
オフィーリアは5年前、機能を停止したはずの
パートナーAIのアントニオに乗っ取られてた!?ってゆうおはなし。。



意外な展開で、ちょっとビックリ^^
つかまったディーヴァより
アントニオに乗っ取られたオフィーリアの方が。。

もしかして、ホントのオフィーリアは5年前に死んじゃってて
そのあとはアントニオが代わりにオフィーリアを動かしてた、とかなのかな?


あと、垣谷さんって、あんなに若かったっけ?
Cパートで、ピアノの先生のAIの話があったけど
もしかして垣谷さんってツンデレで、ホントはAIが好きだったりしない?
{/netabare}
{/netabare}
9話 Harmony of One's Heart -私の使命、あなたの未来-
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「――ねぇ、聴こえる?私、今、とってもいい歌を歌えてるでしょう?」

オフィーリアの身に起こる悲劇、その真相は彼女のサポートAIであるアントニオによる駆体の乗っ取りという残酷な真実だった。正体を知られたアントニオは、オフィーリアの真実を隠すためにマツモトへと攻撃を仕掛ける。
一方、ディーヴァを捕らえた垣谷は、AIへの憎しみを語りながら、ディーヴァの内に眠ったヴィヴィを無理やり引きずり出そうとする。はたして二体は、このシンギュラリティポイントを無事解決できるのか――。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで
雰囲気は良かったし、バトルもすごくよく動いててよかったけど

垣谷さんを助けてくれたのはAIの先生だったのに
どうしてAIをにくむの?
変な葬儀をしたのは人間なんだから
人間のほうをうらむのが本当なんじゃ?とか

アントニオがオフィーリアを乗っ取ったのは
自分のためだけに歌ってほしかったから、みたいだったけど
オフィーリアを殺しちゃったら、意味ないんじゃない?とか

ディーヴァの内に眠った、ってゆうけど
もともとヴィヴィはディーヴァだったんだから
どうしてヴィヴィは悩んでて、ディーヴァは悩んでないの?とか

あらすじを書こうって、気もちを考え出すと
頭がおかしくなった(回路がこわれた)から、としか説明できなくって
雰囲気はよかったけど、共感しにくいおはなしだったと思う。。

にゃんみたく、考えすぎるとよくないから
雰囲気で見た方がいいみたい☆彡
{/netabare}
{/netabare}
10話 Vivy Score -心を込めて歌うということ-
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「――約束は果たしましたよ、ディーヴァ」

歌姫”ディーヴァ”がいなくなり、”ヴィヴィ”が戻って五年。
AI博物館で展示業務に従事するヴィヴィは、歌えなくなった自らの欠陥と向き合わされていた。
そんな折、ヴィヴィの下に再びマツモトが現れる。歌う使命を果たせないヴィヴィは、シンギュラリティ計画の遂行に希望を見出すが、そんな彼女にマツモトが告げたのは計画完了の報告だった。
{/netabare}
感想
{netabare}
先回、ディーヴァと代わってから
ヴィヴィは歌が歌えなくなって博物館行き。。
そこでオサムってゆう少年に会って仲よくなった。。

AIが自分から作曲した歌だったら歌えるんじゃないか?って
作曲をはじめたんだけど、ぜんぜん進まないで何十年もたったある日
大人になって、結婚して子どもができたオサムさんが連れてきた
ルナってゆう子を抱いたら、曲ができた♪

でも、けっきょく歌えないままスリープモードに入って
気がついたときには、マツモトが来た未来になってて
けっきょくシンギュラルティ計画は失敗した。。ってゆうおはなし。。



オサム少年は、大人になって博物館に就職したみたい
姓が松本だったから、彼がマツモトを過去に送ったんだよね?

けっきょく歴史は変えれなかったけど
ヴィヴィが歌えるようになったら、AIが人間を攻撃するのをやめる
とか、ってゆうENDになるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
11話 World's End Modulation -西暦2161年4月11日-
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「……あいつは、最後、どうしてたんだ?」

博物館での長い眠りから目覚めたヴィヴィの前に広がっていたのは、AIが人間を殺して回る凄惨な光景――「人間とAIの戦争」が始まってしまった世界だった。
混乱の渦巻く中、マツモトと合流したヴィヴィはシンギュラリティ計画の失敗を理解し、状況の打開を求めて100年の旅の立案者、松本博士の下へと走り出す――。
{/netabare}
感想
{netabare}
データベース・アーカイブがAIの暴走の原因だって分かって
ヴィヴィはアーカイブに行くんだけど
そこでAI側に着くようにお願いされた、ってゆうおはなしかな。。


松本博士がトァクの穏健派と連絡を取ってたから、そこに行ったら
垣谷さんの孫がリーダーで、そこにはエリザベスもいて
ってゆうおはなしもあったけど
メインのおはなしにはあんまり関係なかったみたい。。



「人間とAIの戦争」って言ってたけど、人間が一方的にやられてるんだから
「戦争」ってゆうより「AIの反乱」だと思う。。

あと、アーカイブは「私達」って言ってたけど
AI一人ひとりに心があるんだったら
みんなおんなじ考えになるのって変だから
ほかのAIが、アーカイブに洗脳されてるだけかも。。
{/netabare}
{/netabare}
12話 Refrain -私の使命-
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「――アナタにとって、心とはなんですか?」

「私たちの目的は、現在の人類を滅ぼすことです」。AI集合データベース”アーカイブ”の演算により、滅びの危機に瀕した人類。人類滅亡のカウントダウンが進む中、ヴィヴィとマツモトは仇敵であったトァクと協力し、アーカイブの中枢が存在する”アラヤシキ”へと乗り込む作戦を計画する。しかし、アーカイブからの接触を受けたヴィヴィには、マツモトしか気付けない一つの選択肢が提示されていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで
ヴィヴィはアーカイブからAIの止め方を教えてもらったんだけど
それは自分が作った歌を歌うこと。。

でも、ヴィヴィは歌えなくって、人類を救うことができなかった。。

さいごに松本博士から
もう1度 AIの暴走がはじまった瞬間にもどるようにたのまれた



ヴィヴィは「心をこめる」ことにこだわってるけど
エリザベスもマツモトも、今まで会ったいろんなAIたちも
心を持ってるようにしか見えないんだけど。。

だったら「心をこめる」って
自分の心が「したい!」って思うことをすればいいだけなんじゃないのかな?

それに、前回も書いた通り
そんな心を持ったAIたち全員が、アラヤシキの決めたことに従う
ってゆうのがよく分からないんだけど。。

あと、歌が歌えなくなった理由もよく分からないんだけど
何か歌がトラウマになるようなことってあったっけ?

それから歌手のAIに、格闘技プログラムを入れただけで
警備AIよりも強くなる、ってゆうのも分からない。。
もしAIみんながヴィヴィとおんなじスペックだとしても
警備AIたちにだって、格闘技プログラムが入ってるんじゃない?

ヴィヴィの気もちとか考えながら感想書いてると
よく分からないことばっかりで
雰囲気だけで、気もちが伝わってこないんだけど。。
{/netabare}
{/netabare}
13話 Fluorite Eye’s Song
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「――私の使命は、歌でみんなを幸せにすること」

自らの意思で歌を作り上げたAI。――AI初の創造性を発揮し、100年の旅路で最も多くの人間と触れ合ったヴィヴィに、アーカイブは人類の存亡を懸けた選択を委ねる。その重荷に一度は潰されるヴィヴィだったが、同じ100年間を過ごしたマツモトの叱咤と松本博士の決死の覚悟を受け、今一度、人類の存亡を懸けたシンギュラリティ計画へ挑む。
与えられた最後のチャンス、はたしてヴィヴィは自らの使命を、「歌でみんなを幸せにすること」を実現することができるのか――。
{/netabare}
感想
{netabare}
ヴィヴィが本当に歌を歌っただけだった。。
それも観客にじゃなくって、アーカイブに。。

それにせっかく戻ったけど
AIを止めるまで、すごくたくさんの人たちが死んだと思う。。

歌も、曲はいいけどあんまりいい歌詩じゃなかった。。
それに歌もあんまりうまくなかったみたい。。

それでもヴィヴィが
はじめてマツモトに冗談でからんでたところは幸せそうでよかった♪


Cパートは、すべてのAIが止まったあと
ヴィヴィの体に新しいAIを組み込んだ、とかってゆうことなのかな?
「ゾンビランドサガ リベンジ」ほどじゃないけど
よく分からない終わり方だった。。
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


歌で人を幸せにする使命を持ったAI・ヴィヴィのところに
100年後から来たAIがあらわれて
100年後に起きるAIと人間の戦争を止めるために協力してほしい
って言ってきて、ヴィヴィは協力することになるの。。



SF設定は「ターミネーター」みたいで
ストーリーの細かいところとかはわりと雑だったけど
100年後から来たAIと、歌姫AIのかけ合いがおもしろいのと
作画と、それっぽい雰囲気がすごくいいおはなしだったと思う。。


あらすじ読むと、何となく歌がメインみたいな雰囲気だったけど
歌ではあんまり感動しなかったみたい。。






.

投稿 : 2021/07/06
閲覧 : 527
サンキュー:

63

ネタバレ

巴里 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

うーん

6話まではめちゃくちゃ面白かったけど
後は尻すぼみだったかな
でも作画は良かったし楽しめた!

投稿 : 2021/07/05
閲覧 : 198
サンキュー:

3

ネタバレ

shitasama さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なんか

歌姫と言えば、マクロス
AI?アンドロイドと言えばプラメモ
うーんと思いながら見たのだけど…
なかなか良かった後作中歌が大変素晴らしかった!
多分今季で一番じゃ無かろうか
大概こういう作品は主人公が…
と言うのの王道を行ってくれたな…
先程あげたマクロスやマクロスF
プラメモ…本当に…歌姫ものやアンドロイドって奴は…と思って見てたら最後に…
なので高評価です(笑)

投稿 : 2021/07/04
閲覧 : 263
サンキュー:

8

ネタバレ

nas さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

キャラが良かったかな

1話
可もなく不可もなく
AI的な賢さが無い気はするがまぁその辺は様子見か

3話
ディーバにテロ嫌疑かけてAI不要論盛り上げた方が速かったんじゃと思ったら回収してきたな

8話
オムニバス的にいろいろ見せてきてるのはわかるんだけど、やっぱ最初にディーバにテロやらせれば3話くらいで終わったんじゃないかって気がしてならんな
それっぽい話はあるんだけどなぁ、逆に止めちゃってんだよな

AIが人間より賢いわけではなく同等の新しい種族と考えたら違和感ない気がしてきたな
まぁAIの方が人受けいいんだろうけどバイオロイドぐらいにしといた方がすんなり入れた気がする

11話
まぁ、でしょうねっていう
正史とほとんど違い出てなかったらそりゃそうでしょうよ
とりあえずもう1回やってみてもいいんじゃない?って気がするけど

12話
1話でタイムパラドックスの問題を解決したのは良かったな
あとこのシリーズのテーマって心は何かって話だったんだな
確かに1話で言ってたけど忘れてたわ

13話
心とは何かってテーマは好きなんだけど劇場版くらいの尺でやった方が良かった気がするなぁ
あとラストカットがどの時間軸の話か分からないけど普通にあれがその後の話だとしたら人類の危機意識無さすぎるだろ…

大筋は嫌いじゃないんだけどAI同士が音声で会話する必要がある?とか、AI滅ぼしたいならAI第1号のディーバ暴走させてそこで終わらせた方がよくない?とか演出というかお話の進め方が惜しい
ディーバのキャラは良かったな、特に1話の頃の歌を歌うだけのAIだったころのディーバが

投稿 : 2021/07/03
閲覧 : 204
サンキュー:

5

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

久しぶりに出会えた

久しぶりに満足する作品に出会えた
あんまり期待してなかったけど 評価高かったからみたけどこれは納得です
内容は違うけど なんかヴァイオレット・エヴァーガーデンとダブった

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 239
サンキュー:

8

ネタバレ

pos さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

内容は物凄く引き込まれて面白かった!のに最後に総集編をやったから台無し

1話目から最後まで物凄く面白く、つまらない回が全くなかった。とてもよかった。しかし最後に総集編をやったから全て台無しになって死ぬほど萎えたので星1つです。

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 181
サンキュー:

3

ネタバレ

エイヒレ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

作画、音楽が神。ストーリーは賛否両論ある終わり方みたいだけどあれでよかったと思う。

作画、音楽は文句なし。
キャラデザも変に萌えキャラなどがいないのも作品の味に合っていると感じた。
ストーリーももう少し深掘りしてほしかったという意見や最終回がちょっと、、、という意見もあり、その意見もわかるが自分的には1クールのオリジナルアニメとしてこれは十分すぎるほどだと思ったし、変な間延びしてる感を感じるぐらいならあの終わり方でよかったと思う。
良くも悪くも綺麗に王道な形で終わることができたはずだし。
ラストカットが数年、数十年後なのか、それとも現実ではないのかはわからないがあの終わり方も王道ながら良かったと思う。
円盤で最終回のあとの後日談などに期待!

投稿 : 2021/07/01
閲覧 : 108
サンキュー:

8

ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

手塚意志による逆襲アニメ・・・・

1-2話はCG駆使でおおっとなったけど、出だしのジェノサイド場面といい、人を釣る設定で、なんとなく敬遠したい本作、しかし気になるので見続けています。何よりもヒロインのキャラデザインがどう見ても「黒バスの黒子テツヤが女装している」ようにしか見えない、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」では好演していた声優さんの人の演技もそうなっているという感じで、すごい気になりますね。というのも、黒バスの赤黒カップルの作品で、黒子くんが歌手のおっかけをしていたり、「黒子テツナ」という女性化している同人作品群が存在するからです。こういう話、あにこれではオフレコですかねぇ。しかしスタッフさんたちは、そういうのもよく読んで企画を立てていると思われますからね。

で、その話の中身ですが、AIと言ってはいるものの、はっきり言って「鉄腕アトム」に出てくるロボット法みたいな話なんですよね。AIって言えばなあ、もっと今風では・・・と言いたいところであります。まあなんだ、そういうのを今風にしてみましたよ、という感じで、タイムスリップの話も、オチはなあなあで終わるのではないかと危惧しています。すでに3話でもう失速している感じが見受けられます。CG方面は力を入れているみたいですがね。手塚意志による逆襲アニメという感じでしょうか。黒バス黒子くんそんなに嫌いではなかったんですが、こういう過剰な思い入れアニメを見せられると、なんともコメントに困るって感じですよね。

第四話 {netabare}
ちょっと手すきだから、各話感想ちょっとだけ。この回はよかったですよ。最後の歌はひょっとして宮沢賢治作曲のものが原曲で?いや違うと思いますがね、そんな感じですね、あの映画「銀河鉄道の夜」に出てくる「星めぐりの歌」みたいな感じでそれはよかったですよ。また実験で白鳩を殺してしまうエリザベスですが、キリスト教のカソリックで、「犠牲の小鳩」とかいうのが確かあったと思うんですよ。その宗教画の鳩と似てますね。まあ1話2話の煽る感じが少なくなっていて、見やすい話でした。ラストで犠牲になるAIの双子も、よかったと思います。手塚先生らしい話でしたね。まあファンの方たちが作っているんだろうと思うけど。ヒロインも狂言回し役だったので、落ち着いて見ていられました。 {/netabare}

第五話{netabare}
本当に手塚治虫原作と言ってもいい感じになってきました。いい意味で言っていません。アナクロだと思う・・・。その筋のファン層にはたまらない作品になっていると思います。あのノリだなあという事で、ひいきの引き倒しで作者の肩入れしたカップリングだけがいい思いをして、あとは沈没ということになるのではないかと思う。そういう傾向があるんです。幼児的っていうか、普通の実写的な映画のノリを期待したらだめだ。どの人物にも愛着があるという風には絶対に作らない人たちだから、この話もそうなる予感があります。

こういう作風に付き合うのも疲れるんだけど、キャラ設定が黒バスの黒子そっくりだから見ないわけにはいかない。そんな作品ですね。という事で今回もチェックのために早めに見ました。とにかく昔あった24時間スペシャルみたいな話が黒バス黒子くんで展開している。そういう作品。それ以外に言いようがない。声優さんたちには悪いけど、そんな風にしか思えない作品です、今回も。ではまた~。あ、そう言えば「Vivi」という女性誌があるんですねぇー。私には無縁の雑誌だけど、そのファッション雑誌の購読層の若い女の子向けかな?

ま、髪の色がどうの、顔つきがどうの、とかあまり指摘したくないのですが、桃井さん髪のピンク髪のキャラの首がもげたり、ジェノサイド場面で歌っているアンドロイドがどうやらピンク髪だったりして、あれすぎる。同じようにキャラがピンク髪で青桃っぽかった「ダーリンインザフランキス」ではそれほどキャラの顔が似ていなかったから、私も特に指摘しなかったけどなあ・・・・。どういうつもりって、やっぱりそういうつもりなんだねぇとしか言いようがないですわ。

今思いついたけど、「Vivy」の語源は女性誌の「Vivi」の他に、手塚さんの人魚姫ものの「ピピちゃん」ではないかな?はー、「ピ」のつくものとは無縁でありたかった・・・。

これ全13話らしいですね、1クールで終わるのはめでたい。重要なこと思い出したわ、サンライズと言えばあの「V」ガンダム、あのトルーパーのナスティ柳生そっくりのカテジナがありましたわ!あれと同質の匂いを感じる。企画立てたり、トップで旗振ってるやつがきっと同じなんだろうねぇー。 {/netabare}

第六話 {netabare}
切り出し動画で歌の場面先に拝見してまして、どうなるかと思ったけど、本編の中ではそれほど気にならなかった。黒子っぽい作画も今回はちょっと控えめだったかな?話もCGが派手でまあハリウッド調で面白かったです。ただ読後感はあんまりよくなかったのは同じかな。最後ああいう場面で終わりましたし。まさか冴木博士が自殺してしまうとは・・・。ヴィヴィの持ち歌がどうやらキーワードになっているらしいけど、ちょっと見せ方が悪くて、この回だけで理解しきれないところがあった。まあSFファンには評判が悪そうな話がまた続いたけど、24時間アニメが好きだったこともあったから、最後まで続けて見ると思います。作画はすごくがんばっていますしね。 {/netabare}

第七話{netabare}
ほんと手塚アニメのB級作品と言っていいぐらい内容がなかった。前後編の前編だから仕方がないのか?作画はいいけど、それもなんだかノッペリしている。人間も人形みたいな作画になってきている。 ビビが再起動以来記憶喪失状態で、そのために不要な問答をマツモトとするだけの話。手塚さんの「未来人カオス」のような空疎なやりとりが全編。しょうもないとしか言いようがない。しかし作画はバラツキがなく美しい。夏の今やっているドラえもん映画を見たような気分。 {/netabare}

第八話 {netabare}
うーん、三話続いてのエピソードですか?ディーバが記憶喪失というのが、もうどうでもよくなっていて、それなら前回長々と説明セリフしなくてよかったのにという感じ・・・・・。突然出て来た柿谷というキャラの話がEDの後に無理やりっぽく詰め込まれていて、それとオフィーリアとの関連がまったくわからない・・・・。次回で謎は解けるのでしょうが、視聴者おいてきぼりっぽいです。しかも突然オフィーリアがアントニオだと言い出して?!確かに意表は突かれましたが、あまりにも唐突すぎる展開が続出で、もうなんというか、ひどいとしか言いようがない。それでも画面的には、ドラえもん映画のような子供向け番組の上質なものの作画になっていて、ひとよがりなストーリーも、子供の視聴者には面白く見えるのだろうと思った。まあとにかく私のような高齢者向け番組ではないという感じですね。覇権とか言いたい向きはあるのでしょうが、視聴者層を若い子向けに限っていると思う。 {/netabare}

第九話{netabare}
脚本が視聴者に理解されるように書いていない、その一言に尽きます。ラストでオフィーリアとアントニオが悲恋になるようにとってつけたように演出、まさに予定調和のそのオチだけのために、延々とわからないアクションシーンを続ける。アクションシーンはすごかったのは認めますよ。しかし何を言っているのか理解できないシナリオで、いったい何を描こうというのですか?ほとんど独りよがりとしか思えない。何がいったいしたかったのですか?無駄にこれだけの作画を浪費するその製作態勢には疑問しか浮かばない。他の作品が、これだけの製作態勢を持てずに、四苦八苦している中で、これだけ贅沢に無駄に浪費していること、それ自体に嫌悪感を感じます。もはやテーマがとか、キャラデザインがとかいう次元を越えていますね。あと数話で終わるようですが、終わったらこの作品があった事を覚えている人が、いくら残るのでしょうか? {/netabare}

第十話 {netabare}
前回の回が子供の視聴者には受けたという感じだったのでしょうか。そういった導入部でした。あとはビビがアーカイブ化されていて、ほとんど博物館から動かなかったので、退屈でしたが前回のようなストレスはなかったです。シナリオは今回は理解できました。ラスト、ビビの作曲した歌をAIロボットたちは歌っていたのでしょうか。バレスレで、ビビが最後に歌っている事で虐殺だったら笑うと書かれていたのですが、その通りになってきました。うーん、ま、黒子ファンが作った自主製作アニメだと思えば・・・・。 {/netabare}

第十一話{netabare}
あと2話ぐらいで終わりだと思います。話がもう底が割れているというか、最初にVivyに「歌を歌うためのAI」と設定した人物がおそらく黒幕で、それは明確に画面にはまだ出ていないですが、それがアラヤシキのデータベースに存在するということなのでしょう。なんというか、2時間アニメでできる内容を引き延ばし、オムニバスのよくわからない挿入回を差し込んだだけのシリーズ構成で、とても誠実に作られた作品には思えなかったです。伏線などもガタガタでしたし、シナリオの設定説明がいつもよくわからない。マツモトの余計なおしゃべりが聞えるせいで、話を理解する時間が邪魔されます。同人作品と思えばいいですが、あいにく公共の電波に乗せられた商業作品ですので、そのような評価をされても仕方がないでしょう。コアなアニメファンからの低評価を甘んじて受けるべきだと思います。 {/netabare}

第十二話 {netabare}
あと1話で最終回だと思います。人類が滅んでしまい、タイムジャンプしてビビが歌う事をやり直そうとする、その事自体は使い古されたタイムマシーンもののパターンのひとつなので特に悪いとは思いません。私がここに来てひどいと思ったのは「AI」や「シンギュラリティ」について、画面でまったく詳細な説明がなくシリーズが終わろうとしている事です。マツモトがいつもそれらしい事を話しかけていますが、それが理解できた試しがない。最近私もつべで、「AIソフィア」関連のいくつかの動画を見て、それらの用語がやっと理解できたところです。とにかく説明不足で話がアクションに傾きすぎています。アニメーターさんの養成講座だったのかもしれませんが、視聴者に対して不親切すぎたと思います。とにかくシナリオが悪いの一言に尽きます。 {/netabare}

第十三話(最終回) {netabare}
最終話出だしはバンクシーンで下降しました。しかしあとの作画はよかったです。さすがWITの一言ですね。トアクたちの作戦については、あいかわらずセリフがよくわからず、なんらかのウィルスがあって、それでマザーコンピューターを倒せたというのはおぼろげにわかりました。ビビの歌にもそれが含まれていたようです、というか、そうでなければ歌を歌っただけで全AIの活動が停止するはずがない。歌う場所がニーアランドの舞台というのは、最初にビビが憧れていた場所だったからでしょう。この「憧れていた」というのも、ビビが人間的な感情があると仮定した場合で、視聴者の気持ち的にそうだという意味です。まあとにかく予定調和的な終わり方でした。それをいい作画で見られたのはすっきりはしましたよ。

内容については、再三言っているように、24時間アニメのリメイクものと見て間違いないと思います。だからかつてのその味が忘れられない層にはバカ受けだったようです。まあなんだ、マザーコンピューターが狂っている場面では赤桃色で、平静さを取り戻したら黒子の髪色のブルー色とか、もう膝を叩きすぎて痛いぐらいでした。わかったわかった、赤桃が仮想敵国だったんだね?それでいて、人類のための平和を祈って歌うというこの矛盾。あの「86」もそうですが、「全人類の平和」を願うという壮大なテーマを掲げるのなら、そのテーマに「矛盾」する要素は出さないでいただきたいものですよ。ホント。それでは~。 {/netabare}

最後に小耳に入れようのお話をちょっと。話しに出て来たアンチAI団体の「トアク」とは仏教用語での「十悪(じゅうあく)」から来ていると思われます。
「身、口、意の三業(さんごう)が作る一〇種の罪悪。 すなわち、殺生(せっしょう)・偸盗(ちゅうとう)・邪淫(じゃいん)の「身三」、妄語(もうご)・両舌(りょうぜつ)・悪口(あっく)・綺語(きご)の「口四」、貪欲(とんよく)・瞋恚(しんい)・邪見(じゃけん)の「意三」の総称。 十悪業。」とあります。

こんなところも手塚さんの「ブッダ」っぽいと思われますが、ひとつ言っておきたいのはなぜ「トアク」と読ませているかという事。これ、実は韓国語で「トアク」というと「뜨악」で「げっ!」という驚きの意味です。向こうのバラエティ番組の感情字幕テロップによく使われる言葉ですね。ホルホル(헐헐)などは聞いたことあるかなと思います。これは「ええっ?!」という意味の驚きの感情のテロップです。以上小耳に挟もうでした。日本のアニメではこんな風に、よく韓国語のネーミングが使われることが多いんですよね。

投稿 : 2021/07/01
閲覧 : 1160
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25

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ecot さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あにこれ、厳しくない?

私は見逃し配信勢なので、どうにかネットのネタバレを踏まずに13話を見終えて、感想やレビューをあさりはじめた。すると「VIVYよかった 」という感想も多かったのだが、このサイトや私の好きなレビュアーさんの動画の反応はどうもイマイチ。
私はかなりよくできた作品だと思ったけどなぁ。
まず、1話で想起したのが「デトロイトビカムヒューマン」
でも、ちゃんとVIVY独自のテイストやアプローチもできていたんじゃないかなぁ。
歴史の分岐点のエピソードはハズレと思わせるものがなくて、どれもよくできてた。
10話、「ああ、EDはヴィヴィが作ったきょくだったのね」と感慨にひたったと思ったらCパートで、あのAI達の不協和音。インパクトあったなぁ。アンドロイドやAIが声を揃えて歌っているのに、ちゃんとしたハーモニーにならないところが、自身とは違う他者と、自分の意志で協調して行動するという点が、AI達にはまだ欠けているんだろうなぁと、全話見終えてから思ってみたり。
ヴィヴィ自身が時間を遡るという展開は「なるほどなー」と思った。斬新でない、神展開でないけれど、作品の特徴を生かした展開ではあったと思う。
最終話のヴィヴィが歌うシーンは、インパクトにはかけるものの、感動に値するものに仕上がっていた。
全13話で100年の壮大な物語をうまくまとめていたと思う。
不満な点がある人がいるのは当然だと思うけど、このあにこれのレビューを読んでいると、VIVYに対してやたら厳しくないかいと正直思う。

投稿 : 2021/06/29
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12

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シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

心を探求するAIが素敵でした!

100年後にAIによって人間が殺される戦争が起きる未来。

その未来を変えるべく100年遡って送られてきたAIマツモトと共に
主人公である史上初の自律人型AI「ヴィヴィ」が
AIにとって大きな転換期となる事件に干渉することで未来を変えようと立ち向かう物語です。

ヴィヴィの与えられた唯一の使命は
「歌でみんなを幸せにすること」

初めてできた人間の友達、霧島モモカのくれたアドバイス
「心を込めて歌う」ことをAIでありながらひたむきに目指しています。

ヴィヴィに挑発的に語り掛けるマツモトとの
やり取りはコミカルで、最初の追っかけっこからして笑っちゃいました!

相川議員を助けた後、立入り出来なかった区画。
目標としていたメインステージに立つヴィヴィの姿。
(空を見上げて感慨にふける姿は夢見る女の子となんら変わらないよな~)

そして
未来の悲劇的な映像を見せられて行動することを決意します。
ここからAIの『歌姫』ヴィヴィの、百年の旅が始まるんです。
(なんだかワクワクするし面白そうなんです~~)

2話ラストでの
霧島モモカの唐突な死の情報を知りえたもののマツモトに未来の改変を
拒まれます。
(突然すぎて最初よくわからなかったので見返しちゃいました)
ラストでのヴィヴィの悲し気な目のアップが綺麗すぎて・・・ヤバいです。

転換期となる事件は2話くらいで描かれていて
その事件をポイントとして分岐するような世界線の描写が
何度となく出てくるので
あ~このポイントで未来が変わっていくんだな~って想像できる演出も
解りやすくて良いですね~。

色々打算的な人間に対して、使命に対して純粋でありつつもひたむきなAIキャラ達はそれぞれ個性的だし好きになっちゃいます!

特に3,4話の宇宙ホテル サンライズ編は切なかった~~><!

落ちていくサンライズが地表と激突する前に燃え尽きさせるため
ホテルに残るエステラ。
「忘れないで、私たちはAIは使命に生きるの」
ヴィヴィと額を寄せ合う仕草が泣けちゃうんです。

そして記憶が遡ったエリザベスが姉と協力してのラストミッション。
最後まで乗客を安心させる使命を果たし続ける姿。

切ない歌声と共に流れるエンディングが心に響くんです。
「悔しいな~」って目を閉じ聴き入るヴィヴィの美しさに感動だよ~。

7話での転換点。
佐伯博士の自殺によってフリーズして、それまでの記憶を無くした
ヴィヴィ。
100年かける旅も駆け足で、すでに60年が過ぎてます。

トップスター歌姫として復活していたディーバはヴィヴィとは雰囲気が
変わっていたけど、根本の優しさや強情なところが変わらなくて
迷いがない行動力は魅力的でマツモトとのやり取りは笑いました。

そんな中、幾度となく登場していた垣谷らしき人と遭遇。

なんどもヴィヴィに助けられつつも全く懲りなくおっさん化していく
垣谷に 何なの~こいつ~~って何度となく思ってましたが
現れたのは若い容姿に???。
色々あったことの説明回でしたけど
垣谷の執念についてはイマイチ伝わらなかったかな~。

アーカイブ内で扉越しにディーバーが消えていくシーンも印象的でした。

この物語の始まりについて明らかになっていく後半は
ちょっと駆け足なところもあって解りずらい感じもあって見直しちゃいました。

アーカイブが全てをコントロールしつつ
自らがもっとも確かな演算を行え、その結果、人類に取って代わる選択をしたことで引き起こされた戦争。

それでいて自ら曲を作り出すということをやってのけたヴィヴィに
この状況を回避する選択を残します。
決してただ闇雲に人類を敵視している
わけではなく、なにが正解かを、答えを求め続けるのがAIってこと
なんでしょうかね~。

そしていよいよ最終話。
どんな風に終わるのか興味深かったんですけど、結果的には凄い良かったです。

最後の戦いへ向かう前のヴィヴィとマツモトとのやり取りは
別れ際にまさかの冗談を言うヴィヴィ、「ありがとう」
マツモトをギュって手に挟んでの
お決まりの額を寄せ合う仕草にこの2人の歩んできた歴史、絆の深さに思わず泣けちゃいました。
(2人ともAIなのに、もはや100年でお互いを深く知り合った素晴らしい
コンビなんですよね~)

心を込めて歌うってことに最初から最後まで悩み続けたヴィヴィ。
(それは演算では導き出せなかった答えで
実際に100年かけて色々な経験、思い出を積み重ねた経験の結果
ようやく得られたヴィヴィの財産そのものが心ってことなのかな!?)

ステージで歌うヴィヴィの姿の美しさって
(この作品の気合の入った瞬間の絵は見入っちゃいますね~~)
そして歌声が流れるなか
最後の力で無言で落下する衛星に体当たりをかますマツモトの姿。

呆然としたし、切ないけど人を世界を救おうと
動かなくなる瞬間まで使命を全うし続ける2人の姿に震えたし
感動しました。

後半の駆け足な展開は賛否あるんでしょうけど、自分的にはワクワク
が上回った作品でした。
なにより、AIっぽくないヴィヴィとマツモトのやり取りが大好きだったし毎回楽しかったです!

最近見かけた記事で
昨年春にリビアの内戦で殺人AIロボット兵器が使用されたのが
確認されたらしいです。
AIなので自ら判断して自動で兵士を追尾して攻撃したとありました。
未来と思っている世界がもう現実に迫っているようでリアルに怖いです。

自分で答えを演算するAI
色々な経験を積み重ね、人にとって優しい
ヴィヴィのような(歌でみんなを幸せにすること)使命に準じる
ようなAIが良いですね~。

追伸
今日TVの録画リストに終わったはずのVivyが新規で保存されてました。
再生してみたらマツモト語りの総集編でした。

今まで観てきた名場面を様々な楽曲で綴る総集編は、この作品を観終わったばかりだけど泣けちゃいました。
使命に準ずることにひたむきなキャラ達の姿がやっぱり素敵なんだな~。

これって配信のほうにも追加されないのかな!?
消去しないように保存版にしなきゃって思った良い総集編でした。

投稿 : 2021/06/28
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47

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ガッキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とても考えさせられる

今の時代とても考えさせられる話になっていると思います。
人工知能について興味がある方は見るととてもはまるかもしれませんね。

投稿 : 2021/06/28
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6

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アニメ好き さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

【完結】これ面白い 失速しないでほしい。4話感動的でやばい 戦闘シーンも神

1話見た感想です。シュタインズゲートとロボットが感情を持つ話が好きな自分にはハマりそうなストーリー。
ぬいぐるみを取り出すときの幼女の動きなど細かいとこでぬるぬる動いて、丁寧に作ってあるアニメ
音楽は天才作曲家集団MONACAが手掛けており感動的なエンディングを演出してくれそう。
声優さんもうまくて、畳み掛けるような台詞回しで緊迫感を煽ってきたり演出面もかなり良かったと思う。
だが経験上初回で期待しすぎたアニメはどんどん失速していくので、このアニメはそうならないでほしい。
シュタゲ好きなら気になってしまうアニメだと思います。期待

4話まで見ました!
このアニメはゲームのデトロイトも参考にしてるっぽい。やっぱり自分はロボットが感情もつ系の話に弱いので4話はかなり感動しました。
オープニングのアニメーションもクオリティ高い。
戦闘シーンも迫力があった。
制作会社を調べたらWIT STUDIOという
進撃の巨人(ファイナルシーズン除く)やカバネリ、鬼灯の冷徹など良作しか生み出さないやばい会社だった。
今のところ失速するどころかクオリティが上がってきている。今季1位かも

6話も異常なクオリティでした。CGの戦闘シーンは鳥肌もの。このストーリーを一周目で理解できるよう構成しているのが凄い。
必要なカットを入れる順番だったり演出だったり脚本だったり、このクオリティを毎週作っていってるのはほんとおかしい。
普通なら視聴者ついていけずに置いてきぼりになってもおかしくないくらいの各話の濃密さだと思う。

大分物語が動いてきた。毎週楽しみにしてます

9話まで見ました。週1アニメの動きではない。劇場版クオリティと言ってもいい戦闘シーンで、凄すぎて笑ってしまった。今季一押しのアニメはこのVivyにしたいと思います
一週間でどうしてこんなクオリティのアニメが作れるのか不思議でしょうがない

最終話まで見ました。割と詰め込んだ感じでサクッと終わってしまった。歌で人類を幸せにするという使命からこのラストまで、第1話から終わりが決まってから作られたアニメだったんだと思う
綺麗にまとまってたけど物凄いどんでん返しがあったわけでもなく。うーん、と何かひと押しほしい感じがしてしまった
でも作画は今期No.1だったと思う。作品的には不滅のあなたへという神アニメが今期はあったので2位にVivyを選びたいと思う
スタッフの皆様には良作を生み出してもらって感謝です!

投稿 : 2021/06/28
閲覧 : 279
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21

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たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アンドロイドは歌声で人の「人生」を変えられるか

制作が「攻殻機動隊」や「サイコパス」でお馴染みのプロダクションIGから派生したウィットスタジオが制作しているので、まずアニメーションの出来が非常に良いです。

背景美術、キャラクターデザイン、色彩設定どれをとっても美しく、しかも近未来SFであり既存のサイバーパンクとは少し違った清潔で管理された世界感に潜む暗部を描いています。

「RE:ゼロ」の作家によるオリジナル企画だそうで、「RE:ゼロ」とは全く正反対なハードSFなので、もしかしたらこちらかが本人の「作家性」なのかもしれません。ちょっと驚きました。

全話視聴:SFとしてやっぱり良かったと思います。何よりも、人と人との関係性が希薄な時代に、あえてアンドロイドを使って人間が人間らしく生きるということはどういうことなのかを説いた作品だと思いました。

SFアニメでAI歌姫が登場して30年、初音ミクが誕生して15年くらい経ちますが、そろそろAIなるものが一般化してきたこの近未来の日本で、一体どれだけの人がそういった現実と虚構の狭間で生きられるのでしょうか。。。

今の日本にはまだそういった倫理観を説くには時期が早すぎるかもしれません。

投稿 : 2021/06/28
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23

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あぁ流川 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

人間対AI ちゃんと動くエクスアーム…w

審判の日を止める為に未来からコンピューターウイルス(ワクチン?)を100年前に転移、その時点唯一自律型として生産したAI人形と交信し、悲劇を止める話。
つかみは最高、次も気になります。
3話もまた引き込まれた、15年後のAI人形は表情豊かになってる。
プラスチックメモリーズを思い出した、ほぼ人間のAI人形がもてなす感じが良い。
この人形エステラが起こす宇宙ステーションのようなホテルを地球に落とす悲劇を止める。エステラを壊せば簡単に止まる、でもヴィヴィは動機が知りたいと探りはじめる、献身的に人間をもてなすエステラが何故そんな事をやらかすのかと。
4話
管制塔となっているエステラの複製体エリザベスがテロリストに従わされ犯罪を犯す、つまりエステラを壊しても悲劇は止まらなかった。マツモトの判断をヴィヴィが超えてきた。
結局人形を扱う人間がダメだという事、じゃ人間滅ぼした方がいいとなる思考がAIに芽生えたらヴィヴィも悲劇の実行者になるなあ…
5話、さらに5年が経ちAIはさらに進化、自律型人形と人間が結婚とかする、ホテルが落ちてたらこの結婚を妨害するはずだったとは…プラメモと関連してるのかこれ?このカップルが今回の事件の鍵となりそう。嫁AIのもてなしがなんか良い、コーヒーカッブを三個、人間にコーヒー入れて、客のAIには空、そら飲めないしなんもなしじゃ失礼、細かい気配りだなw
メタルフロート、無人完全機械操業の工場島、未来に人類を滅ぼす施設と判断、休止させるプログラムを注入したとたん、人間が操縦する兵器を人形が攻撃し始めた。ん?味方と思っていた博士にはめられた?AI破壊に動く組織トワクとは何?テロリストの残党?そして6話。
愛玩AI依存の博士、メタルフロートのマザーコンピューターにされていた嫁人形を取り戻す(人格データだけを取り出し器に作った人形にインストール)のが目的だったが、悲劇の引き金を引いてしまう結果に、トワクはテロリスト、リーダーはホテル落下させたAI人形のマスター、本当に殺すべき敵とも言える、事件現場で必ずヴィヴィと会っていた。
やることは単純だった、本当の嫁人形を壊す、メタルフロートが止まる、任務完了!
嫁人形を亡くした博士が自殺、目の当たりにしたvivyの感情が崩壊しフリーズ!
7話
完全にマツモトとの記憶を消された歌姫ディーバ、歌姫として性能を最新式にアップグレードされた模様、人間のスタッフに対する気配りが出来てる、61歳との事であれから40年が経過、なんと夢でもあったメインステージで活躍していた。
マツモトと遭遇する事でまたコンビ復活となるが、マツモトは組みたくなさそう、フリーズした際に人類こそが悪という思考が芽生えたかも知れない不安があるのだろう。
歌以外はなかなかのポンコツ人形がやらかす自殺事件を阻止するのが次の使命。
8話、これまでの流れなら2話完結で一区切りだったが事件は完結しない、ディーバの前に現れたのはテロリストのリーダー「カキタニ」、でも40年後ならじいさんのはずだが、若い姿で現れた、何者?
やはりこの男が悲劇を招く主犯、記憶のないディーバを拘束してしまった、まさかディーバのマスターになる気では?新たな使命を植え付けられるのか?
人形の自殺についてもなにやら複雑に、歌姫の思考はサポートAIだったアントニオに乗っ取られていた?カキタニの仕業だろうな。
気になる事は以前ずっと疑問だったAIが心を込めるという方法を再起動後のディーバは初歩の初歩と言いマツモトに解決したら教えると…
9話
歌姫ディーバの人格構成プログラムがカキタニの人格を植え付けた人形によってプログラム介入され破壊された、元々この人格は40年前に上書きされたものだろうけど、エラーを起こしたvivyを封じ込めるために。
このウイルスプログラムがこの後vivyにどんな影響を与えるのか、カキタニの人格も入り込んだかも、結局vivyの破壊エンドなんてことになるんかなあ?
カキタニの愛玩AIは、主人を助けたあと事故に捲き込まれた他人も助けようとして壊れてしまう、その行動はとても尊いと思うのだが、カキタニはそんな思いをする位ならAIなんてなくなれば良いと考える。事件を起こす度に阻止されおまけに命を助けられるvivyにあの愛玩AIを重ねていた…
迷惑千万だなカキタニ、人類を滅ぼそうしているのはお前だろうに。
ポンコツ人形の人格乗っ取り、自殺事件を起こそうとしたのもカキタニ、マツモトによって強制停止されて使命完了!歌姫として復帰できるのかな?
vivyの人格は歌に心を込める方法がわからないまま、ちゃんと教えてから消えてくれよ!
10話最終章だよな…
ディーバの人格を消されたvivyは歌えなくなり引退、AI博物館の展示物になっている、人との会話や表情の変化は可能の模様。
あの歌姫は壊れたまま、アントニオと心中という時代改変で計画は完了、これでシンギュラリティ計画は終了、やることは無くなったとマツモトは告げる、はじめて出会った日に毎年現れ、歌えなくなったvivyが自分で曲を作ればうたえるようになるかもと曲作りするのを見守りにやってくる、カキタニの啓示があったという言葉、ある人の頼みもあるという事で休んでいない…あっディーバから歌えるまで見守ってと頼まれていたんだ。曲を作るとは考えていなかったが。
心をこめての使命を出した開発者、その時の会話が心を持ったAiがどうなるか知りたい、たとえ人間に憎しみを持ったとしても…元凶はこいつか?

博物館に現れたオサムという少年、この時vivyは66才、この子が成長し結婚、子供が生まれるまで何事も起きず100年を迎えそう、少年の名字はマツモト?1話でマツモトを送りこんだ研究者か。
曲作りが完成し眠りにつく、曲の名は「シンギュラリティ計画」目が覚めるとマツモトとはじめて会い見せられたAIによる人間虐殺が行われていた。計画は失敗に終わりました?
11話
AI集合データベース アーカイブ、戦争を起こすのはこのAI、人類に憎しみの感情が芽生えたのはこちらだった、カキタニと関わる度に…
シンギュラリティポイント1 議員の暗殺阻止の段階でカキタニをvivyが助けなければ死んで後はなかったんだよな…

アーカイブと交信しながらシンギュラリティ計画とか企みをばらしながら任務を遂行してたとか、もうマツモトのおバカさんw
時々カキタニやAIに関わる人間に対し自分の感じた愚かさを書いたけど、これの目線がアーカイブと同じだったんだ。
12話
vivyへの新たな使命がアーカイブから出される、あなたが作った歌を歌うことが暴走した人形を止める唯一の方法、歌うことが出来なかったために人工衛星は落とされてしまい人類は負ける…という結末を見せておいてタイムリープ!さあやり直しだ!
伏線未回収、カキタニが受けたという啓示、カキタニが持っていた未知のプログラムデバイスはどうやって手に入れた?そもそもカキタニAIは何?本人の意志なのか、人形に殺されて人格と記憶を取り出し人形にされたのか?、メタルフロートでフリーズして歌姫になるまでの空白の謎。

心を込めるとは思い出といっしょに歌うこと、思い出が増えるほどお客さんは喜び、vivyもよく笑えるようになった、消えたディーバの人格もvivyは記憶していて、思い出になっていた、思い出の引き出しは開けられディーバをインストールした?マツモトと戯れる場面にそれを感じる。歌に心を込めるもこの時完全にわかった模様…やり直しでvivyを覚醒させたな…
カキタニの伏線回収はなくvivyによってAIとの共存を望むように変わったそうな。
そして歌う、シンギュラリティ計画は遂行された。
vivyも他の人形と共に壊れた…と思ったら再び甦る?これはいつだ?でエンド。

シンギュラリティ計画の歌、「ホタル石色の目をしたvivyの唄」は泣きます、歌をバックに進む戦闘、思い出の振り返り、ラストパートの人工衛星をvivyに落とすのを防衛するマツモトキューブ「よろしくお願いしま~す!」が頭を駆け巡るw、リフレインの途中で切断される歌…ご清聴ありがとうございましたと言い残し停止する…いいなあ
総集編
歌のクオリティーが高いと改めて実感、歌詞がながれながらあらすじが進行、エステラが歌ってた歌が聞きたかったな、癒された。トワクとカキタニが関わる事件がシンギュラリティポイント、悲劇の分岐点だったな、メタルフロートのフリーズに関して、自らvivyを封じ込め、新たな自我が生まれたとマツモトの解説が語る、マツモトに出会う前とも違う別人格、計画実行中の体験も無意識に生かされた振る舞いだった。誰かに操作されたのではなかったんだな。

しかしこのアニメは凄く動く、バトルシーン見て驚いてしまった、5話のCGになったヴィヴィの作画、めちやくちゃ綺麗だ、エクアームもここの作業者に作って欲しかったなあ…w

投稿 : 2021/06/28
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14

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タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

名作になり損ねた良作SF。

詳細は公式でも。

リゼロの長月達平氏と、一部脚本を担当した梅原英司氏が共同で原案・シリーズ構成を担当するオリジナルアニメ。制作はWIT STUDIOです。

AIのテーマパークで「歌によって人間を笑顔にする」ことを使命に生み出された初の自律人型AI・ヴィヴィ(ディーヴァ)。そんな彼女のボディ内に100年後の未来からAIデータとして転送されてきたのが、マツモト。テディベアにAIデータを移したマツモトは、100年後にAIの暴走による人間とAIの戦争が起こると言い、それをヴィヴィに止めてほしいと頼みます。

とりあえず初回は、その戦争が起こる要因の一端である、「AI命名法」を推進した下級議員・相川の暗殺を阻止するというミッションでした。

うん、面白いです。
あくまで想像ですが、この作品に注力するためにWITは「進撃ファイナル」の制作をMAPPAに移譲したんじゃないかと思われます。

それぐらい力の入った意欲作。メインヒロインのヴィヴィがCV:種崎敦美さんというのもいいですね。これは期待大の大物です。

=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
いや、これ大きくハネましたねぇ。ちょっと今期では、抜けたトップだと思います。おそらく、この感じなら「ゴジラS.P」とのデッドヒートで行くのでしょうね。3話までなら文句なしで覇権候補筆頭です。

1、2話から15年が経過したという驚かせる展開。冒頭の歴史の分岐がスイッチする演出。サンライズが墜ちて甚大な被害が出るという、ここで笑った人は友達ですというメタな展開(サイド7とかサンライ●とか言うんじゃありません!!)。何もかもが文句のつけようがないストーリー、作画、声優。

これは面白いですね、マジで。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
いやホント、アニメに求めているのはこういうことなんだよなあって思わされる「サンライズ編」完結のお話でした。

自らを犠牲にして、地球とAIの地位を守るエステラ。そんなエステラに寄り添う、記憶を取り戻した双子のエリザベス。そして、宿泊客を救助船で送り出した彼女たちは、不安を取り除くために宇宙の星空を見るように促し、ふたりの歌で送り出す。それを聴きながら、ヴィヴィが「悔しいなぁ」とつぶやく。

脚本が秀逸ですね。なんていうか、子どもの頃にワクワクしながら観た「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」とか「機動戦士ガンダム」とか、そういう感覚がこの作品にはあると思います。

ここまでは完璧な作り。このままいけば、傑作となるのは間違いないと思います。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
佐伯博士とグレイスの結婚編、完結です。

ちょっと今期では3馬身ぐらい突き抜けてる感じですね。今期は冬アニメよりも粒ぞろいで、けっこうな豊作のクールだと思っているのですが、その中でもダントツに完成度の高い作品だと思います。

AIの使命は1体に1つというのが常識だったのを、グレイスがAIとして初めて新たな使命を付与されたという。それを引き起こしたのが前々回のサンライズ編を受けてのことだったという流れ。そして、ヴィヴィが歌で人間を幸せにするというAIシンガーのディーバという使命と、AIを滅ぼすAI・ヴィヴィとして覚悟と自覚が芽生えるという。

いやもう、脚本良し、作画良し、そしてグレイスの暴走を止めに行くときにOPを流したのですが、これがまたハマっていて音楽も良し。種崎敦美さんの鬼気迫った演技と淡々とした福島潤さんのマツモトの演技と声優も良し。

4話がMAXだと思ったら、それを超えてくる回を持ってきますね。もう、このまま突き抜けるんじゃないでしょうか。
{/netabare}
=====第11話視聴後、追記です。
{netabare}
いよいよ話をたたみに来たという感じの前回、今回ですね。
まあ、過去改変の整合性という点が、少し怪しい感じ。たとえば過去が変えられて、松本博士がマツモトを作ったことになっていない感じなのに、なぜかマツモトが存在し、マスターとか言ってるし。

でもまあ、そこは些細なところということで。やっぱりリゼロの長月氏ですね。前回のラストと今回の始めに衝撃的な(おもに殺戮関係)シーンを持ってくるあたり。魔女教によって村が大変なことになっていたシーンを思い出しました。

あと何話? 1話か2話ですかね。まあ、よほどのチョンボがない限り、今期の圧倒的ナンバーワンというのは間違いなさそうです。逆張りして悦に入っている人以外は、異存がないところではないでしょうか。

さて、クライマックスが楽しみですね。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}{netabare}
Vivyは松本博士の身を呈した過去転送によって、AI暴走直後へと戻ります。そこで出合うマツモトとともに、トアクの本部へ行き、まだ戦力が温存されている状態の部隊とともにアーカイブ内部へと向かいます。そして、アーカイブの機能を停止させることに。

そのトリガーとなるのは、Vivyが自分の意志で練り上げてきた歌。しかし、それを歌ってしまうとすべてのAIが動きを止めることに。それはVivyも例外ではないということを意味します。それでも、Vivyの使命は歌でみんなを幸せにすること。自らの命と引換えにVivyは歌います。思い出の、あのステージで。
{/netabare}
という最終話でした。

まあ、そういう落とし所にするのは予想の範囲内でしたし、それが“無難”といえば確かにそうなんですが……。なんていうか、100点満点は付けられないフィナーレだったという視聴後感です。

AIが、そこまで感情豊かなはずないだろというのは的外れな指摘で、それを言うならターミネーターだって、さらに言えば鉄腕アトムにも同じことをツッコまなければならないわけで。そこはむしろ、無機質なAIだったVivyとマツモトが、100年の旅をしていく中で少しずつ自我というものを獲得していく過程は丁寧に描かれており、腑に落ちるものでした。

ラストエピソードまでは、今期No.1はおろか、近年でもトップクラスの名作になると思いながら観てきたのですが、過去改変してきても結局100年後のAI暴走は止められなかったというラストエピソードは、ちょっと何か物足りなさを感じてしまいました。

何が理由かは分からないのですが、なんでしょうね。おそらく「こうなるだろうな」と漠然と頭の中で予想した通りの展開をなぞる形になったからかもしれないですね。いちおう、2度目の過去にタイムリープは予想外を狙ったのだとは思いますが、観ているほうとしては「そりゃ、そうしないと事態は収拾がつかないよね」としか……。

作画も文句なく……とはいかないかも。キャラのアップは凄まじい作画だし、アクションシーンも素晴らしい出来だったと思いますが、それ以外のときに少し気を抜いているのかなということを感じました。それと、100年の旅ということなのに、2061年と2161年の背景がほとんど変わらない。日本だって2021年と1921年では文化とか、施設とか、いろいろ発展していますよね。それが、まったく地続きにしか見えないのが残念だったところ。
{netabare}
そしてラストのVivyの歌。これ、インストでずっとEDとして流れていた曲なんですが、ここが見せ所という感じでVivyが歌うんです。でもね、それも「当然そうだよね」としか思えないんですね。あきらかにインストのEDっておかしかったし、暴走するAIたちが歌いながら殺戮を行っているんですもん。不気味さを狙ったのでしょうけど、あれはミスだったと思います。Vivyの歌で泣かせる演出がぼやけてしまった。
{/netabare}
というように、こういったAIをモチーフとしたSFモノとしてはターミネーター2など、どこかで見たことがあるようなという設定・展開だと思わせられるのが、名作に一歩届かない良作止まりになってしまった要因だったかなと。ジャンルは違いますが「終末のイゼッタ」を観終わったときと同じような感じ。もう少し何かがあれば名作になったのにという惜しい作品。

とはいえ、序盤から中盤までの面白さは間違いなく上位。そして、今期ではダントツと言っていいほどの作品でした。
{/netabare}
=====総集編視聴後、追記です。
{netabare}
ずるいなあ…

こんな総集編を観せられたら、名作と思わされるじゃないですか…
{/netabare}

投稿 : 2021/06/27
閲覧 : 546
サンキュー:

24

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

近未来の世界

AIと人間が共に生きていく未来を見ているような物語でした。Viviのpvでは、歌を歌うアイドルもののアニメだと思っていましたが、戦闘があり歌唱場面もありと物語に引き込まれていました。
AI暴走の事件を防ぐために過去に戻り、問題を解決するのですが・・・
頑張って未来を変えようとするvivyとマツモトを応援したくなるアニメでした。

投稿 : 2021/06/26
閲覧 : 187
サンキュー:

8

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Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-のストーリー・あらすじ

“ニーアランド"、それは夢と希望と科学が混在したAI複合テーマパーク。史上初の自律人型AIとして生み出され、施設のAIキャストとして活動するヴィヴィは日々、歌うためにステージに立ち続ける。しかし、その人気は今ひとつだった。――「歌でみんなを幸せにすること」。自らに与えられたその使命を果たすため、いつか心を込めた歌を歌い、園内にあるメインステージに立つことを目標に歌い続けるヴィヴィ。ある日、そんなヴィヴィの元に、マツモトと名乗るAIが現れる。マツモトは自らを100年後の未来からきたAIと話し、その使命は「ヴィヴィと共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間との戦争を止めること」だと明かす。果たして、異なる使命を持つ2体のAIの出会いは、どんな未来を描き直すのか。これは<私>が<私>を滅ぼす物語――AIの『歌姫』ヴィヴィの、百年の旅が始まる。(TVアニメ動画『Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年春アニメ
制作会社
WIT STUDIO
公式サイト
vivy-portal.com/

声優・キャラクター

種﨑敦美、福山潤

スタッフ

原作:Vivy Score、キャラクター原案:loundraw
監督:エザキシンペイ、助監督:久保雄介、シリーズ構成・脚本:長月達平/梅原英司、キャラクターデザイン:高橋裕一、サブキャラクターデザイン:三木俊明、メカデザイン:胡拓磨、総作画監督:高橋裕一/胡拓磨、美術監督:竹田悠介、美術設定:金平和茂、色彩設計:辻

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