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「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(TVアニメ動画)」

総合得点
91.9
感想・評価
3338
棚に入れた
18119
ランキング
27
★★★★★ 4.2 (3338)
物語
4.4
作画
4.1
声優
4.2
音楽
4.1
キャラ
4.3

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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMISTの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

中島野球しようぜ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2000年代ダークファンタジー作品屈指の名作、おすすめ度★★★★★

立てよド三流 オレ達とおまえとの格の違いってやつを見せてやる!!!

2000年代ダークファンタジーの金字塔。兄弟の失ったものを取り戻すための旅とを描いており、物語は失うことの悲哀やを人物一人一人の抱える苦悩を描きつつも王道的に仕上がっており、壮大な陰謀を止めるための戦いに身を投じる覚悟や決意が描かれ、見ていて感情移入しやすく面白い。

主人公であるエドとアル、軍の人間であるマスタングといった主要人物だけでなく、出番は少ないながら人柄の良さと悲しき最期で印象を残したヒューズ、迫害をテーマにという立ち位置で描かれた復讐の権化スカーのように、非業の死を遂げる人物から敵役やアンチテーゼ的存在にも肩入れできるような作りで人間ドラマとしての完成度も秀逸。

2000年代のアニメとは思えないほど作画の出来もいい。激しさのある戦闘展開という訳では無いものの迫力は伝わり、鬼気迫る描写も多くシリアスシーンのハラハラ感が凄まじく伝わる。

不満点は2003年版と比較して極端に不快な部分は抑え目になったものの主題歌の印象や声優はあちらに劣るところも少なからずはあった。ただマスタング大佐は個人的に三木眞一郎派です。

物語の暗さや恐ろしさは2003年版の方が上手く描けていた感はあるもののあちらは原作を大きく逸脱してしまいに作者(荒川弘)からも苦言を挺される羽目になった模様。こちらは原作に忠実でてがたさはあるが、2003年版の方が演出的に好みの人からすれば物足りなさはあるかもしれない。

投稿 : 2024/05/14
閲覧 : 47
サンキュー:

1

ネタバレ

Lilac さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これは面白い

錬金術の禁忌人体錬成をしてしまい身体を失った兄弟エドワードとアルフォンスが身体を取り戻すために奮闘する物語。物語の中で常に正義は一つではなく、あらゆる立場の人々の内面や環境について丁寧に描かれ、自分にとっての正しい判断とは何か、深く考えさせてくれる作品。兄弟の成長していく姿、多くのキャラの心の機微が丁寧に描かれており、非常に心に響いた。登場人物にも皆過去に後悔があり、それでも未来を見つめ、必死に歩もうとする姿勢に惹かれた。終始ダークな雰囲気が続いているが、伏線も綺麗に回収されとても後味良く見れる作品だった

投稿 : 2024/01/07
閲覧 : 217
サンキュー:

11

ネタバレ

はちごー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

名作

言わずと知れた超有名作品。
禁忌人体錬金を行った兄弟が、各々の体を取り戻す為に国家を巻き込んだホモンクルスとの闘いに身を投じて行くお話。64話で綺麗に纏まっている。

投稿 : 2023/09/04
閲覧 : 105
サンキュー:

6

ネタバレ

カール さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大人たちが立派に仕事をする話

原作未読。

結論から言うと、
本当に上手くまとまったお話でした。
「バランスがイイ」と言うのでしょか。

錬金術を使って、
敵をバッタバッタとなぎ倒す。
なんて単純な流れではありません。

ピンチになれば、
ミラクルな力が発動することもなく、
修業によって、
新必殺技を会得することもありません。

主人公の少年は天才設定ですが、
逃げるときは逃げるし。
負けるときは負ける。

よくある「大人 VS 子供」ではなく、
大人たちがちゃんと役目を果たすので、
少年の道標となって機能しています。

その場その場で仲間を作り、
パーティ編成を変え、
同時に他のパーティが生まれる。

それぞれが最終的な目的を果たすため、
目前の困難に立ち向かっていき、
やがて一同が集結する際は、
胸熱展開です。

一人の英雄が世界を救うのではなく、
みんなで力を合わせて頑張る。

そんなお話。


ありがとうございました。

投稿 : 2023/04/24
閲覧 : 160
サンキュー:

4

ネタバレ

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

高評価にふさわしい高い完成度でした

絵柄が子供向けな感じだったので敬遠していたのですが、アニコレでの高評価は伊達じゃない高い完成度でした。
沢山のキャラが登場しますが、敵も味方もどれも魅力的で、どのキャラにも活躍の場があり、捨てキャラがいないのは見事だと思いました。特にラスボス(じゃないけど)の風格を醸し出すキングブラッドレーが強くて渋カッコイイのが物語を格調高くしていました。
絵柄こそ子供向けでギャグ的に崩れるシーンもありますが、物語は骨太でグロイ展開もあり(エロは僅少)、大人でも楽しめる娯楽作になっていました。
後半、キャラクターが各個バラバラに動き始めると、「あれ?あのキャラは今どこで何してるんだっけ?」と分からなくなったりします。また、神の視点の視聴者が知っていることを、どのキャラが知っていてどのキャラは知らないのかが分からなくなり、キャラの行動の一貫性があやふやに感じることもありました。それは物語の不備というより、私の脳力の不備なのかもしれません。
そんなバラバラに行動していたグループが、終盤で各々が中央都市に集まってきてラスボスと戦うのは熱い展開でした。
ラスボスの能力や弱点が今一つ不明で、クライマックスは敵味方がドッカンドッカン戦ってるのを呆然と見るだけになってしまいましたが(主人公は魔法使い属性のくせにCQC強すぎでは?)、それでも十分楽しめました。
評点は4.0としますが、老若男女に広くお勧めできる良作だと思います。
OVAで4本の短編がありましたが、そちらもいい出来でした。

投稿 : 2022/10/02
閲覧 : 276
サンキュー:

5

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

立って歩け 前に進め あんたには立派な足がついてるじゃないか

 全64話。原作は全巻既読。

 少年漫画として最高峰ではないでしょうか。長いけど粗や破綻がほぼないストーリー構成やメイン、モブ、味方、敵のすべてが活躍し、確固とした信念があり、また「等価交換」という概念が一貫している。それらが最後に向かって収束していくので、とてもキレイにまとまったストーリーです。

 このハガレンの名言が僕は本当に大好きで、特に印象に残ったのは

「不自由と不幸はイコールじゃない。」

「おれを許すのか」「理不尽を許してはいない。」

「痛みを伴わない教訓に意味はない。」

 ・・・ですね。

 特に印象的なキャラはホーエンハイムですね。最初は敵か味方かわからない正体不明な存在でしたが、実際は情に熱く、愛にあふれた人でした。特にラストの墓場のシーンは感動しました。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/08/26
閲覧 : 1304
サンキュー:

30

ネタバレ

christoph さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

一つの古

まず第一に、私は元のFMAを見てきましたが、それは非常に人気があり、オリジナルでしたが、ペーシングと結論は私とあまりにもよく座っていませんでした。 ブラザーフッドは、原作のリメイクであることを意味し、今回は漫画にずっと固執していますが、フランチャイズを台無しにすると思った人がいました。 叙事詩-このシリーズを記述するための唯一の単語がありますように、その神話は、払拭されるべきです。

私はオリジナルを見て漫画を読んできたように、兄弟愛のペーシングは非常に速いようです(私は最終的に最初の十五epsかそこらを見た後、ペーシングに 漫画の半分のボリュームを占め、元のアニメのいくつかのエピソードが単一のエピソードで表示されるようになりましたが広がっていたイベン しかし、FMAに慣れていない人の視点からそれを見ようとした後(漫画やオリジナルと比較しないで)、私はペーシングが機能し、混乱することなく効果的に プロットは、巧妙なアイデアと一緒に物語のさまざまな部分をリンクする予測不可能なねじれに満ちています。 最後のエピソードでは、すべての緩い端がきれいに縛られており、残っているのは非常に満足のいくエピローグです。

FMA Brotherhoodのアニメーションは鮮明で非常によく行われています(時には品質に少し浸りますが)。 元のFMAと比較して、それは少し簡単ですが、それは元が従うべき非常に高い基準を設定しているからです。 キャラクターの顔の感情も完全に提示されます。 アクションシーンは、錬金術の技術や他の才能の様々なほぼすべてのエピソードが表示されて、華麗で非常によくアニメーション化されています。 様々な戦いは一貫して見て刺激的ですが、何とかシリーズの終わりに向かってさらに良くなります。

声の演技は優れた一貫性のある品質であり、私はほとんどすべての文字が自分の性格に合った声優を持っていると思います。 オープニング/エンディングの大部分は、幻想的なアニメーションシーケンスやテーマソングのために見て喜びです。 いくつかのトラックは、最初は少し使い過ぎているように見えるが、エピソードの間に再生する背景音楽は、通常、状況に非常によく合います。 これは、シリーズが進行するにつれて問題が少なくなり、フィナーレに達すると物語をサポートするために新しい音楽がたくさん導入されます。

文字に移動します(このシリーズについての最高のもの),元のFMAは、主にエドとアルに焦点を当て、自分の体を取り戻すために彼らの闘争に,兄弟愛はまた、 スポットライトの大部分はまだ二人の兄弟にありますが、元のアニメには存在しなかった新しいキャラクターとの相互作用を強調しています。 新しいキャラクターには、興(隣国)の人々のグループ、アームストロング家の別の人(私は支持キャストのクールなメンバーの一人になったと思う)、そして新しい主なアンタゴニストが含まれます。 私にとっては、特にXingeseのキャラクター(Ling YaoとMei Changなど)は、私たちが慣れ親しんでいる軍国主義のものとは異なる文化を示すことによって、FMAの世界に新 この人はElric兄弟の父親とはるかに強く賢いリンクを持っているので、新しいアンタゴニストは元のFMAの改善だと思います。 MustangやScarなどの元のFMAから戻ってくるキャラクターは、Brotherhoodが漫画に100%忠実であるという事実のために、はるかに素晴らしいと開発されています。 さらに、Winry Rockbellは今、物語の中ではるかに積極的な役割を果たしています。 私はこのアニメは、私が今まで見た中で最高のメイン/サポートキャストの一つを持っていることを確かに言うことができ、あなたはおそらくそれが困

このシリーズの多くの良いことの一つは、物語が勢いを失うのを防ぐフィラーがまったくないことです(はい、私はナルト、犬夜叉などを考えています)。 すべてのエピソードは簡潔であり、すべてのシーンは巨大なプロットの一部として重要です。 対話は完全にすべてを説明し、ポイントにまっすぐです。 複数の文字が探索されているようにサイドストーリーがたくさんありますが、これらはすべて完全にエルリック兄弟のメインストーリーと絡み合っており、より多くの場合、直接あまりにも彼らの旅に影響を与えていません。 ほとんどのアニメシリーズのように、そこに取り残されている漫画からのものがありますが、これらは通常、単に喜劇の瞬間に制限されています。 これまでのイベントのフラッシュバックの多くを示している一つのエピソードがありましたが、それはシリーズの中で最も壮大な瞬間を示していると

FMAブラザーフッドは痛んで今、それが終わったことを逃します。 それはあらゆる面で優れており、欠陥と呼ぶことができるものはほとんどありません(速いペーシングのために最初は文字の開発を急いでいましたが、これはすぐに治まります)。 各エピソードは、それが物語や文字にあなたを描画するどのくらいの証言、短すぎるように感じています。 あなたが笑顔、笑い、悲しい、単に驚いたままにする瞬間があります。 このアニメを試してみて、それは初心者に、鋼の錬金術師に精通している人に、絶対に皆のためにお勧めします。
私はこのレビューが参考になりました

投稿 : 2022/06/28
閲覧 : 177
サンキュー:

2

ネタバレ

niclous さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

エピック

まず第一に、私はオリジナルのFMAを見てきました、そして、それは非常に人気があり、オリジナルでしたが、ペースと結論は私とあまりうまくいきませんでした。『ブラザーフッド』は原作のリメイクを意図しており、今回はずっと漫画にこだわっていますが、フランチャイズを台無しにしてしまうのではないかと思う人がいました。このシリーズを説明する言葉は1つだけなので、その神話は払拭されるべきです - EPICです。

投稿 : 2022/04/24
閲覧 : 132
サンキュー:

2

ネタバレ

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

永遠に1位

アニメに全く興味の無かった中学生の頃、友達にこの作品を薦められ乗り気では無かったけどゲオで1巻だけ借りて視聴。ですが中身が違ったのか2巻を借りてしまい、仕方なく2巻から観始めることにしました。

…勘の良い人なら分かると思いますが、2巻はあの4話が収録されています。ソレを観た当時の自分は信じられない程の衝撃を受けてしまい、4話視聴後近くのDVDショップを巡り死ぬ気で全巻借りて順に視聴。結果見事にハマり2日で観終わりました。それから8年程たった今でも見返すくらいにハガレンが好きです。

話数が多いので観る気が起きない人も多いとは思いますが、しっかり完結まで丁寧に描かれている作品なので本当に観て欲しいです。

投稿 : 2021/11/17
閲覧 : 357
サンキュー:

4

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ダークファンタジーというより人間模様

原作が大好きなため
前のアニメはオリジナルがすぎてちょっと。。。
と、ハガレンのアニメはもう観ないと思ってましたが

観た方に勧められて本作観ました
忠実で
作画も崩壊せず
さらに四コマもおまけでついていたり
原作好きには感謝感謝な作品でした

前のアニメはオリジナルが。。といいつつ
SHIROBAKO観たら非難する気も失せました。
アニメ化してくれただけでも感謝せねばですね

ダークファンタジーのジャンルに位置付けられる時があるようですが
まぁそうですが。。
どちらかというと人間模様にひかれました

敵が味方になる
敵にも敵の矜持がある
ってのはよくあるパターンですが

ブラットレイとスカーを取り巻く闘いや展開は素晴らしいなと

原作好きな方にはおすすめな作品かと思います
ありがとうございました

投稿 : 2021/06/26
閲覧 : 395
サンキュー:

4

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

奥深い

超有名人気作品ですね。
内容を知らなくてもタイトルは知ってるって方も多いくらいの有名作品。

物語は幼い頃に失った母を取り戻すべく人体錬成を試みるも失敗し兄は右手と左足、弟は身体全てを失い、身体を取り戻すべく賢者の石を捜して旅をすると言う物語になっています。

主人公のエルリック兄弟のエドとアルは賢者の石の秘密を知る事になります。
賢者の石は大量の人々の命の犠牲の上に誕生するものだと知ります。

この作品には沢山のメッセージが含まれているのですが、私が印象に残る部分をピックアップして少しを書いてみたいと思います。

賢者の石ですが、物語序盤は殆ど情報がなく伝説級の代物だとされていますが、後半に掛けて大量に出てきます。

エドもアルも何度も手にするチャンスはありましたが2人は使いません。
彼らの目的は賢者の石で身体を取り戻す事でしたが、人の命の犠牲の上に立つ石を身勝手な行動から失った身体を取り戻す事には使えないと思ったからです。

幼い頃は母の温もりを求めるのは当たり前です。
母が亡くなって母が蘇生して日常が戻るならと考えるのも当然です。

でも、それは禁忌なのです。
幼いとは言えその罪の重さを解っているからこその選択。
じゃ、身体は諦めるのか?

いいぇ、他の方法を探します。
途中で諦めるくらいの出来事や自分達が身体を取り戻そうする事で、誰かが危険な目に会うくらいなら……なんて考えることも有りましたが……

彼らの旅に諦めなんて事はありません。
それでも探し続けるのです。
彼らが身体を取り戻す事を心待ちにしている人達がいるから。

この決断は何度かある賢者の石の入手チャンスを手にしない程に強い決意でした。
1番、それを感じたのは最終決戦でアルの判断で自分の魂を引き換えにエドの右手を元に戻しすのですが、対価になったアルを取り戻そうとするも手がなくて、リンが賢者の石を使う様に言うもエドは「賢者の石は使わないとアルと約束した」といい断ります。
そうした強い意志や約束を果たそうと言う強さには感心させられますね。
主人公の持つ決意と約束の重みを感じるシーンを他にも沢山目につきました。


次は、この作品のメッセージ制を感じた部分です。

物語のキーワードにイシュバールの内乱って戦いがキーワードになっていて作中ではスカーがその復讐で国家錬金術師が襲う事件が多発します。

スカーの復讐は完全にやり返しです。
それはまぁ、あれだけの被害が出て友達や家族を失ったので当たり前ですよね。

で、復讐は復讐を呼び連鎖するのですよね…
スカーは復讐を続ける人の姿を描いていて…

一方、ヒロインのウィンリィは両親をスカーに殺された事を知り銃を向けます。
彼女の両親は分け隔てなく人の命を救い続けて、命を助けたスカーに両親を殺されたのです。

でも、エドとアルは銃を向ける彼女を必至に止めようとします。
エドは言います「赤ん坊取り上げて母子を救ったろ オレに立ち上がる為の手足をくれただろ お前の手は人を殺す手じゃない 人を生かす手だ」

後にブリックスにて怪我をしたスカーと再会します。
彼女は怪我したスカーの手当をします。
失血死してしまうと。

憎しみのある相手です。
被害者側からすれば、そのまま死んでも構わないと思うかもしれません。
でも、彼女は強い気持ちで応急処置する。
スカーの自分を許すのか?発言に。

ウィンリィ「お父さんとお母さんが生かした命だもの何か意味があるがあるんだと思う 勘違いしないで理不尽を許してはいないのよ」

彼女は悩んだのだと思います。
沢山考えて…考え抜いて…でも、両親が救った命を娘が奪うと両親はどう思うかとか、自分がするべき事は何なのかとか考えたのでしょう。
そうして、正当に罪を裁く場で裁いてもらおうと考えたのでしょう。
憎しみを乗り越えた彼女の姿がそこに見えた気がします。

この辺りからでしょうか?
復讐心に囚われていたスカーが少し変わり始めたのは…私はウィンリィの選択肢は正しかったと思います。

もし、此処でスカーが失血死して居たら最終決戦で錬金術封じ対策でもある新たな逆転の国土錬成陣をスカーが発動出来ず、エド達や沢山の人が犠牲になっていたかもしれません。
だから結果ウィンリィは沢山の人を救う結果になった。
両親が助けた命の意味を感じました。

復讐で言えばもぅ1人。
マスタング大佐。
彼は親友のビューズ中佐を失って居ます。
エンヴィと言うホムンクルスに殺された事をしり復讐心に火が尽きます。

マスタング大佐は圧倒的な火力で圧倒します。
敵をあと一歩まで追い詰めるのですが。
ホークアイ中尉、エド、スカーから止められます。

対戦前に、中尉とエドの会話に「中尉…本当に2人だけで大丈夫か?」

「何とかしてみせるわ ダメならその時は」と言う会話です。
恐らく2人にはわかっていた。
大佐が圧勝する結末を……

大佐は国を良くする為にトップになりたくて今も国の為にホムンクルスと戦っていました。
でも、VSエンヴィーでは憎しみを晴らすために戦っている。
それを止める為にエドとスカーも合流して3人で説得する。

「なんだろな この状況は子供に怒られ私を敵と狙って居た男に諭され 君にこんなマネをさせてしまった」と大佐は頭を冷やします。

親友を殺されたら誰だって憎しみを持つし仇を取りたと思います。
でも、マスタング大佐の目的はビューズ中佐の為に仇を取るのではなく、自分の憎しみの為に仇を取る事にすり替わっていたのです。
そんな状態で大佐に任せるわけにはいかないのです。

でも、このエピソードは「憎しみ」がテーマになっています。
人間なら憎む事もあるでしょう、その憎しみは消える事はないと思います。
それは当然です。
じゃなきゃ、憎みなんてしないのですから…

でも、憎しみは憎しみしか産まず次の憎しみを産みます。
憎しみを消すの多分無理です。
憎しみを晴らしても、その人が帰ってくる事はないのですから……
どんな結末になろうと晴れることありません。

でも、大佐の様に止まる事はできる。
拳を握って歯を食いしばって…大佐は大人です…部下に、敵に、子供に、ビューズ中佐を思い出して、やっと踏みとどめられました。

沢山の人の説得でやっと。
消える事はないけど……それでも……
それだけに憎しみを抑えるのが難しい事がこのシーンでよく解ります。
憎しみに囚われても道を踏み外さないように力を貸してくれる仲間が居るのは本当に有難い事ですね。

この作品は復讐を乗り越える強さと言うメッセージも込められてると感じました。

最後に、ハガレンキャラは各キャラ色々な目的を持っています。
ですが、それ以上に仲間を想える優しさを持っています。

例えばシンから来たリンやメイ。

メイは捕らえたホムンクルスを手にして国へ連れ帰るように言われます。
不老不死が目的なので国へ帰れば達成です。
それでも彼女は、この国の人達のピンチを見過ごせず残る決意をしたり。

メイだと、目の前にある賢者の石より負傷したリザを優先したりもありました。

リンも不老不死目的で、あれだけ欲しかった賢者の石を手にして、最終決戦後にアルを取り戻すのに自分の石を使えと言います。

ホーエンハイムも自分は賢者の石だから使えと言う…親だからと。

大佐も負傷した部下ハボックの負傷を治す方法を必死に探したり、最終話で視力を失った大佐は自分の視力を直す前に二度と動かす事の出来なくなったハボックの下半身を先に治すと言う部下想いな一面も。

アルも元の身体に戻るチャンスがあるも、本当の身体が、立ってるのがやっとの身体を見て、戦えないからと兄や仲間の為身体に戻る事より仲間を優先して鎧のままで心理から戻ったり。

などなど、仲間や他人思いなキャラが多い気がします。
確かに、こう言う描写は他のアニメやキャラにも有ります。
ですが、この作品において、メッセージ性やら想いの強さなど強く濃く感じるシーンやらキャラが多かった様に思います。

作品はしっかり物語が練られています。
勿論、細かく言えばカットされた部分は有りますが全然気にならず、必要な場面はしっかり映像化されていました。
テンポもかなりよくアニメだからこそ見られるシーンも多々ありました。

5クールくらいあるので、書きたいことが沢山あるのですが、私が特に見ていて強く感じた部分をレビューにさせて頂きました。

投稿 : 2021/04/12
閲覧 : 260
サンキュー:

13

ネタバレ

yusy さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

3周したけど毎回新鮮

難しい内容はあったけど、3周しても飽きない。
ネットフリックスで一週間かけて毎日見た。
無駄な描写、無駄なキャラクターがいない。
最後の「レイン」で泣きます。

投稿 : 2020/12/04
閲覧 : 287
サンキュー:

3

ネタバレ

フィコンパ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしい!

いい所は取り上げきれません多分皆さんと同じでしょうし。
とりあえず何故2度にも同じ漫画をアニメ化したのか。
完結後にストーリー通りにアニメ化しても絶対に付いて来る方々が沢山いて、観てくれると確信していたからですね。まぁファンも要れば、その分アンチも要ますが、スクエニさんならそんなん慣れて要るでしょう。

投稿 : 2020/08/16
閲覧 : 583
サンキュー:

5

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

いいエンディング 敵味方強烈個性の織り成すダークファンタジー

こっちの方が原作準拠ということで、視聴開始。
原作は相変わらず未読。

後半アニオリとなった2003年版も十分楽しめましたので、
こちらも期待大です。

【作品概要】
 錬金術が存在する世界の物語。

 父が錬金術師だったことから、幼いころから独学で錬金術学んできた
 エルリック兄弟(兄エドワード、弟アルフォンス)

 母を若くして亡くした悲しみから、
 兄弟は錬金術で母をよみがえらせようとします。
 ところが錬金術は失敗し、アルフォンスは体のすべてを
 エドワードは片足、片腕を失います。

 兄弟は失った体を取り戻す方法を探すため、
 軍に入り、巨大な渦に飲み込まれていきます。

【作品に対する感想】
 中盤~2003年版と話が変わっていき、別作品として十分に楽しめました。
 作品の雰囲気は2003年版と比べてちょっと軽くなった気がします。

 と言いつつもやっぱりダークファンタジー。
 流血や残酷な表現は遠慮なしです。
 ただ、無駄に残酷というわけでなく、必要な描写というのが
 作品の魅力を押し上げてくれてます。
 
 あと、主人公層が少年から青年に成長していく過程を描きつつ、
 取り巻く大人(若年層から壮年まで)が
 強烈な個性を放っていて世界観が説得力あるものになっている
 ように思えます。 
 
1)物語
 おそらく原作全てを映像化すると4クールでも無理と判断したのでしょう。
 2003年版で詳細に描かれてた序盤の話は結構すっ飛ばされます。
 しかし途中でそれに絡んだキャラが普通に出てきたりするので、
 出来れば2003年版を視聴してからこっちを視聴した方がいいですね。
 
 また、物語のスケールがかなり大きくなっており
 他国や他文化からの視点も加わって、物語の深みは増しています。

 ダークファンタジーという雰囲気は前のほうが好みでした。
 しかしこちらはエンディングまで綺麗に着地しており、
 納得できる終わりだったと思います。

 ちょっと気になったのは次回の予告映像のチョイス。
 意図的にミスリードを誘っているように感じました。
 

2)作画
 不死の軍団気持ち悪すぎます。

4)音楽
 SEが軽いです。
 作品の雰囲気に合わせてもうちょっと重めでもいいかなと
 思いました。

5)キャラ
 前作で書いたキャラはほぼ割愛します。(長くなるので)
 ➀ウィンリィ・ロックベル 
  2003年版ではヒロイン枠でありながら、あまりそういう描写が
  なかった気がしますが、今作は割とはっきり描かれてます。
  (満足!)
  あと技術屋女子、いいですね。

 ➁ヴァン・ホーエンハイム
  かなり存在感が増してます。
  情にもろい一面が垣間見え、人間味が増して好感持てました。
  
 ➂リザ・ホークアイ
  この娘無茶苦茶好きです。
  もしかしたら自分にはジト目属性もあるんではないかと
  新たな発見もさせてもらいました。
  {netabare}途中、来週死ぬんじゃないかという予告がありましたが、
  ほんとに死亡してたら途中で視聴挫折してたかもしれないくらい
  好感触な娘でした。
  {/netabare}

 ➃キング・ブラッドレイ
  組織のトップとしては、ある意味正しいと思われるおっさん。
  目的のため小を切り捨て、大をとる。淡々とこれを繰り返してます。
  類いまれなカリスマを伴い、非常ともとれる判断・指示にも拘らず
  多くの共感者を得て独裁組織を作り上げてました。
  
  尤も幹部に無能が多かったのは、本当の意味で強固な
  組織づくりは出来ないタイプだったのかもしれません。
  それがお父様の目的のためなのか、
  彼の組織づくりの才能の限界なのかは分かりませんが。
 
 ➃オリヴィエ・ミラ・アームストロング
  氷の女と言われてますが、コントロールしてるだけでちゃんと
  情も人間味もありますよね。的確な判断力で「自分にないものは
  他者をうまく利用する」。人を育て組織を作り上げる能力も
  非常に高い傑物だと思います。
  絶対不利な状況でも状況を上手く把握し、逆転の一手を放つ
  世渡り面でも素晴らしい。
  
 ➄キンブリー
  絶対許容できる人格ではないですが、
  自分のポリシーを絶対曲げないという1点では
  ある種凄いと思える人物。

6)印象深いシーン
{netabare}
 ➀北国の細かい描写
  ピアスの凍傷の話とか、ホワイトアウトの話とか
  オートメイルの油の話とか、こういう細かいこだわりが
  物語の説得力を上げていると思います。

 ➀ランファン覚悟の逃走
  あまりの予想外の結末に、敬意を抱きました。
  ブラッドレイをも感服させた、その覚悟に敬礼。
  
 ➁マスタング憎悪に駆られ、連続焼却
  普段飄々としているマスタングが、憎悪に支配された表情を
  隠そうとしてもないのがいいです。
  彼の立場だったら私でもああするでしょうね。
  でも彼の周りには止めてくれる人がいました。
  上官に銃口向けてでも止めたホークアイに惚れ直しです。

  もうこの二人頼むから結婚してくれ(笑

 ➂対話が決め手となった賢者の石
  人間を道具として扱ったお父様と
  人間を人格として接したホーエンハイム。
  ファンタジーで対話がキーになる作品って結構珍しいかなと。

 ➃プロポーズ
  二人とも「らしくて」拍手喝采です。
  こんなプロポーズする人エド以外にいないですよ。
  OnlyOneです。
  エドのその辺分かった上で、
  さらに上いったウィンリィが愛しすぎます。

{/netabare} 

投稿 : 2020/07/18
閲覧 : 463
サンキュー:

13

ネタバレ

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日本を代表する2000年代に制作されたダークファンタジー

この作品は、荒川弘の漫画を原作としたTVアニメである。
実は2003年に一度アニメ化がされていたのだが、
その当時はまだ原作が完全に終了していたわけではなかった。
そのまま放送すると原作に追いつく恐れがあったため、
途中からはアニメ独自の完全オリジナルストーリーとなっている。

(相当前にはなるが)旧アニメを視聴していたので、
存在は知っていたが、
原作通りに制作されていたわけではないこと、
2009年に制作された本作があること
GWという長期休暇が重なっていること
の3つが重なったので、これを機に視聴することを決めた。

いわゆるダークファンタジー物の一つではあるが、非常に
知名度が高い作品であるため、相違点や詳細に関しては
省くことにする。

全体を通した感想だが、想像以上に濃い作品であった。
ギャグの部分でテンポがかなり悪くはなったものの、ここぞ
という時の見せ場はきちんと用意されているため
最後まで完走することが出来た。

設定の部分においては群を抜いているレベル。
最初の頃は気づけなかったが、見終われば人気作に
なるのも納得がいく。その中でも特に興味を惹かれたもの
を抜粋。(念のためにネタバレ表記)

各地で戦争が引き起こされるのはなぜか。
{netabare}
故意に戦死者を出して、魂のエネルギーを集めるのが目的。
とある物質との関りもある。
{/netabare}

国の誕生経緯。
{netabare}
恐ろしい計画を企てるために建国した。
敵陣営のホムンクルスは国を利用して恐ろしい計画を
企てたのではない。
{/netabare}

なぜ人体を錬成してはいけないか。
{netabare}
民衆に軍隊を持たせないようにするため。
{/netabare}

主人公を含む主要メンバーそれぞれに明確な役割が
与えられており、このキャラは不要だと感じたことは
ほとんどなかったように思う。

個人的に思い入れのあるキャラクターが非常に多く、
選び出すとキリがないだが、ここではあえて
ゾルフ・J・キンブリーを推したい。
序盤から登場しているが、本格的に動くのは
中盤辺りに入ってからなので
キンブリーがどういう人物を手っ取り早く知るなら、
第30話のイシュバール殲滅戦の動画、あるいは
それについて書かれているサイト等を参照して欲しい。

彼は、爆弾を愛してやまない爆弾狂であり、自ら異常者
であることを認めるいわばサイコパスなのだが、
殺しにおいて独自の美学を持っている。
信念を貫き通す人が好きなようで、思想に違いはあれど
敵味方問わず敬意を払うという徹底ぶり。
他の主要人物にも影響を与えたので、ある意味この作品における
キーパーソンの一人といえるだろう。

ぶっちゃけ、色々と危険な香りしかしないので、
関わりたくはないが、彼の理念や思想にはなるほど
と思えることもあり、魅力的なキャラクターに見えた。

本当にいい作品ではあるが、気になる所もあった。
前述したように、ギャグシーンをちょくちょくはさんだことにより
気の流れが乱れてしまうことが多々あった。
そのギャグで笑えるのならいいのだが、失笑するレベル
というのも相まって真顔になることが増えていった。
どうやら私は、ギャグにおいては作者と相いれないようだ。

キャラクターが余りにも多いのが災いし、掘り下げが
不十分な所もあった。
特に気になったのはホムンクルス陣営。
グリードやラース、プライド辺りはまだ理解できるものの
ラストやグラトニーにはあまりスポットが当たっていない。

スロウスに至っては高速移動が可能な、色々と
めんどくさがりのデカ物という印象しかない。
そういえば最後の最後までやたらめんどくせえと呟いていたが、
ブリッグスや中央司令部で描かれていたスロウス戦に
おける作者の想いを彼が代弁したという事
なのだろうか、それなら納得だ。

極めつけは、諸悪の根源ともいえるお父様。
初登場シーンは好印象だったのだが、終盤あたりから
魅力が激減し、最後は小物臭ただよう半場者で終わってしまった。
これでは、ホムンクルス達の顔が浮かばれない。
そりゃグリードが裏切るわけだ。当然の結果だと言える。

まあ、なんだかんだいって、ここまで楽しめたのは自分が
漫画をまだ読んでいないというのが大きいのだろう。
他の方のレビューを読む限り、原作を推奨する意見が
多いので、漫画を読めば十分な気がする。

個人的には名作の域に達しても不思議ではないと感じる程
とても面白かった。
間違いなく名作だと思う。

投稿 : 2020/05/05
閲覧 : 628
サンキュー:

14

ネタバレ

渚とともや応援隊 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

原作漫画アニメでは最高傑作

退屈するところはあったが終盤はめちゃくちゃおもろかった。
胸熱展開の最高峰

投稿 : 2020/04/26
閲覧 : 292
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2

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ノベル【旧ルーク】 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

結構きつかった。

最後の5話以外は結構見るのがきつかったです。
話が長い。でも、最後の5話だけでも見る価値はあったので良かったです。
真理を学んでいく物語良くできていると思いました。ですが、非常に初見では見にくいなと思いました。モブキャラがほぼいなく、無駄な話がないなどさすがと行っていいほど素晴らしかったのですが、そこまで、話引っ張るか?と思った疑問も多々あったので、そこが残念です。後半が非常に面白い作品だと思いました。
バトル漫画だと最初は思っていましたが、
バトル漫画ではないですね。人の弱さ、人の強さをよく表してる深い作品でした。
バトルシーンはあまりかっこよくなかったので、そこも残念でしたね。まぁ、バトル漫画ではないのですが。

投稿 : 2019/11/07
閲覧 : 399
サンキュー:

4

ネタバレ

もも さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

等価交換

錬金術は 物質を理解 分解 再構築する科学なり
されど万能の技には非ず
無から有を生ずることをあたわず
何かを得ようと欲すれば 必ず同等の対価を支払うものなり
これ即ち錬金術の基本「等価交換」なり
錬金術に禁忌あり
そは人体錬成なり
これ何人も侵すことなかれ

投稿 : 2019/09/09
閲覧 : 321
サンキュー:

0

ネタバレ

nan-nan さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

原作通り✨

「ハガレン」は原作も大好きでアニメも勿論好きでした!
まだ「ハガレン」の原作が途中の時、アニメオリジナル的なモノを観させられた時は引きましたが、原作通りの作品なら言うことなしです(^^♪

あっ!一回真剣に考えたのですが、誰が一番強いんですかね?
妥当にマスタング大佐辺りですかね!?
こーゆー「個人的にこー思うよ!」的な討論やってみたいです✨

投稿 : 2019/06/30
閲覧 : 279
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

少年漫画の最終回を始めて経験できた思い出深い作品

当時、私が見ていた色んなアニメは、いわゆる現在進行形のところで、終わりが全く見えなかった。

なので、アニメのエンディングを見ることができたのは、とても新鮮だった。

余分な伏線のないすっきりとした、奥の深い終わり方だ。

登場人物にそれぞれの魅力があり、多種多様な部分が面白い。

そして、一人一人にしっかりと「道」が続き、その先をもっと見てみたいと思うようになる。

父や、兄弟の葛藤を描きながら、錬金術がもたらす希望と絶望が回転軸となり、等価交換、人間の尊厳、 生命倫理、死生観といった様々な事柄に作者の観念を織り交ぜながら、芸術的に集約されている。

その裏には、喪失と再生といった本質的なテーマが外面的、内面的に作品全体に流れている。

あの主人公の最後の大錬成。
主人公は様々な出会いと別れを経験したからこそ、自身に不要なものがあることに気づき、そこから兄弟は新たな法則へと発想を転換することができた。

亡き母を想うがゆえ、人体錬成を行い、全てを失った幼い兄弟の話。
研究成果に固執する父親によって、愛犬と共に合成獣にされてしまった少女の話。
私は物語に強く引き込まれた。

それらの錬金術が生み出す悲劇は、エルリック兄弟を突き動かす信念の基盤となり、また消えることのない心の傷となる。

恐らく、その序盤の話がこの作品のなかで最も重要な部分だ。

今、遺伝子工学やクローン技術が発展し、一つの操作で生命を作り出すことができる。

この作品は最新技術の倫理性や、その欲望から発生する人災を危惧した作品である、と私は思う。

投稿 : 2019/06/20
閲覧 : 269
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

命の大切が伝わる良い作品

放送当時から見ていましたが、最近見直したのでレビューを書くことにしました^^;

この作品は私の中でもトップクラスの名作なので、未視聴の方は一度見て欲しいですね。

ここから下はネタバレと感想になるのでご注意。

{netabare}

■主人公について

主人公・エドワードとアルフォンスの兄弟は、幼少期から錬金術の腕が凄く、母(トリシャ)を喜ばせるために錬金術の勉強に励んでいましたが、母が病死してしまいます。

エドワードとアルフォンスは「母親を生き返らせたい」という思いから、秘密裏に「人体練成」という錬金術の禁術に触れてしまいます。

母親の練成を試みた結果、兄のエドワードは左足を失い、弟のアルフォンスは体全てを失います。

このときにエドワードは、自身の「右腕」と引き換えに弟の魂を鎧に写し、弟は鎧に魂のみの体になってしまいます。

結局、母親は蘇ることはなく、母親には見えない生物ができてしまいました。
このときに兄エドワードは、失った体と引き換えに「錬金術の心理」を会得し、練成陣なしで錬金術が使えるように。※アルフォンスはこのときに記憶が飛んでしまっているので物語序盤では使えません。

その後、セントラル軍のマスタング大佐の紹介により、国家錬金術師となり、「失った体を取り戻す」目的を果たすためにセントラル中を旅することになります。

■賢者の石

この作品で一番のキーワードとなる「賢者の石」。作中では、錬金術の等価交換を無視した練成が可能で、自身の体を取り戻す鍵に繋がるとして、エドワードとアルフォンスは、この石を探し続けていました。旅の途中で、この石の精製方法を知る「ドクターマルコー」に出会い、研究書の暗号を解くことで、賢者の石の材料は「生きた人間」である真実を知ってしまいます。

この真実を知った兄弟は葛藤し、ヒトの命を弄ぶことは出来ないと、「賢者の石」は使わないと決意します。

■ホムンクルス

賢者の石を核として作られた人造人間。エドワードとアルフォンスの前に何度も登場します。

彼らホムンクルスは自身で錬金術を使うことを出来ないため、「賢者の石」を作り出すための錬金術師を探し回っている。

彼らは「おとうさま」と呼ばれる父により生み出され、人間を下等生物として見下している態度が目立ちます。

■ヴァン・ホーエンハイム

エドワードとアルフォンスの父親であり、大昔のクセルクセス国の生き残り(奴隷23号)であり、「人間の形をした賢者の石」です。

大昔に不死の肉体を欲しがった国王が、「フラスコの中の小人」に唆され、賢者の石を練成するが、練成に立ち会った「ホーエンハイム」と「フラスコの中の小人」に石が宿り、周りの国民は全て死んでしまう。

■おとうさま

ホムンクルスの生みの親であり、この物語の諸悪の根源です。大昔にクセルクセス王国の国民を材料に「賢者の石」を作り、ほぼ不死身の肉体を手に入れた存在。

今度はセントラル国を巻き込んで、錬金術の「真理の扉」を開けることで「神の力」を手に入れようとする。

元々はヴァン・ホーエンハイムの血により、人体練成から生まれたホムンクルスであり、「フラスコの中の小人」と呼ばれていました。

人体練成を起こしたのも、フラスコの中から出て「自由になりたい」という理由からでした。

■錬金術について

この世界の錬金術は、「円の上に術を描く」ことで術が発動します。しかし、例外として「錬金術の真理」を会得することで練成陣なしで練成を可能とします。手を合わせ「カラダで円を作ること」で練成が可能に。

この真理を会得するには、「人体練成」を行うことで扉が現れる。この世界では「通行料」と呼ばれているが、扉に入る・真理を会得するには、「肉体・魂」といったヒトの命が必要となる。

{/netabare}

≪感想≫

{netabare}
この作品で一番眼を引くのが、キャラクターの魅力が素晴らしいことですね。

主人公のエドワードとアルフォンスは、人体練成により肉体を失い、後に「失われた命を蘇らせることは出来ない」と悟ります。

賢者の石を通して、ヒトの命に対する重みを感じ、さまざまな場面で葛藤することになり、悩み苦しむ姿に感情移入することが多かったですね。

また、物語の諸悪の根源でもある「フラスコの中の小人・ホムンクルス」についても、ヒトの命を弄んだ罪は重いが、彼自身が感じていた劣等感や不安感がしっかり描かれていたことにも、作者への好感が持てました。

また周りの登場人物についても泣けるシーンが多く、序盤からもエドワードの面倒をみていた「ヒューズ中佐」がホムンクルスに殺害される事件が起こり、葬儀のシーンでは結構泣かされました。

その後、マスタング大佐は彼の敵討ちを討つ為に「ホムンクルス」を探し出し仇討ちを試みる場面なども、闇落ちしかけるまでの過程や周りの人物からの助けのシーンでもぐっと来るものがありました。

主人公だけでなく、周りの人物の「心の成長」が凄く伝わってくるので、物語の伏線が回収されていく終盤まで眼が離せませんでした。

大切なヒトの命が奪われ、復讐の為に闇落ちする人物もいるものの、本人の葛藤や周りの人物の支えなども丁寧に描かれているので、とにかく感情移入してしまいましたね^^

錬金術という難しいジャンルではありますが、話の内容も理解しやすく、登場人物の一人一人に役割がしっかりあり、「モブキャラが居ない」という丁寧なキャラ設定にはびっくりでした。

物語の最後まで、作者が伝えようとした「命の大切さ」が物凄く伝わってきてラストの展開にも感動できました。暴力シーンなども多々ありますが、道徳の教科書としても十分な価値のある名作です。大人にも子供にも見て欲しい作品です^^

{/netabare}

投稿 : 2019/06/12
閲覧 : 213
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

文句無しの名作

本作の最も素晴らしい点はキャラクターの描かれ方である。
主人公のエルリック兄弟の掘り下げは、当然充分に行われているし、その他のメインキャラクターもバックグラウンドは実にしっかりしている。
さらに言えば、2、3話程度しか出番の無い、名有りのサブキャラクターでさえ、活躍の機会が確保されている。
掘り下げや活躍の場に配分された時間に差はあれど、この作品のキャラクター達は丁寧な描かれ方によって、他作品のそれと比べて確実に存在感を発揮している。

そんなキャラクター達によって彩られたストーリーは完璧という他ない。
王道少年漫画の気質を保ちながら、どこか闇を潜ませた展開はとても引き込まれた。
伏線の扱いが上手く、何十話越しで回収される興奮は作中に幾度もある。

本作は多くの素晴らしいテーマを含有している。
特に生命に関しては作者の強い思いを感じた。
この作品は、生命への冒涜を徹底的にタブーとしているのだ。
作中の例を少し挙げてみる。
死んだ人間を蘇らせられると伝わる禁忌を犯すと、手足や内臓を失う等の重い代償を受ける。
生きた人間と動物を組み合わせて新たな知的生命体を作ると、禍々しい異形のものが生まれる。
本作のいたるところで、命は簡単に犠牲にしてはいけないし、弄んではいけないという、作者の強いメッセージ性を私は感じ取った。
当たり前とも言える基本的な道徳なのだが、我々人間にはどうしてもその当たり前が希薄になる瞬間が必ずあるはずだ。
作者はその危うさに対する警鐘の意味もテーマとして作品に込めているのかもしれない。

全64話の膨大な話数を1話たりとも無駄にせず、個性的なキャラクターで紡がれた壮大なストーリーと、生命の基本に立ち還った崇高なテーマを余すことなく描ききった不朽の名作。

投稿 : 2018/09/29
閲覧 : 206
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ひーくん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

エンヴィー!!

とても面白かったです!
ほとんどの回で泣きまくりましたが!
エンヴィーのとこだけは号泣しまくりました!
人間に嫉妬し見下しながらも友達が欲しかった..
あまりにもかわいそうで心打たれました..
他にもいいシーンは沢山あるので皆さん是非見てみてください!

投稿 : 2018/06/03
閲覧 : 234
サンキュー:

3

ネタバレ

tuturu さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろい!

完璧なアニメです!

投稿 : 2018/05/06
閲覧 : 245
サンキュー:

1

ネタバレ

リタイア13号 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

( ..)φメモメモ

15話、27話、39話、51話でOP&EDが変わる。
39話、51話の変更イマイチ。
45話EDが好き。

投稿 : 2018/03/30
閲覧 : 241
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

原作とほぼ同時進行で・・・

1期をたぶん原作見てなかったら面白いのかなーと思いながら見ていたので、待望の原作にほぼ忠実なハガレンがアニメで見れてよかった!
原作とアニメと交互に見て、最終話までずっとハガレン尽くしで楽しかったなー
ニーナのシーンは錬金術の怖い一面として映像で見たのはすごく印象に残ってる・・・
最終話はすごい良い感じの終わり方でよかった!
キャラもストーリーも何もかも最高!!

投稿 : 2018/01/11
閲覧 : 345
ネタバレ

halru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

少年誌での連載だからね

長い間見ようと思ってはいたが、何故か放置してしまっていた作品。
全体的に辛口な意見にはなってしまうが、基本的に見て良かったとは思っている。

エルリック兄弟のキャラクター設定が素晴らしい
ゴツい鎧の男が何故か幼い声、実は14才の弟
逆に体が小さく義手義足を付けた15才の兄
これだけで惹きつける魅力が十分にあったと思う。

ただ全体的に物足りなく感じてしまう点の方が目立ってしまっていた。
①錬金術
作中、錬金術によるバトルが繰り広げられるが「アイデア」を感じる事が出来なかった。
錬金術=ちゃぶ台返しみたいになってしまい、もう少し多彩な錬金術を見たかった。
②ホムンクルスの設定
暴食や色欲、怠惰などそれぞれホムンクルスにはテーマに沿った名前が付けられていたがあまり関連性を感じる事は出来なかった。怠惰などは「めんどくせえ」と言いながらもやってる事は勤勉そのものであり、嫉妬は取って付けたような設定(エルリックの「お前、人間に嫉妬云々」のくだりは全くいらなかったと思っている)
全く生きてないなと思った。
③人間の描写が浅い
少年誌での連載だから仕方ない部分ではあると思うが、「人間」という者に対しての描写が浅い。
これに関してはベルセルクなどを先に読んでしまっているとどうしても感じてしまう部分ではあると思う。
まあ少年誌だから仕方ない。
④白スーツの人
存在理由が全く分からなかった。
美を追求する姿勢を書きたかったのか…?
⑤結局、おとうさまは何がしたかったん?
知識欲に溺れた結果、神を取り込もうとしたとか納得出来ない
全体的に深いテーマを扱おうとして作品だが、少年誌だからなのか全てが浅いと感じてしまった。世界観やキャラクターは好きだっただけに少し残念。

投稿 : 2018/01/02
閲覧 : 233
サンキュー:

5

ネタバレ

桜でんぶ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ぜひ見て欲しい!

暇だったので、とりあえず名前は知っているということと、好きな声優さんが出ているということで見ました。
見だすと止まらなかったです!続きが気になる終わり方が多かったので、次へ次へとどんどん見てしまいました。登場人物もみんなかっこいいし魅力的で、何より物語に引き込まれました。どんどん謎がわかっていく感じで、終盤にかけてどんどん面白くなっていきました。また、名言などもいくつかあり、登場人物の考えにはいろいろと考えさせられることがあり、深い作品だと思います。
話は暗い方だと思いますが、時折ギャグなども挟むのでそこまでではありません。戦闘シーンも臨場感のある音楽も相まってとてもかっこよかったです!
まさかこんなにハマると思いませんでした。全部見終わってから漫画を大人買いし、兄弟とよく錬成の真似とかをするくらいはまりましたwもっと早く、その当時に見ていればよかったです。友達と語りたかったです。
少し長いですが、おすすめです!

投稿 : 2017/12/23
閲覧 : 247
サンキュー:

2

ネタバレ

パリス さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

少年向け

まぁまぁかな
1期も見てますが、こっちは、後半からジャンプ漫画みたいな感じになりましたね。おとうさまが意味わからんかった。最後もあんなもんかな?代価を選べるなんてビックリしました。最初の人体錬成のときはなぜ代価選べなかったのでしょうか?
あと台詞がクサイ。こんな言葉今の若者使わんよ。

投稿 : 2017/07/14
閲覧 : 187
サンキュー:

0

ネタバレ

kaisyu さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

完璧です

今更ながら観終わりました。
練られた物語、魅力的なキャラ、音楽、演出そのどれもが素晴らしいの一言につきます。全64話が全く長く感じませんでした。

戦争、命の重さなど重いテーマを扱いながら魅力的で人間臭いキャラ達が物語りを紡いでいく様は見事の一言です。
敵であるはずのホムンクルス側までキャラとして愛おしくなります。
このホムンクルスは7つの大罪を司っており、暴食→喰われる、憤怒→満足げな顔で死んでいる、強欲→何もいらないと言って死ぬなど皮肉が利いている辺り作者は天才かっ!因みにこの”強欲”本当に好きです。
あと、この作品では大人がきちんと大人をしておりカッコいいんですよ。
主役が少年なのに対して大人の生き様と死に様を見せてくれます。
師匠や少将など女性キャラも素敵なんですよ~。

贅沢にもラストの一話を丸々エピローグに使っています。
泣き所はラス前に終わっているのでこの最終話は未来へのエピソードとなっています。
意外な奴らが意外な役割で出てきたりします。
そしてオーラスでこの曲(ホログラム)を使うセンス!!!
初見時はおおっ!ここでホログラムかよっ!って鳥肌が立ちました。
何度も使われてきた壁に張られた写真で生き残ったキャラのその後を見せてくれる演出、私こういうの大好きなんですよ。

エド、アルの成長を丁寧に見せてくれたこの作品、しかし一番成長(変化)したのはスカーではないでしょうかね。最初はただの殺人鬼(復讐鬼)だったスカーが色々な人々と出会い、最終的にマスタングの闇堕ちを防ぎ、民族の復興に尽力するまでに至る様を丁寧に描いていたようにおもいます。

長々と書いてきましたが、連載中であろうが商業的に1クールで作品を使い潰す昨今のアニメ界ではこの神アニメを越えるモノは今後出ないでしょうね。
私の中で不動の1位だったシュタゲを越えました。

投稿 : 2017/02/10
閲覧 : 207
サンキュー:

7

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鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMISTのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMISTのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMISTのストーリー・あらすじ

錬金術、それは「等価交換」の原則のもと、物質を理解、分解、そして再構築する、この世界で最先端の学術である。
この錬金術において、最大の“禁忌”とされるもの「人体錬成」。亡き母親を想うがゆえ、禁忌を侵し、全てを失った幼き兄弟。巨大な鎧に魂を定着された弟、アルフォンス・エルリック。機械鎧(オートメイル)をまとい、「鋼の錬金術師」の名を背負った兄、エドワード・エルリック。
二人は失ったものを取り戻すため、「賢者の石」を探す旅に出る。兄弟は「賢者の石」の真実に近づくにつれ、大きな陰謀の渦中へと突き進んでいく…。(TVアニメ動画『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2009年春アニメ
制作会社
ボンズ
公式サイト
www.hagaren.jp/fa/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8B%BC%E3%81%AE%E9%8C%AC%E9%87%91%E8%A1%93%E5%B8%AB_...
主題歌
≪OP≫YUI『again』、NICO Touches the Walls『ホログラム』 、スキマスイッチ『ゴールデンタイムラバー』、CHEMISTRY『Period』、シド『レイン』≪ED≫シド『嘘』、福原美穂『LET IT OUT』、Lil'B『つないだ手』、SCANDAL『瞬間センチメンタル』、中川翔子『RAY OF LIGHT』

声優・キャラクター

朴璐美、釘宮理恵、高本めぐみ、三木眞一郎、折笠富美子、内海賢二、藤原啓治、うえだゆうじ、佐藤美一、柿原徹也、浜田賢二、名塚佳織、柴田秀勝、三宅健太、井上喜久子、白鳥哲、高山みなみ、吉野裕行、沢海陽子、中井和哉、大友龍三郎

スタッフ

原作:荒川弘(掲載 月刊『少年ガンガン』スクウェア・エニックス刊)、 監督:入江泰浩、シリーズ構成:大野木寛、キャラクターデザイン:菅野宏紀、美術デザイン:金平和茂、美術監督:佐藤豪志、背景:草薙、色彩設計:中尾総子、錬成陣デザイン:荒牧伸志、音楽:千住明、音響監督:三間雅文

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