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「ホリミヤ(TVアニメ動画)」

総合得点
77.2
感想・評価
510
棚に入れた
1870
ランキング
639
★★★★☆ 3.7 (510)
物語
3.6
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.5
キャラ
3.7

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ホリミヤの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

dossun さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

THE青春って感じと繊細な心理描写

24年4月14日視聴済み。

よかったところ
・思春期の心の機微が響く
・宮村くん、堀さん、石川くん、吉川さんのいい感じのバランス
・甘酸っぱさのある恋愛模様
・井浦兄妹の雰囲気

うーん
なし

さらっと見ることができた、青春スクールアニメって感じでした。
クラスの人気者堀さんと陰キャと思われていた宮村君との出会いから始まる、軽快なスクールコメディ且つラブコメです。
{netabare} 宮村君と堀さん、石川君と吉川さんとお互いのカップリングが徐々に深まっていく感じは甘酸っぱい感じで見ることができました。
それと同時に、思春期だからこそ考える浅はかな考えや、不安になる気持ち、自分の本音を出していいのか、どうかといった心の繊細な部分がグッときました。
個人的には、井浦くんが妹のことを想い、本音をぶつける11話が好きでした。普段はやかましい井浦くんですが、妹のことを想い、先生の発言を跳ねのけるお兄ちゃんの姿には、ギャップを感じつつ、優しいお兄ちゃんなんだと感じましたね。{/netabare}

投稿 : 2024/04/14
閲覧 : 53
サンキュー:

0

ネタバレ

ウィスタリア さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いろんな高校生の青春物語

様々な人間の青春物語なのかな、と思いました。
OPの不思議な感覚には最後までなれませんでしたが、あれが宮村君の過去のもやもやを表現していたのかな、と今になって思う。
1話目を見たときは、表の顔と裏の顔を使い分ける男女が秘密を共有してひかれあっていく、ありきたりな話かと思っていましたが、全然そんなことはなく、テンポよく全話見ることができました。
堀さんは最初モテモテの美人さんっていう設定だったはずなのに、回を追うごとに宮村に対して理不尽かつ特殊趣味になっていって面白かったです。

投稿 : 2024/03/28
閲覧 : 36
サンキュー:

2

ネタバレ

出だし さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

タイトルなし

言うまでもない

投稿 : 2023/11/03
閲覧 : 111
サンキュー:

0

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

長いタイトルも多い中、このタイトル好きです!

今更ですけど堀さんと宮村でホリミヤだったんですね。

学校での姿と違う家事手伝いを当たり前のようにこなす
真面目で献身的な顔を持つ堀さん。
そして宮村はナゼそうなる?ってくらいピアス穴がありまくりの
タトゥーいっぱいで髪を上げればめっちゃイケメンの裏の顔があります。

弟君きっかけで偶然、お互いの素を知った二人。

堀さんは気が強いけど、実は恋愛にめっぽう弱い
可愛い女の子で実際にこんな子いるかもって思う可愛い女の子。

それに対して宮村はクラスでも地味で暗めな男子・・ではなくて
実は超イケメンって中々いない男の子。
落ち着いていながらも堀さんにずっと尻を惹かれるわけでもなく
時に彼女をドキドキさせちゃうような行動もあります。

出会ってからお互いの裏?(というか素の部分)を知って少しずつ
だけどなくてはならない関係を築いていく。
そんな二人の空気感が良いです。
それにしても当たり前のように堀さんの家で馴染んでしまう。
弟君はもちろん、堀パパにもめっちゃ好かれちゃう宮村って・・・
堀パパは無茶苦茶ですけど意外と好きでした。

あれだけ毎日一緒にいるのに奥手な二人でしたけど、
突然の大胆行動で距離縮めていきます。

寝てる堀さんにそっと告白。
そして
「飴‥取られちゃった」
飴の口移し・・・突然すぎてヤバかった~~!
初めてのキスもそうだったけど、一見、破天荒なんだけど
うぶな堀さんが素敵です。
なんだかんだで急に積極的な宮村は良いんだか悪いんだかって
思っちゃいました。

ホリミヤと絡む他のキャラ達は基本良い人ばっかりです。
それぞれ掘り下げられるシーンがあるのも良かったです。

鈍感だけど良いやつな石川 透。
彼を巡る生徒会の河野 桜と吉川 由紀の三角関係の恋の行方も
それぞれが自分に対して劣等感を持ってたり自信がなくてって
等身大な悩みが丁寧に描かれてて好感でした。

ちょっと勇気を、背中を押してくれるような仲間がいてくれるのも
素敵なんです。
彼を巡る恋の行方もどうなるのかドキドキでした!

終盤は堀さんと宮村の方はもういい感じの空気感出来ちゃってたせいか
脇キャラ中心に話がシフトしちゃってました。
色々なキャラを掘り下げるシーンが良いって思ってたけど終盤は
緑の髪で騒がしい井浦君(名前調べて分かった)の妹の話とか
ちょっと関係薄い人まで脱線気味だったかもです。

それでも最終回、
高校卒業に向けて、今の大切な人との関係性が変わってしまうかもって
不安になっちゃったりするレミの姿。
今のみんなとの出会い、関係が奇跡のような
きっかけの連続で構築されたものなんだって、今の幸せを
大切に思う宮村の姿が描かれてます。

なんか当たり前の青春時代の時間が凄く貴重な時間なんだよって
おっさん臭いけど、自分の娘達にも伝えたくなるような
真面目なメッセージがなんか素敵でした。

音楽はOPが良かったです。

OP 神山羊 / 「色香水」
なんかオシャレな雰囲気ありますね。
 「きっと言えな~い~♪」
青春の一ページを振り返るようなイラスト、楽しかったあの頃を
思い出させるような郷愁のあるメロディーが結構好きでした。

投稿 : 2023/09/17
閲覧 : 122
サンキュー:

27

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

堀さんと宮村くんでホリミヤなのね。

根暗だと思っていた男子は実はピアス空きまくりのイケ男子と、クラスでモテモテで大人気女子は実は弟のお世話に夢中のダルッと主婦系女子のお話。
日常青春系。

投稿 : 2023/08/02
閲覧 : 86
サンキュー:

2

ネタバレ

フェイルン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

7話が分岐点

7話まで楽しく観ましたが、7話の最後の方で何かが私の中で壊れました。

8話以降もリアタイで少し観ましたが、急に失速したというのか興味が無くなりたぶん最後まで観てません。

この手の青春を売りにしたラブコメに良くある事なのかもしれませんが、一線を越えるまでのやりとりが見どころで、一線を越えてしまうと急速に興味が無くなりますね。

原作の尺の関係はあるのかもしれませんが、7話の内容はもっと引っ張るべきでした。

投稿 : 2023/07/30
閲覧 : 147
サンキュー:

4

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

違和感のあるボーイミーツガール

高校生の堀さんと宮村くんのストーリー
ジュブナイルの王道を貫いているように見えるが
なんとなく違和感を感じる部分が多い

元々内向的な性格で中学時代は苛められていた宮村くん
高校デビューのように普段はピアスをしているし
体にタトゥを入れている

堀さんは弟が宮村くんに助けてもらい
家に連れてきてもらってから関係が強くなるけれど

元々積極的に声をかける場面が
宮村の回想シーンに出てくるのでそこに違和感を感じる
元々好きだったと言う感じに見えないから

クラスメイトの関係性もきっかけみたいなエピソードなくて
初めから宮村くんの友達&堀さんの友達で括られている

ジュブナイルの雰囲気は出ているし
お互いが好意を持ち始め付き合いだすんだけども

堀さんが好きな石川くんの態度も急な感じがするし
生徒会の綾崎もどういう意図で堀さんをけん制したのか
今一つ把握できていない

人間の感情は移ろいやすいし
物語程記号的ではないと思うけど

この作品はそこに特化し過ぎていて
何となく学園生活見てもキラキラ感がないんだよな~

勿論私がきららおじさんで
男がいる世界大嫌いのフィルターが邪魔しているんだろうがw

投稿 : 2023/07/02
閲覧 : 142
サンキュー:

3

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ホリミヤの奇妙な恋愛

とらドラ、四月は君の嘘を見ているうちに、
奇をてらわない直球の学園物が視聴したくなり、
今作をチョイス。
原作未読です。

【作品概要】
 クラスの中心人物 堀京子。明るくて勉強も出来て…。
 一方根暗で目立たず、友達もいない宮村伊澄。
 二人は偶然お互いの秘密を知ってしまう。

【作品に対する感想】
 この作品は人によってはキュン死の恐れがあります。
 使用上の注意、用法・用量をご確認の上、ご視聴ください。

 いやもう、おっさんですがキュン死寸前でした。
 女子もそうなんですが、ヤローどももいい!
 
 奇をてらった極端に変な設定もなく、「普通」感がいいです!
 1クールで高校2~3年を駆け抜けていきます。
 すこーしテンポが速い気もしますが、
 直球の恋愛ものとしてかなりお勧めですね。

1)物語
 秘密って言うからもっと致命的なヤバいものを想像してたら
 割とどうでもいいレベルの秘密でした。
 この辺が逆に奇をてらってなくて、
 一般目線で逆にいいと思いました。

 それと主人公&ヒロインの間だけでなく、
 周りの人間関係も絡んだり解れたりしていくうちに
 醸成されていくのが良かったです。

 ただホリミヤは高校生の恋愛としては違和感ありました。
 同級生の自宅にしょっちゅう上がり込んでご飯食べて…。
 大学生くらいなら違和感なかったんでしょうけどね。

 でもキュンキュンさせてくれたので不問とします(笑 

2)作画
 流行りなのか男子勢が線が細すぎ。
 もうちょい熱量欲しいかなと思います。

 EDのジャパネットとLEGOの間くらいのねんどろいどが
 可愛くて印象的でした。

3)声優
 戸松さん等身大の高校生の良い演技だったと思います。

5)キャラ
 ➀堀京子
  ギャルって設定のようですがそういう軽さは
  あまり感じませんでした。
  男女問わずですけど、生活力がある人って魅力を感じます。
  宮村も言ってましたが、上っ面に惑わされず
  ちゃんと中身を見るところも魅力的です。
  地に足ついた等身大のキャラですが、
  嫉妬もすれば愛欲もあるし、
  そういう普通さが良かったと思います。

  ただ、暴力振るわれて喜んでるのだけは
  違和感大でした( ゚д゚)

 ➁宮村伊澄
  こういう線の細いなよっちいキャラは
  本来嫌いなんですけど、
  ・やるときゃやる、頭突き殴り合い上等
  ・ちゃんと自分の意志があって行動してる
  など、それを相殺してるので好感持てます。
  ピアスやタトゥーなど若さゆえの暴走でしたけど、
  適度に読めない行動するってのも
  いいんじゃないでしょうか。
  
 ➂石川透
  この手の作品で割と貧乏くじを引く立ち位置の人。
  最初チャラ男かと思いましたが、
  すごく相手を気遣う良い奴でした。
  いろいろ思い悩んでるところで
  キュンキュンさせてくれた良キャラ。
  
 ➃河野桜(メガネ)
  誰が何と言おうと君が一番だ!
  頼む報われてくれ!

 ➄綾崎レミ
  あー、この娘だけはダメでした。
  自分の上っ面が好印象なのを分かった上で、
  天然を装って周囲を貶める。
  いろいろ深堀されていっても、最初の印象が悪すぎて
  マイナスがプラスになることはなかったですね。

 ➅堀パパ(京介)
  このおっさん面白すぎです。
  河合荘のシロさんを連想します。
  
6)印象深いシーン
{netabare}
 ➀飴を奪った宮村
  食っとる最中の飴玉を不意打ちで奪うとか、
  どんだけテクニシャンやねん!
  冷静に考えると、どうやったのか想像もつきません。

 ➁桜好き?
  ダブルミーニングに悶絶です。
  
 ➂過去の自分に話しかける宮村
  前向きに変われた宮村の優しい語り口調が良かったです。

{/netabare}

投稿 : 2023/03/26
閲覧 : 385
サンキュー:

19

ネタバレ

なご さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

面白くなくはないが。

面白くなくは無いが、何かいろいろ残念。
魅力的なキャラもいなかった。
作りがちょっと雑な気がした。

投稿 : 2022/09/12
閲覧 : 228
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ハイスペックカメラで高い建物の上から街並みを撮ったら…平凡な風景画になった感じ

2021年1月~。原作︰HERO(月刊Gファンタジー連載作品)。
制作︰CloverWorks。全13話。視聴済。原作未読。学園ラブコメを軸とした青春群像劇。

【まえがき】
ラブコメ作品はあまり得意では無い。男子高だった故、日常の至近距離に女子がいる環境を知らずに過ごしたので(恋愛とか至って普通ですが)、タイトルが気になったので観ました。キャラ、作画・表現力、音楽は悪くないですが。やや詰め込みすぎており、連続して観ると辛いかもしれません。
ラストまで頑張って見ましたが、やはり不得手なものに手を出すと、苦労が報われないと改めて悟りました。

【本編・ストーリー等について】
キャラの心理が大切にされており、恋愛のかたちは様々である事を描いた作品。思春期は自分の存在に迷うし、自己主張は大人でもとても勇気が必要です。人の心は表裏一体。時間の流れも年齢によって様々。物事には始まりがあって、区切りは有るけど終わりはなく、グルグル周っています。例えるなら四季かな...と。
芽吹き・始まりの春は少しの不安とワクワク。燃える魅惑の夏が過ぎ、名残惜しさ、寂しさの秋、そして厳しい試練の冬...。
作中ではキャラ夫々の中で、四季は高速で回転し、凝縮された時間が過ぎてゆきます。
前半が良くて、瓶入りのラムネを味わう様な、お祭り的な刺激と甘さ。口に残る不思議な感覚を期待しましたが…。中盤以降…。素敵な表現やシーン描写は沢山あるのに、原作に忠実なためか、構成、演出に工夫が足りないと感じました。ラストは何とか綺麗に締めたましたが…勿体ない結果に疲れました。
一応、せっかく書いたのでレビューは載せます。

【前半】
{netabare}
1話。
堀 京子。頭脳明晰・容姿端麗。面倒みが良くて全学年的な人気女子。歳の離れた弟(創太)がおり、母も仕事が忙しく帰宅が遅いので、家事全般をこなすパワーもある。母子家庭かと思いました。
年の離れた弟 創太を伴っての帰宅途中、学校の容姿と異なるクラスメートに気づかず…。

翌日。転んで鼻血ブーで、軽い怪我をした創太を家に送り届けるピアスまみれの得体の知れない男子、宮村伊澄。創太の直感?に引き止められ、お礼をすると家に上げる堀!?
見ず知らずの若い男を家に上げるのか!?堀も変なやつなのか!?
「家のことを自分でやってるなんて、以外です堀さん」
「えっ!?私を知ってるって同じ高校!?」
「何言ってるんですか。同じクラスの宮村ですよ」と告げる。驚く堀!!
翌日。学生服姿の宮村と昨日の姿とのギャップを埋められず戸惑うが、創太をダシにして家に誘うの!?なに?この女の子は…。
何気なく「創太に絵本買ってってやろう」とか心が綺麗な優しい系男子なの?宮村。
堀が外見で人を判断しない事に好感度。
こんな娘なかなかいない。いい感じ。
宮村は度々堀の家に招かれて、ピアスの穴の数、家はケーキ屋、勉強出来ない系とか話し、既に家族っぽい。
堀が卵のタイムセールを逃すまいとする主婦魂に(笑)。結果パシリに使われる宮村。運動神経いいんじゃん!!
クラスの女子に見られたと言う宮村に「ほかの娘に宮村の素を見られたくない」と堀...。乙女か!!
そして宮村も堀との時間は俺だけのものと告げる。Loveだな。ドギマギする堀。
創太も良いクッション役「姉ちゃんのバカ発言は1回言うと止まらない」爆笑。
堀と宮村は、他人には見せない時間の共有者となった。

プールが始まると怯える宮村は掘りまくったタトゥーを堀見せる。
堀の心の言葉「貴方がマジで凄いのかバカなのか判らなくなる」だよねぇ!!

教室で、堀&宮村セットを眺め、不思議に思う石川 透と吉川由紀。透の話し方で、透が堀を好きだと悟る。透は「堀に告るけど」良いか?と宮村に聞くが、宮村は堀さんは友達だし決めるのは堀さんだからと...。あ~あっ。

宮村は創太を迎えに行き、堀の家で出禁を覚悟で待つが、帰宅した堀にもうぜんと叱責される。
「つり合わないとか、私に仲良くしてもらってるとか、そんな風に思って家に来てたわけ!?」ブチッ...。
何かが切れる音が聞こえた気がする。
ボコられる描写は家全体が光を放つとか(笑)

「宮村は透の事好きなわけ?いっそ付き合えば?」「俺と石川くんじゃ釣り合わなく無い?」「そっち!?」
この掛け合い迄の流れに良いかもぉ♪と期待したのだが…。

2話。
二人は街に買い出しに出かけ、初めて堀が口ずさむ歌声を聞く。綺麗な声と褒められるが、それは創太のアニメ好きの影響だと取り繕い、流行りの歌を知らない自分に焦る。
帰宅したら母(百合子)が居る。百合子は創太から宮村の事を聞いており興味津々。
百合子に彼の名前を聞かれ、宮村の下の名を知らない自分に驚く。
名前を知らない事を気にし色々考えるが、男子更衣室覗いちゃダメっしょ!!
翌日、堀家を訪れた宮村を出迎えたのは百合子。買い物から帰宅した堀に「小学校ぶりに下の名前で呼ばれた」と笑顔の宮村。堀の挙動不審が名前を知るためだと知り、爆笑する宮村。創太にも「お姉ちゃんダッセエ」と言われる始末。

学校では生徒会長 仙石 翔(かける)に頼られている。何でも引き受ける堀の性格に、疑問を投げかける吉川由紀。
宮村は「千石は学年1の秀才でイケメン。人気もあるため好意を持ってるから手伝ってる」と思っている。空振ってるわぁ。
堀が疲れた顔で先に下校するが、書類を運ぶレミと宮村が接触し書類が散らばってしまう。レミは急いでいると重要な会計報告書を放置して行ってしまう。

翌日、書類の一部が抜けていると千石ら生徒会から責められ、千石ファンの女子らも含め騒動になる。謝りかける堀を黙らせ、千石に近ずいた宮村はヘッドバットを食らわす!!
そして、レミに捨てといてと言われた会計報告書を差し出し、不始末の犯人はレミだと知れ大泣きし謝るするレミ。
誤解は解けたが、宮村は生徒会の言いなりになる堀を不自然に思い「千石に弱みでも握られてるのか?」と問う。
実は...堀は千石と幼なじみで中学までイジメ・パシリ・イヌとして使い倒してきた黒歴史があった!!堀怖ぇ…。

自宅で創太に「いつまでお兄ちゃんは家に来てくれるの?高校卒業まで?。お姉ちゃんはお兄ちゃんが来なくなったら嫌じゃないの?」と問われ「私だって嫌」と言うと「お姉ちゃんって素直じゃないよね」と図星をつかれる。そして堀の誕生日に、欲しかったCDをプレゼントされ、宮村への想いの変化に動揺する自分に驚くのであった。
此処までも流れは良い。

3話。
高校で初めて堀に暗くないと言われた事で、グループの一員になった気になっていたが、本当に友達なのか不安だった。透に指摘され「変だ」と言われるも「嫌いじゃない。お前は少し不器用なだけ」と言われ、蟠りから少し解放された安堵感を覚えるが…。

堀が早朝の教室で時間を余している所に、レミが現れ「宮村の彼女?」と問われ「違う」と答えてしまう。
「なら宮村くん貰っていい?宮村くんと仲良くするのは堀さんには関係ない事だよね?宮村くん貰った」と言うレミ。
堀は「ダメ!!やっぱりあげない!!。宮村は私のだもん!!絶対あげないから!!」そう言ってその場を離れた堀は、自分の動揺に呆れる。

レミは堀とのやり取りを河野桜に話してるところを、透に聞いてしまう。透は既に堀にフラれたが、家に通うほどの仲なのに、堀を友達の範疇として先に進まない宮森に腹を立て喧嘩になる。
透の様に、当たって砕け散っても立ち直れる強さを皆が持ってる訳じゃないんだけどね。

4話。
河野桜(生徒会を影から支える常識人。自分に自信が持てず、自分を主張でないのがコンプレックス)は、風で飛ばされた書類を透が拾い、桜に「誰が見てなくても頑張れるってカッコイイ」と言われハッとする。

生徒会室にクーラーあるの!?贅沢だわぁ!!
飲み物買い出しで、宮村はコーラを落下させてしまう。下ネタ耐性と脆弱度試験??わちゃわちゃ日常描写。仲間・友達が増えた表現であっても良いかな。
宮村が中学時の同級生に「堀は彼女じゃない。堀に失礼」と。こういう無神経、スパッと自分の気持を伝えられないって、男性諸氏は優柔不断にイラッとするだろう。

38℃越えでも学校に行こうとする堀は、風邪はバカが引くものって。てか39℃近くで動けるとか…変な描写。よろけるとかしないし。
創太のが余程しっかりしてるってる。
心は身体に支えられてる。体調が悪ければ大人だって気弱になる。
小さな弟の世話をし家事を回し、勉強も手を抜かず頑張ってきた。母にも、甘えたいのを抑えて来た。吹き出す感情...。
「お前なんかいらない。顔も見るのも嫌だ。何処かに行ってって堀さんが思わない限り、俺は此処にいるいる」。寝たふりする堀に、起きていると知ってて告って立ち去る宮村。この期に及んでも戸惑う堀。本気で気持ちを伝えられない臆病者で卑怯な宮村。
この辺から展開に違和感が出始める。
{/netabare}

【中盤】
{netabare}

5話。
宮村に顔向け出来ずズル休みする堀。
創太は通学途中で、宮村が知らない女子と親しげに歩いて居るのを目撃する。
「超腕組んで仲良さそうだった」と教えられ動揺する堀。
回復して登校するが、お互いの勘違いからすれ違う二人。堀は自分が名前で呼ばれてないのに一緒だった女子高生をちかちゃんと呼ぶ宮村にキレる。
面倒臭い系の設定って、女子視点でもどうなんだろう??。
堀、踏み込みきれない宮村にも、かなりイラッとする。

更に!!えっ!?父親いたの!?母子家庭で頑張ってきたから色々許してたけど...ガッカリ。
堀さんがやっと宮村を彼氏と認めた。何だよこの展開!?
てか...手を繋いで歩くだけなのに...君ら異性免疫低すぎないかぁ!?高三にして初恋なのか!?毎日の様に堀の家に入り浸ってるのに、何を表現したくて、こんなにズラすのか理解不能。

レミと桜は親友。一番お互いを知ってるはずなのに、それでも桜は可愛いレミ、綺麗な堀にコンプレックスを感じて、何も言えない程何か抱えてる。
中間話でこれだけキャラのウジウジと煮え切らない感を見せられると、流石に疲れてくる。

6話。
流れで、宮村がが堀家に泊まるとか非常識演出に脱力しか覚えない。親として彼氏の両親への配慮が皆無とか有り得無い。不自然まっしぐら。
更に堀の家から二人で通学とかもありえない。釣り合わないって噂されたから、髪切っただけで、めっちゃ周囲の反応変化も不要。女子にもモテモテに、めっちゃ嫉妬する堀の描写もいらない。要は堀も自分を騙し、表現出来ない精神好き弱者。なのに突然のKissシーンって、めちゃくちゃだよ。何だよこの構成と演出!!。

更にら唐突に現れる沢田 ほのか(二年生)。
宮村狙いかと思いきや、堀が好きとか解んねぇ!!同性を好きになるのはテーマだから構わないのよ。でも、持っていき方素人かよ。宮村と沢田の家は実はお隣とかのご都合主義も物語を台無しにしてる。ここで評価ダダ下がり。切ろうかと迷った。

7話。
今更、透がまだ堀への気持ちを引きずってる描写に、由紀が透を好いている表現を重ねる観ている者をイラつかせる。火に油を注ぐ演出。続けて、千石がレミを好いている理由を明かす描写も必要なのか?全部のキャラの心理をいちいち説明するのかよ。スマートに出来ないのか?
由紀は、桜が透を好いてる事を知って、自分の気持ちに蓋をしたはっきりしない後出しジャンケン系女子。その理由は堀の心理で語られるが、多分、私が一番嫌いな性格キャラ。敢えて登場させてる意図は解るが、物語として成り立つのか?。
夫々、綺麗なシーンなはずなのに響かない、届かないのは由紀の立ち位置を知ってしまったからかもしれない。流れを塞き止め淀ませる演出。不快にさせて裏返すのだろうか?
「私...醜い」ってセリフも響かない。例え、カップケーキの頑張りを見せても、透のフォローがあってもだ。そこでも本音を隠す立ち回りにもイラッとなる。
そして、堀がホラー好きで、宮村は毎回無理して付き合うのに、堀は観るのを止めない無神経っぷりのギャップの違和感。怖くないのを怖がれないとしても、好きな相手が嫌がるなら普通止めるよね?。そんな単純な事を出来ない自分を嫌うのに、宮村にそんな堀さんが好きだと言われ、唐突に愛を受け入れちゃうとか...。どんな構成展開なんだよ。
お姉ちゃんを取らないでと泣く創太に「お姉ちゃんは取らないから、京子をくれないか」って...素敵な芝居なのに構成がおかしくて、全く響かない。この辺の中間話は捨てたい。

8話。
宮村が過去の自分と向き合う描写。
レミが千石が好きな理由を語る描写。
ギャグを入れるタイミングの悪さが寒い。
どんどん印象が崩れていく...。ドS演技を要求されて演じる描写。もはや観ていて辛い。
更に、由紀のはっきりしない女子描写が延々と続けられ。それでも耐えて観る。
{/netabare}

【後半】
{netabare}
9話。
後半に入っての堀の嫉妬ギャグが寒い。
宮村が堀の前なのに、虐められてた奴に出会った途端弱体化。それを堀がボコるギャグの手遅れ感。まぁ、好きな人を詰られて怒らない人は少ないけど、高三男子をグーで殴るとか必要な描写か?それこそ言葉で怒って「私の大好きな彼をバカにしないでよ!!」とか言わせるだけでいいんじゃん?

10話。
冬。もう、疲れたけど最後まで観ると決めたので。
ここに来て、由紀に頼まれ偽りの恋人ごっこを続けてた透が由紀を好きになってて。
潔い人間とそうでない人間。そして無関心を装って物事から逃げる・避けるずるい人間。
あぁ、世の中には三種類存在すると再確認した。例え、ティーンでも卒業まじかの高校三年生(進路も決まってるはず)がこんなに中途半端で脆弱な面ばかりのはずがないのだ。
例え、現実では本当に難しい事ばかりで、辛いことの方が多いとしても、創作の世界でそれを再認識させられて喜ぶ人は少ない。

11話。
ここまで踏ん張って観て、一つ得られたこと。登場キャラが殆ど一人っ子か、兄弟・兄妹がいても歳が離れている。そして、明示されていないが、幼い頃~中学生にかけて、部活や習い事を通じて、人と競った事がなく、勝ったり負けたりした時の感情を持っていない設定だから、こうなるって事。
ここに来て、井浦 秀と妹の兄弟愛とか引っ張りだされてもなぁ...。良いシーンなのに...。
んで、秀が堀に、妹の勉強を見てくれるよう頼むとか、堀と妹の会話とかも良いシーンなのに...。

12話。
Xmasシーズン。透の家が金持ち...てかお手伝いさん雇えるほど富豪設定に意味あるんかなぁ...。流れ的に、両親どちらか、兄弟・兄妹が登場ならわかり易いけど。結局、由紀とは好きだけど、友達以上恋人未満設定に落ち着かせちゃうのね。それは、恋愛のかたちは多様で自由って言いたいんだろうけど...。
それ皆さん納得できます?
で、卒業を意識したシーンで堀が進路が決まってない描写!?大学生はXmasに就活してるのに...。
でっ!!えええっ~!!プロポーズ!?卒業したら結婚かよ!?
でっ堀!!私がが宮村を幸せにするってどうやんだよぉ...。宮村はケーキ屋さんで、ケーキ作れる腕はあるから、本格的に家を継げばパティシエとしてやってけるって構図は解るけど、他の子は全部見えてない。進路が...。

13話。
卒業間近。基本早ければ2月中旬、普通は3月初旬。例によって堀家にて宮村は過去の自分を振り返りつつ、今の自分を「色んな偶然が重なって今の自分が有ると思うと、一つでも掛けたら違う世界もあったのかなって」「だとしたら、今こうして一緒に居ることに運命みたいなものがあるかもしれないね」と堀…。そして、運命なんて無くても、世界は自分の思った方向に少しずつ進んで行くのかもしれない…と思う宮村。プロポーズまでして…君の頭の中はどうなってるんだ?

卒業式当日。自分の影と語る宮村。春風の中、宮村は過去の自分を漸く認め、今がある事を知り思いを馳せる。そして、夫々も自分の気持ちに向き合って新たな一歩を踏み出す。境界線を無くすことが怖かった。自分にこんなに沢山の表情が有るなんて知らなかった。俺の日常を壊してくれてありがとう。俺とこれからを望んでくれてありがとう。君に生クリームのたっぷり乗ったケーキを…。それも独り言か…。
{/netabare}

【あとがき】
OP曲 「色香水」 歌唱︰神山羊。作詞・作曲・編曲︰神山羊。
ED曲「約束」 歌唱︰フレンズ。作詞︰おかもとえみ。作曲︰ひろせひろせ。編曲︰フレンズ。

多感な時期の心理を、多角的に描いた作品として、一定の評価はできる。しかし、1クールと短い中で描くには、詰め込みすぎてストーリーが崩壊しておりとても残念。ラストは綺麗に纏めたが、この作品の思いを知るには、原作を読まないと理解できないのだろう。

投稿 : 2022/09/09
閲覧 : 149
ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

B. ネタバレ注意 – ほんの、ささいなきっかけで。

ERO作のウェブコミック「堀さんと宮村くん」を原作としたアニメ
制作:CloverWorks

高校生の恋愛や日常が描かれる


<メモ>
見た目派手だけど学外では家事を担い弟の面倒を見ているJK 堀さんと
見た目地味だけど学外ではピアスをたくさんつけてチャラそうに見えるDK 宮村
の2人が主人公。
(学校外での)出会いのシーンから始まったので2人が恋人になるまでが描かれるのかと思ったら、5話で付き合い出したので
仲がこじれたりするのか?と思ったらそんな事もなく2人は最後まで仲良しでした。
堀さん、結構横暴で面倒な性格なので宮村以外だと一緒にいるのは大変かも。

堀と宮村をはじめ高校生の恋愛、宮村の中学時代の話やトラウマから抜け出す話など高校2年の夏から卒業まで描かれる。

宮村が中学時代嫌な事があるたびに安全ピンでビアスの穴を開けていたのかと思うと苦しくなる。

「変だけどきらいじゃない。不器用なだけ。」と石川君
他人の個性を認められるのって素敵ですね。


<主要登場人物>
・堀 京子:戸松遥
・宮村 伊澄:内山昂輝

・石川 透:山下誠一郎    堀のことが好きだった、吉川・河野に好かれている
・吉川 由紀:小坂井祐莉絵

・仙石 翔:岡本信彦     堀の幼馴染、レミと付き合っている
・綾崎 レミ: M・A・O    小さくてかわいい
・河野 桜:近藤玲奈     レミの親友 石川が好きで桜色のクッキーを渡す

・井浦 秀:山下大輝     妹思い
・柳 明音:福山潤      吉川に告白するイケメン 裸眼だと人の区別も難しい


・進藤 晃一:八代拓     宮村の中学時代の唯一の親友 パチコーに通うも留年中
               彼女は千佳ちゃん
・谷原 マキオ:千葉翔也   宮村をいじめていた中学時代の同級生、宮村に絡み堀になぐられる


・堀 京介:小野大輔
・堀 百合子:茅野愛衣
・堀 創太:寺崎裕香


<ストーリー>
容姿端麗で人気者の女子高生・堀さんは授業が終わると友達の誘いを断り自宅に急ぐ
忙しい母親に代わり家事をしたり、幼稚園に通う弟の面倒を見るためだ。
ある日怪我をした弟の創太を家に連れてきてくれた男の人に
お礼にとお茶を出すと「堀さん」と名前を呼ばれ驚く。
口にピアスを付けた男は同じクラスの宮村だったのだ。
互いに他人には見せない一面を共有をしたことで惹かれていく。

宮村はもさっとした(ピアスの穴を隠すため髪をのばしている)風貌の暗い雰囲気で友達もいないようだったが
堀さんと知り合ったことで宮村の日常が変わっていく。

宮村は堀さんの友達の石川や吉川さん、幼馴染の仙石はじめとした生徒会と関わるようになる。
そして創太や堀さんの両親に気に入られ堀家に足繫く通うようになる。

そうして中学時代に良い思い出がなかった宮村は、そのトラウマを少しずつ解消していく。

「俺の日常を壊してくれてありがとう」


22.3.4

投稿 : 2022/07/27
閲覧 : 182
サンキュー:

8

ネタバレ

恵み さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最初は可笑しいけど、中盤から面白くなって

最後まで楽しくなれる作品、オチがある

投稿 : 2022/05/01
閲覧 : 231
サンキュー:

3

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見た目通りの宮村くん

『ホリミヤ』を原作としたテレビアニメが、2021年1月から4月までTOKYO MXほかにて放送された(wikipedia)

女子向け青春ラブコメ。原作は『堀さんと宮村くん』という名称のウェブコミックだそう。

先に総評を書いてしまいますが結構良かったです。男性でも充分楽しめる内容となっていると思います。内容自体はよくあるテンプレな「アオハル」ものですが、この作品は主人公とヒロインの関係だけでなく周囲の登場人物も広く巻き込んだ群像ものでもあります。ただこの点に関しては1クール作品ということを考えても二人だけに絞った方が良かったかもしれません。原作は未読なのですが、明らかに多くのエピソードが省かれていることが推察されます。特に終盤になればなるほどその傾向は顕著で関係性が不明瞭なところが多々あるのはマイナスポイントだと思います。

ところでこの作品には良くも悪くもとんでもないクセがあります。それが主人公宮村くんのキャラ属性です。正直言って序盤の彼の設定から視聴を中断した人もいたんじゃないかなと思いますが、なら彼にその属性が無ければ作品として成り立たなかったか?というと全然そんな感じはしません。ハッキリ言って初回インパクトのみと言っても過言ではないと思います。とはいえこれが無ければもっと万人受けしていたのか、これがあったからこそ最終的にアニメ化、ドラマ化までこぎつけたのか難しいところではありますが。

さてその宮村くんですが、中学のうちに耳や口合わせて9つのピアスを開けた上にイカツいタトゥーを全身に彫ってるという案外半グ〇さんでも中々いないんじゃないかというレベルでパンチがきいてます。当然主役(善)サイドはお約束通り「人を見た目で判断しない」ので当たり前のようにごく自然に受け入れられますが。

でも特段落ち度があるとはいえない仙石会長に「なんかムカついた」とかいう理由で頭突きかましたり、言い争いになってちょっと手のあたった数少ない友人の石川くんにガチのグラウンドポジションからパウンドかましまくるとかエグイにも程があると思います。しかも手でガードできないように脚絡めてるし、格闘技を悪くかじったチンピラがやることやんとドン引きしました。普通ならその時点でこいつヤベー奴だということで縁切られても文句言えないと思いますが、石川くんは良い奴というよりはちょっとバカなんじゃないかと思いました。もっとも、ここで変に関係悪くしたらそれこそ何されるかわからないという判断は有るかとは思いますが。

宮村くんは小学校時代からハブられてるという描写がありましたが、そんな美少年で逆によくハブられたなとは思います。実際に髪切ってからは女子から興味津々でしたし。それでちやほやされまくって男子には嫌われたとかだったり、はたまた有力女子からの告白を振ってしまったがために全体からハブられたというありがち展開ならわからなくもなかったですが、理由としては暗くて何を考えてるかわからないから?だそう。ま、それは実際のところ当たってるわけで単純にクラスメートたちは見る目があったということを言いたかったんでしょうか?(そんなわけない)。
まあそんなこんなで闇を抱えてピアス開けまくったりするわけらしいのですが、これは単純に描写として安全ピンは止めるべきだった。どう考えても中高生向けの作品のわけですし。タトゥー彫りに行く行動力あるんだからピアスだって医療機関で開けたことに出来るだろうよ、と思うわけであります。ドラマ化とかもされてるらしいけどそっちではどうなってるんだろう?正直こういうのこそがレーティング案件だと思うのですがねえ。

と思ってたらなんと彼には中学時代に進藤という親友レベルの友達が出来ていたことが発覚しました。おいおいそれで闇抱えるとか全国のぼっちに対する挑戦かよ……と思った方も少なくないのでは?ですがこの新藤くんも結構パンチが効いた奴で、宮村くんと仲良くするようになったことで彼の友人たちから「宮村暗いし何するかわからない奴だから付き合うな」みたいな感じで忠告されるのですが、それに対して彼は「俺が宮村に取られるのが嫌なだけだろ?」みたいなことを言い放ちます。いやもう鳥肌立ちましたよ、キモ過ぎて。
実際のところ宮村くんは友達いない癖に彼には邪険で暴力的だし、本質的に友人たちの忠告は正しかったと思いますよ。ツンデレと言えば聞こえはいいですが、人間関係は双方向的ですから。彼は堀さんを「人を見た目で判断しない」ところが好きと言ってましたが、あなたは見た目通りな上に自分から他人を寄せ付けないように振舞ってたとしか見えませんでしたが。

またちょっと矛盾だなと思ったのは新藤くんにその忠告した谷原くんが、実は宮村くんに歩み寄りたい人だったということを他ならぬ新藤くん自身が知っていたという流れが出てきたことです。もしそうだとすると例のクソキモい発言ではなく仲介するから一緒に仲良くしようぜとならないのはおかしいと思うのです。なので多分これは事後的に設定を変えたんだとは思いますが、もう少し早くにそう言う設定を作ってさえおけば新藤くんにあのような恥ずかしい台詞を言わせなくてもよかったと思いますので、これに関してはさすがに作者は罪作りだなあと思いました。(そうでないとしたら、新藤くんの方が宮村くんを谷原くんに取られることを警戒したみたいな一層闇の深いの流れに……)

さて堀さんに関してですが、彼女は彼女でガードが緩すぎるというか、弟が連れてきた見た目ヤバげの男をよく家に入れたよな、というのは皆が思う事ではあるでしょうけど、これはおそらく彼女もまた新藤くんと同様に人を見た目で判断しないという作品としての「良い人」アピールなんだと思います。とはいうものの、見た目がガチヲタな人を入れてたかどうかはわかりませんがねえwwwデュフフwwwまあ堀、宮村双方とも両親の教育方針にはちょっとというか相当疑問が生じることは否めません。

というか今書いてて気づいたんですがよく考えたら宮村くんの学校時のオタクスタイルの時は完全に偏見で見てますよね、この人達。堀さんは一応それでも分け隔てなく話しかけにいったというエピソードはありますが、フィギュアもってそうとか思ってましたし。学校では複数ピアス&タトゥーよりキモヲタ風の方が偏見もたれても仕方ないようですね(´;ω;`)
しかし案外堀さんが宮村くんを家に入れたのも下心あってのことかもしれません。実際彼女根本的にDV気質があるように見えましたし。

ところで宮村くんの闇落ちは深刻そうに描かれてる一方で仙石くんに関してはコミカルに流すというのはどうかとも思いました。ぶっちゃけ仙石くんは仙石くんで(堀さんから)物理的に痛めつけられてたわけですし。そういう意味では仙石くんは変にこじれずに立派な高校生になったなと思います。

最終回にもし自分が堀さんの弟を連れて行かなければ……のようなifストーリーがあったのですが、あれこれみ~んな彼の妄想の産物というオチだったら面白かったんですがねえw結局リア充になった彼は過去から解放されるという結果に。そりゃま、学校の中心的存在の友人たちが出来た上にマドンナまで彼女にしたならそりゃ自信もつきますわな。逆に言うと、そこまでいかないと自信ってつかないものなんでしょうか?漫画なのだからしょうがないのですが、もっとモブ的な人との友情でも幸せは掴める、という話も見たかった気もします。みんなハイスペ・ハイカーストばっかですからねえここに出てくる人達って。(一応の例外は桜さんでしょうが、彼女結局石川くんに選ばれなかったみたいですし)
逆に言えば、そういうハイスペの人たちでないと宮村くんを救えなかったということでしょうか?そしてそういう人たちだからこそハイカーストにいるということなのでしょうか。だとしたらぼっちが救われるためにはハイスペに相手される必要ということ?これもうムリゲーじゃん。

この作品の最初のテーマは多分「人は見た目じゃない」だったんだと思います。宮村くんの奇抜な身体的特徴も、一見オタクそうに見えるが実は……というギャップの演出でそうしたんだと思います。が、その特徴が前面に押し出される序盤の彼はまさにそのまんまのヤバイ奴で、後に髪切ってさわやかな感じになってからは本当にそのままさわやかになるんですよね。結果的に彼はテーマに反してずっと見た目通りの奴であり続けるんです。

実際のところ宮村くん的な人って案外どこにでもいるというか、どちらかというとまんまステレオタイプだよなあという気はしました。どこの学校でも数人はいそう。さすがにピアスは多くても2~3個まででしょうしタトゥーは仮に入れてたとしてもせいぜい小さなワンポイントぐらいなものでしょうが。(というか当時もこんなタトゥー普通に入れるところ日本にあったんですね。個人的には海外のメタルアーティストぐらいでしか見たことなかったです。街でちらほら見るようになったのは2010年代以降だったような……)

さて、本作品は初出が2007年2月とのことで結構古く、メイン読者だと思われる当時のJK層も今やそれなりにいい歳の大人となっておられるわけで、その頃とはまた違った角度から見ることになったんじゃないかなと推測します。若かりし頃はこういった「人を見た目で判断しない」のを是とする傾向がありますが、人生としては娘から母親、男性へ要求するものもルックスから収入に変わった現在ではこういった恋愛劇をどのように見えているのかは気になるところではあります。自分の子供がぽんぽんとピアス開けたりタトゥー入れたりするのを容認する親でいたいとか、そういうイケメンをほいほい自分ちに入れるような娘に育てたいとか思うものなのでしょうか。

投稿 : 2022/03/13
閲覧 : 237
サンキュー:

9

ネタバレ

しろくま さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

控え目に言って名作、特に前半が

原作未読。
ラブコメはまだいけるけどラブストーリーは嫌いなジャンルだから期待せず見たけど、ラブストーリー嫌いでも嫌な感じせずに見れるしドハマりする面白さ

最後に最初の頃の宮村が出て来て、この長髪メガネで暗い宮村が実はイケメンでヴィジュアル系みたいな格好をするギャップがこのアニメで一番萌える部分だったなと思い出した
髪切ってメガネ無しでただの短髪イケメンイケボ爽やか高校生と化して、何か普通のラブストーリーになっちゃったなと言うのが後半の物足りなさの正体かなと

物足りなさを補う為だったのか1クールの学園ラブストーリーにしては多い目なキャラの増え方な感じはしたけど
キャラが増え過ぎて誰が誰だか段々分からなくなっていった
キャラ増やしてそこそこみんな個性あってつまらなくないわけではなく面白かったけど、結局このアニメはタイトル通りホリミヤの物語で、周りのキャラ増やした所であまり延命は出来なかったのかなという印象
ラブストーリーはメインの2人が無事くっつくとほぼ終わりみたいなもんだし、そこの一番の見所が最後まで続かなかったわけだけど
後半失速したにしても前半の面白さは凄まじかったし、誰にでもオススメ出来る面白さ。名作と言って差し支えないと思う

投稿 : 2022/02/13
閲覧 : 182
サンキュー:

6

ネタバレ

frederica さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ラブコメ系では一番好きかも。

神作だと思います。

投稿 : 2021/12/07
閲覧 : 185
サンキュー:

4

ネタバレ

うゆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

出会ってくれて、ありがとう。

人生を変えてくれた一本。
私の人生に彩りを与えてくれてありがとう

投稿 : 2021/11/14
閲覧 : 216
サンキュー:

4

ネタバレ

祇園 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

春の空は見たこともないほど青くて、せめてこの大空を君1人にあげられたらな…なんて。

投稿 : 2021/10/12
閲覧 : 213
サンキュー:

1

ネタバレ

アニマル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

PV詐欺‥?

アニメ放送前に公開されたPVに惹かれて観ました。
微炭酸系恋愛アニメという事や、PVの雰囲気的に真剣にぶつかり合う恋愛アニメを想像して居ましたが、9割ギャグでした。

まず、メインを飾る二人がどちらも暴力を振う事に躊躇がなくDV願望まで語り出した時は嫌悪しました。
突然前触れもなく情事シーンが出てきた際も必要性を感じられませんでした。

キャラの数が多く、見終わっても殆どのキャラの名前を覚えて居ない状態です。
目立たないキャラもメイン回によって掘り下げがある事はありますが、メイン回以外は空気になるキャラが殆どなので久しぶりに出てくると「誰だっけ?」と存在すら忘れてしまう事も度々ありました。

OPは最高だったので音楽は★5をつけました。
作画は好みではないですが、作画崩壊もなく丁寧に描かれていたのではと思います。

投稿 : 2021/09/11
閲覧 : 282
サンキュー:

2

ネタバレ

うばうば さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

少女漫画好きなら面白いんじゃないかな

タイトル通り、少女漫画っぽいです。
(というか原作少女漫画なのかな?そこは把握してないです。)

主人公はクラスの地味な男子。
ヒロインはクラスの元気な女子。

主人公は中学生の頃にいじめられた経験があり、その影響でピアスやら刺青やらをして、学校ではバレないように隠していたという設定があります。
色々あって、主人公とヒロインが付き合い、そのまま話が進んでいきます。
主人公はヒロインと関わることで、今まで閉ざしてきた人間との関係を気づいていき、そんな中で青春な話が物語られていくような話。

冷めた目で見てしまうと、突っ込みたくなるところはあります。
例えば、
ストーリー的に、ヒロインはクラスの地味な人間でも分け隔てなく接するようないい人間で、主人公はそんな所に惹かれて好きになり、ヒロイン側も主人公の本当の姿を知って興味を持ち本質を知ることで好きになって付き合うようになってます。しかし、主人公は普通にイケメンだし、ピアスと刺青入れてるような男で、誰からもモテないオタクみたいな男演出できるか?ってなります。結局顔だろ?みたいなツッコミしたくなります。

ただ、そういうところを除けば、青春な甘酸っぱい色んな話があるので観ていて面白かったです。

投稿 : 2021/07/08
閲覧 : 222
サンキュー:

2

ネタバレ

yut さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

登場キャラが多くあまり個々の深堀りをしないので終盤はこれ誰だっけ状態に。顔も似てるし。主人公自体もピアス・入れ墨設定について早々に忘れ去られて、そうなった原因とかよくわからなかった。高3なのに受験・就活の話がほとんどないのは違和感。皆卒業後どうするの??原作が4コママンガと聞いて納得。堀さんはかわいい。

投稿 : 2021/06/02
閲覧 : 213
サンキュー:

1

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえずの簡単な感想

 原作は未読。
 キャラの特徴はアニメらしいぶっ飛んだものが多かったが、存在感や感情などは結構
生々しさを感じさせるもので、そういう点はリアリティを感じる。
 総じてデフォルメ感とリアリティのバランスの良さを感じさせる魅力的なキャラが多かった。
 元からおかしなキャラ達が交わることで更におかしくなっていくような感じで、
コメディとしては化学反応的面白さがあった。

 一方のシリアス要素は感情の機微の描写などはなかなか魅力的であったが、劇的に話が
動くような内容ではなく、日々のやり取りの積み重ねがキャラの心の動きに変化を
もたらすような作品であるのに、アニメ化にあたって話をはしょったのか、いきなりの感情の
変化に違和感を感じることが多々。

 恋愛ものとしては、主役の堀 京子と宮村 伊澄が早々とくっついてしまい、その後は特に
大きな変化も生じないため、脇役たちの恋愛模様の方が面白かったりした。

2021/05/24

投稿 : 2021/05/24
閲覧 : 289
サンキュー:

3

ネタバレ

少将 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

非常に面白いです!

 堀さんと宮村くんという四コマ風漫画から派生した作品です。

 多少テンポが早く感じてしまいましたが、1クールで収めるには致し方ないと思いました。しかし、テンポがいいので、次へ次へと先が観たくなる作品でもあります。
 
 作品自体が古いため、ガラケーが出て来たりしますが私はそこまで気になりませんでした。堀さんと宮村くんの掛け合いが面白い中、他のキャラも十分個性的でしっかりと役割があるという感じです。話自体はかなり平和な作品で過激な表現は少ないはずなので、誰が観ても楽しめると思います。
 
 脱線してまいますが、アニメでは原作カットのシーンが結構あるため、視聴のあと原作を読むのもいいかもしれません。より一層ホリミヤを楽しむことが出来ます。私自身アニメの後、漫画のホリミヤと堀さん宮村くんを全て一気に読んでしまいました。

 純愛でキュンとする作品です。久々に『これだ!』と思う作品に出会いました。日常作品やキュンとする作品に出会えていない方がいれば是非観て頂きたいと思います。

投稿 : 2021/05/10
閲覧 : 147
サンキュー:

6

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

お気に入り

感想

 元々Web4コマ漫画から始まり、スピンアウト的にオマケ話が膨らんでいった作品ですかね?

 堀京子と宮村伊澄の二人のラブコメ、めっちゃ良かったです。
根暗でぼっちだった宮村を堀が変えていくところは、見てて良かったし、関わる相手によってこんなに変わるんだと思わされた作品。

キャラでは
何気に焼きもち焼きの京子ちゃん 可愛いですね。
性格的にも、CVのとまっちゃんの声とめっちゃ合っててハマってた思います。
でも、ドSだったり、嫌がる宮村からワザとDVを強要してもらい、喜びを感じるところは、ドMなのかようわからんですね。
面白い娘でもあります。 ^^;
しかし宮村よ
気づいたらピアス開けて入れ墨まで入れてたって言ってけど.....
そんなことありえませんから~!
天然も大概にしろ!斬り!!(ギター侍) 古くて さーせん。
入れ墨って入れるとき、めっちゃ痛いんでしょ?
気が付いたら入れてたなんて、ないない!!!
普段、物静かで温厚なくせに、切れると我を失って暴力振るうのマジ怖いです(ガクブル)
こういった人には、寝た子を起こすことはしないようにしなきゃね。(いやマジで)

物語的には
中盤までのホリミヤがメインの回は、本当に雰囲気も良く毎回面白くて楽しかったんですが、段々と無暗に登場人物が増えてきて、一体誰の何を描きたかったのか?分からなくなって中途半端に感じてしまいました。
まぁ 元々がWeb4コマ漫画だし、青春群像劇だからしゃーなしですかね。
終盤では
11話のラストのプロポーズ めっちゃ良かった!
良い最終話だったと思えたくらいに。^^
だけど、ホント高校生かよ!って突っ込みたくなった(苦笑)
それくらい二人とも大人びて見えました。

僕的に元々ラブコメが好きで好みなんだけど、この二人のラブコメ とっても良かったです。
お気に入り棚ですね。
原作端折ってたのか?分かりませんが、できればもっともっと二人のエピソード 観てたかったです。

投稿 : 2021/05/05
閲覧 : 228
サンキュー:

32

ネタバレ

MTK207 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

恋愛っていいなって思える

登場人物それぞれに物語がある。

めちゃリアルな日常系。

平凡な学校生活の心の起伏が感じられる。

日本に必要なアニメ。

投稿 : 2021/05/02
閲覧 : 176
サンキュー:

2

ネタバレ

シロクロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ガチ青春系は意外に初めてかも

今までは「僕らはみんな河合荘」とか「かぐや様は告らせたい」みたいなコメディ要素多めの恋愛アニメみてきたけど意外に「ホリミヤ」みたいなガチ青春恋愛系は初めてだから自分にとっては新鮮ですごい良かった。ドキドキするシーンがとても上手く作られていてニヤニヤせずにはいられない笑 失恋とかも今までアニメではあまり見なかったから新鮮だった。こういう青春アニメもこれから見てこうかな。

投稿 : 2021/04/26
閲覧 : 192
サンキュー:

3

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

宮村君の成長日記的作品

学校では暗くて友達もいない宮村君と明るくて人気者の堀さん。

同じクラスでもほぼ接点の無かった二人だが、宮村君が偶然堀さんの弟を家まで送り届けた事によって二人の関係がスタートする。

一見陰気だが学校外ではピアスをしたり、タトゥーを入れたりと派手な容姿の宮村君と一見遊んでいそうなのに親の代わりに弟の面倒を見て家事をこなす家庭的な堀さん。
二人しか知らない秘密から恋が始まる訳ですね。
ギャップ萌えってやつです。

個人的にほとんどのラブコメは付き合ったらそこで9割話は終了。
残りは消化試合と思っているのですが、この二人は序盤でもう結ばれちゃうのね。

まぁそのあとはちょっとヤキモチ焼いたりする位で大きな波も無く、普通のラブラブカップルとして平和的に話が進むので安心して観ていられる反面もの足りない面もある。
後半戦は堀さんと宮村さんというより二人の周りの友達達にスポットが当たっている。
こっちの方がちょっと波乱万丈。

孤独な日々を過ごしていた宮村君が友達も彼女も出来て楽しい学園生活を送れている事に、逆に順調すぎて不安を覚えるも上手く自分の中で消化していく描写は良かったと思う。

ラブコメではあるが宮村君の成長物語でもある作品だったかな。

投稿 : 2021/04/23
閲覧 : 192
サンキュー:

7

ネタバレ

gb188 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最後まで安心して見れた!

ここは、俺の戸松成分補給基地に決定!

投稿 : 2021/04/18
閲覧 : 156
サンキュー:

1

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

Web漫画発…というのはもう古いのか。懐かしさを覚える。

昔々、今のようにどの出版社からもWeb連載が有り前になっていない時代、Web漫画と言えばアマチュアの連載でした。
アマチュア漫画家が出版社を通さずに漫画を公表でき、その中には面白いものも多く、結構なムーブメントだったとは思います。
そしてその中から話題になってプロ化するというような流れも、あるにはあったのですが、よくよく考えると実は存在しなかったですね。
今の方がネットでバズって即連載、というのはよほど簡単です。有名所ではWorkingやワンパンマンですが、どちらも別の設定で書き直したり、村田雄介作画で商業連載してからアニメ化という流れですし。

堀くんと宮村さんも、そうしてネットで話題になった作品の1本でした。
ただ前述の通りネットから即商業デビュー、なんて流れは存在せず、前人が切り開いている真っ最中でしたので… その過渡期にあった本作は、即商業化、なんて流れには乗れなかったように思います。
もっと後年なら、もっと早くにアニメ化していてもおかしくなかったと思いますが。
それが、なんで今になってアニメ化なのでしょうね。

虫籠のカガステルの最近になってアニメ化されたみたいで、何か古いWeb漫画を再評価しようって流れでもあるのでしょうか。

本作も結局は以前と同じ流れで、堀くんと宮村さんを原作に別の方が漫画化したのがホリミヤで、それのアニメ化という流れらしいですね。
ちょっと調べ直しました。
そういう点では原作未読になるのかな? ホリミヤの方は読んでいませんが、堀くんと宮村さんの方は既読です。

内容はほぼ原作通りに思えました。元々4コマ漫画をアニメ化する時は再編集するものですからね。
アニメとしてはなかなか出来が良いです。飯塚晴子さんの絵が可愛らしく良いですね。

2人のなんとも言えない関係がむずがゆく可愛いですね。

懐かしさも相まってとても良い感じなので、これは視聴継続。
楽しみにさせて頂きます。

全話感想
懐かしく楽しんで見ることができました。
しかし堀さんがDVっぽいのが好きな所はアニメで見るとちょっとショッキングな感じもしますね。

投稿 : 2021/04/16
閲覧 : 247
サンキュー:

8

ネタバレ

P さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

宮村の方が最近の若者っぽかったような…

前半はメインカップルの恋愛といじめ等も含めた人間関係で、後半は周りの恋愛にフォーカスが移っていき、とても見やすかったです。
BL寄りにネタを振っていたのも個人的には良かったです。
堀さんを学校内カースト上位のように描いていたけど、内面というか、家では別人という設定が少し不思議な感じがしました。
キャラ付けとしておっさん臭してましたしね。
そういう人も沢山いるんでしょうけど、宮村に対して最近の若者はこういうのを聴くのかなどと聞いていたシーンは特に違和感を覚えました。
私服や髪型もそうだし、CDにABCって書いてあったのから察するに、宮村の方が完全に今時の若者のような感じがしました。
昔はアニメ好き=オタクという偏見があったけど、今は世界的にメジャーなものとなり、変化していますよね。
その学校のカラーと言うか、場所や周りにもよるんでしょうけど、カーストの位置付けというか、認識がこのジャンルにおいても昔と変わってきているのでは?という気はしました。
異物扱いを受ける程少数派なのかなと。
才色兼備な人がカースト上位とは限らないですよね。
所謂不良やギャルといった集団が上位である場合の方が多いし、対立する場合もあります。
ホストの格好とかも昔と比べて全然違うというか、宮村みたいなのばっかですしね。
やはり昨今の流行りというか、需要を考えると、うーん…と思ってしまう所ではあります。
和解していく過程が丁寧に描かれていたので、これはこれで良かったんですけどね。

投稿 : 2021/04/15
閲覧 : 192
サンキュー:

11

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

原作同様

最初の方だけ面白い。

投稿 : 2021/04/14
閲覧 : 130
サンキュー:

7

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ホリミヤのストーリー・あらすじ

堀 京子は、美人で成績も良く学校ではクラスの中心的存在。だけど実は共働きの両親に代わり、寄り道もせず家事や年の離れた弟の面倒に勤しむ家庭的な高校生。ある日、ケガをした弟 創太を見知らぬ男が堀の家に送り届けに来た。「堀さん」そう呼ばれ話してみると、実は彼はクラスメイトで――クラス一のモテ女子とネクラ男子が出逢ったら!?恋愛、友情。青春が詰まった超微炭酸系スクールライフ!(TVアニメ動画『ホリミヤ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年冬アニメ
制作会社
CloverWorks
公式サイト
horimiya-anime.com/
主題歌
《OP》神山羊『色香水』《ED》フレンズ『約束』

声優・キャラクター

戸松遥、内山昂輝、山下誠一郎、小坂井祐莉絵、岡本信彦、M・A・O、近藤玲奈、山下大輝、福山潤、八代拓、千葉翔也、麻倉もも、小野大輔、茅野愛衣、寺崎裕香、金元寿子

スタッフ

原作:HERO COMMENT/萩原ダイスケ
監督:石浜真史、シリーズ構成・脚本:吉岡たかを、キャラクターデザイン:飯塚晴子、色彩設計:横田明日香、美術監督:守安靖尚/薄井久代、撮影監督:佐久間悠也、CGディレクター:宮地克明、編集:木村祥明、音響監督:明田川仁、音楽:横山克

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