当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「ましろのおと(TVアニメ動画)」

総合得点
69.4
感想・評価
195
棚に入れた
614
ランキング
1828
★★★★☆ 3.5 (195)
物語
3.4
作画
3.4
声優
3.5
音楽
3.7
キャラ
3.4

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

ましろのおとの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

dossun さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

三味線にかける青春物語

三味線奏者の孫である澤村雪が自分の音を求め、青春を過ごす物語です。
{netabare}
いきなりの上京や高校への入学、青春感じる合宿、そして、三味線大会ととことん青春してるな~という展開ですが、主人公は結構自分との対話を大事しており、周りとキャーキャーするタイプではないので、高校生の職人みたいなイメージが強かったですね。

しかし、おばあちゃんのために雪の曲を聞かせてあげようと頑張る朱莉ちゃんはヒロインらしい感じのふわっとした役柄が癒し要素でしたね。
また、何かと雪とぶつかる海人役が岡本信彦さんというのもいいハマり役であり、合宿、大会のところでもちょくちょくぶつかってる感じがいい脇役感が出ていました。

ただし、最後の個人戦の部門で雪の弾き方が評価されず、表彰式でまさか梅子からトロフィーを落とされるという展開は予想もしなかったです。
自分の音を出しきった雪に、松五郎の音を求めた梅子、お互いの価値観がぶつかるという展開もいい溝を出してますし、神木清流のいう戦い方を知らなかったという評価に雪がふさぎ込む展開はなかなかもやっとさせます。二期がないと救われない展開になっていると思うので、ぜひ続きは見てみたいですね。 {/netabare}

投稿 : 2024/10/12
閲覧 : 18
サンキュー:

1

マージマジマジーロ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

三味線×学園

【物語】
祖父の三味線に憧れる主人公・澤村雪が、同級生やライバルと出会い、自分の音を模索していくという話。
まず三味線の魅せ方が上手い。ストーリーや演奏を通して、自分自身かなり三味線に興味が湧いた。
そして何といっても人間の描き方。主人公を取り巻く周囲のキャラのアプローチ、心情描写が上手すぎる。時に引き込まれ、感情移入してしまう程キャラの気持ちが分かるような描きか阿多に感服。

【作画】
キャラデザはかなり好き嫌いが分かれそう。主は嫌い。
主たる作画も静止画が多かったりと低予算ぶりが読み取れる。それでも三味線演奏シーンではかなり頑張っていたので許せる。

【声優】
地元の出身でないので真偽は不明だが、方言の喋り方はそこそこ。たまに何度繰り返し聞いても理解不能な言葉が出てきており、残念だった。

【音楽】
OP(BLIZZARD/BURNOUT SYNDROMES)、(銀世界/BURNOUT SYNDROMES)
ED(この夢が醒めるまで(feat.吉田兄弟))
OP,ED共に楽曲に三味線の音が組み込まれており、本作の世界観を際立たせている。
何より吉田兄弟を採用した三味線演奏。リアルな弦の弾き、一音一音の刻みなど、迫力を感じた。
しかし三味線の聞き分け(音の違い)は素人には無理。作画の注力量で表現しており、それなりに伝わっては来るが感動はしない。

【キャラ】
気に食わないキャラもいるが、次第に本作を色づけていくために必須なピースであると思う。

投稿 : 2023/03/30
閲覧 : 104
サンキュー:

2

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

三味線を扱った作品

この作品は三味線を扱った作品だけど、まあ何かが悪いって分けじゃないけど
ストーリーやキャラにもう一つ興味を持たせてくれる物が無かったので途中で断念しました。

【評価】

50点・1B級

投稿 : 2023/02/12
閲覧 : 149
サンキュー:

1

かんろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

三味線は吉田兄弟、津軽三味線の風土を背景に、真の音を追い求める作品になる事を期待

からかい上手の高木さんの
赤城博昭監督とシンエイ動画として見ています。
からかい上手の高木さんは、
単純なラブコメをノスタルジックな雰囲気が
盛り上げてくれていて、2期の終盤では、
かなりジーンとさせてくれたました。
同監督、同スタジオという事ですが、
才能を描く表現が、呆けずに、
シリアスにどこまで迫れるのか、楽しみに見ています。
所々に見られる恋愛的キュンとするのは
やはり上手いと思います。
そして、三味線の演奏と重なる心象の風景の映像が、
なかなかグッときます。
なぜか三月のライオンを思い出します。
三味線の演奏は吉田兄弟なので、
悪くないと思うのですが、三味線通の人には、
どう感じるのかわかりません。
1話や時々、展開が雑かなとか、
そんな事ある?みたいな漫画的都合の良さに
説得力がないのがちょっと心配なのですが、
話数が進むに連れのめり込んで行けるような、
作品になるといいな、と思います。
天才が苦悩して、
究極を追い求めて行くような作品は大好物なので、
期待したいです。

投稿 : 2022/12/10
閲覧 : 245
サンキュー:

12

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人間の描き方が凄い。特に女性が良かったです。裏には芸の恐ろしさが…

 この作品の大きな特徴は、キャラの描き方、特に女性…そして年上の描き方だと思います。原作はアニメの範囲は既読です。この先も若干知っています。なので原作の情報も入っていたらすみません。

 なんといっても、初めに出てきた立樹ユナですね。この後登場するかわかりませんが、半同棲の彼氏がいて芸能界を目指すキャバ嬢。雪にとって初めての東京で頼りになるお姉さんです。
 ですが、立樹ユナの内面と状況が見えてきます。彼女の夢の終わりと入れ替わるように、雪が自分の音探しを始めるわけですが、1話できっぱりいなくなるキャラを置いたのは素晴らしいです。

 彼女のおかげでこの物語が何を目指すのか、雪というキャラはどういう人間か、などを上手く描写していました。

 それにしてもこの立樹ユナは魅力的なキャラでした。いわゆる「だめんず」にやられてしまった、貢ぐ女でしたが、この子の性格の良さと、学生時代に持てはやされて夢見てしまったような田舎少女がよく描けていました。彼氏の才能は認めていても、雪の才能の凄さの前に圧倒され委縮したところも良かったです。彼女が描けているからこそ部屋=夢を追う立場と才能のバトンタッチが効果的でした。将来再び雪の前に現れるのでしょうか。

 そして母親です。母はカベとか対立、抑圧の象徴、あるいは受容、助言、指導などの母性の象徴として記号的に描かれることが極めて多いですが、目的と立場、性格をちゃんと持った人間として描かれていました。また、中年だと思いますが、美しく描いているのも、ファッションのレベルが高いのもいいですね。

 教師にしても、同級生や下宿の中学生の女の子にしても記号的でないキャラ立ちがちゃんとしていました。
 男性たちもそれぞれがテンプレキャラではなく、物語を展開するのにうまく役割と性格付けをしていました。それだけに男性作家作品に慣れていると、ちょっとストーリーの理解が難しいかもしれません。

 ちょっと佐々木倫子的な性格のデフォルメ…あるいは才能の世界ということでは「ちはやぶる」みたいな印象も受けます。家族関係は「かげきしょうじょ」も思い出します。女性作家の視点ですね。
 それだけに特徴がきついケースもありますが、そのクセのあるキャラクターを上手く動かして、女性作家的人間描写が非常に物語に説得性を持たせていました。

この作品の良いところは、人間一人一人が、記号=コマでなくちゃんと人間として描かれているところでしょう。
 ですので、長期連載でもこの描き方なら、展開はキャラが勝手に動いてくれる気がします。

 で、ストーリーですが、模倣すべき相手=目標を見失いつつ、立樹ユナとの出会い、周囲の目論見に巻き込まれる形で自分の中を見つめて行き、合わせる、そして聞いてもらうという、周囲との関係まで行き着きました。最後は模倣と自分らしさの折衷まで行き着きました。この後どうなるか、ですね。

 三味線のウンチクは、かなり描いているとは思いますが、正直そちらに興味は行きません。三味線という「芸」の世界の雰囲気を感じればいいと思います。というか、本題はそこにつながる気もします。
 じいちゃんとは、つまり芸の亡霊だと思います。そのためだけに生きた人間の執念が、登場人物たちの呪いになっているという恐ろしもある作品だと思います。その執念=芸の怨念から主人公は逃れられるのか、という話にも見えます。

 あのお祖母ちゃんが登場した意味は、何十年も人間を絡めとる芸の恐ろしさ、ホラーだという意味もあるでしょう。立樹ユナが才能の呪縛から解かれたのは救済の意味もあると思います。
 三味線(長唄)の世界の狂気を描いた「絃の聖域」(栗本薫)という古い推理小説があるので、その作品と通じるものがありました。

 最終回で単なる部活ものでないのがわかるのがいいですね。三味線から何かを得た人と、三味線が目的な人の考え方の差が良かったです。

 正直絵柄は、原作の雰囲気を出そうとして、失敗している感じがあります。もっとアニメ絵に寄せたほうが見やすかったと思います。

 アニメ作品としては、原作の良さを活かしきれているのは音楽が聞こえていることくらいでしょうか。
 ただ、三味線の聞き分けはできないです。制作陣も分かっているのでしょう。ボリュームや、エフェクトと作画の迫力ですごさ、登場人物の表情とモノローグくらいでしか表現できていませんでした。聞く人が聞けばわかるのかもしれませんが、評価のしようがありませんでした。

 評価としては作画、キャラデザが気に入らないので3にしています。その他は高水準です。キャラの点数を満点にしないのは、周囲のキャラはものすごくリアリティがあるんですけど、正直肝心の主人公の内面が描けてない気がしたからです。

投稿 : 2022/12/01
閲覧 : 184
サンキュー:

14

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

津軽三味線良かった

三味線に東北弁に三味線甲子園は面白い。
基本はスポコンで大会があってそれを目指して練習と合宿の王道でいい。
主人公は基本的に才能が有って昔の努力根性ではなく、今まで受け継いできたものと自分の持ってる新たな感性的な音楽物らしい葛藤展開。
三味線の演奏はとてもよく、母親の津軽小原節もとてもよかったのに、母親が微妙。
最後の芸の道のお家騒動は以降に続くという感じなのだろうか…

100点中81点

投稿 : 2022/08/02
閲覧 : 131
サンキュー:

2

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

三味線を通じた自分探し

またニッチなところを突いた音楽物ということで視聴開始。

【作品概要】
青森在住の主人公澤村雪(16歳)。
津軽三味線の無名の天才である祖父にあこがれ、
自身も三味線を奏でますが、腕の程は…。
祖父の死を契機に当てもなく上京するところから始まります。

【作品に対する感想】
子供のころ三味線に関してのイメージは
「爺さん、面白くない、古臭い」
でした。
流石に今となってはそこまで酷くはないものの、
確り聞こうという意識には届いてませんでした。

それを大きく転換させてくれる、いい作品だったと思います。

物語はまだまだ道半ば。
自分探しも見つけては折られての繰り返し。
続きが非常に観たいです。

1)物語
 まあ、王道っちゃあ王道です。
 三味線という特殊な世界であるものの、
 自分を見出せない孤高の天才が
 仲間やライバルと出会って影響されて成長して行く。

 でも王道だからこそいい物でもあるんです。

 序盤、若い雪にとってはちょっと大人のしんどい
 側面を垣間見ることにはなりましたが、
 その辺は作品の個性かなと。

2)作画
 雪が高校生には見えません(笑
 
3)声優
 なんといっても津軽弁!
 実際に行ったことがないので、再現率については
 良く解りませんが、十分凄いと思いました。

 現地の方からすれば、まだまだあめーよって
 感じるのかもしれませんけど(^^;

 ふらいんぐうぃっちの倉本パパのと比べると、
 まだ聞き取れますね。

4)音楽
 同じ曲でも奏者の解釈でいろいろ表現方法が
 異なるっていうのが面白かったです。
 
 吹奏楽でもコンクールの課題曲で
 指揮者によって別の曲になるようなもんですね。

 後半演奏シーンが多くなり、
 視聴者によっては「飽きた」ってなりそうなんですけど、
 私は三味線の魅力を伝えるのに
 プラスになったと受け取ってます。

 まあ、団体戦で素人集団が入賞ってのは
 ちょっとどうなんかなとは思いましたけど。


5)キャラ
 割と強烈なのがそろってます。

 ➀澤村雪
  天才のわりにじっちゃんの遺言に振り回され
  イマイチ自己肯定感が低い主人公。
  こういうキャラ、割と好きなんでプラスに働いてます。

 ➁澤村梅子
  強烈な個性のおかん。
  自分の母親だったら…
  ある程度歳取るまでは頭痛の種かな(^^;
  
  この人はこの人で、
  松吾郎の重力の井戸に魂を引かれた人なんでしょうね。

  人それぞれ価値観が違うのは重々承知ですが、
  トロフィーを割ったのは大人気なさ過ぎて
  流石にどうかと思いました。
  まあ、私財なげうって作ったイベントの
  出演者が意図通りに動かなかったことに
  立腹するのは分からんでもないですけど。

6)印象深いシーン
{netabare}
 ➀団体戦
  雪が各位の見せ場を作っていくところに
  彼の成長を感じました。

  まあ、
  本番でいきなり無茶ぶりするなよ
  とか
  素人集団がいきなり入賞
  とかは、ちょっとどうなんかねとは思いましたけど(^^;

 ➁個人戦
  音楽と映像のコラボが一番映えたシーン。

{/netabare}


7)音楽とアニメーションについて

 この作品を含めて音楽がテーマのアニメーションを
 いろいろ見てきた結果、感じること。
 四月は君の嘘
 のだめカンタービレ
 ヒーラーガール
 響けユーフォニアム
 ・・・
 音楽とアニメーションは相性がいいのかもしれません。

 もちろん相応の作り込みは必要なんですけど。

 音楽から何かをつかみ取る能力というのは
 奏者としての力量、知見があった上で高められるもので、
 素人からするとやっぱり取りこぼしが多いと思うんですよね。

 作曲者が込めた意図・思い、
 演奏者が込めた意図・思い…。
 聴き手はその何割を拾うことができるのか。

 物語はそれを補い
 アニメーションはそれを補い
 演出はそれを補い
 聴き手の力量不足を補完する。

 アニメーションの作り手の解釈によっては
 作曲家や演奏者の意図が曲解されて
 おかしな伝え方になる危険性は否めませんが、
 それでも音に込めた意図をより多くの人に
 伝えるには良い媒体なのだと感じました。

投稿 : 2022/07/26
閲覧 : 156
サンキュー:

15

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

前半と後半、そして青森スラング

ちょっと難しいなー

前半と後半が別物のよう
前半の音を追いかける探し求めるのは良かった
津軽三味線にここまでうなるような音がなるのか

おばあちゃんの記憶の三味線のためという点も
昔の音楽を聴かせることで痴呆症の方の記憶が部分的に思い出されたりはあることなのでとても良く。

そして後半
さぁみんなでコンクールだぁ
の青春ものになり
キャピキャピ的な表現も多くなり
女性作家っぽいと思ったら案の定
悪いというわけではなく、私はそういう表現が苦手で。

大会も全員上手くてはおかしいのでレベルを下げた感の曲で飽きてくる

個人はいい感じだったけど。。けど。。
何故雪の演奏は色んな人の回想が入りときおり回想のピアノがメインになるような音楽。。。
ん?
前半と後半の演奏が違うと言われても上記のせいで???でした
↑ちとこれはがっかりでした

〈総評〉
でもまぁ三味線監修は吉田兄弟さんという事で
演奏は良かったかと。
作者は青森県八戸生まれ?っということでほとんど青森弁(津軽か南部かはちとわからんかった)で懐かしく
でも一般の方わかるのかなぁと思ったりも汗
ここまで青森の方言を出してくれたことには感謝でした

後は音楽演奏あるあるもちょろちょろありで

前半と最終回の様な雪自身の音の追求のような話なら次もあったらまた観たいかもでした。

も少しゆっくりと知識や音の違いを説明して貰えばなお良かったかなぁと。

投稿 : 2022/07/06
閲覧 : 164
サンキュー:

5

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

よくある部活立て直し

視聴完了
全12話

一言感想
最後の大会はなかなかかっこよかった。
それ以外はあまり印象に残ってない。

あらすじ
三味線の名家に生まれた主人公は祖父の死を機に三味線を捨て一人で東京に出てくる、が色々あって高校の三味線部に加入。とある大会を目指して猛特訓をし、大会に出場する。

感想
一言にも書いたが、最後の大会はいろんな学校のいろんな演奏がありなかなかの迫力。それ以外のシーンはあまり印象に残らなかった。

投稿 : 2022/06/14
閲覧 : 137
サンキュー:

3

イン・ヤン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

物足りない

原作は、胸を熱くさせてくれて大好きだった
三味線の音がズシッと脳に響いてくる気がするほどだ

でもアニメは物足りない

声優さんは悪くない

絵の雰囲気があってないのか?

ストーリーを端折ってるの悪いのか?

制作会社が悪いのか?

とにかく、物足りない。


お気にのレビュアーさんが「四月は君の嘘」に似た作品として、この作品を紹介されてたがどうだろ?

「四月は君の嘘」は胸にグッとくる作品で
「ましろのおと」は胸を熱くさせる作品だと思う。漫画はね。

胸にグッとくる作品は

「三月のライオン」か「メイドインアビス」

じゃないかなー。

投稿 : 2022/05/28
閲覧 : 133
サンキュー:

2

うぐいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ある程度曲はしっかり聴けるのは良いが、物語自体は希薄で完結しない

大好きな祖父が亡くなって祖父の音を探しに上京した主人公が絡まれたところをひとりの女性に助けられるところから始まるお話。

祖父の音を見つける
→周りから自分の音を出せ
→自分の音を見つけられそう
→母親から祖父の音を出せ
→パニック
で終わる。

それなりにあくの強いキャラが出てくるが、キャラの掘り下げが薄いため担うべき役割を果たせていない。
「この音とまれ」と似たような構成だからどうしても比較してしまうがアニメとしてはかなり劣ると言わざるを得ない。

ある程度曲をしっかり聴けたのと聞き取れるほどの方言は大変だっただろうが良かった。

投稿 : 2022/05/24
閲覧 : 141
サンキュー:

2

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

北東北最後のとりで

注) 読み返してみたら内容にあまり触れてないのに気づく。どうかご容赦をば…
原作未読


「僕らが冬の曲書くとなぜか“乗り越えて”“克服するぞ”って色が強くなってしまう(笑)」

『My Desire~冬を越えて』リリース直後にラジオでそう答えてたSLTの佐藤竹善氏は青森の出身。
お隣岩手県民の自分も妙に納得したのを覚えてます。思い浮かぶは厳しい冬が似合う土地柄。雪中行軍といえば八甲田ですし、やはり上野発の夜行列車をおりたら雪の中だったり北へ帰る人の群れはみんな無口でいてほしかったりする私です。

そして三味線。幼少期に近所を回っていた石焼き芋やさんは松村和子「帰って来いよ」がBGMでした。私の冬の記憶。
似たような構造で同じ三本線でも津軽の三味線と沖縄・奄美の三線では見える海の景色が全く違うんですよね。見た目や材質が違うとかさほど問題ではありません。背景となる風土が違うのです。
たぶん三線での『津軽じょんがら節』、三味線での『安里屋ユンタ』に違和感を感じることでしょう。その流れで三味線は津軽の人、三線は島人に演ってもらいたかったりする気持ちわかります?
その地方のエトスが詰まっている楽器がアニメ作品の中でどう扱われているかは見所だったりします。

結論↓

 津軽海峡の波しぶきが見えるアニメ

私にとってはこれだけで充分かしら。原作者の方は八戸出身らしいですね。なんか納得しました。
正直演者の津軽弁は微妙に違和感あったけど、イギリス英語/アメリカ英語ほどではないというかケンタッキーとテネシーの違いくらいの範疇には収まってるので気にせず。皆さんお疲れさまでした。

音と合わせて登場人物。特に青森に所縁のあるキャラたちに共通する

 強情っぱり加減

がいちいち頷ける感覚。そのまま“ごうじょっぱり”と読むわけでしてその字面でお察しください。揃いも揃ってこんなん不器用なのばっかりしかいないのも好印象でした。


音を取り扱うアニメはぱっと思い浮かぶ限り良作ばかりです。アプローチも種類豊富。
作るほうも大変でしょうが本作なりの創意工夫をあえて指摘するなら“風土”です。だいたいここまで述べてきた通り。
和太鼓・和琴など冠に日本がついてるのはいくつかあれど“津軽”みたいに一地方を指してる楽器はそうそうないでしょう。そりゃ濃ゆいわけです。特定エリアに絞られるわけですから。濃ゆい題材を濃ゆいまま表舞台に出した感じ。
OPにもEDにも三味線の音が組み込まれてますし、EDの加藤ミリヤさんなんて歌唱中にそこはかとなく濁音いれてませんでした?

とことんエスニックを楽しんだ良作でした。


{netabare}実は三味線より第2話梅子が唄う『津軽小原節』に最もびっくらこいた記憶がある。{/netabare}



※余談

■青森県民よスマン!

ちょい偏見はいるけど青森新幹線開通はたかだか10年ちょっと前ですよ。
都会からの往来がないので手つかずの東北が残ってるイメージ。いやバイアス?もとい偏見!?

例えばTHEヨーロッパ的な景色がフランスやドイツの旧西側よりもチェコやハンガリーのほうに色濃く残っているように津軽地方には北東北の濃ゆいものが残ってる気がするのでした。
今は夜行列車に乗らずとも新幹線一本で行けちゃいますのでぜひぜひお越しくださいな。


■日本のラテン語

以前、秋田弁がフランス語に似てる~って検証してる番組を見たことがある。
それを受けての以下体験談だが、、、

ヨーロッパをぶらり一人旅してた時、イタリアはヴェニスの水上ゴンドラで青森出身の子と同席したことがある。
目的地一緒で話が弾み、そのうち調子に乗ってずうずう弁でのやりとりに発展し盛り上がってたら途中乗車してきた日本人に

 「Could you take my picture?」

と英語で話しかけられた。

 「Sure」

と快諾し、「はいチーズ」でパチリ。今思いだしてもだいぶシュールですね。



視聴時期:2021年4月~2021年6月 リアタイ

-----

2021.06.20 初稿
2022.05.20 修正

投稿 : 2022/05/20
閲覧 : 533
サンキュー:

40

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

迫真

何かどこかで見たようなストーリーのような気もするが。母親がユニーク。

投稿 : 2022/05/18
閲覧 : 136
サンキュー:

5

さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

序盤で期待が膨らみすぎてしまった

原作未読ですが、音楽系の作品は好きなので告知段階から視聴を決めていました。

序盤の導入部は展開にメリハリがあって雰囲気もカッコよくワクワクしました。
しかし中盤から凡庸な学園部活モノみたいになってしまった。
後半は新たな強い敵が次々出てくるバトル漫画みたいな展開になり、飽きました。

演出面で一番理解に苦しんだのは、三味線の演奏シーンに別のBGMを被せた点です。
テーマ曲もガッツリ和風なものを期待していたが、ちょっと三味線が混ざってる普通のポップソングという感じでなんとも。。。
音楽の面では色々とガッカリする点も多かったですが、音楽アニメらしく演奏シーンがふんだんにあったこと自体は良かったです。

序盤までの期待感の割にそれ以降でイマイチな部分が多かったので主観的な意見として悪い評価を付けましたが、アニメーション作品としては特に大きく破綻している点はなく良くできていると感じました。十分楽しめる方も多い作品だと思います。

投稿 : 2022/03/10
閲覧 : 186
サンキュー:

4

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

演奏シーンはよかった

原作は読んでいない。

三味線には元々興味があったので、けっこう期待していた。

演奏シーンが多く、演奏にはとても満足。曲のバリエーションは少なかったが、まあ仕方ないと思う。

物語については、放送された部分は可もなく不可もなくといったところ。

ただ、{netabare}終わり方は少し後味が悪かった。雪はこれから自分の音を探して成長していくのだろうが、成長前のいったん落ち込んだ部分で最終話を迎えてしまい、盛り上がらなかった。また、梅子も、アニメ放送された部分だけだとちょっと嫌な感じのキャラで後味が悪かった。
原作がそうであるならばどうしようもないのだが。

制作を担当したシンエイ動画が、どらえもんやクレヨンしんちゃんを制作しているからなのか、たまに作画が90年代風になって作品のイメージを壊していた。特に8話。

続編は制作されるのだろうか。ここで終わりなのは、ちょっと後味が悪くて残念。{/netabare}

投稿 : 2022/02/16
閲覧 : 179
サンキュー:

3

GOMA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

完走は、したけど、、、

2021年4月~6月放送。月刊マガジンで連載中の『ましろのおと』アニメ版。28巻も出てるだけあって、きっと原作マンガは面白い(はず。マンガ読んでないのですみません汗)。

アニメ制作はシンエイ動画さん。監督さんも業界ベテランさん。でも物語の構成と作画がヒドイorz 今までの製作一覧見て少し納得したのはワタシだけか?
7話くらいから構成はまだ観れるようになるけど、前半はツッコミ入れたくなる箇所の多いこと。さらにどれだけ低予算なのか、静止画、顔の一部だけの動かし、低予算あるあるのオンパレード。これは全話通して。

声優さんは、島﨑信長さん、細谷佳正さん他、特に申し分なし。音楽も結構良かっただけに、なんだかなぁ、、、が正直な感想です。

原作に罪は無し!

投稿 : 2022/01/04
閲覧 : 318
サンキュー:

2

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

お母さん?ねぇ、お母さん!

原作未読(2022.1)
あくまでアニメ12話観た感想です。
個人的に音楽系は特に苦手で感性が全くついていきません(笑)。どうしても邦楽の演奏という事で「この音とまれ」と比較してしまうわけですが、あちらは純粋に学園部活モノ、こちらは主人公個人が音を求めるノスタルジー的?な作品といえるのではないでしょうか。
よってアニメでは部活的な熱量の部分を前面に出して万人受けしやすく纏めたのだと思うのですがそもそもがそういう主人公キャラではないので、とにかく全て薄っぺらい(まぁ、これは制作側が下手くそといえなくもないですが・・・もうちょい個性的なキャラいるんだから生かせたんじゃないかい?と)。また、かわいいとかカッコいいとか全然伝わらないんですよね(台詞だけ)。演奏部分も「この音」に比べて演出とかやはり薄っぺらい(まぁ三味線が地味とか自分の好みかも知れませんが・・・)。ちょっと色々都合もあるんでしょうが雑で勿体ないなぁと感じました。まぁ、1話目で一人暮らしの女性がいきなり暫く寝泊り許すわけないだろってのがなぁ(笑)。


私のツボ:細谷さんの方言キャラ

投稿 : 2022/01/04
閲覧 : 209
サンキュー:

5

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

私的アニメ感想簿2

最終回、演奏をする雪
「俺は、なしてこうして感想を書いてんだべ?」

お前、天地人だろ(ギクッ)
い、いや~っ、いいせりふだったので思わず使っちゃいました(汗)
原作を読んだたので、期待半分不安半分で観始めたんですが、良かったですね~。
ただ、ここで終わるのは雪がちょっとかわいそうなので、原作もまだスポック(艦長、それは非論理的です)じゃなくて、ストックがあるのでぜひ2期やってほしいです。
和太鼓もそうですが、三味線などの演奏を聴くと、時々背景というか冬の季節や日本海の荒波の音など、その地方の情景が浮かんでくる事があるんですけど、このアニメでも自然と浮かんできてジ~ン(シャア少佐だって戦場で出世しぎゃ~~~~っ)と来ましたね。

まあ生で聴くのとアニメで聴くのとは全然違うので、そこまで感じないかもしれませんし(原作を知っているので補正が入ってる事は否定しません)
人によっては古臭い音にしか聞こえないかも・・・
そこはこのアニメを見た人それぞれが感じる事であって、つまんないと思うならそはそれでいいんじゃないかと思います。
ただ、自分としては、もし2期やるならこの感じは続けてほしいです。
(でも、さすがにあの終わり方はもうちょっと何とかしてほしかったです)

おまけ
「(ふ~っ、今回は割りとまともに感想を書けたかな)」
「それは誰のマネだ?(えっ)ネタ、おめぇのネタで書け」
「(ふっ、分がってる、じっちゃ)」
「(ん?)(くっ!)(あっ)(感想が・・・変わった)」
「しょーもないネタが、あにこれを包んでいく(あわわわわっ)」

おまけ2
流絃
「せば、おめぇはネタから離れられるのか?(くっ)」
「なぜガンダムば彷彿とさせるネタばした?」
清流
「(感想の)書き方が変わったら読み手は戸惑う。」
「君の感想は気まぐれだ(はっ)」
「(他の投稿者だって)極めた投稿者だからだろ。君のは」
「ただの独りよがりだ(うぎゃ~っ)」

ううっ(涙)そんなに言わなくても(お前が自分で書いたんだろうが)

※ 2021/06/28ちょっと私的アニメ感想簿55として天地人で投稿したものを転記しました。

投稿 : 2021/12/23
閲覧 : 219
サンキュー:

7

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

三味線の音、感情の音、君の音。

この話は青森から家出してきた三味線男子の話
ジャンルは音楽・高校生
三味線男子ってなんでしょうか...

比べちゃいけないのは分かっているんですが、どこぞやの箏を扱ったアニメと比較してしまいます
ですが、あっちは「初心者多めが絆を通してどこまでやれるか」て感じの部活青春系に対し、本作は「三味線を通じて何を思うか」ということに焦点をあてた、いわゆる音楽人間ドラマ。
ちょっと言葉に言い表しにくいですが、そんな感じですかね((

基本的にはそこらへんの音楽アニメとおなじ感じです。特別なステータスをもった主人公が人や演奏を通して一人の人間として、一人の演奏者として成長していく、という物語。
まず言いましょう。一話だけだった...
面白いと感じたのは一話だけで、あとの話数はなんか訛ってるなぁ程度にしか思えませんでした。

というのも一話以降はありきたりな音楽アニメ。王道ルートとはいえ少しは捻るのかなと思いきやまさかのテンプレ展開。厳しい。
三味線という楽器に焦点を当てたこと、一話の展開、で作者は力尽きたのでしょう。あとは惰性で書いたのかな。
一話も深く掘り下げればもっと面白くできたのに、とも思いました。
最終回もパッとしない終わり方。原作を買えばよいのでしょうが、つまらない展開を見せられてしまえばあの終わり方は悪手と呼ばざるを得ません。

友人に見せてもらったのですが
最近マイナーなものを取り上げた作品が増えてきたせいでどんどん書く内容が減っていく
らしいです。マイナーなものを取り上げることでしか人気を得られないんでしたら作家を辞めたほうが良いと思いますけどね。
まぁ別に私達がとやかく言う権利はないので大声ではいいませんが。

投稿 : 2021/11/05
閲覧 : 193
サンキュー:

6

ネタバレ

08261216 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

リトライするはず・・・

原作未読。

吉田兄弟の演奏が使われているのは嬉しいところなんですが、
台詞と演奏に齟齬感満載・・・。
「神木が鐘なら、澤村の心臓!」
その表現はどうだろう?と何度かツッコミ。

2回目も5話で断念。

あてもなく、青森出たんじゃなかったかな?
何故、東京で高校の部活入った?
5話で、梅子が作った松吾杯に出る為に雪が他の4人に三味線を教える流れに、酷く違和感を覚え、二度目視聴も断念。

自分の音探してるのに、人に教えるの?
自分が迷子なのに?

雪を支えてやって欲しいヒロインたちにも魅力がない。
キャラデザに昭和を感じる・・・古臭さ。

原作読もうかと思いましたが、
五月蠅い、筆使いにコマ使いにこちらも断念。

投稿 : 2021/11/02
閲覧 : 321
サンキュー:

6

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

演奏シーン(だけ)はすごい

【総合評価☆☆☆】
 津軽三味線をフィーチャーしたアニメ。人物描写に深みがなく、プロットには無理があるが、それでも、演奏シーンの圧倒的な迫力に呑まれてしまう。
 主人公は、名人と謳われた祖父の死をきっかけに、単身上京して自分の進むべき道を模索する少年。もっとも、彼が何を望んでいるかは曖昧なまま。飛び入り参加したライブで素晴らしい名演を聴かせたかと思うと、人気三味線奏者を前に急に意欲をなくしたかのような凡庸な演奏をする。やる気スイッチがどこにあるのかわからず、見ていてもどかしい。
 さらに意味不明な言動を見せるのが彼の母親で、他者の意志を平気で踏みにじる傲慢な人物としてカリカチュアライズされながら、しばしば強引にストーリーの方向性を決定してしまう。結局、ドラマのきっかけとなるモチベーションが描かれないまま、話がダラダラと進んでいく。主人公以外は初心者ばかりの津軽三味線愛好会が、大して練習もしていないのにコンクールで好成績を収めたりもする。
 そんな面白くもない話に突如として割り込んでくるのが、津軽三味線の凄まじい音響。強烈なダイナミズム、ロックやポップスとはまるで異なるリズム感、単純なのに心を打つ音階。そこに奏者の姿と心象風景が映像として加わることで、聴覚と視覚双方からの刺激が相乗効果を生み心を揺さぶる。特に、第5話の連弾はすごい。演奏シーンのためだけに、アニメ全12話を見通す価値は充分にある。

投稿 : 2021/09/25
閲覧 : 277
サンキュー:

3

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

津軽三味線良いですね!凄く面白かったです!

今までに無いアニメでした。
津軽三味線の音色が心に染みます。
あっと言う間に最終回(全12話)まで観てしまい、
特に8話からは真剣に観入ってしまいました。
終わり方がまだ続きのある様な終わり方だったので、
是非2期も作って欲しいです!
ハマりまくって3回繰り返して観てしまいました!
このアニメを観てから、YouTubeで津軽三味線のライブを
聴くようになりました!(笑)

投稿 : 2021/09/20
閲覧 : 188
サンキュー:

2

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – 諦めたらまいね

羅川真里茂の漫画。
「少年マガジン」で2010年より連載

16歳の青年が津軽三味線奏者で目標だった祖父の死後、
自分の音を探すため青森を出て東京で暮らし多くの出会いを経て成長していく物語


<メモ>
吉田兄弟が監修だそうで1話目から津軽三味線の演奏がすばらしく期待が高まりました。
原作ファンの方はすばらしい音が付いてアニメ化を喜んでいるのでは。

が、なんか惜しい。 
2クールにして各々の心情を細かく描いていたら感動作になったかも知れないと思うともったいない。

じっちゃんの松吾郎から言われたように松吾郎の真似ではなく自分の音を見つけようとしている雪の前に実の父と母が現れて
・父親は受け継いだ松吾郎の音を自分の神木流へ
・母親は無欲だったため評価されなかった父松吾郎の音を世間に知って欲しい
と、自分の思惑のためだけに雪に松吾郎の音を出すよう求めているのがかわいそうでした。


<登場人物>
私立梅園学園 津軽三味線愛好会
・澤村 雪:島﨑信長
・前田 朱利:宮本侑芽
・山里 結:近藤玲奈
・矢口 海人:岡本信彦
・永森 雷:鈴木達央
・小薮 啓子:高柳知葉 顧問

神木流
・田沼 源造(神木 流絃):高岡瓶々 師範
・緒方 洸輔(神木 清流):梅原裕一郎
・田沼 総一:畠中祐
・田沼 舞:三上枝織

・澤村 松吾郎:麻生智久
・澤村 若菜:細谷佳正
・澤村 梅子:本田貴子

・梶くん:梶裕貴


<ストーリー>
16歳の澤村雪は育ての親で憧れでもあった津軽三味線奏者の祖父 澤村松吾郎(じっちゃん)が亡くなったあと自分の音を探すため青森から東京へ出る。
六本木で光酔いしてるところをアイドルを目指すユナ(逢田梨香子)に助けられ家に泊めてもらう。ユナと彼氏(タケト:柿原徹也)の喧嘩に巻き込まれタケトの代わりにライブハウスで津軽じょんがら節を披露する。

ユナが夢を諦めアパートを引き払うため住むところを探していた雪の前に
離れて暮らす母親が訪ねてきて下宿先と私立梅園学園への転入を強制する。
若菜・雪兄弟を父・松吾郎に預け化粧品会社「梅丸」の社長として活躍する母親の梅子は
松吾郎が無欲のせいで世間に名を知られていないことを憂いていた。

高校に入学した雪は津軽三味線を抱えた同級生の前田朱利と出会う。
朱利が抱えていた三味線は卒業生で三味線奏者として活躍している緒方洸輔が残していったものだった。
朱利は祖母が疎開先で聞いたという三味線曲を探すため津軽三味線愛好会を1人守っていた。
探している曲は雪の祖父が30年かけて作りあげた「春暁」(しゅんぎょう)という即興曲だった。

雪は前田朱利と知り合ったことで津軽三味線愛好会に巻き込まれていく。

誰かの真似ではなく自分の音を探せというじっちゃん、
評価されることなく死んだ松吾郎の音を継いでほしい梅子、
神木流に松吾郎の音が欲しい田沼源造(実父)、
雪をライバル視しコンテストで白黒つけたい田沼舞、
雪の才能を見抜いている(牽制している?)緒方洸輔、
雪を脅威とも感じず友達になりたい?田沼総、

雪の周りにはいろいろな思惑を持った人がいる。
が、津軽三味線愛好会の仲間は雪の音色を好きだと言ってくれる。

梅子が雪のために主催した津軽三味線甲子園「松吾郎杯」に参加する津軽三味線愛好会のメンバー。
他人と競うことに興味のなかった雪が優勝したいと思う程に成長して臨んだ大会だが団体戦は{netabare} 僅差の3位 {/netabare}。
迎えた個人戦、雪は母の望む松吾郎の音で弾き始めるが演奏中様々な思いがよぎりじっちゃんの真似ではなく自分の音を欲するようになる。
結果{netabare} 1位の田沼総一と大きく離された3位 {/netabare}。

大会後
母、恥かかせた
父、勝てないのは分かっていた
緒方洸輔、君の音は気まぐれだ、独りよがりだ

と、己の音を否定されたことで雪は絶望する


21.6.27

投稿 : 2021/09/01
閲覧 : 219
サンキュー:

8

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

音に震えろ

現状の評価としては序盤の序盤といった感じで、盛り上がりには少々欠ける印象でした。
裏返すと紡ぎ方が丁寧とも言えるので、2期3期と続いていくと化ける可能性は十分にありそうです。

見所はなんと言っても演奏シーンですね。
三味線のことが一切分からない私でも、息を呑んで聞き入ってしまうほどの迫力がありました。
これだけで一見の価値は十分あると思います。

キャラに関しては梅子やじっちゃん等の親族、梶くんやまいまい等のライバル勢は魅力的ですが、他の主人公周りは弱め。
もう少しスポットを当てて魅力を描いてくれると今後の展開もより盛り上がると思うので次期があれば期待したいところです。

前述の通り、物語としては消化不良気味なので、現段階での視聴は三味線や音楽に興味があるなら悪くはないって感じでしょうか。

投稿 : 2021/08/31
閲覧 : 174
サンキュー:

5

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

いやぁ 面白かった

いやぁ 面白かった 三味線のことはまったくわからないけど 面白かった
休みなしで 一気に見てしまった
ただ あの終わり方は・・ 続きが気になる

投稿 : 2021/08/11
閲覧 : 233
サンキュー:

2

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

主人公が挫折して終わり

まず、三味線をテーマに描かれた作品はないので
貴重と思い視聴を始めましたが
三味線弾けないけど弾いてみたくなったり
舞台が青森なので主人公と家族がめちゃめちゃ訛っているんですが
その訛りも違和感のないよう上手い演じ方
セツ君を演じているのが宮城出身の声優さんなので
訛りにも慣れているのかと思いました。
opがカッコいい!edは12話で曲は変わらないのに
opが二曲変わっています。そこだけなぜなのか
セツが母親らしいこと何一つしてこなかった梅子に
マインドコントロールされているところが見てて
嫌気がさしたが他の部の子たちがオリジナルが聞きたいって言って
じっちゃんの真似事ではなくセツオリジナルの曲で
戦うところが好き
そして、個人戦では3位だったけど演奏に点数を
つけられたことが好きではないのと
勝ちたかったという無念と後悔で大泣きしたところで
終わってしまうので二期というか続き放送してくれよ!
あそこで終わるのってなんなん?

投稿 : 2021/07/30
閲覧 : 289
サンキュー:

2

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一つ一つの音が心に響く

津軽三味線の音と歌を聴くだけでも価値のある作品。

一音一音が心にまで響く三味線の音が心地よく、本当に素晴らしい文化だと思う。
話の展開はこの音とまれとかなり似てますが、一般人になじみのない楽器+高校生の部活という時点で似たような話になってしまうのは致し方ないと思う。
※どちらの原作のほうが先なのかは知りませんが、どっちにしろ仕方ないと思う。
部活のほうはよくある展開だがみんなで一生懸命頑張るところは王道ながらもやっぱりいいものですね。

ただ、1話を見た感じだともっと音を見つけるのが第一でそれがすべてみたいなストイックなものをイメージしてしまって滅茶苦茶面白そうだなって思ったんですが、ちょっと違いましたね。
悪くはないが、今のところは1話見て期待していたほどではない。

まだ話は続いていて彼がここからどうやって、自分の音を見つけるのか、とても続きが気になりますね。今後に期待。

演奏は本当に素晴らしかったです。

投稿 : 2021/07/13
閲覧 : 216
サンキュー:

25

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

津軽三味線を題材にした音楽アニメだけど、面白さはやや尻すぼみだったかも

津軽三味線を題材にした青春音楽アニメ。全12話。
世間的な名声とは無縁だが、知る人ぞ知る三味線の名人であった澤村松吾郎を祖父に持つ少年・澤村雪(さわむらせつ)が主人公。物語は、松吾郎の死をきっかけに「自分の音」を見失ってしまった雪が、何のあてもなく青森から単身上京する、みたいなところから始まります。最初の1話を観た段階では、音楽ものとして演奏シーンにインパクトがありましたし、人間ドラマとしてもキャラの行動やストーリー展開に、型に嵌まったような感じがなくて、これはかなり面白くなりそうだなと期待しました。ところが、その後も観続けていくと、物語はいきなり普通の音楽部活ものの方向へ行ってしまい、ちょっと拍子抜け。ジャンルとしてはそちらのほうがむしろ王道なので、それ自体が別に悪いわけではありませんが、この作品に関しては、内容的にもどこかで見たようなありきたりなものという印象でしかなく、正直期待外れでした。そういった定番路線でいくにしては全体的にキャラが弱すぎて、せめて部活の仲間にはもう少し個性や魅力がほしかったです。それでも最終回では、このあと主人公がどうなっていくのか興味が湧くような終わり方になっていて、もしかするとこの先のほうが面白くなるのかも、という可能性は感じました。
作画、声は、特に問題なし。音楽は、迫力があってとても良かったです。雪の母である梅子が歌うシーンも記憶に残りました。
最後まで観終わって、まあ平凡な音楽部活アニメだったかな、という感想です。第1話が面白かっただけに、あのままの雰囲気で進んでいったらどうなったのかと、ちょっと残念な気はしました。

投稿 : 2021/07/10
閲覧 : 252
サンキュー:

10

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

三味線の音・方言の声

原作未読 全12話

青森で津軽三味線の名人と呼ばれるお祖父さんが亡くなり、主人公の澤村 雪(さわむら せつ)は自分の音を探すため旅に出ます。そして母親にみつかり東京の高校に転入した先の同好会で津軽三味線愛好会の学生たちと親交をしながら自分の音を探しているお話です。

この作品は何といっても津軽三味線の演奏ですね。強烈にインパクトを残しました。それと演奏の間に入る掛け声も良かったですね。

キャラの中では雪の母親「梅子」が色々と一番インパクトありましたw{netabare}ましろの演奏に合わせた伴奏も凄かったです。{/netabare}

津軽三味線愛好会のメンバーたちと切磋琢磨しながら段々と打ち解けて行きます。

終盤ある衝撃な出来事{netabare}(総一の演奏){/netabare}で、自分を見失うこともありましたね。

エピローグという感じのお話でした。雪の音探しはこれらからですね。続きを観たい作品です^^

OPは、BURNOUT SYNDROMESさん、EDは加藤ミリヤさんが歌っています。

最後に、津軽弁でしょうか、方言は味があっていいですね。また、「この音とまれ!」でも思いましたが、日本の楽器演奏はいいですね。心に響きます^^

投稿 : 2021/07/10
閲覧 : 260
サンキュー:

21

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

オリジナルを探す旅

視聴完了

真面目に三味線演奏者を描いて好感持てるアニメでした。

ユーフォ、君嘘、この音とまれ!など音楽演奏アニメが好きならお勧め出来る。
ただ列記したアニメは音楽以外の部分で青春や恋愛、命など興味が沸く展開も多いので…
ましろのおと、この部分が物足りない感じで全体として間延びしてるのが残念。

ED曲、凄く色気ある歌声だなぁ~
演歌歌手さんと思ってたら、加藤ミリヤさん✕吉田兄弟の楽器でしたw

投稿 : 2021/07/05
閲覧 : 269
サンキュー:

22

次の30件を表示

ましろのおとのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
ましろのおとのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

ましろのおとのストーリー・あらすじ

「俺の、音――」伝説的な腕を持つ、津軽三味線の奏者・澤村松吾郎。彼を祖父に持つ少年・澤村 雪は、祖父の死をきっかけに、三味線を弾けなくなった……。"好きな音"を失い、アテもなく上京する雪。キャバクラで働く女性「立樹ユナ」に助けられた雪は、ライブの前座として津軽三味線の演奏を披露することになる。雪は、様々な出会いを、想いを三味線の音色にのせて弾く。自分の音を、自分の想いを探しつづけて――(TVアニメ動画『ましろのおと』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年春アニメ
制作会社
シンエイ動画
公式サイト
mashironooto-official.com/
主題歌
《OP》BURNOUT SYNDROMES『BLIZZARD』&『銀世界』《ED》加藤ミリヤ『この夢が醒めるまで feat.吉田兄弟』

声優・キャラクター

島﨑信長、細谷佳正、本田貴子、麻生智久、宮本侑芽、近藤玲奈、岡本信彦、鈴木達央、梅原裕一郎、畠中祐、三上枝織、梶裕貴、落合福嗣、谷口夢奈、高柳知葉、木村匡也、逢田梨香子、柿原徹也

スタッフ

原作:羅川真里茂(講談社『月刊少年マガジン』連載)
監督:赤城博昭、シリーズ構成:加藤環一、キャラクターデザイン:真島ジロウ、津軽三味線監修:吉田兄弟

このアニメの類似作品

この頃(2021年春アニメ)の他の作品

ページの先頭へ