当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「ピーチボーイリバーサイド(TVアニメ動画)」

総合得点
66.3
感想・評価
256
棚に入れた
696
ランキング
2938
★★★★☆ 3.2 (256)
物語
3.0
作画
3.3
声優
3.4
音楽
3.2
キャラ
3.2

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

ピーチボーイリバーサイドの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

そもそも劣化品の方をアニメ化しないでほしかったなぁ

この作品は『小林さんちのメイドラゴン』などを描く漫画家・クール教信者によるWeb漫画を原作としている。タイトルの通り我が国の有名なおとぎ話『桃太郎』をモチーフとしており──
桃太郎は日本で鬼退治をした後、外国へ渡ったのではないか?
桃太郎を生んだ桃は日本に1つだけではなかったのでは?
──といった同氏による新しい解釈を入れて現代流のバトルファンタジーに仕立て上げている。
後に掲載誌用に作画を別人が担当してリメイク、そして遂にアニメ化へと至ったわけだが、アニオタならご存じの通り、ちょっと“ズレた”監督のせいで前代未聞な失敗作となり、世に弄られ続ける羽目となってしまった。

【ココがひどい:意図の読めない時系列シャッフル】
この作品のよく解らないところは、エピソードの順番を②③⑨①⑦⑧④⑩⑫⑪⑤⑥と並べ替えていることにある。なんだこれは……馬鹿みたいじゃないか。
物語の発端を回想として取っておいて、まどマギの第10話の様に後で効果的に流す。こういう目的で第1話を後ろの方に回すのはまだ理解できる。この場合は第2話を実質1話として観ていけばいいのだろう。
しかし2話→3話ときて次は9話である。{netabare}街がとてつもない力によって消滅し、あわやそれに捲き込まれるところだった主人公・サリーと力を失った高位の鬼・キャロット、そして街で騎士団団長を務めていたホーソン────自身がその半生を懸けて守り続けてきたのであろう街が一瞬にして消えてしまったのを見て、彼は呆然とした後に何を思うのか。
それが気になる引きで終わったその次の話では、別の街の武闘大会で相手を負かして得意気になっている元騎士団団長を拝むことになる。うん、まるで意味がわからんぞ!{/netabare}
似たようなことをした作品に『プリンセス・プリンシパル』がある。スパイ物であるあちらは仲間全員が集結して任務にあたる中盤(CASE13)を第1話に持ってきたことにより、視聴者に物語の全体像をいち早く伝えつつ豊富なアクションシーンによる「掴み」を狙った作品だ。結果は大きな成功を収めた、という評価で間違いないだろう。
ただ、その手法も作品が「アニメオリジナル」か「原作のアニメ化」かによってやりやすさは段違いだ。アニオリならば中盤の話を第1話の形に初めから作ることができるが、原作付きが同じ様にするには原作にある一塊のエピソードをほぐして再構成する工程を挟まねばならない。
後者である本作はその工程を挟まず、既に固まったエピソードを悪戯に入れ替えまくっただけであり結果、プリプリのようなメリットをまるで引き出せず、視聴者を大混乱に陥れてしまったのである。

【でもココがすごい?:監督の意図と公式の気遣い】
なので再三、書かせてもらうがアニメ脚本における「おもしろい・つまらない」の最大の要因は脚本家ではなく、その脚本家に自身のやりたいことを文字に起こしてもらう「監督」が最もウエイトを占めている。それはこの作品の制作背景もまた証拠であり、本作の監督・上田繁氏は『アニメイトタイムズ』のインタビューにてその制作秘話を赤裸々に語っている。質疑応答形式の上かなり長く語っていたので、引用ではなく意訳的にまとめさせて頂く。
{netabare}
1. 原作がまだ未完なので、そのままアニメ化してしまうと中途半端に終わってしまうことが不安要素だった
2. 制作決定時、大多数の人はミコトを主人公にしようと考えていたが、自分はサリーを主人公にしたかったため、シリーズ構成にそうお願いしていた
3. 時系列順の第1話はミコトの視点なのに第2話からはサリーの視点になる。これではまるで別々のアニメの様に写るし描かれるテーマも違ってくるため、先ずココを変えたかった
4. そして原作の内容の中に最終話に相応しいエピソードがあった。それを最後へ持っていくためにシャッフル放映にした。これ以外の方法としては物語の再構成しか思いつかないが、原作に対して自分が何か手を加えるのは違うと思った
5. オリジナル展開の案も当然出ていたが、絶対にやりたくなかった。完結していない話なのにアニメで結論付けたくはない
6. シャッフルの手法は『涼宮ハルヒの憂鬱』などの前例もあるので、視聴者は混乱せずに観られると思う。コミック版を読んだ人の感想の中にも「途中から読んだけど面白かった」「最初から読み直すと違った印象を受けた」というものがあったのでシャッフルはいけると確信した
{/netabare}

いかがだろうか。私も件のインタビュー記事にはくまなく目を通したのだが、この監督の言葉の数々に嘘や悪意といったものは感じられない、しかし何か致命的な「勘違い」をしているような、そんな印象を受けてしまった。
{netabare}先ずこの監督の原作を扱うにあたって決めている「ライン(線引き)」がわからない。なぜ再構成やアニオリ展開はアウトで時系列シャッフルはセーフと踏んだのか。どちらも原作をねじ曲げていることに変わりはないし、『アニメで完結させたくはない』と言っているのに『中途半端にしたくない』とも言っている。発言の中で思いが矛盾していることに彼は気づいていない。
『涼宮ハルヒという前例があるから大丈夫だ』という考えも前提として間違っている。ハルヒは物語の舞台が高校、登場人物はSOS団でほぼ固定という作品だ。そして学校行事や事件毎にエピソードが区分されているため、ちゃんと辻褄を合わせれば多少その順番が入れ替えられてもアニメから入った人には気づかれない下地がある。
しかし『ピーチボーイリバーサイド』はファンタジー世界を舞台とした一本筋のロードムービーだ。第1話を0話という回想扱いにして後に回すのはなんとか認められるものの、3話から9話まですっ飛ばす様な時系列の入れ替えをしてしまうと、旅の中で主人公らキャラクターが何を経験してどう成長していったのかを把握するのに“視聴者側が”整理を余儀なくされてしまう。{/netabare}
この時系列シャッフルが受け入れられない人のために一部配信サイト(dアニメストア)では各話を時系列順に並べ直したバージョンも配信している。ありがたい一方で結局、製作陣はシャッフルしたものを観てほしいのか作品の時系列をしっかり把握してほしいのかがよくわからないとも思ってしまった。

【でもココもひどい:時系列版を観ても……】
いまいち話が繋がっていない。
{netabare}1話ラストで旅に出るため、父である王に別れを告げたサリーは、2話冒頭で空腹に倒れた兎人・フラウと森で出会う。自分の国を出たサリーがどこへ向かおうとして、どのようなルートで森に入っていたのか
。そしてなぜ都合よくフラウの好物である生の人参を持ち歩いていたのか。
自炊等を考慮しても最初の旅の荷物に人参を選択することは先ずあり得ないだろう。そうなると1話と2話の間で既に大きな時間経過があると考える方が自然、つまり時系列版を観ても話が飛び飛びでよく解らないのである。{/netabare}
{netabare}9話にしても8話からかなり時間経過が経っている様であり、なし崩しにサリーの仲間となっていたキャロットは既に人間のことを理解し始めている。8話のエピソードからは飽くまでも「サリーは例外」と妥協しただけで人間への敵意を捨てたわけではないのだが、いつの間にやらホーソンの男心とやらにも興味を持つようになり、人間への態度はすっかり軟化しているのだ。
敵である鬼の陣営も、ジュセリノと皇鬼{すめらぎ}が別れたすぐ後、同話の内に彼女がホーソンの手を借りてスメラギを探し出すシーンを入れていたりしており、あまり意味のわからない構成で本作は仕上がってしまっている。{/netabare}
クール教信者氏が直接手がける原作は漫画投稿サイト『新都社』に上げられている「処女作」であり、とくに序章から暫くはラフ絵に近い描き方をしている。本作は元々商業誌ではない────人からお金をもらうための作品ではないため先生の気の向くまま、そして先生ご本人の成長に合わせて徐々にそのクオリティを上げていった代物である。「気の向くまま」ということでエピソードも章単位毎に不定期連載で描かれているため、そのままリメイクしてアニメ化しても話の繋がりを感じにくい、というわけだ。
リメイク漫画もアニメもそんな原作の展開をなぞっている……クール教信者氏の「アマチュア」時代の作品を。決して先生の恥部というわけではないが、ストーリーも見切り発車であろう本作を商材にするには、やはりとりあえずの「結末」を定めて「再構成」することが必要だったのではと素人ながら考えてしまう。

【キャラクター評価】
サリー/サルトリーヌ・アルダレイク
名前は桃太郎のお供の「猿・鳥(雉)・犬」からだろうか? 由来に反してザ・桃太郎なキビツミコトとは終始、別行動となるのだが。
旅の経緯上、仕方ない部分も大きいのだけど「脳筋」で「お花畑」な思考が、歳喰って精神ベキベキに屈折している私にはもう受け入れがたい主人公かな。戦闘開始のタイミングで{netabare}『この場にいる全員、和解しよう!』{/netabare}とか言い出すし……そういうのは『エガオノダイカ』で懲りていますね。悩んだ末に選ぶ力業が清々しく映ることもあるのだけど同話の中でいやにテンポよく変心させてもいるので納得感に欠ける。
まあ始めは箱入り娘のお姫様だった少女だ。今後、鬼と亜人と人間────様々な種族がいがみ合いながらも暮らす世界を旅の中で学んでいけば、人々の差別意識への「妥協」ももっと具体的な施策へ落とし込んでいけるのではないだろうか。原作者はクール教信者だしね。期待は出来ますよ、一応

キビツミコト
よく冗談で「何も悪くない鬼を傷つけて宝物を強奪した男」というひねくれた見方もされる桃太郎なのだけども、新解釈である本作では見事、作者が真に受けてこのキャラを生み出してしまった(笑) 桃太郎は戦闘狂(バトルマニア)!{netabare}まあ実は本人から力と名前を受け継いだ2代目だったんだけどね{/netabare}
物腰が低くとも達観した持論の数々はクール教信者らしいキャラ付けだ。ここからメイドラゴンの小林さんなど思考力が凄まじいキャラ制作へと発展させたのかも知れない。年相応のブレもあるけどキャロットなどを助けたのは出自から考えれば、ね……
サリーの味方にも敵にもなり得る裏主人公。その活躍とアクションシーンをアニメオリジナルでもいいから存分に楽しみたかった。

【総評】
原作のWeb漫画からこのアニメまで、隅々と『ピーチボーイリバーサイド』という作品に浸かった結果書くことだが────原作の方が数段、上ですね(バッサリ)
そもそもリメイク漫画時点で原作ファンから不評を買っていることはアニメだけを観るオタクには知る由もない背景だろう。だが事実である。原作は確かに拙い部分が多く、商業誌にするために作画からリメイクすることは必要不可欠だったのだが、それだけに留まらず各エピソード内に含まれるメタ発言や他作の名前を出すパロディ、下ネタにサービスシーンといった「毒気」をストーリーのボリューム毎抜き取って変に小綺麗にしてしまっている。誰でも読みやすくなった反面、クール教信者という1人の漫画家の「作家性」を殆ど感じられず、只の凡庸なファンタジーに成り下がっているのだ。
{netabare}とくに『樹鬼』や『吸血鬼』のエピソードが顕著だが、同じ登場人物やテーマなのに動かし方1つ取っても原作とリメイク以降で物語の「奥行き」が異なっている。同じサリーの『和解しよう』という台詞でも戦う前から決めゼリフの様に言ってしまうリメイク版と散々と競り合った後で調子よくあっけらかんと言う原作とではまるで受ける印象が違う。やはりリメイク版の方が原作を「なぞる」という意識のせいか展開が淡々としてしまっておりつまらない。原作と比較すると各々、亜人と鬼であるフラウやキャロットの掘り下げも浅く感じてしまう。{/netabare}
こういった格差のある2つから、アニメ制作は劣化品であるリメイク版を基盤としてしまった上に監督の妙な思いつきで「時系列シャッフル」までかましているのだから、オンエア版は目もあてられない低評価に見舞われた。しかし時系列順に観ても場面や視点の切り替えが多く、演出やテンポの雑さはまるで解消されないので時系列版も微妙な出来だ。
作画は戦闘シーンが大味ではあるものの悪くはなく、主題歌はサリーたちの旅の過酷さや人と鬼の争いの先にある悲劇を予感させるようなダークさと英歌詞のスタイリッシュさがミックスされた良曲で、私も気に入っただけに勿体無い。せめてリメイク版ではなく原作Web漫画の方をアニメ化していれば少なくとも私の評価は上向いていたのだが、やはり業界的に原作版は商業化出来ないと判断されているのだろう。リメイク版も『蛸と海女』をパロってるのだし、ちょっとくらい下ネタやパロディが多いのは構わないと思うんですけどねぇ

投稿 : 2024/08/06
閲覧 : 78
サンキュー:

6

ネタバレ

四ツ谷ミツル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

時系列版は良い

巷で話題のシャッフル版の存在を知らずに時系列版を見た者からの感想。原作は未読。

普通に面白かった。
作画はずっと綺麗だし、登場キャラみんな可愛い。特にサリーのスタイルの良さは結構こだわりが感じられて良かった。

※以下ストーリについて多少のネタバレ込みで語るが、伏せるほどでもないのでそのまま書く。
ラストを知りたくない方はここでブラウザバックして頂きたい。
(まあこの作品、どこがラストなのかと言われたら答えるのが難しいのだが……)


ストーリーは、終わり方がやや唐突だがまあよくまとまっていたと思う。
途中木の化け物みたいなのを倒す時、なんか中盤なのにやたら盛り上げるな…?と思ったら、なるほどここがシャッフル版のラストなのか。それなら分かる…気はするが、別に時系列版のラストでも特に問題無かったと思う。

あえて言うなら最後に"俺たちの戦いはまだまだこれからだ"的なサリー御一行をちょっと見せて〆れば良かったんじゃないかな?とは思う。
まだ問題は山積みだし明かされない事も結構あったが、原作も続いている中での1クールアニメならまあこんなものだろう。

キャラについてだが、
{netabare}
ちょっとミコトの設定を持て余してる感がある。
鬼全員ぶっ殺す系のサイコな兄ちゃんっぽい設定だか、その辺のモブ以外あんま殺さない。なんなら結構早い段階で躊躇するし、ネームドキャラの首を刎ねたかと思ったらそいつ生きてるし。見殺しにするかと思えば仲間にしちゃうし。
別に美少女が刃を向けられる所が見たい訳では無いが、結局殺さないし傷つけもしないならちょっと設定を持て余してるんじゃ無いかと思う。
{/netabare}
自分は原作未読勢なのでカットされたキャラとか展開があったら申し訳ない。

メインビジュアルのイラストがまんま動く良アニメーションなので、興味が湧いたら視聴して良いと思う。


【追記】シャッフル版について
結構話題になってたのでシャッフル版の各話始まりと終わりだけちょちょいっと見たのだがあまりのドシャッフルぶりにちょっと笑ってしまった。
あー…まあ、うん。シャッフルの意図は分からなくも無い。

一応回想シーンとかで前話の繋がりもあるにはあるし、木の化け物ぶっ飛ばして終わりだと、いわゆる"クライマックス感"も出るので1クールのアニメらしい良いラストと…言えなくも…無いが…。
そこに辿り着くまでのキャラ達の情緒がなんだかおかしな事になってるし、シャッフル版だとサリーの目的と過去が明かされるまでの時間が結構空いてしまって物語の本質を理解する為の"溜め"の期間が長すぎると思う。

監督のインタビューでは現在のまま進めると終わり方が中途半端になる故のシャッフルとの事だったが、上記の通り原作が続いてての1クール作品のラストなら時系列版の終わり方くらい全然許容範囲である。

Dアニ限定のものを勧めるのは心苦しいが今から興味を持った人は"時系列版"の方をおすすめしたい。

投稿 : 2024/01/21
閲覧 : 114
サンキュー:

0

ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

テーマはおもしろい

歴史と文化として敵対するものが共存できるのだろうか。

人間と鬼、言うまでもなく交わらない者同士の妥協点を探す旅のようだ。

例えば、熊が人に致命的な危害を加えるというニュースが流れる。
熊好きでムツゴロウさんのように熊に接する人がいる。
その人が
「熊は賢くご飯さえ満足に食べていれば人を攻撃するような生き物ではない
 ほら見てみなよパンダみたいだろ
 知恵も人と変わらない
 彼らは人との共存を望んでいる
 彼の同族は人を殺めたようだがそんなことはしない者も多い
 そんな平和的な熊と共存できる社会を築こう」
と言われて握手を求める人間がぞんなにいるだろうか。

熊でなくともいい、
虎でも蛇でも蜘蛛でも犯罪者でも異なる宗教者でも特定の人種でも。

現実でもあるなあ。

そんな拗れたことを考えるような作品ではない。

この作品はかわええ女性キャラをめでる作品だ。
キャロたんかわええ(*´Д`)
フラウたんかわええ(*´Д`)

※女性キャラ限定ではない、とても健全な作品かも知れません

投稿 : 2023/12/23
閲覧 : 73
サンキュー:

3

ネタバレ

maki3 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:----

キャラはよかった

原作者の他作品がアニメ化大成功でヒットしたので後を追うようにこの作品もアニメ化

インディーズWEB漫画として描いていたが作者の連載多すぎ問題でこの作品の続きは絶望的


時系列をバラバラにすることで短調な話を分かりにくくしただけの印象
話がものすごく中途半端な所で終わっているのでシャッフルして時系列最新話を最後に持ってこない事によりごまかそうとしている?

売れっ子作家とはいえアニメ化するほどの作品では無いと思う

キャラは良かった

投稿 : 2022/08/15
閲覧 : 268
サンキュー:

3

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

フラウと姫命令

2022/07/28 初投稿

レビュー投稿へのモチベーションの低下でしょうか?作品に原因があるのでしょうか?
なんか,書くことが思いつきません。

決してつまらなかったわけではありません。
いや,そこそこ面白かったです。

あえて書きたいと思うことは,フラウが造形も言動もたいへん魅力的だったと言うことくらいです。


あとはおまけで

サルトリーナの胸が過剰に立派だなと思ったら,原作ルーク教信者か納得・・・^^;むしろその点を考慮すれば控えめかも?w

「そういうことだったのか!」と思う伏線回収は多く感じたのですが。冷静に考えれば時系列がシャッフルされているため謎が解けた的に感じますが,単にややこしくしているとも言えます。

結局,物語の導入だけで多くの謎を残しての終了となりました。続きはあるのだろうか?

投稿 : 2022/07/28
閲覧 : 226
サンキュー:

19

ネタバレ

くろゆき* さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ダチってのはな、認め合うことでなるもんなんだよ。

原作未読ですが時系列シャッフルは事前情報で把握済み。

桃太郎伝承を基にした異世界ファンタジー作品。
桃太郎を題材にし、「戦うことにとり憑かれる」意味をテーマの一つにした作品である。

昨今の「桃太郎は身勝手で鬼はいいやつ」という使い古された、古典へのリスペクトが一切感じられない設定に偏ることなく、日本の昔話によく出てくる「鬼は人を食い殺す恐ろしい怪物」というのをうまくミックスした作品となっている。

ミコトという存在に対しサリーは同じ道を歩むことになってしまうのかならないのか視聴者はそんな行く末が気になりながら見てしまう。

本作はテレビ放送時においてはシャッフルしたことで時系列を追って内容を理解できない構成になっていた。ただ、時系列順に持ってくると、放送時のクライマックスは特にサリーの最大の見せ場がほぼ折り返し点に来てしまい、あとはその見せ場以上に盛り上がる場面がないまま(ないわけではないが)終わってしまう。
特にフラウは、ほとんどその目的の説明がないまま、物語が終わってしまうので、消化不良にならざるをえない。

そういう意味でシャッフルそのものは確かに悪手だがシャッフルしなければ話題にすらならなかったであろうことを考えると苦肉の策といえる。

投稿 : 2022/07/23
閲覧 : 210
サンキュー:

8

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

SFスーパー英雄(?)列伝78

「ほっほっほ、上手くいきましたな。」
「これ全てもお代官様のおかげ(待て~っ)だっ、誰だ。」
「桃から生まれた(バーン)桃太郎!」
「で、出会え~(ひと~つ、人の世生き血をすすり)ぎゃ~っ」

ほ~のぼ~とほのぼのと♪

誰もが知るあの"時代劇"には続きがあった(って違う)

みんながよく知るあの物語、桃太郎の続編となる物語だそうですが、とにかく話の順番がバラバラでよく話が分からないままドンドン進んでいきます。
どうやら時系列順に話が進んでいくバージョンもあるらしいんですが、こっちが見たのはシャッフル版なので、どうしてもタビのメンバーがころころ変わったりするのは好意的に観る事は出来ませんでしたね。
それなりに面白かったので、そこが残念でした。

おまけ
ブライ大帝
「おのれ、ピーチボーイめ。ヒドラー!」
ヒドラー
「ハッ、今度こそこの百鬼メカ蒼面鬼で、必ずピーチボーイを倒します。」

・・・それ、ゲッ○ーロボGだから(汗)

おまけ2
鬼に囲まれるミコトたちの前に・・・神輿に担がれた謎の男が
「やあやあやあ、祭りだ祭りだ~!」
って、それはドンブ〇ザーズじゃあ
「おい(へっ?)このネタを書いたという事は、これで縁が出来たな!」
だから日朝見てないと分かんないって(おいおい)

※ 2021/10/14破SFスーパー英雄(?)列伝28としてとして天地人で投稿したものを一部追加して転記しました。

投稿 : 2022/03/20
閲覧 : 232
サンキュー:

7

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

姫命令

2022.3.16 視聴完了。

セーラー服の兎人フラウと出会った時
このアニメ面白くなりそうと期待しましたよ。

でも視点がサリー、ミコト、鬼などにいろいろ変わるわ
急に過去エピソードが混ざるわで
めちゃくちゃ見にくい。
普通に見ていて、あれ?×が××だからこれ過去じゃない?
って気づいても、見終わってた部分過去話なら
今は違うじゃんってなり、もうぐちゃぐちゃ。

アニメは微妙だったけど「姫命令よ」は一度使ってみたい(笑)



昨晩の地震は震災を思い出しましたね。
最初の揺れでヤバイと思って廊下に出た頃
部屋の携帯から警報が鳴る。
遅っ!て思いつつ玄関で戸を開け待機。
おさまったと思った数分後警報と共に二度目の揺れ。
2回目の方が大きく長く揺れてました。
震災と同じくらい大きかったように感じたのですが
物の崩れ具合から今回の方が小さかったのだと実感。
震災の時はどこから手をつけていいか分からない程の
散らかり様で無気力になった覚えがあります。
今回電気水道ガスすべて無事でしたので
東京で停電と聞きびっくりしました。
津波被害がなかったことが救いです。
被害にあわれた方、共に頑張りましょう。

投稿 : 2022/03/17
閲覧 : 328
サンキュー:

13

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やらかし感 70点

作品自体のストーリーは悪く無いのですが、時系列どおりに進行しないため、とても視聴し辛いタイプです。

桃太郎をベースに差別がテーマになっているので異種族間での差別や怨恨がメインとなるので中身としては重めかと思います。
病んでいるキャラは多いですが、背景が相応にあり、各々の立ち位置ならではの展開は群像劇のようで良かったです。

キャラ自体は悪く無いですが、キャラにより作画がモブかと思われるのでトータルのクオリティが高いタイプでは無かったです。

事前準備が必要迄は至らずとも、ストーリー構成で視聴者が離れていくタイプかと思います。
一気見したところ完走できましたが、リアタイ時は3話くらいでついていけなかったので、勿体無いかと思います。

視聴できる作品ですが、構成に問題有りという評価です。

投稿 : 2022/02/06
閲覧 : 266
サンキュー:

3

ネタバレ

あぎら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

桃太郎のアニメ版みたいな?

みんなが知ってる昔話の桃太郎とはちょっと違うけれど、とても面白かったと思う。

原作は読んでないです。
でもそれでも面白く感じました!
桃太郎を知ってるからかな?

個人的に好きなのは所々入ってくるbgm?が結構好きです!嫌なところはなんか物語の順番がバラバラなとこですかね?これが他の方のレビューにもあるシャッフルってことなのかな?

もしかしたら、1度通しで見てもらってから時系列順に見直してもらいたいとかそういう狙いがあるのかもしれないけど、普通に見づらい。

でもそれ以外嫌なところは特になかったかなって思います!

以上です!

投稿 : 2022/02/03
閲覧 : 196
サンキュー:

1

ネタバレ

uQcus51094 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

時系列にするかどうかで評価わかれそう

原作未読。オンエア版視聴。

タイトル見たときは「ん?」って思ったけど、桃太郎の現代版?のようです。
リバーサイドはほとんど出てこなかったな…

簡単にいうと、人間とか鬼とか魔物とかいろんな種族が戦ってる世界。
主人公が「争うのやめようよ!」みたいな感じで冒険を続けていく感じです。

ただ、時系列ではなく、多少話数を入れ替えているようで、現代→過去→現代→過去と時代が飛びます。しかも説明がないため、「見る話数間違えたか?」と何回か思いました。

「探偵はもう死んでいる」でも似たようなことありましたね
方法的には「桃華月憚」?

ついていくのがやっとでなかなかストーリーが理解しにくい…
キャラは個性的でおもしろいし、世界観もなかなかリアルでよかったんですが…

ただ割と残酷な描写が多いので、その辺が苦手な人は要注意です。

{netabare}
ストーリー
互いの種族が戦争をしているため、復讐の連鎖が止まらない話です。
その中で、各キャラクターが感情をむき出して、戦うのでリアル。各キャラが個別にそれなりに話があるのもよかった。

テーマは差別だと思うのですが、その辺はきちんと描かれていましたね。
まるで人間社会のよう…

個人的には、話数の入れ替えはあってもよかったと思いますが、あそこまでする必要あったのかなと思います。

サリーの過去話は別に入れ替える必要なかったのでは…

ただ魔女の下りは、入れ替えて正解だったかも。
入れ替えると「この人誰!?」ってなるので。
魔女のためだけに入れ替えたのかなあ
魔女のキャラは色々反則でした
「エア」をぽん、とくれるし…

入れ替えた方が、「冒険はこれからだ!」みたいな感じでキレイにおわっていいですね。

時系列だと轟鬼はああなってしまったし、最終話が過去編でだいぶ暗いですね…

まあ入れ替えても樹鬼はやられてますが…

難しいですね。

謎が少しずつ明かされていくのはいいですね。

主人公たちが少しずつ進んでいくのを、響鬼が操っている感じもまたいいです。

キャラ
個人的には、主人公やミコトの怖い笑顔がツボでした(笑)
なかなかそんな主人公やヒロイン?はいない(笑)

イケメンも可愛い人も動物、魔物も色々でてきますが、どのキャラクターも個性あってよかったです。


ただ思うのは、最近の若者向けの割にはなんかダークな作品多くないですか?
私がそういうばかり見ているだけだろうか…

{/netabare}

投稿 : 2022/01/30
閲覧 : 323
サンキュー:

0

干野梅蔵 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

素人組み換えパッチワーク

原作を読んでからの視聴を推奨いたします。

時系列を組み換えて進行するので
ある程度の知識がないと
どうしてこうなっているのか判断できない箇所が出てきます。
次の話で回収してくれるほど甘くない構成になってたように思うので(あまりの適当な継ぎ接ぎに途中で一度視聴を断念しました)
事前に大まかに予習していたほうが楽しめると思います。
このアニメ自体を楽しめるかは別として・・・。


私的過ぎる感想を記載するならば
「よくぞここまで汚くほつれたままのパッチワークを作品として出せたね」
ですね。

キャラクターたちが何がしたいのかが
伝わらないままに時系列が切り替わります。

理解し辛いとは思いました。

投稿 : 2022/01/30
閲覧 : 221
サンキュー:

2

コラッタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

途中までは良かった

最初のつかみはすごく良かったと思います。
キャラクターも魅力的でした。
ただ時系列がバラバラで放送したんだと思いますが
そこが裏目にでちゃったかな~と

投稿 : 2022/01/22
閲覧 : 250
サンキュー:

1

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

厳しいなぁ

原作未読(2022.1)
むーん、アニメ1クール視聴のみの感想です。
テーマとして”差別”という不条理な物が物語の根底にあり、それを主人公達が旅を通じて体験し、なくす事は難しいがどこか妥協点を見出そうという、ある意味現実的であり中途半端な落とし処を見つけ出そうという話なのかな?元々クール教信者先生の作品をリメイクしたもののアニメ化。
正直、原作未読なのでこのアニメがどこまで、原作の魅力を描ききれてるか測りかねますが、アニメとしてはただの枠埋め位にしか思えません。
まず、ストーリーに沿った放送ではありません。バラバラに組み替えてます。理由は監督が”物語の途中で終わるから””原作の1話目をアニメで1話にしていいのか”という深いのか逃げなのかわからない理由からです。
一応時系列順での視聴もして見ましたが、作画がある程度安定してる事以外、演出、キャラの魅力も何もなく、ただ、”差別”という社会的テーマを口先だけで唱えてるような内容でした(私感)。
自分が監督の逃げなのでは?と訝るのも結局、時系列順に流した所で作品のクオリティはお粗末で、それを奇をてらって順番を組み替える事で逃げたと感じる出来だったからです。ただ、監督の判断は正解と言えば正解だったと思います。多分時系列順だと自分は途中下車してたと思います。
無論、諸事情がある中で制作してるわけですから、そこは考慮しますが、全く制作側の作品に対する熱量を感じるものはありません。それは、原作者にも視聴者にも失礼じゃないですかね(偉そうな事言ってすいません 汗)

私のツボ:乳でかけりゃ許されるわけじゃねえよ

投稿 : 2022/01/19
閲覧 : 193
サンキュー:

4

ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

シャッフルとか

この作品は、シャッフル版と普通の2種類が存在する。
普通のは、1話から順になっていて、誰が見ても分かる内容。
シャッフル版は、話数がシャッフルされていて見てても内容が分からないもの。
もちろん、このシャッフル版は不評だったらしい。
今回は普通バージョンのレビューをしていきたいと思います。

簡単な内容。
人間、鬼、鬼を退治する者、大きくこの3種族に分かれていて、基本的には鬼が滅茶苦茶強くて人間ではまるで歯が立たない。
そこに鬼退治をする者が現れ、次々と鬼を退治していく。
主人公は金髪の女の子で旅に出る。
ふとした事から、超人的なパワーが!!

旅をしている内に、色んな者と出会い、鬼にも色んな考えの者もいたり、和解を考える者もいたり。

感想。
基本バトルが多いが、悪くは無い。
ストーリーも、普通に悪くは無い。
ただ爽快感やらすっきり感が無く、なんというか普通。

「え?まさかそんな展開が!?」
みたいなものも無い。
時間があったら、1話見て決めてもいいんじゃないかな~?ぐらいだと思われ。


シャッフルなんて無かった。

投稿 : 2022/01/08
閲覧 : 223
サンキュー:

11

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

時系列が。。。

時系列がテレビ版ビバップや化物語シリーズのようにバラバラで不評だったので、順番に視聴。
化物語以上に塊でなく各話で時系列をずらしてるため、放送順だと無駄に難解になっている。
時系列順に並べると、
4→1→2→7→11→12→5→6→3→8→10→9
放映順だと11、12と収まり良く終わるが、時系列だと少し中途半端で、これから面白くなるところで終った感がある。続きを連載で見たいのであれば断然時系列順だと思う。
キャラクターはそれなりに個性豊かで、設定的にも個人的にもフラウが面白かった。サリーもミコトも勿論、皇鬼・フラウと、力の謎な継承であったり、謎の目的であったり、広がりゆく世界観であたり、まだまだ謎な部分は多く、なにも解明されず終わる。

サルトリーヌが猿、鳥、犬なのは笑った。

時系列等を加味すると評価は低くなるが2期へと続くなら要修正な感じ。

100点中68点

投稿 : 2022/01/07
閲覧 : 219
サンキュー:

2

GOMA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

これはマンガで読んだら面白い、のか???面白そう!

週刊少年VIP→週刊ヤングVIP=WEBマンガ継続中 →少年マガジンR 作画は別人 で連載されているマンガのアニメ版。何がビックリって個人的に知らなかっただけですが、原作者がクール教信者さんでした=小林さんちのメイドラゴン♪2021年7月~9月放送。

ストーリーは意外性あって面白く序盤から入りやすかった。キャラデザも個人的には好み。作画も頑張ってる。
でも、でも、、、構成もうちょっと何とかならんかったんかーい!!
観づら過ぎる!とにかく過去、現在、過去、現在、1話毎に話が飛ぶ飛ぶ。何の説明も無しに。☆評価の物語低いのは構成が悪いからと思ってくださいませ。

製作は旭プロダクションさん。声優さんは白石晴香さん、東山奈央さん、増田俊樹さん、M・A・Oさん他。特に問題無し。

原作マンガは面白そうなので機会があれば読んでみたいと思っています。

投稿 : 2022/01/04
閲覧 : 200
サンキュー:

1

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – ピーチボーイ ミーツ ピーチガール?

クール教信者の漫画 「ヤングVIP」で連載中

桃太郎に育てられ海外に遠征して鬼を退治している少年と鬼との共存を願う元姫の冒険ファンタジー


<メモ>
話が過去と現在を行ったり来たりして話が分かりずらいと思っていたら
オンエア版と時系列版があるそう、でも話数をシャッフルしたオンエア版に意味があるようには感じませんでした。

例えばピーチボーイ(桃太郎)のミコトとサリーが出会う1話はTV放送では4話になるのでタイトルの意味も2人の関係も視聴者はおいてきぼり。

サリーは人・鬼・亜人の関係を「妥協させる」ことを旅の目的とするのですが、妥協っていい意味じゃないですよね?

川に流れてきた桃が複数あったとしたら・・・というセリフがあったのでサリーも桃から生まれたのでしょうか?

参考までに
オンエア版を時系列で観ようと思ったら
4→1→2→7→11→12→5→6→3→8→10→9話 となります。


<主要登場人物>
・サリー:白石春香
・フラウ:M.A.O
・ホーソン:増田俊樹
・キャロット(目鬼):戸田めぐみ

・ミコト:東山奈央
・シスターミリア(髪鬼):峯田茉優

・皇鬼(すべらぎ):平川大輔
・碧面鬼:岩澤俊樹
・轟鬼:村井美里
・ジュセリノ:久保ユリカ

・彦(桃太郎):森川智之


<ストーリー>
ミコトは鬼と人間のハーフ。
虐められている所を助けてくれた桃太郎の彦に育てられる。
その彦が鬼に殺されたことで鬼を憎み鬼を殺すため旅をしている。
旅の途中、サルトニーヌ(サリー)という名の姫に出会う。

国を出て旅をしたいと願っていたサリーだったがミコトと会い、
自分が無知であることに気づき世界を知るため旅に出る。

最初はミコトに再会することが旅の目的だったが、
兎人のフラウや鬼のキャロットと旅をするうち、
亜人を差別する世界に不信を抱き人間と亜人と鬼の共存を願うようになる。

一方で鬼を前にするとミコトと同じように目に桃の陰影が現れ鬼を殺すことに喜びを感じているようだ。
そこに鬼と人間の共存を口にする鬼皇が現れ協力を提案される。
(鬼皇は共存といいながら本心は違いそう、さらにサリーは鬼皇には桃の力が発動しない)

皇鬼ではなくミコトの手を取ったサリーだが
鬼を殲滅したいミコトと共存を願うサリーの考えは交わるのか。


21.10.14

投稿 : 2021/12/16
閲覧 : 193
サンキュー:

6

ネタバレ

バニラコーク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

時系列で観た

桃太郎その後みたいな。
うーん
個人的にはつまらん。

時系列で観たけどシャッフルして放送した意味って??
ヒロインと魔女は可愛い。
いや、魔女がかなり可愛い。

テーマは復讐は復讐しかうまないとか
差別はダメとか?

色々と投げっぱなしで終了。
たぶん二期は無いであろうと勝手に想像。

投稿 : 2021/11/24
閲覧 : 315
サンキュー:

3

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

Shake Your Booty

原作未読


へーすごい。同時期に『小林さんちのメイドラゴンS(2期)』『ピーチボーイリバーサイド』『平穏世代の韋駄天達』と同一作家さんの3作品がアニメ化してたようですね。食べ比べしてみるのも一興です。

これBEACHじゃなくPEACHなんです。蓋開けたら「ふーん桃太郎インスパイア系ね」とわかりますがタイトルだけだと混同しそう。ソースは私。“川縁(かわべり)のビーチボーイ”って何?と。
江の島海岸の境川河口付近みたいな喧騒離れた地元民御用達エリアか?みたいな映像が浮かんでみたり、海でも川でもない汽水域でしか生きられない半端者の哀歌か?と深読みしてみたりしましたがなんてことはありません。

 桃です

桃太郎をモチーフにしたアナザーストーリーということなんでしょう。
お爺さんが山へ芝刈りにお婆さんが川へ洗濯に行くみたいな基本線は押さえつつ、鬼と人のみならず亜人なども登場し、魔法もどきみたいな描写もある故異世界ものの一種と位置づけても良さそうです。
そして桃太郎といえば“勧善懲悪”のお手本みたいな物語ですが本作はややズレがある。肝心の桃太郎のモデルと思しきキビツミコト(CV東山奈央)は鬼退治というより鬼を殺めることに快楽すら覚えているちょっと危ない感じの人。ちょっと待てよとなるわけであります。そして彼が主人公というわけでもなく、メインはサルトリーヌ・アルダレイク(CV白石晴香)なる小国のお姫様が本作の主人公。酔狂で旅に出て仲間が集ってくるむしろこっちが桃太郎らしい展開。

で、集まってくるのが人間・鬼・亜人と見事なまでに同じ種族がいないパーティでこのことが今後に含みを持たせる展開となってます。要は
 
 異種族同士は交わらない

RPGでパーティを組む時は単純にアビリティの組み合わせで最適化するもんですが、この世界だともひとつ“相性”ってパラメータがあって同種族でないと数値ゼロかマイナスになっちゃうから同種族同士でパーティ組まないと知らないよってな世界観。人は鬼を恐れ鬼は人を憎み、亜人は人との接触を避け人は亜人を蔑む。そんな世界だから異種族同士のパーティがなにかしら意味を持ってきます。

 我、異種族間の架け橋とならん

本作のテーマは異なる種族同士の和解に重きを置いてました。平たく言うと鬼と仲良くみたいなやつです。それを“桃太郎”インスパイア系でどうやって料理するのか面白がれればよろしいかと思います。
自分はそこそこ楽しめました。こういう多文化共生系って料理の仕方を間違えると単なるお花畑に見えてしまって現実味が失せてくるもんですがギリ踏みとどまってる感ありの佳作です。



※ネタバレ所感

■ギリ踏みとどまれた理由

{netabare}お姫様だけでなく相手方にもスメラギと似たようなこと考えているのがいたからですね。
これお姫様のスタンドプレーだったら陳腐になってたろうなあと愚考。社会通念と真逆を行くのがたまたま敵同士だったみたいな間柄。勝海舟と西郷隆盛みたいなもんといえば言い過ぎかしら?{/netabare}


■ミッドナイトシャッフル

視聴中は全く気付かずレビュー書こうとして知ったのですが時系列をシャッフルしたバージョンをTV放送して時系列整ったのを配信で流してたみたいです。これがすこぶる評判が悪く“愚か者”との評価が大半を占めてる模様です。
ただ当方そんなに気にならずこういうもんかと思って全12話完走できちゃいました。これからの場合は下手にバイアスかけずにフラットな気持ちで臨まれることを推奨します。
なんだろね…円盤に替わる再生増や配信誘導みたいな新手のマーケティングかしら?知らんけど…


■どうでもいい余談(ややピンク…桃だけに)

{netabare}“peach”ってお尻を指すスラングじゃなかったっけ? 尻と関係ない部位の力の入れ様が半端なくて(笑){/netabare}



視聴時期:2021年7月~9月 リアタイ   

------


2020.09.18 初稿

投稿 : 2021/11/14
閲覧 : 669
サンキュー:

40

デッカード さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

原作読んでみようかな

監督が余計なことしてたらしいからdアニメの時系列版で一気見したけど普通に面白かった。
女キャラみんな可愛い

投稿 : 2021/11/13
閲覧 : 246
サンキュー:

3

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

鬼滅とは真逆のもう一つの「鬼退治」 もし流れて来た桃が1個じゃなかったら?

ここは人と亜人、そして鬼がいる世界(大正時代じゃあーりません)
しかし亜人は人外だと否定する世界(銀魂でもあったような)

本来桃太郎は鬼に『容赦をしていない』とトリビアで知ったのだが
本当にそうなのか?

サルトリーヌ・アルダレイク=本場切絵、古橋文乃、ラテ
フラウ=桜木ひな子、ヴァネッサ、エミーリア
キビツミコト=ちーちゃん、パフ、志摩リン
ホーソン・グラトール=シリウス・ディーク
眼鬼(キャロット)=篠田はじめ、十束真莉亜

因みにこれ、時系列が正しい1話がある...dアニメストアにて
放送分は時系列がバラバラなのは斬新過ぎる...しかし予告にヒントが...

1話 これは快楽に浸る優しくない鬼退治、ラテが彼女を召喚したらビョーゲンズは泣いていた...
旅に出た一人の姫、それがサリー
森を歩いているときに出会った一人のウサギ、亜人だ
亜人は魔物と同じく扱われている。どうして?

一緒に行くことになったのだが、サリーには特別な能力があった...
小さな村を襲撃しに来た鶏の鬼、そいつを見て
...心が騒ぐ...ここはフラウが蹴とばして倒しました

その後大きな町にて、今度はトドの鬼が...
捕まって投げ飛ばされたフラウ
そこで目覚めてしまった...
何この力...ウェヒヒヒ...
す ご く い い 気 分 🍑
あの顔、ひぐらしにしか見えない...( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ \ \

2話 会えないもう一人の主人公
その時、城壁の外にはあの人がいた
サリーが追っていたミコトが...
しかし彼は会わずにまた旅に出た。会いたくない理由があるのだろう
だが彼は外にいた眼鬼の能力だけを斬って立ち去った
彼女は牢屋に...

尚サリーは眼を開眼させた記憶は無い模様
だがビームが一切効いていない...!この桃の力って...?

短剣の一閃でトドの鬼を倒した後、街の外ではサリーをクソ女と呼ぶ男が一人...

その後力を失った眼鬼をと共に逃亡
悪いが処刑される訳にはいかないから...
だが外から新たな鬼が...
そしてまたビームは撃たれるのだった...救われたな騎士団長さん
wwwこう安々とモブがビームで散っていくなんざ、シンフォギアXVの7万の命が霞んで見えるwww
弔う必要は無かったんだ、翼さん...
皇鬼=伊藤誠、エリシオ、久米颯太(お前はこの世界でも外道か?)

3話
急に場所は変わる
何故か闘技場におったサリー達
そこで騎士団長は金稼ぎを
だったがそこで会えた、ミコトに!
だが彼にとって、鬼は悪としか見ていなく、皆殺しを提唱していた
しかし、前回クソ女と言っていた皇鬼は手を取り合おうと考えていた(だが内心は別の策があるだろう...)
この間、前回ビームで滅ぼした街の犯人はあっさり首だけに...ミコトがやったのか?

サリーに待っていたのはアルティメットチョイスだった...

4話 (のどかと同じく)貴女が取る手を決めようか
だったが、急に最初の時系列へ
今度はサリーがツインテール、即ち姫だった頃に遡る
そこでミコトに初めて出会った
彼女は外に出たがっていたことを...

そこに鬼がやって来た
が、ミコトを見てしまったので、すぐに撤退しろと大勢の鬼に言ったのだが
時 す で に 遅 し
(アンタらの命)頂 い て い く

ミコトが皆殺しにしてしまった...
駆けつけたサリーは吐きそうに...(この時サリーも遠距離だが鬼を見たら、心が騒いでいた...となると既に桃の力は...)

それで1か月後、サリーはミコトを追うように旅に出たのであった
アンジュリーゼと同じく髪を切ってな
街だけを知るのに嫌気を差したから
その後森にてフラウと出会うのだった

5話 次の時系列は?
今度は関所を越えた街に遡る
この街は吸血鬼の噂があるそうで...
それと亜人を著しく嫌っている
サリーの力は人間には使えない、でも恐怖や服従のために使いたくない
疑問に思う眼鬼だった
でも精神的にヤバイのは彼女の方だろう、元々鬼だから...

街を彷徨っていたサリー
ここで蛸嫌いが明らかに...姫だった頃には興味あったけど纏わりつかれたせいで...
この街にいたのは吸血鬼、眼鬼はこの街の人間を皆殺しにしてほしいと頼むのだが、人間と言う括りにサリーも含まれていたためそれだけは反対したのだが、吸血鬼は聞く耳を持たない
そこにフラウが来たのだが、ビームに撃たれてしまい...

サリー「ブチィ!」

今度は手刀じゃなく腹パン
だがここで桃の力は頭の所までで体には力がないことが発覚
それとここには地上と天国に道路があって、転生するかどうかを天使に言うことができる
そこでフラウは力を発揮して...何だあの悪魔状態...

貴女は亜人じゃない...
それと吸血鬼には愛した人がいたけども、鬼の本能には逆らえず殺めてしまった...生きろよ眼鬼...
思えば鬼滅の鬼たちもこうゆう感覚だったよな

6話
吸血鬼騒ぎの後、フラウを宿へ運んだサリー達
その後ニンジンを買いに行ったのだが、前回と同じ店主の一言で
ボゴッと殴ったサリーだった
そしてフラウの存在、一体何者なんだと...亜人じゃあないだろう、あの翼
一方ミコトは森にてシスターと出会い...そう言えば闘技場の街で既におったな
彼女はミリア
だが寝ていた時に分かった、角の跡...鬼だ
ミコトは殺めようとしたが、犬に止められた

夜明け後街に到着した一行
だがそこに中鬼が...
そこでミリアは記憶を思い出し...そうだ、私は鬼だ...!
でもミコトに殺められるくらいならってことで残っていた角を引きちぎった...

7話
次はホーソンの街が壊された所へ戻る
やって来たのは蒼面鬼、コイツがビームを撃ったのだが...
しかし、皇鬼に止められてしまい、退くことに
半日かかったが隣町へ
そこで宿を確保したのだが
...はあ...
サリーの前では空元気か、ホーソン...一瞬で奪われたからなあ
でもサリーが元気を与えてくれた。フラウだってそうだ
行き倒れの所を助けてくれたんだから
ここで眼鬼はキャロットという名前を貰った。本来名前があるのは鬼にとって屈辱ではあるけど、もう力使えないから

ホーソンの全財産を持って買い物に行ったサリー
でも使えずに夕方、そこでやっとミコトに会えた...!(旅に出て1回目)
ここでミコトは言った
もし亜人に父親を殺されたら、その子はどうする?と
ミコト曰く亜人らを37564にすると...
だがそのたとえ話でサリーはケツイした。皆を妥協しようと
差別や偏見に囚われずに妥協しようと...

そんな中、ホーソンの部下が転がって来たので話を聞いたら、魔女によって転送された模様、じゃあ会いに行くか...!

8話 アルティメットチョイスの先
サリーが選んだのは、勿論ミコトだった
けど、それは後悔の道に...
彼はどれだけ鬼を殺めても、心が満たされないのだった...
だから強引に憎むしかないと...
なぜそこまでして殲滅に走るのだろうか...

そこに鬼が襲撃
フラウは鳥の鬼
キャロットは腕を伸ばせる鬼
それぞれと交戦する中、ミコトは寝ている鬼と出会った
しかしこの寝ている鬼が曲者だった。常にラリホーが発動しているから...

サリーの前には通せんぼする皇鬼
彼は鬼や人と協定を結ぼうとするのだが、サリーは断わり殴り飛ばそうとするが、モモの力が発動せず腹パンを...

雷を操る鬼、轟鬼は勘違いでホーソンの前に...
散るんだったら前のめりだッ
そう思ったホーソンだったが、そこに乱入者が...

9話 時系列のラストは彼の過去
寝てしまったミコトの過去に遡る
昔々、ある所に、ヒコがいた
ミコトと出会う前の...
鬼を斬ったら桃の力が生じ始めた
それで鬼ヶ島へ
本当は親に会いたかっただけなのに

その後、鬼ヶ島の鬼を殲滅した後、静かに過ごすことに
だったが、ここで角を折られた鬼がやって来た
その子供が、ミコト...!
確かにこれは偽善だ、けどそれが差別な訳が無い...
それで一緒に暮らすことに、名前を授かってな

それからしばらく過ごしていたが、鬼神が舞い降りた
ヒコはそいつを斬りに行ったのだが
歯が立たなかった...
そこに駆けつけたミコトに桃の力を...
そして彼が殺め、殺戮への道に...

10話
3組が交戦してる間に遡る
ホーソン側に乱入して来たのは...魔女!?(実は会うのは2回目)
彼女から剣を授かったのでこれでトドメは刺さず、戦闘不能にさせた
フラウは数話前の魔力で倒し
キャロットも倒したのだが...(伸鬼はホントは共に行きたかった)
そしてサリーは皇鬼に揶揄われた。でもいつかミコトの件を終えたら手を取ろうと信じ...

そして目指すは差別がない国レジェディア(ここまでコミックは出ている2021年、夏)
皆は、皇鬼はそこに向かうことに
刺された轟鬼は...(後にサリーらと同じくパーティを組むことに)

11話
一気に初盤に戻りまーす
ホーソンの部下に誘われて、森のバーにやって来たサリー達
そこにウィニーという魔女がおった
最初っから見ていましたから、これまでの行動を
そこでサリーは魔法を教わろうとするのだが
高くつくよ...?
でも逆らっちゃあ駄目ってことで了承したサリーだった

夕方、ホーソンはサリーの力を水晶越しで目の当たりにした
こんなん化けモンじゃねーか...!
その翌日の練習中、エルフとリザードがやって来た
封印してある鬼を退治して結界を解いてくれと...

現場にて、後にミコトと同行する髪鬼
そして巨大な樹鬼が現れた
そこでサリーは思った。皆で和解しようと...

因みに蒼面鬼はあっさりミコトに...
皇鬼は茫然と...

12話
こっからは順繰り、そして一先ずの終わり
原作のレジェディアでは姫様の姉が嵐を呼ぶ...!そう言えば黒いフラウ(魔王)に会って無かったよね...それとサリーにしつこく絡んで来た遊鬼にも

この世界の鬼が怨念の塊だとしても、アンタとは和解できねえ...
例えこの桃の力が呪いだったとしても...
樹鬼を殴り殺したサリーだった
それと髪の鬼は逃走し、原作ではミコトの元に...

しかし、皇鬼
お前は鬼じゃなく、天界の者なのか?
クソ女もとい、サリーの力を試しているような存在なのか?
一先ず終わるのだった
原作が溜まらないと2期は...

投稿 : 2021/11/11
閲覧 : 768
サンキュー:

13

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

シャッフルの意味ありますか?

原作未読。

とにもかくにもシャッフルが残念。
物語がぶつ切りで、頭の中で補完するのが面倒くさい。

で、しかも尻切れトンボ。
謎は謎のまま・・・。

今、このタイミングでアニメ化する意味があったのかな?

投稿 : 2021/11/10
閲覧 : 270
サンキュー:

21

ネタバレ

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ちょっと時系列が・・・

いつも原作未読でアニメに入るのでわからないのですが、時系列はあれで正しいのかな?なんか過去と現在の話が行ったり来たりだったような感じで少しわかりにくかったかな。
この先にそれが意味ある事なんだろうか。でも世界観や作画は好きでした。あとは女の子キャラは可愛いです。

投稿 : 2021/11/10
閲覧 : 216
サンキュー:

2

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

シャッフルの意味に期待しすぎました。結果はキャラ紹介アニメでした。

 まず、ほぼ何にも結末がないのはいかがなものかと思います。個々のエピソードもキャラ紹介のような印象です。逆にキャラ紹介だから最後までなんとか見られたともいえます。

 したがって、本作がシャッフル版である意味は一つしか思いつきません。多分こっちで見た方が飽きないと思います。アレ?こいつ初見だよな、とかこのつながり、なんだっけ?みたいなのがあるので、興味が持続するという効果はあったと思います。

{netabare} 不思議なのは隠すべき最大の秘密、ミコトが鬼であるという部分が時系列版の最後になっていました。なのでシャッフル版は「何を隠すか」と「その意味は」がなくなってしまいました。時系列版の最終話がもっと早い段階にあるなら、そして作中にミコトの出自に関する伏線があるなら、シャッフルの意味もあったでしょう。
 謎が残っている兎人についても、残念ながら謎の提示がされるだけで正体は不明なままでしたし、シャッフルにする意味はあまり感じられませんでした。

 人間の怨念が鬼の存在理由で、ミコトは「鬼に怨みがある鬼」または「桃太郎の何かを引き継いだ鬼」でした。では、サリーは何だろうというのが今後の話なのでしょう。その他のメンバーについても「実はこの人は〇〇だ」的な謎かけの解答になると思いますので、深さがイマイチです。正直この先は原作で確認する必要は感じませんでした。2期くるならその謎は知りたいですが。{/netabare}

 サリーが差別に関してピュアすぎます。その思想を裏付けするエピソードが言葉だけになっているので、深みが感じられません。サリーの桃太郎としての力がミコトとどういう関係で、なぜ差別をしないのかがストーリーとして行き着ければ良かったのでしょうが、残念ながら本作では表現されていませんでした。それとも表現していたつもりなのでしょうか?

 作画やアニメの出来は見るべきところはありません。兎人が可愛いのと動きがいいくらいでしょうか。ということで、まあ、最後まで見られましたがエンタメとして再視聴したり、考察するようなレベルには至っていなかったかなあというのが、正直な印象です。

追記 肝心なことを忘れてました。サルとキジはなぜいない?亜人で出てくる感じですか?


以下 視聴時のレビューですが、当時期待しすぎた私が馬鹿でした、という内容です。


{netabare} オンエア版です。7話まで視聴。

面白いのですが、7話でサリーは差別を何とかしたいと語ります。これはエンターテイメント作品でやってよいかですね。普通にストーリー展開をしていれば伝わります。差別を語れば一冊の本でも足りません。だからこそ、エンターテイメントに思想を入れるなら、物語そのもので個人の中に持っている気持ちを揺さぶり、考えさせるという手法になるわけです。
 桃太郎という勧善懲悪の相対化をして、亜人といううまいキャラを出したわけです。余計な語りをするべきではありませんでした。安っぽくなってしまいます。逆にそれをしないで考えさせるのがクリエータの技量だと思います。
 頑張ってはいるんでしょうが、視聴者を教育しようとは思わないことです。それは傲慢です。


5話まで視聴。いや、かなり面白いです。

 シャッフルの意味は涼宮ハルヒと同じだとしたら、朝倉=敵の正体と、長門、小泉、ミクルの能力、ハルヒとは何か、でした。
 つまり、敵の正体が実は…があると思います。身内にいるのでしょうか。また、グループの構成員の能力が徐々に明かされて行くのでしょう。そして最大の謎は、桃太郎とは何かです。

 ここまで、鬼の強さ邪悪さというより、ミコトサリーの圧倒的強さが表現されていました。そして桃太郎が正義には見えません。桃太郎側の勧善懲悪に対するアンチテーゼでしょうか。
 兎人フラウを第1話に持ってくることで、一つは人間の弱さと、必ずしも道徳的存在でないことがわかります。
 第5話で吸血鬼の悲哀も表現していました。キャロットの人間性についての言及があります。そうなると、鬼の力の源こそが邪悪な存在ということになります。その力の源は鬼の神様のロリ少女なのかあるいは桃太郎という存在と繋がりがあるのか。
 桃太郎がいるから鬼が存在するというような逆説かもしれません。

 行く末はこの2人=桃太郎と兎人、鬼の神様、そしてあの何か企んでいる鬼が絡んでどう展開して行くかでしょう。鬼と兎人、桃太郎の3竦みかと思いましたが、5話までで兎人が最上位に立ちました。兎人と鬼の神様の力関係がどうなるかですね。
 ミコトもサリーも人型の力を失った鬼を仲間にしています。単なる種族による敵味方でなく、考え方によって対立関係が出来上がってゆくのでしょうか。

 こうやっていろいろ考えさせてくれるのが、最高に面白いです。シャッフル楽しませてもらっています。
 アニメの出来は大したことはありませんが、サリーを初め、女性たちは可愛いです。


以下 シャッフルの整理用です。
現時点で5話まで。第4話→第1話→第2話→??→第5話→??→第3話でした。

第1話は亜人に対する差別から始まります。亜人は通常は人間に敵対しますが、兎人のフラウは穏やかな性質で強いことがわかります。
第2話は鬼の圧倒的強さを見せつけます。1話で強さを見せつけたフラウですらかないません。鬼を圧倒するミコトとサリー。見るからにミコトは桃太郎ですが、ではサリーは?
第3話。追い詰められる鬼たち。そして、鬼を総べる鬼の神様。共存というワードも出てきます。
 修道女みたいな元鬼っぽいロリ系の娘が出てきます。しかもミコトと共にいます。つまり、ミコトはキャロットでもそうでしたので、人型の鬼は基本殺さない、ということでしょう。これが共存につながって行くのでしょうか。
第4話。これが物語のスタートなんでしょうか。サリーがお姫さまで髪が長かったです。サリーは自分が鬼を殺せるとこに気が付いていない様でした。ここでミコトとサリーは出会いました。そして、1話の冒頭にという感じです。
第5話。吸血鬼の話です。3話で吸血鬼は殺されたと言ってましたので、3話の前の話。亜人が天使=悪魔であることがわかります。明示はされませんが、天使が墜ちたのが悪魔なので造形からいって間違いないでしょう。
{/netabare}

投稿 : 2021/11/05
閲覧 : 439
サンキュー:

8

メモ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

作者に経験が足りていない頃に生まれた小ネタレベルの作品

1話切り 原作も途中で断念、更新も長らく停止中
2chVIP発の新都社でコメント総数ランキング上位にある作品
当時まだ数が無いweb漫画全体の中でも絵がかなりいい方だったが、内容は記憶に残らなかった すぐに意味不明なインフレバトル漫画になった印象(ネットコンテンツ自体が少なく、新都社もこれくらいのふわふわした作品で良い雰囲気だった)
設定と主人公の名前は桃太郎から取っているのだがパロディのきっかけ程度
プロも混じりレベルの高いweb公開漫画がありふれている今、あえて新規に読むようなものではない
メイドラゴンから入った人は作者が同じと言っても期待しない方がいい

アニメは話に魅力が無いのをシャッフルで誤魔化そうとしているように思う(序盤で切られるのを防止しているらしい?)がそれにしても逆効果
キャラデザ・絵柄は書籍化のおかげか万人向けになっているので見やすい
一方で動きや構図の部分で手抜きされている

長期更新停止で実質的に投げられた作品をアニメ化するのはやはり疑問(かつこの作品は個人的には作者にとっても黒歴史なのではと思う)
同じく新都社発で長期更新停止の『平穏世代の韋駄天達』も今季アニメで、書籍化をクール教信者氏が担当している縁ある作品
メイドラゴンも同季放送なのでクール教信者氏の名前をよく見られるという話の種にはなるのかな?

投稿 : 2021/10/29
閲覧 : 424
サンキュー:

6

ネタバレ

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

まだまだ序章

1クールでは本当に「序」の部分くらいしか分からない。
ラストまで観て、やっとここから本格的にストーリーが動くんだろうな程度。
なので2期があるとしたら、そちらがメインになりそうな展開。

ストーリーはありきたりかな?と思っていたけど、けっこう予想を外れた動きになっていって、むしろ主人公すら予想と別の人だった時は面白かった。
力さえあれば解決していくという展開ではなさそうなので、これからの出会いやメインキャラとの関係次第で変化していきそう。 

王道と少し違う気がするけど、まだ分からない事が多すぎて落ち着かない。
なので続編に期待したい。

投稿 : 2021/10/28
閲覧 : 200
サンキュー:

2

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

★★★

2021.10.17 ★★★(3.4) 1度目観賞評価

投稿 : 2021/10/17
閲覧 : 184
サンキュー:

1

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

破SFスーパー英雄(?)列伝28

「ほっほっほ、上手くいきましたな。」
「これ全てもお代官様のおかげ(待て~っ)だっ、誰だ。」
「桃から生まれた(バーン)桃太郎!」
「で、出会え~(ひと~つ、人の世生き血をすすり)ぎゃ~っ」

ほ~のぼ~とほのぼのと♪

誰もが知るあの"時代劇"には続きがあった(って違う)

みんながよく知るあの物語、桃太郎の続編となる物語だそうですが、とにかく話の順番がバラバラでよく話が分からないままドンドン進んでいきます。
どうやら時系列順に話が進んでいくバージョンもあるらしいんですが、こっちが見たのはシャッフル版なので、どうしてもタビのメンバーがころころ変わったりするのは好意的に観る事は出来ませんでしたね。

それなりに面白かったので、そこが残念でした。

おまけ
ブライ大帝
「おのれ、ピーチボーイめ。ヒドラー!」
ヒドラー
「ハッ、今度こそこの百鬼メカ蒼面鬼で、必ずピーチボーイを倒します。」

・・・それ、ゲッ○ーロボGだから(汗)

投稿 : 2021/10/14
閲覧 : 235
サンキュー:

11

もけもけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

少し残念なところも

dアニメで時系列版とオンエア版を同時に視てました。それで思ったのですが、シャッフルした意味がよくわかりませんでした。
時系列で視ないと登場人物の関係性とかわからなくないですかね?
こちらも原作はまだ進行中ということなので物語半ばで終わった感じですが、ちょっと中途半端な感じがしました。
話自体は面白いと思ったので、見せ方とか、その辺りが少し残念に感じました。

投稿 : 2021/10/12
閲覧 : 287
サンキュー:

3

次の30件を表示

ピーチボーイリバーサイドのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
ピーチボーイリバーサイドのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

ピーチボーイリバーサイドのストーリー・あらすじ

昔々のお話です。ある所におじいさんとおばあさんがおりました。おじいさんは山へ芝刈りにおばあさんは川へ洗濯に──(中略)ついには鬼を退治しましたが、外国にも鬼がいるようなので…桃太郎は海を渡りました。すごいのは倒したこと 喜ぶべきは救ったこと ただ一つ…駄目だったことは……────楽しんだことこれはもしもの話だが……もし流れてきた大きな桃が一つではないとしたら…日本に流れてきた桃が複数あるうちの一つに過ぎないとしたら…(TVアニメ動画『ピーチボーイリバーサイド』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年夏アニメ
制作会社
旭プロダクション
公式サイト
peachboyriverside.com/

声優・キャラクター

白石晴香、東山奈央、M・A・O、増田俊樹、戸田めぐみ、斉藤次郎

スタッフ

原作:クール教信者・ヨハネ(講談社『少年マガジンR』『マガポケ』連載)
監督:上田繁、シリーズ構成:大知慶一郎、キャラクターデザイン:栗田聡美/加藤真人、プロップデザイン:今門卓也、色彩設計:斉藤麻記、美術監督:福島孝喜、美術設定:曽野由大、撮影監督:長谷川奈穂、編集:本田優規、音響監督:田中亮、音楽:中橋孝晃

このアニメの類似作品

この頃(2021年夏アニメ)の他の作品

ページの先頭へ