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「装甲娘戦機(TVアニメ動画)」

総合得点
62.5
感想・評価
96
棚に入れた
260
ランキング
4881
★★★★☆ 3.1 (96)
物語
2.8
作画
3.0
声優
3.3
音楽
3.2
キャラ
3.0

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装甲娘戦機の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

YOU0824 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「世界の終わり」風景

「装甲娘」って新鮮だ。
すごく胸が高鳴る。
何がときめきにヒットしているのだろうか
多分生身とメカニックのギャップだろうと思う。
『艦コレ』の流れを思う。
『サクラ大戦』は生身が表に出ていないので違う。
黒の見せパン(スコートというのか)に目が行く。
かわカッコいい。装着シーンもいい。
『進撃の巨人』の立体機動装置ばり
アクションシーンに感心する。最新だ。
今思えば『進撃』も
『艦コレ』『装甲娘』と同じ生身装甲系なのだ。
『ストライクウィッチーズ』はどうなんだろう

冒頭出てくるLBXとは
Little Battler eXperience(小さな戦士の体験)の意。
ゲームの世界では既視感あるんだろう。
本作では、LBXユニットと呼ばれるパワードスーツ型の兵器に
身を包んだ少女たちが活躍する

『アキラ』『北斗の拳』『ケムリクサ』の流れ、
「世界の終わり」「廃墟」系でもある。
『アサルトリリィ』もそうなのかな。
この「世界の終わり」というのは
考察する価値を感じる。

「もうすぐ滅びるかも知れないこの世界で
どう生きていきたいか」

そうキョウカは言う。ある種の諦念が心に響く。
内田樹は

「美的価値とは、畢竟するところ、
『死ぬことができる』『滅びることができる』
という可能態のうちに棲まわっている」
それが造花と生花の美的価値の違いだと。
「私たちが死ぬことを嫌がるのは
生きることが楽しいからではない。
一度死ぬともう死ねないからだ」

とのたまう。
荒廃が広がる都市にふと安らんでしまい
思わず驚いてしまう自分がいたが
あながち不思議ではないのかも知れない

舞台は「ミゼルクライシス」。
「ミゼレム」は「世界の最適化」を掲げて
人類を滅ぼそうとする機械による組織。
金属生命体・ミメシスがコロナに見える。
今のコロナ下、一体ミゼレムって悪なんだろうか
と考える。一番の悪って人類かもって。
『エヴァンゲリオン』の使徒の時もそう思った。

装甲娘たちがユニットを身に付けた後
ふっと表情が抜けて幼い顔になるシーンがある。
アニメの技術なんだろうが
ふと『慎重勇者』エンディングで踊る
リスタルテの天使顔を彷彿する。
『アニメガタリズ』もそうだった。
ボカロの何かなんだろうか。
とにかくあの抜け感のある無邪気な表情には
うっとりする

好きな登場人物はスズノ。
コミュ障の作戦参謀。
仁王立ちしない、レース、ハイレグ。
妄想癖が可愛い

「訣別」のラスト。えっ⁉と驚く。
映画『ダウン・バイ・ロー』や
『七人の侍』のよう。
前回博多で遊んだばかりだから尚更だ。
胸がキュンとなる

投稿 : 2024/08/27
閲覧 : 44
サンキュー:

0

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

令和のレイアース…をやるには尺不足。捨て難い魅力はあり結構好きだった

異世界の日本(元の日本と少しずつ違う)に転移した少女たちが、装甲服?変身してバトルしたり、修学旅行したり。
作品データベース様より転載

【良い点】
前期「戦翼のシグルドリーヴァ」彷彿とする危機に瀕した荒廃世界観と、その割にゆるい雰囲気の女の子たちの旅行記。
少女たちは各々別の世界から転移してきた設定で、例えるなら別々の学校の生徒が寄せ集まって、戸惑いながら交流し行動共にする。
主人公リコちゃんが慣れない状況(戦闘)と対人関係両面で悪戦苦闘する様を、適度にコミカルに描いているのが面白い。
Ai(「Vivy -Fluorite Eye's Song-」のマツモトを呑気にした感じ)やオタクロスじいさんらとの掛け合いでコミカル。
シリアスとコミカルどっちつかずなのは否めないが、一風変わった作風は嫌いじゃなかった。

序盤は割とシリアス寄り、3話亡くした恋人の仇を討とうとする装甲息子回は、保身を図る住人との確執などハードな内容で良かった。
以降はミッションこなしつつ、崩壊世界での修学旅行めいたロードムービーで少しずつ親交深めていく…
ここら辺深みに乏しいものの、共通の体験をしていつの間にか友達になれていた感が、ラストの寂寥感で少し伝わった。
彼女たちは昔からの仲良しではない、なりゆきで寄せ集まっただけ。親密な絆は特に無い。それでも異世界修学旅行は無駄ではなかった。
ラストは「魔法騎士レイアース」少し彷彿とする。
リコちゃんにとって異世界での出会いや体験は決して無駄ではなかったと。

装甲娘や敵のメカ描写や戦闘シーンは中々。毎話戦闘でそれなりの見せ場はある。
リコちゃんの射撃外しもご愛敬。

【悪い点】
シリアスとコミカルが噛み合っていない。
描きたかったであろう少女たちの絆や成長の舞台背景としては深刻過ぎたというか、扱いきれていない。
中盤以降の修学旅行路線に序盤の悲壮感が活かされていない。
普通ならば生き残れるのか?元の世界に帰れるのか?諸々の不安ありそうなもの、それを感じさせない。
能天気に状況に流されるまま戦う、それは良い面でもあるが、盛り上がり所が終始不明瞭でもあった。
元の世界に帰りたい!とか、この世界を救いたい!とか、何らかの具体的なモチベーション示していれば大分印象違った気が。

キャラクターに関しては、良くも悪くもアニメキャラらしくない、普通にいそうな女の子たち。
上手く描ければ独自の魅力出せたかもしれないが、交流掘り下げが雑で魅力出せなかった。
0から親交深めるのに尺が決定的に足りてないのと、状況に流される事とコメディーに忙しくてキャラ描く暇が無かった。
スズノちゃんは良い線いってた気はするが…

【総合評価】4~3点
コンセプトは決して悪くない。
思うに足りないのは尺。このコンセプトだとどう考えても3クール4クールは必要。1クールじゃ土台無理。
名作「魔法騎士レイアース」だって、序盤十数話までの三人娘は結構グダグダだった。1話1話見れば微妙回も多い。
装甲娘戦記だって長い目で見ていればこの調子でも十分描けた境地があった気がする。
評価は悪い系は是非も無しだけど、嫌いじゃなかったので「普通」

投稿 : 2023/11/02
閲覧 : 86
サンキュー:

2

ネタバレ

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

家に帰るまでが修学旅行です

装甲娘戦記は、いまそこに迫る危機、女の子たちのゆるふわ生活、この2つが並行して提示されている貴重な、優れた作品です。
世界がピンチだからって、そこで生活している人間が緊迫感を持ち続けているわけがないリアリティ。

装甲娘戦記はフィクションからフィクションへの再生産だけでなく、現実からの抽出を行おうとしているように思えます。
世界と5人娘が連動しないこともそうですし(世界の情勢と連動する人間など本当はほとんどいない)、元気印のユイが場所を変えればみそっかすなのもそのように思えます。



とはいえ、前半に持っていた感想は、「人がけっこう死んでるのに気楽なノリで、良い感じだなあ」くらいでした。
恥ずかしながら、3話でキョウカが人の直接的死因になることを速断するシーンでも、なんか良いなあくらいのフワっとした感覚でした。

その瞬間の葛藤、決定的な選択をした理由。
それを必ずしも描写しないアニメであることには、気がついていませんでした。



もうこの世界に持っていかれてしまった、というのは7話です。
{netabare}
スズノが、「わたしは皆と仲良くなりたいと思っていない」という選択を提示する回。
これは、本当に特筆するべき回です。
女の子5人組の1人だけが「機能集団で良い。仲良くなりたいとは思っていない」という発言をすること。
また、作品自体は弛緩したふんいきを持っていること。

直近でこれに近い空気を持っていたアニメは、ゆるキャン△でしょうか。
仲良しグループのあの輪に加わりたい、いっぱい仲良くなりたいと、ほとんど皆は思っている。
でも、そういう人間ばかりではない、という当然あって良いリアリティ。

5人組のムードメーカーとなっていたリコが「みんなで仲良くなりたいな」と思っていた感覚が、自分の独善的なルールであったことに、7話終盤で気がつく。
社会的に当然良いことだと思われることが、万人にとってそうではない。
この年でそこに気がつくの頭が良すぎる。

スズノは一般的なアニメなら「仲良くなりたいけど一歩を踏み出せない」という配置のキャラです。
作中で最終的に仲良くはなりますが、基本的態度がなんとか仲良くなりたいと思っている気弱な子でなく、もう人付き合いを割り切ろうとしていたのは、現代的な描写だと思えます。
進学して、就職転職して、もう直に接する人と深い仲になること自体をあきらめること。
ストーリーベースでなく、キャラクターベースで話を考えていなければ、なければなかなか出てこないリアリティです。
{/netabare}



また、この作品を真に名作たらしめたのが最終回。
{netabare}
ラストシーン。
ほとんど唐突に、元いた世界に帰ってきている。
装甲娘戦記の全編を貫くリアリズムが、最後になってもっとも強力に発揮された瞬間だと言えます。

エンディングが流れた部分で時空の狭間を描くことも出来たはずです。
時空の流れに飲まれ、離れ離れになっていく5人がお互いの名前を叫ぶ。みんなー!と叫んで次の瞬間、ラストシーン。
このようなことは、あえて描写されません。

もはや、リコが知りえないことは、視聴者に対しても公開されません。
元いた世界に帰ってきた? あの時空震で? みんなは? あっちの世界は?
リコが当然思っているはずのことを、視聴者も追って考えるようになっています。
セリフがないのに、キャラクターが何を考えているか我がことのように分かる瞬間。これはアニメのカタルシスの最たるものの一つでしょう。

最後にリコの知ってる情報以外をシャットダウンすること、次元の狭間での別れを描かなかったことは完全に連動した演出になっているため、意図的なもののはずです。

別れだった日を、その瞬間には別れだと認識できない。
それを時間が経ってから、あの時だったと思い返す。
普遍的なリアリズムです。
{/netabare}



ただ問題点としては、最初に5人一気に出てくるので個人を認識しづらかったり、3話でキョウカがトドメを速断するシーンも普通でない感はビシビシ来てましたが、まだ具体的なエピソードがないのでインパクトをスルーしてしまう可能性はありそうです。

さらにパターンを外してくるため、パターン芸を楽しむタイプの人は乗りにくいかもしれません。
タイトルやデザインからはパターン芸の空気が濃厚なだけに、ここのすり合わせミスはありそうです

あと第10話は要らんかったかも。
制作の事情だけはひしひしと感じたのと、それ以降につながるので無駄ではないんですが、女の子要素が消えてたのは良くない。



あとついでに問題となるユイ。
{netabare}
ユイの問題は解決しませんでした。
私は、意図的のような気がします。
理由の1つは、ユイの持つ悩みがあまりに普遍的な、アニメや映画だけでなく、児童文学などでもひんぱんに扱われるものだからです。

現実にうまく馴染めなかった子が、異世界に飛ばされるとそこでは大活躍! でも、最後には現実に戻らなければならない…。
あまりに多く描写されてきたことで、これには決まったパターンがあります。

荒々しい異世界で生き抜いた主人公は、現実世界でも図太く生きていける自信を身に着けた。
きっと未来は明るいはずだ、というもの。

最終回の爽やかさは、少なくとも私をその方向へ誘導することに成功しました。
{/netabare}

投稿 : 2022/06/17
閲覧 : 306
サンキュー:

4

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

惜しい

感想

ゲームアプリ原作でいいのかな?

 突然異世界のパラレルワールド?に転移させられたリコは、LBXというフレームアームガールズのような武装を纏い、4人の仲間と共に金属生命体・ミメシスという未知の敵と戦うことを強いられるお話。

1話観た時点では、面白そうだな!って思たんだけど、段々と普通と言うか、なんでか凡作に感じてしまったんですよね(苦笑)

主人公となるリコは、アサシンでライフルを装備するシューターのはずなのに、全然射撃の腕も上がらず、役立たずが続いてて、なんだかなぁです。
他の仲間もリコと同じく、それぞれ自分たちの世界から転移してきたみたいですが、みんなは自分の能力をちゃんと使いこなして戦ってるのに、リコだけ戦闘ではお荷物状態。
その分、普段の生活では、場を和ませる潤滑油的ムードメーカーの存在でしたが・・・(悪く言えば風見鶏)
それだけじゃ魅力に欠けるよね。
もっと戦闘でどんどん成長してってくれれば感情移入もできたんだろうけど。。。
悲しいかな
いかんせん戦闘のセンスもなく、成長が見られないからワクワクもできないし、観ててもスッキリしないんですよね。
そのあたりの設定 残念でした。
折角面白い世界観の設定だったのに、上手く使いこなせていない様な なんだか惜しいというか、勿体ない気がしました。
まぁゲームアプリからのアニメ化だからしゃーなしなのかもね。

最後も、なんとかリコの活躍(唯一といっていい)で異世界を救い、無事 元の世界に戻れたけど、なんだか夢落ちだったみたいな、あっけない終わり方だったので、今までのこの大変な出来事は何だったのか?と イマイチ釈然としなかったです。
(自分だけかな?)

う~ん
残念です。

投稿 : 2021/05/06
閲覧 : 326
サンキュー:

17

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見ていて楽しさがある

これが中々面白いのです。
私はロボット系はあまり見た事が有りませんが、装甲系はインフィニット・ストラトスあたりから割と好きで、この装甲娘も見てみる事にw

普通にギャグもあり、シリアスもあり、考えさせられた話もあり私は中々楽しめました。
1番面白いと感じたのは食べ過ぎで装甲不能になったりするオチですww

彼女達は全員が日本人のようですが歴史が違うらしく地球と言う多重世界の異世界人らしく各々の歴史の食い違いなども面白いと思えました。
彼女達も言っていましたが皆の世界を見てみたいなぁ〜ってか気になるww

そうして、彼女達の旅は自由気ままで本当に楽しい旅なのですw
殆ど食べ物屋ばかりでしたが見ていて楽しそうで、まるで皆で修学旅行に来てるようなw

戦いは迫力もありましたし最初はお互いに余り意識してませんが一緒に戦い背中を合わせて戦い、一緒に観光して、笑いあって、喧嘩して、怒って、泣いて、彼女達の絆が強なって行くのが目に見えて良かったです。

ラストの元の世界に帰る前の皆でくっ付いてるシーンは印象的でした(*ᵕᴗᵕ)ウンウン

投稿 : 2021/04/22
閲覧 : 480
サンキュー:

12

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

焦点が合っていない

元々「ダンボール戦記」というアニメをスピンオフ企画で
同じタイトルのソシャゲが展開されているが
本作はアニメオリジナル展開で作られている

設定自体は面白いなと思うんだよね
すべて並行世界から転送された5人の女の子で編隊組むとか
お金の価値がなくなり水晶みたいのがお金変わりとか

突然若返ると三石琴乃ボイスになるお婆さんとかw

ただ13話に収める為にネタが粗く繋がってしまい
なんで最初は生死をかけた戦いの悲壮感出しているのに
いきなり修学旅行はじめるんだろうと思う

ダンボール戦記のキャラだったオタクロスも登場するけど
唐突に表れてサポートしているのも違和感しかない

最初から出て来ればいいのに

ラストのオチはまあ常套手段ではあるけど
巨大メネシスのカットが入っていないので
投げっぱなしジャーマンで元に戻ったと思われてもおかしくない

リコちゃん泣いていたけど
全く感情移入できずに終わってしまった

投稿 : 2021/04/19
閲覧 : 248
サンキュー:

0

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

色々突っ込まれそう

終盤の動かない映像連発回は総集編??

投稿 : 2021/04/14
閲覧 : 173
サンキュー:

2

ネタバレ

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

エンディングは唐突に

巻き込まれヒロインと仲間たち。
謎の金属生命体と死闘を繰り広げつつ、東京から九州まで移動していく。

カップラーメンばかり食べていた頃は悲壮感があったが、途中から修学旅行状態になってしまう。
娘たちの自由な行動が黙認されていたことが、後半になって明かされる。
話のまとまりを考えると、前半から黙認されていた理由を匂わせた方が良かったかも。

途中で装甲が強化されたり、敵の殲滅計画が用意されていたりするのは、お約束か。
そして、最終決戦。
ハッピーエンドだと思うけど、いきなり終わってしまった感じ。
仲間たちの結末も、一瞬で分かるような演出が欲しかった。
(皆、別の場所で、ハッと目覚める、みたいな)

敵の不気味さと、装甲娘たちの可愛さの対比は良かったと思う。

投稿 : 2021/03/30
閲覧 : 226
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ダンボール戦機要素ほぼ無し

私はダンボール戦機が大好きで昔からプラモデル、ゲーム、アニメに凄くハマっていました。今回はそれを美少女ゲームと化した装甲娘がアニメ化と聞いて期待してたのですが、大きく外れましたね。はっきり言ってつまらない。あれだけゲームで批判されてきたのにそう来るか笑笑


まず、ゲームの装甲娘と今回のアニメ装甲娘戦機は全くの別物だと思っていいです。ゲームの方は(プレイしていないのでよく分からないですが)2作目にあたるダンボール戦機Wに続く物語の設定らしいです。ダンボール戦機で登場していた人物も何人か登場するらしく、美少女が纏うスーツもLBXの原型を保っています。


ですが、装甲娘戦機ではスーツがあまりにも元のLBXに似ていない…最初見た時は何のLBXなのか分かりませんでした。オーディーンのトレードマークである鶏冠は省かれてるし、ルシファーの醍醐味であるウイングもホバー部分だけ残してそれで浮くようにしてるし、しかも解析型(?)なのかよ…ダンボール戦機ではかなりの強敵だったんだけど…マスカレードJに関しては車に変形するんだけど意味がわからない。。
LBXのチョイスもあれだが、デザインはもっとなんとか出来ただろと思います。

ストーリーはダンボール戦機らしくシリアスな設定ですが、別世界に転移して元の世界に帰れず戦わされるのに緊張感とかそういうものが無い、ご飯や温泉を楽しんでる修学旅行アニメみたいな感じ…まぁ、悪くないですけど。主人公のリコが1発も命中させてないのもどうかと思いましたね…最後ぐらいは当てて欲しかった。


良いと思った所は主人公のリコが可愛いなぁと、ダンボール戦機にでてきたオタクロスが出てきたこと、現実に戻れたってとこぐらいですかね。

因みに主人公の纏っている機体のLBXアサシンはダンボール戦機では総理暗殺、Wでは大統領暗殺に使われてた敵サイドの機体です笑笑

投稿 : 2021/03/29
閲覧 : 160
ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:今観てる

全体的に弱いかなぁ

はじめに

・ダンボール戦機が絡んでるらしい?のだが見た事ないのでそこはわからない。
・この手のジャンルのレビューで前置きしてるのだが自分はミリタリーには興味が無い。
・9話まで視聴

それを踏まえて


なんだろうな、全体的に薄い・チープという感じ。
ストパンぽいものに異世界転移を加えたみたいな作品。
これといって惹かれるものが無く印象に残らない。
寧ろ印象に残るのは毎回ラーメン食ってるなこいつらwって事かと(笑)

武装した女の子が戦う作品はそれこそ前期でストパンがあったし、ちょっと前になるがインフィニット・ストラトスみたいなテンプレ学園ハーレムラノベアニメで散々見てきた。
クオリティーの高いバトル見るならストパンでいいし、可愛さを求めるならフレームアームズガールや超可動ガール1/6を見ればいいんだよなぁって思う。

放送時期も悪い。
ストパンや戦う形は違えどシグルリが放送された直後にこれを持ってこなくてもいいんじゃないか。

どの部分を見ても色々な物が足りてない。
それなりに重ための過去があったり死者が出たりするのだけどいまいち響かない。
気軽に見れるという点では良いのかも?しれない。

このアニメに限ったことじゃないが、敵をよくわからない生命体にしなきゃいけない決まりでもあるのか?
人と人のバトルは重たくなるからやらないのかなぁ。

どこかで見た事がある設定ばかりで新鮮味がない。
この手のアニメは頭打ち感ある気がする。

良い事書いてないけど、なんだかんだここまで見たので最後まで見ますよ(笑)


2021.3.8追記

最終話視聴完了
前回書いた時は9話まで見てたので10~12話見ての感想だが特に印象は変わらず。
最後まで緊張感や緊縛感が薄かったがこのアニメはそういうノリであって自分には合わなかったという事だろう。
自分は中途半端に感じた。
ガチで命かけて戦うのであればもうちょっとシリアス寄りにして欲しかったし、可愛さや笑いを出していきたいならヴァーチャル世界でのバトルとかにして欲しかった。

最後は元の世界に戻ったのか夢オチだったのか知らんが元の世界の場面になってあっさり終了。
最後の戦いの結末や向こうの世界がどうなったのかわからないままだし余韻も何も無い。
クソアニメってほどじゃなかったが、面白いつまらないの二択で選ぶならつまらない作品だった。
メカと少女というジャンルのアニメはもうちょっと頑張って欲しい。
可愛ければいいってもんじゃないでしょう。

最後にマイナスになるほどじゃないがOPの消化不良感よ。
いい感じに進んでるのにサビがなんか違うんだよなぁって聞く度に思った(笑)

投稿 : 2021/03/28
閲覧 : 244
サンキュー:

3

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

好き勝手にやっている感じが好き

いくつかのパラレルワールドから飛ばされてきたと思われる少女たちが、
LBXユニットという武器を身に着け、
ミメシスとかいう不気味な生命体と死闘を繰り広げる。
内容からすると、とてもハードな内容なんだけど、
登場人物達は明るくて悲壮感は皆無。
それにしてもアサシン主人公、もう少し成長してほしいなあ。
司令塔の役割の子が常に遠目に位置取りをし、他の4名に指令を与える戦闘方法は、なかなか理にかなっていて素晴らしいと思いました。

シリアスなのかギャグなのか、最後までどっちつかずの展開でしたが、
小ぶりながら全体としてはとても綺麗にまとめてくれて、個人的な評価は上々です。
とにかく世界観を装甲娘5人に絞ったことが特徴的。
1話から12話まで、5人娘の熊本までの旅を密着取材しているかのようなアニメです。旅先で他の登場人物も出てくるのですが、決して世界を広げず、あくまでもジャガーノート隊をターゲットに描いています。
これだけ5人娘の友情を描いているからこそ、主人公の最後の涙が光るのです。
{netabare}
少し謎なエンドですが、きっと各装甲娘は元の世界に戻ったのでしょう。
夢オチと言えなくもないですが、それは解釈の問題ということで。
{/netabare}
青空のような清々しさを感じられる良作だったと思います。

ところでこのアニメ、ダンボール戦機の派生なんだそうですが、全く知らないので触れません・・。

投稿 : 2021/03/27
閲覧 : 252
サンキュー:

6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

難解な作品であるキリッ

みたまんま美少女×メカだがバトルアクションの醍醐味は正直無い。
終盤まで見ないと「何がしたいねんコレ」ってなるやつ。

AIによる兵士のコンディションマネジメントアニメ(嘘)。



リコ/天然/アサシン/射撃
ユイ/熱血/オーディン/飛行
スズノ/陰キャ/ルシファー/参謀
キョウカ/冷静・リーダー/デクー/格闘
ミハル/姉御肌/マスカレード-J/車両

ネイト/装甲車のAI
オタクロス/天才技術者


#1「戦場に落ちた日」
{netabare}主人公リコは友人との買い物の最中にいきなり異世界へ転移。
なんとリコはLBX(メカ)の力を行使できる「装甲娘」だった。
異世界は「ミメシス」の脅威に晒されており対抗手段は「装甲娘」のみ。
装甲娘すら犠牲者続出の戦況、ミメシスの出自も目的も一切不明。
遊撃隊に拾われたリコはチームの一員となり異世界で生き抜く事を決意。

遊撃隊メンバーのLBXはオーディンやらルシファーやらやたら強そうな名称なのにリコのLBXはアサシンってなんか弱そうで主役らしからぬガンナーというかスナイパータイプ。走りながら撃ったり固定して撃ったり射撃なのか砲撃なのかよくわからんけどメカメカしいデザインが素敵。アクションフィギュアなら遊び甲斐のある機構満載で販促作品みたくイイ感じに色々な角度や形状で魅せてくれます。CGメカをゆっくり見せてくれる作品って貴重。だいたいハイスピードバトルばかりで全然見えない。じっくり見たいんだよ。遊撃隊の特殊車両もALIEN2の装甲車っぽくて凄くいい。


飛行斬撃・走行突撃・索敵指令・近接複腕と他LBXの役割とデザインもバラエティがありメンバーも役割に沿ったキャラ造形。司令塔キャラの作戦立案時「整いました」がイイ感じです。

だがしかし。
シグルドリーヴァの悪夢再び。設定師はヤツです。

一話で既に相当の戦死者がいます。遊撃隊を逃がすため一般兵士部隊は壊滅。それでもやっぱり彼女達は明るさを忘れない強さをもっています。どこかで見た気がしますがあそこまでキャッキャウフフでないので踏みとどまりましょうよ。リコはまだ戦死者に遭遇してないですし、他の面子はもう相当腹が座ってきているんだと思いねえ。 


フレームアームズガール
武装神姫
スカイガールズ
結城友奈は勇者である
アズールレーン
武装バトル好きやねん。カッコよければよかろうなのだ。35{/netabare}
#2「選ばれし少女たち」
{netabare}「ここを守って死んだ娘でしょう。」御殿場の拠点内でリコは装甲娘の銅像を見かける。ここの自警団の犠牲は遊撃隊の為だったと謝罪する一行。駐留を依頼されるも遊撃隊の職務は拠点防衛ではないときっぱり断るキョウカ。当然激しく非難されてしまうが、彼らの勝手さに呆れた青年の一喝に助けられる。「また広場の銅像を増やすんですか」

2話にしてもう温泉回ですか。そして軍系好きにもシリアスアピールですか。でも今回戦闘シーンないんですけど。メカ勢は放置ですかそうですか。次週は頼むよ。軍事用語ばら撒く芸風はガルパンストパン等他作品と同等レベルだと思うんですがやっぱりオリメカってウケないんですかね。巨大ロボットじゃないとダメなのか。パワードスーツ系ってホント人気無いのよね。モスピーダもテコ入れでバルキリー出て来たしなあ。シグルリ観れた人はどうなんでしょうか。アレが好きな方は多分レシプロ関係無かったと思うんですが。キャッキャウフフではないからムリか。バトル中のCGも可愛くないし。個人的には凄くいいバランスです。車両のAIナビゲーターをボケ担当に使うのはいいですね。57{/netabare}
#3「御殿場攻防戦」
{netabare}装甲娘サヤカを死に追いやった因縁の大型ミメシス「スパイダー」が襲来。彼女のLBXの武器をカスタムし復讐に挑まんとする青年。対スパイダーに有効なその武器を譲り受け遊撃隊は再度出撃。キョウカ装備の肝心の武器が壊れるも青年が決死の修理。修理中で動けぬキョウカに近づくスパイダー躯体下部には破損個所。サヤカの最後の一撃の跡だった。眼前には弱点を晒すスパイダー。残弾は1。今撃てば確殺。だが隣の青年も死ぬ。青年はサヤカの武器に手を添えキョウカを見ては頷く。青年の想いに応え、キョウカは引き金を引く。

いやーいいですね。これですよ。こういうの。これこそロマンじゃないですか。巨大ロボットじゃなく人型サイズをしっかり活かした演出の数々。ラストシューティングは最高でした。前回から男前っぷりを見せつけた青年。実際青年いなかったらやられてました。でも名無し。貴重な武装少女枠。大好物ですので楽しいですね。メカものはやっぱりロマンがあっていいです。「整いました」は使っていきたい。しかしラーメンタイアップは意味あるのだろうか…。80{/netabare}
#4「伝説の超ビルダーオタクロス」
{netabare} 救難信号を受信し京都へ向かう遊撃隊は時空の歪みによる無限ループから抜け出せないまま戦闘を重ねる中、昼食時にオタクロスと名乗る奇妙な老人と出会う。装甲娘にも安らぎを、がコンセプトの旅館風ラボでひと時の休息を満喫する遊撃隊。オタクロスの分析とチューニングによりLBXのポテンシャルを引き出すことが可能になった。ループの謎も難なく解いたオタクロスに別れを告げ、遊撃隊は京都へと向かう。

これをココまで見続けた有志は切らないとは思うが好事家でもオイオイと思うの回なのでは。言いたいことは解る。こんなトンデモメカアニメだとしても少女達は普通の女の子であり、不平不満もあればまた無邪気な年頃でもある。れっきとした人間の物語であると。あのね、そういうのいいから。こっちが勝手に補完するからメカを見せろっての。で、それなら逆に男の話が一切無いのはそれはそれで不自然極まりないがそんなもの誰も見たくないだろと暗黙の了解を徹底するは良し。オタクロスはこれは段ボール戦記のスピンオフなのを忘れないでね、といったところでしょうか。個人一人の力で作品を一気にコロコロコミック風に変えてしまう凄まじいパワー。シリアスにせず明るい雰囲気を出したかったのかもですが、それなら遊撃隊だけでもう十分。せっかくのんびり日常回をやったにも関わらずメンバーの新しい一面が垣間見えるとかも無し。個人間の関係が発展するでも無い。薄っぺらいキャッキャウフフ。貴重な武装少女枠として完走を決めてる自分ですら微妙な回だった。117{/netabare}
#5「支配された古都」
{netabare}京都へと辿り着いた遊撃隊。信号の発信源であるラボ3は対ミメシス隔壁の向こう側。ドローンで調査する間、一行は念願の京都観光を満喫する。単身先行してラボ3に調査に向かうミハルが出会ったのは研究者の老婆。福岡のラボ5に届けて欲しいと、とある装置を見せる。一人では運べないほどの重量だが、全員で来ていたと早とちりした老婆は装置を起動してしまう。クリスタルの力を増幅させるその装置はミメシスを呼び寄せる為、慌ててミハルの元へ急行するリコ達。

観光名所の話題での建造物の違いからそれぞれ住んでた世界戦が違うという説明はいいんだけど、とってつけた感ありありで物語に活用されることはないんだろうな。元の世界で修学旅行に行けなかったと嘆いてた皆さんが念願の京都を満喫。前半あれだけ悲惨な状況を見せておいて和風スイーツ屋は通常営業してるとかもういろいろと試される展開。だがシグルドリーヴァで訓練された我々は屈しない。戦時中でも明るさを忘れない強さを持ち合わせている彼女たちのキャッキャウフフを描きたいんでしょう。大丈夫。みんな可愛いから。

企画でゴタゴタしたとはいえ、真っ当なバトルモノをやる気はないのでしょうか。違うモチーフだったら余裕で切ってるレベル。153{/netabare}
#6「必殺 アタックファンクション」
{netabare} ラボスリーより「スイッチ」を運び出し無事京都を脱出した遊撃隊だった。
もうさすがに擁護できんわ。とりあえず自分は見るけど皆さんは見なくていいやつですよ。224{/netabare}

#789見てるけど書く気が起きなかった。

#10「この世界のために?」
{netabare}九州上陸後、一向にラボファイブに到着しない遊撃隊はグルメ観光ショッピングと勝手放題。各国の思惑も絡みあい上層部はネイトを糾弾、至急ラボファイブへの急行を指示。ネイトは状況を紐解きながら、これは彼女達のパフォーマンスを最大化する戦略であると説く。

クッソおもしれえ。痛烈な恨み節全開で皮肉と風刺がビンビンに効いててすこぶる痛快な回。無能な上層部の現場を無視した勝手な言い分に振り回された経験のある方は楽しめるのでは。アニメ化の背景を知ってればより楽しめる。アニメーションとしては使いまわしと紙芝居としょぼいCGばかりの低予算アニメですけどね。今回観ればここまでの解釈も変わってくるなあ。

この装甲娘はゲームの旧作。ゲームのリニューアルが決まった時点でアニメは既に製作途中で切り替えは不可能、そのまま進行させるしかなかった。存在しないゲームを推す必要はない。現場は売れなくてよいアニメを作らされる羽目に。とはいえ作る以上は出来る範囲で良いものを作りたいよね。

もちろんこんなうまいこといくわけないファンタジーだし、意識高いマッチョパワハラマン、世間知らずの学生なんかが見れば目先だけで判断して「緊急事態なんだからネイトを強制停止、スイッチと走行娘を強制回収が妥当」と思うかもしれんけど。部下が独断先行するってだけならありがち。中間管理職っぽい立場のネイトが上に反抗して部下を守るッとか安っぽい話じゃなくて、結果的に合理的で最適化された出力であったと上層部も納得するというラストは自分にとっては理想的。これはネイトによるマネジメントアニメだったのか。ドラッカーを思いだした。265{/netabare}
#11「遊撃小隊ジャガーノート」
{netabare}無事スイッチを送り届けた遊撃隊。ネメシスが転移してくるタイミングでこちらのネメシスも併せて逆転移させる作戦だが、こちらも転移してしまうリスクも。これまで自分達のペースで移動を続けてきたリコ達だが、それもすべてネイトの作戦。「ジャガーノート」の異名で呼ばれたリコ達の戦力をこの最終決戦に温存する為のもの。意図的に外部からの連絡を取捨選択していた。リコ達がのんびりしてる間に装甲娘達の戦力は徐々に削られる戦況。総数300名にも満たない本隊の装甲娘達がこの作戦において対応するネメシスの数なんと80万。

予想より早く時空震発生。LBXの調整が間に合わず、ネイトに乗り込みオタクロスのところへ向かう一行。膨大な数のネメシスに逃げ切れないと判断したネイトは装甲車に誘導させ自爆する隙に離脱することを発案。うろたえるリコ達。そして自ら率先して手本を示すかのように我先に脱出するネイト。

めちゃくちゃ面白い。完全に観方を間違ってた。絶望的で深刻な戦況とはあからさまに温度差を出してたキャッキャウフフは意図的にズラしてたということか。これらが全てネイトの掌の上だったってスゴイものを見せられた。日本の運命がかかってる戦況においても「逃げてもいい」と言い、あわや全滅かという局面で的確な指示を出し自ら真っ先に脱出するAIのネイト。もの凄く新しいと思う。感動した。実はスゴい作品だった。期待されてないからこそなのか。AIが兵士の感情やモチベといったコンディションを組織から独立して管理するという描写の革新性を胸糞回避のおちゃらけ演出。最後のありがちなお涙頂戴の自爆特攻かと思いきやAIが兵士より先に脱出。凄い。凄すぎる。アニメの最先端じゃないの。自爆特攻は憎いレベルで嫌いだし、AIやロボだからって安易に殺してお涙する作品が多い中、これはマジで声が出るほどに感動した。そしてちゃんとギャグにもなってる。見直そう。292{/netabare}


#12「世界を救う絆」
時空震の規模は予想を遥かに超えていた。戦況の変化で増援も見込めない最後の防衛戦。オタクロスの手により強制転移キャンセラとアタックファンクション弾数を追加。5人で最終決戦に挑むリコ達。巨大ネメシス「キメラ」を押し戻すまであと一歩の最終局面。残された最後の手段はリコのアタックファンクション「自爆」のみ。

ふと気が付くとマナと福袋を買い物に来ていた店の中。中身のLBXには5人で過ごした日々が確かに刻まれていた。



ストパンやエヴァガも大概だがこれはシグルリ以下ってレベルじゃねーぞ。鈴木の作風は大体わかった。この人は細部の設定考証はまだしも作品の基盤となる世界観設定はさせちゃいけない。流石に説明不足過ぎる。過度な説明を抑えて想像の余地を残すのではなくて視聴者の目線を想定出来てないというかそもそもする気がない。自分の好きな事だけブチ込んで伝える努力を一切しない自己満足野郎。しかもこれはパンツも無いしお涙頂戴も無いし萌えも無いし元ネタの段ボール戦記やゲームの原作とのシナジーも無いしでそもそも企画段階からして負け戦確定。パワードスーツも不人気だし。最終回はあからさまなツギハギ感で打ち切り臭すら漂う。スルースキルと脳内補完が必須な隙間だらけの作品。


品質的にはクソアニメと言って差し支えないデキ。統一感の無い好きなパーツだけ見せて後は自分の脳内で補完してストーリーを完成させてね、みたいなのは1クールで綺麗に締める作品がある中では欠陥品としか映らないでしょう。


でも自分は好きな作品。5人とも好きでした。
たしかにこれは修学旅行。ラストシーンも良かった。

投稿 : 2021/03/26
閲覧 : 481
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fYZYJ98456 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:今観てる

声優パワーでどうにか雑食アニメ勢を釣ってる作品

設定や作画がとにかくチープ。予算の少ない深夜アニメに作画でとやかく言うのもアレですけれど、それを抜いても目立つところが多いです。
また、ミメシス周りのふわふわした設定にいつまで経っても明かされない装甲娘の強みや、何故装甲娘は女性にしかなれないのか。半端なガノタがビール片手に書いたようなセリフに、コラボ作品とは思えないほどのダンボール戦機及び装甲娘要素の薄さ・原作キャラの改変にしつこすぎるサンポーラーメンの販促シーン。ゲストキャラが亡くなってから2分足らずでメンマを鼻から出したり、果てには全く知らないおじさん連中がクッソ寒いやりとりを交わしながら紙芝居状態で繰り広げられた総集編など、見れば見るほど心が死んでいきます。
キャラクターはそこそこ可愛いので、3話ほど日常回で純粋に面白い話もありました。ただ、バトルメインのコラボ作品なのにコラボ要素やバトルシーンの無い話ばかり面白いのはどうかと思います。あくまで版権に乗っかっただけでオリジナル作品じゃないんですから。
この作品をやれ「神作だ‼️」だの「こんなに面白い総集編は観たことない‼️」と宣ってる視聴者のような貧相な感性は持ちたくないですね。

この作品は各要素を劣化させた上でプロデューサーと監督の個人的な趣味とかけ合わせて煮詰めた駄作です。
メカ×少女を求めるなら同じ制作会社のFAガールがありますし、高クオリティなロボットのバトルシーンが観たいならコラボ元のダンボール戦機シリーズの方が遥かに面白いです。
声優さんや女の子同士の掛け合いに興味があるなら、主演を務めた逢田梨香子さんがキャラクターを担当したラブライブ!シリーズなど、この作品に視聴者が求めているであろう要素は他の作品にたくさんあります。
観るなとは言いませんが、どうしてもこの作品が良い!といった人や相当な雑食の人しか楽しめて観れないと思います。

ちなみに個人的なオススメ回は#7「スズノの秘密」です。キャラの魅力が伝わり、かつこのアニメを駄作たらしめてる要素が無かったので、楽しんで視聴できると思います。

投稿 : 2021/03/22
閲覧 : 170
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うんこぶちこむ蔵 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

原作レイプのお手本の様な作品

ダンボール戦機の関連作品という事で視聴したが、まぁ酷い。

主人公の機体をアサシンにして、如何にも「私達は原作履修済みですよ」と言いたげだったけど 刀を使わずにガトリングで攻撃する月光丸に、トレードマークの翼が消えてザクマインレイヤーみたいになったルシファー、レイピアを捨ててマリオカートを始めるマスカレードJ、インフィニットジャスティスのパクリみたいな姿をしたオーディーン、ELSの設定をまんまコピペしたような敵キャラ、露骨過ぎるガンダムパロディ…悪い点を挙げればキリが有りません。

プロデューサーのインタビューでも原作に触れず、ガンダムやプラモ狂四郎だけを引き合いに出している辺り心配していましたが、ここまで見事な「原作レイプ」をしてくるとは思いませんでした。このアニメの作者はダン戦アンチなのではと疑うレベルです。

投稿 : 2021/02/19
閲覧 : 445
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Rera さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

またも女の子が人類の敵と戦う

{netabare}ゲーム原作。文字通り装甲を纏った女の子たちが「人類の敵」と戦う戦闘アニメ。前期にさんざん見たような。設定がテンプレなのだろう。2Dと3Dを使い分けているが、2Dの部分がちょっとひどいというか、人物以外全く絵が動いていないのが目立ちすぎ。戦闘シーンが3Dになっていてその部分はそれなりには見れるので、どうせなら全部3Dで作ればいいのにと思ってしまった。予算がないのか、作画省略があからさまで違和感が強い。話の展開も適当というか荒いというか。キャラクター紹介がてらの変身シーンが長い。これこそ「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」。明らかに鉄の「ズボン」です。設定や軍事考証の方が「ストパン」や「シグルリ」と同じ方なのでそういうアニメかな。まぁゲーム原作のアニメは販促のためのアニメであることが多いのでそんなに期待していないが。とりあえずもう1話くらいは見てみようか。{/netabare}

投稿 : 2021/01/09
閲覧 : 206
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元毛玉 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/17
閲覧 : 6

pikotan さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/06/10
閲覧 : 21

常世 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/01/22
閲覧 : 21

llil さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/12/04
閲覧 : 20

きで さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/04/02
閲覧 : 29

守守守 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/03/31
閲覧 : 30

わんさか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/03/09
閲覧 : 32

Sanson0123 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/01/22
閲覧 : 31

こなちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2022/01/01
閲覧 : 30

take9 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/11/21
閲覧 : 29

asana009 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/10/30
閲覧 : 29

えふ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2021/09/17
閲覧 : 35

モリモリ7976 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/07/07
閲覧 : 30

白湯 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:----

投稿 : 2021/07/06
閲覧 : 43

pop22 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/07/03
閲覧 : 30
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装甲娘戦機のストーリー・あらすじ

今日から私はスナイパー……!?日常を奪われ、その肢体に〝LBXユニット〟と呼ばれる戦術兵器を纏う5人の少女――〝装甲娘〟たち。選ばれし転移者である少女たちの使命は、多元世界をまたいで蝕み増殖し続ける金属生命体・ミメシスの掃討と殲滅。時空を超えて強いられた傭兵暮らし、それは世界の「希望」と「絶望」とを垣間見る命がけの修学旅行だった!(TVアニメ動画『装甲娘戦機』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年冬アニメ
制作会社
studio A-CAT
公式サイト
soukou-musume-senki.com/
主題歌
《OP》逢田梨香子『Dream hopper』《ED》鹿乃『コンパスソング』

声優・キャラクター

逢田梨香子、村川梨衣、大西沙織、福原綾香、宮下早紀

スタッフ

原作:装甲娘(DMM GAMES)
監督:元永慶太郎、シリーズ構成:むとうやすゆき、キャラクターデザイン:堀井久美、ミメシスデザイン:森木靖泰、メカニカルデザイン:安藤賢司/渡辺浩二、世界観設定・軍事考証:鈴木貴昭、色彩設計:横山さよ子、美術設定:滝口勝久、美術監督:根岸大輔、3DCGディレクター:本間貴之、撮影監督:林昭夫、編集:木村祥明、音響監督:えびなやすのり、音楽:坂部剛、音楽制作:DMM music、協力:レベルファイブ

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