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「神様になった日(TVアニメ動画)」

総合得点
74.7
感想・評価
757
棚に入れた
2240
ランキング
881
★★★★☆ 3.4 (757)
物語
2.9
作画
3.8
声優
3.6
音楽
3.7
キャラ
3.2

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神様になった日の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

Yuidora さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

うーん..,...

Charlotteがちょっと最後が急展開してしまった以外は非常に僕にとって面白かったので、今回はそれ以上に期待したのですが......
なんというか急展開はまだいいとして伏線, 重要キャラ, 核心的な内容と色々薄い気がしてしまいました。少なくとも見終わった後には、いい作品を見たというしみじみな感情はなく、「うーん......」と、しばらく首を傾げてしまいました。

投稿 : 2020/12/29
閲覧 : 242
サンキュー:

4

ネタバレ

珊瑚 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

まるで成長していない…

毎回ガバガバなSF設定の辻褄合わせと伏線を放棄し奇跡と力技で泣かせようとする麻枝氏。
今回は話のスケールがしょぼかったせいで滑って悪い所が目立ってる。

シリアスなシーンになるほど馬鹿みたいなことしかしなくなる主人公に感情移入できる下地もなかった。

{netabare}
病気の描写が特に酷かった。
筋ジストロフィーをモデルにした架空の先天性疾患が出てくるのだけど、
知能がほぼない意思疎通不可で短命という親が手放した説明と合ってない。

ABも物語の根幹に関わるところで矛盾をさせてくる箇所があったけど、たぶん今回の方が酷い。

ビデオレターで何かを克服したようで何も変わってない空気ヒロインの扱いが不憫。
{/netabare}

投稿 : 2020/12/29
閲覧 : 210
サンキュー:

9

ネタバレ

SIKI さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

展開急すぎて…。

いつになったらシリアス展開なるんだと思いながら見てました。Charlotteでも急展開とか話数が足りないとか言われていたのにシリアス展開になるのは全12話で10話から。おい!そんな急展開で泣かせに来ても泣けないよ!(個人差あり)
後半イザナミさん空気だしw

あと結局このヒナと陽太の「好き」はどっちの好きなんでしょう?ヒナが幼すぎる為か私にはどっちの「好き」なのか汲み取れませんでした。恋愛感情では無いと思ってましたが果たして??

投稿 : 2020/12/29
閲覧 : 212
サンキュー:

3

ネタバレ

ナンカ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

うーむ

何の茶番を見さされたのか、というのが素直な感想。
ひなが連れ去られてから陽太のキャラ変が酷すぎ。別人レベル。それに家族的な好き
という意味だと思っていたらガッツリ恋愛の好きでビックリ。ここは私の解釈が至らなかったと思う。早送り再生の弊害としておこう。絵も声優も良かったけれどオバハンにはキツかった。

投稿 : 2020/12/29
閲覧 : 224
サンキュー:

4

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

Key作品ってやっぱこうなるよね

最初に30日後に世界が終わるという話から始まり、どういう展開になるのか気になりながら観ていたが、それはヒロインである佐藤ひなの中の世界が終わるという意味であって実際に世界が滅亡する訳では無かった。
という時点で思っていたより一気にスケールが小さな話になってしまった感。

この30日間はロゴス症候群で人生のほぼ全てを寝たきりで過ごさなければいけないひなが、祖父の発明した量子コンピューターの力で普通の女の子としてやりたい事をやる思い出づくりの30日間であったとも言える。
普通とちょっと違うのは自分を神と名乗る事。
実際は神では無いが、未来を予知するような頭脳回路を持っていて、陽太の身の回りでひなのシナリオ通りに動くと数々の奇跡のような出来事が起きる。

頭から量子コンピューターチップが除去され、ロゴス症候群再発で施設に入ったひなに研究員と偽り、ひなを取り戻そうと潜入する主人公の陽太だが、事前に天才ハッカー鈴木から陽太の知るひなでは無いと言われているにも関わらず取り乱す始末。もう観ていて正直気持ち悪い。
ひなの事など考えず、ただ自分のエゴの為にひなを連れて行こうとあれこれ手をこまねいている誘拐犯にしか見えない。

もう一人のヒロイン伊座並さんの存在とかも後半完全に薄れるし。
最初は陽太が彼女の事を好きで振り向かせようと努力しても相手にされず、母の死から立ち直れない伊座並父を立ち直らせてから陽太に対する伊座並さんの評価も変わり、良い感じに発展しそうと思いきや、もう後半はそんな事どうでも良い展開。
最後陽太とひなが抱き合いお互い好きな気持ちを伝えているが、陽太の好きが恋愛感情だとしたらただのロリコンとしか思えない。

途中から登場したハッカー鈴木の役目も何か微妙。

ラストはハッピーともバッドとも言えぬ中途半端なモヤモヤ感の残る終わり方。

1話から9話までの話を最後に回収している点で起承転結はしっかりしているという点は悪くなかった。

Key作品は何作か観ているがやはり自分には合わない。

投稿 : 2020/12/29
閲覧 : 469
サンキュー:

16

ネタバレ

xwTza00790 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

前田監督のせいかもしれない

key作品とは感動を主に作られる作品として有名ですが、世間一般的にこの作品は失敗作となるだろう。

keyの凄さは最終話を拝見すると、今でも納得させられる力強さは感じ取れる。

失敗作と言われる部分に焦点を当ててみたい。
麻雀回は麻雀を長くやっている人にとって、ギャグとしてみればそれなりに面白い部分であることは間違いないが、感動の代名詞となっているような作品においては理解ができないこととなる。

この作品だけに限った話ではなく、ジャンルの崩壊は作品の崩壊につながる。

例えば、大道芸のようなことをやるお笑い芸人がいる。笑いを求めてるのに芸をみせられるのである。これでは「(笑)」ではなく「凄さ」になってしまう。

key作品としてのファンはクラナドやAIR等を観ているわけで、ハードルは高く平凡なギャグやサブ日常を挟む監督に違和感を覚えることは当たり前なのかなと感じる。

Angel Beats!の話を作った人だと知った時
そういえば、ギャグに振り切った部分があったなぁと思いだしました。

投稿 : 2020/12/28
閲覧 : 378
サンキュー:

2

ネタバレ

スプリット さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 2.0 音楽 : 4.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

原点回帰って結局何だったの?

5年に一度の麻枝イヤー

AB、シャーロットの反省を活かし今回は期待してくれとのこと。

(9話視聴までの感想)
{netabare}
2〜7話、全部再提出レベル。
尺足りなくない?これは感動アニメなんだよね?
5話に至ってはパクリと言われても仕方ない。
ギャグアニメ作れば良いのに。なんで泣かせることにこだわるの?
これは感動アニメにはならないと序盤で確定してしまった。
{/netabare}

〜10話〜
{netabare}
OPのサビがラスサビに変わってる。映像も金魚いなくなったりOPは本当にワクワクする。
なお本編は苦笑。
病院で大声を出すなと言われているのに大声出す主人公。
ひなの唐突な男苦手設定は何?ロゴス症候群とは関係ないよね?
{/netabare}

〜11話〜
{netabare}
ひなは主人公たちとの記憶が無くなっているんだね。
ロゴス症候群なんだけど意外と動けてる?
面倒見ている女性の方が主人公より好感度高いのはなぜ?
なんか全体的に薄っぺらいのはなんでだろう。
{/netabare}

〜12話〜
{netabare}
最後まで主人公の学習能力がなかった。
映画を作って大団円。
ハッピーエンドとは言えないけど、いい終わり方なんだろう。
24時間テレビを見せられた感じだった。
{/netabare}

〜これまでの感想〜
{netabare}
イザナミさん好きになれそうな唯一なキャラだったのに、完全空気。
あれだけイザナミさんイザナミさんだったのに、ゲームでいうところの急なひなルート。
ゲームじゃないんだから出てきたキャラにもっと意味を持たせてほしい。

序盤は尺の心配をしたが、10話見て尺余るんじゃ?と思った。
最終話から逆算して作ったらしいが、だとしたら麻雀回とラーメン回は15分でいいじゃんと思った。
夏祭りの回の出来が悪すぎて切ろうと思ったが完走できたのは良かった。

こんなんで感動アニメ名乗るの本当に勘弁。
登場人物になんの思い入れもわかないアニメ。
期待させといてこの出来なのでがっかりしました。
AB>シャーロット>>>神様になった日ですね。
オススメはできないです。

作画とOPEDは良いと思いました。
{/netabare}

投稿 : 2020/12/28
閲覧 : 980
サンキュー:

16

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

OPはドラマティックな雰囲気なのに

公式ホームページでのTOPでの紹介
「Angel Beats!」「Charlotte」の麻枝准とP.A.WORKSによる
 ”泣きの原点”と”ボーイ・ミーツ・ガールの到達点”
制作側もハードル上げるし煽りますね~(笑)

比較になった2作品はとても面白かったので、期待値上げ上げで
視聴スタートしました。

高校3年生の「成神陽太」はある日、
自分は神と名乗る修道服を着た少女、「ひな」と出会い
彼女から30日後に世界が終わると告げられます。

この突拍子もない不思議な始まりにはとても興味惹かれたし、30日後に
何かとんでもないことが起こりそうな期待感♪

OPの「君という神話」
ドラマティックな感じの音の展開が耳心地良くて、
やなぎなぎさんの声の雰囲気も素敵でこの作品を盛り上げてくれてます。

ここまでつかみは完璧だったのですけど肝心のストーリーが・・
序盤からギャグ満載なのは良いんだけど笑えたシーンは少なかったです。(麻雀回はバカバカしすぎて逆に面白かったかも)


ひなの行動力や明るさは微笑ましいのですけど、陽太が高3設定にしては
考えが浅はかで幼く感じたかな~。

天才ハッカーの銀髪の少年鈴木央人の絡み方も終始???で
結局、陽太の高校に入り込んでまで干渉してましたけど最後まで何が
したかったのかよくわからなかった。

キャラクターもしゃべり方や容姿で無理やり特徴づけられてるのかなって感じがして背景もあまり描かれてなくて印象薄いです。
(多分、途中で飽きてきてしまってちゃんと観れてないから余計に
そう感じちゃったかもです)

それでも、「Angel Beats!」「Charlotte」を掲げてたし
終盤に全ての不満点を吹き飛ばす何かが起こるかもって最終話まで
希望をもって視聴してました。

そしてそんな不安な気持ちは最後まで解消されることもないし
涙するようなことにもならずに肩透かしに終わってしまいました。

ひなの元気な姿を観るのが楽しみなところあったので、
後半の重く暗い展開が残念でした。
最後は無理やりでもあの頃の小生意気な感じのひなを観たかったな~。

美しい背景や可愛いヒロイン。
OP、EDを含めたドラマティックで素敵な音楽が印象的な作品でした。

投稿 : 2020/12/28
閲覧 : 339
サンキュー:

40

ネタバレ

鉛の漢女 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

悪い意味で視聴者を裏切りぬいた作品

私が思う本作の正しい鑑賞法は、
「1話と最終話だけ見てその間を脳内補完する」
あるいは「4話で視聴を打ち切る」
のどちらかだと思います。
作画と音楽、声優の演技は極めて秀逸なので、
「各話ごとに記憶をリセットして視聴する」というのも可ですが、
それができる人間は現在いないということで一つ。

脚本家が放送前に大言壮語していたことは確かですが、
その期待を差っ引いても脚本とその構成に粗が多すぎる。
前々から尺の無駄遣いが指摘されていた脚本家ですが、
今回それが治るどころか悪化するなどだれが予想できたでしょうか。
はっきり言ってしまえば2~6話が丸々飛ばしても支障ない内容です。
サブキャラの掘り下げや意味深なSF要素、
公式が掲げた「世界の終わり」の謎が一応展開されますが、
それらはブラフと舞台装置、賑やかし以上のものではないので、
本筋が開始する9話から10話にかけて見事に投げ捨てられ
物語に何ら役割を果たすことはありません。
そして本来この尺でやっておくべき恋愛要素が全く存在しないせいで、
主人公がヒロインに執着する理由がまるで理解できません。ただでさえ感情的に動いてばかりの幼稚なキャラがこれでは救いようがない。
11話で主人公が空回りする展開も、主人公に何かしら感じ入るところがあれば応援もできようものですが、本作にそんなものを補強するエピソードがないせいで、単に要介護の病人に一方的に感情を押し付けている気持ち悪い描写にしかなっていませんでした。
最後は噴飯どころかなんの感情も沸かないご都合主義を繰り返し、主人公とヒロインの生活が始まって形だけ整えたハリボテのハッピーエンド……。
事ここに及んで最後まで裏切られ続けた視聴者は知るわけです。
本作最大のノイズは脚本構成の全てなのだと。

本作はシナリオという筋道の理解を拒み、雰囲気だけを抽出することが最高の楽しみ方です。少しでも論理的理解を試みようものなら大量のノイズと茶番の連続に気が狂いかねません。
例えるならアニメ版男性向け「恋空」というのが私の結論です。

投稿 : 2020/12/28
閲覧 : 81
サンキュー:

1

ネタバレ

ちよすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

結論とすれば

AB>Charlotte>>>>>神様になった日

麻雀のことはよくわかんないけど、その回だけは楽しめた。

投稿 : 2020/12/28
閲覧 : 205
サンキュー:

2

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

作画は良かったが…シナリオはあまりに問題だらけ。ある意味では語りたくなる魅力とも言えるのか。

1話感想 4.6 まるで往年のKeyの傑作のよう。ギャグも面白く内容も興味深い

エロゲーをやっていた人間にとっては麻枝准はレジェンド級の人ですね。
KEYのゲームに感動の涙を流した人間は数多いでしょう。私もその一人です。
One、kanon、Air、Clannad。それ以降も全てプレイしてきたものです。

そんな麻枝准がアニメを作って…
Angel Beats、Charlotte、と3作目ですね。
前2作は、決して駄目ではなく見所も多いものの、ちょっとなんだかなーという部分も多くて、やや微妙という感想です。
面白くはあったのですが、手放しに絶賛するものではない。

ゲーム作りは上手くてもアニメは微妙なのか、あるいはゲーム的な発想だからアニメは微妙なのか、と考えさせられたものでした。

3度目の正直になるかどうかですが…

1話を見た感想としては、めちゃくちゃおもしろいです。
ギャグもキレキレでめっちゃ笑いました。
佐藤さん可愛い。キャラが実に魅力的ですね。

そして内容は興味深く引き込まれる。
作画はP.A.WORKSなので毎度文句無し。
これは傑作のオーラを感じました。

まるで往年のKeyの傑作のような。
この期待が裏切られないことを祈ります


11話感想 色々問題はありますが、障害の描き方に…うーん。
以下ネタバレあり。

ヒロインひなちゃんが、障害を理由に親に捨てられた設定がありました。

この時想像したひなの障害は、以下のようなものでした。
『ほぼ完全な植物状態。感覚が一切なく、親のことも認識していない。何の反応を返すこともできない』
これは本当に辛いと思います。どれだけ愛してもそれが伝わらず、反応もない。自分達を親と認識すらしていない。だって触っても声も伝わらないのですから。さぞ虚しくて辛くなるでしょう。
さらに最悪なケースだと、
『感覚は無いのに運動機能だけある』これだと、意味不明に暴れまわるんですよ。痛覚が無いから傷ついてもお構いなし。
勝手に暴れまわって勝手に怪我して勝手に死んでしまう。始終唸り声を上げていてやかましかったり。その状況で下の世話をするのですから命がけです。
猿ぐつわをして手足をベッドに縛り付けるか、筋弛緩剤で全身動けなくするか。
どれだけ愛していても、親子の愛情があっても、どうしても一緒に居られない深刻な障害というのは存在するのです。
だから親が子供を捨てた設定も、まあ、そういうことってあるよな… と納得していたのですが。

11話でひなの障害が出てきたのですが… 症状軽すぎ! え、こんな反応もバッチリ返して、何が嬉しいか悲しいか一目瞭然でわかって、基本的に大人しくて大した手間もかからなくて… これで捨てる親が居る!?
いや、クズ親だったら良いですよ。子供が思い通りにならなければ即捨てるクズ親は、子供の障害に関わらず居ます。鈴木くんの親のように。

まともな親が、どうしても諦めた設定にしては、あまりにも症状が軽すぎます。親子の愛情舐めんな。
いや本当の障害児、見たことあります? もっと大変な介護が必要な子はたくさんいて、それでも親子で普通に楽しく暮らしていますよ。

後は陽太があまりにもアホ過ぎて。『静かにしようね』と言えば子供でもできるレベルの配慮すらできないとか。
こんなアホには介護の必要な子を預けられないよなぁ…。

とまあ、別にこの話に限らず、色々変な部分を我慢して見ていましたが、ちょっと切れてしまいました。後1話最終回を残すわけですが…どうなんでしょうね。最後で挽回してくれるのでしょうかね?


全話感想
まず、1話で感じた期待はバッチリ裏切られました。
本作は見ていく中で、きっとこういう話だろうと予想した内容があり、そうならなかったので期待外れに終わった感じがあります。

ただ大駄作ってほどではないんですよ。あくまで最初の期待が高すぎただけで、何も期待せずにフラットで見れば、絵は綺麗で可愛く、内容は細かい矛盾や許せない部分を無視できれば、ほどほど楽しめる、そこそこいい作品だと思います。
なので点数はそう低くはしません。

ただ傑作になりうる作品をぶち壊しにしたのは確かなので、厳しく評価せざるを得ないです。期待を裏切るというのはそれだけ重いと思います。

普通に考えれば…と言うか、作中作の映画の通りで良いんですよ。

世界は本当に滅びに瀕していて、それを救うためにはヒナの量子コンピュータが必要で。ヒナか世界か選ばなければいけなくて。そういうセカイ系の話で良かったのでは。

世界を救うために、あるいは世界を救うためにヒナを犠牲にしないためにはどうすれば良いか、主人公は動く。
そのために仲間集めが必要で、あの麻雀やらラーメンやらはそのためにあった。
途中は世界の為にヒナを渡せという組織から、ヒナを渡さないと守ろうとする逃避行があったり。
それに先輩や天願達仲間が協力してくれて。
クライマックスでヒナは自分を犠牲に世界を救う決断をしますが、鈴木少年やらの手助けで障害を負うだけで助かる。
可能なら仲間も、そのための役に立った方が筋が通ってよりベター。
後は全知を持つひながなぜ主人公に頼ったかも、ちゃんと理由があると良いですね。これは親の縁のたまたまでも良いですが…。
後は最終回の通り、障害を抱えたヒナと生きて行く。そしていつか救おうと決意する。

こういう流れで十分普通の感動的な話にはなったと思うのですよ。
そんな普通の話では面白くないと、もっとひねって、その結果変になった、ならまだわかります。シャーロットとかはひねりすぎて変になっていましたし。
今回は単純に、こういう普通の話にも満たない、必要な要素が足りていない面白くない話になったと思います。そして無駄だけが多い。

天願さん何のためにいるの?
何か大きなことをするには、子供だけでは限界があるので権力を持った大人が必要。重度の麻雀好きの彼女に気に入られる為にあんなキテレツなことをして仲間に加えた。そう考えて、あの麻雀回も悪いとは思っていませんでした。
権力を持った大人が普通の若者が普通に来ただけで、全面的に惚れ込んで協力なんてしませんから、あれくらい奇天烈な方が説得力があるとすら思っていました。
ところがその天願さんが果たした役割って一体何?
・映画のために俳優を3人用意した
・最後に衣装を作ってくれた
これだけです。全く意味がなかった。お母さんが居ればいいよね。擁護を返せと言いたくなります。

そもそもヒナが世界が滅ぶと言った時の主人公の無反応、バカさ加減も酷い。
完璧に未来を言い当てる子が世界が滅ぶと言ったら、もうちょっと真剣に取り合うべきです。
どうすれば世界は滅ばないのか考え、その為に動くべきです。
いずれ世界の終わりに向き合う回が来るかと思っていたら、本当に最後まで何もしないとは、流石に予想外過ぎました。
こういう形の予想の裏切り方はどうなのでしょう。予想が裏切られた、わーすごい、と言うとでも思ったのでしょうか。
私は期待外れと言うと思います。

主人公がバカなの、は世界よりヒナが大事だと叫ぶ時だけで良いんですよ。
愛ゆえにバカになったなら許せます。逆にそういう時合理的に考えてヒロインを諦めたりしたら主人公としては失格でしょう。
しかし、それ以外でバカ過ぎるのはただストレスです。

作中作の映画がヒロインを助けて世界が滅んでいる相当投げっぱなしな内容ですが、本編に比べたらまだマシで、『こっちの方が良いのに』と思える内容なのは、もうちょっとマシな作品も作れたけどあえてこうした、という、何かメッセージなのでしょうか?
考えてみたけれど、どうしてそうしなかったのか、やっぱりわかりません。

というか量子コンピュータも本当に摘出して封印するだけ…? 単純にもったいなくない? なんで世界を救うために使う方向にしないのかなぁ?

後はヒナが親に捨てられたエピソードも全く不要。あの程度の障害で見捨てる親はいません。親→祖父に預けるエピソードが必要なら親は死んでいれば良い。障害児のヒナを捨てるクズ親だったから、鈴木少年が共感して助けようとした…なら、まだ筋が通るかと思いますが。

作画は良かったり、イザナミさんのエピソードだけは見どころがあったり、
序盤のギャグは良かったり… ひなちゃんは可愛かった。
全く見どころがない大駄作ではなく、良い部分もあっただけに、どうしてこうなった感が強くて色々考えさせられます。

こうすればいいのに、というアイデアが山程考えついて、なんでこうなったかがどうしても考えつかない。
『どうしてこうなるの?』と聞いていって説明ができなくなる部分がこんなにある作品は、物語が破綻していると思います。
どうして誰もそれを指摘しないのでしょうか。それとも何かの裏設定で説明が付くのでしょうか。じゃあ表に提示してくれ。
この破綻した話を説明できるアクロバティックな解説が存在するなら、その方がすごい。
とりあえず天願さんの存在意義から説明してくれ。

まあ色々考えさせてくれるということは、箸にも棒にも引っかからない作品より面白かったと言えるのでは無いでしょうか。

今後麻枝准原作でアニメを作るなら、直接アニメを作らせてはダメで、ゲームのシナリオとして好き勝手に書かせた上で、別の構成作家やらが1からアニメとして組み立て直した方が良いのではないでしょうか。
必要なエピソードの取捨択一ができない方なんですからら。

投稿 : 2020/12/28
閲覧 : 597
サンキュー:

21

ネタバレ

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

key×P.A.WORKS

原作・脚本:麻枝准(まええだじゅん)
キャラクターデザイン:Na-Ga
アニメ制作:P.A.WORKS


登場人物
佐藤ひな:佐倉綾音
成神陽太:花江夏樹


「Angel Beats!」「Charlotte」に続く3作品目のkey×P.A.WORKS作品
過去作品が評判良いので今期でも期待値高い作品。

key作品は独特の儚い空気感出せるゲームブランド、P.Aは色彩豊かな色使いの作画が特徴かな。

1話視聴した感じだとヒロイン明るいけどどこか不穏な空気も…
作画はさすがP.A、光の描き方が印象的でした。
過度な期待はしない方がいいけど今期楽しみな作品ですね。


特に興味無かったから知らなかったけど、麻枝准さん調べたら卒業高校はめっちゃ近くだった地元民w
ちなみに同じ高校の卒業生に休業したけど歌手の西野カナさんが居ます。



視聴完了
んー元々タイトルの「神様」や「世界が終わる…」など地球規模の世界的な終末話と思いきやチンタラ日常回が横並びで続くのでギャップや「溝」を感じる序盤や中盤。

「溝」を埋める答えが核心部分で結末…
答えが唐突でこの回答では「溝」が埋めるまでは至らないですね。

タイトルの神様や終末論無かった方が良かったし
日常回が独立してて横並びだったのが不味かった。

日常回で話を独立させず積み上げる形にすれば、登場人物への感情移入がもっと出来たはずなのに。
具体的に言えば日常回は映画一本に絞ってその絡みで麻雀やラーメンにすれば良かった。

物語の構築する重要性を軽視した結果がこれ…

作画はさすがP.AWORKS、でも印象的なシーンが残ってないので演出や見せ方は普通だった。


追記
陽太君やひなちゃんのケースは別に特別な部分では無い、同じ様な立場に皆さんなる可能性は有ります。
アニメ見てる人は基本的に皆さんお若いのでまだまだ先ですが…
いわゆる老人になれば痴ほう症の症状がそれです。
特別擁護老人ホームにいけばそんな方いっぱいです。
最初は友人や親戚、そのうちに子供、本人が何者かも分からなくなると…どんどん忘れて行きます。

陽太君の立場になった場合どう向き合うのか、ひなちゃんの立場になる前にどんな仕掛けが必要か…
その部分は心に留める作品でしたね。

投稿 : 2020/12/28
閲覧 : 354
サンキュー:

31

ネタバレ

hyoi さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

批判コメする奴らはしっかり見てほしい。

神様になった日を見終わってみての感想で、普通に感動したいい作品だった。
麻枝さんが手がけた作品ということを聞き、楽しみにしていました。そして始まって普通に面白いと思って見ていたのに、周りから、批判のコメントが大量にきていて、正直訳が分からなかった。麻枝さんが今まで手がけてきた作品と見比べてしまう気持ちはよく分かるけど、それにしたって、神様になった日を貶しすぎだし、しかも、途中で切って批判する人もいて、なんで、最後まで見てない奴らが知った気で駄作だとか言ってるのか意味がわからない。確かに、個人の意見だし、最終回も、好みが別れるとは思ってはいるけど、それでも、少なくとも駄作なんかではないし、もっと言うなら、エンビや、Charlotte、CLANNADなんかも今回みたいに好みがわからる作品だったと思う。それなのに、この作品だけ、貶すのはおかしすぎる。一度しっかりと見直して見て欲しい。
後、この作品を制作した麻枝さんに対する暴言などもあって、ホントに不愉快極まりなかった。

投稿 : 2020/12/28
閲覧 : 588
サンキュー:

11

ネタバレ

lAzVC77782 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

タイトルなし

伏線がほとんど回収されておらず、前半のほとんどが無駄に消費された感。
くどくて寒いコントがそれまで大半を占めていた中で、急にシリアスが来てもポカーンとするだけ。間の取り方が悪すぎます。
あと再三注意されていたにも関わらず、自分勝手に何度も感情的にひなを刺激して怖がらせている主人公を見て「こいつ絶対介護疲れでDVするわ」と思いました。
絵は綺麗なのでそこは評価したいです。

投稿 : 2020/12/28
閲覧 : 80
サンキュー:

4

ネタバレ

にゃんにゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

一部の人が荒らしてる。

某アニメ
you tuberが酷評したり
一部アニメおたくが
原作者のTwitterまでに
度を超えた中傷をやったようです。

感想としては
前半は、あんまり面白くない
ギャク日常系でしたが
後半になってから
シリアス展開に

自分は作品に引き込まれました。
(急展開のシリアスな流れに
you tuberや
一部アニメオタクがぼろくそに批判したが・・・)

しかし、残念なのが「世界は破滅しない」
と勘違いで軽くヒナちゃんがいったこと。

世界の終わり何日まで、と流れたから
すごいでかいイベントがあるのかと期待してたのに
その一言でいいいの?
と感じました。

最終回はヒナちゃんが障害をもったままで
終わらせたのは自分としてはグットです。
障害をもった人の介護を
奇跡なんかで終わらせて欲しくなかったので
記憶が戻ってhappyエンドは逆にいやだったです。


トータルしたら
もう少し、修正をして脚本をすれば
自分の心に残るくらい名作になったかもしれません。

しかし、いくら納得がいかない展開でも一部アニメおたくが
原作者のTwitterまでいって荒らすのは
やりすぎでしょう。

投稿 : 2020/12/28
閲覧 : 272
サンキュー:

4

ネタバレ

真戸 匡 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

24時間テレビになった日

まず、keyの最新作ってことで非常に楽しみだった作品。
1話の掴みはいい。楽しみだなーって思えた。ひなの神様感はあった。
2話、わけのわからんギャグからの素晴らしいピアノに泣いた。
3、4話、記憶にございません。鈴木少年この辺だっけ出てきたの。
5話、イザナミさん回、ちょっと感動、お父さん切ないよね。エヴァーガーデンのパクリかもしれなかったが、いい話だった。
6話、陽太とお友達(名前覚えられないぐらい薄い存在の人)がトラックに飛び乗った。さっぱり意味不明。ひながイザナミさんにちょっと嫉妬してた描写があったから、あ、これ好きなのかな、ってすぐ思った。そんでトラックでどっかいく謎。
ここまで話一切進まず、keyはスロースタートだし、後半から面白くなっていくんだろなあ、と思って、頑張ってみた。カウントダウンが後4日ぐらいだっけ。世界の終わりまでの。
どんな感じで世界が終わるんだろう。それを阻止するのかな、って思いながら、ここまであまり内容のない話を頑張ってみていた。おそらく2話のピアノがなかったら切っていた。
7話、どんな話か忘れるくらい薄かった。映画の撮影だっけ。クソつまんなかった。鈴木少年の方で話進んだんだっけ、鈴木少年とひながどう交わるのか、そこだけはワクワクできたかな。
8話、やっと話進んだ。ひなの両親に会いに行って、ひながロゴス症候群で身体が一切動かせない病気だったと。父親の『物事は辻褄が合うようになっている』にはジーンとくるものがあった。ひなは博士(おじいちゃん)の開発した量子コンピューターのチップを頭に埋め込んで人にしたって話。よかった。いい話だった。神のような人間になったってことね。
9話、ここでちょうど世界が終わる日。隕石でも降るのか?思ったら、鈴木少年の回想。鈴木少年が電脳世界で博士の作ったコンピュータかなんか破壊。ひなが『世界が終わるのはわしの勘違いじゃった。わしだけの世界が終わるんじゃった』。変な組織に連れ去られそうになるも、仲間がかばい、陽太と一緒に逃げる。でも捕まる。そこで最後の別れ。陽太が『ひなが好きだから』ここでの好きは友達としての好きのように聞こえたが。逆に付き合いたいの好きだったら今までのイザナミさんへの気持ちはなんだったんだよってなるね、たかが1ヶ月で。それに対してひなも『わしも貴様が好きじゃ』と。やなぎなぎさんの素晴らしい歌に乗せての描写。そんなクソ陳腐なやりとりで、人を泣かせられると本気で思ったのか?陽太のイザナミさんへの気持ちは?Aパートの鈴木少年は?そもそも本気であのカウントダウンを勘違いで終わらせるのか?と思っているうちに終了。いい歌に乗せて、好きだけど離れ離れになる描写作ればお涙頂戴できるだろう、って言う陣営の意図が見えた。
10話、本当に世界終わってねえ。普通に日々が過ぎていく。なんだったんだ。後半、鈴木少年のおかげでひなに会える。会う。受験は?ロゴス症候群は?身体動かせないんじゃ?病室では静かにしましょう。
11話、病院でいろいろ。心折れるときに仲間からのエール。不必要な介護士の回想。どうまとめるんだこれ。
12話、陽太追放。なぜか介護士さんひな連れて見送り。普通来る?んでいきなりひなの記憶?感情?戻る。好きーって言って。AIRのゴールとマルパクリのシーン。陽太も応える。だからイザナミさんは?介護士もそれでいいのかよ。病人ほっぽっちゃダメだろ。危なすぎる。んでひなを持ち帰って映画の撮影。だからロゴス症候群チップないとダメじゃねえの?最後はみんなで映画鑑賞。ひなのビデオメッセージ流して陽太涙。大切な思い出がどーたらこーたらで涙流して、やなぎなぎさんの素晴らしい歌が流れてきたところで笑ってしまった。嘘だろ。こんなご都合主義あるか?車椅子ひなを押す陽太の描写で終了。最後は感動ポルノになってしまった。テンランいらない、鈴木少年何者?なんのCEO?ロゴス症候群とは?イザナミさんとくっつきたかったのは?ひなの両親は?博士とは?連れ去られた後はチップを抜かれ、それをCEOの会社の研究に充てる。ひなは施設送り、ってことでいいのかな?あまりにもひどいストーリーだった。内容が全くない。ただ楽しい思い出全部忘れて要介護者になったけど、あの時の思いはずっと残ってる、ってことで泣かせたかったのかな。ひどい感動ポルノをみた。内容が一つもなかった。逆によくこの脚本通ったな、と。
音楽はめちゃくちゃよかっただけに、非常に残念な作品になってしまった。物語の星0にしたいけど、ないから1にした。ほんとにいい曲の無駄遣いだった。世界の終わりに対しての伏線が全くないとは。今まで見たアニメで一番つまらなかった。

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 132
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4

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

世界の終わる夏

色使いや映像や演出が綺麗な作品ですね。
クスッと笑ってしまう様な展開が多いし本物の神様が名前負けするレベルで主人公の陽太の家族や友達は神様の名前ってのも面白いw
普通はここまで集まる事はないですが各キャラの名前が神様と同じってのは覚えやすくていいです♪

そして、神様面白いww
一人でテンションが高くて作品自体の明るさの半分は彼女のおかげでしょうね。
そして、陽太のヘタレっぷりやお馬鹿な所も可愛らしいですねw
ノリもいいし神様との掛け合いが楽しいww
1番、笑ったのは麻雀の回ですね。
麻雀牌ハクを印刷ミスだと思い捨て始めるしw

さて、この作品はネタ要素が強く感じますが、しっかり伏線を仕込んでいるあたりもまた魅力だと思います。
1番分かりやすいのが1話のお母さんに電話する話し。
お母さんは驚いた後にどんな姿かを確認する

この伏線はお母さんは過去に何かあり、この日が来るのが分かっていたのだと。
この伏線が1番わかりやすかったです。

さて、こんなギャグみたいな話しですが私が印象に残ってる話しが5話の「大魔法の日」
伊座波さんのお母さんの話ですね。
彼女のお母さんが大魔法とか魔法の研究とか言い始めたので神様が出るくらいだろうから魔術師や魔女が居ても可笑しくはないと思いましたが…全然違いました。

死んだお母さんがビデオメッセージを残したのを知った伊座波さん。
ビデオメッセージの内容はお母さんの魔法の研究成果
家族を幸せにする魔法。

でも、この魔法に掛かればメッセージを処分しお母さんを忘れる…

少しこのお母さんが言う「メッセージを処分して私を忘れて」なんて残される人にすれば、それがどれだけ残酷か…
家族に忘れろ?…出来るわけがない…だって大切な人を忘れられる訳がないから…
赤の他人なら忘れられる…でも、それが家族なら?友達なら?忘れられますか?
無理です…でも……

少し考えたのです。
お母さんの気持ち。

「魔法の研究」…それは「決意と悩み」

お母さんは自分の寿命がわかっていた。
自分の病が治らないのがわかっていた。
「自分を忘れてなんて」言えますか?
自分が大好きな旦那さんに…自分が産んで大切にしていた娘に。

「私の事を忘れて」なんていう一言を言うのにどれだけ勇気がいる事でしょうか?
とれだけ悩むでしょうか?
どれだけ苦しむでしょうか?

「家族が幸せになる魔法」…それは「祈りと願い」

死者が生者にしてあげられる事は何かを残してあげられる事なのかもしれません。
だから、お母さんが残したのはビデオメッセージと魔法…

お母さんは自分が大好きな旦那と娘の幸せを祈った。
自分が居なくなった後塞ぎ込む家族の未来が見えるから…娘と旦那…大好きだからずっと見てきたのだもの。

もしも、私がお母さんの立場になったと考えて自分が居なくなった後には、泣いて欲しくないもの…泣いてくれるのは想ってくれてる証でもあるから嬉しいけど……私も大好きな人達には前を向いて笑って幸せになって欲しいって思ったのです。

でも、自分が居なくなった後にそれが出来なくなるって考えたら、それが申し訳なくて辛い気持ちを背負ったまま眠りにつくかもしれません。

「大魔法の完成」…それは「決別」

魔法をかけた後のお母さんの目は涙を堪えている様に感じました。
これで、赤の他人です…そして終わるビデオメッセージは多分涙が溢れるから慌てて終わったのではないでしょうか…

だって、涙を流したら…
本当は忘れて欲しくないのに……
本当は赤の他人だなんて言いたくないのに……
それが伝わった瞬間に家族の幸せの魔法は解けちゃうから……

だから、見せてはいけない涙。

お母さんの魔法はきっと半分成功で半分失敗してる気がします。
だって、お母さんの言葉の本当の意味も家族にはしっかり伝わっているから。

でも、この魔法のメッセージは処分をして幸せに歩き出さないとダメなんです。
だって!この魔法を否定したら本当にお母さんの気持ちを消し去ってしまうから…

忘れてしまう事はないけど、幸せに歩き始める事を報告しに行った墓参りのシーンだったと思います。


次は、ヒナちゃんの話し。
育ての親の優しさや陽太の両親の優しさに触れた物語でもあり。
ヒナの家族の残酷さに触れた物語でもありました。

優しさの部分はヒナちゃんのお爺ちゃん。
お爺ちゃんは病気のヒナが生きていけるように諦めずに沢山の事を教えてくれた。
陽太の両親も優しいし凄く理解もある。
ただ、陽太の「ヒナがいつまで居られるのか」の質問は答えは濁していました。
何かを知っているのかもしれません。

そうして、ヒナの父に会いに行くのですが…
残酷の1つが彼女の母の死に方が自殺。
ひなを丈夫な身体で産んであげられなかったからと言う理由でした。

確かに、お母さんの気持ちも分かるのです。
子供はお父さんとお母さんの間に生まれてくる…でも、実際はお母さんのお腹から生まれてくる。
丈夫な身体で産んであげたかったって気持ちにはなると思う。
子供の辛い姿を見て平気でいられる両親なんて居ないだろうし、産んだお母さんとしては、やっぱり一番響くものがあって、色々と打ちのめされた部分はあると思います。

だから、悩み過ぎて……
それでも、私はお母さんの選択が正しいとは思いたくないです。
その子が産まれた時から病気なのはお母さんのせいではないからです。

そう言う身体で産まれた運命は恨むと思います…時には八つ当たりしちゃうかもしれません…それでも子供は自分の身体が丈夫でないからと心から両親…母親を恨むなんてないと思うのです。

それでも、ヒナちゃんは必至に生きようとしていたはずなんです。
お母さんが本当にそれが苦しくて、恨まれるのが怖いのなら本当にしてあげるべき事は…彼女の側に居てあげる事だと思いました。
彼女がもしそれを知ったら更に辛い気持ちになる事に気付いて欲しかったですね。

衝撃の2つ目はお父さん

このお父さんは何を知っているのだろう?
この話しの時点では彼の言う重い選択ってのが私には逃げにしか聞こえなかったです。
多分、当時は本当にヒナを助けるために身を削り続けたのでしょう。

そんな中、泣く泣く諦めた…でも、私には言い訳にしか聞こえなくて…
手を尽くしたって言うけど、実際に娘が目の前で日々苦しんでいるのを見て諦めるってのは逃げに感じてしまいました。

父は言いました。
「今更、元気なヒナを見せる事をどれだけ残酷かを」
これは、もぅ諦めた事にした娘の元気な姿をみせられて自分のヒナを見放した事実に罪悪感を感じると言う意味に思えました。
それを思い知らされたくなくて目を背けている気がします。

父は「奇跡は一瞬だから強く光り輝いてみえる」と言いました。
それなら、その僅な奇跡が起きている時間に出来る何かがあるのに。

何より、元気な娘が目の前にいるのに一言くらい掛けて欲しかったですね。
今、選択した未来があって大切な家族がいるのは解りますし一緒に暮らすことが出来ないのも仕方ないのかもしれません。

あの奥さんのショックの受け方を見てしまうと…でも、一言…たった一言でも父としての声を掛けてあげても良かったと思ってしまいます。
それに父として、たまに会う事も出来ないものでしょうか…

陽太はヒナに「お父さんに言い残した事はない?」と尋ねたら後、しばらくの間、父を見つめて「ない」と答えます。

ヒナは待っていたのかもしれません。
家へ上がったっ時、犬と遊んでいた時、帰る前まで…父からの言葉を…ヒナは陽太を案内しただけと答えましたが本当に興味がなければ案内だけして会わなくてもいいからです。

そうして、世界の終わり、の真実が明かされます。
正直、世界の終わりって言うのはしっくり来ませんでしたが、お父さんの話を聞いて、世界の終わりの秘密を気づいてしまいました。

予想通りと言えば予想通りでしたね。
そして、ヒナを奪いにくる黒服から友達が助けてくれて陽太と2人逃げるけど…逃げようとしてる陽太に対して諦めているヒナ…彼女の「どこへ逃げても一緒」は、彼女の世界の終わりがあるからでしょうか。
それとも、神さまだから逃げ場がないのが解るのでしょうか。
そうして、ヒナは連れ去られてしまう。

陽太がヒナと再会した時のヒナの姿は変わり果ててしまっていた。
陽太はヒナに拒絶されてしまう…彼は何度も悩み挫けそうになる…それでも必至に立ち上がりヒナとの距離を詰めようとする。

でも、そんな時に陽太のスマホの着信がなる。
それは伊座波やアシュラからの電話。
そして家族への電話。
沢山の人からのメッセージ
それが陽太の頑張る原動力になる。
それでも中々上手く行かない

最後のヒナと陽太の別れのシーン。
陽太の友達カードだけを拒否していた理由は少しビックリしました。
でも、ヒナは最後に陽太の名前を必至に叫ぶ。

実際にヒナの拒絶の明確な理由はわかりません。
ヒナは陽太を拒絶してたけど本当に拒絶だったのかな?
もしかしたら、ヒナはずっと嬉しかったのかも知れません。
本当は最初の再会で陽太の事を覚えていたのかもしれません。

なら、どうして拒絶したのかな?
怖かったんじゃないかな?
陽太が怖いのじゃなくて変わり果てた自分の姿を見た陽太が今の自分を見てどう思うのかが…

だから、どうすればいいか分からなかった。
それが拒絶と言う選択肢だったのかもしれない。

それとも最後に起きたのが本当奇跡だと言うのなら。
記憶を無くして居たのを思い出したのだとしたと言うのなら…記憶は何処に刻まれるのだろうか?
脳の記憶だけじゃなく心にも刻まれるんじゃないかな?

例えば、記憶喪失になった人が何かを思い出せるのは心にもワクワクや幸せな気持ちなどのアヤフヤ感覚でも心に刻まれてたりするんじゃないかな?なんて思ってしまいました。

ヒナちゃんは最後まで元に戻る事はありませんでした。
それでも、「おかえりなさい」を言ってくれる家族が居て、何も変わらずに接してくれる友達がいる。

私はそこに一番暖かさを感じることがが出来ました。

これから先、陽太とヒナは道は坂道と壁の連続かもしれない…簡単に奇跡も起きないかもしれません。
それでも、陽太とヒナは手を取り合い生きて行きます。
それでも、どうしようもない時は家族や友人が背中を支えてくれる気がします。

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 311
サンキュー:

14

ネタバレ

dFRjS80566 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

麻枝准とは現代のラスプーチンか?🤔

アニメファンなら名前は知ってるであろう
麻枝准 原作

しかしながら マエ准 作品が私には合わないらしく( ´-ω-)
何とか観れたのは シャーロットのみでした

今作コメディとしては楽しめるシーンも多々有りましたが
神様になったの題目通り
なんや やりたい放題で
既存のルール無用の展開で破天荒作品に感じます

もう6話なのに全く進展がなく感じられ少々不安になります

ヒロイン ひな 佐倉綾音 演技は文句なしです (*TーT)bグッド
主人公 陽太 花江夏樹 苛つく役も天下一品 安定の演技ですね( ´∀` )b

話の端々にフラグが建てられ 只では転ばないでしょうけど

ちな 世界の終わりと、物騒な発言で 宇宙戦艦ヤマト 並みに引っ張ってますが
ひな の世界が終わるのか?
それとも作品の世界が終わるのか
謎は未だに尻尾すら見えません (*_*)

ひな の父親じゃなくて 義理の爺さんが量子コンピュータの開発者みたいな
匂わせが有ったと記憶してますが
ラプラスデモン・・・あれのネタ何でしょうか?

高度に発展した科学は魔法と見分けが付かない
割りと有名な言葉かと思いますが

魔法みたいな科学って見たこと有ります?
現在の我々の生活は科学に依って発展し

水道からは遠距離の水が手に入り
コンロからは苦労せず火が着きます
電気も送電線のお陰で快適な上
グラスファイバーのお陰で高速インターネット迄ヽ(*´∀`)ノ
でも魔法ですか??
私には便利ですが魔法には感じられません

ラプラスデモンって量子演算によって、未来予測が可能だとか
にわかには信じられませんが、マジで有るなら 1家に1台欲しいですよね♪

これさえあれば、その日一日の完全の確保
恋愛の可否も事前に解る
宝くじですら事前に、当たるか解るんですよ ( ^ω^ )

まぁ本気にしてないから ここまで書いてるんですけどねw
そもそも未来予測といえ、1分1秒毎に確率も変動してる筈
最善の予測が、その予測通りの行動をしなければ
儚く崩れ去る気がします

てかそろそろ本編も進展が欲しいですね( ´-ω-)

9話
マエ准 ヤッパリ合わないなぁ😑 100万の命と方向性が一緒なの?

チーマー上がりみたいな親とか、似通ってますね
馬鹿な親が子供を利用して悪事を行い
言う事聞かないと 殴る蹴る
映画でも見る演出ですが
馬鹿が利口な人間を従わせるのに暴力振るっても
従わせられる訳無いでしょ!
人質取って脅すのが1番手っ取り早いと思いますけとね
天涯孤独なら使えませんがw

しかし マエジュンさんは 秘密結社お好きね
厨二 拗らせてはるの?σ(^_^;)?

世界観がドハマリする人には絶大な支持を受けるのでしようが
私のようなリアル志向が好きな手合からすると
失礼ながら茶番劇に見えます (ー_ー;)

せめて別世界 なら気にならなかったのかもしれませんが
現実的な現代設定であれば違和感が大半を占めて
素直に楽しめないです

CLANNAD 等を受け付けなかったのも
現代が舞台で違和感が有った為ですが
そもそも マエジュン ワールドが苦手って事なのかも知れません ( ´-ω-)

最終回 
頭のコンピュータを除去され 意志疎通も大変になったひな
ひなの真の姿に衝撃受けつつも コミュニケーションを試みる陽太

見終えて 公共局の大河を見たみたいな感想です
演技派声優 高品質の作画 美しい劇伴 
無駄に資金を使い高い評価受けて当然なのに毎回 其ほど評価されない大河
に似た感じを覚えました

そして私は着いて行けなかった 泣かせイベント
何故だろう 私に感情が無いとでも言うのか? σ(^_^;)?

多分違う(-д- 三 -д-) ・・・筈 ARIAでは感動したのでこの作品が合わなかっただけ。
父親にも見放された 病気のひな を引き取り
一緒に生きていくと誓う 一見美しいストーリーですが

ひなの病状は改善しないんですよね・・・
陽太はこれから一生涯 ひなの介護をして生きていくんでしょうか?
別に文句は有りませんが 陽太は今後 恋人と遊びに出掛けたりを諦め
将来的に結婚しても ひなの介護をするんでしょうか?
妹と親が協力したとしても 陽太のパートナーの同意が無ければ
継続するのは困難に見えます
家族間介護の実情を知ってると結構辛いエンディングに感じます

低評価してる つもりは無いので高評価レビューが多いと良いですね(*^.^*)

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 380
サンキュー:

16

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

大 失 敗。

詳細は公式でも。

「泣きゲー」というジャンルの草分け的な存在であるゲームメーカー「Key」の麻枝准氏が原作・脚本・音楽を担当、制作がP.A.WORKSというオリジナルアニメで話題を集めています。このスタッフは、過去に「Angel Beats!」「Charlotte」という話題になったオリジナルアニメを制作しており、これが3作目になりますね。

長くなりそうなので畳みますね。
{netabare}
大学受験を控えた高3の夏休み、主人公の前に全知の神を自称する少女、ひなが現れます。ひなは「30日後に、この世界は終わる」という物騒なことを告げますが信じない。しかし、ひなの神らしい予知能力を目の当たりにして、お告げを信じることに。

そんな能力を持っているひなですが、天真爛漫であどけなく、なぜか主人公の家に居候して、共同生活をすることになります。世界の終わりを食い止めるために。

というお話ですね。

作画が良く、こだわりのある作品を生み出すP.A.WORKSだけに、この「神様になった日」も放送前から高い注目を集めている作品ですね。3部作的な見られかたをしますが、それぞれ単品で観て大丈夫なので、この作品から観ても大丈夫です。ちょっと期待できそうなアニメですよ!

そして麻枝准氏が、この作品を「原点回帰」と銘打っています。ここで言う原点がP.Aの「Angel Beats」なのか、アニメ化の原点「Kanon」なのかは不明ですが、おそらく「泣き」というところを分厚くしていきたいってことなのでしょう。そう考えると、この作品に関してはエンディングまで想像できます。神様である「ひな」が帰る or 消滅してしまうということなのでしょう。

そういう誰でも想像がつくフィナーレがある中で、どう料理していくのかがP.AとKeyの腕の見せ所かなと。初回は文句なしです。まるで漫才のような掛け合い(ある意味「まえせつ!」より漫才感アリ)。細かい事象(図書館までバスに乗るより歩いたほうが早い、いい天気なのに傘を買ってもらって雨を予想など)を積み重ねて、全知の神であることを知らしめる展開も巧み。そして、万馬券を順位まで的中させてチェックメイト。ただ、そのあとの野球部うんぬんは余計だったような……。4ストライク目を狙えというボケをやりたかったんでしょうけどw

ひなのCV:佐倉綾音さん。Charlotteに続いてメインヒロインですね。演技的には「とある魔術の禁書目録」のインデックス(CV:井口裕香さん)的な感じで、一瞬、井口さんかと思いました。主人公・陽太のCVに花江夏樹さん。安心感のあるキャスティングですね。

作画も言うことなし。ストーリーも楽しみということであれば、これは期待感しかない作品です。もちろん継続視聴ですよね。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
くわちゃん演じる陽太の妹・空の口癖「~だし」は、出汁。つまり、ラーメンにおける重要な“出汁”の伏線だったわけですね。見事な伏線回収のラーメン回です。

悪ふざけが過ぎますよ?w

ま、おふざけ回が続いていますが、ラストに天才ハッカー・央人が登場し、何かの依頼を受けて動き出すという不穏さが匂わされてきました。

ここからストーリーが大きく動き出す……はず。期待しましょう。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
Keyの原点回帰だとか、P.A.WORKSだとか、そういうアレコレがあって、ここまでのギャグもそこそこ面白かったというのもあって、悪しざまに酷評はしてきませんでした。これからの展開に期待しているところもあったからね。

でも、ちょっと今回は……。

ねえ? これ面白かった?

今んところ、そこまで愛着のないキャラが集まって、夏祭りでたません食べたり金魚すくいしたり、射的やったり型抜きやったりしてるシーンを延々と見せられてさ。で、ひなが冷凍車の荷台に乗って連れてかれるのを追いかけて、トラックにバイクから飛び移って運転手を止めさせて、花火を見ておしまいですよ?

これのどこが面白いんだ?

いやあ、う~ん。期待しているんですよ? だからこそ、ここまで大して面白くねえなと思いつつも、無理くり「終盤は怒涛の泣かせにくるはず」って評価を下げずにいたわけです。だって、前回だって、あんなの「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」10話とおんなじだもの。

さすがに我慢の限界。いつまでボケ続けるんだってーの。あのCEOとか、天才ハッカー鈴木くんはどうなったんだよって。だって、来週も映画を撮るとか言ってるんだもん。まだそんなボケを?
{/netabare}
=====第9話視聴後、追記です。
{netabare}
うーーーーーーん……。

なんていうか、こういう展開になるのが遅いというのもあるんだけど、致命的に面白くないのか……。

keyはAngel Beats!がギリギリ許容範囲で、Charlotteは面白くなくて途中で切った流れがあるのですが、これは本当にガッカリ。そろそろkeyも、ちょっと……。
{/netabare}
=====第10話視聴後、追記です。
{netabare}
夏休みが終わり、ひなは連れ去られ、鈴木が学校に登場。なぜか友達になり、バスケやったり、ラーメン食ったり、麻雀やったり……。で、これは、ひなと過ごした夏休みをなぞったそうです。

ふうん。ヘッタクソな伏線回収。

で、ギリギリで鈴木がひなの中の神を殺したと気づいた陽太は、ひなが収容されている施設に連れて行かれます。そこには、なんちゃら症候群で入院しているひなが。なんか男性恐怖症で、女性のスタッフだけしか近づけないとか。

入院された当初は坊主刈りにされ、開頭手術を施されたそう。で、陽太が見たのはショートカットのひな。いや、そこは坊主頭にしたほうが、よりショッキングになったでしょうが。

なんていうかな。相変わらず助走が長すぎて、盛り上がるところでテンションが下がっちゃってるんですよね、観てるほうは。これもCharlotteと同じ。なんかもう、すでにジト目で観ている感じなんです。

ここまで観たから最後まで観ますが、どんな展開になっても泣ける自信がありません。
{/netabare}
=====第11話視聴後、追記です。
{netabare}
Angel BeatsもCharlotteもそうだったんですが、この作品も驚くほどキャラに対して思い入れが持てない。ここまでけっこうしっかり観てきたつもりですが、いまパッと名前が出てくるのが、ひなと陽太しかいないというね。あとは、イザナギさんだっけ? モブの。

キャラ名から特徴までしっかりと頭に入ってくるのが良作だと思うんですよね。この作品は、まったくキャラに愛着がない。

話もちょっとねぇ……。他の方も指摘しているように、意思の疎通もできない難病なんじゃないの? 普通にゲームしているんですけど。そして、ほぼモブの施設職員の自分語り。子供が生まれたらロゴス症候群で、それから14年って、あなた何歳なの? 20代に見えますけど。

陽太も、この2話でキャラ変わりすぎ。そんな場の空気も読めずに大声で怒鳴ったりしましたっけ?

こりゃ最終話で大きく評価が変わることはなさそうですね。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
結局、ニセモノということがバレて、陽太は施設から追い出されることになりました。しかし、「俺はこのままじゃ帰れない!」と炭治郎ばりの声の張り方で土下座。なんとか午前中までは、ひなと一緒にいられることに。

で、ゲームやっただけという。

そして、keyでよく出てくる屈強なモブの男たちに連れられていく陽太。またも炭治郎ばりの声の張り方で「ひな!」と叫ぶものの、みぞおちに一発。ドナドナされていきますよと。

で、帰りがけ、もう視聴者の誰もが予想通り、「ああ、ひなが立った!」とクララばりに立ち上がり―の、「ひょ、ひょうた、らいすき」と。もう、This is 予定調和。で、めでたく陽太の家にひなを連れて帰ることができましたよと。そして、キャラ名すら定かではないモブの愉快な仲間たちとともに、映画を撮りまっせ。そして、車椅子を押しながら「僕とひなが幸せを見つけていく旅はこれからだ」END。

なーんですかこれ?

これのどこが泣ける話なのかと。序盤だらだらと野球回だのラーメン回だの麻雀回だのハルヒばりの映画撮ろうぜ回だのでギャグで引っ張り、帳尻を合わせるかのように9話から急展開でシリアスへ。

無理やり鈴木少年出して、伏線を回収したかのようなことやりつつ、じゃあ量子コンピュータの海だかなんだかで出てきた金魚と、陽太の家で飼っている金魚との関係とか、CEOの狙いとか、そういう匂わせを全部ぶん投げて、なんとなく雰囲気よくまとめましたよという。

駄作と言わざるを得ないです。期待感が大きかっただけに、本当に腹立たしいくらい酷い脚本・構成。あ、アニメーションとしては秀逸でしたよ。P.A.WORKSはきっちりと仕事をしたと思います。すべては脚本がダメだったと思います。

もうkey作品はいいかな。key×P.AではAB>Charlotte>神様になった日と、右肩下がりで面白くなくなってきました。いや、ホント残念。
{/netabare}

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 840
サンキュー:

12

ネタバレ

HmFDB75691 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最終話 考察はラノベのプロットにでもしようと思う

今期のオリジナルアニメでは一番期待している作品。シンプルな設定も好印象。


第1話 結末を考えてみた
{netabare}{netabare}
オリジナルアニメにしては面白い第1話だった。作画のクオリティも高いので、ラストで感動させれば傑作になるかも。
結末を含め、いろいろ予想してみる。

・伊座並杏子は陽太の母親
アマテラス(太陽神)とイザナミの関係を考慮すれば、陽太と伊座並杏子は親子になる。母親が未来に飛ばされ、陽太と幼なじみになった。ちなみに、母親の名前は時子。
親子なので、陽太に対して親近感はあるが恋愛感情はない。自称神様のひなを家に招いたのも、会ったことがある少女と思ったから。
ひなは、陽太と杏子の仲立ちをするが、それは因果律の崩壊、世界を滅ぼすことを意味していた。

・ひなは陽太の娘
アマテラスとひな祭りの関係を考慮すると、ひなは陽太の娘となる。ひなは、陽太が正しい選択をして未来で生まれた娘。未来が見通せるのも未来からきたから。
ひなが因果律の崩壊の一因になっていて、ひなと世界のどちらかを選ぶことになる。冒頭のシーンは、世界を選んだから、ひなが消える前に撮影をしている。
だけど、陽太の自己犠牲によって、ひなも世界も守る。そして、闇のなかにいた陽太に光が差し、本来の恋人である神宮司ひかりが救い出してハッピーエンド。

こんな感じで毎回予想して楽しめそうな作品でもある。
{/netabare}

【考察】時子と杏子は姉妹、杏子と陽太は親子、ひなは孫
{netabare}
キャラクターの名前は、ギリシャ神話と日本神話に関係している。神々が降臨したわけでなく、謎を解くヒントだと思う。

・時子の家族(ギリシャ神話と関係あり)
時の神クロノスと大地の女神レアーの間に生まれたのが、天空神ゼウス。時子、大地、空の人物関係がギリシャ神話と一致するのがわかる。神様と性別が逆なのは重要な設定。
太陽神も存在するが、ここにはあてはまらない。それに男の陽太は女神でないと設定に反する。つまり、陽太は本来、時子から生まれるはずではなかった。

・杏子の家族(日本神話と関係あり)
陽太は、アマテラス(太陽神)で、イザナミの杏子は母親になる。杏子は男神だから、伊座並は本当の名前ではない。おそらく、イザナギ。母と子が幼なじみというパラドックスを回避するため、陽太は、杏子の姉である時子から生まれた。

アマテラスとスサノオの誓約から生まれた神々がひな飾りなので、ひなは陽太の娘。スサノオは雷神なので、雷→光と考えて、陽太の嫁は、暫定で神宮司ひかり。
タイムスリップの影響で、孫のひなは佐藤家に生まれる。未来で生まれるはずだったので、未来予知を持つ。

・ひなか世界か、選択する理由
杏子は幼いころ、「神様になる」と言って修道服を着て家を出たが、30年後の未来にタイムスリップしてしまう。記憶を失った杏子を伊座並家が引き取り、伊座並杏子となる。パラドックス回避のため、陽太の母親は杏子から時子に変わる。

時子はひなを見て、「妹が神様になって戻ってきた」と勘違いする。30年前と変わらぬ姿から、ひながタイムスリップしたと誤解する者も現れる。ひながパラドックスを起こし世界が滅ぶ原因だという”勘違い”から、ひなは命を狙われる。

杏子はタンスの奥にあった修道服を見つけ、タイムスリップをしたのが自分だと気づき、神様になった(タイムスリップした)日と同じ状況を再現し、過去へと戻り、世界は正常化する。
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【考察】CEOは、成神空
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他のキャラも名前から考察してみる。
前回書いたように、キャラの性別と神様の性別は逆になっている。ただし、国宝阿修羅と天願賀子は、時子の家族(ギリシャ神話)や杏子の家族(日本神話)と関連がないからか、性別は同じ。

国宝阿修羅……興福寺にある国宝阿修羅像、ボディーガード的なキャラか。
天願賀子……麻雀大会「リベルタス杯」から、ローマ神話における自由の女神、リーベルタース。自由な性格なんだろう。

CEO、尾熊雷太、鈴木央人は、おおぐま座のギリシャ神話が関係している。
ゼウスとカリストの間に息子アルカスが生まれるが、ゼウスの奥さんが怒ってカリストを熊にしてしまう。その熊にアルカスが弓を放ったとき、ゼウスが竜巻で二人を飛ばして母子は星座になった、そんな感じの話。
だから、CEO(ゼウス)と尾熊雷太(カリスト)の息子が、鈴木央人(アルカス)となる。

前回の考察で、成神空はゼウスにした。CEOの名前が公開されないのは、CEOが成神空だから、と推測できる。成神空(CEO)は、未来から過去にタイムスリップした。息子の央人は個人情報(過去)を探るのが得意。未来に戻るために(未来にタイムスリップした)杏子を探らせるが、ひなと勘違いする。会社名のフェンリルは、北欧神話でオーディンを飲み込む狼のこと。

アルカスは男なので、央人は(正しい世界では)女性。男に生まれたために世界を終わらせようと、成神空(高校生)の命を狙う。キャラ名の男女逆は世界が終わる理由の伏線かも。
ひなは杏子と陽太を結びつけようとするが、陽太はひかりを好きになる。未来にタイムスリップした杏子の孫だから、ひなは未来を予知できる。
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第2話 杏子は漫才ブームの時代からやってきた
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ひなに会ったときの時子の反応が微妙だったけど、空のことを「空の神」でなく「天空の神」と言ったのでギリシャ神話で合っている気がした。そして、新たな考察も思いついた。

過去や未来に行けるタイムリープの能力は、女性にだけ代々伝わる能力だった。だが、時子と杏子が双子だったために能力が分かれてしまった。時子は過去、杏子は未来にだけ行けて、使うと帰れない能力になった。
そのことを知らずに杏子だけが能力を使い、時子は杏子が現れるのをずっと待っていた(タイムリープする家系だからそれほど慌てていない)。幼いころの杏子は漫才のような会話ばかりしていたから、ひなを杏子と勘違いした。
ちなみに、ピアノの曲は、正しい世界で杏子が孫のひなに聴かせたからと考察している。

能力は、1982年、2020年、2040年の惑星直列(に近い状態)のときに使える。さらに1980年から1982年は漫才ブーム。

杏子は漫才ブームがあった1982年から30年後の未来にタイムリープした。未来のお笑い界を見たいという動機だったなら、それは愚かな選択になるだろう。
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【考察】杏子は病気を治すために未来に送られた
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杏子は、1982年では治せない病気を患い、親たちによって30年後の未来に送られた。空は2040年に娘の央人を失い、30年前の過去に戻った。愚かな選択ではあるが、理解のできる選択。

金魚は空で、三つの世界が合わさった世界が金魚鉢。空の髪の色が金魚と似ている点から思いついた。

正しい世界(このアニメの結末)
ひなに説得され(?)、愚かな選択(タイムリープ)をしなかった世界。
空の説得が大変そうだが、EDの金魚(だと思うけど)が出口を求めて、最後に金魚鉢から出られた点から、何度も世界の終わりを経験して、最後に正しい選択をしたと思われる。

陽太を完全に予知できないのは、陽太が生まれるか不確定なため。ピアノの曲を、杏子が孫娘のひなに聴かせてあげた未来の可能性は残されている。

簡単な系図を示す。時子と杏子は双子の姉妹と考えている。
杏子―陽太(息子)―ひな(孫娘)
時子―空(娘)―央人(孫娘)

三本の映画は、三つの世界の伏線になる(映画の内容は関係ない)。

世界1(愚かな選択をした世界)
杏子を30年後の未来に送った以外は、正しい世界と同じ。

世界2(杏子がタイムリープして改変された世界)
世界1から2012年の未来に送られたため世界2に改変され、陽太は杏子の息子ではなくなる。未来にたどり着いた杏子は治療を受け回復。世界2は2040年までつづく。

世界3(空がタイムリープして改変された世界)
これが現在の世界でとても複雑。
世界2で、空は2040年から2010年にタイムリープし、世界3に改変される。娘になるはずだった央人はありふれた苗字の鈴木家の息子となる。
2010年では、杏子はタイムリープ中で、存在すらしていない。だけど、杏子が1982年から未来に送られた事実は残っているため、杏子の転生として、ひなを誕生させた。世界3の杏子も大病を患っているが、未来に転生という方法をとった。
時子がひなに会ったとき、まず名前を聞いたのは、「どこの子に転生したの?」という意味。その後の時子と大地の会話も不自然にならない。
2012年に杏子はタイムリープを終えるが、すでに、ひな=転生した杏子が存在するため、杏子は伊座並家で元気な子として生まれたという世界に変わり、時子の妹でもなくなる。1982年の杏子とはまったくの別人として存在するため、バーベキューで時子が杏子を見ても、妹とは思わなかった。
ただ、ひなが先か杏子が先かといったパラドックスをちょっと感じる。
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【考察】空のタイムリープが世界を終わりにした
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タイムリープは、女性にだけ受け継がれる能力で、娘が生まれると娘に渡され(息子が生まれた場合はその娘)、親からは消える。能力が使えるのは、1982年、2020年、2040年の惑星直列(に近い状態)のとき。移動する年数は自由に決められる。タイムリープのスタートとゴールは、世界が改変されても存在しなければいけない。

杏子は病気を治すため、1982年から2012年にタイムリープするが、息子の陽太と同年齢になり、パラドックスが起きて、2012年で世界が終わる(世界2)。

2030年に、空は娘の央人を失う(名前は違うと思うが央人のこと)。2040年まで待ってから2030年にタイムリープして、娘を救おうとした。だけど、空が二人になってパラドックスが起き、2030年で世界が終わる。

スタートが消えてゴールが残るのはパラドックスなので、10年シフトして、2030年から2020年にタイムリープしたことに変わる。以降同様に考えると、空は世界を終わりにしながら10年ずつ過去にタイムリープする。空が生まれていない2000年で止まりそうだが、別のパラドックスが生じて、ビッグバンまで戻りそう(世界3)。

タイムリープしなかった正しい世界(世界1)+世界2+世界3→三つを合わせて矛盾なく編集したのが、現在の世界。

世界を合わせると、二人のタイムリープがお互いに影響を及ぼす。
2010年に空によって世界が終わると、杏子は、スタート(1982)したが、ゴール(2012)していないことになる。
2012年に杏子によって世界が終わると、空は、スタート(2020)せずに、ゴール(2010)したことになる。

世界の終わりがあると矛盾するため、世界を終わらせないよう力が働く。二人がゴールすると世界が終わるので、タイムリープを途中で止める。杏子は2010年、空は2012年で中断。そのあとは、矛盾しないよう世界が編集される。

杏子の場合
病気を治すという目的を果たすため、ひなが杏子の転生として誕生し、杏子は2010年でタイムリープを終える。正しい世界では杏子が存在するので、パラドックスにならない伊座並杏子を登場させる。杏子とひながいるので、不確定だった陽太も時子から生まれる。杏子の能力はひなに渡る。

空の場合
未来からきた空をCEO(空とは別人だが空でもある)に変える。CEOは2020年を迎えると、10年前にタイムリープ(2012年で中断)する。CEOは2012年から2020年をタイムループする。
央人は無事で(2000年に生まれた?)、空の目的は果たされたが、タイムループするには、タイムリープが必要なので、央人は娘で生まれることがなくなった。

そして、空が起こした2020年の世界の終わりだけが残った。
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【考察】ひながタイムリープすれば世界は救われる
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神様を自称して登場したから、世界を救うのはひなで間違いないだろう。杏子から受け継いで未来へは行けると思う。空は消える気がするので過去にも行けるだろう。

・説得をする
過去や未来に行って、タイムリープしないよう説得する。成功すれば正しい世界に戻る。ひなは個人情報を当てられるから、相手からすると神様に見える。杏子のほうはうまくいきそう。杏子が親を諭す感じだろう。ひなと杏子の漫才会話も見られそう。
杏子はその時代の医療を受け、ひながひかりのおなかのなかにいるときに、ピアノ曲を聴かせる、そのほうが神がかってる。

転生した杏子であるひなが、1982年の杏子に会って大丈夫か、と気になるが、伊座並杏子と陽太がパラドックスを起こさないから、血縁でなければ大丈夫なのだろう。改変された世界が、パラドックスの基準になるとも考えられる。
空の説得が大変そうだが、それ以前に未来に行くのが大変。

・犠牲になる
ひなは、世界が終わっている2030年にタイムリープする。スタートしたのにゴールしていないパラドックスとなり、世界の終わりを排除するよう働く、空の逆パターン。空は世界の終わりを出現させながら進んでいったが、ひなは世界の終わりを消しながら進んでいく。

ただ、これをやるとひながどうなるかわからないから、
「あんたがやったことにどうしてひなが犠牲になるんだッ」とCEOに食ってかかる陽太のシーンがありそう。
「まあまあ、落ち着け、陽太。わしは神様じゃからな、迷える子羊たちを助けるのも神様の役目じゃ」とひなが言って第1話冒頭の撮影シーンになる。

2030年では、空と娘がぎくしゃくして(映画シザーハンズの『ハリネズミのジレンマ』)、娘を失う原因でもあった。ひなは、30日間の猶予を使って(得意な?)仲立ちをする。娘は助かり、空がタイムリープする動機がなくなり、正しい世界へと戻る。
ひなは陽太の娘として生まれて、ピアノ曲が流れるなか、ひなが成長する姿が描かれ、エンディング。

世界の終わりに30日間の猶予があると、杏子が孤児だったという考察もできるので、次回書きたいと思う。
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第3話 量子コンピュータと関係がありそう
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ひと通り考察は終わったので、真相が明かされるまでは、考察に沿って解釈していく。

神宮司ひかりは陽太の嫁で、神様はスサノオ。陽太はアマテラスで、正しい世界では、ひなは二人の娘になる。ラーメン回と思う人が多いけど、考察をしていると、こんなふうに解釈できる。

・高天原を追放されたスサノオが、堕天使(天界を追放された天使)に該当
・アマテラスが天の岩戸に隠れたのが、陽太の変装(暴れたのは借金取りだけど)
・アマテラスとスサノオの誓約で生まれた神々(二柱・三女神・五男神=10)がひな飾りの原型
→借用書を持ってきた借金取りにカウンターを食らわせたのが10歩目、指示したのがひな

ひかりはスサノオで間違いなさそうという回、と自分は思っている。ひかりが神様というわけではなく、謎を解くヒント。
ラーメンの種類で一つだけ違うのを問うているのは、時子、大地、空、陽太のなかで、陽太だけが日本神話だという伏線。童顔コンテストは、正しい世界ではあるのかも。

迷子の娘と母親は、空と娘(央人)にも同じことがあったという伏線かな。ドローンも含みそう。央人が捜す人物は、杏子かひなと思っていた。この点は修正して、その人物は量子コンピュータを研究している。
OPに出てくる円は量子コンピュータだろう。”2020年注目の量子コンピュータ”で検索すれば出てくるサイトがよく似てる。
三つの世界を俯瞰する必要があると思っていたので、それが量子コンピュータになるのだろう。ひなはそこまで見通せない。

コオロギに関係しそうな神様はギリシャ神話のティトノス。男だし、セミのほうが一般的なので微妙だが、ゼウス(CEO)と関係あるのが気になる。
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【考察】杏子(今日子)も孤児だった
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パラドックス→即、世界の終わりではない。世界の終わりは確定だが30日間の猶予がある。杏子がタイムリープした世界の2012年も猶予があった。

杏子は髪留めをつけている。央人は髪留めではないが似た形をしている。1982年では治せない病気だった杏子(10歳)が、2012年にタイムリープし、息子の陽太と同年齢になり(陽太と出会うとか関係なく)2012年で世界の終わりが確定する。だけど、30日間の猶予がある。

まず、杏子は迷子になると思う。親が見つけるまえに、孤児になってしまい、孤児院に送られる。そこで央人に出会う。この世界では女の子(2000年~2002年に誕生と推測)。仲良くなって二人は同じ髪留めをつける。この出来事は、空の世界と合わさることで、消えてしまう(央人は娘に生まれることはないから)。

央人は髪留めではないが、現在の世界になっても、形を変えて残っている。杏子と央人が会うと、デジャブがあるんじゃないかな。

時子と双子なら、世界改変のまえは、”今日子”だと思う。
「今日という日を大切にするために今日子って名前にしたんでしょ。だからわたしはこの時代の今日を生きる」
未来に送ろうとする親たちを止めるときに言いそうなセリフ。

ひなは陽太から一字もらって陽菜。
「わしはオーディンじゃと言うとろうが。……ま、まあ、陽菜も悪くはないがの」
そんな感じに父親になった陽太に言っているシーンがあるとかないとか。
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【考察】キャラ名と神様の関係を再考してみた
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キャラ名(性別[男神、女神、人間の場合は男、女]・神様の名前)

1.神様と性別が逆のキャラ(親族)
陽太(女神・アマテラス)、ひかり(男神・スサノオ)
時子(男神・クロノス)、大地(女神・レアー)、空(男神・ゼウス)

2.世界改変後、神様と性別が同じになり、親族から他人になったキャラ(世界改変前→世界改変後)
ひな(男神→女神・ひな飾りの神様)、今日子→杏子(男神→女神・イザナギ?→イザナミ)
CEO(男神→女神・ゼウス→エオス)、尾熊雷太(女神→オス?・カリスト→熊)、女性→央人(男・アルカス)

3.神様と性別が同じで他人キャラ
国宝阿修羅(男神?仏?・阿修羅)、天願賀子(女神・リーベルタース)、コオロギ(男・ティトノス)

ひかりは親族か微妙だが、この世界でも陽太の嫁になる可能性はある。ひなのオーディンは自称なので、親族から外した。杏子の本名は、イザナギ今日子かも。性別の逆は、央人が世界改変で女から男になった伏線だと思う。

神話ではカリストは熊にされて、それを知らずにアルカスに矢を放たれる。高校生の空が熊だと思っていたが、神話のとおりなら、尾熊が熊になりそう。

ティトノスの神話は、ティトノスに惚れたエオスが、ティトノスを永遠に生きられるよう、ゼウスに頼んだ。だけど老いを止めてもらうのを忘れたため、ティトノスはどんどん老けていく。見ていられなくなったエオスはティトノスをコオロギ(一般的にはセミ)に変えてしまう(もしくは、声だけの存在になる)。
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【考察】CEOは時子の娘なのに老けて見える理由
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三つの世界とそれらが合わさった世界を改めて考察してみた。

世界1:選択によって分岐した世界
杏子は、漫才ブームの1982年では治せない病気を患う。空は、2030年に娘(央人)と夫(尾熊)を失う。原因はドローンを追いかけて事故に遭った。
タイムリープした場合は、2と3の世界と合わさり、現在の世界になる。
タイムリープしなかった場合(このアニメの結末)は、杏子はその時代の医療を受け、陽太が生まれるまで生きる。空はいくつか考えられるが、おおぐま座の神話通りなら、二人ともお星さまになる。

世界2:杏子がタイムリープ(1982→2012)した世界
杏子が、息子の陽太と同年齢になり、2012年に世界が終わる。30日間の猶予があるので、迷子になった杏子は孤児院へ(この世界に央人はいないので変えた)。

世界3:空がタイムリープ(2040→2030)した世界
空が二人になって、2030年に世界が終わり、それがまたパラドックスになり、空は世界の終わりを出現させながら10年ずつ過去に(ビッグバンまで?)戻る。

現在の世界
お互いのタイムリープが干渉し、杏子は2010年、空は2012年で終える。三つの世界が合わさり、矛盾なく編集される。
1.杏子はひなに転生(病気完治の代わり)し、形を変えて目的を果たす。
2.パラドックスは解消されたが、世界2(二人が同年齢)を反映させるため、陽太は時子の息子となり、新たに伊座並杏子が生まれる。孤児も反映されるなら央人に出会っている。
3.空は、高校生の空とは血縁のないCEOになり、親も時子からコオロギに変わる。

世界の終わりを迎えると8年前(たこ焼きが伏線、横にすると∞)に戻るが、タイムリープのままだとCEOが増えるため、タイムループに変わる。
タイムループで年齢は36歳に戻るが、見た目(身体年齢や体内年齢)は44歳のまま。繰り返すたびに老けていく。

2012年(36歳)――――――――→2020年(44歳)
          ←――――――――
       見た目を維持したままタイムループ

CEOは時子(1982年に10歳なら48歳)の娘なので、時子の見た目から考えて、2、3周はしている。CEOは44歳だけど、見た目は52か60歳(見た目=36+周回数×8、高校生の空を16歳とした場合)。
コオロギは67歳だが、3周目なら身体年齢が83歳。車いすか寝たきりで声だけが出る(ティトノスの神話)。

央人と尾熊にも適用され、央人は老いではなく”成長”。失った娘の成長した姿を見たいからループ世界が出現した(形を変えて空の目的が果たされる)。
世界改変後の2012年に央人が3歳なら、3歳→11歳、タイムループして、3歳だけど見た目は11歳となる。現在は11歳だけど見た目は19歳。現在は2周目と考えられる。
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第4話 ひなは杏子の転生なので趣味も同じ
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CEOは思ったよりも若かった。それでも、時子(48)の若さを考えれば、タイムループの2周目で、44歳だけど見た目は52歳だろう(高校生の空が16歳の場合)。コオロギの家族はCEOのこと。愛について語っていたから、ハリネズミのジレンマも関係ありそう。

無限(∞)のために1話を使う必要があったのかな。面白かったけど。ほかにも伏線があるけど、わかりにくい。自分の考察に沿って解釈すると、陽太のチョンボの役は、パラドックスを指す。パラドックスが認められた(解消された)のが現在の世界。

二色同順は、二人の空(高校生とCEO)が存在すること。不純全は、杏子と陽太の親子が幼なじみという意味で。途中まで通貫は、タイムリープがパラドックスによって止められたことかな。東西南北はよくわからん。なにか見落としたかも。

スキップは、タイムループで2020年から2012年に跳ぶこと。リバースはスキップの逆方向で、2012年から2020年のこと。これでループができ、そのあとの無限リーチと合わせて、無限ループの完成。現在のループ世界ができる過程を示している感じはする。

ひなが野球や麻雀に詳しいのは、ひなが杏子(今日子)の転生だから。杏子が詳しいことはひなも詳しい。漫才会話も、杏子の場合はボケのセリフが多い気がする。杏子は病気だったから未来転生になったが、本来はタイムリープの能力。ひなはそれを持っている。このことはもう少し考察する予定。
{/netabare}

【考察】ひなの能力について考えてみた
{netabare}
タイムリープの能力は、過去や未来を見通す力と移動できる能力の二つがセット。見通してから移動するって感じかな。
娘が生まれ10歳になると、能力は娘に引き継がれ、親からは消える。双子が生まれたときは、過去と未来に能力が分かれる……と古文書に記されていると思う、たぶん。
空の娘は、2030年では3歳だと思うので、空が能力を保持。陽太の娘のひなは2歳だと思う。

双子の姉妹、時子と杏子(今日子)で、過去と未来に分かれた。時子の能力は空に継承。現在のひなは佐藤家で生まれたが、杏子の転生なので、未来を見通す力と移動する能力を持っている。
空(CEO)は、タイムループに能力を使っているので、移動する能力は手放せない。央人は、本来は空の娘で、その影響が現在の世界にもあるから、過去を見通す力がハッキング(人の過去を探ったりもする)という形で表れている。そう考えれば、過去を見通す力は空から離れ、ひなが継承したとも考えられる。

現在のひなは、過去と未来を見通す力と、未来に行く能力を持つ。2020年に能力に目覚めたから神様と思い込む。高校生の空も条件を満たすけど、現在の世界では空とCEOは他人で、二人が同じ能力を持つのもパラドックス。だから、CEO独自の能力に変わったかもしれない。ただ、央人のハッキングのように空も得意分野がないと不自然な気はする。

おおぐま座の神話通りなら、央人が尾熊を狙い、防ごうとしたCEOが身代わりになる。そして、CEOの能力はひなに継承、と都合よくいけば、ひなは過去や未来に行って、タイムリープしないよう説得できる。微妙な点が多いので、ひなの能力については今後も考察していく予定。
{/netabare}

【考察】時子、杏子、賀子は、三姉妹
{netabare}
天願賀子の月のイヤリングを見て思いついた考察。
アマテラスとスサノオがいるなら、ツキヨミがいて当然。全員イザナギから生まれたけど、スサノオのひかりは陽太の嫁なので、ツキヨミも兄弟でなくてもいい。見た目から考えて時子と杏子の妹。陽太は叔母まで好きになってさらに不純ちゃん。

まず、時子と杏子の双子が生まれる。能力はすべて時子が継ぐと思ったので、時をかける子で時子になった。能力を継がないと思ったから、過去でも未来でもない、杏子(今日子)になった。

だけど、10歳のときに時子は発現せず、杏子が未来の能力だけを発現した。10歳年下の妹が生まれたばかりで、過去の能力はこの子が継承したと思ったので、賀子と名付けた。時子が発現したかはわからないが、娘の空に過去の能力は継承された。

タイムリープの能力を持つ家系だから、このような名前を付けたと考えられる。苗字はイザナギかな。アマテラス、スサノオ、ツキヨミは元々この三人の神様かも(アマテラスが男神の説もある)。

杏子がイザナギ家の当主になり、時子は成神家に嫁いだので、アマテラスは陽太に継承。ひかりがスサノオなら、陽太とひかりが結婚するとき杏子はいない気がする。ピアノの伏線は、ひながタイムリープしたときに回収かな。

         時子(アマテラス)    杏子(スサノオ)    賀子(ツキヨミ)独身
           ↓            ↓
大地(レアー)――時子(クロノス)  当主・杏子(スサノオ)――婿養子(クシナダヒメ?)
       |                      |
    空(ゼウス)――尾熊(カリスト)     陽太(アマテラス)――ひかり(スサノオ)
          |                       |
         娘・央人(アルカス)              ひな(ひな飾りの神様)

ゲームについて。スサノオは海原を支配したので、前回は海。ツキヨミは夜を支配したので、暗闇にいるコウモリになった。夜のお誘いも伏線だろう。
ゼウスは空で、アポロンは太陽神なので陽太。アテナ(戦い、知恵の女神)は、ひなだろう。海の上に立つとか、ゲーム世界は、現在の矛盾を認めた世界の反映だと思う。
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【考察】阿修羅とひかりは、父娘
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最後に残っていた阿修羅について考えてみた。コオロギはギリシャ神話なので成神家の親戚だと思う。
阿修羅は帝釈天と戦った話が有名だと思う。
阿修羅には舎脂(しゃし)という娘がいて、帝釈天に嫁がせようと考えていた。だけど、帝釈天が勝手に奪っていったので、阿修羅が激怒して、帝釈天に戦いを挑んだ、そんな感じの話。

神話を反映してみる。
1982年の杏子(10歳)には、幼なじみの阿修羅がいた。タイムリープしなかった杏子は、その時代の医療を受け、陽太を産むまで生きた。阿修羅は、幼なじみの息子である陽太に、娘のひかりを嫁がせようと考えていた。
だけど、二人はいつの間にか付き合っていて、阿修羅は激怒。
「おれに勝たなければひかりはやらんッ」と野球対決。
まだ生まれていないひなの声が聞こえて、陽太は5球目を打って、伏線回収。

正しい世界では、杏子と陽太は幼なじみではない。杏子と阿修羅の幼なじみが、現在の世界に反映された。”幼なじみ”が重要な要素なのか微妙だが、杏子と阿修羅の結びつきが強いのかもしれない。

杏子の趣味は、野球が幼なじみの阿修羅、麻雀が妹の賀子、漫才会話は病床で見ていたテレビ。ピアノは杏子自身の趣味かな。
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第5話 繰り返しと号泣回の伏線
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ビデオメッセージは重要な伏線。
母子に戻った杏子と陽太にも同じシーンがあると思う。今回はそれの伏線。
繰り返し見ているのが、ループ世界を意味する。ビデオメッセージは、杏子が7~18歳の11年間。考察は、杏子が10~18歳の8年間。3年ずれて泣きたくなった。

たこ焼きが伏線の8年間も捨てきれないので、情報が増えたらまた考える。
基本的な考え方(杏子と空がタイムリープして干渉し、ループ世界になった)は変わらないと思う。
杏子がタイムリープした年齢を7歳にしても、影響はないので変更する。時子は少し若くなって45歳で、賀子は38歳。賀子の自由の女神は、独身でフリーの意味もありそう。

ぬいぐるみとゲームのゴーレムは、パラドックス回避のために生まれた伊座並杏子のこと。本物の杏子はひなに転生している。音声の合成とか別の人に成りきるのも、”ひな=転生した杏子”を指している気がする。

伊座並杏子の母親は、タイムリープしなかった杏子の反映だと思う。前回の考察で、杏子はスサノオで、婿養子をクシナダヒメとした。これで有名なのがヤマタノオロチ。調べてみると、ヤマタノオロチゆかりの地でチーズとワインを楽しもうとか、ヤマタノオロチーズとかあった。
伊座並杏子の父親は、タイムリープしなかった杏子(現在はひなに転生)の夫だと考えられる。正しい世界では、伊座並杏子の位置にいるのが陽太となる。
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【考察】ひなはタイムリープしてもパラドックスしない
{netabare}
このアニメのパラドックスについて考えてみる。

1.時間的閉曲線と回転する宇宙
時間的閉曲線は、時間が直線ではなく閉じた輪で、未来の先に過去がある、という考え方。パラドックスは時間軸が直線だから起こるので、円なら現れない、そんな感じだったと思う。
ループ世界は時間的閉曲線だろう。始まりも終わりもないので、ループしている間は世界は終わらない。

回転する宇宙は、膨張ではなく、回転している。時間的閉曲線を含むのでパラドックスも起こらない。
EDの金魚は、膨張する宇宙(トンネル)から、回転する宇宙(円)に飛び込んだとも解釈できる。

2.パラドックス
条件1:パラドックスが生じると、(30日間の猶予のあと)世界が終わる。
これだけだと、世界の終わりが原因でパラドックスが生じたときも世界が終わるので、
条件2:世界の終わりがパラドックスの原因のときは、パラドックスを解消する、を追加した。条件2で改変されたのが現在の世界。

このアニメのタイムリープは、世界の終わりが原因でなければ、必ずパラドックスが起きて世界が終わる。だから能力を持っていても使えない。ひなはそれを可能にする。

3.能力を継承したあと、ひながタイムリープ
ひなは杏子の転生なので、ひなであると同時に杏子でもある。杏子がタイムリープする1982年に、ひなが行くと、
・杏子が二人になるが、ひなでもあるから大丈夫
・ひなが誕生するまえにひなが存在するが、杏子でもあるから大丈夫
{/netabare}

【考察】空の娘は量子コンピュータのデータに姿を変えた
{netabare}
杏子は目的を果たすため、ひなに姿を変えた。同様なことが空にもあるなら、姿を変えてループ世界に能力を使っている気がする。でも、OPで回っているのは……で、カン違いに気づいた。

央人は性別が変わった空の娘ではない。空の娘は存在する。麻雀の東西南北は、伊座並杏子(ボケ)とひな(ツッコミ)、央人(男)と空の娘(女)のこと。
ひなは、陽太の娘であると同時に母親でもある。ひなと過ごした時間は、母親と過ごした時間になる。伊座並杏子のほうだとカン違いしていた。

これまでの考察は、ループ世界に空が能力を使うから、継承しないよう娘は男に生まれたとした。そうではなく、能力は継承され、杏子と同じように姿を変えたなら、

空の娘は(体が)データ化され、量子コンピュータのなかでループ世界に能力を使っている。

コオロギを捜すのは、愛を数値化するプログラムが必要で、それがあればデータ化した娘に愛情を伝えることができる。データなので永遠に生き続けるし、おそらく声は出ると思う(ティトノスの神話)。能力を持つ人は神様なので(理由は次の考察で)、キャッチコピーは、
『データを削除してループ世界を抜けるか、ループ世界のままにするか』と解釈できる。

央人は姿を変えた娘の代わり。能力は娘が継承したので、矛盾しないよう男に生まれる。娘とそっくりだから、CEOは冷たい態度をとる。量子コンピュータは会社のどこかにある。CEOは娘を失うよりは、ループ世界のままでいいと思っている。
{/netabare}

【考察】タイムリープしたのは、空の娘かもしれない
{netabare}
ここまでの考察を整理しつつ、空の娘のタイムリープを検討してみる。

・杏子のタイムリープ
杏子(10歳)は、漫才ブームの1982年では治療が困難な病気を患う。未来の医療で助けようと、親たちは30年後に杏子を送った(杏子は言われるままに能力を使った)。杏子と陽太が同年齢(10歳)でパラドックス、2012年で世界が終わる。
陽太とパラドックスを起こすので、タイムリープしなくても、杏子は(第5話を反映させれば)陽太が7歳になる前まで生きたことになる。

空の娘のタイムリープと干渉し、2010年にタイムリープを終える。杏子はひなに転生。ひなは2010年に誕生し、現在10歳。杏子はひなに姿を変えたので、代わりとして伊座並杏子が、陽太と同じ2002年に生まれる。陽太は、母と叔母を好きになって不純ちゃん。


・空の娘のタイムリープ
2030年に3歳だった空の娘は、ドローンを追いかけて事故に遭いそうになり、父親の尾熊に助けられるが、尾熊は命を落とす。それ以来、娘は責任を感じて、母親の空とぎくしゃくする(ハリネズミのジレンマ)。

時子も空も発現しなかった過去の能力が、空の娘になってようやく現れる(高校生の空に能力が見られない理由になる)。空は愛情を伝えられず、2040年に13歳になった娘は10年前にタイムリープ。空の娘が二人になったり、誕生しないのに存在するパラドックスで、世界の終わりを出現させながら、ビッグバンまで戻る。

杏子のタイムリープと干渉したおかげで、2012年にタイムリープを終え、8年周期のループ世界となる。娘はデータ化されるが、2020年で年齢は21歳。二色同順は、6、7、8が二つあることで、6+7+8=21になる。央人は、データ化された空の娘の代わりなので21歳。二色同順は、空の娘と央人のこと。
たこ焼きは伏線と考えてもよさそう。ビデオメッセージは杏子の伏線なので反映させない。高校生の空に能力の兆候があれば空、なければ娘がタイムリープしたと思う。能力を持つ人が神様の理由は、つぎの考察で書く予定。
{/netabare}

【考察】神様になった日を考えてみた
{netabare}
『彼女が神様になった日、世界は終焉へと動き出した。』
このキャッチコピーはひなのこと。ループしている間は、世界は終わらないので、ループを抜けた日が神様になった日となる。

空の娘のデータを削除すると、行き場のなくなった過去の能力がひなに渡る。ひなは、過去にも未来にも行け、パラドックスも起こらない。神様と言えるような存在になる。タイムループは止まり、世界は2020年の終焉へ向かう。

三姉妹の考察で書いたが、最初は時子がすべての能力を継承したと思われた。杏子は、時子を神様と思ったからシスターになり修道服を着た。能力を持つ者=神様なので、空の娘も神様になる。

病気だった杏子は、親たちに言われるままに行動し、未来に跳んだ。そのときも修道服を着て、時子も見送った。陽太から修道女のコスプレと聞いて、杏子だと思った時子は、ひなを家に招いた(ただし、タイムリープから転生に、時子の認識は変わっている)。

ひなは能力を持つので神様だが、気づかないから修道服を着ている。過去や未来を見通す力はあるので、全知の神を自称する。過去と未来にタイムリープする能力を継承し、全知全能の神様になったひなは修道服を脱いで、魔法少女の衣装に変わる、たぶん。

まず、過去に行き、杏子をタイムリープさせないよう、親を説得する。最終的には「わたしはこの時代の今日を生きる」と杏子が親を諭す。
未来に行くには、世界が終わっている2030年にタイムリープすればいい。スタートしたのにゴールしないことになり、世界の終わりが原因のパラドックスは回避される。

2020年の世界の終わりは消え、2030年から2040年にタイムリープしたことに変わる。2030年の世界の終わりでも30日間の猶予があるから、ひな(空かも)がドローンを撃ち落とせばいい。過去に行く理由がなくなり、正しい世界へと戻る。

次回の祭りで、射的(弓矢や輪投げもありそう)があったらハッピーエンドの伏線になるだろう。
{/netabare}
{/netabare}

第6話 ドローンを撃ち落とす伏線
{netabare}{netabare}
話が動くと思ったけど、また伏線回だった。前回は杏子の伏線で、今回は空の娘の伏線。

3と7はよく出る。”跳ぶ”はタイムリープ、陽太の背番号の7で、7歳のときに能力が発現。空の娘が3歳のとき、ドローンを追いかけて(三匹の金魚がポイに近づくシーンが伏線)事故に遭いそうになり、父の尾熊がかばって犠牲になる。空の娘は父を助けようと過去にタイムリープする。

射的は、ドローンを撃ち落とす伏線。都合よくサバゲーやっている人がいてモデルガンを調達。ひな一人では威力が足りないから、陽太にも協力してもらう。撃ち落とせば、タイムリープする理由はなくなる。ただ、杏子が運命を受け入れるのに、空の娘は変えるのはバランスがとれていない。撃ち落とせない展開もありそう。

金魚は空の娘で、娘はデータ化されて量子コンピュータのなかにいる。コンピュータは、冷凍車のような寒いところに置かれる。かたぬきは、人間の型から抜けてデータ化すること、かな。

空のセリフの「永遠に抜け出せないかと思ったし」はループ世界のことだろう。宝つりも伏線っぽいけど、すぐには思いつかない。食べ物も伏線にする傾向がある。

キャラクターでは、ひかりを見たときの阿修羅の反応は、父娘の関係を表しそう。杏子(ひな)と賀子はケンカばかりしてる姉妹かな。杏子のほうが姉だけど。
伊座並杏子と陽太を気にするひなの反応は、ひなが陽太の娘であり母親である(しかも、伊座並杏子は杏子の分身みたいな存在)と考えれば、複雑な心境といったところか。
{/netabare}

【考察】ひなと空の娘が出会うことで、世界は元に戻る
{netabare}
第6話の出来事は、麻雀回のように世界が改変された経緯を示している。

1.たません→両親(空と尾熊)の間で娘が手をつなぐイメージ
2.三匹の金魚がポイに近づく→3歳の娘がドローンを追いかけ事故から救(掬)われる
次は4で、3はひなが全知全能の神になってから

3.射的→ひなが未来の陽太とドローンを撃ち落とす(ペンギンという名前のドローンがある)
4.ストラックアウト→残った数字を足す。9はタイムリープ年数、13は娘の年齢(考察予定)

5.お面→般若は嫉妬で、ひょっとこは天岩戸神話(第5話)、キツネはギリシャ神話と関係がある
※決して捕まらないキツネを退治するため、必ず獲物を捕まえる犬を使ったけど、追いかけっこが続きゼウスが石にした、おおいぬ座の神話。空の娘のタイムリープで矛盾が生じ、永遠に過去に行くのを止め、娘をデータ化した、と解釈。

6.お化け屋敷→過去からきた杏子と、未来からきた空の娘が干渉、過去(賀子)が残る
7.空のセリフ「永遠に抜け出せないかと思ったし」→過去の能力でタイムループ(現在は1周目)

8.宝つり→宝が子供なら、正しい世界では存在しない伊座並杏子、央人、あと一人は、ひなかCEO
※空の娘は生まれる前まで跳んだため親が必要になり、CEO(未来の空)が現れた(データ化してもパラドックスは残る)。量子コンピュータ(娘)を所有するからCEO(見合う地位)。本来の空はCEOにならない。あの空だし。独身だけど、なにかの拍子に母親だった記憶が蘇る、と考察中。

9.かたぬき→空の娘が人間の型から抜けてデータ化
10.冷凍車→空の娘が量子コンピュータに閉じ込められる(ひなもデータ化の危機に?)
11.解放→空の娘のデータを削除するのは陽太かもしれない
現在のループ世界の経緯を、空の娘は知っているが、元の世界に戻せない。ひなは経緯を知らないが元には戻せる。この二人が出会うことで世界が元に戻る。ひなと金魚はそういう伏線、かな。

麻雀の”単騎で鳴く”を一人で泣くと考えれば、空の娘のこと、七対子ドラ隣ドラ隣は、7歳の双子が半分ずつ能力を分けた、と解釈。
{/netabare}

【考察】杏子の先祖が能力を使わなかった理由
{netabare}
時子(アマテラス)、杏子(スサノオ)、賀子(ツキヨミ)の三姉妹が、物語の出発点だと思う。おそらく伊座凪家。ひなが陽太の娘として生まれたら、伊座凪みこと。
神様と性別が逆なのは、三兄弟より三姉妹のほうが華やかだから、制作上の理由だと思う。未来の能力は杏子、過去の能力は、時子、空には発現せず、空の娘になって現れた。

タイムリープの能力は、(世界の終わりが原因でなければ)使えば必ずパラドックスが起きて、世界が終わる。世界は終わっていないので、杏子の先祖は能力を使っていない。能力を使うまえに、過去や未来を見通す力で、タイムリープしたあとの世界を見たから使わなかった。

杏子も世界の終わりに気づいたが病気で伝えられなかった。古文書にも禁忌の能力と記されていたが、子を失うのは親にとっては世界の終わりに匹敵するので、杏子を未来に送った。
さすがに、これを愚かな選択とは言わないだろう。ひなには過去を見通す力もない。伊座並杏子の過去を言い当てたのは、杏子の転生だから。声まねもそうだろう。半知(未来を見通す)半能(未来に行ける)の神が正しい気がする。

空の娘は、能力に目覚めると過去を探るのが得意になるので、能力も知ることができた。事故があってからは、母親の空とはぎくしゃくして、一人で調べて行動した。
タイムリープしたあとの世界を事前に見たとき、CEOが鈴木少年を呼びつけたシーンのように、CEO(母)、尾熊(父)、央人(娘とそっくり)が揃っている景色が見えた。(過去しか見通せないのに)父親を助けた未来だと勘違いし、過去に跳んだ
ひなの言う愚かな選択は、こちらだろう。母親空のメッセージ(愛情)が娘に届かず愚かな選択をしたから、ひなはビデオメッセージにこだわった。逆に、空の娘は、ひなの転生を知っている。
{/netabare}

【考察】杏子と陽太の親子パラドックスを再考
{netabare}
現在の世界に陽太が存在するのは、タイムリープを選択しなかった世界があるからと思われる。三つの世界を少し変更してみた。

世界1.タイムリープを選択しなかった世界(アニメの結末)
世界2.杏子が未来に行く選択をした世界
世界3.空の娘が過去に行く選択をした世界

2と3は世界が終わるので陽太は生まれない。現在の世界は、世界1をベースにして、2と3が同時に重なったと考えられる。ただし、考察では2、3の順に記述する。

・世界2が重なる
1982年8月に7歳の誕生日を迎えた杏子は、未来の能力を発現させる。病気を治療するため2012年8月1日の未来に跳ぶが、陽太が10歳で、”親子逆転のパラドックス”が起こる。
猶予期間(8/1~8/30)を経て、2012年8月31日に世界が終わる。

・世界3が重なる
空の娘と干渉し、2012年の世界の終わりを防ぐ。杏子は2010年にタイムリープを終え、ひなに転生。陽太は時子の息子に変わる。杏子(スサノオ)のタイムリープで陽太(アマテラス)が隠れた(天岩戸神話)と解釈できる(現在の世界で隠れたのは伊座並父)。

陽太が7歳になるまで杏子は生きて、その歴史も消えないが、陽太とは親子ではなくなり伊座並に変わる(前は伊座凪)。子供がいないと矛盾するため、新たに伊座並杏子が生まれ、ビデオメッセージの内容も、陽太から伊座並杏子に変わる。

世界2の杏子 1975年――1982年‐‐跳ぶ‐‐2012年(世界が終わる)
                7歳      |  7歳
                      転生↓
ひな                    2010年―――2020年(現世界)
陽太の母   1975年――――――2008年(世界1)
 ↓
伊座並母   1975年――――――2008年(現世界)
                          10歳
陽太(母は杏子)     2002年―――――――――×――2020年(世界1)
成神陽太         2002年――――――――――――2020年(現世界)
伊座並杏子        2002年――――――――――――2020年(現世界)

本物の杏子のほかに、三人の杏子(ひな、伊座並杏子、伊座並母)がいることになる。
{/netabare}

【考察】空の娘の誕生日は、12月25日
{netabare}
ストラックアウトで残った数字を足すと9と13になる。9はタイムリープ年数で、13は空の娘の年齢。前回の考察で書いた世界1に、今回は3、2の順で重ねて説明。

事故が起きたのは、2031年1月1日の初詣のとき。初詣客を撮影していたドローンを娘が追いかけた。能力が使えるのは、2040年1月1日からで、”事故が起こる前”に戻る必要がある。

・世界3が重なる
空の娘は12歳のときに、9年と1ヵ月前の、2030年12月1日にタイムリープする。

 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40(20XX年)
―|――|――|――|――|――|――|――|――|――|――|――
 ←―→←―→←―→←―→←―→←―→←―→←―→←―→←―→←―→
  2↑↑3  4  5  6  7  8  9  10 11↑12(歳)
   |事故(1/1)                    |
タイムリープゴール(12/1)          タイムリープスタート(1/1)

2歳の空の娘とパラドックスになり、猶予期間(12/1~12/30)を経て、2030年12月31日に世界が終わる。過去しか見通せないので世界の終わりに気づかない。
空の娘の誕生日は12月25日。父親を助ける準備を終えて、クリスマスのイルミネーションを見ながら13歳の誕生日を迎える(第10話 聖なる日)。

2030年12月31日で世界が終わると、スタートせずにゴールしたことになるため、タイムリープは、2030/1/1にスタート、2020/12/1にゴールと変わる。生まれる前まで跳んだから2020年12月31日で世界が終わる。同様のことがビッグバンまで続く。

・世界2が重なる
杏子のタイムリープと干渉し、2010年~ビッグバンまでの世界の終わりを防ぎ、空の娘は2012年でタイムリープを終える。目的(父を助けて家族三人で暮らす)を果たすために、2020年の世界の終わりを迎えないようにする。娘の体はデータ化され、量子コンピュータのなかで能力を使い、8年周期のループ世界を構築する(こういう形は望んでいないと思う)。

ビッグバン 10   12  20     30(20XX年)
〇‐‐‐‐‐〇←‐‐‐←――――×←―――――×―空の娘のタイムリープ
           ↓ループ↑     |
           ――――→    空の娘誕生(2027/12/25)
  杏子――→‐‐‐→〇
      ↓
    ひなに転生
実際は、二人のタイムリープは同一直線上(”X”は世界の終わり、”〇”は防いだ)

データ化されてもパラドックスは残り、解消される。生まれる前まで跳んで両親が必要だから、空(名前は違うと思う)と尾熊が新たに誕生する。年齢は娘(2020年で21歳)に合わせて44歳。量子コンピュータ(娘)を所有するからCEO。
CEOの親はコオロギ、尾熊は不明。娘の代わりの央人は、矛盾しないよう能力を継承しない男。CEO(母)、尾熊(父)、央人(娘の代わり)という形(おそらく全員他人)で目的が果たされる。

杏子が出現させた2012年の世界の終わりは防げたが、猶予期間は残っている。早いほうが優先され、8/1~8/30の猶予期間を経て、2020年8月31日に世界が終わる(12月31日だと整合性がとれない)。

8月25日に雪が降れば、ホワイトクリスマスの伏線になる。空の娘の名前は、聖良かな。ひなが怒りそうな名前でもある。
{/netabare}
{/netabare}

第7話 空の娘の名前は、央美(ひろみ)
{netabare}{netabare}
今回も自分の考察に沿って、解釈してみる。
写真は30年くらい前のもの。ひなではなく1982年ころの杏子。写真の興梠は30代で、視聴者がタイムリープと気づくため見せていない。
杏子は転生してひなになったが、元はタイムリープなので、姿が変わると矛盾する。だから、転生(タイムリープ)する前もひなの姿をしている。

じっさいの杏子の外見は、伊座並杏子と同じ。伊座並杏子が存在するから矛盾しないよう、外見はひなになっている。ひなは、外見は陽太の娘で、中身は母親の杏子、これまでの考察と変わらない。写真は、杏子がタイムリープしたという伏線。

時子、杏子、賀子は、イザナギ三姉妹と考察している。興梠は神呂木(かむろぎ)が由来で、カムロギは、イザナギとイザナミを生んだ男神。神様で考えても、興梠は杏子の親となる。正しい世界での苗字は興梠か伊座凪なのか不明。

アンは杏子の”杏”から、ロミは空の娘の名前が央美(ひろみ)だから。

たませんのタマゴは空の娘と考察した。繰り返しタマゴを割ったのは、空の娘が繰り返し何かを試みて失敗したのを指す。割った数(5?)=ループの周回数と考えると、現在は6周目かな。
空の娘は世界を戻すために、ひなと会おうとするが、5回試みて失敗している。央人が写真を見つけるまではいいが、そのあとで予定外のことが起きている。

免疫の話が出てきたので、杏子の病気は免疫に関係しそう。「空飛んじゃってる」は気になるが、陽太も跳んだので、タイムリープしたのは、杏子と央美だろう。尾熊が央人を助けたシーンは、尾熊が人ごみをかき分けて央美(娘)を助ける伏線になる。
初詣ではなく、七五三(11月15日)なのか……衝撃的なシーンだった。
{/netabare}

【考察】8月限定のタイムリープと考えて少し変えてみた
{netabare}
猶予期間はなさそうなので、パラドックス→即、世界の終わり、とする。

杏子は1982年8月29日で7歳になり、能力を発現させる。能力は8月限定で、これを逃すとつぎは2020年になる。杏子の病状も深刻になり、31日まで悩みに悩んで、
杏子は、1982年8月31日から30年後の未来に送られ、2012年8月31日で世界が終わる。

空の娘は、『【考察】空の娘の誕生日は、12月25日』の初詣を七五三に変更。誕生日は11月15日よりまえになり、クリスマスと初詣のシーンもない……きっと次回は水着回なんだろう。

事故は、2030年11月15日の七五三のとき。事故を防ぐために、空の娘は13歳のときに、2040年8月1日から9年と9ヵ月前にタイムリープして2030年11月1日に世界が終わる。

 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40(20XX年)
―|――|――|――|――|――|――|――|――|――|――|――
 ←―→←―→←―→←―→←―→←―→←―→←―→←―→←―→←―→
 3↑↑ 4  5  6  7  8  9  10 11 12 ↑13(歳)
  |事故(11/15)                    |
タイムリープゴール(11/1)          タイムリープスタート(8/1)

スタートもゴールもしないパラドックスで、2030/8/1にスタート、2020/11/1にゴールと変わる。生まれる前まで跳んだから2020年11月1日で世界が終わる。同様のことがビッグバンまで続く。

2012年8月31日で終わった世界と、世界の終わりを出現させながら、ビッグバンに達した世界が合わさり、2020年の世界の終わりだけが残る。早いほうが優先され、2020年8月31日が世界の終わりとなる。
{/netabare}

【考察】空の娘は7回目でひなに会える
{netabare}
空の娘(央美)はデータ化されて量子コンピュータのなかにいる。ひなに会って過去の能力を継承させ、世界をもとに戻す、これが娘の計画。タマゴの殻をコンピュータとすれば、殻から出してやるのがひなの役目。だけど、ひなにはデータを削除できず、陽太が代わりにする。
現在はループの6周目で、5回失敗している。このアニメは7が好きだから、7回目でひなに会えると思う。

空の娘は過去を見通せるから、ひなが杏子の転生だと知っている。だから、1回目のとき、「佐藤ひなを連れてきて」とCEOに頼んだと思う。CEOは、必ず央人を使い、失敗の原因につながる。
央人は、データ化した央美の代わりで、改変された世界にしか存在しない。伊座並杏子も同じで、ひなに姿を変えた杏子の代わり。
央人は娘と外見も思考も似て、過去を探るのも得意。佐藤ひなを調べ、央人自身の境遇を知って暴走する。これが5回続いて、空の娘は慎重になる。

CEOには「あるもの」と遠まわしに伝える。央人にはひなにつながる手がかりを少しずつ与えていく(思考が同じなので行動パターンがわかる)。
手書きの真似はコンピュータでもできるし、カメラの記録に興梠の姿がない理由になる。業者に依頼を出すくらいは思考を持ったコンピュータならできるので、

写真を見つけさせないために家を解体した。

央人が写真を見つけたことで毎回失敗している。簡単にひなを見つけ、写真の興梠が30年前の30代なのに、ひなは変わってないと気づく。央美が考えることも央人にわかるので、真相を知って暴走し、6回目の失敗となる。
ループするので世界は終わらず、8月30日のあと2012年9月1日に戻る。

成功する要因は陽太。5回目までは、ひなは陽太に出会うまえに央人に捕まった。7回目に、空の娘は、祭りの日までは同じように進め(仲間が必要だと思うので、特に賀子)、そのあとは、陽太のスマホにメッセージを送ったりして、ひなを連れてくるように誘導する。
{/netabare}

【考察】ひなに転生はいつなのか再考
{netabare}
写真とひなは同年齢に見えるのに、考察では、写真(7歳)、ひな(10歳)なので再考する。

タイムリープは2012年まで進み、その後、転生した(これまでは2010年で転生)。ひなの誕生日を杏子と同じ8月29日とする。タイムリープのゴールは2012年8月31日なので、ひなが生まれたのは、2013年8月29日となる。現在ひなは6歳。数日後に写真と同じ年齢になる。

1982/8/31   2012/8/31   2020/8/31   2030/11/1   2040/8/1
 杏子―――――→〇――――――×←―――――×←―――――空の娘
       転生|↑ ループ↓
         ↓ ←―――
  ひな誕生(2013/8/29)

杏子が2012年8月31日にタイムリープした結果、7歳の杏子と10歳の陽太で親子が逆転しパラドックスが発生、世界が終わる。空の娘のタイムリープと干渉して、麻雀のチョンボ役のように世界が改変される。

杏子のタイムリープはゴールがなくなり転生と解釈される(パラドックスがないので世界の終わりもない)。杏子の家族で次に生まれるのがひな(陽太の娘)だから、転生先としてひなが選ばれる。ひなが持つ能力はタイムリープなので、転生前後で姿は変わらない。

陽太には三歳年下の血縁のある女の子がいると解釈され、陽太は時子の息子になり、三歳年下の妹、空の兄になる。杏子(→伊座並母)には、陽太と同じ年に生まれた子供がいると解釈され、麻雀の牌を増やしたように、伊座並杏子が誕生する。同時に2012年に杏子がいる(本来はいない)ことになる。

本来の杏子(※)と三人の杏子(ひな、伊座並母、伊座並杏子)の関係を示す。
タイムリープ 1975年――1982年‐‐‐2012年(世界が終わる)
した杏子※           7歳      |7歳
                      転生↓
ひな                    2013年―――2020年(現世界)
陽太の母※  1975年――――――2008年(タイムリープしない)
 ↓
伊座並母   1975年――――――2008年(現世界)
伊座並杏子        2002年――――――――――――2020年(現世界)

空の娘のタイムリープは、世界の終わりが原因でスタートもゴールもなくなりループと解釈される。ループは時間的閉曲線と解釈でき、パラドックスは存在せず、世界も終わらない。
チョンボ解釈は、次回を見てからもう少し考察してみたい。
{/netabare}

【考察】予告から次回を予想してみた
{netabare}
陽太と会話しているのは、興梠だろう。ここにきて新キャラはない、というかやめてほしい。

陽太「ひなさんですよ、あなたの娘さんの」
興梠「ひな! どうして、本当にひななのか」

興梠は1953年生まれで67歳。陽太は娘さんと言っている。60代でも子供はできるけど、時を跳んだと考えるほうが自然。
転生する前も”ひな”だと推測できる。タイムリープだから名前も同じになる(興梠ひな→佐藤ひな)。ひなを”さん”付けで呼ぶのは不自然ではないが、両親から話を聞いて、ひなが年上だとわかったから。

時子と興梠の認識は転生で、転生後の名前を知らない。時子はひなに会ったとき名前を聞いたし、興梠は陽太にひなさんと言われたから、娘のひななのか、と聞き返した。
その時代の科学や医療で手を尽くしたけど治せる見込みがない。杏子(ひな)を破滅させるよりは転生を選んだ。ひなと一緒に寝ていた女性は時子に見えるけど、杏子の母親。興梠の回想シーンだろう。

ひなの誕生日は2013年8月29日と考察している。第7話の葉書の日付が2013年10月25日なのは、娘が転生したと思ったから、興梠は親戚に葉書を出しまくって探していた。
{/netabare}
{/netabare}

第8話 想定外だが説明はできる
{netabare}{netabare}
時子に転生の認識がなかったのは想定外だった。あとは理解できる範囲内かな。いつものように自分の考察に沿って解釈してみる。

三つの世界が重なり、矛盾なく編集されたのが、現在の世界。
世界1.タイムリープを選択しなかった世界
世界2.杏子が未来に行く選択をした世界
世界3.空の娘が過去に行く選択をした世界

杏子は1982年では治療できない病気を患い、30年後の医療を受けさせるため、2012年の未来に送られた(世界2)。世界1と3が合わさり、杏子はひなに転生する(今までの考察は転生で病気完治と考えていた)。
佐藤家に生まれたひな(杏子)は、”その時代では治せない病気”を患う。

杏子の歴史は、伊座並母の歴史に変わり、1982年に未来にも跳んでいない。ただし、世界2を含むので辻褄合わせ(杏子が未来に跳んだことを現在の世界に反映させる)は必要。

ひなが回復できた理由については次の考察で書く予定。
ほかに気づいたのは、たませんのえびせんべいは親だから、ひながエビを振りまわしたのは、親を振りまわしたという意味。ひなが7歳で親から離れたのは、杏子が7歳でタイムリープしたから。修道服はタイムリープを終えた杏子を見つける目印。これらも辻褄合わせと思う。
{/netabare}

【考察】ループ世界なら長期間の研究ができる
{netabare}
タイムリープは一般的には意識だけの移動だけど、考察では体の移動も含む。そうしないとパラドックスが起こらない。タイムトラベルが正しいが、”跳ぶ”が伏線であるのでタイムリープにしている。

ひなの回復方法を考察する。
冒頭の男が興梠なら、67歳にしては老けて見える。以前、ティトノスの神話を使ってループする間は、身体年齢だけが加算される(見た目が老ける)と考察した。
現在の世界はループするが、じっさいはタイムリープ。能力者は過去に戻っても年齢や記憶は維持される。空の娘(央美)はデータなので、年齢や記憶の維持は興梠が負う。

タイムループでもあるため、年齢は59~67歳を繰り返し、身体年齢は1周するたびに8歳老ける(身体年齢=59+周回数×8)。

     2012/9/1   2020/8/30
1周 59歳  ―――――  67歳
2周 67歳 ↑ ループ ↓ 75歳
  :     ←――――   :
5周 91歳         99歳

タマゴを割ったのは5個なので、現在を5周目とすると、8年周期のループなら見た目は99歳(年齢は67歳)。記憶は維持できるので40年の間に治療方法を見つけ、ひなを回復させた。

30年後に治療方法があると思って未来に送ったから、30年間研究すれば治療方法が見つかる、という辻褄合わせかも。6周目になるとひなを治療する人がいないので世界をもとに戻せない。このまま一日ずつ進み、最終回が31日の可能性が高い。
次は、陽太=興梠の考察を書く予定。
{/netabare}

【考察】陽太は興梠に姿を変えた
{netabare}
ここまでの人物関係をまとめておく。

・タイムリープをしなかった本来の世界
時子、杏子、賀子は三姉妹で、親は興梠。陽太(苗字は興梠か伊座凪)は杏子の息子で、陽太とひかりは夫婦、娘はひな(名前はみこと?)。阿修羅はひかりの父親で杏子の幼なじみ。空と尾熊は夫婦で娘は央美。時子、大地、空の関係は変わらない。

・タイムリープをした現在の世界
杏子はひなに姿を変え、代わりに伊座並杏子が誕生。空の娘はデータに姿を変え、代わりに鈴木央人が誕生。陽太は興梠に姿を変え、代わりに成神陽太が誕生(後述)。宝つりは、本来の世界に存在しない、伊座並杏子、鈴木央人、成神陽太となる。
CEO(空)、尾熊、ひなは、未来に存在するが矛盾解消のため誕生。未来と同じなのは外見だけ。

2012年にタイムリープした杏子(7歳)は、息子の陽太(10歳)と親子逆転のパラドックスを起こす。陽太が親、杏子が娘となる。
陽太の娘はひなだから杏子はひなに転生、杏子の親は興梠なので陽太は興梠になる。
ティトノスの神話通りにコオロギに姿を変えた(興梠のなかに10歳の陽太がいるわけではない)。

興梠は時子と杏子の親なので、日本神話とギリシャ神話の両方に関係する。本来の世界なら、ひなは未来で生まれ、興梠は故人だろう。陽太には三歳下の血縁のある女の子(妹)がいると解釈され、成神陽太が誕生。

ひなを引き取るのは、本来の関係が影響するから。佐藤のセリフの伏線も回収できる。興梠(陽太)は、ひなを回復させるため、ループ世界で研究を続ける。以降は前回の考察通り。
愛情の数値化を考えると空の娘のことも知り、ひなと空の娘を会わせる段取りもつけている。陽太は空の娘の父親代わりかも。そう考えると年齢や記憶の維持を負う理由にもなる。
次は「334日」の考察をする予定。
{/netabare}

【考察】タイムリープがぶつかるのは、2012年2月15日の正午
{netabare}
ひながじゃまでカレンダーがほとんど見えないが、×は27日まで。海に行ったのは28日で、その日を含めて残り4日となる。

334日前は2019年9月29日で、ひなの7歳の誕生日。その日に未来を見通す力を発現させる。29と334(半分の167)は伏線だと思う。

タイムリープが使えるのは、1982年、2020年、2041年の8月限定。惑星直列(に近い状態)は、1982年、2020年、2040年だが、伏線回収には、2041年にする必要がある。

杏子が跳んだ1982年8月31日から29年と167日後が、2012年2月14日。
空の娘が跳んだ2041年8月1日から29年と167日前が、2012年2月16日。
2012年2月15日の正午に、二人のタイムリープはぶつかる。

1982/8/31    2012/2/14   2/15   2012/2/16     2041/8/1
 |――――――――|―――――――――――|――――――――|
 杏子――――――――――――→×←――――――――――――空の娘

現在は、2012年2月15日(正午)~2020年8月30日の約8年を繰り返す世界。ひなが生まれたのは、2012年9月29日。

        2012/9/29(誕生)  2019/9/29(発現) 
2012/2/15〇――――△――――――――――△―――――×2020/8/31
     ↑   ループ(2020/8/30→2012/2/15)  ↓     
      ←―――――――――――――――――――
{/netabare}
{/netabare}

第9話 ひなは陽太にとって母であり娘でもある
{netabare}{netabare}
量子コンピュータは予想通りだけど、設置場所は読めなかった。空の娘(央美)はとても近くにいた。30日以降の未来が見えないのは、30日でループするから。

杏子が7歳の8月31日にタイムリープし、杏子はその日で終わり、ひなに転生する。ひなも7歳の8月31日で終わりを予知する。世界の終わりは、杏子とひなの辻褄合わせにすぎなかった。

央美は13歳の8月1日にタイムリープし、央美はその日で終わり、データに変わる(データなので両親がいない)。央人は13歳のときCEOに引き取られる。

ひなは陽太にとって母であり娘でもある。CEO(空)と尾熊は夫婦で娘は央美。央美の代わりが央人だから、CEOは央人にも慈愛を見せる。どちらも考察済みなので驚きはない。
ほとんどの伏線は考察したので、あとは世界を戻す方法だけかな。
{/netabare}

【考察】杏子のタイムリープを再考(完結編)
{netabare}
世界1.タイムリープを選択しなかった世界
世界2.杏子が未来に行く選択をした世界
世界3.空の娘が過去に行く選択をした世界
世界線はひとつ。能力者の選択によって、世界が破壊されたり創造されるので能力者は神様と言える。

漫才ブームだった1982年、杏子は”その時代では治療できない病”を患う。8月29日に7歳になり、未来の能力を発現。タイムリープは8月限定で、31日まで両親(父親は興梠)は悩み、30年後の未来に送ることを決める。30年は興梠の判断で、後にループ世界で解消される(詳細は【補足】に記述)。この期間を使って興梠(陽太)がひなを治療する。

杏子は2012年8月31日に送られ、2012年2月15日の正午に、空の娘のタイムリープとぶつかる。二つのパラドックスが発生するが、辻褄が合うように解消され、現在の世界となる。

       1975  1982     2002 2008 2012   2020   2030
        |―――|――――――|――|――|――――|――――|
杏子(世界1)  ――――――――――――→×
陽太(世界1)             ――――――――――→
興梠(世界1) 1953――――――――――――→×
ひな(世界1)           陽太の娘(みこと?)誕生(2030年?)―→
↓              央美とぶつかる(2012/2/15)
杏子(世界2)  ―――→‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐→◇‐
↓                        |転生
[現在の世界]                  ↓
ひな(杏子)               2012/9/29 ―――→×?
興梠(陽太) 1953――――――――――――――――〇←――→〇(2012~2020)
伊座並母   1975――――――――――――→×
伊座並杏子             2002――――――――――→
成神陽太              2002――――――――――→
×はその人の世界の終わり、〇はループ

1.杏子(7歳)は、息子の陽太(10歳)と親子逆転
陽太の娘はひなだから杏子はひなに転生、杏子の親は興梠なので陽太は興梠になる。ひなは未来で生まれ、興梠は故人、2012年には存在しない。陽太には三歳下の血縁のある女の子(妹)がいると解釈され、成神陽太が2002年に誕生。

2.タイムリープしなかった杏子は2008年で故人、2012年に杏子がいる
親子(母・息子)だった痕跡も消され、杏子の歴史は伊座並母の歴史に変わる。伊座並母からは息子ではなく、娘が生まれる。杏子の代わりで最適なのは、伊座並母から生まれた娘で、伊座並杏子は陽太と同じ2002年に生まれる。
{/netabare}

【考察】空の娘(央美)のタイムリープを再考(完結編)
{netabare}
2031年の七五三(11月15日)のとき、3歳の空の娘(央美)は、ドローンを追いかけ、事故に遭い、父親の尾熊を失う。央美は責任を感じて、空とぎくしゃく(ハリネズミのジレンマ)。空はタイムリープを止められず、それが愛情の数値化で後に現れる。

2041年8月1日まで待ち、13歳の央美は、9年と9ヵ月前の2031年11月1日に跳ぶ。
9年と9ヵ月ずつ過去に戻り続け(限定の能力でなくなる)、2012年2月15日の正午に、杏子のタイムリープとぶつかる。それ以上過去に行けず、2020年8月31日にも戻れずループする。

2012年2月15日の正午~2020年8月30日を繰り返したあと、8月31日に進む(詳細は【補足】に記述)。ループするが、過去に戻るタイムリープ。

戻るたびに8歳年上の央美が増えるため、央美はデータ化され、能力を使い続ける。興梠(陽太)が代わりに、身体年齢を重ね、記憶を維持する→ひなの治療に生かす。陽太に代わったのは、事故があってから央美の父親代わりだったから。

           2000     2012    2020    2031    2041
        ――――|――――――|―――――|―――――|―――――|―
空 (世界1)       2005―――――――――――――――――――――→
尾熊(世界1)       200?――――――――――――――――→×事故(2031/11/15)
央美(世界1)                    2028――――――――→
↓         杏子とぶつかる(2012/2/15)              ↓
央美(世界3) ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐◇‐×←‐‐‐‐×←‐‐‐‐×←‐‐‐
↓                  | 2012/5/2  2022/1/31  2031/11/1
[現在の世界]        データ化↓
央美(データ)            〇←―――→〇(2012~2020)
興梠(陽太) 1953―――――――――――←―――→×
CEO(空) 1976――――――――――――――――→
尾熊     197?――――――――――――――――→
央人        1999―――――――――――――→

発生すると思われるパラドックス
1.央美が二人いる(2031年のみ)→央美が生まれる前まで戻る
2.13歳の央美には父がいないのに存在する→尾熊が生まれる前まで戻る
3.生まれていないのに、央美が存在する→永遠に戻る

2012年2月15日の正午に、辻褄が合うように世界が改変される。13歳の央美の年齢に合うように両親(空と尾熊)が誕生。央美はデータ化され、量子コンピュータのなかにいる。央美の代わりに2012年で13歳になるよう央人が誕生。

量子コンピュータを製造できるのは世界的IT企業。空と央美は、CEOと量子コンピュータのデータという関係になる。13歳の央美には父親がいないので、尾熊(父)との結びつきはない。
{/netabare}

【補足】29年と167日(10760日)の辻褄合わせ
{netabare}
二人が跳んだ29年と167日(10760日)を、8年と197日(3119日)のループで消費させ、タイムリープはなかったという辻褄合わせをする。

杏子は未来に跳んだので、2012/2/15~2020/8/30の期間で、日数を消費させる。
央美は過去に跳んだので、2020/8/30~2012/2/15の期間で、日数を消費させる。
ただし、2月15日は含まない。

3周すれば、9357日消費したことになり、残り1403日。
10760日-3119日(1周目)-3119日(2周目)-3119日(3周目)=1403日

        杏子が跳んだ日数の辻褄合わせ→
2012/2/15〇―――――――――――――――――――→×2020/8/31
     ↑    3周で9357日を消費    ↓     
      ←――――――――――――――――――
        ←央美が跳んだ日数の辻褄合わせ

残りは1403日なので、4周目はループが短くなる。

      杏子が跳んだ日数の辻褄合わせ→
2012/2/15〇―――――――――――――――→〇2015/12/15
     ↑    4周ですべて消費   ↓     
      ←――――――――――――――
      ←央美が跳んだ日数の辻褄合わせ

二人がそれぞれ跳んだ29年と167日は消費され、ループも解けて、現在の直線の時間軸に戻る。タイムリープやタイムループの痕跡もなくなる。

             5回目
2012/2/15〇―――――――――――――――――――→×2020/8/31

2012年2月15日は5回繰り返すので、タマゴを割った回数とは一致する。
{/netabare}

【考察】ひなは巫女服に着替え、過去と未来に跳ぶ
{netabare}
感想で「ギャグが寒い」をよく見かける。1980年代のギャグだから寒いのが当たり前。その点が次回でわかるかな。次回が過去(杏子)、その次が未来(央美)、最終話が「神様になった日」と予想している。

ひなが過去や未来に跳んで、世界を戻す最終話を考えてみる。
ひなは空の娘(央美)から過去の能力を受け継ぎ、全知全能になっている。央美が過去に戻り続けたので、能力はいつでも使用可能となった。

パラドックスが発生しない理由
1.杏子の転生であいまいな存在だから→途中で転生は消えるので微妙
2.過去や未来に行けてその時代に留まらないので、パラドックスの対象にならない
おそらく、2のほう。杏子も央美も能力が分かれたとは思ってなかったかも。

2020年には戻れないので、第1話の冒頭シーンを回収してから、ひなは世界を戻す旅に出る。タイムリープ(名称は和風だろう)には、祝詞(のりと)を使う。ひなの衣装も巫女服にチェンジ。2031年を先にすると、2041年まで待たないと能力が使えないから、1982年に跳ぶ。

・1982年8月29日より前
6歳の伊座並母がいて、元気に過ごしている。ピアノ曲は杏子が作ったので、それを弾くと作った人がいないパラドックスで、伊座並母から杏子に戻る。杏子の親を説得し、杏子が「この時代の今日を生きる」と言って、未来に送るのをやめる。
世界が半分戻り、伊座並杏子、成神陽太が消える。杏子の転生も消えるが、佐藤ひなは残る。杏子に使うはずだった祝詞をもらい、ひなは未来に行く。

・2031年11月
ひなは、未来の陽太(母親は杏子)と合流。陽太はひかりと結婚。
「娘が生まれたら、みことと名付けるのじゃぞ」と、ひかりの妊娠を言い当てる。
七五三の帰りに央美が追いかけるドローンを、ひなと陽太が撃ち落とす。
1.事故を防ぎ、父親の尾熊も無事。央美がタイムリープする理由がなくなる
2.事故は防げず、空が央美をなぐさめる。母娘が仲良く暮らし、央美はタイムリープしない
杏子は運命を受け入れたし、母子がテーマなので、2のほうだと思う。CEO、尾熊、央人が消え、そして、ひなも消え、エンディング。
{/netabare}

【考察】陽太は弁護士で、ひかりを助ける
{netabare}
パラドックス解消に関係する女性キャラを、陽太は好きになっていると思う。だから、賀子にもなにかあるはず。世界が戻ったあとのキャラクターの立ち位置を考えてみる。

タイムリープの能力を継承する伊座凪家(仮)では、娘が生まれると能力を継承する。継承しなかった子供は男女に関わらず、様々な分野で活躍する人物になる。これは、興梠や央人(央美の代わり)から推測できる。

本来の陽太は有名な弁護士で、賀子はイベントプロデューサーかな。”弁護士”が賀子の職業になったのは、成神陽太が能力とは無関係の家に生まれたから。

弁護士の伊座凪陽太は、不法な取り立てから助けた縁で、ラーメン屋の娘、ひかりと付き合うようになる。ひかりの父親、阿修羅に見つかり、陽太と野球対決。陽太は母親(杏子)の影響で学生時代は野球をやっていた。どこからかひなの声が聞こえて、5球目を打つ。陽太はひかりにプロポーズ。
阿修羅と杏子は幼なじみで、世界改変後もそうなるはずが、陽太と杏子の親子関係が強くて、幼なじみになれなかった。

ビデオメッセージは杏子から陽太に贈られたもの。内容はほぼ同じだが、「2031年に巫女服を着た女の子が現れるから一緒にドローンを撃ち落として」と謎のメッセージがある。麻雀大会は、”陽太が優勝”のところだけ辻褄合わせで、童顔コンテストに変わる。

時子は杏子と双子なので、能力を継いだという解釈。能力を継がなかった空は映画監督になり、初作品が「神様になった日」。スクリーンにタイトルが現れ、OP曲が流れ、そのままエンディング。
{/netabare}
{/netabare}

第10話 ”子”が付く女性キャラは昭和の生まれ
{netabare}{netabare}
空の娘(央美)はデータ化され、量子コンピュータのなかにいる、OPでまわっているのは央美で、量子コンピュータとループを意味する、と考察した。前回、央人が央美(金魚は央美を指す)に接触したことでデータが消え、ひなのなかにいた神様も消えた。央美もループも消えたから、今回のOPからまわるシーンが消えた、と解釈できる。

新キャラの司波素子について。司波はシヴァ神で、素子は素粒子のこと。シヴァ神は宇宙の破壊と創造の神で、量子論の生成演算子や消滅演算子をシヴァ神で例えたりする。
さらに、シヴァ神は、未来を司り、スサノオと類似点がある。杏子の能力は未来で、神様はスサノオ。素子は杏子を指す点が多い。素子がどのようにして誕生したのか、二つのパターンを考えた。

1.素子は央美
OPから央美が消えて、代わりに素子が出てきたから。データ化したのは能力だけで、人間のほうは素子という解釈。ただし、パラドックスは不明で、央美の外見は央人に似ているはず。

2.素子は杏子の母親
おそらく、こっちだと思う。杏子は未来にタイムリープして、息子の陽太と親子逆転のパラドックスを起こす。陽太の娘はひなだから杏子はひなに転生、杏子の父親は興梠なので陽太は興梠になる。杏子の母親は素子なので、司波素子が誕生する。

パラドックスを解消するには、両親が必要という解釈。興梠同様、素子は2012年には故人で、故人となったときの外見を、現在に引き継いでいる。素子の病気が遺伝して、杏子に発症した。素子の年齢は伊座並母と同じくらい。”子”が付く女性キャラは昭和の生まれ。伊座並杏子は杏子の代わりなので。

空、尾熊、央美の家族関係は、世界改変後、別の形(CEO、尾熊、央人)で現れる。世界が変わっても家族の絆は残り、素子はひな(杏子)の世話をしている。
{/netabare}

【考察】人物関係とラストのオチ
{netabare}
タイムリープしなかった世界の人物関係を家系図にしてみた。名前は改変後のものだが、ひな以外は変わらないと思う。能力を継承する家系は伊座凪か興梠。神様のアマテラスは、時子が嫁いでからは陽太に、スサノオは、陽太が結婚してから、ひかりに継承される。

             興梠(カムロギ)―――――――司波素子(シヴァ)
                        |            
            ――――――――――――――――――――――――
           |            |           |
         時子(アマテラス)    杏子(スサノオ)    賀子(ツキヨミ)独身
           ↓            ↓
大地(レアー)―時子(クロノス)  当主・杏子(スサノオ)―婿養子(クシナダヒメ) 阿修羅
       |                     |            |父娘
    空(ゼウス)―尾熊(カリスト)     陽太(アマテラス)―ひかり(舎脂→スサノオ)
          |                      |
        央美(アルカス)          ひな(ひな飾りの神様)名前はみこと?

・八幡さまは、母子神の信仰、母子がテーマだと推測できる
・浅間さまは、安産、子育ての神様
・思金神(おもいかねのかみ)は天岩戸神話と関係あるから、杏子が詳しいのは麻雀ではなく競馬かも

残り2話で考察を生かすには、このオチしかないと思う。
いままでの話は、”1982年の杏子が見ていた未来”。その未来を見て、杏子は跳ぶのをやめる。
詳しく考察する予定だが、さきに第1話の冒頭シーンを回収する必要がある。
{/netabare}

【考察】第1話の冒頭シーンを回収してみた
{netabare}
次回は、ひなの記憶を取り戻すために陽太が奮闘する。色々試してうまくいかなかったが、ピアノを弾いて、ひなの記憶が戻る。おそらく、そんな感じだろう。
そのあと第1話の冒頭シーンになるはず。カツラ(ウィッグ)にするか、4、5年後にするか。どちらにしてもひなの命が尽きるから撮影している。

いままでの話は、杏子が見ている未来で、それを視聴者も観ていた、と考察している。だから、跳ばないと決意させるような悲しい未来になると思う。

4、5年経てば身長も伸びるが、冒頭シーンのひなに変化は見られない。ただし、病気のせいで成長しないとも解釈できる。

考察では、ひなは杏子の転生なので、ひなの寿命=杏子の寿命。杏子は1975年に生まれて、タイムリープしなければ、2008年の33歳まで生きた(陽太が7歳になる前)。ひなが33歳まで生きないのは矛盾する。だから、タイムリープした29年と167日が寿命にカウントされている。

33から29を引いて、残りの寿命を4年と考え、髪の長さの説明にしたいが、寿命に7歳を含んでいないから強引すぎる。ひなはすでに寿命を過ぎていると考えるのが妥当だろう。第1話の冒頭シーンは陽太がひなを引き取ってからそれほど経っていない。

雪が舞うか桜が散る季節に、ひなが最期を迎え、視聴者は大号泣。そして、最終話でひっくり返す。
{/netabare}

【考察】いままでの話は、1982年の杏子が見ていた未来
{netabare}
視聴者を大号泣させたあと、場面は1982年の8月31日に変わる。和室に布団を敷いて、杏子が寝ている。杏子が目を開くと、両親の興梠と素子、双子の姉、時子が心配そうに見ていた。そばには生まれたばかりの賀子、男の子が苦手なので、幼なじみの阿修羅は遠くから見ている。

いままでの話は、杏子が見ていた(タイムリープを選択した)未来。ひなの未来予知と同じで、病床にいたから長く見続けられた。

目印の修道服(もしくは巫女服)を杏子に着せ、祝詞も用意され、未来に送る準備は整っていた。だけど、ひなの悲しい運命を見たので、「わたしはこの時代の今日を生きる」と言って、両親を止める。日付が9月1日に変わり8月限定の能力が使えなくなる。

残りが2話だから思いついたオチ。これなら説明もほとんど必要ない。タイムリープの話だけど、一度もタイムリープしない。夢オチに近いけど、ひなが過去や未来に行くのも少し違和感があったので、こちらのほうがスッキリする。
ひなの男嫌いは、杏子に男の子と接する機会がなく、姉妹しかいないという伏線。阿修羅は時子のクラスメイトで杏子に惹かれた。

”神様になった日”も変わってしまうので、次の考察で述べる予定。
{/netabare}

【考察】神様になった日は、2031年9月29日
{netabare}
まず、訂正から。ひなは杏子の転生だけど能力を持たない。だから、”持たせる必要がある”。未来予知は量子コンピュータ、未来に跳んだ約30年は、ひなを7歳のまま未来に進める(寿命を消費する)。
過去に戻った約30年は、央美を遺伝子(データ)まで戻して辻褄合わせ。次回を見てから詳しく書きたいと思う。

すべては杏子の未来予知と考察したので、”神様になった日”が変わる。いままでの話のなかに、その日はない。杏子がタイムリープをやめたあと、伏線回収シーンが始まる。

・杏子が競馬を的中しまくる
・「神ですがなにか、おちびちゃん」とか言って妹の賀子を泣かせる
・大地の学生時代の写真にいるのが、時子、杏子、阿修羅に変わる
・杏子は伊座並父に似た男性と結婚、ワインとチーズを楽しむ
・陽太が生まれ、伊座並杏子のように成長過程が描かれる
・ビデオメッセージはほぼ同じだが、ドローンを撃ち落とすミッションがある
・陽太は大学在学中に司法試験に合格し、弁護士になる
・ラーメン屋を取り立てから守り、陽太はひかりと付き合う
・ひかりの父親、阿修羅に見つかり、野球対決で5球目を打ち、ひかりにプロポーズ
・ひかりと結婚し、ひなによく似た娘を授かり、22歳で父親になる
すでに描かれたシーンばかりで説明は不要。伏線回収は10分もかからないと思う。

ひなと誕生日が同じなら、8月28日から334日前の9月29日が娘のみこと(仮)の誕生日。央美の七五三に合わせて、2031年で7歳になり、能力を発現。この日が”神様になった日”になる。
能力を引き継ぐと神様になるので、能力が存在しない世界のひなは神様にはなれない。

空の家族と一緒に祝った七五三の帰りに空の娘、央美がドローンを追いかける。みことは陽太と一緒に破魔矢を放ってドローンを撃ち落とす。罰当たりな気もするが神様になったので問題なし。
(ひなの話が重かったので)尾熊は助かり、央美がタイムリープする理由がなくなる。運命がどのように変わったか、未来を見通せるみことが解説する。
陽太は童顔コンテストで優勝し、空は初監督作品の「神様になった日」がヒットしてハッピーエンド。
{/netabare}
{/netabare}

第11話 杏子は家族と過ごすことを選ぶ
{netabare}{netabare}
ひなが好きなことって、人助けだと思う。そういう話が続いたのだから。今回も自分の考察に沿って解釈してみる。

陽太がひなに近づこうとして近づけないのは、ハリネズミのジレンマ(映画シザーハンズ)の伏線回収だろう。司波素子は杏子の母親で、杏子は2008年まで生きたので、素子の回想の12年前と一致する。白鳥座の神話は、白鳥になったゼウスをレダが抱きしめて双子を産む話(ほかにも色々ある)。素子が時子と杏子の双子の母親だという伏線。

ひなの悲劇を見て杏子は未来に跳ぶのをやめると考察した。ひなは回復しそうなので、ひなは陽太のもとに戻る結末だろう。杏子はそれを見て、家族と過ごすほうが幸せと思い、未来に跳ぶのをやめる。こう考えるほうがよさそう。

ひな(杏子)は、素子の娘であり、陽太の娘でもある。娘にとって一番いいのは、素子は施設(他人にゆだねる→未来に送る)で、陽太は家族だと思っている。興梠は未来に送らず、免疫を鍛えて治療したかった。興梠と素子の夫婦で意見が分かれたのが、形を変えて現在の世界に現れたと解釈もできる。

最終話の「きみが選ぶ日」は、ひなが陽太と暮らすのを選んだあと、場面は1982年8月31日に代わり、(タイムリープを選択した)未来を見た杏子も、家族と過ごすことを選ぶ。

そのあとは、弁護士の陽太がひかりを助け、阿修羅と野球対決。ひかりにプロポーズし、ひなによく似た娘を授かり、2031年の七五三のときにドローンを撃ち落とす。野球の伏線は回収されると思うし、現在は野球をやる流れではない。だから、別の方向に変わるはず。監視カメラの映像の謎もある。それについては考察する予定。
{/netabare}

【考察】監視カメラの謎を解いてみた
{netabare}
このアニメの世界線は一つ。タイムリープするたびに、世界が改変される。以前の世界が消えるわけでなく、重ねるイメージ。ひなが背景と人物を合成したのが伏線。「空飛んじゃってる」のように矛盾した場合は、辻褄合わせが行われる。

杏子と央美のタイムリープがぶつかった2012年2月15日が現在の世界の始まりで、8年周期でループし、タイムリープした29年と167日を消費するまで繰り返す。その期間を使って、興梠(陽太)はひなを治療した。以上のことを前提として、監視カメラの映像の謎を解いてみる。

興梠は2012年2月15日を5回、2015年4月15日(映像の日付)を4回経験している。
4回目のとき、興梠は名前を記入し、カメラにも映っている。
5回目のとき、すでに故人なので、名前を記入できないし、カメラにも映らない。

(4回目)          2015/4/15(手続きをしてカメラに映る)
2012/2/15〇――――――――――――〇――――――――→        


(5回目)    故人    2015/4/15(手続きできずカメラに映らない)
2012/2/15〇――――×―――――――〇――――――――→
         
世界線はひとつだから、4回目のあとに5回目の世界が重なる。5回目が現在の世界。興梠が故人だから、映像があると矛盾する。だから、名前は4回目のもので、映像は5回目のもの。手続きをした事実は存在するので、名前まで消えると矛盾するから名前は残る。
{/netabare}

【考察】ひなの漫才会話は免疫力を上げるため
{netabare}
感想を読むと多いのが、ひなの病気について。自分の考察に沿って考えると、こんな感じになる。

杏子は7歳の8月31日が終わり(最悪の状態)だったが、それを乗り越えて33歳まで生きた。治療方法がないので、免疫を鍛えたと思う。ひなは杏子の転生(辻褄合わせの色合いが強いので”転生”なのか微妙)だから、同じような運命をたどる。

ひなも”その時代では治療できない病気”を患い、7歳の8月31日が終わり。興梠(陽太)がループする間に治療方法を見つけたので、(未来の治療を受けた)ひなは回復する。ループが解けて、7歳の8月31日を迎え、元気なのが矛盾するため、治療部分は除去された。

タイムループは戻るとリセットされるが、治療や故人になった点から、興梠だけは記憶や年齢(または身体年齢)を維持したと考えられる。

現在のひなは、最悪の状態は乗り越えたけどリハビリ中。治療方法がないので免疫を鍛えて治すしかない。好きなことや楽しいことをすると免疫が鍛えられる(と思う)から、陽太がやっていることは的外れとは言えない。

興梠は、杏子に漫才を見せていた。1982年は漫才ブームでもある。笑うことでも免疫力を上げられるし、ひなの漫才会話の伏線回収ができる。
{/netabare}

【考察】空がCEOになった理由
{netabare}
いくつか変更点があるので、結末を見る前に直しておこうと思う。

7歳の杏子と13歳の央美のタイムリープがぶつかり、世界が改変される。杏子と陽太の親子が逆転し、タイムリープ(継承する家系)が消える。央美の(過去に戻る)タイムリープはループになって残る。未来や過去を見通す力は、量子コンピュータに代わり、7歳になると起動し、常に使える。

杏子は、能力を持たないひなに転生し、陽太は興梠になり、二人は連動する。ひなを7歳(興梠は67歳)のまま身体年齢を未来に進め、跳んだ日数の辻褄合わせ。7歳の8月31日がひなの世界の終わりなので、その日を迎えるまえにループを使い、タイムリープした29年と167日を消費させる。

            2012/2/15
―――杏子のタイムリープ――→〇←――央美のタイムリープ―――

            2012/2/15 2012/9/29(ひな誕生)   7歳      2020/8/31
‐‐タイムリープが消える‐‐‐〇―――〇――――――――――――〇――――――×
                ↑     29年と167日を消費     ↓     
                 ←―――※(2012/2/15←2020/8/30)――――

ひなが杏子と同じ33歳までの寿命なら、7歳に29年を足すと、寿命を超える。ひなの世界の終わりを迎えるまえに終わるのは矛盾するため、興梠(陽太)だけが身体年齢を進める。記憶は蓄積されるので、興梠はひなの治療方法を見つける。

央美は、29年と167日を一気に消費する(※消費するのは過去方向でスキップだから)。央美は13歳のまま身体年齢を29年と167日戻され、遺伝子に変わる。夫婦になる前のCEO(空)と尾熊の二人の遺伝子が、央美になる(央美はデータ化されていない)。

興梠がチップ型の量子コンピュータを開発したから、(タイムリープしなかった世界では孫の)空は世界的IT企業のCEOになった。
{/netabare}
{/netabare}

最終話 考察はラノベのプロットにでもしようと思う
{netabare}
伏線が回収されないのはいつものことで慣れた。作画がよかっただけにもったいない。
タイムトラベル物語ができたので、もったいないからラノベのプロットにして、どこかのサイトに投稿しようと思う。もちろん、そのときはキャラクターの名前は変える。
オリジナルアニメの新しい楽しみ方を知ったので、来年も考察をするつもり。
{/netabare}

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 2311
サンキュー:

11

ネタバレ

saitama さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

振り切れた感が面白い摩訶不思議ストーリーが一転、駄目アニメに…。

世界の終わりに向けた日々らしいが、展開がハチャメチャ過ぎ…なのに面白い。

神様の本領が見えた瞬間、人間の欲が全面に出たりして(ラーメン屋の親父)、人間描写などは意外としっかり。

ハチャメチャというより、荒唐無稽、支離滅裂な展開なのに、更にスピード感だらけなのに、ちゃんと感動があって、ちゃんと楽しめるのは、セリフの言葉選び含めて脚本がかなりしっかり確立できているからかな…。

あと、音と音楽の付け方がすごく良い。

オムニバスの各回別ストーリーが、全体を通すとひとつのストーリーとしてまとまるという、何気にあらゆる部分が高度に仕上がって成立している。創作性という意味では非常にアニメらしいアニメ。


■最終話まで

途中まで、あんなに面白かったストーリーが一転、現実味ゼロなバッド展開&駄目アニメに。

どうにも復活することなく、いつの時代の「不幸のなかの幸福探し???」 という最終回。

病気も人権もやりとりの言葉まで…突然展開が変わってからすべて糞な脚本に…。

そもそも量子コンピュータ素子が頭の中に埋め込まれていたとして、勝手にそれを政府機関が拉致して強制手術で取り外すとか…どんな独裁国家での話???

警備員は普通に暴力をふるい、そしてこれが日常生活のなかに存在している。こんなもん、本当にあるのは独裁国家か共産国家だけだ。まあ、いまの世の中も亡国にはある。それを指し示しているなら、もっと別の設定と表現にすべきだろうに…。

リハビリセンターのスタッフが頭から量子コンピュータを外したことを善として捉えている…狂っているとしか思えない。そもそもリハビリでゲームは依存性があり駄目とか…どんな非常識???

スタッフのトラウマは自己陶酔な自己欺瞞…主人公含め、性格難ありにすれば面白くなるとでも思ったのだろうか???

こんな脚本のままよく制作ゴーサイン出したな…。

障害者への対応をハッピーに見せたかったのか? 制作意図も中身も意味不明なアニメで終わった。

障害者への接し方に、違う意味でトラウマを与えるね。

あの子自身が幸せになれる道を選んだ…って、どんな無責任発言だよ。事実上人を殺してもなにも感じない人間が政府やリハビリテーションということとしか受け取れない。

本当に途中まで超面白かっただけに、こんなバッド展開と無理やりな「泣かせたい感アリアリ」の結末で終えたセンスはどうかしてる。こんなチープなストーリー、誰が泣くのだろう?

そんなに泣かせたいなら、浅田次郎の小説を全部読んで、少しは勉強することを勧めたい。

ちなみに総合評価が3.0を保っているのは、8話あたりまでの話は本当に良かったから。物語を1に下げても、他を下げる理由が見当たらなかった。そのまま行けば確実に4以上だったアニメ。それが残り3話に絞って言えば、マイナス評価にしたい。マイナス5レベルの駄目っぷり。

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 384
サンキュー:

12

ネタバレ

vbGGO48130 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

マッチポンプの麻枝准

麻枝シリーズ全般にある起承転結の転結があまりに雑で終盤無理やりかわいそうな人を作り上げてお涙頂戴しようという魂胆が顕著に見て取れる作品でした。
特に今回はタブーとされている知的障害者を玩具にしてしまったのが心象良くなかったです

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 181
サンキュー:

4

ネタバレ

cIOsc74667 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

他のkey作品の評価すら下げた酷い作品

最初キャラクターに注力していたのに、キャラクターが全くいかせてない

伏線回収もろくにできていない

原点回帰っていいながら、Airの美鈴とカノンの誠の感動シーンをパクって台無しにして。しかも内容も薄くてしょうもない。

人間不信とかリトバスの棗りんでもう見たし、最後のエンディングとかABのユイのデジャブ感あるし。

ベッタベタのベタで見てるのも嫌になった。

そもそもロゴス症候群って死ぬんじゃないの?
なんで最後生きてんの?
研究者になってロゴス症候群を治すって、そんな時間かけても死なないんだったら、大した病気じゃないな

keyはめちゃくちゃ好きだから最後まで見た。
そしたらパクリ過ぎてて他のkey作品の評価も若干落ちた。

本当に残念で仕方ない。

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 237
サンキュー:

6

ネタバレ

HAKU さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

結局矛盾だらけの寒いまま

自分が大人になってしまったからか、単純に面白くないからか・・・
ヒロインが痛々しいのと、主人公の流されタイプで被害者面ってのが前時代的というか・・・

曲はいいと思うけど。

ヒロインが何を考え、今の行動をしているか分からないので、全知の粗が目立ってしまうのはまだ置いておきます。


2話{netabare}の意図もよくわかりません。
日常回がやりたいという思いのみな気がしてならないです。
ムダなパロディ、ピアノ奏者を馬鹿にした内容(経過日数的に3日程しか練習していない、しかも練習場所は楽器屋であれだけ弾けてしまう。さらに準ヒロイン?は楽譜見ただけで続きを完璧に弾くという・・)はどうか。 {/netabare}


3話、{netabare}ラーメン回?
妹の空が取り立て屋から逃げている最中に転んでけが→翌朝(?)まで寝込む・・・どんな転び方かな?それで逃げ切れたのかな?
語尾が気になって・・・とかヒロインが言ってたけど、あの説明では「だし」はまだまとも(?)だったでしょう。今そこにツッコむ意味が分からない。
やれることはないか→ラーメン屋を再建・・・その前に警察では?ってツッコミは置いておくにしても、ラーメンの味に文句を付けたり、屋号を変えたり、ラーメン屋としての誇りを真っ向から否定するのはどうなんだろう。
しかも、その役を主人公が?不快感しかないですよね。
テレビの力を借りられるなら、いたいけな女の子が1人で切り盛り、こんな工夫やあんな工夫もやってますで十分な気がする。もともと味は悪くなかったようだし。さらに言うなら、インタビュー等のことから考えて編集ありの番組だと思うけど、即日放送というわけにはいかないと思います。それなのに、お客さんがたくさん来るまでに7日間って・・・。
あと、従業員はあの先輩と妹の空のみ。(主人公は行列見て驚いているだけだったし)あれだけの客をさばき切るのは無理があると思うけど。
最後に取り立て屋が来て武力行使で追い払うけど、足場だけ用意されても、練習したわけでもないステップを一発で踏めるとか、上半身の動きはどうなってるのとか、素人パンチではそもそも当たらないだろとか、最後のクロスカウンターみたいな絵面になっていたけど、都合よすぎにもほどがあるだろうって思ってしまいます。
だったら、神の力でラーメン屋に人呼び込んだとか、取り立て屋に勝ったという方が納得がいくものです。
2話でもそうでしたが、とにかく浅い。そして、今回はラーメン屋を馬鹿にしていると思う。
新キャラの近未来的(?)なやつもいるけど、そちらはまだノータッチで・・・。 {/netabare}


4話、{netabare}麻雀回。
ど素人の主人公が大会に参加する話。
ネット予選はひなが勝ちぬいた・・・いつの間に?
ルールも知らない、役も知らないにも関わらず、点棒を知っていたり、新しい役(?)を勝手に言い出したり・・・麻雀を使って面白いことをしたいということが先行してしまって、おかしなところが目立ちます。
そして、新しい役をオッケーにするとかわけわからないし、そういった新しい麻雀(麻雀と言っていいのか分かりませんが)をしたいなら、なぜ予選をしたのか分からないです。
例えば、てんがんさん?が主催しているネット予選で、誰が強いとかじゃなくて、打ち筋が面白い人をピックアップするなら分かるのですが、勝ちあがった人が大会に参加できるんだから、あのど素人丸出しの打ち方をよしとするはずないです。
そして、わけわからないことをしている主人公に踊らされている他3人・・・可哀そうとか以前に、文句を言わないのかな?
なぜ素直に点数をあげるのだろう・・・というか点数計算はどうなっているんだろうか。だれがどうやって算出しているの?まさか主人公ができるわけないし・・・
なんだか、今回は麻雀が馬鹿にされてしまった感じがします。
途中から本当に観るに堪えなかったですね・・・。
最後に、世界の終わりまで13日しかないのだぞとかなんとかひなが言うけど、お前が言うなって素直に思ってしまいました。
キャラ自体は悪い奴らではないんでしょうけど、シナリオに踊らされていて可哀そうです。 {/netabare}


5話、{netabare}伊座並回。
伊座並さんとお父さんとの間の確執?を解消する回です。
主人公はお父さんとも旧知の仲・・・と言っても、母親が亡くなってから10年近くご無沙汰しているようだけど・・・伊座並さんが外に連れ出そうと試みて成功しなかった10年間をたったの2日で覆してしまうという神業?を成し遂げてしまう・・・。
連れ出すのに伊座並さんの名前を使ったのですが・・・それにしても、お父さんちょろすぎません?
お母さんのビデオメッセージうんぬんかんぬんはあったとしても、外に出ないこと、墓参りに行かないことに納得のいく理由にはならないと思うけど・・・。お母さんの死を受け入れられないから墓参りに行かない、気分が滅入るから外出しない・・・だとしたら、2回ほどふざけた誘いをした主人公の口車に乗せられて外出しようと思うのでしょうか。
麻枝さんの物語の中で、必ずと言っていいほど出てくる生死のテーマが今回です。
大切な人の死はそれだけで涙ものになりますが・・・それは卑怯というものです。
そして、4話までのくだらないギャグ展開からの今回は、もったいなさすぎます。1話構成ってのももったいないです。もっとじっくり扱ってもよかったのではないでしょうか。おそらく1クール構成だから伊座並回は1話のみだったのかもしれませんが、だったらギャグ回がどうにかならんかったのでしょうか。それぞれ主要人物の紹介込みだと思うから難しいかもしれませんが・・・だったら登場人物を減らすべきだと思うし・・・今後の展開でどうなってくるかで、ギャグ回の評価も変わってくるかもしれませんが・・・今後に期待ってことで前向きに!
前述した通り、お父さんを連れ出すところがお粗末な形になっていたので、そこをじっくりやったり、伊座並さんの葛藤をもっと描いたり(各話のアバン等でもよかったかも?)してもよかったと思います。
家族愛は大好きな内容なので、感動できる話ではあったのですが、もっとどうにかできたと思います。もったいない。
歌は想像通りよかったです。さすが!
作画や演出もさすがです!
{/netabare}


6話、{netabare} お祭り回。
世界の終わりまで9日なのに、随分と呑気なことをしているなぁ・・・と思いながら観ていました。
ただ、6話だけでの構成でいったら、今までで一番ましな気がしました。
主人公が伊座並さんを気持ち悪く褒めたあと、親友くんが同じように誉めるところは面白かったと思います。
トラックを追いかけるシーンと、バスケのシーンを連動させたことも、上手い演出だったと思います。
ただ・・・
全知全知と言っていたひなが、彼女持ちの男を見分けることができなかったり、冷凍車を知らなかったりする、アホの子になってしまっていたこと。ひなが助けられるためにアホの子にされたのだと思いますが・・・可哀そうです。
バスケの試合でチアのようにジャンプする技を試合終盤でできる親友くんの体力というか力というか・・・あり得ないです。他のバスケの漫画やアニメと一線を画すための考えだと思いますが、バスケはそこまで重要なポイントではないだろうから、こんな微妙なことしなければよかったのにと思いました。
そして、なぜか都合よく開いている冷凍トラック。直前まで中で独り言を言っているひながいるのに確認もせず走り出す・・・責任問題では?そのトラックをなぜか一発で見つけることができた主人公と親友・・・どんなトラックか知ってたのでしょうか。バイクからトラックに飛び乗るとかも、バスケとは恐怖感が段違いなのにも関わらず、迷わず跳ぶ主人公。そしてバスケでは失敗したのに高難度の今回は成功させる主人公。トラックの後ろに飛び乗ったのに、振り落とされることもなく、運転席の窓を叩く主人公・・・。化け物かよって思いました。トラックの運転手も、よく事故らなかったなと思います。トラックの前で手を振るだけではなくて、ハザートたいたり、スピードを徐々に落としたり、路肩に止まるようにジェスチャーしたりやれることはあったはずです。派手なアクションをしたかったのは分かりますが、無理がありすぎました。
麻枝さんのやりたいことに振り回され続けている感が否めませんが、今までよりは期待感が持ち直したと思います。
まぁ、5話までで期待感は結構下の方にあったのですけどね・・・(笑)
{/netabare}


7話、{netabare} 再びの映画撮影回。
ラーメン屋だの麻雀だの映画だの、どれか一つに絞ればいいのに・・・どれもこれも浅く思えてしまうんですよ。実際浅いのですが。
ストーリーのせいで、空がアホの子になっていて可哀そうでした。
そして、メンバーを揃えるにあたり、夏休みの学生は置いておくとして・・・いつでも来てくれるてんがんさん、どういったコネがあって連絡が取れたかもわからない借金取りも加わるという・・・。
てんがんさん、暇なの?2日も映画撮影に顔を出せてしまうとか・・・優雅な社会人ですね。スポンサーとして呼ばれた?衣装うんぬんと言っていますが、即日決めて買えるものなんですね。それに、人件費とも言っていましたが・・・今回人件費が関わってくるのっててんがんさんと借金取りくらい?わけがわからないですね。もしかして、エキストラとかもいたのでしょうか。それとも、映画撮影時に不自然に周りに人がいなかったのは規制する人がいたとかでしょうか。それなら人件費も納得というものですが・・・。とても迅速な手配が必要になりますね。
借金取りは、どんな気持ちで参加してるのでしょう。気持ち入れ替えたとか言っているけど、あんた、仕事できなかった上に、主人公に殴られて逃げたんだぞ?それに、借金取りに関わるラーメン屋の先輩の気持ちは?人の気持ちを考えないクズな主人公という印象を与えてしまうキャラ配置というかストーリーだと思いました。映画撮影に必要な人間だとも思えませんし。学校の友達の方がよっぽど現実味がありますよね。なぜこの人だったのか・・・。
みんなが集まってくれたことに対して感動している主人公はまだよかったのですが(人の気持ちは考えていませんが)、それを(母さん、ぼくは元気でやってます)とかなんとか心の声で言って、目の前に母さんがいて自分でツッコんでいる場面があります。5話をネタにしている笑える場面かもしれまんせん。でも、正直不快でしかなかったです。こいつ、本当に心がねぇのかって立て続けに思ってしまいました。
1日目、脚本確認?とメンバー招集。
2日目、絵コンテ・衣装小道具購入・映画撮影。
3日目、映画撮影終了。
アニメ作製にも関わっているだろうに、こんな構成にしてしまうとは・・・アニメと映画は違うかもですが・・・映画製作を馬鹿にしているのでしょうか。2日目とか一番おかしいと思います。素人には絶対に無理でしょう。それができてしまうって、妹の空は天才・・・まさか、主人公はそれを見越してあんなに誉めて・・・!?そんなわけありませんね。
久々登場鈴木くん、ひなの正体に関わっていきます。こうやってつながっていくのですね。
ただ、偶然に偶然が重なっていて、ご都合主義が過ぎるなと思いました。
最後の処理センターで人が機械に飛び乗るとか頭おかしいと思うし、その機械を止めないのも、助けがなかったら死んでいたのも頭おかしいと思います。インパクトを強くしようとしすぎてやりすぎてしまった感が否めません。
まぁ、これだけ言っていますが、6話に続いて、期待感が上方修正された感じです。多分これは、P.Aさんの作画力とKanonやAirなどの傑作がなかったら出てこない期待感でしょうけど・・・。
{/netabare}


8話、{netabare} ひなの親回。
ぐっとシリアス分が多くなりました。ギャグが減った分、ストレスレスで観られるようになったと思います。
7話の感想で、映画を2日間で完成などと書いてしまいましたが、流石にそんなことはなかったようです。
ただ、てんがんさんはずっといることになるわけですけど・・・借金取りも・・・社会人舐めてますね。
さらには、主人公とひなの都合で映画製作は急遽後回しになっている様子?えぇんか、社会人たち・・・。
ひなとの別れを意識しだした主人公が親に対してひながいつまで家にいられるのかと問う。それに対して、今まで秘密にしてきたことを簡単に話し出す両親。それを聞いてひなの親に会うことを決める主人公。
この流れ、一見すんなりとしているように見えますが、なんだか唐突続きって感じです。考える時間がないってのも大きいですが。
親の話を聞いて主人公が、「ひなが我が家に来た理由が分かった」とか言っているけど、ひなと会ったのは偶然だったはず。それとも、ひなは主人公のことを知っていて、なぜかあのタイミングで会いに行ったということ?
ひなの祖父が亡くなったタイミングだったとかでしょうか。多分その辺りの描写は、あるとしたらギャグ回である4話までにあると思うのですが、振り返ろうとも思いません。
ひなの親のことが分かったからって、そもそも会いに行こうと思うでしょうか。会って、どうするの?目的が分からないんですよね。
そして、ひなはどうして居場所を知っていたのか。・・・まぁ、これに関しては祖父から聞いていたとかそんな理由だとは思いますが。
ロゴス症候群、架空の病気だと思われますが、ひなの病気だそうです。麻枝さん、難病設定好きだなぁって思います。原点回帰だから入れなきゃとでも思ったのでしょうか。
その難病にかかったひな、年を取る毎に動けなくなっていくように。それを見ていた母親は恐らく自殺する。そして、ひなが7歳の時に祖父に預け、父親は別の家庭を築いたってことですか。
大人がどうのとか、君も分かるとか言っているけど、大人のやることかよ・・・。責任逃れじゃねぇかよ。ひなを可哀そうな子っていう設定にしたいがために、クズな親にしたかったのかもしれませんが、共感できる部分が全然なかったし、クズ過ぎて憤ることもないという中途半端さでした。
たくさんの文章で表現できるノベルゲームだったら、バックグラウンドだったり、心理描写、細部表現などなど、麻枝さんが伝えたいことがしっかりと伝わるのではないかと思います。しかし、アニメではそうはいきません。限られた時間、声、音、絵で表現しなければいけないからです。
きっと8話も、ゲームだったらいろいろ共感できて、ひなに対する思いとか、主人公の行動理由とか、ひなの親に対する気持ちとか、全然違ったように思います。
もともとノベルゲームのシナリオライターだった麻枝さん、アニメには向いてないんだろうなと感じてしまいます。
ただ、前述もしましたが、ギャグが少なくなった分、観やすくなっているので、これからが楽しみですね。世界の終わりまであとたったの4日しかないですけど・・・。
{/netabare}


9話、{netabare} ひな誘拐回?
話が壮大になってまいりました!
今までの雰囲気がとんでもなく邪魔していて、感情移入どころではありません!
ひなの難病が治ったのは、こおろぎ博士のとんでも技術らしく、その技術の結晶がひなの脳内にあるらしい。
だから、人間社会のためにも、その技術の結晶を凍結(?)するらしい。
そうすると、ひなは・・・?
なんか大きな組織でひなの排除?が決定し、ひなを捕まえに来る黒服たち。
それを前に、逃げろとかなんとか言っている友人たちを前になかなか逃げないひなたち。そしてそれを律義に待ってあげている黒服たち。コントかな?
そして、なぜか施設外に逃げることができるひなたち。包囲とかされてないんですね・・・。人類うんぬんとか言っているわりに、詰めが甘すぎるとは思わんでしょうか・・・。
さらに、なぜ自分のために逃げることを選択するのかとしつこく聞くひな。欲しい答えを聞くまで動かない駄々っ子かな?って思ってしまいました。・・・まぁ、捕まることが分かっているのに、悪あがきする必要がないと思っていたのかもですが・・・。
そこで、主人公が「好きだ」と伝える。この好きは、恋愛なのか、友人的なのかは分かりません。でも、もしこれが恋愛的な好きだったら、一体どこでそうなったのでしょう。伊座並さんのこと、あれだけ言ってたけど、結局かませ犬的扱いなのかなって思います。
ひなも同じです。ひなのアホの子事件こと、冷凍車事件で助けてもらったから好きになったのなら、まぁとりあえずの理由になるだろうと思いますが、それ以前に伊座並さんに告白するチャンスに対して切なげな反応をしていたことから、冷凍車以前から恋愛感情が芽生えていたと思うのです。・・・が、どこで?
正直、ここまでのストーリー展開がギャグ極振りしすぎていて、なぜ好きになったの?っていうこと自体が分からないのです。
主人公とヒロインだから、というのが答えではないかと思えてなりません。
DVD&BDの収録話数から、恐らく12話構成。
残り3話しか残っていません。
10話11話で、鈴木くんとタッグを組んでひなを助ける筋道を考えて準備して、12話で救出&事の顛末という構成になるのでしょうか。
やはり、こう考えると、前半部分がもったいないとしか思えません。
もっとギャグを抑えめにして、心理描写であったり、過去回であったりを丁寧に描くべきだったと思います。
24話構成だったり、ノベルゲームだったら話は別ですが・・・。
最初の低空飛行から比べたらはるかに期待値は上がっていますが、限界値が分かってきてしまったように感じます。
ここから強引ではなく、上手くまとめられたらすごいですが・・・。
{/netabare}


10話、 {netabare} ひなと再会するまで。
感動に持っていくために、無理やりなストーリー構成になっている感が否めません。
唐突に現れる鈴木少年。
バスケを一緒にやる。
ラーメンを食べに行く。
麻雀をやる。
映画を見せてほしいと言い出す。
祭りにも行きたかったと言い出す。
これをおそらく4か月かけている。
短いスパンで露骨に表現しているなら分かるかもしれませんが、4か月もかけて、ひなとの思い出をなぞられたところで、鈴木少年とひなが関係あるなんて気づけるわけないですよ。おそらく、ひなとの思い出を振り返ることで感動に結び付けたかったのでしょうが、そのやりたいことだけが先行してしまった形になったように思います。
そして、なぜ鈴木少年はバスケのことや祭りのことを知っているのでしょう。
ひなの記憶もデータ化してあって、それをあの触れた瞬間に瞬時に見ることができたとか?
麻雀、親友くん、できたの?うろ覚えもなにも、勝手な役ばっかでまともな麻雀をしていなかった主人公が普通に打ってて、伊座並さんの役を「親の役満だからね」と即答することがちぐはぐすぎて・・・。
直接鈴木少年がひなのことを言うことがダメだったからとか、訳の分からない制約も謎ですが、それにしても4か月は時間かけすぎでは?
ひなに再開してから、叫びまくる主人公、どんだけ自分勝手で周りが見えていないんだとイラついてしまいました。
女性スタッフしかいない当施設にいる方が・・・とかスタッフが言っていたけど、そんな場所に男でどう見ても未成年の主人公が来たことに何の疑問も持たないのもどうなんでしょうか。
ひなの男性恐怖症もちょっと意味が分かりません。主人公を拒絶するための設定としか思えません。そう、感動のための準備としか・・・。
10話まで観たから最後まで観ますけど・・・期待感は0です。
{/netabare}


11話、 {netabare} ひなとの距離を縮めようとする回。
今回は前回に引き続きひなが術後の療養所、サナトリウムが舞台。
序盤から、サナトリウムの存在意義に対して否定するような言動を続ける主人公にイライラが止まりませんでした。(関係を丁寧に築き上げてきたであろう職員に向かって、「ひなにとって一番いい場所がどこかなんて」とか「それはここじゃなくてもいい」とか。ゲーム持ち込んで、消灯時間後もわざわざひなのすぐ横で夜通しゲームしたりとか)
あれだけ男性恐怖症って言われてて、初日に失敗もしているのに、いざ時間をもらえたからといって、焦ってすぐ触って拒否られる・・・学習能力がないのでしょうか・・・。
伊座並さん、都合がいいタイミングで電話してきましたね、見ていたのでしょうか。
そして、主人公が欲しい言葉を与え、主人公の謎の問い「本当のひなだったよね」にも、「もちろん」と即答するという都合よさ。いいように使われてしまっていますね・・・。
さらに、畳みかけるように親友くんからも電話がかかってきて、さらには各面々からライン(?)が届くという偶然(笑)が重なるという・・・。
試合の決勝の日とか、決まった日時だったら感動につながるけど、今回のような長期スパンの場合、主人公が悩んでいるタイミングでの都合のいい偶然の連鎖は冷めるだけです。
職員さんから言われた、ひななのか、機械なのか。
これはとてもいい視点だと思います。
機械があったからこそ、あの会話、思考ができたのであって、主人公が見ていたひなの体は機械に付随するただの飾りみたいなものだとしたら・・・。
主人公が助けるべきは、ひなの体なのでしょうか、それとも機械の方なのでしょうか。
まぁ、この主人公だったら前者になるんでしょうけど・・・。
職員さんの視点から考えると、最初は目も合わせてくれなかったひなが、一日一日の積み重ねで目も合わせてくれるようになったし、笑顔も向けてくれるようになった。さらには受け答えも・・・。職員冥利に尽きるものだと思います。
そこに、よく分からない若造がしゃしゃり出てきて、ここじゃなくてもいいとか言い、言うことは聞かないし、好き勝手やって、ひなにも恐怖を与える・・・こんなやつを野放しにしていいはずありませんよね。目を離したら何をするか分からないんですから・・・。
次がやっと最終話ですね。
どういった着地をするのか・・・着地と言えるのかなぁ・・・?
{/netabare}


12話、最終話。
{netabare} ロゴス症候群とはなんだったのか・・・。ぽっと出の男性恐怖症はどうなったのか・・・。
観終わった後思った率直な感想はそれでした。設定が極甘すぎます。
ついに不正がバレたにも関わらず、半日の猶予を与えられる主人公。
セキュリティ万全で、恐らく国の管理の下療養所を利用しているひなに、不正な手を使って近づいてきた身元不明の男を、なぜか即通報せず半日の時間留まることを許す意味不明さ。
似顔絵、枕元に置いていたんだけど・・・クレヨンで描いたんでしょ、布団が汚れちゃうよ!っていうことは置いといて・・・主人公の似顔絵だけ手で弾き飛ばされていますが、最後の解釈と合わせて考えても納得ができないのです。
主人公がその場にいたからどうのとか言っていましたが、弾き飛ばす意味は?手を近づけたら怯える仕草の意味は?なぜそんな状況から最後の展開になるのかが分からないし、主人公の解釈になったかが分かりません。
ひなの療養所最後のあの態度、何が引き金になったのでしょう。
室内の態度からはつながりません。
そもそも職員さんが外に連れ出さなかったら・・・?あの場面だったら、普通外には出さないですよね。
不正に侵入してきた男が警備員(?)に追い出される場面を見送りますか?
主人公、外に出る前、患者さんもたくさんいるだろうに、廊下で叫びまくっていた問題人物なんですよ。
おまけに警備員(?)、殴っちゃったよ・・・モラルもクソもないですよね・・・ヤバい施設なのかな・・・一番ヤバいのは主人公なんでしょうけど・・・
ロゴス症候群は、だんだん筋肉が動かなくなってくるということは、筋肉が熱を生み出すことにも影響してくると思うので、あんな寒い中外にあんな服装で出すのもおかしな話です。
そして何より、ひな、立っちゃったよ・・・しかも歩いちゃったよ・・・。
ロゴス症候群、どこいっちゃったんだよ。
よーたすきーとか言ってるけど、室内での態度、どこいっちゃったんだよ。男性恐怖症は克服したのかよ。
家に帰ってから、男性恐怖症が再発することはありませんでした。ほんと、この設定なんだったの・・・?
バスケの場面、ロゴス症候群どこいったの?その日の内にシュート決めちゃったよ。バスケットボール、相当重たいんだよ。何回も立ったまま投げることができるって・・・死とかいう単語から随分と離れたところにいるのでは?祖父の技術のおかげで回復したのか?だとしたら療養所内でのひなの様子との矛盾点は・・・?やらせてもらえなかったと考えれば合点がいくかもですが。
映画撮影時、「ここまで背筋を伸ばして歩いて来るだけだよ!」と声掛けする主人公。さすがの主人公です!キレッキレですね!ひなはロゴス症候群なんですよ!
それ見ててんがんさんは名演とか言ってるし・・・必死に歩いてる姿を演技て・・・言葉が違うでしょ・・・
伏線を一生懸命回収しようとしたのかもしれませんが、全部が浅すぎて冷めた目でしか見られませんでした。
スタッフロール、一番字が大きかったのは曲名だったのです。・・・なぜ?
麻枝さんが作曲に力を入れているからなのかもしれませんが、主張がもう・・・
曲に力を入れるんなら、他の方がレビューしていたみたいに、最後のきっかけを、伊座並さんのピアノ曲にすればよかったのに・・・。
それでも、ここまでの積み重ねで薄ら寒さしかないでしょうけど。
{/netabare}

P.Aさんとのコラボ3作目だからとりあえず最後まで観ました。これが麻枝さんの言う原点回帰だったんですね。
各話のレビュー内でも書きましたが、もともとがノベルゲームのシナリオ書きだったから、そのクセが抜けきっていないのだと思います。
ABやシャーロットでの反省点を生かすとか言っていたけど、全然生かせていません。
麻枝さんは素直にノベルゲームを作って、それを原作にしてアニメを”作ってもらう”ようにした方がいいと思います。
アニメスタートはやめた方がいいです。

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 2144
サンキュー:

20

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良くも悪くも話題になった

私はいつもレビューを序盤、中盤、後半で書き留めながら作成しているのだが、本作品だけは最終話を見終わるまで一文字も書けなかった。
最後まで興味持ってみることができたという点において、うまい作りだったのではと思う。

{netabare}
最大のポイントであった最終話。感想としてはスケール小さいながらも綺麗にまとめてくれたという印象だ。
というか、この結論はちょっと驚き。
あくまで現実路線なんだ。ひなちゃんの病気は難病だし、治る可能性は低い。
いつ命が途絶えるのか分からない状況で、一生かけて看病するのか・・。
これほど現実的で残酷な結論にしたことが意外でした。
こういうお話、嫌いじゃないですけどね。
本来アニメって、夢と希望を与えるものだと思うんです。
一言でいうと、鬱なアニメという部類かなあ。
ラストシーンのひなの言葉は、1話冒頭のひなの言葉とかぶります。
ということは、最初から予定されていた結論だったんでしょうね。
宝物である素晴らしい思い出を作ることができて、幸せを感じるのはいいんだけど、
どうしてもその後を想像してしまうんだよね。

人間って常に幸せを追い求めるものだと思うんですよ。
過去がどんなに素晴らしくても過去は過去。未来に目を向けないと。
そこが描かれていないがために、鬱な雰囲気が漂う感じになっちゃったんだよね。

ここからこの作品を名作にしようと思ったら、この後を描かないといけないだろう。
ひなちゃんに奇跡が起きて、病気から回復し、何らか成し遂げてもらうというストーリー。
改めて映画作ってもいいし、ラーメン屋やってもいいけどね!
{/netabare}

まあ、世界の滅亡うんぬんから始まり、素晴らしい作画、
ひなちゃんとのギャグの応酬とか、楽しめる要素もたくさんありました。
良いアニメだったと思います。
特に最終話の音楽は気合入ってます。

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 261
サンキュー:

13

ネタバレ

ミサキ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

Keyのアニメはやっぱいいですね。

最初の方は笑いがありましたが、最後の方が涙ありの作品です。
さすがはKey作品!
すばらしいです。
まぁ主人公の声が花江さんなので炭治郎にしか聞こえませんでした(笑)今はしょうがないですねw

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 199
サンキュー:

5

ネタバレ

まーたん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

CharlotteのリベンジどころかKey作品全体に泥を塗った作品

前半8話ぐらいまでずっとギャグアニメで後半4話からシリアス系に急になった感じ。
ひなが結局何者だったのか。なんで神と言われてるのか全然分からんかった。あと鈴木少年何者だったの?あいつは味方ってことやったのか?
最終話もビターエンドでファンは満足したんかね?記憶取り戻して終わりと思ってたから🙄
結局だーまえはこの作品で何をしたかったのか全く分からんかった。Angel Beats!とCharlotteは尺不足でもまだいい所あったけどこれは流石に説明不足すぎる。

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 293
サンキュー:

12

ネタバレ

MTK207 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

すごい

脚本考えた人天才だろ。

終盤、想像もつかない真実が明らかになり、感動的なラストを迎える。

施設の担当者の昔話は唯一いらなかったかな。

ひなも良かったけど、伊座並さんのキャラも良かった。

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 256
サンキュー:

1

ネタバレ

ゆいく さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ただただ不快なアニメです

24時間テレビの障碍者を利用してぼろ儲けしてる感じのあれです。まんま同じ
主人公には毎回の如くイライラされられます。最終回に挽回するのかなと思いきや普通にひなが陽太のことを思い出して終わりのなんのひねりもないアニメでした。

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 60
サンキュー:

1

ネタバレ

freehuman さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

面白かったけど100%ハッピーエンドではない

若干もやもやする感じの終わり方だった。ヒナの頭のチップを取り上げた奴らにフォーカスが当たってないのが気になる。あれは放置でええの?あとはまあ11話で主人公に苛いて学習能力無いんかお前は!ってツッコんだり。何気に麻枝さんが関わっている作品は初めて。凄い考察あるけど、そんな考察するほど難解な作品だったかな?

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 217
サンキュー:

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神様になった日のストーリー・あらすじ

高校最後の夏休み、大学受験を控えた日々を送る成神 陽太の目の前に、ある日突然「全知の神」を自称する少女・ひなが現れる。「30日後にこの世界は終わる」そう告げるひなに困惑する陽太だったが、神のような予知能力を目の当たりにし、その力が本物だと確信する。超常的な力とは裏腹に天真爛漫であどけないひなは、なぜか陽太の家に居候することが決まり、2人は共同生活を送ることになる。「世界の終わり」に向けて、騒がしいひと夏が始まる。(TVアニメ動画『神様になった日』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年秋アニメ
制作会社
ピーエーワークス
公式サイト
kamisama-day.jp/
主題歌
《OP》麻枝 准×やなぎなぎ『君という神話』《ED》麻枝 准×やなぎなぎ『Goodbye Seven Seas』

声優・キャラクター

佐倉綾音、花江夏樹、石川由依、木村良平、桑原由気

スタッフ

原作・脚本:麻枝准、キャラクター原案:Na-Ga
監督:浅井義之、キャラクターデザイン・総作画監督:仁井学、美術監督:鈴木くるみ、撮影監督:梶原幸代、色彩設計:中野尚美、3D監督:鈴木晴輝、編集:髙橋歩、音響監督:飯田里樹、音楽:MANYO/麻枝准

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