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「魔女の旅々(TVアニメ動画)」

総合得点
79.8
感想・評価
732
棚に入れた
2651
ランキング
491
★★★★☆ 3.7 (732)
物語
3.5
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.7

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魔女の旅々の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ミサキ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

キノの旅みたいなアニメ

大体1話完結で、主役も女の子で、毎回特徴のある町を旅している。
キノの旅を連想するアニメですね。
あとイレイナさんが可愛いです^^

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 178
サンキュー:

8

ひのこぉ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

1話で切るなぁ

1話で切っちゃダメだし3話で切っちゃダメ。Twitterで「イレイナ」って検索しようとすると「イレイナ わからせ」とか「イレイナ メスガキ」とか出てくるようなR指定は無いアニメ。舌の描写が可愛い。すき。2期全裸待機。

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 188
サンキュー:

5

ネタバレ

saitama さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

魔女の旅もの。期待が大きすぎたかな? 作画だけは良かった。

原作未読

■1話視聴

なんの事前情報無しに観始めた。で、いきなり驚かされたのが、作中に手の動きがたくさん出てくること。スケッチでもデッサンでも多少かじった人なら説明無用だけども、手を描くって本当に難しい。手抜きアニメでは手を出さないためのポーズとかを無理やり入れ込んでる。

で、このアニメはとにかく手が沢山出てくる。そして髪の毛の動きとか、背景とか、とにかくあらゆるものが高レベル。作画は本当に力が入っていると感じた。試しに背景作画も手もダメダメだったと記憶していたアルテを見直して、そのボロボロぶりとの差で、この作品の高レベルさを再確認出来た。

ただ動きの激しい作画は、まあ普通。ゆっくりと見せる場面がとにかく凝ってる印象。食べ物とかもすごくしっかり作画していて、制作会社の力の入れようがわかる。

ストーリーはまだ旅前の準備段階なので、なんとも評価しにくい。でも、悪くなさそう。2話以降がかなり楽しみな作品。


■2話視聴

キノの旅くらい、いろいろ深いかと思ったが、ストーリーが残念ながら陳腐。もうちょっと深みというか厚みが欲しい。作画も1話と比較すると数段落ちる。早くもちょっと息切れ感。とくに背景と食べ物の画が一気にレベルダウンしている。盛り返してほしいところ。


■3話視聴

この作品はダークファンタジー??? 奇妙に美しい花畑で花を預かり、じつはその花が人を養分にしているとか…幸せのかけらとか…怖さの演出が直接過ぎてホラーになってしまっている。そもそもこの魔女の人間性が壊れていることを見せたいのだろうか??? 


■4話視聴

クオリティが落ちてきていた作画がまた1話もびっくりなレベルに引き上がっていた。1話同様、手の動きがバンバン作画に入る。料理の作画もレベル高い。

モンスターのジャバリエとやらが、窓の外に写っていたときは怪獣フォルムだったのが、戦いで追いかけられているときは悪魔フォルムになっていたのは、ちょっと不思議。

ただ、ストーリーだけは、どうにも陳腐というか、うまく起承転結していない。魔女だけ通すとか、意味不明だし。もしかしたら原作では触れられていてアニメでは省いているのかもしれないが…。


■7話まで視聴

やはりストーリーがいまいち、というか単純。画はとても良い。毎回、手と指の動きがしっかり入ることは、ある種こだわりなのだろうと思うほど。背景も相変わらずいい。このところは画で見ている感じ。ストーリーに「キノの旅」くらいのひねりがあれば、すごい良い旅モノアニメなんだけどなぁ…。

■9話まで視聴

9話、ストーリーが単純。見せ方も直接的過ぎ。全体を通じてあと一歩感が…。作画は良いんだけどなぁ。

■12話まで視聴

うーん、なんだろう。結局の所、原作のストーリーが実力不足だったのだろう。それに尽きると思う。

例えば、「八男ってそれはないでしょう」のような脚本自体の駄目っぷりは感じられない。

つまり、いくら作画良くても、制作会社が頑張ってみても、原作の設定やストーリー展開の実力不足を脚本で底上げするのは難しい、ということかな。

これなら、原作の基礎を借りつつストーリーはすべてオリジナルで作ったほうが成功した気がする。

というか、作画が良かっただけに色々もったいない。この作画&背景スタッフで、また違ったアニメが見たいかな。

最終回のひとりで全役やる奴は、うーん、声優も明らかに実力不足。声の使い分けというか、演技力が薄っぺら過ぎる、ペラペラ感。

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 783
サンキュー:

12

ネタバレ

くにくに さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

旅は楽しいだけだは成り立たないね

いろいろ見識をえるということは楽しいことばかりではなく、知る必要もなかったことも知ってしまうというお話。その「いろいろ」を総合して、自分はどう成長するかも重要ですね。9話も好きですけど、個人的には4話もおすすめ。いろいろつながって最後にずーん、とくる。もちろん、小さな子にはおすすめできないですけど。

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 162
サンキュー:

6

maako さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

魔女

求めてる魔女ものじゃなかったけどまぁ嫌いではない(´・ω・`)
キノの旅っぽい?感じ!

投稿 : 2020/12/26
閲覧 : 160
サンキュー:

6

ネタバレ

tea_cup さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

チョット時系列が判りにくい...。

主人公と主人公の母の区別がつかなくて、お話し時空に入り込みにくかった。

でも、主人公の自信家ぶりが、嫌みなく受け入れられて楽しい3か月間でした。

個人的には、これくらいのレベルの作品をたくさん見たいと思いました。

投稿 : 2020/12/26
閲覧 : 169
サンキュー:

5

ネタバレ

kGnFT20856 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:----

キノの旅の劣化と言って良いんだろうか?

作画や音楽も別に悪くないが圧倒的に話がありきたりでつまらなすぎる
伏線ぽい表情や仕草、会話を露骨に示す為先やオチが見えてしまう構成もイマイチ
キノの旅と似ているが全てにおいてグレードダウンしているようで、キノの旅苦手派な人は見なくても良いかと思います

投稿 : 2020/12/26
閲覧 : 320
サンキュー:

6

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

見始めた時から期待できそうな感じだったけど、秋アニメの中なら面白かったと思う。期待してた程ではなかったけど面白かったというのが率直な感想。
はっきり言えばキノの旅の下位互換て感じかな。

投稿 : 2020/12/25
閲覧 : 209

まっくす\n  さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

よかった

最後まで毎話楽しく見れた。
とにかくイレイナちゃんがかわいいっすね

投稿 : 2020/12/25
閲覧 : 84
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

それっぽい終わり方だけど続編は期待しない方が良いのかも

魔法使いの女の子が旅をする話。作品全体としてキノの旅をマイルドにして萌え要素を足した感じ。シリアス回もあったけどギャグ回の方が圧倒的に多かった。

内容としては物語の本筋は11話でまとまっていて、12話がおまけっぽい構成。
12話に関しては「巡った場所の順番に意味があった」というのは面白いと思う。キャスト欄が本渡楓で埋め尽くされてたのも笑えたw

キャラはイレイナとサヤがナチュラルに性格が悪いのが良かった(イレイナは12話で自分の性格の悪さを自覚してるっぽいセリフがあった)。

楽曲はedの方が好きです、どちらもフルで聞いてみたのですが自分はedの方が好きになれた。

作画は背景がキレイで良かったと思う。

投稿 : 2020/12/25
閲覧 : 180
ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

主人公ナルシストです

一話完結が多いです。主人公がナルシストなんですが、その部分を抜いたら見やすいアニメでした。ただ中には注意換気する回や、百合表現もあります。
最終回は、ちょっとごちゃごちゃになります。

投稿 : 2020/12/24
閲覧 : 207
サンキュー:

9

さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 5.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

自分には合わなかったようです

私は周りの友人や知り合いに面白いと薦められここ最近見始めましたが、まずはきれいな作画にびっくりしました!食べ物がとても美味しく感じ背景なども書き込まれており世界観が伝わってきました。ですが肝心の話の中身がスカスカでガッカリしてしまいました。この子はこう努力したとかこう進んだという過程がすっぽぬけておりあまり感情移入ができませんでした。あとは旅をしているのだからその町や国の魅力や食べ物を紹介するなりそういうのを見るのも旅物の醍醐味だと思うのですが、ほとんど紹介されなかったので5話まで出てきた国の名前などは一切覚えていません(印象に残っていない)。音楽(劇中BGM)は普通くらいかなと思いました。ヘンテコな所はなかったので評価にはマイナス要素にもプラス要素にもならないと思います。私としては作画が良かっただけに本当に残念です。あとは周りの知人の評価が一貫して高評価なので一緒に楽しめず辛いです(;;)

投稿 : 2020/12/24
閲覧 : 166
サンキュー:

11

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

魔女の旅々

2020.12.23 視聴完了。

旅物語といえば私の中では「キノの旅」が思い浮かび
それと同じ感じで1話完結タイプです。
違いはキノの旅は2人?で移動ですが
本作はイレイナの一人旅ですね。
「ニケの冒険譚」の聖地巡礼の旅なのかな。

タイトルの旅々を私はずっと考えていました。
だって違和感ありまくりなんだもの。
それが明かされるのは最終話・・・
最終話の本渡楓さんとても素晴らしかったです。
お疲れ様でした。

投稿 : 2020/12/24
閲覧 : 261
サンキュー:

21

ネタバレ

freehuman さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

個人的に今期一番面白かった

キノの旅っぽい感じ(キノの旅見たことないけど)。
基本1話完結で、前の話から数年経ってたりする。
最終話で続編を匂わせていたし、完成度的に多分2期ありそう。
良作にありがちな「あーもう終わっちゃうのかー」を如実に感じた作品だった。

投稿 : 2020/12/23
閲覧 : 160
サンキュー:

6

あ~にゃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

主人公は可愛いが…

主人公はとても可愛いですが…
ショートストーリーの繰り返しなのでしょうか?
日本昔ばなしを見ているようです。
作画は良いのにもったいない…

投稿 : 2020/12/23
閲覧 : 422
サンキュー:

8

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

絶世の美しい魔女とそうでない魔女と、あなたはどちらを選びますか?

綺麗で可愛いくて魔力がすごい魔女イレイナが、世界のいろんな場所を旅する物語です。

イレイナは確かに可愛くて美しい。そして強い魔力が魅力的です。
おそらく、多くの男性は、イレイナのような美女を恋人にしたいと願っているでしょう。…
でも、見終わった後、なぜか感動は残りません。
優しさも暖かさも残りませんでした。
それはイレイナが冷たいわけではないのですが、話の内容が…
それに、自分で自分のことを『美人』と呼ぶのはちょっと…避けたくなります。


同じ魔女でも、ふらいんぐうぃっちの木幡 真琴とは真逆の存在です。
木幡 真琴は綺麗でもなく、魔力はほとんど弱く、見ていて危なっかしい魔女です。
でも、真琴と一緒にいると、なぜだか心が安らぎます。
もし結婚するのならば、イレイナよりも木幡 真琴のほうが断然良いです。
ぜいたくな暮らしはできないけど、彼女とならば、お互いよぼよぼの爺さん婆さんになったとしても、いつも笑って幸せに過ごせると思います。


もし結婚するとしたら、あなたは、どちらの魔女を選びますか?

投稿 : 2020/12/23
閲覧 : 609
サンキュー:

53

みのるし さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

主役の魔女が少女

みたいな萌え系キャラやのうて、もうちょっと年取った海千山千のおねーさんみたいなキャラやった方がよかったんちゃうかなぁとか今んとこ思ってます。実は。


3話でしたかね。
村長の家にメイドとして売られた女の子に村長の息子がやや惚れしてたハナシ。


あれはヤバかったですね。

完全に村長にヌカレてますからね。あの娘。
それ知ったうえで息子は野の花の香りを届けるとゆうですね。


そんなもうどうにもできない世の不条理を目の当たりにしてですね。
それを見て何事もなかったように再び旅に出る魔女なわけですが。

相当人間的に仕上がってないと尋常ではいれんはずですわ。

こんなボクでさえ、最後『てめえら人間じゃねぇ!たたききってやるー!』とEDみながら言ってたくらいですから(違)。


なぜあの魔女少女はそこまで達観してられるのか。

ほんとは少女じゃなくて、もんのすごい小づくりなおねえさんやったりするのかもしれん。


ほんまかいな(滝汗)。

:::::::::::::::::::::::

って思いつつずっと見てるんですけども、やっぱそうだ。

・・・この人年取らないわ。

永遠に少女のままなのだ。
そおゆう魔法をかけたのだな。

そんなことゆってるシーンとかあったかなぁ。。。

:::::::::::::::::::::::

とか思ってたらそうでもなくてなんだかよくわからんかんじでした。

要するに時系列がぐちゃぐちゃな話になってるってことなんでしょうか。
いやいや。そもそもボクが思い違いしてるだけなんでしょうか。

まあそれはもうどうでもいいですわ。

とにかく主役の魔女は少女だったと。
ゆうことでええやないすか。

ね。

投稿 : 2020/12/23
閲覧 : 338
サンキュー:

22

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

描写が美しく観やすい作品

異例のスピード出世で魔女になった美少女イレイナが世界を旅して、各国で色んな事に巻き込まれる話。
基本的には1話完結なので観やすい。

心が和むハッピーエンドばかりでは無く、後味の悪いバッドエンドな話もある。

11話でイレイナの師匠フラン先生からフランの師匠がイレイナの愛読書「ニケの冒険譚」の作者であり、その正体を薄々イレイナも感付いているでしょうという思わせぶりな会話があり、自分も途中から薄々思ってはいたが、そうだったかーという展開があった(具体的に誰とは言っていない)

制作はC2C。
景観も魔法の描写も美しく良い作画だった。
元請け作品はまだ少ない会社のようだが今後も期待したい。

投稿 : 2020/12/22
閲覧 : 240
サンキュー:

16

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

主人公のキャラクターと綺麗な風景が魅力の、ファンタジー旅アニメ

史上最年少で魔女となった美少女・イレイナが主人公のファンタジーアニメ。全12話。
物語は基本的に1話完結。毎回イレイナがちょっとクセのある国を訪れる様子を描いていきますが、主人公以外にも結構頻繁に登場する準レギュラーのようなキャラもいたりして、全体としてのストーリーもいちおうあります。作風は明るいコメディ回が多めで、たまにダークなエピソードが来る、という感じ。内容自体は、明るい話も暗い話も、どちらも普通くらいには面白いけれど、特に感心するほどではなかったです。ただ、個人的には、この作品は最後まで毎週かなり楽しみにして観ていて、では何が好きだったのかというと、これはやはりイレイナのキャラクターでしょう。かわいらしい外見で、魔女としても優秀だけれど、決して優等生タイプではなく、性格はちょっと捻くれていて、でも実際はそれほどクールなわけでもない、みたいな人物に描かれており、とても魅力的でした。自分のことを抜け抜けと美少女だと宣う「そう、私です」のモノローグも心地よかったです。本渡楓の声も、キャラに合っていたように思います。
作画はとても綺麗。特に風景が素敵で、この作品を観る楽しみのひとつになっていました。音楽は、OPの上田麗奈の歌唱がちょっと不安な感じもしましたが、曲は悪くなかったです。
最後まで観終わって、話の内容はまあまあでも、雰囲気がとても良いので、全体としては満足できる作品でした。最後は2期を期待させるような終わり方だったので、朗報を待ちたいですね。

投稿 : 2020/12/22
閲覧 : 286
サンキュー:

21

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

“選びながら私になってゆく”旅物語

若くして“灰の魔女”となった少女イレイナの気ままな旅を描いた
同名短編小説集(未読)のアニメ化作品。


【物語 4.5点】
異国情緒だけでなく旅情も描写。

基本形は旅先で遭遇する事件を魔法で切り抜けたりする一話完結。
各話ごとに見るとイレイナも狂言回し風のナビゲート役だが、
シリーズ構成・筆安 一幸氏らの巧妙なエピソード配列もあって、
イレイナが主人公として旅を通じて葛藤し、
自分なりの世界への向き合い方を模索、確立していく様が伝わって来る。

出会い、別れ……そして、時に再会。
という流れにも留意し、キャラクター愛が深まるのも〇。

それでいて、コメディ、シリアスを交互に織り交ぜ、メリハリも利いている。


【作画 3.5点】
アニメーション制作:C2C

有限のソース配分に苦慮する成長途上のアニメスタジオ。
時々、建物の背景美術等のカロリー低減が目に付く場面も。

一方で、コンセプトアート担当・内尾 和正氏。
画壇でも通用するハイレベルなCG設定画が、
このイメージに近付けるんだとスタッフを鼓舞。


第六話の出島に作られた国の景観にはおおっ!と時めきました。
(正直、内実がアレなので、移住とかはしたくないですがw)


他には雰囲気を出すため担当者が100回手書き練習したという架空文字
など素材やこだわりといった骨格は確か。

あとは、C2Cの兵力がさらに充実すれば覚醒するはず。


飛行シーンも良好。特に第五話。
箒に跨がらず、横向きに腰掛ける上級者スタイル?
で追っ手を華麗にかわすイレイナさん。
中々の名フライトでした♪


【キャラ 4.0点】
「{netabare}~そこに人がいたのなら間違いなく誰もが振り返り、
ため息をこぼしてしまうほどの美貌を兼ね備えた彼女は一体、誰でしょう。{/netabare}
そう、私です。」

イレイナさんの自画自賛w
冒頭のお約束という点では、2020年でも屈指でした。

歯に衣着せない。依頼内容より報酬金額w
中々食えないイレイナですが、
私は、きっと素直な魔女なのだろうwと好感が上回ります。


師匠のフランなど、大人の魔女陣も中々食えない。
彼女たちの過去が、イレイナの言動と一部だぶるのも〇。
魔法だけでなく性格も継承されますw


あとは、隙あらば{netabare}サヤ{/netabare}とかw


旅先の住民も各々、刺激的な価値観を提供して外れが無い。

私は「瓶詰めの幸せ」のエミルとニノでしょうか。
他にグロ含みの強烈なのも色々いましたが、
{netabare}幸福観のスレ違い{/netabare}は個人的にダメージがデカいです。


【声優 4.5点】
フラン役の花澤 香菜さん、サヤ役の黒沢 ともよさんなど脇も強力布陣。

狂気だったり、百合だったり、多面性があったり、
少人数の会話劇中心で、名前だけでなく演技力も問われるオーダーにも応える。

毎回、EDクレジットでキャストを確かめるのが楽しみでした♪


強烈だったのは、最終話。
{netabare}イレイナ役・本渡 楓さんの1人22役“のみ”のEDキャスト欄。
主人公からゲル状まで多彩な芸風を披露する圧巻の本渡劇場w{/netabare}

【音楽 4.0点】
劇伴担当はAstroNotes。ピアノ、弦楽などの音を重ね異国情緒を醸し出す。

が、私の脳裏から離れないのは、コメディでグダグダな場面で多用された、
能天気なチューバの音色w


OPは声優・上田 麗奈さんの「リテラチュア」
“文芸”の楽曲名の通り、旅人の心情に迫った詩的な歌詞世界。
優しい歌声でムードを盛り上げたのに、
配役が{netabare}切り裂き魔{/netabare}ってヒデーな、おい(苦笑)

ご本人のアドバイス通り?全話観終わってから、二番目以降を聴き余韻に浸りました♪
イレイナさんは立派に主人公でしたよ♪


EDはChouCho「灰色のサーガ」
変拍子により、多彩な物語の締めに対応した優秀なED。
歌詞は、OP同様、“選択”も印象に残る。
こちらも、二番以降が本領。
大サビ前に“追い風も向かい風も味方にして”ギアチェンジ♪


【感想】
一見、ふてぶてしい魔女のイレイナさん。
ですが旅人としてはポリシーがブレていて、
私は本当にハラハラさせられました。

異国民の事情に首をツッコむのか、距離を取るのか。
選択により起きた結果に対して、責任を感じたかと思えば、気にしない素振りをしてみたり、
そうかと思えば、自分は無力で救えなかったと悲嘆に暮れたりもする。

トラブルに対して鉄則に判断を丸投げせず、
一回、一回、自分の感性で選択して、心で結果を受け止めて行く。
こんな旅を続けていたら、この娘はそのうち壊れてしまうのではないか?
そんな懸念すら私は抱きました。

思えば、初回に{netabare}イレイナに我慢しすぎだと、鼻面をへし折る話を持って来て
彼女の心情に着目させられた時点で、{/netabare}私はスタッフの術中にハマっていました。

その流れから最終話も納得。
{netabare}様々な選択の可能性の結果を具現化した多数の“イレイナ”たち。
向き合うことで、選択して来た自己を、
旅先で置いてきたモヤモヤも含めて捉え直し肯定していく。{/netabare}
これなら、もうイレイナは大丈夫だと、
清々しい気持ちでラストを迎えることができました。

投稿 : 2020/12/22
閲覧 : 674
サンキュー:

44

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

美少女魔女ってどこのどいつだい? そう、私、イレイナです。

詳細は公式でも。

若くして魔法使いの最上位・魔女となった才女、主人公のイレイナは、幼いころに読んだ旅の物語に憧れて、気ままな旅人となって広大な世界を自由に渡り歩いています。

その道中、わけのわからないおかしな人や、誰かの美しい日常に触れながら、イレイナはいろいろな国や人との出会いと別れを繰り返していくというストーリーです。

原作はライトノベルで、1話完結の観やすいストーリーになりそうです。ロードムービー的な物語で、行く先々でのアレコレを解決したり、しなかったり、逃げちゃったりというイレイナ。雰囲気としては「キノの旅」っぽい感じなのかなあという印象ですね。

制作は「はるかなレシーブ」「ひとりぼっちの〇〇生活」のC2C。シリーズ構成、脚本は「少女終末旅行」の筆安一幸さんです。初回を観るかぎり、キャラも可愛いですし、主人公のイレイナの声優・本渡楓さんも名演。サクッと観ることができて、ハートフルコメディとして楽しめそうですね。

作画も素晴らしい出来。初回だからということもあるでしょうが、文句のつけようがありません。展開も、なぜイレイナが旅に出ることになったのか。魔女になるまでの努力や、星屑の魔女・フラン先生(CV:花澤香菜さん)との修行など、1話で完璧に世界観を見せながら、続きへの期待感を存分に見せつけてくれました。

まさに、秋アニメの一番星。このまま突っ走ってくれれば、今期トップも十分にありえる期待感たっぷりの作品が始まりました!

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
18歳になったイレイナは、魔女として世界中をほうきに乗って旅をしています。あるとき、魔法使いの国を訪れたイレイナは、猛スピードでほうきに乗った少女・サヤ(CV:黒沢ともよさん)に突っ込まれ、転落。そのとき、魔女のブローチをなくしてしまいます。

そのせいで、どこの宿屋もイレイナのことを宿泊させてくれません。最後にオンボロ旅館を訪れたら、そこに従業員として働いていたのは、なんとサヤでした。サヤはイレイナに魔女見習いの試験に合格するため、短期の弟子入りすることになりますが、果たして……。
{/netabare}
というお話です。

正直、初回のクオリティがどこまで維持できるかという懸念はありましたが、杞憂でした。作画もストーリー展開も申し分なし。C2Cの丁寧な仕事を感じることができました。

あとはもう、原作の力がどこまで?ってところですよね。たとえば、今回の話でサヤが魔女見習い試験に合格したという新聞を目にするイレイナ。これ、半年後だっていうんです。ええ……? こんなペースで進んだら、最終回のころはイレイナいくつになるの? 私イレイナ、魔法使いの最上位、魔女に最年少で合格して、早40年。今でも美女なの!美魔女! とか、やめてくださいよ……。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
Aパートは花を育てている女性が、想い人に花束を渡して欲しいとイレイナに頼みます。街の青年に花束を渡そうとしたけど、毒があるから持ち込めないと。でも、その青年は引き寄せられるように花畑へ行く。すると、その女性はメタモルフォーゼしていて、花の養分にされています。そして、街の青年たちが花束を持って次々に花畑へ向かうというところで終了。

Bパートは東の国で奴隷として連れてこられた美少女に、世の中の幸せを魔法で瓶に詰め込んで、それを見せてあげようと思う村長の息子の話。こんな話を本で読んだことがあると思ったイレイナでしたが結論は忘れている。で、実際に瓶詰めの幸せを見せられた奴隷の少女は、自分の境遇と照らし合わせて、こんなもん見たくなかった的な。で、イレイナは思い出します。叶わない夢を見せられた老人は、自ら死を選ぶと。ここで終了。
{/netabare}
いや、うーん……。

この作品、初回、2回ですごく好きになったので、悪しざまに言いたくはないけど、なんですかこれ?

まず、1話2エピソードはいかにも浅い。なんか、SNSでは「胸糞展開キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」とか盛り上がってますが、これのどこが胸糞展開?

面白かったですか? この3話。
僕はぜんぜん面白くありませんでした。

「世にも奇妙な物語」の安い版みたいな、よく考えると怖い的な雰囲気を匂わせてますが、そうでもないでしょ。なんか原作に関して、打ち切りになりそうだったり、評価が著しく低いという話が聞こえてきますが、その一端を見た気がします。いや、C2Cは最大限のいい仕事をしていると思いますよ。たぶん、これ原作がダメなんだと思います。

や、そうは書きましたが、制作サイドも少し構成的にどうなのかなと。たとえば花の養分になるエピソードを脚本で膨らませて、もう少しイレイナが関わる話に改変してでも1話にできなかったのかなって思います。結局、短編にしてしまっているがゆえにイレイナが「ただ傍観者として見ているだけ」感につながっているんだと思います。深堀りもせず、サラッと薄いストーリーを2本並べただけになってしまいました。

こりゃ、期待できねえなあ。杞憂が3話で来ちゃったなぁ……。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
イレイナが辿り着いたのは、滅びた街。人の姿も見えない瓦解した建物だけの街。そんな街に一箇所だけ、無傷の城がありました。

中に入ってみると、3枚の肖像画が。そして声を掛けられます。王女・ミラロゼでした。彼女は記憶喪失だったのです。目が覚めると国が滅んでいた。ただ、手紙があり、自分が誰なのか、この国で何が起きているのかが記されてありました。

国を滅ぼしたのは、夜だけ暴れ回るドラゴンのジャバリエ。民なき国王女・ミラロゼは、ジャバリエを倒す使命を帯びているようです。そして翌晩、ミラロゼはジャバリエと戦う決意をしていました。実は魔女のミラロゼは、イレイナに手伝いを依頼しますが、戦うのは断りました。さて、ミラロゼはジャバリエを殺すことができるのでしょうか。
{/netabare}
というお話です。

やっぱり1話1テーマのほうが良いですよ。今回はとても面白かった。にしても、この作者はたぶん性格が悪いねw イレイナがミラロゼからジャバリエ討伐の手伝いを頼まれ「一緒に戦って私に何の得が?」と断りますが、そんなこと考えないって人は多いと思います。まあ、僕は思いますけどね、口には出さないけどw

ミラロゼとジャバリエのバトルもよく動くし、作画は本当に素晴らしいです。尺があったおかげで、旅人であるイレイナも程よくミラロゼに絡んでいますし、こんな感じで行けば名作になれるかもしれないです。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
イレイナが訪れた国は、国王が結界を張って国民みんなが嘘をつけない人になっちゃうって魔法で統治していますよ。

もうわかるよね。嘘をつけない=善人じゃないってこと。本音を隠せないもんだから、口を開けば腹の中の悪態が出てきちゃうわけ。そんなのいい国になるわけないじゃないのってことで、そんな魔法を自らの魔力全部と言葉を犠牲にしてまで国王に捧げた魔女・エイヘミアは使い物にならなくなったということでお城から追放されてしまいます。

そんな気の毒なエイヘミアを助けるため、イレイナと協会から派遣された弟子のサヤがお城に潜入して、国王の封印の剣を破壊するってお話。

完全に蘇りました。とても面白かったです。なんとなくグリム童話的な教訓めいたお話ではあるんですが、素晴らしい作画と相まって、いい感じで軽めの楽しいイレイナの旅物語に仕上がっています。

1話完結でも、きちんとオチがついて安心して楽しめる造り。なんなら、星新一のショートショート的な面白さがあります。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
まあ、11話でイレイナとサヤ、そしてそれぞれの師匠、さらに師匠の師匠がイレイナの母親であり、憧れの本の著者であるニケだということがわかり、美少女魔女の旅はこれからよ、で完結しているので、これはエクストラ回というか、エピローグ回でした。

で、それなら無難に単発エピソードで締めても良かったし、もっとやりようはあったかと思いましたが、なんと願いの叶う街というところで、パラレルワールドの自分13人に会い、闇落ちした自分と戦って和解するといったトンデモ展開でフィニッシュ。

やー、けっこう攻めますね、C2C。僕は悪くなかったと思います。本渡楓ワンマンショーw

最後に、CV小原好美さんのアムネシアが新キャラとしてチラ見せ登場。眠るとすべての記憶を失っちゃう謎多き少女で、イレイナと「ある国」を目指して一緒に旅をすることになるのですが、それはまた2期のお話と。

すべての面で完璧というわけにはいかなかったものの、高いレベルで安定していて、回によっては爆発的な魅力のあった良い作品でした。クール始まる前は豊作と予想していたのですが、フタを開けたら思いのほか不作だった今期。この作品は、話題になったのも含めて間違いなく中心にいた1作ではあったと思います。なんといってもC2Cの丁寧な仕事に賛辞を贈りたいです。GJ!
{/netabare}

投稿 : 2020/12/22
閲覧 : 614
サンキュー:

22

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

C2Cの次回作にご期待ください!

ぼく(作者)のすきなマンガアニメの名シーンベストコレクション。
主人公のキメ台詞の復権に貢献したとも語り継がれる作品。

第1話  多分名作。賭けてもいい。(負けた…)
{netabare}
「我慢をし過ぎなんですよ、イレイナ。
 自分が耐えればいいだなんて思わないでください。
 気に食わないことがあるなら戦いなさい。
 嫌なものは嫌だと、ハッキリ言えるようになりなさい。」

これほど完璧な第1話には、なかなかお目にかかれないでしょう。

魔法少女に抵抗無い方ならだれでも楽しめる作品になりそうな予感。「魔法少女?まどマギこそ至高ッッ!それ以外は全てゴミであるゥゥゥキリィィッッ」な方は論外なんでしょうけど。今どきいないかそんなやつ。まどマギが必修なのは異論は無いんだけどね。

見習い魔女が師匠を見つけて修行して魔女認定受けて親元を離れてさあこれからどんな出会いが待ち受けているのでしょうか?といった導入部分がコンパクトに収まった第1話ですがメチャクチャいいです。ステキです。ハートフルパーフェクトリーです。作画も背景もキレイ。

修行シーンでの魔法表現は本格バトル作品を軽く凌駕する程のド迫力。中二作品の様な魔法陣展開からのピカピカドッカーンみたいな無駄な派手さはありませんが、火炎、光弾、雷撃、降石、衝撃波、射出からの弾道、弾速、着弾、防御、土埃などなどメチャクチャ芸が細かいです。基本バトルモノではないと思うのでここだけかもしれませんが。

これ多分見たほうがいいヤツです。
{/netabare}
第2話  思ったとおりで安心
{netabare}「あなたはこれから独りになります。
 でも、孤独ではありません。」
いいですね。OPEDまで世界観にマッチしてて統一感のある作風は好きです。しかし旅の初回にしてはいきなり格下相手の指南役という挑戦的な構成。エピソードだけだと奇をてらって主役を名言説教装置にした作品だと捉えられてしまう可能性もありそうです。でもイレイナの造形からして今後鼻をへし折られる展開は必ずあるでしょうからそうではないでしょう。格上との出会いもあるはずです。まだこれだけだとよくわかりませんが世界の一大事に巻き込まれるような大きなストーリーでは無いような気がしますし、そうであって欲しい。

個人的には見たまんまの雰囲気で行きそうな予感がするので安心です。視聴者の予想を裏切るぜ!みたいなビックリギミックを求めてるわけではないので。本当にまどマギの罪は大きいなあと思います。アレは初見殺しの一発ネタの反則技だったからこそ面白かったのであってアレをスタンダードにされてしまうのはきちんと王道の物語を製作してきた方々、王道を愛する方々にしてみれば迷惑極まりないと思うのです。

この第2話はいきなり落ち着いた感じなので次回の展開では見切る方も出てきそう。刺激的な奇抜さや斬新な設定の新鮮さを求めるとつまらないでしょう。そういう作風ってのはタイトルとビジュアルでわかるように提示するものですが、それがそのまんまだと「見たまんまじゃん、捻りが無いなあ」とか言われちゃうようなクソみたいな風潮はマジで撲滅して欲しい。

アニメに何を求めるかは各々の自由ですが私は元ネタ当てゲームをしたいわけではないので、今後もこのテイストで続いて欲しいです。
{/netabare}
第3話 やっちまったな…
{netabare}
2話をハートフルにした上での今回。これはいったい何がしたいのか?さすがにこれだけでは判断が出来ませんが、この序盤の段階でこのエピ投入は「ククク…この作品はただの人情旅物語じゃぁないんだゼッ」というアピールでしょうか。このエピを入れるにしてはセオリーとして早すぎな気がしますので掴みのつもりなのでしょう。はっきり言って「安っぽい」。2エピありますが展開自体はどちらも本当に、本当によくあるやつ。ベタベタの古典。まあベタなのはいいんですが何を感じて欲しかったのかがよくわからない。

前半はもし「諸行無常」をやりたいのだったらあまりに描写不足。ベタな古典展開ならここでイレイナが敗北感とか無力感を感じて自分の不甲斐なさにうちのめされて尊大な態度を改めるとかそういう感じで使う展開だと思うんですが。事態の解決に向かうわけでもないし。それは別にいいんです。世の中どうにもならないこともあるって事を知るってのをやりたいのなら。だがしかしイレイナがフーンって感じでスッと撤退するのでこれでは単に嫌な奴にしか映らないしそう思わせたいにしてもこれまた微妙。これはホントに何がしたいのかわからない。単純に演出が下手ってことでいいのかな?1話2話がキレイにまとまってただけに混乱しかない。

後半はもうね。匂わせがキツイ。プンプンする。クドすぎる。もしかしてセリフに頼らず絵で表現するゼッをしたかった?見たまんま過ぎる…。バリバリ怪しいだけ。騙す気マンマンのフェイクで初見殺しよりはまだいいけどさあ。そして見事に予想からミリもズレない本当に本当にもう本当にありきたりなベタベタ展開。観てるこっちが恥ずかしい。

wiki見ると3話とも絵コンテ演出スタッフがそれぞれ違うので今回はそいつがやらかしたと思うことにします。でも多分先は怪しいなあ。騙されたかも。
{/netabare}
第4話 
{netabare}まあそうだよね。このご時世まともな旅物語なんかウケないよね。捻るしかないんだよね。奇をてらうしかないんだよね。それならなんでこんなありきたりで安っぽい話しか出来ないの?ねえなんでなの?手紙読んでる時点でもうビクビクしてました。まさか…今回もなのか…と。作画はメチャメチャいいんですけどそれだけです。しかしモンスターの暴れるさまは非常に素晴らしかった。窓から見えるファイアブレスの禍々しさはゾクゾクしましたね。ミラロゼの無双っぷりもとても良かった。こりゃ原作が〇〇だな。wiki見て納得。ヒドイ。救いのない話が嫌とかじゃなくて人情話が観たかったわけでもなくてただあまりに陳腐過ぎる。イレイナも見に行っちゃイカンだろ。キャラがブレブレ。イレイナ居なくても戦闘シーンは描けるしお父様ってセリフ聞かせたいだけか。下手くそ過ぎる。イラストが可愛いだけの子供だまし。まあラノベだしな。もう勝手にしてくれ。でもあの1話観たら騙されるでしょうよ…。{/netabare}

第9話
{netabare}なんかグロイということでフラッと9話だけ見ました。うん、やっぱりヒドイ。相変わらずのラノベやマンガの好きなシーンだけ集めてコラージュしてみました的な。だから整合性がないというか意味不明にしかならない。「僕の考えた~」以下で物語として成立してない。4話までしか見てない自分でもコイツならあんな面倒そうな依頼はパスするだろう…とか思ってしまう。魔力共有の指輪も道案内に役立つ描写はいいのですが、イレイナがたどり着く途中まで魔力を使っていたのにも関わらず一般人の少女セレナからボコボコにされるエステルにも違和感しかない。不意打ちというのならエステルは魔力使ってる描写が無い方が自然だったような。エステルもイレイナが指輪棄てる前に何故あんなに手加減してたのかもよくわからん。もう書ききれんほど?しかない。ああ、このシーンをしたかったのね、だけはわかるけど。どうせ最初からイミフなので絵面だけでも派手にするしかなかったんでしょう。

イレイナのキャラクター造形を考えるならコレを3話にするべきでした。イレイナが面倒な依頼を受けるのも殺しに躊躇うのも救えなかったことに涙するのも2話の続きなら違和感は無かった。そしてその後自分の無力さに打ちひしがれたイレイナが3話、4話のような振る舞いをするというのならまだ違和感は無かったような。途中見てないので見当違いかもしれませんが。でもまあエピソード本体がチグハグで陳腐なことには変わりないのですがね。

構造としてはエヴァガと同じ。エヴァガはキャラ造形はイマイチでもエピソード本体だけならまともだったのでまだいいですが、これは両方OUTなので救いようがないっすね。{/netabare}
11話
再会しすぎ。旅って町内なの?
12話
で、でた~。違う世界線や~。ゲル状って…メタネタかよ。そういや9話で過去行ってたな。イレイナ全くビビッて無かったはずだが過去に行かなかったらどうだったかなってのはさすがに気になるってか。ゲル化してもHUMAN IS DEADにならないさすが我らのイレイナさん、そこに(略。バラバラのお話が最終話で繋がるッみたいなやつの廉価版みたいな。全話観てないけどなんで16人?放送していない世界線もあるってことかな。過去改変は2カウントかも。

昔のヤンキーマンガであった「なかなかやるじゃねえか」→「お前もな」→友情!を一人でやるとは…。ベッドでの「自分で自分を許す」描写にはヤラれましたね。全部一人でやるんかい!ではなくてこれは「独り」でやらなくちいけない事なんですよね。孤独と孤立の違い、とはまた違うか。ここでやっとイレイナの「分別」がついたというか。この辺は続き見ないとわかんないですね。これでイレイナが変わってなかったらやっぱりここもただのコピペかよ!になるんですが…。


最終話を観るとこれまでの解釈がひっくり返るやつね。コレやりたかったのね。うんうんわかるよ。だったら道中はもうすこしバランス考えた方が良かったと思うな。やりたいこと全部ブチ込みましたって独りよがりにしか見えない。エヴァガは名エピソードベストセレクションだっだけどこれは名シーンのパッチワークだから換骨奪胎にすらなってない。ほんとにただの場面の切り貼り、コピペでしかない。丸パクリでいいんだよ。ガワさえ変えればいいんだから。好きな人はこのキャラがこのエピソードと繋がってって2週目が楽しくなるしかけの最終話でいいですね。

旅と言えば「インドに行って人生観変わりました!」みたいなやつ。自分しか見てないヤツはどこ行っても変わらんし、強烈な自己を確立してる奴はやっぱりどこ行っても変わらんし、好奇心旺盛なヤツは何見ても自分に取り込もうと貪欲だし、チコちゃんに怒られるヤツは強い刺激にはすぐ反応しちゃって振り回されるし、「出力」だけ見てもそれこそ何の意味も無いんですよね。

どこまでも自分にしか興味がない精神的にはすこぶる未熟なイレイナが様々な出会いと体験をただむやみに通り過ぎるだけに見えて、例えその場では何も出来なかったとしても、直接身になる経験を積めなかったとしても、ただその場に居ただけの傍観者に過ぎなかったとしても、時間を費やしただけの無意味な体験でしかなかったとしても、「無駄なことなど何一つない、そのためにはひたすら内省あるのみ」と説く最終話。ここでやっと誰かと一緒に旅をしようと思えるレベルにはなれたのかなあと。という意味では成長物語となんとかギリギリ言えるのでないでしょうか。


この作品には見た人間がキメ台詞でネタに走らずにはいられない、そんな力があるとは思います。そこは素直に賛辞に値する価値ある作品だと思います。散々ボロクソに叩いておいて最終話で掌クルーをしたのは誰でしょう。「そう、私です。」

投稿 : 2020/12/22
閲覧 : 1054
ネタバレ

うおお さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

イレイナかわいかったー

(途中の感想)
5話あたりから雰囲気がだいぶ変わりましたね
それまでは世界観の陰鬱な部分が描かれていたりイレイナ一人ではどうしようもない問題(3、4話)に直面したりといい意味でエグい作品だという印象でしたが、5話以降は明るい国が舞台の最後には良い方向へ向かうタイプのストーリーでそれはそれで面白いですね。回ごとの後半に何かしらの捻りがあると更に良いかなと思います。ちょっと薄い。主人公のイレイナがとても可愛くて癒やされます。
(9話までの感想)
賛否両論ですが私はとても良い回だったなと思いました。前回までは訪れる国に特徴はあるものの特に捻りがなく終わってしまうエピソードだったのですが今回はオチがしっかりしてて良かったですね。魔女旅自体オムニバス形式で進むのでテーマは弱くなってしまうが、父親の発言に伏線もあったし、あれだけ怒鳴って殺す理由も子供の頃の写真の幸せそうな様子から想像できる。とてもクオリティの高い回だったなと思います。
(最後まで見終わってからの感想)
最終回面白かったな。クレジットの大量イレイナは伝説w尺の都合で色々入ってないエピソードがあるらしいのが残念。原作はもっと面白そう。イレイナに対する見方も変わるかもしれない。 2期やってほしいなぁ。

投稿 : 2020/12/22
閲覧 : 360
サンキュー:

11

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ニケニケニケニケニケの旅!上野アメ横ニケの旅!(こん平追悼)<65>

1話完結で毎回毛色の違った話が繰り広げられてて楽しく見れました。
ハードボイルドチックにバイクとブツブツ会話してるやつよりコミカルなこっちのが好みかな。
初回に力を入れてガッツリつかみにきたのはお見事、ってか普通そーするよね、むしろ脈絡もなく先の話を初回にやっていきなり視聴者離れさせようとする構成って何を考えてるのやら。
ラストはイレイナの大盤振る舞い1人22役。敵対してたイレイナはタイムトラベルに失敗してた様子だけど、ゲル状になってたイレイナもシュタインズゲート的にタイムトラベルに失敗してたのだろうか。
2期ありそうな出会いをチラ見せして終わったけど、現時点で発表されてないってことはあっても1年以上は先ってことかな。


はいじゃないが<60>
第1話視聴。
これまでの人生を描き、出会いからの変化を描き、旅立って終わる完成度の高い初回。
お話をきちんと転がしてる感じで期待が高まる。
髪の毛は白か銀と思ったら灰色設定なのね。
灰の魔女と名付けられてからの「ハイ」は小ボケだったのだろうか。

投稿 : 2020/12/21
閲覧 : 216
サンキュー:

9

プクミン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

見てて飽きない

ほぼほぼ1話1話が独立している話だけど、旅の途中での出来事や出会いは、無駄ではなく、物語に少しずつ変化を与えている。

主人公イレイナは旅人なので、基本的にはどこかの街にいっても無関心っぽい感じを見せるものの、トラブルに巻き込まれてしまうか、自分から巻き込まれに行く。

【良い点】
・最終回のタイトル回収。
・人の感情を良く表せている。
・見終わった後の満足感。

【悪い点】
・特になし

【感想】
良い出来だと思うけど、すごいハマるとまではならなかった。
ただ全体的に明るい話では無いため、疲れてる時には見たいとは思わなかった。
主人公イレイナ自身かなり強いけど、世界は広い!!もっと強い魔法の使い手がいる!!
というのを分かりやすく見せてくれるのも個人的には高評価。
2期があるっぽい感じだったけど、2期は2期で気になる、そんな内容。


【まとめ】
見習い中、男の魔法使いもいたけど、実際には魔女が多く、男の魔法使いは一体何と呼ばれているのだろうか?
男でも「魔女」なのだろうか?
2話ぐらいまで見て、気に入った人は最後まで見てみるのも良いと思いました。
オススメ。

投稿 : 2020/12/21
閲覧 : 314
サンキュー:

30

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

才能も実力もあるけどプライド高すぎな女の子が、「普通であること」を会得するファンタジー、と思って観ていましたけど・・・

今期は、ダークファンタジー系も転生・召喚系ファンタジーも、
メニューにいっぱい並んでいて、
もう観る前からおなかいっぱいになっちゃいそうだけど、
これは、正統派のファンタジー。

で、ロードムービーっぽい(=キノの旅っぽい?)展開もありそうだけど、
イレイナの人間としての成長譚をメインに描くことになるのかなって思います。
たぶんテーマは、自分を「普通の、特別ではない人間」として理解すること。

まだ1話目だけですけど、
しっかりと作られている感じが、好感もてます。

イレイナのかなり自己過信的で、自分を「天才」とか「ため息をこぼしてしまうほどの美貌の魔女」とか自己紹介しちゃう生意気なキャラ造形、面白いです。
本渡さんが、息を張り過ぎない抜いた声も使うようになっていて、
「花澤さん?」とか感じるシーンもあったりして。
その花澤さんは、第1話のゲストキャラ「星屑の魔女・フラン先生」を好演していて、年齢設定を高め(多分フラン先生が会いたかった人=イレイナのお母さん?と同年代)にしたときの声、これも楽しい聞きどころでした。

イレイナが魔女になるために、裏で手を尽くしてくれたのであろうお母さんと、
その依頼にこたえて1年にわたってイレイナを指導してくれたフラン先生との、
特別でない人として成長したイレイナの再会。

そのときのクライマックスが
いまから楽しみです。



・・・・・・・・・・・・・あれれ?・・・・・・・・・・・

4話目まで進んだけど…
なんか、ちょっと、違う??

ロードムービーっぽくなるのは予想できることでしたから、
キノの旅みたいな展開になるのも、想定済みでしたけど…

なんか、主人公の性格設定、変?
3話・4話を観て、違和感は増しています。

5話以降の展開、注意して見ていきます。



・・・・・・・・・・・う~ん"(-""-)"・・・・・・・・・・・

もうお話は終盤なんですけど、
観れば見るほど、
評価を落としたくなってしまいます(実際、評点下げてます)

キノの旅とか狼と香辛料みたいな、
飄々として達観した感じとか、
途中で何回か出てくるサブキャラの魅力とか、
圧倒的に足りないって感じます。

鈍感な私は、終盤まで来ちゃってからようやく整理がつきましたけど、
{netabare}主人公イレイナの、キャラ設定と行動の時系列をわざとごちゃ混ぜにして、その上お母さんが若い頃(=イレイナと瓜二つで服装もいっしょ!背の高さと胸のサイズだけが見分けポイントww)も混ぜ込んで、
イレイナの性格をブレブレに見せていたのは、わざと視聴者を翻弄したかったのでしょうけど、
そのせいで、感情移入できるかどうか以前に、言ってみれば「構成上の作画崩壊」しているような感覚が残ってしまって。
イレイナの旅に憧れる気持ちを醸成した「ニケの冒険譚」も結局お母さんの体験談で、ワンクールかけて世界中を旅しているはずなのに、フラン先生やサヤやシーラが頻繁に顔を出し過ぎていて、コップの中をグルグル回っている感じも、旅情や世界の広がりが足りない感覚を助長しているように見えました。{/netabare}
最終話で本渡さん一人で役を振り分けたのは、はめふらの「カタリナ脳内会議」の向こうを張ってエンドロールに本渡さんの名前を22人分並べたかっただけの、結局ギャグ、だったんでしょうけど、前述したことと考え合わせると、自滅ギャグって感じで。
そうか破滅フラグの代わりに、11話使って自滅フラグ立てていたのか!
なんてね(笑)

2期制作につなげようとする終わり方でしたけど、
それ以前に物語全体の、浅薄さが感じられたのが、残念でなりません。

投稿 : 2020/12/21
閲覧 : 573
サンキュー:

50

ネタバレ

どどる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

イレイナちゃんがかわいい

主人公のイレイナちゃんがかわいいのは良いところ。
生意気で思い上がった性格は主人公としては希少です。
ケンカ売ったり言動が粗暴だったりは無いので、結構受け入れやすいタイプの生意気キャラなのではないでしょうか。
人格練れているフリをしているけど、わりと簡単にボロが出る女の子。

ストーリーはごく分かりやすい寓話風の短編集。
先に出会った人々と再会しはじめる5話からはキャラクターが前面に出てきてアニメーション的な楽しさが強くなってきます。

特にコミカルな話のときの、旅行先の国のギミックがそのままキャラクター性につながる展開はおもしろいです。
逆にシリアスはそこがへたっぴで、特に序盤のシリアスではこの作品の売りであるイレイナちゃんの存在感が限りなく薄くなっています。




放送途中の感想。
{netabare}
5話でやっと「このアニメが始まった」という感想を抱きました。
正直1~4話は前フリで、まあ見れるけど特に面白くもないという感じだったのが、ちゃんと面白いアニメになりつつあるような気がします。

6話では「正直者の国」というタイトルから連想されるシンプルなギミックをイレイナちゃんの思い上がり、イレイナへの欲望に正直になってしまっているサヤなどキャラクターの話に昇華させており、ゲストキャラクターは寓話的な余韻を持つ。
ちゃんとおもしろい作りでした。

まだ勘違いがあるかもしれませんが、旅行記の形式には珍しくキャラクターを使い捨てしない、再会がドラマを作る形式にするつもりはあるように思えます。
2人以上のキャラクターの関係性こそがキャラクター商売の真骨頂。
もしかしたら面白いかもしれません。

暗い話の時にストーリー進行に夢中になってキャラがおざなりになる傾向があったのは不安材料。

9話は暗い話でしたが、3,4話と違いちゃんとした話。
少なくともイレイナちゃんがいる意味のある話だったので安心しました。
わからせられて落ち込んでるイレイナちゃんがかわいい。
お前そういう性格だっけって感じはしますが落ち込んだり泣いてる女の子はかわいいのでとにかくよいです。
{/netabare}

投稿 : 2020/12/21
閲覧 : 681
サンキュー:

10

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

勝手に酔いしれて、よく呟く魔女は誰でしょう?

 イレイナが魔女になることから始まり、旅をする先々でトラブルに巻き込まれるお話だったです。

 魔法に関連するトラブルが多い中で、等価交換がおこなわれるような展開が、毎回違ったり、良い終わり方も悪い終わり方もあったです。
 行く先々が後半になるにつれ、出会った人が再び絡んでくる展開が、運命なのか?必然なのか?な昔話も交えた展開も興味深いあったです。
 昔話が、イレイナのいる現在とどう関わっていくところなんかも、面白みがあったです。
 最終回は、特にこのお話らしい光景だったと思ったです。

 最後の最後で、{netabare}イレイナの旅はまだ終わらないというような、謎の伏線は{/netabare}何だったのかも、「私、気になります!」だったです。

 よく初めから、自分のことを美人だとか,きれいなだとかイレイナの性格が、まんま出ていたところも面白いです。

投稿 : 2020/12/20
閲覧 : 251
サンキュー:

16

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

喜びも悲しみも旅のまにまに

風の吹くまま気の向くまま。
魔女イレイナは今日も旅する。

イレイナのナレーション「この美女は誰でしょう。そう私です!」
いやー、もうハマったハマった。
こんな、ズーズーしい女の子大好きです。
それに、確かに美女なんで思いっきり許しちゃいましょう。

ニケの冒険譚に触発され、色んな国を旅するイレイナ。
様々は人に出会い、数々の体験をします。
それは、楽しかったり、考えさせられたり、時には悲劇も。
イレイナはその独特な感性で全部自分の糧にしているように思えます。

しかしまあ、このイレイナ。
変わった子ですね。
容姿もそうだけど、性格も魅力的です。

冷静さを失わず、淡々とそして可憐に。
正直で欲望のままに飛びまわる様は、自然そのまま。
感情の起伏はあまりないけど、それはそれでいいでしょう。

{netabare}最終話は大サービス回です。
16人のイレイナ!
声優さんの演技力、すごいです。
それにしても、ゲル状のイレイナとかグールのイレイナって。
でもまあ、美女だから許すけど。{/netabare}

ああ、2期始まらないかな。
そんなことを夢想しているのは誰でしょう。
そう私です!

投稿 : 2020/12/20
閲覧 : 359
サンキュー:

36

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魔女の旅々のストーリー・あらすじ

あるところに一人の旅人がいました。彼女の名はイレイナ。若くして魔法使いの最上位「魔女」となった才女です。幼いころに読んだ旅の物語に憧れて、流されるように気ままな長い旅を続けています。この広大な世界を自由に渡り歩き、わけのわからない可笑しな人や、誰かの美しい日常に触れながら、彼女は旅人として、これといった目的もなく、色々な国や人との出逢いを繰り返します。そして同じ数だけのーー「構わないでください。私、旅人なものですから。先を急がなければならないのです」そんな魔女イレイナが紡ぐ、出逢いと別れの物語…。(TVアニメ動画『魔女の旅々』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年秋アニメ
制作会社
C2C
公式サイト
majotabi.jp/
主題歌
《OP》上田麗奈『リテラチュア』《ED》ChouCho『灰色のサーガ』

声優・キャラクター

本渡楓、花澤香菜、黒沢ともよ、日笠陽子

スタッフ

原作:白石定規(GAノベル/SBクリエイティブ刊)、 キャラクター原案:あずーる
監督:窪岡俊之、シリーズ構成・脚本:筆安一幸、キャラクターデザイン・総作画監督:小田武士、コンセプトデザイン:内尾和正、総作画監督:矢向宏志/長森佳容/河野絵美/吉田巧介、魔法エフェクト監修:宝井俊介、色彩設計:高木雅人、色彩設計補佐:手倉森咲子、美術設定:滝口勝久、美術監督:合六弘、プロップデザイン:水村良男、3Dディレクター:向純平、撮影監督:桑良人/板倉あゆみ、特殊効果:イノイエシン、編集:柳圭介、音響監督:藤田亜紀子、音楽:AstroNotes、音楽制作:ランティス

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