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「憂国のモリアーティ(TVアニメ動画)」

総合得点
74.0
感想・評価
275
棚に入れた
1051
ランキング
956
★★★★☆ 3.7 (275)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

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憂国のモリアーティの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もっと私的アニメ感想簿73

コナン・ドイルの推理小説「シャーロック・ホームズシリーズ」に登場するホームズ最大の敵、ジェームズ・モリアーティ教授を主人公としたピカレクスアニメです。
当時のイギリスは貴族社会であり、その体制を打破すべく動き出す主人公の犯罪を描いてます。
ただ、彼が殺人という犯罪行為を行うのは、腐敗した貴族を相手にする時であり、虐げられた労働者の復讐のためであるため、犯罪を描きながらもある程度の爽快感を視聴者に与えてますね。

で、彼が主人公と言うことは
当然、ライバルであるシャーロック・ホームズも途中から登場してきます。
2期があるという事で、ホームズとの対決はまだまだこれからって感じなので、そこら辺は2期以降にに期待したいと思います。

ただ、このアニメ。
ちょっと難点があるんですよね。
それは・・・女性の出番が少ない(おいっ)
もっとハドソンさんを出さんかいっ!

ま、まあそれは我慢するとして(って、いいのか?)
どーしても許せない事が・・・
何故、声が大塚周夫さんじゃないんだ~~~~~っ(ん?)
衣装だってモリアーティ教授なら白いスーツじゃなきゃ(待て)
さあ、もっとまぬけ顔でペダル漕いで空を飛ぶんだーっ
(とかなんとか言っちゃったりなんかして by広川○一郎)

投稿 : 2024/10/24
閲覧 : 44
サンキュー:

5

ネタバレ

覆面反対 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神アニメ

ホームズとモリアーティの対決を後者側から見るという斬新なアニメ

モリアーティは三兄弟で、しかもイケメン若造…中核となる次男ウィリアムは天才数学者であり、クライムコンサルタント…金田一少年の事件簿で言うなら高遠遥一的存在

けれどその頭脳を決して私欲のために使わず、法で裁けない存在に鉄槌を下すために知恵をお貸しする…ロンドンの義賊

害悪となる貴族を抹殺し、階級社会をひっくり返して理想の世を作る…デスノートにも似た思想

OP,ED共にカッコよく、ウィリアムはそれ以上にカッコいい印象。これを超えるアニメはなかなか無いと思います

投稿 : 2024/04/18
閲覧 : 115
サンキュー:

2

ネタバレ

dossun さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

モリアーティの目指した社会

24年3月29日視聴済み。

<よかったこと>
・モリアーティとホームズの二人だからこそわかる価値観
・一期は義賊の姿、二期はモリアーティプラン始動
・モリアーティの自己犠牲
・ホームズの頭脳と苦悩する姿
・ロンドンの騎士は必見

<うーん>
なし

ホームズの宿敵のモリアーティが目指した社会とは、と考えらさせられた内容でした。腐敗した貴族社会を変え、差別のない社会を目指す、そんな理想を追い求めたモリアーティと名探偵シャーロックとの対決を描いています。
{netabare}内容を見たときには、思わずコードギアスのゼロを彷彿とさせました。自己犠牲によって、最終的には理想の社会の完結を終わらせるその姿は、涙なしでは見られません。そして、リアムの考えを取るようにわかってくれるホームズも唯一無二の親友という感じが憧れます。
特に見ごたえを感じたのは、「ロンドンの騎士」です。ロンドン社会を変えようと動く議員に降り注ぐ災難。そして、その清廉潔白の議員が落ちるさまを楽しむミルヴァートン。災難に遭遇し絶望を感じるホワイトリー議員の姿はグッと持っていかれます。{/netabare}

投稿 : 2024/03/31
閲覧 : 36
サンキュー:

0

ネタバレ

いさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

あれ?

面白いぞ?
『羊たちの沈黙』や『ダークナイト』パクったりとか
ツッコミ所は多少あれどプロットしっかりしてるし
2クール以内にうまくまとめてるし、ジャンプ系だからって
少々ナメておりました
ただ大げさな登場の割に恐喝コンサルあっさり殺しすぎ
生かしといて三すくみ状態にすれば三クールいけたかも
しかしもっと話題になっていいと思うけど
腐女子狙い臭かったの一般遠ざけちゃったか?

投稿 : 2024/02/25
閲覧 : 51
サンキュー:

1

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

英国を震撼させた大悪党に付け加えられた英雄譚

まず、本物語の主人公ウィリアムモリアーティは、シャーロックホームズに出てくる重要キャラクターをモチーフにしているため、シャーロックホームズを今後読む予定のあるかたは、モリアーティについて調べないほうがいいし、私が下記するレビューも読まないほうがいいです。
それが大丈夫なかたのみ、この作品に触れることをお勧めします

作画は安定しているし、音楽も作品のテーマによく合った曲だ。
シナリオや設定については、賛否両論になるのは当然だと思うので評価は難しい。

作品のタイトルにもあるように世界一有名な推理小説、シャーロックホームズのライバルとして登場する悪役モリアーティ教授を主人公にしています。
モリアーティと言うのはファミリーネームで、主人公ウィリアムモリアーティとその兄、さらにその弟の3人が主役となっており協力して貴族を断罪していきます。(3人兄弟というのは公式設定ではないですが、ファンの間で挙げられている有力な説のうちの一つですね)

※本家シャーロックホームズに出てくるモリアーティの設定をベースに、この憂国のモリアーティはキャラクター付けや犯罪に至る動機などを勝手に付け足したものであり、コナンドイル作品の設定とは異なる創作が多分に含まれていることには注意が必要です。
うろ覚えですが確か、シャーロックホームズの作中では、モリアーティが理不尽な階級社会の打倒などという大義名分はなかったように思います。つまり、この作品はモリアーティに犯行動機と大義名分を与え、美化しようとしているのが特徴です。こういった創作には反感を持つ方もいらっしゃるでしょうね。

モリアーティは「crime adviser」つまり犯罪顧問と自称している通り、
自らが手を下すのではなく、犯罪をしたい人に助言をして犯罪の手助けをする人です。犯罪幇助あるいは犯罪教唆になりますね。
当然ながら、日本でもイギリスでも犯罪教唆は立派な犯罪です。

基本的には悪党貴族に非合法な方法で天誅を下すダークヒーローという描かれ方をしていますが、どれだけ正当化してもやっていることは犯罪に他なりません。また、恨みのある人物をたきつけて自分の手を汚さず犯罪を起こさせるという手法は、いくら大義名分があってもあまり好感の持てることではないですね

あの程度の騒動を起こしたところで、特権階級の廃止にはならないですよね
イギリスの階級社会はイギリスのアイデンティティと言っても過言じゃないくらい強固で伝統的なものなので、破壊活動続けるくらいじゃ絶対廃止になんてならないですよ、やるなら民衆に啓蒙活動して地道に革命の種を植え付けるしかないと思います
彼の起こしている犯罪教唆は、階級社会の打倒という大義名分に見合わない
そこが残念なポイントでしょうか。

まず、知らなくても作中である程度語られますが、この作品を見る前にイギリスの階級社会についてある程度知っていると、貴族やモリアーティなどが何故そのような行動や言動をとるのかが理解しやすいかと思いますので、身分制度についてまとめました。
ネタバレはありませんが長くなるのでネタバレタグで畳んでおきます。

{netabare}
イギリスには実は現在でも階級社会は残っており、上流階級、中流階級(上位・中位・下位)、労働者階級の5段階に分かれております。
上流階級は1割未満、中流階級は3割程度、労働者階級は半数以上という構成です。

現在ではだいぶ緩和はされているものの、階級の意識は英国人に根強く残っており、異なる階級の人と交流はあまりしないそうです。
また、一代で巨万の富を築こうが、名声をえようが簡単には上の階級になりあがることはできないようです。

上流階級は王族、貴族、聖職、地主と言った大昔からの特権階級で、中流階級は元々農民だったが18世紀の産業革命で財を成した成り上がり一族、そして労働者階級は農民あるいは炭鉱掘りだった一族です。
その階級のまま固定され、現在でも生まれた瞬間に階級が決まっています。
もちろん弁護士や医者や議員など評価の高い職業についている人は中流階級の中でも上位として評価されるなどの小さい変化はあるようです。

上流階級は先祖代々続く立派な邸宅と土地を所有していますが、莫大な相続税がかかり、土地や資産を運用していますが相続税に苦しみ、中流階級よりも貧乏な上流階級は珍しくないそうです。
大学に身分は関係ないのですが、オックスフォード等一流大学に行くには事実上、私立学校に入る必要があり、学費が非常に高く、低収入が多い労働者階級には手が届かないため一流大学に行くのは実質的に中流以上でないと無理なようです。

あとは階級によって言葉の発音が違うようで、労働者階級の言葉は上流階級が使う英語とは発音が違います。そのため上流階級の人は労働者階級の英語を聞いても理解してくれないんですよ。当然ながらイギリスからアメリカへ渡った人達は中流~労働者階級が中心のため、上流社会の使う英語とは別の発音の英語がアメリカで広まりました。そのためイギリス上流階級の人にはアメリカ英語が通じません。よくイギリスでは英語が通じないと言われる根本的な原因は階級社会にあるわけです。

その他にも、文化や習慣、生活スタイルなど何から何まで上流階級はどこまでも上流階級で、庶民の文化に触れない人も多いようです。どれだけ貧乏だろうが上流階級は上流階級なのです。
これは純粋に職業や経済力で社会的地位が決定しがちな多くの国の人にとって理解不能な感覚でしょうね。
21世紀になった今でもこれだけ違うイギリスの階級社会。
当然ながらホームズやモリアーティが活躍した19世紀後半~20世紀の時代は今よりもっと階級の区別は明確であったはず。

基本的にシルクハットは肉体労働には邪魔ですから、シルクハット=肉体労働する必要のない職業あるいは地位ということです。
社会的にどれだけ高ければシルクハットが許されるのかはわかりませんが、ある程度の社会的地位がないと被らないはずです。

フランスはフランス革命によってこういった特権階級は廃止されています。
イギリスはフランス革命が起きなかったから今でも階級が残っているのです。
{/netabare}

上述の通りイギリスにおいて階級と言うのは覆しようがない絶対的な指標なのです。
この話はそういった歴史背景を反映しておりますが、実際のところ貴族がみんながみんな作中のように厚顔不遜でどうしようもないクズなのかというとそうではありません。
もちろん中にはああいうクズもいるでしょうけどね。

主人公と弟は元々は孤児ですが、モリアーティ家に入ることで貴族となりました。
モリアーティはそんな伝統ある英国階級社会を壊そうとしたわけであり、「英国版フランス革命」を体現したキャラクターなわけですね。
それはシャーロックホームズによって防がれたわけですが。
ちなみに彼の宿敵、ホームズもシルクハットを被っている姿から分かるように上流階級の人間です。

前置きが長くなりましたが、モリアーティに大義名分を与えるために作中では階級社会が悪だという印象を強く植え付けようとしている部分はちょっといくらなんでもイギリスに失礼ではないかと思うのですが、
実際に今でもイギリスの一部の上流階級の人は、上流階級以外や他国民が使う英語を下品だ、訛りが酷いと言って嘲笑する人が結構いるんですよね。
憂国のモリアーティ以外にも、イギリスを題材にした映画には結構そういう描写がある作品あります。
基本的には英国紳士の言葉通り、誇り高い方が多いんでしょうけど、そういう一部のどうしようもない人のイメージが強いのは嘆かわしい限りです。

主人公は言わずと知れた大悪党のため、やっていることは紛れもなく犯罪であり、決して世間から評価されるような行為ではないですが、この作品のモリアーティの目的は階級社会の破壊であり、すべては貴族という特権階級を引きずりおろすための行動であるようです。
その手段が犯罪行為であるために、世間的には大悪党という評価になってしまいますが、恐らくは強引な手段を用いなければ何も変わらないからこうなるのでしょう。実際、今でもイギリスには階級社会が根強く残っているわけですし。

そういった悪役の行動理念にスポットライトを当てたのは面白い。
もしも彼の革命が成功すれば、彼は一部の不満を持つ人間から英雄として祭り上げられることもあるかもしれない。
だが、革命に失敗した時点で彼は英雄ではなく大悪党でしかない。
いつだって歴史は、勝者のために存在する。敗北した者には歴史を語る資格は与えられない。

原作通りなら、最終的に失敗するはずだ。
元々は作者が相討ちという形でシャーロックホームズの物語を終わらせるために生贄として誕生させられたラスボス。
ただの基地外な犯罪を美談風に描こうとするこの作品に対する評価が分かれるのは当然のことだと思う。
国からは大悪党として断罪されても、一部の人々にとって彼は確かに英雄なのかもしれない。

まだまだ彼とホームズの対決は始まったばかり、原作通りならシャーロックホームズと相討ちという形で革命は未遂に終わるのだが、この話も同じ道をたどるのでしょうか?

分割2クールの前半ということで後半はホームズとの対決に注目したい。

投稿 : 2024/02/05
閲覧 : 313
サンキュー:

26

きゅん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良かった!満足。

世界観も良いし面白かった

投稿 : 2023/12/21
閲覧 : 72
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

満足!

満足するおもしろさ〜

投稿 : 2023/12/20
閲覧 : 31
ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ホームズ二次創作としては中々良かった

シャーロック・ホームズ最大のライバル、モリアーティー教授を主人公にしたピカレスク系?全24話。

【良い点】
英国の腐った貴族階級社会(あくまで本作と主人公視点)を、モリアーティー一味が義賊として完全犯罪で成敗する勧善懲悪
で分かり易く進行しつつ、本命は彼らの魅力や関係性を展開していくキャラ萌え作品。キャラデザは十分イケメン。
階級闘争だの犯罪ミステリー辺りは本作の本命ではないのは、割と早い段階で分かる。

大英帝国を舞台とした物語としての雰囲気も良好。

二次創作の題材として大勢力なシャーロックホームズ、モリアーティー教授を、少年漫画(やや女性向け?)に再構築した
コンセプトが上手い。
謎多き犯罪紳士の背景を独自解釈で描く、幼少期に養父貴族を謀殺して貴族の実子である長兄を陰謀に引き込む件でインパクトは十分。
ホームズを筆頭に二次創作としてキャラ付けが上手く、軒並み魅力的。原作の強み、華のあるキャラ層の厚さを活かせている。
特に主人公ウィリアムと兄第一な弟ルイス、ホームズとワトソン、
そしてメインであるホームズとウィリアムといった複数軸のブロマンスありあざとい。
女性視聴者は勿論、自分のような男子視聴者にも見所が多かった。凄腕老執事のモランなど、モリアーティー一味の関係性がステキ。
回が進む程にモリアーティー一味に感情移入させてくれる。

女性陣もハドソン婦人が妙に可愛らしくて萌え。あすみすボイスがハマっていた。
特にアイリーン・アドラーは非常に良い女、モリアーティーとホームズ双方にとってのメインヒロインの風格十分だった。

ストーリー面ではボヘミアの醜聞を巧みに解釈してモリアーティー教授とも絡ませた展開は見事だった。
陰謀劇としてのスケールが大きく、かつホームズも含めて各キャラの魅力がちゃんと出せている。
終盤はやや急ではあるものの、シャーロキアンたちの解釈の中でも代表的な仮説(想像?妄想?)を採用、
全24話で綺麗に物語を締め括った。完成度は高い。

【悪い点】
個々の犯罪劇は陳腐。底の浅いテンプレなゲス貴族を成敗は王道だが陳腐、トリックや推理も今一つ。
頭脳戦の面白味は今一歩で、モリアーティーとホームズの対決がやや地味だった一因。
モリアーティー側はまだ良いが、ホームズの見せ場があまり無い。
ホームズの見せ場が足りないため、ウィリアムとのブロマンスもやや盛り上がりに欠いた。

モリアーティーたちの階級闘争に関してはあまり興味を持てず。
貴族側の描写がテンプレなのもイマイチ乗り切れない一因か。
ここは本作の本命ではないのは分かるが、キャラの見せ場に直結する要素ではあるので、ここが地味だったのは泣き所。

ウィリアムは魅力的ではあったが、終始底を見せず、結果、淡白な印象。
革命家としての情熱も、悪の美学も、中途半端だった。
後半〜終盤、結局は自己犠牲の聖人ぽいキャラクターであったが、悪のカリスマとしては微妙。

終盤のミルヴァートンとの対決が竜頭蛇尾で期待ハズレ。
ミルヴァートンの方が、実は正義なモリアーティーよりも悪のカリスマとして際立っていただけに惜しい。

【総合評価】6~7点
ホームズ二次創作の2クールアニメとしては良く出来ている。スマッシュヒットしているのも納得。
肝心のモリアーティーに関してなど物足りなさは否めないが、キャラ萌え作品として許容の範囲。
評価はとてもは付かないが「良い」

投稿 : 2023/09/20
閲覧 : 75
サンキュー:

4

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

悪を成敗

クソみたいな貴族を賢く消す。

貴族に何かしら恨みを持つ、一般庶民の依頼を受けて、気付かれないように消していく。
賢いモリアーティたちの頭脳プレイ。

投稿 : 2023/08/09
閲覧 : 65
サンキュー:

1

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

外見的には女性向けだが、男も楽しめる推理もの

推理とか復讐とかそういうのが合わさってるので
黒執事を見る感覚に近いかも

黒執事は西洋ファンタジーで
男も見てて楽しいって感想多かった

これも同じで
見た目的には女性向けだが、基本的にはシリアスな背景があるんで
バナナフィッシュとかと同じで楽しめると思う

推理といったけどそこまで深い推理が入ってる訳でもないのでおすすめ

投稿 : 2022/11/03
閲覧 : 170
サンキュー:

3

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

目的は手段を正当化する

原作未読 そういえば原典も未読


 これはかの名探偵シャーロック・ホームズをすら翻弄した
 犯罪狂モリアーティ教授の物語


海外ミステリだとアガサ・クリスティは読んだことあるけど超有名なシャーロックホームズは未経験です。おおむね三毛猫ホームズ止まりな私。
その赤川次郎氏の連作『三毛猫ホームズ』だって数多あるオマージュ作品の一つ。アニメでも“家頭”と書いてホームズと読ませる京都の骨董品屋のお話をついぞ最近やってたり。ホームズの冠をつけなくても『ミシシッピー殺人事件』たしか助手の名はワトソン、と匂わせグレーゾーンを漂ってみたり。この二人の名前を出しとけば謎解きものであることを万人に共有せしめる現代用語の基礎知識。

とどのつまり説明不要な名作をモチーフにしてるわけで。そしてこの私。ホームズとワトソン君とベイカーストリート何番は知っているものの本作の主人公モリアーティは初耳。
知っていれば視聴前にもろもろ脳内整理できたかもしれません。あ、そういう人がいるのね~とニワカ全開で本編突入しました。

原典の挿絵みると禿茶瓶なおっさんですが、本編はそのおっさんの若かりし頃ということでブロンドイケメンになってます。こういうの元ネタ知ってると差分を楽しめそうですね。

 主人公の敵役で稀代の悪党の前日談

STARWARSのepisodo1であのダースベイダーの幼少期をかわいらしい少年が演じたのと同様に、人は無垢で生まれ何かのきっかけや積み重ねで進んではいけない分岐へと歩を進めた物語になってそうです。「なってそうです」と推定なのは分割2クールの前半だから。断定するにはちと早いのでお預け。
彼(モリアーティ)にとってのきっかけは『階級制がもたらす不条理』ということになるのでしょうが、そこの描かれ方を好意的か否定的かどのように捉えるかによって作品評価が分かれそうな印象です。私はやや好意的に捉えた側。来たる後半戦も観るつもり。

原典をご存じの方はその差分を探ってもよし
私みたいなニューカマーは100年前の英国の空気を浴びにいく心持ちでよろしいかと。

ちなみにタイトル『憂国のモリアーティ』。
どこらへんが憂国かをなんとなく理解できる仕様になってるのは好感です。
リスクを丁寧に潰していき真相に迫らんとする探偵ホームズと、完全犯罪をもくろむモリアーティ。方向や立場は違えどアプローチは似たようなもんだというツボもおさえておりますね。
奇抜さよりも丁寧な仕事。作中のライバル二人の仕事ぶりよろしく、アニメ制作もなんやら怪しいとこありますが少なくともきっちりやろうという姿勢はうかがえた手堅さを感じる一品となってます。


なお、CVさん歌唱の主題歌は映像含め楽しめました。
{netabare}ゴールデンカムイ尾形弟の役をされてた方ね。いい声だわ。{/netabare}



※ネタバレ所感

■目的は手段を正当化する

謎解きよりも稀代の犯罪者の生成過程に興味が向いた本作。スパイスとなるはイギリスの階級制度。

 なんでこの人そうなったん?

共感はできませんが説得力はあったかなぁ…。

{netabare}貴族階級の傲慢さへの怒り。それを許してる社会への怒り。根本となる階級制度の破壊を志向していくことになります。階級制度そのものについては長くなるので割愛。

受け取ったメッセージひとつは破壊志向、アナーキズムの限界といったらいいでしょうか。とある不満があったとして「それを破壊orガラガラポンしちゃえ!そしたら万事ハッピー」って発想は規模が大きくなるほど難易度が増し国家規模ではまず不可能。やらかしたら歴代とてつもない混乱を経て落ち着く以外に例外はなし。フランス革命もギロチン送りしてすぐ革命勢力は瓦解したでしょ? 明治維新だってガラガラポンに見えて禅譲だし、それでも鳥羽伏見や戊辰戦争が起こるくらい急激な変化には相応のハレーションがつきものです。現実は粘り強く改善するのが近道だったりします。
それ(地道な改善)を放棄したらこうなりました!がモリアーティだったかと。起点は“憂国”で理想をぶつ姿に魅力を感じるやもですが、実際の行動は崇高(仮)な目的と合致してません。しまいには目的そっちのけに見えてしまってるところが“あるある”だなぁと思って眺めてました。そのうち“貴族”だけがターゲットだったところから“労働者”に刃が向くんじゃねーの?と予想してます。手段が目的化することで本末転倒になる。その時のモリアーティ一派の心情の機微に注目したい。{/netabare}


{netabare}ふたつめは善意の思考停止。来たる後半ではモリアーティ家の義憤にかられたお兄ちゃんにも注目したい。冒頭、モリアーティと共謀し自分の家族をポアしちゃった少年です。高貴なお方がもつ富める者特有の後ろめたさからのダークサイド突入。西園寺公一や近衛文麿なんかそんな感じでしょ? 前者は意図的、後者は無自覚に国家を破壊へと導いたってのが一般的な見解です。ヘタに力があるだけに悪影響は絶大なのよね。
だからこのお兄ちゃんに「で、英国の階級制はどうなったん?」と当初の目的に関しての結果報告を求めたいですね。きっと答えられないか「道半ば。俺たちの革命はこれからだ」的回答になることでしょう。彼らが軌道修正する可能性はゼロに等しく、常に搾取されていると自己肥大化させ続けているのです。犯罪を正当化する理由なんてないのにね。

あくまでモリアーティ視点なので貴族階級層の人間が持つ良い点、ノーブレスオブリージュみたいなのに作品では触れてません。目が曇り見えないのかあえて蓋をしてるのか、おそらく両方あるのでしょう。
ノーブレスなんちゃら“持てる者の責任”と言われてピンとこないかもしれませんが、直近なら鬼滅の煉○さん思い出していただければよろしいかと。あれがノーブレスオブリージュの好例です。
さすれば少しは貴族層に好意的な視線も注がれそうですが、彼らがそうなることはなく、支配構造を終わらせるには、敵を倒し、社会を変えるしかないとの思考から抜け出せません。妥協したら引きずりおろされますからね。そもそも支配者階級と彼らが考えている層を“支配を維持・強化することしか考えていない悪人”と捉えています。となれば耳を塞ぎ純化の道まっしぐら。
そして倒した後のことは考えてません。“倒せば良くなる”それだけ。
後に控えるさらなる受難そっちのけで○獄さんに向かって「偉いんだからてめーが責任取れ!タヒんでこいや!」が基本姿勢の彼らに一般人はドン引きすることと同じです。{/netabare}


{netabare}最後みっつめは犯罪コンサルタントというポジション。いいですよね姑息で(笑) 当事者にならず批評家のポジションに安穏とする。ここはシンプルに“四列目の男”。モリアーティその人は、お遍路好き元総理のものすごく頭の切れるバージョンにしか見えなかった私でした。
だってすでにブロンドイケメンな若い頃にホームズと交錯していて、禿茶瓶になる程の年月を重ねるまで逃げおおせたわけでしょ?(適当) 改革を口では標榜しそれでいて矢面に立たない。いくらイケメンで弁が立とうが私は信用しません。

そこはしっかりと悪人に嫌悪感を抱かせる仕上げをしていたともいえ、キャラ設定よい感じでした。{/netabare}



階級社会へのアンチテーゼはまあよいとしてその解決に導く方法論が間違ってると思わせる一品。
だからこそキャラの口からあちら界隈の用語でいう“総括”を聞いてみたい。

 アンチ貴族社会の理念のもとに行動した結果有効打を打てたのだろうか?

そしてそのしどろもどろの言い訳をニヤニヤしながら「まあそのへんがきみらの限界だよね」と侮蔑する未来を想像しながらSっ気全開で待機します。
{netabare}…とここまで煽ったところで語られることはないでしょうね。逃亡/責任回避は彼らの常套ですから。{/netabare}



視聴時期:2020年10月~12月 リアタイ   

------


2021.02.28 初稿
2021.09.30 修正
2022.06.02 修正

投稿 : 2022/06/02
閲覧 : 973
サンキュー:

42

ゆらゆら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

面白い!けど惜しいような

dアニメで一気見
評価が難しい
序盤の入りや世界観はとても好き、面白い
2クール目の14話まで面白かった
(このあたりまで先に進めるのが嫌で2周した)

それ以降は個人的に微妙な回が続いた

最終回は一応まとまったので
完走して悪い気分にはならなかった
序盤の展開がとても面白かったので自分の中で勝手に期待値が上がったかな


追記 調べると、アニメと漫画で違う部分が多いそうなので漫画を履修することにしました
あれこれ言って色々興味が湧いてきているので好きな作品になったのかもしれません

投稿 : 2022/05/15
閲覧 : 288
サンキュー:

2

ゆん♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

モリアーティ側からのホームズ♪

ホームズ大好き♪なのでホームズ目当てで見始めたけど、モリアーティ一味が魅力的過ぎてめっちゃ面白かった!

正統モリアーティ(お兄ちゃんv)が実はまとも(?)だった!!??
次男入れ替わり劇とかなんかスカッとしたっていうか。

正典ホームズも踏まえててお話も面白かった!

お気に入りはやっぱりお兄ちゃんのアルバート。
そしてセバスチャン、ホームズかな~

投稿 : 2022/02/17
閲覧 : 246
サンキュー:

2

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あぁ、分割かぁ。

原作未読(2021.2)
皆大好きシャーロック・ホームズ。見事な推理で難事件を解決する英国を代表するジェントルマン。相棒ワトソンと今日もロンドンの街を紳士然と闊歩します。宿敵モリアーティの痕跡を探して・・・。

という王道の推理モノではなくどちらかというとモリアーティが目指す己の理想の為に正義等という曖昧なものを掲げるのではなく「計算された悪を持って根本的な悪を制す」といったダークヒーロー的な作品です。
分かりやすく乱暴に例えると「デスノート」のキラがモリアーティ、Lがホームズといった感じでしょうか。ただ「デスノ」みたく二人の頭脳戦に焦点を置いた作風ではなく(あくまで前半を観た私感であり今後の展開はわかりません)、モリアーティと理想を同じくする仲間達がいかに世界一の大英帝国に蔓延る闇を暴き浄化していくかが本筋と思われます。
ホームズの宿敵、モリアーティ教授がその悪魔的思考を世直しの為に使ったら・・・そんな感じですかね。裏で「必殺お膳立て人」というコンサルもしています(笑)。


私のツボ:EDの少年時代の3人が可愛い

分割2クール目視聴済(2021.12)
う、うーーーん?終わり?原作は続いてますし確かに切りがいい所とは思いますが・・・。
{netabare}多分原作コミックだと14巻までになるのかな。2クール目スタートから日笠ボンドとかやばい爺さんとか仲間が増えてこれからこのメンバーで悪を懲らしめる大活劇に全く紳士じゃないホームズがどう絡むのかと楽しみにしていたんですが・・・MI6創設しましたーって「007」の話にでもするのかな(笑)。個人的にはちょっと肩透かしだったかな。{/netabare}
原作未読なんでアニメの進捗が駆け足なのか、エピソードを省略したのかは解りませんがちょっとあっさりしすぎません?大英帝国ですよ?世界帝国ですよ?うーむ、ちょっと残念かな。キャラ割と好きなんだけど。

私のツボ:大英帝国が箱庭みたいなスケールに思える。

投稿 : 2021/12/21
閲覧 : 435
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7

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2期含め視聴必須

産業革命時の中世ヨーロッパの封建社会の衰退、腐敗した階級制度を崩壊させるためモリアーティーが社会悪として犯罪で革命の一つを担う話。
前半は必殺シリーズ的な恨みを買って晴らしてあげる、モリアーティがいい人に見えてしまう話だが、7話目のホームズ登場から面白くなる。
とはいえ1期は11話で盛り上がってきたーってとこで終わるので2期を含め視聴しなくては内容がわからない。


2期と併せの評価で81点

投稿 : 2021/12/20
閲覧 : 271
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2

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

悪徳貴族に天誅を

【総合評価☆☆☆】
 悪の帝王モリアーティは、ミステリー執筆に飽きたコナン・ドイルが、ホームズの最期に相応しい敵役として登場させた急造キャラ。人物像は類型的で設定に無理があるが、そのことが逆にシャーロキアンたちを焚き付けた。「ホームズがわざとモリアーティの人物像を歪曲したのでは」「彼が関与した事件は政治的意図で隠蔽されたのかも」---そんな議論が戦わされ、多くの作品に原作小説とは異なるキャラとして登場する(私は島田荘司の爆笑パロディが好き)。本作も、そうした「モリアーティ異聞」の一つで、『必殺シリーズ』よろしく、法律で裁けない悪徳貴族に天誅を下す姿が描かれる。
 モリアーティとは何者かを語る冒頭の5話は、文句なく面白い。中でも、第4話「希少な種」と第5話「橋の上の踊り子」は、短編ミステリアニメとして傑出した出来である。ホームズのキャラ設定がやや平凡で物語も大味になったため、第6話以降はそれほど関心をそそられなかったものの、 脇役の描写はかなり凝っている。特に、原作ではホームズの賞賛に値する女性とは思えなかったアイリーン・アドラーが、共感できる人物として思い入れたっぷりに描かれる。ただ、マイクロフトはイケメン過ぎるような気もするが…。

投稿 : 2021/09/25
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4

ネタバレ

仁烏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

好みの設定

何とは言わないけど、あれに似てる。
好きな設定だから面白かった。
人物の描き分けがイマイチだから、見た目での把握が難しかった。
貴族に限らず、生まれで差がつくのは遺憾ではあるけれど、現実問題どうにかするのは無理だと思うのがまた悲しい…。

投稿 : 2021/08/25
閲覧 : 349
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1

ネタバレ

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1話目からめちゃくちゃ面白い

ホームズシリーズの悪役であるモリアーティを違う視点から描いている点が面白かったです。
かっこいい男性キャラがたくさん出てくるので女性向けっぽいアニメですが、内容はちゃんとしてるので安心して観てください。3話ぐらいまで観て面白いと思わなかったら切っていいです。個人的には1話目からめちゃくちゃ面白かったです。
{netabare} Daigoが炎上中に視聴したので割りとタイムリーな内容で楽しめました。 {/netabare}
ストーリー重視の一般向けアニメだと思います。

投稿 : 2021/08/24
閲覧 : 292
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2

ネタバレ

hige3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

シンプルに良作。見やすく、わかりやすい。

あの有名なシャーロックホームズの名悪役。モリアーティ教授を主人公に描いたシャーロックホームズの裏設定的なアニメ。

超有名作ですが、原作を読んだことがあるという人はあまり多くないのではないでしょうか。(私も未読ですが…)憂国という言葉、モリアーティの思想、理想は最初の2話で十分理解できました。そういう意味でも物語の作り方が上手なのかな。とってもスムーズに物語に入ることが出来ました。

モリアーティが目指す思想や理想を追い求めるための手段は「犯罪」それを追いかけるシャーロックホームズという名探偵。悪役目線のリメイク?というような作品です。サスペンスアニメになるのかな?

基本2話完結する物語が多く、テンポもよく見やすいです。久々にスマッシュヒットな作品に出合えてホクホクと1,2クールぶっ通しで見せていただきました。全体と押して最後まで綺麗に終わり,2期25話で作っているので物語を急いで駆け足になっている感もなくその点もgood。

しいて言えば、やはりモリアーティのカリスマ性があと一歩。もっと巨悪であり、もっとカリスマであり、もっともっと背筋が凍るような凍てついた人物であってくれれば私的には良作を超えて、私の中での超ヒット作品になったのですが…まあそれは個人的な趣味かもしれません。

悪事の先にある美学。
悪意の中にある善意。

そんな感じです。

投稿 : 2021/08/15
閲覧 : 304
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2

ネタバレ

リタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

美しい

作画に音楽がとても美しくて素晴らしい。さすがの会社!

ホームズの悪役を主人公側に置き換えて展開される、悪は悪だけど肩入れしたくなるような繊細な描写がとても良い。

前半はゆっくりとした時間の流れでストーリーも分かりやすく、とても美しいキャラと作画を堪能する事が出来る。

だけど後半あたりになると一気に進み過ぎて、新キャラなどが折角絡みもっと深くて面白くなるだろうに、駆け足になっていて勿体ない。

原作が未完なようで、アニメオリジナルの展開なのかな?
それでも2クールと枠はちゃんとあるように思えるけど、コ○ンのように前後篇になってしまう濃い回が多いので24話にまとめ足りない感じ。

続編はなさそうなので、もう少し、せめてあと1クールくらいゆっくりと物語を綺麗に終えてほしかったなーと思った。

投稿 : 2021/07/19
閲覧 : 250
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1

あばばば さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

序盤中盤終盤スキがないと思うよ

序盤と中盤は普通に面白く終盤から終わりまでしっかりできてて最後の終わり方もよかった

投稿 : 2021/07/12
閲覧 : 319
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2

さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

序盤と中盤はおもしろい

序盤と中盤は面白かったですが、後半本編に入ってから一気につまらなくなりました。
後半、主人公のモリアーティが悲劇のヒロインぶってるので見てられませんでした。
特に最終話はつまらなすぎて最後まで見ることができず、一度時間を置いてから続きを見ました。

投稿 : 2021/07/12
閲覧 : 356
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1

やまびこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

物語としての完成度は非常に高い!

そこまで期待してなかっただけにすごくよかった。

投稿 : 2021/07/04
閲覧 : 317
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1

あーちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

まだ1期を見てるけど、これは面白そうな予感。

1話目ではどういう話になるのかわかりにくかったけど、見ていくうちに目を奪われる。

投稿 : 2021/06/30
閲覧 : 330
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8

ネタバレ

saitama さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

モリアーティを主人公に。空想なれど設定の細かさが凄い。

原作未読

シャーロック・ホームズの最大のライバル、モリアーティ教授。そのプロットから、モリアーティを主人公にした物語かぁ。悪くない。

完全犯罪ならば犯罪ではない…的な発想は、モリアーティっぽいのか? は分からないが、いい着眼点。

■1話視聴

主人公とその周囲がカッコいい。女子受けしそうな。物語としては、推理の進め方がまんまシャーロック・ホームズ。まあ、ライバルなのだから、同じ推理工程なのはあり得るなと思う。

1話の最後、とくにモリアーティの犯罪グループに参加するわけでもなく、自分で敵を討つ、DIY必殺仕事人的な。本家の必殺仕事人は依頼者全員死ぬので、それはよりはずっとマシ。

とくべつ衝撃はないけれど、「おー」と今後も観ていきたい。


■2話視聴

貴族の中から犯罪者が生まれたのではなく、知識があり、頭脳明晰で、確固とした哲学を持つ主人公に貴族のパトロンが協力することで、犯罪卿モリアーティが誕生する。

その協力過程でパトロンは貴族の家族を排除することで、新たな家族としてモリアーティを引き入れる…。

1900年代のロンドンであれば、DNAもなく、貴族への捜査も限定的となる。それであれば、人が入れ替わってもそれが露呈することはない。

設定としてよく練られている。ただ、例え頭脳明晰の天才だったとしても、知識をあそこまで詰め込めた秘密が不明なのは、今後明かされるのだろうか? そこは唯一気になる。


■11話まで視聴

いやー、面白い。

途中からホームズが出てきたが、ホームズは労働者階級で、ちゃんとワトソンはアフガン帰り。
しっかりとコナン・ドイル原作のプロットを活かしつつ、原作にはなかったキャラクターになっている。

そして、同じように天才で、捜査手法も同じ。
ただ、モリアーティはあえて犯罪者心理からルートをたどるあたり、面白さ倍増。

ホームズとモリアーティ、ふたりの船での出会い方もいい。ちゃんと、ホームズの人物推理で出会うあたり、原作でホームズが自分に会いに来た人間観察&推理の部分を上手く使っているのがわかる。それは一例で、本当に原作にあるものを丁寧に利用している。

この作品の漫画原作者は、コナン・ドイル原作をすごく大事にしているのだろう。
原作をよく理解しているからこそ、設定の取捨選択が上手い。
「このエピソードと設定はあそこから利用かな?」と、小学生の頃、放課後の図書館でコナン・ドイルをめっちゃ読んでいた頃を思い出した。

そのうえ、シャーロック・ホームズの兄がいて、MI6所属、さらにモリアーティの長男も絡みだす。
あまりにも面白いオリジナル追加設定で、ついつい、漫画原作を調べてしまった…。

そうしたら、ジャンプスクエア連載作。やはりジャンプ原作は競争率高いなかで連載を勝ち抜いているだけあって、本当によく出来ている。

推理モノは設定と手法が本当に重要だから、この作品は秀作だと思う。

淡々とストーリーが進むので、声優にキャラがつきにくいのは仕方ないが、評価は難しいところ。もうちょっと各キャラの声に艶があると良いかも。これは求めすぎか…。


■17話まで視聴

2期へそのまま移行。

途中から新たなキャラとしてジェームス・ボンドが登場して、さらに面白くなった。

コナン・ドイル原作と大きく違い、モリアーティは英国政府と組んだ側、ホームズは既得権益(ヤード)のなかにある正義と組んだ側となった。

この作品が凄いなと思うのは、時代考証と設定をすごく作り込んでいること。

17話で出てくるガトリングガンはアメリカで発明家ガトリングが1861年に発明、機関銃にそれが移行するまでの1911年までアメリカで配備された。

で、コナン・ドイル原作でモリアーティ教授と対決するのは1891年。つまり、秘密兵器のようにヤードが使うガトリングガンの登場はおかしい訳じゃない。

ジャック・ザ・リッパーの事件は1888年で未解決。これも時代的にピッタリなので設定に取り込んで不思議はない。

時代が違うのはジェームス・ボンドだけだが、あえての19世紀後半にジェームス・ボンドが登場したら、こういう設定だろうと、武器などが登場する。

とことん設定にこだわったことがわかる。

こういう細かい部分への配慮が、リアリティを良い感じに生み出す要因となっている。設定の大事さがよく分かる。


■最終話まで鑑賞

観終わった。まあ、脅迫王ミルヴァートンがしょぼかったり、最後は誰でもわかるような生き延びる決着だったのはイマイチだったけど、全体は良かった。

最後は原作は続いているようだし、まあ、ああするしかなかったかな。

投稿 : 2021/06/30
閲覧 : 588
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9

ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

各話ごとの感想かな?

イギリスの作家で脚本家のアンソニー・ホロヴィッツの小説に「モリアーティ」というのがあるのだそうです。それは未読ですが、ドイルのホームズシリーズからのスピンオフ小説みたいです。この「憂国のモリアーティ」はそれに影響を受けて作られたものでしょうか。機会があれば読んでみたいですが、当方ドイルのものも満足に最後まで読んだことはありませんので、その筋の専門家には間違いを指摘されるレヴューしか書けないと思います。推理作家のほとんどが敬意を払っているホームズものに列される作品、さてどう今回は作られるのでしょうか。

あにこれ登録後の作品なので、各話感想で追っていきたいと思います。

第一話{netabare}

プロダクションIGは今期がこれが看板ですかね。作画演出ともメインの扱いな気がします。ただ標準かなあという感じ・・・・。話も後味が悪いなあ。様子見って感じですかね。確かに女子受けはするとは思いますが。この主人公に思い入れできるかどうかがファンになれるかどうかの分かれ目でしょう。私は悪いけど、いろいろな点でだめだった・・・。まずい事に、本家イギリスBBCで製作の「コナンドイルの事件簿」をGyaoで視聴済みですからね。どうしてもそれと比較してしまいます。実写ドラマと比較するなと言われそうですが。チャレンジしているところは認めますよ。ううーん、1話切りはしたくないのですが・・・・。見ていて心がざわつく作品を、続けて視聴するのは大変かなあと・・・・。すいません、個人的な意見だけで今回書いてます。 {/netabare}


第二話
{netabare} 二話(実質1話?)になって、物語背景が出て来てわかりやすくなってきました。元孤児という設定だった主人公、幼年時代の話は「ロミオの青い空」的で、わりとすんなり入り込めました。この作品は原作がジャンプSQ連載らしいですね、ちょっと和月先生のイギリスものっぽい感じもあった。孤児なのに大人顔負けの博識というのは、某コナンみたいで子供にもアピールできそう。ただ青年になってからだと、その引きを続けるのは苦しくて、どうなっていくかと思います。イギリスが大英帝国時代の設定は、今後いろいろと伏線になってきそうで面白いです。作画も安定してきましたし、今後どうなるか楽しみになってきました。ただピカレスク設定がどう転ぶかと思って、あまり拒否反応にならないといいと思います。 {/netabare}

第三話
{netabare} 演出効果で黒毛虫が使われていたのは、「悪の華」みたいだった。「悪の華」はラストがよくなかったけど、演出的には高度だったと思うから、参考にしているとしたらいい事かも。まあ好き嫌いはあるものだったけど。それにしてもウィリアムはいつもコンサルタントということで実行犯ではないという立場、今後どうなっていくのかと思います。アルバートは今のところウィリアムの資質に惚れこんでいるから、保護しているのだけど。犯行の仕方については、この時代のガス灯の仕組みとか調べて使っているのは、頭がいいと思いました。作画も安定していると思います。やっぱ今期はこれが一押しになるかな私は。最初のPV見た時の印象もそうだったからなあ。 {/netabare}

第四話
{netabare}ウィリアムがイギリスの地方都市に数学教師として赴任したところから話ははじまり、ある子爵家の子爵と使用人のバートンとの確執の話になっていきます。話の展開が、バートンの奥さんの女性のキャラデザインもあってか、和月先生の「エンバーミング」的だった。話も作画も安定してきたと思います。ウィリアムの今回の犯罪も、化学の知識を生かしたもので、やはり頭がいいものでした。今回は三人組については特に異変はなかったので、勧善懲悪の話でしたけど、嵐の前の静けさなのかな。OPに出てくるウィリアムと対峙している「Blood+」のハジみたいなキャラがホームズなのでしょうか。今後出てくると思うのだけど。 {/netabare}

第五話
{netabare} 身分違いの恋の悲劇とその復讐劇、コミック無料本で先にあらすじを知っていたので、ほとんどそのままだったので特にすごい点はなかった。作画は安定していて、演出も堅実。新登場のキャラたちもこれからチームワークになっていくその紹介だった。一部キャラが「サイコパス3」のキャラ風かな。同じプロダクションIGだからそんな感じ。次回でホームズが登場するらしい。あの「Blood+」のハジみたいなキャラ、コミック無料で先に見ているけど、ハジよりもだいぶ軽い。ウィリアムとどうかかわっていくのかが楽しみです。今回アルバートたちの出番はなかったなあ。 {/netabare}

第六話
{netabare}無料コミックではこの回と次の回までは読んでいます。ホームズ登場で宿敵が出て来て、話ががぜん盛り上がってきました。コミックよりもだいぶ追加場面が加えられていて、話の展開の仕方がよかったです。今回のゲストの貴族キャラは、黒バスラスゲのナッシュを思い出しましたね。ホームズとウィリアムの出会い場面は、コミックよりも落ち着いた感じになっていました。今後二人がどうかかわっていくのか、すごい興味が出てまいりました。この調子で続いていってくれればいいなと思います。コミック連載がどうなっているのか知らないのですが、「サイコパス3」のように後半複雑すぎてついていけない話の展開にならないといいなと思います。作画は変わらず安定していていいと思います。 {/netabare}

第七話
{netabare}コミック既読分はこの回までです。ホームズがラストさっそく明晰な推理を披露し、今後ウィリアムの強敵になりそうな気配で終わりました。話は原作どおりで演出もわかりやすく、作画もまあまあ安定していて、よかったと思います。壁紙とかの調度品が、アールヌーボーのモリス商会のものを参考に描かれていて、非常に気品がありました。その昔名劇の「赤毛のアン」では壁紙をそういったものにしたいと言ったために、背景担当者に過酷な労働を強いることになった話は有名ですが、今はデジタル作画でそういった背景設定も難なくうまく作られているようであります。 {/netabare}

第八話
{netabare}このアニメ私dアニでずっと見ているんですが、最初にDVDについているバンダイ?のモアイ像が出てくるんですよ。もしかしてこれもう全話納入済なのかな?アマプラでもこれ出るのかしら?試してみてみようかな。

さて今回はシャーロックに焦点が当たっていて、その相棒のワトソンと下宿のおかみのハドソンさんが登場です。ハドソンさんかなりちゃきちゃきでしたね。今回から二人の同棲生活のはじまりですね、その最初のエピソードはどうやらドイルの原作どおりみたいでした。イギリス警察内の話は、私にはさっぱりわかっていなかったんですが、なんとなく力関係があるような。事件を持ってくるレストレイド警部と、嫌味を言う方・・・名前を失念しましたが、こちらとでなんかいろいろありそうな気配。ドイルの原作ではわからなかったそのあたり、アニメでわかると面白いなと思います。

そんで私は見たことないんですが、犯行現場のダイイングメッセージは実写海外ドラマの「シャーロック」のロゴのもので?やっぱりそのあたりスタッフに入っているんですかね?今はこういうアニメ企画も世界的だからな。もちろんあちらでも放映されていますから。うーんBBCの「コナンドイルの事件簿」を見たとか、赤恥な発言だったかなあ。そんな事が気になりました。

今回はモリアーティ側は最後にちょっと出ただけですが、あの気になることが、EDの最後に出てくる黒髪の男性はシャーロックなんでしょうか?なんとなく別人の人かなと思うのですが・・・・。まだこういうキャラがモリアーティ側で出てくるのかどうか、ちょっと気になって今見ています。 {/netabare}

第九話{netabare}
前回と前後編で解決編でした。私のように不注意で見ている人間には、今回の事件では「辻馬車の御者が犯人」というところしかよくわからなかった。ラストの犯人との取引については、やり取りがよくわかりませんでした。しかしこの辻馬車の謎解きの部分は、どうもドイルのホームズの原作で昔読んだ気がしましたから、それを忠実に再現していたのはよかったと思いました。

モリアーティ側の男の子はしかし忍者みたいでしたね。ホームズ側にも少年探偵団のようなものが出て来て、子供が見ても面白いと思う工夫が出て来たのはいいと思います。今後どう展開するのか、モリアーティたちが計画しているロンドン中を巻き込んだ大きな事件がどんなものなのか、楽しみにして毎回見ていくことにします。 {/netabare}

第十話{netabare}
今回は続きものの第一話ということで、前回の話から出だしはホームズの苦悩とワトソンとのいさかい、後半はヨークに事件の調査に出向いたのの帰り道の列車で、モリアーティと同席して、車内で起きた殺人事件の探偵を競争するというところで終わりましたが、ラスト、ワトソンがまるで犯人のような描写で引きがすごかったです。シナリオがいいと思いました。モリアーティの弟のルイスにも今回はじめてスポットが当たり、今後もいろいろあるのかと思いました。ホームズが前半ああいう態度に出たのも、何か過去に理由がありそうです。そのあたり詰められて描かれたらいいなと思いました。彼がベーカー街で開業する以前のことですね。

それにしてもモリアーティが英語でしゃべる場面は、やはり華がありましたね。何か予知能力で、たった今殺人がされているとかわかっているみたいな態度でした。SFまで行ったらあれかもしれませんが、モリアーティのずば抜けた才能は、そうした設定でしか説明できないような気もします。それと本筋とは関係ありませんが、レストレイド警部がひげそりをされている場面で、昔中学の頃誰の作品だったか失念しましたが、現国の日本の作家の作品で、ひげそりをしていて、つい剃刀で客の顔を切ってしまう男の心理をとうとうと描いた短編小説がありました。ちょっとそれを思い出しましたね。舞台が明治時代の頃でしたから、たぶんホームズの頃でしょう。この「憂国のモリアーティ」は、演出がどうもそうした文芸作品的な感じがしますね。それでは、また来週。これは2クール続きますかね? {/netabare}

第十一話 {netabare}
前回の事件の解決編です。ネタバレになってしまうので、あまり推理については書きませんが、ちょっとモリアーティが証拠ねつ造工作していたのは、ちょっと残念だったかなあ。しかしモリアーティらしいエピソードではありました。汽車で移動している風景とか、うまく描かれていたと思います。ホームズとワトソンが仲直りしたパブの外から覗いていた人物はいったい誰?またラストはイギリス女王の登場で?、謁見していたのはこれまでとは違ったホームズなのでしょうか。はたまた別人?声音は違っていたようですが・・・。いろいろと今後の展開で鍵となる描写が多い回でした。それではまた来週。 {/netabare}

第十二話{netabare}
三か月ぶりに?ですか。二期のはじまりはじまり。新キャラのアイリーン・アドラーですが、声優さんのおかげで陽キャラになっている感じ。某不二子ちゃん風ですね。ハドソンさんとの一触即発は面白かったです。ただ事件はかなり前期よりも複雑になっていて、前期にあった最後に女王陛下に謁見していたシャーロックの謎はまだわかりせんし、シャーロックの兄が登場してモリアーティたちとつながりがあるという話だし、どうなるのかと思います。まだ序盤なのでわからないですね。今回はモリアーティもあまり活躍しませんでしたし、今後の様子見といった感じでした。ではまた。 作画はよかったです。新OPがかっこよかった。二期どうしようかなと思ってたけど、やっぱり続きを見るつもりです。{/netabare}

第十三話 {netabare}
前話とうって変わって、深刻な話になってまいりました。シリアス調が好きなので、ちょっと身を乗り出しです。エドワードと接触したアイリーンですが、機密文書を持っていることで取引しようとします。その機密文書がイギリス政府がフランス革命をコントロールしていたという話で、穏やかではないですね。それと、「貴族」という概念自体を壊したいという話、アイリーンの活動ともリンクしていますから、どうなっていくのか楽しみになってきました。シャーロックは今は手出しができないと言いますが、彼もイギリス政府と何か裏のつながりがありそうです。次回が楽しみですね。 {/netabare}

第十四話 {netabare}
各話感想ちょっと今後はできないか・・・。四月改変で新番組が・・・。今回の話で、フランス革命のロベスピエールが、ホームズ家の御先祖様という話でした。そして、アイリーンがジェームス・ボンドを名乗るとは。死んだことになったアイリーンですが、ホームズは本当にそう信じているのでしょうか。しかし機密書類があっさりと女王のもとに戻ったのはちょっと簡単だったかな?ではまた。 {/netabare}

第十五話 {netabare}
有名なジャック・ザ・リッパーの話から始まりました。そのあと銀行強盗の話。強盗に見覚えがあるというセリフが気になりました。ボンドの活躍は思いがけなかったです。その後、本物のジャック・ザ・リッパーのアフガン帰りの老人がウィリアムたちの師匠であるという話に。幼いウィリアムたちが出て来たのは久しぶりで懐かしかったです。今回はお話の出だしで、まだ話の進展はあまりなかったみたいでした。ウィリアムたち側の話で、ホームズもほとんど登場しない回でした。 {/netabare}

第十六話{netabare}
おじいちゃんがブラックキリコで懐かしかった。あんなに走って大丈夫?まったく年寄りに何をさせるのかウィリアム。ガトリング銃破壊の場面は連携プレーでお見事。「バジリスク桜花忍法帖」でも虫じゃなくてこういう銃破壊方法だったら納得できました。新キャラ登場で話がさらに複雑化に。見たところるろ剣の縁ぽいね実写の。呪術廻戦の目隠しみたいなのしている新キャラもいたしで、モリアーティは安定している。こういう引用の仕方だと、あんまり腹も立たないね。ではまた~。 {/netabare}

第十七話 {netabare}
スコットランドヤード内の冤罪事件の話、ジャックザリッパー事件を解決したということで犯人を逮捕したけれども、それは冤罪だった、それを救うモリアーティたちという話。しかしスコットランドヤード内に、モリアーティ一味と内通しているシャーロックの兄とパターソンという青年がいるということがわかるというもの。なかなか複雑ですね、警察内部でそういう者がいるというのは。今回のシャーロックは活躍がなかったのがちょっと残念でした。 ウィリアムも出番がなかった。なんかほとんどアイリーンが活躍している感じ。そこが残念でした。作画とかは安定していますね。ショットバー?の場面は大人の雰囲気でよかったですよ。 {/netabare}

第十八話{netabare}
今回はウィリアムの孤児院にいた頃の過去話で、シェークスピアの「ベニスの商人」になぞらえた裁判のエピソードでした。この話はボトムズのOVA「赫奕たる異端」でも引用された事があります。 年配の方には懐かしい物語なのでしょうか、昔ラジオドラマで放送したことがあるという話を、かすかに聞いた事がある気がします。それはさておき、幼いウィリアムとしたたかな青年貴族の話、うまくオチがついていてよかったです。ウィリアムはしかしこの頃からもう600ポンドもの大金を稼いでいたのですね。裁判の話よりも、そちらがすごいと思いました。最初にお金の価値を言うエピソードがあり、今の感じで言えば600万円はくだらないのでしょうか。そして最後にチャールズという、新たな敵の紹介で終わりました。

おそらくこの作品は2クール作品だと思うので、あと5話ぐらいだと思います。ラストのエピソードはウィリアムとチャールズの対決になるのでしょうか。シャーロックとはどうなるのでしょうか。作画など今回もよくて、最後まで落ち着いて視聴ができました。 {/netabare}

第十九話 {netabare}
このシリーズは2クール作品なのでしょうか、そろそろ最終エピソードに近くなってきたのかなと思います。

今回はホワイトリー議員という、平等化運動の推進派の若手議員にスポットが当たった話でした。弟の車椅子の少年のサムが、次回に狙われるようです。この弟のこともあってか、公園整備事業で、段差のない公園を提案したという話はよかったです。ホワイトリーの人物像がわかるエピソードでした。しかしホワイトリーの失脚を狙う人間が数多くいるみたいで、爆破犯などおそらくミルバートン卿とつながりがあるのだろうと思われます。モリアーティたちはホワイトリーに援助をしますが、あくまで傍観者の立場でいるようではあります。今後こういう民主派議員と、反対派議員たちとの争いになっていくのかなと思いました。

ただそうした政争劇だったので、今回もシャーロックの出番はありませんでした。うーん面白いけど、ちょっと政治に傾きすぎかも?作画は今回もよかったです。それではまた次回に。 {/netabare}

第二十話 {netabare}
ミルバートン対モリアーティたちという対決図式がはっきりした回でした。ホワイトリー議員はあれで死亡したのでしょうか。なんだかいい人だったから、乗せられたみたいな印象でしたね。モリアーティたちがやはり悪人だなと思ったです。人の命を使い捨てですからね。しかし話としては起承転結がついていたし、視聴者がそう考えるのを見越して、次回は正義の味方のシャーロックが登場するのでしょう。最終的にはシャーロックがひとり残るのでしょうか。安定の、と言ったら失礼かもしれませんね。作画でCGで血痕を工夫していたのはよかったです。ではまた次回。 {/netabare}

第二十一話{netabare}
この回はシャーロックたちにスポットが当たっていて、ドイルの「四つの署名」の短編小説の翻案ものだったと思います。「四つの署名」を読んだのははるかな昔なので覚えていないのですが、おそらくそうでしょう。ただ最後に黒幕がオーガスタ・ミルバートンだというところが違う箇所で、アニメオリジナルだということです。あと三回ぐらいで終わりだと思うので、締めにかかっていると思われます。特に言うこともなく、作画もよかったですし、人気作で手堅いとだけ言っておきましょう。ではまた次回。 {/netabare}

第二十二話 {netabare}
うーんミルバートンをシャーロックとモリアーティの二人がかりで追い詰めたという以外あまりこれと言って話が・・・・。あと2話ぐらいで終わりですねこれ。次回が「最後の事件」だし。かなりはったり風のカット割りだったりして、作画力は落ちていませんが、話がほとんど中身がない感じだったので、感想も書きにくいです。ただモリアーティがシャーロックがはじめて殺人を犯した、それだから自分も殺しに来てくれるだろうというところが、コードギアスを思い出しました。しかしこんな小さい事件で初殺人というのが拍子抜けでしたし、ミルバートンもはったりだけの小物悪だったので、肩透かしだったのは否めません。モリアーティの言っていた階級制に革命を起こす大きな犯罪計画というのも、もう出てきそうにないみたいです。それではまた次回 。{/netabare}

第二十三話 {netabare}
えっ、これでもう最終回ですか?って感じでしたね。いやはや・・・、ウィリアムが手段を選ばない必殺シリーズになってしまうとは思いもよりませんでした。途中でイギリスから働きかけてあのフランス革命を起こしたという挿話があったりしましたから、何か階級制への革命運動でも始めるのかと思っていたら・・・・・。その理由が「疲れた」というのはちょっと拍子抜けでした。それでも作画力が落ちていないのはプロダクションIGだからだと思います。次回はウィリアムとシャーロックの頂上対決という事ですが、なんだか盛り上がりが今一つ・・・。兄想いのルイスが伏せ兵で何かしてくれるかと、それだけが期待値であります。 {/netabare}

第二十四話(最終話) {netabare}
ラストのスイスでの高跳びシーンのオチがよかったけど、それまでの展開がほんともう、終わらせるためみたいな感じで、あれでしたけど、ま、終わりよければすべてよしですかね?「らせん階段を見て黄金比」のシャーロックの最後のセリフは、なかなかよかったです。 テレビシリーズとしてはよくやった方ではないでしょうか。全24話完走できたという充実感はありました。
最後まで作画乱れもなく、演出も標準以上のカット割りで、人気が高かったのもうなずける出来でした。ただ、ラストの貴族と庶民が災害時に手を取り合っての展開は、ちょっと拍子抜けでしたね。ではまたいつか。{/netabare}

投稿 : 2021/06/28
閲覧 : 997
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15

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

主役モリアーティvs脇役ホームズ

推理というよりは人物をクローズアップしているお話。
序盤幼少時代含めモリアーティの物語が続く。ホームズが出てくるとワクワクする。
2期ありきなのだろう、続きがあるように急に終わる。
アニメであろうと「悪いやつは殺してもいい」が耐えられないようなら観るのをお勧めできない。
モリアーティの弟が分かりやすいフラグを立てていたので2期も観てみる。
主要人物男しかいないアニメ観るのは初めてかもしれない。

投稿 : 2021/06/24
閲覧 : 248
サンキュー:

2

ネタバレ

まつはや さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ダークヒーロー×19世紀ロンドン=中二心をくすぐる

Amazonprimeで視聴。

階級社会を憂うモリアーティ一味が犯罪で世の中を変えるピカレスクロマン。
性根のひん曲がった貴族が出てくる→モリアーティ一味があの手この手でこの世からサヨナラさせる→モリアーティが不敵に笑う、という水戸黄門的なお決まりを土台に、後半はシャーロックホームズやジョン・ワトソンといった耳馴染みのあるキャラクターが絡み出しモリアーティVSシャーロックの構図が形作られて行きます。

とはいえ原典の要素はあくまでさりげないので、シャーロックホームズについての知識がない自分でもおおよそ問題なく11話楽しめました。むしろ原典の知識が無かったからこそ色眼鏡なく視聴できたのかもしれませんが...

しいて言うなら、1クール目はキャラクターの顔見せとこの対立構図作りで終わってしまったので少々物足りなさはありました。後半はホームズ側からの描写が増え、むしろホームズ側が主人公側的な見せ方がなされるので、モリアーティ(特にウィリアム)の心の内だとか、信念みたいなものをもう少し見せて欲しかったですかね。
あと物語の都合と言ったらそれまでかもしれませんが出てくる貴族が皆揃いも揃って嫌な奴、無能な奴として描かれすぎなきらいはあります。ダークヒーローが嫌な奴を粛清するという構図に爽快感はありますが。2クール目以降そこを掘り下げてくれたら更に自分好みになりそうです。

登場する度悪い顔を晒して犯罪を遂行する主人公モリアーティは魅力的なキャラクターでしたし、時代や世相を反映した背景美術も高品質な良作でした。

投稿 : 2021/06/21
閲覧 : 244
サンキュー:

2

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

想像していた内容と違ったけど面白かった

原作は読んでいない。

登場人物に女性キャラがほとんどいないことや、キャラのデザインなどから女性向け作品かと思っていたけど、そんなことは全くなかった。

{netabare}シャーロックホームズシリーズは読んだことがあると思うが、昔のことすぎて何も覚えておらず、新鮮な気持ちで見ることができた。シリーズを読んでいるか読んでいないかであまり違いはないのかもしれないが。

アルバートが弟である本物のウィリアムを刺し殺したことにはびっくりした。それほどアルバートの決意が固かったということか。{/netabare}

こういう系統の作品は好きなので、第2クールも期待。物語の完結まで見たいけど、そこまでやるのかなあ

投稿 : 2021/06/01
閲覧 : 426
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

天才美男子達の推理戦

【2020年11月~】11話
産業革命が進む19世紀末。
進技術の進歩と発展の裏で、古くから根付く階級制度によって、貴族が国を支配しており貧富の差が大きいイギリスが舞台

犯罪相談役(クライムコンサルタント)“犯罪卿"ウィリアム・ジェームズ・モリアーティは、そんな腐敗した階級制度を打ち砕き、理想の国を作り上げるために罪による革命を始める。


{netabare}

【少年ばかりを狙った連続殺人事件】
・自身の生活圏内で見つけた少年を拉致、慰み者にして殺害する伯爵
・被害にあった仕立て屋の主人に復讐の機会を

【モリアーティーの過去】
・ウィリアム、ルイスは元々孤児、アルバートは定期訪問していた孤児院で出会う。アルバートは貴族社会、家族にうんざり(殺意まで)
・慈善活動でモリアーティー家はウィリアム兄弟を家に招く
・家族(父母弟)を皆殺し、屋敷を焼き、生還した三兄弟として貴族社会を壊すため生きていく

【植物園の富豪】
・庭師バートの息子が死にかけ、町医者不在→ベルファー子爵の主治医に助けを求めるも一蹴→死亡
・子爵の植物園でお茶会→グレープフルーツを食べさせる→子爵の薬とグレフルの成分により急激に血圧低下死→バート夫妻を都市の庭師に紹介

【橋からの身投げ】
・学校の職員が犯人、売春宿をアヘンにまみれに→貴族の子供に悪い遊びを教え、親に口止め料
・モラン、フレッド登場
・モランが狙撃し橋から落ちる様に誘導

【ノアティック号】
・シャーロックホームズ登場!
・下民狩りを楽しむ殺人狂貴族エンダ―ス卿→船でイラつかせる事件を連発→船内で下民狩り結構→モリアーティーが海に捨てさせる。
・船内バレー中に殺したはずの男をチラ見せ→追いかける→舞台下で見つけた死体に念のためグサグサ→舞台上がり、グサグサ現場が観客の前で!
・マストに登る→モラン狙撃し海に落ちる
・豪華客船の処女航海で、殺人狂貴族による下民殺人→話題に!

【ホームズ殺人容疑】
・ジョンHワトソン登場
・伯爵殺人事件で「シャーロック」のダイイングMでシャーロックに容疑
・モリアーティーのコンサル+シャーロック試す→合格、モリアーティー犯罪劇の正義の主人公に抜擢

【シャーロックVSモリアーティー】
・事件調査に行くもただの病死でホームズイライラ→帰りの電車でワトソンと喧嘩→モリアーティーと遭遇
「catch me if you can?」鳥肌~
・車内で殺人発生→ワトソンが容疑者に→次の駅まで48分で犯人見つける為、シャーロックVSリアムの推理バトル

【ラスト】
女王陛下に男が報告。何か文書が盗まれた様子。
男に文書奪還を命令、その時男を「ホームズ卿」と!?

{/netabare}

登場人物がスマート&クールでカッコ良い!美男子揃いで女性ファン狙いか?
最後の気になる終わり方をしており第2クールが楽しみ。

何が善悪か悩ましいが、モリアーティーを応援してしまう。
二人のバトルに今後も期待。

投稿 : 2021/06/01
閲覧 : 220
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憂国のモリアーティのストーリー・あらすじ

19世紀末。産業革命が進む中、着実に勢力を拡大し栄華を極めたイギリス。しかし技術の進歩と発展とは裏腹に、古くから根付く階級制度によって、人口の3%にも満たない貴族たちが国を支配していた。当たり前のように特権を享受する貴族。明日の暮らしもままならないアンダークラス。人々は生まれながらに決められた階級に縛られて生きている。ウィリアム・ジェームズ・モリアーティは、そんな腐敗した階級制度を打ち砕き、理想の国を作り上げるために動き出す。シャーロック・ホームズすら翻弄した“犯罪卿"モリアーティ。犯罪による革命が、世界を変える――(TVアニメ動画『憂国のモリアーティ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年秋アニメ
制作会社
プロダクションI.G
公式サイト
moriarty-anime.com/
主題歌
《OP》畠中祐『DYING WISH』《ED》STEREO DIVE FOUNDATION『ALPHA』

声優・キャラクター

斉藤壮馬、佐藤拓也、小林千晃、日野聡、上村祐翔、古川慎、小野友樹

スタッフ

原作・構成:竹内良輔、漫画:三好輝(集英社『ジャンプSQ.』連載)
監督:野村和也、シリーズ構成:雑破業/岸本卓、キャラクターデザイン・総作画監督:大久保徹、色彩設計:野田採芳子、美術監督:谷岡善王、撮影監督:田中宏侍/髙橋文花、3D監督:熊倉ちあき、編集:植松淳一、音響監督:はたしょう二、音楽:橘麻美

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