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「バック・アロウ(TVアニメ動画)」

総合得点
69.7
感想・評価
218
棚に入れた
501
ランキング
1777
★★★★☆ 3.5 (218)
物語
3.4
作画
3.5
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.4

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バック・アロウの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

確かに途中から面白くなったが、この制作陣じゃなければ、1話で切ってるぞ(苦笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
監督:谷口悟朗(コードギアス・プラネテス)

シリーズ構成:中島かずき(グレンガラン・BNA)

原作:谷口悟朗・中島かずき

キャラデザ:大高忍(マギ・すももももも)

メカデザ:天神英貴(マクロスF・マクロスΔ)

音楽:田中公平(ドラゴンボール・トップをねらえ2)

声優:梶裕貴・洲崎綾・上田麗奈・小澤亜李・小野賢章・置鮎龍太郎・杉田智和・潘めぐみ・小清水亜美・小松未可子。等。

主題歌:LiSA・斉藤朱夏・藍井エイル・FLOW

これ、「これで面白くないわけないじゃん」という布陣ですよね? でも、1話観たとき、、、

全っ然、面白くない!!!!

作画とか演出も「昭和かっ!」って感じですし。

普段なら1話切りするレベルですが、このスタッフで、しかもアニオリの2クール作品。そりゃやっぱり切れないよね。って感じで、視聴を継続していました。

結果は、、、レビュータイトルの通りですね(笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本当はガッツリ考察レビュー書いたけど、スマホの不具合か、全部消えてしまったので、もう、簡単に感想レビューにします(苦笑)

私は最初、壁の外側にも人類がいて、欧米と中国みたいな国が、箱庭の中で代理戦争してるのかと思ってたけど、全く違いましたね(笑)

要は、「閉じられた世界」を「よそ者、若者、バカ者」がぶち壊していくという話。

11話をきっかけに、どんどん面白くなっていった。理屈はとにかく、めちゃくちゃなんだけど、とにかく熱くてなんだか面白いというアニメ。

制作陣はあれだな、自分達がハマった昭和のアニメを復活させ、現代でも通用することを証明したかったんだろうな。

信念さえあれば、面白いアニメは作れる。そんなところ?

好きなキャラは、やはりゼツ凱帝。ジジイが格好良いアニメは、安定して面白いね。あと、ルドルフも本当に憎たらしくて、ナイスな敵役でした。

あと、フィーネはスパロボに出たら強そうでした。範囲回復のマップ兵器があり&自身のHP4の1以下で攻撃力2倍とかになりそうです(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
なんか安っぽい、てか古くさいな。作画のせいか? いや、これは昭和風の演出が。シンプルに言えば、面白くはない(笑)

2話目 ☆2
壁。信念。ブライハイト。現実的な悩み。よそ者、若者、バカ者。

3話目 ☆2
戦艦ね。さて、いつまでスロウスタートが通じるかな?

4話目 ☆2
ロボアニメでここまでバトル作画が悪いってのはね。ザブングルとかキングゲイナーのノリかな。自分を知らないからこそ、何でもできる。

5話目 ☆3
信念、という、分かりやすいような、分かりにくいような単位。シュウが卑怯ながら強いのを、憎しみながらもやや嬉しそうなカイ。なるほど、ハッタリね(笑)

6話目 ☆3
美少年牧場という、パワーワードw 美少年達に自立と勇気と戦う手段を与えるか。

7話目 ☆3
旧態依然とした考え方の老人、新しい時代を拓こうという若者。

8話目 ☆3
食べ物を貪るような村人達。人体実験と合唱曲。

9話目 ☆3
なんかの陰謀?

10話目 ☆2
なんか、スピードダウンだな。

11話目 ☆4
ようやくロボアニメに。やはり、ロボは戦争の道具だよな。

12話目 ☆3
合体。なんか、スパロボで活躍しそうだ(笑) 

13話目 ☆4
ガンガンバトル。ラスボス対ラスボス(笑) FLOWがEDって珍しいね。OPのイメージだけど。

14話目☆4
姫様、スパロボなら、HP4の1以下で攻撃力2倍とかになりそうだな(笑) マップ兵器の回復、強いし。凱帝、潔いな。

15話目☆4
かなりシリアスな、というか、コードギアス的な展開に。ここで建国か。

16話目☆4
素手でブライハイトに勝つ訓練してる(笑)

17話目☆3
ストーリーがどんどん動くな。流石にテンポが早すぎる。

18話目☆4
伏線回収回。神の箱庭。収穫。個人的には、なんらかの実験施設だと思ってたんだけどな。大元帥は一生口を開かないで!(笑)

19話目☆4
2つの人格の共同作業。シュウ、ここで退場?するわけないよな(笑)

20話目☆4
色々熱い展開だな。単純物理攻撃(笑)

21話目☆5
とにかくド熱い展開だな。やたらスパロボになりそうな機体や技ばかりだな。シュウ、デカイ(笑)

22話目☆4
神の使徒を倒したと思ったら、人と人の争いか。まあ、神の箱庭、実験かと思ったけど養殖場か。もう、よく分からんが、まあ、がんばれ(笑)

23話目☆4
熱いバトルの中で、ちゃんと戦術がある。

24話目☆4
最後は自分との戦い。つまり、壁を作っていたのは自分自身、ということか。そして、マクロスで、元気玉ね。ラスト、ハッピーエンドであり、俺たたエンドでもあり。
{/netabare}

投稿 : 2021/07/06
閲覧 : 368
サンキュー:

19

ネタバレ

masamasa68 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「百億の昼と千億の夜」

全体評は自分には「十分に面白かった」です。
少し臭い位に古典少年漫画的な展開にすぎるので、その臭気が駄目な人には
徹底的ダメだとは思います。SFネタも思いっきり古典的。

投げっぱなしエンドと仰る人も有ろうかとは思いますが、
目標太陽系第三惑星地球と言っちゃった時点で、出オチというか、
ほぼほぼ先の展開は読めるし、言わなくとも無限に巨視的展開に
なると言うグレンラガンの銀河手裏剣のようなSFとも神話とも言えない
面白くも無い事にしかならないから、匂わせるだけにして良かったと思います。

あと気になるのは、横暴な神との対話となるといつも同じような展開に
しかならないのはもう一ひねり出来ない物なのかね?

光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」とか
ナウシカのラスト、地球へ・・・のラストの問いかけとほぼ同じ。

漫画版ナウシカの最後で造物主代理の墓所の主に対して
「私達の身体が人工で作り変えられていても、私達の生命は私達のものだ。生命は生命の力で生きて​いる」と言う。
フィーネの最終回での主張も大体同じ。

「百億の昼と千億の夜」でも世界の破滅を目論む謎の意思の走狗と戦い、
最終的に世界の意思の声を聴く主人公は
「世界の外に世界が有るのなら、自分の戦に終わりは有るのだろうか」
との嘆きで終わる。

バックアロウの世界では何でも出来るチート能力者のシュウが
居るから、まあ神である地球人に対しても呆れるような交渉力を発揮して
問題無く解決に向かうだろうから、あの投げっぱなしエンドで正解。

と考えると、本作の肝であり構造的な問題はシュウが万能すぎる。
大体ワンパンマンと同じで出て来ると解決させてしまう。
多少手間取ったりはしたりはする物のあくまでじらし演出。

最終版の神代の戦いは中島脚本のグレンラガンを彷彿とさせるのは当然ながら、余りにも浮世離れし過ぎて呆れるしか無かったグレンラガンの一歩手前で
終わらしたのは谷口監督の手腕か。

神との戦い、真の自立といったテーマを書こうとすると、こういう事にしかならないと言う事なのだろう。
仮に神と競り勝ち神を超越するのなら、自身が神になるしかない。
度を越えた宗教臭がして何か嫌になると言うか、歯が浮くと言うか。
何か座りの悪い事にしかならないと思うんだよね。

だから、そういう結末を求める話では無く、あくまでそこに至る展開とキャラを楽しめという作品なんです。だからテーマも借り物で、最後も描かないと言う割きりなんでしょう。

賢者の言葉「これでいいのだ」

投稿 : 2021/06/28
閲覧 : 264
サンキュー:

6

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

己のい信念に従え。

この作品はオリジナルアニメだったみたいですね。
谷口悟朗監督の名前を見かけたのが視聴のきっかけになりました。


リンガリンド。
その地は、壁に囲まれた世界。
壁がその地を覆い、守り、育み、育てた。
壁は神――それがその台地、リンガリンドの根幹である。

あるい、リンガリンド辺境の地「エッジャ村」に
謎の男「バック・アロウ」が現れる。
アロウは記憶を失っているが、
自分が「"壁の外"からやってきた」ことだけはわかると言う。

記憶を取り戻すために壁の外を目指すアロウだったが
次第に、自身をめぐる争いに巻き込まれていく――


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

2クール使って「信念」をテーマにした骨太な作品だったのではないでしょうか。
全く予測のできない物語の構成もオリジナルならではの魅力でした。

声優さんの配役も良かったと思います。
主人公であるバック・アロウを演じた梶さん、バック・アロウに未来の可能性を見い出したシュウ・ビ役の杉田さんは言うに及ばす…

グランエッジャ城塞戦艦国女王であるアタリー役を洲崎さん、グランエッジャの操艦士であるエルシャ役のありちゃんも声質が役にハマっていたと思います。
洲崎さんと言えば、「キルラキル」の満艦飾マコや、「たまこまーけっと」の北白川たまこ役が有名どころですが、個人的には「シドニアの騎士」の星白閑、「RELEASE THE SPYCE」の八千代命や「魔法少女特殊戦あすか」の大鳥居あすか役なども印象深いキャラクターです。

ありちゃんといえば、月刊少女野崎くんの佐倉千代が初のメインヒロイン役を皮切りにして、そこからの活躍はめざましいと思います。
学戦都市アスタリスクの刀藤綺凛役や、モンスター娘のいる日常のパピ役なども印象深いですが、「この美術部には問題がある!」の宇佐美みずき役が個人的には一推しです。
この宇佐美ちゃんには色々と持っていかれた記憶しかありませんので…^^;

隠されたたくさんの秘密、人間の存在意義、世界の在り方などスケールの大きな物語が次々に展開されました。
これが2クール作品の醍醐味…
1クールじゃ描き切れない設定や展開も2クールの尺があれば表現することは可能です。
そして大切なのは、その2クールの尺をどの様に使うか、という点に尽きると思いますが、この作品ではそんな心配は杞憂でした。
物語的には完結はしていませんが、明日に繋がる希望がしっかり感じられたこの終わり方が良かったんだと思います。

信念を具現化するブライハイトの設定も面白かったと思います。
きっと信念を持っていない人なんて、ただの一人もいないと思います。
でも、その他大勢の信念くらいじゃ個性にすら届かない…
鋼よりも固い信念が揺るぎない個性を形作る…その信念の具現化されたものこそブライハイトそのもの…
だから、物語でも描かれていましたが、ブライハイトの性能は変わって当たり前なんです。
何故なら、信念は変えられるモノなんですから…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、LiSAさんによる「dawn」と、藍井エイルさんによる「鼓動」
エンディングテーマは、斉藤朱夏さんによる「セカイノハテ」と、FLOWさんによる「United Sparrows」
作り手の気合が感じられる楽曲だと思いました。

2クール全24話の物語でした。
ファンタジー色が強めでしたが、私にとって想像以上に楽しめた作品になりました。

投稿 : 2021/06/27
閲覧 : 230
サンキュー:

12

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

壮大な物語だが実際は極微、だが大いに楽しませてくれた物語

壁に囲まれた世界『リンガリンド』。
なぜ壁ができているのか、壁の外に何があるのか、誰もわかりません。
この物語は、壁の外からやってきたバック・アロウを中心に多くの登場人物が活躍する内容です。
SF群勇伝のようなものかもしれません。

バック・アロウには過去の記憶がありません。自分が何者かもわかりません。
ですが彼には正義の心があり、人の命がかけがえのないものであることを彼は知っていました。

最初は作画に迫力がないため、たいしたことないだろうと思っていましたが…、
いつの間にかそれぞれの登場人物の生き方・信念に共感し、気づいたときには次回が待ち遠しくなりました。


リンガリンドでは武力の国「レッカ凱帝国」と慈愛(?)の国「リュート卿和国」とが覇権を争っていましたが、それぞれの国には独自の複雑な内面があります。それが結構興味を注ぎます。

そして、レッカ凱帝国の天命宮大長官だったシュウが自国を捨ててエッジャ村の住民になったことから物語は急展開をします。
彼は頭脳明晰な男です。彼の望みは『壁の外を知ること』その好奇心を探求するだけの理由で自国を捨てたのです。
実は、シュウこそがこの物語の真の主人公です。少なくとも私はそう感じました。

バック・アロウが空から落ちてきたエッジャ村は毎日の食べ物にも困る貧しい村でしたが、アロウとシュウが加わることで、やがてこの村が世界を統一する架け橋へとなります。

そして、やがて壁の外へたどり着きますが、そこは…

最後の結末を知ったとき、私は昔、手塚治虫さんの書かれた「火の鳥」未来編に説明されていた『コスモゾーン』を思い出しました。
それは、素粒子理論と宇宙理論とは同じようなものであるという仮説。例えば原子の周りを電子が周回している姿と太陽の周りを地球や他の惑星が周回している姿とは似ています。
さらに発展して、銀河は高次元生命体の細胞の一つなのかもしれないという仮説。
まさにリンガリンドは、手塚治虫さんが説明されたコスモゾーンのようなものでした。


この物語は実に多くの登場人物が自分の信念を語ります。
主人公のバック・アロウの存在が薄く感じられるほど、個性的な連中が出演します。
私はリュート卿和国のフィーネ姫の信念「愛こそ全て」が大好きです。

もしまだ見てない方は一度見られることをお勧めします。

投稿 : 2021/06/26
閲覧 : 643
サンキュー:

26

ネタバレ

珊瑚 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

足引っ張り合ってない?

谷口悟朗×中島かずき


中盤から実質2人になる敵キャラは中島さん担当なのかな、不快なだけで魅力がなく戦闘も退屈だった
キルラキルとよく似ている。ああいうのが良いと思ってるんだろうか
井上喜久子の無駄使い(キルラキルはゆかりん)

谷口さんの作品はキャラクター単品より展開と絡めた動きが面白い。無能が株あげていったり露骨に嫌な奴がいい感じに味方になるところ。話の捻りがなくなるとキャラ自体は大人しくて地味。


キャラ造形が逆なら良かった。
敵にガンソードのカギ爪の男や純潔のマリアの神父のようなイカれたキャラが、
味方にカミナみたいなトリガーのキャラが欲しかった

超越者との対決を描くならリンドのシステムが15話くらいで判明して、次元の階梯を上りながら収集が付かなくなるくらいインフレさせてほしかった。マイナーアニメだし分かりやすいの求めてる人は見てないって、たぶん。

グレンラガンは宇宙で失速したと思っている。全員バラバラに動くからドラマになってたのに、ラスト4話は同じ船に集まって叫んで殴り合う一本調子だったから。谷口さんのストーリー構成で一捻り加えればもっと勢いが出ると妄想した。

{netabare}
リンガリンドは「生命体の体内にあるのかな?」とも思っていたのでラストはだいたい予想していたパターンの1つだった。なんとなく壁の中って細胞っぽいし落宝はホルモンみたいなものかなと。展開のペース的にも殻を破ってインフレしていく話ではなかったから、終わり方もあれしかないと思った。
{/netabare}

投稿 : 2021/06/26
閲覧 : 283
サンキュー:

3

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

何かちょっとザブングルとかを思い起こさせるような話ですね…。

== [下記は第2話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第1話は録画だけしていて、まとめて第1話と第2話を続けて観ました。

「世界は壁に取り囲まれていて、その外側は存在しない」というリンガ・リンドという世界の成り立ちに何らかの知性体の作為を感じさせる訳ですが、実際の世界の成り立ちについては秘匿されていてそれに触れようとすることは禁忌とされているみたいです。

また先進文明的な物は「ラクホウ」なるカプセル状の物が降ってきたときにそこに入っている物しか得られないようで、リンガ・リンドの住民たちは自力で生産することはできないみたいです。

この辺りの人工的な世界観を見て何となく『戦闘メカザブングル』みたいな設定だなと思ったんですが、何しろオリジナルTVアニメ作品なので本当に似たような話なのか全然違う話なのかはわかりません。もちろんリンガ・リンドの形状的に「惑星ゾラ」とは事情は違っているんでしょうしね。

とはいえ、さすがに新作で作画の方は特段の古さは感じませんでした。ただ、演出面ではちょっと古くさいかもしれません。でも一周回って良い方に転ぶかもしれないし、監督が同じ『ID-0』とかはわりと楽しく観れたので世間の評判とは別に個人的には合うかもしれないです。

信念が具現化してブライハイトと呼ばれる巨大ロボット的な兵器になるとか、ラクホウに入って降ってきた主人公が素っ裸とかそういう辺りは「脚本:中島かずき」的な暑苦しさを感じます。

視聴開始を後回しにしておいてなんですが、意外と面白かったのでこれからは毎週ちゃんと観ようと思います。
== [第2話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2021.6.25追記:
最終話まで視聴終了。

「ザブングルみたい」とか書いてたら「アイアン・ギア」までやってしまいましたね。まあ見た目からそのこと自体は予想はされていましたけど、そこから合体までやってのけるとは(笑)。リンガ・リンドに外側があるのは想定通りでしたが、その「外側」の設定はちょっとビックリしました。

しかし中盤はフィーネ、終盤はゼツ凱帝が大活躍でしたね。その分アロウの影が薄くなっていましたが…。

これも作品設定を考えれば「SF作品」といえますね。最近SFは意外と多いかも。復権の兆し…?

投稿 : 2021/06/25
閲覧 : 472
サンキュー:

32

mucci さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

熱いアニメです!

全体的にテンポが良く、熱い展開が楽しめるアニメでした。
ツッコミ所も満載ですが、全てパワーでねじ伏せている感じです(笑)
グレンラガンやキルラキル系のアニメが好きな人には、オススメです!

投稿 : 2021/06/25
閲覧 : 169
サンキュー:

4

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

後半までグダグダ、ラストは投っぱエンド

壁の外から来たというバックアロウという男が主人公。
この世界では壁は信仰の対象となっており、外の世界の存在は認知されていない。そんなバックアロウが仲間と共に壁の外を目指す中、いろんな戦いに巻き込まれていく話。
1クール目は基本壁とかじゃなくて、レッカ凱帝国との戦いが描かれます。

1クール目時点(4/1)での感想↓
{netabare}
まだ1クール目なので何とも言えないところもあるんですが、現時点ではかなりつまらない。もうどこか(ギアス、グレンラガン、ガンソードなど)で見た展開だらけ。

世界観も中世っぽいかと思えば無線で爆弾を爆破とか、現代兵器以上の船だとかがでてきたり、しっかりとしていない(そもそもロボものなのに何で昔の中華っぽい雰囲気にしたんだろう...)。
これは主観もあるんだろうけど、ロボもダサいし、主人公のロボ以外ほぼ活躍しないというか空気?

そんな感じでグダグダやってリュート卿和国と同盟を結びレッカ凱帝国と戦うことに...。
リュートの女王は理想論しか言わないキャラ。そうかと思えば、二重人格で人格が変わると平気で人を殺すという、もうこういうのいいってってなるような設定。元敵のキャラの言うことを平気で信じたりもするし、一番おかしなキャラだった印象。
戦争が始まって強敵との熱い戦いが見られるかと思っても、一方的にやられるかもしくは一方的に卑怯な手で勝つだけ。

ただ、メインの壁についてはかなり考察しがいがあると思います。ストーリー中で破壊を試みるのですが感情で破壊できず、上から超えようとすると、上空には無人戦闘機?っぽいものが多数配置されていて妨害を食らいます。人工的に作られていますが、正体が隠蔽され信仰の対象となっています。
そもそもバインドワッパーが空から降ってくるのはなぜか?とか負けたら相手が死ぬのはなぜか?っていう謎もありますしね。世界観が滅茶苦茶と言いましたが、もしかすると、滅茶苦茶な部分は別の惑星(地球)もしくは壁の外の科学技術の発達した国からの影響を受けたものの可能性もある、というか高いと思います。ソルティレイとかに近いオチなのかなと思っています。

壁の真相とか肝心なとこがまだなので、そこ次第で手の平を返すかもしれません。美少年とかもあの一話だけのための存在じゃないよね?
{/netabare}

全話視聴後感想↓
{netabare}
総評としては、いつか面白くなると思い続けて最後の方まで見て、
実際に壁突破ぐらいからは面白くなるけど、最終回でやっぱりつまらなかったなとなる作品。
大まかにストーリー構成は1話で主人公が村の人たちと出会い、
①エッジャ村VSレッカ凱帝国 2~6話
②リュート卿和国(主人公ら含む)VSレッカ凱帝国 7~17話
③VSルドルフ 17~24話
④世界観の解明 22~24話
という感じになってます。(うろ覚え)

①エッジャ村VSレッカ凱帝国
このパートは1クール目時点で書いた通り、既視感ありまくりだったり、ノリが古臭いし、戦闘も微妙であんまりおもしろくないけど、今後には期待できるなといった感じの感想でした。

②リュート卿和国(主人公ら含む)VSレッカ凱帝国
このパートでもうこのアニメに対する自分の中での印象は最悪になった。
戦闘は決して悪くない。けどキャラが酷すぎる。

リュート側の女王フィーネ。
この作品で一番嫌いなキャラ。理想論、綺麗ごとしか言わずに戦場でバカなことをしまくってもう呆れた。
戦場で敵を回復しまくるっていう...もう何がしたいんだって。
戦争に勝っても後処理適当。せめて、ゼツぐらい死刑にしとけよって思った。
フィクションで戦争=絶対悪みたいな思想持ち出されると相当つまらなくなる。
このキャラ一人のせいで戦争パートがつまらなくなった。

カイとレンのバカっぷりにも見ていてイライラした。③のパート内でのこともまとめて書いてるけど、和解中に主人公らを襲おうとする展開が何回もあってそのたびにイライラさせられた。カイはまだしもレンのキャラが酷すぎる。

メガネを退場も雑。とりあえず殺しとけ感を感じた。
ルドルフとか、もうキャラデザが寒すぎるし、姫の二重人格設定も急に歌いだすのも寒いノリ。いつのアニメだって感じ。
グダグダ戦争やってないで早く壁突破してくれって感想だった。

③VSルドルフ 17~24話
このパートに関しては唯一面白い。
ここまで面白く無かった戦闘がやっと面白くなる。
脚本がライブ感に感じたけど、勢いでそんなの気にさせないぐらい盛り上げた感じ。
空中戦艦が合体したり、ゼツが覚醒したり、めっちゃ熱かった。
ゼツ、アロウVSルドルフはほんとに良かったかな。あそこがこのアニメで一番面白い回。
ゼツが死んだ後にここまで活躍がなかったカイに出番があったのも良かったかな。

シュウが本領発揮してくれて、世界観の謎が少しずつ分かっていくのも面白かった。このアニメで良かったキャラはシュウとゼツかな。世界観の謎を暴いていこうとするシュウはかっこよかったし、肝心のところで助けに来るのも熱かった。主人公シュウでよかったのでは...?

④世界観の解明
で、結局世界観が解明されてどうだったかというと微妙。
典型的な世界観を解き明かしてるところまでが一番面白いアニメ。
俺たちの戦いはここからだエンドは仕方ない面もあるし、別に自分は嫌いじゃない。

ただ、それでもあまりにも投げっぱなしでしかも意味不明だったかなと。
ラクホウとか美少年って結局何だったんだって感じ。
地球って単語が出てきたからあの世界でのオーバーテクノロジーは地球からのものなのかなって想像はつくけど、地球とのコネクトが切れてるならラクホウってなんなんだ?
結局神も何者か全くわからなかったし、赤ん坊守ってたのも何でかわからない。

それに、リンドを神が滅ぼそうとする理由がほんとにゼツが強すぎたからだとは思わなかった。なぜゼツだけ始末しない?
ルドルフとの戦闘もいつまで引っ張るんだよって感じだし、
終盤ゼツとフィーネのもう一つの人格の方がデータとして生き返って(?)物理攻撃できるのも意味が分からない。SAO1クール目の酷いラストを思い出した。

Back Arrowという名前に何の意味もなかったのも痛い。さすがに語感合わせだけだとは思わなかった。全体的に脚本がライブ感覚だったのかなと。伏線的なものなんて序盤にほとんどなかったと思う。

必要性のなかった展開も多い。
メガネに幻覚見せて姫をケガさせた意味も分からなかったし、
フィーネを陥れてリュート内での評判を悪くする展開も全く必要性を感じなかった。ルドルフは姫の上の立場のはずなのになんであんなわけのわからない芝居を打つ意味があるんだ。しかもその住民もろともどうせ滅ぼす世界なのに。

あと最後こんなに駆け足にするならもっと削れた部分あっただろとは思った。

最後に感想をまとめると、やっぱり残念な出来だった。
粗探し的な見方をしてしまった感は否めないけど、それでも突っ込みどころが相当多かったイメージ。
最後二期ありそうな終わり方したけど、まあこの出来じゃ売れなそう。
配信も人気ないし、海外評価も見てきたけど悪かった。
ただこの後の展開がもしあったらここまでの展開より絶対面白くなるだろうなとは思うから残念。
まあ2期やったら宇宙漂流して地球目指すって話になって今度は無限のリヴァイアスの焼き増しになるけどw
OPとEDは全部好きでした。LiSA、藍井エイル、FLOWという...。

↓2クール目の1話毎のメモとか(完全にアンチ化してるから見ないほうがいい)
{netabare}
13話 
壁の上の兵器利用する戦法面白かったし、カイとレンシンVS主人公プラークの戦いも面白かった
ただ、主人公がカイを説得するシーン一見いいこと言ってる風に見えるけど、言ってること支離滅裂で滅茶苦茶じゃないか。
それといつになったらメインの壁の話描かれるんだ。

14話  
展開が強引。謎にモニターを街中に出して虐殺するところを映して民をゆさぶる展開、しょーもない。
なんで戦争なのに敵殺すの戸惑ってるんだよ。敵も撤退知らずの馬鹿しかいない。
この姫なんで敵を救うの???癒すの???きれいごとすぎてもう呆れる。
なんでこの世界観で戦争こんな嫌って人殺すの避けてるんだ。
戦争に勝ったのに和平だけ??? 将軍の首とらないの???
なんでも綺麗ごとにすればいいとか思ってないかこの脚本家
これで今後再戦展開があったら切る。

15話  
歌うの寒すぎるからやめてくれ...。
姫の性格が物語を面白くなくしている。
この姫さえいなければ確実にもっと面白いアニメになるのに。
姫を追放したい?なんで姫より上の立場のはずのやつが芝居を打ってこんな回りくどい方法でやってるし。
メガネのロボ結構かっこいい。家を持ち運ぶのギャグかな?w
メガネあっさり退場しすぎ。これ死なせる意味あったか?無理やり死なせる場面入れこんでる感が出まくり...
これこのままやっと壁の外行くのかな?

16話 
選定卿のふざけたキャラデザ寒いだけで、この作品の寒いイメージに拍車かけてる。
調印の場で相手側の代表を殺そうとするとかほんとバカしかいないアニメ。
なんなんだこのレンとか言うキャラ。ほんと登場時から全く他人の言葉を聞く耳がないバカなキャラ。領土を譲渡って戦争負けたんだから当たり前...。
やっと壁関係の話が進むかな?

17話 
凱帝VSもう一個の空中乗艦との戦いは面白かった、グランエッジャの空中乗艦VSリュートの空中乗艦も面白かった。やっと壁を越えてくれた。今回は久々に面白かった。

18話 
主人公ら野蛮すぎ...。相手普通に話しかけてるのに喧嘩腰。
シュウがここから主人公的立場になるのかな?カイは空気なのに...。シュウはまあこのアニメでは一番好感持てるキャラか。
そういやラクホウとかあったな。終盤って感じがしてきた。 空中乗艦が3隻もあったのはなんでだろう。

19話 
ルドルフはなんでわざわざ姫を失脚させたんだろう。
ゼツ凱帝が強くなりすぎたせいってゼツだけ始末すればよくないか。
いつの間にフィーネは二重人格のもう一人と仲良くなって話し合えるようになったんだ?わかわからん。序盤に比べると面白くはなってきたけど...。

20話 
シュウはほんとに死んだっぽい?メガネに幻覚を見せて何のメリットがあったんだ?
ゼツ強すぎ。 ゼツとアロウの協力展開。盛り上がりがあってここまでの話で一番面白かった。ここに来てやっと面白く。
初めてルドルフが焦燥したし、この後はずっと面白いかも。

21話 ゼツとシュウのほうが主人公してるな。空中乗艦がどこかからか集まって三隻合体。もう何でもあり。
まあ盛り上がる戦闘だし悪くない展開。ところでここまで全く出番がないカイにはそろそろ活躍してほしいな。シュウ復活? もうここからはずっと面白そう。さすがにここまでが酷すぎたからいいアニメとは決して言えないけど。

22話
ブライハイトで巨大化、意味わからんw シュウ主人公じゃん。レンはやく退場してくれこいつ出てくるだけでイラつく。
何でまだ世界の危機が終わってないかもしれないのに揉めてんだ。頭お花畑かよ。フィーネもいらないなぁ。理想論ばっかでつまんなすぎる。

23話 
ほんとなんだよレンとかいうキャラ。神の処分ってなんでこんな直接的な方法なんだ。てかいつまでルドルフ引っ張るの...。

24話 
謎解説。なんでそこまでして赤ん坊守ってるの? これこの設定なら神に反逆して崩壊したら色々まずいんじゃないの。いや、ほんとにゼツが強すぎたからってのが消される理由なのか。じゃあゼツ消えたらもう目的達成だったのでは。
ルドルフとゼツはもう消しとけよ。今更生き返っても冷めるわ。何あのSAOを髣髴とさせる酷い倒し方...。
あの青い星は地球なのか? めっちゃ投げて終わった。これ続編あるのかな? ラクホウとか美少年結局何だったんだ。
そういやシュウがわざわざカイを裏切ってまで主人公側に着いた理由も、他に何かあるのかと思ったけどめっちゃ薄いし。
{/netabare}

{/netabare}
6/22レビュー 6/25レビュー修正

投稿 : 2021/06/25
閲覧 : 464
サンキュー:

6

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ファットマン成分が足りない

2話までの感想{netabare}
ID-0→リヴィジョンズと続けてフルCGだったので、谷口はそっち方向へ進むのかぁと思ってたら今作でキャラが手書きに戻ってちょっとビックリ。
ただ戻るといってもコードギアスじゃなくて、ガンソかそれより昔に行っちゃったような…あれ?
と思ったらキャラ原案は大高忍だって…マジ?(いやマギ)
でもってキャラデが菅野利之で、誰?と調べたらスタジオライブの人らしい。
ああ、それでブライハイトのギガンがワタルっぽいのかーと思ったらブライハイトデザインは天神英貴らしい。
聞いたことあるなーと思ったら…えええっ!?多分この人がパッケージイラスト描いたプラモ買ったことあるぞ、ダグラムがアヤシイ。
あっれー?これだけ描ける人がデザインしたにしちゃあ随分とショボい気が…ID-0のがよっぽどカッコ良かった様な。
はっ、これは…グランベルムの時にも言われてた気がするけど、今度こそ変形する前フリだったりして?えっ合体する?まさかぁ。

とスタッフについては以上で(中島?知らんなぁ)、以下本編2話までの感想。
…グランディア(ボソッ
いや今だったら進撃の巨人か、まぁよくこんな設定やっちゃったなぁ、と。
中華っぽい+ロボだと軒轅剣(あれもライブ臭かったなぁ)が頭をよぎる、正直あっちの方がメカカッコ良かった気が…パンドーラ?知らんなぁ。
正直まだ最初の村を出立もしてなくて何とも言えない段階なのだけど、物語が壁の中だけで終わるのか外側も描写するのかどっちなのかは重要かも?
もし外側を描くつもりならあんまり引っ張るとそれだけ期待が高まって結果ガッカリになりそうなので、早目に明かした方が良さそうな予感。{/netabare}

4話感想{netabare}
3話、シュウビが封印禁書室に入ったのバレてると思うのだけど咎められないのか、ワザと泳がされてる?
まぁいいか。
それよりも3話でようやく「最初の村」から出発して次回から本編スタートかー、と思ったら…。
4話、ん?あれ?
エッジャ村の連中は既にバックアロウと運命を共にすると決意したの?
今のところはあくまで壁の内側で新たな土地を求めてるだけで、壁の向こうに行くつもりは無いと思ってたのだが…ゼツ凱帝からの掃討宣告に「ちょっと待ってくれ、そんなつもりは無いんだ」と言い出す人、居ないんだ。
新天地求めて小国に寄るもレッカやリュートからの圧力にビビって出て行ってくれと拒絶されるとか、その他にもなんやかんやで「ここには住めない」ってオチを何度か繰り返し、それで「もう壁の向こうしか行けるところは無いのか」となってバックと共に行動する…って展開になると思ってたのでちょっと意外。
村の老人連中がもうここで降ろしてくれと艦橋で座り込みをするとか、無いのん?
あなた達が来なければバッフクランも来なかったのに、と責められないの?
やっと出発したと思ったら早くも模索する可能性を限定された感じ、強引な一本道化とでも言えばいいかな。
これからなのかなぁ?一旦はリュートの地にご厄介するとは思うので。
まさか…全部お見通しのゼツ凱帝が意図してそう仕向けてたってことは…無いかな?どうかな?

それと傭兵連中、負けた後「はっ、生きてる?」って言わないのか。
言わせりゃその後の素直な撤退も説得力増したんじゃないかな?
なんだろう、細かい部分で色々と足りてない・すっ飛ばされた感じがする、但し意図的なのかも知れない。
ま、まぁいいか、もう暫く様子見~。{/netabare}

総評{netabare}
えっ、終わっちゃった?終わっちゃったかぁ。
谷口作品は“ID-0”“リヴィジョンズ”と1クール作品を2本意識して見た感じ、エピソードをボッコンボッコン突っ込んで次へ次へとパパっと移ってしまうので「あー、あのエピ深堀りすればいいのにー」と思わせる作りでした。
で、終わり方も「せめてあと1話あったら…」と後ろ髪を引かれる様な感じで、「じゃあ2クール作品なら違うのかな?」と思ったら…バックアロウも同じだったw
(コードギアス?一期しか見てないしもうあんまり覚えてないんよ)

例えば──3話までは最初の村を出立するまでの話をダラっとやったのに、そこを出てからは急ぎ足。
追っ手を払う回や美少年村の回を1話に収めるにはカツカツで色々と細かい所を省いてて「ん?」と思いつつも、「このエピだけで数話かけられてもダルいだけだしなー」というのも分かる。
「とりあえずこんな感じで壁までの道中劇を数話かけるんだろう」と思ったら次の回では早くも壁に到着w
そして、もっと後でやるだろうと思ってたリュート卿和国の訪問もすぐに果たし…いやほんと展開が早い。

意図的にそうしてるんだろうけど、上手いと言うべきかズルいと言うべきか…。
こういう作りだとどんなメリットがあるかというと「細かいところをいちいち気にしてらんない」、作り手側からすれば「細かいところをいちいち突っ込まれない」。
「早く処理して次のエピ行かないと尺が足りないから仕方無いか」って感じで、端折ってる部分を突っ込む暇が無いというか、そもそも覚えてない。
違和感を感じてもすぐに次の展開(次の情報)に押し流されて頭に留めておけないというか。
たまたま覚えてたのでは15話、ソーラ先生がこれはイカンとルドルフの元へ向かうのだけど、この時ルドルフはいつも居た隠れアジトではなく外の橋だか水門の上に居て、だけど先生は迷うことなくそっちへ直行。
なんでルドルフの場所分かったの?と不思議だけど、まぁ探してるシーンに時間を割いてもダルいし尺も無いしねってことであんまり気にならない、気にしてらんない。
あくまでこの件は覚えてたってだけで、随所にそういうテクは施されてる。
…うん、なんかズルいなw

そして話の方だけど、中盤…というかルドルフが登場してすぐの頃は結構ルドルフに同情的でした。
トンでもなく強力な力を持っているが、思いの力がそのまま具現化してしまう世界なので本気になる(なにかに夢中になる)と世界を破壊しかねない。
なのでいつも本気になれない、不真面目で斜に構えた態度を取り続けるしかない──って、これ結構生き地獄じゃね?
まぁ登場した瞬間「ジョジョのポルポ?」と思ったせいもあってか(というかそう思わせるように狙っただろw)、ひょっとして…リンガリンドってルドルフに施された精神監獄なのでは?と予想してました。
監獄ではあるけどルドルフ自身壊したくない様な…でルドルフ以外の住民は退屈しのぎ用のNPCね。
まぁその、2クール目から放送が“ダイナゼノン”と同期になって、前作の“グリッドマン”のネタを引き摺ってきてしまったのかも知れない。
で、すっかりそう思ってた自分としては、次に期待するのは「何をキッカケとしてルドルフは本気を出すことになるか」だったのだけど、いざその瞬間が来たら…「神からの啓示」っていう唐突にして曖昧な理由w
おーい、そこもサラっとやっちゃう?私の予想は外れててもいいので、もっとこう…大きな事件をキッカケにするんじゃないのか?

と、ちょいと肩透かしを食らったところで終盤…これは谷口じゃなくて中島の仕業じゃないかな?如何にも中島らしい私の嫌いな演出が炸裂。
もらった!→効かぬわ→なにぃ!?、もらった!→効かぬわ→なにぃ!?、もらった→まてい→なにぃ!?の連続。
宇宙CQCジャマーキャンセラーブレイカーイレイザーコンファイナーオブストラクターバスタークローザーバニッシャー改零式タイプ2カスタムネオファイナル状態。
これを一回の対決で何度も続けられるのって辛いんだけど…これをファンは「熱い」と言って持て囃すのか?
パッパと次へ次へと展開を詰め込む谷口とも相性が悪い気がする、せめて仕切り直すとかすりゃいいのに…。

そして最後は無難なエンド、イマイチ盛り上がりませんでした。
良くも悪くもキャラは計算通り(合理的)にしか動かなくて感情の発露が弱かった気がする。
また、次へ次へと展開を急ぐ作風だったせいなのか、状況を説明するためにキャラがみ~んな饒舌w
ベラベラ喋るほど「信念」が薄っぺらくなって行くので、ここも監督と脚本の相性悪かったんじゃないかなー?
他の方が「魅力的なキャラが見つからない」と仰ってたけどこれが原因じゃない?
個人的にはルドルフがイイ線行きかけたのだけど…惜しいなぁ。
ベタだけど、ルドルフ(デブver)は愛玩してたディソナンザが殺されて激怒して痩せverになるとか、なんかそういうのが欲しかったかな?
ああ、「なんか足りないんだよなぁ」と思ったらファットマン成分が足りないんだ、あれだけザブングルしておきながら。
プラークがそれ?いやなんか違うんだよなぁ。
寡黙だけど内に熱いモノを持ってるヤツってのが欲しかった。
画面の端でパントマイムさせないといけないので、下手に動かして粗が出るよりキャプ画(止め絵)がキレイな方がウケる最近では難しい?

ハッ!、チャムファウ→リリスファウみたいに、谷口監督の次回作には寡黙キャラが出る!?{/netabare}

投稿 : 2021/06/25
閲覧 : 485
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11

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

D.O.M.E.?

谷口悟朗監督and(or)中島かずきさんのファンでない限り、
無理に見る必要はないかなという作品です。

制作もスタジオヴォルンなる新しめの会社なので、多くは求めません。今後の成長に期待しましょう。

キャラクターデザインも、作画崩壊しないことを最大の目標にしたかのような素朴なデザインです。
ハードルは非常に低いですが、確かに作画崩壊も万策尽きることもありませんでした。



キャラクターではレン・シンが、
「新機動戦記ガンダムW」のノインや「∀ガンダム」のポゥを思わせる感じでなかなか良かったです。

あと全体的に著名な声優が普段と違うトーンで演技していて、その点は大変興味深かったです。

投稿 : 2021/06/24
閲覧 : 219
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5

ネタバレ

ライロキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最後の方は面白かった。

途中までは流してみている感じでしたが、
オチは別として、最後の方から面白くなってきました。
大元帥がいい演技してましたね。無数の塀に囲まれた世界が
ちょっと違うかもしれませんが、宇宙の泡理論のを感じたのは
私だけでしょうか。

投稿 : 2021/06/22
閲覧 : 195
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11

mimories さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

序盤がツラかった

 
作品の熱量的には、前半は低空飛行、後半にググッと上昇する。
序盤に何度か脱落しかけたので、これから観られる方はそのへん承知での視聴を勧める。

結構キャラが立ってると思う反面、主人公はストーリー的に仕方ないものの結構フワッとして、共感しにくく魅力を感じにくかったのは残念。キャラデザも好みではなかった。
キャストは安定の面々で盤石。田中公平さんの音楽も良し。

全体的な満足感は正直イマイチだが、ユルめのロボット合戦モノが嫌いでなければオススメ。
作中で使われてる文字は五十音みたいなものなんで、ド暇な方は読まれてもいいかと。

投稿 : 2021/06/22
閲覧 : 216
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2

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

課せられた不条理は進撃の嚆矢

コードギアスの谷口悟朗
グレンラガンの中島かずき
サクラ大戦の田中公平

というスタッフ陣で制作されるという何とも俺得な臭いしかしない作品だったので、放送前から期待してました。
全話見終わった結論言わせていただくと、ハードルは下回ったけど大きな裏切りもなく無難に楽しめた作品でした。

作品の特徴としては、脚本を務める中島かずき氏お決まりの展開。グレンラガンやキルラキルでも描かれた「大いなる意志を凌駕する人々の想い」というテーマが溢れ出た作品でしたね。
ただ残念なのは、これを視聴者に刻み込むにはこれを体現するような熱量を秘めたキャラクターが必要だということ。前述したグレンラガンやキルラキルはそのラインをクリアしてましたが、今作はその辺の熱量が不足気味。特にW主人公とも呼べるアロウとシュウの二人が周囲に比べてかなり冷めてしまっているように感じるのが問題ですね。この二人のキャラクター自体は物語に厚みを持たせる上で重要になりそうな性質ですが、この作品のテーマ上トップに持ってくる人材ではなかったように感じます。カイやビットの方が適任だったかなー。
良かった点はもちろんレッカ凱帝ゼツ・ダイダンとリュート皇女卿フィーネ・フォルテの裏人格ことフィノワール。この二人、他のキャラクター軒並み置き去りにするレベルでキャラ立ちすぎ。ぶっちゃけこの二人がいなくなった終盤よりも、メインでドンパチかましてた中盤の戦争が一番好きでしたね。
特に凱帝陛下は大好きでしたねー。もうコイツ主人公でええやん、と思うレベルで凄まじい熱量持ってました。本作の7割は彼の魅力で成り立ってると言ってもいいですね。カッコイイじじいはもう画面にいるだけで楽しい。

個人的には悪くない作品でしたが、多分この手のロボットアニメはもう古臭く感じられるんでしょうか、恐ろしく人気と話題に欠けていた印象です。個人的には愚直に熱い作品好きなのでもっと増えて欲しいんですけどねー。

投稿 : 2021/06/22
閲覧 : 257
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17

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

古き良き時代の名残を感じる作品

いまどき珍しい連続2クールのオリジナルロボット作品。
良くも悪くも2000年代初頭のノリを感じる作風。
それもそのはず、監督はコードギアスの谷口悟朗氏、脚本シリーズ構成はグレンラガンの中島かずき氏、アニメ黄金時代に活躍した両人がタッグを組むという、満を持して練りに練られたアニメーション企画であった。
オープニング曲は、前クールにLiSAさん、後クールに藍井エイルさんに担当させる力の入れ様。後クールのエンディングはFLOWさんの曲で、いずれも良曲だった。

まず最初に褒めておくと、2クールに渡ってずっと右肩上がりに面白くなった点は非常に良かったと思う。
毎回全力で勿体ぶらず、常時クライマックスな満足度の高いシナリオだった。
まさに中島かずき氏アニメ特有のエンタメ性あふれる脚本だったと言えるだろう。
中盤まで明確な悪役を固定せず、主人公陣営とレッカ凱帝国とリュート卿和国、三つ巴の戦いになっていく過程も面白い。
特にレッカのゼツ凱帝というキャラが1クール終盤にかけて魅力がグングン上がる。
最初は部下や民をたぶらかす悪の老人と思ってたが、実は圧倒的カリスマ性ある武人であり、カイ将軍らが忠義を示すに値する人物だった。
「カッコいいジジイが登場する作品にハズレなし!」
これは長年アニメを見てきた経験から得た私の教訓だ。

一方で残念だったのは、やはり何もかもが古クサ過ぎた点にあり、1話で見切りを付けた視聴者がかなり多かったであろう事実。
自分自身、初回の第一印象は「見続ければ面白くなりそうだけど、たぶん空気になるタイプのアニメ」という感じだった。
00年代初頭と違って、アニメ供給過多になった現代、最初でスパートかけないと、そのままズルズル下位に落ち着いてしまうのが実情なのだ。特にオリジナル作品の場合は序盤でSNS等でバズらないと後々非常に厳しい。

実際、本作は徐々に面白くなるタイプの作品で、1クールで勢いをじっくり貯めて、2クール目冒頭で「ゼツ凱帝×フィーネ姫」という頂上決戦で最高の盛り上がりを見せ、真の敵が明らかになる2クール中盤において「ビット覚醒」イベントでピークを迎える。そこまで残ってた視聴者がどれだけ居たのかって話だ。
バック・アロウが仮に00年代初頭に放送されてたら、名作のひとつに鳴り得たんじゃないかって、個人的には本当にそう思ってる。
とは言え、最終盤は少し制作陣がやりたいことをやりすぎたかな~って思った。
終わり方には納得していない。
ラスボスは素直にしぶとすぎた"アイツ"のままでよかったと思うし、裏ボスの"アレ"はちょっと意味不明だった。世界の真相もクエスチョンマークが残り、超展開にも程があったと感じた。
そうしたことからシナリオの終着点については、ややマイナス評価を付けざるを得ないかもしれないが、それでも中盤から終盤に至る過程は先が読めずに毎週楽しませてもらったので、オリジナルアニメのストーリーとしては合格点を与えて良いと思う。

キャラクターは一人ひとりが割と魅力的に描けてた。
序盤イライラさせてくれたエッジャ村の連中…特にビットには大分鬱憤が貯まったが、終盤に漢を見せ、大元帥に相応しい活躍を見せたのはカタルシスがあった。
ライバルキャラはゼツ凱帝が最高だったことは上述したが、対するフィーネ姫の裏人格、フィノワールのインパクトも凄まじいものがあった。聖女と凶暴女の両方を演じられる小清水さんを声優に選んだのはまさに英断だっただろう。
シュウへの復讐に燃えるカイ将軍(&レン)はライバル枠と思いきや、序盤でシュウの策謀に敗れ、1クールラストには完膚なきまでに叩きのめされるという損な役回りだったが、最後まで成長を感じさせ、強キャラ感を保てたのは見事。

とまぁ、敵サイドやサブキャラクターは魅力的だった一方、主人公のバック・アロウは何とも言えない残念な立場になってしまった。
分身という特殊攻撃があったものの、終盤はずっと"ただの武器"だったし、誰かの道具役で満足しちゃう主人公ってどうなのか?スパロボに登場したら合体したらメインパイロット乗っ取られて、精神コマンド専用役になるタイプだぞ。
「主人公に魅力のあるアニメは良作」という定義を守るとすれば、その点ではマイナスポイントと言えるかもしれない。
もうひとりの主役、シュウ・ビは軍師として有能キャラに描写できていたと思う。
親友のカイや部下のレンを裏切って主人公側に付いた件は、悪の帝国レッカから2人を救う策略があるためかと思ったらそんなことはなくて、本当に自己の知識欲で親友を手に掛けようとまでしてたのはサイコ感があった。別にレッカが悪の国ってわけじゃなかったし。

さて、谷口監督と中島さんの脚本によって、ロボアニメの復興を目指した本作。
しかしながら結局、面白さの肝はロボではなく、先の読めないストーリー展開にあった気がする。それは同じ谷口作品のコードギアスも同じなんだけど…
むしろ今の時代「ロボアニメに期待する面白さ」ってなんなんだろうか。
ロボットのバトルが対人バトルと比べて盛り上がるとは思えないし、わざわざロボットを主軸とするアニメを作らなければいけない理由は現時点で自分は思いつかない。
本作もロボが魅力的に映った作品というわけでは決してなく、谷口×中島という黄金タッグをもってしても「ロボアニメのオワコン化」を脱却するには至らなかったと感じた。
実際、円盤の売上もサッパリなみたいだし…
どっちにしても力の入った作品だったのに結果が残せなかったのは残念である。

投稿 : 2021/06/22
閲覧 : 267
サンキュー:

6

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

わざと隙だらけに作っているのか

ツッコミどころ満載のスペクタクルアニメ。
主人公は登場時にパンツ履いてないし、ワッパーって「輪っぱ」だよね。
中華風、欧風、西部劇風のキャラが入り乱れ、変なところで合唱が入る。
最後は、壁の外の外まで飛び出して、目指すところは...

南米の古代文明のような世界感にした方が、良かったのではと考えたりもした。
だけど、綺麗にまとめてしまうと、2クール持たなくなっちゃうね。

かなり奇妙な外見のキャラばかりだけど、世界は広くて超展開。
世界観が陳腐でイキったキャラばかりのアニメより、ギャップがあって面白い。

投稿 : 2021/06/22
閲覧 : 212
サンキュー:

5

ネタバレ

dFRjS80566 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

やりたい放題 箱庭アニメ

中島かずきって グレンラガン
等で 有名な 劇団新感線 座付き
のあの方ですよね?

早乙女太一 の劇団 朱雀 スジャク 等にも参加されていて
お年に見えますが バイタリティー 溢れてますね♪

予備情報 無しでの 初見
なんや・・これ (´゚д゚`)

ウェスタン 三国志? いつの時代なのか 解らない 衣装デザイン
信念を具現化させて ロボットの様な 兵器?
で闘うアニメ 空から定期的に 落宝 で良いのかな?
お宝が堕ちてくる 世界 リンガリンド

壁に囲まれて リュート共和国 レッカ剴帝国 
に二分され 端っこの エッジャ村に
墜ちた 落宝に人が入っていた

信念が具現化って発想は良いですね ( ̄ー ̄)b good
物語はかなり強引で 無理矢理が過ぎる展開
グレンラガンと同じく 暑苦しい
変人揃いww 特に レン・シン と言う女性キャラが
メンヘラ拗らせた感じで 関わりたくない感じですね
カイ・ロウダン の腹心 なのですが 
シュウ・ビ なる軍師が 裏切ってから
本領発揮 脳筋思考 で何でも殴って解決
しかし 主人公 アロウ に勝てず 空回りで草
シュウ・ビ が カイ を裏切って迄
何をしたいのか 未だに良く解らず

アロウ と同じく 壁の外に 出たい模様

壁は人為的 な上 近付く 人間には
容赦ない攻撃をしてくる

普通に考えて 壁の外の世界
落宝 って言うのは 別派閥 コミュニティ の廃棄物でしょうね
アロウ は胸の傷痕 から見ても
コミュニティ から排斥された
と考えるのが普通かなと思います

全て観てますが 現在16話 全何話か 知りませんが
壁をいつ越えるのか? 越えた時点で 2期御期待!
的な 終わりだと 納得行きませんねww

追記
リュート共和国 に表向き 歓迎された エッジャ村の
村人が 蛮族に見える あの演出は
意図的 なのでしょうが 見てて不愉快な気分になりました

一応全て観てますが 最終回
なんか 腑に落ちない 予定調和 ご都合主義
な感じで終わっちゃいましたね・・・( ´-ω-)

大まかに アロウ が殲滅装置 とやらで
反旗を翻した リンガリンド の住民を管理
消去する システムの1部だった

リュート 烈火 共に消滅 新たな連合国家
が生まれる 三木眞一郎 演じる ルドルフ
が計算高く 全ての厄災の原因だった
にしては 三流感 が常に付きまとって見えたw

烈火の国王 ゼツとアロウが 協力して ルドルフ との激闘は迫力あったけど 
邪推すると 要は話数 延命のネタですよね

最終的に尻切れトンボ な感じで つ・・つまんねぇ・・・(´д`|||)
ってのが正直な感想

投稿 : 2021/06/21
閲覧 : 835
サンキュー:

11

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

信念を具現化するロボットアニメ

壁に囲まれた世界、リンガリンド。
レッカ凱帝国とリュート卿和国に分かれて派を競う。
辺境のエッジャ村に、壁の外から一人の男が落下。
彼は壁の外に帰りたいという。

1話のエッジャ村の騒動にワクワク。
でも、その後は期待したほどではありませんでした。
もっと色恋沙汰とか、コメディーがあっても良かったのに・・・
つまりは自分好みの話ではありませんでした。

この作品、男性キャラに魅力があります。
第一、主人公が無鉄砲のバッキャローだし。
レッカのシュウやカイ、リュートのルドルフとか。
はたまた、美少年共和国のキラキラ人とか・・・

私のお気に入りはシュウです。
己の興味の赴くままに真理を探究する。
決して慌てず、冷静に先を見通す。
安心感しかないキャラでした。

{netabare}物語はラストに向け、謎解きが加速。
戦闘が激しくなり、誰が敵やら味方やら。
そして神の存在に収束。
矛盾はあるけど、納得の結末かな?{/netabare}

投稿 : 2021/06/20
閲覧 : 218
サンキュー:

16

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

この熱い展開、既視感ありあり

この無茶苦茶さ、見たことあるとおもったら、脚本がグレンラガン等でおなじみの中島さんだ。
とてもテンポが良くて見ていて面白い。
バック・アロウってそういう意味か。
この勢いについていけないと、もしかしたら入り込めないかも。
レッカとリュートの全面戦争に突入したところで1クール。
とても面白い、というか熱い!
毎回どんだけ叫んでいるんだ!というくらい。
壁に囲まれた世界観というのが、物語に緊張感を与えている。
2クール目も続きますが、もちろん期待大ですよ。
あと、OPとED、どちらの曲も良い。
OPのLisaさんさすがだなあ。
ED作曲のハヤシケイさん、ボカロPの時からお気に入りです。

6/16 2クール目視聴
後半の加速度的な展開はさすが。
昨日の敵は今日の味方。最後はみんな一致団結して共通の敵を倒す!的な。
話の展開は分かりやすい。
しかし、最終回に向かって怒涛の展開は、分かるんだけど。
ちょっとクールダウンと言うか、溜めると良いと思います。
今期だとゾンビランドサガ・リベンジでの佐賀事変のような。
本編とすこし外れた回を挟んでくれると、最後の怒涛の展開がさらに重みを持つと思うんだけどなあ。
{netabare}
あと、どうして最後の最後に地球を持ち出すんだ?ここで地球を出す正当性を小一時間問い詰めたい。
何か伏線あった?
そこがどうしても解せないところ。
{/netabare}

全体的には面白かったんだけど、1クールの最後が頂点だったかなあ。

投稿 : 2021/06/19
閲覧 : 314
サンキュー:

14

ネタバレ

まーたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

悪くなかったと思います

バック・アロウ 全24話 感想

前半10話ぐらいはクソつまらんかった。
第1話観てんーなにこれ。クソアニメ感半端ないなwってなった。バッキャローのバックアロウは草
んでそこから美少年牧場の話やレッカ大帝国との話。んー退屈wwwシュウがアロウ側に着いたり色々あったけど。レンシンがもう草www
どうでもいいけど大元帥ことビット様がもうくさwww

んでそこからレンシンとカイロウダンと熱いバトルから面白くなりだしたかな?フィーネ姫が国民に二重人格ってバレたあたりもおもろかった。

2クール目はルドルフとの話が主だったかな?あいつキモすぎやろwww
2クール目は熱いシーン多くて結構すきだったかな?ゼツ凱帝がツボwwwあいつ強すぎやろwww
壁の外の話とかも回収できてたし終わり方としては満足かな?
最終話も若干駆け足気味だったけどいい展開多くて好きだったかな。
1クール目のクソつまらん話を4話ぐらいでまとめて2クールで収めたらもっと評価されてたかもしれない

お気に入りキャラはシュウとゼツ凱帝です。

投稿 : 2021/06/19
閲覧 : 304
サンキュー:

6

ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ガンソード×グレンラガンなのか

<2021/1/9 初投稿>
見始めなので評点はデフォルトの3.0です。

今期新作7つぐらい第一話見てみましたが、今のところ一番好感触!

どうやらオリジナルアニメのようで。
EDクレジットが原作「谷口悟朗、中島かずき、ANIPLEX」になってました。

谷口悟朗と言えば「コードギアス」「ガンソード」「スクライド」などの魅力的なオリジナルロボアニメを生み出す名監督。
原作付きでも名作「プラネテス」を始め「純潔のマリア」などでも手腕を発揮。
「ガンソード」「プラネテス」「純潔のマリア」は特に大好きです。

かたや中島かずきといえば「グレンラガン」「キルラキル」「コンクリートレボルティオ」、最近だと「プロメア」とか「DNA」とか「ノリと勢いと熱量」で押し切る名作、良作、迷作を多数輩出する作家さん。
ちなみにこちらの中では「グレンラガン」が大好き。

この二人が手を組んだ、ということのようです。

で、本作の第一話を見ての感想。
谷口監督の方が芸風が広い分、中島かずきテイストに少し寄せて少し暑苦しい感じはします。

一応、{netabare}ロボもの{/netabare}のカテゴリになるんでしょうが、
谷口「ガン×ソード」と中島「天元突破グレンラガン」の空気感を混ぜこぜにしたような。
でも出てくる人はみんな普通そう。
カミナのような気合いでなんでも解決可能な人も、ヴァンのような真性「バカ」もいなさそうです。
そういう意味ではキャラの人格的には「コードギアス」っぽいかな。

という作品です。

世界観とかキャラ紹介などは2話以降、もう少し見てから追記したいと思います。

<2021/1/24 追記>
三話まで視聴しました。
グレンラガンやガンソードがお好きな方なら好きな展開ではないでしょうか。
同じような展開とも言えますが 笑。

少し内容に触れます。

周囲を高さ十キロの壁に囲まれた、いわゆる異世界。
その世界の住人は「壁の外には何もない」と言います。
そしてその世界には二大国を始めとするいくつかの国があります。
中世の中国っぽい国、独立前のアメリカみたいな国、コードギアスのブリタニアみたいな国。
文明レベルはレボルバーや大砲は普通にあるので現実世界で言えば1800年代くらいなんでしょうか。

ちょっとアンティークな世界観。
ただ一つブライハイトという巨大ロボットの技術を除いては。
と言っても謎のオーパーツ的なものなのでその世界の人々は技術を理解してるわけじゃないのですが。
ここら辺のロボの扱いもグレンラガンやガンソードとよく似てますね。

第三話で{netabare}巨大戦艦を入手したバックアロウ御一行はエッジャ村の村人全員と一緒に壁に向かって旅立った{/netabare}のでした。
やっぱり{netabare}ロードムービー{/netabare}でした 笑

そしてやっぱりこういう展開好き。

登場人物は相変わらず正常な人が多いけど、でもそのうち鉤爪の男のようなイカれポンチが出てくるんじゃないかと期待してますw

やっぱこれ楽しいな。

<2021/6/18 追記>
最終話まで見終えました。
ラストはなんか{netabare}ポカン{/netabare}としましたよ。
バトルのところ{netabare}最終回での畳みかけ方はグレンラガンやガンソード{/netabare}のそれを思い出しました。
それ、というのは{netabare}対アンチスパイラル戦や対鉤爪の男戦{/netabare}のことです。

でも本作はカタルシスがちょっと足らない。

しつこいと言えば良いのか。
確かに{netabare}ルドルフ{/netabare}は良いキャラしてたし、やはり{netabare}三木眞一郎さん{/netabare}は凄い。
でもこんだけ引っ張るとなー

そしてこの世界のカラクリ。
良かったですよ。
これは予想できない。
ちょっと{netabare}LAST EXILE{/netabare}を彷彿とさせる。
でもなんかその割にカタルシスが足らない。

なんでなんだろうな。
全編通して展開は早く、盛り上げ方もさすが。
でもなんか噛み合ってない。

もしかしたら谷口悟朗監督と中島かずきさんは作風が少し似てる分、相性がさほど良くないのかも。
美味しいウスターソースに美味しい醤油混ぜたら微妙な味になった、って感じかも。

ちょっと評価の難しい作品でした。。

投稿 : 2021/06/19
閲覧 : 1282
サンキュー:

34

ネタバレ

マヤカン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

普通に面白い

間に挟む関係者の談話も魅力だと思う。今までそういうの無かったし。
三木さんが出ることで迫力を増すというか、演技力のある人がルドルフやるのが正解なんだろうな〜。
序盤は近況やキャラの掘り下げ、主演の声優さんも言ってた壁なら梶さんだって(笑)壁の先に行きたい駆逐したいが巨人なら、壁の先に帰りたいがアロウ。
でも何よりも飄々とした掴みどころがない性格のシュウが杉田さんで大正解と感じてしまった点でした。いつもよりわかめの声でやっとるなーとか。
絵柄は個性があっていいも思う最近は似たりよったりのが多いから飽きてたし。
衣装も好きです。アタリーもエルシャも可愛いですよ!
ネタ枠の美少年達も聞くたびに笑ってしまう常に光ってるし。
今回はシュウ・ビ推しで最後まで見たいですね。
世界の事実を知って進撃じゃないなこれは木だなそのまんま…。
見たほうが絶対面白いそういう作品だと思います。

投稿 : 2021/06/09
閲覧 : 156
サンキュー:

3

ネタバレ

シュラ吉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

サバサバしすぎな気が、、、

作画が安っぽいせいかキャラクターに感情移入することが出来ない。主要人物である医者の人が死んだ時も何ごともなかったようにストーリーは進んでいく。もう少し重量感のある作画にして話しのスピードを落としたら良作になれるかも

投稿 : 2021/05/22
閲覧 : 373
サンキュー:

3

dNtaa40944 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

タイトルなし

序盤は冒険とキャラ掘り下げ、中盤は戦争、終盤は世界設定の種明かしという構成かな

先が読めそうで読めない展開が面白い
予想してたと思ったらその上を行くみたいな内容

戦闘シーンやCGも良い

あえて欠点を挙げるとしたらたまに不快なキャラがいるくらい

投稿 : 2021/04/27
閲覧 : 564
サンキュー:

3

miyomin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

後半から予想外の展開

前半スロースタート気味でコードギアスの二番煎じみたいな作品と思っていたけど、後半は毎回予想外の展開で面白くなってきた。
始めと比べて勢力関係もガラッと変わり続きを見るのが楽しみだ。

今16話を見ているので後7回くらいで終わっちゃうのか・・

投稿 : 2021/04/24
閲覧 : 802
サンキュー:

5

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

<45> ロボットものだけど変身ヒーローものに近い。一本調子。

4 話まで視聴。
壁に囲まれた世界から壁の外の新天地を目指すロボットもの。
ロボットものだけどテイストは変身ヒーローものに近い。単純明快でぽんぽん進むけど一本調子。絵は普通。
2 クールらしいんで視聴終了。『キングゲイナー』とか『スタードライバー』とか思い出した。

投稿 : 2021/04/08
閲覧 : 245
サンキュー:

2

ネタバレ

takigawa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

微妙→面白いっす→

アニメオリジナルだそうで

全体的に古い
絵柄とかキャラのノリとか20年以上前の作品のよう
あえて、なんだろうけど

設定的には1話からバレバレな感じ
で、非常に定番なパターン

だからこそ谷口悟朗がどう料理するのか楽しみではある


11話まで視聴
{netabare} マッドサイエンティスト {/netabare}の演出が最高で笑った
ここまで予想に反してとても楽しめてる
2クールだそうで後半も楽しみ

投稿 : 2021/04/03
閲覧 : 566
サンキュー:

3

VIgXO85011 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

ちょっと面白くなってきたかも。

2クール目スタートしたので改めて評価。

2クール目滑り出しとしてはかなり良さげ。1クール目は準備期間的な感じでキャラ見せして2クール目で詳しく当てていくみたいな感じかな?

アロウとその仲間たちは1クール目できっちり掘り下げたから今度はレッカやリュートの信念やキャラ性にスポットを当てる話になるかと思う。

投稿 : 2021/04/03
閲覧 : 368
サンキュー:

5

さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

タイトルなし

様子見かなって思ったけど視聴継続。

レトロな感じが面白いアニメ。キャラも魅力出てきて敵も良いキャラしてるかな。

面白いけど古臭いノリとか考えない系のアニメが苦手な人には勧められないかも?

投稿 : 2021/03/30
閲覧 : 244
サンキュー:

1

DahOh32684 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

2期も継続して見ます

正直序盤はイマイチ…って感じ(もちろん熱いところ、面白いところもあったけど)でした。リュート編からの展開は明かされる真実や目的、キャラの掘り下げや描き方がしっかりしてて面白くなってきたと思います。

投稿 : 2021/03/30
閲覧 : 265
サンキュー:

3

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

単純に面白く無い 50点

何とか視聴継続していましたが、一向に良化が見込めそうも無い為、断念しました。

まとめ視聴しても中身が入ってこないタイプは頂け無いですね。
もう少しセンスが欲しいところですね。

投稿 : 2021/03/29
閲覧 : 228
サンキュー:

4

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バック・アロウのストーリー・あらすじ

リンガリンド。その地は、壁に囲まれた世界。壁がその地を覆い、守り、育み、育てた。壁は神――それがその大地、リンガリンドの根幹である。ある日、リンガリンド辺境の地「エッジャ村」に謎の男「バック・アロウ」が現れる。アロウは記憶を失っているが、自分が「“壁の外"からやってきた」ことだけはわかると言う。記憶を取り戻すために壁の外を目指すアロウだったが次第に、自身をめぐる争いに巻き込まれていく――(TVアニメ動画『バック・アロウ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年冬アニメ
制作会社
studio VOLN
公式サイト
back-arrow.com/
主題歌
《OP》LiSA『dawn』《ED》斉藤朱夏『セカイノハテ』

声優・キャラクター

梶裕貴、洲崎綾、小澤亜李、小野賢章、置鮎龍太郎、杉田智和、潘めぐみ、小清水亜美、小松未可子

スタッフ

キャラクター原案:大高忍
監督:谷口悟朗、シリーズ構成・全話脚本:中島かずき、キャラクターデザイン・総作画監督:菅野利之、ブライハイトデザイン:天神英貴、CGアクションスーパーバイザー:山根理宏、音楽:田中公平、CG制作:ダイナモピクチャーズ、撮影:チップチューン、背景:スタジオワイエス

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