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「呪術廻戦(TVアニメ動画)」

総合得点
85.4
感想・評価
863
棚に入れた
3441
ランキング
243
★★★★☆ 3.8 (863)
物語
3.7
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.8

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呪術廻戦の感想・評価はどうでしたか?

雑食大魔王 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白かった

戦闘シーンがよく描けているが、せっかくすごく良いキャラがいるのだからもうちょっとストーリーやキャラ重視でもいいのかとも思った。

投稿 : 2024/09/15
閲覧 : 26
サンキュー:

1

中島野球しようぜ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

令和ジャンプの看板作品、シナリオ面での難はあるが全体的に上々、おすすめ度★★★★☆

大丈夫 僕最強だから

ジャンプ次世代を担う人気作のひとつ。虎杖悠仁が祖父の最期を見届けたあと急に戦いに巻き込まれて呪いの王、両面宿儺の指を飲み込んだことから物語が始まる。

いかにもな鬼滅の刃の後釜枠といった感じだが、あちらが物悲しさを描いたダークファンタジーだとすれば、こちらは陰鬱さや凄惨さをメインに描いている。鬼滅は中身は王道だけど、こちらは人の心とかないんか?と思わず疑問符を付けたくなるほどに救いがない。場面単位で見れば面白いけどカタルシスがなく、見たあとの後味が悪い。後半の交流会の野球シーンなどの日常描写はせめてもの癒しか。

バトルシーンの秀逸な表現はMAPPAならでは。スピード感とエフェクトのド派手さが視覚的に伝わってきて、満足度は高い。呪力の表現は和風ファンタジー的な表現方法とアニメーションらしさが混在されていて、おどろおどろしくも格好良さが伝わる。

楽曲もノリの良いものと緊迫感のあるもので切り替えが出来ており、呪術本編の迫力ありつつも時に軽快になる戦闘シーンの魅力を引き出せており、更にバトル面での衝撃度が増す。

五条先生の最強ぶりは本誌で格を落とされる前だからかアニメだと光って見える。虎杖、伏黒、釘崎といった主要人物の信念が描かれる場面や等身大の高校生らしいフランクな距離感は、五条先生の言う「若人の青春」なんだろうか。2年生や京都校、特に京都校屈指の変人、東堂のインパクトは強烈で本人自身も一見奔放で融通が効かなく見えるが認めた相手には対等に接し、虎杖の良き師匠ポジになってくれた。言動や行動は癖があるがいい兄貴分。

この時はバリバリ絶好調で面白かった呪術。今の本誌は色々グダグダすぎるんだよなぁ…

投稿 : 2024/07/30
閲覧 : 42
サンキュー:

1

ネタバレ

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

呪いを祓うべく呪いとなった少年の壮絶なアクション&ダークファンタジー

<ストーリー>
並みはずれた身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりりゅうじ)。
祖父が死んだ夜に呪術高専一年の伏黒恵(ふしぐろめぐみ)と出会う。彼は、虎杖の持つ“呪物”を回収しに来たという。しかし、封印は解かれており、呪いの化け物が虎杖の先輩たちを襲うところから物語は始まる。

<キャラ>
個性的かつ魅力的なキャラが多いです。

<作画>
絵も綺麗で、見やすかったです。
バトル演出もスピード感があり良かったです。

<音楽>
オープニングテーマ
第1クール「廻廻奇譚」Eveさん
第2クール「VIVID VICE」Who-ya Extendedさん

エンディングテーマ
第1クール「LOST IN PARADISE feat. AKLO」ALIさん
第2クール「give it back」Cö shu Nieさん

<感想>
「呪い」をテーマにしたお話なので、多少グロさはありますが、キャラ達のお陰もあり、全体的に重たくない印象です。
また、キャラ達の成長や友情があり、王道な感じのお話です。
バトルは共闘シーンが多くて、スピード感もあり、見応え充分で面白かったです。
劇場版も楽しみです。

投稿 : 2024/07/15
閲覧 : 270
サンキュー:

13

イツキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

有名作品だが、個人的には刺さらず。

職場の同僚に勧められて鑑賞。
人ならざる者が出てくるものは好きな傾向にあるが、個人的には、あまり刺さらなかった。スペック的にも作画的にも、人間離れしすぎたキャラが多すぎたのが、あまり感情移入できず、肌に合わなかったのかも?(あと登場人物の名前を覚えるのが大変……)
なんとなく2期は観るような気がするが、「次が気になって仕方がない!」とは、残念ながらならなかった。

投稿 : 2024/06/09
閲覧 : 84
サンキュー:

0

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

典型的な少年誌アニメ

1クール24話

呪いというお化けみたいのと戦う呪術師の話?
とある事情で主人公は最強の呪いを食べて、呪いと共存する選ばれた器となりながら呪いと戦う呪術師になっていくみたいなお話。

設定はしっかり出来ていると思いますが、
少年誌特有の「ドカン、ドカン!」みたいなバトルが続きます。
少年誌系が好きかどうかで評価は分かれるかなぁ。と思います。

投稿 : 2024/03/20
閲覧 : 91
サンキュー:

2

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

カカシ班だな

原作未読(2021.4)
最近の〇ャンプは中々頑張ってますね。こちらも「鬼滅」みたくアニメ化から人気がでてきた感じなんでしょうか?製作にMAPPAさんでバトルシーンをはじめOP、EDも中々凝っています。
話は簡単に言うと呪術師と呪霊の戦いという感じでしょうか?そこを〇ャンプらしく”友情、勝利、努力”の王道を絡ませる作りとなっています。
自分は「ナルト」「BLEACH」の影響受けているのかなと感じました(別に悪いわけではない)。
ただ、鬼滅と違ってアニメの続きが読みたいとはそれほど思わなかったかな。
声優陣も気合入ってるメンバー?と言う位豪華だと思います。


私のツボ:井上麻里奈さん、田中敦子さんが出てるだけでも個人的には乙。

劇場版”0”・Season2視聴済(2024.1)
とにもかくにも”バトル、バトル、バトル、バトル、バトル・・・”ってな感じで高レベルなバトルシーンのバーゲンセールのようでした。ちょっと変な時もありましたが(主人公がまだ傷受けてないのに先に受けてたりとか・・・)。
でもまぁ、日本のアニメ製作の凄さを見せつけたと言っても良いんじゃないでしょうか。MAPPAさんの気合を感じました。
個人的にはあまり好きな作品ではないんですが(名前が難しすぎるのもある)迫力はありますね。

私のツボ:うさぎたん

投稿 : 2024/01/28
閲覧 : 231
サンキュー:

9

きゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おもろーい

おもろぉーい。夏油がすきだ!!

投稿 : 2023/12/20
閲覧 : 69
サンキュー:

2

ねこ太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

バトル物

呪術という手法で悪い呪物をお祓いする物語。
主人公を含め登場人物に豪華な声優陣が並ぶ。

これからどうなっていくのだろうってシンプルに興味をそそる展開、魅力的なキャラクター達。作品に人気があるのも納得です。
呪術で悪い呪物を倒すときに使う奥の手ってブリーチの卍解みたいw 敵も学習して使ってくるところがまた面白い

1期を観終わったので次は劇場版を観ようと思います。
しばらく楽しめそうです^^

投稿 : 2023/11/26
閲覧 : 63
サンキュー:

3

かとー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

漫画が難しいから敬遠してたけど

漫画難しいから流し読みしてたけど、何回も見てやっと面白さがわかった!笑

アニメも声優が豪華だし、わかりやすい!
人気作の訳ですね!

良いアニメはやはり評価が高い!

投稿 : 2023/11/22
閲覧 : 114
サンキュー:

5

移リ木うらら さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

悪意の描き方が上手い

人間の堕ちる様や悪意の発露の瞬間を描くのがとてつもなく上手い。それでいて人の良い面を見ることを忘れない作家さんなんだろうなーって物語をみていて思った。

落ちきってしまうと全部のことが順平くん視点みたいにみえるし。

どうやったら良い事を見れるのかなとかどうやったら失望しないで生きられるかなとかそういう目線でこのアニメをみると得られるものがとてつもなく大きい。

私は善性のみで生きている虎杖みたいな主人公が本当に嫌いだし、そういうモノに救われる物語が反吐が出る程嫌いだったんだけど、それくらい色々絶望する経験を自分の人生でしているから。だからその理屈が自分の考え方や物の見方だって頭では分かっていても、もう拒否反反応を消せなかったんだよね。

でも、「懐玉・玉折」みてから呪術廻戦ってどんな話だったけって最初から見直していて虎杖みたいな人とかその人の何気ない言動とか在りようとか本当に美しいし愛おしいなって思い直して。

懐玉・玉折も含め呪術廻戦で描かれているのって、SNSが普及して人の悪意が容易に見えるこの世界で、何かを評価するために、何かを非難するために、何かを定型に当てはめるために、酷い言葉を使って他人を嘲笑う人もいるし、それに晒されない様に悪意で鼓舞して自己否定と自己犠牲に当てはめて自分を殺す人もいるし。

そういう思いをどう扱うかを漫画っていう媒体に落とし込んで、冷静に、安全な場所で、落ち着いて考え直させてくれるお話だなーと思いました。

正直悪意を中心に添えた作品でそれを浄化できる視点を貰えるとは全く思ってなかったから。こんな感想を自分が持ったことにも驚いたけど。まぁそれだけよくできてるってことだと思います!悪意と愛の描き方が本当に素晴らし。のめり込んでみてもあらゆる感情を揺さぶられて体感を引き起こされるけれど、だからこそ引いた俯瞰視点でみると自分がそこにいるわけではないからこそ気づかされることも多かったです。

投稿 : 2023/11/19
閲覧 : 88
サンキュー:

4

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「なぜ他人のために戦うのか?」を突き詰めた主人公が魅力

TBSのバラエティ番組『サンデージャポン』から“ネクスト鬼滅”という蔑称を付けられた作品。「あくまで鬼滅の次にブームが来るという意味合いで言っただけで優劣を決めているわけではない」と冷静に努めている者もいるが、通して観た私としては実にTVショーらしい「わかっていない」あだ名の付け方だと思った。
確かに原作は週刊少年ジャンプで連載されており、嘗て「黄金世代」とも呼ばれた著名なジャンプ作品へのリスペクトも感じられる作品だ。その点は『鬼滅の刃』と共通している。とくに自らの内に強大な化物を飼う主人公、加えてメインキャラは男子女子1人ずつに白髪の男の教師────観始めは『NARUTO』を思い起こさせる要素が多分にある。
しかし彼の作品らと比べると、本作は「死生観」を独特かつしっかりと描いており、その点を主軸に据えた物語の展開やキャラクターの人物像がどのジャンプ作品にも無い独創性を生み出している。

【コイツがカッコいい:虎杖悠仁(1)】
見出して感じるのは主人公のデザインの奇抜さだろう。髪型はサイドを刈り上げた短髪で、刈り上げた部分以外はなんと桃色をしている。特徴的な髪色と髪型は武藤遊戯やヒカル、黒崎一護などいい意味で過去のジャンプ作品の主人公を想起させ、只者ならぬオーラを感じさせてくれる。
そんな主人公・虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)は運動神経は「おかしい」レベルに高いものの至って普通な高校生だった。この世界で人の命を奪う呪いの塊──「呪霊」──に対抗するには同じ呪いの力──「呪力」──で以て戦うしかない。
そんな呪霊が虎杖の通う学校に解き放たれる。虎杖に呪力は無い。死の恐怖が足をすくめ、出会ったばかりの伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)と呪霊の戦いを遠巻きに眺めるしかなかった。
しかし葛藤の最中、「祖父」の言葉が彼の脳裏に浮かぶ。

『お前は強いから人を助けろ』

正しく真っ当に死んだ祖父を目にしたからこそ、「呪い」という正しくないもので死ぬ人を彼は見過ごせない。自分に呪いを祓う力がなくとも、彼は友のため、祖父の遺言という自らにかかった「呪い」で立ち向おうとする。
清々しいまでのジャンプの主人公だ。正しくあろうと、正義であろうとするまっすぐで純粋な主人公。彼は呪霊に立ち向かうため、呪いの力を得るために「両面宿儺(りょうめんすくな)の指」を飲み込む。それは学園に呪霊が蔓延る要因だった物──「呪物」──だった。
自らがどうなるかは後回し、自己犠牲の精神すら頭にない。呪力を得た代わりに虎杖は特級呪霊『スクナ』と身体を共有することになり、全国の呪術師から祓滅(ふつめつ)────命を狙われることになってしまう。

【コイツがカッコいい:虎杖悠仁(2)】
そんな絶望的な状況に猶予を与えたのが呪術高等専門学校(以下、呪術高専)の教師・五条悟。彼は虎杖の祓滅を覆すことは出来なかったが、「どうせ殺すならスクナの指を全部取り込ませてからにした方がいい」と先延ばしを提案し、呪術高専に入学させようとする。この第2話にこそ主人公の真価が問われ、そして描かれる印象的なエピソードだ。
{netabare}
『呪術高専に何しに来た?呪いを学び呪いを祓う術を身に付けその先に何を求める?』

『スクナの指を回収する?事件・事故・病気。君の知らない人間が日々死んでいくのは当たり前のことだ。それが呪いの被害となると看過できないというわけか?』

『祖父の遺言?家族も他人の内だろう。つまり他人の指図で君は呪いに立ち向かうと?君は自分が呪いに殺されたときもそうやって祖父のせいにするのか?』
{/netabare}
呪術高専に入学する以上、生徒はその時から呪いに立ち向かう「呪術師」にならなくてはならない。死とは常に隣り合わせ。そこに身を置く覚悟、そこに身を置く確かな「理由」を学長自らが求め続ける。その問いかけの1つ1つがとても鋭い。
祖父の遺言すら全否定する相手に対し、思わず主人公も『あんた嫌なこと言うなぁ』と返す。そして気付く。自分の今抱く使命感は「誰か」の為でも「祖父」の為でもないことを。
{netabare}
『運動もケンカも昔から人並み以上に出来た。でもそれを1度だって俺にしか出来ないって思ったことは無い。けれど、『スクナを食う』。それは俺にしか出来ないんだ、って』

『死刑(祓滅)から逃げられたとしてこの使命から逃げたらさ、飯食って風呂入って漫画読んで────ふと気持ちが途切れたとき “あぁ、今スクナのせいで人が死んでるかもな”って凹んで、“俺には関係ねぇ。俺のせいじゃねぇ”って自分に言い聞かせるのか?』

『そんなの御免だね。自分が死ぬときのことは分からんけど、生き様で後悔はしたくない!』
{/netabare}
見ず知らずの誰かのために戦う主人公というのは、バトル漫画ではよくいる人物像だ。そんな無償の優しさが、時として他者の目から見れば気持ち悪く映ることもあるだろう。
けれど虎杖は違う。全て「自分のため」だという答えを示した。結果は変わらず死刑(祓滅)かも知れない。けれどそこに至るまでの過程──生き様──で自責の念に駆られたくないという最高にカッコいい「我儘」を言ってのけたのである。
ここまでで非常に丁寧に主人公を魅せている。物語の芯、主軸となる存在の彼がどんなキャラクターなのか、第1・2話をたっぷり使うことで「虎杖悠仁」という主人公に感情移入を生みやすい丁寧な導入を描いている。

【ココが面白い:スクナは“力”ではなく“敵”】
そんなジャンプな主人公が自らの内に『スクナ』という強力な呪霊を宿すことで大きな呪力を得た。現在はまだそのコントロールが難しいものの、呪術高専で呪術を学びモノにしていくことで虎杖は、九尾のチャクラを持つうずまきナルトのように強大な戦闘力を発揮していく────なんて予想をしてのんびり構えていたのが大間違いだった。
スクナは九尾のように気前よく力だけを渡すことはないし、では身体を貸し出せばこちらの都合よく戦ってくれるのかと思えばその度に牙を剥くのは呪術師たちの方になる。呪いの王とも称される両面宿儺は他の呪霊を見下しそちらにも攻撃はするものの、基本的には同胞・仲間として見る傾向にある。
{netabare}1度目は虎杖の意思で10秒だけ交代してきっかり10秒で身体の主導権を取り戻せていたのだが、2度目に虎杖たち1年生が特級呪霊と当たってしまい、已む無く交代した時には身体の主導権を取り戻すのに時間がかかるようになってしまった。これを好機と見たスクナは自分の身体でもある虎杖の心臓を抜き取り虎杖自身を人質にして好き放題に暴れ回る。「交代すれば、その瞬間に死ぬぞ?」と。
残忍で狡猾、かつ最強。20本ある指の内、たった2本だけで器である虎杖のコントロールから外れてしまうのだから、全ての指を取り込んだその暁には決して人間側に付くことがない最強の「ラスボス」となるに違いない。{/netabare}
なぜこんな邪悪な存在に頼ることになってしまったのか。全ては虎杖自身の弱さ・驕りのせいである。
弱い呪術師は強い呪霊に相対したその時に潔く死ななければならない。そうなりたくなければ誰よりも、どこまでも強くならなければならない。『弱者は死に方すら選べない』のだ。
そう悟った虎杖がその後、スクナを2度と表に出すことがないよう己自身で呪力を引き出し、他の様々な呪術師から戦う術や心構えを学んでゆく姿も輝く魅力の一部である。
{netabare}その一方、スクナと虎杖とでは『契闊』という「好きな時にスクナが1分間虎杖の身体の主導権を握る」契約が交わされてしまった。これがいつ発動するのか戦々恐々としながら話を追えるようにもなっている。{/netabare}

【ココも面白い:良い感じの厨二感】
いい意味でこの作品は「厨ニ感」全開だ。登場人物の名前や専門用語、極端なキャラクター描写にどこか遠回しでポエミーになる1歩手前の台詞回しがこの作品を彩ることで「センス」と「おしゃれ」を感じさせてくれる。
『呪法』『術式』『領域展開』────負の感情で引き出すことができる呪いの力を応用した様々な「能力」によるバトルが『HUNTER×HUNETR』や『BLEACH』、『ジョジョの奇妙な冒険』など過去の人気ジャンプ作品を思い起こさせつつ、本作の空気感、呪術廻戦という作品が醸し出す「雰囲気」そのものが本作の魅力そのものだと言わんばかりにキャラクターを語らせ、動かすのである。
とくに戦闘シーンはスロー演出なんてチンケなものを使わずに、キビキビと動き回るキャラクターたちをぐりぐりと動くカメラワークで映すことでハイスピードな戦闘シーンを演出しており、そこからピタッと止めることで戦闘シーンの終わりを盛り上げる。
静と動、それを意識しているからこその緊張感あふれる戦闘シーンが見ているだけでシンプルな「アニメーション」としての面白さを目に味わわせてくれる。
仲間の呪術師や敵の呪霊が『術式』というややこしい物で能力バトルをするのに対し、現在の主人公はシンプルに「殴る」のみ(笑)その対比がいい味を出しており、敵の搦め手も全力も全て正面から受け止めて食らいつくというプロットが主人公・虎杖とその相手の両方の魅力を引き出している。
能力の説明台詞が多いのは、自分の術式を相手に開示すれば効果を高めることができるという設定があるからだ。だからこそ呪術師も意思ある呪霊も意気揚々と自らの手の内を晒し、相手にも視聴者にも「自分」を理解させた上で120%の力を圧倒的な戦闘作画で魅せてくれる。そんな演出が本作に「厨ニ感」を強く感じさせてくれるのだ。

【他キャラ評】
釘崎 野薔薇(くぎさき のばら)
呪いで以て呪いを制する『呪術廻戦』の象徴は、意外にもヒロインたる彼女の術式(バトルスタイル)にある。何たって彼女が武器に用いるのが金槌、藁人形、そして五寸釘。「丑の刻参り」は呪いで人を殺すないし不幸に陥れる呪法の鉄板だ。
金槌を振るい、釘を乱れ撃ち、呪霊の肉片が手に入れば必中の遠隔攻撃までやってのける。近接特化の虎杖や式神使いの伏黒では届かない相手にこそ真価を発揮するということで、戦闘シーンでも全くおざなりにならない出番・活躍を魅せてくれる。
丑の刻参りをモチーフとしたキャラクターは得てして陰気な性格で描かれがちだが、彼女に関しては言いたいことはハッキリ言う、割り切るべきところはきちんと割り切ってみせるとカラッとした印象を抱く。男子を尻に敷く勝ち気が過ぎる部分を除けば、虎杖や伏黒とは性別を越えた「悪友」と言った感じでとても魅力的な「姉御」として描かれていた。

五条悟(ごじょう さとる)
呪術高専の先生、そして同時に作中の「最強キャラクター」だ。最強故に傲慢、傲慢故に最強。この世界において傲慢さは力の象徴でもある。
自らが認めない限りは彼は誰にも己を触れさせない。最強だから五條悟なのではなく、五條悟だからこそ最強なのだと言わんばかりの己のエゴイズムを全開にする戦闘シーンは圧巻だ。
飄々とした態度で敵が目の前に居ても冗談を吐きまくり、主人公が今まで遭遇したものよりも強い呪霊を前にしても「弱い」と嘲け笑うほどだ。
カリスマ性の有るキャラクターの存在は人気作には不可欠だ。呪術廻戦におけるカリスマは「五條悟」であり、そんなメタ的な要因ですら自らの「傲慢さ」に取り込んでるフシが有る。{netabare}2期では色々と不手際を見せてしまうとの噂だが、少なくとも本作にその片鱗は伺えない。{/netabare}
普段は目を隠している彼が本気を出す時だけその目を晒す。その瞳は誰よりも美しい。

【総評】
10年代以降らしいダークでハードな世界観を秘めつつも、きちんと「ジャンプらしさ」も描かれた作品と評する。
人に仇なす呪いと戦おうとする典型的な主人公の決心を今までの作品以上に揺さぶりをかけて確固たる物にした序盤の展開がすさまじく、物語の1話1話を丁寧に見せてくれたので大分、没入できた。
そして祖父のような安寧な死を“正”、呪いによる死を“誤”と定めた主人公・虎杖の内にはスクナという最大の「矛盾」が孕んでいる。これが{netabare}虎杖を1度殺しているのだから{/netabare}人間の味方につくことは先ずあり得ない。なので今までの少年漫画作品を超えた緊張感も備わっている。
それ故に虎杖は、時に自らの「正しい死」の概念に迷うこともある。
「正しい死」とはなにか。常に人は正しい死を迎えるに値するのか。そもそも自分が今生きていることは正しいことなのか。
答えが出せそうにないこの問を追い求めながら、虎杖は人のような意思を持つ特級呪霊の軍団との戦いに臨んでいく。「死生観」のようなものがこの作品のテーマの1つとして備わっており、そこが他作品と一線を画す部分だろう。
癖が強く個性的なキャラクターも魅力的であり、姉御な釘崎や禪院真希(ぜんいん まき)、おにぎりの具しか喋らない狗巻棘(いぬまき とげ)に体術バリバリいけるまんまな「パンダ」、そして「五条悟」というカリスマを中心に印象に残るキャラも多く、そんなキャラクターたちが魅せる「バトル」の魅力をMAPPAの作画クォリティで盛り上げている。
{netabare}強いて欠点を挙げるなら、2クール目から始まる『京都姉妹校交流会』が少年漫画ではありがちなバトル展開で、決着含めてあまり本筋とは関係無かったところだろうか。とはいえ主人公・虎杖の成長には欠かせない「ベストフレンド(笑)」との出逢いがあり、他の京都の呪術師たちもひと癖あったり一物抱えてたりと見所は多いため、決して無下にはできないエピソードではある。
曲者揃いな京都呪術師の中で唯一、常識人で不憫可愛い三輪霞(みわ かすみ)ちゃんが好みだ。攻めの新陰流抜刀術も今後拝みたいのだが、新しい刀用意してもらえるのかなあの娘……?{/netabare}
いい意味でも悪い意味でも「厨ニっぽさ」とジャンプ要素が乱立しており、その部分で好みが分かれるやも知れないが、個人的にはしっかりと2クール楽しませてくれた作品であった。
伏線などのポテンシャルも高い作品なので、系列放送のTBSには変に鬼滅の名前を出したり芸能バラエティに絡めたりするのではなく、本作ならではの特色を押さえた純真な宣伝をこれから頑張ってやっていって欲しい。

投稿 : 2023/10/18
閲覧 : 221
サンキュー:

10

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

特に評価を下げる所がない安定感

レビューするため再度視聴。もう3年前ですか放送直後に視聴したんですが、面白かったしとにかくキャラの口が悪い、女性キャラもほぼ口悪い、味方同士が仲悪い。これが強烈に印象に残っててよく覚えてました。2クール全24話、1エピソードを数話使う構成ですね、原作では◯◯編となっているようで、分かりやすいし、1エピソードがちょうど良いボリュームでした。

まーキャラが多めでそれでいて癖が強いですね。キャラ祭りで楽しいし、ジャンプのバトルものなのでターゲット層も広いでしょう。イケメンキャラも多く女性の方もOK。呪いがテーマでグロもあるけど大したことはないと思います。それより残酷な話があるのでそっちが胸糞で無理な方はいるかもしれませんが、シリアスな展開中にギャグ要素結構入れてるんで身構えなくても視聴できますよ。

呪いの話が私の理解力のなさもありますが、少しややこしかったです。呪術師、呪咀師、呪霊、階級などお恥ずかしながらググってしまいました。主人公が序盤でなる状態が斬新で面白いんですが、強くなっていく過程が分かりにくかったです。呪いの指食ってなのか、気みたいなのを操るようになったのか。その辺はざっくりしてます。まぁ私が分かりにくかっただけで、そんなに細かい事気にしないで観る方なんで一応書きましたが評価を下げてはいません。ただコーナーのようなCパートが毎話あり、あまり笑えなくて正直無くてもいいかなと思いました。

MAPPAですし戦闘シーン良く動くし、多くのキャラの戦い方も敵味方限らず個性的で飽きません。それらも含めのキャラ祭りなんで、誰でも好きなキャラ出来るはずですよ。パンダ、おにぎりの具パイセンとかよく思いつくなとニヤつきました。声優さんでは諏訪部さんツダケン良い味出してさすがです。

OP.EDは映像も曲もオシャレ感ありカッコ良く素晴らしい。私は1クール目のOP.EDの方が好きです。

平均満足度の通り私的に評価かなり高く、激しくお勧めするレベルのアニメですね。まだの方ぜひご覧くださいませ。劇場版と現在放送中の2期も楽しみです。

2023年10月17日

投稿 : 2023/10/17
閲覧 : 265
サンキュー:

27

はちごー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:----

社会に受ける要素てんこ盛り。

第一にバトルに迫力がある。これだけでも見る価値あり。本格的に面白くなるのは2期から。1期はプロローグ。

投稿 : 2023/08/26
閲覧 : 183
サンキュー:

4

ネタバレ

ポリゴン@Radio さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

有名作品だけあって面白い!

有名作品だけあって面白かったし観やすかった!

投稿 : 2023/08/17
閲覧 : 95
サンキュー:

4

那珂ちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 1.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

観て損はない。

 24話まで視聴。原作未読。

 予算ついてるアニメなので作画も声優もしっかりしているので観て損はなし。戦闘シーンもかっこいいし、没入感があっていい。
 ただ、ストーリーは不完全燃焼というか謎が多すぎるので、物語性重視の人は苦手かも。


物語の評価
 
 まず大前提として24話時点では話がさっぱり分からない。とりあえずの目的は明示されているが、キャラが多いうえに謎も多いので続きが気になるというよりは不完全燃焼感が強い。また、感動したり心が震えるような場面はなかった。

声優の評価

 予算があるので大物・実績のある声優ばかりで安定感がすごい。これだけのキャストが揃っているだけで観る価値はあると思う。

キャラの評価

 上述のように、キャラが多すぎるし、深堀リも全くできていないので評価のしようがない。五条悟が人気らしいが、アニメを観ただけだと、普段はおちゃらけているが戦闘になるとチート級に強い人としか言えない。

作画の評価
 
 すごくいい。特に後半にかけては手抜きだと思われる場面が一切ない。戦闘シーンの作画はヌルヌルで没入感も半端ではない。最高。24話の野薔薇かっこよすぎて惚れた。

音楽の評価

 一番がっかりだった。別に曲自体が悪いとは思わないが、呪術廻戦の作風と絶望的にマッチしてない。絶望的な状況で話が終わってもいきなり陽気なEDが流れたりしてナニコレ?状態になる。がっかり。

投稿 : 2023/07/18
閲覧 : 111
サンキュー:

4

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

★★★☆

2023.07.16 ★★★☆(3.7) 3度目観賞評価
2022.01.17 ★★★☆(3.7) 2度目観賞評価
2021.04.10 ★★★☆(3.6) 1度目観賞評価

投稿 : 2023/07/16
閲覧 : 219
サンキュー:

3

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

五条先生に乱暴されたい腐女子急増中

少年ジャンプアニメ。原作未読。
同じ少年ジャンプ作品で社会現象になった"鬼滅の刃"に続くヒット作になれるのか注目されました。
ジャンプなど既読済み原作の場合、アニメは見なくてもいいかという気分になってしまうことが多いけど、本作は一度も手を付けたことがない作品だったこともあり、アニメは最初から大変楽しく拝見することができました。
映像もハイクオリティなので今後もアニメ一本原作未読を貫きたいです。
続編は今の所、番外編の劇場版が確定しているだけで2期の予定は決まっていないみたいですが、間違いなくテレビシリーズも続くはず。
とりあえず一旦の区切りということでレビューを書くことにします。

まず、第1話のインパクト。
王道ストーリーながら醸し出すオーラは明らかにB級アニメと一線を画す。
この時点では世間から「ポスト鬼滅」などとは言われていなかったはずだけど、初回の作画&演出を見てある程度のヒットは間違いないと思いましたね。
制作会社は安心と安定のMAPPAさん。並行して"進撃の巨人"のアニメーションも担当してるし本当よーやるわ〜。
そして集英社のアニメ化に賭ける意識は昨今明らかに変わりました。
きちんと予算を掛けてアニメを完成形にすることが原作を昇華させる、そのことにようやく気づいてくれましたね。

鬼滅と呪術、両作品の比較をしているコラムがネット上に散見されますが、ジャンプ作品という部分以外共通点がないのに比較も何もないと思いますけど…
まぁ、アンチ鬼滅の身としては(笑)こっちの方が断然面白かったけどw
ただ、シナリオ上本作の方が良くない点も僅かにあって、例えば敵キャラとの戦闘がすっきり決着しないことが挙げられます。
旗色が悪くなるといちいち途中で逃げ出して不透明決着になるのはいただけない。
まるでどちらも負けさせまいと反則負けやリングアウトに逃げる昭和時代のプロレスを彷彿させました。
鬼滅が唯一良かった点は、各章のボスキャラをきっちり倒し決着させることで、その分かりやすさが子どもたちに受けたのでしょう。
それと1クール終盤、おそらく仲間になると予想していた順平にまさか救いがなかったのは、なかなかに辛い展開。賛否が分かれそうだなぁと感じました。

2クール目に入ると京都校との交流戦に突入。
ジャンプアニメ特有の途中で横槍が入りそうと思ったら案の定…
それでも第16話のパンダvsメカ丸の戦いは面白かったです。上述した通り、両者死力を尽くした完全決着こそが、戦闘パートに求められることなのよ。
そういう意味では東堂葵というキャラの戦闘はなんか面白くなかったですね。敵対してるときもタッグを組んだときも。「マイベストフレンド!」とか訳分かんない台詞によって緊張感が皆無となり、筋肉キャラの利点が台無しだったのでは?
変なキャラ付けせずに単純な脳筋にした方が良かった気がします。少なくとも現段階では。

…あらっ?褒めるつもりが気づけばアンチレビューになってるの巻!
結局全体を通して普通に出来が良かったので改めて長所をレビューするのに今更感が生じ、どうしても数少ない不満点の方を指摘してしまった次第です。
結果として「普通に面白かった!続きも期待!」その一文で十分でした。
褒めるより貶すことの方が遥かに簡単ということを改めて認識し反省。
あ、でも最後に言わせてください。
じゅじゅさんぽはクッソつまらんくて尺の無駄でした!
以上です!2期も期待!

投稿 : 2023/07/04
閲覧 : 218
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6

秋川 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

バトルが面白い

でも展開が面白くなかったので微妙に感じてしまいました。既刊22巻でアニメは8巻までの内容しか放送しないので盛り上がってないのは仕方ないと思いましたが、漫画で続きを読む気は起きませんでした。でもバトルが面白かったので人気なのは超納得しました。特に七海、虎杖vs継ぎ接ぎ男のバトルや東堂、虎杖vs花御のバトルが面白かったです。


あとメカ丸vsパンダのバトルも面白かった。ですが、姉妹交流会はメカ丸vsパンダのバトル以外はあっさりと決着がついたり、花御の乱入があったので残念でした。

投稿 : 2023/05/29
閲覧 : 103
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2

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ビジュアル全般はかなりのものだが、サクサクなのが良いやら悪いやら…。

 話題作はかえって手がでない私ですが、やっと本作を視聴。作画はmppaさんの総力を賭けている感じがビシビシ来るし、キャラデザがガイナ出の雄であるあの平松さん!というだけでビジュアル全般は良いに決まってる(まぁ、とてつもなく凄いってほどじゃないが)。ただ、内容が良い意味でも悪い意味でもサクサクかな?。あと、24話あった割には微妙なところで切り上げたな。


 とにかくテンポ良くポンポン話が進むからかなり見易い作りではあるが、そのぶん貯めがあまり感じられないからズコンと胸に刺さるとこや、貯めたぶん爆発する熱さ!という沸点に到達する瞬間があまり感じられない。それにしても、最近の作品ってあんまり努力とか修行を魅力的に描けてないことが多い気がする。美少女が主役のサーカスアニメなのに鉄球を押し返したり、グレートキャニオンでバンジーしてたカレイドスターを見習って頂きたい。


 能力バトルも、五条さんや宿儺の戦いは俺ツェぇぇ!状態だし、それ以外のバトルも平山さん言うところの頓智が足りない!。ジョジョがいい例だが、凄い能力同士がぶつかるだけじゃなく、手に汗握るこちらの予想の上をいく二転三転する戦況、その中で見えてくる敵のキャラの駄目さも格好良さも魅力的に描けるかどうか?。そういう上手さが弱いから、作画に比してあまり燃えない。


 あと、敵のボスがヒロアカのやつと被ってね?な、あまり興味がわかない類型的な悪で少々ガッカリ(せめて宮野さんが演じるとかしてたらなぁ〜)。ジョジョのラスボスたち、ボンドルド、鍵爪の男、少佐といった綺羅星の如き悪を経てきた自分としては、彼の悪の論理を聞いても「フ〜ン…」っ感じ。


 そもそも論だが、主人公が最初から持ってる、或いは選ばれし存在過ぎる問題とか、この設定ってNARUTOじゃね?とか、呪力を霊力やチャクラや氣に置き換えても、呪霊をホロウや妖怪に置き換えてもそんなに問題ようでは呪術廻戦というタイトルに偽りありでは?とか(「ぬ〜べ〜」ほうがよっぽどトラウマになりそうなほど恐怖なネタが沢山)?とか、自分としてはマイナスのが正直目立っている。なにより主役の虎杖(読みにくい)にどうも入っていいきづらい。


 ただ、全体的にキャラは良い感じだし(ヒロアカと同じで第一線のキャラと、やっぱりそれ以下の力の入れようの差が大きい気がするけど)、中村さんやツダケンさんといった好きな男性声優さんが活き活き演じているし、スムーズに見れるのは決して悪い面ばかりじゃないので、そこそこ楽しく見通せそうなので今後にも期待します。交流戦ってヒロアカでもそんなことやってたような。そういえば、キャラデザの力かもだが、opedやたまに垣間見える日常の味わいが良い感じだからもっとそういう部分があったらなぁ。

投稿 : 2023/05/15
閲覧 : 528
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23

ビックリヤングコーン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なんか途中で止まってた!

作画は綺麗で凄かった!キャラも設定も面白かったけど、全体的に流れが見づらかった。なんかモヤモヤする展開が多くて、スッキリしないまま話が進んでいく印象を受けた。

投稿 : 2023/03/22
閲覧 : 111
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4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

耐えれませんでした

話題になっていたので視聴しました。

ホラーチックなものやグロすぎるものが苦手で、

{netabare}1話の後半 学校の中で呪いがとけた時に化け物の感じや先輩たちがすごい状態になっていて、だんだんと気分が悪くなってきたので途中で断念しました。{/netabare}

投稿 : 2023/02/28
閲覧 : 133

風来坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「ジャンプコミック」を堪能できる作品

少年漫画の要素として、「友情」・「努力」・「勝利」というものが挙げられますが、一番必要な物は勧善懲悪的な分かり易い爽快感ではないかと思います。
そのため、基本的には悪役は醜くく明らかに醜悪なものとして描かれます。
主人公がそれに対してどう立ち向かっていくか、作品の善し悪しはそこに掛かっていると思います。

本作品も構成については同じようなパターンで、特に印象的な部分があるわけではないんですが、それでもこのパターンが面白いんですよね笑
問題はどう立ち向かっていくかという部分ですが、物語全体を膨らませようとして、主人公の「途」が若干ぼやけてしまっているかなという印象。長編としてやっていくには世界観を膨らませる必要があるとは思いますけど、そのせいで一つ一つのイベントがぼやけてしまったら、勿体ないなと思います。
原作は未読なので、もしかしたらアニメだけの現象の可能性はあります汗

2023年7月からは二期も始まるそうなので、引き続き期待したいです。

投稿 : 2023/02/27
閲覧 : 119
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10

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

呪術ぱいせん

ハリーポッター風に例えるとヴォルデモートのような存在の指を食べるはめになってしまった少年の話らしいと聞いて
普通、指食べようとはならんだろ。

よくある身体能力お化けなのに、運動部入らないマン。
よくある少年漫画的な作品という感じだけど、そういうシンプルなものが意外と良いもの。完全懲悪みたいなところもある。ショッカーと戦う初代仮面ライダー的な?
ただ、凄く流行る作品でもないような。どう?
強くなって自分の力も制御していくんでしょうね。仲間の力も借りて。
五条悟だけ規格外すぎんか。なんぞ?
タッパとケツのでかい女好きに対する想いは笑う。勝手に同じ中学卒業扱いて笑。


OP
廻廻奇譚 Eve
VIVID VICE Who-ya Extended
ED
LOST IN PARADISE feat. AKLO ALI
give it back Cö shu Nie
挿入歌
REMEMBER Masato
前半クールのOP・EDが好きだった。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
少年は戦う--「正しい死」を求めて 辛酸・後悔・恥辱 人間が生む負の感情は呪いと化し日常に潜む 呪いは世に蔓延る禍源であり、最悪の場合、人間を死へと導くそして、呪いは呪いでしか祓えない 驚異的な身体能力を持つ、少年・虎杖悠仁はごく普通の高校生活を送っていたが、ある日“呪い”に襲われた学友を救うため、特級呪物“両面宿儺の指”を喰らい、己の魂に呪いを宿してしまう 呪いである“両面宿儺”と肉体を共有することとなった虎杖は、最強の呪術師である五条 悟の案内で、対呪い専門機関である「東京都立呪術高等専門学校」へと編入することになり..... 呪いを祓うべく呪いを宿した少年の後戻りのできない、壮絶な物語が廻りだす- 


1. 両面宿儺
並みはずれた身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁。祖父が死んだ夜に呪術高専一年の伏黒 恵と出会う。彼は、虎杖の持つ“呪物”を回収しに来たというが、ちょうどその“呪物”は虎杖の先輩らによって封印が解かれていた。“呪物”が引き寄せた、呪いの化け物に襲われる先輩たち。そこに虎杖と伏黒が駆けつける。

2. 自分のために
見知らぬ部屋で目を覚ます虎杖は、目の前にいた呪術高専の教師・五条 悟から自分の“秘匿死刑”が決定したと告げられる。五条は、虎杖に二つの選択肢を示す。今すぐ死刑になるか、『両面宿儺の指』20本を探し出し、すべて取り込んだのちに死ぬか--。

3. 鉄骨娘
3人目の一年生、釘崎野薔薇を迎えに行く虎杖と伏黒、五条。そのままとある廃ビルへ向かい、五条は虎杖と釘崎に、廃ビル内に潜む呪霊を祓ってくるよう課題を与える。ビル内、二手に分かれて呪霊を探し始める虎杖と釘崎は、子どもを人質にとる狡猾な呪霊と対峙する。

4. 呪胎戴天
少年院で起きた緊急事態に、虎杖、伏黒、釘崎が派遣される。任務は、いずれ特級呪霊に成り得る呪胎とともに取り残された生存者の確認と救出。乗り込んだ虎杖たちは、無慈悲な現実に直面する。直後釘崎の姿が消え、残された虎杖と伏黒の隣には、特級呪霊の姿があった。

5. 呪胎戴天-弐-
少年院の外に退避した伏黒は、特級呪霊の死に気付く。次の瞬間、横に両面宿儺が現れ、虎杖の体から心臓を抜き取り、人質にする。このままでは虎杖の意識が戻っても死んでしまうと戦い始める伏黒だったが、格の違いを痛感する。

6. 雨後
虎杖の死に悔しさをかみしめる五条。仲間の死に沈み込む伏黒・野薔薇は強くなるために2年生達と特訓を始める。一方、夏油達も動き出す。そんな中、死んだはずの虎杖は--。

7. 急襲
移動中だった五条は、特級呪霊・漏瑚の奇襲を受ける。攻撃を重ねても決して当たらない--漏瑚は、すぐに五条の強さを目の当たりにする。一瞬で高専に戻り、修行中の虎杖まで連れてくる余裕の五条に、漏瑚は怒りを爆発させ、ある手段に出るが、対して五条は--。

8. 退屈
交流会に向けた特訓の合間。釘崎と伏黒の前に、呪術高専京都校二年の禪院真依と東堂が現れ、二人にケンカを吹っ掛ける。伏黒を腕っぷしで押していく東堂。一方、真依の言葉に嫌悪を抱き、釘崎は真依を挑発するが--。

9. 幼魚と逆罰
高校をサボり映画館に来た吉野順平は、自分をいじめていた同級生が顔を変形させられ、死んでいるところを目撃する。“犯人”を追い、声をかける吉野。その後、事件現場の映画館に乗り込んだ虎杖と脱サラ一級呪術師の七海建人は、2体の呪霊に遭遇する。

10. 無為転変
吉野の調査を任された虎杖は、補助監督の伊地知に作戦を聞く。低級の呪いに吉野を襲わせ、反応を確かめるというが作戦は失敗し、虎杖は吉野に直球で声をかける。結果的に嫌悪する担任教師を追い払ってくれた虎杖を見て、吉野は話を聞く気になる。一方、真人のアジトを突き止めた七海は地下水路で真人と相まみえるのだった。

11. 固陋蠢愚
真人に追い詰められた七海は呪力の制限を解除、十劃呪法『瓦落瓦落』で地下水路の壁を破壊し、がれきの雨を降らせる。一方、吉野と接触した虎杖は、映画の話で意気投合する。吉野の母とも会い、家に招かれるとさらに打ち解けるのだったが...。

12. いつかの君へ
真人に心酔していた吉野は、上手く利用され虎杖と戦うように仕向けられていた。復讐に走り暴走する吉野に対し、虎杖は拳を重ねながらも動機を聞き出し説得しようと図るが、吉野の口から残酷な事実を知ることになる。そんな二人のそばに真人が忍び寄り--。

13. また明日
間一髪で真人の一撃を防ぎ虎杖を救った七海。ここで確実に真人を祓うため虎杖と七海は息の合った攻撃を重ねる。真人は改造人間を使い虎杖を精神的にも追い詰めようとするが、虎杖はそれを乗り越える。畳み込まれる攻撃に追い込まれた真人は「死」を感じ--。

14. 京都姉妹校交流会-団体戦⓪-
虎杖たちから逃れた真人は、夏油らと合流し、あるプランを進めようとする。一方、呪術高専では“京都姉妹校交流会”が行われようとしていた。伏黒と釘崎、二年の真希、棘、パンダが集合するが、そこに東堂ら京都校の面々も到着。早速一触即発な空気の中、さらに遅れて五条が駆けつけあるサプライズを行う--。

15. 京都姉妹校交流会-団体戦①-
京都姉妹校交流会の団体戦が始まった。東京校のメンバーに、京都校の東堂が襲い掛かるが、足止め役を任されていた虎杖が相対する。東堂のパワーに圧倒される虎杖だが、突然東堂から女の趣味を尋ねられ--。

16. 京都姉妹校交流会-団体戦②-
東堂は、虎杖の“逕庭拳”が特級には通じない技だと指摘する。助言を素直に受け取る虎杖に対し、東堂は全力で相手をし、導いていく。一方、京都校の西宮に、釘崎はケンカを吹っ掛ける。その横にいたパンダに、陰から攻撃を仕掛けるメカ丸。釘崎と西宮、パンダとメカ丸の戦いが始まる。

17. 京都姉妹校交流会-団体戦③-
交流会団体戦は続く--。対峙する真希と三輪。三輪は真希の等級には表れない圧倒的強さに驚きを隠せない。同じ頃、箒で空中を飛び回る西宮を追う釘崎。真依の苦労、女性呪術師として生きていく意味を語る西宮をバッサリ切り捨て、一気に反撃に出る。そして姿が見えない真依は--。

18. 賢者
各所で勝敗が見え始めた交流会1日目。伏黒は御三家の嫡男・加茂と対峙していた。自身の血を操る「赤血操術」を使う加茂に、伏黒は式神と体術で対抗する。同じ頃、狗巻 の言霊の増幅・強制術式である「呪言」を生かして場を進めていく。その狗巻が突如感じた不穏な気配に振り返るとそこには--。想定外の事が起こり始める交流会。戦いの行方は--。

19. 黒閃
交流会に突如乱入し、襲い掛かる特級呪霊・花御。対峙する伏黒と狗巻、加茂は花御の攻撃を防ぎながら、帳の外に向かって走る。追い詰められる3人だったが、そこに真希が参戦し、伏黒との連携で攻め立てる。しかしそれでもなお、特級呪霊である花御の圧倒的な戦闘力を前に窮地に立たされてしまうが--。

20. 規格外
花御との戦いに参戦した虎杖と東堂。虎杖が黒閃を決め、東堂との連携プレーで攻め立てていく中、さらに自身の術式を解禁する東堂。超親友となった虎杖と共に、東堂はトリッキーな術式と(自称)IQ53万の脳内CPUを持つそのクレバーさで花御を翻弄していくが--。

21. 呪術甲子園
圧倒的な強さで五条は花御を退けた。瀕死の花御と合流した真人は、「両面宿儺の指」と特級呪物「呪胎九相図1番~3番」を強奪。着実に10月31日に決行する五条悟封印の準備を進めていた。一方、高専サイドは真人らの目的を明らかにできない。被害を鑑み、そのまま交流会も中止、となりかけるが、何故か野球で決着をつけることに。姉妹交流会・2日目野球戦、プレイボール--。

22. 起首雷同
呪霊により3人の男が似た状況で死亡する事件が発生。被害者たちは同じ中学校に在籍していたことが判明し、虎杖、伏黒、釘崎はその調査に派遣される。現地に着いてみると、その中学校は伏黒の母校であった。被害者らは地元の心霊スポット「八十八橋」の下で揃って倒れていたことがあったと聞く。さらに伏黒の姉・津美紀も事件に巻き込まれていたと分かり--。

23. 起首雷同-弐-
八十八橋の呪いに加え特級呪物「呪胎九相図」の1体・血塗(けちず)と対峙する虎杖・伏黒・釘崎。八十八橋の呪いの結界内にいる伏黒たちだが、突如釘崎が腕を引かれ、結界外に消える。それを追い、出ていったもう一体の血塗と虎杖も外へ。残った伏黒は早々に八十八橋の呪いを片付けるが--衝撃の光景を目の前にする。一方、釘崎は「呪胎九相図」の1体・壊相(えそう)と対峙。そこに血塗(けちず)と、追ってきた虎杖も加わり--。

24. 共犯
「呪胎九相図」兄弟の壊相・血塗に対する虎杖と釘崎だったが、壊相・血塗の血を浴びてしまい体内から腐食が始まる。窮地に立たされるも釘崎は自らに釘を刺し、「共鳴り」を発動。兄弟との我慢比べが始まる。虎杖も止まらず血塗を攻め立てていくが--。「両面宿儺の指」に端を発した今回の任務。果たして虎杖・釘崎・伏黒は無事高専へ帰還できるのか--。

投稿 : 2023/02/24
閲覧 : 191
サンキュー:

13

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白いは、面白い。

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
少年漫画らしい少年漫画で、作画も音楽も非常によい。主人公がちゃんと主人公してるのも好感がもてました。

バトル漫画としての単純な面白さでいけば、鬼滅よりもだいぶ上だなという印象。なるほど、ヒットするのが良く分かります。

ただ、ねぇ。皆思うだろうけど、パクりがパクり過ぎて(汗) てなあたりを、レビューで。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
NARUTOみたいな設定で、BLEACHみたいな見た目のキャラが、HUNTER×HUNTERみたいなバトルをしてるとしか、思えないんだよな~。

どこがどう、というのは、あにこれの住人なら皆分かるだろうから、ここでは、その功罪と認定を。

まず、パクり(というか類似作品の多さ)の良さは、「そりゃ面白くなるよな」というところ。おいしいところの詰め合わせだからね。勿論、有名作品パクれば自動的にヒットするなんて甘いもんじゃないから、それはそれとして、乗りこなす力量は必要ですので、この作者をただの「パクり」とは断罪できないと思います。アニメ化のブーストは確かにあるけど、見処がある作品であることは間違いないです。

だから、☆4(高評価)にはしています。

次にマイナス面ですが、倫理観とか法的にということよりも、「作品に雑音が入る」ということですね。めっちゃ熱いシーン、感動シーンで、普通なら作品世界にどっぷり浸るべきときに、、、「でもこれパクり(あの作品のあの場面)だよな」というのが、頭の片隅にあって、ハマりきれない。現に、本作においての私がそうでした。

もし私が、類似の素晴らしい作品達を観たことのない小学生くらいだったら、スゲー楽しめてるんだろーなーと、残念な気持ちになりました。

まあ、今になって、「全く新しい作品」に出会えるなんて思ってないけど、「程度」がね。流石に本作は「程度が過ぎる」。

ちなみに、パクりかどうかは、ヒットする前からオープンにしているかどうかですね。「平家物語」をパクりなんていう人が誰もいないように、本作も、連載開始時から宣言してれば問題ないけど、そんなことするバカはいないし、難しい問題ですね。
{/netabare}

投稿 : 2023/02/19
閲覧 : 262
サンキュー:

30

ネタバレ

キシリトール昆布 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ジャンプ王道が好きならオススメ

THE少年ジャンプ王道で盛り上がりを約束。
こてこてなので、またこの展開かよ的な苦手な人もいるでしょうねw

五条先生(カカシ最強上位互換)だけカッコ良すぎ作画チカラ入れすぎ。

やっぱりあります!チーム戦!
ただ主要キャラの生い立ち説明が長すぎ・多すぎで
戦闘シーンが少なくすこし物足りない。

OP・ED共に最初のほうが好き。

原作を読んでいないので分かりませんが、
京都校のほうでスピンオフ・外伝的な別作品で制作して欲しい。

投稿 : 2023/02/06
閲覧 : 109
サンキュー:

8

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

闇を払って

 最近話題のアニメということで全24話、見終わりました。感想としては「そこそこの面白さ」って感じでしたね。

 僕は元々ジャンプ作品は中、高校生のときは沢山読んでました。しかし、大学生になってからだんだん読まなくなってきました(今でも見返してるのはジョジョとハンターくらい)。

 理由としては、①子どもっぽい、②長期連載、③インフレです。

 ①に関しては、少年向けだから当たり前なんですが、子どもっぽいのは苦手で、そういうノリについていけないんですね、、、海賊王を目指す話とか、火影を目指す話とか、キャラが全体的に子どもっぽいし、ギャグも見てて面白くなく、思わず眉をひそめてしまう。もちろん子どもが夢に向かって明るく前向きに向かう、というのは大事ですよ。しかし、所々に挟まれるギャグはどうしても受け入れにくく、マイナスポイントです(´-ω-`)。

 ②について、長期に渡って連載されてる作品は「早く話畳めよ」って思いました。ジャンプしか読んでないときは当たり前だと思ってましたが、深夜アニメに触れてから、短い話でも面白い話が沢山あると知ったので、なかなか終わらないことが辛いと感じるようになりました(・c_・`)しかも漫画だけではありません。ジャンプ漫画のアニメ化も、引き延ばしがひどい。前回のあらすじが長い、漫画の2,3コマを2,3分引っ張るで、本筋が10分くらいしかない、といったこともよくある。話に無駄がなければ多少長くてもいいんですが、こういうのって無駄に戦闘シーン、回想が長いんですよ、、、

 ③について、②があると避けられない運命ですよね、、、。バトルは迫力よりも頭脳戦・心理戦の方が見ごたえあります。もしくは強い敵に頭を使って倒す、とか。迫力だけのバトルはいまいちです(-_-;)。

 長く引っ張っちゃいましたが、それでは呪術はどうなのか?を書いていきます。

 ①について、少し子どもっぽさはありました。一人一人のキャラ描写が薄い、挟まれるギャグがいまいち、など。まぁでもそこまでくどくない、幼稚ではなかったので許容範囲でした。②について、この作品はまだ連載中なのでなんとも言えないですね。ただ、アニメに関してはクオリティは高くて引き延ばしがなく、見やすかったです。③について、まだ初期なのでインフレはそれほどない様子でした。ただこれから主人公の能力次第ではチートになる可能性が高く、五条悟はそもそもチートだ、くらいです。

 キャラ描写の薄さ以外は良かったと思います。特に19,20話と23,24話のバトルは迫力がありましたし、作画もとてもきれいでした。BGMも良かったです。

 あと主題歌が好きでしたね。元々Eveさんの曲は好きだったので、曲は何回も聞いてました。EDもノリノリで好きです。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2023/02/04
閲覧 : 752
サンキュー:

56

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

第2の鬼滅と言われた作品です。※再評価付き

あまり好みではなかったかな・・・。でも作画は言うまでもないと思います。同様の声もチラホラありますが、第2の鬼滅という言葉がハードルを上げてしまってましたね。そのせいで無意識に比べてしまうんだろうか・・・。個人的にはもうちょっと色恋沙汰や可愛げがあるか、とことん絶望的なダークファンタジーに進むか振り切って欲しいかな。それでも大人気作ですから原作未読派の私はこの先も観ます。
※ 2022年末 観直し
時系列を考えて劇場版を観た後に観直しました。一部ネット内で盛り上がっていた「鬼滅vs呪術」の論争が冷めた今だからこそ観直しました。正直私は鬼滅派なのであの論争は無意識にフィルターになっていた気がします。
初見当時に書いた上記の「あまり好みではなかったかな・・・。」は撤回致します。今でも鬼滅の刃の方が私好みですが、この作品の魅力もわかる気がしてきました。フィルターが外れた今、ちゃんと理解しようと真剣に観たからだと思います。劇場版のおかげでもあるかな。評価の星の数も更新させて頂きました。

投稿 : 2022/12/30
閲覧 : 242
サンキュー:

7

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「鬼滅」の後には少し辛いか

少年ジャンプでは80年代にオカルトブームが来て以降、定期的に妖怪漫画やオカルト漫画が登場し、当たっている作品もあるが、この「呪術廻戦」はそういった有象無象の作品の中でも少しパンチが弱く。。ただの「少年漫画」になってしまっている。

「鬼滅」が社会現象になったのは、それまでの女性向けアニメの蓄積などがあった上での成功例なので、今、令和のこの未曾有の時代にこういったど直球の少年漫画は少しキツいかもしれない。。

それほどまでに特徴がなく。。「ブラッククローバー」と同じく、ジャンプの看板と言える程のパワーは正直難しい。

投稿 : 2022/12/20
閲覧 : 894
サンキュー:

26

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:----

タイトルなし

ストーリーは好みではないけど、この業界での「生き残り方」をよく理解してるな、とは感じる。
原作者の実力は確か。

作画・音楽も○。

投稿 : 2022/10/20
閲覧 : 108

はなが天使に… さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

普通に面白かった

遅ればせながら鑑賞いたしました
普通に面白かったのですが
鬼滅を越える!とか騒がれてたのに
まんまと感化されて
勝手にハードルを上げ過ぎてたかも

虎杖の成長速度が速すぎて
過程があまり感じられなかったのが
少々残念でしたが
気になったのはそれくらいで
設定、展開、キャラ、物語、意外性・・・
どれも見応えがあって良かったです
次のクールも楽しみです

投稿 : 2022/10/05
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サンキュー:

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呪術廻戦のストーリー・あらすじ

少年は戦う――「正しい死」を求めて。辛酸・後悔・恥辱。人間が生む負の感情は呪いと化し日常に潜む。呪いは世に蔓延る禍源であり、最悪の場合、人間を死へと導く。そして、呪いは呪いでしか祓えない。驚異的な身体能力を持つ、少年・虎杖悠仁はごく普通の高校生活を送っていたが、ある日“呪い"に襲われた仲間を救うため、特級呪物“両面宿儺の指"を喰らい、己の魂に呪いを宿してしまう。呪いである“両面宿儺"と肉体を共有することとなった虎杖は、最強の呪術師である五条悟の案内で、対呪い専門機関である「東京都立呪術高等専門学校」へと編入することになり……。呪いを祓うべく呪いとなった少年の後戻りのできない、壮絶な物語が廻りだす――。(TVアニメ動画『呪術廻戦』のwikipedia・公式サイト等参照)

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放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年秋アニメ
制作会社
MAPPA
公式サイト
jujutsukaisen.jp/
主題歌
《OP01》Eve『廻廻奇譚』《OP02》Who-ya Extended『VIVID VICE』《ED01》ALI『LOST IN PARADISE feat. AKLO』《ED02》Cö shu Nie『give it back』

声優・キャラクター

榎木淳弥、内田雄馬、瀬戸麻沙美、小松未可子、内山昂輝、関智一、津田健次郎、中村悠一、諏訪部順一

スタッフ

原作:芥見下々(集英社『週刊少年ジャンプ』連載)
監督:朴性厚、副監督:梅本唯、シリーズ構成・脚本:瀬古浩司、キャラクターデザイン:平松禎史、色彩設計:鎌田千賀子、3DCGディレクター:兼田美希、撮影監督:伊藤哲平、編集:柳 圭介、音楽:堤博明/照井順政/桶狭間ありさ、音響監督:藤田亜紀子、音響制作:dugout

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