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「SSSS.DYNAZENON(TVアニメ動画)」

総合得点
76.1
感想・評価
353
棚に入れた
1129
ランキング
743
★★★★☆ 3.8 (353)
物語
3.6
作画
4.0
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
3.8

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SSSS.DYNAZENONの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

サワ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

GRIDMANより好きだった

グリッドマンより恋愛要素が強く最初はわけもわからないヒロインを好きになれるかで意見が別れる気がします。自分はグリッドマンを観る前に数年前に見て1話で切りました。ヒロイン比べをしてもアカネと六花の二人いる方が可愛いだろうし。

良い所は特撮ファンには申し訳ないですが今作の方が機体はカッコ良いと感じました(ナイトは常に好き)ゴルドバーンカッコいいよね、、。

王道の展開としてGRIDMANは間違いなく良いのですが展開がわかりやすく(その王道がいいのはわかる)ただダイナゼノンの方が個人的にヨモギ君の性格が好きなのとダーマがグレンラガンの兄貴なみに良いキャラなので高評価。

ただこの2つが合わさる劇場版は今年見た中でトップクラスの出来栄えでした。作画から王道からの王道を貫くやり方が素敵。

自分はギアスやシュタゲが好きなのですが劇場版まで込みで見ることをオススメします。

投稿 : 2024/10/26
閲覧 : 27
サンキュー:

1

ネタバレ

おおかみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

うまく纏まっていたかと

GRIDMAN観たことあったので何となく。
スパロボ好きもあるけど、やっぱり合体シーンと音楽は胸が熱くなります。
一話毎怪獣倒してお決まりパターンがあり、ちょっとずつ話も進んで過去回想のシーンはあっさりとうまく纏められていてテンポが良くてすっきり観られるアニメかと思います。
グリッドナイトももちろん登場して胸熱?バトルでした。
んーでも記憶の中ではGRIDMANの方が面白かった気がするのでそちらをもう一度観てみようかと。

投稿 : 2024/04/28
閲覧 : 49
サンキュー:

0

ネタバレ

きゅん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

戦闘部分はほぼ意味ない

戦闘シーンはあまり意味もなくほぼ流し見した
それよりも人間関係とかが短いなりに上手く描けてた。

投稿 : 2024/02/07
閲覧 : 65
サンキュー:

1

ウェブペンギン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なんだか、切ない

ロボットと怪獣の戦いは添え物で、ストーリーはSF青春もの

投稿 : 2023/11/26
閲覧 : 75
サンキュー:

0

ネタバレ

ますけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ダイナゼノンは2周目からが深い

初見はそんなに深い印象も無く、なるほどなあ、といった感想でした。
(グリッドマンの続編)というイメージがあったので、グリッドマンのキャラクターたちがいづれ出てくることを勝手に期待しすぎていて肩透かしをくらった、というのも大きかったと思います。

それでも終盤にかけての盛り上がりとラストシーンの締め方は納得のTRIGGER節で巻き戻して観ました。

数年後、グリッドマンユニバースのために復習視聴

初見とは打って変わって、ストーリーの感じ方やキャラクターの心境が流れ込むように伝わってきて感動しました。

特に 主人公蓬のラストのセリフ
「かけがえのない不自由を選ぶ」
というシーンに深く揺れ動かされてしまった。

長いコロナ禍生活で、今まで当たり前だった生活が一変し
「かけがえのない不自由」がいかに大切だったかを思い知らされていたので余計刺さった言葉だと思います。

からの
劇場版グリッドマンユニバース
で全てを回収してくれるあたり。
素晴らしすぎました


初見で微妙だと思われた方も
もしタイミングがあれば、2周目を観てみてもらいたいです。
感じ方や捉え方が変わると思います。

SSSS.ダイナゼノン
とても深い作品。

投稿 : 2023/11/06
閲覧 : 185
サンキュー:

1

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

以前はそれほどでも無かったですが、ユメに着目したら非常に面白かったです。

 1回目、本作はSSSSグリッドマンという名作の後継だったので、何か仕掛けがあると思い込んで視聴したのが良くなくて途中で断念しています。再視聴しましたが、やっぱり思わせぶりでよくわからず低評価とはいいませんが、それほど高い評価ではありませんでした。

 で、今回3回目ですが、視点をユメとカナの問題に集中して見たところとても奥行がある話でした。他のキャラの問題も同時に見えてきた気がしました。
 そして、本作については、他の作品とのつながりや、オマージュなどで楽しむ要素が盛りだくさんらしいですが、そういうところをほぼ無視して見たら本当に面白かったです。

 ユニバースをまだ見てないので、的外れな考えもあるかもしれません。

 グリッドマンとのつながりでは、ナイト君はまあわかりますが、それと水門と学校だけ着目しました。

 で、ユメとカナの問題ですけど、結局ユメは「カナとはどういう人だったのか」が知りたかった、という事だと思います。結果的に死の真相を追うような形になりました。が、本当はカナについて分からないことがユメにとっては納得できなかったのでしょう。
 これは見ている方からすると、ユメもよくわからないということにも通じます。
 結果的に10話で、この2人の本音の部分は解決します。が、死因ですね。こちらはグレー…というよりは…だと思いました。

 10話でコヨミと稲本さん、怪獣に見せられた過去の世界ではお金を持ってデートしていました。確かコヨミは逃げているので、これは無かった過去ということですよね。ですから、IFか願望だろうなと思いました。

 で、カナの水門での死はグリッドマンのアカネと重なるかなあという部分です。2つの作品で、非常に象徴的な場所である水門にいること。そして屋上を歩ける渡り廊下とか判断して、学校は2つの作品で同じ学校に見えます。
 つまり、アカネという女性のIFではカナだったのかなあ、という気はしました。ここは正直妄想に近い部分です。

 ユメの約束すっぽかしは、なんなんでしょうね?そこがまだ納得しきれていない部分はあります。自己承認が弱いので他人の承認が欲しいのでしょうか?ここが読み解けるともうちょっとすっきりするんですけど。
 あのメガネの親友が脳内親友だとするとものすごく納得感があったんですけどあえて、12話では実存させました。これはそういうミスリードをしていた気がします。2人の関係とユメのキャラの解読はしたいと思っています。
 ユメとメガネの娘、ヨモギと4人の友達たちは関係性の対比なんでしょうか?

 あとは、いろんなヒューマンドラマがあり、それぞれ妙なリアリティがあって共感はできるんですけど、それほど深い意味性は感じられなかった気がします。
 例えば、稲本さんとコヨミの関係も、ムジナを加えたとしても面白いしよく描けてはいましたが、じゃあ、何かテーマ性があったかと言えば、それほどでも…と思います。

 怪獣思想というのが、人間の解放と過去からの因縁です。あるいは生きる意味もありました。初めは人間社会のアナロジーかと思いましたが、どうもそこは読み取れません。
 ダイナゼノンサイドが過去のしがらみを持っている人ばかりだったので、面白くはありますが、しかし、ここに深いテーマ性を見すぎるのは牽強付会な気がします。
 搭乗した人物に成長と救済がありました。そこが本作で描きたかった事なんだと思いますが、不思議なことに新しい仲間たちによるヒューマンドラマでの成長なんですよね。決して戦いそのものによる成長ではないのが、新鮮でした。

 後はやはり、ユメとヨモギです。この恋愛は良かったし、とって付けた感があるわけではないんですけど、どちらかと言えばユメその人のパーソナリティーの方に興味が行ってしまいました。

 まあ、いずれにせよ10話がポイントでしょう。10話はOPを省略していましたので、そこが重要だよというサインでしょうし。


 ということで、視点が全然違って、21年6月までに書いた1回目2回目のレビューはかなり適当で的外れだと思います。したがって削除。23年7月に全面的に修正しています。
 続いてグリッドマンももう一度見たい気がします。

 評価は3.5でしたが→4.3に変更です。特にキャラ描写と言う点では、ユメは非常に興味深かったです。もうちょっと深掘りして、彼女についてまだ残っている謎の部分は理解したいです。

投稿 : 2023/07/20
閲覧 : 773
サンキュー:

9

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

個人的にはグリッドマンよりおすすめ♫

前作のグリッドマンを見ていれば話はより入り込めると思いますが(*^^*)
戦隊モノや勇者シリーズを見て育ってきた世代には合体シーンなどドンピシャでハマると思います٩(ˊᗜˋ*)و♪
最初、出てくるメインキャラ達はそれぞれパッとしないような感じがしますが、怪獣と戦っていく事でみんなが成長していき面白くなっていきます(#・ω・)
敵の怪獣使いもなにか憎めないところも良いところです( ` -´ )b

前作でまだ不幸な怪獣少年だったナイトくんも立派な青年として出てきます(,,- -,, )
グリッドマンユニバースも是非みたいところです‪(っ ॑꒳ ॑c)

投稿 : 2023/07/08
閲覧 : 177
サンキュー:

1

ネタバレ

たむじゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

色々わからないけどこれでいい!青春ロボットアニメ

【評価】
点数:87点(100点満点中)
ランク:S
※点数の算出方法やランクはプロフィールをご覧ください。

【総評】
最終話まで視聴しましたが、結局謎が謎のままで終わってしまったことが多いです(自分の理解力が足りないだけかもしれませんが…)。
・怪獣の種をバラまいたの誰?(グリッドマンでいうアレクシスみたいなやつ、シズム?)
・ダイナゼノンの世界は現実世界?それともグリッドマンのようなコンピューターワールド?(現実世界っぽいが)
・そもそも、ガウマをはじめとする怪獣使いは、なぜ5000年の時を経て蘇ったのか?
などなど…
でも、そんなのどうでもいいやと思えるぐらい熱い最終回でした。少し童心に返れたような気がします。
そして何よりも、グリッドマン×ダイナゼノンの続編が作られることが発表されました。謎はこの続編で解決してくれると信じてます。
あとOPとEDトータルすると、今季のアニメで1番好きです(次点でひげひろかな)。

【ここがポイント】
ダイナゼノンを語るうえでやはり外せないのは、前作のグリッドマン。個人的にはグリッドマンより好きで、その理由はダイナゼノンが持つ"人間ドラマ"にあります。
もちろんダイナゼノンも、Aパートで日常を描き、Bパートで怪獣と闘うというお決まりパターンが基本にありますが、この日常パートが面白い。
ただの戦闘ロボットアニメに留まるのではなく、主人公の蓬とヒロインの夢芽の青春ドラマという側面もあるため、最後まで飽きずに見ることができました。
また、キャラクターもかなり魅力的です。
味方陣営だと、ヒロインの南夢芽。登場当初は、何がしたいのかよくわからない不思議なキャラだったのですが、ダイナゼノンや主人公の麻中蓬たちとの交流を通じて、すごく成長したなという印象です。最終的にはとても魅力あるキャラクターになりました。
敵陣営だとやはりムジナ。純粋にキャラデザが好きなのもありますが、敵らしからぬ敵で、少しミステリアスな雰囲気を持っているのが個人的にツボでした。死んでしまったのが本当に惜しい…(続編にも出て欲しかった)。

【好きな回】
第12話「託されたものって、なに?」
まずは圧巻の戦闘パート。殴り合い、必殺技の応酬。キャラクターの一人ひとりの叫び。極めつけには、OP「インパーフェクト」からの蓬の「インスタンス・ドミネーション」。もう単純にかっこいいです。
後半は最後の戦いから3か月後。蓬は南さん係になっていました。シズムとの掛け合いで蓬が言った
「俺は自由を失うんじゃないよ。かげがえのない不自由を、これから手に入れていくんだ」
ってセリフがとても良かった。
蓬と夢芽でたくさんの愛を育んでください。蓬が照れながら夢芽を名前呼びする場面はニヤニヤが止まりませんでした(笑)よもゆめ最高!

投稿 : 2023/06/30
閲覧 : 499
サンキュー:

9

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ワタシにはちょっと難しかったです…

絵やキャラデザは好きです。
ただストーリーがよくわからなかった!

ロボットに乗って合体→怪獣倒す…登場人物の群像劇と言われれば確かにそうですね…

気になったのは怪獣が怪獣に見えないむしろロボに見えてしまった感じがしました。

あ、劇伴は凄く良かったかも!!

ワタシはグリッドマンの方が好きかな…

作画や音楽は良かったので評価点平均より少し上ですが、全体的な印象は星3つギリてとこでした。

投稿 : 2023/06/27
閲覧 : 111
サンキュー:

3

ジョン・ファースト さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

グリッドマンユニバースを観る前に一気見

「SSSS.GRIDMAN」は放送当時リアルタイムで鑑賞し、キャラデザの良さやアクションシーンの盛り上がり、最終話のオチの良さなどから好印象を得ていたが、「SSSS.DYNAZENON」はなぜか視聴しておらず、友人にユニバースを一緒に観に行こうといわれてようやく観るに至った。「SSSS.GRIDMAN」に比べて登場人物が多く、全体としてまとまりがなかったように感じたのがマイナスな印象。特に序盤からはぐらかしたような抽象的な話の展開が多く最終話までで完結していない消化不足感があった。(ただし、主は「電光超人グリッドマン」を未視聴のため履修済みで見方が変わる構成であった場合はこの評価は履修済みの人に当てはまらないかもしれない)またしかしこの消化不足感はのちの「グリッドマンユニバース」でそのほとんどが補完されるため、 「SSSS.DYNAZENON」を見て消化不足感を感じた人は是非「グリッドマンユニバース」を見てほしい。本作「SSSS.DYNAZENON」の魅力は怪獣の個性が強いところだと思うので、これから視聴をする人にはそのあたりを注目しながら観るのも面白いかもしれない。

投稿 : 2023/05/19
閲覧 : 123
サンキュー:

1

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

バトルゴー!

こちらも見返したので編集して描き直したいと思います。

私はあまりロボット系は詳しくありません。
ロボットの魅力は……他の方のレビューを見て貰えた方が伝わると思います。

SSSSシリーズの2作目。

この作品も面白い!
こっちはグリッドマンの様なヒーローってよりもロボットって感じかな?

こんなロボットの良さ1つ語れない私が見ても面白いと思える作品でした!

最初はグリッドマンの未来の話かと思ったけど別世界の話で時系列的にはグリッドマンが裕太の世界から旅立った後の別世界の時系列って感じです。

グリッドマンにいたアンチや2号ちゃんも成長して登場するけど、少しアンチ君は皮肉あるクール系イケメン男子みたいな感じで参戦。
グリッドナイト同盟って内海のグリッドマン同盟の影響受けてますねw
ナイト君はグリッドマンLoveだからw
否定のアンチから騎士のナイトとしての登場。
最初は彼の成長で未来だと思い込んでた当時から劇場版見るとその辺も解りますね。

で、よく見たらダイナゼノンに選ばれた人達ってこんな近場に居る人を片っ端から選んだみたいな感じが何だか面白いですねw


【夢芽】
姉の自殺の理由を探す少女。
嘘吐きと言われてる女の子だけど正直と言うか自分を持ってるって感じがしました。
心配した友達が「もぅ辞めなよ」って言葉に返事はしなかったのは、嘘を辞められない理由が彼女にあり、友達には嘘を付けないから適当には返事が出来ないしガウマに呼ばれたら約束通り来てたし矛盾してるけど多分素直なんだと思いました。


【ガウマ】
彼は生き倒れの不良みたいな感じでしたねw
確かにヤバそうな雰囲気はするけどw
多分、純粋w蓬が避けても怒らず普通に接してくるし優しい人で借りを返すとか律儀な人w
後、凄い正義感も強いし見た目で人を判断してはいけないなんて言葉もありますが、まさにそんな人で、彼は姫様を探してるみたいです。
ガウマにとって姫様って多分、凄く感謝してる人なのかな。
ガウマの何かを変えてくれた人なんだろうなぁ〜
けど、姫様がガウマさんにダイナゼノンを託した理由がなんか解る気がするんですよね。


【ちせ】
不登校だけどなんか自分をしっかり持ってる雰囲気ですね。
学校は行ってないけどなんか目標は持ってる感じでコミュ力高そうだけど不登校になったり理由は「イジメ」かな?
夢芽の姉の話を聞いた時に少し声色と目付きが変わったから。


【暦】
無職の人でなんか頼りないなぁw
ただ、怪獣への観察力が高めで流石は選ばれただけの事はあるなぁ〜と。
暦は無職なんだけど、凄くなんだろ……いっぱいいっぱいって感じかな。
でも、同級生の旦那さんが気絶した時に見捨てないで救うシーンは良かったかな。
多分、彼の中で色々と思う所があったのだろうね……
自分の鬱憤とか色々と……
けど、「人を助ける仕事」自分の言葉を嘘にしないように選べた選択肢なんだろうなぁ〜


【蓬】
家庭環境に複雑な事情がある少年。
結構早い段階で夢芽に恋心を抱いてましたが初恋らしく中々恋子を認識出来なかった感じがあるかな?
でも、蓬君は優しい子だなぁ〜って感じたのは夢芽が自分の姉への気持ちを語ったシーンで彼が泣いたシーンかな?
夢芽は姉の笑顔の意味が解らなくて心がぐちゃぐちゃで、だから泣く事も出来なくて、彼女の言葉を聞いて彼女の言葉を真剣に聞いて泣けない彼女の代わりに聞いてくれたのかな?って思いましたね。
ただ、花火の話は空気が読めない蓬君がまたなんだかなぁww


さて、人は悩みを抱えて生きていますが、この作品のキャラ達も悩みを抱えています。

それぞれの過去との決着はやっぱり10話かな?
多分、過去に未練がある順番に消えったのかなって。

いきなり新しい家族が出来そうだったり。
姫様に会いたいと願ったり。
社会に踏み出せず過去悔やんだり。
家族の死の謎に苦しんだり。


ガウマさんの過去はよく解らないけど、何かがあり国が怪獣優生思想を切り捨てた。
多分、姫様に呼ばれたら事に関係してるのかな?
けど、ガウマさんは国なんかより姫様だけは守りたくて裏切りたくなかったんだろうなぁ。
たった1人の大切な人だけは。



暦君は、今がアレだからねw
あのお金や当時好きだった女の子?
自分の選択肢1つで得られたかも?しれない物を取り戻したかったのかもしれませんね。
失う事で気付かされる事の方が選択肢の連続の世の中では多いかもしれないなぁー
けど、それに気付いたから就活しようと思えたし、その姿にちせも学校に行こうと言う気持ちにさせたのかな?って。



ナイト君の過去はやっぱりアカネちゃんか……
多分、劇場版のあのラストが答えになってる訳てすね。


まぁ、けど今見ても、私は夢芽の姉の死の謎が1番興味深いと感じました。
姉は自殺か事故死なのか……調べて行くと調べる程解る事はあるけど真実は解らなくて……
彼女は姉の片身の知恵の輪を外そうとするのが外れなくて……

でも、結末に救いがありました。
彼女は調べても真実が見えてこなくて憶測でしか想像出来なくて……
誰の言葉も信じられなくて……
そんな時に、とある怪獣に過去に飛ばされる?
あの世界が過去なのか、彼女の記憶や心の世界かは解りません。

その世界で彼女は姉と言葉を交わす。
私、これって凄く救いだと思う。
この世界に既にいない人と、もぅ1度会話が出来る……それってなんだか少し羨ましいって思います。

彼女は知る。
その真実を……

そして、外れる知恵の輪!
それはまるで、彼女の絡みついた時間が、その瞬間動き出したかのような。

そして、別れの時は来ます。
途中、姉がフリーズする……
それは多分……
その時間が夢芽と姉が共有出来る時間の限界……

それとも幸せな時間に何時までもいてはいけないと言うメッセージなのか……
彼女は走り出す。
自分がいるべき時間へ…

で、私が素敵に思ったのは、夢芽が立ち去った後に姉が動き出した事。
今の夢芽がいる世界に姉は、もぅ居なくて…………

二度と会うこともないけど、その世界の夢芽と姉は、多分その世界で生きていくのだと感じました。


グリッドマンよりもなんかコメディが強いかな?
なんか、ガウマさんがその辺のカニ食べてたり、いきなり風呂に乱入してきたりとか、クスッてなるシーンは割と多い、学校で捕まったりプールに落ちたりガウマさんがコント特化になってましたね。
後、怪獣優生思想のオニジャの最後に死にそうになるオチもお約束かな。

「インスタントドミネーション」の指の形したら私は2cmくらいしか開かないのですが普通は怪獣優生思想の様にあんなズバーと指開くものなんでしょうか?

投稿 : 2023/05/10
閲覧 : 284
サンキュー:

19

あと さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人を理解しようとして、友達の関係になる青春SFアニメ。

様々な不安を抱えて不自由に生きる少年少女たちが不安定な日常を生きる人間ドラマとメカアクションが組み合わさったとても深みのある作品でした。

キャラクターたちのリアルな実在性が特に心に残り、等身大の一キャラクターとして共感し、感情移入できました。人を遠ざけるようにして信じられなくなってしまった悩みを抱えた不安定な存在の彼らが怪獣たちとの戦いを通して、というわけでもなく怪獣たちとの戦いは舞台装置であり、彼らなりの悩みや葛藤と戦いながら、成長していき、過去の失ってしまったもの、はみ出されるような疎外感とも向き合って人を信じ、理解しようとする。有り体に言えば、友達になろうとする、そんな繋がりを持ち人と関わることで今の自分自身を受け入れ、今を生きることに繋がり、自由な社会へとつながる、そんなテーマを感じました。

構成に関しては『GRIDMAN』でもありましたが、あまり説明描写を入れることもなく物語が淡々と進み、その中で様々なキャラクターや情報を読み取るアニメで非常にテンポ良く展開していき、ストーリーの核となる「怪獣優生思想」との戦いの中で心理描写もしっかり毎話キャラの個性を活かしつつ描いていて非常に良かったです。

全体的にキャラクターの個性もよく際立っていて主人公が最後まで熱く、人に心を寄せるキャラであり、戦闘シーンもロボットアニメはあまり興味はなかったのですがよりテンポの良い迫力のあるシーンになっていて人との関わりに重きを置いていたストーリー性もとても素晴らしい心熱くなるアニメでした。

投稿 : 2023/04/17
閲覧 : 105
サンキュー:

1

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

グリッドマンアナザーワールド

来ました来ました来ましたよ!男のロマン第2弾!
放送前からやたら楽しみにしてたんですけども、いやー、久々に最終回見たくない作品でした。
ダメだー、これはダメなやつだー。グリッドマンより好きです多分。最高過ぎる。

もうね、キャラクターが悉くどストライク。それぞれが大なり小なり闇抱えてて、全体的にアンニュイな雰囲気。掛け合いもそれに合わせるかのように緩いというか無気力というか、そういったものを感じさせる間が特徴的でしたね。お互いに極力過干渉になりすぎない接し方なんですけど、でも本当に困ってる相手には寄り添おうとするお人好しなところも垣間見れて、とにかくそういったところが全部大好き。多分主要キャラ5人がただただ駄弁るだけの日常回とかだけでも満足しちゃいますね自分は。

さて、この作品が描きたかったテーマは一体何だったんでしょうか。
個人的に1番感じたのは、これってグリッドマンに出てきた新条アカネちゃんを補完する物語だったんじゃないかなーと思いました。
今作怪獣優生思想をはじめ、怪獣側に立つ人間の思想がよく描かれてましたよね。私が感じたのは、怪獣使いって世界に己の存在価値を見出せなかった人間がたどり着く境地なんじゃないかということです。ガウマが怪獣使いとしての力を失ったのは、彼が姫という自分の価値を見出せる存在と出会ったからじゃないかと。こういった要素は前作のアカネちゃんにも通ずるものがあるなーと。
で、これがどういうことかと言いますと、ガウマと共にダイナゼノンを操った他の4人にも怪獣使いになる可能性があったかもしれないということなんですよね。終盤でちせちゃんがゴルドバーンを産み出したり、蓬君が怪獣を操ったりしたところからもそれが示唆されていると捉えることが出来ます。
夢芽ちゃんや暦さんに関しても、彼らの性格を考えればこういった面倒ごとは避けそうなタイプなのに、結構乗り気で最初から訓練に参加したりしてましたよね。夢芽ちゃんが終盤に「怪獣が出てた時の方が普通の日常送れてた」と語ってましたが、つまり彼らはダイナゼノンを操り怪獣と戦うという非日常的な刺激をどこかで求めてたんでしょう。
これ逆に考えれば、たまたまダイナゼノンとの出会いが最初だったから怪獣と戦うポジションに回っただけで、もし怪獣との出会いが先であったなら、第二の新条アカネになっていた可能性もありますよね。
でもそうはならかなかった。それはやはりダイナゼノンで共に戦うことで、守るべきものを見つけたり、自分の問題に向き合えるようになったから。ダイナゼノンが合体ロボであることも大きな要因だったと思います。こうすることで、否が応でも協力して一つの目標に向き合うカタチがとれますからね。この辺りは設定の勝利ですね。

バトルアクションは上々。見ごたえありました。特に前作のグリッドマン以上に合体&変形という部分を強調した作品でしたので、合体バンクも豊富で楽しかったです。グレンラガンとかガオガイガー好きな自分にとってはご褒美みたいなもんですね。
グリッドダイトや2代目もいい。何がいいかって間接的な描写で前作との繋がりを意識させる点。前作キャラをそのまんま出して直接的に描くよりも、このように「もしかして・・・!?」と9割強くらいに留める描き方の方が大好きです。
音楽も前作に負けないくらい良かったです。・・・大石昌良天才か!?

まあ一番はやっぱり女の子の可愛さに尽きますね!!
アカネちゃんや六花ちゃんも可愛かったけど、今作の夢芽ちゃん、ちせちゃん、ムジナさんも可愛すぎ!もうこれだけで70点くらいあげちゃう!

投稿 : 2023/03/26
閲覧 : 392
サンキュー:

28

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

鬱屈した令和の現代人が変形合体

往年の実写特撮ヒーローを元ネタに展開する『GRIDMAN UNIVERSE』2作目の1クールTVアニメ。

【物語 4.0点】
特撮あるあるとして、予算の都合上、最後の派手なバトルシーンにソースを集約するため、
それまでは子供が見ても退屈な日常ドラマが延々と続くという構成が挙げられます。

本シリーズは、“退屈な日常”→対巨大怪獣バトルによる解放という各話構成でオマージュ。
それが作品テーマにもなっています。

私の場合、その“退屈な日常”とやらに、バトル以上に惹き付けられました。

『DYNAZENON』では退屈を越えて、鬱屈から情動を掘り起こす濃厚な人間ドラマが展開。

日常のキャラ心理とバトルのパフォーマンスが相互に影響し合うのは典型的な設定ですが、
決してロボで怪獣を殴った余勢を駆って日常の鬱憤も晴らす乱暴なプロットではない。
登場人物各々が知恵の輪みたいに割り切れない自分や仲間の心理としっかり向き合って前に進んでいく、綿密なシナリオが渋くて好感しました。
終盤の(※わりと重大なネタバレ){netabare}蓬の夢芽への「好きです。付き合って下さい」は、近年の告白シーンの中でも強く印象に残っています。{/netabare}

ただし、人間心理だけでなく、敵勢力「怪獣優生思想」もまた各メンバー信条がバラバラで割り切れないためか、
倒してもスッキリ感はもうひとつ。
そこは看板だけでも掴みやすい統一イメージがもっと欲しかったかもです。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・TRIGGER

新設の“メカニックシークエンスディレクター”が巨大ロボの変形合体バンクを磨き上げる。
(上空に光の道を敷いてまで空中合体にこだわるエネルギーの無駄遣い感こそが様式美w)

車やビルがミニチュアと化しひっくり返るバトルシーンの迫力も相変わらず。
本作は怪獣VSロボの被害が消えない設定となっており、爪痕の描写も印象的。
大量の壊れたビニール傘が遺棄されたカットが妙に脳裏に焼き付いています。

日常の心理描写についても、顔は無表情が多いので読み辛いですが、演出には力が入っており上々。
{netabare}ちせが“ゴルドバーン”を発生させる{/netabare}件などはゾクッとしました。


【キャラ 4.0点】
一応の主人公で怪獣使いのガウマ。
この現代社会では目立つ(浮きまくる)5000年来の熱血ヤンキー属性で、
高校生の蓬(よもぎ)&夢芽、ニートの暦+ちせ等、気だるげな現代人共を率いて、合体ロボ活動の中核を成す。
感情のもつれを引きずってやる気なくすは、{netabare}風邪引いて咳き込みながらコールするは、{/netabare}
頼りない現代人だけでは合体維持など無理ゲーですw

ガウマさんを裏切り者と罵る敵勢力「怪獣優生思想」の面々。
自力では怪獣を創造できず、破壊活動は怪獣の発生頼み。
怪獣の種である人間心理の情動にアンテナを張る中で、敵対する「ダイナゼノン」乗組員たちとも交流。
蓬たちの深層心理を引き出すトリガーともなる。
{netabare}ムジナさんの酒に付き合わされる暦先輩の顛末{/netabare}がグダグダで結構好きw


前作とは直接の繋がりがない中で、シリーズファンにとっては{netabare}ナイト{/netabare}との再会が望外の喜び。
来年劇場公開予定の『グリッドマン ユニバース』でも作品世界を繋ぐキーキャラクターとなるのでしょうか?


【声優 4.5点】
ガウマ役の濱野 大輝さんが「怪獣優生思想」ジュウガ役の神谷 浩史さん辺りとやかましくイキり合ったりする他は、
地声寄りのアンニュイボイスによるゆる~い掛け合いが繰り広げられる。

が、無気力に見えて、現代社会の病理に鋭く斬り込んでいるのが本作の凄い所。
特に夢芽の姉の死因を探る中で、“イジメ”と“イジり”の中間の掴み所のないグレーゾーンを演技で再現したのは白眉。

最近の若者は感情表現が苦手なのではなく、
平坦ボイスで、杭を打たれないように包み隠して防衛しているのだ。

ある世代から下の人間と接したことがあれば、非常に心当たりのある演技をしてくる。
私が本作でバトルより日常シーンに惹かれた主要因。

蓬(よもぎ)役の榎木 淳弥さんが、
{netabare}姉の過去の一端を受け止めた夢芽のことを想って泣く{/netabare}演技も繊細でグッと来ました。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は鷺巣 詩郎氏の続投。
“退屈な日常”から解放される怪獣VSロボバトルを音楽でも演出するため、
日常シーンでは基本BGMなし、バトルシーンでは勇壮な金管、コーラスで盛り上げるという極端な音響方針を貫く本シリーズ。
たまに挿入されるピアノの心情曲も良好なだけに贅沢な使い方だなとも(苦笑)

OP主題歌はオーイシマサヨシ「インパーフェクト」
バトルシーンの挿入歌としても映える明快なメロディに、
世界の憂鬱をひっくり返すなどと、核心を捉えた歌詞を乗せた優秀なアニソン。

ED主題歌は内田 真礼さんの「ストロボメモリー」
どんだけ低音域に沈んで俯くんだ?って位の歌い出しの“タメ”から、
高音域のサビへと疾走していく解放感が心地よい一曲。

投稿 : 2022/09/05
閲覧 : 576
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32

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「合体ロボって、なに?」から始まるアンニュイ・ポップな青春群像劇

前作『SSSS.GRIDMAN』があまりにも面白かったので、その勢いで観てしまいました。

すると、どうしてもそれ以上のものを期待しちゃいますよね。
でも、それだとちょっと失敗したかなと思わされてしまいます。
それは、GRIDMANのようにミステリーで引っ張って行く感じではないからです。
この物語は、とにかくロボットに乗って怪獣と戦うことが前提となっています。
ミステリー要素は、あまりありません。
そう言う意味では、子供向け?と言う感じが否めませんでした。

しかし、合体ロボの裏に隠されたテーマが見えてくると実は面白く思えてくるのです。


■ヒロイン「南 夢芽(ゆめ)」のキャラデザってなんだか新鮮
{netabare}
特徴は何と言っても「目」です。
内側(目頭側)よりも外側(目尻側)の方が大きい目なのです。
他のアニメではあまり見ない感じで、この雰囲気は、とても新鮮。
この澄ました感じの目は、性格そのままですし物語のキャラ付けにもあっています。
{/netabare}


■アンニュイ・ポップ
{netabare}
この作品は、本当に子供向けなの?と見紛うまでのアンニュイさ・・・。
アンニュイとは、力の抜けた、物憂さ、倦怠感を合わせたようなニュアンス。

そう、この物語の主人公たちは、とても温度低めなのです。
主人公は、風邪をひいて「ゴホゴホ」と咳込みながら戦います。
ヒロインは、「なんとかビーム」と言いながら、ビームを発射する始末です。
斬新すぎます。

昔の暑苦しい感じのノリは、今はウケないのでしょうね。
でも、みんな個々人で何かを抱えつつ、それでもみんなで何かをやる。
するとこんな感じになる。
そう言う意味で、きわめてポップな(時流に乗っている)作品なのではと思うのです。
{/netabare}


■「青春って、なに?」、それは「バラバラ」の集まり
{netabare}
最終回に学園祭のエピソードがでてきます。
学園祭とは、それぞれ心に抱えるものが異なる個々人が集まって、
なんとか1つのものを作り上げているものです。
しかし、蓋を開けて見れば、やっぱりバラバラ、それが学園祭です。

この物語のロボットもそんな空気感が漂っていたと思います。
物語の中で時折「バラバラ」と言う表現がでてきました。
見た目上、合体して1つのものになっていますが、内実はバラバラだからです。
しかし、それでも1つに集まってなんとかなっている感じです。

この物語は、学園祭と合体ロボットをリンクさせました。
すると、こう言うのを青春って言うんだなぁとあらためて気づかせてくれるのです。
なぜなら、学園祭だけではなく、部活や集合写真も結局バラバラの集まりだからです。
それが青春だからです。
{/netabare}


■「合体ロボって、なに?」、そこから作品のテーマが見えてくる
{netabare}
この作品は、「合体ロボって、なに?」と言う根本的なところに踏み込んでいます。
合体ロボって、どうしても合体後の姿に興味が行ってしまいがちです。
しかし、この作品は、合体する前の「バラバラ」の状態に焦点を当てていました。
とにかくまとまり感と言うか、一体感がない合体ロボでした。
それがまた、今までにはない新鮮さがあったと思います。

これは、学園祭と同じ考えです。
見た目上は、1つのものになっていますが、内実はバラバラの集まりだからです。
それでも1つに集まると言うことが非常に重要でこの作品のテーマになってしました。

正直、「バラバラ」なら誰にも束縛されないので「自由」のはずです。
しかし、人は、なぜか集まり1つになろうとします。
すると、無自覚にもその「自由」を失い、自分自身を縛っていくことになります。
学園祭の時、主人公は、敵のシズムからそう言われたことを思い出します。

しかし、主人公は、それを否定しました。
「自由を失うことではなく、かけがえのない不自由を手に入れていく」ことだと。

青春って、「個人」か「集合」かで悩む時期です。
でも、「集合」したことにより、かけがえのないものをそこで手に入れられます。
それが、青春です。

青春は、恐らく一人では成り立ちません。
自分の自由を捨て、みんなの中に入り不自由になって初めて手に入れられるものです。

最後に夢芽は言いました。
「何十年たってもきっと忘れないと思うから。」と。

「青春って、なに?」
それは、きっと、かけがえのないものです。

「合体ロボって、なに?」
それは、バラバラの集まりです。

でも、1つに集まることによって、一人ではできないことを成し遂げられます。
それは、きっと、かけがえのないものになると言いたかったのでしょう。
つまり、合体ロボとは、青春の暗喩のようなものだったのだと思います。
そう考えると、この作品は、青春群像劇のようにも思えてきます。
{/netabare}


■サブタイトル
{netabare}
この作品の各話のサブタイトルは、なかなか面白いです。
「○○って、なに?」で統一されています。
この表現が夢芽のようなアンニュイな女子高生っぽい感じがしてとてもよいのです。
そこまで興味もないけど、とりあえず気になるから聞いておこうって感じ。
それに答えたら、「ふーん、そうなんだ。」って返ってきそうな感じ。
こう言うところでも、また、青春だなって感じを受けました。
{/netabare}


■まとめ

この作品は、表面上は、ただの合体ロボットものです。
この歳で観ているのは確かに恥ずかしいのですが、それでも面白かったです。
なぜなら、この作品全体に漂う青春感がなんとも心地よく感じられたからです。

投稿 : 2022/07/27
閲覧 : 364
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28

バステト さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

会話がもう好き!間がたまらん!

SSSS.GRIDMANも最高に好きだったけどこれもまた最高!別にロボットはすきとかじゃないし、戦闘シーンに興奮はあまりないタイプだけど楽しめた!

投稿 : 2022/07/06
閲覧 : 221
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5

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

某スパ〇ボに出てほしいSFロボアニメ。もう出てるかな?

円谷作品であり、前作SSSS.GRIDMANの続編。といっても、直接的なつながりはほぼなく、世界観も登場人物もほぼリニューアル。

違いは、グリッドマンが変身ヒーローだとしたらこちらは完全に某スパ〇ボに出てきそうな巨大なメカが合体する巨大ロボ作品。
元ネタは電光超人グリッドマンのメカ「ダイナドラゴン」らしいですね。

フジヨキ台に住む主人公のヨモギくんが5000年前に死んで現代によみがえったガウマと名乗る男やクラスメイトの南ユメさんやニートの山中暦さんや暦のいとこの飛鳥川ちせなどとダイナゼノンに乗って怪獣優生思想となのる怪獣を操る4人組や怪獣と戦っていくストーリーです。

OPはオーイシマサヨシの「インパーフェクト」EDは内田真礼の「ストロボメモリー」

全12回の1クール。劇場版の制作も発表されており、楽しみです。

投稿 : 2022/06/18
閲覧 : 207
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22

rwnHd94003 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高!

会話の一つ一つ、風景や周りの音も含めて何もかもが好き、
大切なシーン全てをとても丁寧に描写しており、実に好感がもてる。
前作が楽しめた方はこちらも是非見て貰いたい!
あまりレビューは書かない方なのですが(というかこれが初)、この作品は視聴後の満足感が今まで見てきた作品の中でも最高位だったのでつい書いてしまいました。
こういうアニメがもっと増えてくれると嬉しいです。
製作者のみなさん、本当にありがとうございました!

投稿 : 2022/05/20
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1

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いつになれば どこに行けば

原作グリッドマン


『SSSS.』の冠とデザイン見た目。明らかにってやつですね。
ダイナゼノンとグリッドマン。たぶんどっちを先に観なきゃというのは無さげです。年替わり戦隊ものがそうであるように単品で楽しめる仕様。それでもグリッドマン観といたらそれはそれで楽しめます。

当方グリッドマンは視聴済み。
自宅に戻ってきた安心感みたいなのはさっそく第一話から。※一応隠します

1.{netabare}「Scarred Souls Shine like Stars」の4つの“S”登場。{/netabare}
2.{netabare}OPオーイシさんとED内田真礼さんの組み合わせ。{/netabare}
3.{netabare}スペシャルドッグで餌付けされるガウマがアンチくんっぽいなぁ。{/netabare}
4.{netabare}アカネが怪獣作成する時に埋め込んでたビーズみたいなの発見!{/netabare}

低体温なトーンとそこはかとなく流れる不穏な空気はシリーズの特徴ですね。だがそれがいい。
基本的には特撮モノに敬意を払いつつ日常劇を見せるスタイルです。初代ウルトラマンよろしく三段階ズームで変身するシーンなんかまさにそう。自分は違いますがファンだとけっこう好きそう。
そのうえで元来は茶番と言える特撮モノの前半部分が極めて味わい深い。本丸であるヒーローVS怪獣に加え、彼らががちゃがちゃする手前/前座部分を面白いと感じると評価爆上がりする仕様です。
さあどう感じるでしょうか?

■イマイチなとこ

前はAパート“日常”Bパート“特撮的なもの”とわかりみが良かったのに今回はばらついてて見づらい。
それに土日朝に観るようなもんを平日深夜に観るわけで、低体温っぷりに油断すると眠くなります。

■良いところ

最終盤に物語が動いた前作と比較し、今回は途中からちょいちょい動きがあります。眠気に勝利すれば途中も楽しめるかも。キャラほぼ15歳前後と思春期の悩み・痛みが色濃く出ていて見応えありました。



※余談


■紀世彦→亜美→豊→だいぶ跳んで→世界観

尾崎姓のアーティストって夭折のあの人以降なかなか出てこなかったよね。偉大すぎたのだと思います。
というわけでゆたかの話。

{netabare}稲本さん(CV伊瀬茉莉也)は夜の校舎窓ガラスこわしてまわってました。{/netabare}

彼女の同級生暦(CV梅原裕一郎)はその時代を境に色を失った人生を歩んでたりもして、ひょっとすると最後はなにかしらから卒業するみたいな展開を期待してました。

{netabare}高1の蓬(CV榎木淳弥)にとって母親の恋人は信じられぬ大人だろうし
中学生ちせ(CV安済知佳)はとにかくもう学校や家には帰りたくなさそうで
転がり続けてこんなとこにたどりついた感のある33歳暦がいる
夢芽(CV若山詩音)はなにより正しいものはなんなのか探し求めてたりもする{/netabare}

悪ノリが止まりません。


■愚考其の1:俺の考えた画期的結論

勝手に尾崎の世界観(紛らわしい)に浸ってたところへ不意打ち。

{netabare}第11話でシズム(CV内山昂輝)くんが怪獣化したとこで流れた曲がなんというか…『片翼の天使』っぽい。FF7のセフィロスのやつ。

「私は想い出にはならないさ」

と怪獣続くよどこまでも…なビターエンドを示唆してたかもわかりません。{/netabare}


■愚考其の2:俺の考えた画期的結論アナザー

やっぱり尾崎というか“思春期”に戻ってみる。

{netabare}南さんの姉の名前が“香乃”というのも興味深い。ローマ字で“KANO”。
その“KANON”は最も美しいコード進行とも例えられます。導き出されるは美しき永遠のループ。

皆さんどこかしら留まってたりループしてたりな日常の殻をひとつ打ち破ってた気がします。その象徴みたいに君臨してたお姉さんナイスでした。

そして事は単純な開放を意味せず、「かけがえのない不自由をこれから手に入れていくんだ」とループをループと受け入れることで一歩前に踏み出せるという手堅いメッセージ。{/netabare}


なんというか…健全なドラマでした。
対怪獣バトルが霞んでます。それはそれで良かったのかは不明。



視聴時期:2021年4月~2021年6月 リアタイ

-----

2021.06.19 初稿
2022.05.19 修正

投稿 : 2022/05/19
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39

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shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

怪獣使いって、なに?

TRIGGER×円谷プロ制作。

蓬は同級生の南夢芽と会う約束をするが、
約束の時間になってそこに現れたのは、
怪獣使いを名乗る謎の男ガウマであった。

グリッドマンのその良さは、
新条アカネの歪んだ破壊と創造の世界と、
裕太・六花たちの青春、日常風景にあった。
立ち上がりは王道ロボットアニメであり、
避難するはずの群衆が描けていないなど、
諸々の点が気になり書くことを躊躇ったが、
ここに来て物語が好みの展開へと動き始める。

やはりこのシリーズは日常パートが良い。
{netabare}姉の死の真相を探り夢芽と蓬は動き始める。{/netabare}

怪獣を育てるのは人の意志!?
なぜ怪獣は生まれてくるのか!?

それぞれの過去に起因する何か、
幾つかの曲線がどこかで交わるのでしょう。

最終話視聴追記。
世界の理の外側にいて、人の理解及ばぬ存在、
{netabare}ここではそれを怪獣と呼んだ。
古代より無自覚に自由を失い続ける人もまた、
その力に従えば死の宿命からも解放されるという。{/netabare}
なるほどそうだったのかと頷きつつ、
選択を迫られた蓬の答えに一定の共感を覚える。
私としてはグリッドマンに軍配を上げますが、
こちらはこちらで見応えもあります。

非常に模範的なロボットアニメでしょう。

投稿 : 2022/05/13
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43

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なばてあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

作画のエーテルと絶対座標

名作『SSSS.GRIDMAN』の後継作として正しすぎるくらい正しい。よくぞここまで正しくあれたものだと感心する。立派だ。基本的に、評価も『SSSS.GRIDMAN』のそれに準じる。あれとおなじくらいおもしろいし、あれとおなじくらいカッコいい。ただし後継作なので、あれよりもさらに瀟洒感は増している。あれとこれを比べてこれの評価を下げるヒトと、わたしはきっと話が合わない。端的に言って、これはオトナなアニメだと思う。

さて、これ以上、語るべきことはほとんど残ってない。あとは蛇足。

{netabare}第10回「思い残した記憶って、なに?」についてだけ、すこし。これは前作の第9回「夢・想」と対をなす話数。本作と前作はかなり濃密な対照関係を築いていて、話数ごとのそれは一目瞭然。そして前作第9回と本作第10回の共通点は、ずばぬけた「神回」だといういことである。言い方をかえると、アニメータ・五十嵐海氏の才気がほとばしりまくった表現が見られるということ。

「神回」を作るのは、じつはそうむずかしいことではなくて、他の回のクオリティをガタッと下げれば、いっちょ上がりだと言われる。すべての回をすばらしくしてしまうと、どれだけひとつひとつの話数に注力しても「神回」は生まれない。有り体に言うとそういうことである。・・・・・・さて、だからこそ、前作と本作の「神回」は奇跡にちがいない。なぜなら、すべての回のクオリティが高いにもかかわらず、なお、それぞれの五十嵐回がずば抜けているというのはどういうことなのか。

制作側はこれを意図的にやっているのはまちがいない。それぞれの話数がそれぞれの作品におけるストーリィ上の転換点にあたり、ここからそれぞれのクライマックスへとギアをチェンジすることになる。そこでしっかりアクセントをつけるために、超絶技巧の画作りを意図的にあてこんだにちがいない。とりわけ本作特有の引き気味の定点カットに、五十嵐氏のデフォルメされた小気味よい日常シーンの作画が合わさり、アニメの醍醐味が極限まで練り上げられる。{/netabare}

トリガーはほんとうにすごい会社だと思う。この画作りの方向性は、アメリカのカートゥーンの伝統に連なっているようにも思う。みんな、もっと語るべきだ。『SSSS.GRIDMAN』と『SSSS.DYNAZENON』を。まだまだ批評が少なすぎる。わたしももっとのめりこむべきなのだろう。まずは、原作の『電光超人グリッドマン』を再履修するつもり。・・・・・・ああ、忘れていた。唯一の瑕疵について。これも前作とおなじなのだけれど、やっぱり残念なので言っておきたい。

{netabare}それはエンディングテーマ。どうして彼女に歌わせたのか。もったいない。{/netabare}

衝撃:★★★★
独創:★★★★☆
洗練:★★★★★
機微:★★★★★
余韻:★★★★☆

投稿 : 2022/05/01
閲覧 : 194
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2

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

まるで打ち切りエンド

謎が謎のまま終わってしまうし大円団にもなっていないので物足りなさを感じる。
ここに展開される物語はとても魅力的だったし、怪獣とロボットのアクションシーンも熱くて毎話楽しめたが、この様な終わり方にした理由が見つからずもやもやが残った。
もしかして、前作を見返せば何か分かるのだろうか。

投稿 : 2022/04/20
閲覧 : 208
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3

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たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

triggerの中では一番の出来のアニメかもしれない

ガイナックスやカラーなどで活躍するスタッフ、そして秀作のオリジナルアニメ「GREAT PRETENDER」のスタッフが多く携わっているTRIGGERによるロボットアニメ。。「sss.グリッドマン」の公式続編らしいです。

この10年間くらいのロボットアニメが低迷期だったこともあって、キャラクターデザインや演出にかなり凝った作りと、王道熱血路線、新鮮味のある現代的なキャラクターを据えてつかみは抜群。特にキャラクターデザインが洗練されているので、子供はもちろんのことおそらくはロボットアニメにはあまり興味がないであろう「女性層」を意識していると思います。

とにかく、1話にして構図が普通のロボットアニメとは違いますね。かなり前作のグリッドマンのアニメからさらに進化させようという気合が感じられます。

何よりも作り手の熱意がひしひしと作画から伝わってくるので、これは頑張れば傑作になりうるロボットアニメかもしれません。また、ロボットアニメの黄金期がやってくるかもと思った自分がいます。期待しています。

全話視聴:ゴジラもそうですが、最近新進気鋭のアニメ会社が次世代に向けた作品づくりをしていることについて非常にレベルの高い仕事をしていると思います。

今後、よりグローバルな視点が求められるアニメ業界において、今までにない改革が起こっていると言っても過言ではありません。最近はスター・ウォーズやアメコミ作品との海外コラボが多いので、ますます世界的なコンテンツになっていることに間違いはないですね。

投稿 : 2022/04/03
閲覧 : 379
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14

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1クールでは少し足りない?

『SSSS.DYNAZENON』(ダイナゼノン)は、TRIGGER制作による日本のテレビアニメ作品。2021年4月から6月にかけてTOKYO MXほかにて放送された。(wikipedia)

『SSSS.GRIDMAN』の続編……と言いきって良いのだろうか?wikipediaを見る限り何となく微妙な立ち位置な気もするけど世界観自体はかぶってるので言いきっていいのだろう(多分

最初の感想は登場人物がやけに幼く見えたことだった。小中学生辺りの設定なん?って思ってたら高校生。あれ?グリッドマンの時ってこんなに幼い感じだったっけ?と思って調べなおしてみたけど、うーん……こっちはそこまで幼く感じないんだよな。単に感覚的な問題かなとも思ったんだけどこれ多分ガウマさんら過去からの復活組との差異のためにあえてそうしてるのかなあ、と推測。
ていうか今調べてみたら主人公ガウマさんなんだな。てっきり蓬(よもぎ)君の方かと思ってた。一応「もう一人の主人公というべき立場」とは書いてあるが。
あとそれと蓬君は高一だった。つまりグリッドマンの方と同級生設定。ううーん……やっぱりちょっと幼っぽい。声はちゃんと低いんだけど。

1クール12話の中にきっちり話を詰め込んだと言う印象で、ガウマさんらの過去話とかは次回以降の『GRIDMAN UNIVERSE』に持ち越しか。

ただちょっと詰め込み過ぎと言うか、関係性を作り過ぎと言った感もある。特に暦(こよみ)君周り……って!?暦君33歳!?てっきり大学卒業後すぐくらいなもんと思ってた。
彼に関する伏線は二つあって、一つは蓬君のところのバイトリーダーこと稲本さん。そしてもう一つは我らがふとももさんことムジナちゃん。結局どっちとも中途半端な感じで終わってしまい、特にムジナに関しては別に無理して関係性作らなくても良かったんじゃないかと思うほど。正直お色気担当的な無理やり感があった。

バイトリーダー周りも結局中途半端、こっちはこっちで無理に蓬君と関連持たせなくてもよかったんじゃないか。旦那の「あらた」の感じもビミョーというか、製作者のマイヤン系に対するそこはかとない偏見を見せられてる気がした。まあわからんこともないのがつらい。

夢芽の「嘘」に関しても、もっとはっきり伏線回収してくるのかなと思ったらなかった。まあ思春期特有のそういうやつですと言われたらはいそーですかとしか言いようが無いんだけど……

ちせちゃんのタトゥーにはビックリさせられたが、ペイントらしい。だとしたら何故アームカバーで隠すんだとか色々思ったが、いずれにしろ中一設定の子にガチタトゥーはさせられんわな。

前作のグリッドマンもそうだったが作品全体の空気感が独特で、所謂アニメの文法から少しずらそうとしているのは元々が特撮ものだったからかもしれない。これに関しては正直嫌いじゃないのでこういうのもっと増えてくれたらなとすら思います。

最後にゴルドバーンの鳴き声。自分の耳にはどう聞いても平成キングギドラの鳴き声にしか聞こえなかった。いやそれが良いんですけど。

投稿 : 2022/02/13
閲覧 : 227
サンキュー:

7

まぁく さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ロボットモノを装った青春群像劇@非日常

SSSS.GRIDMANの後継作となります
作画やメカといった作品の品質面では前作同様高水準ですが、テーマ面では異なる方向に舵が切られました

熱血を期待すると肩透かしを食らいます


お勧めポイント

◆メカと怪獣と3DCG
前作同様、CG方面は素晴らしい完成度です
今作では正統派怪獣より、形状や能力が不思議なヤツらが多く一ひねりあります

◆日常のキャラクターとそのお芝居
作画は高水準で安定しており、特にキャラクターの表情や演技が素晴らしいです
また日常シーンの情報量が多く好感触です

前作もそうでしたが、クラスの雰囲気や友達との距離感、家族との関係性が丁寧に描写され、主人公たちの心理描写に彩を添えています

セリフにもメリハリが効いており、ボケ・ツッコミ・間の取り方にセンスを感じます

◆カットや構図、風景描写
恐らくは都内(荒川沿い?)だと思うのですが、バリエーションが豊富で、かなりエモい風景や構図がバンバン出てきます
小物やプロップにもこだわりが感じられ、メタファーとしても上手く活用されており見ていて飽きません

カット割りも凝ったものが多く、とてもモダンな印象を受けました

---

違和感を覚えた点

◆リアリティ
「怪獣出てるのにリアリティって何だよ!(笑)」と思われるかもしれませんがちょっと待ってください
これは、フィクション、あるいはSF表現における嘘を受け入れた上で、その前提に沿ったリアリティが有るか無いか?という話です

例えば前作では一般人には怪獣が見えないため、社会的な不安は無いまま話が進みますが、今作では現実に認識され社会問題化しています
戦闘シーンではあれだけの規模で街をバンバン壊しまくっているので、死傷者は数千人、あるいは数万人規模でもおかしくはありませんが、TV報道などでは対岸の火事のような表現です

本作では作品世界の日常風景がとても丁寧に描かれています
だからこそ、現実に起こりそうな混乱が無い事が、私の中で強烈な違和感として残ってしまいました

いっそコメディとして表現してくれれば受け入れることができたのですが、日常パートでは不登校やイジメを匂わせる表現等、割とナイーブな題材を扱います

制作陣は意図的にパニック表現をしたく無かったのかもしれませんが、私としては首をかしげざるを得ませんでした

◆キャラクターの行動原理
上記のリアリティに通ずる話なのですが、キャラクターの行動原理に違和感を感じました
雑に言い切ってしまうと、皆さん気まぐれ過ぎなんですよ…

特に怪獣陣営!
あんたら悪役としての誇りは無いのかと?

もちろんその辺のギャップを楽しめたのは確かですが、作品全体としての位置づけが迷走したまま物語が終わってしまった印象です

---

制作陣的には視聴者に色々考えて欲しかったのかとは思いますが、テーマの多彩さに対し、着地点の手がかりは余りにも狭すぎたように感じます

レビューとしてはネガティブ寄りな文章が多くなりましたが、作品自体は高品質で映像としてはとても素晴らしいものです

投稿 : 2022/02/12
閲覧 : 236
サンキュー:

5

ほらいぞんちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

掘り下げが弱い

乗組員がダイナゼノンに乗ろう!と思う決め手みたいなのがわからなかった。突然現れた得体の知れないダイナゼノンによく乗ろう!と思えたなと思った。
怪獣優生思想の方々もよくわからない。わかるけどあんまりわからない。
まあグリッドマンの世界軸なんだなーとおもうと仕方ないのかなあ。
でもあっという間に見終わることが出来たしよかった。トリガーみはない。

投稿 : 2022/01/16
閲覧 : 181
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

名作?グリッドマンの続編だが、主人公や敵が前作とは別。
音楽・作画など良かったが、内容が今一つ楽しめなかった。

エンディングは前作に引き続き、内田真礼さんだったが
楽曲がとても良かった。

投稿 : 2021/12/31
閲覧 : 201

ジャスティスブレイド さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

王道でありつつ、そうでは無い

CMを見た時から期待値爆上がりでした。
だってあのグリッドマンの続編で、しかもドラゴンがモチーフのロボットだと?!

結果は期待通り、いや期待以上の面白さでした。
個人的にはグリッドマンを超える面白さでした。
戦闘は王道チックなド派手バトルなんですが、ストーリーは王道チックな熱血モノではありません。
登場人物のいたって個人的な悩みや苦悩に焦点を当てている部分が多く、これがロボットアニメだと忘れてしまいそうです。
あとグリッドマンと同じく、女の子がめちゃくちゃ可愛いです。
特にムジナさんが素敵すぎます。絶妙にモチっとしてるんです。そしてセクシーでアンニュイな雰囲気です。
つまり私がこのレビューで何が言いたいかというとムジナさん結婚してください。

投稿 : 2021/12/30
閲覧 : 189
サンキュー:

4

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

怪獣とは・・・

オリジナル?作品(2021.12)
構成的には戦隊モノみたく1話に1匹怪獣が出てきてそれをこれまた戦隊モノのロボよろしくおもちゃ会社が喜びそうな変形合体をして倒すという流れ。
物語の主軸はこの合体ロボに偶然関わる事になったキャラの過去への執着や後悔等が絡まりそれは敵?側にも当てはまる。
そして、そういったものを怪獣と一緒に街も破壊して吹っ飛ばし未来に踏み出そう!と言ってるのかはわからない(笑)。

私のツボ:何とかビーーーーム!!

投稿 : 2021/12/29
閲覧 : 190
サンキュー:

6

ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

無職非転生 〜現実世界で本気だす

グリッドマンと比べると、だいぶ説明を端折っていて結局どんな世界だったのか不明のままですが、おそらくダイナゼノン2期かグリッドマンシリーズの3期があってそこで諸々明らかになるのでしょう。
本作はグリッドマンとはちょっと趣向が異なり、考察するよりも雰囲気を楽しむのを優先する作品だと思います。


第一話のセリフ
ちせ:「(無職とは)違いますう〜自分の意思で学校行ってないだけなんで」→暦:「(無職と)違くないじゃん」
ちせ:「無職のまま死んだんだ・・・」
など、
引きこもりが異世界転生して無双する、引きこもりを肯定するような作品が全盛期の時代に、これほど直接的に無職を揶揄してくれるのは勇気がいると思いますし、斬新で清々しさを感じます。

他に、
夢芽:「なんとかビーム!」
に代表される、現代人の無気力・テキトーさを表したセリフや態度が、グリッドマンでもあったけど更に増えています。

この辺りのセンスが、トリガーが他のアニメ制作会社とは一線を画するところですね。

投稿 : 2021/12/23
閲覧 : 252
サンキュー:

17

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SSSS.DYNAZENONのストーリー・あらすじ

「SSSS.DYNAZENON」は、2019年12月14日(土)、15日(日)の2日間にわたって東京ドームシティで開催された「TSUBURAYA CONVENTION 2019」オープニングセレモニーにて、制作が決定したことが発表されていた、「円谷プロダクション」と「TRIGGER」がおくる完全新作アニメーション。2018年10月から放送された「SSSS.GRIDMAN」(グリッドマン)と同じく、原作を「グリッドマン」とし、監督は雨宮哲さん、脚本を長谷川圭一さん、キャラクターデザインを坂本勝さん、そして音楽を鷺巣詩郎さんが担当する。(TVアニメ動画『SSSS.DYNAZENON』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年春アニメ
制作会社
トリガー
公式サイト
dynazenon.net/
主題歌
《OP》オーイシマサヨシ『インパーフェクト』《ED》内田真礼『ストロボメモリー』

声優・キャラクター

濱野大輝、榎木淳弥、若山詩音、梅原裕一郎、安済知佳、神谷浩史、内田雄馬、諏訪彩花、内山昂輝、伊瀬茉莉也、田所あずさ、小笠原仁、梶原岳人、土屋李央、遠野ひかる

スタッフ

原作:グリッドマン
監督:雨宮哲、助監督:宮島善博、脚本:長谷川圭一、キャラクターデザイン:坂本勝、サブキャラクターデザイン:中村真由美、ダイナゼノンデザイン:野中剛、怪獣デザイン:西川伸司/酉澤安施/丸山浩/田口清隆/岡本英郎/板野一郎/後藤正行、ヒロイック作画チーフ:牟田口裕基、メカニックシークエンスディレクター:浅野元、3DCG制作:グラフィニカ、3DCGチーフディレクター:宮風慎一、3DCGディレクター:市川孝次、美術監督:権瓶岳斗、色彩設計:武田仁基、撮影監督:志良堂勝規、編集:吉武将人、音楽:鷺巣詩郎、音楽制作:ポニーキャニオン、音響監督:郷文裕貴、音響効果:森川永子、ラインプロデューサー:志太駿介、アニメーションプロデューサー:宇佐義大

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