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「アクダマドライブ(TVアニメ動画)」

総合得点
76.5
感想・評価
366
棚に入れた
1255
ランキング
706
★★★★☆ 3.7 (366)
物語
3.7
作画
4.0
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.7

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アクダマドライブの感想・評価はどうでしたか?

さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

OP良すぎる

絵柄が特徴で世界観も個人的には好き

投稿 : 2024/10/26
閲覧 : 19
サンキュー:

1

ねくらい さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

小高アニメ特有の大味さ

ダンガンロンパシリーズの大ファンでもあり2020年の5chアニメランキング1位だということだったので今更ながら視聴してみました。

ディストピアの雰囲気が漂うカンサイを舞台としたアクダマと処刑課の派手なアクションが高評価に繋がっていると感じました。
あと黒沢ともよさんの繊細な演技が光る主人公の詐欺師ちゃんが可愛いです。


序盤の勢いや混沌とした世界観を紐解いていくのはとても見ていて楽しかったんですが中盤から雑な展開やキャラのご都合的な死が多くなり12話の粋な見せ場に行き着く頃には感情移入難しかったです。
明らかに掘り下げの足りていないキャラクターが明らかなご都合展開で勝手に満足して死んでいくのを見るととにかく冷めてしまいました。
個人的にはこれは小高氏のアニメにはよく見られる特徴でゲームとアニメという媒体の違いがあると思っています。
ゲームダンガロンパでキャラの死に心動かされるのは膨大なテキスト量とプレイヤー自身がコントローラーを握っていることが大きいです。きっと私はこの作品をゲームシナリオとしてプレイしていた場合180度真逆の評価をつけているでしょう。広げた風呂敷とキャラクター数をアニメではまとめきれていないのです。

最後まで安定した作画+要所を押さえた演出など光るものはあったりました。しかしIDO、かくしごと、虹ヶ咲を抑えて2020アニメランキング1位と言われると頷けない出来栄えでしょう。

投稿 : 2024/02/04
閲覧 : 104
サンキュー:

1

ネタバレ

スイキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

クライムアクションもの

クライムアクションもの
兄妹を安全に暮らせる場所に運ぶ話

投稿 : 2023/10/18
閲覧 : 72
サンキュー:

1

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

超高校級のテロリスト達

ダンガンロンパに出てくる超高校級の〇〇のような超人的な特殊能力を持ったキャラクター達が主役の弾丸のように駆け抜けたハイスピードアクションアニメ

超人的な能力を持ったキャラクター達の激しいバトルが見どころで、動きが多くて見ごたえがありますね
独特な世界観や世界の謎をキャラクターを通して少しずつ視聴者に見せてくるのが上手い
場面が変わる時にオブジェクトが少しずつ配置される演出や幕間アニメの演出をはじめ、ダンガンロンパっぽいテイストが散りばめられていますね
キャラクターや演出、背景などはダンガンロンパにかなり似てる
処刑課のボスがサイコパスにも似たようなキャラ出てたような

作中アニメでよくわからない設定のくだけた解説もしているのもいいですね

各キャラに見せ場がちゃんと用意されていて、それぞれの生き様をしっかり見せています

好きなキャラクターはハッカーと喧嘩屋と師匠
3人とも最後まで自分の生き様にこだわっていて、カッコイイと思った

投稿 : 2023/08/17
閲覧 : 458
サンキュー:

39

ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

終点の先へ続くもの

【魅力的に思った点】
・戦闘シーンがかっこいい
・独自の世界観が面白い
・キャラが個性的でそれぞれに信念がある
・喜楽の演出面で優れている
・テンポが良い

【残念に思った点】
・ストーリーに求心力がない(特に後半)
・世界観に奥行きがない
・キャラが一面的で深みはない
・怒哀の演出はいまいち

【総評】
・75点
  多少粗削りで深みが足りないようにも感じますが、全体的によくまとまっている作品だったと思います。ユニークなキャラや世界観ながらもテンポを崩さずに必要な説明がされているので、たぶんSFやサイバーパンクなどが苦手な人でも見やすいんじゃないでしょうか。
  気になったところはそれなりにありますが大部分は長所の裏返しでもあるので、特筆すべきは後半のストーリーと物語の結末ぐらいですかね。
  {netabare}前者に関しては月と一緒にカントーの真実も公開しておけば子供たちを守るだけじゃなく、そのために大いなる敵に挑んでゆくという明確な目的が生まれて物語が躍動していたと思いますし、後者に関しては詐欺師or運び屋とチンピラを生かしていれば意志の継続を表現できていたのでビターエンドでも不満には感じ難かったはずです。{/netabare}
  そこだけもう少し上手くやってくれていればたぶんお気に入りの作品になっていたと思うので、非常に勿体ないと感じる作品でした。

【こんな人におすすめ】
・尖ったキャラや世界観が好きな人
・バトルものが好きな人
・物語に後味の良さを求めない人

投稿 : 2023/07/13
閲覧 : 134
サンキュー:

2

あと さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

近年稀に見るレベルの良作オリジナルSFアニメ。

最後まで余韻の残る終わり方で、とても素晴らしかったです。序盤は世界観など何が起こっているんだ???と思っていましたが徐々に勢いが良いアニメだとわかり、熱中して楽しめました。アクダマたち犯罪者が起こす痛快な冒険珍道中かと思いきや都市を巻き込んで壮大なスケールな話へと発展し、様々な見せ場や演出が良く、豪快なアクションシーンや緊迫感のある戦い、ユーモラスな展開や毎話起伏のある飽きさせない物語が非常に良かったです。
特に、声優陣の演技に関しては一般人役に黒沢ともよさんがとても合っていて、感情が入り混じり少しずつ成長していく過程を声で表現していて迫力があり、オリジナルアニメーションの良さが出ていると感じました。
最後に待っている展開で、アクダマドライブとは、なるほどこういうことなんだと、その姿はもう観測できないし、する必要も無い。ただ、役目を果たしたのだ、となるラストシーンは様々な考察も出来そうですがとても心に染みる後味の良いエンドでした。生き方、信念を見せる彼らアクダマたちの生き様や魅力を感じさせる作品でした。

投稿 : 2023/05/31
閲覧 : 177
サンキュー:

2

ネタバレ

fBAtg62143 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

密度が凄い

ダンガンロンパのスタッフが作ったということで撮り溜めしていたものを一気に消化した結果、最近あまり感じなくなったロスというか物語が終わる寂しさを感じさせてくれた作品。
{netabare}
たぶんメインキャラがどんどん減って行くのもあるがその死に様が凄まじく、特に最終話の一般人と運び屋のラストはアクダマになるほどの信念というものを感じさせてくれた。
{/netabare}

所々にダンガンロンパっぽい演出もあるので好きな方は演出だけでも楽しめる。

投稿 : 2023/05/29
閲覧 : 151
サンキュー:

1

コタロー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

善玉・アクダマ 正義は・・・真実は・・・実態は・・・

強烈な作品でした。
アクダマは悪玉なのか・・・
善は正義なのか・・・

サスペンスが好きな方
クライムアクションが好きな方
なら好みそう!!

殺人や鮮血シーンが多いから
バイオレンス系が苦手な方には
おススメしません。

落ちは書きませんが
一見の価値はあります。
音楽・映像・戦闘シーン
ハラハラ・ドキドキで
時間を忘れる程

オリジナルアニメ
みんな
かっこ良かった。

投稿 : 2023/04/09
閲覧 : 91
サンキュー:

2

ビックリヤングコーン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なんか思い出した!

アニメ見始めた頃の良作に出会った感じを思い出した。登場人物のバランスが良かった。opもedも良かったし、1クールの作品としての完成度が高く、後半に向けて物語が加速する感じも良かった。こうゆう1クールで満足出来る作品が増えると嬉しいな。

投稿 : 2023/02/10
閲覧 : 121
サンキュー:

2

うんぽい さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろい

テンポよく小気味よくちょっと古臭くカッコつけた展開が心地よくて飽きさせない。
物語としては善悪とは何なのか、正義とが何なのか、大義は都合の良いこじつけなのか…人間のアイデンティティの正体に迫るものです。例えば戦争には正義も悪もなく、そんなところに斬り込んだ作品です。

投稿 : 2022/11/21
閲覧 : 143
サンキュー:

2

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

独特な世界観、個性あるキャラ多数!

荒れた日本を舞台にしたSF犯罪アクションアニメ。空飛ぶバス?映像化された信号機?ビーム攻撃ありの警備ロボ?とにかく発達した社会ではあるが多数の犯罪者が好き勝手に暴れているような荒れた日本です。その中でも「運び屋」「喧嘩屋」「ハッカー」などのコードネームみたいなので呼ばれる、懲役数百年レベルの超S級な犯罪者「アクダマ」が暴れまくりです。というか個人名の設定がなく、そのコードネームみたいなので呼ばれてるから、ある意味覚えやすいw不運にもアクダマ達のいざこざ巻き込まれた女の子でさえ「一般人」とされています(後に超S級 詐欺師)wキャラデザも独特で記憶に残りやすい感じです。アクションシーンはド派手ですね。こんな町では生活できんよ・・・w

投稿 : 2022/11/10
閲覧 : 104
サンキュー:

4

ネタバレ

chikuwa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

癖の強いエンタメ特化型ジェットコースタードラマ系サイバーパンクアクション

【感想(最終回までのネタバレあり)】
{netabare}
・とりあえずド派手にグリグリ動かしてワクワクしそうなシーン散りばめて各話の締めは強烈な引きで終わらせとけって感じの頭悪い系エンタメ特化作品(補足:棘のある言い方になってますが決して悪口ではないです。趣向に合う合わないはあれど、娯楽に特化させた作品も立派な作品だと思いますし傑作だと感じる作品もあります。例えば、アニメではありませんが、映画の「コマンドー」はまさにこの頭悪い系エンタメ特化作品ですが、何十回と見るくらい大好きな作品です)
・本作では人形劇を用いて最低限の説明はするものの、基本的に舞台背景等の細かい説明をバッサリカットしスピーディーに話を進めることで視聴者に深く考察させないようにしている。そうすることでこの手のif世界作品にありがちな設定の粗や矛盾点が気になって肝心のストーリーが楽しめないといったことを防いでいる。一方、考察する楽しみやせっかく作り上げたサイバーパンクの世界にどっぷり漬かる楽しみも奪っている。どちらがいいかは作風によって異なるが、ノリと勢いを重視している本作はこれでよかったと思う
・ワクワクするシーンへの強引なまでの持っていき方とアクションシーンと各話の引きは見事。主人公サイドを全員悪人にすることで{netabare}メインキャラクターの死という、軽々しく使えないが使えば視聴者の心を強烈に震わすことが出来るある種禁じ手とも言えるカードをバンバン切ることが出来るように{/netabare}してるのも上手い
・ラストの{netabare}主人公含む犯罪者全滅エンドは賛否ありそうだが、自分はご都合グッドエンドより納得のいくバッドエンドやビターエンドの方が好きなので○{/netabare}
・作風の癖が強く、それが自分にはあまり馴染まなかったので全体的に評価は辛口になったが、(娯楽作品としての)作品自体の完成度はかなり高かった
{/netabare}

【各話評価】
{netabare}
基本は○、良いと○→☆→☆☆と星が増える、悪いと○→△→×となる

1話 SE7EN △
2話 RESERVOIR DOGS ○
3話 MISSION:IMPOSSIBLE ○
4話 SPEED ○
5話 DEAD MAN WALKING ○
6話 BROTHER ○
7話 ロスト・チルドレン ○
8話 BLACK RAIN ○
9話 THE SHINING ○
10話 BABEL ○
11話 WAR GAMES ○
12話 アクダマドライブ ○
_______________________________________________________________________________
☆☆☆☆ 超神回:1年に1回あるかないか  ☆☆☆ 神回:1クールに1回あるかないか
☆☆ 優秀回:何度も見るくらい面白い    ☆ 良回:非常に面白い
○ 並回:普通に面白い  △ イマイチ:一部面白いところもある  ×:つまらない/視聴断念
{/netabare}

【全体評価】
{netabare}
基本は各話評価の平均点、突出して良かった回悪かった回や最終回の良し悪しで多少変動

中の中:普通  各話評価平均点 -0.08(-1/12)
_______________________________________________________________________________
☆:1つにつき1点 ○:0点 △:-1点 ×:-2点 視聴断念:-100点
上の上(あにこれ評価 5.0)1.3点以上:数年に1つあるかないか
上の中(あにこれ評価 4.8~4.9)1 ~ 1.3点:1クールに1つあるかないか
上の下(あにこれ評価 4.5~4.7)0.5 ~ 1点:非常に面白い
中の上(あにこれ評価 4.0~4.4)-0.2 ~ 0.5点:普通に面白い
中の中(あにこれ評価 3.5~3.9)-0.4 ~ 0点:普通
中の下(あにこれ評価 3.1~3.4)-0.4 ~ -1点:イマイチ
下(あにこれ評価 3.0)-1点以下:つまらないor視聴断念
{/netabare}

投稿 : 2022/11/07
閲覧 : 185
サンキュー:

2

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

スタイリッシュ悪玉アニメーション!! in カンサイ

“カントウ”との戦争に敗れて属国として管理される“カンサイ”を舞台に、
“アクダマ”と呼ばれる凶悪犯罪者たちを集結させて挙行される企てに、
“一般人”が巻き込まれていくオリジナルのクライムアクションアニメ。

【物語 4.0点】
怪しく光る和風ネオンな近未来の“カンサイ”の街並み。
崇拝される“シンカンセン”の神々しい御姿。
電子マネー付き個人情報端末としての“ハンコ”。
“推定懲役”が量刑ではなく凶悪度を図る戦闘能力みたいに形骸化したアクダマに、
死刑執行すべく執念を燃やす“処刑課”
あとは“学校”とか“兄妹”とか“ランドセル”とか。

上記のイカれたあらすじからして、ストーリーはそこそこに、
アクの強いキャラクターを、超訳され、ぶっ飛んだクールジャパンな世界観と共に投げつける、
ネジが外れた系のシナリオ?と最初は思っていました。
(序盤アクダマたちが悪巧みしただけで、{netabare}処刑課とバトルになり七つ星ホテルが倒壊した{/netabare}時はどうなることかと思いましたw)

が、後半7話で、アクダマ生き様アニメのパターンから、設定の真相開示と共に構図を転回。
((※核心的ネタバレ){netabare}月がパッカンしちゃってました{/netabare}には度肝抜かれました)
終盤、理想郷カントウの真実など核心へと斬り込み、体制転覆リスクも含みながらの急展開はお見事。
終わってみればSFサイバーパンクとしても中々だったという満足感が残りました。

【作画 4.5点】
アニメーション制作・スタジオぴえろ

爆発や大量出血も厭わない容赦ない作画により、
アクダマVS処刑課バトルのアドレナリンブーストを維持しつつ、暴走管理社会の異様も表現。

魚介が泳ぐ映像パネルがきらびやかなスイートルーム、廃墟となった遊園地背景など、
バトルの舞台も作り込まれた格ゲーのステージみたいにムードを演出。

画面分割、ワイプなどの映像編集も良好なテンポに寄与。
背景の建物等が模型みたいに組み上がって場面転換する演出がスタイリッシュで好き。

良い子のみんなを洗脳する“カンサイ教育番組”
Eテレ人形劇風のチープな画面で管理社会万歳~!と叫ぶのがシュールw

【キャラ 4.5点】
“運び屋”、“喧嘩屋”、“ハッカー”、“医者”、“殺人鬼”……。
アクダマたちはキャラ名ではなく職業名で呼称される。
バイクで空を飛んでばかりで、ろくに地上にラインを取らない運び屋、
セルフメディケーションで致命傷からでも自己再生する医者など曲者揃い。

そこへ推定懲役わずか4年の“チンピラ”が348年の“喧嘩屋”の影に隠れて虚勢を張る。
主人公“一般人”が善良な一般市民の視点を代弁しつつ、凶悪犯のノリに話を合わせる。
それで何とか取り繕えてしまう七人のアクダマの掛け合いが潤滑油w

全・員・悪・玉。そして(※核心的ネタバレ){netabare}全・員・散・華。{/netabare}
“一般人”がアクダマに染まるか否かが、
管理社会への従属か、人間としての矜持かというテーマの体現でもある。
各話EDで最重要アクダマを先頭で表記する所からも、
一人ひとりの生き様へのこだわりが伝わります。
最終話{netabare}“一般人”→“詐欺師 黒沢 ともよ”へのクレジット変更{/netabare}は芸が細かいと感心しました。

私が最強で最凶だと思ったのはハッカーでしょうか。
最後までカントウへの憧れを捨てず、
(※核心的ネタバレ){netabare}旅立って尚、体制転覆するデータとハッキングプログラムで爪痕を残す切れ者でした。{/netabare}

【声優 4.5点】
主人公“一般人”役・黒沢 ともよさんの巻き込まれ芸&厄介事への首突っ込み芸。
処刑課ボス役・榊原 良子さんのシステムの論理代弁芸。
この辺りはもはや芸術の域と言っても良い適材適所のキャスティング。

“一般人”に理想の血の色を感じ舐めるような声で(実際、舐めますがw)絡んで来る、
“殺人鬼”役の櫻井 孝宏さん。
利他精神など欠片もない冷徹な執刀ボイスで己の快楽を追求する“医者”役の緒方 恵美さん。
などの背筋が凍る妙演。

“喧嘩屋”役の武内 駿輔さんの常時喧嘩腰ボイスと対峙する、
処刑課のCV.大塚 明夫さんとCV.花守 ゆみりさんの熱い師弟関係。
などの熱血な演技。

確かな実力を有した声優陣による魂のこもった演技により寒暖の差が激しいですw

【音楽 4.5点】
劇伴はギタリスト・會田 茂一氏のバンドサウンドVS元・I'veクリエイター・井内 舞子氏のデジタルポップスの激突。
そこへ和のテイストがスパイスされ撹拌されたアブナイ電子ドラッグが注入され興奮度アップ。

OP主題歌はSPARK!!SOUND!!SHOW!!「STEAL!!」
こちらもラウドやヒップホップがごった煮された危険物。

ED主題歌は浦島坂田船「Ready」
軽快にラップも交えて、メロディとしてはようやく一息付けるが、
歌詞には同調圧力をはねのける力強さがあり、
一筋縄では行かないアクダマの姿とリンクし、波乱の予感。

投稿 : 2022/10/28
閲覧 : 415
サンキュー:

27

ゆうか さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

世界観、演出は悪くないが...

独特な演出が新鮮でした。世界観は悪くないと思います。

ただ全体的にモブの集まりみたいなキャラなんですよね。どうせ死◯んだろうな〜みたいな(笑)

そこそこ面白く流し見できるアニメかな〜と軽い気持ちで試聴しましたが思ったよりつまらなかったです。

投稿 : 2022/10/26
閲覧 : 139
サンキュー:

1

しゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

この極悪人たちの生きざまを見よ!!!

【物語の評価】
【作画の評価】
9話あたりの作画がちょっと異質だったけど、内容に合っていた。
【声優の評価】
緒方さんの医者の色気ムンムンの悪女っぷりが素晴らしかった。少年役しか見れてなかった自分にとって新しい緒方さんの一面を見た。
櫻井さんの殺人鬼の狂気っぷりが凄かった。
【音楽の評価】
OP/EDともに素晴らしかった。
【キャラの評価】
なんだかダンガンロンパを思い出すキャラデザだった。
全てのキャラが個性豊かで、印象深かった。
【感想】
なんだかダンガンロンパを思い出す。
TooKyo Gamesの新作、待ってます。

投稿 : 2022/09/14
閲覧 : 129
サンキュー:

4

8bit さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

熱量は感じられた…が

数分おきにツッコミ所が発生する。
それはもう数え切れないくらい。
個人的に人工物なキャラクター(意思が感じられない)は苦手なので低評価。

オリジナルアニメで熱量が感じられた点は良かった。

投稿 : 2022/09/06
閲覧 : 152
サンキュー:

0

ネタバレ

jintan117 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

己の在り方×みんな主人公×SF×神アクション×見れるシナリオ

なんでこのアニメバズらなかったの!?∑(゚Д゚)ってくらい良作!ストーリーは細かいところまでしっかりしてて、さすが小高さん!
すんげぇ絵が綺麗だし、戦闘シーンはレベチ(°▽°)ノ
1人1人の筋の通し方や、自分がやるべきこと、自分の居場所は一体どこなのか?っていうテーマで、登場人物がみんな主人公に見えるスポットの当て方が良いね!
にしても登場人物コロしすぎだよ〜ヽ(;▽;)ノ

投稿 : 2022/07/12
閲覧 : 171
サンキュー:

3

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

これまたアクダマン

制作STUDIOピエロ。

アクダマと呼ばれる犯罪者が跋扈するカンサイ。
高度に発達しながらも歪んだ社会で、
己の生き方を貫く全員悪党の犯罪活劇開演。

街の喧騒が細部まで書き込まれ、
推定懲役数百年の悪党どもや市民が、
たくましく生きているカンサイ。
とある依頼から集められた精鋭たち。

初回最後で見事にオチが付いた。
{netabare}アクダマに指示を与えるネコ型ロボット。{/netabare}

ダークホースならこれでしょうか、
楽しくなる可能性は大いにありますね。

6話視聴追記。
{netabare}物語の奥行に、疑問を感じ始め、
これは期待薄なのかと…思いきや、
ここで物語に芯が通ったと思います。{/netabare}
戦闘シーンは素晴らしいの一言ですね。

最終話視聴追記。
この結末で良いのではと思う。
荒唐無稽な物語でしたが、
どこか熱量を感じる作品でした。

率先して、お勧めは出来ないが、
勢いある演出、展開がお好きな方へ。

投稿 : 2022/05/08
閲覧 : 703
サンキュー:

48

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

作画と色彩が良かったが、最後らへんで足ぐねった。。

ぐちゃぐちゃグロ系殺し合い嫌いだけど
最後まで観れた

〈良かった点〉
opの音楽
作画
独特な色使い
よくある異能力者バトルに近いけどキャラ立ち、続きが気になるストーリー展開なので楽しめた
行きすぎた支配→暴動を起こしたものも犯罪者→それによる暴動と破綻。。はいい展開でした

紙芝居?での説明がひと休み&なごみになっててよかった

〈??な点〉
主人公がなにも出来ないが、口や偶然で乗り切るってのが面白さの一つだったので、途中いきなり正統防衛とはいえ、えぐく殺しまくったのでさめた。。。
その後にもまだ純なことを言うのもちょっと。。
※あの回だけ全体的に変だった気がする。。

あえて殺人鬼や詐欺師など特長で呼ぶことでわかりやすくなっていたが、ずっとおにいちゃん?かなといもうとさんと呼ぶのは変だなぁと

カントウ付近からよく分からなくなった。。

〈トータル〉
色使いとopのアゲアゲ系の曲、キャラも飛んでてぶっとび系でした。
がちょっと詐欺師の殺人あたりからブレてきたかな。
最後も今ひとつわかりづらく。
貢ぎ物ブラザーズが出てきたとこまでは良かったかなと。

でも全体的にレベル高めかなと。
作画、キャラデザ、ストーリーが楽しめたのでいい作品かと思います。

2.5次元舞台化しやすそうね。。だと、思ったら既にしてましたね。そういう意味でもいいフォーマットかと。

投稿 : 2022/04/05
閲覧 : 246
サンキュー:

6

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

治安の悪そうな令和エンタメ

最終話とかはエンタメとして結構よくできていたところもある思うのだけど、全体的にストーリーが頭悪そう
作品のテーマ自体が頭悪そうな感じな上、エンタメとしても主人公の動機付けとかがイマイチ。

投稿 : 2022/03/25
閲覧 : 585
サンキュー:

1

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見応えありあり

なんか見たことあるなーと調べたらダンガンスタッフさんらしく納得。
独特の世界観と奇抜な設定、それだけでなくメリハリが凄く善も悪もサクサクっと躊躇しない描かれ方がとても面白かった。

きっと悲しい描写なのにその感情に暮れてる暇はない展開で、目が離せない飽きないストーリーが素晴らしかった。

めちゃめちゃ色々あったのに、視聴後もスッキリこの作品から去る事が出来たのもとても不思議。
スピード感のある面白いアニメだった。

投稿 : 2022/03/07
閲覧 : 203
サンキュー:

9

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アクダマドライブ

2022.2.17 視聴完了。

もしかしたら、そうなってるかもしれない近未来の話。
さほど期待しないで見始めたが
予想に反して面白かった。

PSYCHO-PASSに似た世界観で
人間ドラマが見どころでした。

投稿 : 2022/02/17
閲覧 : 343
サンキュー:

12

ネタバレ

オカ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

映像とても綺麗でキャラ濃ゆい。上手くまとめられた作品

6人のアクダマと呼ばれる犯罪者と一般人の女の子が、仕組まれた依頼に巻き込まれて行く。
アクダマはハッカーや喧嘩屋、殺人鬼に運び屋など、色々なタイプがいる。

カントウに支配されたカンサイを中心に展開されていく世界。

作画とても綺麗で戦闘中の演出やカットインも良い。

作中、職業や肩書きで呼び合いキャラの名前が全然出てこない珍しい作品。

不幸で不死身な子供の兄弟と出会い、彼らを守る為に
純粋ないい人だった主人公の女の子も段々と当たり前のように人を殺すようになっていった。

秩序の取れてない世界ではそうなって行くのだろう。

殺人鬼のイカれっぷりがヤバくて良い。

処刑課のボスはサイコパスの細呂木局長とカブる。

そのせいか、姿を現さないカントウはシビラシステムだろうなと言う予想ができてしまった。。

メインキャラ全員に見せ場があり、上手くまとめられている。

展開は先が読める部分も多かったけど、個人的には良かった作品。

投稿 : 2022/02/10
閲覧 : 229
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4

ネタバレ

ネムりん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ハイクオリティな作画とハイエンドなストーリー展開、魅力的な演技の声優陣

スタジオぴえろ設立40周年作品。

ストーリー原案・キャラクター原案『ダンガンロンパ』シリーズの小高和剛・小松崎類、監督『ペルソナ』シリーズの田口智久。

キャラクターデザインや作風がこれらのシリーズ作品の印象そのままで、ストーリーにとても入りやすかった。
舞台設定はどこか押井守監督の『イノセンス』に似た雰囲気を感じさせ、好きな近未来SF作品なこともあり、初回から惹きつけられるものがありました。

ストーリー設定は高度に発達した社会で戦争により二つに分断された国「カントウ」とその属国となった「カンサイ」において、"アクダマ"と呼ばれる特異能力を持った者達が、人類の永遠のテーマである「生と死」にまつわる人間の存在の在り方を題材として舞台を繰り広げるバトルアクション群像劇。

対比できる『攻殻機動隊』シリーズが主体としての"電脳化"に対し、『アクダマドライブ』は客体としての"データ化"。
器が既に存在している攻殻の世界に対し、"超・量子コンピューター"という器が絶対的に必要な観点に立てば、『アクダマライブ』の世界が『攻殻機動隊』の世界よりもさらに一段技術が発展した世界だということが伺える。
推定懲役ン百年という設定も医療技術が飛躍的に進歩したか、革新的な法整備が行われ、社会貢献や国家奉仕により懲役年数を短縮できる仕組みがなされたのか、現代とは比べ物にならないくらい様々な技術が進化していることがある程度推測の域に達することができ、"医者"の縫合技術の高さや"ハッカー"のサイバネティクスな高度なスキルも説明がつく。
要するには話の機微(表面上では分からない細かな事情)を懸念する必要性を感じさせない世界観が確立されており、考えようによっては謎な部分が幾らでもアウトプットができ、論ずることが無意味だということも言える。

そんな魅力的とも言える世界が展開される『アクダマドライブ』。

考察を深めると内容が煩雑化してしまい視聴してて難しさを感じてしまうため、敢えて無駄なものを排除してシンプルに分かりやすくしているのが良かったと思えた点。
設定を難しくして世界観に入り込めなかった『PSYCHO-PASS サイコパス 3』のようにノイズを感じさせないので、アクダマ達のバトルシーンの演出や登場人物の人間味のあるやり取りが強く印象に残る。
単純に強さやカッコよさ、可愛さや美しさなど人間が持つ感情にダイレクトに訴えかけてくる。
それはもちろん表現の仕方が良いという前提に立てば音声映像の技術が高くなければ伝わってこないわけで、"運び屋"の超電磁砲や"処刑課"のビーム十手に代表される攻撃シーン、肉弾戦で飛び散る汗や血しぶき、雨の波紋の動きなどの高度な技術を持ったCGエフェクト、同じスタジオぴえろ作品『幽遊白書』に出演し、『ダンガンロンパ』シリーズでもおなじみの緒方恵美さんの演技や"運び屋"のクールで渋い演技、"一般人"の一生懸命でどこか味のある可愛らしい演技など、魅力的に感じられた声優陣。

客観的に見ても素晴らしいものを持っているから高い評価ができる。

プールに横たわる2,500人の子供を濃縮して不老不死の人間を作り出す技術。
現代技術では説明ができないダークファンタジーの要素もあり、空想の世界でありながら近未来の世界でもあるので、話が飛躍しすぎずスッと世界観に溶け込めてしまう。

そういう意味では見事に音声映像とストーリーを絶妙な域で符号させた作品と言える。

観る人によって評価が分かれてしまうのは受け手側の問題であり、どのような作品に対しても楽しもうという気概があれば発想を巡らせてある程度は楽しめるのだ。
そのことを改めて気付かされた作品。

総評すると作画に関しては、一部の近年の作品とは比べ物にならないくらい細かい部分までよく作り込まれており、スタジオぴえろの意気込みを感じた文句なしの5.0点。

ストーリーも最初の展開からは予想できない切り替わりの面白さが感じられ、{netabare}未完結とも捉えられる{/netabare}エンディングにおいて、自由を求める"アクダマ"達と決められた運命に抗う"兄と妹"の対比が人間の存在意義について、視聴者にメッセージを投げかけているようで考えさせられるところがあり高評価。

OP主題歌の「STEAL!!」はどこか渋谷や原宿のアパレル系のセレクトショップで曲が流れているような雰囲気を持っていて、好みではないがOP映像にとてもよく合っていてセンスの良さを感じた。

素直に面白かったと言える作品でした。

投稿 : 2022/02/07
閲覧 : 449
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17

ネタバレ

たまご丼 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

迫力はあっても重みがない。

凝った背景のCGや派手なアクション、話の展開も速く飽きさせない作りで良く出来た作品です。
ただし演出やストーリーに雑なところが何箇所もあり、人によっては気になると思います。この作品はこんなシーンがあったら面白いというのが先にあり、それに合わせてストーリーを作っているのかもしれません。ですのでそれを許容出来るかどうかで全く評価が分かれる作品ではないでしょうか。

個人的に気になった個所をいくつか、、、
例えば第6話で兄弟の超回復が明らかにされる同じ場面で、医者が医術の常識を遥かに超えた超回復をします(もはや上弦の鬼レベル)。しかし、これでは兄弟の超回復が披露される場面でお前(医者)がもっと目立ってどうすんねん!とツッコミたくなります。また怪我を負っているとはいえ処刑部隊でトップクラスの師から訓練を積んだ弟子が、人殺しもしたことがないチンピラに眼を潰されたストーリーも説得力に欠けます。(弟子君弱すぎだよ)

医者は仲間?を裏切り司法取引により自分の罪をなかった事にしますが、その後すぐ研究所の職員(医者?)を何人も殺します。それでは改めてアクダマに登録されてしまいますので司法取引をした意味が全くありません。意味不明です。

最終話で運び屋が兄弟を連れて警察署の前に現れたのも?です。一応警察署の前に追い込まれたという設定なのだと思いますが無理があります。バイクの性能を見る限り(ほとんど立体機動装置)道路封鎖などあまり意味はないように感じますし普通に逃げれそうなのですが。(ラストバトルは空中バトルしてましたし、生身の人間という設定でやっていい範囲を超えちゃってます)

最後に…
この作品には、犯罪多発の荒廃した都市、メディアによる市民の洗脳、行き過ぎた排除の論理、関西と関東の関係性、などが描かれていますが、これって現実の今の大阪をSFチックに描かれた作品と言っても……これ以上は政治の話になるのでアニメレビューの場所に書くべきではないですね。。。

投稿 : 2022/02/06
閲覧 : 203
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1

ネタバレ

やん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

設定に引き込まれましたが

テンプレ関西イメージまま(関西から見た東京のイメージでもある)の設定と、ともよ様主役作品ということで視聴開始しました。序盤はかなり面白かったのですが、もう少し上手なたたみ方はなかったのかという感想です。
実力派声優同士の会話部分はちゃんと引き込まれて見ていられるんですが、浮いてしまう人相手だとさすがのともよ様でもフォローしきれない感がありました。各作品中での上手い下手はいい声だとか感情がこもっているとかではないところが難しいですね。キムタクがパイロットのコスプレしてるドラマ、みたいにして中の人売りするような時代になってきたのかもしれません。

投稿 : 2021/11/08
閲覧 : 581
サンキュー:

5

aikawa さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

構成と

演出のセンスがとても良い。
キャラクターが多いけれど其々活躍する場面が描かれていて感情移入もしやすかったです。
個人的に詐欺師が好き。

投稿 : 2021/10/10
閲覧 : 293
サンキュー:

2

ネタバレ

学生 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あらゆる要素を削ぎまくってエンタメ性に極振り

このアニメはまず見せたい場面が先にあってそれ以外の余計なものは徹底的に削いでいる
世界観設定や細かい整合性はおろか登場人物たちの名前、作品としてのテーマ性やメッセージ性、世界に秘められた謎ですらいらない情報として適当に扱ってる
だからこそ1クールアニメでここまで山場を作れたアニメは見たことない
5〜6個ある山場を違和感なく繋げ、さらにそのほとんどを印象的に決めてきてる
当然物語としては異端で邪道なやり方だし
だからこのアニメを受け付けない人間も多くいると思うけど
ただ綺麗なだけのありふれた普通の物語に退屈感を覚えているような視聴者は尖りまくったこのアニメに自然と惹かれるはず

投稿 : 2021/10/02
閲覧 : 527
サンキュー:

5

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

浪花節な古事記

オリジナルアニメ 

“アクダマ”とは作中でいう犯罪者のこと。そう言えばいいのにしてないのはそういう世界だから。
その昔「カントウ」VS「カンサイ」で戦争勃発。カントウが新型爆弾を落として決着。焼け野原になったカンサイの復興を助けたりもしてカンサイ人はカントウに感謝するようになった、とのこと。

メタで馴染み深いものが仕込まれてそうですが、当該世界はオリジナリティあるんじゃないかしら。
2020秋スタート新作の中では第1話の引き込みがぶっちぎりで良かったのがこれ。構成がしっかりしてるとか心情描写が丁寧だとかいうのをいったん置いときまして

 {netabare}作った人の頭ン中を覗いてみたいぜ!{/netabare}

人間の想像力は際限ないなと実感できる“架空の世界”を堪能しちゃえばええじゃないかと思うのです。
“アクダマ”が疾走(ドライブ)する全12話。IF世界の近未来モノ。今年2020年でいえば『ドロヘドロ』と同じくどうも言葉に落とす作業が難儀な作品です。「1話観て合いそうかわかるよ」死体がゴロゴロ転がります。そこ本筋ではないもののそれ自体が嫌という方には撤退を推奨するくらいでしょうか。

【アクダマ's】
 詐欺師(CV黒沢ともよ)
 運び屋(CV梅原裕一郎)
 喧嘩屋(CV武内駿輔)
 ハッカー(CV堀江瞬)
 医者(CV緒方恵美)
 チンピラ(CV木村昴)
 殺人鬼(CV櫻井孝宏)

愚連隊は黒澤明の時代より七人と決まってるのかどうなのか。
その七人の通り名には当たり前だが意味がある。
そして通して観ると「進むべき道は自分の意志で決める」真っ当なメッセージも伝わってくる。
突拍子ない世界に私達が置き去りにされないのは基本的なお作法を心得ているのもあるやもです。

アニメに求めるものの一つは表現手段として実写ではしょぼくなると思しきものをいい意味で見せつけてもらうことだったりします。それを満たしてくれた良作ですね。

■むしろ…
『ダンガンロンパ』と比較される本作ですが、肝心のネタ元を知らない私です。
むしろ『PSYCHO-PASS』との既視感が強いかしら。アクダマ認定のオートマティックぶり。某執行官ばりに現場で処刑実行できる公務員の存在。そんな世の中に感じる居心地の悪さなんてのもそうです。
{netabare}さらにサイコな殺人鬼役に櫻井孝宏さん。ダメ押しで公機関の女ボス格に榊原良子さん。榊原さんがどーんと鎮座してると悪の組織風味が何倍か増しますよね。{/netabare}



※妄想劇場

■大大阪(だいおおさか)の衰退

大正末期~昭和初期。大阪が東京を凌駕していた時代を指してこう言う。何年か前に通天閣で大大阪展やっててそれで知ってました。約100年前の大阪イケイケどんどんぶりは白眉ものでしたよ。
そして現在…ってことになるわけでして結果は東京への一極集中。いろいろ理由はあるんでしょうが

{netabare}東海道新幹線開通{/netabare}

{netabare}東名高速道路その他インフラ投資が高度成長を後押ししました。導かれるはリアルでの大阪の没落そしてアニメでシンカンセンの神格化。なんとも皮肉が利いてます。
またこれ“財政健全化”“国民の借金いくら”“角栄の頃と違い公共工事に効果はない”と捉えてる層にとっては、公共工事アクダマ論に乗っかり「そんなのを神聖化するなんて…プークスクス」とさらにマウント取れることでしょう。なお私の意見は真逆です。{/netabare}

蛇足で劇団☆新感線も出自が大阪芸術大学だったりするのもなにかの意図を感じます(しません)。


■暗喩なのか妄想なのか

大阪を好きなのか嫌いなのかよくわかりませんが、無関心ではいられないというのは伝わってきます。
く○るのたこ焼きが500円と現在より安価。デフレーションでも起きているのでしょうか。

{netabare}ハンコも消えてない(笑) このハンコで一元化って仕掛けは面白かったですね。きっと文化と認められての発展形をアニメで描いたのでしょう。そんな発展形ハンコのもたらす災厄を描いてたこともあって、マイナンバーみたいに“国民総背番号制”一元管理どうかと思う層には「ほら見たことか」とウケが良かったかもしれない。なお私の意見は真逆です。{/netabare}

作品チュートリアルなウサギくんとサメくんの寸劇は有難かったですね。ウサギとサメの組み合わせで
{netabare}真っ先に思いつくのは“因幡の白うさぎ”だったりします。文章上のワニ=サメと解釈するのが一般的。その寓話の教訓とは?

1.思いやりの心をもっていると、幸せな結末が待っている
2.余計な振る舞いは災いを招く

といったところでしょうか。本作の展開結果に通ずるものがあります。{/netabare}


とここまでの垂れ流しをご容赦をば。
カンサイという近未来大阪風味な街で繰り広げられる大騒動。やや陰惨でディストピアな世界だからこそ他人様の優しさが沁みる。地でいく娘主人公の立ち居振る舞いに心打たれます。

 思いやりの心をもって迎える結末は幸せなのか不幸なのか?
 余計な振る舞いが招いたのは災いなのか未来への光なのか?

各々で捉えようのある結末も好感度高し。

 馬鹿な出会いが利口に化けて よせばいいのになんとやら

人生どう転ぶかわかんないもんですよね。


{netabare}結局のところ“医者”の年齢は不明のまま。おいくつだったのだろう?{/netabare}



視聴時期:2020年10月~12月 リアタイ   

------


2020.12.30 初稿
2021.09.25 タイトル修正

投稿 : 2021/09/25
閲覧 : 1118
サンキュー:

50

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

榊原さんこういう役多いけど、もう少し若返らせてくれないかな

少し『psychopass』に似てる気がする。


後味が悪いって言うほどでもないんだけど、何かスッキリしない最後。


敵の女ボスを榊原さんが演じてるけど、声質は役に合ってるんだけど、いかんせん見た目が婆さんの場合が多いから推せるキャラが少ない。


戦闘シーンは見応えあるけど、所々に静止画&効果音誤魔化しの手抜きがある。ただシンカンセンの戦いまでは多かったけど、後半の戦いだと少なくなったから余裕ができたのかな?(笑)

投稿 : 2021/09/19
閲覧 : 267
サンキュー:

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アクダマドライブのストーリー・あらすじ

遙か昔、カントウとカンサイの間で戦争が起き、世界は分裂した。カンサイはカントウの属国となり、独自の発展を遂げていった。しかし、政治と警察力は衰退し、犯罪が横行。その犯罪者を“アクダマ"と呼ぶ――。 本作品の舞台となるのは、高度に発達しながらも歪んだ社会。その中で、アクダマたちはいかにして自分らしくあろうとするのか。一堂に会したアクダマたちの美学がぶつかり合う。(TVアニメ動画『アクダマドライブ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年秋アニメ
制作会社
ぴえろ
公式サイト
akudama-drive.com/
主題歌
《OP》SPARK!!SOUND!!SHOW!!『STEAL!!』《ED》浦島坂田船『Ready』

声優・キャラクター

黒沢ともよ、梅原裕一郎、武内駿輔、堀江瞬、緒方恵美、木村昴、櫻井孝宏、大塚明夫、花守ゆみり、榊原良子、内田真礼

スタッフ

原作:ぴえろ/TooKyoGames、ストーリー原案:小高和剛、キャラクター原案:小松崎類
監督:田口智久、副監督:笹原嘉文、シリーズ構成:海法紀光/田口智久、キャラクターデザイン:Cindy H. Yamauchi、メカニックデザイン:山本翔/宮川治雄/常木志伸、美術監督:谷岡善王、美術設定:青木薫、色彩設計:合田沙織、編集:三嶋章紀、撮影監督:山田和弘、CG監督:藤谷秀法、音響監督:長崎行男、音響制作:デルファイサウンド、音楽:會田茂一/井内舞子

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