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「デカダンス(TVアニメ動画)」

総合得点
82.7
感想・評価
638
棚に入れた
2317
ランキング
359
★★★★☆ 3.8 (638)
物語
3.8
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.8

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デカダンスの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

何ともいえない

意外なストーリーだったけど、何か違和感が。

投稿 : 2020/09/24
閲覧 : 202
サンキュー:

9

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もったいなく

観終わりました

やはり最後まで
スポンジボ◯の作画よりも✖︎✖︎✖︎
と思いました
あ、あっちのほうね

人型の方は
キャラもよく作画もよく
声優もよく
メカもよく
すごく。。ではないけどまぁいい話と思う
opもよいね

けど
あっちの世界の作画、キャラデザ。。ひどいなぁと
他のアニメを出すのはナンセンスかもですが
サマーウォー◯みたいなアバターなり
せめて人型の作画にクオリティをあわせた作画ならまだいいのかなぁと。。
もし劇場版になったらあのキャラを映画館のスクリーンいっぱいにだすのかなぁ。。

ちと残念と。。毎週観ながら思いました

最後もあの簡単キャラ達は観ないようにしてるのよね、無意識に。。ストーリー入ってこないから

ネットなのでバックアップからの復元はよいけど
おなじ人格になるのかな
ハッピーエンドで良かったね

2クール目が、この先あっても観ないかなぁ

投稿 : 2020/09/24
閲覧 : 309
サンキュー:

5

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

超巨大移動要塞都市・デカダンスに暮らす人たちの日常と戦争。

詳細は公式でも。

「幼女戦記」のNUTによる完全オリジナルアニメです。

なんとなくですが、前知識がなんにもない段階でタイトルを聞いて「バガボンド」的な原作漫画があるのかなって気がしてました。で、公式サイトのサムネとかをチラッと見て、なんとなく登山家のおっさんと、バディの女の子によるクライミングアニメなのかなって想像していて、そこまでの期待感を持っていなかったんです。

いやこれ、面白いです。初回の印象で、いろいろと覆されました。
{netabare}
幼少期のナツメ(メインヒロイン)が、父親の仕事場に押しかけるところから始まります。そのとき、未知の生物「ガドル」に襲われ、ナツメは父親と右腕を失うことになってしまいました。

それから何年か経ち、戦士に憧れていたナツメは五体満足ではないという理由で、戦士にはなれずに装甲修理人・カブラギの元に配属され、鎧甲の掃除を担当する毎日を送ることに。そんな折、ガドル軍に急襲された超巨大移動要塞都市・デカダンスは戦火を交えることになりました。はたして、デカダンスの運命やいかに……。
{/netabare}
という初回のお話です。

修理工であるカブラギは、ナツメとともにデカダンスから転落してしまうのですが、ガドルの展開するブニョブニョした膜によって墜落死を免れます。すでに絶命した戦士から装備を拝借したカブラギは、空中を飛び回りながらガドルたちを殲滅していきます。

はい、このへんは「進撃の巨人」の立体機動装置オマージュですw

正体不明のバケモノによって、限られたスペースに追いやられながら抵抗を続ける人類という構図も、おそらく進撃からヒントを得ている気がします。移動要塞で暮らすメインヒロインのお仕事モノっぽいところは「空挺ドラゴンズ」にも近いかな。移動要塞の意匠もスチームパンクっぽさがあり、好きって人も多いかもしれません。

作画、映像も非常に高いクオリティ。ストーリーも、初回としては過不足なく世界観の説明している感じで、すっと入り込んでいくことができました。今後の展開も期待できそうな、とても大物感のあるアニメ。これは文句なしに継続視聴です。

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
こりゃ驚いた。いきなり世界観を大きく変えて、すごい謎をぶっ込んできました。

とにかく観るしかないですね。

もしかすると、もの凄い傑作になるかもしれないです。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}{netabare}
システムに抗うために、行動を起こしたカブラギ。そして、この世界の成り立ちについて理解が追いつかないナツメ。さらに、カブラギの行動に共感したジルやミナトの協力を得て、デカダンスを運営するシステムをある程度ダウンさせることに成功します。しかし、消滅させたはずのガドルが巨大化し、デカダンスを破壊しようと攻撃してきます。

そこで、カブラギはデカダンスに接続することでガドルを殲滅する作戦に。しかし、接続は成功したものの、デカダンスは再起動しません。システムの邪魔が入っていたからです。そこでカブラギは、システムに最後まで足掻いてみせると言い放ち、システムを黙らせることに成功。デカダンスが起動します。はたして、超巨大ガドルを倒すことができるのでしょうか?
{/netabare}
というお話です。

各話ごとに感想を記すタイプの作品でもないので、2話の超展開から毎話、楽しく視聴してきました。

システムに管理された機械であるカブラギが、人間のナツメと接することで、現状を打破するために自らの意志でシステムに反抗するバグとなる。そして同じくバグであるジルやドナテロたちとレジスタンスを起こすというストーリー。バトル物でありながら、これはカブラギとナツメの淡いラブストーリーでもあり、SFの要素もあって、アニメというエンタメという点では満点の出来だったと思います。

2話の段階で、なんともチープなデザインのゲームキャラが本体だと分かったときは、おやおやと思った人も多いかもしれません。しかし、機械のほうのキャラデザまでリアル寄りにしてしまうと、この作品の特徴でもあるメリハリが付かなくなるため、よりギャップの大きいデザインを採用したのでしょう。これは大正解だったと思います。

作画・声優の演技・OPEDすべてにおいて、関わったスタッフ、キャストが作品を面白く、良くしようという気持ちが映像から溢れている良作。1クールではもったいないほどの作品ですが、12話で見事なほどの起承転結を見せてくれるレベルの高い作品でした。今期ナンバーワンを争う素晴らしいアニメでした。これは、文句なしに視聴をおすすめできる作品です!
{/netabare}

投稿 : 2020/09/24
閲覧 : 366
サンキュー:

10

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんとなく 終わった

なんとなく 見始めて なんとなく 終わっていった
正直 内容は まったく 理解できてない・・

投稿 : 2020/09/24
閲覧 : 195
サンキュー:

4

ネタバレ

dFRjS80566 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルが良く解んなかった

デカダンス?何それ?? てのが試聴前に、抱いた感覚でした

人間が絶滅しかけてる荒廃した世界で(ガドル)モンスターに抗う人間の群像劇かと思ってたが
1話から演出的には主人公ナツメが幼少期に右手を失う等と結構ヘビーな展開

ガドルを狩る者タンカー(人間)デカダンス内では、タンカー、解体工、装甲修理人、等と
人間がそれぞれ役割を持って協力しているみたいですね
ナツメが配属されたのは修理人で外壁に、こびりついた、ガドルの肉片等を取り払う仕事
配置先のカブラギ組長・・・ヤッ・・・ヤク○(´゚ω゚`)

なにやら組長は怪しげなペットを可愛がってるみたいです
メイドインアビスといい 喜多エリは似た役多くなってきましたね
まあハマり役ですねぇ
見た目は強面だけど面倒見は良い組長(^_^)

ガドルが接近してきて慌てた間抜けな同僚が起こした事故で
戦場に落ちたナツメが、ガドルとの戦闘に巻き込まれ万事休すと思ったら
組長がタンカーや歴戦のギア並にガドルを倒しまくる組長カッケー(´゚ω゚`)

ラストはデカダンスが起動の合図で変形してデカダンスキャノンとやらで
大型ガドルを倒す!! 1話は謎ダラケの展開でした🤔
と思ったらED後に2頭身のゲームキャラみたいのが歩いてるシーンで終了

顔色が悪い(ギア)は人間ではなく2頭身キャラ達のアバターだと発覚
えっ?🤪なにそれどう言うこと??
デカダンスはソリッドクエイク社が提供する、超巨大娯楽施設??えー(´゚ω゚`)
デカダンスってネズミーランド??
正直ここで切るかと思った😑けど見続けてドンドンとデカダンスの世界観に
引き込まれてる自分が居たww

2頭身達は(オキソン)と言う、エネルギーで活動してる模様
カブラギ達2頭身組と人間側のパートを上手く混ぜてる演出は私は好き

2頭身はスクラップになる??彼らはロボットなのか??
ランカー組の若手マイキーがチート行為によりスクラップに、解体シーンは結構怖い
世界にバグは不要です、これが2頭身を管理してる組織の方針??
反すれば強制収用所行きか、スクラップの2卓のみ😱

ガドルと闘う人達の装備は鉄パイプ状の針其を撃ち込んで
ガドルの血液を収集、それがオキソンやデカダンス
維持のエネルギーになるらしいですね。

ガドルはゾーンと言う地場の波を周囲に展開するので、遠距離では、致命傷与えられず
接近して針を撃ち込み出血死させるしかない

ギア50000人 に対し タンカーは200人って、しかもタンカーは頬返り討ちに( ´-ω-)
人類は完全に追い込まれてる状況・・・

3話にて、2400年代後半、人類によって地球の大気汚染が進み生物が生息不能に
国の概念が滅び、ソリッドクエイク社が自社サイボーグを開発
全人類の所有権を手にし・・・ヾ(´Д`;●)ォィォィ
ユーラシア大陸に巨大なドームを設置 システムが管理する世界

あー其で世界にバグは必要有りません、なんですね😀
カブラギ達2頭身はサイボーグと呼べば良いのか

4話でナツメが(クレナイ)タンカーの英雄に活躍を認められ
(カノ力)タンカーの組織に認められる♪

イベントで絶対倒せないガドルαが登場、これはイベント・・
何も知らない人間以外はゲームに命を掛けていると言うシュールな現実

イベントのシナリオは、ギアの大半が殺され
過去の英雄達(カブラギ含む)の復帰のお膳立て

5話でナツメの救援に来た、カブラギは無駄死にだ、撤退しろと説得するが
逆にナツメの言葉❰ギリギリの限界迄足掻いてやる!❱
と解体されたマイキーの❰ギリギリ迄足掻きたいんです!❱の言葉が重なり
1人でガドルαに挑む カブラギはリミッターを解除してガドルαを倒す

そのせいで、シナリオが狂い大型ガドル、スターゲイトの登場
苦戦しつつも辛くもデカダンスキャノンで撃破・・・キャノン?
演出でビームかと思えば、光は後ろに放出されてるので、パンチなのかな?

6話で世界にバグは必要だ!とシステムに逆らって処分を受けるカブラギ
バグ強制施設に送られる・・・臭いオェーって何だよこの展開ww
ガドルの排泄物を処理してエネルギーに再変換

ここに勾留されてる サイボーグは、スクラップにならなくても
大半の頭がスクラップになってるw
ガドルは工場でサイボーグ達に人為的に製造されて世界に放たれていた

過去に遺恨のある元仲間、ドナテロと決闘して協力を取り付けるカブラギ
別のアバターで友人ミナトに会い、タンカーが飽和状態なので
デカダンスの装甲の大穴を敢えて放置し、体よく間引ける
とのシステム側の意向を伝えられる・・・

ナツメはタンカー達に壁補修の協力を求めるが、ことごとく拒否される( T∀T)
肩を落として戻ったナツメ( ´-ω-)
だが説得が効をそうし、皆が協力してくれる( ´∀` )b こういう展開好き♪
アバターのカブラギは、ナツメと話ながら、彼女の涙を見て、ある決意をする

  ❰ガドル工場をぶっ壊す!!❱ 収容施設の仲間を説得するカブラギ

8話、ガドル工場に近付くとチップで素体、タンカー共に抹殺されるが
チップを抜かれたカブラギの素体とナツメなら工場に進入出来ると確信したカブラギ

ドナテロが別行動でウ○コ工場破壊を仲間達に提案する、受け入れられないが
女性型サイボーグ、ジルに ウン○がオキソンに加工され収容されてるサイボーグに
注入のw 負のトライアングルを暴露されて皆で吐きまくる( T∀T)
オェーはいるのか?気持ち悪いよ~(。´Д⊂)

ターキーがサルコジを焚き付けて工場破壊をゲーム警察にリークする様に仕向けてのED

9話 ガドル工場破壊とウン○工場破壊の同時進行
ターキーの企てでサイボーグ達がゲーム警察に、ジェノサイドされる、2頭身で無ければ
エグすぎて吐き気を催すほどの演出だと思うけど、2頭身のお陰で気持ち悪くは無い

全てが枯れ果てていた、サルコジがカブラギの言葉に鼓舞されて自爆する
裏切り者、ターキー皆さんの評価はどうでしょうか? 
最期の最後に心を入れ換えた、サルコジの方が印象良いのかな?

ターキーは仲間を裏切るクズ野郎なんですが、人間臭くて私は嫌いじゃ無いです

ナツメ、マイキー、カブラギ、最期の最後迄、限界まで足掻く!の台詞
これは作品のテーマなのかな?
最後にガドル工場の破壊完了する・・が真実を知ったナツメが困惑してのED

10話 この世界の全てが作り物なんだ、事実を受け止めきれないナツメが卒倒する
ガドル工場破壊の成功で、ガドルが次々消滅していく中、何故か消滅しない1体のガドルが
アバター達を襲い成長していく

後半ナツメと会話中、フギンに、背後から襲われ素体を破壊されるカブラギ
特殊なガドルが巨大ガドルに変異してデカダンスに迫る!!

11話 ナツメ絶体絶命からの別素体で救援に来たカブラギ2号ww
特殊なガドルは管理チップが無い(バグのガドル)で自己繁殖までする

ガドルΩとシステムに呼称された ガドルとデカダンスの戦闘開始
デカダンスキャノンで怯みもしない化け物のΩ

デカダンスは70%以上のダメージを受け身動き取れなくなり、Ωは更に進化する
システムの判断はデカダンスの自爆でΩを倒す、システムさえ生き残ればやり直せる

カブラギがデカダンスと同期を決断する
親友のミナトに手伝って貰いながらデカダンスと同期して起動
次回は最終回、これまではとても愉しく視聴出来ましたがラストはどうなるのか楽しみです♪

そう言えば 喜多村英梨 演じるクレナイと
ガドルのパイプ?ク?これもラストに活躍するのかな?

たった今最終回視聴しました・・・( ・д・)
う~んとあれ?あれれ? 大団円σ(^_^;)? 謎のガドルのパイプどうなったの??

平和になったデカダンスシティで、綺麗になったナツメがナツメツアーをやってて
自動車にパイプのアクセサリー付けてるのは良いけど本物はどうなったの??

タンカーとサイボーグの共存とガドルとも共生 理想的な大団円だとは思いますが
あれ?どっか見落としてた( ・д・)??
ヤバい訳わかんない(。´Д⊂)

投稿 : 2020/09/24
閲覧 : 303
サンキュー:

15

ネタバレ

皇帝ペンギン3号 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

途中から面白くなる

正直6話くらいまではくそつまらないという感じだった。だが、opが好きで、今期の覇権とも言われていたので視聴を継続していた。ガドル向上をぶっ壊すとカブラギが決意したあたりからは見ていてわくわくしてきた。続きが気になりますね。

投稿 : 2020/09/10
閲覧 : 178
サンキュー:

3

ネタバレ

Rera さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

過去作のオマージュだが

NUTのオリジナルアニメ。巨大要塞はジブリっぽさもあり、立体機動は進撃の巨人のようでもあり、幼女戦記の魔導部隊のようでもある。あの丸い形状からはプリプリのCボールを思い出した。過去作品のオマージュで既視感は免れ得ないが、完全なオリジナルなんて今更ありえないし、先人たちの真似をしながら自分なりの表現を求めていくということなのでしょう。絵も綺麗でよく動くので非常に満足。主人公のキャラ、好きですね。余裕の継続です。


3話まで視聴
2話でいきなり明かされた天と地がひっくり返ったような世界観。「システムからバグは排除されなければならない」「バグ」って何の象徴?もちろんシステムにバグはあっては困るが、この物語の中で「バグ」とはいったい何?「DEAD」というのは本当は死んでいるはずの人という意味?死んだ人が生きているのでバグ?カブラギ自身にも謎が多い。サブタイトルが「ignition 点火」「sprocket 歯車」「steering 操舵」。エンジンを含めた駆動装置を想起させるが何か意味はあるのだろうか。世界観は明かされたが謎が多い。主人公は何を為そうとするのかも不明。サイボーグ社会への反抗?今後の展開が楽しみ。

投稿 : 2020/08/25
閲覧 : 583
サンキュー:

7

ネタバレ

tag さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

7話視聴時の感想です

ここまで来て一気に、疑問が出てきた

「タンカーは本当に生きているのか?」

デカダンスは実は完全なバーチャルワールド。ユーラシアに実在するということ自体がフェイク。人類はとっくに絶滅していて、タンカーたちは自分が生きていると思っているAIに過ぎない、という可能性は無いのだろうか?

確かに劇中では「素体はリアルだから死んだら最初からやり直し」というセリフはあるが、それは決して素体が自在物だということを意味しない。タンカーが単にデータに過ぎないならナツメは文字通り「バク」であり、世界にバグは必要ないという記述もまさに文字通りである。

そして、なにより恐ろしいのは、カブラギがその事実を認識しながらもナツメに入れ込んでいるという可能性だ。我々はタンカーが限りある命の持ち主であり、その中で必死に生きているのがナツメだから、と感情移入させられている。そのすべてがどんでん返しのための伏線だったら?カブラギはデータにすぎないナツメたちに入れ込んでいるただの「アブナイ奴」だとしたら?

カブラギがナツメに世界の真実を告げようとするたびに、口ごもるセリフを我々は「この世界はゲームの中だ」だと思い込まされている。でもほんとうは

「ナツメ、お前は実在なんてしていないし、デカダンス自体、タダのデータなんだ!」

としたら?最高のどんでん返しじゃないだろうか?

投稿 : 2020/08/20
閲覧 : 262
サンキュー:

4

ネタバレ

みかんとラッパ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメ史に残る「第2話」と「ロジャーラビット:ミッキーマウスの反乱」

------------------------
舞台は西暦4000年ごろのユーラシア大陸。
文明が崩壊した世界で、人類は怪物のような生命体ガドルの脅威に晒されていた。
人類は最後の砦となった移動要塞デカダンスで暮らし、ガドルを狩ることで資源を得ていた。

父をガドルに殺されたナツメは
復讐心からガドルを狩る戦士(ギア)を志願するが不適合となってしまう。
仕方なくデカダンスの装甲修理人として働くこととなったが
そこで同じく装甲修理人であるカブラギと出会う。

ガドルと戦う力を持った「ギア」と呼ばれる人たちと
戦う能力を持たない「タンカー」たち。
この世界の構造には大きな秘密があった…
--------------------
立川譲(監督)と瀬古浩司(脚本)のタッグは
「残響のテロル」以来かな(?)なんて軽い気持ちで第2話まで見ると…

{netabare}滅亡の危機に瀕した人類が荒野で繰り広げる人間ドラマ……と思っていたら、
「デカダンス」はサイボーグたちが「素体」にのりかえてゲーム(ガドル狩り)を楽しむ施設。
しかも人類はサイボーグたちの娯楽施設である「デカダンス」のフィールド内にしか存在しておらず、その外は完全にサイボーグの世界。

実は「カートゥーン的な」サイボーグたちが世界の主役であり、絶滅寸前の人類を使って娯楽を楽しんでいるという設定。
{/netabare}

立川譲(監督)のインタビュー{netabare}https://news.mynavi.jp/article/20200716-1153972/{/netabare}が
非常に面白いのですが、
カートゥーン的なポップデザインにした理由には
「両者の立場の違いを強調させるため」と述べています。

カートゥーンは
人間のような姿をして言葉を喋る動物を中心としたキャラクターたちを指しますが
私が特に連想したのは「ロジャーラビット」というハリウッド映画です。

映画「ロジャーラビット」は
カートゥーンキャラクターたちと人間がいかにして共存していくかを描いたコメディ作品なのですが、
当然、人間サイドからみたカートゥーン社会が描かれています。

カートゥーン社会が人間を管理する、なんて想像もできない構造です。

本作品の最大の面白さは、
この世界の構造に何の疑問を持たずに暮らしてきたミッキーマウスたちが
「実は人間という上位の存在に道楽として使われていた」という真実に
気づいてしまうというイベントが用意されており、

しかもこのキャストとゲストの構造まで入れ替わっているという点に尽きますね。

今後の展開が楽しみです。

投稿 : 2020/08/17
閲覧 : 268
サンキュー:

4

ネタバレ

プランタン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

本物の死が、そこにある

この作品の妙味は、軽すぎる死にある。

ゲームをしている側(サイボーグ)にとって、死は単なるデータの損失でしかなく、育ててきたアバターキャラをもう一度強化しないといけない、程度にしか考えていない。

タンカーにとってはガドルは脅威であり、憎むべき敵であるが、ギア素体で戦うサイボーグ側はただのポイント稼ぎの的である。

でも、私たちの生の価値観とまったくかけ離れているのか。世界の果てを見に行こうとする冒険家は憧れを抱かせるし、前人未到の偉業には心が躍る。冒険は危険を伴いながらも惹きつけて已まない。死はどこにでもあるが、選ぶのは自分である。

カブラギにとっての冒険は、バグを見つけ処理するだけの人生から、ナツメと出会い共に戦い守ることへ変わった。バグを見逃す、それはスクラップになる道である。しかし、彼はそれを選んだ。「生きる世界は自分で決める」とあるとおり、ここで生き、ここで倒れることを選択したのだ。

物語は未だ道半ばである。カブラギとナツメの見ている世界は今ようやく重なった。彼と彼女が何を選び成長するのか、終わりまで楽しみたい。

投稿 : 2020/08/07
閲覧 : 181
サンキュー:

5

ネタバレ

北沢はぐお さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

今期暫定1位

1話見たとき、「うわあよくあるノリだけのつまらないオリアニキター」って思ったけど、まさかわざとやっていたとは・・・
ださいロボットのパンチもどこかで見たことあるような敵も戦闘システムすべて作られたアトラクションにすぎなかった・・・
王道ストーリーも絶望的状況をより際立たせていますね
ガドルを倒したり仲間を救ったりいろいろやってますけど結局はすべて無意味な喜怒哀楽です

そんな絶望の中どう抗っていくのだろうか
おそらく救いはないだろうけど、救いがないからこそ考えさせられる事がある

投稿 : 2020/08/06
閲覧 : 285
サンキュー:

3

ネタバレ

前田 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

名前に惹かれた!

どんなダンスだろう。。

投稿 : 2020/08/05
閲覧 : 153
サンキュー:

2

ネタバレ

bMZGs27397 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:今観てる

タイトルなし

第三話まで観た感想。

設定が非常にわかり辛いので整理してみます。

自分の解釈なので、間違ってたらスミマセン。

〜〜〜

SAOなどのVRMMOは生身の人間がアバターを操作するお話ですが、こちらは逆転の発想。

アバターが生身の人間(ギア)を操作します。ロックマンっぽさもありますね。

VRMMOに自我を持つAI(NPC)が存在するように、この世界にも普通の人間(タンカー)が存在します。

さて、このアニメはデータベース上では死んだことになっているタンカー(バグ)の女の子と、管理者権限を持っているギアのお話です。

最終的に人間がアバターをぶっ倒す!みたいなロックマンぽい展開になれば激アツですが、主人公もまともに戦えない今のペースだと2クールか、それ以上必要ですね。

〜〜〜

設定がごっちゃごちゃで、用語も聞いただけでは理解できないので、「よくわからん」けど面白いみたいな楽しみ方ができるかどうか。

自分は細かいところが気になるタイプなので、肌に合いませんでした。

最近、似たプロットの使いまわしが多いように思います。

このお話も設定こそこねくり回しているものの、本質は変わらず。

やはりSAOや進撃の巨人など商業的に成功した作品の二番煎じ。

衝撃的なネタバレも2話で出し尽くした感あるので、視聴継続はないかな。

投稿 : 2020/07/28
閲覧 : 305
サンキュー:

2

ネタバレ

zakuzaku さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:今観てる

1話目は良かったのだが・・

3話まで視聴

1話目は迫力とスピード感があり、非常に期待できる
と思ったのだが、2話のネタバレで、それ以降はシリアスな場面になっても、しょせんは・・・と興ざめに
なってしまう。3話でもいきなり実戦練習で緊迫感が
あると思ったら、実は初心者向けのチュートリアルとか、観てて萎える。

今後、もう少し引き付けられる展開を期待する。

投稿 : 2020/07/23
閲覧 : 347
サンキュー:

4

ネタバレ

aRXnD86464 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

第1話視聴

最近15分で視聴をやめた動く巨大都市が出てくるモータル・エンジンっていう映画と比べると、この作品はその700倍くらいは面白いと思えた。
キャラクターが魅力的でテンポ良く進むストーリーが心地よい。様々なアイデアが盛り込まれていて情報量が多いところも非常に楽しい。

投稿 : 2020/07/15
閲覧 : 212
サンキュー:

4

ネタバレ

ゲーハー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

タイトルなし

一話でまいた種をどうやって全て回収していくのかに期待。

投稿 : 2020/07/14
閲覧 : 186
サンキュー:

2

七味 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

投稿 : 2025/03/05
閲覧 : 0

みよしのあつし さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2025/02/22
閲覧 : 1

プティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2025/01/27
閲覧 : 1

momo4989 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2025/01/09
閲覧 : 0

きの0106 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/12/29
閲覧 : 8

ゆた さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 7

電光 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/28
閲覧 : 3

Mr.旧帝 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

投稿 : 2024/07/20
閲覧 : 8

リゼル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/13
閲覧 : 6

にこに さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/24
閲覧 : 9

HJRPV00916 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/17
閲覧 : 4

めるぴん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/22
閲覧 : 3

YOKUTO さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/21
閲覧 : 4

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/04/09
閲覧 : 6
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デカダンスのストーリー・あらすじ

突如として姿を現した未知の生命体《ガドル》により、人類が滅亡の危機に陥ってから、長い年月が過ぎた。生き残った人々は《ガドル》の脅威から身を護るため、全高3,000Mの巨大な移動要塞《デカダンス》を建造し、日々を暮らしていた。《デカダンス》に住まうのは、日夜《ガドル》と戦う戦士たち《ギア》と、戦う力を持たない《タンカー》たち。ガドルと戦う戦士《ギア》に憧れ、自らも《ギア》になることを夢見る《タンカー》の少女・ナツメは、ある日、無愛想なデカダンスの装甲修理人・カブラギと出会う。夢を諦めない前向きな少女と夢を諦めたリアリストの男。一見正反対のように見える二人の出会いは、やがてこの世界の未来を大きく揺るがすことになる。(TVアニメ動画『デカダンス』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年夏アニメ
制作会社
NUT
公式サイト
decadence-anime.com/
主題歌
《OP》鈴木このみ『Theater of Life』《ED》伊東歌詞太郎『記憶の箱舟』

声優・キャラクター

小西克幸、楠木ともり、鳥海浩輔、喜多村英梨、柴田芽衣、青山吉能、竹内栄治

スタッフ

原作:DECA-DENCE PROJECT
監督:立川譲、構成・脚本:瀬古浩司、キャラクターデザイン・総作画監督:栗田新一、キャラクターコンセプトデザイン:pomodorosa、サイボーグデザイン:押山清高、デカンダンスデザイン:シュウ浩嵩、ガドルデザイン:松浦聖、サブキャラクターデザイン:谷口宏美/緒方歩惟、バトルコンセプトデザイン:増田哲弥、プロップデザイン:月田文律/秋篠Denforword日和、ビジュアルコンセプト:村上泉、美術監督:市倉敬、色彩設計:中村千穂、撮影監督:魚山真志、3DCGIディレクター:高橋将人、編集:神宮司由美、音楽:得田真裕、音響監督:郷文裕貴

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