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「映画大好きポンポさん(アニメ映画)」

総合得点
80.3
感想・評価
203
棚に入れた
639
ランキング
462
★★★★★ 4.2 (203)
物語
4.3
作画
4.3
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
4.2

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映画大好きポンポさんの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

魔法にかけられし者達の、夢と狂気の舞台裏

2021年7月9日記載

某所にて記載したレビューに加筆・修正・再構成を施した文章となります。
予めご了承下さい。




映画に携わっている人はまるで『魔術師』のようだと、昔から考えてしまう節がありました。
1つ1つのシーンやカットを入念に構築し、大きな1つの映像を紡ぎ上げる中で、時にはあり得ない事、存在しない物も映画にしてしまう選ばれし者達。
ベースとなる世界を作り上げ、皆を物語の世界へ引きずり込む脚本。
表情、心持、佇まいを一瞬の内に変化させ、鑑賞者をもう1つの現実へ導いていく役者。
カメラワークの妙で魅せ方を熟知しつつ、世界観を崩す事無く撮り続ける撮影。
限界表現の領域において、関わった者全てに違和感の与えない基底と昇華を見せ付ける芸術業。
出来上がった全てを、自らの力で語り継ぐ御話として再建築し始める映像編集。
そして、そんな彼等を取り纏め、共に一丸と道を与え続けていく監督諸兄。
そんな此処では全て語り尽くせない魔術師達の技術力。瞬く間に姿形を変えていく展開や描写。それらに幼い頃からときめきを与えられた身としては、まるで「魔法」のようだと思わざるを得ない世界だけが……そこには確かにあったのです。


そう思えるようになったのは『マイク・ザ・ウィザード』と言う作品を観たからと断言出来ます。
皆さん御存知でしょうか、この映画?

https://www.youtube.com/watch?v=IkUSAhAxMxI&ab_channel=hondabrigit

上記URLが日本版劇場予告。こんな内容。大丈夫、ネタバレ予告観てからでも余裕で面白い作品と言えます。
これがかなりのマイナー映画で、VHSとレーザーディスクにはなりましたが、DVD・Blu-ray化はされてない作品。
ただね、本作は「凄く好き!」ってファンの方の協力により、監督のマイク・ジトロフ本人から知識・承認を頂いて、DVDイメージファイルと映画全編公開動画が作られました。
と言う上記の内容からも分かるように、中々のカルト映画。そして製作者本人が了承しているので言いますが、普通に検索すると観れます。日本語吹替版がオススメとだけ言っておきましょう。


で、話を戻すとですよ。僕はこの映画を「映画を作る映画として『文句無しの最高傑作』」と、これまでずっと思ってきました。
1人の映画製作者が傾ける情熱と躍動、そして愛の精神が全てをファンタジックに変えていく。映画内映画の最強作品、奇才が作り上げた至高の傑作と信じて止まないのは今も昔も変わりません。

ただし、その頂点と双璧を成す存在が今年、満を持して現れたんです。

『映画大好きポンポさん』は、僕の中でその「最高傑作」に並び立つ作品となった事を、この場で高らかに宣言しましょう。観終えた際の多幸感に自然と心震わされ、「映画を好きで居続けた過程」全てを肯定される激しくも安らかな90分を、場末の劇場で密かに味わえました。初見時に湧いたこの感覚は、もう映画好きとして……「最上の至福」と述べざるを得ない2度目の最強体験だったと、今でもはっきり思い出せます。
そしてそう至った所以は正に、情熱溢れる魔術師の快進撃のみならず、魔法の一言では決して解決できない選択の連続も植えつけてきた中で……彼なりのこだわりを彼女と、仲間達と示し続けていく展開冥利に、心が揺れ動いたからに他ならないでしょう。



最後まで観終えて思ったこと
{netabare}
『映画大好きポンポさん』は『マイク・ザ・ウィザード』と明らかにスタンスが異なっています。
『マイク・ザ・ウィザード』はあくまで、1人の男の映画に向けた直向な想いが業界を、世界を変えていく痛快サクセスストーリーです。そこには彼のみの情熱がひた走り、映画を描く上で大切な夢と希望、愛を前面に産出してきたからこそ出てきた唯一の『幸福』を、実しやかに描いていました。
ただ、この『映画大好きポンポさん』は「1人だけじゃ映画は絶対作れない」と念押しした上で、1人の男の映画に向けた直向な想いを描きます。そしてその中で、映画を描く上で大切な夢と希望、愛……のみならず、そこへと至るまでに削ってきたもの、避けてきた事、有り得たかもしれない可能性も直面させた上で「それでもやっぱり映画が好きだ! 自分の作品を撮りたいんだ!」と。決意させてくる『報復』を植えつけてきたんです。


「現実から逃げて逃げて、此処以外に居場所なんてなくて」
「映画だけが、夢見る心を満たしてくれたの」
監督のジーンとヒロインのナタリーは「映画ファン」と言う言葉で片付けるには余りある「強き想い」が、実に煌びやかに秘められていました。
そんな感情をヒシヒシと魅せつけてくる序盤から魂は強く揺さぶられます。生きたキャラクター描写に心打たれ、一瞬描かれたカットに心打ち抜かれるあの瞬間……それを2人で、仲間達で、共に映画を通して作り上げようと動く姿に、僕の感情は至極訴えかけてきます。その過程は全く以って留まる事を覚えず。正に感動と応援の気持ちが作中随所に湧き出てくる他ありません。

映画を愛する者として、その瞬間を知っている男として、自らが至った境地を今度は自分等の手で作り上げようと行動し続ける人々に、突き刺さるモノ、惹き込まれし感情爆発を覚えないなら、一体何処で沁みたら良いのか。爆ぜれば良いのか。
映画以上に好きだと誇れるモノが無いからこそ、ポンポ、ジーン、ナタリー、マーティン、ミスティア、スタッフ全員は妥協せず直向に動き続け、彼等だけじゃどうにもならない部分を、アランと言う最高の友人が繋げようと紡ぎ続けます。
そんな彼等彼女等の心意気が齎す過程にこそ、映画愛好家の魂は震えるのです。それはきっと、人間全てが齎す事の出来る魔法の煌めき――「共鳴反応」――を強く感じられたからでしょう。


しかし、そんな甘い話ばかりじゃありません。最初に語った通り、本作は敢えて観てこなかった「映画の外の『現実』」も僕等に見事、見せつけて来ます。
相手の感情を響かせる為に「幸福は創造の敵」と割り切って、全てを失う覚悟も秘めて。しかしそれでも見せたい景色が、観たい景色があると望んだ場所は……最高に愛おしい夢と狂気の世界でした。
「映画の場面。何処を切り捨て、何処を守るか」考え続ける苦悩の果て。それは譲れない人生をどのように割り切って選択するか、悩ませ続ける疑問も提示します。その中で「自分」を見出そうと、取捨選択から成る理想郷を求めて粉骨砕身編集し続けるジーンの姿に、そんな彼を支える同じ立ち位置の同志ナタリーに、教えを説いていくポンポに、人知れず助け合う仲間の姿に、深く胸を打たれた始末。

そんな自分肯定の軌跡1つ1つが、本作では最高に素晴らしい映画のワンシーンとして見事に上手く嵌っているんです。
そして、鑑賞者に幾つも見せ付けた映像の全てが、最後にジーンの放った至高の締めへと集約されます。
これこそ本作を最高のクライマックスとして纏め上げた奇跡の瞬間。素晴らしい余韻を与えてくれる究極の閉幕として完璧に見せ付けてくれた次第。
{/netabare}



『映画大好きポンポさん』をただのアニメ映画と侮る勿れ。間違いなく今年観た中でも「文句無しの最高傑作」であり、「(アニメ)映画史」において燦然と輝き続ける最強の人生賛歌、最狂の映画賛歌で満ち満ちた凄まじき逸品です。『オッドタクシー』をTVアニメ界の至宝とするなら、『映画大好きポンポさん』は映画界の珠玉として、僕の中では目出度く君臨を果たしました。

僕の住んでいる場所の映画館では、『映画大好きポンポさん』大好評記念と準えて、作中キャラクターの好きな映画をリバイバル上映する企画が、今日から始動致します(この情報で住所分かっちゃうだろうなあ)
昨年から続く危機の影響で、映画館と言う最高の娯楽施設自体が存続の危機に陥って。僕がよく通っていた映画館も1館だけ、残念な事に休館となってしまいました(コロナウイルス関連による休館ではないと風聞されていますがね)
だから最近思うのです。当たり前にあったモノの大切をもう1度見つめ直し、自分が好きだと思える対象だけは、何としても死守せねばと。

だからこれから何度でも、多くの映画を観ようと思わせるきっかけを与えてくれた『映画大好きポンポさん』は、僕の中で最高の魔法映画なんです。

まだ観てない方には強く薦めます。
新作映画を、リバイバルを、そしてポンポさんを……最大限に楽しみたいなら、絶対大画面のスクリーンで! ジーンと感覚を追体験して!! ご覧になって観て下さい。
映画を愛する者、支えてくれる全ての人に感謝を覚える至福の一品。
揺るぎなき90分の魔法、どうか多くの人にもっとその煌めきが届く事を。強く強く祈る僕なのでした。





{netabare}
P.S.
これだけは語っておきたい追記1つ目。キャスト陣について。全員がもう最高でした。
映像媒体を語るにおいて、演技の巧拙はよく取り沙汰される議論でございますが、それはキャラクターと物語の調和を図る重要な指針となっているからですね。初心者が見るには分かりやすい判断基準って所に価値があります。
で、実を言うと、このサイトにも「声優の評価」って欄がありますけど、僕はそれを技術単体のみで捉えてはいません。そうした判断は結局の所、分かりやすい表面上の規定に縋っているだけだからです。
演技を行った際に生じた場面毎の想いが全面的に役と適合していたなら、そこでもう「このキャラクターはこの声!」と綴るに相応しい存在として昇華します。『オッドタクシー』なんかも正にそうでしたね(これはもう感覚の問題、抽象的な議論となるので、実に語るのが難しいと言えましょう)
まあ要するに、だからこそ思うのが、この作品において「演技が下手」と語る人は、恐らく観ている部分が違うんだろうなあって事。本作に出てくる声優さん達は、全員が「人の心を引きつける魅力」と言うのに長けていました。それは演技のみならず、もっと人の心奥深くの谷底に眠る魂の衝動で持って、作中で強く効果を発揮していたんです。
格好良いジーン君も、可愛いナタリーちゃんも、映画大好きポンポさんも、彼と彼女の声以外は最早考えられない程に僕の中では君臨を果たしました。
今回、キャスティングしたのは監督本人だそうですが、実に素晴らしい才覚だと思います。どうか続編に巡り会えたら、絶対キャスト変更なんてしないように! 強くお願いと願望の意を込めて、此処に記載しておく次第でした。



P.P.S.
これだけは語っておきたい追記2つ目。映画オマージュリスペクトについて。
これまで4回『映画大好きポンポさん』を観てきましたが、ここまで何度見ても飽きない映画って本当に珍しいなと思うんです。
1回目は公開日当日、2回目は公開2週目、3回目は舞台挨拶回、4回目は舞台挨拶回&オーディオコメンタリー上映だったのですが、観る度に新たな発見が加えられ、作品そのものの深みが増していきます。
『127時間』『未知との遭遇』『タクシードライバー』のオマージュ。アフレコ初日のリハーサルで使われたプールサイドの場面(これがシーンの内容と照らし合わせると実に深い!)。実話を取り入れた箇所やジーン(光)とアラン(陰)の対比等、パンフレットやオーディオコメンタリーでも詳しく語っていて、凄く愛に溢れてるなあと感動。
そして地味に1番響いたのは、入院→編集の流れはカットも危ぶまれたって所。消さなかった理由が何だか無性にグッときました。ジーンとナタリーの編集室場面は、編集した方が遥かに展開が良く映えていて、編集って素晴らしい仕事だなと、強く強く思えたんです。

映画を楽しむ奥深さを植え付けてくる『映画大好きポンポさん』
間違いなく「映画大好き」にさせてくれる最高の映画だなあと。破顔一笑極まる『幸福』だけが残った僕なのでした。
{/netabare}

投稿 : 2021/07/18
閲覧 : 348
サンキュー:

13

響け! さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

挑戦する人したい人の背中を押してくれる作品

この作品はあの絵の感じがめちゃくちゃ好きということもなく、正直見るまであまり期待していませんでした。ですがいざ見てみたらすごくいい!SHIROBAKOとか映像研みたいになにかのクリエイターを描いてるアニメは結構みてきて好きだったのですがこの作品もそれらと同じかそれ以上に素晴らしかったです。
ストーリーの展開自体はいわゆるサクセスストーリーなのですが、そこに至るまでの登場人物の関わり方や思考の変化など非常に分かりやすいにもかかわらずよく練られていて、この90分ほどの映画を見てるとは思えないぐらいの充実感でした。
声優さんの方は自分の好きな声優である小原さんはもちろん、俳優を主にされている清水さんの演技も素晴らしくよくある有名人がアニメ映画の役をやっているのとは段違いに上手いなと感じました。
なので、声を俳優が当ててるからあんまりなと普段なら思う僕のような人でもこの作品は見る価値ありだと思います。
将来が不安で悩んでいる僕にとっては挑戦することの背中を押してくれる本当に素晴らしい映画でした。
多分円盤買うと思います。

投稿 : 2021/06/28
閲覧 : 184
サンキュー:

15

さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ポンポさん的映画論

ポンポさんの映画論は分かりやすく深い
私も映画は短いのが好き派なので受け入れやすかったという事もあるが、
言ってる事とやってる事が食い違っておらず説明が長くなく、すんなり頭に入って来るのでなおさら気持ちの良い映画に仕上がっていたと思う。

知人の感想が微妙だったので、余り期待はしていなかったのだが、これは良い拾い物だった。

主にプロデューサー、女優、監督の3ラインが描かれているが
監督ジンのラインは気持ちが乗っていてかなり良い。
一方で、ポンポさん、女優ラインで言うと、中途半端な存在感が気になった。

挑戦的なwipeの多様はかなり良い。
だが、全体的に見ると安定感が凄まじく、ミスリード感が弱かった…?

しっとり見るタイプの映画かなと思うので、爆発的ヒットにはならないかもだけど、過程を楽しむオタクの心は掴みそうだったな。

投稿 : 2021/06/27
閲覧 : 218
サンキュー:

19

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

創作に必要なの物を再認識させてくれた作品

映画大好きポンポさんは公開以降、評価の高い作品である。題材は「映画制作」という事で、やはり「SHIROBAKO」・「映像研には手を出すな!」といった作品がまず頭に浮かぶ。この2つの作品とポンポさんの違いとはなんなんのか?色々あるとは思うが、私はポンポさんはよりストレートに「創作」に対する向き合い方という、メッセージ性が強く押し出された作品だと思った。勿論SHIROBAKOも映像研にもその要素はある。ただ、劇場版という尺において何に注力するか?を集中させたのは素晴らしい事だろう。

その事もあってか本作は非常にまとまっていながらも、創作とはどういうものなのか?というメッセージも受け取りやすい非常に良くできた作品だった。作画も非常に素晴らしく、新人監督役と新人女優役を俳優の方に担当させて、プロデューサーやベテランの俳優役には本域のプロの声優をキャスティングしたのも素晴らしい。作品が盛り上がるシーンに流れる挿入歌も疾走感とワクワクを与えてくれていい作用をしていた。全てが高水準でまとまっていて説得力のある作品と言えるだろう。

メッセージ性が強いと言ったが、そんなメッセージが軽いものじゃないと感じるのはこの映画が「90分」で終わったことだ。というのも、本作では映画を客に2時間以上見せるのはあまり良くないという考えを発するシーンがあり、実際この映画はキッチリ90分で終わったのだ。

映画大好きポンポさんは非常にまとまっていて説得力もある、安定した作品であった。2021年の映画を語る上で外せない作品のひとつである事は間違いないだろう。

投稿 : 2021/06/25
閲覧 : 110
ネタバレ

88. さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

クリエイターになりたい

Twitterで毎日宣伝を見かけてたので、期待値高めで観に行きました。

結論から言うと、私は微妙かなってなりました。

決して、面白くなかったわけじゃないです。面白いシーンもあったし作画もヌルヌルしてるシーンもあって楽しめた。
でも、全体的に起伏が薄いというか、終始ふわふわしててあっけなく終わった感が個人的にはあったなーって思いました。


演出はすごく良かったなって思いました。私が普段見てるアニメにはないシーンチェンジの仕方や変わった演出が多くて大変おもしろかったです。

物語は、王道って感じで主人公が成長していくストーリー、という話。


私もクリエイターになりたい1人なので、共感できるかなと思ったけど、そうでもなかった。(でも全てが共感できなかったわけじゃなく共感できる部分ももちろんありました!)
作中では過去の辛い記憶とか、自分が不幸であることが創作者として大成する、みたいな話でしたけど、個人的には不幸じゃないと良いアイデアが生まれないってのはなんか違うんじゃあないかなーって思った。
まぁそんなんだからいつまでもクリエイターになれてないのかもですけど!

人生幸せに満ちた人間も、創作の場においてはみんないっしょなんじゃないかなぁ?
きっと自分にはこの主人公のような深い悲しみや苦しみを負ったことがないからなのかもですけど。

って、創作話にマジになっちゃってどうすんの!?


花譜さんの歌もめっちゃ良かったですし、キャラ一人一人が個性的でとても良かった。

まぁ、なんにせよクリエイターの心を揺さぶる作品だなと思いました!

投稿 : 2021/06/13
閲覧 : 218
サンキュー:

11

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

傑作とはこういうことさ。

詳細は公式でも。

今年のアニメ映画は「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で決まりだなと思っていましたが、ネットなどの口コミで高評価な、この作品を観てみることにしました。

いや、驚きました。
観ながら鳥肌が立ち、圧倒され続けました。傑作とは、こういう作品のことをいうのでしょう。

ポンポさんが作中「映画は90分くらいがいい。観客に2時間以上も映画に集中させるのは今の時代にそぐわない」と、まるで3時間超えの「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を皮肉るかのようなセリフを言います。

そして、この映画もきっちり90分(94分ですが)。

その90分が、まったく無駄のない怒涛のような90分。場面の切り替わり演出も、定点で空の流れで移り変わる実写のようなものや、読んでいる脚本のページを捲ることで切り替わるといった凝ったもの。

これ(映画)しかないという新人監督と映画女優未満、そして引退した名俳優やB級映画で大人気の女優など、キャラクターも魅力いっぱい。もちろん、その中心には往年の名監督を祖父に持つ、年齢不詳のロリキャラ・ポンポさん。小原好美さんの凄みを感じる名演技が作品を一段階、高いものにしています。反面、新人女優のナタリーが少し残念な演技だったかなという感じ。

ネタバレを極力省きましたので、とにかく観てくれとしか言えませんが、本当にここ数年ではダントツに面白かった傑作です。ひとつだけ。加隈亜衣さん演じるミスティアが、製作中の映画「マイスター」の、とあるシーンに出ることになるのですが、本人とはわからない特殊メイクで出演するんですね。で、クレジットも入れないでほしいと。

ポンポさんは、やっぱり出たくなかったの?と聞きますが、それに対する答えが、またオシャレで。あれも大好きなシーンです。ぜひ、劇場でご覧くださいw

投稿 : 2021/06/13
閲覧 : 258
サンキュー:

15

パンデラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

映画好きなら一度は観るべき傑作!

尺90分間の中で無駄がない完成された作品であります。
・場面の切り替わりがオシャレ
・心に刺さるセリフ多し
・生かすも殺すも編集次第
・泥んこシーンのキャラの動きが神がかっている
・超濃厚な90分間

投稿 : 2021/06/13
閲覧 : 221
サンキュー:

12

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

90分に駆けるエゴの奔流

原作未読。どうやらpixivコミックらしい。
一応映画視聴前に軽く目は通しました。

正直、よくあの原作をここまでの作品に仕上げたなと思う。イマイチ話題に挙がってないような気がするんですが、個人的には鬼滅と並ぶくらい映像化が功を奏してる作品だと思う。やはりアニメーションの力は侮れない。

映画製作を題材に取扱った作品ですが、実に良い。
私ドラマはあんまし見ないんですけども、映画は大好き。特に本作のようなヒューマンドラマを題材にした映画は特に大好き。逆にB級アクションとかはあんまり見ませんwww
たった2時間という短い尺の中で、登場キャラクターの人となりを描きだし、物語の起承転結をしっかりつけ、さらにはそれを軸にクリエイターが伝えたいメッセージ等も込めなければならないということもあり、要求されるセンスは半端じゃないだろうなと思います。自分は名作ばっかり漁ってて、B級映画やZ級映画などはほとんど見ないのであれなんですが、多分そういった作品見た時の虚無感とか凄いだろうなと思います。

作中で主人公のジンが編集作業にかなり苦闘している場面が印象的でしたが、実際新米監督である自分のワガママに散々付き合ってもらって、ていう体験してたらそりゃ「あれも!これも!」と使いたくなる気持ちは分かりますよねー。その中で作品の輪郭とテーマをより明瞭にするためにそぎ落としていく勇気というのはかなり大変でしょうね。特に昨今は2時間の映画に集中が耐えきれない若者続出で、娯楽としての映画はかなり苦戦しているようですし。
個人的には面白い映画は多少長かろうがそんなもん気にせんわ!と思うタイプですが、そこまで映画入れ込んで見るようなタイプって多分少数派。実際周りにも「こいつら一体何を見てたんや?」と疑いたくなるような感想ほざいてる人間とか少なくないので。

全体的にすごくいい作品でしたが、多分物語的にもう一人の主人公であるナタリーへのスポットが少々不足気味に感じられたのがマイナス。ただこれも映画の内容に合わせるように、あくまでジン主体でより色濃く描き出すようにするための演出だとしたらそれは正解ってことで
いいのかな?

余談
特典で渡された描き下ろしコミックが後編だったんですが、初週だったら前編貰えたんだろうな・・・

投稿 : 2021/06/13
閲覧 : 221
サンキュー:

20

ネタバレ

けいP さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

こういう映画好き

こういう大の大人達が現実の厳しさの中で己の情熱や信念を貫いてモノを作り上げる映画は良いですよね。
実写だけど近年ヒットした「カメラを止めるな」や、三谷こうき監督の「ラジオの時間」なんかも同じ系統の映画だね。凄く気分が良くなる。
{netabare} ポンポさんは90分の映画が好きらしい。この映画もきっかり90分という粋な事をしているけど、個人的にはもう少し長くてもいいかな。{/netabare}
実際最後の方が少し駆け足気味に感じたので、もう少し時間かけて進めても良かったかなと思った。

投稿 : 2021/06/12
閲覧 : 226
サンキュー:

18

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

🏅クレイジーなくらい活きが良い映画と対峙する喜び

“ニャリウッド”にて映画監督に憧れる根暗なアシスタント青年が、
敏腕プロデューサーの“ポンポさん”に抜擢され、
映画人としての階段を駆け上がって行く。

元・深夜ショートアニメの没企画を、
pixivでコミックとして公開した同名作品の劇場版。
(鑑賞後、無料公開部分を閲覧)

【物語 5.0点】
泣かせ映画で感動させるより、おバカ映画で感動させる方がかっこいい。
2時間以上の集中を観客に求めるのは現代の娯楽としてやさしくない。

映画制作物ということで、登場人物に、
理想のエンタメ論を代弁させる本作自体が、有言実行してみせる所が、
格好良すぎて感動します。

作中、理想の編集を求めて七転八倒する新人監督に報いるように、
序盤の何気ないシーンを終盤に回収する伏線芸、
劇中劇内の人物と制作者をシンクロさせる心情描写
など、映画好きならこれくらいキャッチできるよな?
と受け手の想像力も信じて、リアリティより夢のある映画実現のために培われて来た
脚本、編集の秘術を次々に投げ込んでくる快刀乱麻ぶり。


見た目はロリ、中身は大人のポンポさんを光源に、
明るい作風の中で心を弾ませつつ
夢の実現のために何かを犠牲にする狂気にも踏み込むなど、
軸もシッカリしている。
「幸福は創造の敵」の真意。凄く納得させられました。


何より気に入っているのが、
{netabare}上映時間90分が理想の尺とキャラに言わせておいて、
本作の本編をキッチリ90分にまとめ上げた所。{/netabare}


【作画 5.0点】
アニメーション制作・CLAP

人物作画で特徴的なのがカラフルな主線。
昼光にはグリーン、ネオンにはパープル、水面反射光にはブルーと、
使い分けることで、照明を追求する主人公ジーンの撮影へのこだわりを、ここでも体現。

画面分割、ワイプ(次の画面が前の画面を押しのける)
背景も昼夜で違う表情を見せる街並みを描き込み、
タイムラプス撮影(低速度撮影によるコマ送り風動画)による
日常シーンの早送り、巻き戻し演出を再現する。
など演出、編集手法も多彩で、
好テンポ追求という劇中劇との共通課題の解決に貢献。


こういうカットがあるから映画が好きになれたんだと
思い出させてくれる映像構築が
多数再現された玉手箱を開ける至福。


ジーンが身を切るようにフィルムを編集カットする
“アクションシーン”もクレイジーで圧巻♪


【キャラ 4.5点】
プロデューサーのポンポさん。
「ポンポさんが○○に来たぞーっ!」などと、
状況説明とキャラ立ちを両立させる軽快な口調でテンポアップに貢献しつつ、
随所に敏腕の哲学と言動を垣間見せる。

ポンポさんに埋もれた才能を見出す審美眼や、夢を阻む障壁を撤去する豪腕を持たせ、
常識を超えたポジションに確立することで、
新入りアシスタント・ジーンや、新人女優・ナタリーの抜擢という、
夢のようなサクセスストーリーに説得力を持たせる。
リアリストの“ご都合主義”批判など、
トラブルすら逆手に取ってマーケティングに生かす
ポンポさんが暗躍してシャットアウトするぞーっw


アニオリキャラの銀行員・アラン。
元・万能“陽キャ”の伸び悩んでるサラリーマン。

正直、私はクリエイターを描いた作品は別世界の住民を見ているようで、
あまり得意ではありませんが、
アランが夢を追う人間を見つめる一般人代表として
間口を広げてくれたのは有り難かったです。
影の主役として共感度の高いキャラでした。


【声優 4.0点】
ジーン役の清水 尋也さん&ナタリー役の大谷 凛香さん。
夢世界に引き上げられる新人役には敢えてタレント俳優陣をオーディションで起用。
拙い演技も映画業界に飛び込んだばかりの若者の初々しさを狙ってのことと、一応は容認できる。

清水さんは狂気を孕んだイケメンの役作り等に実績がある俳優。
(実写版『ちはやふる』の須藤役とか)
エキセントリックな演技が、終盤開花するジーンの映画人としての本性にマッチ。


ポンポ役の小原 好美さんは安定のキャラ作りだけでなく、
女優経験もある声優としてアドバイスを送ることでも、上記二人をサポート。

アニメ映画主演にどうしてもタレント、俳優を使いたいスタッフの皆さん。
一本に一台。脇に小原さんを置いときましょう♪


“世界一の俳優”マーティン・ブラドック役には大塚 明夫さん。
頼もしいベテランがいると制作も楽そうです。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は松隈 ケンタ氏。
序盤はコメディタッチも交えて軽快に、
終盤は音楽をテーマにした劇中劇制作ドラマの佳境に、オーケストラ等も交えて重厚に。
BiSHなど豊富な音楽プロデュース経験に基いて、多彩なジャンルを動員する引き出しの多さで対応。

主題歌・挿入歌はKAMITSUBAKIスタジオのアーティスト陣が提供。
エネルギッシュなバンドサウンドや前のめり歌詞が爽快だが、
音楽が場面を引っ張る感じではなく、
既に感情や芸術が爆発しているシーンに追い打ちをかけて来る感じなので、
気持ちよく突き抜けることができます。


【感想】
シナリオだけでなく、作品自体の出来の良さに、
こういう映画を待っていたんだと泣けて来る、会心の劇場鑑賞でした♪

最近、映画がつまらなくて、エンドロールまで立たずに観られたためしがない。
そんな方にこそオススメしたい快作です♪

投稿 : 2021/06/10
閲覧 : 913
サンキュー:

34

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

映像研に匹敵する制作の世界

映画制作における情熱を、ポンポさん、アシスタントのジーンが、強烈に見せてくれたお話だったです。

 映像の見せ方は何なのか?、脚本に始まり、俳優、スタッフも総動員し意見を出し合う姿を見たです。環境にこだわり、アクシデントすらも演出によりカバーしてしまうジーンの監督としての力量もなかなかです。

 ポンポさんのプロディース能力は、最高の映画をつくる情熱、人を見る目、適切な発言、支える力、決断と表舞台にない仕事の大切さを見せてくれたです。

 印象的だったのは、撮影も終わってのジーンの編集作業だったです。ジーンだけの世界観が広がり、映像研とは違う制作の世界を見た事です。
 こだわりを追求した編集は、ポンポさんだけでなく俳優、スタッフを超えて融資に及び、決して1人だけでは、映画を作ることは出来ないことを示したのです。
 様々な支えを無駄にすることなく、得た先の答えは、上映時間をもこだわりも聞けたものだったです。
 見てきて惹きつけられるものがあったです。

投稿 : 2021/06/06
閲覧 : 275
サンキュー:

19

てぃら さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2025/01/01
閲覧 : 0

ゆー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/12
閲覧 : 4

かなまり さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/23
閲覧 : 5

AO さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/12
閲覧 : 5

番長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/16
閲覧 : 5

HJRPV00916 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/16
閲覧 : 5

wkr さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/14
閲覧 : 17

ルカルカ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/14
閲覧 : 5

hiw さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/06
閲覧 : 5

tea さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/03
閲覧 : 7

みやこ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/31
閲覧 : 0

レモン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/26
閲覧 : 0

アニメガタリ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/19
閲覧 : 0

三寸 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/15
閲覧 : 5

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/04/13
閲覧 : 5

|箱| さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/23
閲覧 : 6

keiyooo さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/02/11
閲覧 : 8

終了 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/01/28
閲覧 : 17

おみや さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/01/27
閲覧 : 7
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映画大好きポンポさんのストーリー・あらすじ

敏腕映画プロデューサー・ポンポさんのもとで製作アシスタントをしているジーン。映画に心を奪われた彼は、観た映画をすべて記憶している映画通だ。映画を撮ることにも憧れていたが、自分には無理だと卑屈になる毎日。だが、ポンポさんに15秒CMの制作を任され、映画づくりに没頭する楽しさを知るのだった。 ある日、ジーンはポンポさんから次に制作する映画『MEISTER』の脚本を渡される。伝説の俳優の復帰作にして、頭がしびれるほど興奮する内容。大ヒットを確信するが……なんと、監督に指名されたのはCMが評価されたジーンだった! ポンポさんの目利きにかなった新人女優をヒロインに迎え、波瀾万丈の撮影が始まろうとしていた。(アニメ映画『映画大好きポンポさん』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2021年6月4日
制作会社
CLAP
公式サイト
pompo-the-cinephile.com/

声優・キャラクター

清水尋也、小原好美、大谷凜香、加隈亜衣、大塚明夫

スタッフ

原作:杉谷庄吾【人間プラモ】(MFC ジーンピクシブシリーズ/KADOKAWA刊)
監督:平尾隆之、脚本:平尾隆之、キャラクターデザイン:足立慎吾、演出:居村健治、監督助手:三宅寛治、作画監督:加藤やすひさ/友岡新平/大杉尚広、美術監督:宮本実生、色彩設計:千葉絵美、撮影監督:星名工/魚山真志、CG監督:髙橋将人、編集:今井剛、音楽:松隈ケンタ、制作プロデューサー:松尾亮一郎

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