シン さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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(C) 2020 安里アサト/KADOKAWA/Project-86
86-エイティシックス-の感想・評価はどうでしたか?
シン さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
shino さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
A-1 Pictures制作。
無人戦闘機械レギオンの侵攻と、
隣国サンマグノリア共和国の防衛戦争。
ただ死を待つような戦場の中で、
少年シンはある目的の為に戦い続ける。
{netabare}彼の部隊に新指揮官レーナは着任した。{/netabare}
原作の評判も上々な人気シリーズ。
伊藤計劃作品、アルドノアゼロあたりを、
楽しめる方にはお勧めでしょうか。
人型の豚と揶揄されるエイティシックス、
少年少女たちは国民に知らされず、
使い捨ての駒のように戦場に送られる。
{netabare}共和国の平和の裏に86区は存在し、
そこに居住する彼等の犠牲は増え続けていた。{/netabare}
退役まで残り○○日の黒板!?
最終話視聴追記。
戦記物特有の敷居の高さはありますが、
私としては無味乾燥な戦場の描写にこそ、
一定の評価があったように思う。
{netabare}戦場の最前線では粛々と人は死ぬのだ。
共和国側からすればそれも好都合であろう。{/netabare}
良くも悪くも疲れた。
奥田太鳳 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:----
確かに序盤内容分かりづらいし、原作知ってる人は納得いかないらしいけど、それを凌駕する良さがあるっ!神作画なのは勿論、設定も理解出来れば超震える。
たむじゅん さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
Sophia さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:途中で断念した
Sua_Ma さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ロボット戦争もの
戦うものが見たくて視聴したが、隔たれた2つの世界が音声で繋がっているっていう設定が面白かった
それ以外の内容は軽く見ることができた
ato00 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
がっつり戦争物アニメです。
自分の苦手な分野だけど、白髪の超美少女に惹かれて視聴しました。
敵はギアーデ帝国の無人機レギオン。
立ち向かうは、サンマグノリア共和国で迫害されている86の若者たち。
彼らが無人機とされているジャガーノートに乗り戦うところが味噌。
壁の内側の共和国人との対比が、現代の社会問題を彷彿とさせます。
ヒロインの白髪美少女レーナは壁の中の有能な司令官です。
マジメを絵に描いた人で、任務に忠実。
しかし、86の人々を使い捨てにする共和国の方針に反感をもっています。
だから、事ある毎に孤立します。
物語は彼女と86の戦闘員スピアヘッドとの関係を中心に進行します。
絶望感が漂う戦い。
でも、日常では明るく振舞う。
そのギャップに胸が締め付けられます。
主人公はスピアヘッドの隊長シン。
その落ちついた大人の話し方から芯の強さ伺うことが出来ます。
通信越しの会話のみのレーナとシン。
そのやりとりは暖かくも悲壮感を感じました。
惹きが強い構成だから、あっと言う間に観ることができます。
それに視点転換が巧く、同じシーンを壁の内外で見せてくる。
レーナサイドとシンサイドの心の動きが明瞭で、物語に入り込みやすいです。
全23話の11話で一旦終了。
{netabare}救いのない終わり方で締めた1クール目。
しかし、戦場を見つめるレーナの精悍な表情に未来へ向けての強い意志を感じました。{/netabare}
次クールにかけて物語が加速しそうです。
エイ8 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
_ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
面白いし感動できるが、設定が伝わりきっていない。
oneandonly さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
世界観:8
ストーリー:9
リアリティ:8
キャラクター:6
情感:7
合計:38
<あらすじ>
ギアーデ帝国が開発した完全自律無人戦闘機械<レギオン>の侵攻に対応すべく、
その隣国であるサンマグノリア共和国が開発した無人戦闘機械<ジャガーノート>。
だが、無人機とは名ばかりであり、そこには“人”として認められていない者たち-
エイティシックス-が搭乗し、道具のように扱われていたのである。
(公式サイトより抜粋)
いまだに定期的に「さよ朝」をキーワードにtwitterを検索しており、さよ朝に感動した方が増えていくことに幸せを感じているのですが(笑)、その中で本作も感動したとのツイートを見つけ、試しに視聴しようと思ったのが経緯です。
本作の注意点として、設定が複雑で専門用語が多いため、全体を理解するまでは混乱してしまうおそれがあります。しかし、初見では意味がわからずスルーしていた言動が2周目でその意味がわかったところが結構あり、伏線のようで楽しいので、冒頭の1,2話で意味がわからないからと切ってしまうにはもったいない作品です。もし、この機会に視聴しようと思った方は、下記の最低限の知識を持った上でご覧いただくと良いかもしれません。
○主人公の1人であるレーナ(ヴラディレーナ・ミリーゼ)の属するサンマグノリア共和国の無人兵器(ジャガーノート)は、人権を剥奪した有色人種の「エイティシックス」(86)と呼ぶ人間たちが操縦していることから「無人」との扱いで、86がいくら死のうが戦死者は0人と整理されている。共和国の国民は髪や瞳の色が白い白系種(アルバ)で、共和国は多数派のアルバが戦争の負担から逃れるため、物語開始の9年前に86の人権を剥奪し、戦役を課し、戦費を賄うこととした。
○この世界では、パラレイドという機械による交信技術があり、その機能を用いて、レーナはハンドラーと言う戦地の86の監視役の任についている。
○もう1人の主人公である86のシン(シンエイ・ノウゼン)は、東部戦線の最先端である第一戦区第一防衛戦隊《スピアヘッド》の隊長。
○スピアヘッド戦隊は既に4年以上の戦役(5年生き残れば市民権を得られる)を生き残った部隊によって組織されており、全員号付き(シンはアンダーテイカーというパーソナルネームを持つ)で、パーソナルネームと本名の2種がある。
○敵対しているギアーデ帝国の無人兵器はレギオンと呼ばれるもので、レギオンには様々な種類の機体があるが、知能の差で大別すると「羊」、「黒羊」、「羊飼い」の3種類がいる。
○ギアーデ帝国は共和国との開戦後、市民革命により滅んでおり、レギオンは主人なきまま、共和国や市民革命によって誕生したギアーデ連邦と交戦を続けている。
ここからネタバレありの感想に入っていきます。
{netabare}少し長文になりそうなので評価の概要を先に記載します。
世界観:設定はとても重く暗いですが、舞台仕掛けとしては戦争が身近となった今の時代に採り上げるべき題材。ただし、文化は現代の文明(明らかに日本と思うシーンあり)に寄っているところもありふわふわしている。作画、音楽も高い評価で8点。
ストーリー:原作ラノベ1巻を丸々1クールに充てる丁寧な構成に脚本、演出にも光るところがあり9点。
リアリティ:共和国側、86側それぞれの視点で、舞台時点のリアルを感じられる内容。通常だと主人公(シン)たちの戦闘能力の高さにツッコミが入るところ、4年半生き延びた戦闘員である設定が納得感を与えている。ジャガーノート搭乗時にヘルメットなし、羊飼いの顔・流体金属の腕表現、人間の脳を利用するレギオンの設定はちょっと抵抗あり、8点。
キャラクター:レーナとシンの主人公2人は美男美女の良キャラで、86の面々にも個性はありましたが、推しキャラは2周しても不在。キャラデザも特に追加点なく6点。
情感:1周目では泣かなかったので6点でしたが、2周目で7点に上昇。
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主人公たちのいるサンマグノリア共和国では、レギオン(帝国)の侵攻に対応するため、前述のような人種差別政策が実施され、共和国内の白系種たちは、ほとんどがこの政策に疑問を持たず、夕食種の犠牲に基づく平和な生活を享受しています。このあたり、現実世界でもユダヤ人に対する迫害・ホロコーストが行われた歴史がありますし、現在でも表層には見えない、隠された搾取というのは現実の社会にあるでしょう。共和国が採った政策は卑劣そのもので、大量の86の命の上に胡坐をかいて朝から飲んだくれる軍人などを見るにつけ胸糞が悪くなりますが、リアリティがある設定です。
そんな環境の中、レーナは人種差別や86を犠牲にする作戦に疑問を持ち、86を人間として尊重し、毎晩通信をつなぎ信頼関係を築こうと努力しますが、戦場から離れて安全が確保され、ケーキを食べられる状況は到底フェアなものではなく、戦死者に対し「残念でした」としか言えなかったことで隊員の1人から罵倒され、名前すら聞いてないことを指摘され愕然とします。
並みの人間であればここで折れてしまいそうですが、レーナは踏ん張り、次の日も通信をつなぎ、隊員全員の名前を確認します。心を整えて全員と通信をつなぐところでEDとなりますが、ここの入りが印象的でした。振り返ると、第3話のEDの入りも絶妙で、レーナの視点と86側の視点を交差させて同じ会話の双方の状況を描いていく方法により理解が深まりました。
当方は原作未読ですが、時系列が整理されて再構成されているそうで、本作はアバン、OP、Aパート、Bパート、ED、Cパートが駆使され、構成に(特に1クール目)無駄が感じられない等、脚本に制作者のこだわりを感じられるほか、例えば、カイエがジョーカーを引いたり、残酷な台詞の場面で食事シーンを映すなどの演出も印象的です。
4話に戻ると、自身の非礼を詫びて名前を聞くという行動から、レーナの芯の強さが理解でき、また、このようなレーナの86への態度、行動が徐々にシンをはじめとするスピアヘッドの隊員との距離を縮め、心を許すまでとはいきませんが、信頼関係に繋がっていったことが自然と伝わりました。特殊弾頭(花火)を届けるために、慣れない嘘や賄賂を使うレーナは微笑ましく、最終局面では、人員補充が叶わずにその理由を知るや、親友を脅迫して危険を顧みずに視覚の同調を行って、迎撃砲を無許可で使用してスピアヘッドの窮地を救い、また、倒れたシンを目覚めさせ、兄の弔いに一役買うことができました。
7話でようやくレーナ(視聴者)が知ることとなるスピアヘッド戦隊の真実は、これまた卑劣そのものなのですが、86たちはその真実を既に知っていて、殺されることがわかっていても、誇りのために、任務を全うして死ぬことを選んだと言います。
ここを共感できるかは個人差があるかもしれませんが、逃げても背後には地雷原と、幼い86の居住区があるため、逃げることもままならない状況であり、また、この世代の86は物心つく頃には既に現状があって、多くの仲間の死を見てきて死が身近であること、アルバへの対抗意識が、アルバがするような卑劣なことをしないという矜持に繋がっただろうことが想像され、理解できました。(日本でも、戦国時代や幕末には、武士は死に場所を探すという意識があった。)
アルバであるレーナが卑劣な現実に抗おうとする一方で、86たちは現実を受け入れているのは奇異ですが、「早いか遅いかの違い」にすぎず、今ある日常を楽しんでいる姿は考えさせられるものがありますね。
いずれにせよ、86を使い潰して自分たちだけ安寧な生活を送ろうという政策が通ってしまったのは、衆愚政治これに極まれりで、救いなく窮地に追い込まれていくストーリー展開はまどマギを彷彿とさせました。つまり、私にはドストライクな物語なのですが、やはり生死に瀕さなければ人間の本質が出てこず、深まらないのかなと思いつつ、登場人物に不幸を与えなければ物語を進められない創作者及びそれを楽しむファンの業を感じられ少し後ろめたくも思います(人間の被害者は0人です!が)。
サンマグノリア共和国の5色旗は「自由」「平等」「博愛」「正義」「高潔」を表していましたが、86への行いはその対極でした。ミリーゼの叔父の言う通り、この理想は早すぎたようです。叔父の発言は識見のある大人を代表していたと思いますが、国が腐っていて終わっていることは理解しつつ、それは国民が望んだものだから変えられないと諦めている(結局自分ごとと捉えられない)のは多数決による民主主義の限界なのでしょう。(実質を含む)独裁政治のほうが危険であることは歴史を紐解けば明らかですが、マシな選択をしているにすぎないということは認識しておく必要があります。
さて、終盤、スピアヘッド戦隊が最後の任務に就くところ、食堂や談話室に誰もいなくなり、黒板がまっさらになった描写、死に赴く面々の清々しさは沁みましたね。
レーナが仲間と考えてどれだけのことをしても、スピアヘッド戦隊は終わりない進軍を命令され、共和国から通信で確認できるエリアを越え、両者には別れが訪れます。
その後はファイド視点でのこれまでの映像が走馬灯のように映し出され、レーナが彼らのいた場所を訪問して彼らの写真を発見するという1クールの締め方も綺麗でした。シンは、レーナが来てくれると思えたということで、2人の信頼関係の高さが感じられました。
本作は劇伴も良かったです。音楽を担当したのは澤野弘之氏とKOHTA YAMAMOTO氏で、二人は進撃の巨人や甲鉄城のカバネリ等も一緒に手掛けていて、特に澤野氏はその音楽を絶賛する意見を多く見かけました。今回初めて認識しましたが今後も二人に注目したいと思います。特にED「Avid」は、悲哀だけでなく希望も感じさせるもので、(2クールでの起用も大きかったですが)どんどん心地よくなりました。
2周目はあらゆる言動の意味がわかる(ハンドラーを辞めさせるために、黒羊の声を聞かせようとしたり、スピアヘッド戦隊の真実を伝えるべきかと話しているシーン、シンが仲間を撃ち殺したり、死んだ仲間の機体に名前を掘って持っているシーンなど)ので、1周目では響かなかったところで涙が出たりしました。
当初の設定からは描くべきところの多くは描けたようにも思われましたが、まだ1期の折り返し。主人公たちの安否と今後の展開が気になった1周目でした。
{/netabare}
私の好みの作品が被っているような、シリアス展開が好きな方は楽しめる作品ではないかと思われ、そういう方にはおすすめできます。逆に、重すぎるストーリーが苦手な方にはおすすめしません。
第2クールの感想に続きます。
(参考評価:3話4.1→4話4.3→5話4.4→7話4.5→9話4.6→10~11話4.5)1周目は4.3でした。
(視聴2022.8)
101匹足利尊氏 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
原作ライトノベルは未読。
【あらすじ】
{netabare}白系のみを人間とみなす欧州っぽい外観の共和国。
それ以外の被差別民「エイティシックス」を“無人兵器”の「ジャガーノート」に乗せ
帝国の無人兵器「レギオン」と戦わせることで、“流血なき戦場”を実現と居直る。
そんな欺瞞の中にあって、白系でありながら、理想を捨てない士官・レーナは
驚異的な戦果と担当したハンドラー(指揮管制官)が長続きしないことで有名な
「スピアヘッド」戦隊の指揮を担うこととなり、さらに凄惨な現実を知ることになるが……。{/netabare}
【物語 4.0点】
分割2クールの前半戦(全11話)。
人種差別を見てみぬふりするサンマグノリア共和国の堕落を描く。
指揮官・レーナは実際には戦場には立たず、
「エイティシックス」の少年兵らと知覚同調(パラレイド)するのみ。
互いに顔を合わせない状況が、
差別を撤廃したいレーナの理想論を“白豚姫”の“聖女ごっこ”としていっそう上滑りさせる。
しばしば、戦場音声が主の司令する側の場面を、
実際の戦場の兵士視点で描き直す重複が見受けられますが、
尺稼ぎ感は薄く、むしろレーナとエイティシックスを隔てる壁の高さを
視点の違いから痛感させられ意義深いです。
既に滅び去った帝国が残した無人兵器など2年ほどで停止し戦争は終わる。
昼間から白系軍人たちが飲んだくれる共和国の致命的な楽観論。
{netabare}戦場でレギオンが兵士の脳の意識をコピーすることで新たな寿命と高度な処理能力を獲得している。{/netabare}
という重大事実をも見落とし、戦争を他人任せにした共和国は、亡国へのカウントダウンを加速させる。
毎回、ここまで酷いのか?と斜め上を行く悲報を連発し奈落に引きずり込む構成は、
ストレスフルだが、早く彼らの行く末を見届けたいという欲求も抑えがたいブラックホール。
自身のメンタルとも相談しながら用法用量を守って服用しましょう。
【作画 4.5点】
アニメーション制作・A-1 Pictures
作画カロリー、安定度で評価したら、
武骨な多脚歩行兵器の高速戦闘の迫力を勘案してもこの評点はやや過大かもしれません。
が、特筆すべきは演出の巧みさ。
戦場に散った兵士の意識が機械兵器に乗り移るという設定の再現のみならず。
本作は、人間の範囲は器たる肉体が上限ではなく、
意識が反映される武器や小物まで含めて人間であるという構図を多数提供。
その観点から印象的なカットは3話Cパート~4話アバン。
{netabare}セオがレーナの偽善にプッツンきて罵倒する場面。
罵声の中、ちぎれ飛んだボタンが床で跳ね回る演出。{/netabare}
顔芸以上に怒りが伝わってグッと来ました。
その他にも、共和国の高度な科学文明社会にて、
波打つアナログレコードが示唆する、除外された人間性への渇望。
国破れて山河ありを地で行く、戦場で蘇った自然の皮肉なまでの美しさ。
文学的に価値が高い映像が多く噛みごたえがあります。
【キャラ 4.5点】
「スピアヘッド」戦隊長シンエイ・ノウゼンこと「アンダーテイカー」。
散った仲間たちの意識を“連れていく”との信念を持ち生き残り続け“死神”の異名も持つ。
その原動力は戦場に木霊する“亡霊”の声を捉える異能。
{netabare}“亡霊”と化した兄との因縁{/netabare}も含めて、戦場の意識に引きずり込まれる危うさと紙一重。
そんなシンと顔を合わせずに語り合うミリーゼ少佐ことレーナ。
偽善と嗤われ続けても理想を貫こうとするヒロイン。
注意深くアンテナを張れば、シンとレーナの間にほのかなラブコメの波動も検出できるはず。
恋心が、何度心を折られても投げ出さないレーナを無意識的に下支えしますし、
シンを“亡霊”にしない命綱ともなっている。
そこがハードなシナリオの中で数少ないライトノベル要素。
レーナの友人の研究員・アネット。
正義に力むレーナを、合成材料も駆使して再現したスイーツで甘えさせようとする。
{netabare}レーナの正義感に自分の罪が責められているようで耐えられない。{/netabare}
真意が明かされれば、諦観を持ってレーナに辛く当たるジェローム准将同様、
アネットもまた甘いだけのキャラじゃないと分かります。
その他スピアヘッド戦隊員たちは多過ぎて顔と名前が一致しない……間もなくどんどん消えて行く。
キャラが覚え切れないことがマイナスにならず、
過酷な世界観を補強する材料としても機能する。
あとは、スピアヘッド戦隊の日々を撮影・記録し続けて来た「ファイド」。
私は単なる作業機械に留まらない、黒猫以上の自我や、“ヒロイン力”を有していると信じたいです。
【声優 4.0点】
隊長・シン役の千葉 翔也さん。
声色を変えずに淡々と様々な状況、心情に対応する演技が巧い声優さん。
本作でも感情を削ぎ落とす引き算の演技で“死神”の生き様を体現。
レーナ役の長谷川 育美さん。
時に鬱陶しいくらい変わらない真っ直ぐなボイスで理想を捨てない“白豚姫”を熱演。
尚、原作には、シンには“静かだけど通る声”、レーナには“銀鈴の声”という中々無茶な指定があったそうで。
千葉さんもハードルを越えるのに苦慮したのだとか。
原作はきっと描写が繊細なのでしょうね。演じる方も大変です。
【音楽 4.0点】
劇伴は澤野 弘之氏とKOHTA YAMAMOTO氏の共作。
鉄サビ臭い戦闘曲から平和ボケな共和国の優雅な宮廷音楽風まで。
大きい振れ幅を両者が得意分野で個性を発揮し、競り合うことでカバー。
澤野氏はボーカル曲も提供。
挿入歌「THE ANSWER」などは硬派な女性ボーカルによる英語詞でエッジを効かせた定番アレンジ。
EDは、バラード曲の「Avid」、アップテンポナンバーの「Hands Up to the Sky」を展開に応じて使い分け、
導入も微調整され、引きも上々。
OP主題歌はヒトリエ「3分29秒」
音階を下っていくギターのフレーズに合わせてしぼむ彼岸花など、
映像とのシンクロにもこだわりを感じます。
shitasama さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
見てなくて二期まであるようなので視聴
思いな〜暗いな〜でもどこか引き付けられるものがある、他の人が鉄血のオルフェンズが好きならと書いていた意味がわかった…
鉄血のオルフェンズは嫌いなのだけどこれは中々いいな
さて二期見るかな
og3jar さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ごる さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
戦闘も臨場感があり、緊張感あるバトルシーンなので面白いです( ¨̮ )
ただ、次々に仲間は死んでいってしまうのと、機械に殺される死と隣り合わせの世界で全体的にかなり暗い話です( ´ ཫ ` )
amazarashiのオープニングも絶望感を煽りますよw
でも、ラストはとても感動する終わり方なので良かったです(*^^*)
鉄血のオルフェンズの雰囲気が好きな人にはオススメだと思います( -∀-)
退会済のユーザー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
容赦のない展開と絶望的な戦いが続くからこそ、その後のカタルシスが凄まじい。
重厚なストーリー、緻密な設定、一つ一つの演出、作品を彩るA-1の作画と澤野氏の音楽全てが一級品。
こういうアニメこそ評価されてほしい。
MuraBustan さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
リタ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
理不尽さ、残酷な描写、心に刺さる内容で辛いストーリーだけど
それだけでは終わらずバランスの取れた良い展開だと感じた。
色んな場所で話は進みキャラ達も凄く多いけれどなんとか把握出来る。
絵は綺麗だし戦闘シーンでも見やすい。
アニメだけどもしかしてありそうな世界観なので、感情移入してハラハラしてしまう所が良かった。
とても良い所で一旦終わっているけれど、この先がとても面白そうな展開なので続編があればとても期待出来る。
さとーる さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
プラ さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
エスペランさ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
戦うことを強制されている民族。一期は設定どおりの鬱展開です。ぜひご覧ください。
NQTYX23206 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
二期で上手くまとめたと思います。綺麗な終わり方だったの3期が例えなくても二期でも良いと思います。色々ミリタリーアニメ見てきてますが86は良い部類でした。
うにゃ@ さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
総じてオルフェンズをぎゅっと詰め込んだ感じで、面白かった。
敵に人格がない分、自軍の仲間や世界の背景に力が入っててわかりやすい。マブラブのようなわかり憎さもなく死の演出、美学、追及をする感じ。
サンマグノリア共和国と86に接点があまりにもなさすぎて、86が一方的に差別されてる点は若干理解できない所もあるが、それ故にわかりやすくなっていたのだと思う。
音や映像の演出はとてもよかった。
100点中90点
徳寿丸 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ウィラード さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最初からシリアス展開なんで
1話で見た感覚がずっと続きます
ディストピア系で
主人公側が安全圏から指揮していく感じですね
命令を受けている側が紛争地いるんで仲悪い感じで
主人公がめげずに諦めずに
命令を受けている側にアプローチして仲良くなっていく感じです
途中からは
紛争地いたキャラ中心になっていくんでより一層シリアス展開なっていきます
いくす さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
オカ さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
nyaro さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作の第1巻を読みましたので改めてレビューします。2クール目を見終わった後、冗長すぎて2クールの物語として成立していない気がしましたので確認のためです。
やっぱり、アニメ版は相当引き延ばしがありますね。まったく1巻にないシーンがあります。ラノベは後から話を補ったり整合性を調整したりするために過去編とか補足を入れることがありますから、それを入れたんでしょうか。あの学園での講演のシーンって原作1巻にはありませんでした。スピアヘッドのシーンもアニメ版はやたらと冗長でした。
話の構造についてはアニメ同様「差別問題」の不足感はありますね。差別問題はやっぱりセリフだけの説明に終始してしまいました。アニメ版の方がシーンで見させれれている分まだ感情的に動く部分がなくはないです。
なんといってもSF設定として、社会の人口構成とか食料問題とか86の具体的な歴史とか兵器やITの技術レベル、部隊運用が差別とかの必然性が全く描かれていないので、セリフだけで終わってしまいました。差別はリソースの解消が主な理由ですが、86として有色人種を差別するという、その解決方法をとる必然性にまったく納得感がないと思います。
また、差別の方法についても、自分の首を絞めているような馬鹿さ加減がリアリティを失わせていました。
というように差別ありきのストーリ展開になっていますが、差別の結果の悲惨さをシンたちを使って描いた部分はわからなくはないですし、5人が生き残る経緯とレーナちゃんとのやり取り、過去の話は悪くはないです。
で、原作と比較した印象と、アニメ版を改めて振り返って、アニメ版、本作の2話3話と最後数話の逃避行の部分が顕著ですが、そこの引き延ばしが冗長でしたね。
原作は、SF小説ではなく「ラノベ」だと割り切って、楽しみ方は別にある。レーナちゃんとシンたちの素性の説明だと思えばまあまあかなあ、という印象でした。ちょっと厨2で熟語使い過ぎですがまあ雰囲気でしょう。
これは原作が1巻に収まったからそう思えるので、1クールかかってやる話ではないです。一般論ですがラノベ原作なら1クールである程度丁寧にやっても普通3、4巻消化しますからね。
あの設定過剰と言われる魔法科高校の劣等生ですら2クールで6巻分やってます。
あのアネットの喧嘩と屋敷の実験の話はアニメ版が良かった気がします。あそこがあるから1クール目は成立した気がします。
そして、最大の相違ですけど、レーナとスピアヘッド…特にシンとの交流が思ったよりも淡泊ですね。確かにレーナを見直してシンとのコミュニケーションはありましたが、それだけでした。
つまりアニメ版 {netabare}レーナちゃんとの再会というか邂逅を2クール目のカタルシスに持ってきましたけど、原作ではその意図はもうちょっと違った感じです{/netabare}。その点ではアニメ版の方が上手く行ったかもしれません。それとも2巻3巻ではレーナちゃん、アニメよりも沢山でるんでしょうか。
私に原作を買わせた点においては、アニメは成功?これから2、3巻チェックします。
ただ、アニメのクオリティ、そして制作する姿勢は数多ある異世界ものより格段に丁寧だし、2クールの視聴に耐える内容はあると思います。
私はSFには厳しいので酷評する部分もありますが、根本になるレーナちゃんとシンを中心にしたストーリーの出来は良いと思います。
以下 再視聴初回完走時の視聴時のレビューです。
きっかけあって再評価しました。ちょっと面白いかも。
かなりひどいレビューを以前しましたが、白い砂のアクアトープを見ていたら1クール目でJK館長の無力さを表現していました。で、その時「あれ、ひょっとして86も同じ構造だった?」と思いついて、断念した3話目の最後から視聴しました。
なるほど、やっぱりそんな感じでしたね。まずレーナちゃんの挫折と覚醒の物語をやったわけですね。3話までのダラダラした展開と、レーナちゃんのミニスカとあまりに無能で独善的で押しつけがましかったのでムカムカして断念しましたが…その意味では以前の私の批評がそのまま演出意図だったのかもしれません。
初回、2回目視聴時はレーナちゃんがケーキ喰ってるところ見るだけで「お前が死ね」という感じでイライラしましたが、それは自分事になっていないレーナちゃんの甘さの表現だったと。最後の方でアネットちゃんがちゃんと言ってくれたので、スッキリしました。
で、あのアネットちゃんの話になるわけですね。これ勿体なさすぎます。1話か2話からもっとはっきり伏線這っておけば、興味が持続したし導入部として謎を上手く作れたのに。さらに兄の件もからめた伏線がはれれば結構分厚いストーリー展開になったと思います。(一応王宮の前云々という伏線はありしたね)
後付けで説明みたいに見せられる感じがして、なんというか脚本の弱さで評価的に非常に損している可能性があります。本作の最大の欠点は1~3話の視聴者を引き込む力が弱かったことだと思います。原作がどうかしりませんが、ここは脚本と構成でなんとかすべきだったかと。
4話~9話は結構入り込んでみることができました。10話の最後のあのメモリーの部分を演出に取り込んで、スピアヘッドの過去の皆の半年をもっと早い段階で見せれば2話、3話はもう少しうまくできた気がしました。
ということでSF設定も落ち着いて考察しましたが、やっぱり本作のSF設定は非常に甘いと思います。社会の人口比問題とか、レギオン側の戦略の問題、AIの発展度合い、貴族無能すぎて社会が維持できないだろう、9年でそこまで豚扱いできるの?とか言いたい事はいっぱいあります。
また、過去の個人の因縁にみんなつながりがありすぎて、おいおいそれはご都合主義だろうというのもありました。
あのレギオンと脳波が繋がるような設定は、シンは死にかけたからと言っていました。自覚してませんでしたが昔実験した後遺症なんですかね?
あと帝国って日本だったってこと?で86は帝国と同じ人種で日本人の子孫だったっていうことになるんでしょうか?これは深読みし過ぎですね。2期で確認しますけど。
ただ、話として、貴族社会で正義を叫ぶ無力で独りよがりな正義感に浸っている少佐と、自分たちの運命を知っている被差別側のスピアヘッドという関係を作りたかったのはわかりました。
この関係をあまり深く考えず受け入れれば、それなりに面白い話だったといえるでしょう。という意味で先ほどいった1~3話がもったいなかったですね。
やっぱりアニメは最後まで見て評価した方がいいかもしれません。特にSFとか作り込んだ話は、今後は(なるべく)切らないで最後まで見るようにします。
言い訳ですが、最近3話以降の結構遅い回から面白くなる作品が増えてきた気がします。まあ、1話のキャッチ―さばっかり気にするとおかしな話になるからいいのですが、3話または9話くらいまでひどすぎる話が多いきがします。
ということで、2期に期待できる終わりかっただったし、結構面白かったです。批判しすぎました。ごめんなさいと言っておきたいと思います。評価上げておきます。
(追記 あの混血の子の背中の文字ってわかるんでしょうか。見えてるところがaughなので第一印象では笑うlaughなんですが、ちょっと横棒が見えるのでaughtだとするとcaught(つかまった)、daughter(娘)、naught(ゼロ、無い、無価値)あたりでしょうか)
あと作画はムラがありますが、アベレージで見ると良かったですね。こちらもごめんなさいと言っておきます。
以下 1回目、2回目の途中断念時の視聴時のレビューです。
{netabare}
2回目挑戦して結局断念しました。少し冷静にレビューしたいと思います。
断念の理由は、1つは、ヒロインの日常生活時の描写が戦場で戦っている人間を想っているようには見えないこと。人間として扱っていないのはヒロインじゃないか、とも思いました。結局は86という制度を肯定している、といいましょうか。
もう1つは、本当に戦う人間が必要な状況なら誰かが戦わなければなりません。戦争ですから。誰をチョイスするかで、人種差別があってはいけませんが、死そのものは避けられません。ヒロインはそれを忘れてしまっているように見えました。じゃあ誰が変わりに死ぬんだ?他の貴族に行けって?なら、代わりにお前が死地に赴けよ、と。
さらに、SFをやるなら「取材」「研究」「教養」「想像力」が不可欠です。なんといってもサイエンスのフィクション、ですから。Fがファンタジーならいいですけどね。
SFをするなら裏で相当頑張って脳みそを働かせないと、いい物はできません。異世界転生ものや、VRMMO、日常ものなどなら、テンプレ設定でそこそこ面白い話が描けても、このSFの世界はその点は甘くありません。まして、差別とか戦場での死とかをSFで主張するなら、なおさらです。そこの不足感が相当ありました。世界観、兵器、社会制度、AIのテクノロジーの度合い、等々です。
SFに挑戦しようとする意気込みは買います。が、やはり、取材不足でSF作品、戦争作品として成立していない気がします。
途中で断念したのでこの辺りの説明があったらすみません。
以下 視聴中のレビューです。
原作等全く知りません。レビューもあらすじも見てません。それくらい楽しみにしておりました。
第1話からヒロインの作画の同一性が厳しいですね。場面によって別人に見えます。髪の艶、背景など低予算の感じですね。ディスプレイの映像や光の演出などでがんばって雰囲気はだしていますが。
女性の制服、いい加減ミニスカにするのやめられませんかね。他の良作アニメの女性の服装のリアリティはどんどん上がっています。安っぽく見えますよね。せめて学校の制服とは区別してよ、と。
少佐が無能力なティーンですか。貴族特権ですよね。他人の批判する前に自分の能力を磨いたほうがよろしいのでは?
第1話でヒロインサイドにコミカルな雰囲気は必要なし。そのくせエピソードも演出も陳腐ですし。
第1話は状況の厳しさ、命の軽さを嘆くヒロインの心情や人柄、または舞台や技術設定などにフォーカスすべきでしょう。やっているつもりなら全然できていません。
戦闘シーン、兵器のCGはなかなかいいのが救いです。
「壁の中の貴族」が差別階級に戦わせる。設定は、亡国のアキトとかマージナルオペレーション的ななにかの雰囲気ですね。でもハンドラーの役割の意味がちょっとわかりません。
科学技術の差が大きすぎます。少数の人間の犠牲で持ちこたえるには不自然でしょう。銀髪軍団たちは、無気力の極みですし。一人優秀な人間がいたから何とかなってたんですか?1国を滅ぼした戦闘機械軍団なのに?なら、それほど脅威じゃないですよね。
情報の伝達方法をハンドラーがいきなり間違うとかそれは軍隊の最低限のルールでしょう。
相手がAIに滅ぼされているので、AIは使えないという設定なのですかね。それにしては研究所らしきところではコンピュータ使ってましたが。戦闘記録は人力で作成するレベルらしいですね。
まあ、どこかでいろいろ説明があるのかもしれませんが、ちょっとこの辺りを考察する気力もなくなってきました。
何かを主題にして、それを軸に、というのが3話くらいまでに読み取れるなら、ここまで設定とか作画、演出にこだわらなくていいんですが、世界観もヒロインの目的もなにも提示できていません。言葉で「命は大切」って言ってるだけで、お前主体的に何かしたのかよって言いたくなります。演出が上手くて引き込まれるわけでもありません。
ああ、いい言葉が見つかりました。クリエーターの気持ちが伝わってきません。
楽しみにしていたのでちょっと辛辣になりました。お好きな方には申し訳ありません。残念ながら第3話の延々とつづく日常シーンで心が折れましたので、視聴は継続しないと思います。
{/netabare}
誰か さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
くらま さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
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千葉翔也、長谷川育美
原作:安里アサト、イラスト:しらび、メカニックデザイン:I-Ⅳ(KADOKAWA/電撃文庫刊)
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