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「爆丸アーマードアライアンス(Webアニメ)」

総合得点
計測不能
感想・評価
3
棚に入れた
13
ランキング
7907
★★★★★ 4.1 (3)
物語
4.0
作画
4.2
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
4.2

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爆丸アーマードアライアンスの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

オーサム・ワン側とライバル側の同時進行が興味深い【最終話まで】

2020年4月配信開始のWEBアニメ。ダン・クーソーを主人公とした「爆丸」アニメシリーズ2年目です。
星評価は暫定。

相変わらず安定していて楽しく見ています。

【主人公側とライバル側の展開を並行し間口を広げる手法】
{netabare}今作では主人公側にもライバル側にも気を使っていますね。
主人公側は明るく楽しくバトルを楽しみ、仲間との今を大切にし、爆丸で困っている子供たちを助ける。自分も他人も大切にできる。
特にダンは家庭環境が描かれないけど、性格からしてごく普通の幸せな家庭だと思います。その素直さは持って生まれた強さと相まって皆の支えになり、かつてはマグナスを救い、今もアジットに良い影響を与えている。心のどこかで苦しんでいても悲鳴を上げられない子を、お節介に過ぎるくらいの積極性で救い上げていくのがダンの主人公としての資質です。

アジットとマグナスは周囲の人と家庭環境に必ずしも恵まれていません。
アジットはこれからどうなるかわかりませんが、マグナスに課せられたのは、自身の信念を得て、一人でも生きていける強さを勝ち取る「自立」なのではないかと思っています。こちら側を丁寧に展開するのは、今辛い現実に直面している子供視聴者に寄り添うためと感じられて好きなんですよね。
この二つの流れを並行する手法は、より多くの視聴者が何かしら感情移入しやすくする工夫なのではないかと思います。

誰かのために戦うのも、自分のために戦うのも、同じ重みをもって描いてくれるのがとても嬉しい。ハッピーエンドになってくれたら私はそれで満足です。{/netabare}
(2020.6.14)


【第7話までの感想・メモ】
{netabare}第1話
新キャラと主人公が相対する所から始まるのはバトルプラネットの第1話に倣った演出かな。ゴールド爆丸はちょっと猫っぽい性格?OPもEDも良かった。特にEDの絵が良いなあ。
マグナスは今後どういう風にデバイスを手に入れるんだろう?

第2話
エーイの弟・トレイ登場。弟に可愛くない所があっても兄弟仲がいいのが伝わってくる。ダンのお調子者っぷりは変わらないねえ。ウィントンとリアの負けず嫌いも変わらなくて嬉しい。ウィントンとトゥロックスのコンビが良い。
来週はライトニングとシュンの話。

第3話
爆丸の軍事・商業利用が制限された今、マサトがカザミホールディングス社長になるのは良い展開だと思う。シュンとドイツの会社の御曹司ルカとの交友。
後半はライトニングが学校に行きたがる話。冒頭の4人と1匹のシーンが楽しく穏やかな毎日って感じられるのが好き。次回の話もだけど、仲がいいからこそこういうこともあるよね。

第4話
皆の困りごとを解決!っていうのがとても良い。オーサム・ワンが隠れてバトルする子ども達のために行動するのも好きだし、町の大人達が「子どもの声は明るい町の象徴です」って言ってくれたのが良かった。
ポテト一本で喧嘩した3人を見かねてシュンが一計を案じる。アジット再登場。VRで色んな爆丸が出てくるのも良いなあ。秘密基地壊しちゃったけど、ほのぼのしてて微笑ましい。

第5話
古代遺跡に爆丸を連れた怪盗二人組。オーサム・ワンはそれを捕まえようと後を追う。煙でむせる爆丸が可愛いw
ストームはアジットを弟子として可愛がってるし、二人の関係と目的は何だろう。アジットとオーサム・ワンの考えは同じだったけど、ウィントンのハイテクでいたずらっぽいやり方はらしい。「俺たちが頑張って誰かが喜んでくれれば俺たちも嬉しい」という言葉にアジットがちょっと苦い顔してるのがどうなっていくかな?モブ警備員が皆個性的で良いなあ。

第6話
リオットが新しい爆丸を手に入れるが、自信を持てないバーベトラ。バーベトラがなかなか可愛い。意外と面倒見のいいリオットだけど、身だしなみも常に完璧な方が女王らしいと思うなあ。以前の爆丸とは会話が無かったのにバーベトラとは会話できるのはなにか理由はあるんだろうか?バーベトラの爆ギアが追尾ミサイル。格好良い。
後半はブラッケン帝とデュランの再登場。二人の現状を見せる回?楽しさが第一なお話かな。敵をイメージして演技しろって言われて、シュンがマサト兄さんのこと思い出してて、何気に嫌だったんだなあとw 
次回マグナス兄妹登場。

第7話
前半と後半が綺麗に対になっていて良い回だった!自分の爆丸に対する想いの籠ったエミリーの「私のウェバムちゃん!」、マグナスとニリアスが他人から呼ばれる時の二つ名「闇のニリアス」で、タイトルも対。お互い依存はしないが心配はしてて、自立した良い兄妹だなあと。
エミリーとウェバムの関係は、きっと爆丸を戦わせたがらない子はいるだろうなと思っていたので描かれて良かった。最初は「お友達」と言うエミリーと、バトルをするにはブローラーが必要なウェバム。ウェバムのことを考えて全力で戦ったダンと、エミリーの気持ちを無視できないドラゴ。それぞれの対比が上手い。
そして、自分のために戦い「俺はブローラーじゃない」と言うマグナスと、パートナーのためにブローラーになるエミリー。
もう組織で成り上がる気持ちにはなれなくて、妹の病気も治って、今度はマグナス自身がどうしたいのか?っていう時にニリアスが傍にいるのが安心する。ニリアスは喋らないけど、今回はそれがかえって良いと感じた。マグナスは自分の道を自分で考えて決めなければいけない。キャラクター設定でニリアスはマグナスを気に入っていると書かれているんですよね。実はとても信頼しあっているのでは?爆丸をキャラクターとして公式サイトに載せてるのとても好き。
仲間や友達との関係を丁寧に描いて爆丸と過ごす今を大切にするダンと、自分のためにこれからの道を一人で探すマグナス。視聴者の子どもの年齢や環境によって、どちらに感情移入しても良いように作ってあると感じる。マグナスは年齢的には本来ニリアスとは一緒に居られないわけだし。{/netabare}
(2020.5.17)

【第8話~第11話の感想・メモ】
{netabare}第8話
久しぶりにベントン登場。コアセルが安定してヴェストロイヤと爆丸バトルの相互の影響力が強まっている。爆丸が健全で正しいものであることを広めるための爆丸コロシアムを作る計画。フィオナとベントンが協力していて、ベントンの罪滅ぼしでもある。フィオナも前回の治安維持部隊も設立していたなあ。
爆丸のスポーツ競技とはまた難しいことを…。生き物によって得手不得手があるから、皆が楽しむにはどんなものになるか気になる。
古代爆丸ジレーター。今までいなかった性格、バトルも地力が感じられる強さ。トゥロックスとハイドロスのチームワーク好き。

第9話
爆ゲームが発表される。バトルの訓練よりも戦略を強化するために新しい爆丸を探すのがウィントンらしいなあ。バトリクスはやんちゃで気がよく、ウィントンとのやりとりが微笑ましい。ウィントンにとっては手のかかる弟みたいかな?w入れ替わりネタはベタだけどパートナーの気持ちをよく知りより考える展開にはうってつけ。
後半はシュンとペペのバトル。ランパリアンが面倒くさいけど憎めない良いキャラ、シュンの扱い方も上手い。ランパリアンの見た目と性格好きだなあ。ブローラーと爆丸の関係性と、チームプレイの大切さを繋げて描いたのが良い。前半とも通じる内容だと思う。ペペと爆丸の関係が今後改善されていくと良いなあ。

第10話
前半はお化けの女の子の話。こういう風に新しい爆丸が出るの珍しいかも。
モニカとセーラスはバトルも初めてだっただろうけど、それでもセーラスが笑って天国に送り出すのが好き。後半できちんとセーラスのバクギアまで出しているのも良い。
のんびり屋でガツガツしてないトレトロスが良い味出してる。パワー系バトルは意外と珍しい?なんでドッグラン?と思ってたらワンコ同士の戦いで、アジリティ利用するとか予想の斜め上w
バトルしてる姿が欲しいリア母たちと、ライトニングの普段の姿も愛される投稿動画。ネットの動画配信の長所だし、ライトニングらしさが受け入れられるのと同じようにトレトロスの性格もまた愛されるだろうと感じる。
前半がマルコとマルコの犬デュークから始まって後半で登場するの良いなあ。

第11話
大人や社会との関係が歪な二人が今回の主役。
正直ストームがアジットを本当に大切に思っているかがまだわからなくて少し心配。アジットはラストで盗んだ電球を返しているので、アジットの中に「ストームのため」以外の価値基準が生まれてきているものと思いたい。
マグナスはクラビッツに利用される場合もあるけど、マグナスはそれをよく理解しているから出し抜くような真似もする。
アジットもマグナスも心の中に色んなものを抱えながらも、バトル中には素直な欲求を表に出し、パートナーもそれを受け入れて全力を尽くすのが良い。ファロルのおっとりした素直さ、ニリアスの迷わずマグナスと共に戦う強さは二人の支えだと思う。今回ニリアスの仕草と表情付けがとても凝っていて、言葉がなくともマグナスとの意思疎通ができているのを感じた。CG班の仕事がさらに好きになるなあ。絵コンテのお陰もあるかも、と思って見たらベテランの辻初樹さん。素晴らしい。
マグナスは本心では正々堂々バトルしたいのかもしれないけど、デバイス有りで公式試合などに出られるのか?バトルしか自分には無いと思っているマグナスのジレンマ。アジットもまたストームとの生活が全てと思い怪盗を生きる術としているけれど、ダンとの出会いによってバトルのワクワクに惹かれ始めてもいる。
ファロルのゴールド爆丸としての能力の高さと、マグナスとニリアスの連携がバランス良く描かれ、どちらの株も下げない描き方ができてる。パワーや頑強さで不利な状況で、マグナスは手持ちの2体を順次投入することでダメージを分散させ、ダメージを受ければ爆コアが出ることも計算に入れ、次の一手を常に残していた。ニリアスは大技を放つ前に格闘などで相手の体勢を崩していたり(マグナスの指示かニリアスの意志か)、バトルが見ごたえがあってとても良かった。
爆丸バトルはブローラーと爆丸の絆。それが感じられる回だった。
{/netabare}
(2020.6.14)

第12話{netabare}
爆ゲームのために合宿に向かうオーサム・ワン。勝ちたい、優勝したいという気持ちは良いものだし、チーム内の仲間もライバルなのは確かだけど、チームであるメリットは常に切磋琢磨できること。神経衰弱はチームワークで勝つものではないけど、励まし合うことはできる。(一説には人間は笑う方が記憶が残りやすいとかなんとか。)爆丸たちが兄や姉のように子供たちを説得するのも含め、前回との差が上手く効いている。
前回と今回をテーマ的に繋げる役割も担ったアジット。アジットの子供らしさがきちんと描かれていて、酸っぱいリンゴを我慢して食べて、ダンを引っ掛けたシーンが良かった。
シュンが聡い子でアジットの情報を共有する。食事シーンでウィントンがエプロンしてるの、下の兄弟が多いのを感じられて良い。ファロルは「もっと遊びたい」って、前回も「バトルが嬉しい」と言ってたのもアジットの心の底を言い表してるようで良いと思う。
オーサム・ワンは練習でアジット一人に勝てず、改めてゴールド爆丸のポテンシャルの高さがわかる。「俺が強いのはこの子たちのおかげ」と言うのも、前回マグナスの戦術に苦しめられたからというのはありそう。
今回ちょっと勿体なかったのがアクシラタウラーの性格がわからなかったことかな。バトルのパワーで目覚めたのは楽しんでるアジットの気持ちにも反応したからなのかな?だったら良いなあ。{/netabare}
(2020.6.20)

【第13話~第15話の感想・メモ】
{netabare}
第13話
爆ゲーム開始、予選・本選第一回戦まで。
前半は次回予告で予想できたとおり、アイスの食べ過ぎでお腹を壊して苦戦するダン。頭脳派のトレイの戦い方も、見守る兄のエーイも良かった。ゲストキャラクターの再登場の仕方好き。爆丸ブローの時にドラゴの玩具形態出たね。エーイ、弟の憎まれ口をさらっと流せる所偉いなあ。
リベンジャーは誰だろう?
後半、この負け方はさすがにリオットが可哀そうではあるけどまあ酷い目に遭ってもリオットは折れないし…みたいな変な印象を受けてる…「情け無用のリトルレディ」って本当だよ(笑)バーべトラ達の独特の連携がなかなか面白かった。ゴールド爆丸の強さは普通のバトルに持ち込むのは酷いレベル。大会編というお約束の展開で楽しいだけでなく色々仕込んでるなあと。リオットの執念とアジットの内面、ストームの思惑。やっぱりアジットは怪盗としての仕事だったかあ…。
日本の玩具販促アニメだと軍事や経済の話は後半に出てくることが多い気がするので、爆丸BPでそこらへん終わらせて2年目で子供達にスポット当ててるのが毛色が違う所かも。
(2020.06.28)

第14話
チームメイトと同時進行するトーナメント。上手く楽しいネタに使うなあ。
前半・後半で共通するのがバトルが一番大切だということ。その上でおふざけやイタズラも否定しないで楽しく描くのが良い。
前回・今回とダンの調子に乗る所変わってなくて安心する。間違いなく人間性は大きくなってきたと思うんだけど、子供らしさも失ってない。対戦相手へのリスペクトはバトルへの向き合い方そのものと描かれたのも良かった。
ゲストキャラもなかなか強烈で…ウィントンの対戦相手は野菜を食べようというやつか…?(笑)アクロバティックなトゥロックスたちも良いし、爆丸たち皆異様なノリの良さを発揮してる。公式のキャラ設定無視で良いのかなあ(笑)。シュンの声優さん(内山さん)が良い。どんな役もこなせる上手な人だよね。
バトルの法則の解明の一翼を担ったオーサム・ワンに対して「爆丸バトルの品位を落とす」とか言ってる子が冷静だなあと(笑)
(2020.7.5)

第15話
フィールドの特徴を利用して戦術を組み立てるバトル、どの対戦も特徴的で面白かった。
ダンVSリベンジャーは割とギャグで、外野のズルとダンのマイペースで肩の力を抜いて見れる。空を飛べるドラゴだったらどうなってたかな?
アジットVSペペが短いけど緊迫感のある内容でいい意味で緩急がついている。ファロルは飛べるから砂漠のフィールドでも不利になりにくかったのかも。アジットが優勝すれば盗まなくてもトロフィーが手に入るけど、盗賊としての美学があるならストームかアジットは怪盗として名乗らないといけないのでは。
後半のリアVSウィントンは戦略をしっかり見せてくれて良かった。悪戯っ子のウィントンと頭の良いリアはいい勝負だった。シュンとライトニングの対戦見たかった。準々決勝をギャグで落として良いのか?(笑)
(2020.7.11){/netabare}

【第16話~第18話感想・メモ】
{netabare}第16話
準決勝・ダンVSウィントン、シュンVSアジット。今回も対比がきちんとしていて、純粋に楽しい内容と少し重い展開を並行するのが良い。
今作は1年目よりも日本人好みの作風になってる気がする。
フィールドを利用しての戦術がどちらも面白かった。ダンにとって有利な火山でダンが勝利、カザミが有利な水辺でアジットの勝利。腹の底までわかっている幼馴染の対戦と、口にできない秘密を抱えるアジットと察しの良いシュンの対戦。どちらも思い切りの良さが勝敗を分けたけど、生来の爆発力を見せたダン、アジットのやり方は強い決意という印象だった。
アジットの戦法にはリオットの戦術の影響を感じる。バトルの経験が無かったアジットがマグナスとの対戦以降、リオット戦ペペ戦を経て戦術の重要性を感じてきたのかなと思う。シュンもまた防御力の高いランパリアンでダメージコントロールしファロルに競り勝ち、2体目は手堅く最も身近なハイドロスを選ぶ。シュンは1年目ではやさしさを感じることが多かったけど、家族と上手く行くようになってからは頼もしい。優しい性格だけど目端が利き、常に冷静で頭も良い。父親の合理性を良い形で受け継いでるのかもしれない。父親も引退後は植樹に参加していたし、1年目の時には爆丸ビジネスで得た利益を社会に還元したいという考えもあったんだろうか?アジットとシュンは父親との関係に問題がある(あった)点で近いかも知れない。マサト兄さんは今どうしてるかなあ。
ファロルはアジットにバトルは楽しいと言い、アクシラタウラーは勝ちたいと言う。それぞれのパートナーとしてのアジットとの繋がりも端的に描かれていて良い。
目論見が外れたストームはどうするだろう。早めに怪盗問題にはケリが付きそうかな?
(2020.7.23)

第17話
爆ゲーム決勝とストームの本心。
前半楽しい内容だった。ダンの戦い方は戦術というには少し荒いけど爆発力が一番の強みだなと思う。キャラごとに戦い方に性格が出てるのが良いなあ。フィールドに翻弄されたダンがその後フィールドに恩恵を受けるあたり、バランスの取り方が上手い。格闘も多くて良かった。
アジット大変だなこれ…。前半でファロルとアクシラタウラーと同じ気持ちであることを描いて、後半で怪盗の問題に踏み込むあたり作劇が良く出来てる。
アジットは怪盗として遺跡に立ち入ってメイズに踏み込み、そこでファロルとアクシラを手に入れた。ファロルはコアセルが浄化された前作最終回で目覚めた。ゴールド爆丸となぜパートナーになれたかは不明。
ファロルのブローの時に玩具のファロルが出てた。可愛い。
ううん…ストームさん人育てるの上手そうだけどそれが怪盗なのが問題だな…。弟子として期待して可愛がってるのはともかく。
優勝トロフィー授与式でストームの策略によりアジットが怪盗であることがバレて、アジットは姿を消す。先は気になるけど若干後味が悪いラスト。次回は新展開なんだよね…次いつどんな形で再登場するんだろう。

大会編を総括するととても良く出来ていた。各話2~3戦コンパクトに描いてテンポが良かったし、コミカルとシリアスをバランスよく描いて飽きなかった。ゲストキャラの再登場も楽しい。アジットの内面を段階的に描いて育ての親との別離を一つの区切りにしてるのがとても良い。本筋の区切りとしても良かったと思う。
(2020.7.26)

第18話
宇宙一のお尋ね者・ハーヴィックが隕石の姿で地球に降りる。自己紹介のワンマンショー。観客は誰だろう?
追ってきたメカノイドが街で暴れたり、ダンたちのバトルに乱入したり。メカノイドのデータから地球とヴェストロイヤの融合を知るハーヴィック。最近見始めた人や小さい子のためのおさらいっぽくて良い。
ファンゴルとマントノイドのクロス爆丸ファンゴル×アクオス登場。性格はファンゴルで両者の属性を持つ。ギアコア無しでバクギアを出せる。ドラゴ、ジレーター、シンディウス3体がかりでやっと倒す。アリソンとトレイはハーヴィックやクロス爆丸のことを覚えていない。
今年は17話までで既存キャラクターの掘り下げや成長や新キャラを描いて、今後は本筋に移行する感じかな?宇宙規模の物語になりそうだけど、爆丸を使わないハーヴィックはラスボスではないかも?{/netabare}
(2020.8.2)

【夏休みぶっちぎり一挙無料配信!】
…ということでYOUTUBEで7話ずつ期間限定配信開始です。
金曜日17:00更新。
・第2話~第7話 7月31日~8月14日
・第8話~第14話 8月7日~8月21日
・第15話~第20話 8月14日~8月28日
興味がある方は是非。
(2020.8.2)

第19話
{netabare}エベレット・レイに勧誘され映画を撮ることになるリア。映画の撮影中に脚本を変えられ、爆丸を悪者にする筋になってしまう。反発したリアは撮影を偽って爆丸バトルでセットを壊し、映画を台無しにする。エベレット・レイはハーヴィックに洗脳され姿を消す。
せっかくのリア回だったので、ペガトリクス以外の爆丸を出してほしかったかも。
後半はライトニングのお話。爆丸ライラーズを手に入れたエボニーという猫が、自分を虐げていた犬の群れを支配する。ライトニングは旧友だった元ボス犬を訪ね、エボニーに勝負を挑む。力は弱い者を虐げるものか、誰かを守るためにあるのか?クイーン・エボニーは敗北して街を去るが、何匹もの犬がそれについていく。「本当でも嘘でも良い。私は自由になったんだ!」というのが悲しい。猫が主役の回とか嬉しすぎる。再登場してほしい。
最強の野良犬「地獄のライトニング」がどうしてダン達と仲良くなったのか、いつか語られると良いなあ。
前半後半に共通するのは権力や暴力を笠に着ることの問題?レイは自分のためだけに動く。エボニーは虐げられた側だからこその意地と強かさで憎めないなと。リアとライトニングの新たな一面を見れたのも良かった。 {/netabare}
(2020.8.9)

第20話
{netabare}バクガニスト・ソフィーに絡まれるオーサム・ワン。爆丸をバトルで傷付けるのは間違っていると言いながら爆丸センチポッドでバトルを仕掛けてくる。
この作品は良い大人も悪い大人もいるし、子供も大人も正しいことをしたり間違ったことをしたりで、ダン達が自分で考えて判断することを積極的に描いてくれるのが良い所。爆丸にとってバトルは必要なものだとエミリーのウェバムで既に描かれてるし、子供達にとっても必要なものだとずっとやってきているので、ソフィーはとても滑稽に見える。ウィントンとトロックスにとっては「こんなに楽しいことを取り上げられたらかなわない!」というのが本音で、怒ってるけど呆れてもいるというのを素直に態度と言葉で示してくれる。
後半はマグナスサイド。大量の違法デバイスを乗せた列車に潜り込み、トリップと再会する。西部劇かな?ワイルドアームズっぽくて個人的には結構燃える(笑)。最後ニリアスがボロボロの状況でトリップを追撃するとやられてしまうから、証拠品の一つで良しとするの脚本が良く出来てる。
デバイスの違法な売買を大元から叩く気でいるのなら、売り手を追った方が良い気がするけど、今後どうなるか?
大人の身勝手さと子供の自由さが気持ちの良い回だった。ソフィーの一理あるかもしれない主張とトリップの生きて行くための手段。バトルそのものが楽しいウィントンと違法デバイスを使いバトルしながらも結果的には爆丸のためでもあるマグナス。
最近は一話に同じテーマが通底しているような印象でとても楽しい。{/netabare}
(2020.8.16)

【第21話~第24話】
{netabare}
第21話
カザミに恨みを持つマキュー登場。前回トリップに違法デバイス売ってたのもマキューだったね…。大人に頼ると時間が経って事態が悪化すると判断したシュンの意志の強さと決断力が光る。道理で言ってしまえば大人を頼るべきだけど、悪い大人を子供だけで倒すのは良い子供向け作品だなと。マグナスも闇の世界に居る人間だけど、ダンの素直さにやり込められるの良い奴だなって感じて好き。
マサト兄さんや今回のマグナスの描写で最も大切なのは爆丸自身の気持ちやパートナーとの良好な関係だと明示されている。爆丸が規制されたことで身を持ち崩す大人達が少なからずいるのが対比的で良い。それにしてもランパリアンが可愛い。ハーヴィックはマキューも引き入れたけど今後どうするかな?
後半はライトニングとエボニーの再会。洗濯する爆丸可愛い。エボニー、にくたらかわいい。
デバイスのデザインや爆丸達のモデリングがシンプルになってるの、作画負担も軽くなるし爆ギアのアーマーが鎧的・武装的に見えるので意図的にそうしているんだろうなあ。(2020.8.24)

第22話
アジットを探し怪盗ストームのアジトを訪れるダン。アジットを追い地下へ進むが、ストームの盗品を盗み出そうとするアジットと言い争いになるダン。アジットは罠でダンを一人だけ脱出させ、ストームの盗品を盗み出す。
アジットに裏切られたと思ったダンだが、ニュースで盗品が元の持ち主に返却されていることを知る。一方のアジットは、最後の品を返却に行った時ハーヴィックに洗脳された怪盗ストームと爆丸バトルをすることになってしまう。ダン達の助けもあり、どうにか爆丸バトルで退けるが「お前の未来を奪う」と言って去るストーム。アジットはクラビッツと治安部隊に身柄を確保される。ドラゴに乗って再会を約束し見送るオーサム・ワン。
ストームさん本気で怒ってますな…。教え込んだことが良い事でなくとも、子離れできないのも、なんだかんだ言って親だなあって。アジットにとっても怪盗の技術は時に自分を助けてくれるもので、罠を脱出したりストームをやり込めたりするのが良い。ストームにアジットの自立ややりたいことを認めさせるにはまだ色々大変そう。
今後ベントンやフィオナがアジットの後見人になってくれたりすると心配が少なくて良さそうなんだけど、どうなるだろうね。このアニメは大人キャラ好きだけど子供の活躍を奪うようなことが無いのが大好きで、フィオナやマサト兄さんの再登場が結構楽しみだったりする。(2020.8.30)

第23話
ハーヴィックに絡まれるオーサム・ワン。クイズチャレンジで仲間の命を盾に追い詰められるダン。最後のルールを爆丸バトルにして逆転を狙うが、ファンゴル×アクオスに苦戦する。別行動していたライトニングと共に戦うが苦戦、ドラゴとトレトロスがクロス爆丸ドラゴノイド×ダーカスとなりハーヴィックを退ける。
ハーヴィックはデバイス無しで行けるんだ…。宇宙人だから?1対3の格闘戦が良かった。ファンゴル×アクオス、爆ギアを切って装着してたの格好いい。
ライトニング、ごはんだー!ごめんウソだ…の流れが可愛い。ライトニングが来る前にダンはもう一回指笛鳴らそうとしてて、実はかなり焦ったんだろうなあ。(2020.9.6)

第24話
クロス爆丸を出す条件が不明で悩むダン達。ハーヴィックやクロス爆丸のことを伝えるためにベントンの元を訪れるオーサム・ワン。次の爆ゲームはカザミの協力の上で東京で行う予定ということで盛り上がるうちに、全員ハーヴィックの術にかかりメイズの中で暴れてしまう。リアの危険にダンは自力で術を解くが、高みの見物を決め込んでいたハーヴィックには逃げられる。ハーヴィックは爆ゲームに興味を持った様子。
暴れ方が皆ちょっとアホっぽい(笑)。ヒドラノイドやバトリクスが可愛い。多頭爆丸は皆それぞれ脳があるってこと?ハーヴィックの術で全員操れて記憶も残ってないとか相当危険だよね。
後半ではソフィー再登場。カザミのロス支社を陥れるためにソフィーはエベレット・レイが作った動画をアップする。動画の解析を普通にしても不正動画に見えない。ベントンに解析してもらったところ、爆ゲームで使われた映像最先端の技術をハッキングで使用し加工されたもの。レイが動画を作り、おそらくストームが証拠品を支社長のデスクへ。
ソフィーはロス支社を破壊しようとし、シュンとの爆丸バトルに。ソフィーの新しいデバイスは爆ギアの力を引き出して長く使える。シュンのハイドロスとウィントンのバトリクスでクロス、ハイドロス×ベンタス。飛べて格闘戦出来そうなデザインで格好いい。
ソフィーが自滅するのを眺めるハーヴィック達。
キャラを均等に活躍させる工夫にいつも感心する。オーサム・ワンVSハーヴィック一味という形で上手く作っているなと思う。
(2020.9.13){/netabare}

【第25話~第28話】 {netabare}
第25話
前後編共にリアメイン回。見ていて気持ちの良い回だった(いつもそうなんだけど)。
ウィントンに面白動画のネタにされて怒るリア。リアと言い合いになったウィントンは不貞腐れて自宅へ戻ると、母親から家族全員異星人だと告げられる。実はエベレット・レイのビックリ企画でウィントンは酷い目に。スタイルズ家を訪ねてきたリアにネタ明かしをされたエベレット・レイは爆丸バトルでウィントンとリアに敗北する。トゥロックスとセーラスでクロス爆丸・トゥロックス×ハオス登場。
怒ってたリアがやっぱりウィントンの動画面白いわってなるのも和むし、ウィントンが面白動画でネタにしてリアに悪かったかもってなるのも和む。気の置けない仲間だからこそそういうこともあるよねって思う。お互いの気持ちがわかっているから無理に謝らせない脚本、アメリカドラマみたいで独特だけどさっぱりしてて気持ちの良い回。
後半はサッカーに憧れるペガトリクスが、リアの提案でサッカーをすることに。試合を動画配信しようとしたところ、ペペ達を連れて変装したエベレット・レイが試合を申し込んでくる。ペガトリクスはサッカーの上手いジレーターに残念がりつつも出番を譲るが、ジレーターは相手の力任せの攻撃にケガしてしまいペガトリクスを後任に指名する。善戦するオーサム・ワンに不利になったレイは試合放棄し、爆丸バトルに。ペガトリクスとジレーターでクロス爆丸・ペガトリクス×パイラス登場。レイは敗北し、それに呆れたペペは仲間と共に帰っていく。
ペガトリクスとジレーターが仲良くて可愛い話だった。遠慮するペガトリクスをリアとジレーターが気遣うの、誰も悪く描かないから見ていて気持ち良いし楽しい。

第26話
本筋の前後編。
爆ゲーム東京大会にはオーサム・ワンは招待枠で出場することになっている。カザミに注文された不正な取引が一か所の施設に集まっていることを、シュンはトシから伝えられる。ポーちゃんの限定キーホルダーを買うためにシュンはライトニングと共に出かける。珍しく折れるライトニング。レンタル犬を連れたマキューを見かけたシュンは尾行するが、シュンをおびき出すための罠だった。ライトニングはシュンを追いかけてピンチを救うが、レイがマキューに加勢し、シュンとライトニングは敗北する。
ハウルカーとランパリアンでクロス爆丸・ハウルカー×アクオス。ランパリアンの防御力とハウルカーの攻撃力という高い能力持ち。
ポーちゃんのことになるとシュンはシュンではなくなってしまうんだ、というハイドロスが可愛い(笑)。シュンがポーちゃん大好きでアガってるの珍しく年相応で良いよね。普段が落ち着いていてしっかり者だから。
後半ではシュンを探すダン達。トシから得た情報から爆丸バトルの跡とポーちゃんグッズを発見する。捕らわれたシュン、マキューにカマをかけて情報を引き出す。小さい状態のドラゴとバトリクスがシュンとライトニングを救い出し、工場の外でダン達と合流する。マキューとレイは追い込まれるが、ストーム、ソフィー、ハーヴィックが増援に。本格的にバトルにはならずに撤退していくが、工場は爆破されて情報も商品も残らなかった。
シュンを必死で探すダン達がなんだか良いなって。爆クロスで全種類が出るわ、ハーヴィック一味の爆丸も並び立つわで何とも壮観。ハーヴィックの言うエンターテインメントに対して「全然面白くないんだよ!」が良い台詞だ。シリアスを変に引きずらないで次回東京へ。15分構成が見足りないと思う時もあるけど、テンポが良くて小気味良い作品でもある。
(2020.9.27)

第27話
オーサム・ワンは早めに日本入りして観光しようとするが、ダンはカザミのマネージメントでプロモーションに連れまわされる。バラエティに出たり爆丸と一緒にアジリティに挑戦したり。ご飯も食べられずに疲れて爆睡するダン。「日本では押すなよ!は押してという前振りなんです」に笑った。
後半はシュン達。渋谷のハチ公像にライトニングが登ってキャーキャー言われたり(笑)。アキハバラでフィギュア見たり、浅草の雷門行ってリアがカメラ回したり屋台回ったり。東京江戸ビレッジでコスプレして遊ぶ3人。凄く似合ってる。3人が楽しんでると爆丸が暴れ出す。相手ブローラーもいない。
マキューがハーヴィックの企みのためにデータを取っていた様子。眠るデュランが映る。ノベリウスがいたからあれ?と思ったけどやっぱりデュランの爆丸だよね…?
嵐の前の静けさって感じの回だった。
(2020.10.4)

第28話
東京での爆ゲームが始まる。試合形式はバトルロイヤル。アジットも参加している。アジットはボランティアしたり学校に通ったり、ベントンがフォローしてくれていて、爆ゲームへの参加も勧めてくれた。ベントンは子供が動きやすいようにしてくれる大人で良いポジションだなと思う。マサト兄さんが声援に照れるの良いなあ。マサトとシュンの話もぜひやってほしい。
使える爆丸は二体、一度に出せるのは1体だけ。積極的にバトルするダン、戦況を鑑みて行動するウィントン、ペペと再戦するシュン、洞窟で皇帝に様子を伺われているリア、気ままなライトニング。ダンは複数の相手に狙われたが、アジットが横槍を入れる。自分は最強だから一人で戦うと言い張るダンはリアの共闘の誘いを断る。リオットと に襲われるリア、苦戦した所をダンがフォローに入りクロス爆丸で迎撃する。ルール上、クロス爆丸はメインの爆丸のパートナー(リア)が扱う。提供したダンは爆丸を一体失う。ダンは疲弊したドラゴをブロッケン帝の横槍で倒され、脱落してしまう。
最後のダンのやっぱり悔しい!!がらしくて好き。アジットが「万全のダンと戦いたい」というのは前回大会で得たものが生きているから。
新ED明るい良い曲だけどアニメーションは前の方が好きだったかも。
(2020.10.10) {/netabare}

【第29話~第32話】
{netabare}
第29話
ダンが脱落したことでオーサム・ワンは気落ちしているが、アジットが励ます。2回戦は手持ち1体で迷路のような森の中をバトロワで進む。1時間以内にゴールへたどり着かなければならない。
ダンのことで責任を感じて焦るリア可愛い。アジットがリアをフォローしたり怪盗としての能力を生かしてるのが良いなあ。ルカ久々の登場。ペペもアジットと雪辱戦。ゲストキャラの再登場良いなあ。にしてもマサト兄さんの悪い顔。ファロルは強いけど作戦によっては翻弄できるっていうのが良い。
ハーヴィックがマサトの振りしていて、メガノイドを出す。混乱する爆ゲームの参加者。ベントンは止めようとするが子供たちが人質に取られたも同然の状況に。ベントンは爆ゲームをやり遂げて欲しいと参加者に伝える。負けた子供たちはどうなっているのか?とシュンが気にする。メガノイド3体に苦戦するがアジットはそれを相打ちにしてダンがいるであろう敗者の待機所を目指す。
リアはダンならどうする?と考えるがアジットは僕ならどうする?と考えるのが独特だなあ。ウィントンがとっさの反応でクリスタルで盾作るのGJ。ファロルとメガノイドのバトルすごく良い絵コンテだった。辻初樹さんだった。爆ゲームよりもハーヴィックのことを解決する方を選ぶアジットクレバーだなあ。やっぱり爆丸バトルへのスタンスが他の子達とは少し違うんだろうか?この作品いつも子供達の個性が光るのが良い。
(2020.10.18)

第30話
ダンとコンタクトを取るためにわざと捕まるアジット。客船には降りずに貨物船みたいな方に降りたけど、本来リタイア選手は客船で待機する予定だったんだろうか?アジットはリタイア選手を眠らせた部屋を発見し、ダンを救出したが爆丸は一緒ではなかった。二人はリタイア選手が出るのを待ち爆丸の保管場所を発見するがそこにドラゴだけいない。ストームとクロス爆丸ヒドラノイド・アクオスに襲われ、アジットが足止めしているうちにダンはドラゴを探す。ダンは船内でマグナスと会って、協力しあってハーヴィックの計画をつぶすことに。ハーヴィックはメカノイドを量産し、人工的にクロス爆丸を作っていてドラゴを試すつもりだった。爆ゲームを乗っ取り首都東京を破壊するつもりらしい。アジットとマグナスの再会。ダンとアジットをブローラーと爆丸の救出に向かわせ、ストームの相手を引き受けるマグナスだが手こずりそう。ダンとアジットは爆丸を保管した部屋に戻るが全て無くなっている。
本筋とドラマを並行して描くのが上手くて、わかりやすくコンパクトに纏まってる。今回のコンテ・演出も凄く良かった。
オーサム・ワンの誰かがきっとわざと負けてダンと連絡とろうとしただろうってくだり、凄く良いなと思う。アジットの行動は爆ゲームより問題解決の方が大事なんじゃなくて、問題を解決しないと自分達の望む未来に辿り着けないと判断したってことだと思う。ストームに自分の歩む道を邪魔させないと言えるのはそういう意志が固まったからだろうな。「ストームのために」→「ストームと一緒には行けない」→「オーサムワンと歩むことを選んだ。俺の未来は俺のものだ」って流れがちゃんとしてる。
今を明るく楽しく歩むダンと、自分の道を切り開こうと奮闘するマグナス、父親との関係に悩んだ経験を持ちおそらくは会社を継ぐであろうシュンがそれぞれ対比的な立場からアジットに関わっていくのが上手いなあと感心する。
ストームがアジットに夢(ロマン)を抱いたのは事実で、でもアジットが自分の元を離れたことで色んな葛藤を抱えたんじゃないかな…。ストームはちゃんとアジットを我が子として可愛がっていたと信じたい。その心の隙にハーヴィックの洗脳が入り込んだからこんな言動をしてるのかなって感じる。悪意を増幅するのがハーヴィックの洗脳だと見ていて感じるけど、どうなのかな?
クロス爆丸ってゴールド爆丸よりも強いのか…人工的に作ったものでさえ2体を押せるの凄いなあ。マグナスも攻防が上手いブローラーなんだけど、単純な力で勝るクロス爆丸と頭脳派であるストーム相手では一筋縄では行かないかも。
マグナスが啖呵切ってダンとアジットが一歩引くシーン何だかとても好き。長期アニメとしては平均的な作画だけど、キャラクターの仕草にニコニコして毎回楽しく見てる。
(2020.10.25)

第31話
ダンのことをアジットに託したウィントン達は爆ゲームを勝ち抜くことを誓う。勝つために努力してきたラウディーレッツと戦い勝利、セカンドステージを突破するとマルコとアリソン、ローレンも既に待機していた。ハーヴィックは地下の施設に何かエネルギーを貯めてるみたい?ファイナルステージではバトルロイヤル形式で、そこに忍者の服装のマキュー、ソフィー、レイが。ガガノイド×ダーカス、カオスシンディウス×パイラス、クロプト×ダーカス。オーサム・ワンもまたクロス爆丸で対戦する。ハーヴィックはベントンを脅しながら何か企んでいる。3体を退けるオーサム・ワンだが、ハーヴィックはベントンを行動不能にし、爆丸達によって東京を破壊すると宣言する。
ラウディーレッツ可愛かった。マルコ達は活躍無かったなあ…残念。ウィントン達4人はここから何が出来るか?捕まった選手たちはどうなっているのか。
(2020.10.31)

第32話
ダンとアジットは捕らわれたブローラーを救出に向かう。ブローラーの脳波をコントロールして爆丸を操っているから。マグナス、リア、シュンが東京へ向かう爆丸の群れを止めに出る。ベントンとウィントンとライトニングがコンデンサを止めに行く。ウィントンが船のブローラーを救出し、爆丸達は止まる。ストームとハーヴィックのクロス爆丸に負けそうになった時、ベントンはコンデンサのエネルギーをダン達へ送り、ストームとハーヴィックと巨大メカノイドを退ける。ストームは気落ちし、ハーヴィックは怒る。
ベントンと救出されたマサトは、爆ゲームの授賞式を執り行い、リア、ウィントン、シュン、ライトニングが優勝となった。
マグナス、多数の爆丸を倒して海へ落ちてダンとドラゴを岸へ上げて、そのまま爆丸回収して運営に渡して姿を消す。めっちゃ便利なキャラクターになってないかな(笑)?ダークヒーローとしてはなかなか心憎い活躍ですな。アジットとストームはまだもう少し和解できなさそう。何だか気落ちしていたストーム、今後どうするだろう。ウィントンがメカに強いのをこういう所で活かしてくれるのが好き。ベントンが授賞式をしたのが、心の面でハーヴィックに負けないという意思表示なのがとてもよかったと思う。(2020.11.8)
{/netabare}

【YOUTUBEにて一挙配信中】
switchで爆丸のゲームが発売された記念に一挙配信中です。
11月13日まで。32話全部見るには短いけど、見返したい回や見忘れた回を見るには良いかも!

【第33話~第36話】
{netabare}第33話
アジットがダンの家にホームステイ。友達が遊びに来るのに理由なんかいらないと言えるのダンらしい。ダンの両親出てくるのは初めてだっけ?お母さんは一度出たっけ?ダンのいびき大きい、よくお母さんたち眠ってられるなあ…(笑)アジットがずっと自分の事は自分でやってきたんだなと思う。アジットの振り回されっぷりとか夢の中のドラゴとか爆丸達の表情の変化とかライトニングのボケツッコミとか色々楽しい。
後半はベビーシッターのボランティアでウィントンに助っ人を頼むアジット。アジットとウィントンの身長差になんとなく和む。ウィントンは根っからお兄ちゃん気質。三輪車改造して盛り上がってる間に赤ちゃんを見失うの、二人とも子供らしくてニコニコしてしまった。そして生粋のブローラー・エイデンの誕生…何なの今回(笑)クラケリオスも個性的で可愛いなあ。「パートナーだから!絆ってやつだよ!」っていうウィントンの台詞良い。大きくなったファロルも表情豊か。バトルが楽しいという気持ちをみんなで共有する。エミリーのウェバムの回にも繋がる内容で、この作品はそういう所は必ず一貫してるのが良いなって思う。
今回はアジットとファロルの表情の豊かさが良い。日常回って楽しい。アジットとオーサムワンの各メンバーとの関係、特に日常の様子を描く回だったと思う。リアとの回も見たいなあ。わいわいしてるの好きなので楽しい。アジットの明るい未来を願ってやまない。
(2020.11.15)

第34話
リオットとエミリーが出会い、タッグを組む。負けることを悔しいと言わないエミリーを一度はつっぱねるリオットだったが、一緒に居ることが楽しくて笑顔になると言うエミリーと組むことに。大会では決勝で双子タッグと対戦。二人の友情が薄っぺらいと言われて激怒したエミリーが、双子を吹っ飛ばして勝利する。リオットは一緒に居るだけで楽しいと言える友達は初めてなのかも。
リアはアジットを新しい動画のターゲットに選ぶ。美術館の警備の仕事をしているアジットに強引にインタビューしていると、夜の警備中に少年が盗みに入る。パーカーという少年がストームやアジットに憧れて怪盗になろうとしていると聞いて懐かしそうに怪盗時代を思い出すアジット。それでも怪盗のスリルより爆丸バトルのドキドキの方が好きになったと。
怪盗であったことを罪として行動で償いながらも自分自身の過去を前向きに受け止めている部分もあるアジット、パーカーが怪盗に憧れたことも否定せずに、誰かを傷付けかねない怪盗業をやんわりと止めながらもっと楽しいことがあるんだよ、と諭しているようでとても良かったと思う。ストームとの関係や教えられたことそのものを大事に思っているのも良い。リアの目線で客観的に視聴者に伝える手法、ゴールド爆丸の謎は解けずに次回へ繋がるのも上手い(2020.11.25)

第35話
リアはアジットがゴールド爆丸とパートナーになった理由が知りたい。そこにベントンからグレートコアセルへつながるメイズの入り口ユカタン半島にハーヴィック一味が現れたと連絡される。ストーム達4人はメイズに入るがアクシデント続き。ダン達はモバイルゲートを使いストーム達の所へ。バトルになるがメイズの異変により水入りに。
ウィントンとライトニングはメイズの効果で老人になってしまう。 そのまま進んだ先にはゴールド爆丸・ゼラスが。同じく老化したソフィーに狙われるもゼラスとトロックスのクロス爆丸・トロックス×オーレラス。
ゼラスに出口まで案内してもらいゴールド爆丸エトリスを託されるウィントン。ゼラスさん性格が可愛い。老人化というのがお約束なんだけどワンコもとか捻りが効いてて流石(笑)。
次回はリアとアジットのコンビが見れそうで楽しみ。(2020.11.29)

第36話
アジットとリアはメイズの中でグレートコアセルの神殿を見る。メイズから脱出した際に失われた記憶を思い出しファロル達との出会いを話すアジット。ファロルとアクシラはチコからアジットを守ったが力を失い、チコが倒された時に力を取り戻し目覚めた。ストームはその絆を破壊することを決める。
ストームに追われた二人はかつて来た入り口と出口が空間がゆがんだ所に。アジットは爆丸を持つことをストームに許された時の事を思い出す。歪んだ空間に逃げ込んだ二人はストームに閉じ込められかけるが、ゴールド爆丸ゴーレーンに助けられる。空間の中で見たゴールド爆丸の爆コアをゴーレーンに使うが倒せず、クロス爆丸・ペガトリクス×オーリアスに。ストームを退ける。ゴーレーンにダン達の所へ案内してもらうことに。
次回タリノ出てくるんだ…!1年目で気の毒な最期だったから嬉しいな。
やっぱり以前のストームはアジットに愛情持って接していた。ハーヴィックの能力は、人のマイナス感情を増幅したりプラスの感情を歪めるものなんだと思う。ストームとアジットが親子の絆を取り戻せたら良いなあ。(2020.12.6){/netabare}

【第37話~第39話】{netabare}
第37話
ダンとシュンは重力が不安定なエリアで、マキューに追われるタリノと再会する。チコを倒した際にタリノは蘇っていた。タリノとハイドロスがクロスしてハイドロス×オーリアスに。ライトニングがエトリスとのクロス爆丸を連れて参戦し、マキューとレイは退却していく。そこにゴーレーンに連れられたリアとアジットも合流。合流したときのライトニング可愛い。
ゴールド爆丸達は人の手の届かないエリアへ移動しようとするが、シュンに取り付けられた発信機でストーム達に追われる。力が回復しきらないゴールド爆丸はストームに囚われ、地球へ戻ってしまう。ダンとアジットがそれを追いかけ、ファロルとジレーターがクロスしファロル×パイラスになり、辛うじて勝利。ゴールド爆丸達を取り戻し、彼らがメイズへ戻るのを見送る。
この4体のゴールド爆丸、皆性格が違っててバランス良いなあ。
タリノ「ファロルとアクシラが力強く目覚めることができたのはアジットのおかげ。感謝する」。アジット「俺は一人じゃ何もできない、ファロルとアクシラタウラーが俺を変えたんだ」。ブローラーと爆丸の絆や信頼が人生を変えるという点をしっかりやってるの好きだなあ。ファロル×パイラスの相手のエネルギーを盗む技は、アジットがストームとの生活をある意味肯定しているということでもあるし皮肉でもあるし。ゴールド爆丸を奪うのに怪盗の技術を用いたストームに、盗みの技でやり返すのが良い。
次回予告でもファロルがダンと出会ってからアジットに笑顔が増えたと言ってて良いなあ。ゴールド爆丸とアジットが中心に物語が回っているけど、オーサム・ワン全員がそれぞれに関わっていくのが楽しい。(2020.12.13)

第38話
爆丸を使い暴れる夢を見るダン。夢の中にハーヴィックが現れ、爆丸バトルを仕掛けてくる。最初は善戦するダンだが、ハーヴィックが宇宙でこれまでに行ってきたことを知ったダンは心が折れてしまう。戦争や災害で星を滅ぼす映像…無限の大宇宙は全て俺のショーの舞台、最高の破壊と混乱を満喫したいと豪語する。バトルに負けて眠りから覚めた時、ダンの人格が変わっている。
爆丸を出して街を壊そうとするダンを、オーサム・ワンは止めに入る。何度倒されて爆丸がボロボロになっても戦おうとするダン。ハーヴィックに洗脳されたことがわかったものの、ドラゴ達が苦しむのを見たオーサム・ワンはダンを取り逃がしてしまう。
新展開への序章といった内容だった。ベントンもいたから爆ゲームも絡んでくるのかな?(2020.12.20)

第39話
洗脳されたダンはハーヴィック一味と一緒にダスクインダストリーを襲撃する。クラビッツ率いる治安部隊との戦闘となり、一般人の配信からそれを知ったオーサム・ワンは現場へ赴くがハーヴィック達に足止めされダンの所へは駆け付けられない。マグナスがダンと一対一で戦うことになる。ニリアスとイーノックのクロス・ニリアス×ダブルダーカス。マグナスの強さに苛立つダン。マグナスは勝利しダンは元に戻りかけるが、ハーヴィックが横槍を入れ、目覚めたドラゴの言葉によってやっと戻ってくる。
ドラゴの目覚めもダンとドラゴの会話も、ヴェストロイアの影響で成立していそうな気がするなあ。ヴェストロイアが謎の精神世界みたいになってきたぞ(笑)
ゴールド爆丸とのクロス、同じ属性でのクロス、バリエーションが増えてきて楽しい。
洗脳ダンの「ファンゴル×アクオス、働け!」っていうセリフが端的に爆丸へのスタンスを表していて、直前のマグナスの言葉を全て証明するものになっているのが上手だと思った。
これまでのポジティブな言動が恐怖で弱ったダンに良い形で帰ってくるの、ベタだけど好き。
1年目から一貫してきたブローラーとパートナーとの関わりから思うにドラゴとダンの「最強」という言葉の意味は深い。バトルが絆であることが明言されている以上、力で相手を圧倒するのみではダメだし、かといって負けても良いと思っているわけでもない。二人の「最強」がそうである限り、ハーヴィックの力を怖がる必要ってないのかも。
ライバルであるマグナスのバトルへの強いこだわりも、必ずしも勝敗では語られない点は共通。以前言っていた「バトルが全て」というのはマグナスにとって生きる術であると同時に、周囲の人や環境との関わりそのものなのかも。これまで絆を結んだ爆丸同士がクロスしているところを見ると、ニリアスとイーノックにも何かしら切っ掛けがあったのかな?それともパートナーが孤高の道を歩むマグナスだから?どちらも凶暴な性格だと設定されているけどずっと一緒に居るし、マグナスに何かしら信頼を置いてはいそう。
ダンとマグナスは正反対だけどブローラーとしての理想は近い所にあるのでは、と思わされた。
「地球を救ったヒーローを汚されるわけにはいかない」というクラビッツの言葉も、この作品の大人の役割が見えて好き。一貫して子供が子供らしくあるためのフォロー役、敵役、壁役、子供が知らなくて良い所を視聴者に見せる役割を担う。
シリアスな回なのにニリアスの次回予告が…(笑)(2020.12.27) {/netabare}


【1月8日までYOUTUBEにて一挙配信中!】
冬休み一挙配信ということで、2週間第1話~第40話まで見られますよ~。
気になる方は是非♪

【第40話~第45話】
{netabare}
第40話、第41話
40話の前半はオーサム・ワンの子供っぽい面が出てる。幼馴染3人の小さい頃のエピソードが可愛い。シュンとアジットが割と呆れ気味なのが微笑ましい。ラストのオチも良かった。
後半は純粋に良いお話で、別の意味で微笑ましい。オリバーがもう少し勇気を持てたら…という内容だけど穏やかな性格だけど逃げる選択が出来るブランカがパートナーなら今後オリバーも変わっていけるかも。ダン達がその背中を押すのが良いよね。
41話前半のサーカス回、爆丸の活躍の場が思うより広いのがわかるなあ。結構無茶してるけど(笑)。団長がいきなり始めたバトルに、ドラゴとダンが応えて勝つ。相手の土俵で勝つのがお話としては格好良いし、ラストで団長が初心に帰るのも良い。
後半はエボニーがハーヴィックにスカウトされてしまう。仔猫にお魚あげちゃうの可愛い。エボニーは登場するごとに器が大きくなってるので再登場が楽しいんだけど、ハーヴィックの一味の中でライトニングのライバル役としてエボニーが来るのは妥当かも。ライトニング達が脱出すると、エボニーの館はエボニーごと忽然と消えてしまう。ライトニングの奔放さもついていくフィダラスも可愛い。(20201.1.11)

第42話
マサトとシュンはエベレット・レイの策略でバトルアイランドに誘い込まれ、バトルを挑まれる。そのバトルを闇サイトで配信するのが目的のレイ。マサトとシュンは通信手段のある管制塔へ向かうが、トリップやストラタも現れて苦戦する。マサトは敵のデバイスを使いシュンに加勢。勝利して管制塔に辿り着いた時にはレイは姿を消しており、カザミの研究所が襲われていると連絡が。飛行機を使うよりも早いメイズを通って二人は戻ることにする。
マキューはレイの計画に乗じてカザミの新型デバイスを手に入れようと画策。社長室や倉庫などを荒らし、倉庫の隠し部屋を発見してデバイスを盗み出す。メカノイドに足止めされた警備に代わり、シュンとマサトは倉庫へ。マキューのクロス爆丸に苦戦するが、メイズを通った際に協力を取り付けたタリノに力を借りて窮地を脱する。ハイドロスとタリノのクロス爆丸・ハイドロス×オーレラス。駆け付けた父親に褒められるマサトとシュン。シュンが子供らしい所を沢山見せてくれてとても良い回だったと思う。
マサトやベントンに顕著だけどこの作品の大人は仕事や立場をきちんと描いて、そのうえで子供を立ててくれるの好き。お金のために職探ししてるトリップやストラタが対比的だなあ。マサト兄さんがシュンのフォローとバックアップに徹しているのが最高に格好良い。
マキューが日本限定ポーちゃんをこっそり盗んで、最後に落っことしていくのが面白かった。ハイドロスとタリノはどっちも柔和な顔立ちなのにクロスすると隈取みたいな怖い顔になるの良いなあ。(2020.1.17)

第43話
行きつけのバーガー屋さん主催の大食い大会に出場するダンとウィントン。そこにソフィーが難癖をつけて爆丸バトルを挑んでくる。
ソフィーの行動が完全に道化になってるけど、今回はダンとウィントンの話だからこうなるよね。助けてもらったから優勝は二人のものっていうのがお約束だけど良かった。
アジットとストームは、ストームのコレクションを欲しがる成金・ゴールドに騙されて監禁される。反目し合いながらも二人は息の合った連携で脱出。ゴールドは治安部隊に拘束される。ストーム「お前は怪盗を否定した。私が怪盗であるためにはお前が居てはならない」。ストームはすでにアジットの道を認めている?回想で、ストームは親としては厳しく優しい人であり怪盗としてはロマンを求めたのだなと。ストームの感情の変化を段階的に描いてきている。最初はアジットに裏切られたことへの怒りだったけど、次第にアジットの成長(人として、ブローラーとして)を認めて行ったように感じる。人として対等と認めたからこそ自分の道を否定したアジットに敵対することになったのかな?
前半では滑稽で相手を認めない大人のソフィー、後半は子供を対等に見て自分のアイデンティティをぶつけるストーム。何とも対比的で面白かった。(2021,1,24)

第44話
ダン達がランチに出かけている間に爆丸達がチャンネルの奪い合いでケンカしている。普段の小さな爆丸達の様子がわかる。皆でわいわいしてるの可愛い。そのうちTVが映らなくなり、破壊されたテレビ塔の様子を見に行くと、5属性爆丸セーブラを従えたハーヴィックが。ハーヴィックはロス・ヴォルモスの5か所の観光名所を破壊しハーヴィックの紋章を残していく。5か所目の爆丸コロシアムでオーサム・ワンはセーブラに挑むが敗北。そこにメイズが開き、見たことのないゴールド爆丸が現れてセーブラを退ける。
もう44話だから、もしかして最終戦への布石を打つ段階に入っているんだろうか。次回ゴールド爆丸との対決や新フォームのお披露目かな?(2021.1.31)

第45話
8話で登場した古代爆丸の謎がここにきて判明。大昔に爆丸が新天地を求めて宇宙へ散らばり、地球へ辿り着いていた。爆丸が破壊した巨大隕石の成分によって地球で眠りについていた。ベントンとフィオナの爆丸もそう。チコが倒されヴェストロイアが元に戻ってガリリオンは目覚めた。ハーヴィックお倒すためにガリリオンが現れた。ガリリオンは爆丸のみでハーヴィックを倒そうとする。
戦士の鎧インフィニティはガリリオンよりも後に目覚めた。ガリリオンはパートナーがいないため、莫大なエネルギーを消費するインフィニティで長くは戦えない。ドラゴノイドとアクシラタウラーのクロス状態でインフィニティへ。ドラゴノイドインフィニティはハーヴィックとセーブラを退けるが、ハーヴィックの紋章は残されてしまう。ガリリオンからインフィニティを託されるダンとドラゴ。
ドラゴノイドインフィニティの顔立ちがアクシラタウラーみたいなフォルムで格好良いなあ。あと、ウィントンが話を聞くならベントンも呼んだほうがいいっていうのが、信頼してる大人の力を借りるのにためらわないのが好き。(2021.2.7)
{/netabare}

【第46話~第50話】{netabare}
第46話
バトルが自由にならないのを克服してパートナーと絆を強める兄妹の回。
マグナスがストームに視力を奪われて思うようにバトルが出来ない。爆丸との会話ができないためライトニングに出会っても助力ができない。ダンを助けた時のお礼にライトニングは助力する。爆丸と会話できない、絆を育めないから自分とニリアス達はパートナーではないと自嘲するマグナス。ストームと対決し、ニリアスに場所を知らされた爆コアを使って勝利し視力を取り戻す。
ストームの意識は今回はマグナスに向くことになるんだけど、アジットと同じでマグナスも爆丸バトルにすごくウェイトを置いている。マグナスから爆丸バトルを奪うことでアジットとの対立に何か掴みたかったのかもしれない。そして、マグナスの何が良いって、会話できずとも他のブローラーと遜色無いコミュニケーションが取れてること。爆丸達がマグナスを信頼してるのは仕草を見ていればわかる。とても素敵な回だった。
エミリーは優柔不断な性格が災いして、新しい爆丸・クリッシーとウェバムの仲の悪さを取り持てないでいる。協力してバトルができるようダンに助言を求めるエミリー。ウェバムにしてもクリッシーにしてもバトルに積極的な爆丸で少し我儘。ドラゴとジレーターがケンカするふりをしてウェバムとクリッシーを諭す作戦に出る。エミリーは思い切って命令して勝利。自信を付ける。ドラゴとジレーターが本当に喧嘩始めちゃうのが可愛い。楽しくて良い回だった。
ライトニングに会えたわけだし今は近い場所にいるのかな?マグナス、たまにはエミリーに連絡してるんだろうか。(2021.2.14)

第47話
偽オーサム・ワンと思っていた彼らは別世界のオーサム・ワンなのかあ…。日食が異世界とダン達の世界を繋げるお話。パートナー爆丸の属性も違う。
全員の性格の違いが凄いんだけど、別世界のダンも応援するウィントン達が好き。爆ギア久々に出たなあ。どっちのオーサム・ワンも良かった。
後半はアジットへのサプライズバースデーと、ハーヴィックの奇行に振り回されるマグナスとアジット。セーブラの爆ギアを出すために利用される。バトルシーンが格好いい回だ。アジットがオーサム・ワンに支えられている、皆が支え合っている。ピンチで終わるんじゃなく明るい空気を作って終わるのが好き。(2020.2.23)

第48話
爆丸バトルを楽しいと思い始めたハーヴィックはセーブラにゴールド爆丸の力を得るためにチコを得ようとする。チコはまだ力を回復できずに眠っていたが、ハーヴィックに起こされる。チコはブローラーと爆丸のバトルの絆を見届けたいと思うようになっていた。チコは守ることが出来たが、消耗したピラビオンを連れ去られてしまう。ハーヴィックの本拠地でピラビオンを吸収したセーブラに敗れかけるが、ドラゴノイドも仲間の全属性の力を得て勝利する。ハーヴィックは爆丸バトルの熱さを理解し、新たな決着のステージを用意すると宣言して消える。

第49話
爆丸バトルの楽しさを再確認する内容。
オーサム・ワンはハーヴィックのことを気に病むよりも爆丸バトルしよう!ということになり、沢山のブローラーに声をかける。思った以上に人数が集まり、「オーサム・ワン爆ゲーム」を急遽開催することに。しばらく会わないうちに皆強くなっていて、ダンも苦戦したりと楽しくトーナメントが進んでいく。
子供らしい可愛いやり取りとか良いなあ。(2021.3.7)

第50話
オーサム・ワンの爆ゲームにハーヴィックが乱入し自分の「ハーヴィック爆ゲーム」へと招待する。自分を倒せなかったら地球もヴェストロイアも破壊すると宣言。ダンはドラゴを攫われてしまう。星を守りドラゴを助けるためにハーヴィックタワーへ突入するオーサム・ワン。治安部隊やリオット達やゴールド爆丸が協力してくれる。ダンをハーヴィックの元に行かせるためにメンバーやマグナスが敵を足止めしてくれる。
エボニーを慕う犬猫がライトニングに気持ちを託すのが良い。マグナスとダンがお互いに勝てよって言い合うのが良かった。お互いの強さと人間性を信じていると感じる。
子供と大人が協力しているのが好き。ベントンはやっぱり頼りになる。シュンの決断の速さとか見てると1期は親子関係で悩んで委縮していたんだなあと改めて。ジレーターがハウルカーの背中にライトニングを乗せるの可愛い。キャラクターの視線とか仕草とかちゃんと細かい。今回の作画とても好き。ハーヴィックが世界に強制的に映像を流すのは押し付けだなと。オーサム・ワンとは真逆。(2021.3.14) {/netabare}

第51、52話
{netabare}それぞれの因縁に決着がつく。レイがリアに執着するのが怖い。オーサム・ワンがお互いを心配してジレーターをアジットの元に行かせたり、アクシラをダンの元に行かせたり。エボニーとライトニングの勝負が好き。チコは、ガリリオンがグレートコアセルによって地球とヴェストロイアを分離しようとするのを阻止する。ダンが大会を盛り上げなくて良いのか?みたいなこと言ってハーヴィックを煽るのが好き。アジットがストームから悪意を盗み出すと言ったのも良かった。マグナスはハーヴィック戦には参加しなかったけど、他のブローラーをサポートする。
それぞれの考えや誇りがあって交わらない人もいるけど、協力できる人もいる。それをこの作品は貫いてきたと思う。
戦士の鎧インフィニティが登場したのも皆が力を合わせてっていう展開のためなんだろうけど、それが地球とヴェストロイアとの繋がりをしっかりやってて好きだった。ハーヴィックは自分が楽しかったんだろうからここにいるのは不愉快と言いながらある意味独り勝ちなんじゃないかとも思うけど。オーサム・ワンと爆丸達の別れまでの流れがとても良かった。最後爆丸バトルで終わるのも良い。
勿体ないのは沢山爆丸がいるけど全部を活躍させきれないって所かなあ。主人公たちの手持ちになる数がBPよりは減ったので大分緩和されてはいるかな。マグナスに関してははっきり答えを出してないけど、過程としては結構丁寧に描かれたので嫌いじゃない。ストームがこれでクランクアップだと後味が悪いとは思うけど、こちらも親離れ子離れの物語としてはきちんとやっていたので結構評価している。
AAはオーサム・ワン以外のブローラーがたくさん登場したのが好きだった。日常の楽しさとかもたくさん見れて、爆丸が友達とか仲間として強く感じられるところが多かった。(2021.3){/netabare}

投稿 : 2022/04/24
閲覧 : 356
サンキュー:

9

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

今観てる

2話までの感想{netabare}
前作“爆丸バトルプラネット”の続編。
まずはそちらの感想を読んでいただきたいのだけど…そしてまた“牙 -KIBA-”の話で恐縮だけど、牙のアニメはそこそこ成功だったらしく続編の打診もあったがスタッフは「もう完全に完結した」として断ったんだそうで。
ということで、なんか牙っぽい雰囲気を感じる爆丸が続編をやることで「牙が続編作ってたらこんな内容になってたのかな?」というのを見れるかも?と結構期待してたり。

で、1話見てみたら…あ、これ牙ってよりも…タイトルにア-マードって付いてた段階で予感はしてたけど…デジモンアドベンチャー02だ。
内容ってよりもパワーアップ方式になるかな。
進化して強くなるってヤツだけど、前作で可能となった進化をそのまま継続だとパワーインフレが激しくなってしまう。
なので前作のパワーアップルートは一旦封印して別ルートの進化系統をまた最初からやり直すことにして、デジモン02ではそれを「アーマー進化」と呼んでました。
そしてこっちの爆丸も…アーマー装着でパワーアップw
おいおい、そのうちジョグレスするんじゃないだろうなぁ?

まぁ唐突って訳ではない、前作のマキシマスは鎧って扱いだったし、既存の進化が封印されてマキシマスの断片を装着してるって展開かも知れない。
それなら前作の感想でも触れたけど、アーマーの所有権を巡る話とかやってくれると面白そうなのだが…そっち方向行くかな?

で改めて内容というかストーリーについて。
世界の危機を救ってオーサムワンが有名人に~はいいとして、デバイス全面禁止だと?
どうも考えが極端よね。
デバイス禁止だとニリアスどうなる?アポリオンとヒドラノイドも、あと軍に没収されたと思われるパンドクスは開放されたのだろうか。
一方、前作で「大して強くないじゃん」と思われないように気を使ってたゴールド爆丸はやっぱり強かった。
ファロルは生まれて間もないような素振りで、まさかタリノの生まれ変わりだったりして?
世界のバランス保つためにキースピリットもといゴールド爆丸は4体存在してないといけないとかで…もしそうだったらチコの転生体が「悪者」として登場したりして。
暫くは「ファロルって一体何者なんだろう」で話を引っ張ると思うのだけど、掴みはそこそこ悪くないんじゃないかな。{/netabare}

投稿 : 2020/04/13
閲覧 : 257
サンキュー:

2

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2020/04/06
閲覧 : 75

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爆丸アーマードアライアンスのストーリー・あらすじ

ダンたちオーサム・ワンとゴールド爆丸のチコとの激闘からしばらくの時がたち、世界は平和を取り戻していた。そんな中、世界的企業のダスク・インダストリーの社長であり、ダンたちの良き理解者でもあるベントン・ダスクが「爆ゲーム」と呼ばれる、爆丸バトルの世界大会を開催する。爆ゲームには世界中から猛者たちが集い、頂点を目指して激しいバトルを繰り広げる。ダンもパートナーの爆丸であるドラゴと共に、得意のバトルで負ける訳には行かないと大勢のライバルたちと競い合う。ただ世界中がそうやって爆ゲームで盛り上がる中、地球には新たなる危機が迫りつつあった。宇宙規模で悪名高いおたずね者である「ハーヴィック」という異星人が地球へとやってきて、爆丸と人間を思うがままに操り、地球に混乱と破壊をもたらそうとする。立ちはだかる新たなる強大な敵をダンとドラゴは倒すことが出来るのか!?(Webアニメ『爆丸アーマードアライアンス』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
Webアニメ
放送時期
2020年4月3日
制作会社
トムス・エンタテインメント
公式サイト
www.bakugan.jp/armoredalliance.html
主題歌
《OP》ダン・クーソー(CV.高橋李依)ドラゴノイド(CV.武内駿輔)『PLANET HERO』《ED》ドラゴノイド(CV.武内駿輔)ダン・クーソー(CV.高橋李依)『ゴー!爆丸ブロー!』

声優・キャラクター

高橋李依、福島潤、内山夕実、金田アキ、村田太志、武内駿輔、堀江瞬、名塚佳織、市川蒼、神原大地、木間萌、梶川翔平

スタッフ

原作:SPIN MASTER、原案:杉本道俊
監督:市川量也、シリーズ構成:犬飼和彦、キャラクターデザイン:高田真理、爆丸デザイン:大西佑希、音響監督:はたしょう二、音楽:高梨康治、アニメーション制作協力:スタジオ雲雀

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