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「不滅のあなたへ(TVアニメ動画)」

総合得点
77.3
感想・評価
440
棚に入れた
1648
ランキング
632
★★★★☆ 3.7 (440)
物語
3.8
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.7

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不滅のあなたへの感想・評価はどうでしたか?

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

悠久の物語となってほしい

<2021/4/17 初投稿>
見始めなので評価はデフォルトの3.0です
原作はあの「聲の形」の大今良時作の漫画。
未読なんですがNHKの放送前特番を見て期待してました。 

実際に1話視てみると・・・
その期待をさらに上回るほどの良さ。

神様の視点から始まり
石、苔、そして狼
虚を突かれました。

やはり大今良時さんは素晴らしい。
あらすじや背景の説明はネタバレなしでは難しいので今回は割愛しますが。

1話は視てみること、おすすめします。
この作品を気が付かないで見逃すのは勿体なさすぎる。

それにしても今期は他にも「ましろのおと」「スーパーカブ」「ゴジラ S.P」「擾乱」「Mars RED」「86」など面白そうなの多すぎませんか。
嬉しい悲鳴です。

<2021/12/12 追記>
完走してたのですが、レビュー更新するの忘れてました。

素晴らしい作品でした。

ハヤセの動機がそんなところにあったとはびっくり。
ピオランは清々しかったですね。
グーグーは・・・哀しかった

「不老の主人公がさまざまな時に渡って生きる」
というプロットは昔のSF小説でたまにありましたが、アニメではあんまり見かけない。
この後、どこまで続いていくのかわかりませんが、雄大で悠久な物語になってほしいです。

投稿 : 2021/12/12
閲覧 : 417
サンキュー:

41

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

【追記あり】Lycoris albiflora

☆【追記あります:最終話視聴後】

ずっと漫画で気になってはいたのですが、
如何せん漫画を読むのが苦手なので、アニメ化した今回
期待して見始めました。

この作品は、とても哲学的だと思います
考えれば考えるほど、頭がぼーっとしてしまいます笑

まず、オープニング映像、こちらは宇多田ヒカルさんの
楽曲でドラマチックに始まるのがとても良いです。
合ってると思います。

映像を考察してみると、最初に一話に登場した少年は笑っているのに、フシになると真剣な顔になり・・・・

それでも映像のラストには笑顔を見せて前を向いてフシは歩いていきます

フシは、今まで出会ってきた人たちから「人間」を教わり、
どんどん「人」らしくなっていきます

ですが、人らしくなっていくにつれて、あまり笑わなくなります
(グーグーと一緒に居るときは、心底楽しそうでしたが笑)

辛いことが沢山あるから。もしかしたら、
まだ球として彷徨っていた時の方がいいのかもしれません

それでもフシは過去の人たちの事を力に変えて生きていきます。

つらいけど、沢山の温かさをもらったから。

最初の少年が夢を見た、「悪いこともあるかもしれないけど、沢山のものを見てみたい」というのを叶えていくように。

フシという人格を形成していくように。

真っ白な球だったものが、いろんな色を吸い取って
綺麗な色だけじゃなくてもそれが味になっていくんだと思います

なんというか上手い事言えませんが、きっとこの言葉にできない
感覚というのが不滅のあなたへの魅力の一つなんだと思います



それと....フシがとてつもなく可愛い!
こんなに夢中になったキャラは久しぶりです....!
どうしてあんなに可愛いのか!わからない!!!

たどたどしい言葉も良かったですが、ところどころでうまく喋れない描写が良すぎた....スラスラ喋らないところが・・・

「俺のせいだ、ごめんなさい・・・」とフシが言った時には
抱きしめてあげたくなりました・・・なんて良い子なんだ・・・・!


2022年の秋に第2シーズンが決まっているのが嬉しすぎます。
待ち遠しすぎる・・・。



最後になりましたが、レビューのタイトルは白彼岸花の学名です

花言葉がフシすぎる(???)

もっと文才があれば、この深すぎる物語の考察を深められたのにな...


☆追記☆


最終話まで見た。
フシにとって初めての、人間の必然たる経過による死だった。
一番古くから一緒に居てくれた人。
不完全なフシを受け入れてくれていた人。

フシが出会ったどの人たちの死も決して無駄ではないですが、
ピオランとの別れは、今まで失ったものとは格段に違う気がします。
視聴者である私がこんなに喪失感あるんですから、フシはもっとだと思う・・・・(?)

だけど、ピオランは自分の人生に満足していた。
フシの「ありがとう」は、今までの人たちへ向けた感謝と懺悔が混じった言葉ではなくて、純粋な、真っ白な、感謝だったのでは。

そして自分がピオランと出会ったこと、ここまでいろいろな感情を知ることが出来たこと、自分が居て、良かったと思える人が居た事、それらすべてを含めた「幸せだったよ」だと思いました。

最終話に現実的な死を盛り込んできた。

この作品は終始現実的で、疑問に思うことを考えて、
作中の描写から伏線を見つけ繋げることが出来る。
矛盾を作者が一番考えているんだなと感じました

フシはあのあと、誰とも接しないで時が進んでしまったのでしょうか・・・・
ピオランを失い、自分がノッカーを引き寄せてしまう体質と知っていれば、他者との繋がりを絶つのは不自然ではないですし・・・
どこかで力を蓄えてる???

おじさんフシ・・・・おじさん・・・・・(頭を抱える)

ピオランが観察者の出した球に触れ、生まれ変わるとしたらフシも何者かの生まれ変わりなの?でも観察者が言うには、フシは地球?の世界を記録する存在なので、死者の生まれ変わりとフシは違うような・・・?刺激を受けたものに変化する時点で若干生まれ変わりっぽいですが()



めちゃくちゃ続きが気になりますがこれ一年後の2シーズンまで正気でいられるかな?笑
原作買ってしまいそうですがどうせならアニメで見たいなぁ
でも一年は長いなぁ・・・笑


2シーズン目もオープニングは宇多田さんが良いですがどうでしょう
突然フシが歌いだしたらどうしよう笑笑キャラソン的な笑
それもそれでおもろいですが笑


長々と追記してしまいましたが、ここまで読んで下さった方、ありがとうございました(*_ _)

来年秋、この物語の続きが見られることを、心から楽しみにしています。

また会おうね、フシ!


2021 9/20

投稿 : 2021/11/26
閲覧 : 264
サンキュー:

11

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

先が気になる。。人ならざる者の成長奇譚 

 
好意的レビュータイトルを目にし興味。
吸血鬼系かと思いきやさにあらず。
予想と相違も20話を一気完走。

 原作:少年マガジンの漫画
  (2016年連載開始)
  (講談社漫画賞受賞)
 制作:ブレインズ・ベース
  (最近だと俺ガイル、虚構推理が好きかな)
 放送:2021年4-8月(NHK Eテレ・全20話)
 視聴:1st 2021年11月(dアニメ)
    2nd 2022年秋予定

NHKらしい絵柄や雰囲気、含みのある物語は、ジャンルは違うけど「獣の奏者エリン」を思い出しました。
流浪しながら色んな経験をし人間や社会を理解してゆく主人公。
そんなところには「どろろ」や「寄生獣」を思い出しました。

■エピソード
序盤から楽しくつっこみ開始w
 ▼{netabare}
 ふつうさ、生贄になる子にその事言う?
 そんな物わかりの良い子いる?
 と思っていたら・・逃げたw
 てか、異世界の話なのか。
 「新世界より」みたいな展開なんだろか。。

 10話辺りからヒロインぽいリーン登場。
 胸に共鳴してくるこの声・・
 公式をチェック。
 やはり・・石見舞菜香さん。
 ようやく好みの展開?
 と思い観ていると・・
 目の前で立っている場所が崩れ落下・・
 デジャブ? いや・・
 フルバ(3期の第9話)・・
 今度は自分じゃなかったけれども。

 仮面被ってても服でわかるじゃん・・
 と思ってたら案の定バレてるしw

 公式見て知った、ウーパー役は小原好美さん。
 後半ようやく出てきたと思ったらセリフ少なw
 ただのサブなはずはないが・・
 って!!そうくるか。。

フシの異常さのワリに世間の驚き具合が薄くねw
まあ、そこは異世界ってことでスルー推奨。

情が湧いた頃にキャラが消えていくのはちょっとやるせないですが、後になってフシが変身(再生?)して活躍させてくれるところがちょっと新しくもあり、嬉しくもありました。

キレイに終わったように思えましたが2期決まってるんですね。
{/netabare}▲

観ている内にツッコむ事も忘れ、物語に集中するようになり、苦も無く完走してました。

ストーリー的にはグーグーやリンとのタクナハ編が好きでした。
(ちらっと見たWikipedia、ネタバレ感あるので要注意です)

全体的には楽しさより切なさ要素が強かったような気もしますが、主人公がこの後どうなっていくのか、1期のキャラがこの先どう物語に影響していくのか、そしてどんな新キャラが登場するのか・・今から2期が楽しみです。

■キャラ
キャラが個性的。
快活なマーチ、知的で活動的なパオラ、定番婆さんのピオラン、仮面のグーグー、おしゃまなお嬢様リーン、謎の酒爺、芯が強く可愛いトコもあるトナリ、お姉さん的なミァ、小柄な吹き矢少女ウーパー、そして軸となる人物ハヤセ・・ハマり役のcv陣、演技も良かったかと。

 しかし・・
 ~{netabare}
 ノッカーめぇ・・
 これで勝ったと思うなよ~(by.ウーパー小原)
 {/netabare}~
 

投稿 : 2021/11/22
閲覧 : 262
サンキュー:

24

ネタバレ

くらげkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

13話までは面白い

13話から登場するトナリの性格がうざ過ぎて観るのを辞めようかと思った

投稿 : 2021/11/20
閲覧 : 162
サンキュー:

3

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ツンドラの白夜の森から

イワ…ンじゃなかった石からでしたね
原作未読


アニメを観るようになって再評価したものの一つがNHK。
定評ある残酷描写が柔らかくなるかもと危惧してた『進撃の巨人』はごりごりだったし、進撃だけが聖域というわけでもなく『ヴィンランド・サガ』もごりんごりん。
『ツルネ』は京アニ大賞特別賞かなんかで鳴り物入り感があったし、大作『ピアノの森』ではガチ世界的ピアニストからの音源でした。内容評価はともかく力の入れっぷりには信用を置いてます。

 不滅のあなたへ

ここでいう“あなた”は主人公。
ざっくり概要だと、死なない主人公が人間を見送っていく物語です。と同時に見送られる側は去り際に何かを残していくという意味でこのタイトルかもしれないたっぷり全20話。

NHKアニメ班にもガイドラインあると思うんですけど、生と死をわりかし真面目に扱ってる印象です。本作もその系統。
真面目に扱ってるが故か某民放を出汁にして感動ポルノ批判をしてたりもする最近のNHK。とある民放の24時間某番組で頑張る障碍者やってる裏番組で聾唖少女の厳しい現実を活写した『聾の形』ノーカット放送をぶつけたりするぐらい不真面目を許さない社風(適当)。
その『聾の形』作者大今良時氏の原作です。ナレーションにはこれまた朝ドラナレーション士の資格を持つ津田健次郎さんが担当します。ずぶずぶやんとツッコミがないのが不思議なくらいです。


そのNHKの次に関心をひいたのが宇多田ヒカルが唄う主題歌『PINK BLOOD』。ビッグネームなのはもちろんですが、作品と歩調を合わせた主題歌は好感度高しです。

 ♪ 自分の価値も解らないまま子供でいられない ♪

歌詞より一部抜粋しとります。そんなお話になってます。

主人公について
ツダケンさんが観測をすると決めて投げ入れた“球体”の特質“刺激を受けて変化する”が唯一のルールです。そう何もないところから。それが主人公だという冒頭。どう転ぶかわかりません。
球体はそのうち自我みたいなのが芽生えたり言葉を覚えたりとアップグレードしていきます。そこに適宜ツダケンさんが球体にアドバイスらしき助け舟を渡す描写が続くことから、なんとなく親子関係に近しい間柄を基軸にした成長物語に見えなくもないのですけどあくまで

 刺激を受けて変化する“それ”の観測

であります。刺激となりうるものは何か?とどのような変化がもたらされたか?との視点を外さなければ迷子にはならないでしょう。
どうも観念的な話ですみません。
一個人の成長物語としての見方を否定したいわけではなく、環境因子がもたらす進化の物語とやや壮大な仕掛けを堪能するがごとき全20話というのを言いたい私です。
人類の起源はアフリカとなってますがそれと対極にある酷寒の地からこれまた異なる進化の過程を追ってみるのも一興。

もちろん娯楽作品であるためドラマティックなエピソードもままありますよ。 



※ネタバレ所感

■フシとゆかいな仲間たち

フシ役の川島零士さんは初主演とのことですが好演されてましたね。どんどこアップデートされてく主人公に合わせて声優として成長してったというわけではなく第1話からして引き込まれる演技をされてたと思います。

この作品のユニークなところはフシが主人公ムーブ起こしまくらずむしろ控えめで周りを囲む人たちが話を進めているところでしょうか。フシは観察者(CV津田健次郎)の観察対象でありながら、我々視聴者にとってはゆかいな仲間たちに触れるための触媒役を担ってくれてました。
例えるならネイチャーサイエンス系番組で森の中に定点カメラ置いて場合によっては数か月単位で計測してレア動物の生態を探る的なアレです。

そこを通り過ぎる人たち↓
{netabare}・ニナンナとヤノメ
 マーチ:生贄にされそうだった幼女
 パロナ:マーチを気にかけてた戦闘力高めな少女
 ハヤセ:大国からの使者で後にフシをストーキング
 ビオラン:婆さん
・タクナハ
 グーグー:仮面被った不遇の少年
・ジャナンダ島
 トナリ:褐色の不遇の少女{/netabare}

{netabare}最終回まできて初めてフシが寿命による人間の死を知ることとなるのがなによりの驚き。殺されない=死なない…ってフシは思いこんでましたね。
フシに変化をもたらす“刺激”とやらがこれまで不幸一辺倒だっただけに

 「お前の夢は何だ?フシ。ワシみたいにやりたいことをやれ!」

未来を見据えたメッセージを最後にもってくるとこがよかったです。2期決定の報もあり新たな角度からフシの変化の旅に随伴できることが楽しみです。{/netabare}

今よりも自身を大切にできるのかどうなのか含みを持たせたヒッキーの歌詞も響きます。

{netabare}「私の価値がわからないような人に大事にされても無駄」
「自分のためにならないような努力はやめた方がいいわ」
「誰にも見せなくてもキレイなものはキレイ」{/netabare}


■不死を巡る思惑たち

不死身や不老不死に向き合うにあたってちょっと不思議に思ったことがありました。

{netabare}誰もこのチートスキルを自分のものとしようとしないのよね。ハヤセだって自らを不老不死にしようとしてなかったと思える。この後どうなるかはわからんけど今のところそうである。
不老不死を個性の一つくらいの感覚で受け入れてる世界観。これこそ真の多様性の受容かと思います。
始皇帝や徐福みたいにエターナルパワー獲得が目的じゃないところが極めて日本らしい。
島では「とりあえず不死身だからお前行っとけ」とならずに子供が身を挺す。
なんなら貨幣をささっと作り出すこともできるだろうにそれもしない。

ある意味それを突破しそうなのがハヤセだっただけに2期の注目点ですね。{netabare}※最終回にちらっとご存命カットあったような…{/netabare}
彼女もともと生贄制度も鼻で笑ってるなど信仰心に乏しく、それが尋常ならざるフシと出会ってしまってそこにある種の“神”を見出しちゃったんでしょうね。カルトにハマる過程と酷似してますがいかんせん教祖はいない。ピュアな信仰心で抱く“畏怖の念”と“帰依(執着)”の感情を自分なりに消化しようとしてこじれてあんな風になったのだと理解しております。

思いのほかハヤセへの言及が長くなりましたが、物言わぬノッカーの存在も示唆に富むと思いますよ。
不老不死/不死身なんてこの地球見回してもあまりにも異質。この星の白血球やキラーT細胞みたいな設定だったとしても驚きはしません。{/netabare}



視聴時期:2021年4月~8月 リアタイ視聴

-------


2021.09.05 初稿

投稿 : 2021/11/14
閲覧 : 669
サンキュー:

40

ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

NHKやるなぁ・・・(笑)

まず、主人公(?)が正体不明。
最後の最後まで何一つ説明が無い。
「そういうモノなんだ」と思うしかない。
笑うしかない。

{netabare}「死者の姿形を写し取る」{/netabare}という、フシの性質上、{netabare}主要登場人物の死が{/netabare}付きまとう。
何も救われない作品。

投稿 : 2021/11/10
閲覧 : 287
サンキュー:

26

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

物語がぶっ飛びすぎててなかなか評価が難しいですが、完走したので作品としてはいいのだと思います。
登場人物それぞれの考え方がわけわからないし、表現が気持ち悪い、いろいろ言いたいことはあるけれど生ということをきちんと描いているのかもしれません。
まだ続きがあるのではないかと思いますので、そのときはまた見てみようと思います。

投稿 : 2021/11/09
閲覧 : 179
サンキュー:

5

fluid さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

学習機能を備えた不思議な球体が獣や人間の姿をコピーして成長していく作品

■概要
学習機能を備えた不思議な球体が獣や人間の姿をコピーして成長していく作品。

■感想
非常に面白いのですが登場人物がほとんど死んでいくところがガッカリです。
見るたびにどんどん好きになっていく登場人物がどうせまた死ぬんでしょって思えてしかたない。なら最初から好きにならずにてきとうに見ておこうってなります。死んだ人しかコピーできないとかそんな安っぽい設定なんて無くても十分おもしろいのに。安っぽい設定のために作者によって殺されまくる人気キャラクター達。その設定さえなければ5.0点付けてたと思います。

投稿 : 2021/10/29
閲覧 : 184
サンキュー:

7

ネタバレ

にわか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ここまでで作品化しようとしたことが理解できない

不死がテーマのスケールの大きい作品です。
設定に魅了され、多忙でも暇をみつけて鑑賞し終わりました。

初回を見たときはなんて面白そうな作品なんだと興奮がおさまりませんでしたが回を経るごとに疑問符が。

悲惨な結末でみんな死んでいくだけで特に感動できるわけでもありません。
20話というほぼ2クールで様々で出来事がありました。
で?っていう…。

どういうことを伝えたいのか、その雰囲気すらも伝わらないまま終わってしまいました。正直現段階での評価はあてになりません。二期を楽しみにしていますのでストーリーが完結したらもう一度あらためて評価したいです。

投稿 : 2021/10/21
閲覧 : 327
サンキュー:

6

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

進化の旅へ

原作未読 全20話

観察者と呼ばれるものから一つの球体が放たれ石になり、やがてコケになり、その上に死んだオオカミに変化し、そして人間へと変化する。変化したものはフシと呼ばれ、様々人々と出会うことで人間として成長していくお話です。

1話観たとき心揺さぶれましたね。

お話は大きく4つ分かれています。(少年、マーチ、グーグー、トナリ)

最初は言葉もしゃべれなかったフシが色々な人々出会うことによって、話すこと出来るようになり感情が芽生えきて成長していく過程が良かったですね。

印象に残ったのはマーチとグーグーのお話です。

悲しい別れが多い作品ですが、少しでも光がありましたね。

お話はキリのいいところで終わっていますが、Cパートで続くようなシーンがありました。

そのあと、2期が2022年秋ということで、1年ほど先ですがこの物語がどういう結末を迎えるのか楽しみです。

OPは宇多田ヒカルさんが歌っています。

最後に、マーチが食べていた果物(洋梨?)美味しそうでしたw

投稿 : 2021/10/19
閲覧 : 358
サンキュー:

23

ネタバレ

kyani さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

見どころは、成長!

不死身のふしの成長と出会いの物語が見どころ。こういうジャンルのアニメは、あまり見ないのですが、自分が知ってるひとみんなすすめできてみました。自分も凄くお勧めします。いろいろな成長と亡くなったひとの先にまたすすめるふしにマジ感動。2期も出る予定でめっちゃ期待してます。

投稿 : 2021/10/18
閲覧 : 190
サンキュー:

6

ネタバレ

anonym さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

過去の名作と比べてしまいます

追っていた少女をみつけ、一緒にいた男にその場で触れない。不死身の化け物と恐れていたのに後で怖がる。お金は全部出してやる。

個人の感想ですが、物語のために人物が行動させられている感じがして、私には合いません。この人の性格だと、こういう言動だろう、この出来事があれば、こういう選択をするだろう、という納得感が得られず。

投稿 : 2021/10/14
閲覧 : 247
サンキュー:

4

もけもけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

いろいろ言われてるNHKさんですが

とても期待して見始めた作品です。
製作がNHKということで、受信料のこととかいろいろと言われてますけど、いい仕事してるじゃないですか!やはりなくてはならない組織だなと思ってます。
で、この作品ですが、1話が1番良かったかな。そこで期待が大きくなりすぎたのかもしれないけども、その後はとにかく簡単に人を死なせ過ぎ。
感情移入もなにも、物語に入り込むまでにキャラがいなくなり次の展開の繰り返し。島に渡った頃には惰性でなんとなく見てるだけでした。
まだやるんだ?くらいに長く感じていて、ワンクール12話くらいで終わってちょうど良かったかもしれない。
作画や構成も良かったし、ストーリーそのものも悪くなかったのに、なんだか退屈でした。
単に好みでなかったのだろうけど、それだけでもないような気もしてます。

投稿 : 2021/10/13
閲覧 : 241
サンキュー:

5

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

出会いと別れをくり返すおはなしみたい。。

公式情報 
{netabare}
INTRODUCTION
{netabare}
フシは最初、地上に投げ込まれた“球”だった。持っていたのは「刺激を受けた物の姿へ変化できる能力」と「死んでも再生できる能力」。球から小石、オオカミ、そして少年へと姿を変化させていくが、赤子のように何も知らぬままさまよう。やがて出会う人々に生きる術を教えられ温かい感情を知り、人間を模して成長していくフシ。宿命の敵・ノッカーとの壮絶な闘い、大切な人との別れ…痛みに耐えながら自分の生き方を選びとり、力強く生きるフシの永遠の旅を描く。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
監督:むらた雅彦
シリーズ構成:藤田伸三
キャラクターデザイン:薮野浩二
音楽:川﨑 龍
音響監督:高寺たけし
アニメーション制作:ブレインズ・ベース
制作:NHK エンタープライズ
制作・著作:NHK

主題歌
OP:「PINK BLOOD」宇多田ヒカル
ED:「Mediator」
{/netabare}
キャスト{netabare}
フシ:川島零士
マーチ:引坂理絵
パロナ:内田彩
ピオラン:愛河里花子
ハヤセ:斎賀みつき
観察者:津田健次郎
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


#1「最後のひとり」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
何者かが地上に投げ入れたひとつの球。“それ”は大地を転がり、石やコケ、けがを負い死んだ白いオオカミへと姿を変え、雪原をさまよっていた。やがて“それ”は、飼い主の少年が暮らす小さな家にたどりつく。集落でたったひとり、豊かな土地を求めて去った仲間を待ち続けていた少年は、オオカミとともに旅に出ることを決意する。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで
神様だか異世界人だか分からない観察者が落とした
写すものに変身できる“それ”が、白い狼になって飼い主の少年と暮らすの

少年はエスキモーの一族みたいな感じで、雪の中で暮らしてたけど
仲間の人たちは集落におばあさんたちと少年を残して
楽園をさがしに行ったっきり帰ってこない。。

そのうちおばあさんたちが死んで、ひとりだけになった少年は
“それ”が変身した狼といっしょに
楽園を目ざした仲間たちのあとを追うんだけど
仲間たちの墓場と、荷物の残骸を見つけて帰ることにした。。

自分の家に帰った少年は、とちゅうでケガした傷が原因で死んで
代わりに狼だった“それ”が、刺激を求めて旅に出た。。
ってゆうおはなしだったみたい。。



狼は少年を見てるだけで、主役は少年だった。。
少年が仲間のあとを追ったのは、刺激がほしかったから、だと思う。。
そして“それ”も刺激を求めてた。。

死ぬまで生きてるだけでよかったら、毎日おんなじ暮らしでもいいけど
退屈に生きてるより、死ぬほうがいいから
少年は、ちょっとあぶなくても、ひとりで(狼はいるけど)旅に出たのかも。。


ほとんどその少年が旅に出て
とちゅうで引き返して、死ぬまでのおはなしだったけど
なんだかジーンってなったのは、少年が死ぬまで前向きだったからかも。。
{/netabare}
{/netabare}
#2「おとなしくない少女」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
少年に姿を変えた“それ”は、死と再生を繰り返しながら歩き続けた。森の大地ニナンナに到着するが、突然何者かに襲われてしまう。ニナンナでは「大人になってママになること」を夢見る少女マーチが、家族や友人とともに穏やかな暮らしを送っていた。ところがある日、隣国ヤノメの役人ハヤセが祈祷師ピオランとともに村に現れて…。
{/netabare}
感想
{netabare}
生贄になることが決まった少女が、逃げて少年の姿の“それ”に出会って
世話を焼くことになるおはなし。。



前回と変わって、急にうるさくなったみたいw

でも、マーチが逃げるのが当たり前で
逃げたらほかの子が殺されるってゆうのは、マーチの責任じゃなくって
生贄にする人の責任だよね。。

あと、助けに来たお姉さんが、せっかく替え玉用の骨まで持ってきたのに
どうしてハヤセが帰る前に弓を撃ってきたんだろう?

眠らせるって言ってたのは、もしかして殺すってゆうことだったのかな?


それから“それ”が変身した少年だけど
コピーするんだったら、記憶もないとおかしいって思う

石から狼になったときだって、動けたんだから
息のしかたや目の使い方、足の動かし方も知ってたはずだし
少年のところにもどってきたんだから、記憶もあるはず。。

だったら少年になったんだから、少年の記憶を引き出して
少年の国の言葉で話すくらいはできるハズなのに
することが狼と変わらないって何だか変、ってゆうか雑だと思う。。
{/netabare}
{/netabare}
#3「小さな進化」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
少女マーチは森で出会った不死身の少年を“フシ”と名付けた。少年の姿をしているものの、人間らしい意識は持たず、食事や会話もままならないフシに対して、マーチはまるで母親のように優しく接した。彼女とのふれあいを経て、フシの心に変化が起こっていく。儀式から逃げたマーチをあきらめられないハヤセは、その後を必死に追う。
{/netabare}
感想
{netabare}
マーチはハヤセにもう1度つかまって、祭壇にそなえられたんだけど
そこに、前に少年(フシ)を食べたクマがおそってきた

フシはマーチを追いかけてきてて
クマにおそわれそうになったマーチを助けるために戦った。。
とちゅうで狼の姿になって戦って勝った。。

何度ケガをしてもすぐ再生するフシを見たハヤセは
マーチとパロナとフシをつれてヤノメに帰ることにした。。ってゆうおはなし



まだ3話目だからかな?
思ったより感動しないし、盛り上がるところもないみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
#4「大きな器」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
フシの不死身の能力に興味を持ったハヤセは、フシ、マーチ、パロナ、そして身分を明かしたピオランをヤノメ国へ連行する。華やかで活気にあふれたヤノメの街を楽しむフシたち。しかし、ハヤセが密かに進める恐ろしい企てにより、フシたちの自由が危うくなろうとしていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
とちゅうまで自由にさせてたけど
ハヤセは2人とフシに眠り薬を飲ませて牢屋に閉じこめた。。

フシは人体実験の道具みたいにされて
マーチはオニグマのお世話係にされたけど
ほとんど死ぬのを見守ってただけ。。

パロナはオニクマが死んだのを知って
死体の一部を村に持ち帰って、オニクマが死んだことを知らせて
自分たちがもう1度村で暮らせるようにしようって
牢から逃げだして、マーチをむかえに来たところでオシマイ。。



何となく「千と千尋の神隠し」に似てるかな。。って思ったけど
やっぱり感動シーンよりハヤセがマーチたちをダマしたり
フシを誰かにおそわせて、人体実験に使ったり
あんまり見てて気もちよくないシーンが多いみたい。。

マーチがオニクマを世話するところはよかったのかもだけど
オニクマはピクっともしないから、死んでるみたいにしか見えないし。。

それから、コメディシーンがあんまりなくって
つかまる前にマーチが手づかみで食べるシーンとかがそうなのかもだけど
何だか、文明がない、ってバカにしてるみたいだし。。

感動シーンはパロナが命がけでマーチを助けに行くところくらいだったけど
高いところから落ちたのに、すぐに動けて敵の監視役の人をやっつけるとか
この前もオニクマになぐられてふっ飛んでたのに平気みたいだったし
これだと“命がけ”って言っても、どっちが不死か分からないくらい^^;


フシも何考えてるかぜんぜん分からないし
まだ、はじめだからなのかな?
共感とか感動するより
あんまりスッキリしないシーンが続いてる気がする。。
{/netabare}
{/netabare}
#5「共にゆく人」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
夜の闇にまぎれて監獄を出たフシたちは、馬車でヤノメ国から脱出しようとする。ニナンナの両親のもとに帰れることが嬉しいマーチは、フシに「一緒に大人になろう」と笑いかける。しかし、ハヤセ率いるヤノメの一団がフシたちの逃亡を許すはずはなく…。
{/netabare}
感想
{netabare}
マーチは
逃げる前に死んだオニグマの体の一部を切り取ろうとしたパロナを止めたけど
かわいそうだから、って止めるのはちょっと考えちゃった。。

まだ子どもの魚を釣り上げた人が、かわいそうだからって逃がしたりするけど
そうすると、小さい魚ばっかり子孫を残すようになって
その魚の子孫の生きる力が弱くなったりするみたい。。

からすやハトがかわいそうとか言って
むやみにエサをあげたりするのもそうだけど

ノラ猫を去勢手術もしないでエサをあげたりすると
ノラ猫がふえて、けっきょく病気とか、ほかの動物におそわれたりして
かわいそうなネコがもっと増えるとか。。

そう言ってる動物保護団体の人たちは
つかまえたネコに去勢手術とかして地域に帰したり
子猫を保護したりして
無責任にノラ猫を飼ったりしてる人を批判してたり。。

でも、そうゆう団体が、妊娠してるネコをつかまえたら
生まれてもうまく育たなかったりすることが多いから、とか言って
生まれる前の赤ちゃんを手術して取り出して殺したり
ネコたちのエサに、ニワトリや魚たちの命をあたえてたり。。

「かわいそう」って思う対象とか、基準がみんな違ってるから
それで争ったりしてることも多いみたい。。

にゃんは、かわいそう、って思う人どうしが争ったりしないで
みんなが思ったとおりのことをしたらいいのに、って思う。。

自分は正しいって信じてる人が
自分のやり方に合わない人をムリに自分の思うとおりにさせるのって
すごく間違ってる気がするから。。

だからマーチと言い争ったりしないで
マーチの「かわいそう」に合わせたパロナはステキだった。。


それから、マーチがパロナをかばって矢を受けたところからさいごまで
なみだが止まらなくって、鼻がぐじゅぐじゅになっちゃった^^;

マーチには大きくなって、いいお母さんになってもらいたかった☆彡
{/netabare}
{/netabare}
#6「私たちの目的」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
わずかな“人間らしさ”を獲得したフシは、ひとり旅立った。フシは森で老婆ピオランと再会し、少しずつ言葉や文字、人間としての生き方を教わっていく。ある夜、フシは森の中から現れた奇妙な触手に襲われる。そして、とうとう、“観察者”がその姿を現す…。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、フシがピオランと再会して
言葉とか字とかを教えてもらいながら
ピオランの恋人、ってゆうおじいさんのところに向かって
いっしょに旅をつづけたんだけど、ある晩、“敵”におそわれた。。

敵は狼タイプ以外の記憶をうばって
フシがそれらに変身できないようになったところに“観察者”があらわれて
敵の弱点を教えてくれた。。

“観察者”は勝ったフシに
自分たちの目的がこの世界を保存することで
“敵”はその目的をジャマするものが放り込んだモノだ
って教えたの。。


そのあと2人が
ピオランの恋人のおじいさんのところについたところで終わり。。



今回はふつうかな。。
バトルはあんまり好きじゃないんだけど。。

もっとフシの正体とかのおはなしを引っぱるのかな?って思ってたけど
これくらいが、ちょうどいいのかも。。
{/netabare}
{/netabare}
#7「変わりたい少年」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
フシとピオランは、タクナハに到着。酒爺の店で仮面の少年グーグーに出会う。3か月前のある出来事のために素顔を隠し、酒爺のもとで使用人として働いているグーグーは、謎めいた少年フシに、どこか親しみを感じる。
{/netabare}
感想
{netabare}
貧しい少年が、お兄さんと2人で
将来、大きな家に住んで、おいしいものをいっぱい食べようって
お金をためながら暮らしてたんだけど
お兄さんは悪い友だちができたみたいで、2人のお金をぜんぶ持って家出した

それで、自分以外の誰かに変わりたいって思ってたら
丸太につぶされそうになった少女を助けたとき
自分が顔を丸太につぶされたけど酒爺に助けられて
つぶれた顔をかくしながら、酒爺のところで働くことになった。。



なんだか運の悪い男の子のおはなしで
お兄さんから捨てられて
せっかく助けた少女にも、気がついてももらえない。。

それなのに誰かをうらんだりしないで、一生けんめい生きようってしてて
それだけで、何とかしてあげたくなるのに冗談みたくなってて
何だかあんまり好きなおはなしじゃないな。。
{/netabare}
{/netabare}
#8「怪物兄弟」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
フシ、グーグー、ピオラン、酒爺、そこにお金持ちの一人娘リーンが加わり、一風変わった共同生活が続く。リーンに憧れるグーグーは、戸惑いつつも彼女との暮らしにほのかな期待を抱く。ところがある日、酒爺から自分の体の大きな秘密を知らされたグーグーは…。
{/netabare}
感想
{netabare}
グーグーが家出して、代わりに家事とか畑仕事とかやり出したフシは
自分ひとりじゃ何にもできないことを知ってむかえに行くおはなしで
グーグーも、素顔の自分を受け入れてくれるのは親方くらいだって知って
家を出たことを後悔してたみたい。。



今回のおはなしは差別のおはなしかな。。

親方はすごくいい人だったけど
子どもとか、まわりの人たちってひどかった。。

自分もグーグーみたいになったら?なんて考えないのかな?

でも、今回一番ひどかったのは酒爺かも。。

グーグーを助けてくれたのはいいけど
グーグーの顔をふつうの人間ぽくしてあげるとか
せめて、おなかのお酒を出してあげればいいのに
それがイヤなんてひどい。。

もちろん、イジメてた人たちもひどかったし
お父さんはグーグーにいてくれって言ったのに
追い出そうってした息子は、おんなじくらいひどくって
グーグーがかわいそうで、見てるのが苦しかった。。

だから、フシがグーグーをむかえに来たところは
ジーンってしてきた。。
{/netabare}
{/netabare}
#9「深い記憶」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
兄弟の絆を深めていくフシとグーグー。フシは、これまで出会った雪原の少年やオオカミのジョアン、マーチたちのことをグーグーに話す。グーグーも、フシに「死ぬこと」について教えながら、自分の過去を思い返す。それは、かつて兄とともにお金持ちの家で雇われていた頃、家族の意味に気付かされた時のこと…。
{/netabare}
感想
{netabare}
本当の家族は自分を心配してくれる人。。
そんな家族がいる人って、どれくらいいるのかな?

グー(グーグー)はフシにそんな話をしてたみたい

フシの話は説明がヘタで
アニメを見てこなかった人にはよく分からないと思うけど
グーはよく分かったと思う^^


それからリーンがグーに話したのは家の人が自由にさせてくれない
ってゆう、グーグーにはぜいたくな悩み。。

グーとリーンの悩みを、大したことないって思ってたみたいだけど
どっちの方が大きな問題かなんて、本人になって見ないと分からないよね。。


さいごは神様?があらわれて、フシに敵があらわれるって注意したけど
フシはまだ、そんなことを考えるほど頭が良くないって思う。。
{/netabare}
{/netabare}
#10「新しい家族」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
森の中に現れたのは謎の敵“ノッカー”だった。敵はマーチの器を奪いとり、植物のツルのような無数の触手を伸ばしてフシたちを追い詰める。フシとグーグーは互いを守りながら懸命に戦うが、絶体絶命のピンチに。グーグーはノッカーの弱みに気付き、自分にしかできない攻撃方法を思いつく。
{/netabare}
感想
{netabare}
ノッカー対フシの戦いに巻き込まれたグーは
おなかの酒を使って、木みたいな敵に火をつける作戦を思いついて
酒爺のところに帰るんだけど
そこには親たちがリーンを連れもどしに来ててもめてた。。

グーは酔っぱらってて変だったけど
酒爺に新しいお酒をつめてもらって戦いにもどるとき
リーンに婚約者がいるって聞いて「リーンを一番好きなのは俺だ」
って言って出てったの。。


グーはうまくノッカーに火をつけて退治することができて
神様はフシを変身できるようにもどしてくれた。。

次の日の朝、グーとフシが帰ると、リーンたちは仲直りしてて
グーが作ったおいしい朝ごはんを食べて、家族で帰って行った。。

フシは神様から、ほかの場所に行くようにアドバイスされたけど
ここに残ることにして、4年たったところでオシマイ。。



作戦が成功してよかったけど
失敗したら、森が燃えちゃうところだったんじゃ。。


リーンの結婚の話はなくなったのかな?
4年後なのにふつうに遊びに来てたし。。

そう言えば、あの晩、おばあさんが何か話したのかな?
朝、リーンはすっかり明るくなってたけど。。


4年後、フシまでひげがはえて大人になってたけど、変身しても成長するの?
{/netabare}
{/netabare}
#11「過去からの贈り物」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ノッカーとの戦いから4年の歳月が流れ、フシとグーグーはたくましい青年へと成長した。グーグーは生き別れた兄と再会。そしてリーンの屋敷で開かれる、16歳の誕生日パーティーに招かれる。親が決めた相手と結婚しなければならないリーンは、その胸中をフシに打ち明けるのだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
お兄さんがグーをむかえに来たけど、グーは今の生活が好きだから断った。。


リーンはグーのことが好きで、フシからコクらないのか聞かれるくらい^^
グーの方からコクるように言ってみても
ドンカンなグーには伝わらなくって
とうとう16歳の誕生日に、婚約者があらわれちゃった。。

そんなとき、グーの持ってきた贈り物の花を見て、あの時のこと思い出して
グーに顔のケガのことを聞いたら、誰かを助けるためにしたってゆうから
それが自分のことだって思って、いい雰囲気になったらグーがガケ崩れで!?
とうとうノッカーが攻めてきたみたい。。



ラブコメってたリーンがかわいい^^
いつの間にかフシは、人が恋してるのに気がつくくらい成長しててびっくり!


いいところでガケ崩れって
この前「フルーツバスケット The Final」で見たばっかりだけど
どうしてガケ崩れ?w

グーは大丈夫なのかな?
{/netabare}
{/netabare}
#12「目覚め」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
グーグーとリーン。ついに二人の心が通い合おうとしたとき、屋敷にノッカーが現れた。華やかなパーティー会場を揺れが襲い、招待客たちは悲鳴をあげながら逃げまどう。フシはおびえる人々を外へと逃がし、グーグーとともにノッカーに挑む。そしてフシは、自分ではない、誰かの激しい痛みを感じる…。
{/netabare}
感想
{netabare}
ガケから落ちたグーは助かって、フシといっしょに戦いはじめたけど
こんどのノッカーは石のヨロイを着てて強い。。

グーは助けてくれたリーンをかばって死んで
フシはノッカーとの戦いの間にグーに変身できるようになってて
それを知った。。


けっきょくノッカーの核は逃げたみたい。。




リーンがグーの背中を押して助けてくれたところからうるうるしはじめて
フシがリーンを悲しませないようにグーに変身したところで泣いて
本当に死んだのはグーだって何となく気がついて
花を摘みに行くところは涙が止まらなかった。。
{/netabare}
{/netabare}
#13「高みへの意志」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
酒爺たちに別れを告げたフシは、タクナハの地をひとりさまよっていた。道すがら、観察者に自分の存在理由や生き残った意味を問いかけるが、満足な答えは返ってこない。やがてフシを追って、ある人が旅に合流する。そしてフシは、マーチの器と記憶がノッカーに奪われたことに気付かされて…。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、フシの存在理由に満足な答えは返ってこない
って書いてあるけど、この世界を感じて、記録することで
でも、ノッカーにうばわれると思い出せなくなるから
強くならなくっちゃ。。ってゆうことみたい。。


それから旅に、またピオランが加わったけど
ちょっとつごう良すぎな気がする。。

それに、ノッカーにおそわれてもいいように
船で動物だけの島に行こうってしたら海賊か何かに誘拐されて
フシはそこからピオランを逃がすために
闘技場で戦って勝ちぬかなくっちゃいけない。。って
それもおはなしをムリに作ってるみたいで、好きじゃないかな。。

元は、フシがいろんな経験をして記録していく
ってゆうおはなしだったハズなのに
おもしろくしようとして、ノッカーを出してから
おはなしが変な方に変わってきてるかも?
{/netabare}
{/netabare}
#14「自由の島・ジャナンダ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
スカイフィッシュ号の案内役、少女トナリに導かれジャナンダ島へやってきたフシ。そこは凶悪殺人犯たちを囚人として集めた島だった。囚人たちは望みをかなえるために、闘技場で殺しあうという。離れ離れになったピオランを救いたいフシは、闘技場で戦い続ける。
{/netabare}
感想
{netabare}
島流しされた人たちが自治する、殺人がゆるされたジャナンダ島で
ピオランを救うために闘技場で戦うフシ。。ってゆうおはなしで
人を殺すのをさけるためにいろんな人に変身したけど
パロナになって、殺さずに勝つことができた♪ってゆう。。



ピオランは殺人か何かしたことあるのかな?
でも、トナリにダマされなかったらこの島に来ることなかったんだから
やっぱり信用できないって思う。。


あと、フシが闘技場で相手に勝ったけど
はじめの人と、勝った人が違うのに
勝ったって認めてもらえるのがフシギ。。
{/netabare}
{/netabare}
#15「トナリという名の少女」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
バーサーカーとの戦いの最中、ニナンナの少女パロナの姿に変身したフシ。その意味を悟り、ショックを受ける。トナリはそんなフシを仲間に引き入れようと、ピオラン救出への協力を申し出る。明るいがとらえどころのないトナリをフシはまだ信じきれずにいたが、再び闘技場での戦いに身を投じていく…。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで
競技場でまた相手を助けたら、島の人たちが怒って文句を言いに来た。。

そこにノッカーがおそってきて、フシは1人で戦おうとしたけど
トナリと、街をこわされた島の人たちも協力してくれたから
ノッカーをたおして、マーチたちの記憶を取り返すことができた
ってゆうおはなし。。



試合に勝ったのは、誰かが相手を弓で撃ったからだけど
それでも勝ちになる試合とか
パロナの姿だったのに、勝ったのは「不死の少年」とか発表されたり
今回もツッコミどころいっぱいのおはなしだった^^


フシは殺すのは良くないって思ってるけど
人を殺しちゃいけないのは、反省するチャンスもなくなるからだけど
動物はかわいそうだからなのかな?

植物だって、一生けんめい生きてるの見たら助けてあげたいって思うけど
食べるためだったら殺すよね。。あと、害虫とかも。。

にゃんは思うけど、ムダに死んでいい命なんかないんじゃないかな?って。。

それって生き物だけじゃなく
自分の物だって、八つ当たりとかしてこわしたりしちゃいけないし
生ごみだって庭にうめたら肥料になるし、そのうち芽が出てきたりするから
ムダにしない、ってゆうのが大事なのかも。。
{/netabare}
{/netabare}
#16「子どもたちの夢」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ノッカーとの戦いに辛くも勝利を収めたフシ。トナリやジャナンダ島民との共闘は、フシの心に変化をもたらした。その夜、フシは子どもたちと一緒に火を囲み、それぞれの夢を語りあう。トナリもまた、自分の過去に思いをはせる。そして次はいよいよ島からの脱出をかけた決勝戦。その戦いの場に現れたのは…。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半はトナリがこの島に来た理由で
お母さんを殺したのがお父さんじゃないって思って、島についてきたのに
島の競技会で勝ったのはたくさんの人を殺したお父さん。。

トナリはそんなお父さんを、お父さんだって認められないでいたら
そのお父さんも殺されて。。ってゆうおはなしがあったのに
どうして今のトナリは、人を殺すのを何とも思ってないんだろう?

今のトナリは子どものころのトナリから見たら
きっとトナリじゃない、ってゆうと思う。。


後半はハヤセとの勝負で
フシのこの島に来るようにさせたのも彼女のせいで
パロナを殺したのも彼女だった。。

フシはおこって、殺してやる!って言って
いろんな姿に変身したけど、毒矢で動けなくなって負けちゃった
ってゆうところでオシマイ。。


フシは死なないのに、ハヤセは何がしたいのかな?
{/netabare}
{/netabare}
#17「先覚者」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
フシを倒し優勝したハヤセは、ジャナンダの島民たちに意外な提案をする。眠らせたフシを連行し、いよいよ我が物にしようと企むハヤセ。そこへ、フシを助け出そうとやってきたトナリとその仲間たち。無敵のハヤセに果敢にも挑む子どもたちだったが…。
{/netabare}
感想
{netabare}
勝ったハヤセはフシ以外はいらないって
子どもたちを外に送り出したけど
トナリだけはフシを助けるために帰ってきた。。ってゆうところで終わり。。



ぜったいに死なないフシにも、すごい弱点があったんだ。。
これだと、眠らせてる間に硬い岩をくりぬいた穴に落としてフタしたら
ずっと出てこれなくなりそう。。


ハヤセはハダカになってフシの上に乗って
「もうすぐです。。」って言ってたけど
フシの子どもを産むつもりなのかな!?
{/netabare}
{/netabare}
#18「進み行くために」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
囚われの身となったフシを救出するため、トナリはひとりジャナンダ島へ戻った。二人は再び島を脱出しようとするが、海が荒れたため洞窟で一夜を過ごす。トナリは思いを語り、二人は心を通わせる。翌朝、観察者によってノッカーの出現が知らされた。そしてジャナンダの街には、信じられない光景が広がり…。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回は、死体捨て場の死体がノッカーに乗っ取られてゾンビになるってゆう
グロいおはなしだった。。

フシは、島の人を助けるためにノッカーと戦うんだけど
応援に来てくれた子どもたちが乗っ取られて殺しあったりして
けっきょくフシは、何にもできないまま逃げた。。ってゆうおはなしで
そのまま逃げてた方が被害が少なかったんじゃないのかな?って。。


でも、フシ以外の人をおそうって
ノッカーがほかの人たちを人質にすることを覚えたってゆうことなのかな?

死なないフシを、自分の命を捨ててかばおうってしたウーロイの
気もちがよく分からなかったんだけど
この島で育ったから、自分の命も軽く思えるってゆうことなのかな?
{/netabare}
{/netabare}
#19「さまよう殺意」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
フシは島民たちを守るため、次々と現れる死体に乗り移ったノッカーの集団と戦う。しかし仲間たちの命の火が次々と消えていく。大切な人を助けられない自分自身を呪うフシ。一方、トナリとサンデルの前にはハヤセが立ちふさがり、フシにある決断を迫る。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、ハヤセはトナリとサンデルを人質にして
ノッカーに乗っ取られたウーロイたちを
フシの代わりに殺させるようにたのんだ。。

それで困ってるフシのために、トナリはハヤセごと死のうってするんだけど
フシは2人を助けて、ハヤセを眠らせた。。

けっきょく乗っ取られたウーロイたちはフシが殺して
島のノッカーが全滅したあと、島をよくしようってするトナリたちを置いて
ハヤセを乗せたボートをこぎ出したの。。

海の真ん中で手足をしばられたままのハヤセに、何がしたいか聞いたら
「ずっとフシといっしょにいたい。。愛してる。。
マーチとパロナを殺したのも、フシをひとり占めしたかったから」って。。

それでフシはハヤセを置いて
新しく出したボートで次の目的地に向かってこぎ出したの。。



フシがハヤセをきらいなのは分かるけど
もう2度とフシのために人を殺したりしないかわりに
フシは、ずっとハヤセといっしょにいる約束をした方がよかったと思う。。

そうすれば、こんどノッカーにおそわれたとき、早くやっつけられるし
早くやっつければ、被害にあう人も少なくなるから
今まで殺した人たちの罪ほろぼしにもなると思う。。

それにもし、ハヤセがノッカーにやられても
ハヤセは好きな人のために死ねるんだから幸せで
フシに関係ない、たまたま近くにいただけの
ほかの人たちが殺されるよりはずっといいんじゃないかな?って。。

ハヤセは、トナリたちを眠らせたあと殺すことだってできたのに
そうしなかったのは、ムダに人を殺すほど悪い人じゃなかったからで
フシがいっしょにいて、今までしてきた悪いことを反省させれば
年をとったらピオランみたいなおばあさんになったかも☆彡
{/netabare}
{/netabare}
#20「残響」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
フシはトナリたちに別れを告げ、ピオランが待つゼダンの港へと戻る。しかし、ノッカーを引き寄せてしまう自分の存在は、ピオランに危険を与えてしまう。もう会わない方がいいのではないか。ピオランを案じてなかなか再会できずにいたフシだったが…。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで
前半はフシが、ピオランをノッカーから守るために置いて行こうとしたけど
気になって何度も引き返すおはなし。。

後半は、けっきょくピオランに見つかって、いっしょに行くことにしたけど
ピオランがだんだんボケてきて、とうとう死んじゃうまでのおはなし。。



にゃんも、おばあちゃんが死んだときのこと思い出して泣いちゃったけど
よく考えたら、とくにフシだけのおはなしじゃなくって
ふつうに誰にでもある「人生あるある」だったのかも。。

フシはピオランを幸せにしてあげて
ピオランはフシを幸せにしてくれた。。

誰かを幸せにできるって、きっとあんまりできないことかも。。
ちょっとうらやましいな☆
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


観測者がこの世界を記録させるために落とした球が不死の命を持って
いろんな人と出会って暮らしてくうちに、自我を持っていくんだけど
けっきょく大事な人とは死に分かれていく
悲しみと感動のおはなしだったみたい。。


敵があらわれたのは
おはなしをふくらませるのには必要だったと思うけど
異能バトルみたいな展開はちょっと安っぽい感じだったかも。。

このおはなしだったら
敵は精神攻撃で、フシやまわりの人たちを追いつめていく
とかの方がよかったかも。。


そうゆうおはなしだから、涙を流さないと見れないと思うけど
にゃんは感動するようなおはなしは好きだけど
誰かを死なせて、泣かせるようなおはなしってあんまり好きじゃないから
そんなに高い評価はできないけど
助け合ったりする感動も多かったから、ふつう以上にはよかったと思う☆






.

投稿 : 2021/10/13
閲覧 : 512
サンキュー:

48

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なんというか後味悪い

ストーリーも悪くなく、キャラクターも魅力あるのが多くて良かったんだにゃー
特にグーグーとリーンのストーリーは凄い良かったぜよ

だけど最後グーグーの死をリーンに伝えず、フシがグーグーの姿で『ちょっと出かけてくる』みたいな台詞を言って去ってしまった場面は
そりゃねーだろ!!と心底思った
その言葉でもしリーンがグーグーの帰りを一生待ってたらどうする?
それこそ辛い思いをリーンにさせるってなんで思わない?

この展開はフシの評価を5段階くらい下げた場面だった
まあ人の心をまだわかってないとはいえな……


【導き出される結論は…】
こんな感じで後味悪い展開が続くから、ストーリーは悪くないもののって評価だぜい

投稿 : 2021/10/12
閲覧 : 220
サンキュー:

7

こんにちは さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

丁寧に

原作既読
丁寧に作られていてよかったです
2期も同じように端折らないで、ゆっくりやっていって欲しいと思います。

毎回心に、精神的に来る話を容赦なく描けていてすごい引き込まれました。

投稿 : 2021/10/11
閲覧 : 125
サンキュー:

4

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえずの簡単な感想

 原作は未読。
 人ではない存在が、様々な人間と出会う展開は「火の鳥」なんかを思い出したりした。
 不死である主人公のフシが様々な人と出会い・・・、という展開から、長い期間を
描いていたような印象があったが、よくよく考えると序盤の北方の少年のエピソードはともかく、
ニナンナでのマーチとの出会いから、ジャナンダ島を出てからのピオランの死まで、いずれも
ピオランが関わっていることから、割と時間幅はそれほどでもなかったりすることに気付く。

 形式としてはロードムービーのような形になっており、フシが出会う様々なキャラは
なかなか印象深く、その出会いによるフシの成長も見どころといった感じ。
 ただこうした人間ドラマとして見つつ、フシの「刺激を受けた存在の死に際して、その姿や
能力を得る」という設定は「〇〇が死ねば、その能力を得て・・・」といったゲーム的な
ドライな見方も並行して、持ってしまう。

 フシという外部の存在が様々な人間社会に接していくファンタジー作品という図式から、
当初は「寓話的要素がある作品なのかな?」と思ったりもしたが、いざ視聴するとそれほど
テーマ性はないようで、むしろ純粋なエンターテインメント作品といった印象。
 この辺は原作者の大今 良時氏が「聲の形」というテーマ性の強い作品を手掛けていたための
先入観かなと。

2021/10/06

投稿 : 2021/10/06
閲覧 : 197
サンキュー:

3

ネタバレ

mimories さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

それなりに面白いが楽しくはない

 
(3話視聴後)

公式サイトを開くと「永遠の旅がはじまる」という言葉が最初に表示される。
イントロダクションによれば、
「刺激を受けた物の姿へ変化できる能力」
「死んでも再生できる能力」
という性質を持った“球”の旅を描いていくようだ。

この球が生命体なのか何なのかは知らないが、字面だけだと「進化」と「遺伝」の能力を持つ生命の歴史のようだな~とも思う。そう考えるとなかなか壮大な話だ。{netabare}まぁ1話で人間まで進化しちゃってるが。知能以外。{/netabare}

原作未読でどう展開するか知らないが、作画等その他の要素は良い感じなので期待しつつ視聴継続。

__________

(全話視聴後)

自分があの"球"だったら人間になるかな…? 狼でエエわってなりそう。

それはいいけど、どんどん人間くさくなるだけで行き着く先が見えない。謎が横たわるモヤっとした戦いを重ねられても楽しくない。ヒキが弱いし堅苦しい。2期次第になるが最後にコケるんじゃないか、小さく纏まるんじゃないかと心配。

作画や音楽などの要素は安定してた。EDの「Mediator」は凄く良かったがOP曲は全然。ただただ邪魔で聴く気も起きなかった。

決して悪い作品とは思ってないんだけど、楽しくなかった。それに尽きる。

投稿 : 2021/10/06
閲覧 : 231
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5

ネタバレ

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

2期を御覧じろ<65>

2期あるし、ジャナンダ島は単体であまりデキのいいエピソードでもないので書くのを億劫がってたら次の期が。
各パートでフシの成長を描いてて、狼と少年は生誕にあたり、ニナンナではマーチを母としての幼児、タクナハでは家族の末っ子、ジャナンダ島は対等の仲間ができる少年と言った感じでしょうか。
ピオランの介護を経て孤立して齢を重ね、ってとこで終わってますね。ここから第一部のまとめに入っていくので2期を楽しみに。
{netabare}
1話時点では、第二部に入ってノッカーもでてこないあたりまでしか読んでなかったけど、原作も展開してきましたなぁ。
もうちょっと文化接触の日常コメディ入れてもよかったのに、と思いつつも先が楽しみ。
{/netabare}

1話視聴。
原作既読。観察による自我の獲得という存在を中心に据えることで、人間とはという巨大なテーマを感じさせる序盤。
天才じゃ!天才の仕業じゃ!と痺れたものでございました。
酷薄さを隠さない世界で緊張感を持って展開していくのねん。
アニメは初回に最初の出会いのエピソードをまとめて良い出来でした。
{netabare}
ただ、第二部突入前の展開とか世界の残酷さも薄れ、続いて突入したのが現代学園モノ?とどーなるドナルドドッキドキではあります。
BEASTARSも同じ様に「天才じゃ!」からの「ん?2部のコレどーすんの?」な展開でそのまま終わってしまって、同じ轍を踏まないでほしいなーと祈るココロ。
{/netabare}

投稿 : 2021/10/01
閲覧 : 266
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5

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

苦手だけど観てしまう

ほんとNHKってこういう悲しいのわりとあるよね!
と苦手なくせに最後まで観てしまうようなアニメでした。

火の鳥的な、どうしようもない避けられないとても悲しい描写とかが度々出てきてそれがメインになっていて、どんどんその気持が蓄積されていって心が晴れないまま悲しみが増えていって...とこういう作品、とても苦しくなる。

でも甘くない、心の美しさや醜さ、執着心、とかがすごく盛り込まれていて苦しいけども気になって観てしまうんだよなぁ。トラウマな火の鳥みたいに後を引くような気持ちになる事が多いのに。 

なので作品としてはとても優秀なのかも知れない。

投稿 : 2021/10/01
閲覧 : 164
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4

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「生きている物はいつかは必ず死ぬ」という事実

2021/09/30 投稿

1話は驚きの登場人物たったの1名!
少年がオオカミに話しかけるセリフとナレーションのみの驚きの構成でした。

先が気になります。
つかみは完璧です!

しかし,2話以降ちょっと忍耐を強いられました。
なんと言っても,主人公が話せないし,人間の感情も無いのですから,こちらとしては,イライラしながら見守る事しかできません・・・

{netabare}
マーチとの悲しい,別れを経て物語の基本構造が見えてきます。
フシは関わった人物(動物)の死を体験するとそのものの姿や能力を手に入れる事ができるらしいという設定のようです。
だとすると,今後も出会いと死別を繰り返していく展開になりそうです。

出会いと死別を繰り返していく流れかと思い始めたところ,即座に新たな要素が二つ入ってきました。
一つはノッカーと呼ばれるナゾの敵
もう一つは「黒いの」と呼ばれる,まさかのナレーターの顔出し(笑)
どちらも,20話終了まで見た時点でなんかしっくりこない感じでいます。

一方,ストーリーはグーグー達との生活を通じてフシが人間らしく成長していって,感情移入しやすくなり引き込まれていきました。
グーグー達との幸せな生活が続けばいいと願いながらも,常に悲しい別れを意識させられました。
どうせ,フシは死なないのだから,グーグー達が年老いてこの世を去るまでストーリーの展開を止めるのも可能では無かったかとついつい考えてしまいます。せっかくの不死設定なので,悲劇だけに頼らない穏やかな別れもあっても良いのではなんて,勝手に思ったりしました。

と思っていたら,トナリとは無事に生きたまま別れ,ピオランは年老いて他界(転生?)しました。めでたしめでたし,といったところでしょうか。
悲劇的な展開を基本としながらも,ストーリーに引き込まれ先が気になる全20話でした。{/netabare}

しかし,この話構造的に大きな欠点を抱えていると感じました。
それは,フシの姿が一定していない点です。なんとなく,少年の姿がメインぽくはなっていますが,特に人間としての姿が複数有り一定していないので,感情移入しづらく違和感を感じる事が多い点です。今後ストーリーが進めばさらにバリエーションが増えそうなので心配です。
そして,最後にチラッと登場したチャラい大人になったっぽい姿もより不安を増幅させます・・・^^;

投稿 : 2021/09/30
閲覧 : 231
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22

ネタバレ

ライロキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自分がその人に変身できることで死を知るとは・・・。

最初はどんなストーリーなのかと思いながら観ていましたが、
人との関係性を重視したちょっと重い内容の作品でした。
最初は玉が刺激を受けた物や動物変化し、次には人間へと形を変えていき
出会った人たちが息絶えるとその人物にも変わることができる。って発想は
面白いですね。しかも人の感情をもつようになり、そうなると出会た人に
変化できることでその人の死を知り、悲しみがこみ上げる。
何と残酷なことかと。続きが観たいですね。

投稿 : 2021/09/27
閲覧 : 171
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14

kameko さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

愛とは何かを知り、守るために必要なものを知る

1期は面白くて次々見ました。2期から出会いや変化が少なくなり、バトルがふえるので面白みが少し減りました。

投稿 : 2021/09/27
閲覧 : 160
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5

どどめ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトル失敗系良作

なんでまた『不滅のあなたへ』なんてタイトルなんだろうか…
タイトルだけ見たら全然見てみる気も起こらなかったのだが、いざ蓋を開けてみるととっても良作。すごく面白かった。
タイトルに残念な気持ちで引っかかってしまっているのは私だけかもわからないけど、でも、ランキング順位低いなぁ…タイトルのせいか??とまで思ってしまう

狼でフシが喋るたびに笑ってしまうし、どうしたって抑えきれずに度々涙もしてしまう、結構激し目に心揺さぶってくる
島の話がちょっと微妙で、終盤、尻すぼみ感も多少あったのだけど、最後はピオランが締めてくれてよかった
これほど魅力的な老婆キャラを私は未だ他に知らない。

宇多田ヒカルのOP
すごくいいんだけど
いいんだけれども、
エヴァのボツ曲なのでは……と疑ってしまう…

投稿 : 2021/09/27
閲覧 : 193
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7

ネタバレ

佐藤くん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

意識高い系の人が好きそう…とか言ったら怒る?

「聲の形」原作者の作品ということで、京アニ制作前作は何度も見ていた私だったので、このタイトルには前々から注目していました。アニメ化したのでこれを機に作品に触れてみたのですが、うーん。

作画は良くも悪くもありませんが、17話以降の作画がかなり危なかったです。ただ私はストーリー重視のアニメであれば作画はさほど重要視しません。本作もストーリーものだと思っていたので特に気にしていなかったのですが、見ていくうちに……あれ?意外とバトル要素が多いな?

実は本作、ノッカーと呼ばれる謎の生命体との戦いが物語の本筋だったのです。つまりはバトルものです。ここでまず私の期待は裏切られました。予想では、自らが何者か分からない生命体が時代を渡り歩き、様々な人々と出会って成長していく物語だと思っていました。この予想、大方は正しいのですが、思った以上にノッカーが話に出しゃばってきます。というより、話を進ませるためにノッカーを登場させている印象すらあります。

「大切な人を守るためには強くならないといけない」20何話使って主人公フシが得た答えは恐らくこれでしょう。ただ、予想通りというか、なんというか。6話から始まるグーグー編が視聴者から見て最も面白かったところだと思うのですが、私はこの子達死ぬんだろうなーとずっと思いながら見ていました。グーグーは結局死にました。
物語の文脈を見れば誰でも想像がつく展開です。流石にわざとだとは思うのですが、敢えてグーグーが死ぬ流れを作ってるんだとしても、面白さにいまいち還元できていないのが何とも…

 ともかく、今のところ本作への私の評価は「大きすぎるテーマに手を出して訳分からなくなっている」と言うものです。
 多分、作品全体を通して「命」とか「人間」みたいなものを描き出したいのだと思うのですが、肝心のストーリーが微妙な出来になっています。レジェンドと比べるのは申し訳ないですが、手塚治虫の「火の鳥」の方が圧倒的に面白い。聞けば原作も未だ迷走中とのことで、アニメ化範囲内でちゃんと終わらせられるのかなぁ?

あ、だいぶ辛口ですが、アニメの中ではまだマシな方です。期待値が高かった分、厳しめの評価となってしまいました。宇多田ヒカルのEDは好きですし、この先も一応見る予定です。願わくば、「聲の形」が京アニのおかげ、なんてオチでは無いことを……

投稿 : 2021/09/27
閲覧 : 250
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4

ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

思っていたより薄味

 面白くなくはないし、個々のエピソードの質も悪くはないです。
 ただ終始、物語としての輪郭はぼやけたままですし、悪い意味で作品としての設定に縛られているように感じました。
 ノルマのように{netabare}人が死ぬ{/netabare}ので雰囲気は鬱々としてますし、見る側もどうせそうなるでしょとなるので、感情に起伏が生まれないんですよね。
 しかも、この作品におけるそれは大した意味があるように思えないのが本当に残念。
{netabare}周りも異能力者なら能力の獲得にも説得力はあったんでしょうけど。{/netabare}

 終着点自体は気になるので2期は多分見ますが、それ以降まで続くのなら正直自分はリタイアすると思います。

投稿 : 2021/09/26
閲覧 : 180
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5

もっちょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

1クール目良かったが、2クール目イマイチだった

作品の設定と序盤の作風は非常に良かったが、後半から能力バトルものになって台無しになったように思う。不死の主人公が人と出会いその最後までしっかりと見届けててまた旅をするといった世界観がすごく良かったのだが、ノッカー出てきたあたりからバトルアニメに切り替わり、つまらなくなった感がある。

投稿 : 2021/09/21
閲覧 : 196
サンキュー:

7

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

物語の最後が気になります

感想

原作漫画は未読です。

観察者なるものから投げ込まれた球が、石やコケ、狼と姿を変え、最終的に人間へと変わってから物語が進んでいくんだけど、正直 人間になっても感情がなくて言葉も解らない状態だったので、序盤は コレ面白くないなぁ って感想でした。
ですが、人間になり、人と関わってから次第に学習して言葉を覚え、感情が芽生えてからは、フシの成長が見られて段々と面白く感じることができました。
この辺は「どろろ」とちょと似てる印象です。
特に、タクナハ編となるグーグーとの話は良かったし、最後 ちょっと泣けました。

フシは、自分と深く関わった生き物が死んだ場合のみ、そのモノに変身できるみたいだけど、それってちょっと切ない能力ですね。
決して同一時に同じモノが存在できない法則のような縛りです。

この作品はフシの成長がメインなんだと思うけど、この先 どうなっていくのかは気になります。
特に、フシを襲うノッカーや観察者の正体や目的が解らないままなので、その辺が謎だし、続編が決まってるようなので、次クールで少しでもこの謎が解けることを願いたいです。

投稿 : 2021/09/21
閲覧 : 210
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27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

永遠の旅がはじまる

この作品の原作は未読です。
NHK制作の作品ということで視聴を期待していましたが、プライベート…というより、仕事の繁忙感が半端無い状況となった上、アサルトリリィのゲームにハマってしまったのも後押しして視聴時間が激減してしまった結果、毎週リアルタイムで追いかけることが出来なくなっていました。

従って、今回は完走後に一気見しましたが、久々に一気見の醍醐味を味わえた気がします。
続きが気になるので毎週リアルタイムで追いかけるのが定石かと思いますが、幾つもの作品を追いかけていると内容を忘れちゃうんですよね…^^;

大抵は続きを見始めると思い出すのですが、中には前の回に遡らないと思い出せない場合もあったり…
でも、一気見すると、前の回を思い出せないことが無いので結果的に時間を有効に使えている気がしました。


フシは最初、地上に投げ込まれた“球”だった。

持っていたのは
「刺激を受けた物の姿へ変化できる能力」と「死んでも再生できる能力」。
球から石、オオカミ、そして少年へと姿を変化させていくが、
赤子のように何も知らぬままさまよう。

やがて出会う人々に生きる術を教えられ温かい感情を知り、
人間を模して成長していくフシ。

宿命の敵・ノッカーとの壮絶な闘い、大切な人との別れ…
痛みに耐えながら自分の生き方を選びとり、力強く生きるフシの永遠の旅を描く。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

主人公であるフシは、最初生き物でもなければ有機物ですらありませんでした。
要したのは途方もなく長い年月と、神懸かり的な確率の出来事…

それらが奇跡的に組み合わされフシという人間の形をした器が出来上がったんです。
器であるフシは文字通り空っぽの存在…
ですが、そこから様々な人との出会いによって少しずつ満たされていく…
そう、これはフシの成長を描いた作品でした。

主人公が成長していく、と言う点においては、どろろ、怪物事変などと近しい感じの作品だと私は思いました。
ですが、この作品の素晴らしいのは主人公に寄り添うキャラのとても魅力的で、その刺激を受けて主人公の変化が如実に感じられる点だと思います。
あ、どろろ、怪物事変に登場するキャラに魅力が無いという訳ではありませんので…^^;

完走して振り返って思うこと…
姿かたちは違えど、私たちの生き様そのものを描いた作品だったのではないでしょうか。

無知の状態で生まれてきて、少しずつ色んなことを学んでいく…
その過程ではたくさんの人との出会いと別れが、人としての成長を促してくれました。
もちろん、辛く痛みを伴う別れを経験したのだって一度や二度じゃありません。
そして振り返って「あの時こうしていれば…」と何度後悔してきたことか…

時には自分が本当に成長したのかが疑わしく思える時もあったり…
でも色んな積み重ねの先に今の自分が存在するのは間違いない事実なんですよね。
だから、フシの様に今の自分も未だ途上なんだと思いたいな…
などと考えながら視聴していました^^;

出演している声優さんですが、観察者役の津田健次郎さんの演技はこの作品の彩りそのものだったので印象深かったと思います。
あとは、役柄も相まっているのは自分でも重々承知しているものの、うっちー、石見舞菜香さん、稲川英里さんの演技には引き込まれました。
個人的には、もう少しなっちゃんに演技に浸っていたかったですけれど…

オープニングテーマは、宇多田ヒカルさんによる「PINK BLOOD」
エンディングテーマは、浜渦正志さんによる「Mediator」

2クール全20話の物語でした。
流石NHKさん制作の作品だけあって見応えありましたし、しっかり感動もさせて貰いました。
こういう真面目の作品は個人的に大好物だということを再認識することができたのも収穫でした。
しかも、第2シリーズが2022年秋より放送予定と発表されたのも嬉しい知らせです。

フシがこれからどんな人生を歩んでいくのか…
どんな人と出会って、どの様に成長していくのか…
楽しみに待っていたいと思います。

投稿 : 2021/09/20
閲覧 : 247
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25

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

・・・おかしいな(私が・・・)

いや・・・、本当におかしいかも。


実は、この作品は私の好きな「聲の形」の原作者:大今良時さんの作品のアニメ化。
聲の形も読切で掲載された時に衝撃を受け、以降連載を継続して読ませてもらい、珍しくコミックスも購入(この作品を忘れたくなくっての保存用にだけどね)、アニメももちろん視聴した。
おっさんになってから大きく影響を受けた作家さんで、この「不滅のあなたへ・・・」もオリジナルの連載作品として、大変楽しみに待ち、原作も継続して拝読していた。
現在も目を通してはいるが、今は少し迷走中かな・・・と感じている。

つまり、この作品は大きな関心をもち、且つ好意的に観たい作品なんです。
が・・・、このアニメはう~ん。

悪くはない、悪くは無いですし、この作品は非常に大きなテーマを含有している(と想像される)作品で、大河的と評してもよいでしょう。まだまだ、この1期の段階では真の意味での「テーマ」は見えないと言ってもいい。なにせ相当に進捗している原作でもハッキリとしていない感があります。
個人的には、原作者様は「いったい何を伝えたいのか?」といまだに思考中であります。「命は大事」的な安易なものではない(←これはこれで大切だけど)と思えているからです。
ただ、なかなかに難解で、最後は、物語を読んだ読者に任されるのではないか?とも思ってしまいます。

ああ、余談申し訳ないです。

で、私的には、なのですが・・・。

あの原作がアニメになって動いて喋ったら、私の心にどんな波を起こしてくれるのかと期待をしていました。
それはもう、大変な期待と言っても過言ではないです。
しかしながら、現時点では期待は裏切られている状態です。
各エピソードもそれぞれ、心に刺さるエピソードのはずなのですが・・・、なぜか・・・。
泣きもせず、心が揺さぶられることもあまりなかったです。
(で、タイトルの私がおかしいのか・・・?につながります)


誤解を恐れずに申し上げます。この作品は、原作マンガの持っている大切な部分、あいまいで申し訳ないのですが雰囲気と言っても良いかもしれませんが、そこを「落して」いるような気がします。
余韻というか、間というか・・・、その~率直に言えば「命が軽い」のです。
漫画原作とアニメの違いでやむを得ないのかもしれませんが、どうにも、納得できず、もやもやしてしまいました。
もっと恐れずに言えば、「不快感」を感じてしまいました。

この不快感は「命を軽く扱っている」と言う不快感と言うよりは、「原作が持っていた、命への敬意や恐れを表現しきれていない」事へのいら立ちであると言っても良いかもしれません。

とは言え、しっかりと1期20話は観させていただきました。
作品への興味(愛)は確かにあるのです、原作も含めフシの今後ももちろん見届けたいと思っております。

2期もあるとの事なので、しっかりと観ていきたい作品ではあります。
が、私の印象を変えてくれるとありがたいと思っております。

投稿 : 2021/09/18
閲覧 : 423
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不滅のあなたへのストーリー・あらすじ

フシは最初、地上に投げ込まれた“球"だった。持っていたのは「刺激を受けた物の姿へ変化できる能力」と「死んでも再生できる能力」。球から小石、オオカミ、そして少年へと姿を変化させていくが、赤子のように何も知らぬままさまよう。やがて出会う人々に生きる術を教えられ温かい感情を知り、人間を模して成長していくフシ。宿命の敵・ノッカーとの壮絶な闘い、大切な人との別れ…痛みに耐えながら自分の生き方を選びとり、力強く生きるフシの永遠の旅を描く。(TVアニメ動画『不滅のあなたへ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年春アニメ
制作会社
ブレインズ・ベース
公式サイト
anime-fumetsunoanatae.com/
主題歌
宇多田ヒカル『PINK BLOOD』《ED》浜渦正志『Mediator』

声優・キャラクター

川島零士、引坂理絵、内田彩、愛河里花子、斎賀みつき、津田健次郎

スタッフ

原作:大今良時
監督:むらた雅彦、シリーズ構成:藤田伸三、キャラクターデザイン:薮野浩二、音楽:川﨑龍、音響監督:高寺たけし、制作:NHKエンタープライズ

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