ハウトゥーバトル さんの感想・評価
1.6
物語 : 1.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
戦え乙女たち
ジャンルは戦闘・銃・学園
この話は戦争を止めるために仕掛ける少女たちの話
なんか響き的に中国作品っぽいなぁ
と思ってたら中国作品でした。偏見で申し訳ないのですが、正直この時点で嫌な予感しかしませんでした。
15分×12話のくせに内容はおそらく5分アニメ並です。
とにかく薄い。{netabare}主人公が覚醒するまで戦場へ連れて、スイーツを作りながら学生してたら、ある任務で覚醒して、人質の仲間を助けるために自分のクローンと和解して地球を救った{/netabare}ていう話。こんなに話数取らなくても十分できたと思います。
まぁゲーム原作ですし、この手の中国アニメはやたらと和やかな日常風景を演出したがるので、仕方ないのかもしれませんがやはり、批評せざるを得ない感じです。さらにはそのストーリーも良くない。
薄いだけならまだしもわけのわからん正義感だか責任感を中心に主人公が動いて周りが「主人公すごい!」というだけなので共感できない視聴者は完璧に置いてけぼり。なんとか良いところを見つけ出そうとするも、よくよく見る分かえって物語設定の甘さに気づく。
時代背景もかなりテキトーだし、キャラ設定に至ってはブレブレ。女の子や司令官が何をしたかったのかまるでわからないし、なぜそんな事になったのかもイマイチ容量を得ない。SFかと思えばまさかの「銃」という。銃オタク向けかと思えばあまりに稚拙すぎる銃要素。女の子を好きなオタク向けかと思えば作画の悪さが目立つ。キャラの心情もわからなければ制作側の意図もわからない。
全体的に不出来、といっても良いレベルの作品でした。律儀にOPEDを流していましたが、底を削って5分アニメにしたほうが濃密度的に良かったのではないかと私は思っているのですが、もしかしたらそのゲームが世界的に有名かもしれないですし、私たちの関係のない話ですので控えときます。