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「無職転生 ~異世界行ったら本気だす(TVアニメ動画)」

総合得点
90.2
感想・評価
1088
棚に入れた
4539
ランキング
60
★★★★☆ 4.0 (1088)
物語
4.0
作画
4.2
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
4.0

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無職転生 ~異世界行ったら本気だすの感想・評価はどうでしたか?

みつき さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

変態描写でリタイアした人さー

変態描写は杉田さんの演技もあってかギャグとして受け流していました。気持ち悪いとする意見を見て初めて確かにな〜と思いましたがまぁ気にならないです。
アニメ2期の第2クールまで観て普通に傑作だなーという感想でしたが、その後の内容を小説で最終巻まで読んで、なんだこの作品は!と感嘆の声を上げました。
3期が放送されて僕と同じように圧倒される人が出てくるとニヤニヤが止まらないと同時にリタイアしてしまった人と共有できないことに寂しさを募らせる今日この頃です。

投稿 : 2024/10/10
閲覧 : 157
サンキュー:

10

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

【悲報?朗報?】ワイニート34歳、親の葬式にも出ず自室で姪をオカズにシ□ってた結果

アッニらに家から追い出されてトラックに轢かれてグエー死んだンゴ────ということで、コテコテの【なろう系】作品である。てかほぼ原初だね
なろう系といえば「俺TUEEE」の限りを尽くし、美少女を侍らせ異世界でのし上がっていく。そんな金、女、権力に憧れる男の夢を叶えてくれるような内容であることが多い。何らかの理由で異世界へ転生し、神にチートをもらって世界を理ごと蹂躙していく────多くの人の頭には未だそんなイメージが強く根付いている筈だ。
質の悪い作品も数多く出回り、すっかり悪いイメージを持たれてしまった「なろう系」や「異世界転生」。その元締めとも思われている古の『小説家になろう』発作品が21年に満を持してアニメ化。他の有象無象との「格の違い」を見せつけることでなろう系へのイメージを払拭しにかかっている。

【ココがすごい!:テンプレを豪華に魅せる作画と声優(1)】
1話冒頭は主人公が轢かれたシーンから始まるという、やはりなろう作品のテンプレート的な始まりだ。しかしそんなシーンから早速、この作品は度肝を抜くようなクオリティを見せてくれる。
「降りしきる雨」というのが先ずポイントが高い。悲しみを暗喩することの多い雨が夜の路面をさらに黒く濡らし、間もなく死ぬ主人公の「終幕」を飾る。作画的には無い方が楽なものを間もなく離れてしまう前世という舞台で確りと描いているのは素晴らしい。
前世の男の身体は長年の引きこもり生活のせいでぶくぶくと太っており醜悪だ。その醜悪さも如実に描き表し、雨でテカテカとしている様は妙な生々しさが感じられる。現世での「ニート」の姿は大概、あのようなものだ。そんな身体が学生を襲った暴走トラックの肉盾となり、彼は将来の明るい学生たちの身代わりとなって来世へと旅立つ。
死と同時に感じられるのが「転生」だ。事故で瀕死となり、朦朧とする意識の中で聞こえてくる救急隊員や医者の声。自らの死を実感する中で同時に異世界の言葉も聞こえてくる。この作品に私の嫌う「神との対話」や「椅子だけの空間」といった冷めた御約束は挟まない。古来から伝わる輪廻転生の流れに沿って死と転生を直で繋いでおり、その唐突さもスパイスとしながら主人公は無垢な赤ん坊へと生まれ変わる。そして生まれ落ちた世界も俗に言う「ナーロッパ」の片田舎でありながら草木の揺らめき、木漏れ日、川のせせらぎなどの風景をハイクオリティで表すことでより牧歌的、或いは幻想的にさえ感じさせる。主人公はパソコンが触れないことを憂鬱に感じるが、それを他所に窓から覗ける風景に解る視聴者は圧倒される筈だ。
主人公が異世界転生してしまったことを実感するまでのシーンを丁寧に描き、そこに「杉田智和」さん演じる前世の主人公の声によるモノローグが入ることで一気に作品の世界に呑み込まれる。自身へのツッコミ、心の中のモノローグが時折、面白いギャグにもなっている。

【ココがすごい!:テンプレを豪華に魅せる作画と声優(2)】
ルーデウスという赤ん坊に生まれ変わった主人公だが、彼は前世の記憶を保ち頭は34歳引きこもりニートそのままである。そのため現世では縁の無かった本物の女体や下着を赤子という立場を悪用して楽しんでしまう。こういった「下ネタ」が本作を「気持ち悪い」と評する人も多い主な要因だ。
しかし間もなく、そんな物より彼を夢中にさせる要素が出てくる。それは「魔法」だ。不慮の事故で頭を打った赤ん坊を心配する母親。そんな彼女が取った行動は中二的な呪文の羅列にかざされた光る掌────その締めに『ヒーリング』と括られる治癒魔法であった。これを切欠に元現世生まれの男は早くから新世界に魔法があることを知覚し、それを自在に扱えることこそ新しい自分の「生きがい」なのだと確信する。
ルーデウスは1歳になってすぐに魔導書を手に取り、異世界の文字を覚えながら水を作り出す魔法を反復して習得していく。「夢中」になることで誰でもその道を極められる。この作品はそういうメッセージも我々に伝えてくるようだ。
身体に走る魔術回路、掌から生まれる水球は青や水色で着色しておらず無色透明で透き通った背景を巧みに歪ませている。魔法のエフェクトも素晴らしい注力具合だ。
「異世界」という未知の世界。ファンタジーで魔法のある世界というのを本当に丁寧に描写している。魔法への驚き、異世界の文化への驚き、転生したことに対する驚き。剣と魔法の世界に転生したことを自覚する流れを1話の冒頭から10分ほど丁寧に描写したからこそ、主人公への感情移入が生まれる。

【そしてココが面白い:現世も異世界も同じ“人生”】
この作品に俺TUEEEや成り上がりといった、なろう系にありがちなストーリーは一切描かれない。生々しいキャラクター同士のドラマ
──「人生」と言い換えてもいい。人が生きる上での渇望と欲求、人生を生きる上での人間の欲望が一人ひとりにきちんとあり、それが生々しく描かれている。
両親も単にルーデウスを健やかに育てる道具ではない。立派に血の通った人間であり、時に間違いを犯すこともある。とくに子供や同居人に配慮せず夜になれば大声で営むのはどうなんだ(笑)というツッコミどころがあるのだが、それもまた全ての人間が「性欲」に忠実な証なのだろう。確かにこの牧歌的な世界では食事と性交くらいしか楽しみが無さそうだ。
ルーデウスは決して裕福な家庭に転生したわけではない。だが貧困家庭でもない。魔法の才能は有るものの、チートというわけでもない。その才能を腐らせるのも活かすのも彼次第だ。
前世の自分だったら違う選択をしたのかもしれない。だが1度失敗したからこそもう間違えたくない。もう後悔したくない。
そんな思いがあるからこそ、異世界でもう1度人生をやり直したいと思っているからこそ、彼は正しくあろうとする。
それでもミスをすることがある。人だからこそ完璧ではなく間違えない人間などいない。だが、同じ間違いをしなければいい。多くの人と関わる中で彼は「生」を、今の人生を謳歌しようとしている。前世ではできなかったことを、前世では果たせなかったことを。
家族と、幼馴染と、師と、生徒と、他人と関わり「働く」ことの大変さや有意義さを学び、後悔した人生を振り返る。当たり前の人生だ。異世界ではあるが、人として当たり前の人生の楽しさや、苦労を1話1話丁寧に描いている。
転生したからこそ、転生前の記憶があるからこその物語が描かれている。「異世界転生」という作品の根幹の設定を芯に捉え、そこにきちんと意味を持たせたストーリーが心に染みる。

【でもココがひどい?:場面転換は粗雑】
2クール作品である本作の前半クールでは、大きく分けて──{netabare}
1. ブエナ村 ルーデウスはパウロ家長男として生まれ、魔術と剣術の英才教育を受ける
2. 城塞都市ロア ルーデウスは従姉にあたるエリスとその護衛・ギレーヌの家庭教師を勤め、後者からさらなる剣術指南を受ける
3. 魔大陸 転移で飛ばされたルーデウスとエリスは助けてくれたルイジェルドと共に冒険者パーティを結成する
{/netabare}──の3つで構成されているのだが、各々1.から2.、2.から3.へ物語の舞台が移り変わる場面のみ、それまでの丁寧さとはかけ離れた唐突な展開を描いており、やや強引な印象を受けてしまう。これは非常に惜しい部分である。
{netabare}前者はルーデウスを父親・パウロが木剣で殴り倒してからドナドナする{迎えの馬車に乗せる}という家族関係あるまじきパワープレイだ。理由は後から手紙で説明されるものの腑に落ちない点も多く、同話でパウロが不貞によって招いた一家離散の危機もきちんと家族会議で乗り越えただけに、どうして同じような落とし所を見つけてルーデウスを快く旅立たせてあげなかったのかが疑問である。{/netabare}
{netabare}まあ前者は理由があるだけまだいいが、後者が完全にデウス・エクス・マキナなので擁護も難しい。『フィットア領転移事件』は現実でも何の予兆もなく訪れる「災害」として描かれてはいるが、創作においては災害も作者の好きなタイミングで起こされ登場人物の状況やその場の環境を激変させて新たな物語を綴る「力業」に過ぎない。ルーデウスが本気で生きると決意した2度目の人生本来の「不条理さ」を表したと言えば聞こえはいいが、まだ主人公が元服{げんぷく}にも満たない段階でその厳しさが向けられてしまうのは時期尚早に感じる。
おまけに3.以降は『ヒトガミ』と名乗る上位存在──所謂「神様」と椅子すら無い霞漂う「精神世界」で今後の人生のアドバイスを受けるシーンも挟まれるようになり、本作がなろう系作品であることを再確認してしまう。せっかく主人公の転生を死と直で繋げて始めた物語であるのに、後からそんななろう系が嫌われる代表的な要素を入れてしまうと途中離脱────所謂“切る”人も出てしまうのではないだろうか。それを防ぐためか、ヒトガミのキャラクターはCV:くじらで胡散臭くどこか裏がある様に描かれてもいる。{/netabare}

【キャラクター評価】
ルーデウス・グレイラット
見た目は子供、頭脳は大人────と言い切れないのがこの主人公。頭は30~40代に差し掛かるのだけど、元ニートはその年齢に見合った精神性を持ち合わせていない。
人によっては本気で合わないキャラクターだろう。表向きは礼儀正しく振る舞うのだけどその思考回路は基本的に下劣。性欲も強く隙あらば周りの女性を食い物にしかねない危うさも秘めている。周りにやたらとそういった「据え膳」があることも問題と言えば問題だが、それらへの反応もとても子供らしいとは言えない、どこか気持ち悪さの感じる笑みを浮かべており、この描写に関しては好みが分かれるところだ。
{netabare}ちなみに私は第3話の父親への逆説教で観るのを辞めようかと本気で思った。あそこだけ元ニート≒論破厨の悪いところや異世界転生の悪いところが出過ぎているんだよね。もしかしたら親に怒られ盛りな中高生が観るとスカッとする描写かも知れないが、ちょっと邪推すれば「作者は親を言い負かす子供の描写を入れて嘗ての親への不満を解消したかったのかな?」とくだらなく思ってしまう。{/netabare}
しかしそれらは人がそう簡単には変われない証でもあり、そんな難しいことに挑戦するからこそルーデウス(前世の男)は主人公として在り続ける。彼にとっては恐怖そのものであった「外の世界」に師・ロキシーの助けを借りて一歩を踏み出すところ。前世では誰にも認められなかった彼が師に認められたことで独り立ちの勇気を手にするところは、私も少なからずその気があるので大きく共感できたシーンだ。

エリス・ボレアス・グレイラット
{netabare}上記のルーデウスとは非常に相性が良いヒロインではないだろうか。
最初こそ容赦ない暴力シーンに「うわ時代遅れの暴力系ヒロインだ……(怖」と面食らう様に見せるのだけど、照れ隠しや嫉妬なんて複雑な理由では振るわないので信頼関係さえ築ければしっかり鳴りを潜めて可愛さが押し出されていくのである。
『ルーデウスはすごいのよ!』
『ルーデウスはすごいんだから!』
字面だけみたら只の「さすが主人公」なんだけども、ここまでに至る道のりがある上、誰にも認められない前世を過ごした主人公の救いになっているからこそ、彼女の代表的な聴き心地の良い台詞になっている。
成長した2人が無事に魔大陸を攻略できるのかが2クール目の注目点だ。{/netabare}

【総評】
やや強引な場面転換が気になったものの、全体的にみて素晴らしい作品だと評する。なろう系の中にも良い作品がある、その根拠の1つに成り得ている。
圧倒的な世界観の描写、細かい背景美術やキャラ描写は語りだしたらキリがない。「ファンタジー」の世界の描写を徹底した背景は細かい部分まで思わず目が行き、訪れる街の文化を反映したような美術が随所に散りばめられている。戦闘シーンもスローなどでは決して誤魔化さずハイピードでキビキビとキャラクターを動かし演出で盛り上げる。カメラワークはUfotableなどのような激しいものではなく、飽くまで固定カメラで絵と動きを魅せている。グダグダと引き伸ばさず短い戦闘シーンで勝負にケリがつく。
ストーリー的にはいわゆる「なろう」な異世界転生ものだ。しかしながら、そんな今やベタとも言える要素──主人公の前世、異世界での生き方、異世界での強さetc.──を丁寧に丁寧に、これでもかと掘り下げている。
容赦のない展開も多い。せっかく愛する家族や仲間や友人ができたのに終盤では{netabare}災害のせいでバラバラとなり、その状況はあっさりと覆りはしない{/netabare}。主人公は確かに才能はある、だがチートではない。負けることも多く、だからこそ強くあろうと、もっと強くなろうとする。前世での後悔が彼の原動力にもなっており、この世界での出会いや絆が1歩を踏み出す勇気に繋がっている。
シリアスな展開はあまり引き伸ばさずにギャグやコメディタッチなキャラ描写をも交えることで、重くなりすぎず引っ張りすぎない。可愛らしく魅力的なヒロインの愛らしい姿も愛まり、見れば見るほどこの作品にハマっていってしまう。杉田智和さんのモノローグもいい味を出しており、怒涛のセリフ量を感情を交えながら、どこか斜に構えた態度で読み上げるからこそそれがギャグにもなっている。
セクハラなど性的表現も多いが艶めかしいシーンの数々はヒロインの魅力にも繋がり、前世の記憶があるからこその主人公のいやらしい顔や行動の数々もこの作品ならではの主人公の魅力にも繋がっている。彼の変態的な行動に「うげっ」となってしまえばこの作品を受け入れがたいかもしれない。だが、この作品は34歳無職引きこもりだった男の再生の物語でもある。前世で出さなかった本気を出す、そんな決意と1歩が先ずは1クールどっしりと描かれている作品だ。
【異世界】は90年代の『十二国紀』からジャンルの人気に火が付き、そこから00年代の『ゼロの使い魔』を代表とするラノベアニメブーム、そして今のなろうアニメブームで擦りに擦り倒されたものである。もう新鮮さというものは無い。だが、そんな擦り倒された世界観をしっかりと見せることで王道とも言える面白さをどっしりと感じさせてくれる。
この作品はすでに2期も制作し3期の制作も決定した長編大作だ。だからこそその立ち上げはWHITE FOXとEGG FIRMが共同で出資し、この作品を制作するためだけのアニメ制作会社まで設立している。
本気だ。格が違う。制作側がこの作品を最大限の能力を持って面白いものにしようとしていることを、第1話からこれでもかと感じさせてくれた。ベタな設定、ベタな世界観、ベタな導入だ。手垢まみれの要素しか無いのにそれを面白く仕上げるのは生半可なものではないだろう。

投稿 : 2024/09/11
閲覧 : 90
サンキュー:

5

koaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ニートの転生・・・

出だしは良好

投稿 : 2024/08/15
閲覧 : 71
サンキュー:

3

ネタバレ

ウィスタリア さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

主人公より父親に耐えられない!

何もかもが中途半端なくせに口出ししてくる父親に耐えられず、途中で断念しました。主人公の過去より、主人公の人生に介入してくる父親が邪魔です。話の速度も遅く、下ネタが多いので止めました…。

投稿 : 2024/07/15
閲覧 : 103
サンキュー:

1

ピエロ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なろう、異世界転生モノ、です

なろうの異世界転生というこれほどまでに香ばしいクソアニメ臭がすごいジャンルはないですが、結果面白かったです。
正直結構なキモいオタク描写があるのでそこらへんに嫌悪感を覚える人は一定数あると思いますが、僕は楽しめました。
エロ要素多いです、あと音楽はOPもEDもクソ好きでした。

投稿 : 2024/06/09
閲覧 : 228
サンキュー:

2

ネタバレ

ruru さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

良い作品

作品としては見る人を選ぶかなと思います。
最初の主人公は、なかなか人間の黒い部分が強いため、不快感を抱く人もいるかもしれません。
ですが、少しずつ人として成長し、前世でうまくいかなかった家族関係や繋がりを、今世ではもがきながらも必死に繋ごうとする様は感動ものです。一作目の前半は、まだ俗物な部分が強いですが、後半から自分にできることを失敗しながらも必死に成し遂げていくので、だんだん引かれる作品だと思います。
{netabare} 後半の父親と再会するシーンや、家族と再開するシーンはすれ違いから衝突したり理想とは違うものになったとしても、最後はお互いを慮り関係を繋ぎとめようとするところはとても魅力的です。 {/netabare}

投稿 : 2024/05/10
閲覧 : 176
サンキュー:

1

サルモネラ菌 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

この作品を面白いと思える人間でよかった。

この作品は万人受けする作品ではない。
だが、自分は大好きだ。
というか序盤を耐えれば、大体の人間は
中盤でハマるはず。
無職転生は、転生ものの最高峰だと思っている。
他の転生ものも面白いけど、この作品はリアリティがすごい。生々しいと言うのかな?
ルーデウスという人間が、人間的に成長していくアニメです。

投稿 : 2024/02/11
閲覧 : 476
サンキュー:

3

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣いちまったぜ。

引きこもり生活していた主人公がトラックに轢かれ死亡→異世界転生。
どうやら魔法や剣で戦う世界。
魔法を使うなら詠唱か魔法陣、魔力量は生まれた時に決まってる。
そう本で読んだが、詠唱しなくても魔法使えるやん!魔法使えば使うほど魔力増えるやん!ってなって、本を鵜呑みにするのは違うな、と。
色んな練習をして、剣と魔術(殆どが魔術)を習得していく。
めーちゃくちゃ強ーい。

前世は虐められ、外に出るのがトラウマだったりして、虐められた記憶が何度もフラッシュバック。

家庭教師として先生してた先で、問題児お嬢様を手懐ける。
で、魔力災害に会い、知らない場所に飛ばされる。
そこで主人公とお嬢様を助けてくれたのが会ったらやばいぞ!!って言われていたスペルド族と出会う。
何やかんやで仲良くなり、街まで送り届けてくれるという。
スペルド族は騙されて怖い族だって噂が広まってしまったので、それをどうにかしたいという。
良い人なんだけど、悪人だと分かるとすぐ殺してしまう。
そんなんじゃスペルド族の悪評は変えられんぞーと、主人公が奮闘。

挫折して腐って…でもまた頑張るぞ!!
って感じで終わった。
最後はおまけ話。

杉田ってだけで良作。

投稿 : 2024/01/25
閲覧 : 243
サンキュー:

1

櫻井敦司 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

面白いが人を選ぶ

物語としては面白かった。
リアリティを出すためだろうが、主人公の転生前の姿が
キモヲタ・ヒキニートの権化のような姿なので、
こういうキモヲタから性的被害を受けた経験のある女性が観ると
フラッシュバックを起こす可能性があるのため注意が必要だ。

自分は男だが、さすがにここまでのレベルのキモヲタを見ると
気分がいいものではない。
ある人物が登場しだしてからは転生前の姿が頻繁にでてくるようになり
気分が悪かった。

2期まで通しで観れたので物語としての求心力はあると思う。

投稿 : 2024/01/24
閲覧 : 308
サンキュー:

2

ネタバレ

パンツ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

キッツい

30代?の人格を持った人間が、記憶を持ったまま10歳そこそこの子供に欲情する?ヤバすぎるやろ。
で、社交的になるわ、努力もできるわ、と。

もうね、きっつい、キッツ過ぎる。


転生でないならまだいい。でもこれ転生モノやねん。
作者とか、信者とか、うわぁ。。こんな都合のいい人生を望んで、世界を呪っているんだろうなぁっていうのが透けて見えちゃうのよ。

量産型なろうと違う?
いえいえ、ど真ん中ですよ。
量産型の列の真ん前にいるだけの、ザ・異世界転生モノです。

投稿 : 2023/12/22
閲覧 : 253
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

具合悪い

なんか使用人と浮気して子供できて家族ごっこして気持ち悪かった

投稿 : 2023/12/18
閲覧 : 142

こま さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

間違いなく言えるのは万人受けする作品じゃない。何でと言われたら主人公

2023年6月時点でシリーズ累計発行部数が1300万部を突破している。
2013年10月から2019年2月まで小説家になろう累計ランキング1位を維持していた。

理由1つ目、エロが過剰、それも初っ端から。

親だったり不倫だったり、不倫相手に子供が出来たりその子を育てたりおじいさんだったりエルフだったりと声と音だけ(だったはず)とはいえまあ多い。内容も内容…。

理由2つ目、転生後もだが主人公の転生前の姿、性格と受け付けない人も多いだろう。

30代で引きこもりニートで100キロの巨漢のオタクにロリ好き(叔父の娘の写真で…)その他色々etc。が最初のほうで結構出て来て、その後もあるキャラが出て来るたびにその姿を見る事になる(ハッキリとは見えないが)
一応これにも理由があり高校生の頃にかなりヤバ目(全裸で校門前に吊り下げられ写真を撮られるなど)のイジメを受けた為引きこもる。ちなみに文字通り「全裸」
とは言えその後やってる事を考えるとプラマイゼロにはならない。

理由3つ目、転生後の赤ちゃん〜子供時代の顔の気持ち悪さと行動(赤ちゃんがパンツを被る等)もそう。
赤ちゃんではありえないだろう、ニチャァみたいな顔になるので気持ち悪いとしか言えない。
その後もある人のパンツを盗み崇めたりなんて事もしている。大きくなっても変わらず…。

エロは異世界物観てるなら気にしない人は多いだろうけど…内容がアレ。
主人公受け付けないはどうしようも無い。切る理由としてはこっちのが多いだろうね。

それでも異世界転生、剣に魔法と主人公の成長と出会い、旅と何時ものなのだが作画がとにかく綺麗で特に魔法のシーンの水がすごい。
最初数話さえ乗り越えれば飛ばされた辺りからなら、ある程度は観やすくはなると個人的には思った。
マンガも最新刊までと2期も観てるから。

それでも個人的にはオススメはしないかな。

投稿 : 2023/12/17
閲覧 : 152
サンキュー:

3

ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

異世界社会と現実社会

アニメーション制作:スタジオバインド
監督・シリーズ構成:岡本学、助監督:平野宏樹、
キャラクターデザイン:杉山和隆、髙橋瑞紀
音楽:藤澤慶昌、テーマソングプロデュース・歌唱:大原ゆい子、
原作:理不尽な孫の手

私は異世界転生ものが好きだ。
それはRPGが大好きだったことにも起因するし、
子供のころに自分のことが大嫌いだったことも
理由のひとつだと思う。
学校に通って多くの同級生を知るようになると、
自分のできないことが気になってくる。
実際にできないことばかりだった。
父は私ができないことを指摘して、
やる気をなくさせることを言う人だった。
今になって思い出すと、それほどできないことばかりでは
なかったようにも思うのだが、
「こんなこともできないのか」と親から指摘されると、
すぐに諦めの感情が心を満たしてしまっていた。
同級生より劣っている自分のことが嫌いで、
自分が優れた人間になることを夢想するような子供だった。

だから、私は異世界転生ものを書く作者の気持ちを
ある程度は理解できる。悪を倒して女の子から
好意を持たれる話を夢想するのは普通のことだと感じる。
ただ、それを多くの人が読む商業ベースで発表するなら、
いくつものハードルが必要なのだとは思う。
私がアニメで観てきた異世界転生ものは、
面白いアイデアに彩られてはいるのだが、
物語の核の部分に作者の気持ちの悪い欲望が
ストレートに出てしまい、
観るに堪えないものが多くなっている。
たくさんの人の目に晒される物語は、
客観性が必要だし、共感してもらえるかも
重要になってくる。そのためには「他者」が何を考え、
何を感じているのかを知らなければいけないし、
想像できなければならない。
世間に出回っている異世界転生ものの多くは
良くも悪くもその部分が決定的に欠けている。

異世界転生ものの嚆矢とされているこの作品。
最初のうちは、中年のおっさんが赤ん坊に転生して
やりたい放題やっている下ネタの表現に少し戸惑った。
パンツをかぶったり、母親のおっぱいを触ったり、
スカートのなかを覗いたりとやりたい放題だ。

しかし、序盤の話から良い意味で引っ掛かる部分があった。
それは、主人公のルーデウスが死ぬ前のことを明確に覚えていて、
トラウマまでも異世界まで引き継いでいることだ。
いじめが原因で引きこもりになった主人公は、
異世界に来て魔法を使えるようになっても
外が怖くて自分の家から出ることができない。
外に出るためには、多くの人々の助けが必要だった。
ルーデウスは、過去の自分の行いを反芻しながら、
人生において何が大切なのかということを学び直していく。
そこが、ほかの異世界ものとは大きな差異で、
繊細で筋の通った思考が感じられた。
この作品では過去の自分ができなかったことの記憶を
引き継いだまま異世界で改めて克服しようとする。
いくつかのアドバンテージはあるものの、
そこには、現実と変わらない困難がある。

外に出られなかった記憶、
悪意を持つものたちに対抗すること、
未来を見据え努力を重ねなければいけないこと。
何かを成し遂げるためには必要なことを
時間をかけながら苦労をして掴み取らなければならない。
努力の末に掴み取った成功は、
ひとりの人間を成長させていくのだった。

サブタイトルの「異世界行ったら本気出す」。
これはオタクたちや、現実を直視しない人に対する
作者なりのメッセージなのだろう。
「異世界行ったら」を「明日になったら」に
置き換えると分かりやすい。
つまり現実世界から逃げている人に対する言葉なのだ。
「異世界行ったら本気出す」という思考の人は、
悪い流れから抜け出すことができない。
「今」本気を出さなければ、何も解決しないことを
この作品の根幹の部分で訴えている。

どの話もよくできているのだが、
1期でいちばん衝撃的だったのは、
{netabare}親父がメイドを妊娠させるところだろう。
それによって家庭内が崩壊しかけるシーンには{/netabare}
度肝を抜かされすぎて、笑ってしまった。
個人的にはこの話を観たときに、
普通では推し量れない魅力が作品にあると感じた。
そして1期での中心の物語は、暴力少女エリスと悪戦苦闘しながら、
自分の仕事を全うしようとするところだ。
狂暴な少女をあの手この手で何とか正しい方向に
導こうとする話は、普通にとても面白かった。
やがて、エリスにも信頼され、この世界の有力な家柄である
自分の血筋でもあるグレイラット家で
認められていくストーリーは、
優れた転生ものと思えた。

しかし、この作品はそんな異世界ものの常識的な部分だけで
終わらないのがとても興味深い。
家庭教師と大学進学の物語で話が進むのかと
思わせておいて、突然大事件が勃発して、
{netabare}ルーデウスとエリスは、魔大陸に飛ばされてしまう。
フィットア領転移事件だ。
そこで、{/netabare}世界中から恐れられているスペルド族の
ルイジェルドと出会うところが、
この作品における最大のポイントだ。

間違った噂によって、社会から抹殺された存在のスペルド族。
ルーデウスは、彼に自分を重ね合わせる。
社会からのレッテルで身動きがとれない状態。
自分の信念、正しいと思うことをただやっていけば、
社会から認められるようになるのか。
評判の悪い者が暴力に訴えて正しいことをしても、
認められることは決してない。
ルーデウスは、スペルド族に対する偏見を払拭するために
さまざまな策を弄するのだった。

自分の殻に閉じこもり、他人の存在などどうでもいいと
諦めてしまうことで長年引きこもってきた主人公。
自分から他者に認められるように動かなければ、
何も変わらないことを痛感していた。
もう二度と同じ轍は踏みたくないと切望し、
必死になって結果を出していくことで
周りを納得させるようになっていく。

異世界もの作品というと、主人公が思ったように無双して
周りの女性から悉く好かれるのが基本路線。
しかし、この作品は違っている。
オタクと呼ばれる人々の性質のひとつである
他者に対する拒絶やひとりよがりの思考を改めていかないと、
人生において享受できるはずの楽しみを
諦めなければならないことを教えてくれる。

ただ1期はかなり中途半端なところで終わっている。
そのため1度観ただけでは、本当の良さに気づきにくいのが
ひとつの難点といえるかもしれない。

異世界であっても人間の本質は何も変わらない。
主人公は、現実の世界で気づけなかった大切なことを
異世界で学び直す。やらなければならないことは、
現実世界と何ら変わりはないのだ。
そういう意味では特異な異世界ファンタジーと
いえるのかもしれない。
(2022年6月4日初投稿)

投稿 : 2023/11/08
閲覧 : 539
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57

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

この手の本体みたいな感じかな?

原作未読(2021.8)
作画や音楽とかかなり力入ってる作品かな。異世界転生系の作品群の中で満を持して登場的な意気込みを感じる。
多分、今までアニメ化するか企画側は葛藤の部分はあったのではと思う。それなりに発行部数もあるし、もっと早く企画段階で上がってもおかしくない気がする。ただ、この作品も「回復術士」とはベクトルの違う倫理観への引っかかりが問題になっていたのではないだろうか。
奇しくも同じ期に当ててくるあたり業界の自制枠を拡げよう(ネタ切れ解消)という意図があるのかないのか知らんけどその流れは業界的に抑えないと後々、首を絞める結果になるのではと危惧している。
さて、この転生モノ作品の特徴は、生まれながらにスケベという点である。これは他の前世記憶持ちの中でも特異である(これないとただの冒険譚で何の特色もない)。ある意味リアルなのかも知れない。が、個人的にはどうしても30代のおっさんが小学生程度の少女に性的欲望を爆発させる様は消化できない。所謂気持ち悪いのだ。
まぁ、異世界に成人、未成年的な概念も笑える話だが、所詮、作者も視聴者も日本の法秩序や文化の枠組みの中からは抜け出せない。無秩序は望まないし許容範囲は人それぞれとしてもだ。
それ以外は、他の似た作品と比して良い方だと思う。

私のツボ:スケベ以外大して前世役に立ってるか?

2クール目視聴済(2022.1)
一つの節目で終了しています。無論、原作は継続中なので人気次第では続きもあるかも知れませんね。
個人的には {netabare}父親との再会までは {/netabare}1期同様、主人公への嫌悪感が強く、イライラしっぱなしでした。ただ、ここを境に少し、この作品がただの異世界転生変態冒険譚ではないんだなと理解しました(それでもやはり好きにはなれませんが、多少同情できるようになりました)。
他の作品だと転生後、御都合てんこ盛りでイキって大活躍ハーレム万歳のオンパレードですが、自分がイラつく部分(34年生きて、更に10年以上人生歩んで、40過ぎのおっさんと同等なくせに変態だけ一丁前か!)に関して確かに15年以上社会と隔離されてちゃ、社会経験ないのと同じで更に心に傷を負うハンデ持ちではうまく行く方がおかしいわけです。その辺を2クール目までで多分端折ってる所はあるでしょうが概ね丁寧に描いていると思われます。ようやく本当に1歩踏み出せたという風に・・・。
さて、そうなるとこれからはただの無双冒険譚になってしまうのでしょうか?それは勘弁な!(笑)。2クール合わせてだと評価は3.6位かな。

私のツボ:〇にかけた時、ちょっとスカッとした(心狭いわぁ、俺)


1期OVA・零話・Ⅱ前期視聴済(2023.11)
主に幼馴染シルフィーのターン。大切な存在と失意の別れを経験し、投げやりな生き方をしてきた主人公が魔法大学に入学し、心的障害(心の穴)を埋める迄といった所かな。人間的成長をゆっくりと描いている為、日常系のような感じ。

私のツボ:なんだかんだ皆と仲良しなのが・・・

投稿 : 2023/11/04
閲覧 : 439
サンキュー:

19

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

二度目の人生を異世界で。

【概要】

アニメーション制作:スタジオバインド
2021年1月11日 - 3月22日に放映された全11話のTVアニメ。

原作は、「小説家になろう」に連載されていたweb小説を改訂し、
KADOKAWAのMFブックスから刊行された、理不尽な孫の手によるライトノベル。
原作イラストは、シロタカが担当し、
『コミックフラッパー』にて、漫画家・フジカワユカによるコミカライズ版が連載中。

監督は、岡本学。

【あらすじ】

20年近く引きこもっていて働かない、
不潔で不健康で自堕落なオタク生活を満喫していた34歳の男がいた。

家族らからの社会復帰の呼びかけに目を背け耳を塞ぎ続け、とうとう身内からも諦められて、
当の本人は幼い姪っ子にすら欲情している客観的に見てクズそのものであり、
その自分のどうしようもないクズさを男は自嘲していた。

親の葬式にも顔を出さず、一人で18禁行為(原作小説では姪ブリッジ)をしていたの男の痴態に、
積年の我慢もあってキレた兄姉弟らによって愛用のパソコンを破壊されて暴行を受けて、
着の身着のまま(汚れが染み付いた汚いジャージ)で家を追い出されて住所不定無職になった男は、
今までの人生を思い出しながら裸足で、雨の日の曇った暗い空の下の街を彷徨っていた。

高校生の男女3人の痴話喧嘩を目撃した男は、
3人に居眠り運転のトラックが突っ込んでくるのを咄嗟に助けに行って、
スピードが出たトラックにコンクリートの壁に突き飛ばされたうえに追い打ちで挟まれて、
その100キロ近い身体は潰れたトマトのように轢き殺されてしまった。

死の間際に、人生をやり直したいと願った男は、
地球とは異なる構造の異世界である六面世界のひとつ「人の世界」
中世ヨーロッパに似ている中央大陸のアスラ王国のブエナ村の住人で、
元冒険者で若くて容姿に優れたパウロとゼニスという夫婦の赤ん坊の、
ルーデウス・グレイラットに転生。

前世での享年34歳までの知識と記憶を受け継いだまま、
剣と魔法のファンタジー世界での0歳児に生まれ変わった男は、
前世と同じ生き方をしないように、幼子のときから今後のことを考えて自分を鍛え、
具体的には家にあった魔導書で独学で魔力を成長させ、
それと同時に愛情を注いてくれる今の両親を前世では親不孝だった反省で大切にしようとする。

前世の34年間では人間不信と人生への諦めで自分を変えることが出来なかった男は、
この異世界でのゼロからのやり直し人生で、
ロキシー、シルフィエット、エリスら美少女を始め様々な出会いを経て、
更には様々な困難を積み重ねることになる。

これは無職のクズニートのまま死んでいった男が
二度目の人生で前世のトラウマを乗り越えて心身ともに成長をして英雄になる物語である。

【感想】

原作書籍は読んでなくてweb版を少し読んでて、漫画版は23年10月時点で94話まで読了です。

酷いイジメに遭って卑屈で臆病な人間になってしまった男が、立ち直る努力を放棄して、
傷ついて折れたままの心を引き摺って自分の世界に逃げているうちに歪んでしまい、
20年間を浪費した挙げ句に酷い死に方をして、二度目の人生で人間としての尊厳を取り戻す話。

転生してルーデウスとなってルックスと才能が改善してすら治らない前世男の変態性。
その前世男(ルーデウスの心の声)を杉田智和さんが演じることで、
前世男の卑しいサガを引きずったままであることを強調されている、
苦悩と煩悩に塗れたルーデウス少年の物語が描かれています。

ルーデウス少年は非凡な才能に溢れた英雄の卵ですが、待ち受けている運命は過酷であり、
数々の苦難を乗り越えて人間的な成長を果たし、
前世では手に入れられなかった様々なものを手に入れる。

その主人公(ルーデウス)の内面の心の痛みと気持ち悪さの両方を受け入れて楽しめるかどうか?
で作品に対する印象は大きく変わると思います。共感までは必要は無いと思いますが。

現実社会では人生にはリセットボタンは無く覆水盆に返らずの人生の上に幸せを築くものですが、
やり直しの機会を与えられた前世男の第二の人生も決して順風満帆でもなく、
悲しい経験や敗北などを経て、それらの現実を受け入れて諦めること無く生き抜いていく、
その強さを手に入れるにも信じられる人たちとの出会いと繋がりが重要であり、
それはただ口を開けて待っていても得られるものではなくて、自分で動かなければ手に入らない。
前世では殻に閉じこもってしまい、
人生を変える機会を全て捨ててしまった前世男の後悔の描写が丁寧であり、
ルーデウスとして心を再生する物語は見応えがあるかな?というところですね。

1クール目終了の11話までアニメを視聴して思ったことが、単純に作画が良いだけではなくて、
細部までのスタッフのこだわりが尋常ではない。優れたアニメとはなにかと考えてみると、
職人芸でジオラマを構築するようにアニメの世界の設定を作り上げる手抜かりのなさ。
それは日本とは異なる文化に基づいた王国の美術設定であったり、
魔神語などの架空言語の徹底であったりする。
原作を徹底的に好きになってオールラウンドに本気でクオリティを突き詰めていけば、
良いものができるという思想で作られているアニメ。

それはこの作品に関わった声優の仕事の領分にも大きな影響を与えていて、

日本語でも英語でもフランス語でもドイツ語でもない架空の言語が作られて、
それが会話に聞こえるようにお芝居をしている主役のルーデウスを演じた内山夕実さんの、
アニメージュプラスでの記事の苦労話を読んだりすると、本気で仕事をしようとすると、
手癖では出来ないかなり大変なものであると、この事を知ると声優に敬意を表してしまいますね。
ゼントラーディ語であるとか、そういった試みは昔のアニメでもありますので、
別にこの作品だけの専売特許ではありませんけどね。

こういったこだわりの一つ一つで、
声優を含めた数多くのパートを担う人材の仕事がきちんと積み重なって良いものになる。
緊迫感のある戦闘シーンなど印象的な映像を作るのは仕事の質の影響が大きいですね。

原作がそうだからとしか言いようがないですが、そのクオリティで
食事・性欲・排泄など赤裸々にキャラクターが描かれているのが生々しく、
なかなかにエッチでかなり男性向けで人を選ぶ内容でもありますね。

個人的には女性キャラがとても可愛く、暴力ヒロインであるエリスが加隈亜衣さんの好演があって、
とても印象に残りましたね。

また、一つ一つのエピソードをキャラクターや展開を省略すること無く丁寧に描写されていたり、
台詞が説明的過ぎる朗読劇にならずに会話の間があって、芝居する余地がしっかりあったり、
自分が今まで見たなろう原作アニメでは最もスタッフがいい仕事をしていると思いました。

それが第8話の「ターニングポイント」で、
これまでのエピソードで積み重ねてきた幸福の喪失に繋がるのですから、
考えて構成や演出を積み重ねて効果的に見せるとはこのことで、
展開に感情移入しやすくなっていますね。

他のアニメ作品にも言及していることですが、
アニメは監督の名前を売りにするとか本当にどうでも良くて、
鬼滅にしても、ぼっちにしても、無職転生にしても、
監督の名前に縋らずにアニメの内容が評価されてる作品らが真っ当にあるのを見ていると、
逆にクリエイターをアイドル扱いして誰が作ったとかを前に出しすぎてる別の会社の戦略は、
果たして正しいことなのだろうか?と、一部のアニメ会社のやり口と対比してみたくなりますね。

日本のTVアニメの始祖は1963年の「鉄腕アトムであり」、
アニメの作り方はこの60年間で時代によって常に変わり続けているのですが、
今の時代だから生まれた本気のアニメということで個人的には高評価の作品ですね。

こういった2020年前後の力作も数十年後にはレトロに感じられたりするのでしょうけど、
時代時代の作風の変化の最前線の作品のひとつひとつを楽しめれば良いですね。
ともあれ、もともと面白いと個人的には感じる作品ですので、アニメの続きも楽しみに思えました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2023/10/29
閲覧 : 195
サンキュー:

39

ネタバレ

キシリトール昆布 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心の声が銀時

2期がはじまったので、もう一度視聴。
作画やストーリーが本当に丁寧。
やはり杉田智和さんの声いいよね~

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2話の自慰はいらない気がする。めちゃドン引きで嫌悪感。

3話まで見て
まず作画のクオリティーが最近見た中で1番力を入れている気がする。
話は典型的「転生なろう系」

8話まで見て
心の声(変態)になると坂田銀時になる(笑)
今後の重要人物になるであろうキャラが何人かチラホラ出て来て、
やっと話が大きく展開してワクワクする!

見終わりました。
後半は意外なサバイバルな展開も事件を織り込みながら飽きさせないストーリー

他は本当に素晴らしいものを見せてもらっていると感じる。
ただ1クールだと短すぎる気がする。
原作は知らないけど、結構端折りが多く感じるので勿体ない。

投稿 : 2023/10/14
閲覧 : 425
サンキュー:

11

そうま先生 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 1.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

杉田さんにエッチな言葉を言わせて笑わせに来るアニメ

いやー、銀魂の感じの杉田さんの声が聴きたい人にはおすすめ!

ストーリーは2期も見てるけど、ペラペラで失笑

投稿 : 2023/10/04
閲覧 : 145
サンキュー:

1

リザド さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

ストーリーが壮大で奥深い‼︎‼︎!

他の異世界アニメ好きには申し訳ないけれど、この作成見ちゃうと他の作品が全ておもんなくなる。特になろうの「数稼ぎで入りました」的な作成はもう正直ゴmとしか思えん。だからこれから異世界系見ようとしてる人はとりあえず初手無職転生はやめとけ。そうした方がいろんな作品を楽しんで見れる。んで、異世界系がおもんなくなってきたら、無職転生を見ることをおすすめする。面白さ尋常じゃないから。

投稿 : 2023/08/02
閲覧 : 282
サンキュー:

2

とぁいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

名作だと思う

原作を丁寧に映像化の方法論に落としたこと、何をデフォルメして何を削ぎ落すかの判断が良かったこと、音楽を作品の世界観に合わせたこと、そのどれもが成功している。技術的なことやアニメ的な評価はわからないが、アニメとしてと言うより、ひとつの作品として非常に完成度が高いのだと思う。声優や作画については評価軸が無いので判断できない。

投稿 : 2023/08/02
閲覧 : 205
サンキュー:

1

キャプテン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私的アニメで初?かも

2クール目、観終わった時初めて?『感無量』の言葉が1番表現が合ってると思う。
(深く身にしみて感じ、しみじみとした気持ちになること)←になったんだ。

とっても上手く作ったなこの作品と思った。

1クール目は、ただ主人公がど変態少年ってだけに
そのギャップもあるかも。

投稿 : 2023/07/03
閲覧 : 560
サンキュー:

9

モモンガー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ヒロインはありがち

二十年ニートやってた中年男がそのまま異世界に転生したらまず生きていけない
そこで主人公に与えられたのは並外れて高いスペックと前世の記憶
最初からハードルを下げられているので、15話位まではひたすらヌルい展開が続く
主人公が正直に白状しているように無詠唱魔術なんか使える上に、強力な護衛までついているので、多少ピンチに陥ってもいつも余裕があってどうにかなりそうな気がしていまう
ある時点で精神的ダメージを受けて主人公も成長するけど、最終的にハッピーエンドで終わったとしても、死んで生まれ変われば良い事がある、ということにしかならないから、なんかひっかかるというかスッキリしない気持ちになりそう

投稿 : 2023/06/27
閲覧 : 379
サンキュー:

3

アキラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2回目視聴 現実的な異世界

2期がまもなく始まるとのことで、1期をイッキに見ました。
2期のPVを見た時に、1期の作画と変わってるかなとちょっと心配に、なったのですが、何も変わらなかったです。作画がすごく綺麗だと認識していたのですが、細かい描写、ヌルヌル動く訳でもなかったのに、何故か好印象を持っていました。
まず、各話の冒頭の部分、ここで異世界の描写があるのですが、この時の背景美術がすごく良かったようです。街ごとに特色があり、異世界の旅を存分に味わえます。
ここに細かな描写、かつ、こだわったデザインがあるので、アニメーションが引き立てられたようです。

なお、一気に見ると、たくさん伏線に気づき、まだまだ回収されていないので、今後も楽しみですね。

投稿 : 2023/06/10
閲覧 : 353
サンキュー:

1

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なろうの原点にして頂点

なろうの先駆けにして金字塔と称される作品。

前世での反省から転生した主人公が幼少期から魔力の才能がありながらも努力するところがしっかり描かれていて、その中でエリスやロキシーといった色んなキャラと絆を深めていくところが掘り下げられていたと思います。

序盤から際どいシーンが要所で見られて、いわゆるラブコメ作品ほどのエロさはないものの、子どもとかには見せられない気まずいものが散見されて、これによって観る人を選ぶ作品になってしまっているのが残念。

それでもルーデウスが親元を離れ、エリスらと冒険をするようになるあたりは俄然面白くなってきた感がありました。

総じて後発のなろう作品全般のようなチート感による爽快さはない代わりに毎回ワクワク感を感じさせてくれる作品だったと思います。

投稿 : 2023/06/04
閲覧 : 419
サンキュー:

20

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

★★★☆

2021.4.5 ★★★☆(3.8) 1度目観賞評価

投稿 : 2023/05/30
閲覧 : 303
サンキュー:

4

ネタバレ

これ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

全てにおいて高水準

これまで異世界系と言ったらゼロ魔、リゼロ、このすば当たりが一番好きでしたがこの作品はそれを超えてきました
まず作画がレベル違うのと
ヒロインに出てくるキャラみんな可愛すぎるしとにかくエロい
そしてみんな好感持てるキャラクターでキャラが強くたってる
非の打ち所のない作品すぎる

投稿 : 2023/03/24
閲覧 : 354
サンキュー:

6

猫好き さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

反省しないキモオタニートの気持ち悪さが半端ない

高校時代にいじめられて人間嫌いになったニートが転生という設定
その彼が人生やり直しというのが主題

転生して人生やり直しファンタジー自体は嫌いではありませんが、どうしても主人公の気持ち悪さが我慢できません。いろいろと文句はありますが、まず演出として最悪だったのが、ルーデンスの心の中の声がいつまでもずっと前世の童貞ニートなこと

人生やり直してリセットなんだから声も新しい体から出るものになってても問題が無い、というかそうなって欲しいです。少なくとも前世のキモオタはいなくなってて欲しいです。少なくとも前世とは違う人間になったと思わせてほしい

だけど、転生前のかなり本気のキモオタ画像も出てくるため、何時までたってもそのイメージが引き継がれ、キモさがなくならない。特に使い終わった匂うティッシの山の中で腰を動かしているニキビと無精ひげの眼鏡デブのオナニーを見せつけられるのってありえないです

元々そんなことをやっている視聴者が対象なのかもしれませんが、私的にはもう彼はいいからそのまま転生せずにトラックの下ずっと死んでいてくれ、です

おまけに、、、彼は前世からまったく変わってない。私はそれじゃダメだって言いたいです。彼の発想やセクハラ行動がもともとの彼をそのあまま引きずっていて行動を起こす、失敗する、でも何も反省しない、これがこの話の中で一番耐えられませんでした

転生をきっかけに自分が前世で間違ったていたと思うことを反省、改めて別の方向からアプローチというのならまだしも、結局、キモオタの彼を繰り返していてもいいことが起こるってファンタジー

メイドのリーリャが見抜いていたけど、それこそ悪魔付きと思われて当然かと思うような言動の数々を繰り返す。しかも性欲が発生しない年齢でのキモニタニタが止まらないなんて悪魔な本気キモオタですよ

いいですか。女性であれば、あれは相手の年齢を問わず痛いほどわかるキモ悪さんです。本当に死んでもらっていいくらいに気持ち悪い行動。ぜーーーーたい、やるな、そこのキモオタ男子!!!

今のあなたがキモオタなら、その性格そのままで転生したならあなたがどんな世界で転生してもどんなすごいチート能力があろうとあなたはキモオタで終わるんですよ。その現実を忘れないで!

このありえない全体の高得点を見て日本の将来は本気で暗いと思った今世紀最悪アニメというのが私の結論

投稿 : 2023/03/01
閲覧 : 483
サンキュー:

8

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

主人公が気持ち悪い

この作品なろうアニメの中でも相当な話題作で世間の評価もかなり高いけど、
ただ個人的には主人公の気持ち悪いキャラが全く受け付けられなかったです。
もう前世の容姿も物凄く気持ち悪いけど、それでも前世の容姿が気持ち悪いだけならギリギリ許容できるが、
でもルーデウスの場合は転生後でも前世での気持ち悪い性格が全く変わってないのが最悪で
特に幼女に対して平然とセクハラ行為をする所は気持ち悪さの限界を超えてたし
本当にこの作品って作画に関してはメチャクチャ良いのに肝心の内容があまりに気持ち悪過ぎて
これじゃ完全に作画リソースの無駄遣いだよなとしか思えませんでした。

【評価】

25点・D級

投稿 : 2023/02/12
閲覧 : 314
サンキュー:

3

あくび さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

頑張ろうという勇気をあたえてくれる作品

とても面白いです。
物語はこっていてストリート構成と物語のスピードの速さは本当に素晴らしいです。ここまでのものは手で数えるほどしかありません
作画もとてもいいです。窓からのぞく場面でも窓のガラスが少し歪んだりなど色々な部分でもこっています
ストリートの転がし方もすべて完璧です。
ですが小さい子供が見るには少し過激な部分があります。家族でや知り合いなどとみるのは気を付けてください。
今少し現実がつらい方やこれから少しでも頑張っていこうとおもっている方には、本当にお勧めです
声優の杉田さんのナレーションや心の声がすごく面白いのもいいです
本当にこの作品だとは限りませんが色々な作品でも杉田さんがいいあじをだしています。
見ようか迷っている方にはぜひとも見てみてください!!

投稿 : 2023/01/11
閲覧 : 179
サンキュー:

2

さばとら さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界の魅力

ルーデウスがスケベだったり、エリスが暴力女だったり、俺tueeeが少なかったり。
と色々気に食わない点があり食わず嫌いしていたが、異世界転生系にしてはやけに評価が高かったので思い切って視聴してみた。そしたら、意外と面白かった。

とにかくアニメーションが綺麗という一言に尽きる。
これはまさに「異世界版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」と言っても過言ではない。
OPはあくまでBGMでメインを情景に重きを置くことによって、
導入で異世界に吸い込ませる構成がさすがというべきである。

肝心の内容に関してだが、「前世での後悔を転生後に努力して乗り越える」
といった分かりやすいテーマが存在し、主人公の成長を感じさせた。
それにしても転生した途端にコミュ力どうした?ってくらいギャップがあり違和感は感じたが。

私はとにかく俺tueeeが大好物なので、今後ルーデウスが七大列強を圧倒するぐらいには強くなって貰わないと困る。その点では今後も気になるといったところ。

投稿 : 2022/12/14
閲覧 : 225
サンキュー:

1

かつくん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

10年経っても覚えているであろう傑作

原作は見ておりません

時間の経過を語るのではなく絵で見せる目も離せない
素晴らしい表現力

丁寧な伏線の貼り方

幾つも異世界転生ものは見てきましたが、準備された
世界に特殊能力を持ち込んで派手に大活躍するお使い
RPGじゃないところが良い

ぽいとっ放り込まれた全く知らない世界で嫌だった自分
をやり直そうと踏み出すルディを応援したくなります

凄く良い作品なんだけど、性的な描写がちょっと女性に
勧め難いってのがネックなぐらいかな

大往生するまで温かく見守りたいそう思える傑作だと思います

投稿 : 2022/11/29
閲覧 : 177
サンキュー:

10

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無職転生 ~異世界行ったら本気だすのストーリー・あらすじ

「俺は、この異世界で本気だす!」34歳・童貞・無職の引きこもりニート男。両親の葬儀の日に家を追い出された瞬間、トラックにひかれ命を落としてしまう。目覚めると、なんと剣と魔法の異世界で赤ん坊に生まれ変わっていた! ゴミクズのように生きてきた男は、少年・ルーデウスとして異世界で本気をだして生きていくことを誓うー!ルーデウスを待ち受けるのは、ロリっ子魔術師、エルフ耳のボクっ子幼なじみ、凶暴ツンデレお嬢さま、そのほかのさまざまな人間との出会い。そして過酷な冒険と戦い。新しい人生が動き出す!(TVアニメ動画『無職転生 ~異世界行ったら本気だす』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年冬アニメ
制作会社
スタジオバインド
公式サイト
mushokutensei.jp/
主題歌
《OP》大原ゆい子『旅人の唄』《ED》大原ゆい子『オンリー』

声優・キャラクター

内山夕実、小原好美、加隈亜衣、茅野愛衣、森川智之、金元寿子、Lynn、浪川大輔

スタッフ

原作:理不尽な孫の手、原作イラスト:シロタカ、原作企画:フロンティアワークス、発行:KADOKAWA 『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』(MFブックス 刊)
監督:岡本学、助監督:平野宏樹、キャラクターデザイン:杉山和隆、サブキャラクターデザイン:齊藤佳子、総作画監督:杉山和隆/齊藤佳子、美術監督:三宅昌和、色彩設計:土居真紀子、撮影監督:頓所信二、編集:三嶋章紀、音響監督:明田川仁、音響効果:上野励、音楽:藤澤慶昌、プロデュース:EGG FIRM

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