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「イエスタデイをうたって(TVアニメ動画)」

総合得点
76.5
感想・評価
482
棚に入れた
1752
ランキング
703
★★★★☆ 3.6 (482)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.5

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イエスタデイをうたっての感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

takeboo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ちょっと腑に落ちない。

原作は未読。
アニメだけで評価すると内容が薄く感じる。
ロウ君の親はどうしていつまでもしなこに家のことをさせてるのかがさっぱり理解できない。嫁でもないわけだし。仮に嫁であっても旦那が死ねば旦那の実家はお嫁さんを自由にしてあげようと思うのが普通だし。無理に三角関係に持っていった感が否めないんだよな。いや四角関係か。最後のオチはこれで良いとは思うけれど、ちょっと腑に落ちないアニメだった。
多分漫画でジックリ読んだ方が多分感情移入できて面白いのだろうと思う。
70点。

投稿 : 2020/06/28
閲覧 : 277
サンキュー:

7

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ノスタルジーを感じる

昔の漫画を今更にアニメ化。でも良いと思います。作画も非常に良く、内容は保証済。
これは楽しみです。
しかし時代を直さなかったですね。カセットテープが出てきて、お、と思いました。あの時代だ…。
スマホ、携帯を出したら色々再編集しないといけなくなりますしね。
おっさんアニメファン的にはノスタルジー的にも是非続けて見たいものです。

全話感想
有名な割に実はちゃんと読んでいなかった本作、改めて良かったですね。
アニメの出来がとても秀逸でした。エンディングがやたら面白かったり。
内容も非常に良いですね… なんか良いしか言ってないな。
でも良かったものを褒める言葉はバリエーションは少なくて困る。

世代的にはノスタルジーを感じて本当に良かったです。
電話線のくるくるとか。まあ今でも内線電話とか線付きの電話機はありますけどね。

ロウ君の安全ピンピアスが気になるのですが…。
当時はあれがおしゃれだったのかなぁ。覚えてないや。
まあ昔のファッションって、今見ると何だこりゃってのありますからね。異常な肩パットとか。

ラストの結論の勘違い、というのは何かなるほど納得な感じ。
晴ちゃんの方が可愛い… というのはともかく、ただ居心地が良いのと恋愛とは違うのかもなーとも。面白かったです。

投稿 : 2020/06/28
閲覧 : 243
サンキュー:

15

ちゃっぴー0913 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 3.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.5 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

とりあえず1話見て途中で断念した感想

まだ見てないので物語とキャラはいじってません。 まず定番の目覚まし起床パターンで始まったので青春物っぽい雰囲気でした。声優はたっつん出てきてざーさんとてっしー出た辺りまで見ましたがとりあえず主人公下手すぎ 自己語りっぽいシーンとか合ってなすぎる。 スタッフロールまでたどり着いてないからわかりませんが素人っぽいレゴシ君みたいなかんじです そしてヒロインっぽい病原菌持ちのカラスと仲いい子 これも誰かわからないけど多分新人さんかなんかでしょうがめちゃくそ下手くそです。素人っぽさがとかでなくキャラを台無しにするレベルの下手さでした。苦痛に耐えて15分程見たと思いますが挫折1回目しました。まぁ5回は挑戦しますが なじむまで見てたらイライラするので間を開けます。以上

投稿 : 2020/06/28
閲覧 : 275
サンキュー:

9

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

リアル寄りな作風で描く、四角関係の恋愛アニメ

動画工房制作の、落ち着いた雰囲気の恋愛もの。全12話。
原作漫画は98年に連載開始ということですが、作中で携帯電話を使っていないあたり、もう少し古い時代っぽい感じもしました。内容的には、主人公である大卒フリーター・リクオを中心に、ハル、榀子、浪という、4人の主要キャラの四角関係の恋が描かれます。ストーリー自体は特に劇的なことが起きるわけではなく、どちらかというとリアル寄りの作風。個人的には、普通に楽しめましたが、特に先が気になるというほどでもなかったです。そのいちばんの理由は、キャラにあまり魅力を感じなかったこと。リクオについては、モラトリアム設定は理解できますし、内面もまあ優しく誠実な人間ではありますが、そのくらいの長所ならば世の中ありふれているわけで、積極的に応援するほどの動機にはなりませんでした。榀子についても、可も不可もない印象は同様でしたし、浪に至っては自分勝手な悪いイメージのほうが強かったです。唯一ハルは、ナチュラルに好感が持てるキャラでしたが、その想いを寄せる相手は微妙なリクオなわけで、結ばれても結ばれなくても、どっちでもいいかな、くらいの感覚で眺めていました。現実感のある物語を作るために、どこにでもいそうな人間を描くことが必要なのはわかりますが、その場合、外見や能力が平凡であっても、内面には非凡なもの(愛する気持ちの強さなら誰にも負けないとかでもいいので)がないと、主人公としてはちょっと弱いように思います。
作画はとても綺麗。音楽も悪くなかったですが、OP曲がない構成は、少し物足りなかったです。声は、リクオの小林親弘と榀子の花澤香菜が役柄にぴったり合った好演技でしたし、ハルの宮本侑芽も、元々好きな声質ということもあってか、とても魅力的に感じました。
最後まで観終わって、物語の満足度はそこそこでしたが、作品全体としての品質は高かったと思います。恋愛ものが好きな人ならば、観る価値は十分あるんじゃないでしょうか。

投稿 : 2020/06/27
閲覧 : 246
サンキュー:

21

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

僕はストライク

原作:漫画 未読


感想

4人のリアルな恋愛ものでドストライク。
背景もキャラデザも綺麗で好みでした。

自分は断然 ハルを応援してたので、最後 逆転ホームランしてくれてホント嬉しかった。
もしかしてあのまま榀子EDになるんじゃないのかと、最終話までちょっとドキドキでした(苦笑)
後半なんて、毎週のようにハルが泣いてて辛かったです。
特に11話の、リクオんちのアパートの階段で、リクオと榀子の二人と鉢合わせる場面、二人が付き合いだしたことを悟り、下を向いて涙で視界が滲むとこはめっちゃ胸が痛くて自分も泣。
なにあのにくい演出 いいですね。

ハルって、明るくてハキハキしてて思ったことすぐに口にする元気で素直な女の子で、観ていてこっちも元気を貰えるようで好きです。
自分もリクオくらい若い頃なら、榀子のような料理が上手で控えめな女性は好みだったと思うけど...
おっさんになった今なら、一途で明るいハルですねw

榀子って、設定的にも「めぞん一刻」の管理人さんにちょっと似てたかな?
亡くなった人の事をいつまでも引きずり、前に進めないとこ
いつも受け身なくせに無自覚に相手を振り回しちゃうとこ
地雷がいっぱいで、その一つ一つが大きすぎるとこ
させないとこ
そのくせ焼きもちは焼く。
これだけ見ると、なに そのめんどくさい女 じゃんね。
結局 榀子って自分に好意を寄せてくれてる強引な奴の方が絶対合ってると思う。
だから弟みたいでも、あんだけ榀子榀子いう積極的な浪君の方が合ってるね。
二人はお似合いだと思う。

リクオにしたって結構優柔不断だし内向的なとこあるから、ハルみたいな明るくてよく喋る子の方が合ってると思う。
最後、榀子と別れてハルに会いに行く理由が、こっちがダメだからこっち みたいな、最低でダサくてカッコ悪さはあったけど(苦笑)
でもまぁ それも隠し事ができない正直なリクオらしいといえばらしい。
リクオも念願だった榀子と付き合えるようになるも、手放しで喜べない関係に疑問を感じ、今まで悩みに悩んで考えて、ようやく気付けたんだから許してやって欲しい。
てか、逆によく気が付いたなと、よく踏ん切りつけたなと褒めてやりたいくらいです。
ホント、最終的にハルとくっついて、ハルが報われて良かったなぁと。


僕的に大好物な話でしたが、ちょっとモノ申したいというか...
ハルがリクオを好きになる理由が、昔、リクオが大学受験の日、受験票を落としたのを拾った件で好きになったってことだと思うけど、それって人目惚れなの?
それだけであそこまで積極的に好きになれるのかな?っと。
ちょっと理由が弱いんじゃね?って思いました。
できればもう少し理由付けとなる出来事があれば良かったなって。
まぁ、好きになるのに理由はいらね!っとは思うので、そんなに突っ込む訳じゃないけどw
それと、この話を全12話で収めるのって 勿体ないなぁっと。
コミック全11巻を、ほぼ1話1巻で放送してるようなもんで、原作 端折ってカットされてないかなぁ?っと。
(カットされてないならいいんですけど)
もしそうなら、じっくり2クールで観たかったなぁっと思った次第です。

毎週、放送日が待ち遠しくって観るの楽しみにしてました。
お気に入りです!
絶対また再マラソンしますw
てか、原作カットされてるなら絶対コミック買いたいんですけど(今迷い中)誰か知ってる人いたら教えてくださいです。


主題歌では「籠の中に鳥」が好きでCD欲しかったけどリリースされてなくって残念。(今後 アルバムに入れるんですかね?)
結局デジタル配信をDLし、ヘビロテで聴いてました(苦笑)


追記
後で皆さんのレビュー読んだら、原作既読の方のレビューに、出てないキャラや最終話は結構カットされてるとのこと。
ヨシ!原作 買います!

投稿 : 2020/06/27
閲覧 : 276
サンキュー:

43

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

愛とはなんぞや?

この作品の原作は未読ですが、久々の本格的な恋愛モノと聞いていたので視聴を楽しみにしていた作品です。
そにれ、香菜ちゃんと宮本侑芽さんも出演されるとの事だったので楽しみもひとしおです。


冬目景が18年に渡り描いた不朽の青春群像劇が待望のアニメ化。

新宿にほど近い私鉄沿線の小さな街で、
悩み、迷いながらも懸命に生きる4人の男女の姿を描いた、
人生と愛のストーリー。
ほんの少しの誤解がすれ違いを生み、それぞれの想いが錯綜する。

49%うしろ向き、
51%まえ向きに生きる、
日常のものがたり。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

原作は全11巻112話で完結しているそうです(wikiより)。

青春群像劇…ジャンルで括るとそうなのかもしれません。
う~ん…一応最終回まで見ましたがモヤモヤするんですよね^^;

モヤモヤしている原因も何となく分かっています。
18年に渡り描かれた不朽の作品をアニメ化したそうですが、原作とアニメ1クールの尺が合っていなかったのではないでしょうか。

それを如実に感じたのは最終回…
「物語を纏めた」というより「ぶった切ってくっつけた」感が否めませんでした。
人の心…兎角リクオとシナコの気持ちってコロッと変えられるモノじゃ無いと思うんです。

リクオはシナコの傍に居ただけかもしれない…
だけど凍てついたシナコの心…氷山の一角を溶かしたのもリクオなんです。
そしてそれに気付かないシナコじゃありません。
それだけ大切に、そして着実に歩んできたからこそ辿り着ける場所が、物語終盤のお互いの居場所なんです。

結論…顛末は変わらないのかもしれない。
でも…だからこそ一番大切に描かなければいけない場面がバッサリ抜けているとしか思えなかったんですよね。

だから「愛とはなんぞや?」をこのアニメに問うても答えるのは難しいかな…
勿論、声優さんは良い仕事をしていたし、アニメそのものはとても丁寧に作られていたと思うので、この点は申し分無しです。
だからこそ、物語の展開が気になったのかもしれません。

それとも、恋愛作品って大体こんな感じなんでしたっけ?
自分がオッサン過ぎて感覚が麻痺しちゃったのかな?
いやいや…クラナドアフター、君嘘やとらドラ!を見たら絶対泣ける自信あるんだけどな…
皆さん、どんなレビューを書いているんだろう…
久しぶりに皆さんのレビューが気になる作品でした。

主題歌は、ユアネスさんの「籠の中に鳥」、さユりさんの「葵橋」、agehasprings feat あにー(TaNaBaTa)さんの「イエスタデイをうたって」
個人的にはさユりさんのエンディングがお気に入りでした。

1クール全12話の物語でした。
奇をてらわず背伸びをしない等身大の物語、と言う点は個人的にポイントが高いと思いました。
あとは個人の好みになるんでしょう…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

投稿 : 2020/06/27
閲覧 : 273
サンキュー:

34

ネタバレ

クラフト さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

恋愛の様子をゆっくりと描いているため、よりアニメが丁寧になっていて見ていてとても満足しました。

投稿 : 2020/06/27
閲覧 : 214
サンキュー:

2

waon.n さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あの頃のあの日々のイエスタデイ(最終回視聴終了につき内容を変更)

視聴終了後の感想は下の方。

 原作マンガ連載開始が1998年。
 あの頃をそのままアニメにしている作品でついつい、追憶の中に引き込まれてしまう。それだけあの頃をリアルに描き出しているアニメです。
 つまり、今の30代中盤から40代もしかしたら50代までクリティカルヒットしてしまうアニメです。これはドラマや映画だともしかしたらこの雰囲気を出すのが無理かもしれない。万引き家族という映画を見て感じた惜しいなという感じ。つまり時代背景をぼかす所までしかできてないよね。ってところ。いや、もしかしたらそのつもりは無かったかもしれないけれど、あの家族を撮る時に過去なの現在なのってところは実は重要に感じたんだけれど、結局現代なんだろうなーってなったところがある。
 そういう惜しさみたいなものが、このアニメには完璧に消されている。バックトトゥーザフューチャーよろしく過去へタイムスリップしたような感覚に陥る。
 これはアニメだからこそ作りこめばそれだけ良いものができるんだぜ、見てるか!って本気を感じずにはいられない。
 じゃあね、どこがそう感じるかって話です。
 細かな、小物もそうテレビはブラウン管、ビデオデッキは3色ケーブル、携帯電話はひょいひょい登場しないし主人公のリクオの家にはダビングができるカセットテープデッキに据え置き電話などなどw
 今回このレビューを書き始めたのが6話を観てからなんですが、この回に唐突に登場したユズハラという女の吸うタバコがちょっとデザインと名前が違うけれど、今はもう売ってない当時のタバコでセーラム・ピアニッシモである。こういう細かい時代背景の作りこみ方がすっごく丁寧であの頃が蘇ってくるわけです。
 私の母の妹が昔セーラムを吸っていたのを思い出したりして懐かしい。
 (タバコは吸わないけど、作品の中に出てくるタバコは好き) 

 いやぁどうですか? このレビュー見てる方で本編見てる方で6話が震えるほど良かったと共感してもらえる方いるかなー居てほしいな。
 ユズハラって女の造形が与えるこの物語へのインパクトは絶大で、今後の展開がマジで楽しみになる。さて今後どういう形でリクオに変化をもたらすのか乞うご期待! ですね。リクオと重なる部分を持ち合わせているものの完全に違う性格である。分かるけど、分からない。必要じゃないけど必要な関係に見える。
 ユズハラとシナコの会話で見せたアニメーションの力に圧倒される。動き回るだけがアニメーションじゃないんだぜ! そして二人の会話の不自然さが自然に出せてるし絵の演出との馴染みがスゴイ。こういう所まで演技できる声優さんはスゴイ。(なんか最近逆のレビューした記憶が…)
 唐突に出てきてこの印象を与える喜多村英梨さんはあれかい? 控えめに言って天才なのかい? 花澤さんもとても好きだけれどね。

 本当に来週が楽しみですぜ。波よ聞いてくれと共に楽しみな作品です。
に与えた影響は! 来週が待ち遠しい。

追記
 8話、私は実写を越えて伝わる作りに感動する。
 リクオの決意、受け止めるハル。そして、何かを決意をしたようなシナコ。
 何を決意し何を受け止めたのかはまぁ見てもらえればいいとして、震えたのはその演出。
 リクオの成長とシナコの成長が重なり合うように見せる脚本の技がスゴイ。この1話切り取っても前半に下地があって中盤でまくり、最後に落とす完璧な構成だよ。それと作画さんマジで良い顔させるね!
 音響も良い、BEASTERSでも割と絶賛したけれどリクオの声優さんも良いし、ハルの役をやってる人も良い、わたくし大絶賛のID:INVADEDで重要な役をやっていたしここ数年でよく聞くようになった気がする。何よりも素晴らしいのが、シナコ役の人ね!初めてこの人を意識したのがシュタゲだか物語シリーズだか忘れたが、あの辺からすると大人で難しい役に対して素晴らしい演技をしてくれる。
 本当にこの作品はしっかり作られていると感じる。最後まで楽しみすぎる。

視聴終了して

 最終話まで視聴終了しました。☆の点数は満点。今まで満点をつけた作品は本当に少ない。でも、点数と内容には若干のズレがあるのでそこまで重要ではない事を伝えておきたい。

 視聴を終了し感じた事は、よくこの内容をアニメで表現できたなというところ。物語は大人と呼べるほど物事をしっかりと割り切れていない、けれど、子供というほど自分の事だけしか考えてない、というわけではない二人の物語が軸になっている。
 この微妙な時期はきっと誰にでも訪れるんだけれど、これをすぐに通過してしまう人と簡単に大人へと切り替えられない人がいる。それで、後者の二人が、友人と恋人の中間でヤキモキする。そんな話。
 大人と子供の間にいる人間の機微を表現するのに、アニメが向いているのかどうかを考えると、正直向いてない。
 じゃあどの表現が向いているのか、それは一長一短ではあるけれど、一番は漫画だろう。文字として、内面を見逃さずに読み解くことが出来るうえ、絵で心象風景だったり、空気感を演出することができる。
 次に小説。同じ理由だけれど、絵の部分を文字で伝える必要があり、これはかなり、書き手の腕によって変わるので、難しい。
 内面を語らせる事には一番向いているけれど、情報の取得にはどうしても書き手と読み手のレベルによって変わってしまう。
 そして、アニメーション。なによりも時間が制限されている。さらに、どこか見逃した場合そのことに気づけないのがつらい。漫画ならコマを読み飛ばしたかどうかなんて分かるし、すぐに見返せる。
 アニメではそうはいかない。どんどん流れていく情報を見逃さないようにしなければならないのだから。
 見逃していても気にならないようなアニメは正直結構ある。それはつまらないという事ではなく、見逃しても気にならない内容のものだったり、ポイントをおさえていたら補完できるものだったりするわけです。
 でも、この作品はそれを許さない。
 見逃せば次の場面でどうしてこうなった! となる。それほどに繊細な内面の描写をする。
 原作があり、脚本がある。この脚本には全くと言って良いほど手抜きは感じない。原作は正直知らないけれど、セリフや仕草、カット割り、かなり作りこまれていると感じる。一本のアニメを見るのにこんなに疲れるのは本当にスゴイ事だよ。

 作画に満点をつけているのですが、このアニメは背景と絵では違うラインの取り方をしてますね。
 というか、原画でのキャラの書き方に特徴がある。線が不安定なのだ。でもちゃんとラインは取れているから、崩れていない。太かったり、細かったり、途切れていたり、また少し揺れていたり、まっすぐだったりしているんだけれど、これも意識的に行ってのことだろう。
 じゃあこれで私がどういう感想を持ったのか。見た人にどんな影響を与えているのかを考えてみたい。
 この軸に置かれている二人。(ハルは違うからね)は前述している通りにかなり微妙なと時期にお互いがいて、不安定なんだ。その不安定な雰囲気をラインどりのやり方まで意識されている。自然と伝わるようになっていると感じた。
 最初の線が活かされたまま動画になっているのも良い。また細かい動きが多く、止め絵でも良いと思う場面も動く。動くことで、ちゃんと表現されているものがあるから、余計でもない。必要だから動かしているんだと分かる。こういう細かさがちゃんとこのキャラクターの内面を描写しているだからこそ、もしなかったら、きっと動機に説得力が欠ける事に繋がる。細かいところまで動かしているから、物語として成り立っているんだ。逆にいうと動かさないと成り立たなくなってしまうか、つまらないものになっていただろう。

 結末は個人的には好みではない。でもだからってこの作品の良し悪しが変わるわけでも無いっていうのが個人的な考え方。

 それにしても、やっぱり声優の演技最高だった。実際、どんなに絵を頑張っても、脚本を頑張っても、声優だけで壊れてしまうことなんて度々起こる。作品の雰囲気を最大限引き出したこの選出は見事。

 背景がスゴイのはもちろん序盤からなのだが最終回の井の頭公園。本物と遜色ない位に美しい、いや本物と違った美しさがそこにあって、それは本物と比べるものでもないのかもしれない。
 世田谷線かな? あれもすごく丁寧な書き込みだった。背景さんスゴすぎます。扉の開き方も作りこまれていてビビった。
 製作会社どこだよ。と思ったら動画工房さんで納得した。
 週末よく井の頭公園に散歩に行くんだけれど、二人が話していた場所も分かるし座って本を読んだこともある。良いところなんだ。行ったことがなければ一度はおいで(だれやねん)。井の頭動物園(井の頭自然文化園)に象の「はな子」はもういなくなってしまったけれど、色々な動物が見れるぞ。

 閑話休題。
 話がそれすぎたので無理やり戻そう。
 物語を楽しむアニメで物語自体が受け付けない場合もあるしそういう見方も正しいと思う。だからこそ自分には合わないって思った人にこそ見てほしい。ちゃんと合わなくても楽しめるだけの作りこみがしてある。
 誰にでもおススメできる素晴らしいアニメでした。ありがとう。

投稿 : 2020/06/27
閲覧 : 428
サンキュー:

19

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

一途

コンビニでバイトをしている魚住陸生。
陸生を慕ってコンビニに様子を見に来る野中晴。
陸生の大学の同級生である森ノ目榀子などを巻き込んだ青春群像劇。

ブラウン管テレビや黒いダイヤル式電話など、時代を感じますね。
今では一般的になったスマホ。
そのスマホが無い時代。
時代に合わせた連絡手段。
スマホは便利ですが、それを無くした時に代替手段を考えないと。
駅で待ち合わせをして伝言板で連絡を取り合った時代もありました。

とにかく晴が可愛い。
純粋な恋愛感情。
見ていて応援したくなりますね。
何故、カラスが懐いているのか分かりませんが。
積極的に陸生にアプローチする晴。
健気だなぁ。
若いうちは気持ちを真っ直ぐに気持ちをぶつけるのがいいのかもしれません。

問題は陸生と榀子のような大人達。
学生時代の憧れは幻みたいなもの。
片思いを続けていると言ったらいい表現ですが、悪く言ったら過去を引きずり過ぎ。
特に榀子の想い人は完全に断ち切らないといけません。

大人になりきれない中途半端な人々。
晴と陸生の関係は進展するのか?
全員がスタート地点に着いていません。
過去を振り返るよりも未来を信じましょう。
個人的には晴が幸せを掴めたら良し。
いつまでも晴の気持ちが変わらないと思うなよ。
晴が満足するまで、やり直しを要求します!

投稿 : 2020/06/27
閲覧 : 373
サンキュー:

39

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

あんまり好きじゃない

原作未読。
冬目景さんの最長連載作品らしい。

完走しておきながら、この作品を低く評価するのもなんだが、正直あまり好みではない。ファンタジーだと分かっているけれども、どうしようもなく気持ち悪さを感じてしまう。
主人公はアルバイトくらいで定職についているわけでないのに、周囲には女性が。しかも大学同期の美女、さらに一度落し物を拾ったくらいで惚れてくれる美少女。
それだけじゃなく、変に気を遣うせいで相手側に逆に気を遣わせるし、無駄に優柔不断なのに美女たちは待っていてくれる。
僕自身がやさぐれた感じで自分は恵まれないと言いつつ、努力をしようともしない男主人公自体に嫌悪感を抱いてしまうというのもある。
一応、努力してんのか?よくわからない。

20年くらい前はこういうのが流行したのだろうか?


丁度良いカップリングで収束して最大多数の最大幸福みたいな終わり方はまあ良かったんじゃない?
{netabare}陸生と榀子は友達に戻り、それぞれ晴と浪という想ってくれる相手とカップリング。{/netabare}


主題歌
籠の中に鳥 ユアネス
葵橋 さユり
イエスタデイをうたって agehasprings feat あにー(TaNaBaTa)
イエスタデイをうたってはRCサクセションのカバー
さユりは割と応援してます。酸欠少女頑張れ。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
大学卒業後、定職には就かずにコンビニでアルバイトをしている”リクオ”。特に目標もないまま、将来に対する焦燥感を抱えながら生きるリクオの前に、ある日、カラスを連れたミステリアスな少女-“ハル”が現れる。彼女の破天荒な振る舞いに戸惑う中、リクオはかつて憧れていた同級生“榀子”が東京に戻ってきたことを知る。

1. 社会のはみ出し者は自己変革を目指す
大学卒業後、定職には就かずにコンビニでアルバイトをしている魚住陸生。特に目標もないまま、将来に対する焦燥感を抱えながら生きる陸生の前に、ある日カラスを連れたミステリアスな少女ハルが現れる。ハルの破天荒な振る舞いに戸惑う陸生。更に、かつて憧れていた大学の同期生森ノ目榀子が東京に戻ってきたことを知らされる。

2. 袋小路
桜の季節、赴任した高校の卒業式を控え髪を短く切った榀子。幼馴染みの高校生 早川浪が転校してくることになり、金沢での過去の記憶が蘇る。夜の公園で偶然榀子を見かけた陸生は、気まずいながらも声をかける。陸生の告白を断った榀子であったが、陸生に以前と変わらずに友達でいてほしいと言う。陸生に対して煮え切らない態度の榀子が気に入らない野中晴は榀子に会いに行く。

3. 愛とはなんぞや
陸生への想いの強さとは逆に心のどこかに逃げ場を作る晴。晴のアプローチに戸惑う陸生に対し、自ら一線を引いてしまう。映画のチケットをもらったことを口実に陸生を誘うが、いつまで待っても待ち合わせ場所に現れない陸生。陸生の身に何かあったと心配する晴であったが、その時陸生は…。

4. 川は流れて 榀子帰郷
美術大学合格を目指し美術予備校に通う浪は、周囲との技術や知識の差に焦りを感じていた。亡き兄へのコンプレックスから、いつまでも自分を子供扱いする榀子に浪は思いの丈を伝えるが、榀子の気持ちは動かない。予備校の帰りに陸生が働くコンビニに立ち寄った浪は晴と陸生の関係を知り、自分の心の葛藤を晴に話すことで思いを新たにする。

5. ミナトという男
カメラが趣味だった陸生は福田から紹介されたギャラリーでのバイトを始め、大学生の湊航一と出会う。高校時代の同級生だった晴が想いを寄せる陸生に対し冷たく当たる湊。年下ながら経験に勝る湊の態度に苛つく陸生。そんなある日、湊が晴をバイト先から家に送る途中に、大学時代の友人達との飲み会から帰る陸生と榀子に遭遇する。

6. ユズハラという女
突然バイト先に現れた高校時代の彼女、柚原チカを家に泊めることになった陸生。バイト先のギャラリーの専務から写真スタジオの仕事を勧められ、自分は本当にカメラマンになりたいのかを考え始めていた。一方、陸生の優しさに甘え、都合のいいように利用しているのではないかと思い悩む榀子。同僚たちとの飲み会の帰り道にコンビニで偶然晴と出会い、陸生が風邪で寝込んでいることを知った二人は家まで見舞いに行くが、出てきたのは柚原だった…。

7. 恋人たちの予感
晴との食事の場で陸生は写真スタジオでのバイトに挑戦することを打ち明ける。陸生が前向きになって行くことを喜ぶ晴。一方、将来が見えず不安を抱える浪は、焦りから榀子に辛く当たってしまう。浪との距離感を図れずにいた榀子は陸生に相談するが、思いがけない陸生の言葉に励まされ改めて浪と向き合おうとするのだった。

8. イノセント・ブルー
陸生への気持ちの変化を意識していたが、一歩踏み込めないでいる榀子。同僚の杜田に悩みを打ち明け、背中を押される。榀子と進展し始めたにも関わらず、心から喜べない陸生は写真スタジオの仕事に没頭していた。二人の関係を知らない晴は、多忙な陸生に何とか会いに行こうとする。そして陸生は写真スタジオの正社員に昇格、コンビニを辞め晴や榀子に会う機会が少なくなっていた。

9. クリスマス・キャロル
久しぶりに浪の家に食事を作りに行く榀子。強引に迫ったことを反省し想いを語る浪に対し、榀子もこれまでの関係は壊したくないと告げる。関係が修復し気を良くした浪は、榀子にクリスマスパーティーをしないかと提案する。晴は、自分が会いに行くことが陸生の負担になると考え自ら引いたものの、気持ちが抑えきれず悩む。杏子に相談するが、晴自身はどうしたいのかと問われてしまう。

10. はじまりの新年
福田家のホームパーティーに突然現れた榀子。陸生や福田らと大学時代の思い出話などで和やかな時間を過ごす。福田夫妻からの後押しもあり、帰り道に榀子にクリスマスプレゼントを渡す陸生。そんな陸生の態度に絆され、正月を一緒に過ごさないかと誘う榀子。二人が一緒にいることを知らない晴は、陸生の部屋の前でずっと帰りを待つのだった。

11. はるの嵐
警察からの電話で晴の家に向かった陸生。空き巣の被害はなかったものの、晴に懇願され家に泊まることにした。ゆっくり話す機会がありながらも、陸生は榀子とのことは言えないでいた。一方、榀子も徐々に進展して行く陸生との関係を浪に言えないでいた。晴はお礼を口実に自分が作ったベーグルサンドを持って陸生のアパートに向かうが、家から出てきた陸生と榀子に遭遇してしまう…。

12. 遠回り
届かぬ思い。拭えない違和感。それぞれが抱える心の葛藤。本当の幸せとは…?昨日とは違う自分へ、4人は歩き出した。

投稿 : 2020/06/27
閲覧 : 290
サンキュー:

13

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素直に昨日を振り返ることができたら、また飛びたてる。

{netabare}BADENDでも良かったのに・・・
なんだ、HAPPYENDか。
ラスト直前まで、どうなるかと思ってたのに・・・
でもまあ、ハルが幸せならいいじゃないか。
それに、ハルの笑顔がみれて良かった。
何故ならば、私、この子の笑顔が好きだから。{/netabare}

静かに進行するラブストーリー。
それぞれがそれぞれの愛の形を持っている。
優しくて、切なくて。
大きな事件は無いけれど、しっくり心に響く。

このような話をみるといつも思う。
心情って制御できないものって。
だから、面白いんだよね。
恋愛って。

恋愛って次元じゃないけど、5話と6話で登場した二人。
しっかり自分を持ってて、好感がもてた。
なんか、爽やかな疾風って感じ。
ナチュラル感をまとって生きれたら最高と思う。

ストーリーはもやもや。
榀子のあやふやな態度にいらいら。
それも仕方ないか。
心の傷はそう簡単には払拭できないもの。

前半のエンディング曲「籠の中に鳥」
未だに、この題名の意味は分からない。
レビュータイトルが私の考え。
この作品にぴったりのしっとりとした良曲である。

投稿 : 2020/06/27
閲覧 : 279
サンキュー:

33

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

トゥモローをうたえると信じて

おそらく、順風満帆の人生を送っている方は、このアニメが陰気に感じてしまい、感動できないでしょう。
だから、つまらないと思える人は、希望に満ちた人生を送ってられる幸せな方だと思います。

でも、人間誰でも多少は挫折や失敗、傷つくことがあります。
そんなときにこのアニメを見ると、結構引き付けられます。心にグッと来るものがあります。

主人公のリクオ、リクオが恋している榀子(しなこ)、リクオに恋しているハル、それぞれみんな過去を引きずっています。
そして、みんな、その過去の縛りから抜け出せません。

物語のあらすじ:
大学を卒業したもののフリーターとして過ごしているリクオの前に、高校を中退したハルと、リクオの大学のときの同級生の榀子が現れます。
しかも、榀子はハルの通っていた高校の担任でした。

リクオはどうしても榀子のことが忘れられません。
榀子はハルを退学処分から救うことができなかったのを悔いています。さらに榀子は、永遠に叶えられない初恋の相手が忘れられません。
ハルは複雑な家庭事情のもとで始めたバイトが高校に知られ、退学処分になったことを忘れられません。


でも、みんな生きています。
そして手探りしながら、少しずつ明日に向かって生きています。


私は、みんながいつかトゥモローをうたえると信じています。
どんなにみっともなくとも、あがいて、あがいて、あがき続けて、
明日を歌うことができると信じています。

見終わって、

榀子はもっと学ばないと。
学校で教わることと人生で教わることは全然違います。
どんなに頭が良くても、どんなに綺麗でも、
前を向いて未来を見据えて歩かないと、輝きませんし、周りを暗くします。

リクオにとって、あの選択は良かったのだと思います。

投稿 : 2020/06/26
閲覧 : 454
サンキュー:

57

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

あまりに他人任せなメインキャラを受け付けられず…

原作未読。
ぶっ飛んだ作風が多い中、
ちょっと落ち着いたマットな雰囲気に惹かれて視聴開始。

【作品概要】
 大学卒業後もプータロー陸生。
 同大学で陸生の片想いの相手だった榀子。
 榀子の思い人だった湧の弟、浪。
 ふとしたきっかけで陸生に片想いの晴。
 四人の想いは交錯し、物語は動き出す。

【作品に対する感想】
 一言でいうと「情けない大人」!(陸生&榀子)
 年少組のほうがよっぽど頑張ってます。(浪&晴)

 私個人の感覚で、戦犯は二人。
 榀子 60%
 陸生 40% 

 ああ!もう!もどかしい!
 君ら二人何年生きてるんだ!(#^ω^)
 
 年少者は二人はしょうがないです。
 だって若いんだもん!
 痛い、ウザい言動も含めていいんです!
 それが彼らの必死さであり、一生懸命。

 恋愛に関する感性次第で、
 「繊細で美しい」と取るか
 「じれったくまどろっこしい」と取るかは分かれると思います。
 私は肯定的に見ることはできなかったです。
 全員未成年者という物語ならいいですよ。
 年齢はよくわかりませんが、大学出た社会人が絡んでる物語。
 なんぼ何でも情けない…そう思いました。


1)物語

 スマホどころか携帯電話がないころ
 …となれば90年代頃の時代設定ですかね?

 今じゃ考えられないですが、電話なんて家に1台。
 女の子の家に電話するときなんて、親御さんが出たりで
 あたふたドキドキでした。

 今の、どこでもだれとでも繋がれる時代からすると、
 会えないじれったさ、心のすれ違いなどは懐かしいですね。

 ネットを使えばどこでもだれとでも繋がれる時代しか知らない
 人が見たら、こういうのどう映るのかが興味ありますね。
 「めんどくせー」
 だったり、
 「1周回って逆にいい感じ」
 とかいろいろあるんではないでしょうか?


5)キャラ
 ➀魚住陸生
  はっきりせい!
  こ奴は大人の言い訳ではなく、ビビりと思います。
  情けない!ごちゃごちゃ言う前にやれ!(# ゚Д゚)
  後手後手に回ったものの一応答えを出して伝えてはいるので、
  戦犯率は少し下げました。


 ➁森ノ目榀子
  ビジュアル的には好みですが、
  あまりに後ろ体重なお任せスタイルがどうも受け付けづらかったです。
  あまりに過去に縛られすぎ。
  この辺は人によって受け取り方も違うと思いますが、
  「過去に囚われて未来まで殺す気か」と言いたくなります。
  色々抱えて、しばらく歩みを止めるのは皆当たり前のことと
  思うのですが、この娘の場合はちょっと度が過ぎている気がします。
{netabare}
  「浪クンを見てあげてなかった」
  違うでしょ!
  あなたが決断しなかったのが問題です。
{/netabare}

 ➂野中晴
  晴の方はストレートな感情表現で
  性格的にはこういう娘の方が好感は持てます。
  陸生もあれこれ言い訳してエンジンかかるの遅いほうなので、
  晴に振り回されるくらいのほうがいいのではと思います。
  しかしなぜこの娘は陸生にここまで執着しますかね?
  ダメ男に引っかかっちゃう子なんでしょうか?
  将来が心配です。
  この娘の性格なら、もっといい人見つかりそうです。


 ➃早川浪
  陸生の恋敵的な描かれ方をしていて、若さゆえの過ち全開の
  ちょっとイラっとする浪ですが、榀子が変わらないのであればこういう
  ガシガシ強引に引っ張っていく浪タイプのほうが合う気がします。
 

投稿 : 2020/06/26
閲覧 : 283
サンキュー:

22

ネタバレ

mucci さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

えぇ…って、なりました

原作を読んでいないので何とも言えませんが、アニメだけ見ている限りは、物語が全然進まないなと思っていたら、最終回で加速し過ぎて何が何だか分からないまま強引に終わってしまった、という感じでした。

投稿 : 2020/06/26
閲覧 : 230
サンキュー:

5

ネタバレ

ナンカ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

今は無理だった

自粛生活でワクワク又は軽いアニメが見たいので、今は無理となった。
四角?関係系のもどかしい感じの恋愛漫画。まどろっこしいの好きじゃない上に
しな子に魅力を感じないのでイライラする。何よりときめかないから辞めます。
ひと昔前の東京ラブストーリー的なアニメ。
そういう系統が好きな方にはオススメします。
自分、単細胞なのでこいうのは無理でした。

投稿 : 2020/06/26
閲覧 : 340
サンキュー:

5

ecot さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

恋ってよくわからない。

11話までは、若者の恋愛模様が丁寧に描かれていたように思うのだが、最終話でいきなり飛んだ。恋愛なんて順序も経過も関係なく、飛んだり跳ねたりするものなのだろうが、やっぱり結末がしっくりこなかった。私は結末を重視するタイプなので、ちょっと星は辛口。

投稿 : 2020/06/26
閲覧 : 270
サンキュー:

15

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

自分が中学生だった頃の恋愛を思い出した

ウジウジ恋愛群像劇。
コイツら本当に成人してるのか?って疑問になるくらいぎこちない恋愛ドラマをしているかと思えば、
まるで“山で3年間修行を積んだ僧侶”のように悟りを開ききった発言が唐突に溢れるので、原作は文学作品か何かだと思ってた。
原作は普通の(?)漫画らしい。

リクオがカメラ仕事の正社員になる辺りの感じはまあまあ好き。
恋愛部分では、書きたいことが、びっくりするほど………無いんだな、これが。
最後までキャラクターに興味・関心が持てなかった。以上。

投稿 : 2020/06/26
閲覧 : 244

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今期唯一見てたアニメ

最近のアニメはなんか似たり寄ったりであまり見てないが、今期唯一見てたアニメ。
最初は面白そうと思って見始めたが、やはり間違ってなかった。毎週見ていくうちにどんどん惹かれていった。原作未読だが、良い作品だった。

投稿 : 2020/06/25
閲覧 : 400

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

イエスタデイより前に失って<52>

3話まで視聴。
いや、ちゃうんねん。
他のアニメが終わったし、録画が積み上がってる本作の順番が来たと思ったら3話までしか録画されてなかったのよ。
追跡ワードにNUMAnimationとか入ってたせいかしら。
黒電話や公衆電話での連絡とか時代的な描写が見れるのはいいんだけど、メインであろう恋愛面にまったく関心が持てないのでまあいいかな、と。
描線のかすれ具合とか原作タッチの再現を志向してたのかな。

沙村広明を女装させた先輩<55>
2話まで視聴。
美大系の画風を切り開いた冬目景デッサンのような荒々しさと評されているけど、その後の同系統を見るにベタの黒が印象に残るにゃー。
ペン画の黒による表現の幅を広げたというところでしょうか。
アニメでのカラー動画も雰囲気はよく出ております。線のかすれも表現されてるようなきがするけどどうなんでしょ。
98年から開始の作品ということで、カラスに餌をやったり(透明ゴミ袋の義務化により被害拡大)、就職活動をせずに卒業後コンビニバイト(失われた30年の10年めもまだ経過しておらず、バブル崩壊での一時的な景気低迷という気分がまだ残ってた?)という辺りが引っかかるのは時代なんでしょうか。
話の方はめぞん一刻やきまぐれオレンジロードで見た構図ですなぁ。
モラトリアムな時代というか空気感に共感できないので原作での丁寧な描写は正直かったるかったがアニメになるとどうでしょうか
画面的な演出は高度だと思うけど、話が進展すれば印象は変わるのだろうか。
2話目途中から1.5倍再生を始めるほど原作と同じ印象を受けているのにそこまでたどり着けるかな。

投稿 : 2020/06/24
閲覧 : 297
サンキュー:

5

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

懐かしい感じ

昔懐かしい雰囲気。はがゆい感じが良い。

投稿 : 2020/06/24
閲覧 : 220
サンキュー:

9

ネタバレ

遊作 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

広がりがなかった

全12話という尺の都合もあるが、主要人物4人のドラマにまとまってしまっていたのが残念だった。さらに主要人物4人といっても、ほとんどが陸生と榀子にフォーカスされており、その二人のドラマもなんとなく薄味。
特に浪に関しては、一番様々な経験を積み成長するキャラクターであったはずなのにほとんどが消されてしまっていたのが残念。ただ榀子に振り回され続けたBL要員といった風にしか感じられなかった。

どこか退廃的な雰囲気のあった原作と比べて、全体的に『小綺麗な青春ドラマ』といった印象で、個人的にはあまり好きではない。2000年代初頭あたりだったら雨宮や莉緒などを登場させて関係性を広げていき、もっとドロドロとした人間関係が演出されていったと思うのだが……、時代的にそういうのは受けないと判断されたのだろうか。

投稿 : 2020/06/24
閲覧 : 145
サンキュー:

4

ネタバレ

雀犬 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

あいかわらずなボクら

冬目景のコミックス(全11巻)のアニメ化作品。原作既読。

アニメーションの出来栄えは素晴らしかった。大満足。
繊細に描かれる等身大のキャラクター。
一進一退を続けるストーリーのもどかしさ。
メランコリックな雰囲気。
どれをとっても
『ああ、「イエスタデイをうたって」だなぁ』と見事に感じさせる。

冬目景といえば粗めでデッサン風の絵が持ち味なんだけど、
本作の人物作画はをうまく冬目景の画風を表現している。
公式サイトによると仕上げでこの味を出しているらしい。

キャスティングもすごく良かったよね。
優柔不断で、フラフラしている主人公。
溜息や、言葉を濁らせる演技も本当にリクオっぽい。
漫画で読んでるとたまにドツキたくなるんだよ。できないけど。
シナコがイヤ~な女なのは原作そのまんまだし、
浪君もやっぱり自己中心的で青臭さが匂い立つ。
「そうそうこんな感じだったなぁ」としみじみ思い出す。

そして何といってもヒロインのハル。本当に健気で可愛らしい。
時折感じる危うさも含めて、完璧にハルだ。
あのめんこい、めんこい、ハルちゃんが画面の中にいる。
これはちょっとした奇跡ですよ。奇跡。
ファンなら冬目景のキャラクターが動いているというだけで
感涙ものなんじゃないかな。

本作は恋愛が話のメインなのだけども、
展開は遅く大きな出来事もなく淡々と進んでいく。
煮え切らない態度を取るリクオとシナコに、
人によってはフラストレーションがたまるかもしれない。
だけども、このグダグダ感こそ「イエスタデイをうたって」なのであって、
恋愛ドラマでありながら「停滞」が主題という異色の作品なのだ。

いくらハルにアタックされても大学時代の片思いの人から心を動かさないリクオと、
亡くなった幼馴染のことが忘れられないシナコは、
お互いに変わりたいと思いながら、つかず離れずの関係を続けてしまう。
リクオが振り向くのを待ち続けるハルもまた変化を拒んでいるキャラといえる。

彼らの前を通り過ぎていったミナトとユズハラ。
ミナトは「失恋することに成功」して、なんとか前に進んでいく。
ユズハラは「いま、ここ」を刹那的に生きている人物として登場する。
はっきりしない微妙な関係を続け、ここではないどこかを探す3人とは好対照だった。

変わりたい、そう思うだけで変われたら人生は楽だろう。
でも実際のところ、僕たちはたとえ変わりたいと思っても、
「現状維持でもいいのではないか」という誘惑が常にあり、
心の中でせめぎあっている。
そうして誘惑に打ち勝てず、
昨日をそのままそっくりコピーしたような今日を過ごしてしまう。
この変わりたい・変わりたくないの均衡を崩すには
ある程度強い意志の力が必要だ。

リクオは縁があってコンビニバイト生活から脱却し、
好きだったカメラ関係の仕事に就くことができたが
そこに本人の意志はあまりない。

結局のところ、自分で能動的に変わることなんてまれで
むしろ他人の力や偶然などで受動的に変わるのが
普通の生き方なのかもしれない。

・・・まぁそんなことをぼんやり考えながらこのアニメを見ていたんだけど、
あんまりハルが健気で可愛らしいものだから、
当然情が移ってハルがどうにも不憫になってくる。
リクオはほんと駄目な奴だし、シナコにはやっぱり腹が立ってしまう。
ああもう、漫画版「イエスタデイをうたって」を読んでた時と同じじゃん。
俺もフラストレーションがたまってきた。

で、第12話が最終回なのだけど、残念ながらアニメは尺不足に陥って、
話がワープしている感が果てしなかった。
急展開で締めるより最後までグダグダやっている方が
この作品らしかったように思ったけどまぁ仕方ないかな。

それよりも、この作品で僕が一番印象的だったシーンが
カットされていた方が残念だった。
{netabare}
それがハルがリクオにキスした後、「タバコくっさぁ~~~」と涙目になるシーンなのだ。
眠り姫は王子様のキスで目を覚ましたけど、
ハルはタバコくっさいキスで恋という錯覚から目を覚ますってね。
{/netabare}

恋とは錯覚なり。では愛とは何ぞや?

投稿 : 2020/06/24
閲覧 : 371
サンキュー:

27

gm560 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

良き純愛物語

平成初期設定の恋愛ものですが、
ストーリーもちょっとなつかしい感じがありましたが
もどかしくて、ちょっとどきどきして楽しかったです。

EDの曲が回を追うごとに劣化するところは、
笑ってしまうというか、3つめのEDは草生えますがw
まあご愛敬という感じでしょう。

恋愛観が全て100%納得できるわけではありませんが、
最初から最後まで恋愛要素だけで、存分に楽しめました。

そしてメインキャラの一人もとてもお気に入りでしたので、
毎回見られるだけで良い時間を過ごす事が出来ました。

すこしもどかしい感じの恋愛が好きな人におすすめです。

投稿 : 2020/06/24
閲覧 : 222
サンキュー:

14

ユッキン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

★4.0

映像と声優の声の入れ方が映画みたいで凄くよかった。

投稿 : 2020/06/24
閲覧 : 195
サンキュー:

3

ネタバレ

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

主人公が……

 もはや一つのブランドともいえる藤原佳幸監督作品、この作品もその名に恥じない出来だった……主人公以外は。

 自分は原作未読だが、ほぼ原作に忠実にアニメ化されているとして、主人公に魅力を感じないのもラストでほぼどんでん返し状態になるのもそのせいなら仕方がないが、何しろ主人公が惚れられる理由がちょっと薄い(現実には惚れた理由なんて本当は大したことなかったこともよくある話だが……多分……)し、ラストも{netabare}自分の想いが勘違いだったと分かる前にもう少し葛藤とそれらを意識する時間が欲しかったかな~とは思う。{/netabare}
 
 まあ作画も良いし中の人の演技も言うことなしだし、キャラクターの動きとかカメラワークの芝居も良かったし、基本的には良いアニメ化だったのでは。

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 260
サンキュー:

15

ネタバレ

種馬 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

リアルな微妙な空気感

凄く絶妙です。
なんともいえないです。
ただ面白い。お洒落な作品。

観る人によってかなり評価が変わると思いますが、 自分は好きでした。
大人向けのアニメだと思います。
20代後半から30代には刺さるかな。

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 349
サンキュー:

10

ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

わかるっ!・・・?

学生時代、優しくしてくれる女の子を好きになる、わかるっ!
社会人になって、好意を示してくれる女の子を好きになる、わかるっ!!
部屋に泊まってくる女が料理がうまい、俺ならほれてまうっ!!!

なんだリクオ、モテ男やんけ!くだばってしまえっ!!捻挫しろっ!!!

最後、わからんっ!

Wiki見た、分かったっ!!全巻11巻やんけ!!!

序盤の良いテンポを考えると、後半のマッハ感、駆け足過ぎっ!!!!

リクオがシナコを本気で好きではないってのは分かるが、
ハルのこと好きってのが分からない。

何かが足りない、何でハルがリクオを好きになったのか、
リクオはハルのことをどう思ったのか、
ついでにシナコがロウくんのことを結局どう思っているのか、
色々足りない。

そして一話を見て思い出した、
ハルは何で学校辞めたんだろう、今の生活のことをどう思っているのだろう、
おまけにハルの部屋に空き巣が入った話、あれわけわからん。


ふぅ、大体言いたいこと言ったっ!

主要キャラはリクオ、ハル、シナコ、ロウの4人。
ロウ以外は好き、ロウくんはよく分からん、嫌いではない。

前半、割と丁寧に3人のこと、シナコとロウくんとロウくん一家のこと、
イケメンが好きじゃないのでロウくんはやっぱ好きくない。
なんだあの安全ピン、いつの時代のヤンキーだよ。

そうそう、時代が古い。
携帯電話が出るか出ないのかの時代かな。

多分、原作とアニメ作品は何かが違うと思う。
気になるし、借りてみようかな。

この作品は不合格っ!
ただ、雰囲気や絵柄や感情表現や会話の間が、
視線や開いた口や散る花びらや、
ステキな感じ。
最初の頃のED、すごいいい。

だから、なんかもったいなかった。



一話感想{netabare}

物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5

『こうなる気持ちは少し分かる 一話感想』

大卒でフリーター、コンビニバイトをやっている魚住。
自立しているだけ素晴らしいと思うのは甘いだろうか。

色々、置いてきたものを拾い始めたところ。

カラスをペットにしているハル、
高校教師のシナコ。

そして夢を見ているバンドマン。


バンドマンはそんなに出番はないのかも知れないけれど、
なかなか面白そうだ。{/netabare}

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 340
サンキュー:

17

ネタバレ

7でもない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

わからない

納得がいかない
11話まではそれなりに普通に見れていたけど
最後の最後で榀子にもリクオにもまったく共感できなくなった
めんどくさい寝取られプレイにつき合せられたような気分
11話まではそこまでは気にしなかったけど最後で榀子に耐えれなくなった
リクオも酷い
 
漫画っぽい主線や作画は素晴らしいと思った
もし可能なら他の漫画系アニメや足がついたような作品、
いい意味でアーシーな、土っぽい作品とかでも
こういう表現を取り入れてくれたらいいなと思う、負担が大きすぎなければ
背景や雰囲気、音楽などもなかなか良い
 
またロウの周りの専門学校の友達や、リクオのバイトや仕事の先輩
そしてメガネの友達夫婦、ミルクホールのマスターやハルのママ、
榀子の同僚メガネ先生など周りの人物はとても感じが良いので
リクオと榀子は好きにはなれなかったけど
このような居心地の良い世界にいたいなとも思わなくもない
 

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 279
サンキュー:

14

橙色夜想曲 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

終わってみれば

第6話のみ登場の元カノが一番魅力的でした

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 330
サンキュー:

9

ネタバレ

datteba さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ビックリすると手土産を落とすアニメ

もう1話から古さ全開で、古き良きダメ男な主人公がカラスを使役するぐらい謎が多いはずなのにオシャレなカフェでバイトしてる個性の爆弾になりきれない女の子と、{netabare}昔死んだ想い人を忘れられず{/netabare}寄ってくる男性をキープしまくる同級生と、同級生の教え子でありながら同級生の幼なじみでもあり家族ぐるみでも付き合いのある男の子と四角関係でギクシャクする姿が見れる、とてもアニメの枠でやる内容や長さではない筈の素晴らしい作品です。

一応群像劇だそうです。

でも、主人公がコンビニでバイトしてるのはいただけませんね
ちょっとオシャレ感出そうとしちゃいましたね
そこは個人経営のビデオショップかゲームセンターじゃないと
カウンターに灰皿が置いてある様な
それかカメラに少しでも未練があるなら、普通は惰性でカメラスタジオに居るはずです。
あと昔のダメ男はもっとダメなはずです。

まったくそういう所ですよ
コンビニなんてあるわけないじゃないですか
弁当買う時は弁当屋
タバコ買う時はタバコ屋に行くんです。
それをコンビニって…
ふざけないでください
怒りますよ!


感想
怒りますよ


見終わって
{netabare}そうか最後はそうなるのか…と
てっきり予想ではカラス系女子にノーを突きつけて、お互いに無難に生きましょうねって妥協(?)したハッピーエンドを迎えるかと思いきや…

主人公が先生同級生を好きだったのが勘違いと捉えられてしまうような最後は教育上の観点から見ても良くないですよ
ええ、良くありません
だって好きなんですから
その時好きが勝っていたのがカラス系女子だったってだけです。
自分で言っていたように、それも勘違いかも知れません
でも、それは付き合って自分に聞いて見ないとわからないですからそこで足踏みしなかった主人公は素晴らしいですね
答えが出るかなんてハルちゃんはきっと悩む暇もくれないんでしょうがね
ダメ男系主人公はそういう少し強引な女性と付き合ってしまった方が上手く行くかも知れません
悩みって大体は杞憂だったって事が多い気がするので
そんな無駄…他にやる事が沢山ある中でいちい…
…シンプルに考えたら良いですよね
今好きなのは誰でどうしたいのか

なんて事を言ってたら物語が始まらないので、ダメ男が今回の犠牲者になってしまったのでしょう
心中お察しします。

あと振られたから2番目に走ったと取られても仕方ないと言ってましたが
いやいや、取られてもじゃなくてそうですよ
諦めて下さい


時に、この作品の肝でもある顔面蒼白演出
同作品内では目を見開いて唖然とする描写が印象的でした。
コンセプト(?)である「勘違い」をわかりやすく表現してくれていました。
たまに全く勘違いじゃない瞬間もありましたけど…
先生同級生側は最後もこれで締めくくられてましたが、この分ではこちらはまだまだもう一悶着ありそうな面白おかしい最後でした。


昔はこういう面倒なドラマが多かったですね
月9みたいにトレンディな俳優がオシャレなシチュエーションで一途に好きだと告げる系ドラマの方が人気ではありましたけど
その後にやる面倒なドラマ、大好きでしたよ
とても懐かしい感じがしました。
ただ、もう少し前にやっていれば、この最後も変わったのかな
とそんな印象も受けました。
{/netabare}

そんな感じ

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 256
サンキュー:

7

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イエスタデイをうたってのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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イエスタデイをうたってのストーリー・あらすじ

大学卒業後、定職には就かずにコンビニでアルバイトをしている"リクオ"。特に目標もないまま、将来に対する焦燥感を抱えながら生きるリクオの前に、ある日、カラスを連れたミステリアスな少女―“ハル"が現れる。彼女の破天荒な振る舞いに戸惑う中、リクオはかつて憧れていた同級生“榀子"が東京に戻ってきたことを知る。(TVアニメ動画『イエスタデイをうたって』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年春アニメ
制作会社
動画工房
公式サイト
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主題歌
《ED01》ユアネス『籠の中に鳥』《ED02》さユり『葵橋』《ED03》agehasprings feat.あにー(TaNaBaTa)『イエスタディをうたって』

声優・キャラクター

小林親弘、宮本侑芽、花澤香菜、花江夏樹、鈴木達央、坂本真綾、寺島拓篤、洲崎綾、名塚佳織、堀江瞬、小野友樹、喜多村英梨、前川涼子、遠藤大智、大塚明夫、小形満、川島得愛、小林千晃、田中宏樹、西山宏太朗、藤原夏海、本田貴子、諸星すみれ、天海由梨奈、村井美里

スタッフ

原作:冬目景(集英社 ヤングジャンプ コミックス GJ刊)
監督:藤原佳幸、副監督:伊藤良太、シリーズ構成・脚本:藤原佳幸、脚本:田中仁、キャラクターデザイン・総作画監督:谷口 淳一郎、総作画監督:吉川真帆、音楽監督:土屋雅紀、美術監督:宇佐美哲也、色彩設計:石黒けい、撮影監督:桒野貴文、編集:平木大輔、背景:スタジオイースター、制作:DMM.futureworks

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