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「安達としまむら(TVアニメ動画)」

総合得点
74.2
感想・評価
377
棚に入れた
1347
ランキング
936
★★★★☆ 3.6 (377)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

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安達としまむらの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

YOU0824 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

JK同士の淡い恋物語

ずっと待っていたような作品。
JK同士の淡い恋物

RCサクセションの「トランジスタ・ラジオ」では
授業をサボって居た場所は屋上だった。
不良のサボる場所といえば屋上に決まってる。
でも今作は体育館の中二階にある卓球場。
屋上は日焼けするからと安達。
女性だし、タバコも吸わないし、
「不良」ともちょっと違う。
もっともな場所だ

安達の声は今や『鬼滅』の禰豆子で
時の人、鬼頭明里。
しまむらは『プリンスコネクト』コッコロと
『5等分』の三玖が印象的な伊藤美来。。
二人共大好きな声優さんだ

授業をサボるという
ちょっとはみ出たところがいい。
しまむらの友人、日野と永藤が
自然体で安達と居るのとか
宇宙服のやしろを見て
皆が普通にしてるのとか
ダイバーシティ(多様性)が自然と
受け容れられていて素敵だ。
特に印象に残るのは
安達が初めてやしろに会うシーン。
まったく意に介さない。そっけないくらい。
そういうのっていい。
やしろの不思議さも良いスパイスだ

スカートは短いし
よく膝を立てて体育館座りをするけど
パンツは見えない。おしゃれ。
安達は「そういうあれではないけれど」
と前置きするが、しまむらと
手をつなぎたがったり、
キスをしたがったり、逡巡する。
その初々しい様に胸がときめく

第7話バレンタインの回。
エンドロールで突然茅野愛衣の名を発見。
『リライフ』の日代で恋した声優さんだ。
「えっ、出てたの?」「樽見って誰?」
頭が混乱する。
エンドロールの後、続きがあって
永藤のお店で初登場する。
流れが少し変わりだす

樽見もそうだが、やしろにしろ、
日野の豪邸、安達の母親など
そのまま話は途切れる。
安達がしまむら宅に泊まった時は
しまむらの父親の後ろ姿も見える。
フラグは立ったまま。
もやもやは残るが
この作品は関係性の物語なんだと思う。
ドラマチックな結末や展開を
望んではいけない気がする

電光掲示板にしまむらのメッセージが流れる。
名前が「島村抱月」だったから
ペンネームだと思った。文学的だなと。
その後安達がしまむらに「名前は抱月だよね」とか
しまむらの母親が「抱月」と名前を呼ぶのを聞いて
同姓同名なんだと驚く。シブい

「人といることはほんの少し苦痛を伴う。
理解できないこと、面倒なこと、
関係のこじれに伴う修復、解体への労力。  
だけどそうした負の面の隙間に、
幸せは転がっている」
としまむらは言う。
繊細な表現、心理描写に
作者の高いセンスを感じる。
丁寧に紡がれた良品だ

投稿 : 2024/09/11
閲覧 : 24
サンキュー:

1

ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

日常百合作品としては、作画以外は満足

序盤からなんか難しそうだなあと感じるしまむらの内面描写。それに対してストーリーは至ってシンプルで、2人の関係がなんとも言えない程に縮まる様子が描かれます。そして百合。これは百合作品だと、絶対にそう印象付けられるほどに終始、安達が悶々としています。その物語的には攻め役?にもなっている安達とは対照的にしまむらが良い具合に受けをしていて、その宙ぶらりんな関係が中々に良いです。そこでしまむらの内面描写が詩的に表現されるシーンが活きる。しまむらが安達の好意に気づいていながらも目を背け、自己解釈を正当化しようとする様子、生々しさが素晴らしいと思います。その他にも人間関係絡みでのリアリティのあるシーンが目立っています。作者さんはこういうのが得意なんでしょうね。しかし宇宙人?のキャラがよく分からない余計な存在なままで終わったり、しまむらが何故ここまで達観的なのかの掘り下げ不足だったり、物語的には惜しい部分も目立ちます。そしてその欠点をも上回る作画。PVの時点で既にダメな部分があって、本編もダメだろうなと予想してたら案の定。普通に動いてはいますが、全体の7割くらいは絵のバランスが悪いです。制作は手塚プロダクションで、基本的に作画が悪いイメージがありますね。自分は作画の評価に甘い節がありますが、ここまで崩れ気味でそれが維持されているのは残念でした。こういう作品は作画大事ですよ...なんせ、作画が悪いせいでキャラの可愛さが真っ直ぐに伝わってこないですから。演出周りは割と上手でしたが、いかんせんキャラの作画が粗いので気が散って仕方なかったです。

全体的にはレビュータイトル通りです。作画のこと抜きにしてみると日常百合作品としてはまあまあ面白かったですが、話としてはやや無駄があり、序盤で終わってしまった感があります。この終わり方もリアルさ+予感があって良いですけどね。


{netabare}
1話
青っぽい髪が安達、緑髪がしまむら。サボり仲間
偶然体育館で出会い、なんとなく一緒に行動するようになった。

しまむら→安達に興味アリ、独占してる様で嬉しいけど距離を縮めることは躊躇っている、ってことかな?

PVの時点でちょっとアレでしたが、作画は案の定ダメですね。1話目でこれとは、やはり手塚プロダクション...
内容に関しては、しまむらの内面描写が少し回りくどい。文学的というか、詩的というか、とりあえず哲学要素があって少し達観してる。謎の宇宙飛行士?もいたりして若干ファンタジー

2話
宇宙飛行士は同胞を探しに未来から来たらしい。
しまむらは安達を許容してる?安達が悶える回だった

安達→しまむらと居ると安心感がある。しまむらに向けた独占欲がある

作画悪いなあ。顔のバランスが終始怪しい。台詞は引き続き詩的で難しいかもしれないけど、ストーリーは意外とシンプル?メイン二人の演技が良い

3話
宇宙飛行士の顔が完成。使命があるらしい

日常回っぽかった。しまむらのシーンになると一気に難解になります。作画に関してはこれからもダメでしょうし、もう作画については書きません。

4話
安達は親と釣り合いが取れてない。

5話
今回作画がまとも
しまむらは好意に勘づいてはいるけど別の解釈を出してそれを正当化しようとしてる?なんか生々しい

6話
クリスマス回。安達がしまむらをより知ろうとする

二人の関係が間違いなく近づいている気がする

7話
日常回みたいな話続き

しまむらの哲学的な心理描写に対してストーリーはかなりシンプル

8話
しまむらの旧友登場でドロドロ展開なるか?というかドロドロを待ってる

9話
しまむらと旧友のシーンがリアルすぎる。原作者さんはこういうの得意なのかな

10話
樽見ちゃんの存在でしまむらの変化が浮き彫りになってて良い

11話
実際なは表面だけの馴れ合いだけでも、客観的に見たらそれが一番の情報だから本心がすれ違うのが良い。

しまむらの決断やいかに...

12話
最終話。作画は良い(当社比)

最後の席替え結果がこの12話で進んだ二人の関係なのかな?11話の決断は、安達を選んだと。表現としてはかなり曖昧だけど物語的にはこうなはず。

2人の関係や百合具合は中々良かったけど、宇宙人?は何だったのか、これに関しては無駄に感じる。設定ついてる割にはほとんど内容に作用しない。後、しまむらの掘り下げも欲しかった。どうしてこんなにも達観的なのかとかの。
{/netabare}

投稿 : 2024/07/26
閲覧 : 54
サンキュー:

1

※サンキュー返し不要 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

尊い

安達としまむらの距離感が絶妙にいい
周りのキャラもキャラが立っていてみんな魅力的
EDの鬼頭明理さんの曲も最高

投稿 : 2024/01/04
閲覧 : 107
サンキュー:

2

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本当に百合?ジャンルが不明。しまむらは何者?なぜひらがな?

 星屑テレパスを見ていて、ふとヤシロを思い出しました。初見ではまったく意味不明だったので、再挑戦しましたがやっぱり分かりません。

 この作品、安達のしまむらに対する気持ちが百合恋愛なのか、病的な依存なのか、という風に見る事はできます。ですが、本当に病的なのはしまむらだと思います。

 彼女は人の心が分かるのか?ですね。心がないので、皆が勝手に自分の何かを投影して好かれる「体質」のように描いている気がします。だから、万人に好かれます。
 あるいはこれはサイコパスの特徴でもあります。外面や振舞い方がすべて計算なので、誰からも好かれるそうです。ただ、必ずしもそういう描き方でもないですよね。

 あるいは2重人格でヤシロがしまむらにしか見えない、というのならまだわかるのですが、他人とも絡んでいます。特に安達と出かけてボーリング勝負をしたりしてますので、架空の人間ではなさそうです。そうなると妹の何かとか思わなくはないですが、回想によると昔もいたみたいですね。
 本当に訳が分かりません。ファンタジーとみるにはSF的なマインドではないし、同じ原作者の「電波女と青春男」の様にSFっぽいけど、実は内面の文学的な表現のような感じもあります。

 しかも、しまむらの描き方は、モノローグというか内面を吐露したり、サウナの場面で安達の母に突っかかったところなどは、結構人間的な反応だったりします。

 最大の仕掛けは「しまむら」というひらがなの苗字なのかもと思わなくはないです。本当は「島村」で「ヤシロ」と合わせて、実際の我々が視聴している「しまむら」というキャラは現実の存在である「島村」とはズレているなにか、という感じが無くはないです。叙述トリックと言う奴ですね?ただ、アニメの範囲ではちょっと判断がつきませんでした。

 本作は百合アニメとして有名らしいですし、安達サイドから見ればもちろん、思春期の孤独とか歪みと同性思慕、依存の話になると思います。が、青春ものとして見たとしても、しまむらは良くわかりませんでした。対比となる日野と永藤は百合っぽいですけどね。

 ですので、本当に百合が描きたいのかも含めて不思議な作品でした。心に残る作品なのは確かですね。原作…うーん…入間人間氏かあ…疲れるんですよね。まあ、ちょっと挑戦しますか…

 ストーリーはよくわからないですが、これだけ人を悩ませるのですから4.5はありますね。キャラは正直わかりませんが、しまむらの造形で4。作画は普通で3.5。声優さんはなかなかいいので4、音楽は普通で3.5にします。

 何か読み解けるとか2期が来てなにか判明したら、評価上げる可能性はあります。

投稿 : 2023/11/18
閲覧 : 248
サンキュー:

15

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

依存したい子と依存したくない子の恋愛模様?

人付き合いが苦手で不登校気味の美少女2人が、学校をサボって会っているうちに意気投合して仲良くなった後の日常の話

あだち視点だと他人から見たらどうでもいいことで延々とうじうじ悩んでいて退屈に感じる人は多そうですが
しまむらの心情を考察してみると、実は結構複雑な感情が渦巻いている話なんじゃないかな?って思ったんです

私はこのアニメは一人になるのが怖いから誰かに依存したいあだちと、一人になるのが怖いから誰にも依存したくないしまむらの対比がテーマなんじゃないかと思っています
二人とも、一人になりたくないという気持ちは一緒だと思うんですよ

その理由は、2人の絆の強さを感じさせるモノローグでした

【しまむらのモノローグから見た本当の気持ち】
{netabare}
しまむらは鈍感でドライだけど、あだちに対してだけは特別な意識を向けています
だけどその特別な意識が一体何なのかはほとんど描写されることはなくて心情がわかりづらいキャラでした

でも途中の話で「あだちとの付き合いはいつまで続くのだろうか、卒業までか、もしかしたらクラスが変われば終わってしまうかも」と思いふけっていたことと、
最終回の最後「目を瞑っている間に1月がたってしまった。高校生の4月はあと一度しかない、5月だって6月だってのんきに毎日を過ごしていられる時間も決して無限じゃないのだ。いつか避けられない将来、春休みなんてない世界、もしかすると隣に誰もいない未来、わたしにも望まなくとも満開の桜を見上げながら春の道を行く日がやってくる、それまでは目の前に咲く桜に満足するのも悪くない、悪くないと確信するのだ。4月末、もうサクラはどこにも咲いていない、だから私はあだちに桜を求める、その横顔には、きっと」という自分語りがありました。

ここを「どうせ安達ともいつか必ず離れ離れになるけど、今はそばにいるあだちで満足しておくか」と解釈するのなら本当にただの一方通行だけど、言葉の使い方の印象からすると、高校生活があっという間に過ぎ去っていくことを寂しく感じているように見えるんですよ

この2つの自分語りから感じたことは、しまむらは誰かに依存するのが怖いんだと思います
誰かと仲良くなって、あだちのようにこの人がいないと生きていけないくらい依存してしまったとしても、来年の4月に一緒にいられるかどうかはわからない
少なくとも、どれだけ高校生活が幸せいっぱいでも、高校生活は確実にいつか終わりを迎える
つまり大切な、幸せな時間を失うことが怖くて、あえて大切なものを作らないようにしているのではないか、と私は思いました
「あだちに桜を求める」と言うのはストレートに「卒業までで終わりでもいいからそばにいてほしい」と解釈すれば良いとおもう

「その横顔にはきっと」きっとの後に何が続くかはわからないけど、横顔が見えるということは、すぐ隣に一緒にいるということですよね
楽しい時間が永遠に続かないことを分かっているが故の漠然とした不安が根底にあって、あだちに依存してしまうことは怖くてできないけれども、少なくとも一緒にいられる間は、一緒にいることが幸せだと、それでいいとしまむらの中で結論を出したのではないでしょうか?

タイプは違うけど、確かにお互いに対して強い気持ちがあったと私は思う
百合と一括りにするのは勿体ない、複雑な心情を描いた作品だと感じました

2期が制作されるのであれば、続きを見たいです
{/netabare}

【聖地は岐阜】
見たことのある景色が何度か登場すると思ったら、聖地が岐阜なんですねー
作者は岐阜出身だそうです
岐阜が舞台のアニメ多いですね、山と世界遺産以外何もない県なのに

【なんで苗字呼び?】
あだちとしまむらだけでなくサブキャラも何故か苗字呼び
中高生の女子同士って、あだ名か名前呼びがほとんどで苗字呼びはあんまりしないから、ずいぶん距離感のある高校だなーって思った

投稿 : 2023/08/19
閲覧 : 553
サンキュー:

36

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

安達としまむらの掛け合いが楽しい

この作品に付いては作品タイトルの名前の通りに安達としまむらの掛け合いが楽しくて
特にしまむらの事を意識し過ぎてテンパってしまう安達のキャラが可笑しかったですね。

ちなみに本作のストーリー内容に付いては正直に言って終始平坦な感じなので特に大きな盛り上がりとかは見られないけど
ただ安達としまむらの日常に終始した内容が楽しめたし、それに安達役としまむら役を演じてたのが
鬼頭明里さんと伊藤美来さんの御二人は個人的に好きな声優さんですので声優さん目当てという部分も含めて視聴してました

【評価】

85点・1A級

投稿 : 2023/07/24
閲覧 : 88
サンキュー:

1

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

特に何かがあったりするわけではないが

 原作は未読。
 軽い百合ものでもなく、逆にシリアスな同性愛ものでもなく、といった不思議な立ち位置の
作品。
 主軸となる安達 桜と島村 抱月のキャラそのものと二人のやり取りが見所といった感じで、特に
展開が大きく動くこともなく、二人の心情描写に比重を置いた内容と言い、純文学を読んだ時の
印象に近かった。
 この心情描写に関しては安達と島村のモノローグによるものが多かったが、表面上では見えない部分が分かり、更に互いの微妙なずれのようなものも見て取れるところが面白い。

 安達と島村のやりとりに関してはライトでコミカルに描かれているが、いずれも性格的には結構
問題ありな感もある。
 外から見ている分には感情が奇行として表面化する安達の方が変な人に映るだろうが、実際は
島村の性格の方が根が深そう。
 もっとも島村みたいな他者に固執しない生き方は、仕事とプライベートは別物となる社会人だと
それほど問題なさそうな気も。
 この二人以外にも友人、親族など、多くのキャラが少しずれた感じが楽しい。

 現実的な設定、世界観の作品だが、唐突に美少女宇宙人が現れるところがおかしく、前半は
単に可愛いキャラといった感じだったのが、後半になるとストーリー上の良いアクセントに
なってくる。
 そう言えば原作者(入間 人間)を同じくする「電波女と青春男」も宇宙服を着た美少女宇宙人が
いたなと思ったが、調べてみるとどちらも名前が社(やしろ)だった。
 同一人物なのかは分からないが、スターシステムに近い発想のキャラ設定なのかな。
 SFやファンタジーのような非現実的設定のない作品は変にリアリティを求められたり
することもあるが、こういったキャラを一人置いておくと他の部分も含めて、ある程度の
荒唐無稽さも許容されるメリットがあったりするかな。

 作品舞台は岐阜らしいが、特に舞台を強調していなかったので、なんとなく東京感覚で
観ていたため、安達がバレンタインチョコを買いに行くくだりで、名古屋に行くことになって、
結構びっくりした。その後のシーンですぐに誤解は解けたが。
 思えば「電波女と青春男」も名古屋が舞台だったなと。入間氏はそちらの方の人なのかな。

2020/01/18
2023/03/26 加筆・修正

投稿 : 2023/03/26
閲覧 : 311
サンキュー:

6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

安達もっといけぇ!!!

タイトルみたいに応援していた作品でした
いや、興奮していただけかもしれません。
ぎこちない感じが焦らされているように感じたので
安達と対局の性格であるしまむらというキャラクター同士の掛け合いが面白い作品です
百合です。ライトめの。
おすすめです!

投稿 : 2022/12/25
閲覧 : 106

llil さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

(*´Д`)ハァハァ

これは素晴らしすぎる。
途中で死にそうになったので、
僕には早かったみたいだ。
気を付けて観よう。

投稿 : 2022/12/05
閲覧 : 161
サンキュー:

1

なご さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こういうのでいいんだよ

これだよ、こういうのでいいんだよ。

ちょうどいい百合でした。
特に変化もないので日常系百合な感じです。
がっつりの百合好きには物足りないかもしれません。

作画は綺麗で音楽もよかったです。

投稿 : 2022/10/08
閲覧 : 177
サンキュー:

6

pH さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

微妙

個人的に百合に求めてるものって、可愛さや癒し。
なんだけど、このアニメは重い。シリアス寄りで、可愛さや癒し要素が薄い。かといってストーリーが面白いでもない。内容薄い。
うん、内容薄い。

投稿 : 2022/08/30
閲覧 : 232
サンキュー:

3

U-yan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なんか不思議なアニメです。

百合です。ホント百合って純愛だよね〜。安達のしまむらに対する抑えられない感情表現や、しまむらの素っ気ないんだけど愛嬌がある所が可愛いですね。これと言っての大事件とかはないけど、この2人のもどかしい関係を観てると何かまったりしてきます。キャラデザも可愛いし多少ニヤニヤしちゃったり・・・w鬼頭さんと伊藤さんの演技が合っていたのかな。OPも2人で歌ってていい感じでした。

投稿 : 2022/08/23
閲覧 : 138
サンキュー:

4

ネタバレ

くろゆき* さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

まあ何、どんな形でも誰かに大事に思われるのは、悪い気はしないよ

ちょっと期待しすぎたかな。

百合枠として華々しくスタート。
美麗な作画、ところどころでフレームが横長になる演出といった見栄え面では上々のスタートを切った本作ではあったが、終わってみると1話の卓球シーンがピークだったかと思ってしまう。

学校に居場所のない安達と、彼女と似た境遇かと思えばそうでもなくただのサボりのしまむら。
一緒にいる時間が長くなることでお互いへの感情が高まっていく・・・のは安達ばかりで、所謂「惚れたもの負け」の状態に入り込む。
しまむらの心情は終盤まであまり語られず、「なついてくる犬」扱いされることも。
1年間の間に発展したのはどちらかといえば友人コンビで、タルミとの三角関係ができるわけでもなく、本当に「不連続な日常」だけの物語だった。
最大の謎というべき宇宙人は謎のまま日常に溶け込み、特に何が起きるわけでもなく安達だけが1人テンパり続けて完結、となる。

何も起きなかったので期待や失望も起きないし結末にも特に不満はない。
2人ともそれほど際立って可愛いわけでもない。
自分はこの作品に何を期待していたんだろう、という視聴後感だ。

印象的だったのは、あたかも「たまたまそこにいたから起用した」かのような花澤さんのモブ登場くらいか。

投稿 : 2022/07/23
閲覧 : 183
サンキュー:

3

干野梅蔵 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良質だと思います

薄いようで非常に濃く。
ラフなようでこじらせている。

観てて気持ちのいい
やさしい百合でぅ。

投稿 : 2022/04/17
閲覧 : 191
サンキュー:

2

ネタバレ

ジャッジ・シャンゴ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

必読・百合の行先…

事実上の希少なるプレーン百合がここに…
やが君以来?の…

しかし、その百合関連新企画に立ちはだかる存在があることを、私たちは忘れてはいけないのです。


それはサブカルマジョリティ(略称:サブマジ。 サブカル大衆・同ミーハー・同パンピー・同インサイダーの総称)という
オタクの用でオタクでない者たちの作品スタンスです。
そのサブマジたちが選んできた作品選択がどれだけ
今後のアニメ業界に影響を及ぼすのかを深く考えて欲しい、
アニメどころか小説や漫画にも影響を及ぼすんだよ、もはや…

18年から20年に至るまで崇高なるおサブマジ様どもがどんなことをしてくれたか?
高木さんをはじめ、ヲタ恋、ただこい、ハイスコアガール、
青ブタ、寄ジュリ、五等分、俺ガイル、カノカリ等と男女間恋愛関連を持て囃してきた結果業界にどんな悪影響を及ぼしたのか分かる?
それが琴崎さんノベライズ化での男主人公化という改悪や
「百合少女には幸せになる義務がある」だとかいう百合の間に挟まる男が主人公の奴が電撃金賞なんていう事態じゃないですか。
事実上サブマジがこの2作の小説を誕生させたも同然だよ、
特に業界に悪影響与えたのは20年秋に某雑誌が一番秋アニメ伸ばさなければいけないのに同年夏期に完結した俺ガイルの巻頭・特集…
もはや秋アニ安楽死計画同然のレベルだよ…
しかも同雑誌の増刊も俺ガイル…(’A`)

それに脅威は男女間恋愛関連だけじゃねえよ。
女性向けイケメン案件(アイナナ、ヒプマイ等)も
サブカルマジョリティどもの間で共有されてやがります…

バズ・課金の面で女性向けイケメン案件はとっくの昔に論外だが、
琴崎さんや電撃金賞の件で私は「男女間恋愛関連へのバズ及び課金は自ら厳しく制限する」事にしました。
最も伸ばさなければならない事?それは百合だよ。
その百合?もゆるキャンやスローループ、やくならマグカップも、スーパーカブの様に
部活動など特定テーマを、まちカドまぞくの様に異能力要素と
非プレーンでなければ生き残りやメディアミックス難しい情勢ですよ、
サブカルマジョリティどもがあんなんな傾向のせいで…
一番痛かったのはスロウスタートがあんなに技術や宣伝したのにビデオグラム売上が…しかも会社のお偉いさんは単行本1巻につき何冊も買ってる熱心なファンを見ず目先のことしか見えてない始末…

サブカルマジョリティのやってきた作品選択がどれだけ百合コンテンツにとって仇なす存在なのかを去年思い知りました。
Aチャンもきんモザもとなりの吸血鬼さんもひとりぼっちの○○生活も原作終了、
しょうこセンセイもアニメ化の夢果たせず…
その一方で男女間恋愛関連や異世界なろう、腐夢関連がのさばってるのを思うと惨めになる…

つまり、事実上百合を伸ばすことがこれからの私の大義となります…

投稿 : 2022/01/04
閲覧 : 229
サンキュー:

2

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もし異性同士だったら・・・・・

『電波女と青春男』に社に似たキャラいたな、と思ったけど、同じ作者だったのか。

この作者の特徴でもあるんだろうけど婉曲表現が多い。文章に起こしたら国語のテストで出てきそうな感じ(笑)

同性っていう点を除けば脳内語りが多い普通のラブストーリーだけど、もしこれ男女の話だったら、おそらくここまで話題にならなかった。というか片方男に代わるだけで何の特徴もない作品に成り下がるっていうのも興味深いな。


これが放送してた時、SNSや掲示板で安達としまむらの心情を考察してる人がたくさんいて、SNSが普及する前から恋愛系作品にはよくある現象だけど、自分が年取ったからかああいうのをダサいって思ってしまった。


日野と永藤の話も少しやるけど、安達たちよりも進んだ関係になってたし、その辺を詳しく欲しかった。

投稿 : 2021/11/27
閲覧 : 266
サンキュー:

1

あと さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春百合アニメ。動くようで動かない

安達としまむらのアニメの空気感に包まれましょう。青春の少女たちのぎこちなさを感じましょう

投稿 : 2021/11/22
閲覧 : 318
サンキュー:

2

ネタバレ

ahiro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

2021.10.9 視聴完了

投稿 : 2021/10/10
閲覧 : 206
サンキュー:

0

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

モノローグのお作法

原作未読

見ため百合モノ。といってもその定義はよくわかりません。

安達桜(CV鬼頭明里)
島村抱月(CV伊藤美来)

この2人なわけですが、授業をサボって体育館2階でなんとなしにだべってるうちになんとなく心地よい関係に。
この感情は友情なのか愛情なのか。揺らぎを楽しむタイプの作品に見えます。

モノローグ多めで秋クールに満喫したい文学チックな匂いに魅かれて視聴開始。
そう!文学っぽいから観る。そしてかけ離れてたので撤退します。

■撤退理由:モノローグ

薄い。だいたい先に落ちたほうがモノローグ増えるんでしょうけど詩的の欠片も情緒のへったくれもなく、あっさりとチョロインへ変貌。
むしろ落ちてないほうのモノローグがややミステリアスでいい感じなのですが、両者のバランスといいますか釣りあい取れてないとこういうのってダメなのよね。

■撤退理由:二人以外

日野晶(CV沼倉愛美)と永藤妙子(CV上田麗奈)とクラスメイトで回したらいいのに。

 知我麻社(CV佐伯伊織)

宇宙人設定!?不思議ちゃんの横やりを作品のアクセントにしています。なんなら二人以外誰もいないくらいのほうが映えそうな世界観です。アクセントはあってもクラスメイトみたいな近しい人で充分。
それなのにちぐはぐに見える知我麻(ちかま)さんの起用。点取りたい局面でDFを途中投入したみたいです。
“実はこんな”な設定があったとしてもそれはそれで二人の物語ではなくちかまさんを交えた話になってしまうでしょう。


文学っぽいノリで魅かれてなければ手に取らなかったでしょうし、手に取ってそれがなければご縁が無かったというだけでもありましょう。
とここまで書いて本作は小説が元ネタなんですね。てっきり漫画かと思ってました。それなら尚更自分はいらんかな。

他人との距離感の取り方にある種のリアリティを感じるしまむらに安達が釣りあってない。そしてガヤが不協和音。
あえて続けんでもいいかな~、、、と第7話をもって撤退します。



視聴時期:2020年10月~12月 リアタイ   

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2020.12.27 初稿
2021.09.25 タイトル修正

投稿 : 2021/09/25
閲覧 : 447
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44

ネタバレ

貫通 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ゆっくり展開の百合です。

これといって大きな問題もなく平和に百合が進んだのは良かったです。男が出てこなかったのも良いと言えるでしょう。
ただ展開がとにかく遅いです。アニメでは全然尺が足りませんでしたね。
作画が悪いと言われているようですが自分は気になりませんでした。基本的には綺麗な作画であり、自分は好みの作画です。
原作の1番盛り上がる話がアニメ化されずに終わったので、厳しい評価になったと思います。

投稿 : 2021/09/04
閲覧 : 297
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1

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人と人の出会いには壮大な過去が用意されている

それぞれ訳あって授業をさぼっていたら出会った
2人の女の子「安達」と「しまむら」のお話し。

2人の女の子が好きあうだけのそれ系のもの
かと思ったら違います。

この2人の女の子には、最初ははっきりしないのですが、
あきらかに方向性があります。
「安達」から「しまむら」へと言う構図です。
つまり、単純に言ってしまえば、「安達」が
「しまむら」を好きって言うだけなんですが、
しかし、この話が面白いのは、そこではないです。


この物語は、とても哲学的な面があると思っています。

お話しの序盤に釣り堀のシーンがあり、その中で、
「なかなか釣れない」って嘆いていると、
「まずそう思うことが大事。
 なかなか釣れない。上手くいかない。
 それはすなわち何かを始めているということ。」
と言うセリフをたわいもない会話の中にさらっと挟んできます。

その後、
「いい未来を釣りたい。そのためにはまず、
 釣り糸をたらさないと始まらない」
と自問自答に繋がっていきます。

これらのセリフをきっかけに、自分がこの話に対する見方が
変わってきていることに気づきます。

その後も、
「未来は誰も知らないのだから、変えようが無いのだ。」
まったりとした時間の流れの中で、このような言葉が
どんどん積みあがっていきます。
まるで観ているこちらも一緒に自問自答を繰り返している
かのような、そんな感覚にすらなります。



2人は、見た目上は、ただサボっているだけですが、
会話や自問自答を繰り返しながらいろいろ考え始めます。
そして、物語の後半に差し掛かると、
「安達」から「しまむら」へと言う構図が、
2人の関係に変化をあたえるきっかけへと変わってきます。
やがて、2人は、安達の立場、しまむらの立場、
それぞれの自分の中で答えを出すことを迫られます。

このあたりの状況を見守っていると、
この作品を観て良かったなと感じさせられます。


2人が出会ったきっかけは、同じ時間帯に授業を
さぼっていたからに過ぎません。
しかし、そこにたどり着いたのは、2人が今までしてきた
何百億の選択や行動の積み重ねの結果です。

安達のセリフを借りれば、
「どんな出会い方にも壮大な過去が用意されているのだ。」
と言う考え方です。自分は、この考え方は好きです。

なぜなら、もし過去に1つでも違う選択肢を選んでいたら、
果たしてこの2人は出会えていたでしょうか・・・?
それは、奇跡にも近いことですし、言い換えれば運命です。

人と人が出会ったという事実、それをどう受け止めるか。
もし、その出会いが尊いものであるなら、それは、過去の
自分のおかげです。

この作品は、過去の自分を好きになるヒントを教えてくれます。
と同時に、それは、今の自分を好きになることに繋がることも
教えてくれます。

投稿 : 2021/08/23
閲覧 : 317
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8

単作者 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

造花の百合

きれいな百合が咲いてるぞって話題になったから見たら確かにきれいな百合だったけど、よく見たら造花に見えてきた。メガネ外したらきれいな百合に見えるけどよく見たら造花だし、みんなきれいな百合だって言ってるけどよく見たら造花だった。
ところで宇宙人?的な何かは何だったんだろう。

投稿 : 2021/07/24
閲覧 : 539
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1

ネタバレ

コタロー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

親友という名の独占欲

友達はいつの間にかそこにいた。
しかし、友達が一人もいな子も確かにいた。
友達にならないか・・・
なぜ、友達がいないの・・・
と、言った事も聞いた事もない。
一人が好きなのかもしれない
というのは友達がいる人の言い訳かも

一人は寂しいものである。
やはり友達は欲しいと願う。

少しの勇気があれば解決できる問題だと思うが
これも友達がいるひとの言い訳かもしれない。

寂しい気持ちがわかる人は相手の事を
思いやる気持ちがあると思う。
百合・・・かと思いましたが
そこは一線あるのかも
少し美しい作品でした。

投稿 : 2021/06/12
閲覧 : 270
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2

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

限りなく百合に近い友情

いきなり川に流れる宇宙服から始まるファーストシーン
その瞬間私の中で一気にフラッシュバックした

この作品の原作は「電波女と青春男」が代表作の
入間人間先生

本作品でも「電波女と青春男」ど同じシーンが出てくる
自転車の二人乗り、宇宙人の女の子、時折見せる唇のアップ

ストーリー自体は淡々と日常を切り取っているが
補足として安達側、しまむら側のモノローグが挟まるから
徐々にお互いが自分にとって求めている存在である事を
示してくれた

モノローグを分けると安達は完全なる百合思想
しまむらは空虚な気持ちを変える存在として安達を見ている

だから同じシーンが出てきても温度差があって
見ている方からするともどかしさすら感じる

脇役の日野と永藤は幼馴染の間柄もあり
じゃれ合っている中でもお互いの信頼感は感じられるし

逆にしまむらの幼馴染の樽見は安達と同じ感情があるのに
しまむらには全く響いてこない

一昔前の柴門ふみ作品のような関係性も
この作品の魅力だと思う

他のレビューではあまり評価されていない
宇宙人のヤシロちゃんだけども

「電波女と青春男」のエリオちゃんにそっくりな髪の色と
ヒッチコックの鳥と同じ方向性と思っているので
私は箸休めのマスコットだったけれど

「桜trick」好きな人には物足りないだろうし
「やがて君になる」好きな人にはクドいかもしれないから
作品見るなら「電波女と青春男」から見てからの方が
本作を楽しく見られると思う

投稿 : 2021/06/01
閲覧 : 319
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4

ソース さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

安達可愛い

話の内容、雰囲気嫌いじゃない。

1度切ろうとしてたけど5chのアニランでまぁまぁ上位だったので気になって結局完走した。安達のムーブが面白かった
最終的に手塚プロだったけど良かったんじゃないかな

投稿 : 2021/05/08
閲覧 : 472
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11

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

心の変化

安達としまむらの仲は、なんとなくの関係から始まったそうです。
2人は授業をサボる中ですが2人でサボるのではなく各々がサボると体育館の2階で偶然会う事が多くなり2人のなんとなくの関係は始まる。

この作品の面白さは色々と在ります。
中でも私が面白いと感じたのは安達としまむらの心が徐々に変化してくる点。

心の変化では安達の方が分かりやすいです。
ただ、しまむらの方も少しずつ心が開いていくのがわかります。
ただ、しまむらに関しては最初は自分の心に手探り感を感じます。

最初は、安達にとっての、しまむらは友達。
彼女は自分の気持ちをよく分かっている感じがします。

最初は、しまむらにとって楽しい時間。
でも、その楽しい理由がわからなかったり、もしかしたら二度と会えないかもとの表現もあり、顔は少し寂しげで、何故そう思っているかも解らずにいるような。
だから、安達と少し何かあると少し後悔してみたり。


2話くらいから安達は少し、しまむらを意識し始めます。
未来人にヤキモチとか頭の中でしまむらの事ばかり考えてしまったり、第三者に2人の時間に割り込まれたら少し残念に思えたり。
段々と意識してる感じが出ます。

そんなある時、勇気を振り絞って安達はしまむらを遊びに誘うのですがライバルとの再会。
未来人であり宇宙人である彼女。
未来人であり宇宙人は安達とは真逆で超積極的にしまむらLOVE
ただ、しまむらから見たら妹みたいなものなので、そのLOVEも受け流されて居る感じですが安達からすれは気にせずにはいられない。

安達はクリスマスでも中々誘う事が出来ない。
でも、それはあからさまに何か言いたいのがわかるレベルで…必至に誘う事には成功する。
でも、それは本当に嬉しそうで。

この辺りから、しまむらも安達の態度や雰囲気に気づき始めている感じがしました。
でも、彼女は安達の態度や行動に自分なりの答えを無理矢理つくり始める。

しまむらに関しては自分の中で何かを誤魔化そうとしてる感じに見えました。
それはなんだろう?説明が難しいのですが…
彼女の中で1つの解答があって、その解答へ辿り着きたくないから、違う解答へとすり替えて納得しようとする感じですね。

そして、彼女は人付き合いに慎重な感じもします。
関係性が崩れるのを怯えて居ると言うか…いゃ、安達との関係性が崩れてしまわないように必至に関係性を支えて居るような。

それは、「上手くいかなくて沢山傷付けても恨まないで」や「私達の関係の脊髄がグニャリと曲がってしまいそうな気がして」などの言葉を使われています。

ただ、バレンタインも安達は中々言い出せずw
なんだかんだで彼女の可愛らしい部分とはこう言う所かもしれませんね。

しまむらは、彼女を「日常の流れから踏み出そうとしている」と評価しています。
それはもしかしたら、自分には出来ないからでしょうか?

安達の頑張りに答えているのかもしれません。
ただ、何故それが、しまむらの方を向いているか判らないそうです。
つまり、気持ちには完全には気づいていない。

この世には3種類の人間がいると思います。

1つ目は、相手の気持ちに全然気付かない人

2つ目は、気づいて積極的攻めに行くか距離を置こうとする人

3つ目は気づいても、そんな訳がないと勘違いだと言い聞かせて伝えられるまでは、これまでの距離を保つ人

しまむらは3つ目かな?と思います。
日常の流れから踏み出せない彼女は安達を尊敬している部分があり、人との関係性を崩したくはなくて下手に崩してしまう可能性があるなら踏み出せず日常に流されている部分がある。
だから、彼女の毎日と言うのは灰色なのかもしれません。
そして、彼女は少し前に孤独は嫌だと発言をしていました。
だから、今ある関係を変えないように大切にしている。

ただ、彼女の言う毎日が灰色でも「2月4日から10日間は彩を与える」との言葉もありました。
私は最初聞いた時に、彼女の心に少しの変化があったのかな?と期待した部分がありました。

バレンタインへの想いの違いは面白かったです。
あの占い師の人は異性に対しての話をしているけど、安達には恋の話しにしか聞こえなくて、それでも必至に好きな人へのチョコを渡したい葛藤やら戸惑いやらが凄く可愛かったです(´艸`)*

でも、しまむらは完全に友チョコだと思っていて、普通は友チョコを渡すだけならあそこまで意識しないけど、しまむらも初の友チョコだから気づかないのが凄く可愛い(´艸`)*

進級して、しまむらの心は安達に大きく向かっていく。
安達が自分の目の前にいてくれる事に安心しているかのように。

そんな中、クラスが同じになり喜ぶ安達なのですが、しまむらに友達もどきが出来て安達は何故かしまむらを避けてしまい疎遠になる。
でも、安達はある事を気に、しまむらに話しかける決意をし行動に移す。

ここで勇気だしたのは正解でしたね。
もし、このまま避け続けたら多分、そのまま2人の関係は薄れて行くと思います。

この時期から、安達が自分の側には、しまむらだけが居ればいいと言う選択肢をしたみたいで、それに、しまむらも気付いているみたいでした。

しまむらは、関係性を次に持ち越さないタイプだと自分で言っていました。
恐らく最初は安達との関係性もサボり仲間と言う関係でいつかは薄れていく関係だと考えて居たのかもしれません。

安達の決意に対して、しまむらは…

「安達と一緒可能性は固定される。共に歩く相手を限定すれば選択は淘汰されてく、私は私の裁量を選ぶべきだ」

「一人でも必要なのだと悩む」

つまり、1人でも関係性を保つべきか。本当に安達とこのまま居てもいいのだろうか?などと考えていたのかもしれません。

でも、ここからが、しまむらの最善の選択が明かされる。

しまむらは安達にお揃いのヘアピンをプレゼントする。
しまむらは自分から安達を始め周りの友達にも、お揃いの物を渡した事も無ければ、チョコ交換やクリスマスのプレゼント交換すら、しまむらは提案しなかった。
全ては安達の提案でした…

この時、しまむら始めてお揃いのプレゼントを渡す。
それが彼女の最善の選択。
そうして、彼女の心が変わり始めた頃から、彼女は今までは、安達の言葉の意味を考える描写がよくありましたが、途中からしまむらは安達の言葉を素直に受取り始めた気がします。

「目の前の桜に満足する事も悪くない。悪くないと確信するのだ。4月末もう桜はどこにも咲いていない…だから、私は安達に桜を求める」

このラストが彼女の心の変化の大きな部分ですね。

さて、この様に私は心の変化に注目しました。
この作品は心の変化と言う部分をよく描けていて見ていくと変化の様子が面白く解る気がしました。
その点が一番見ていて面白かったです。

展開だけで言うとまだまだこれからな感じがします。
宇宙人とかも謎ですし樽見のテンションの変化もまだ判らないですしw
ただ、安達としまむらは大きく発展しましたね^ ^

ちなみに、しまむらの髪の色の変化は私は意外とどちらも、似合っていた気がしますw

投稿 : 2021/05/02
閲覧 : 298
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17

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

基本に忠実な百合

基本に忠実な百合です。でもそれが1番大事だと思います。新たに百合を見てみようと思う人はこれを見て欲しい。基本にして最良なので。
そこのあなたも新たに百合というジャンルを開拓してみては?

投稿 : 2021/04/29
閲覧 : 248

安達犬 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

円盤購入済み

円盤購入済み

投稿 : 2021/04/26
閲覧 : 179
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0

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

女性向けの片思い系百合かな

甘酸っぱい物語。意外と踏み込んでる。
現実的にこのぐらいの甘酸っぱさが出るとしたら何歳ぐらいなのだろうと考えてしまった。
百合アニメは絵がきれいなら素敵にしか見えないのが不思議。
声優も良かった。
しまむらはモチモチでさわり心地良さそう。

投稿 : 2021/04/10
閲覧 : 224
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3

ネタバレ

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ハッピーエンドがイメージできない・・・

これまた百合系と言われそうな作品ですな。
でも、意外と百合と言うよりも普遍的な「思い」についての一考とも言えるような印象を持ちました。
曰く、友達の特別になりたい(一番になりたい)みたいな。

物語自体は、そんなに太い筋が見受けられるようではなかったかな、何もなかったとは言わないけれども。
ただ、安達のけなげな思いが丁寧に描かれていて、私は好きでした。
不器用なところもかわいらしく感じましたね。

ただ、この感じ・・・、
百合的な意味でのハッピーエンドのイメージは湧かない作品でしたね。
いや、百合的ハッピーエンドってなんだ?って言われると返答に困ってしまうのですが、安達が仮にガチ百合路線に突っ走っていったら、しまむらはそれには付き合わんだろうな、と。
個人的な見解ですが。
どこかで心境の変化や、しまむらスキーあたりで落としどころが見つかれば、親友としてある意味ハッピーエンドになる・・・かなぁ。
ガチ恋愛、ガチ百合になるとよほどのことが無い限り、しまむらはその路線には踏み込まない気がしました。

{netabare} しまむらにとっては、安達は特別な友達ではあるけれども、サクラ=期間限定、いずれは散ってしまう存在と思っているのではないだろうか・・・あくまでも今のところは。
このことイコール友達としては関係が終わってしまうという事ではないにしても・・・ {/netabare}

とは言え、一視聴者としては「末永く、仲良くしてね~」という感じなのだが。

さて、この作品、
なんか変な・・・、最近見た記憶のあるキャラが出てきたいるなぁ、と思ったら「電波女と青春男」と作者さんが同じだそうで。
どうりで、どこかで観た宇宙服が・・・w
(この作品の前にイッキ観したのが「電波女と青春男」だったんですよ)
不思議なフワフワとした雰囲気はこの作者さん由来なのでしょうか(勝手なイメージ)

作品自体は独特の色使いと丁寧な作画で、キャラクターもかわいらしいし、観続けさせる力のある作品と感じました。
キャラクターもそれほど多くは無いのですが、丁寧に描かれ、どの娘もかわいらしかったですね。
声優さんも、私は特に違和感を感じたりはしませんでした。
しまむらの飄々とした感じ、何でも受け入れる感じはうまかったなぁと思いました。


私的にはいわゆる百合系の作品とは少々違った印象を受けました。
もう少し、幅広な作品と捉えるのが正解な気がします。
が、可愛い女子を愛でる系と言われれば、異論はなく、ぐうの音も出ません。
それが正解の一つであることは間違いないでしょう。

でも、なんか雰囲気のいい作品でしたよ、好き嫌いはあると思いますが。
機会がありましたら、ぜひご覧くださいませ。

投稿 : 2021/04/03
閲覧 : 361
サンキュー:

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安達としまむらのストーリー・あらすじ

私と安達は体育館の2階で偶然知り合ったサボり仲間だ。一緒に卓球をしたりしなかったり程度の関係で、人付き合いは基本的に面倒だと思っている私にはちょうど良い距離だった。のだが、最近どうも私に対する安達の様子がどうにもおかしい。前はまるで人に興味のない猫みたいだったのに犬になってきている気がする。安達に何かしたっけなあ……。――そんな2人の関係が少しだけ動いていくお話。(TVアニメ動画『安達としまむら』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年秋アニメ
制作会社
手塚プロダクション
公式サイト
www.tbs.co.jp/anime/adashima/
主題歌
《OP》安達としまむら(CV.鬼頭明里と伊藤美来)『君に会えた日』《ED》鬼頭明里『キミのとなりで』

声優・キャラクター

鬼頭明里、伊藤美来、沼倉愛美、上田麗奈、佐伯伊織

スタッフ

原作:入間人間、キャラクターデザイン:のん
監督:桑原智、シリーズ構成:大知慶一郎、キャラクターデザイン:金子志津枝、総作画監督:豊田暁子/氏家章雄/神谷美也子/森田莉奈/薄谷栄之、美術監督:斉藤雅巳、プロップデザイン:加来哲郎/山田奈都美、色彩設計:油谷ゆみ、撮影監督:志村豪、編集:内田渉、音響監督:本山哲、音楽:田渕夏海/中村巴奈重/櫻井美希、音楽制作:日音

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