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「喰霊-零-(TVアニメ動画)」

総合得点
88.5
感想・評価
4594
棚に入れた
20627
ランキング
109
★★★★☆ 4.0 (4594)
物語
4.1
作画
4.0
声優
3.8
音楽
3.9
キャラ
4.0

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喰霊-零-の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

これ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

美少女+百合+鬱

1話2話でオチを見せて
3話以降に何故そうなったのかを見せる展開というのは最近のアニメで言うとすかすかすかを彷彿されますね
そして救いがなく鬱アニメ展開ですね
ここまで鬱系だと見るまで全くわからなくて
よくあるバトル物くらいでみてたので1話は衝撃でしたね
そして姉妹の関係がNARUTOのイタチとサスケに似てた切なすぎましたね
オープニング神曲すぎるのでそれだけでも聞いて欲しい

投稿 : 2023/02/25
閲覧 : 354
サンキュー:

5

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

愛する者を 愛を信じて殺せるか

 「美少女×セーラー服×日本刀×百合×悪霊」という、なんとも面白い組み合わせ。実際見てみて、とても面白かったです。

 ストーリーは、悲しくもあり、主人公の成長物語としてとても秀逸でした。しかもなんか見たことあるな、と思ったら監督があおきえいさんという、Fate/Zeroと同じ人じゃあありませんか!最終話はウルッときましたね。イタチとサスケの関係を彷彿とさせます・・・

 OPの曲もめちゃくちゃカッコいいし、百合シーンは見ててドキッとしました(´ε`;)ゞ。それでいて武器もたくさんレパートリーがあって、主人公二人のスタンドみたいな霊獣、も良かったです。

 ここからはあまり関係のない雑談なんですが、、、こういうアニメを見て思うのが、僕の中では「マイナーなアニメがメジャーなアニメを上回ったことがない」ということなんですよね。
 マイナーなアニメで面白かったのが四畳半神話大系、ピンポン、新世界よりとかです。でも四畳半はアニメ賞取ってましたし、新世界よりは原作はSF賞取っててある程度有名ですかね。

 僕もある程度アニメを見てるので、アニオタを名乗るためマイナーなアニメを絶賛したい気持ちがあるのですが、、、やはりどこかメジャーの方が面白い、といつも感じます。
 メジャーなアニメって、その作品独特の世界観、ストーリー、キャラがいるからこそ受けたのかと。マイナーなアニメでも面白いものはたくさんあります。でも有名なものよりもあと一歩押しが弱く、何か1つ強みがあれば傑作なのに(≧口≦)、、と勝手に思ってます。

 文句みたいですいません人( ̄ω ̄;)。でも押しが1つ弱いだけで、このアニメはとても面白いので、見る価値は十分にあると思います。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/10/02
閲覧 : 802
サンキュー:

33

ネタバレ

haru さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

性癖に刺さる

姉妹もので、昔は仲良くて、今でも愛し合ってる2人が殺し合う。最後の黄泉が神楽に刺されて、大好きだよ、ごめんねって言ったシーンが最高だった。

投稿 : 2022/07/15
閲覧 : 229
サンキュー:

1

ネタバレ

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

喰霊零(ガレイゼロ)

クイダマレイと勝手に読んでました。一文字もかすってねえ。
日本刀を持った女子高生が悪霊と戦うというお話。なんかいくつも同じような話があったような。人気ジャンルなんでしょうか。
女子高生はパンツが見えそうなミニスカでハードアクションをこなしてくれます。ですが絶対パンツは見えません。ですが、1話だけ大サービス回があって、女子高生のなんかが見えます。U-NEXTでは地上波と違って見せてくれるアニメもチラホラあるんですが、女子高生のというのは希少価値高いかも。
主人公の女の子は可愛いんですが、豆腐メンタルなんでイラッとさせられる場面が多々ありました。相方のフィアンセは男のくせに更にメンタル弱くて腹立ちました。お前ら戦場に立つなら覚悟してから来いよ…。
皆さんが言うように、1話は衝撃的な展開でぐっと引き込まれました。
ストーリーは、主人公の姉貴分が闇落ちして姉妹で殺し合うというものです。正直闇落ちした経緯は少し弱く、結局は敵ボスにいいように操られただけにしか見えませんでした。もっと信念と信念のぶつかり合いみたいのが見たかったです。殺生石埋め込めば闇落ちするなら、つぎは神楽に仕掛けりゃいいじゃん。ボスはそれぐらい楽勝なほど強いんだから。
零と題名に付くだけあって、本編の前日譚らしいです。だからストーリーの決着は付きません。本編はアニメ化してないみたいです。まあ色々文句を書きましたが、バトルも迫力があって、十分楽しめました。

投稿 : 2022/04/14
閲覧 : 322
サンキュー:

4

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

喰霊へとつづく物語

 漫画版「喰霊」の前日譚として描かれたストーリーらしいです。尚、漫画版「喰霊」の方は未履修ですのであしからず。

結論から言ってしまうと個人的には合わなかったです。
まず良かった点としては、やはり皆さん触れられていますが衝撃的な第1話でしょう。序盤から中盤にかけては魔物とのバトルものといった感じでぶっちゃけ退屈でしたが、ラストの主人公ポジ全滅エンドはリアルに( ゚Д゚)←こんな顔になってました笑
興味をひくという点ではこれ以上ない1話だったと思います。
また、茅原実里さんの歌うOPも良かったです。あとから知ったのですが作詞が畑亜貴ということでそりゃあいい曲だろうよといった感じです。てゆうかどこにでもいるなこの人笑

さて、個人的に気になった点としては2点あります。
まず、セリフ回しです。特に黄泉とのりちゃんの掛け合いの際は顕著なんですがちょっとしたセリフが痛くて気になりました。特に7話なんかはこっちまで恥ずかしくなるくらいだったので気になる方は見ていただければと思います。
2点目は全体的に黄泉と神楽にフォーカスしすぎなのか脇を固めるキャラの印象が薄くなってしまったかなと思います。主人公2人に感情を持っていかれることはあったのですが他のメンツに感情移入することがほぼなかったのは残念でした。

とはいえ全体的な話の構成としては面白く、1話でグッと引き込まれ、最終話ではじんわり感動できる話になっていました。
また機会があれば漫画の方も拝読させて頂こうかなと思います。

73/100点

投稿 : 2022/02/28
閲覧 : 354
サンキュー:

5

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

原作を知らないと

 原作は未読。
 インパクトではやはり1話かなあ。
 前述のように原作を知らないので、テレビ放映時は「防衛省超自然災害対策本部特殊戦術隊
第四課の面々が悪霊と戦っていく作品で、初回はメンバー紹介的内容なんだな」と思って
観ていたら、1話の終盤に日本刀持ったセーラー服のお姉ちゃんに皆殺されちゃって、呆気に
取られた。
 この殺された面々、それなりにいいキャスティングで随分と手間暇掛けた仕掛けだったなと。

 以後はこのセーラー服のお姉ちゃんである諫山 黄泉と、彼女の妹分的存在である土宮 神楽が
主体の原作の前日譚となるが、印象としては原作既読者向きの作品といった感じ。
 ストーリー自体はそれほど複雑なものではないし、展開、キャラの関係性などがうまく
まとめられているから、原作未読でも話が判らなくなるようなことはないけど、黄泉が不幸になり、
堕ちていく様とその悲劇的な結末をただただ見せられた感じで、そこにカタルシスはないし、原作
未読ゆえにキャラクターに思い入れもないしで、鬱々たる気持ちだけで終わってしまった。
 黄泉が可哀想だったゆえに、悪霊に転じてからのやりたい放題はむしろ「やれ!やれ!」と
思ってしまったけどw。

2019/12/08
2021/11/01 感嘆符付加

投稿 : 2021/11/01
閲覧 : 748
サンキュー:

4

ネタバレ

300円 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

脚本の妙

第一話の劇的な展開は有名ですが、
其処にばかり注目が行って居ませんか?

この作品の素晴らし所は、
第10話「悲劇ノ裏」から、最終話に向っての伏線の回収。その巧みさにあると言っても過言ではありません。
2周すると、それが実感できます。
たった12話で、此処まで濃密な設定と、その見事な伏線の回収を行うアニメは、滅多にありません。それは、京アニの「Air」にも通ずるものがあります。

漫画の前日譚らしいので、物語は完結しませんが、
これはこれで、納得の結末です。

投稿 : 2021/06/28
閲覧 : 500
サンキュー:

3

ネタバレ

アスク さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ただの怪異アニメではない

とんでもない名作を見たような気がするぜ、、、
ジャンルは違うですがひぐらしの綿流し編と目明し編が好きな人なら絶対好きだと思います。
物語★5.0 
人をかなり選ぶ作品だと思います。俗に言う鬱作品と言われるほどは鬱要素は強くないですがグッドエンドとは言えなく主人公の葛藤とかがリアルで終始展開が暗いので苦手な人もいるのかなーと。だとしてもかっこいいし泣けるしめちゃめちゃおもしろいです。
黄泉の親が死ぬ以前と死んだ以降で全然毛色と面白さが違うので2つに分けて話していきたいと思います。
最初は死ぬ以前ですが一話二話の衝撃から。
一話はTHE・ダークホースですね。見事な主人公騙りを見せてくれました。(とは言っても本編の主人公は最終話にしか登場しないがw)当時は予告・キービジュアルから何もかもを使って騙していたようです。一話で出てきた人たちは一人残らずラストシーンで殺されてしまいますが騙りにおいて逸脱だなと思ったのは偽主人公の回想を入れて仇討ちだ!とやるところですね。回想まで入れて恨んでいるという抜けのない徹底ぶりにすごく惹かれました。自分は男の人が喰霊になって復活して現代社会で生きていく話なのかなとか考えちゃったせいでそこまで衝撃を受けなかったりします。
二話はすごいですね。伏線が散りばめられていて最終話見たあとに二話だけもう一回見ました。何が起きているのか、神楽は最後どうなったのか。めちゃくちゃ気になるところでシメてきます。
そして三話以降はやっと零が始まっていくわけですがカテゴリーDの存在が強調されていました。優しく育ち過ぎてしまった神楽は元人間のカテゴリーDを殺すことができない。保健室の先生を殺したときの友人の「好きだったのに!」というセリフは刺さり「なにか言い訳してよ!」というところも本音が見えていて言い訳ぐらいしろよ神楽という感情もありました。また紀之とのデート回とかポッキーゲームでイチャイチャしたり日常的要素という点が後々の展開の辛さを際立たせておりなぜここからどう二話の悲劇につながっていくのかとのめり込んで見ていました。
次に黄泉父が殺された8話以降です。7話のラストで親が死んでからは怒涛の展開が続きます。
誰にも理解されない、そんな辛い思いがぶつかった黄泉vs冥との戦いはあんなBGMとかっこいいアクションだったのにとにかく悲しいそんな複雑な感情を味わいました。冥が父を殺したことは誰も知ることがないってのがまた辛くまたいいところですね。そして入院して以降はしゃべれなく状況説明ができないので勘違いされて勝手に迫害され、どんどん孤独になっていき殺生石により地上にいるものをいづれすべて滅ぼす汚れとなっていきます。そこが喋れない、家督が引き継げないなら結婚はなしだ、冥は自己利益のために冥を殺したんだ、神楽の黄泉は殺しなんかしないよね?、人と人のすれ違いがめちゃくちゃ辛かったです。
それからは悲劇が続き仲間がバコバコ死んでいきますが10話からは鳥肌モノです。二話が別視点で描かれるんですね。背景を知った上で続く展開はそういうことかーってなって素直にお話としてめっちゃ面白かったです。殺せなかった、、、
そして最終話ですが白叡を引き継いだあとの神楽(白叡)vs黄泉(乱紅蓮)のバトルは熱かった。最終的に黄泉を殺してしまうわけですが何度も何度もカテゴリーDに対して躊躇してきた。だからこそ最後の今は近づくな!白叡!喰らえ!のシーンはスカッとしたしかっこよかったです。
黄泉に対してすごく感情移入できて一話二話のなんだこいつからの上がり方がすごかった。
めちゃめちゃ好きな作品になりました。ありがとうございます

声優★4.0 ひとつだけ言いたいです。なんで桜庭一樹と弐村剣輔の声優同じにした?なにか意味でもあるのか

作画 ★3.5 口の影だけが残念ですね。バトルはそこそこたのしめました

音楽 ★5.0 パラダイス・ロストが強すぎる。OP史上一番好きかも知んないです。

投稿 : 2021/03/20
閲覧 : 604
サンキュー:

5

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ヨミお姉ちゃん。。わすれないよ。。

あらすじはあにこれのを見てね☆


まえに1話だけ見て
にがてなバトルのアニメだって思って
やめちゃってた。。

でもあにこれですごいレビュー読んで
また見はじめちゃった


はじめはほんとにバトル
しょうがないバトル。。

でも
カグラとヨミお姉ちゃんが会ったときから
おはなしがぜんぜんかわっちゃったネ

しばらくはちょっとくらかったケド
ナブーのふた子の兄弟とか
クスクスってわらっちゃうところは多かったなぁ♪

{netabare}いっしょにおふろに入ったり
クルマの中で2人でポッキーのとり合いとかって{/netabare}
男子むけなんだろうな~って思ったケド
すっごい2人の気もちがつたわってきちゃった(うん)

ほんとに悲しくなってきたのは
4話くらいからだったかな?
{netabare}やさしい先生を。。大すきな先生を。。
かぐらが切らなくっちゃいけなくなってからだよね(ぐすん。。)

自分はイヤなのにおつとめだからって
やっちんとミクちゃんの見てるまえで。。って
見ててなみだが出てきちゃって。。
スグにつぎを見たらもっと悲しくなっちゃった

自分でもイヤなことしちゃって
こころの中ぐちゃぐちゃになっちゃってるのに

2人のお友だちにも分かってもらえなくって
あんまり悲しすぎ。。るよね(うわーん。。)

メイさんが出てきたころから
ちょっとイヤな感じがしてたんだ。。

でも。。あんなことするなんて!

それからいろいろあって
ヨミお姉ちゃん。。ボロボロだったね。。
ツヨイ気持ちもってたから
みんなには分からなかったのかも

でもにゃんには分かったよ
ヨミお姉ちゃんのこころの中も
ぐちゃぐちゃだったんでしょ(ねぇ。。)

自分のほんとの気持ち考える
そんな間もなくって

悲しいのか。。うらんでるのか。。
自分でも分からなくなっちゃったんだよね
そうなんでしょ?

そんなお姉ちゃんの気もちが
あのセッショウセキをもった子が
それはウラミだよ。。ニクシミだよ。。って
おしえて

それで
お姉ちゃんはまちがって信じちゃったんだって
にゃんは思うよ(うん!)

だからそのあと
たくさん人をころしたりしちゃったのは
ゼッタイしちゃいけないことだったケド

おちついてきて
じぶんのほんとの気もちが見えてきたら

これじゃいけない。。って
自分はいなくならなくちゃいけないんだ。。って
分かったんだよね{/netabare}

にゃんはおわりの方
なみだが止まらなかった。。

でも
さいごの方は
ふつうのバトルみたいになっちゃいそうで
もっと2人のおはなし見たかったケド
やっぱり
ここでおわっちゃうのがいいのかなぁ。。

    

投稿 : 2021/03/16
閲覧 : 1975
サンキュー:

290

ネタバレ

海原正吉 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ダークファンタジー

アカメが斬るにとても似てます
一話の伏線を上手く回収していて驚きました

投稿 : 2021/02/17
閲覧 : 257
サンキュー:

2

ネタバレ

mimories さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

序盤は良かったが

{netabare}無自覚残酷自分大好き神楽ちゃんの甘ったるい物語を見せられるのが苦痛だった。黄泉に関しては、深層の闇を殺生石が増幅してると思えば耐えられたが。
話数が進むごとにテンションが下がり、最後は感情が盛り上がらなくなってしまった。

これなら前日譚などに拘らず、防衛省特戦四課の活躍だけを見たかった。
わかってなくて申し訳ないが、特戦四課の1話は時系列でどこにあたるのかな?
墓参りシーンの7話~黄泉がやられる12話の間?じゃなきゃトンデモ展開かな? 霊とかの時点で何でもありだからどうでもいいか。

あとはアクションがわりと雑なのと、なんか脱がせたがるのもマイナス点。あとバチカンというのが薄ら寒かった。{/netabare}

投稿 : 2021/01/08
閲覧 : 270
サンキュー:

3

ネタバレ

Fanatic さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

期待して観たのですが……凡百の退魔バトル(,Ծ‸Ծ,)?

原作未読、アニメ版のみの視聴。

あにこれ初め、各アニメサイトでも概ね評価が高かったので期待して視聴したのですが……。
正直、この作品がなぜここまで高評価なのか、まったく理解できませんでした。
全体的にネガティブな内容となるため、本作を好きな方はご容赦下さい。

時期が前後しますが、制作AIC×監督あおきえいさん×シリーズ構成高山カツヒコさんは「アルドノア・ゼロ」と同様の布陣ですね。

■原作:瀬川はじめ 『月刊少年エース』(2005年12月号 - 2010年3月号)
■制作:
 asread. 「みなみけ(おかわり&おかえり)」「未来日記」他
 AICスピリッツ 「デート・ア・ライブ」「アルドノア・ゼロ」「はがない」他
■監督:あおきえい 「アルドノア・ゼロ」「空の境界」他
■シリーズ構成:高山カツヒコ 「サクラダリセット」「アルドノア・ゼロ」「未来日記」他
■キャラデザ:堀内修 「フルメタル・パニック」「ハヤテのごとく!」他

以下、疑問点を明記する上でもネタバレ全開になってます。ネタバレが視聴感にかなり影響する構成なので、未見の方はご注意ください。
(個人的には、多少ネタバレしてたくらいの方が素直に評価できた気もしますが……)

{netabare} この作品のもっとも特徴的な部分として、多くの方が初話のインパクトを挙げておられますし、私も内容に関する予備知識なく観始めたので驚きました。
……というより、戸惑ったという感想の方が正確かもしれませんが、グロもゴアも平気ですし、あの段階では確かに、物語の先へ対する興味も惹かれました。
ただ、全話通して振り返ると、私の感情ゲージの揺れはそこがピークでした。

結局のところ本作は、環境省の超自然災害対策室のメンバーによる退魔バトルと、それに平行して描かれる黄泉と神楽の前日譚で、初話は視点を環境省ではなく防衛省に変えているだけ。
正直、プロット自体は1クールの半分もあれば充分な内容です。

初話での防衛省の惨状が、その後何らかの伏線として利用されているような構成であれば評価も変わったと思いますが、終盤で使われているのは二話の環境省側の描写だけ。それも、伏線と呼べるほど捻った回収をされるわけではありません。
結局、初話の防衛省については完全に出落ち扱い。
丸々一話使ってサプライズを演出しただけで、本編にはほとんど関係のない内容でした。

よくある手法として、ミスリード的な仕掛けでもあるのかと思ってましたが(冒頭で闇堕ちした黄泉を見せておいて、本編終盤で、実はその黄泉も偽者だった……みたいな)、まあ、今から思えば、原作の内容上それもあり得なかったんでしょうね。

初話の出来は良かったですし、2008年の作品とは思えないほど作画も美麗。
でも、結局は出落ちの為だけの三十分だったと分かり、「ほんとにそれだけ!?」という逆の意味でのサプライズはありました。
結局、作画も初話でパワーを使い切ったのか、中盤以降はクオリティも凡庸に(悪いとは言いませんが)

キャラデザも微妙でした。
なんか、下唇が出張ったような影のつけ方で、スタッフ的には関係なさそうですが「あまんちゅ!」の一期の描き方とそっくりでした。

残りは黄泉と神楽の前日譚となりますが、ここでも特に拾うべきところはあまりありませんでした。
一、二話で現在の黄泉と神楽の関係を出していますから、視聴者にとって黄泉の闇堕ちは既定路線(ネタバレ状態)であり、興味の対象は自然と黄泉が闇堕ちをした原因にフォーカスされます。
が、この点について共感できないのが致命的でした。

黄泉が三途河に敗れた結果、満身創痍となり声も片目も失います。
婚約者も失い(少なくとも黄泉はそう思った)、義父殺害の責任も負わされて跡目争いにも脱落する……確かに、とても過酷な運命ではあります。

でも、それは、これまでずっと戦ってきた悪霊の力を受け入れてまで、人間であることを捨てるほどの絶望なのでしょうか?
家督についてはもともと自分が生まれた家ではないし、婚約者の真意についてもあの段階では黄泉の想像でしかありません(実際、彼女の思い込みでしたし)。
満身創痍で声も出ないと言っても、同じような障害を抱えた人は他にもいますし、親身になって接してくれる神楽の存在もあります。
これだけの描写で、闇落ちの理由付けとして本当に十分だったのでしょうか?

「ベルセルク(鷹の団編)」で、同じようなストーリーラインが描かれています。
一年間拷問を受け続け、舌も、手足の腱も切られ、体は骨と皮だけになり、人前で仮面を外すことも憚られる相貌に変わり果てたグリフィス。
私は、あの作品を読みながら、闇の力を受け入れてでももう一度美しく猛々しいグリフィスの姿が見たいと思ったものでした。
グリフィスの絶望感、人間に対する憎悪は、闇落ちしても仕方がないという共感を読者や視聴者に与えるに十分なものでした。

しかし、本作程度の描写でメインヒロインに闇堕ちさせるのは、個人的には軽すぎると感じました。
三途河が黄泉を倒した後に何もせずに立ち去ったのは、目的を考えれば甘過ぎですし、もっと残酷な、視聴者が思わず目を逸らすような境遇を背負わせる必要があったと思います。
私だって、そんな場面を観たいわけではありません。
でも、そう思わせるような場面を見せなければ(あるいは、あったと想像させなければ)、人間を捨て、人間に仇なす存在となる説得力がないのです。
視聴者が黄泉の闇落ちを望み、その選択に共感して初めて、黄泉と神楽の対峙に必然性を感じることができるのだと思います。

初話で、防衛省のモブキャラに対しては平気で凄惨な最期を描いているのに、メインキャラに対しては手緩い描写しかできないと言うのでは拍子抜けです。
せっかくインパクトのあるシーンを冒頭に持ってきたのに、終盤にそれと釣り合いの取れるイベントや描写を用意できていないせいで、鑑後感はなんだか尻すぼみに終わってしまった印象を拭えません。

また、黄泉が闇落ちしたあとの意識の所在についても疑問があります。
殺生石に操られていた上での行動として描かれていますが、前半で無双を誇っていたヒロインの顛末としては余りにも情けないです。
人間であることを捨てるに値する絶望を描いた上で、殺生石の影響を受けつつも行動主体はあくまでも黄泉にするべきではないでしょうか。
その上で、進むべき道を違えた者同士の信念の激突として描いた方が「愛する者を、愛を信じて殺せるか」というキャッチに合っていたと思います。
(その場合、冥のエピソードについても整合性が取れるよう改変する必要はありますが)

2話のやりとりを見た時点では、黄泉は神楽を愛していると同時に、嫉妬や妬みと言った意識も心の奥底に抱いていて、闇落ちによって負の感情が溢れ出ている……言うような展開を想像していました。
その辺りの微妙な心情の機微が二人の前日譚を通して語られるものとばかり思ってましたが、実際はそんな複雑な心理描写はなく、黄泉は殺生石に操られて人が変わるだけ。

心神喪失による情状配慮を視聴者に求めるための設定だと思いますが、操られている黄泉を倒すだけでは「愛する者」ではなく単なる「カテゴリーA」を退治しただけであり、ヒロインを弁護する手法としては陳腐と言わざるを得ません。
中途半端な黄泉の描写のせいで、殺生石が黄泉にとっての「救い」や「決断」ではなく、ただの「逃避」や「敗北」にしか映りません。
本当にこのテーマでキャラの心情を抉っていくのであれば、もっと黄泉を徹底的に過酷な状況に突き落とす覚悟が必要だったと思います。
よく欝展開と評されているようですが、黄泉の顛末を考えると、個人的にはまったく欝度が足りないと感じました。

最後まで観て改めて振り返ってみると、結局は凡百の退魔バトル物だったな、という感想。
それだけなら普通の評価としたのですが、薄い内容を盛り上げるために初話に劇薬を投与し、それが、黄泉の闇落ちというメインテーマにまったく機能していないことが、個人的にはかなり印象を悪くしてしまいました。{/netabare}

かなりネガティブな感想になりましたが、OP、EDは良曲でした。
特に、神楽役の茅原実里さんが歌う「Paradise Lost」は、一昔前の歌謡曲のようなノリの良い曲で、私にしては珍しく、全部飛ばさずに聴いていました。
(因みに、ED「夢の足音が聞こえる」は、黄泉役の水原薫さん)

評価やランキングを見る限り、私の感想はかなりマイノリティーだと思うので、こんな見方をした人もいるのかぁ、くらいに聞き流して頂ければ幸いです(〃_ _)

投稿 : 2020/12/15
閲覧 : 471
サンキュー:

9

ネタバレ

こま さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作は喰霊。これはその前日譚だから喰霊~零~

まず始めに、喰霊でガレイと読みますが、当て字なので間違っても「喰」は「が」って読めるんだと勘違いしないようにしましょう。

以降はネタバレになるので視聴した方のみご覧ください。

{netabare}一話目でバイク乗った男が悪霊と戦います。あ、こんな感じのアニメなのか、ふ~ん。と思って観てたら

やられました。

全員死ぬんですか~!?

は!? え? ちょっ、意味わかんない。
と、頭が混乱しながら二話目へGO!

でようやく主人公の神楽ちゃんが登場。
ここから怒涛の勢いで黄泉との戦闘が始まり、いいところでまさかの回想。

くっそ、次が気になる終わり方しやがって(褒め言葉)

もしかして回想で十分に感情移入させてから殺す気ですか~!と一抹の不安を抱きながら観るペースも加速していきます。

ちなみに、桜庭一騎はアニメオリジナルキャラなので殺されるためだけに登場(南無阿弥陀仏)
あとナブーはアニメで兄弟になって片一方死にますね(南無阿弥陀仏part2)

くだぎつねを使役している飯綱紀之は原作だと女たらしの最低男という性格ですが、アニメだと真面目になっちゃってますね。いや、こういうことがあったから原作みたいな性格になったのか?

そしてラストシーンは涙なくしては観れません。観れないですよね?観れないですか?そうですか。僕は涙で滲んでテレビ画面が観れないよ~って感じでした。……すみませんそこまでではないですごめんなさい(誇大妄想)

最後に
アニメではもちろん神楽ちゃんが主人公ですが、原作の主人公はアニメの最後にちょろっとだけ登場していた弐村剣輔なんですよね。

ちなみに原作の漫画はあまり上手くないので、アニメで興味を持って原作も読んでみようかなという方はお気をつけくださいませ。
{/netabare}

投稿 : 2020/10/31
閲覧 : 475
サンキュー:

14

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これは、少年と少女が出会う前の物語。少女と少女が出会い、違う物語。

瀬川はじめ氏原作のコミックスを2008年に映像化したもの。
監督を務めるのは後に『Fate/Zero』を手掛けたあおきえい氏。
8年くらい前に中途半端なとこまで見て止まっていたため、今回再視聴。

コミックス原作とは言っても、実際は本編の2年前を描いたオリジナルストーリー。
土宮神楽と諫山黄泉、二人の間に何があったのか。
何故超災害対策室所属のエージェントだった黄泉が修羅の道に走ったのか。
本編では十分に描かれていなかった全ての始まりの物語、その核心に大きく触れた内容が特徴です。
原作を読んでいなくても楽しめる内容ではありますが、原作を読んでいた方が感動はより強いです。
特に前半パートでは二人の仲睦まじい様子が描かれ、本当の姉妹のように戯れる姿が、後の展開を知っているだけに余計に心に刺さります。

今作を見て改めて思ったことですが、本編主人公の弐村剣輔はやっぱり偉大。
そりゃこれだけの悲しみを背負った神楽のためにあそこまで体張って一緒に窮地乗り越えてくれれば、吊り橋効果も相まってそりゃあ惚れるってもんですよ。
最終話見ながら「いやいやこっからでしょうよ!ここから剣ちゃんの活躍描いてこそこの作品はより輝くんでしょうよ!」と思っちゃいましたね。
ホント今作見た人はこれに満足せず本編見ていただきたいです。

OPの「Paradise Lost」は腐るほど聞いてますがやっぱりいいですね。茅原さんの楽曲の中でも一番好きかも。

原作の方は正直中盤以降ダレてしまうところもあるのですが、これ見た後だと思い入れ強くなってなんかより感慨深く見れますね。何だかんだ好きな作品です。

余談①
{netabare}本作のタイトルである『喰霊』。「がれい」って読むんですが、この「喰」という字は通常「が」とは読みません。
何か意味があってこの字を当て字にいているのか?
と考えられてる方、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、実はこれ単純に作者の瀬川先生が「喰」と「餓」の字を間違えていただけです。
後に担当編集の指摘で間違いに気づいたそうですが、その時にはもう連載会議が引けないところまで進んでいたためズルズルと引っ張って完結まで至ったそうです。{/netabare}
余談②
{netabare}有名な話なのでご存知の方も多いと思いますが、今作凄まじいプロモーション詐欺をかましたことで知られています。
第1話放送前までは、観世トオルをはじめとする『防衛省超自然災害対策本部特殊戦術隊第四課』にスポットを当てた作品ということで告知がされていました。この特戦四課に関しては原作には一切登場しない完全オリジナルの設定です。
しかし実際の本編では彼らは1話にして退場、後は前述の通り神楽と黄泉の二人を中心に話が進みます。
ですがこの情報の秘匿っぷりがすごかった。アニメ情報誌に事前に載せた告知は勿論のこと、アニメのキービジュアル、果ては公式サイトに至るまで特戦四課を全面に押し出した徹底したフェイクを用意。当時の視聴者はみんな騙されたそうですね。
とは言ってもこれは全部後から聞きかじった情報なので、原作読んでる自分としては
「え?防衛省?こいつら・・・誰?」
ってな感じでしたね。あとクリーチャーデザインが原作と違いすぎるので一瞬別作品見てる感覚に陥りましたよ。{/netabare}

投稿 : 2020/09/05
閲覧 : 451
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26

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たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

美少女と刀という鉄板

ハリウッド映画における所謂「お決まりのパターン」と言われる表現を「クリシェ」と呼ぶ。

特に、恋愛を前面に押し出した感動ドラマを「ソープオペラ」、正義漢が悪漢を倒すまるで西部劇のような劇ドラマを「ホースオペラ」と呼び、これが宇宙に広がると「スペースオペラ」になるわけだ。

この「喰霊」シリーズもまた「美少女+刀」といった幾度となく読んできた題材を扱っており、いかんせん新鮮味に欠ける。。

しかし、「西部劇」なども1950年代に乱造され廃れたと言われながらも、クリンストイーストウッドのような「荒野の用心棒」「奴らを高く吊るせ」「荒野のストレンジャー」「許されざるもの」などの変速型西部劇のおかげで未だに人気のあるジャンルとして扱われていることを考えてみても、こういったお約束劇も見方によっては新しい発見があるかもしれない。

投稿 : 2020/08/07
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7

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くろゆき* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

意味のある死に方なんて、 あるのかな。

原作未読。


内容は1,2話がいきなりの急展開。多くの視聴者は引き込まれるはず。その後、主要キャラが出てきて分かりやすいストーリーへと変わっていく。いつの間にか感情移入をしていて、中盤、後半とも目が離せない展開が続き、あっという間に最終話まで見てしまう。
若干最初の話が分かりづらいかもしれないが、後半への複線であるので我慢してでも見て欲しい。そうすれば、前述した素晴らしい展開に息を呑むはず。

作画としては上手い。変なデフォルメも無く見やすい。
CGは最初は違和感を感じたが、慣れれば普通。
全体的に暗めだが作風に合っているので○

BGMがまた素晴らしいです。
感動のシーンでは思わず泣いてしまうほど、場面を引き立てていた。その他の戦闘シーンでなどでもそれぞれの場面を引き立てていた。
OP,EDは初回の数回がカットされていた。最初は適当な作りだと思っていたが、急展開であるが故のものだった。落ち着いてくる中盤では一気にOP,EDの存在感が増してくる。

萌要素はなく作品で取り上げてる題材がとても大人向け。
厳しい家柄での父親から娘への愛。
辛い環境で姉が妹を守りたいという愛
妹の姉への尊敬にも似た愛。
自分しかできない仕事をしなければいけないという使命感。
そして叶わない想い。

投稿 : 2020/07/09
閲覧 : 499
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8

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もも さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

愛するものを、愛を信じ殺せるか

投稿 : 2020/02/07
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ゆっくり様 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

何だこれ

【物語】2.0
3話以降の姉妹が仲良しな場面は良かったです。ただ、黄泉が闇堕ちしてしまった部分がイマイチ共感出来なかった、というかついて行けなかったですね。結局黄泉は神楽を大切にしたいと言っておきながら仲間を殺しまくったり、憎しみ(?)に身を任せて暴虐の限りを尽くしたりと何がしたかったのでしょうか?黒幕である少年がチート過ぎてストーリーが破綻するレベルでバランスが崩壊してますね(結局黒幕はかすり傷ひとつつかずに終わりましたし)。強力なはずの味方が次々とあっさりやられ過ぎてポカーンとなっただけでした。終盤は感動的な場面のはずなのですが、中盤の時点で物語に対して魅力を全く感じなくなったためか、全く心が動かされませんでした。これでも結構アニメやドラマで泣くことが多い方ですが。ここまでキボーも救いもないと逆にシラケてしまうのがこのアニメを見て分かりました。

【作画】2.0
思ったよりグロ描写が多かったので注意です。作画は余り好きではありませんでした。

【声優】4.0
声優については全然サッパリですので、平均点に一番近い4.0にしました。

【音楽】4.5
EDや挿入曲は記憶に残ってないですが、OPが非常に気に入ったので、それだけで4.5をつけるに値するとしました。

【キャラ】2.0
結局何がしたいのかよく分からないキャラ、チート過ぎる外道キャラ、危機感がなさ過ぎるヘタレキャラ、一話の時点で退場した噛ませキャラ、とにかく魅力を全く感じさせないようなキャラが揃いに揃ってます。ただ、とーちゃんやホモがカッコよかったのと、ナブーが癒しなのが唯一の救いでした。一番感動的な場面は寧ろ雅楽と神楽の最期の親子愛の場面でした。

投稿 : 2019/11/20
閲覧 : 383
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4

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Ta93 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

かなり良い

1話で驚かされたのは初めて、それ以降もしっかりしていてかなり楽しめた作品

投稿 : 2019/10/27
閲覧 : 227
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秋川 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

過大評価かな

鬱アニメでした。ただ切ない。展開重いし、自分の好きなキャラが一気に死ぬのは心に来ますね。それとラストの黄泉VS神楽シーンは感動出来なかったですね、辛すぎる。あと自分の中で設定、展開など理解が追いつきませんでした。はっきりいって微妙でした。個人的に。

投稿 : 2019/09/29
閲覧 : 281
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さとり さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

号泣した

友達とボイチャしながら一気観したのですが12話の「あなたを殺す」→ 回想で泣いてしまいました。声を聞かれたくなかったのでマイクをオフりました。記憶を消してもう一度見たい名作です。

投稿 : 2019/08/18
閲覧 : 248
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2

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

観終われば1クール屈指の良作

スタートがつまづきやすい展開ですが、回想故に引き込まれて一気見という作品ですね。
ダークファンタジー特有の引き込まれ感を味わいました。
個人的には1クール終了作品の中では、上位ランクです。

投稿 : 2019/08/02
閲覧 : 242
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nan-nan さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

全く印象に残らない…。

こちらもよく見るタイトルですがサッパリ覚えていません(^_^;)
頑張って、日本刀?で戦うバトルもの!
二人には因縁が…。
というところで限界です…。

物語の評価に星一つということは、相当自分のツボに入らなかったのでしょう…。
逆にもう一度観てみたいですよ(^_^;)

投稿 : 2019/06/30
閲覧 : 288
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2

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kawadev さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

意外と人気がないのですね…

茅原実里さんの「Paradise Lost」を聞き、見てみようと思った作品。

キャッチコピーは「愛するものを、愛を信じて殺せるか」。

その意味を知った時に、自然と涙がこぼれる作品。諌山黄泉の気持ちも解るし、いきなり重荷を背負った、土宮神楽の気持ちも解るので、心が痛む。

投稿 : 2019/06/10
閲覧 : 330
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ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

愛と憎悪は紙一重

このアニメは、瀬川はじめ氏の漫画「喰霊」を
基に制作された前日談である。
話の流れが、原作へ続くように構成されているため、
漫画を読むのはアニメを見終わった後の方がいいと思われる。
私自身、原作は未読のため、漫画についてのコメントはできない。

このアニメは、時系列通りに進まないため、
その点は踏まえたうえで視聴した方が良い。

また、グロ要素を含む上に、鬱回も存在するため、視聴前に
耐性をつけておくことを推奨する。

時系列としては
3~9話→1.2話(10話)→11.12話である。

1話は、みなさんがコメントされている通り、衝撃だった。
あいつが本当の主人公かと思っていたため、
見事に騙されたといった感じ。いきなり、みんな死んだから。
掴みとしては十分だと思う。
2話は、11話に向けての繋ぎの回のため、見ておかないと
分かりにくいと思われる。
ただし、きちんと伏線は回収されるので安心して欲しい。

3話~9話は、1.2話に向けての回想となる。
日常回も程よい割合に存在している。
百合アニメかと思ったほど、イチャイチャシーンもあるため
その手の作品が好きな人は見るとオオッと驚きそうだ。
後、一部シーンでホモ描写がある。ちょっとびっくりした。
比較的テンポも良く、あまり飽きないため
個人的には見やすいかと思われる。

1.2話は、重要な回なので見るべきだとは思うが
人によっては、3話から見た方がいいだろう。
いくらなんでも、唐突すぎる上に説明不足な点は
否めないため、話についていけない。

私としては、ぶっちゃけ10話はいらないので、11話構成にするか、
別の話を入れるべきだと思った。
視点を、神楽に変えただけなので蛇足だと感じたからだ。
室長の過去の話でもよいし、3年前の事件についてでもいい。
いっそのこと、マイケル師匠回にしても問題ないと思う。
出番はほとんどなかった故に、武器が本体で、
師匠がアシストだというイメージしかないのだ。
紀之の心を弱さを、あの回で説明するのが狙いなのだろうが、
非常にもったいない印象を受けた。

なぜか、視聴後に室長が好きになっていた。
どうせ指示を出すだけの存在だろうと思っていたが、
終盤で意外な活躍を見せてくれた。
驚きを隠せなかった。室長回が欲しいと思った理由でもある。

鬱要素も、中々レベルが高い故に
耐性がないと引きずりやすいと感じる。
個人的には、良作だと思う。

投稿 : 2018/09/18
閲覧 : 580
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27

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モウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

一話がどうの・・・

良く1話がどうのと言われますが
よく考えると2話以降のストーリーが
よくできていると思います。

黄泉がだんだんと穢れていく(作品が違いますが)様子と
神楽との関係性を考えると愛にあふれた作品だと思います。

次回作を出してほしい作品候補代表格ですね。

投稿 : 2018/08/04
閲覧 : 360
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12

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tyuio さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

愛ゆえの憎しみ

姉妹のように育った2人。なぜ戦わないといけないのか―――
後のストーリーの伏線にまみれていながら、何の意味があるのかわからない第1話。そして、二人のなれそめが描かれていく。

途中から湯気修正などをあきらめたかの如く乳首解禁が見られるのも逆に面白い。

投稿 : 2018/02/17
閲覧 : 356
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3

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TFoff722 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とても面白い

気になってこのアニメを観てみましたが、とても面白かったです。1クールアニメの中で上位に入ると思います。1話は主人公っぽいキャラが殺されてどうなるかと思いました。最後のシーンは漫画の最初の場面でしょうかね。続きの漫画が気になる作品。
1話で切った人は勿体ないです。

投稿 : 2018/01/15
閲覧 : 268
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2

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天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

シンSFスーパー英雄(?)列伝73

いや~っ、1話観てビックリしましたね。
いきなり主役だと思ったキャラ(観世トオル)が死ぬんですから。
今回の放送で自分は初めて観たのですが、当初の放送の際には、1話放送時まで、観世トオルを中心とした物語が展開していくと、視聴者にフェイクを仕掛けてたそうですね。
それを知らなかったので、続く2話でまたまた主役のキャラがラストでやられる展開に、おいおいどんどんやられてどうなるんだと思ったら、3話でまさかの過去編・・・
さすがにこのパターンじゃ先の展開無いでしょうから(汗)
10話まで、じっくり姉妹の話を描いて、ラストへつなぐ展開は良かったです。
ただ、姉の黄泉が闇落ち(?)する辺りの描写が、ちょっと弱いというか急でしたね。
それと、マイケル小原。個人的にはいらなかった気が(苦笑)

ラスト(2年後)
剣輔
「ったくしょうがねえな、東京の名所がこれじゃ困るもんな。とっととすませようぜ、神楽」
神楽
「うん、人の世に死の穢れを撒く者を退治するのが、私達退魔師の使命。喰霊解放・・・定春!(ワン)」
いや、それ神楽は神楽でも銀魂だから(おいっ)でも、強そう・・・

投稿 : 2018/01/07
閲覧 : 318
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11

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まーたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

後半やばい

喰霊-零- 全12話。オープニング「Paradise Lost」茅原実里。
1話みたとき何コレ?こんなレスキュー隊みたいなアニメみんといけないの?って思った。
そしてみていくにつれ1話全く関係ないじゃんwってなった。序盤はほんとタダのレズアニメだった。
でも、ホント後半は本当に引き込まれた。まずアバンのparadise Lostの入りはずるいww
最終話のかぐらがよみを殺したところは泣いたなぁ。
これは原作はまじで超えてると思う。つか原作の喰霊の方も別にアニメしてもいいのでは?

投稿 : 2017/10/20
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喰霊-零-のストーリー・あらすじ

憎しみに揺れる魂を目覚めさせたのは誰?
それは闇の街を彷徨う、哀しみに暮れる迷い人。
運命の絆で繋がれた二人は…宿命の鎖を断ち切り、悪霊を討つ 。(TVアニメ動画『喰霊-零-』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2008年秋アニメ
制作会社
AIC / アスリード
公式サイト
www.ga-rei.jp/top.html
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%96%B0%E9%9C%8A
主題歌
≪OP≫茅原実里『Paradise Lost』≪ED≫水原薫『夢の足音が聞こえる』

声優・キャラクター

水原薫、茅原実里、高橋伸也、相沢舞、土谷麻貴、白石稔、稲田徹、若本規夫、平松広和、松元惠、小村哲生、麦人、石森達幸、田中涼子、城山堅、升望、堀川千華

スタッフ

原作:瀬川はじめ(月刊『少年エース』連載、角川コミックス・エース刊)、 監督:あおきえい、シリーズ構成:高山カツヒコ、キャラクターデザイン:堀内修、企画プロデューサー:伊藤敦、アニメーションプロデューサー:平松巨規/松嵜義之、プロップデザイン:岡田万衣子/江田恵一、モンスターデザイン:栗田新一、美術監督:海野よしみ、色彩設定:福谷直樹、撮影監督:森下成一、編集:伊藤潤一、音響監督:鶴岡陽太、音楽:上松範康、音楽制作:ランティス

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