とろろ さんの感想・評価

4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

癒される

釣りしてみたくなった

Witch さんの感想・評価

4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

釣りに興味がなくても「釣りって面白そうやん！」と思わせてくれる良作

【レビューNo.109】（初回登録：2024/2/25)
コミック原作で2020年作品。全12話。
前回「ぽんのみち」のレビューを書いている際、「ＪＫが○○やってみた！」
系の作品だと、本作はかなりよかったなあと思い出したので、レビューしてみ
ようかと。

（ストーリー）
鶴木陽渚は高校進学に合わせ、都会から父の故郷である臼州地方熊元県にある
海辺の小さな町に引っ越してきた。
陽渚は当初手芸部に入るつもりだったが、「ていぼう部」部長の黒岩悠希に出
会い、彼女の悪知恵もありまんまと「ていぼう部」に入部させられてしまう。
釣りの経験もない陽渚だったが、「ていぼう部」で活動していくうちに次第に
釣りの魅力に取りつかれていく。

（評　価）
・釣りの知識がなくても十分楽しめる丁寧な創り
　原作者の小坂泰之先生は熊本県の自宅を拠点として活動されているようで、
　やはり「釣り」と深い関わりがあるんでしょうね。作品の端々に釣りに対す
　る愛情や造詣の深さを感じるんですよね。
　主人公の陽渚は未経験者なので、それこそイチからという感じで物語が進ん
　でいくのですが
　・釣りの解説が物凄く分かりやすく丁寧。
　・しかし表面的なことだけでなく、釣りの世界の奥深さや本格的な部分もし
　　っかり描写。
　　それでいて視聴者が置いてぼりにされることなく、そのさじ加減が本当に
　　絶妙。
　・これを動画工房さんがちゃんと「アニメだからこそ分かりやすく面白い」
　　というレベルに仕上げており、本当にいい仕事をしている。
　釣りに興味がなくても十分「釣りって面白そうやん！」と思わせてくれるの
　は、純粋に凄いなと。
　あと「釣ったら食べる」が部のモットーらしく、料理の部分も作品の見どこ
　ろのひとつなのですが、これも
　・ひとつの生命を終わらせ、それを責任をもっていただくという意味
　といった原作者（釣り人？）の信念のような細かい部分など、視聴してて共
　感を覚え、ホントいい作品に仕上がってるなっと。
　　
・ほのぼのとした空気感
　・熊本県を舞台のモデルにした穏やかな海辺の町の綺麗な作画　　
　・ローカル感がある熊本（熊元）弁
　　（これもテンポや分かりやすさを考慮し、一人に限定したのは上手い描写）
　・「ていぼう部」の仲間たちの微笑ましいやりとり
　ほのぼのとした空気感が心地いい。
　また「ていぼう部員」の
　・主人公に幼馴染の同級生１人
　・釣りの師匠的な先輩２人
　という構成も何気に上手いなと。
　ベースは「ほのぼのとした日常系」ながらも、上述のように釣りの部分はガ
　ッツリやるので、「タイプの違う先輩が後輩の面倒をしっかりみる」という
　構図は、物語にテンポ感や変化を生み、サクサク飽きずに視聴できるって感
　じなんですよね。
　まあ（定番的な）酒癖の悪いダメ顧問は・・・知らんｗ

強いて難点を挙げるなら、このジャンルだとどうしても「ゆるキャン△」が比
較対象になってしまうことですかね。そこと比べると個人的には
・やっぱ予算等には差があるのかなって感じてしまう
・志摩リンのような圧倒的（？）強キャラがいない
と感じる部分はありましたかね。しかし
・制作陣はやれることをしっかりやり、ベストを尽くしていると感じる
・キャラの話は作品の方向性の違いもあり、作品全体の完成度は高い
「放課後ていぼう日誌」はこの作品として、しっかり独自の面白さをもったレ
ベルの高い作品なのかなっと思います。
もし2期があればやはり観たいと思いますし、原作者や制作陣の”作品愛”を感
じる作品は観ているこちらも幸せな気持ちになりますし。

あと作品タイトルや部活名に「釣り・フィッシング」ではなく「ていぼう」と
ネーミングしたのは、何気にセンスあるなって感じましたね。

じょせふん さんの感想・評価

4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

白毛和牛 さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

釣りアニメの良作

この作品は釣りを題材にした日常系アニメですけど、
やっぱりこの作品が一番優れてる所と言えば題材となってる釣りの描写がしっかりしてる点と、
そして映像の綺麗さというのも日常系アニメとしての雰囲気の良さを堪能できますね。

【評価】

７７点・３Ｂ級

ヴァッハ さんの感想・評価

3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

ほっこりゆったり

ほわほわっと癒される内容。
萌え系は萌え系だけど、主張しすぎないので安心感がある。

shino さんの感想・評価

3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

海がきこえる

制作動画工房。

高校近くに綺麗な海があるなんて、
それだけで特別な場所である。

田舎に引越した主人公陽渚は、
希望していた手芸部ではなく、
堤防で釣りをして食事を楽しむ、
ていぼう部に入部することになった。

癒しよりコミカルな要素が多く、
予想していたものとは少し違いましたが、
気忙しい毎日の中で心を休めるには、
平凡ながら楽しい日常が丁度良いのです。
その点、貴重な娯楽作品となっています。

コロナによる長期的な疲弊で、
私たちのライフスタイルも見直される。
そんな予感もしていますが、
安らげる場所があるのならそれがいい。

釣りの経験は少ないのですが、
河川も海も生き返ればいいなと思います。
そこに住む豊かな生態系と私たち人も。

良い思い出がきっと人を支えるのですから。

御宅忍者 さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

でも、釣りやめられない🎶

円盤売上1449枚⁉️桁間違えてるだろ‼️

Gottz さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

タイトルなし

むぎちゃのみたい

梨の妖精 さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

萌え要素の少ないアウトドア日常系アニメ

知り合いに勧められて視聴しました。アウトドア系の日常系アニメで釣りがテーマになっています。

同じ釣りアニメでもきららのスローループとはまた少し違う感じで、向こうがキャラ同士の人間関係や家族愛などを描いていたのに対して、こっちは釣りに重点を置いているような印象を受けました。

釣りの仕方もスローループはフライが多かったに対してこっちは餌釣りも多いです。

絵柄の問題もあるかもですが、萌え要素も自分はほぼないように感じました。

自分はアウトドア系の日常系アニメ好きなので今作も面白かったです♪スローループでは出てこない魚や料理も出てきて良かったです(^^)

アウトドア系のアニメはやっぱり魚を釣って調理して食べるシーンが良いですね。毎回美味しそうって思いながら見てました(^-^)

キャラクターはひなが好きですね。レビューとは関係ない話ですがひなと夏海の関係ってヤマノススメのあおいとひなたに似てるなって思うんですが似てません？

萌え成分は少なめですがゆるキャン、ヤマノススメ、スローループなどが好きな方にはおすすめしたい作品です♪

ui さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

ほのぼの釣りライフ

舞台は熊本県南部の芦北町。釣りや魚の知識を得ながら、のどかな風景とていぼう部のほのぼのとした日常に癒されました。黒岩部長の熊本弁、耳に心地いい…

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

二足歩行したくない さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

釣りの世界へ

女子高生を主役にした、ていぼう釣りを題材にした作品です。
女子高生におっさん趣味をくっつける系の代表格のようなアニメで、父の地元である熊本の小さな街に引っ越してきた「鶴木陽渚」が、幼なじみの「帆高夏海」に連れて来れられたていぼう部メンバーと、釣りライフを始める展開となります。
田舎女子高生がきゃあきゃあ言いながら浜辺ではしゃいで、適当なところでカラオケに移動するゆるい釣りではなく、タイトル通り、ていぼうからの海釣りを楽しむガチ釣りアニメとなっています。

ていぼう部のメンバーは4名で、例によって男子部員はいないです。
釣りテクや魚の種類など、釣りに関する知識を豊富に持つ部長「黒岩悠希」と、魚屋の娘で、魚をさばいたり料理することに長けた「大野真」がその他のメンバー。
百合やお色気はほぼ無く、毎回いろんな魚をターゲットに、竿の選び方から捌き方まで教えてくれる、釣り特番のようなアニメ作品です。
釣り雑誌の"つり人"でも『釣具の描写がリアルで魚もきちんと描かれている』、『実践的なテクニックがある』と、高評価な記事が取り上げられたことがあり、初心者が釣りを学ぶ入り口として"あり"な作品と思います。

15cm以下の稚魚や卵つきのメスは水産資源の持続的確保のためリリースする、捨てられたゴミの釣り糸に絡まった海鳥を助けるなど、釣り人のマナーやルールを守った活動を行っていて、そういう意味でも学べる作品だと思いました。
また、生き物苦手な陽渚ちゃんが、疑似とはいえ虫エサに挑戦したり、がんばって魚のワタ取りを行い、少しずつ成長していく姿も見どころと思います。
知恵を絞って海に釣り糸を垂らし、釣り上げた魚を料理して食う。
自然にガチンコでぶつかった様が描かれます。

元上司に釣り堀に連れて行かれて、つまんねーと思いながら休日一日を無駄にした腹いせで視聴を始めたのですが、本作で釣りもいいものかもしれないと思い始めました。
ただ行くならていぼう釣りで、できれば女子高生と一緒がいいですね。

やん さんの感想・評価

2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

退会済のユーザー さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ぬるま湯 さんの感想・評価

2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態：途中で断念した

笑いを酔っぱらいに頼るのが受け付けない。

釣り初心者の新入部員が{netabare}潮干狩りで獲って食べるのを楽しみにしていたハマグリを酔っぱらった顧問が食べた。{/netabare}これ笑えない。アニメだから酒飲むとか非現実的なのもなるべく気にしないけど、{netabare}新入部員の部活での成果や喜びをよりにもよって部活の顧問が台無しにする{/netabare}っていうのが個人的に許容範囲を超えた。また、「笑い」を非常識な酔っぱらいに頼ったことで、酔っぱらいに限らず、この作品は今後も非常識な人間で笑いをとろうとするのではと思ってしまったので見るのやめました。

にゃん＾＾ さんの感想・評価

3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

ゼルミナ さんの感想・評価

3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

志の高い日常もの

2021鑑了。ようやく見終わったという事で個人的に感慨深い。
ーの割に原作未読。（土下座。）

小生生粋のインドア派にて「釣り」なるものを人生で一回もやったことがないのです…つまり、その辺りの描写は全く拾えていません(笑)
まあ、それだけに陽渚ちゃんに素直に感情移入して楽しく見れました。虫（？）なんか触れないって！

「趣味+女の子」ジャンルは蘊蓄の語り方がポイントだと思ってるのですが、そこは上手く行っているし、キャラクターも他作品と差別化できてて良いと思います。
元気っ娘かと思いきや成績は良いとか。一部界隈では大野先輩で盛り上がってましたな。（ワシも好きよ。）

あと、毎回ラストに入るマナー川柳が素晴らしいと思います。揶揄とか抜きマジで。やっぱり、母体となった文化に対する敬意と責任を果たそうっていう姿勢は大切だと思うのですよ。

↓以下、旧レビュー保存↓
【四話以降、正座待機！気長に釣り糸を垂れよう！】
三話まで視聴。原作未読。

動画工房ホントいいなぁ…
ディティールの美しさもさることながら、キャラクターの体型がちゃんと違うのが素晴らしい。（エロい意味がないわけではないが、それだけじゃなく）

これは正座待機ですわ(笑)

テレ美 さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

タイトルなし

原作未読


面白かったです。
ちゃんと生き物扱ってた。
{netabare}「釣ったら食べる」というモットーもいいし、虫や生き物が苦手な主人公も「自分で釣ったものくらい自分で捌け」ということで頑張って内蔵取り除いたりしてて、そこもしっかり描いててえらい。
釣り糸や針のゴミによる生き物への被害にもきちんとスポット当ててて良かったです。{/netabare}
釣りの経験は小学生の時に海釣りに二、三回行ったことがあるだけで無いに等しいのですが、問題なく視聴できました。
主人公が釣り初心者ということもあって、わかりやすく解説しながら話が進んでいくので楽しく視聴できます。
好きなキャラは大野先輩です。可愛い…多分（ぇ）。眼鏡キャラだけどずっと眼鏡の白いレンズが描かれててどんな目なのかわからないんですよね。でも可愛い。絶対。決して胸についている高級なクッションに惹かれた訳ではない。
次点は夏海です。次点って言ってますが大野先輩と同じくらい好きです。{netabare}珍しいですよね。活発女子で学年ベスト10入り（笑）{/netabare}
顧問は蛤の件が決定的過ぎて…もう好きになれない（笑）魚食った分移動時のアシだけしといてくれればいいです（笑）
エンディングが可愛くって好きです。
二期あるか分かりませんが、もしあったら嬉しいです。

tinzei さんの感想・評価

2.9
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

部長・・・・・良いな

『ゆるキャン』の釣り版だと思ってたけど、釣り糸に絡まった鳥の救出とかゴミ拾いとか真面目なこともする。


こういうユルい作品は好きだし、部長の方言キャラも良い。

ぺー さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

女子高生は世界を釣らない

4/15発表　4話以降延期　再開時期未定

3月の時点で放送そのものを見送った数作品を横目に見ながら不穏な空気でスタートした2020年春期。
いざスタートして数話してからの延期決定は私たちに事態の深刻さを実感させるに充分でした。
今なら心から言えます。貫徹ありがとう！

女子高生がただただ釣りするアニメなんですけどね。そんな事情でなんか尊い。

作品が醸し出す雰囲気とＣＭで流れてる『恋する小惑星』から、てっきりきらら系と思ったらヤングチャンピオンでした。制作会社“動画工房”繋がりということで納得。質感はほぼ芳文社です。

ハウトゥーアニメになるんでしょうか。
キャンプ・天文・ボードゲーム・筋トレと思い当たる節がいろいろある方はその釣り版と言えばイメージしやすいかもしれませんね。
海近くの高校だから釣りを活動内容とする“ていぼう部”があって、ではせっかくだからそこでの部活動をＪＫ使って切り取ってみましょうという内容。

釣りってヴァリエーションあってお金のかけようもピンからキリ。当然キリに近いわけです。船チャーターして300kg超えのマグロを釣り上げたりはしません。アムール川でトラに怯えながらイトウを釣ったり、盟友・梅宮辰ちゃんとアラスカの怪物ヒラメを追ったりもしません。おそらく松方○樹のグラサン代だけで部費は吹っ飛ぶことでしょう。

とどのつまり初心者向け導入アニメです。
けっこう面白く感じたのが上手くいかない描写/苦手なことや弱点の描写が随所に入ってることです。え！？何をいまさらと思うかもしれませんが、運動部やメジャー部活なら常道の手法も、キャンプや筋トレアニメでその印象は希薄なんですよね。新しい趣味の楽しさアピールに終始してた印象です。
そんな釣りトレーニングの中身は初心者とはいえ…いやだからこそ本格的。まじめにハウトゥー入れてるのがこの作品の個性となってますね。英断だったと思います。

実質１エピソード15分の構成はテンポがよく見やすくてまとまりもいいですし、それだけで尺が足りなければ必要に応じて延ばしたり柔軟に対応していて退屈はしませんでした。
なにげない日常の切り取りも巧いと感じる。ここは制作会社の力かもしれませんね。
{netabare}次回予告でプールが映り「水着回？」と思いきや翌週肩透かしくらった諸兄もそんなにがっかりしてないでしょう。{/netabare}繰り広げられる日常だけで充分面白いからです。


釣りに限らず趣味の醍醐味は結果もさることながら、あーでもないこーでもないと考えを巡らせたり試行錯誤をする過程でしょう。初心者だった主人公も全12話終わる頃にはこの領域に足を踏み込みつつあってその成長を微笑ましく感じるかと思います。

確信めいた思いがあって、こういう系統の作品って自分のなかの知的好奇心が満たされたり、実際に行動を起こしてみたりというのもさることながら、他人の趣味への理解が深まることがなによりいいことなんじゃないかと思うのです。
トークの幅が広がるだけでなく、相手方のツボ抑えやすくなりますもんね。なにより目の前で楽しそうに話してくれるのがうれしいもんです。そんな身につくよくつく日常+αアニメでした。



■今日の一言

一回一格言で計十二回。マナーと安全管理しか言ってないんですよね。大事なことです。

{netabare}ていぼうの ルール守って サビキ釣り　ヒナ
気を付けよう 後方確認 投げる前　真
釣り場ゴミ 拾う数だけ 海きれい　夏海
マイ帽子 かぶって防ごう 熱中症　ヒナ
大きさと 量ば守って 潮干狩り　悠希　小清水登場
オキアミは 流して帰ろう 忘れずに　ヒナ　千葉繁登場
ライジャケで 体も心も 浮かびます　真
河川釣り 釣り券買うのが 基本たい　悠希
生き物を 守るイコール ゴミ拾い　ヒナ
三年後 もっかいおまえを 釣ってやる　夏海
砂浜に 置き忘れないで 針と糸　ヒナ

この海を 残していこう いつまでも　ていぼう部{/netabare}


■主要メンバー

鶴木 陽渚(CV高尾奏音)1年　主人公・初心者
黒岩 悠希(CV篠原侑)3年　部長・ゴリゴリの熊本弁
帆高 夏海(CV川井田夏海)1年　主人公の相方　
大野 真(CV明坂聡美)2年　職人

1年生コンビの声優さんが新人ですね。部長役の篠原さんはネイティブの熊本人で、先の『神田川JG』での長崎弁に続き方言キャラっす。それにしても『となりの吸血鬼さん』でのハイトーンキャラとうってかわっての低体温ぶり。いつもながら声優さんの振り幅には驚かされます。

{netabare}「せからしか！」ってなんの因果かマッポの手先のヨーヨー娘ではなくて、今はＨＫＴらしいですよ。{/netabare}



視聴時期：2020年7月～9月　リアタイ

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2020.09.24　初稿
2020.10.31　タイトル修正
2021.06.11　修正

nyaro さんの感想・評価

3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

親父趣味ＪＫ部活もののほぼテンプレ、ですかね。

１．親父趣味
２．ＪＫ集団
３．ウンチクがちゃんとある。
４．顧問が若い女性でぶっとんでいる（けいおん、ゆるキャンしかしりませんが）。
５．毒がない。
６．部活人数問題

という親父趣味ＪＫ部活の典型でした。

　生命に対する尊厳として、自分で魚をさばく、というテーマがシリーズを通じてあったことは良かったのですが、まあ、それだけと言えなくはありません。ちゃんと危険回避などもありましたけどね。

　ＪＫが気楽だとはいいませんが、仕事をしているわけではありません。男子と違って性欲にモンモンとしている訳ではありません。そして気の合った仲間で裏切りがありません。自然と優しい家族に囲まれて、好きな事をやって。
　親父趣味ＪＫ部活ものは、そういう風なノーストレス状態を楽しめばいいのでしょう。
　設定とかテーマとか考えず、無心であるいはニヤニヤして見るアニメなのでしょう。

　違和感はセーラー服で海行くなよ、と突っ込んで、アレ、セーラーだから海でＯＫ？と思ったくらいですかね。ただ、あのセーラー服は生臭さそうですね。
　一応先輩がお色気担当なんですかね？

　

三毛猫メリー さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ていぼう部

2021.6.1 視聴完了。

釣りの部活です。
ていぼう部とのことですがいろいろな場所で釣ってますね。

手芸好きの女子というので毛針やルアーでも手作りするのかと
思ったら普通に釣りしてました。（笑）
私自身釣りにほとんど興味ないもので仕掛けなんかより
料理の方をじっくり見ていましたが(o´ρ｀o)ｼﾞｭﾙ…
刺身、貝、天ぷら美味そう･･･

釣りも結構性差ありますね。
男の人が多いのは釣りの駆け引きとかが面白いんですかね？
そういう意味で女子高生が釣りしてる絵面は良かったです。

REI さんの感想・評価

4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

ほのぼの釣りアニメ

　原作未読

　あらすじはアニコレで見てねー＾＾

　とある高校の堤防部という実質、釣り部のお話しですねー
　主人公が釣り初心者なので、釣りを知らない人でも楽しく見られます。
　
　のほほんとした雰囲気をかもしだす。私が好きな分類のアニメですね＾＾
肩肘張らずに、ニコニコと見られるアニメです。

　私は個人的に９話が好きです。

　全てのアニメに携わる人に感謝を！！

　

退会済のユーザー さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

実践なき理論は空虚、理論なき実践は無謀

きらら風味釣りまんが。一気見してしまった。

いつものJKモノかと思えばちょっと違うかな。部活モノと言えどけいおんやラブライブみたいなキャッキャウフフが本分のモチーフ違い作品では無くて、あくまでも趣味漫画の味付けを深夜JKモノに寄せてる感じ。なのでブヒるにはキャラが弱い。ドタバタも弱めなのでインパクトという点でも萌えアニメとして観た場合にはかなり見劣りすると思う。

主人公合わせて部員4人＋先生1人という絵面こそいつものやつなのではあるが、フックとしてあえてそこに寄せた編成にしている印象。先生はギャグ担当として部室で飲酒して絡んでくるというキャラ設定だが、酒の肴としての魚料理を見せることでの釣りの魅力を違う立ち位置からアピールする要員も兼ねている気がする。

部長の心意気もいいですよね。安全圏で失敗させて本人に気付いてもらうまで付き合うってやつ。全体の結果を出すことを優先するなら、教えた方が早いしラクなんですが、それやると本人の学ぶ機会を奪ってしまう。そして虫が苦手な人間に対して釣りを真面目にやりたいなら虫が触れないとダメだ、なんて押し付けもない。自分なりのやり方を自分で調べて学んでそれを周りにも伝えるということ。釣りを通して人間としても幅が広がっていくさま。教え方や学び方、そして物事への向き合い方を通して人が成長していく姿をここまで細やかに表現した作品はなかなかお目にかかることはないと思います。何か閃いたり技術を習得したりを成長した！みたいに言ってもいいんですが、これはその前の段階の部分を実に丁寧にやっていて非常に好感が持てます。

派手さはないもののキャラ造形の解像度もかなりのもの。非常に素晴らしい作品だと思います。エロもないし子供にも安心して観せられる。キャラを楽しむ作品としてみれば弱いですが。

自分も虫エサは苦手ですが、釣れないままでいるよりは我慢して触るってタイプです。

まーくんだよ さんの感想・評価

4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

退会済のユーザー さんの感想・評価

3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

U さんの感想・評価

3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

Ｂハウス さんの感想・評価

4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

きららじゃないよ秋田だよ

キャラデザと動画工房制作だから
てっきり原作は芳文社のきらら系と思っていたら

秋田書店の「チャンピオン」に連載されていると知り
ドカベンと一緒と思えないなと感じつつ見ていた

ストーリーはホントこの手の作品のテンプレで

東京からお父さんの実家になる九州のある町に引っ越した主人公が
たまたま港で通りかかった年上の女性に薦められて釣りをし
転校した高校にある「ていぼう部」に入る流れ

ていぼう部の４人は

生き物を触る事が嫌いで嫌な事あると人形に針を刺して
ストレス解消する主人公

主人公の同級生で幼い頃一緒に遊んでいた
天真爛漫で教え上手なショートカットガール

方言丸出しで飄々と行動し
主人公に釣りの奥深さを教える部長

生徒会も務める真面目キャラで口数は少ないながら
釣りの技術、料理スキル、大きなの胸の３種の神器を持つ
メガネっ娘副部長
＾
Ａチャンネルとからきすたとよく似たキャラ配置だと思うが
この作品は釣りをする醍醐味がメインであり
必要以上にべたべたしていないのが返って見やすい

第１話の水面のカットの綺麗さにうっとりしたけれど
制作中断して放送時期ずれてもクオリティーが落ちず
手堅くしっかり見せきってくれたなと

個人的な話で言うと１９９０年代の名物監督だった
今川泰宏氏が脚本ではあるが現場復帰

作品がリメイクばかり増えている昨今
元祖原作クラッシャーと呼ばれた今川さんが監督してくれないかなぁ～

HataHata さんの感想・評価

4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

o-sanヌ さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：----

電撃鬼合わせ

一言で言うと”仕掛け”が非常に上手いと思いました笑。
題材を変えただけのいつものアレではありません。キャラも皆カワイくて魅力的であり、釣りそのものよりも日常系好きアニメファンは必見の作品でありましょう。
私の頃は”釣りキチ三平”が大ブームの時代でありました。例に漏れず小生も当時、父親に連れて行ってもらったり安いセットや入門書を購入するなどし、少なからず嗜ませていただいた事を思い出します。
マナーや安全についてキチンと回を割いて、口煩くなく面白く仕上げている点も大変好いです。
これをご覧になって釣りを初めるお若い方も当然いらっしゃることでしょうね＾＾