雑食大魔王 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
着想が面白い
殺人犯の無意識の世界に名探偵が潜入する構想が面白かった。
当サイトはアリフィエイト広告を利用しています
(C) 2019「イド・インヴェイデッド」製作委員会
ID:INVADED イド:インヴェイデッドの感想・評価はどうでしたか?
雑食大魔王 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
殺人犯の無意識の世界に名探偵が潜入する構想が面白かった。
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.1
物語 : 4.5
作画 : 1.5
声優 : 3.5
音楽 : 2.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
欠陥だらけのアニメ
アニメーション制作はいもいもを手掛けたNAZ
OP歌手は滑舌が悪いSou
音量のバランスも悪い
OPの音量デカすぎ本編の音量小さすぎ
脚本だけはガチ
つきひちゃん さんの感想・評価
3.2
物語 : 4.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
1クール13話
警察みたいな人たちが、イドというところにダイブして犯人を探し真相に迫る。みたいな感じ
サスペンスで、バイオレンスで、SFみたいな感じ?ですかね。
ストーリーがしっかりしているのか結構真剣に見ていても分からなくなります。ノリ的には攻殻機動隊のような雰囲気に感じますが、面白いよりも難しいが勝ってしまうかも。
一般ウケはあまりしなさそうなのですが、サスペンス系が好きな方は結構ハマるかもです。
私には難し過ぎてごめんなさい
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.5
作画 : 1.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
物語 ★3.5
謎を残したまま終わる不完全燃焼タイプ 好き嫌いが分かれる
作画 ★1.0
キャラデザも0点
声優 ★3.5
ここが1番言われてるけど 実はそこまで変じゃない
全部キャラデザのせい
音楽 ★3.0
おしゃれ
キャラ ★4.0
キャラ魅力が1番の見どころだと勝手に思ってた キャラ毎に魅力の格差はあるタイプ
個人的満足度 ★4.0
見終わった後の余韻をかなり楽しめた
いさ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
nyaro さんの感想・評価
4.1
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
イメージとしては「秘密(トップ・シークレット)」+「サイコパス」です。それと「羊たちの沈黙」の人気キャラサイコパス、ハンニバルレクターが閉じ込められている牢屋にそっくり。そして、7という数字のやり取りは「すべてがFになる」の西之園萌絵と真賀田四季のやり取りを思い出します。
そう考えたときに、なぜここまで分かりやすい模倣感を出しているのかが気になります。何といってもこの作品の原作は舞城王太郎氏です。
メフィスト賞作家です。森博嗣氏、清涼院流水氏、西尾維新氏…2000年以前のこの賞のイメージは、スタイリッシュ、新本格からの脱却、そして「メタ視点」です。
本作は殺人鬼を作るフィクサーを追う話になります。そして、殺意から生まれるイドに潜ると名探偵となる。現場にはいつも「カエルちゃん」と呼ばれる殺人被害者がいる。
その一方、推理・サスペンスの体裁は取っていますが、どうもそれらしい筋立てにはなりません。つまり、読者への手がかりから論理的に積み上げて行く構造になっていない感じです。
この「カエルちゃん」のイメージが主人公の妻と娘に似ているのでキャラの書き分け何とかしてよ、と初めは思います。名前も苗字もややこしくて全然頭に入ってこないし。けど「ん?瞳の色、妻+娘でカエルちゃん?」という感じの印象を持ってきました。
となったときに、あれ?カエルちゃんってひょっとして「殺人事件被害者の集合的無意識的な元型?」と連想されます。彼女は常に色んな手段で殺され続けます。
そうなると殺意の世界に入ると名探偵が生まれる意味が分かってきます。そこは常に新しい世界。必ず被害者がそこにいる。名探偵が自覚して捜査する。そしてジョニーウォーカーは「殺人者を作るもの」です。警察を象徴する百瀬室長がなぜ被害者を救済できないか。
なぜ殺人しないとイドに入れないかは、第一印象では殺人を妄想するのは作家ですから、名探偵は作家の分身ということでメタ視点な気もします。
それは本作でいうところのイドとは、どちらかと言えばスーパーイド…つまり超自我のことで推理小説を取り巻く、作家、読者、出版社そして推理小説という概念が産み出した世界ということだと思います。つまり、本作は「推理小説」をメタ的に見ている話ということでしょう。もっといえば「新本格ミステリ」ですね。突飛で残酷な殺人方法。そして名探偵。訳の分からない数字の象徴。何を言っているか読者がポカーンとするような推理展開。そういうところです。
頭に穴をあける…統合できないということは名探偵のそばにいても解決できないアシスタントのようにも見えますし、推理小説を読まない人間とも取れます。小春も富久田(穴あき)も、サイコパスのように見えますが、後半になってまともな言動をするのは彼らです。
冒頭、なぜ主人公のイメージ、家のイメージがバラバラなのか。それは話が進むまで見えてこない名探偵の推理のプロセスか話が、読み進めるとキャラや状況が形になるという小説のイメ―ジにも取れます。
名前も苗字もややこしいのはメフィスト賞というか新本格ミステリの作家たちは実在しないような面倒くさい姓名を使います。
ということで、作品の内容というかストーリーそれ自体は受け入れるしかありませんし、無理に謎解きをしなくてもいいと思います。ただ、推理小説家が原作なので、じっくり見ればヒントがあるかもしれませんが、そっちの視点では見ていません。
この作品のテーマやアナロジーがどういう人に面白くて、どういう人につまらないかは全く分かりません。が、かなり明確な意図をもって作られた作品だと感じます。そこを面白がれるかどうかでしょう。もっと隠れた意図があるかもしれませんが、メフィスト賞作家の面倒くささまで再現されているので、本作の視聴は疲れることは疲れます。
なお、サイコパスの常森好きな人は、小春ちゃんに萌えるかもしれません。
で、肝心なことですが、普通に面白いです。考察しなくてもストーリーに力があるのでかなり楽しめると思います。
評価としては作画は人物描写が一見拙く見えるのがどこまで意図的かわからないので、3.5にします。キャラとストーリーは私にとってはごちそうでした。声優さんの演技は迫力があってよかったと思います。
追記 書き忘れ ジョンウォーカーから、清涼院流水氏のジョーカーも連想しました。
再追記 カエルちゃんなのは「イド」「井戸」だからですね。井の中の蛙大海を知らず…です。
また、イドがテーマの作家といえば「村上春樹」です。氏はユング派の日本のトップともいえる故河合隼雄氏と対談本を出すくらいその辺に関心があるみたいです。カエルくん東京を救うという名作がありますが、これを結びつけるのは牽強付会です。今のところ村上春樹との関連は見つけられていませんし、無い気がします。
takato さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
サイコパス×インセプション、そこにマイノリティーリポートを一摘まみ。しかし、単純に時間足らず。話のスケール的に当然2クールだと思ったらねぇ…。1クールしかないならそれに合わせた作品にしないと。せっかく可能性ある話やったのに。
maki3 さんの感想・評価
2.0
物語 : 1.0
作画 : 3.5
声優 : 1.5
音楽 : 1.0
キャラ : 3.0
状態:----
テングタケ さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
ノーランとかフィンチャーとか好きそう。
犯罪者の深層意識(イド)にダイブして手がかりを探すという、ザ・セルとかその他よくありそうな話。
そのイドですが、捜査官が入ると何故か必ずカエルちゃんが死んでいて、遅くなってゴメンねと言わんばかりにその死の秘密を解き明かそうとします。ですが、犯人の手がかりとカエルちゃんの死は全然関係ありません。塔は回転しているッ!だから何だ!
イドは深層意識なので、物理法則とかその他因果関係とか一切関係なく、脚本家のやりたい放題、何でもアリです。後半ではイドの中のイドまで出てきて、もうシッチャカメッチャカ。世の中に、何でもアリほどツマラナイものはありません。当然本作もツマラナイです。
おおよその目安ですが、キャラクターの名前が変に捻ってあったり難読漢字をあてている作品は、作者の自己顕示欲が濃厚に漏れ出してくる駄作です。狡噛ぐらいでギリギリセーフ、イザヨイとかシノノメとかタカナシで概ねアウト、本作はアウトもアウト、プレイボール後の初球でゲームセットレベルです。
shino さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
監督あおきえい、脚本舞城王太郎。
奇想天外な世界観で魅了する、
舞城ワールド全開なSFミステリー。
殺人衝動を感知するミヅハノメなる、
アイテムを用い犯罪事件を捜査する組織。
{netabare}無意識の世界が推理の舞台となる。{/netabare}
犯人の深層心理に潜る名探偵酒井戸、
彼は井戸に潜り悪の記憶への回路を見つける。
{netabare}彼の過去とカエル殺害事件の真相、
悪意はそこかしこに潜んでいる。
連続殺人鬼ジョンウォーカーとは!?{/netabare}
その影を追い事件は真相へと近づく。
10話視聴追記。
技巧派・舞城ワールド炸裂である。
事件の核心が見えない、絞れない。
{netabare}飛鳥井の悪夢、世界の変容!?
飛鳥井はその力で鳴瓢の記憶を受け取る。
JWは鳴瓢の無意識の投影なのだろうか!?{/netabare}
本堂町が推理の鍵を握る。
最終話視聴追記。
活劇ではなく推理を主体とする犯罪劇では、
極めて良質なサスペンスが堪能出来る。
{netabare}計る者ものの尺度で変わる正義の形、
そして深層心理で繋がる不安定な心の形。
物語は余韻を残し事件は幕を閉じる。{/netabare}
心の病では些細な希望ですら光の道であり、
懸命にもがきながら苦しみが過ぎ去るのを待つ。
〇〇に幸せが訪れますように。
かんぱり さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
舞台は少し未来の日本。
そこでは殺意の意識の残滓を特殊な機器で採取することができて、それを元に「ミズハノメ」という装置を使って犯人の殺意の意識「イド」の中に入っていける世界。
元警官の鳴瓢秋人(なりひさごあきひと)が「イド」の中で「名探偵酒井戸」となって事件を解決していく話・・かな。
題名やあらすじなどで難解っぽい感じに思えて、本放送時はスルーしてしまったこの作品。
その後すごく評価してる方々がいらっしゃることを知って、ちょっと期待しながら見てみました。
1話。冒頭いきなりすごく独特な世界観を見せつけられてちょっと怯むわたし・・
でもアニメならではの表現の面白さなど、引き込まれるものを感じたのも事実で、この時点ですでに良作の予感がしました。
精神世界での捜査・推理と現実世界での捜査がリンクしながら同時に進むところもわくわくして面白いです!
キャラでは外務分析官のベテラン松岡と新人本堂町のコンビが親子みたいな感じで好きでした。
OPも良いですね♬なんか好きで毎回飛ばさずに聴いてました♪
全体的にかなり面白かったですが、特に印象に残ってる話は・・
5話
{netabare}本堂町と井波の会話のやりとりが面白い!本堂町さんいいキャラしてますね。{/netabare}
9~10話
{netabare}特に10話の回想シーンはちょっと泣きそうになっちゃいました・・{/netabare}
13話
{netabare}飛鳥井を止めて助けようと必死に頑張る百貴がかっこよかった。{/netabare}
見終わって・・
評判がいいので期待値ハードル上げて臨みましたが、それを軽く超える面白さで13話をあっという間に見終わってしまいました。
こんなに面白いのに知名度が低いなんてもったいないです。隠れた名作だと思います。
るり さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ストーリーは結構面白かったです。
特に色んな謎が解けるまで、ワクワクしながら各話楽しめました。
これは好みの問題になるかもですが、主人公の声、津田さんだと
渋すぎるかも…と思いました。
個人的には津田さんの低音ボイス大好きなんですよ?
でも、この主人公のイメージとは何か違うなあ…と。
そういうちぐはぐ感とか、後半の失速感あってか、作品全体としては
少し辛めの点数になりました。
hiyama さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
棚に送った見終わった作品数をみると自分は少なくとも600程のアニメ作品を見ているようだが、その中で10本好きな作品を挙げればこれを入れると思う。
作画…というよりキャラデザから想像できないほどしっかりとしたサスペンス。若干のSF要素を含んでいる。
話の内容は専門用語の羅列などはないものの、ストーリーや設定が多少難解に感じられる人もいるかもしれない。
ただ、ガチガチのミステリやゴリゴリのSF作品などに比べれば決して複雑な内容ではないとは思う。
視聴者の理解が追い付かない一話序盤。
分からないまま話が進んでいくうちに理解が及びそのころには夢中になっている面白さを体験するには予備知識が無い事が重要。
矛盾したことを言えばこんな感想すら読まないで見て欲しい。
にゃん^^ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ruru さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
とても面白かったです。
1話で切るかどうか判断するんじゃなくて2話まで見て判断して欲しい作品です。
当時リアタイしてた時2話を見てかなり衝撃を受けました。
kochan さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
うぐいす さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
気が付くと刺された女性が近くにいてそれを見ると自分の名前と自分が名探偵であることを思い出すところから始まるお話。
夢とか無意識の中とかパラレルワールドっぽくなったりするので、好きな人は好きそう。
とんでも展開っぽくしているが、個人的に想定を上回るようなことにはならなかった。
キャラ絵が好きじゃないのとキャラの魅力がないのが残念。
最後まで津田健次郎と主人公のキャラ絵の違和感がぬぐえなかった。
小春ちゃん可愛いかと思いきや不思議ちゃん過ぎて手に負えないタイプかな。
リタ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
初めはなかなか独特な設定に馴染めないし理解しきれていない状態でもやもやしたまま視聴するが、少しずつ過去やキャラの説明も足されていくので、程よく理解が追いついて飽きずに最後まで楽しむ事ができた。
犯罪がテーマになっているけど、ただの推理ものとは違い被害者とか加害者の片方の目線にとらわれず、色んな感情や考えが垣間見え面白かった。
不満点は、ボスはもっと印象的で強い方がいいかなー。
tinzei さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ひろたん さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ゆうか さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
以前から気になってはいましたが、話が難しそうだったのでみていませんでした。
視聴してみて、想像以上に面白かったです。
雰囲気というか世界観はPVの予告通り独特だなと思いました。設定が面白い。
ただ、ストーリーはやはり難しかった...笑
ただ事件を解決するだけでなく、感動要素もあって泣けました。OP・EDも良かったです。
また見たいなぁと思わせてくれる作品でした。
べべ丸 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
アスク さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
モズカッちゃん さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
見ごたえがあってとても面白かったです。
一話から最終回まで意味のない話がなくて
〇話のこれって伏線だったの!?と驚かされました。
個人的に好きな話は6話。
{netabare}挿入歌からの蛙ちゃんの死の真相を察した酒井戸の男泣きがとても印象的。{/netabare}
そして、10話で泣きました。
津田さんの演技に引き込まれますね。
こういう作品は勝手に難しそうと敬遠してましたがこの作品はいや、全然わからんわみたいなところもなくて、入り込めやすかったですし、推理ものなので謎が解決していくワクワク感に目が離せません。
挿入歌が海外映画っぽい感じも好みでした。
個人的に、、、{netabare}まだ蛙ちゃんは井の中にいて、助ける約束をして終わったので、続編希望です。{/netabare}
あと、余談ですが、、、{netabare}『俺の名前は酒井戸、名探偵だ』、、、なんか007観たくなったw{/netabare}
フィリップ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
アニメーション制作:NAZ、監督:あおきえい、
副監督:久保田雄大、シリーズ構成・脚本:舞城王太郎
キャラクター原案:小玉有起、
キャラクターデザイン/総作画監督:碇谷敦、
音楽:U/S、原作:The Detectives United
無意識下の心の領域を示す精神機能のひとつを
フロイトは「イド」と名付けた。
つまり、本能的な欲求や生理的な衝動のことで、
「エス」ともいわれる。
この作品では「殺意」を生じさせた
無意識の世界を「イド」と呼び、
選ばれた人間が「ミヅハノメ」という機器に、
搭乗して探査する。
イドの世界では、搭乗者は「名探偵」となり、
殺人者のイドの情報を集めることで、逮捕につなげる。
イドを構築するためには、殺人現場などに漂っている、
殺意の思念粒子を「ワクムスビ」という機器で
採取しなければならない。
捜査を担当するのは、警察の内部組織「蔵」だ。
作品の土台となっている世界観に
それほど目新しさはない。
他者の思念に入り込んで探偵となる作品は、
筒井康隆原作の『パプリカ』が思い浮かぶし、
映画なら『インセプション』に通じる部分もある。
夢に潜ったり思念を感知するというだけなら、
扱っている作品は大量に存在する。
ホラー映画の『エルム街の悪夢』や『悪夢探偵』、
それを電脳に転化すれば『攻殻機動隊』や
『RD 潜脳調査室』も類似している。
残留思念なら漫画『サイコメトラーEIJI』もある。
しかし、そういう題材を用いながらも、
この作品の物語世界は、最初から最後まで
完全なオリジナリティにあふれている。
ミヅハノメによって殺意の世界に入り込んだ者は、
殺されている身元不明の「カエルちゃん」を目撃することで、
自分の名前と名探偵としての役割を思い出す。
イドに入った元刑事・鳴瓢(なりひさご)秋人は、
名探偵・酒井戸へと変わり、
カエルちゃんの死の真相を探る。
その様子を外部から観察する捜査員たちが、
酒井戸の思考やイド内での出来事から、
犯人につながる情報を掴んでいくのだ。
鳴瓢は過去に起こった事件で
心に大きな傷を負ったことが原因となり、
イドに入れるようになった。
イドに入るためのひとつの条件は、
殺意を持って人を殺したことがあることだった。
1話目から最終回までのシリーズ構成と脚本を
作家の舞城王太郎が担当していることもあり、
伏線などを含め、全体の完成度は高い。
謎が少しずつ視聴者に提示され、回を追うごとに
明らかになっていく。いくつもの展開の波が
計算されて用意されているのは見事。
ミステリーの要素があるので、犯人が誰かという
興味もあるが、この作品の面白さはそんな単純な部分ではない。
殺人鬼たちの心の問題と被害者たちの悲しみを
きちんと掘り下げて描いており、
その感情の一つひとつが心に響いてくる。
名探偵たちは、複雑な想いを抱えながら、
殺人犯たちの原風景のなかにある謎を
解き明かすために躍動する。
濃密で無駄のない脚本のため、
ちょっとしたシーンにも意味がある。
初見では分からない部分が出てくるかもしれないが、
物語を追っているだけでも十分に楽しめるし、
キャラクターたちが語る言葉の意味を考えるのも興味深い。
例えば本堂町小春が考える「欠損」についての思考は、
観る人によって、さまざまな意味をもつ。
本堂町と共通の感覚を抱える富久田との心の交流は、
マイノリティとしての喜びが表現される。
最も心を動かされたのは10話だった。
分かりやすい回ともいえるのだが、
やはり、そこまでの積み重ねが上手い。
鳴瓢が失ったもの、そして決意。
2度目の幸せを守ろうとすること。
しかし、戻ってこないものがある。
前に進まなければならないときがやってくる。
殺人鬼たちの物語でもありながら、
心地良さや厳しい現実を突きつける。
{netabare}福井県出身の作者が、ミヅハノメのメカニズムで
原発を意識させる設定は、明らかに狙ったものだろう。
飛鳥井木記=燃料棒で水に浸けて制御する。
燃料棒が露出した世界において、
人間は防護服がないと生きられない。
いつかは、なくさないといけないものだ。{/netabare}
世の中のジレンマ、見えない未来。
私たちにとって欠けているもの、
損なってしまったものがある。
しかし、そのなかで生きていかなければならない。
怒りと哀しみ、そして希望。
あらゆる感情があふれた世界に
ほんの少しの喜びがあって欲しいと思う。
(2021年2月27日初投稿)
うにゃ@ さんの感想・評価
3.3
物語 : 4.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
結局の所、殺人犯の殺人衝動を基に作った仮想世界で、殺人犯の情報を回収し犯人特定するシステムを、独特な単語を使うことで話を難解にしている。事前にネタバレにならない程度で用語に目を通すか、通しながら視聴した方がわかりやすい。
弥都波能売や和久産巣日とか古事記引用は普通にわかりにくい。
終盤はカエルちゃんやジョンウォーカーの謎に酒井戸・聖井戸・穴井戸が協力し迫っていくのは楽しめるので後半まで視聴できるかが重要。
個人的にキャラクターの名前が何気に日本酒ばかりで楽しめた。
若干後半作画に少し乱れがあって気になった所があった。
100点中67点
byGar61324 さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
物語はよく分かりません
基本的に思考停止して見ているので
そんな思考停止している私ですら感動出来ました。
良い作品です。ありがとう
Kei さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
scandalsho さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
アニオリ作品。最終話まで視聴。
この手の物語って、完全に理解している人がどの程度いるんだろうって思ってしまう。
私も序盤は何度も見返しつつ、少しでも理解しようと勤めたつもりなんだけど、結局よく分からなかった。
例えば、殺人犯じゃないと名探偵になれない件。
人殺しのことは人殺しじゃないと分からないということなのか?
死刑囚なら万が一のトラブル発生時(例えば還ってこられないとか・・・)にも必要以上に良心を痛めないで済むとか?
ここで躓いてしまい、結局最後までのめり込めなかった。
だけど、最後まで楽しめなかったかというと、そういう訳でもなかった。
特に終盤からラストにかけては秀逸だったと思う。
この手の作品にありがちな、無理矢理に風呂敷を畳んだ感じにならなかったのは、さすがだと思います。
ID:INVADED イド:インヴェイデッドのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
ID:INVADED イド:インヴェイデッドのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
殺意を感知するシステム「ミヅハノメ」を用いて、犯罪事件を捜査する組織、通称「蔵」。そして、「ミヅハノメ」のパイロットとして犯人の深層心理「殺意の世界(イド)」に入り、事件を推理する名探偵・酒井戸。頻発する凶悪かつ謎多き事件と、そこに見え隠れする連続殺人鬼メイカー「ジョンウォーカー」の影を追っていく。(TVアニメ動画『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』のwikipedia・公式サイト等参照)
津田健次郎、細谷佳正、M・A・O、ブリドカットセーラ恵美、村治学、近藤隆、岩瀬周平、榎木淳弥、加藤渉、落合福嗣、西凜太朗、遠藤綾、島袋美由利、平川大輔、宮本侑芽、日笠陽子、蓮岳大、佐倉綾音、小林親弘
キャラクター原案:小玉有起
監督:あおきえい、副監督:久保田雄大、シリーズ構成・脚本:舞城王太郎、キャラクターデザイン・総作画監督:碇谷敦、美術デザイン:曽野由大、美術監督:三宅昌和、色彩設計:千葉絵美、色彩設計補佐:小宮ひかり、グラフィックワークス:大竹俊介、メインアニメーター:又賀大介、アニメーター:清水慶太/浅利歩惟/豆塚あす香/井川典恵/河合桃子/松原豊、撮影監督:久野利和、撮影監督補佐:高木翼、CGディレクター:川原祐介/福永誠二/三田邦彦、編集:右山章太、オンライン編集:柴田香澄、音響監督:小泉紀介、音響効果:勝俣まさとし、音楽:U/S
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ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2011年秋アニメ
“終戦”を迎えたばかりの未来の東京。そこでは、探偵業が流行らなくなった代わりに、メディア王・海勝麟六が膨大な情報量と優れた頭脳を生かして、幾多の難事件を解決していた。しかし、実は麟六の推理には裏があり、それをあぶり出すのが、「最後の名探偵」を自称する結城新十郎と、その相棒・因果...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2015年4月25日
最凶の妖夢「境界の彼方」を体内に宿し、半妖として生きてきた神原秋人。そして「境界の彼方」を、唯一倒すことが出来る呪われた血を持つ異界士、栗山未来。世界から嫌われた二人は出会うべくして出会い、次第に惹かれ合っていった。二人で生きる世界を選んだ秋人と未来。戦いも終わり、これからま...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2000年4月22日
奈良沢警部補、芝刑事という現職警察官が相次いで射殺される事件が発生した。事件に遭遇したコナンは、毛利と共に目暮警部や白鳥警部から事件の詳しい情報を聞き出そうとするが、彼らの口から出た言葉は「Need not to know」という警察の隠語だった。そんな矢先、白鳥警部の妹・沙羅の結婚披露パー...
ジャンル:OVA
放送時期:2014年7月2日
二年前。 博臣は姉・泉からある仕事を依頼される。 それは、不死身の半妖・神原秋人を討伐すること。 秋人が住む土地へ向かう博臣。そして後を追いかけてきた妹・美月は、 道の途中で黒い影と遭遇する。 秋人と博臣、美月の出会いが描かれたTV未放送エピソード。 博臣が背中に負った傷...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1998年4月18日
目暮警部がボウガンの矢で撃たれる事件が起こった。蘭の母・妃英理、阿笠博士も相次いで命を狙われる。その犯行現場には、なぜかトランプが残されていた。このトランプの意味するものは一体!?コナンは持ち前の推理力で被害者の名前とトランプのある関係に気付く。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年秋アニメ
新宿區イーストサイド・・・・・・混沌を極めたその街の中心には、ネオン瞬く歌舞伎町が広がっていた。光が強けりゃ影も濃い。悪人どもの潜む暗がりの、そのまた奥に探偵長屋の明かりが灯る。ハドソン夫人の営むその長屋は、なくて七癖、曲者ぞろい。野心満々のケッペキ探偵に、男を化かす姉妹探偵...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2020年1月17日
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2020年冬アニメ
総人口230万人を数える、東京西部に広がる巨大な都市。 その人口の約八割を学生が占めることから、「学園都市」と呼ばれているその都市では、世界の法則を捻じ曲げて超常現象を起こす力――超能力の開発が行われていた。特殊な授業カリキュラムを受け、能力を得た学生たちは、定期的な『身体検査シス...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2020年冬アニメ
ステータスポイントをVITのみに捧げた少女メイプル。その結果得たのは、物理・魔法攻撃・状態異常無効に強豪プレイヤーも一撃死のカウンタースキル!? 自らの異常さに気づくことなく、今日も楽しく冒険に挑む!
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2020年2月29日
いつかアニメーション作品を一緒につくろうと、ひょうたん屋のドーナツで誓いを立てた上山高校アニメーション同好会の5人。卒業後、5人はそれぞれアニメーション制作に携わる。宮森あおいは「えくそだすっ!」「第三飛行少女隊」の制作を経て、少しずつ夢へ近づき、「自分が本当にやりたいこと」を考...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2020年冬アニメ
高校1年生の浅草みどりは、アニメーションは「設定が命」と力説するほどのアニメ好き。スケッチブックに様々なアイディアを描き貯めながらも、1人では行動できないとアニメ制作への一歩を踏み出せずにいた。そんな浅草の才能に、プロデューサー気質の金森さやかはいち早く気づいていた。さらに、同...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2020年冬アニメ
岡山県在住のえりぴよは、マイナー地下アイドル『ChamJam』のメンバー・舞菜に人生を捧げている熱狂的なオタク。えりぴよが身を包むのは高校時代の赤ジャージ。えりぴよが振り回すのはサーモンピンクのキンブレ。えりぴよが推すのは舞菜ただ一人。収入の全てを推しに貢ぎ、24時間推しのことを想い、...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2019年12月20日
ここではひとりぼっち、と思ってた。広島県呉に嫁いだすずは、夫・周作とその家族に囲まれて、新たな生活を始める。昭和19(1944)年、日本が戦争のただ中にあった頃だ。戦況が悪化し、生活は困難を極めるが、すずは工夫を重ね日々の暮らしを紡いでいく。ある日、迷い込んだ遊郭でリンと出会う。境遇...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2020年冬アニメ
無力な少年が手にしたのは、死して時間を巻き戻す""死に戻り""の力。コンビニからの帰り道、突如として異世界へと召喚されてしまった少年・菜月昴。頼れるものなど何一つない異世界で、無力な少年が手にした唯一の力……それは死して時間を巻き戻す《死に戻り》の力だった。大切な人たちを守るため、...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2020年冬アニメ
おいでませ、混沌。魔法によって顔をトカゲにされてしまった記憶喪失の男、カイマン。本当の顔と記憶を取り戻すため、相棒のニカイドウと一緒に自分に魔法をかけた魔法使いを探し続ける。いったい自分は何者なのか……。
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2020年2月5日
出版社・丸川書店エメラルド編集部に勤める少女漫画担当の編集者・小野寺律は、「初恋の人」で「元恋人」でもある編集長・高野政宗の部下として、恋に仕事に毎日少しずつ成長中。そんなある日、結婚式を挙げた他部署の社員から、律を含めたエメラルド編集部全員が二次会へと招待されたのだが…?編集...