ごる さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
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(C) 山口悟・一迅社/はめふら製作委員会
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…の感想・評価はどうでしたか?
ごる さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
はきゅーん さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
ほんと勘弁してほしいw
にしやまん さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
面白かった!面白い回と退屈な回の波はあるけど、全体的に良かった。後半もう少し、展開が変わってたら更に良かったかも。男性キャラの個性がもうちょっとほしかった。
ブラッキー さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
キシリトール昆布 さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:今観てる
異世界モノは俺tueeeになるモノばかりでお腹いっぱいだったけど、
この作品は異世界は隠し味で
今、第5話を見終わったところだけどこの話が個人的にかなり好き。
持って生まれた身分や才能ではなく「努力」で道を切り開く姿がコメディー調の中で一貫して描かれていると思う。
家族で見ても良い作品。
フィリップ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
アニメーション制作:SILVER LINK.、
監督:井上圭介、シリーズ構成:清水恵、
キャラクター原案:ひだかなみ、
キャラクターデザイン・総作画監督:大島美和、
原作:山口悟
そもそも乙女ゲームをやったことがない。
何となく『ときめきメモリアル』みたいなもの
だろうということは想像できる。
とはいえ、ときメモもプレイしたことはない…
手探り状態での視聴になったが、
序盤からの勢いはそんなことは関係なく引き込まれた。
主人公のカタリナ・クラエスは、由緒正しい家柄の令嬢。
幼年時代を我儘放題に暮らしていた。
ある日、貴族のジオルドと遊んでいる最中に
転んで頭を打ったことが原因で前世の記憶が蘇る。
現在自分が生きているのは、
乙女ゲーム「FORTUNE LOVER」の中の世界だと。
このまま何も考えずに過ごしていると、
良くて国外追放、悪いと婚約者のジオルドに
殺されることを思い出し、破滅フラグを折るために
計画的に生きていくことを決心するのだった。
シルバーリンクのなろう系だが、
今回はかなり趣向が違っている。
現世で命を落とし、ゲーム内に転生するのはいつものことだが、
そこで、主人公ではなく、不幸になる悪役令嬢に生まれ変わる。
ゲームの破滅フラグを折るために脳内で会議を行いつつ
方針を決めていく。それが周りの皆を
幸せにすることにつながっていく
物語の始まりから3話までは、とても爽快。
自分と関わりのある子どもたちの
鬱屈した感情や悩みを理解し、
持ち前の明るさや得意の木登り、
路頭に迷ったときの備えの農業、
大好きなロマンス小説などをきっかけに、
同い年の子どもたちの心を掴んでいく。
「悪役令嬢」という役柄の顔を
微塵も見せないほどの天真爛漫な姿。
そんなカタリナの立ち居振る舞いに
婚約者や周りの男子はもちろん、
女子までも心の底から魅了されていく。
他者から分かってもらえない、
承認されない立場は苦しい。
自分らしく生きようと思っても、
自らの出自や外観、性格、特徴などを
周りの人から否定されると、
自分自身を暗い内面に閉じ込めることもある。
他者の存在自体が、自分の中だけの
狭い判断基準で規定される。
そうなると、社会全体に対する憎悪につながる。
理解してくれる人がいることを想像できなくなり、
悲劇を生むことになってしまうのだ。
カタリナがやったことは、他者を受け入れ、
認めることに過ぎないのだが、相手にとっては、
世界観が大きく変化するほどの劇的な出来事。
現実世界は、とても広くて懐が深いものだが、
経験したことがないと、そのことを理解できない。
ご都合主義といえど、作者が孤独感や
他者の痛みを理解しているからこそ
生み出された作風なのだと感じた。
いつの時代でも通用する普遍的なテーマ。
そういう意味ではとても好感を持った。
カタリナが行ったことは、
人の心を和らげる魔法のようなものだった。
魔法学園に入学してからは、
すでにカタリナの地位が確立してしまっているので、
幼年時代ほどの面白さは感じられず、
途中で挿入したアニオリ展開も今ひとつだったが、
幼馴染編と生徒会長編で上手くまとめたと思う。
{netabare}特に現世での親友あっちゃんと
ゲーム内でのソフィアが同一人物という設定は
とても良かったと思う。
ゲーム内に転生してから、また現世へと戻る展開は、
ほかの異世界ものでは、あまりなかった気がする。
中だるみしていた物語を再度浮上させた。{/netabare}
この作品で好感を持てるのは、
主人公が異世界に転生しても基本的には変わらないことだ。
特別な力は持っておらず、
役に立つのはゲームの展開を知っていることと、
現世で得意だった木登りやロマンス小説の趣味、
甘い物が大好きだということ。
しかし、他者のことを考えてそれを上手く使えば、
まるで魔法のような効果をもたらす。
設定に異世界を持ってきているだけで、
自分の才覚で周りの世界を幸せにしていく。
ほかの異世界ものとは一線を画す部分だ。
2期制作が決定したが、今後も基本方針は変えずに
多くの人々を幸せにする物語を紡いでもらいたい。
(2020年7月12日初投稿)
KomcHi さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
たききく さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
梨子友 さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ぺろ さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
はちくじまよいちゃん さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
今シーズンは本数が少なかったこともあり、中盤くらいまでこれと本好きの下剋上をヘビーローテで見てました。おでこに傷のある農作業姿の幼女カタリナがとてもかわいかったです。またカタリナの奇抜な行動や発想が面白かったです。異世界ものもまだまだ色々あるんだなぁと感心しました。女性の鈍感主人公面白かったです。
ねごしエイタ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
とあるわがまま貴族令嬢であるカタリナ・クラエスが、頭を打って別の世界で生きていたことを思い出すです。
いまいる世界が、自分が遊んでいたゲームと変わらない光景と展開のある世界であることに気付くです。自分の運命を知り、これから起きるかもしれない破滅フラグを回避すべく対策をしていく、あれこれな日常のお話です。
BAD ENDは回避できるのか?、趣味をもめでるカタリナの面白おかしい一面も含めて飽きない展開だったです。OP、カタリナCNが、goodです。
カタリナに立ちふさがる?ジオルド、キース、メアリ、アラン、ソフィア、ニコル、マリアは、実際どういうかかわりを持つのか?注目です。
なんだかんだ、破滅フラグを回避する努力をしているうち、{netabare}カタリナが無意識のうちに出てくるキャラを虜にしているところが、面白い{/netabare}です。いろいろ策を練るけど、それがカタリナの人柄を形成してるかのようだったです。
カタリナ自身も、自分自身にかなり無防備で鈍感なところも面白いです。無意識のうちに破滅フラグを回避していたところも
何といっても、破滅フラグ回避に向けた作戦会議、脳内作戦会議の5人の二頭身カタリナが、面白すぎるです。それぞれのカタリナの織り成す意見交換が、楽しいです。
{netabare} あにこれのどこかで、これを先取りした意見交換が、行われていることを思い浮かべてしまうです。カタリナも一人6役(現実+脳内カタリナ)で、大変だなぁです。{/netabare}
脳内作戦会議は、破滅フラグ回避だけでなく、マリアなどによる好感度などにも使われるところも良かったです。
カタリナの行動により、ジオルド、キース、メアリ、アラン、ソフィア、ニコル、マリア達と共に物事がうまくいくのか?思わぬことが待ち受けるのか?最後まで目が離せなかったです。
カタリナの魅力全開みたいで、面白かったです。
{netabare} 終盤における展開は、予想外であったし、まだまだ先があるなんてことも楽しみで待ち遠しいです。{/netabare}
元毛玉 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
原作未読
えーと、タイトル詐欺で
悪役令嬢な感じ全くしないですね
たまに出す悪役顔もまれいたその声だと魅力的w
お話のざっくり概要
主人公はある日死んでしまい
貴族の娘に転生…何か様子がおかしい…
転生先はフォーチュンラバーという
乙女ゲームだったのだ!(な、なんだってー!)
そのカタリナというキャラに生まれ変わってた
どうやら、殺されるか国外追放の未来になる
キャラで、どうにかその破滅フラグを
へし折りたいとカタリナは孤軍奮闘する
だいたいそんな感じ
えーと、ですね…この作品ってかなんてーか
最初に見た時に
「OPのCMのangelaが濃くて草しか生えないw」
ってのが第一印象です!(`・ω・´)
あれ、狙って作ってるんでしょうけど
インパクトだけなら春アニメNo1でしたよww
破滅フラグを避けようとうするカタリナは
ちょっとずれてるけど
優しくて真面目で良い娘…
脳内会議が毎週のように開催されて
「異議なーし!」と方針決定していきます。
弱気カタリナの声が可愛くて好き(´∀`*)ポッ
キャラ…キャラ…男はどうでも良いから割愛!
アン…いいよね。アンのエピソード。凄く好き
メアリ…百合パワー53万ぐらいありそう
ソフィア…友情パワーがカンストしてますぅ
マリア…「へいみん」じゃなくて「はやみん」
…とても、とても(声優が)強い(小並感)
主人公がマリアじゃ負けてもしょうがないなーと
思いますねー…カタリナ…農家でもやってけるさ
ストーリーも嫌味がなくて好きで、
音楽、声優も全て高レベル
作画も安定していて綺麗で
キャラの魅力も申し分ない
ただ、なんかもっとこう、破滅フラグというか
修羅場というかそういうのが頻発するかなーと
思ってたら、めっちゃぬるゲーのイージーモード
な感じでした。
同時期再放送で見てたのでこっちなら絶望してた
「同人ゲームの破滅フラグしかない{netabare}ひぐらしがなく頃の前原圭一{/netabare}に転生してしまった…」
これだったらもう絶望しかありませんw
ほら、これに比べたらカタリナはイージーモード
そして{netabare}圭一{/netabare}はナイトメア裏モード
逃げてもダメ、引き籠ってもダメ、行動してもダメ
努力なんて無駄無駄無駄無駄ァァァァア!!!
国外追放??むしろしてくれ!!!(切実ぅ)
こっちと比べると全然ぬるくないですかぁ(棒)
ま、とにかく2期決まって楽しみです。
今度こそ、ハーレム修羅場ルートで
カタリナ脳内会議が解散総選挙になるぐらいの
修羅場と破滅フラグをщ(゚Д゚щ)カモーン!!!!
TaXSe33187 さんの感想・評価
3.2
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
usakonomai さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
私は好きかな。面白かった。
来年セカンドシーズンでるらしいですね。
楽しみに待ちます🎵
のむさん さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
nagi さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
私見ですが、
タイトルからのイメージした内容とは、
大きく異なっておりましたw
いい意味で裏切られたかなと。
もっと、憂鬱なストーリー展開かと思いきや、
主人公は底抜けの明るい性格。
見ていて不快感0!
とても爽快なアニメでした^^
花坂天使 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
つきひちゃん さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
6話くらいで断念。
設定は良かったですが、面白要素やストーリーの波風があまりなく飽きがきてしまった感じ。
xwTza00790 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ミュラー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
異世界転生もの。
主人公のカタリナの性格が良かった。
というか、印象に残っているのは地上波放送で一迅社のCMとして流れていた、
カタリナ農園の様子。
けっこうな野菜ができて、声優内田真礼がおいしそうに食べていた。
アニメと関係ないじゃん!
残念ながらアニメの印象があまり残っていない・・。
Lovesing さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
声優さんも豪華だし、原作も元々面白いから見てて楽しかったです。
なんだかんだ天然な主人公だし、周りが振り回されていく感じ!
無理におすすめするほどでもないけど、見て損はしないと私は思う、
えりりん908 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
転生アニメって、
たいがい、異世界へ、チート技付きでっていう感じなのが多いけど、
この「はめふら」は違います。
転生するのが、乙女ゲーム世界。
で、チートな魔法とか持ってない。
だけど、これこそ転生の大切な意味だと思うんだけど、
やり直しの人生で、それまで生きてきた前世の記憶が活用できちゃう!
しかも、はめふらでは、
ゲーム世界への転生だから、
自分のポジションも、
エンディングのパターンも知ってしまってる。
そんな転生なのに、
あろうことか、
自分が転生したのは、破滅しか結果のない「悪役令嬢」!
自分の第2の人生を、
寿命をまっとうするために奮闘するカタリナが、
悪役顔とか、畑仕事の作業着姿とか、
ホント可愛くて、
笑いながら応援してしまいます。
剣で殺されるバッドエンド回避のために剣術の腕を磨くとか、
初めは土属性の魔法の鍛錬だった畑づくりなんだけど、
魔法の才能が乏しいと悟ってからは、
国外追放されても生きていけるようにって目的変更して農業に精出すとか、
とにかく楽しい。
そしてそんな、前向きに生きてるカタリナが、いじらしくて頼もしい。
自分の破滅を防ぐために一生懸命にやってることで、
メインキャラたちの恋愛フラグを片っ端から降り続けて、
それには無自覚(^.^)
結果的に、メインキャラみんなが自分のまわりに・・・・
新種の逆ハーレム&ユリ要素付きって、
この展開、とってもいい!です。
ただ、
無限の住人と、どっちが今期のNo.1かな~って悩んでる自分が、
そうとう病んでるかも?っていう不安感は、
ものすごいです!
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
終わっちゃいましたー
最後に、前世で未攻略の隠しキャラとの対決!
ってハラハラさせておいて、
でもカタリナは、破滅回避のために生きる術を身に着けてたから、
こんなピンチにも、堂々と向き合えて、なんか嬉しかった^^
ゲームとしてはトゥルーエンドじゃないのかもだけど、
実際に生きているんだから、
平和な人生を得られて、ハッピーエンドですね♪
ただ気になるのが、2期制作決定、という、まさかのラストの告知。
せっかく綺麗に終わったのに、
2期やるの?
このままきれいに終わらせた方がいいのになー
う~~ん、どういうお話にするんだろう・・・って感じ、しちゃいました。
ヘラチオ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
内田真礼劇場と化している。
脳内で会議するからまれいたそ成分かなり多い。
破滅フラグが立っているカタリナに転生したことに気付いて回避のための対策を講じる。
{netabare}追放された場合に備えて農作業を覚える。婚約者に殺される可能性を考慮して婚約者が唯一苦手な蛇を模した物を肌身離さず身につける。などなど。{/netabare}
対策のおかげで様々な人間に愛される聖女みたいな感じに。それでも怯え続ける?{netabare}男女問わずハーレム状態ですよ。そして、みなさん独占欲が強い。{/netabare}
転生前の唯一の友人に兎に角助けられる。有り難いね。{netabare}実は側にいた。ソフィアとしても。{/netabare}
面白いとは思ったし、つい応援しつつ見ていたけれど、割とゆったりした感じが強くて僕の心への響き具合が弱かった。
OP
乙女のルートはひとつじゃない! angela
ED
BAD END 蒼井翔太
挿入歌
君の影、オレンジの空 angela
angelaの歌がアホガールのときの如きノリ。こういうのもよき。
以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
公爵令嬢、カタリナ・クラエスは、頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻す。ここが前世で夢中になっていた乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の世界であり、自分がゲームの主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢であることを!ゲームでカタリナに用意されている結末は、ハッピーエンドで国外追放バッドエンドで殺されてしまう…そんな破滅フラグはなんとしても回避して、幸せな未来を掴み取ってみせる!!勘違い?人たらしラブコメディの幕が上がる。
1. 前世の記憶を思い出してしまった…
カタリナ・クラエスは、頭をぶつけた衝撃で女子高生だった前世の記憶を取り戻し、自分が夢中になっていた乙女ゲームの登場人物の一人、わがままで傲慢ちきの悪役令嬢になってしまったと気づく。良くて「国外追放」最悪「死亡」する「破滅フラグ」を回避する為、カタリナは行動を開始するのだった。
2. 王子に勝負を挑まれてしまった…
「破滅フラグ」を回避しようと悪戦苦闘していたカタリナは、ある日招待されたお茶会で、侯爵令嬢メアリ・ハントと出会う。畑の相談をする内に、植物の世話が得意なメアリと親しくなったカタリナは、突然やってきたメアリの婚約者で、第4王子のアラン・スティアートに何故か勝負を挑まれてしまうのだった。
3. 麗しの美形兄妹と出会ってしまった…
ロマンス小説に夢中になっていたカタリナの元へ、ジオルドとアランが主催する王宮でのお茶会の招待状が届いた。「ロマンス小説仲間を見つけてみせる!」と、やる気満々のカタリナは、美しいながらもその容姿のせいで「呪われた子」として虐げられていたソフィアと、老若男女をも魅了する兄、ニコルと出会うのだった。
4. 魔法学園に入学してしまった…
ついに乙女ゲームの主人公であるマリア・キャンベルと出会い、改めて「破滅フラグ」を回避するために奔走するカタリナ。魅力的なマリアにたじろぐカタリナは、既にジオルドとキースが攻略されてしまったのではないかと、勘違いしてしまう。授業どころではないカタリナは、恒例となっている「脳内会議」を開くのだった。
5. 主人公の実家にお邪魔してしまった…
マリアの魅力にすっかりメロメロになってしまったカタリナだったが、中庭で高圧的な令嬢たちに囲まれているマリアを助け、親睦を深めることになる。その後、休みを利用して行った農地の見学で、マリアの実家が近くにあると知ったカタリナは、ほんの少しだけならと、マリアの実家に立ち寄ることにするのだった。
6. 夏休みだから楽しく遊んでしまった…
順調?に破滅フラグを回避しているカタリナは、ヘビのおもちゃの投擲練習や畑仕事、木登りにいたるまで、来たる「破滅フラグ」回避への準備を進めつつも、充実した夏休みを満喫していた。そこへやって来たジオルドから「一緒に湖へ行きませんか?」と誘いを受ける。カタリナと2人きりで過ごしたいジオルドだったが…
7. 危険なダンジョンに入ってしまった…
夏休みも終わり、カタリナたちは魔法の実技試験を受けることに。実技試験の会場として訪れた「古の遺跡」の奥に置かれた「魔力を宿す石」を持ち帰れば合格と言うが…。カタリナは、ジオルド、キース、ソフィアの3人と、様々なトラップが仕掛けられ、入り組むダンジョンへと入るのだった。
8. 欲望にまみれてしまった…
参考書を探しに東棟の図書室へ向かっていたカタリナは、途中でいつもの面々と合流し勉強に励んでいた。ふと目に留まった本を開くと、本から眩い光が溢れ、ジオルドたちと共に飲み込まれてしまう。光から逃れたメアリとマリアは、恐る恐る本を開き、囚われたカタリナたちの姿を探すのだった。
9. パジャマパーティで盛り上がってしまった…
アン・シェリーは、影に日向に主人を支えるカタリナ付のメイドである。主人の周りは、いつも賑やかで笑いも絶えないが、鈍すぎるカタリナは、王子たちから寄せられる好意に気づかないばかりか、勘違いしている様子…。そんなアンの心配を余所にカタリナはメアリたちとパジャマパーティーを開催するのだった。
10. 破滅の時が訪れてしまった… 前編
突然カタリナの身に降って湧いた「断罪イベント」。ざわめく食堂に混乱する脳内。ついに「破滅フラグ」が!と慌てるカタリナ。そこへジオルドたち生徒会メンバーが入ってくる。証拠書類をジオルドたちに見せ、カタリナを責める令嬢たち。その時、当事者であるマリアが口を開くのだった。
11. 破滅の時が訪れてしまった… 後編
突然姿を消したマリアの消息もつかめない中、カタリナまでもが目を覚まさなくなってしまった…。前世の夢を見つづけるカタリナ。一方ジオルドたちは、カタリナを医者に診せるも原因がわからず、悲しみに暮れていた。依然として目を覚ますことはないカタリナを前に、それぞれが自分の気持ちに気づくのだった。
12. 最終イベントが来てしまった…
囚われていたマリアをみつけたカタリナたち。そしてついに事件の首謀者と対峙する。事件の行方は!?ここまで破滅フラグを回避してきたカタリナ最大のピンチ!そして迎えるゲーム最後の卒業式イベント。果たしてカタリナは破滅フラグを回避できるのか!?
ミサキ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
Jun さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
シャベール大佐 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
とあることから前世の記憶を取り戻し、自分が乙女ゲームのなかの悪役令嬢に生まれ変わっていることに気づいた主人公・カタリナが、破滅的な未来を回避するために奔走する、ファンタジーコメディ。全12話。
いわゆる「なろう系」の異世界転生ものですが、主人公が女の子で、なおかつ性格が天真爛漫なバカキャラなので、嫌味がなくて見やすい作風になっています。物語は、ゲームの中でバッドエンドに繋がる重要人物たちを、カタリナが次々と攻略していくような流れ。主人公の周囲にはどんどん崇拝者が増えていきますが、そこには男性だけでなく女性キャラも多く含まれており、恋愛的な関係というよりも、どちらかというと「人たらし」的な色合いが強いかもしれません。図式的には、ほぼハーレム(逆ハーレム)アニメですが、この作品では、主人公の存在感が強烈な割に、ヒロインポジションのキャラたちにはやや魅力が薄くて、一般的なハーレムものとは逆の傾向があるように思いました。それが良かったのか悪かったのかはわかりませんが、とりあえずこの作品は、とにかくカタリナの魅力頼みの一点突破、みたいな印象はありました。
作画は特に問題なし。声は、主役の内田真礼が良かったです。
最後まで観終わって、面白さ的には序盤の子ども時代がピークだったような気がしますが、全体としてもまあまあ楽しめました。最近のこのジャンルの作品を観ていると、異世界転生の物語は、主人公を女の子にしたほうが、特有の気持ち悪さがなくて受け入れられやすいかもしれませんね。
大重 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
なろうでは悪役令嬢ものが流行っているらしい、と聞きましたが、読んだことはありませんでした。
何かどれから読めば良いのかよくわからなかったので。
その悪役令嬢系では初のアニメ化ですね。なので、じゃあこれから見るか、という感じです。
乙女ゲーの悪役令嬢になった、という説明がちゃんとされていたので、
もしかしたら悪役令嬢ブームの火付け役、ないしはそれに近い作品なのでしょうか。
後発作品だとなんやかんやで悪役令嬢に転生した、で済ますケースもあるでしょうし。
だとしたら順番通りのアニメ化で良かったと思います。
後発作品の方が人気が出て、そっちからアニメ化ってのも良くある話しですからね…。
いや後発作品だったらすみませんが。
で、悪役令嬢モノを楽しむの自体初めてなのでなかなか面白いと思います。
ゲーム通り進めたら破滅しか待っていないと。
ただ自由に行動できるならいくらでも回避可能なようにも見えますが…。
そのへんは世界の矯正力的な何かと戦わなきゃいけないのかな。
今のところ原作知識以外に極端なチートがあるわけでもなく、
自分で脳内会議して考えて、自分の力で頑張っている感じなので応援できます。
雰囲気も楽しくて良いですね。
これは見続けたいです。
全話感想
序盤は非常に楽しかったものの、中盤は中だるみした感じもありました。
だって問題と言える要素が軒並み解決してしまって…正直退屈になってきたかも。
ですが、なんだかんだ言って楽しかったですね。
カタリナがおバカながらも可愛らしく、皆に人気ですがそれもわかる感じで。キャラが好きになれれば多少難ありでも楽しく見れるものです。
最後まで楽しく見ることができました。
2期… どう続くのでしょう。
Kuzuryujin さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
略称「はめふら」。原作なろうweb小説は完結済。
小説書籍版で2巻まで、コミカライズは4巻までがweb版の本編相当。
3巻以降は書籍用の書き下ろしで2020年4月現在9巻まで刊行済。
コミカライズ5巻以降もこれからまだまだ続く予定。
アニメは全12話でweb版本編の結末までを描いて
ちょうどの区切りで綺麗に締め括ってすっきり。
当方原作ファンである。
転生ものというよりも、ラブコメディとしてかなりオススメの作品。
多くの視聴者は、主人公カタリナを愛さずにはいられないだろう。
なぜかは観てのお楽しみ。
声優の実力、マッチング共に申し分ない。
キャラデザは作風にぴったり。
鮮やか、優しさ、癒しなど場面に応じて絶妙に変化する色調の背景。
絵画的でとても気に入った。
OP&ED、そして劇伴のセンスがとても良く
アコースティカルな魅力が素晴らしい。
カタリナ子供時代の宮廷音楽風の音楽、
そして学園編からは、穏やかで癒しのある
素朴で繊細な魅力ある楽曲も加わる。
コメディ要素も劇伴と作画で程よく演出していた。
<あらすじ>
{netabare}
主人公の女子は、木登りの得意な野生児で
小学生までは野猿と呼ばれていた。
そして、中学入学後に出会った親友の影響で
アニメ、ゲームなどのオタクになった。
その無二の親友と一緒の高校に進学。
高校生になっても現実の恋愛にはまるで縁が無く、
成績もぱっとしない残念な子。
学校では、親友とオタクトークで盛り上がる日々。
そんな高二の17歳のある日、
親友推しの乙女ゲーム『FORTUNE・LOVER』にド嵌りして
夜更かしで大寝坊。あわてて自転車で学校に向かう。
しかし制御不能の暴走の結果、交通事故で死亡。
なんと生まれ変わりは、とても裕福な公爵令嬢だった。
両親の愛情にも恵まれ、何不自由なく育った8歳のある日、
初めて前世の記憶が蘇った。
すると間もなく、衝撃の事実に気付く…。
このまま無為に過ごすと8年後に殺されるか、
国外追放されるかの二択の未来が待っている。
人生破滅して詰んでしまう…。
超絶鈍感な頓珍漢だが、
まっすぐで裏表のない明るい性格が取り柄の彼女。
長生きして膝に猫をのせて日向ぼっこして暮らすような
優雅な老後ライフが目標の彼女。
そんな彼女は果たしてその危機を乗り越えられるのか?
{/netabare}
★ 第1話「前世の記憶を思い出してしまった…」
{netabare}
<おでこの×はダメな子の印か?>
アバンで状況説明完了。
そして、ジオルド第三王子と義弟キースの攻略完了。
カタリナ、天然タラシの実力発揮。
それを無自覚なのもカタリナの魅力だ。
打算など出来ないのだ。
カタリナ役の内田真礼は実に巧いしキャラによく合っている。
カタリナ脳内会議の5役の演じ分けは実に見事。
もうこれだけでも声優評価5.0確定
{/netabare}
★ 第2話「王子に勝負を挑まれてしまった…」
{netabare}
<笑顔で会話しているといって仲良しとは限らない>
ジオルドとキースは恋のライバルになった。
カタリナは恋の対象が自分とは思わず、
二人の牽制の会話を意気投合してると勘違い。
カタリナ、前世の記憶覚醒後、
日本人の庶民的行動で母親ミリディアナの悩みの種になる。
成長したキースはそんな予測不能なカタリナのお目付け役となる。
今回は、侯爵家令嬢四女メアリ、アラン第四王子の攻略完了。
メアリとアランは婚約中なのに…だ。
もはや男女問わず今回も恋泥棒としてハートを射抜き絶好調。
アランだけは、自分がカタリナに恋したことに無自覚なのはご愛嬌。
本能とノリで突っ走るカタリナは、重要な攻略台詞を無意識ながら
絶妙なタイミングで真心こめて使っちゃうから攻略できて当然なのだが、
誰も傷付けないから結果オーライなのだ。
しかも、二人の根深いコンプレックスまでも解消しまうとは
もはや恋の達人と言えよう。
今回は、アランの最後の吹っ切れた笑顔がとても良かった。
ところで今回初登場のメアリ役は岡咲美保。
エンドロールで確認するまで「転スラ」リムルのイメージが強過ぎて
彼女とは全くわからなかった。
{/netabare}
★ 第3話「麗しの美形兄妹と出会ってしまった…」
{netabare}
<一体どれだけたらし込めば気が済むんだ...>
伯爵家長男ニコルとその妹ソフィア攻略完了。
カタリナは今回で合計6名の美男美女に愛されるようになった。
カタリナはゲームでの体験から、
友人たちそれぞれの恋の相手を予測するのだが、
実際はそれは妄想。
その対象が自分だけに集中してるとは全く気付かない。
全く罪な女だが、根が善良なので誰も憎めないのだ。
次回はいよいよ学園編。
ゲーム内で主人公の(はずの)早見沙織演じるマリア登場か?
{/netabare}
★ 第4話「魔法学園に入学してしまった…」
{netabare}
<イベント乗っ取り魔はゲーム本編突入後も勘違い>
いよいよ魔法学園に入学。二年間の学園生活のスタート。
一年後の上級生の卒業パーティーが、
カタリナの人生総決算、生死の分かれ目だ。
魔法学園は、少しでも魔法の才能を持つものは
義務教育で必ず入学しなければならない。
カタリナのようにしょぼい魔力でも入学を拒否できない以上、
破滅回避に情熱を傾けるは道理ではあるが...。
周りを傍観してても自身を客観視できないと
カタリナの恋の犠牲者は増えるばかり。
カタリナよ、自身の破滅フラグを折ることに執着するのはもう止めよう。
前世の記憶覚醒後の彼女は、
破滅フラグに恋愛フラグを上書きし続ける日々だった。
彼女の破滅フラグは今やとうに存在してないのだ。
とは言え、視聴者のそんな声が聞こえるわけもない。
だから話はどんどん面白くなってるのだ。
<カタリナ、食い意地の権化が吉と出る>
当面のカタリナの心配は、ゲーム主人公マリアの存在。
マリア攻略を成し遂げるのは誰か、を心配するのはいいのだが
やはり決め台詞はカタリナが使ってしまう。
最終的に、身分差を全く気にしない姉御気質のカタリナの魅力で
マリアを順調以上に攻略し、カタリナへの好感度はうなぎ上りになった。
{/netabare}
★ 第5話「主人公の実家にお邪魔してしまった…」
{netabare}
<カタリナと仲良くなると笑顔の輪が広がる>
前回で仲良くなったはずのマリアだが、
どこかまだ心の距離を感じていたカタリナ。
さらなる蛮勇?でマリアのハートを射抜く。
告白イベント「友達になって下さい」大成功!
マリア、ソフィア、メアリは皆、
カタリナを中心とする親友になった。
カタリナは、友達として大事にするマリアだったが
カタリナの傍では、なぜかマリアの頬に赤みが増す。
そしてカタリナは友人として
マリアの恋をサポートしようと決心するのであった。
マリアにグイグイいく異性がいないのは
実はカタリナのせいなのだが...
<カタリナ、畑好き転じて福となす>
ゲーム主人公マリア攻略はさらに続く。
カタリナとキースの二人は、休日に田舎の畑を初めてお忍び見学。
そしてたまたまマリアが帰省中の村の傍を取り掛かったので
マリア宅を訪問することに。
結果としてマリアとその母親の
ぎくしゃくの原因となっていたわだかまりまでも解消。
マリアの真の笑顔を蘇らせ絆が深まる。
今回は、マリアとその母視点の丁寧な心理描写があったが
そのおかげでキャラの深みが増し感情移入しやすくとても好かった。
また田園風景も実に絵画的で落ち着きと人の温もりがあって癒された。
{/netabare}
★ 第6話「夏休みだから楽しく遊んでしまった…」
{netabare}
カタリナの魔法学園1年生の夏休みはギャグに満ちていた。
「カタリナ・クラエスの華麗なる夏休み」とお題の小ネタ集。
絵日記風の題字背景がとってものどかでグッド!
原作にあるネタも多いけど、ほとんどのオチはアニメオリジナル。
Web版原作結末までストレートに描くためだけなら
アニメではおそらく10話以内で十分と思われる。
今回はそのゆとりを上手く生かし、
前回までの7人の攻略完了のタイミングに相応しい回だった。
しかも、アニメ後半の大筋に向けての伏線も散りばめ、
カタリナと7人のキャラの関係性を丁寧に描いていた。
単なるコメディに収まらない意外と重要な回だったと思う。
<その1 やっこらせいのっ。。。どっこいせい!>
カタリナは努力の方向性はいつもズレてる。
しかしクラエス家の使用人に
すごく愛されていると分かるのがちょっといい感じなエピソード。
カタリナの、中身おばあちゃん的な本質と
母親の顔の皺を増やしてしまう、お約束となりつつあるやり取りを
軽妙に演出していて冒頭から掴みオッケーだった。
<その2 スイカもいいけどトコロテンもね♡>
キースとカタリナの姉弟の絆が本物だと何気に分かる小ネタ。
<その3 カタリナと7人の仲間たち>
湖までの道中、キースの邪魔が入るまでは原作にもあった。
しかし、カタリナ含め8人全員集合の
湖畔ピクニック以降は完全アニメオリジナル。
おそらく、アニメ後半では平和な日常は滅多に見られないので貴重かも。
<その4 カタリナたちのお買い物>
原作では味わえない脳内カタリナズが可笑しい。
魔性のニコルを若干クローズアップ。
たぶんアニメオリジナル。
<その5 アニメ後半の伏線はパーティ会場の中に>
アラン王子が相変わらず自分の想い人が
カタリナだと気付かないのがよくわかる。
また、メアリが意外と腹黒なのも…
<その6 夏休みあるある>
ありきたりなネタではあるものの
カタリナの見た懐かしい夢が意外と重要なエピソード。
{/netabare}
★ 第7話「危険なダンジョンに入ってしまった…」
{netabare}
その大筋はアニメオリジナル。
ダンジョン攻略というミッションでファンタジー感を演出。
学校の課題なのに命がけなのはコメディとしての愛嬌。
カタリナを取り巻く7人が優秀な魔法使いだということを
このタイミングで伝えるのも次回以降の展開のためにも重要と思えた。
今回、原作の「きのこ」ネタを無理やり入れた感あり。
また今回の作画はちょっと微妙だったのは残念。
<当たり前に続くと思っていた日々…終わりは突然やってきた>
何はともあれ、今回の肝はソフィアの見た夢だろう。
宿縁をさりげなく織り込み人間関係に深みを与えている。
個人的に原作が好きな点だ。
{/netabare}
★ 第8話「欲望にまみれてしまった…」
{netabare}
今回もアニメオリジナル。
閑話としてなかなかのエピソード。
前回のアニオリ回よりもよく出来てたと思う。
<台風カタリナの被災者たちはいい迷惑>
またもやカタリナは、ポチっと自爆してトラブルの渦中に。
そして相変わらずカタリナに金魚の○○状態の7人は振り回され、
一緒に魔法書のトラップに嵌ってしまった。
確かにカタリナの傍にいると飽きることのない楽しさがあると妙に納得。
カタリナの食欲は魔法書のトラップをも凌駕するというオチが「カタリナらしくて」いい。
<今回の原作では味わえない、微笑ましかった点>
カタリナの食い意地をギャグとして上手くアレンジ出来ていた。
また、特にCパートでアラン、カタリナ、メアリの
三者の関係性がよく描けていたのが好かった。
未だ自分の恋心に気づいてないアランが純情で好ましい。
青春だ。
次回、カタリナの直属メイドのアンにスポットが当たるフラグあり。
{/netabare}
★ 第9話「パジャマパーティーで盛り上がってしまった…」
{netabare}
またもやアニメオリジナル。
但し、今回のアン絡みのエピソードは原作にもあり。
サブタイトルに騙されそうになるが、
今回はアンとカタリナの関係の方がメインテーマだろう。
<カタリナ様は私を、アン・シェリーと言う一人の人間にしてくれた>
カタリナを取り巻く7人のキャラの心情を
唯一、正確に客観的に俯瞰できるメイドのアン。
令嬢としてはダメダメなカタリナにとって、
アンは自分らしく貴族界で生きていく上でかけがえのない存在。
アンにとっても、
自分の存在意義を与えてくれたカタリナはかけがえのない存在。
そんなエピソードは、個人的に原作の中でも好きな部分で、
アニメでも描いてくれてうれしい。
今回その他、パジャマパーティー他でのギャグ要素は
目新しさが無い分まあまあ。
ただ、全体的に各キャラの持ち味を上手く掴んだ上での
人間模様が描けていた点はよかったと思う。
Cパートで、次回でようやく本筋に復帰しそうでちょっとホッとした。
{/netabare}
★ 第10話「破滅の時が訪れてしまった…前編」
{netabare}
6話から9話迄、閑話要素多めで
破滅フラグ回避の本筋から離れ気味で若干テンポが悪く感じたのだが...
<閑話休題。いよいよお待ちかねの断罪イベント到来なのだ>
8,9話は、カタリナファイブの出番がなかったが、
久しぶりにカタリナファイブ脳内会議復活。
ヒゲ議長を気に入っていたのでちょっとうれしい。
ここで新登場!闇の魔法。
本作のシリアスな負の要素を一手に担う。
カタリナファイブ登場後は、あっという間に
今までのほのぼのコメディ路線から完全脱却。
マリア失踪で動き出す物語。
カタリナもピンチに陥ったのだが…
とは言え、
今回もカタリナの食い意地が無双だったのが最も印象的だった。
{/netabare}
★ 第11話「破滅の時が訪れてしまった…後編」
{netabare}
本作を視聴初期から物語評価5にしたのは、
実は今回の描かれた原作エピソードを非常に気に入っていたからだ。
<Sleeping Beauty 夢で逢いましょう>
失われた過去に戻る夢。
家族と親友との再会。
当たり前だと思っていたあの頃。
あの頃は幸せだった。
カタリナの前世の女子高生の目は
今回、初めて描かれ顔の全体像が分かる。
(名前は相変わらず不明のまま)
原作では、本人曰く母親譲りの狸顔とのことだが、
アニメで可愛く描かれていてよかった。
<学校は楽しい?>
失うなんて絶対に嫌!その想いは皆に伝播し絶望から希望に。
今までのエピソードと細やかなキャラの回想シーンで
伝わる7人のカタリナへの深い想い。
それがカタリナ復活の鍵となる。
<今度はソフィアとしてずっと傍にいるから>
あっちゃんとの本当の別れは切ないがそれでいいのだ。
{/netabare}
★ 最終話「最終イベントが来てしまった…」
{netabare}
<勢女なだけでなく、聖女でもあったカタリナはやっぱり無双>
あなたが苦しんでいるのを救ってあげることは出来ないけど、
傍にいることは出来るから。……だから一人で泣かないで。
カタリナのまっすぐな優しさは、
隠しキャラの亡き母親の愛情と同質で
荒んだ彼の心を完全に解きほぐし、
彼は人生のやり直しが出来るようになった。
すべてのヘイトは、彼に取り憑いていた
怨嗟の塊の怨霊とも呼ぶべき存在が全て被り、
誰も悲しむことなく大団円で隠しキャラ攻略完了。
<これからもずっと、あなたの傍にいさせてください。>
後半、最終メインイベント、2年生の卒業パーティーへ。
カタリナファイブ脳内会議も19,800回目で一応終了のようだ。
結果的にエピローグの状況と化したラストイベントなのに、
カタリナは相変わらずピント外れなのはお約束。
また一人、無自覚にたらし込むカタリナは流石なのであった。
<ゲームのシナリオにはなかった新しい季節がやってくる>
祝アニメ二期製作決定!
学生から学園卒業後の社会人へ。
闇の魔法をめぐる新たな攻防。
新たな人間関係も生まれる。
カタリナの人たらし道はまだまだ続く。
小説版で原作の描かれる範囲にもよるが、
外国も登場し、スケールも広がる可能性ある二期。
どう描かれるか楽しみだ。
新物語へごきげんよう!!
余談だが、エンドロール直前、
ラファエルが就職先で
事務仕事でこき使われてるっぽい一瞬の画に
二期登場の新キャラの一人がいた。
原作の流れでは、まだそこにはいないはず。
時系列がおかしい。
単なる二期フラグのために登場させたのか?
それとも原作カットして登場させるつもりなのか?
ちょっとだけ気になった。
{/netabare}
◎「はめふら」で見つけた新鮮な主人公像
{netabare}
<ダメな子ほど可愛い>
この作品、見事なまでの逆ハーレムなのは明白だが、
カタリナは想われる一方で決して両想いにならない。
それはドロドロな愛憎劇を回避させ、
誰一人傷つくことなく
どこまでも笑えるコメディとして成立させる必要条件なのだろう。
カタリナは、前世からリアルな恋愛には全くの無縁であり
異性に免疫がないから、リアルな求愛アプローチが自分に向かうと
キャパオーバーで対処不可能になり現実逃避になりがち。
理解不能なこと、不都合なことはあっという間に忘れる。
恋愛は、ロマンス小説での疑似恋愛だけでも満足なのだろう。
前世も、ラノベやアニメ、乙女ゲームで満足していたオタク女子。
ゆえに耳年増な恋愛スキルはそれなりで
それがゲーム内の今世では逆ハーレムを作ってしまう。
しかし彼女自身はその現状を全く認識できない可笑しさが本作の肝だ。
カタリナに1ミリでも計算高い狡猾さがあり
この現状を意図的に導いていたとしたら
一気につまらない作品になるだろう。
カタリナの性格は裏表なく真っ直ぐ打算などできない。
一応破滅フラグ回避の打算が働く行動は多々あるのだが
それはズレてて、相手を思いやる気持ちで一杯で微笑ましい。
カタリナの本質は善良、友愛の塊だから
その頼りなさ、単細胞さは周りの父性母性的な保護欲を刺激する。
悪気なく恋愛に鈍感な彼女を恨むことなど誰も出来ない。
結果、カタリナへの恋の犠牲者は死屍累々でも悲惨さは皆無。
<そしてカタリナの老後プランには配偶者や子孫のビジョンがない>
彼女は例え貴族階級からパージされても
農業で自活さえ出来れば構わないという執着心無く剛毅なお方。
出世欲は皆無。
美味しいものを沢山食べ、
ロマンス小説を愛好し、農業という趣味と実益を兼ねたもので
只今を明るく楽しく逞しく生きれればそれでいい。
孤独は嫌だが、多くは望まず最低ペットさえいてくれればいい。
それが彼女の生きる道。
普通、主人公が健全な若い男女なら、
自身が異性にモテることに興味があるのが当たり前なところを
あえて外し、自身の色恋には無頓着にして、
他作と差別化した主人公キャラ。
その徹底したブレなく、かつ脳天気で裏表のない性格。
本作の魅力的な個性で新鮮に思う。
作者のセンスの良さを感じる。
<主人公カタリナ、実は最強説>
異世界転生&召喚系の主人公最強設定のアニメは非常に多い。
ではカタリナはと言えば、
魔法、武術、芸術、学力、知略すべてポンコツ。
一見能無しで残念な主人公。
しかし原作小説を9巻まで読んで感じたことがある。
転生時に、彼女が天より与えられた
世渡りの武器となるギフトと言えば
「強運」じゃないだろうか?
特に、
「出逢い運」「人から愛される運」「問題解決運」
に関しては最強かと。
(まあ意地悪な見方なら、作者のご都合主義の結果、
すべてがたまたま上手くいってる、と言えなくもないが)
ともかく彼女は出会う人すべてに愛される。
しかも、その多くは身分が高かったり、能力が非常に高いのだ。
彼女に接する多くの人は、
権謀術数渦巻く封建階級社会に在って
野心乏しく裏表のない善良さは希少価値で新鮮。
結局、彼女の足りない能力は周りが常にフォロー。
常に多様な実力者から多大な援助が得られ
ピンチもスルリと潜り抜けられる。
彼女は常に向上の努力は欠かさないから怠け者ではない。
的確な努力の方向性を見極めるセンスが無いだけ。
彼女の本質は、自らを卑下することない根明な楽天家。
自分自身にはからっきしだが、他者に対しては
時に人間理解の鋭い正鵠を射た慈愛豊かな直感が発現する。
さらに出会う人を健やかで豊かの人生の流れに変える力がある。
以上から彼女には「無垢なる導師」という称号を与えたい。
今は志が低いけど、
人生いずれ志が高くなるようなことがあれば
「俺TUEE」な主人公より労せずに
よっぽどすごいができる可能性を
秘めているんじゃないないか。
自分が強いことも大切だが、
人は一人では生きていけないのだから、
自分で何でも出来るより
他者に活躍の場を与え、
生き甲斐を与えられる方向に特化したような
そんな彼女の才能もいいもんだと思う。
{/netabare}
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
公爵令嬢、カタリナ・クラエスは、頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻す。ここが前世で夢中になっていた乙女ゲーム『 FORTUNE LOVER 』の世界であり、自分がゲームの主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢であることを!ゲームでカタリナに用意されている結末は、良くて国外追放…最悪、殺されてしまう…そんな破滅フラグはなんとしても回避して、幸せな未来を掴み取ってみせる!!勘違い?人たらしラブコメディの幕が上がる。(TVアニメ動画『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』のwikipedia・公式サイト等参照)
内田真礼、蒼井翔太、瀬戸麻沙美、柿原徹也、雨宮天、鈴木達央、田村睦心、松岡禎丞、M・A・O、早見沙織、岡咲美保
原作:山口悟(一迅社文庫アイリス/一迅社刊)、キャラクター原案:ひだかなみ
監督:井上圭介、シリーズ構成:清水恵、キャラクターデザイン:大島美和、プロップデザイン:澤入祐樹、美術監督:込山明日香、色彩設計:重冨英里、3Dディレクター:小笠原努、撮影監督:衛藤英毅、編集:瀧川三智、音響監督:亀山俊樹、音楽:田渕夏海/中村巴奈重/斎木達彦/櫻井美希/兼松衆、音楽制作:日音、音楽協力:ミリカ・ミュージック
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