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「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(TVアニメ動画)」

総合得点
84.1
感想・評価
810
棚に入れた
3122
ランキング
300
★★★★☆ 3.7 (810)
物語
3.7
作画
3.6
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.8

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☆の総合評価
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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

女性でも楽しめる異世界転生

女主人公で異世界転生も少ないですけど、乙女ゲームをベースにしてるので、イケメンばっか(笑)
そして、本来の主人公そっちのけでストーリーが2転3転してくので面白いです(´∀`*)
誰も血を流さない(主人公は初っぱな流してますが)面白い話です(≧∇≦*)

投稿 : 2020/07/18
閲覧 : 218
サンキュー:

10

にしやまん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

全然期待してなかったら

面白かった!面白い回と退屈な回の波はあるけど、全体的に良かった。後半もう少し、展開が変わってたら更に良かったかも。男性キャラの個性がもうちょっとほしかった。

投稿 : 2020/07/15
閲覧 : 202
サンキュー:

5

ネタバレ

ブラッキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

全員幸せになる物語

悪役令嬢カタリナは元々わがままなお嬢様で、そのわがままさによってゲーム本来の主人公であるマリアをいじめぬくが、婚約者であるジオルドまたは義理の弟であるキースに裏切られてよくて国外追放、悪くて死亡というどういっても破滅するキャラクターです。
一話ではまずその彼女の傲慢さが描かれます。彼女はその性格から気に入らない召使をすぐに首にしようとします。召使は毎度の彼女の傲慢さに呆れます。ある時、彼女の父親を訪ねて家に来たジオルド(彼女の家は貴族の中でも特に位が高い方です)に引っ付こうとしたところ、うっかりつまづいて転んでしまいます。転んだ際に頭を打ったのですが、その瞬間突如記憶がよみがえりました。カタリナは元々日本でかなりやんちゃで乙女ゲームが大好きなごく普通の高校生。最近ではFORTUNELOVERというゲームにはまっています。そんな彼女はある日、道路に飛び出したところをトラックにひかれてなくなります。なろう特有のあれですね。
そして、カタリナは自分がゲームの悪役令嬢であることを知ります。前世を思い出したカタリナにジオルドはイケメンの子供という認識ですでに恋心などはありませんが、頭をぶつけた時にできた傷が将来婚姻に影響する可能性があるとのことでジオルドと婚約することとなりました。
それはともあれカタリナは破滅フラグを回避するために自らの魔法や剣の腕を鍛えることにしました。魔法の方ですが、この世界には少数の者が魔法を使うことができ(貴族に多いです)ごく一部の属性を除き、一人一つの属性の魔法を使うことができます。カタリナの場合は一番使える人の多い土属性です。この時、なろうだとゴーレムを作るとかなりできそうですが彼女の場合は土凹を数センチだけ作ることができるだけです。はっきり言って才能ありません。なのでとりあえず魔法の腕を上げることから始めます。まあその方法が畑作業なのは正直笑いましたね。実際この世界でも畑仕事しても魔法の腕は上がらないようですし
そんなカタリナを見てジオルドはカタリナに興味を持ちます。といってもよくわかりませんがどうして惚れたのかはボイスドラマを見ればわかります。簡単に言えば、今まで見たことないタイプだからですかね。
この時点でカタリナは無意識のうちにジオルドを攻略してしまいましたが、カタリナはそんなことに気づくこともなく…といった感じになっていきますが。
この後も、カタリナの義弟となった魔力の強さゆえに周りにさけられており自己肯定感が少なかったがカタリナに実の兄弟のように大切にされたために自分に自信を持つことができたキース、腹違いの姉妹からいじめられて卑屈だったが、カタリナに自分の特技を認めてもらえたことで彼女と肩を並べられるように頑張ろうと決意したメアリ、ジオルドの双子の弟で優秀である者のジオルドに能力が劣っているため、自己肯定感が持てないでいたところ、カタリナに自分が音楽という面においてはジオルドに勝てることを教えてもらったことで自信を持つことができたアラン、ロマンス小説(乙女系の携帯小説くらいに思っておけばいい)好きなアルビノのような特徴を持っているせいで周りから差別されていたが、自身の髪をカタリナにキレイといってもらえたことがきっかけで自分に自信を持つことができたソフィア、自分は家族といられて幸せなのに家族にアルビノっぽい人間がいるせいで憐れんでみられているなか、家族が本当に幸せであることをカタリナが見抜いたことで自信が救われたニコルといった具合に。ジオルド同様、詳しいところを知りたい人はボイスドラマを参照。
まあ、簡単に言えば、人たらしなんです。男女関係なく誑し込んじゃうんですよね。
そして、それはゲームの主人公でさえも落としてしまいます。マリア平民でありながら魔力それも珍しい光の魔力を持つがゆえに家庭が崩壊、それをどうにかしようと努力するもののそれは自身が特別な魔力を持っているからだと言われ続け、魔法学校でも貴族たちにいじめられていたところをカタリナが自身の努力を評価してくれたことで自分の努力に意味を見出すことができました。他の悪役令嬢ものだと主人公を蹴落としてざまあとするところですからすごいですね。
この後数話の日常回を挟んだ後に、カタリナの断罪イベントが発生しましたが、それもカタリナハーレム要因によって突破。そこから闇の魔力を持つものの存在、またFORTUNELOVERにおいての隠しキャラの存在をカタリナは思い出します。その隠しキャラは闇の魔力を持っており、BAD ENDだと仲間はみんな死んでしまうそうです。そんな隠しキャラが会長ではないかと気づいたカタリナは会長に追及します。会長はそれを肯定するものの、カタリナは会長が寂しそうにしているのを気づき、それを救おうとしますが、それに対して激高した会長が魔法でカタリナを眠らせてしまいます。ハーレム要因は自分たちが救われたことに改めて思いをはせ、カタリナを救おうと必死でカタリナに声を掛けます。その中でソフィにカタリナのところに行くように説得する謎の人物が。ソフィがカタリナの基へ向かうとその人物はカタリナを起こすから待っててと言ってどこかへ行ってしまいます。
カタリナは夢を見ていました。それは前世の時に過ごしていた日常です。転生した記憶は消えているようです。しかし、ソフィアの前世でありカタリナの前世の親友であるあっちゃんによってカタリナは自分が今何をすべきか思い出します。大好きな家族や友達がいるこの世界、しかし今いるべき世界はここじゃない。カタリナは自分のいるべき世界へと帰る決意をします。そこであっちゃんに会長の本名や断罪イベント直後に行方不明となっていたマリアの居場所を教えてもらいます。これは前世でろくな人生を送ってないから転生して幸せになっているそんじょそこらのなろうとは違うからこそできることですね。何回見ても泣けてきます。このシーンが来るとわかっててもうるんでくるんですよね。いや、わかってるからこそですかね。あっちゃんと楽しい思い出がたくさんある。しかし、突然死んでしまったことで親友にお礼を言えなかったカタリナはこの時に親友に対してありったけの思いを告白します。だからカタソフィは尊いんですよね。マリアとのカップリングもいいですけど私は断然カタソフィ派ですね。尊みにおいてはかなわないと思うんですよね。
私の推しはとりあえず置いといて目覚めたカタリナは最終イベントのために会長のところへと向かいます。そこで会長がなぜ別人として生活しているのかが明らかになります。それは、母親を殺したものに対する復習をするためでした。人たらしであるカタリナを疎ましく思ったのはそれが偽善のように見えたから。そんな会長にカタリナはあなたは優しい人だと言います。自分を昏睡状態にして殺そうとした会長に対しても本当に殺す気ならその魔力でもっと効率のいい殺し方を実行できたはずだとカタリナは語り、会長は自らの本当の想いに気づきます。母親はそんなことを望んでなかったことも気づきます。会長は母親を殺したものに対して復讐することをやめ、大人しくお縄につきます。
その後、会長は卒業式こそできなかったものの元々の魔法能力の高さを見込まれて無事魔法省という魔法学校の運営機関に就職することができ、またカタリナハーレム要因が増えました。その後、卒業パーティーというマリアが誰かに告白するイベントがありますが、マリアはカタリナに告白します。その後に他のハーレム要因にも同様の告白をカタリナは受け、チャンチャンとなります。
正直これ、二巻しか使ってないんですよね。だからこそ、12話だと釈が多すぎたため、日常回を数話使って補填しましたが、出来のいい買いもありますが中には今ひとつな回もありましたからこの原作ボリュームが問題点だったりするんですよね。
しかし、全体的にいい原作がいいアニメスタッフに恵まれて素晴らしいクオリティに仕上がっているというのが総評です。今期の中でも相当評価の高い部類に入りましたね。なろうはGMの山ですがたまにこういった宝石が埋まってますよね。
二期も決定しましたがそちらは本来二巻で終わらせる予定のものを引き延ばしているため、賛否が若干分かれている印象があります。しかし、ある程度のクオリティは担保できそうなので二期もある程度は期待していいのではと思っています。

投稿 : 2020/07/12
閲覧 : 289
サンキュー:

7

キシリトール昆布 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:今観てる

異世界コピー作品とは違う

異世界モノは俺tueeeになるモノばかりでお腹いっぱいだったけど、
この作品は異世界は隠し味で
今、第5話を見終わったところだけどこの話が個人的にかなり好き。

持って生まれた身分や才能ではなく「努力」で道を切り開く姿がコメディー調の中で一貫して描かれていると思う。

家族で見ても良い作品。

投稿 : 2020/07/12
閲覧 : 238
サンキュー:

6

ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

他者の世界観を大きく変える魔法

アニメーション制作:SILVER LINK.、
監督:井上圭介、シリーズ構成:清水恵、
キャラクター原案:ひだかなみ、
キャラクターデザイン・総作画監督:大島美和、
原作:山口悟

そもそも乙女ゲームをやったことがない。
何となく『ときめきメモリアル』みたいなもの
だろうということは想像できる。
とはいえ、ときメモもプレイしたことはない…
手探り状態での視聴になったが、
序盤からの勢いはそんなことは関係なく引き込まれた。

主人公のカタリナ・クラエスは、由緒正しい家柄の令嬢。
幼年時代を我儘放題に暮らしていた。
ある日、貴族のジオルドと遊んでいる最中に
転んで頭を打ったことが原因で前世の記憶が蘇る。
現在自分が生きているのは、
乙女ゲーム「FORTUNE LOVER」の中の世界だと。
このまま何も考えずに過ごしていると、
良くて国外追放、悪いと婚約者のジオルドに
殺されることを思い出し、破滅フラグを折るために
計画的に生きていくことを決心するのだった。

シルバーリンクのなろう系だが、
今回はかなり趣向が違っている。
現世で命を落とし、ゲーム内に転生するのはいつものことだが、
そこで、主人公ではなく、不幸になる悪役令嬢に生まれ変わる。
ゲームの破滅フラグを折るために脳内で会議を行いつつ
方針を決めていく。それが周りの皆を
幸せにすることにつながっていく

物語の始まりから3話までは、とても爽快。
自分と関わりのある子どもたちの
鬱屈した感情や悩みを理解し、
持ち前の明るさや得意の木登り、
路頭に迷ったときの備えの農業、
大好きなロマンス小説などをきっかけに、
同い年の子どもたちの心を掴んでいく。
「悪役令嬢」という役柄の顔を
微塵も見せないほどの天真爛漫な姿。
そんなカタリナの立ち居振る舞いに
婚約者や周りの男子はもちろん、
女子までも心の底から魅了されていく。

他者から分かってもらえない、
承認されない立場は苦しい。
自分らしく生きようと思っても、
自らの出自や外観、性格、特徴などを
周りの人から否定されると、
自分自身を暗い内面に閉じ込めることもある。
他者の存在自体が、自分の中だけの
狭い判断基準で規定される。
そうなると、社会全体に対する憎悪につながる。
理解してくれる人がいることを想像できなくなり、
悲劇を生むことになってしまうのだ。
カタリナがやったことは、他者を受け入れ、
認めることに過ぎないのだが、相手にとっては、
世界観が大きく変化するほどの劇的な出来事。
現実世界は、とても広くて懐が深いものだが、
経験したことがないと、そのことを理解できない。
ご都合主義といえど、作者が孤独感や
他者の痛みを理解しているからこそ
生み出された作風なのだと感じた。
いつの時代でも通用する普遍的なテーマ。
そういう意味ではとても好感を持った。
カタリナが行ったことは、
人の心を和らげる魔法のようなものだった。

魔法学園に入学してからは、
すでにカタリナの地位が確立してしまっているので、
幼年時代ほどの面白さは感じられず、
途中で挿入したアニオリ展開も今ひとつだったが、
幼馴染編と生徒会長編で上手くまとめたと思う。

{netabare}特に現世での親友あっちゃんと
ゲーム内でのソフィアが同一人物という設定は
とても良かったと思う。
ゲーム内に転生してから、また現世へと戻る展開は、
ほかの異世界ものでは、あまりなかった気がする。
中だるみしていた物語を再度浮上させた。{/netabare}

この作品で好感を持てるのは、
主人公が異世界に転生しても基本的には変わらないことだ。
特別な力は持っておらず、
役に立つのはゲームの展開を知っていることと、
現世で得意だった木登りやロマンス小説の趣味、
甘い物が大好きだということ。
しかし、他者のことを考えてそれを上手く使えば、
まるで魔法のような効果をもたらす。
設定に異世界を持ってきているだけで、
自分の才覚で周りの世界を幸せにしていく。
ほかの異世界ものとは一線を画す部分だ。
2期制作が決定したが、今後も基本方針は変えずに
多くの人々を幸せにする物語を紡いでもらいたい。
(2020年7月12日初投稿)

投稿 : 2020/07/12
閲覧 : 733
サンキュー:

62

ネタバレ

KomcHi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

たくさんのフラグを持ち越して二期へ

見終えました。


今までにない転生もので、
毎週楽しみに観ていました。

ヒロインが悪役令嬢として転生して、
破滅フラグを回避するために東奔西走。
そんな一生懸命な姿に周りの人たちが
好感をもっていくのが清々しかったです。

男性だけでなく女性陣も主人公に好感をもつ
からこそ、万人受けする作品になったのかな
と思いました。

出てくるキャラとしても全員嫌味がなくて、
むしろ高評価でした。
私はソフィアがお気に入りでした。

カタリナは男性とくっつかないといけない
という決まりもないわけですから、
カタリナ×ソフィアも全然いけますよね。
(あれ…何をかいているんだろう 笑)

まぁその…、
主人公の性別を選べて、
出てくる男女すべてが攻略対象のゲームが
あってもよいよなぁ~?と
この作品を観て思ったんですよね。
(ほんと…何をかいてるんだろう 笑)

余談はおいといても、
この作品をおススメしたくなるのは、
ストーリーもキャラも音楽もトータル的に
抜け目がなかったからなんだと思いますし、
実はすごいことなんじゃないかと思っています。

早々に二期も決定したとのことで、
おめでたいですね。
楽しみに待ちたいと思います!

投稿 : 2020/07/12
閲覧 : 261
サンキュー:

31

ネタバレ

たききく さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

悪役令嬢が転生者!?

普通に転生物と言ったら王道派ヒロインや勇者聖職者剣聖ただの村人等なのですが何とこの主人公カタリナクラエスは主人公が転生する前の乙女ゲームの悪役令嬢!本来であれば他の悪役令嬢の取り巻きと一緒にヒロインで光属性の魔法が使えるマリアをいじめるはずだったのですが…マリアをいじめると追放や処刑になってしまうのでそれだけは裂けたいとマリアと結ばれるはずだった攻略対象達を次々に落としていき←(無意識)処刑を免れる(??)お話です。個人的には悪役令嬢マンガは某ピ〇コマやcomic〇、などでは沢山あるのですがアニメ化はこれが初めてなのでとても楽しみだったのですが、展開が次々と進んでいき面白い穴がないアニメだなと思いました。またopも癖になる音楽で声優もとても期待できると思いました

投稿 : 2020/07/12
閲覧 : 165
サンキュー:

8

ネタバレ

梨子友 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

蒼井翔太トイレ部引退。

最初はよくある最近の異世界天才ものだと思っていましたが、まさかの自分の中での2020年春の神アニメになるとは、、、、

opもedもいいです。特に蒼井翔太さんの歌うedはとてもカッコよくて自分的に好きです。

カタリナ(主人公)を中心に男女共にバランスの良いキャラが沢山いて見ていて飽きない作品です!

投稿 : 2020/07/12
閲覧 : 220
サンキュー:

5

ネタバレ

ぺろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ゲームでは悪役! 現実は超ハーレム!

転生した先が好きだった乙女ゲームの世界だった!

似たような展開の作品も多いですが他の作品との違いは

1、転生先の世界でどう生きるかではなく、未来で待っている破滅ルートを
  回避するために、ゲームの知識を使って主要キャラとの関係を気づいていく

2、悪役令嬢役だがいい人すぎて男性キャラだけでなく、女性キャラにまで
  好かれまくってしまう

3、王子や貴族に好意をもたれているがラブストーリーに行くのではなく、
  最後まで徹底してフラグ回避に努めている

上記の点がほかの作品とは少しちがうな感じるところでした!

ストーリーは面白かったんですが、主要キャラにあまり魅力を感じなかったのが
個人的には残念なところです。

戦記ものや恋愛系のストーリーではないので
ほとんどの登場人物を王族や貴族だけにしてしまうと物語が
広がりづらいのかな?と感じてしまいました。

原作はライトノベル 既刊9巻   マンガ 既刊5巻
アニメは1期12話 2期も2021年にあるようです。

投稿 : 2020/07/11
閲覧 : 214
サンキュー:

4

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かった

 今シーズンは本数が少なかったこともあり、中盤くらいまでこれと本好きの下剋上をヘビーローテで見てました。おでこに傷のある農作業姿の幼女カタリナがとてもかわいかったです。またカタリナの奇抜な行動や発想が面白かったです。異世界ものもまだまだ色々あるんだなぁと感心しました。女性の鈍感主人公面白かったです。

投稿 : 2020/07/10
閲覧 : 227
サンキュー:

8

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

運命は、自分で切り開くものである!

 とあるわがまま貴族令嬢であるカタリナ・クラエスが、頭を打って別の世界で生きていたことを思い出すです。
 いまいる世界が、自分が遊んでいたゲームと変わらない光景と展開のある世界であることに気付くです。自分の運命を知り、これから起きるかもしれない破滅フラグを回避すべく対策をしていく、あれこれな日常のお話です。
 BAD ENDは回避できるのか?、趣味をもめでるカタリナの面白おかしい一面も含めて飽きない展開だったです。OP、カタリナCNが、goodです。

 カタリナに立ちふさがる?ジオルド、キース、メアリ、アラン、ソフィア、ニコル、マリアは、実際どういうかかわりを持つのか?注目です。

 なんだかんだ、破滅フラグを回避する努力をしているうち、{netabare}カタリナが無意識のうちに出てくるキャラを虜にしているところが、面白い{/netabare}です。いろいろ策を練るけど、それがカタリナの人柄を形成してるかのようだったです。
 カタリナ自身も、自分自身にかなり無防備で鈍感なところも面白いです。無意識のうちに破滅フラグを回避していたところも

 何といっても、破滅フラグ回避に向けた作戦会議、脳内作戦会議の5人の二頭身カタリナが、面白すぎるです。それぞれのカタリナの織り成す意見交換が、楽しいです。
{netabare} あにこれのどこかで、これを先取りした意見交換が、行われていることを思い浮かべてしまうです。カタリナも一人6役(現実+脳内カタリナ)で、大変だなぁです。{/netabare}
 脳内作戦会議は、破滅フラグ回避だけでなく、マリアなどによる好感度などにも使われるところも良かったです。

 カタリナの行動により、ジオルド、キース、メアリ、アラン、ソフィア、ニコル、マリア達と共に物事がうまくいくのか?思わぬことが待ち受けるのか?最後まで目が離せなかったです。
 カタリナの魅力全開みたいで、面白かったです。

{netabare} 終盤における展開は、予想外であったし、まだまだ先があるなんてことも楽しみで待ち遠しいです。{/netabare} 

投稿 : 2020/07/10
閲覧 : 277
サンキュー:

18

ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

カタリナ超イージーモード

原作未読

えーと、タイトル詐欺で
悪役令嬢な感じ全くしないですね
たまに出す悪役顔もまれいたその声だと魅力的w

お話のざっくり概要
主人公はある日死んでしまい
貴族の娘に転生…何か様子がおかしい…
転生先はフォーチュンラバーという
乙女ゲームだったのだ!(な、なんだってー!)
そのカタリナというキャラに生まれ変わってた
どうやら、殺されるか国外追放の未来になる
キャラで、どうにかその破滅フラグを
へし折りたいとカタリナは孤軍奮闘する
だいたいそんな感じ

えーと、ですね…この作品ってかなんてーか
最初に見た時に
「OPのCMのangelaが濃くて草しか生えないw」
ってのが第一印象です!(`・ω・´)
あれ、狙って作ってるんでしょうけど
インパクトだけなら春アニメNo1でしたよww

破滅フラグを避けようとうするカタリナは
ちょっとずれてるけど
優しくて真面目で良い娘…
脳内会議が毎週のように開催されて
「異議なーし!」と方針決定していきます。

弱気カタリナの声が可愛くて好き(´∀`*)ポッ

キャラ…キャラ…男はどうでも良いから割愛!

アン…いいよね。アンのエピソード。凄く好き
メアリ…百合パワー53万ぐらいありそう
ソフィア…友情パワーがカンストしてますぅ
マリア…「へいみん」じゃなくて「はやみん」
 …とても、とても(声優が)強い(小並感)
主人公がマリアじゃ負けてもしょうがないなーと
思いますねー…カタリナ…農家でもやってけるさ

ストーリーも嫌味がなくて好きで、
音楽、声優も全て高レベル
作画も安定していて綺麗で
キャラの魅力も申し分ない

ただ、なんかもっとこう、破滅フラグというか
修羅場というかそういうのが頻発するかなーと
思ってたら、めっちゃぬるゲーのイージーモード
な感じでした。

同時期再放送で見てたのでこっちなら絶望してた
「同人ゲームの破滅フラグしかない{netabare}ひぐらしがなく頃の前原圭一{/netabare}に転生してしまった…」
これだったらもう絶望しかありませんw
ほら、これに比べたらカタリナはイージーモード
そして{netabare}圭一{/netabare}はナイトメア裏モード
逃げてもダメ、引き籠ってもダメ、行動してもダメ
努力なんて無駄無駄無駄無駄ァァァァア!!!
国外追放??むしろしてくれ!!!(切実ぅ)

こっちと比べると全然ぬるくないですかぁ(棒)

ま、とにかく2期決まって楽しみです。
今度こそ、ハーレム修羅場ルートで
カタリナ脳内会議が解散総選挙になるぐらいの
修羅場と破滅フラグをщ(゚Д゚щ)カモーン!!!!

投稿 : 2020/07/09
閲覧 : 488
サンキュー:

50

ネタバレ

TaXSe33187 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

後続作品のアニメ化がないことだけを願う

web版を読了済み
悪役令嬢に転生した主人公が破滅を回避するために頑張るギャグコメディ
アニメ的には書籍の追加要素を踏まえつつweb最終話までが1クールに纏まっている
2クール以降は書籍の書き下ろしって形になるみたいだし、シナリオの進行スピードもちょうどいい感じ

根本的な部分
{netabare}この作品の原作(web版)は全部で50話に満たないということがプラスに働いたと思う
「小説家になろう」の連載作品は話数が続けば100話を超えるのは当たり前、という世界
これまでにアニメ化された作品は基本的に100話を超え、長いものなら500話にもなるものすらある
そうなると「分かりやすい悪者を倒す」「当座の目標を達成する」などで細かい区切りのある作品でもないとアニメ脚本として纏まりがなくなってしまう

例えば「異世界はスマートフォンとともに」の場合ヒロインを揃えるだけで150話を超えて、ボスを倒すとなると450話にもなる
そうなると物語上の分かりやすい区切りをつけることすら1クールアニメでは無理が生じてしまう

「私、能力は平均値でって言ったよね!」は冒険を始める準備で100話近く、以降は連載は450を超えた現状でもあまり大きな動きはない
その割に前半の「転生~国外逃亡~養成学校入学」の流れはそれなりのテンポで進む(それでも40話近いけど)からやはり纏めづらい

「賢者の孫」はアニメ最終話の内容で49話、ボスを倒して第1部を終えるのに156話とやはり長い
オマケにアニメでは原作を改変して無理やりボス格を最終話に絡めたものの、
本来あの最終話は雑魚魔人を主人公一味がただ倒して拍子抜けするだけの内容だった

これは長いのが悪とか原作が悪いとかって話ではなくて、物理的に1クールアニメに収めるのは至難だろうという話
それらと比較すると、web完結の大団円までが50話以内に収まっているのだから構成が楽だったのだと思う
原作が単純に面白いというだけでなく、根本的にアニメに向いた作品を選んでアニメ化するのはやっぱり大事かなと{/netabare}


アニメの中身について
{netabare}主人公が明確な目的を持って行動していること
転生前の人生や友人、家族関係への未練を持っていること
人当たりがよく、その上でギャグとして突飛な行動にでること

こういう要素のおかげで「なろう系」によくある主人公への不快感が薄まっているのは大きなポイントだと思う
特に「転生した!過去とか覚えてるけど常識忘れて好き勝手するぜ!」がないのは大きな違い

出てくる人物みんなチョロかったり、最終的に主人公礼賛の世界になっていたりというキツい部分もある
ただ、「すごい人だから全肯定したい」ではなくて「変わった人だから見守りたい」という目線で描いているから抵抗も薄い
駄目な子を周囲が愛でるという展開と、友人たちが乙女ゲームの主要キャラということが、周囲に明確な特徴付を生んでいるのもプラス
叩かれるタイプのなろう系によくある「主人公一人でいいじゃねえか」という問題が起きる要素がないのは乙女ゲー転生のメリットかも{/netabare}

気になったのは蒼井翔太の声くらいかな?
上手い下手とかを別に、あのビジュアルの面々のなかで一人だけ声が高いのがどうしても気になる
ほかが落ち着いた声なので、幼い子が無理に大人ぶったような喋り方をしたような印象になってしまう

まあその辺を抜きにすれば十分に面白かったと思う
これを筆頭に悪役令嬢モノって結構あるけど、やっぱり異世界転生モノやVRモノと同じような粗製乱造にあふれているのが現状
そうなると必然的にアニメした際のクオリティにも影響が出るわけで、これが人気になったとしても二匹目のドジョウ狙いはやめてほしいかな…

投稿 : 2020/07/07
閲覧 : 295
サンキュー:

8

usakonomai さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

楽しく最後まで観れました☆

私は好きかな。面白かった。
来年セカンドシーズンでるらしいですね。

楽しみに待ちます🎵

投稿 : 2020/07/07
閲覧 : 169
サンキュー:

6

ネタバレ

のむさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

良い意味で期待を裏切ってくれた

異世界もの、乙女ゲームという設定の時点で期待値0から見始めたら予想を大きく上回る面白さだった。一度確定しかけたバッドエンドを回避しようとする設定にはシュタゲ、リゼロの様なタイムリープ作品に通ずる部分がある。しかしそれらの作品にあるようなシリアスさが少なく軽い気持ちで見られる。
強いていえば主人公が人柄無双しすぎて中盤タイトルの割に全く危機感のない中だるみ展開を少し感じた。

投稿 : 2020/07/07
閲覧 : 160
サンキュー:

6

nagi さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

予想以上の面白さ

私見ですが、
タイトルからのイメージした内容とは、
大きく異なっておりましたw
いい意味で裏切られたかなと。

もっと、憂鬱なストーリー展開かと思いきや、
主人公は底抜けの明るい性格。

見ていて不快感0!
とても爽快なアニメでした^^

投稿 : 2020/07/06
閲覧 : 286
サンキュー:

27

ネタバレ

花坂天使 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

楽しいことは楽しいけれど

全体的にゆるい感じで、観てて楽しいです。
ただし、主人公の囲みが7人程いるのですがイベント毎にその全てに対して平等にフォーカスが当たるので、どうしてもダルさを感じてしまいます。
それと主人公が少し天然すぎです。もうちょいしたたかさがあった方が好感と共感を持ちやすいのかなと思います。

投稿 : 2020/07/05
閲覧 : 189
サンキュー:

4

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

ダラダラと流れる

6話くらいで断念。

設定は良かったですが、面白要素やストーリーの波風があまりなく飽きがきてしまった感じ。

投稿 : 2020/07/04
閲覧 : 242
サンキュー:

4

久遠 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:----

タイトルなし

割と良かった

投稿 : 2020/07/04
閲覧 : 219
サンキュー:

3

ネタバレ

xwTza00790 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

友情エンドじゃなくてハーレムエンド

ゲームの中に転生する主人公。
悪役サブキャラに転生という面白い視点。
キャラの立ち位置を崩壊させる善人の話です。

結果恋愛シュミレーションを悪役の立場でハーレムにしていく話です。
イケメンキャラがたくさんいても、Freeのようなアニメでなければ見やすいことに気づく。余談ですが何が違うんだろうと改めて考えたとき、男同士でイチャイチャしてるのが気持ち悪いと思ってしまうのだと再確認。

ゲームヒロインを超えてしまう魅力のある主人公で、男女問わず主人公に恋をしてしまう仮定が面白く感じます。

投稿 : 2020/07/04
閲覧 : 231
サンキュー:

5

ミュラー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

印象に残ったのは実写の農園

異世界転生もの。
主人公のカタリナの性格が良かった。

というか、印象に残っているのは地上波放送で一迅社のCMとして流れていた、
カタリナ農園の様子。
けっこうな野菜ができて、声優内田真礼がおいしそうに食べていた。
アニメと関係ないじゃん!
残念ながらアニメの印象があまり残っていない・・。

投稿 : 2020/07/01
閲覧 : 264
サンキュー:

11

Lovesing さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

女子向けかな?

声優さんも豪華だし、原作も元々面白いから見てて楽しかったです。
なんだかんだ天然な主人公だし、周りが振り回されていく感じ!
無理におすすめするほどでもないけど、見て損はしないと私は思う、

投稿 : 2020/07/01
閲覧 : 205
サンキュー:

8

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

毎週、ワクワク!悪役令嬢の生き残り作戦(^^)

転生アニメって、
たいがい、異世界へ、チート技付きでっていう感じなのが多いけど、
この「はめふら」は違います。

転生するのが、乙女ゲーム世界。

で、チートな魔法とか持ってない。

だけど、これこそ転生の大切な意味だと思うんだけど、
やり直しの人生で、それまで生きてきた前世の記憶が活用できちゃう!

しかも、はめふらでは、
ゲーム世界への転生だから、
自分のポジションも、
エンディングのパターンも知ってしまってる。

そんな転生なのに、
あろうことか、
自分が転生したのは、破滅しか結果のない「悪役令嬢」!

自分の第2の人生を、
寿命をまっとうするために奮闘するカタリナが、
悪役顔とか、畑仕事の作業着姿とか、
ホント可愛くて、
笑いながら応援してしまいます。

剣で殺されるバッドエンド回避のために剣術の腕を磨くとか、
初めは土属性の魔法の鍛錬だった畑づくりなんだけど、
魔法の才能が乏しいと悟ってからは、
国外追放されても生きていけるようにって目的変更して農業に精出すとか、
とにかく楽しい。
そしてそんな、前向きに生きてるカタリナが、いじらしくて頼もしい。

自分の破滅を防ぐために一生懸命にやってることで、
メインキャラたちの恋愛フラグを片っ端から降り続けて、
それには無自覚(^.^)
結果的に、メインキャラみんなが自分のまわりに・・・・

新種の逆ハーレム&ユリ要素付きって、
この展開、とってもいい!です。

ただ、
無限の住人と、どっちが今期のNo.1かな~って悩んでる自分が、
そうとう病んでるかも?っていう不安感は、
ものすごいです!


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
終わっちゃいましたー
最後に、前世で未攻略の隠しキャラとの対決!
ってハラハラさせておいて、
でもカタリナは、破滅回避のために生きる術を身に着けてたから、
こんなピンチにも、堂々と向き合えて、なんか嬉しかった^^
ゲームとしてはトゥルーエンドじゃないのかもだけど、
実際に生きているんだから、
平和な人生を得られて、ハッピーエンドですね♪

ただ気になるのが、2期制作決定、という、まさかのラストの告知。
せっかく綺麗に終わったのに、
2期やるの?
このままきれいに終わらせた方がいいのになー

う~~ん、どういうお話にするんだろう・・・って感じ、しちゃいました。

投稿 : 2020/07/01
閲覧 : 478
サンキュー:

45

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まれいたそ~

内田真礼劇場と化している。
脳内で会議するからまれいたそ成分かなり多い。

破滅フラグが立っているカタリナに転生したことに気付いて回避のための対策を講じる。
{netabare}追放された場合に備えて農作業を覚える。婚約者に殺される可能性を考慮して婚約者が唯一苦手な蛇を模した物を肌身離さず身につける。などなど。{/netabare}

対策のおかげで様々な人間に愛される聖女みたいな感じに。それでも怯え続ける?{netabare}男女問わずハーレム状態ですよ。そして、みなさん独占欲が強い。{/netabare}

転生前の唯一の友人に兎に角助けられる。有り難いね。{netabare}実は側にいた。ソフィアとしても。{/netabare}

面白いとは思ったし、つい応援しつつ見ていたけれど、割とゆったりした感じが強くて僕の心への響き具合が弱かった。


OP
乙女のルートはひとつじゃない! angela
ED
BAD END 蒼井翔太
挿入歌
君の影、オレンジの空 angela
angelaの歌がアホガールのときの如きノリ。こういうのもよき。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
公爵令嬢、カタリナ・クラエスは、頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻す。ここが前世で夢中になっていた乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の世界であり、自分がゲームの主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢であることを!ゲームでカタリナに用意されている結末は、ハッピーエンドで国外追放バッドエンドで殺されてしまう…そんな破滅フラグはなんとしても回避して、幸せな未来を掴み取ってみせる!!勘違い?人たらしラブコメディの幕が上がる。


1. 前世の記憶を思い出してしまった…
カタリナ・クラエスは、頭をぶつけた衝撃で女子高生だった前世の記憶を取り戻し、自分が夢中になっていた乙女ゲームの登場人物の一人、わがままで傲慢ちきの悪役令嬢になってしまったと気づく。良くて「国外追放」最悪「死亡」する「破滅フラグ」を回避する為、カタリナは行動を開始するのだった。

2. 王子に勝負を挑まれてしまった…
「破滅フラグ」を回避しようと悪戦苦闘していたカタリナは、ある日招待されたお茶会で、侯爵令嬢メアリ・ハントと出会う。畑の相談をする内に、植物の世話が得意なメアリと親しくなったカタリナは、突然やってきたメアリの婚約者で、第4王子のアラン・スティアートに何故か勝負を挑まれてしまうのだった。

3. 麗しの美形兄妹と出会ってしまった…
ロマンス小説に夢中になっていたカタリナの元へ、ジオルドとアランが主催する王宮でのお茶会の招待状が届いた。「ロマンス小説仲間を見つけてみせる!」と、やる気満々のカタリナは、美しいながらもその容姿のせいで「呪われた子」として虐げられていたソフィアと、老若男女をも魅了する兄、ニコルと出会うのだった。

4. 魔法学園に入学してしまった…
ついに乙女ゲームの主人公であるマリア・キャンベルと出会い、改めて「破滅フラグ」を回避するために奔走するカタリナ。魅力的なマリアにたじろぐカタリナは、既にジオルドとキースが攻略されてしまったのではないかと、勘違いしてしまう。授業どころではないカタリナは、恒例となっている「脳内会議」を開くのだった。

5. 主人公の実家にお邪魔してしまった…
マリアの魅力にすっかりメロメロになってしまったカタリナだったが、中庭で高圧的な令嬢たちに囲まれているマリアを助け、親睦を深めることになる。その後、休みを利用して行った農地の見学で、マリアの実家が近くにあると知ったカタリナは、ほんの少しだけならと、マリアの実家に立ち寄ることにするのだった。

6. 夏休みだから楽しく遊んでしまった…
順調?に破滅フラグを回避しているカタリナは、ヘビのおもちゃの投擲練習や畑仕事、木登りにいたるまで、来たる「破滅フラグ」回避への準備を進めつつも、充実した夏休みを満喫していた。そこへやって来たジオルドから「一緒に湖へ行きませんか?」と誘いを受ける。カタリナと2人きりで過ごしたいジオルドだったが…

7. 危険なダンジョンに入ってしまった…
夏休みも終わり、カタリナたちは魔法の実技試験を受けることに。実技試験の会場として訪れた「古の遺跡」の奥に置かれた「魔力を宿す石」を持ち帰れば合格と言うが…。カタリナは、ジオルド、キース、ソフィアの3人と、様々なトラップが仕掛けられ、入り組むダンジョンへと入るのだった。

8. 欲望にまみれてしまった…
参考書を探しに東棟の図書室へ向かっていたカタリナは、途中でいつもの面々と合流し勉強に励んでいた。ふと目に留まった本を開くと、本から眩い光が溢れ、ジオルドたちと共に飲み込まれてしまう。光から逃れたメアリとマリアは、恐る恐る本を開き、囚われたカタリナたちの姿を探すのだった。

9. パジャマパーティで盛り上がってしまった…
アン・シェリーは、影に日向に主人を支えるカタリナ付のメイドである。主人の周りは、いつも賑やかで笑いも絶えないが、鈍すぎるカタリナは、王子たちから寄せられる好意に気づかないばかりか、勘違いしている様子…。そんなアンの心配を余所にカタリナはメアリたちとパジャマパーティーを開催するのだった。

10. 破滅の時が訪れてしまった… 前編
突然カタリナの身に降って湧いた「断罪イベント」。ざわめく食堂に混乱する脳内。ついに「破滅フラグ」が!と慌てるカタリナ。そこへジオルドたち生徒会メンバーが入ってくる。証拠書類をジオルドたちに見せ、カタリナを責める令嬢たち。その時、当事者であるマリアが口を開くのだった。

11. 破滅の時が訪れてしまった… 後編
突然姿を消したマリアの消息もつかめない中、カタリナまでもが目を覚まさなくなってしまった…。前世の夢を見つづけるカタリナ。一方ジオルドたちは、カタリナを医者に診せるも原因がわからず、悲しみに暮れていた。依然として目を覚ますことはないカタリナを前に、それぞれが自分の気持ちに気づくのだった。

12. 最終イベントが来てしまった…
囚われていたマリアをみつけたカタリナたち。そしてついに事件の首謀者と対峙する。事件の行方は!?ここまで破滅フラグを回避してきたカタリナ最大のピンチ!そして迎えるゲーム最後の卒業式イベント。果たしてカタリナは破滅フラグを回避できるのか!?

投稿 : 2020/06/30
閲覧 : 280
サンキュー:

14

ネタバレ

ミサキ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

また観たいと思うアニメ

最近多い転生ものだけど、面白かった。
忘れたころにまた観たいと思えるアニメ。

投稿 : 2020/06/30
閲覧 : 204
サンキュー:

7

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Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

乙女ゲームに転生するのもいいな

破滅フラグがタイトルにもあり、かなり危機的状況におかれるのかと思ったが、まあ、ブラフだったようです。

貴族の館、紳士淑女の集うパーティー、毎回毎回のお菓子と紅茶。

現代日本の高校生から強制退場させられたが、このゲーム世界の貴族に転移/転生して大正解という話。うわー、すごくしあわせなきもちになる、、、、

今の時代、学校の宿題を適当にする高校生がバッドエンドを回避するためには、何回も、しっかり脳内会議をして、対応が間違っていないのか細心の注意が必要です。

一方、この乙女ゲーム世界では天然が王道のように設定されて、戦略や駆け引きが不必要で、まわりはみんなヒロインのことを好意的に捉えてくれる。ほんと楽な世界だ。僕も可能ならこんな世界に転移転生したい。

アニメというバイアスがかかっているので、みてる間は、差別がなくなってよかったとか、マリアかわいいとか、お茶会いいなとかいう印象しかなかったが。

ただ、感想を書こうと思い出してみると、万人にとって都合の良い、おとぎの国の話で、綿菓子のようにあまくて一瞬で溶解する、ほとんど食べごたえのないものだった。

まあケーキより綿菓子が好きな人には息抜きにいいと思うし、実際自粛時にかなり気がまぎれた。

投稿 : 2020/06/30
閲覧 : 251
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21

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

天然おバカキャラの主人公が魅力的な、「なろう系」の異世界転生コメディ

とあることから前世の記憶を取り戻し、自分が乙女ゲームのなかの悪役令嬢に生まれ変わっていることに気づいた主人公・カタリナが、破滅的な未来を回避するために奔走する、ファンタジーコメディ。全12話。
いわゆる「なろう系」の異世界転生ものですが、主人公が女の子で、なおかつ性格が天真爛漫なバカキャラなので、嫌味がなくて見やすい作風になっています。物語は、ゲームの中でバッドエンドに繋がる重要人物たちを、カタリナが次々と攻略していくような流れ。主人公の周囲にはどんどん崇拝者が増えていきますが、そこには男性だけでなく女性キャラも多く含まれており、恋愛的な関係というよりも、どちらかというと「人たらし」的な色合いが強いかもしれません。図式的には、ほぼハーレム(逆ハーレム)アニメですが、この作品では、主人公の存在感が強烈な割に、ヒロインポジションのキャラたちにはやや魅力が薄くて、一般的なハーレムものとは逆の傾向があるように思いました。それが良かったのか悪かったのかはわかりませんが、とりあえずこの作品は、とにかくカタリナの魅力頼みの一点突破、みたいな印象はありました。
作画は特に問題なし。声は、主役の内田真礼が良かったです。
最後まで観終わって、面白さ的には序盤の子ども時代がピークだったような気がしますが、全体としてもまあまあ楽しめました。最近のこのジャンルの作品を観ていると、異世界転生の物語は、主人公を女の子にしたほうが、特有の気持ち悪さがなくて受け入れられやすいかもしれませんね。

投稿 : 2020/06/29
閲覧 : 267
サンキュー:

25

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

流行ってるらしい悪役令嬢ものらしいですが、面白いじゃないですか。

なろうでは悪役令嬢ものが流行っているらしい、と聞きましたが、読んだことはありませんでした。
何かどれから読めば良いのかよくわからなかったので。

その悪役令嬢系では初のアニメ化ですね。なので、じゃあこれから見るか、という感じです。

乙女ゲーの悪役令嬢になった、という説明がちゃんとされていたので、
もしかしたら悪役令嬢ブームの火付け役、ないしはそれに近い作品なのでしょうか。
後発作品だとなんやかんやで悪役令嬢に転生した、で済ますケースもあるでしょうし。

だとしたら順番通りのアニメ化で良かったと思います。
後発作品の方が人気が出て、そっちからアニメ化ってのも良くある話しですからね…。
いや後発作品だったらすみませんが。

で、悪役令嬢モノを楽しむの自体初めてなのでなかなか面白いと思います。
ゲーム通り進めたら破滅しか待っていないと。

ただ自由に行動できるならいくらでも回避可能なようにも見えますが…。
そのへんは世界の矯正力的な何かと戦わなきゃいけないのかな。
今のところ原作知識以外に極端なチートがあるわけでもなく、
自分で脳内会議して考えて、自分の力で頑張っている感じなので応援できます。
雰囲気も楽しくて良いですね。

これは見続けたいです。

全話感想
序盤は非常に楽しかったものの、中盤は中だるみした感じもありました。
だって問題と言える要素が軒並み解決してしまって…正直退屈になってきたかも。
ですが、なんだかんだ言って楽しかったですね。
カタリナがおバカながらも可愛らしく、皆に人気ですがそれもわかる感じで。キャラが好きになれれば多少難ありでも楽しく見れるものです。
最後まで楽しく見ることができました。
2期… どう続くのでしょう。

投稿 : 2020/06/28
閲覧 : 238
サンキュー:

13

ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

麗しき7人の魔法使いと勢女カタリナ

略称「はめふら」。原作なろうweb小説は完結済。
小説書籍版で2巻まで、コミカライズは4巻までがweb版の本編相当。
3巻以降は書籍用の書き下ろしで2020年4月現在9巻まで刊行済。
コミカライズ5巻以降もこれからまだまだ続く予定。

アニメは全12話でweb版本編の結末までを描いて
ちょうどの区切りで綺麗に締め括ってすっきり。

当方原作ファンである。

転生ものというよりも、ラブコメディとしてかなりオススメの作品。
多くの視聴者は、主人公カタリナを愛さずにはいられないだろう。
なぜかは観てのお楽しみ。

声優の実力、マッチング共に申し分ない。

キャラデザは作風にぴったり。
鮮やか、優しさ、癒しなど場面に応じて絶妙に変化する色調の背景。
絵画的でとても気に入った。

OP&ED、そして劇伴のセンスがとても良く
アコースティカルな魅力が素晴らしい。
カタリナ子供時代の宮廷音楽風の音楽、
そして学園編からは、穏やかで癒しのある
素朴で繊細な魅力ある楽曲も加わる。

コメディ要素も劇伴と作画で程よく演出していた。

<あらすじ>
{netabare}
主人公の女子は、木登りの得意な野生児で
小学生までは野猿と呼ばれていた。
そして、中学入学後に出会った親友の影響で
アニメ、ゲームなどのオタクになった。
その無二の親友と一緒の高校に進学。
高校生になっても現実の恋愛にはまるで縁が無く、
成績もぱっとしない残念な子。
学校では、親友とオタクトークで盛り上がる日々。

そんな高二の17歳のある日、
親友推しの乙女ゲーム『FORTUNE・LOVER』にド嵌りして
夜更かしで大寝坊。あわてて自転車で学校に向かう。
しかし制御不能の暴走の結果、交通事故で死亡。

なんと生まれ変わりは、とても裕福な公爵令嬢だった。
両親の愛情にも恵まれ、何不自由なく育った8歳のある日、
初めて前世の記憶が蘇った。

すると間もなく、衝撃の事実に気付く…。
このまま無為に過ごすと8年後に殺されるか、
国外追放されるかの二択の未来が待っている。
人生破滅して詰んでしまう…。

超絶鈍感な頓珍漢だが、
まっすぐで裏表のない明るい性格が取り柄の彼女。
長生きして膝に猫をのせて日向ぼっこして暮らすような
優雅な老後ライフが目標の彼女。

そんな彼女は果たしてその危機を乗り越えられるのか?
{/netabare}

★ 第1話「前世の記憶を思い出してしまった…」
{netabare}
<おでこの×はダメな子の印か?>

アバンで状況説明完了。
そして、ジオルド第三王子と義弟キースの攻略完了。
カタリナ、天然タラシの実力発揮。
それを無自覚なのもカタリナの魅力だ。
打算など出来ないのだ。

カタリナ役の内田真礼は実に巧いしキャラによく合っている。
カタリナ脳内会議の5役の演じ分けは実に見事。
もうこれだけでも声優評価5.0確定
{/netabare}
★ 第2話「王子に勝負を挑まれてしまった…」
{netabare}
<笑顔で会話しているといって仲良しとは限らない>

ジオルドとキースは恋のライバルになった。
カタリナは恋の対象が自分とは思わず、
二人の牽制の会話を意気投合してると勘違い。

カタリナ、前世の記憶覚醒後、
日本人の庶民的行動で母親ミリディアナの悩みの種になる。
成長したキースはそんな予測不能なカタリナのお目付け役となる。

今回は、侯爵家令嬢四女メアリ、アラン第四王子の攻略完了。
メアリとアランは婚約中なのに…だ。
もはや男女問わず今回も恋泥棒としてハートを射抜き絶好調。

アランだけは、自分がカタリナに恋したことに無自覚なのはご愛嬌。

本能とノリで突っ走るカタリナは、重要な攻略台詞を無意識ながら
絶妙なタイミングで真心こめて使っちゃうから攻略できて当然なのだが、
誰も傷付けないから結果オーライなのだ。
しかも、二人の根深いコンプレックスまでも解消しまうとは
もはや恋の達人と言えよう。

今回は、アランの最後の吹っ切れた笑顔がとても良かった。

ところで今回初登場のメアリ役は岡咲美保。
エンドロールで確認するまで「転スラ」リムルのイメージが強過ぎて
彼女とは全くわからなかった。
{/netabare}
★ 第3話「麗しの美形兄妹と出会ってしまった…」
{netabare}
<一体どれだけたらし込めば気が済むんだ...>

伯爵家長男ニコルとその妹ソフィア攻略完了。
カタリナは今回で合計6名の美男美女に愛されるようになった。

カタリナはゲームでの体験から、
友人たちそれぞれの恋の相手を予測するのだが、
実際はそれは妄想。
その対象が自分だけに集中してるとは全く気付かない。
全く罪な女だが、根が善良なので誰も憎めないのだ。

次回はいよいよ学園編。
ゲーム内で主人公の(はずの)早見沙織演じるマリア登場か?
{/netabare}
★ 第4話「魔法学園に入学してしまった…」
{netabare}
<イベント乗っ取り魔はゲーム本編突入後も勘違い>

いよいよ魔法学園に入学。二年間の学園生活のスタート。
一年後の上級生の卒業パーティーが、
カタリナの人生総決算、生死の分かれ目だ。

魔法学園は、少しでも魔法の才能を持つものは
義務教育で必ず入学しなければならない。
カタリナのようにしょぼい魔力でも入学を拒否できない以上、
破滅回避に情熱を傾けるは道理ではあるが...。

周りを傍観してても自身を客観視できないと
カタリナの恋の犠牲者は増えるばかり。

カタリナよ、自身の破滅フラグを折ることに執着するのはもう止めよう。
前世の記憶覚醒後の彼女は、
破滅フラグに恋愛フラグを上書きし続ける日々だった。
彼女の破滅フラグは今やとうに存在してないのだ。
とは言え、視聴者のそんな声が聞こえるわけもない。
だから話はどんどん面白くなってるのだ。

<カタリナ、食い意地の権化が吉と出る>

当面のカタリナの心配は、ゲーム主人公マリアの存在。
マリア攻略を成し遂げるのは誰か、を心配するのはいいのだが
やはり決め台詞はカタリナが使ってしまう。
最終的に、身分差を全く気にしない姉御気質のカタリナの魅力で
マリアを順調以上に攻略し、カタリナへの好感度はうなぎ上りになった。
{/netabare}
★ 第5話「主人公の実家にお邪魔してしまった…」
{netabare}
<カタリナと仲良くなると笑顔の輪が広がる>

前回で仲良くなったはずのマリアだが、
どこかまだ心の距離を感じていたカタリナ。
さらなる蛮勇?でマリアのハートを射抜く。

告白イベント「友達になって下さい」大成功!
マリア、ソフィア、メアリは皆、
カタリナを中心とする親友になった。

カタリナは、友達として大事にするマリアだったが
カタリナの傍では、なぜかマリアの頬に赤みが増す。

そしてカタリナは友人として
マリアの恋をサポートしようと決心するのであった。
マリアにグイグイいく異性がいないのは
実はカタリナのせいなのだが...

<カタリナ、畑好き転じて福となす>

ゲーム主人公マリア攻略はさらに続く。
カタリナとキースの二人は、休日に田舎の畑を初めてお忍び見学。
そしてたまたまマリアが帰省中の村の傍を取り掛かったので
マリア宅を訪問することに。

結果としてマリアとその母親の
ぎくしゃくの原因となっていたわだかまりまでも解消。
マリアの真の笑顔を蘇らせ絆が深まる。

今回は、マリアとその母視点の丁寧な心理描写があったが
そのおかげでキャラの深みが増し感情移入しやすくとても好かった。

また田園風景も実に絵画的で落ち着きと人の温もりがあって癒された。
{/netabare}
★ 第6話「夏休みだから楽しく遊んでしまった…」
{netabare}
カタリナの魔法学園1年生の夏休みはギャグに満ちていた。

「カタリナ・クラエスの華麗なる夏休み」とお題の小ネタ集。
絵日記風の題字背景がとってものどかでグッド!
原作にあるネタも多いけど、ほとんどのオチはアニメオリジナル。

Web版原作結末までストレートに描くためだけなら
アニメではおそらく10話以内で十分と思われる。
今回はそのゆとりを上手く生かし、
前回までの7人の攻略完了のタイミングに相応しい回だった。

しかも、アニメ後半の大筋に向けての伏線も散りばめ、
カタリナと7人のキャラの関係性を丁寧に描いていた。
単なるコメディに収まらない意外と重要な回だったと思う。

<その1 やっこらせいのっ。。。どっこいせい!>
カタリナは努力の方向性はいつもズレてる。
しかしクラエス家の使用人に
すごく愛されていると分かるのがちょっといい感じなエピソード。

カタリナの、中身おばあちゃん的な本質と
母親の顔の皺を増やしてしまう、お約束となりつつあるやり取りを
軽妙に演出していて冒頭から掴みオッケーだった。

<その2 スイカもいいけどトコロテンもね♡>
キースとカタリナの姉弟の絆が本物だと何気に分かる小ネタ。

<その3 カタリナと7人の仲間たち>
湖までの道中、キースの邪魔が入るまでは原作にもあった。
しかし、カタリナ含め8人全員集合の
湖畔ピクニック以降は完全アニメオリジナル。
おそらく、アニメ後半では平和な日常は滅多に見られないので貴重かも。

<その4 カタリナたちのお買い物>
原作では味わえない脳内カタリナズが可笑しい。
魔性のニコルを若干クローズアップ。
たぶんアニメオリジナル。

<その5 アニメ後半の伏線はパーティ会場の中に>
アラン王子が相変わらず自分の想い人が
カタリナだと気付かないのがよくわかる。
また、メアリが意外と腹黒なのも…

<その6 夏休みあるある>
ありきたりなネタではあるものの
カタリナの見た懐かしい夢が意外と重要なエピソード。
{/netabare}
★ 第7話「危険なダンジョンに入ってしまった…」
{netabare}
その大筋はアニメオリジナル。
ダンジョン攻略というミッションでファンタジー感を演出。
学校の課題なのに命がけなのはコメディとしての愛嬌。

カタリナを取り巻く7人が優秀な魔法使いだということを
このタイミングで伝えるのも次回以降の展開のためにも重要と思えた。

今回、原作の「きのこ」ネタを無理やり入れた感あり。
また今回の作画はちょっと微妙だったのは残念。

<当たり前に続くと思っていた日々…終わりは突然やってきた>
何はともあれ、今回の肝はソフィアの見た夢だろう。
宿縁をさりげなく織り込み人間関係に深みを与えている。
個人的に原作が好きな点だ。
{/netabare}
★ 第8話「欲望にまみれてしまった…」
{netabare}
今回もアニメオリジナル。
閑話としてなかなかのエピソード。
前回のアニオリ回よりもよく出来てたと思う。

<台風カタリナの被災者たちはいい迷惑>

またもやカタリナは、ポチっと自爆してトラブルの渦中に。
そして相変わらずカタリナに金魚の○○状態の7人は振り回され、
一緒に魔法書のトラップに嵌ってしまった。
確かにカタリナの傍にいると飽きることのない楽しさがあると妙に納得。
カタリナの食欲は魔法書のトラップをも凌駕するというオチが「カタリナらしくて」いい。

<今回の原作では味わえない、微笑ましかった点>

カタリナの食い意地をギャグとして上手くアレンジ出来ていた。
また、特にCパートでアラン、カタリナ、メアリの
三者の関係性がよく描けていたのが好かった。
未だ自分の恋心に気づいてないアランが純情で好ましい。
青春だ。

次回、カタリナの直属メイドのアンにスポットが当たるフラグあり。
{/netabare}
★ 第9話「パジャマパーティーで盛り上がってしまった…」
{netabare}
またもやアニメオリジナル。
但し、今回のアン絡みのエピソードは原作にもあり。

サブタイトルに騙されそうになるが、
今回はアンとカタリナの関係の方がメインテーマだろう。

<カタリナ様は私を、アン・シェリーと言う一人の人間にしてくれた>

カタリナを取り巻く7人のキャラの心情を
唯一、正確に客観的に俯瞰できるメイドのアン。

令嬢としてはダメダメなカタリナにとって、
アンは自分らしく貴族界で生きていく上でかけがえのない存在。
アンにとっても、
自分の存在意義を与えてくれたカタリナはかけがえのない存在。
そんなエピソードは、個人的に原作の中でも好きな部分で、
アニメでも描いてくれてうれしい。

今回その他、パジャマパーティー他でのギャグ要素は
目新しさが無い分まあまあ。
ただ、全体的に各キャラの持ち味を上手く掴んだ上での
人間模様が描けていた点はよかったと思う。

Cパートで、次回でようやく本筋に復帰しそうでちょっとホッとした。
{/netabare}
★ 第10話「破滅の時が訪れてしまった…前編」
{netabare}
6話から9話迄、閑話要素多めで
破滅フラグ回避の本筋から離れ気味で若干テンポが悪く感じたのだが...

<閑話休題。いよいよお待ちかねの断罪イベント到来なのだ>
8,9話は、カタリナファイブの出番がなかったが、
久しぶりにカタリナファイブ脳内会議復活。
ヒゲ議長を気に入っていたのでちょっとうれしい。

ここで新登場!闇の魔法。
本作のシリアスな負の要素を一手に担う。

カタリナファイブ登場後は、あっという間に
今までのほのぼのコメディ路線から完全脱却。
マリア失踪で動き出す物語。
カタリナもピンチに陥ったのだが…

とは言え、
今回もカタリナの食い意地が無双だったのが最も印象的だった。
{/netabare}
★ 第11話「破滅の時が訪れてしまった…後編」
{netabare}
本作を視聴初期から物語評価5にしたのは、
実は今回の描かれた原作エピソードを非常に気に入っていたからだ。

<Sleeping Beauty 夢で逢いましょう>

失われた過去に戻る夢。
家族と親友との再会。
当たり前だと思っていたあの頃。
あの頃は幸せだった。
カタリナの前世の女子高生の目は
今回、初めて描かれ顔の全体像が分かる。
(名前は相変わらず不明のまま)
原作では、本人曰く母親譲りの狸顔とのことだが、
アニメで可愛く描かれていてよかった。

<学校は楽しい?>

失うなんて絶対に嫌!その想いは皆に伝播し絶望から希望に。
今までのエピソードと細やかなキャラの回想シーンで
伝わる7人のカタリナへの深い想い。
それがカタリナ復活の鍵となる。

<今度はソフィアとしてずっと傍にいるから>

あっちゃんとの本当の別れは切ないがそれでいいのだ。
{/netabare}
★ 最終話「最終イベントが来てしまった…」
{netabare}
<勢女なだけでなく、聖女でもあったカタリナはやっぱり無双>

あなたが苦しんでいるのを救ってあげることは出来ないけど、
傍にいることは出来るから。……だから一人で泣かないで。

カタリナのまっすぐな優しさは、
隠しキャラの亡き母親の愛情と同質で
荒んだ彼の心を完全に解きほぐし、
彼は人生のやり直しが出来るようになった。
すべてのヘイトは、彼に取り憑いていた
怨嗟の塊の怨霊とも呼ぶべき存在が全て被り、
誰も悲しむことなく大団円で隠しキャラ攻略完了。

<これからもずっと、あなたの傍にいさせてください。>

後半、最終メインイベント、2年生の卒業パーティーへ。
カタリナファイブ脳内会議も19,800回目で一応終了のようだ。
結果的にエピローグの状況と化したラストイベントなのに、
カタリナは相変わらずピント外れなのはお約束。
また一人、無自覚にたらし込むカタリナは流石なのであった。

<ゲームのシナリオにはなかった新しい季節がやってくる>
祝アニメ二期製作決定!
学生から学園卒業後の社会人へ。
闇の魔法をめぐる新たな攻防。
新たな人間関係も生まれる。
カタリナの人たらし道はまだまだ続く。

小説版で原作の描かれる範囲にもよるが、
外国も登場し、スケールも広がる可能性ある二期。
どう描かれるか楽しみだ。

新物語へごきげんよう!!

余談だが、エンドロール直前、
ラファエルが就職先で
事務仕事でこき使われてるっぽい一瞬の画に
二期登場の新キャラの一人がいた。
原作の流れでは、まだそこにはいないはず。
時系列がおかしい。
単なる二期フラグのために登場させたのか?
それとも原作カットして登場させるつもりなのか?
ちょっとだけ気になった。
{/netabare}

◎「はめふら」で見つけた新鮮な主人公像
{netabare}
<ダメな子ほど可愛い>

この作品、見事なまでの逆ハーレムなのは明白だが、
カタリナは想われる一方で決して両想いにならない。
それはドロドロな愛憎劇を回避させ、
誰一人傷つくことなく
どこまでも笑えるコメディとして成立させる必要条件なのだろう。

カタリナは、前世からリアルな恋愛には全くの無縁であり
異性に免疫がないから、リアルな求愛アプローチが自分に向かうと
キャパオーバーで対処不可能になり現実逃避になりがち。
理解不能なこと、不都合なことはあっという間に忘れる。

恋愛は、ロマンス小説での疑似恋愛だけでも満足なのだろう。
前世も、ラノベやアニメ、乙女ゲームで満足していたオタク女子。
ゆえに耳年増な恋愛スキルはそれなりで
それがゲーム内の今世では逆ハーレムを作ってしまう。
しかし彼女自身はその現状を全く認識できない可笑しさが本作の肝だ。

カタリナに1ミリでも計算高い狡猾さがあり
この現状を意図的に導いていたとしたら
一気につまらない作品になるだろう。

カタリナの性格は裏表なく真っ直ぐ打算などできない。
一応破滅フラグ回避の打算が働く行動は多々あるのだが
それはズレてて、相手を思いやる気持ちで一杯で微笑ましい。

カタリナの本質は善良、友愛の塊だから
その頼りなさ、単細胞さは周りの父性母性的な保護欲を刺激する。
悪気なく恋愛に鈍感な彼女を恨むことなど誰も出来ない。
結果、カタリナへの恋の犠牲者は死屍累々でも悲惨さは皆無。

<そしてカタリナの老後プランには配偶者や子孫のビジョンがない>

彼女は例え貴族階級からパージされても
農業で自活さえ出来れば構わないという執着心無く剛毅なお方。

出世欲は皆無。
美味しいものを沢山食べ、
ロマンス小説を愛好し、農業という趣味と実益を兼ねたもので
只今を明るく楽しく逞しく生きれればそれでいい。
孤独は嫌だが、多くは望まず最低ペットさえいてくれればいい。
それが彼女の生きる道。

普通、主人公が健全な若い男女なら、
自身が異性にモテることに興味があるのが当たり前なところを
あえて外し、自身の色恋には無頓着にして、
他作と差別化した主人公キャラ。
その徹底したブレなく、かつ脳天気で裏表のない性格。
本作の魅力的な個性で新鮮に思う。
作者のセンスの良さを感じる。

<主人公カタリナ、実は最強説>

異世界転生&召喚系の主人公最強設定のアニメは非常に多い。

ではカタリナはと言えば、
魔法、武術、芸術、学力、知略すべてポンコツ。
一見能無しで残念な主人公。

しかし原作小説を9巻まで読んで感じたことがある。

転生時に、彼女が天より与えられた
世渡りの武器となるギフトと言えば
「強運」じゃないだろうか?
特に、
「出逢い運」「人から愛される運」「問題解決運」
に関しては最強かと。
(まあ意地悪な見方なら、作者のご都合主義の結果、
すべてがたまたま上手くいってる、と言えなくもないが)

ともかく彼女は出会う人すべてに愛される。
しかも、その多くは身分が高かったり、能力が非常に高いのだ。
彼女に接する多くの人は、
権謀術数渦巻く封建階級社会に在って
野心乏しく裏表のない善良さは希少価値で新鮮。
結局、彼女の足りない能力は周りが常にフォロー。
常に多様な実力者から多大な援助が得られ
ピンチもスルリと潜り抜けられる。
彼女は常に向上の努力は欠かさないから怠け者ではない。
的確な努力の方向性を見極めるセンスが無いだけ。

彼女の本質は、自らを卑下することない根明な楽天家。
自分自身にはからっきしだが、他者に対しては
時に人間理解の鋭い正鵠を射た慈愛豊かな直感が発現する。
さらに出会う人を健やかで豊かの人生の流れに変える力がある。

以上から彼女には「無垢なる導師」という称号を与えたい。

今は志が低いけど、
人生いずれ志が高くなるようなことがあれば
「俺TUEE」な主人公より労せずに
よっぽどすごいができる可能性を
秘めているんじゃないないか。

自分が強いことも大切だが、
人は一人では生きていけないのだから、
自分で何でも出来るより
他者に活躍の場を与え、
生き甲斐を与えられる方向に特化したような
そんな彼女の才能もいいもんだと思う。
{/netabare}

投稿 : 2020/06/28
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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…のストーリー・あらすじ

公爵令嬢、カタリナ・クラエスは、頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻す。ここが前世で夢中になっていた乙女ゲーム『 FORTUNE LOVER 』の世界であり、自分がゲームの主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢であることを!ゲームでカタリナに用意されている結末は、良くて国外追放…最悪、殺されてしまう…そんな破滅フラグはなんとしても回避して、幸せな未来を掴み取ってみせる!!勘違い?人たらしラブコメディの幕が上がる。(TVアニメ動画『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年春アニメ
制作会社
SILVER LINK.
公式サイト
hamehura-anime.com/
主題歌
《OP》angela『乙女のルートはひとつじゃない!』《ED》蒼井翔太『BAD END』

声優・キャラクター

内田真礼、蒼井翔太、瀬戸麻沙美、柿原徹也、雨宮天、鈴木達央、田村睦心、松岡禎丞、M・A・O、早見沙織、岡咲美保

スタッフ

原作:山口悟(一迅社文庫アイリス/一迅社刊)、キャラクター原案:ひだかなみ
監督:井上圭介、シリーズ構成:清水恵、キャラクターデザイン:大島美和、プロップデザイン:澤入祐樹、美術監督:込山明日香、色彩設計:重冨英里、3Dディレクター:小笠原努、撮影監督:衛藤英毅、編集:瀧川三智、音響監督:亀山俊樹、音楽:田渕夏海/中村巴奈重/斎木達彦/櫻井美希/兼松衆、音楽制作:日音、音楽協力:ミリカ・ミュージック

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