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「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(アニメ映画)」

総合得点
91.3
感想・評価
575
棚に入れた
2729
ランキング
36
★★★★★ 4.4 (575)
物語
4.3
作画
4.6
声優
4.4
音楽
4.3
キャラ
4.3

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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンの感想・評価はどうでしたか?

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

上映してくれてありがとう 感動を与えてくれてありがとう

この劇場版は、世界の多くの人たちが待ち望んでいました。
様々な困難にもめげずに、この劇場版を完成された監督、スタッフ、関係者の皆様、ありがとうございます。


この映画は現代と過去の二つで物語が進行します。

現代での物語の主人公は、デイジー・マグノリア。どこかで聞いたことのある名前が含まれていると思いませんか?
そうです。デイジーは、テレビアニメの第十話で登場したあの少女の孫娘。

お婆さんが亡くなった後、デイジーはおばあさんが最も大切にしていた宝物(ひいばあさんからの手紙)を知り、その手紙を代筆したヴァイオレットに興味を持ちます。
ヴァイオレットのことを調べるうちに、デイジーは彼女の不思議な魅力に魅かれていきます。
やがてデイジーはライデンに行き、愛してるを知るようになったヴァイオレットのその後の足跡をたどるのです。

それと同時に、過去の物語が始まります。もちろん主役はヴァイオレットです。
とても感動する内容です。涙が出てきます。
ぜひとも劇場へ足を運んでください。「見て良かった」と、きっと思いますよ。

デイジーの声の役を諸星すみれさんがやってられました。諸星すみれさんは第十話でもあの少女の声の役をされた方です。
それだけで私は感動しました。


科学技術が進歩し、今では電話やEメール、LINEで遠くの人と気軽に話せるようになりました。
でも、心がこもった話を私たちはしているでしょうか? 相手の気持ちに寄り添った話をしているでしょうか?
特にEメールやLINEは気軽に発信できるので、つい相手の心を傷つけたりすることがあります。

手紙は不便だからこそ、時間をかけて相手の心に寄り添う内容を書けるのかもしれません。
そして手紙は、受け取った人が宝物として大切に保存しておくことができます。

もちろん、EメールやLINEも保存が可能ですが、いつの間にか削除されることが多いような気がします。
大切なEメールやLINEは、特別な場所に格納して一生の宝物にしたいですね。


この映画は、本来は2020年1月に公開されるはずでした。
しかし、2019年7月に、不幸な出来事が発生し、多くの社員の方々が亡くなり、京都アニメーションは存続の危機に立たされました。
それでも京都アニメーションの方々の努力と沢山の人たちの支援により、2020年4月を目指して製作が続けられました。
すると今度は新型コロナウィルスの影響で、またしても製作が困難になり、上映が延期となりました。

でも、なんとしてでも完成させるという信念を持ち続けた京都アニメーションさんのたゆまぬ努力により、2020年9月、ようやく上映されることになったのです。

上映してくれてありがとう。感動を与えてくれてありがとう。
これが私の今の気持ちです。

投稿 : 2021/07/18
閲覧 : 1150
サンキュー:

75

コタロー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

美しい・素晴らしい 感動をありがとう

すべての作品を拝見しました。
私の心は満たされました。
ありがとうございます。

彼女の過去は重たい内容ですが
人が生きていく糧
そして、心の支柱、存在価値
葛藤の日々

愛の意味を探しに、見つけに
ドールと言う仕事に邁進する

彼女の気持ちを受け止められる
人はいない。
ただ一人を除いては・・・

最後、

ダメだ!!涙が出てしまう!!

京アニさん
今後も素晴らし
作品をよろしくお願いしたい!!

投稿 : 2021/06/26
閲覧 : 184
サンキュー:

7

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

あれほど愛した京アニが壊れて行く。

 なぜ冒頭を回顧する形にしたんでしょうね。既にヴァイオレットがいない世の中からスタートする。観客はもう彼女はこの世界にいない、と思い知らされます。いきなりこの物語に対する思い入れの距離感が遠くなります。

 なぜそうしたんでしょうか。TV版で一番評判だった、アンの物語の結末を見せるためですよね。アンはいい客寄せになりますよね。泣かせるにはちょうどいい構成ですよね。開始10分がようつべで無料公開されました。つまりそういうことです。
 さあ、泣かせる映画ですよ。感動できますよ。見に来てね、CMで煽るならいいんです。いくらでも。でも、このアンの話を冒頭に持ってくるのは、本当にベストな作品として練り上げた結果なのでしょうか。とてもそういう風には見えません。

 病気の少年?意味の解らない拒絶?なんなんでしょう。外伝もそうですが、とにかく泣かせる。泣かせるために作る。これだけのアニメ技術がありながら。

 もう金の音しか聞こえてないんでしょうか。あれほど愛した京アニが壊れて行く音が聞こえます。
 点数の問題ではありません。アニメの製作姿勢として問題外だと思います。
 
 追記;そういえばネット○リックスでした。オリジナルではないんですかね。独占配信?だからか、という気もします。であれば、是非、次作では頑張ってほしいです。

投稿 : 2021/06/23
閲覧 : 417
サンキュー:

7

まさき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

期待外れ

期待しすぎたのかもしれません

投稿 : 2021/06/23
閲覧 : 247
サンキュー:

2

kaz さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

開始5分で泣いた

アニメ全話観た方はとりあえず観て。
それしかありません。
泣きまくりました。

投稿 : 2021/06/15
閲覧 : 161
サンキュー:

4

ネタバレ

颯沙 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

原作ヴァイオレット・エヴァーガーデンは上下巻の短編小説がもとになっています。
アニメは1~3話でヴァイオレットが自動手記人形(通称ドール)になった経緯の話がありますが、原作ではそこの描写は無く、ドールとなった後の話からスタートし、クライマックスの大陸横断蒸気機関車事件でアニメではディートフリートがヴァイオレットを助けましたが、原作ではギルベルトがヴァイオレットを助けそのままハッピーエンドとなります。
この劇場版はアニメ版を原作のエンドに戻すための物語の位置になるように感じます。

このお話はすでにヴァイオレットが居なくなった世界から始まります。
単純に昔話ということです。
その昔話のストーリーを追うのがデイジー・マグノリア。
アニメ版10話の50枚の手紙を受け取るアン・マグノリアの孫になります。
アンのお葬式でヴァイオレットに興味を持ったデイジーがヴァイオレットの足取りをたどる。いわゆる聖地巡りのようなことをします。

この映画は3つのストーリーが入っており
1つは上記のデイジーのお話。

2つ目が不治の病の少年ユリスのお話。
病気のユリスが自分の病気はもう治らないとうすうす気づいており、ヴァイオレットに家族と友人に宛てた手紙の代筆を頼みます。

3つ目が物語の中心であるヴァイオレットとギルベルトのお話。

1つが終わると次の話と言うのではなく、この3つをうまく絡めて物語は進んでいきます。
一見するとユリスの話は何のためにあるのか?
ユリスの話の肝は「電話」だと思います。
もともと「思いを伝える為」の「手紙」だったものが、「電話」という直接声を届けられる機械の登場によって「手紙」の価値が無くなっていく=ドールの存在意義も無くなる。
ですので、ヴァイオレットの同僚(先輩)のアイリスは電話を毛嫌いしていますが、最終的には「ムカつく機械も良いところがある」と受け入れる姿勢を見せています。
ミスチルのHEROと言う曲に「ダメな映画を盛り上げるために 簡単に命が捨てられていく」というくだりがあります。
正直、私も涙しましたが、ヴァイオレット・エヴァーガーデンだからではなく、純粋にお涙頂戴物語だったからです。
本編でも多くの人が亡くなってきているので、らしいと言えば、らしいのかもしれません。

ヴァイオレットがギルベルトに会いにエカルテ島へ行くきっかけとなった、1枚の手紙。。。
ここの持っていきかたが少し強引です。
ギルベルトはヴァイオレットをかばった際に右腕を失っています。
つまり左で文字を書いているのですが、以前の筆跡と同じ。
ギルベルトは右でも左でも全く同じ筆跡で書けるってことなんでしょうか?
それとももともと左利きだったのでしょうか?

個人的に一番感動した場面は、開始10分ほどの
アニメの10話の回想シーンです。
最初に感情のクライマックスが来てしまったので、あとは穏やかに見ることできました。

投稿 : 2021/06/13
閲覧 : 267
サンキュー:

9

Qoo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

作画は良いが…

物語の起伏に乏しく、メインテーマであろう主人公の成長もいまいち腑に落ちなかった。作画はさすがの京アニクオリティ。文句の付け所がないほど美しく、特に花の描写が素晴らしかった。

投稿 : 2021/05/05
閲覧 : 202
サンキュー:

6

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

沢山の気持ちが伝わる1作

一応ガチネタバレ仕様になっていますのでお気を付けてください。

ネタバレなしで書くのがいいのかもしれませんが私ではネタバレなしで描くと感想らしない感想になりますのでネタバレしないレベルで最初に書きます。
以下、下は超ネタバレになります。

この劇場版を心待ちにして居た人は多いのではないでしょうか?
先に言っておきます。
マジで泣けます。
私なんて劇場でヒクヒク言ってたし涙流しました。


↑上ネタバレ無し(まだ戻れる)

↓下超ネタバレ有り(もう戻れない)

































アニメからの要素も踏んだに使われています。
電話など通信手段が当たり前に普及した未来から始まります。
この時代には既にドールとしてのお仕事はないそうで、そんな時代に産まれた少女目線で物語が始まります。
実は彼女は昔ヴァイオレットが仕事で関わった少女のお孫さんだったりします。

ここからヴァイオレット目線に切り替わります。
ヴァイオレットはやはり少佐が居ない日々を受け入れられず何処かで生きていてくれたらと願っています。
どことなく元気がなくお仕事で寂しさを間際らせている様にも見えました。

そんなある日、病気と闘病する少年からヴァイオレットは依頼を受けます。
彼は自分の死期を悟って居て3通の手紙を残したいと言います。
父、母、弟への3通…

後に彼は4通目の手紙を贈りたいと言います。
それは友達にでした。
彼は自分の闘病する姿…変わり果てた姿を見て欲しくなくて拒絶してしまいます。
家族への手紙を書こうとした少年が死期を感じても拒絶する。

本当なら会って話したいと思ってしまうと思います。
だから、多分理由は変わり果てた姿だけではなく心配させたくない、必ず治して会おう、などの気持ちもあったのではないでしょうか?
そして、やはり拒絶していた分会いたいの言葉が出なかったのか…

ヴァイオレットは伝えます。
伝えられる時に伝えた方が良いと。
私はこのシーンのセリフが凄く刺さりました。
本当に伝えたい事は伝えないと伝えられなくなった時に後悔するからです。
だから、彼女のこのセリフで涙が出てしまいました。

さて、お話しを戻します。
少年は4通目の手紙を書く前に体調を崩してしまいます。
後日手紙を書く事にするのですが。

クラウディア社長が倉庫で一通の手紙を発見します。
それは普段の手紙なのですが、気になるのは字…見覚えのある字…それは少佐の字。

この話しを聞いたヴァイオレットは泣いていました。
周りから死んだ死んだと言われても信じ続けた男が生きているかもしれないのですから。
ヴァイオレットにとっては特に特別な存在。

彼女はそれを聞き少佐の住む島へと行くのですが…彼女は会ってもらえませんでした。
そこには少佐なりの理由がありました。
自分が戦場に巻き込んで両腕を失わせてしまった…彼女を普通の少女ではなく彼女に兵器だと言わせた事を気に病んでいました。

少佐の気持ちも理解出来なくはいのです。
そこにどんな理由があろうと、彼女を戦場に立たせて沢山の命を奪わせ…両腕を失わせてしまった…もしも私が少佐の立場ならやっぱり悩んでしまうと思います……
ただ、少佐も本当は会いたかったはずなんです。

ヴァイオレットはそれでも会いたくてドアを叩きます。
ヴァイオレットの言葉に答えてはくれない少佐
…それでも言葉を掛けるのを辞めない。
何故なら、ヴァイオレットにとっては特別だから…自分に会いたくないと言われてもそんな言葉じゃその気持ちは変わらない。

そんな中、少佐は返答をしますが、これがまた辛い返答なんです。
言った返答は少佐もきっと苦しかったと思いますが一番辛いのはヴァイオレットでしょう。
「愛している」を知り気持ちを知ったヴァイオレットだから解る少佐の気持ち。
自分が少佐の重荷になっているのだと感じます。
彼女は堪らず、その場所から飛び出してします…
クラウディア社長の放った大馬鹿野郎!は響きました。

ヴァイオレットは重りにはなりたくなかったんです。
確かに戦場に出たし人の命を多く奪ったし両腕も無くしてしまいました。
それでも、少佐との思い出はそれだけじゃなくて、文字を教えて貰えた事やプレゼントを貰った事、手を繋いだ事、優しくして貰えた事、助けて貰えた事。

少佐といる事は重しではなくて、楽しい日々の方が心に沢山あって、その気持ちのほうが大きくて感謝しかなくて…

でも、少佐には逆の戦場での日々と後悔が根付いていた…多分、それが一番辛かったのかな?と思いました。

その日に宿ではヴァイオレットは放心状態でした。
目が少佐を失ったあの日の目でした。
そんな中、連絡がはいります。
冒頭に出た3通の手紙の少年が危篤だと。
ヴァイオレットはそれを聞いて慌てて帰ろうとするのです。

彼女は本当に凄いです。
自分が一番辛くても、仕事を優先させてまだ完成していない少年の4枚目の手紙を完成させようと嵐の中を帰ろうとするのです。
そして、危篤の少年を心配し涙を流します。
自分の辛い時に人の心配を出来る彼女は本当に優しく責任感が強いのでしょう。
そうした気持ちだって少佐がきっかけをくれたのかもしれません。

そこからシーンは病院へと切り替わります。
迎えないヴァイオレットの代わりに代筆する為に代理でベネディクトとアイリスが病院へ向かいます。
彼はヴァイオレットの代理のアイリスに尋ねると「愛している」を教えてくれた人の元に行っていると聞き「良かった」と言っていました。
凄く気にしてたのでしょうね。

ですが、少年にはすでに代筆出来る程の元気はなかったのです
そこで、友達と電話で話せる様にセッティングさてくれたのです。
このセッティングも軽く流れるシーンなんですが必至さが伝わる凄い表現力です。
音と絵でここまで場の深刻さを表現できるのかと驚かされました。
この最後の電話もマジ泣ける。

そして、家族に渡す3通の手紙を手元に。
そのお返事をベッドに横になってる兄に弟がお返事をするんですが、返答される訳もなくこのシーンも泣けました。
弟はきっと小さいけど全て解ってる。
返答もない事もそれでも嬉しいからどうしても自分の気持ちを伝えたかったのでしょう。

一方、ヴァイオレットは少佐に会う事を辞めて帰る決意をします。
ただ。最後に手紙を出します。

人の気持ちを代筆してして来た彼女が次はお仕事ではなく、誰の為ではなく、自分の為に、人の気持ちを映し出すのではなく、自分の気持ちを映し出す精一杯を書き綴った手紙。
少佐への感謝と別れとヴァイオレットの気持ちの手紙。

それを読んだ少佐は走り出す。
ヴァイオレットを乗せた船は出航してしまったそれでも少佐は走る。
これを逃したら謝れない、本音をぶつけてくれたヴァイオレットの気持ちに応えたい、自分の気持ちを伝えたいから、強く地面を蹴り息を切らし彼は走る全力で!
そして、叫ぶ!彼女に聞こえるように残った体力を限界まで振り絞り。

ヴァイオレットの耳に響いた少佐の声を彼女は聞き逃さない船の甲板を走り出し海へと飛び込む…目一杯の涙を目に浮かべ並みに何度涙を飲まれようと彼女は涙がする。

目の前にいる少佐は数年ぶりで、やっと気持ちに素直になってくれた。
自分を受け入れてくれた。
全てが嬉しくて涙が止まらない。

そんな彼女を迎えに少佐も海に入り彼女と言葉を交わした抱きしめる。
ずっとしたくても出来なかった…もっと早くこうしてあげたかったけど出来なかった…手を伸ばせば簡単に出来たのにギリギリになるまでしてあげられなかった。


冒頭の少女はヴァイオレットのその後を調べるのですが、ヴァイオレットは幸せに暮らせたみたいですね。
彼女はきっと少佐と暮らしドールとして最後まで真っ当したのでしょう。

ただ、クラウディア社長は寂しそうでしたね。
本当の娘の様にお世話をしてきたので当然でしょうけどね。

ED後のヴァイオレットと少佐の指切りシーンは凄く良かったですね。
かなり印象鮮やかに描かれていました。
素敵な1シーンでした♪

実際に泣ける事は想定内で見に行きましたが、ここまで全力で何回も何回も泣かせにくるとは思いませんでした。

何に泣けるってクライマックスだからとかだけではなくて。
キャラの心情を絵や音にセリフにBGMを上手く組み合わせ伝えてくるんです。
どのアニメもよく考えられて作られていますがヴァイオレットに関してはキャラ一人一人の感情の伝え方や表現力が本当に解りやすく伝わる。

だから何気ない1シーンから重要な1シーンまで沢山の感情が伝わりやすいと思います。
その結果が1本で5〜6回泣きました。
涙を拭って止まるくらいにまた泣かせにくらいのレベルです。
本当にいい映画になりましたね。
何度でもみたいですね。

投稿 : 2021/05/02
閲覧 : 389
サンキュー:

32

(๑•﹏•) さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

さすが京アニ

水の作画がやばい

投稿 : 2021/04/08
閲覧 : 124
サンキュー:

2

ネタバレ

ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

転生したら幼女の少佐デグレチャフじゃなくて幼女好きの少佐ブーゲンビリアだった件

酷評するので、先に素晴らしかった所を上げておきます。

【作画】
なんかもう凄かった(語彙力)。
雨粒とか、あれCGなのか手書きなのかよく分からんけどとにかく凄い(語彙力)。
雨がメインテーマだった「天気の子」の雨の表現を軽く超えてきてました。これ以上に凄い雨の表現は実写でもアニメでも今後出てこないんじゃないでしょうか。
作画だけなら★10コはつけたいところです。


しかし、その素晴らしい作画を台無しにするほどに物語が、というより少佐が最低でした。

TVシリーズは泣ける名作で★5をつけたんですが、劇場版を見た今となってはTVシリーズで流した涙を返せと言いたい。
今後、TVシリーズを見直す度に気持ち悪くなって、素直に感動できなくなりそうです。


以下、その理由。
{netabare}
TVシリーズ中、少佐のヴァイオレットへの「愛してる」は家族愛のようなものだと思っていました。
いや、思っていたというより、オッサンが13歳くらいの女の子に本気で恋するとかあり得ないし、それを本人に言うとか絶対ないわ・・・と自分に言い聞かせながら本編を見ていたんだということを今更ながら思い知らされました。

その「愛してる」が、本作では「男女の愛」の意味だったと明確にされてしまい、少佐が急に気持ち悪いロリコン野郎に見えてきました。
それでも死んでるなら許したけど生きてるし。
それでもヴァイオレットに最後まで会わなければ許したけど追いかけてるし。

ヴァイオレットの方の「愛してる」は、TVシリーズでは単なる少佐への依存だったと思います。いや、この劇場版の時点でもまだ依存の意味が強いと思う。

その、少女の依存と愛の勘違いにかこつけて駆け落ちして指切りとかイチャイチャしやがって・・・


少佐が羨まし過・・・いや、許すまじ。 {/netabare}

投稿 : 2021/04/01
閲覧 : 461
サンキュー:

27

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

すごすぎる

文化庁なんたらで賞を取っていたのと、東野さんが泣いたって話してたので観ました。
まず、作画がすごすぎて圧倒されました。たった数秒しか映らないような背景でも緻密に描かれていてビビリました。キャラの書き込みもハンパじゃないです。
ストーリーや声優の演技、音楽、演出等、全てがハイクオリティでとても見応えのある作品です。観終わったあと、「なんかいろいろスゲー」って軽く放心状態になりました。
テレビ版観てない人は絶対テレビ版観てから鑑賞した方がいいです。感動の度合いが変わってきます。

一般向けの感動できるアニメが観たい方におすすめです。

投稿 : 2021/03/24
閲覧 : 235
サンキュー:

6

のぞみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣ける

4回ほど泣けるポイントがあります。TVアニメ視聴後に観ることをおすすめします。

投稿 : 2021/03/22
閲覧 : 198
サンキュー:

5

ネタバレ

sunnyday さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「終わらせる」という誠実さ

これだけの作品を完結させるには、それ相応の強い覚悟が必要であると思います。
しかしながら京都アニメーションは、狂気とも言えるほどの作品に対する誠実さをもって、時計の針を進めることを選びました。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、晴れて一人の女性の生涯を描き切った作品として、終わりきったのです。
探せばあらは見つかるでしょう。しかしそれ以上に、京都アニメーションの作品に対する愛情が痛いほどに伝わってきて、たまりませんでした。


<物語について>
・終わらせる誠実さ
本作の冒頭では、TV版10話に登場したアン・マグノリアの孫にあたるデイジーとその両親が登場します。彼らの会話によって、強制的に「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という人物は過去へと押しやられます。それ以降も、デイジーの世界線での話が挿入され、その都度私はヴァイオレットが過去のものになったことを感じ、強い寂しさを覚えました。
「終わらせない」という選択も十分ありえたはずです。事実、原作小説の最終巻「ヴァイオレット・エヴァーガーデン エバー・アフター」では、{netabare}ヴァイオレットの生涯を途中までしか描写していません。具体的には、二人が愛を誓いあうところまでしか描かれていないのです。その後二人がどこでどのように暮らし、どのように死んでゆくのかは、読者の想像に委ねられています。{/netabare}
しかし本作では、ヴァイオレットがエカルテ島で生涯を送り、そして亡くなったということが揺るがない事実として観客に提示されます。
このことを何より強く伝えているのが、最終盤のカット、ヴァイオレットの描かれた切手です。この切手は私たちに、彼女の人生が終わりを告げ、そしてそれは人々に愛された素晴らしいものだったことを伝えてくれます。
それはたとえ彼女が亡くなった遠い未来だとしても、「してきたことは消えない」のです。

・無償の愛
本作はヴァイオレットが「あいしてる」の意味を探す物語でした。「あいしてる」は、決して一義的に定まるものではなく、様々なかたちが存在します。
ギリシア哲学では、愛は四つに分類されます。すなわち、ストルゲー(家族愛)、エロス(性愛)、フィリア(友愛)、そしてアガペー(神による愛)です。
本作ではこれらの要素全てが、意図的に描かれているように感じました。
ホッジンズはヴァイオレットに対して、半ば我が子のように接していました(ストルゲー)。また、ユリスとリュカは親友(フィリア)、ギルベルトとヴァイオレットは言うまでもなく男女の恋愛関係にあります(エロス)。
このように本作ではそれぞれ異なった「あいしてる」の形が示されていますが、私はこれ以外にもう一つ、大きな愛を感じざるを得ませんでした。それは、京都アニメーションの「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」に対する愛です。
例を挙げましょう。ヴァイオレットとギルベルトが結ばれた後、花火の打ち上がるシーンがとても長くあります。このシーンではキャラクターの声は無く、ただ劇伴のオーケストラが流れるだけです。この異様に長いシーンが何を示しているのか、人によって意見が分かれるところだと思います。
私は、このシーンはヴァイオレットとギルベルトが結ばれたことに対する、制作陣からの祝福だと感じました(少しメタっぽくなりますが)。
また、冒頭で映される「Sincerely」(心から)の文字は、手紙の結びに用いられるものです。本作を京都アニメーションから私たちへの手紙とするならば、彼らの「あいしてる」は私たちにも注がれていると言えます。
その愛は絶対的で揺るぎなく、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という作品を愛する人々にまで向けられているとさえ感じました。

<音楽・EDについて>
エンディングテーマを歌ったTRUEさんは、作詞家唐沢美穂として、素晴らしい仕事をなさったと思います。
「WILL」では、過ぎゆく時間の中で、愛する人と生きていくという強い意志を、「未来のひとへ」では過ぎ去った出来事に対する愛しさとこれからの未来への希望を力強く歌われました。

<その他>
・構造的な問題
{netabare}「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という作品には構造的な問題があります。それは、ヴァイオレットとギルベルトの関係性です。
ギルベルトは少女を戦争の道具として扱った上で、彼女に「あいしてる」と言います。この言葉は、後にヴァイオレット自身に呪いのようにつきまとうのですが、そんな呪いの言葉を別れの間際に放つギルベルトは歪んだ性格であると感じます。
そうした後に二人が結ばれるというのは、ご都合主義と言われても仕方がないのかもしれません。
しかし、本作ではギルベルトを「大馬鹿野郎」として醜く描くことで、ご都合主義と言われかねない二人の関係性をできる限り中和していました。{/netabare}
・人の生き死にを消費すること
{netabare}本作は、全編を通して「感動ポルノ」になりかねない危うい作品でもあります(実際にそういう批判もあったと思います)。戦争によって失われた心、身体を癒してゆく過程を、私たちは作品として消費しているのです(四肢を欠損しているキャラクターもいる)。この「居心地の悪さ」は、IGN Japanのレビューでも言及されています。これは作品の構造そのものの問題なので、劇場版においても根本的に解決されることはありませんでしたが、これに対しても制作陣は目を背けず、誠実に向き合っていたように思います。
本作ではユリスという男の子が亡くなりますが、彼が舞台装置としてではなく、尊厳ある一人の人間として描かれることに、制作陣は心血を注いでいるように感じました。彼がまさに命を落とすカットでは、ドア越しにカメラが左にパンすることで、彼の顔は描かれません。このカットから、制作陣の、彼の死に対する最大限の敬意が感じられました。{/netabare}


本作には、京都アニメーションの「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」に対する愛が狂おしいほど詰まっています。ですから、本作の演出を過剰だと思ってしまうことは、ある意味正しいのかもしれません。
ですが、彼らの作品に対する無償の愛は、私にとってそんな些末なことをかき消すほどに大きなものでした。
このような素敵なアニメーション作品を制作して下さった京都アニメーションに心から感謝したいです。

投稿 : 2021/02/11
閲覧 : 246
サンキュー:

17

ぶりき。 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

超泣いた

今世紀最高のアニメ

投稿 : 2021/01/18
閲覧 : 200
サンキュー:

2

げるんぽ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ヴァイオレットちゃんを大画面で観られる幸せ

ヴァイオレットちゃんの顔を大画面で見れたこと、ホッジンズの声を劇場スピーカーの音響で聞けただけで涙でした。
でも、とてもとても大変なことがあった京アニさんがこんな大作を完成いただけただけでも感謝です。
ありがとうございました。

投稿 : 2021/01/15
閲覧 : 133
サンキュー:

4

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

A. ネタバレ注意 – 京アニありがとう

キャラの-0.5は少佐分です ヘタレ過ぎ
中の人は関係ないのに浪川さん皆に言われたそうです(笑)
それだけはまり役だったのかと

物語の評価-0.5はヴァイオレットが海に飛び込むシーンはやり過ぎかな
でもその後のヴァイオレットが泣きじゃくる場面は別録ではなく2人で一緒に声を吹き込んだそうなので
監督が思いを込めたシーンだったのでしょうね



その後の2人はどうなったのでしょう
「愛してる」の言葉通り2人で人生を共にしたのか?
今まで通り上官と部下として寄り添って生きたのか?


家に戻ってからアニメの1話と10話を観てまた泣きました


20.10.31

投稿 : 2021/01/11
閲覧 : 342
サンキュー:

16

ネタバレ

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

愛する人へ送る、最後の手紙。

<ストーリー>
ヴァイオレットに手紙の代筆を依頼した女性の曾孫であるデイジーが、その女性が遺した手紙をきっかけにヴァイオレットに興味を持ち、ヴァイオレットの功績を辿るところから物語は始まる。

<キャラ>
全体的に繊細なキャラ描写が素晴らしかったと思います。

<作画>
作画は背景も色彩も素晴らしく美しかったデス。

<音楽>
主題歌
「WILL」TRUEさん

エンディングテーマ
「未来のひとへ ~Orchestra ver.~」TRUEさん

<感想>
TV版の後日談という事で、映画は未来のシーンから始まるのデスが、それはTVアニメ10話のストーリーを把握したほうがより分かりやすいかもデス。
あと余命僅かな少年ユリスの話は涙なしでは見れませんデシタ。
そして、少佐生きてました。TV版からもしや生きてるのではと思っていたので、感動デス。しかし、少佐の思いを知り、感動の再会にはならず、何とも複雑デシタ。でも兄の言葉やヴァイオレットの手紙でようやく再会することが出来、ハッピーエンドで良かったデス。
全体的に気になる点はありましたが、それ抜きにしても良い作品だったと思います。
この作品を通して、人を愛することの大切さや想いを言葉にする事の大切さを教えてもらったように思います。

投稿 : 2021/01/03
閲覧 : 272
サンキュー:

13

Pam さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

完結

興奮おさまらない中のレビューですが、泣けました。
演出面では2つの時代を描写するところなど、凝っていた部分も刺さりました。「愛」を知る物語がここまで美しい物なのかと圧倒されました。本当に観てよかった。

投稿 : 2020/12/21
閲覧 : 235
サンキュー:

8

ネタバレ

れな さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見て損はない映画です

ネタバレしてたので最後の結末は何となく想像できてましたが 途中 話の構成がおかしいなと感じました。少佐が生きてるフラグ経ちすぎててこれじゃ再会した時の感動が薄れてしまうと思ってましたが 最後まで見て納得しました。

よくありがちな再会して感動エンドではなく 会いに来なかった少佐の気持ちやすれ違いが丁寧に描かれていて最後は感動しました。さすが京アニだと思います。心理描写がとても丁寧で見て損はないです。

投稿 : 2020/12/21
閲覧 : 139
サンキュー:

5

Lovesing さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最初から号泣

わかるよね。何よりアニメから見てた人はさ、スタートで涙する。ほんとのほんとに。
映画館で鼻を啜る音が止まらないなんてことが起きた。
圧倒的映像美に合わせた音楽。そして完璧なストーリー。なぜ泣けるのかなんて決まってる。人だから、人と人の繋がりを感じたから。
京アニの人々の力の大きさにも心震えた。
ありがとう。そして何が何でも、一生で最低1回は見るべき。

投稿 : 2020/12/21
閲覧 : 210
サンキュー:

8

ゆかたん半島 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

涙腺崩壊

ヴァイオレットエヴァーガーデンに出逢って全話涙なしには見れなかったのに、この映画はさらに上回るくらい涙が止まらなかった。
久々に最初から最後までボロ泣き。
こんなアニメに出逢えて幸せでした。
京都アニメーションさんありがとうございました。
映画館でこんなに泣いたのは
あの花の劇場版以来かも。

少佐のバカやろう‼︎っ話です(笑)

投稿 : 2020/12/14
閲覧 : 208
サンキュー:

8

クマリャフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

泣きます

いろんなことがありましたが、無事放映されてとても良かったと思います。
シナリオもとても良かったです。

投稿 : 2020/12/13
閲覧 : 184
サンキュー:

6

ネタバレ

スプリット さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

”ありがとう” ~sincerely~

映画を観て数ヶ月が経ち興奮も落ち着いたところで書こうと思っていました。
今回の視点は思いっきりファン目線です。
ファンから観た劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンの感想、批評を書きたいと思います。

アニメ版を観て、外伝も観て、そしてこの完結編。
率直な感想は”ありがとう”と”寂しい”です。
興行収入でも大ヒット(社会現象の鬼滅はここではおいといて)となっており、たくさんの人から愛された作品なんだなとファンでよかったと思わされました。

{netabare}
映画館の座席に座り周囲を見渡すと老若男女。
とても嬉しくなりました。
えー、開始5分でまさかの号泣。
映画で開始5分で泣かしにかかる作品なんて観たことないんですけど。
アンの話はずるいですよ…。
ヴァイオレット10話は個人的アニメ神回ランキング上位なんですからそりゃ泣きます。
まあ周りも号泣してたんで浮くことがなくてよかったです。

ヴァイオレットの良いところは泣かしにかかる時に外さないというところです。
今回の少年の話はアニメ版を見ていなくてもわかる内容で、新規にも優しい話が組み込まれていてよかったです。
まあアニメ版も本筋と1話完結型のミックスなんでいつも通りですね。

ファンではあるんですが、船から飛び降りるところはどうなんだろと思いましたね。
あんな派手にやらなくても良い話になるのに。
上品な和食を食べていたのに急に味の濃いハンバーガーを出されたような気分になりました。
あの慎ましさ、儚さで十分伝わるのに…。
唯一、気になった演出面でのポイントです。

ヴァイオレットが手紙を通じて成長していくところがこの作品を好きになった部分なので、もうヴァイオレットの話が見られないのが寂しくてしょうがないです。

一番、グッときたのがGOODと切手です。言わずもがなのシーンですね。

エンドロールもしっかり見ました。
あの事件で犠牲になった方の名前を見て大量の涙がこぼれました。

兎にも角にもヴァイオレットが幸せに生涯を暮らせたのが分かって、嬉しい気持ちになりました。
{/netabare}

個人的にはアニメ版の方が好きですが、この作品は手紙のように受け取る側によって感想が大きく異なるものだと思っています。
見終わった時、心がポカポカしました。
たくさんの方に見て欲しいです。
ありがとうでいっぱいです。

※映画なのでアニメ版よりも評価は高くなっています。理由は映画1本での評価とアニメ13話まとめての評価の違いです。

投稿 : 2020/12/07
閲覧 : 240
サンキュー:

10

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ついに「愛」の意味を知る

いきなり哲学的な話になるが、「愛」の意味を正確に説明できる人間はいない。「愛」は人それぞれの形・意味があるからだ。

ヴァイオレットはどんな「愛」を見つけたのか。映画を観て、各々感じ取って自分なりに答えを見つけてほしい。

投稿 : 2020/12/06
閲覧 : 221
サンキュー:

8

みゃー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヴァイオレットロス

昨今、話題のドラマの最終回翌日にはSNSなどで
〜ロスという言葉をよく目にしていましたが、
私にもようやくその言葉に実感が伴いました。

もうこの作品の続きを待つことが出来なくなるなんて
寂しすぎます。

寂しいことには変わりないですが、
内容には大満足でした。

ヴァイオレット・エヴァーガーデンという作品を
世に届けてくれた京都アニメーションさん、
本当にありがとうございます。

これからもずっと応援し続けます。

投稿 : 2020/11/24
閲覧 : 283
サンキュー:

29

ネタバレ

ファースト さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメの結末としては正しいが個人的には微妙な部分もあった

作中通してヴァイオレットのギルベルトへの思いがいかほどかということはアニメを観た方であれば、だれしもが理解でき、この映画でもその部分は納得できた。が、しかしギルベルト側の視点で考えると果たしてギルベルトにとってヴァイオレットは恋愛対象となりえたのかというのにいささかの疑問があった。アニメ本編ではほとんどがヴァイオレットの視点から描かれていたこともあり、さほど気にしなかったかたもいただろうが、映画ではギルベルトの視点も多々見られたように思う。しかしそのどの面をとってみても、やはりギルベルトからはヴァイオレットを戦争の道具として扱った罪悪感というものしか見えてこない。また、このギルベルトの視点というのもなんだか尺稼ぎ、というか作品のテンポを悪くしているように思う。最終的にギルベルトとヴァイオレットの関係性がどうなるのか、自動手記人形サービスを通して変化したヴァイオレットの姿をどう描くかいう作品の目的性は達成していることから、鑑賞し終えてそこそこの満足感は得たが、劇場を出て思ったことは「尺が少し長かったかな?」だった。作品の放映時間があと20分短ければ「尺稼ぎ」と感じる場面なく観れたのかもしれない。この映画の中で面白いと感じたのは電話の普及によって手紙が衰退していく様子がストーリーに絡めて描かれていったことだと思う。

投稿 : 2020/11/22
閲覧 : 312
サンキュー:

10

sukepa さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

評価欄に演出が欲しい

映画を見に行きました。
1日一回の上映スケジュールになっていたので人も少ないのかと思いきや、ほぼ満席でした。

さて、前略ですが、テレビアニメ版は1話で切ったので前知識は無いに等しいですが、問題なく見ることができました。
見に行った理由は京アニ放火により注目されたことと、9週目にもかかわらず、映画の週間来場者ランキングの7位に位置している理由が気になって。

結果はピンキリでした。
ネタバレしたく無いのでストーリーへの評価は端折りますが、泣きました(゜∀。)

さて、詳しく考察していこうかと思いますが、まず言いたいのは、前半は欠伸の連続だったことです。作画や音楽、演出は一流だと思いますが、全体的に退屈でした。
何故なら、Fate/HFを見てから間のとるアニメを受け付けなくなったのです。
「間(ま)をとる」というのは、いわゆる沈黙のシーンで、言葉や音楽を無くして映像のみが流れたり、シリアスシーンでシリアスさを表現する為に用いられます。
例えば、「〇〇が亡くなったんだ」という言葉に対して、少し間を開けて「わかった…」
というような演出技法の一つですが、これがこの作品はやたらと多い。多様のしすぎはNGです。

次にテンポがとても遅い。
バトルシーンが無いので仕方ないことかもしれませんが、自分の好きなテンポより遅すぎて疲れました。

ストーリーもアニメ版の知識が要らないように説明がするシーンがあり、良く言えば分かりやすく、悪く言えば使い回し。

ですが、トータルで評価すると、一見する価値はあると思います。
この映画の一番の魅力は、手紙の力だと思います。
正直、このアニメを好きになるより、京アニを好きになるより、ヴァイオレットを好きになるより、手紙の良さがあり、時代の変化で風化していった様を描いたことが、とても良い事なのだと思いました。真のヒロインは手紙?
私は、主人公の事を好きになりましたし、感動もしましたし、手紙も素敵だなと思いました。

投稿 : 2020/11/22
閲覧 : 130
サンキュー:

3

とーよ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

Sincerely 心から。

最近公開されましたドルビー版も観てまいりました。直近で通常版を観ていた為、
違いが顕著に分かりました。ドルビー版公開劇場は少ないですが、可能な方は是非
(2度目以上の方も)ドルビー版の劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

やっと、11月に入り劇場へ足を運ぶことが出来ました。開始5分で泣きますという
噂は聞いておりましたが、流石にそれは無いで…え、そう来たか。うわーん(T-T)、
こんなの泣くわw(デイジーも中の人同じでしたか。)そして、最後まで泣き続ける
訳ですがorz 敢えて、涙は拭わず…。→マスクがびっちょびっちょです。

物語、評価については特に語りません。何もかもTV版以上のクオリティですから。
あ、私の評価はこのレビューに付いてますね(^◇^;)

TV版からそうでしたが、登場人物は花の名前なので、その花言葉を調べると格段に
面白くなりますね。劇場版もとある部屋にお花が飾ってありますが、状況に応じて
花の種類や本数が違って…。これも花言葉を知ると余計に…。エカルテも調べると
あー、なる程なと。

戦争兵器から花形自動手記人形、そして最後は普通の女の子になったバイオレット。
多くの学習と経験、出逢いの中で心を知り、あいしてるを知ったヴァイオレット。
人の心を感動させるのは唯一、人の心をもってのみ出来ること。

このような素晴らしい作品を生み出した作者の暁佳奈さん、それをもはや芸術作品
のごとく世に送り出した(あのような大事件に遭われた中で)京都アニメーションさん


ありがとう。

投稿 : 2020/11/17
閲覧 : 329
サンキュー:

36

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

心と時代の火傷が癒やされていく……(ドルビーシネマ版・体験談追記)

【ドルビーシネマ版・体験記】

先日、京都MOVIXにてドルビーシネマ版で再鑑賞。
(大河ドラマ史跡探訪の寄り道)

色域の広さ、コントラストの幅を最大化した映像。
128個の音源により実現したサウンドの360°空間移動による臨場感溢れる音響。
が特徴の映像規格。

嵐の後のエカルテ島の朝焼けは、よりグラデーションが美しく、
光源処理も眩しく鮮やかに。
ライデンの夜景と花火は、通常は同じ黒に見える暗闇の中に、
描き分けられた家屋や夜空の明度の違いがハッキリと伝わり、より味わい深く。
紅葉シーズンの京都に匹敵する絶景が巨大スクリーンいっぱいに広がり、
私も景色で泣いているのか、物語で泣いているのか分らない状態にw


鳥や虫の音、床が軋む音も含む多彩な足音。
など環境音も芸が細かい本作ですが、立体音響により一層リアルに。
今回は空気が流れる微かな音までシッカリ聞こえて驚愕しました。

音が繊細なだけじゃなく、単純に音を振動として人体に伝えるパワーも強く、
心臓の奥まで突き動かされるような音響で、
私は終始、心拍のリズムがおかしかったですw

主題歌「WILL」等も生オーケストラ演奏級の大迫力でした♪

何より恐れ入るのが、誤魔化しの効かないこの規格で
むしろ本領を発揮するだけの手間とコストを京アニがかけていたという事実。

ひょっとすると本作の映像ソフト化では
Ultra HDブルーレイ版の展開等もあるのかもしれません。

私も音響までは無理でも、再生プレイヤーくらいは検討してみましょうか……。



以下、2020.9.21初回投稿


【物語 4.5点】
シリーズ集大成となる本作。メインシナリオ自体は単純。

だが、このシンプルな愛の話が成就するまで
主人公ヴァイオレットや周囲の人々の揺れ動いて来た心の曲折を、
最後まで丹念に描き切ることで“【不変】で【普遍】の愛の物語”が花開く。

時系列前後、TVアニメ版エピソードの延長線導入など、
脇にトリッキーなプロットも組んで来るが、

彼女とその想いは時代を越えて確かに存在していたこと。
手紙じゃなきゃ伝えられない事もあるが、大切なのは想いを伝える意志。

といった王道を整備、補強する材料として的確にシナリオがチョイスされ機能している。


【作画 5.0点】
元々、心情を気象現象等に投影する背景美術、アニメーション表現を追求してきた本シリーズ。

いよいよヴァイオレットの感情も開花し猛威を振るう本作では、
天候描写等も、何もここまで作画カロリーMAXにしなくても良いのに
という位の極致に到達。


京都アニメーションはさらにえげつなくなって帰って来ました♪


手元の描写に、顔に出さない心情を吐露させる表現も目立った本作。
ヴァイオレットの義手も、序盤でネジを締め直して調節する描写が入り、
来る感情表現に向けて準備万端。

失われた後で補った偽りの手でも、手紙をタイプすることはできるし、
{netabare}指切りやサムズアップ{/netabare}だってできちゃうんです👍


何より成長したヴァイオレットの笑顔が本当に素敵です。


通常の泣きアニメでは、
外部から露骨に泣かせに来る涙腺攻撃だけ警戒していれば良いのですが、
本作の場合は、心情から背景まで一体となった
ハイレベルな表現に琴線を触れられた心の奥底から
溢れ出て来る感情により、涙腺が内部から崩壊させられる感じ。

ふとしたシーンの何気ない風景や表情にすら、グラッと来るから油断できません。
このパターンで涙腺決壊したら、
以降はずっと涙が氾濫しっぱなしになると思われます。

ファンの間ではハンカチより大型タオルの持参が推奨されていますが、
決して大げさではないと思います。
自身の涙腺耐久度等に応じて備えましょう。


【キャラ 4.5点】
すっかり喜怒哀楽が豊かになったヴァイオレット。
「あいしてる」や、ギャグも少しは分るようになった模様。
但しギャグセンスは『ターミネーター2』のT-800(演:シュワちゃん)レベルでしょうか?w
今後の成長を温かく見守りましょう♪

消息が気になる少佐については、{netabare}心を閉ざしてしまった青年として、
兄・ディートフリートとの関係も含めて掘り下げられる。
それにしても本作のディートフリート兄さんは汚名返上して、
さらに高性能なツンデレとして
ハートを全部持って行きそうな勢いを感じますw{/netabare}


人々との出会いがヴァイオレットの感情を育む。
シリーズのキャラ作りの基本線は本作でも踏襲され、
ヴァイオレットの背中に最後の一押し。

今回は新たな依頼主として{netabare}病気療養中の少年・ユリスが登場。
TVアニメ版のアンのエピソードの、死んでも想いが残る手紙という美談に対して、
生きているうちに想いを伝えなくても良いのか?{/netabare}
という反証材料を提供し、物語の洗練に寄与。


戦乱の時代に武器として傷つけ傷付いて来た少女を、
平和になった時代が恋する乙女として再生させた。

本作は世界が「あいしてる」を取り戻す物語でもあるのです。

【声優 4.5点】
ヴァイオレット役の石川 由依さんが感情を振り切った熱演をする傍ら。

ディートフリート役の木内 秀信さん。
それと{netabare} ギルベルト役の浪川 大輔さんに、ユリス役の水橋 かおりさん。{/netabare}
この辺りの男性役が、憎まれ口で本音を包み隠してしまう素直になれない男共を好演。


誰かさんは女の子を持ったら身が持たない。いや男の子も……。
などと愚痴っておりますがw

本作については、男の私から見ても、男の方が断然、面倒臭いですw


【音楽 4.5点】
足音だけで何種類あるんだろう?と感心させられる、
多彩かつ繊細な効果音、環境音は健在。


私は田舎で選択肢がありませんでしたが、
これから鑑賞される方は、音響にはこだわって欲しいと思います。


劇伴はEvan Call氏の続投。吹き荒れる感情の大嵐に寄り添うべく、
ドイツの映画音楽専用スタジオで収録した音源を提供する本気度。

主題歌はTRUE「WILL」こちらも作曲・Evan Call氏。
相変わらず壮大なオーケストラにも押し負けないパワフルなボーカルで、
作品のキーワードを押さえた歌詞を歌い上げる。
「帰ろ~うか♪ 帰~ろうよ♪」帰宅ソングの新定番が誕生♪
TRUEさんは他に{netabare}本シリーズのボーカルアルバムより
「未来のひとへ」がオーケストラVerでED曲に起用。{/netabare}

また、同じく{netabare}茅原 実里さんの「みちしるべ」もEvan Call氏の劇伴と、
歌詞にマッチしたクライマックスシーンと化学反応し輝きを放つ。{/netabare}

投稿 : 2020/11/16
閲覧 : 1009
サンキュー:

61

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

確かに泣かされました。

詳細はテレビ版を観てください。

とにかく評判が良く、冒頭から泣かされっぱなしという感想を聞いて、これは劇場版でハネたのかなと思い、観に行くことにしました。

で、結論から言えば、確かに泣かされました。

とにかく圧巻の京アニ作画は、劇場版でさらにパワーアップ。YouTubeで冒頭10分を期間限定公開したものを観て、これは名作だと感じさせてくれ、期待のハードルを上げて上げて劇場へ。

ただ、うーん……。

ここからガッツリ、ネタバレしますので、未視聴の方は絶対に開かないでくださいね。
{netabare}
基本、今作は3つの流れがあります。

・テレビ版10話の亡くなった母親から毎年50年、手紙が届く娘の孫の話。
・死期が近い少年の依頼にヴァイオレットちゃんが応えて手紙を書く話。
・死んだと思っていたギルベルト少佐が生きていて、島に会いに行く話。

乱暴なことを言うと、あの孫娘のエピソード要りますか、あれ?
たぶん、最後に孫娘が島を訪れて、ヴァイオレット・エヴァーガーデンという伝説のドールが島にいて、切手のモチーフにもなったということを演出したかったんでしょうね。けど、それを数十年後の孫娘がストーリーテラー的に見せることで、時系列があっちこっちになり、ちょっとややこしい。

百歩譲って孫娘を出すにしても、最初と最後だけで良かった。中盤に、いきなり挿し込まれるから、唐突な感じがしました。そもそも、何十年も経っているのに、そこまで街並みとか住宅環境に変化がないから、時空が飛んでいるのかどうか分かりづらかったです。

死期の近い少年のエピソードですが、そりゃ泣かされますよね。泣きました。でも、今から泣かせますよー感が凄いというか……。ただ、気になるのは少年が死んだ後に両親と弟に渡された手紙。予約が3ヶ月先までいっぱいの人気ドールなんですよね、ヴァイオレットちゃんは。そのわりには、そんなに響かない手紙の内容で……。ここでブワッと泣くつもり満々だったのに、随分とまあ普通の手紙でね……。

そして少佐。そもそも、あの銃弾で生きてるのってあり得なくね? というのは置いておいて。生存確認がどうにも雑で……。あんな手紙の宛先の筆跡で、ギルベルトが書いたものだって分かるもんですかね? 何年経ってるか知らないけど、社長そんなに少佐の筆跡を覚えてたの?

そしてまあ、ギルベルトがヴァイオレットに、あんなに頑なに会わない理由がわからない。これが本当に何らかの事情で「会えない」なら分かるけど、結局は少佐のさじ加減なんだもん、会うか会わないかって。でも、大佐と海を見ながら話して、ヴァイオレットちゃんの手紙が届いて読んでるシーンは涙が流れましたよ。でもね、そこでテレビ版でも不評だったあれ……、

あーなたのー声がー、みーちしーるべー

ガクッとなりましたw
諦めたヴァイオレットちゃんは、街に戻る船に乗り込み、出航します。埠頭を離れていく船。追いかけるギルベルト。「ヴァイオレット!」
「はっ! 少佐!」
いやいや、そこまで声届く? そして飛び込むだろうな、ヴァイオレットちゃん。あー、やっぱり飛び込んだ。って、え? 海浅くね?w ていうか、少佐少佐言いながら号泣するヴァイオレットちゃんを少佐が抱きしめるまでが長い長い……。
{/netabare}
とまあ、随所にツッコミどころが満載で、結局はテレビ版のレビューで僕がタイトルにした「最高級の器に盛り付けた料理……でも味は……?」というのが劇場版でも同じだったなと。

ちゃんと泣けるし、ストーリーに破綻はないけれど、名作かと言われると疑問符が付きます。だって2時間の劇場版でも、こんだけ「ん?」って引っかかるんですから。ただ、あんなことがあって、それでもこれだけのクオリティの作品を公開した京都アニメーションには、惜しみない拍手を贈りたいと思います。

投稿 : 2020/11/15
閲覧 : 259
サンキュー:

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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンのストーリー・あらすじ

――あいしてるってなんですか?かつて自分に愛を教え、与えようとしてくれた、大切な人。会いたくても会えない。永遠に。手を離してしまった、大切な大切なあの人。代筆業に従事する彼女の名は、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。人々に深い、深い傷を負わせた戦争が終結して数年が経った。世界が少しずつ平穏を取り戻し、新しい技術の開発によって生活は変わり、人々が前を向いて進んでいこうとしているとき。ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、大切な人への想いを抱えながら、その人がいない、この世界で生きていこうとしていた。そんなある日、一通の手紙が見つかる……。(アニメ映画『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2020年9月18日
制作会社
京都アニメーション
公式サイト
violet-evergarden.jp

声優・キャラクター

石川由依、浪川大輔

スタッフ

原作:『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』 暁佳奈(KAエスマ文庫/京都アニメーション)
監督:石立太一、脚本:吉田玲子、キャラクターデザイン・総作画監督:高瀬亜貴子、世界観設定:鈴木貴昭、美術監督:渡邊美希子、3D美術:鵜ノ口穣二、色彩設計:米田侑加、小物設定:髙橋博行、撮影監督:船本孝平、3D監督:山本倫、音響監督:鶴岡陽太、音楽:Evan Call

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