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「プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章(アニメ映画)」

総合得点
75.8
感想・評価
102
棚に入れた
586
ランキング
770
★★★★★ 4.1 (102)
物語
3.9
作画
4.2
声優
4.0
音楽
4.1
キャラ
4.0

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プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章の感想・評価はどうでしたか?

アニき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

プリンセスの求めた王位継承は結末が必要だ。

ダラダラと「お仕事」でくるのかと思いきや、
TV版を受けての「メインシナリオ」に入ってきた時点で、
この作品は2期で終わることが確定したも同然だ。
この失速させないでおこうという安パイを振らない
スタンスは好感が持てる。
昨今、キャラ人気でごり押しするアニメが多いから
そういうくだらない商売感がないのがこの作品のいいところ。

心配どころはアンジェの声優交代だったが、
2代目アンジェの古賀葵の努力は実ったといっていいと思う。

ビショップの行く末は白鳩を暗示するのだろうか。
劇場版にしてはエンタメ性が低い気もするが、
実質2期であるという視点で見ればいい導入だったと思う。

あまり評価の中に見かけないが、
この作品、いつも質のいいエンディングに目が奪われる。
ポイントピクチャーズのセンスが光るいいエンディングだった。
このエンディングを見ることで、
視聴者は無意識に「物語の行く末」に安心を感じるだろう。

OPの新主題歌、
1期の「楽曲がいいのにヴォーカルの腹筋が足らない問題」が
少し改善したように思う。
さあ、アンジェはどのように「死ぬ」のか。
そこが今回の見どころかなと楽しみにしている。

投稿 : 2023/12/23
閲覧 : 52
サンキュー:

0

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

チーム白鳩の新たな活躍 第一章

本編テレビシリーズの続きの物語です。

共和国のスパイとして暗躍する白鳩メンバーに新たな指令が下ります。

王国で王室の事務職の長として長く勤めている侍従長。
共和国側のスパイとしての顔をもっていた侍従長でしたが
その情報を他に流してるのでは?という二重スパイの疑いで
白鳩メンバーが調査することに。

内容が二重スパイについてってことで少々ややこしい話なのに加えて
プリンセスとアンジェがそれぞれ入れ替わってこの作戦に絡んでくるので、初見では今の彼女はどっち?ってなって少々ややこしかったです。

初見でアンジェとプリンセスの秘密について気づいた侍従長に
危機感を持つアンジェ。

そんなアンジェの雰囲気の違いを敏感に感じとるドロシー。
テレビシリーズより徐々に築き上げてきた仲間達との絆を感じさせる
シーンが良いですね。

任せられることが嬉しくて仕方ないって感じのプリンセスの姿は
本当にいつも可愛らしいです。

今回は派手なアクションというより、裏を探り合うって感じの
心理戦的な色合いが強くて、テレビ版で大活躍だったちせのアクションとか少なめなのが
少し残念なとこではありますけど、それは次作以降に期待ですかね。

プリセスとアンジェの過去を知る数少ない人物である侍従長。
そんな秘密を持つ侍従長は危険な存在であったけど、
逃亡での別れ際
プリンセスに敬意を示したシーンは、なにより10年近く
プリンセスとして歩んできた苦労をねぎらった感じがして
感動でした。

嘘をつき続けるスパイの末路。
そして過去の自分達を知る数少ない一人を失った悲しさからなのか
「少し、さびしいわ」って語るアンジェの言葉。
何とも切ない感じは、二人の幸せを願いたくなるラストでした。

音楽はOP、ED含めて楽曲、雰囲気とても良かったです。

特にEDチーム白鳩の5人が歌唱を務める「Nowhere Land」
は少し寂しい余韻の残るようなバラードでしっとりと染みます。
なにより絵本のような柔らかいタッチの演出が素敵でした。
アバターのようなキャラ絵はそのままグッズで欲しくなっちゃうような
可愛らしさで観てるだけで和みました。
あの本編でも大好きだったアンジェとプリンセスのピアノの
連弾シーンや二人の幸せな未来を連想させる挿絵が素敵だったな~。

続く第二章も楽しめそうです。

投稿 : 2023/01/08
閲覧 : 164
サンキュー:

14

ネタバレ

やん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ちせ不足

一話完結ものでストーリーは例によってよくできています。音楽梶浦は相変わらず最高です。かぐやアンジェは違和感ありません。令和のルパン三世といったところでしょうか、安心してエンタメとして楽しめる映画でした。個人的には今回はちせの活躍が少なく残念でした。

投稿 : 2022/12/10
閲覧 : 183
サンキュー:

2

pop22 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

太腿成分が足りない

スパイの脚本がメインになり過ぎてTV版の鉄壁のスカートから覗く太腿フェチ成分が足りなかった。

投稿 : 2022/05/22
閲覧 : 172
サンキュー:

0

ネタバレ

Prospero さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメ版と比べると…

脚本が代わったからか、キャラクターの設定が固まってしまったからか、1話完結のお仕事話感が…

投稿 : 2022/05/04
閲覧 : 200
サンキュー:

0

かとー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アンジェの声優さんが変わりましたが‥

古賀さんに変わりましたが、大きな違和感はなく見れました。絵の可愛さ、ストーリーのテンポの良さは相変わらず良い。

もっと話題になって良いアニメですよね。

続編ももちろん見ますよ!

投稿 : 2022/01/11
閲覧 : 193
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

映画を今さらレビューしてもですが

MXでやってる頃からテレビシリーズから見てました
テレビシリーズは制作にMXが入ってるので一昨年再放送してましたね
またどこかでやるかもですが、シリーズは円盤も出てるので映画を観る前にアニメ版を観てください

映画は公開がコロナの影響で何度も延期になり、1回目を見るのにかなり待たされました
池袋のダッシュストアも公開ありきでオープンしてましたが、結局閉めちゃうとかこの時期の公開予定だった作品はホントに不憫でしたよね
どこのシアターも特別観賞料金設定されてるのは意味がわかりませんでしたが、何ででしょう?
キャラものとかあまり買わないんですが、今回は買ってしまいました
結構早めに観に行ったのにブルク13は売り切れも多くて、一番欲しいのは買えませんでしたが
ストーリーはアニメ版を見ないとストーリーがいきなりトップスピードで進行して、いまいちわからないと思うので、初見の人はまずテレビシリーズを見てください
ワンクールしかないのと内容もすぐ引き込まれるので一気に見れます

映画の内容については、アニメ版が時系列バラバラなこともあり、何書いてもネタバレなので、映画版も書きません
アニメ版の時系列バラバラなのも大きな意味があるので、アニメの方も1回完走した後にもう一度観ると、よくわかる仕組みになってます
初見だと?のまま進行するシーンも多いんですよね

この作品の素晴らしいのは美しい映像だけでなく音楽が特に凝ってます
映画版は更にアップグレードされてるので、何で続編を映画で?と思う人も多いでしょうが、映画館で観ることで映像と音楽の良さが改めてよくわかるので、今年の秋公開予定の第2章から観る人は是非映画館に行ってください

最初に見に行ったのが普通のシネコンのブルク13なので音響は映画館の標準で、それでも十分良かったのですが、2回目は音響の凝ったとこで観たくなりチネチッタのCボールサウンドで観ました
音響の良い映画館で観るとさらに良くなるので円盤で観る人はその辺こだわって観てほしいです
主要キャラも感情移入しやすいし、アクションもカッコいい。時代はこういうカッコいい女の子を求めてるんだなって改めて思います

気になるのはWeb舞台挨拶で主要キャラの誰かに死亡フラグが出てることで、監督さんも特定してなかったけど、ドロシーだけは殺さないで欲しいな
でも、ドロシーじゃないなら誰?と言われても選べません、それくらい全員が魅力的なんですよね
次の公開が楽しみです

*主人公アンジェ役が今村さんの引退により、古賀さんに変更になってますが、全く気になりません
プロの声優さんの凄さに改めて感心しました

投稿 : 2021/05/24
閲覧 : 364

スィースィーレモン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

変わらず、素晴らしい!

テレビシリーズから見ていたものです。
まず最初に製作陣の覚悟が違うなと感じました。
だって、一章終了して即二章の放映時期を明かすのですよ‼︎この作品大好きですけど、正直、そこまで儲かるとは思えません…
はいふり、荒野のコトブキ、劇場上映とともに沈んでいく者たちを見ていたので、プリプリも映画と共にサラバだと思って見てみたら、二章放映決定!
最後までお供させていただきます!
製作陣、ファイトです!

投稿 : 2021/04/20
閲覧 : 216
サンキュー:

3

御宅忍者 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まぁ序盤だし

正直に言うと少しでもいいから派手な展開は見たかった感がある。序盤な上、そういったシーンも入れづらいとは思いますが。
アンジェの声優さんが変更されたということだが、全く違和感がなくとてもよかった。そして相変わらず曲が良い。

投稿 : 2021/04/18
閲覧 : 226
サンキュー:

1

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

嘘つきは疲れる

視聴前 一応キャラの名前だけ確認しとこ

視聴後 そういう感じね

この話は黒トカゲ星人が嘘を付き続ける話
ジャンルはスパイ・戦争
2017年のアニメがなぜ急に映画化したのか、はたまた最初からあったのか、正直そこまで気になってなく調べてないのでわかりませんが、2021年に公開、ということで視聴。
3,4年も前のコトなんぞほとんど覚えていないでしょうから、一応本作を見る前に主人公たちの名前を確認しました。が、案外覚えているものですね。
流石に細かいシーンなどは覚えてませんでしたが、本作を楽しむのには十分な感じでした。
そして本作は一応6章から構成されるそうです。同時期に殺っているガルパンもそうですが、なぜ新作TVアニメではなくOVA先行上映という形で放送するんでしょう。よくわからないです。

さて本作の内容です。6章と言ってるくせにとか言うと怒られそうですが、一話(章)完結型です。ある程度本作内で完結しています。ただ、謎の部分や伏線が残された状況なのでこれから徐々に処理していくのでしょう。要はTVアニメと同じパターンですね。まぁガルパンみたいに中途半端で終わって「これからどうなる!?」とかやられても困るので正直助かるっちゃ助かるのですが。

前半から説明やダイジェストなし、いきなり展開が始まるので、キャラの顔や名前を見てもピンと来ないかたは見直したほうが良さげです。
後半から展開が続きますが、やはり限られた時間での物語なので割と雑に終わります。この終わり方が次作にどう響くのかが気になりますが、気長に待つとしましょう。

監督は橘正紀さん。
シリーズ構成・脚本は木村暢さん。ニャル子やビルドダイバーズなどを担当された方ですね
キャラデザは秋谷有紀恵さんと西尾公伯さん。
劇伴は梶浦由記さん。
アニメ制作はアクタスさん。単独ですね。という今更ですが、ガルパンもここ担当でしたよね。六部構成は縛りなんでしょうか

作画は良かったです。戦闘を含めた動きが細かく丁寧さを感じました。
主題歌はKonnie Aokiさん作詞、高橋諒さん作編曲、Void_Chords feat. Yui Muginoさん歌唱の「LIES & TIES」
声優さんはとても良かったです。

総合評価 まだ一部なので判断尽きませんが、期待はしている

投稿 : 2021/04/05
閲覧 : 490
サンキュー:

8

ネタバレ

A3i さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

チーム白鳩を映画館で見れて感動

元々去年公開だったらしいですがコロナの影響で今年の2月公開。

僕はプリンセスプリンシパルを今年知って見た民ですが
去年から待ってた人は「やっとか!」という感じなのでは?
一年ですからね。


{netabare} 続編は今年の秋ですね、 楽しみです。 {/netabare}

投稿 : 2021/04/04
閲覧 : 175
サンキュー:

2

デューク さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ぜひ劇場で見てほしいです!

ドキドキして楽しかった!
もちろん僕は盤も買いますけど、劇場で見て良かった!
アンジェも良かったです!
何書いてもネタバレになるので詳しくは書きませんが、また次、早く見たくなりました!

投稿 : 2021/03/20
閲覧 : 239
サンキュー:

4

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

期待通り

テレビアニメは視聴済み。

奇をてらうことなく、テレビアニメ版の続編を制作した感じ。

物語の内容的にやや重めの話なので、時間制限のない劇場版で丁寧に作られた感じがして良かった。

OP・EDともに、テレビアニメ版の曲や映像を意識して作られていると思う。OPは曲も映像もとにかくカッコイイ、EDはかわいい絵柄の映像にちょっと切ない曲調。

{netabare}内容的には文句はないのだが、今回は王国と共和国との対決についての話は進まなかった。今年の秋に続編公開ということだが、このペースだと少なくともあと3回は劇場版を作らないと話がまとまりそうにない。そこまで作品人気が持つのか、ちょっと心配。{/netabare}

投稿 : 2021/03/01
閲覧 : 262
サンキュー:

6

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

テレビ本編のいい所を上手く映画化した導入編

あらすじ
革命事件の後、任務に戻ったチーム白鳩
近頃、王室関連ばかりをピンポイントで狙ったスパイ狩りが行われ、それに王室内部に内通者が絡んでいると見て新たな任務を受ける

帰ってきたことを実感できるような出来にしたという製作のコンセプト通り、初っ端から大胆潜入 トンデモアクション カーアクションなどなど…
キレキレないつものプリプリのアクション
そして、テレビシリーズでは案外無かったチーム白鳩全員での活躍も見れて、本当に帰ってきたことを実感できました

それでいて、テレビシリーズでも濃密に描かれていた人物描写も健在で、新キャラビショップを使った、アンジェの本編より深く描かれるシャーロットな一面など、1時間の映画の尺の中で、テレビシリーズ以上の描写が上手く収まっています

また、ビショップという人物を様々な事や情報から間接的に描写 説明するという手法が上手く、肩苦しい侍従長のチェスで見えた焦りがただの人物の描写だけに留まらず、ストーリー進行の鍵になっているのも良かったですね
マジメに生きてきた人間が、スパイという仕事が退屈な人生に生きがいを産んでくれるというよくある話だけれど、それをスパイに言うという構図が面白いし、色々と複雑な関係だからこそ多くは語らず、チェスで語り合うというやり方も、今までの深い描写があったからこそ見せることが出来たシーンだと思います

OP映像と曲は満点
曲調は少し明るめになっていて導入編らしい楽曲でした
銃声、剣の弾く音、車の走行音、などの拘っている音響が映画館でも光っていてとても良かった

チーム白鳩の活躍やアクションを見る映画としてとても良い出来で、テレビ本編の濃密な心理描写 人物描写も、上手く60分以内に収まっており、本編良いところを上手く映画として落とし込んだ、プリンセス・プリンシパルの映画化としては満足度の高い出来だったと思います

映画だからこそ出来るようなスケールの大きい内容ももちろんあったらいいなとは思ってますが、それを導入編で求めるのは早計ではないかと考えています
続編の第1章目は本編のいい所を上手く映画として落とし込んだ、悪く言うならば"置きに行った"作品として十分ではないかと思います

投稿 : 2021/02/19
閲覧 : 229
サンキュー:

4

ネタバレ

よしひろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2019年がようやく来た!!!!

かつて2018年4月の舞浜アンフィシアターでのイベント中に「2019年」劇場公開だと発表されて、当時は現場で「おおおーーー、でも1年半ぐらい待つのかー」とうれしいようなつらいような気分でしたが。

結果的にはもっと長くてあれから約3年!2021年2月に公開日を迎えました。半端なく待ち遠しかったですけど、もうしょうがない。作り手のみなさまほんとうにありがとうございます。


・物語

劇場版が全部で6章あるうちの第1章。要は序章。

映画パンフレットの中で監督が「チーム白鳩が帰ってきましたよというのを見せたいと考えました」と語っておられて、正にその通り。

{netabare}要人保護からのカーチェイス→Cボールを使った銃撃戦と剣劇→二重スパイを相手に駆け引き→アンジェとプリンセスが仲良し・ベアトリスが素人の意見を代弁・ドロシーが姐さん肌の安定感・ちせが落としどころで落とす→最後は幸薄く幕引き→エンディングのデフォルメした絵柄、、、だなんて、これはもうテレビシリーズをそのまんま圧縮した構成。{/netabare}

でも劇場版ならではの特徴もあって、たとえばオープニングの情報量の多さ!かっこよくてたまらんですよもう。0.何秒で次々に絵が変わるもんだから、理解するのに忙しい!!円盤が出たら、ゆっくりコマ送りして堪能したいと思います。

{netabare}アンジェがだーーって高速で走ってる一方で洗濯工場のアリスは顔芸やってるのがいい感じ。ゼルダさんがふわりと画面いっぱいに登場するも本編には出てこず残念。ちせの剣は折れるしアンジェは銃で撃ち抜かれたみたいになってるし、プリンセスの寂し気な表情も先行き不穏ですね。{/netabare}

1時間の中にとにかくいっぱいつまっていて、エンディングの曲もよくて、次から本格的な王位継承編みたいになるんでしょうし、いまから2章が公開されるという秋が楽しみです。一日千秋とはまさにこのこと。


・作画
テレビシリーズと比べると、良くも悪くも丸っこさが減って線がシャープになっているような。これは好みの問題ですかね。個人的にはStudio3Hzも入ってて欲しかった。


・声優
主人公の声が古賀葵さんに変更されたわけですけど、そこは安心のプロの演技。変更というよりは引き継がれたと言うべきですよね。ほかのメンバーも変わりなく。


・音楽
オープニング・劇中・エンディング、どこをとっても作り手の哲学を感じる。これがプリンセスプリンシパルの世界なんだ!!という感情を全開でぶっとばしていて、映画を何回か見ても飽きが少ないのは間違いなく音楽の影響がでかい。一種のコンサートにもなっています。

たとえば冒頭なら、ドロシーが運転し始める前後で聞こえるベース伴奏や暴れるフルートソロがすごくプリンセスプリンシパルらしいなあと思います。


・キャラ
テレビシリーズから変わってるうれしさと変わってない安心感と両方あります。ほんとにとにかく完成度が高い。、、、と感じるのはわたしだけ?この作品の知名度がそれほど高くないのはいったいなぜなのでしょうか?

{netabare}アンジェがプリンセスやチームのみんなを頼りはじめて、そして最後に「少しだけ、寂しいわ」と心情を漏らすだなんて、いやーこれは最後の最後の6章にはぜったいすばらしいハッピーエンドが待ってるだろうなと期待させてくれます。{/netabare}

これからもつづきを待ち続けるし、応援したい作品です。もっと布教せんといかんのでしょうね

投稿 : 2021/02/18
閲覧 : 230
サンキュー:

6

DB さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

この作品を見る前にTV版もう一度見返しました。
物語としては国家の分断の中でのスパイの話なので暗いストーリーなのですが、その中でも彩り鮮やかなストーリーが繰り広げられるところが魅力です。
非常に丁寧に作られていて、次回作も気になりますが、半年待たないといけないらしいですね。TVで2期やってほしかったなあ・・・

投稿 : 2021/02/17
閲覧 : 199
サンキュー:

4

ネタバレ

コウキ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメの良さがそのまま映画に、、、

アニメの続編となる6章構成の1章目となる今作ですが、映画ならではの盛り上がりやバトルシーン、ストーリーの進展はあまりありませんでした。

しかし、これらは決して短所というわけではなく、地上波の際に好きになったプリプリの雰囲気をそのまま映画に移したような作品だと感じました。

おそらく、アニメの雰囲気({netabare}特に1話のエリック亡命の回や7話(地上波放送時は6話)のドロシー父回のようなバッドエンド{/netabare})が好きな方ほど好む作品だと思います。5話の戦闘シーンなどの盛り上がる回の好きな方やアニメ後のストーリーが気になる方には合わないかもしれません。

少なくとも私は、今作もアニメと同じくとても魅力的な映画だと感じました。まだ一度しか見ていませんが、細かい発見や考察のために何度か視聴してみるのも面白いかもしれません。

投稿 : 2021/02/17
閲覧 : 186
サンキュー:

3

ネタバレ

良くいるアニメ好き さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

テレビシリーズの良さは失われてませんでした

テレビシリーズ最終話の直後、革命騒動に揺れるロンドンから物語がスタート。

王国では激しいスパイ狩りが行われていた。
次々と消されていく共和国のスパイ。
コントロールは王国内部に二重スパイが居る可能性を示唆、プリンセスを擁するチーム白鳩のメンバーに宮中潜入調査指令が下ります

果たしてアンジェ一行は無事に二重スパイを見つけ出すことが出来るのか!?

テレビ最終話で偽プリンセスの存在に勘づいたノルマンディ公ら王国スパイ達や初登場のキャラを交えて激しい心理戦が展開されます

ビショップの最後の言葉やオープニングのアンジェとプリンセス…テレビシリーズ以上に大きな試練が二人を襲うようで早くも続きが気になります


監督をはじめスタッフが大幅に変更と言うことで正直ちょっと不安でしたが杞憂に終わって良かったです。音楽も美術もスクリーンで鑑賞すると迫力満点です。


余談ですが
公開後の初週末でしたが地震と緊急事態宣言の影響で拍子抜けするくらい密度低かったです。普段アニメスキーが行かない様な劇場を選ぶのもポイントです

投稿 : 2021/02/14
閲覧 : 159
サンキュー:

2

北山アキ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

劇場版といっても1時間弱(料金も1800円じゃなく1400円)。
TV版好きには満足な延長戦。
アンジェ回。プリンセスの活躍シーンは次章以降までお預け。
OPは今回もブラスアレンジがカッコよいのでMP3ポチるしかない。

コントロールの指令室は軍の制服着ている人がいるからおそらく大使館内で、Lとか4人は敵国に半公認されているスパイ。
外交官や駐在武官といった外交特権身分を持たない非公認スパイは使い捨てにされるよってことで、チーム白ハトの面々は6章までにハッピーな出口を見つけられるのか?

投稿 : 2021/02/13
閲覧 : 195
サンキュー:

2

千年 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

期待通り

映画での特別編、というよりはテレビ版の2話分をこれからの映画6作でワンクール分やりきる、といった感じでしょうか。TV版が好きな人にとって期待通りと思えるでしょう。
2章が待ち遠しい!

投稿 : 2021/02/13
閲覧 : 148
サンキュー:

3

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

全🦎黒蜥蜴星人★待望!本格スパイ映画シリーズ開幕!!

【物語 4.0点】
全6章の新作劇場版シリーズ開幕戦。本作の構成は一話完結。

TVアニメ版の後日談なので、事前視聴は必須。
{netabare}チェンジリング、“革命”の動揺が残るロンドン、{/netabare}黒蜥蜴星人ネタ、
などは物語と心情理解の前提条件。


スパイ物としての内容はさらにハードに。

ブラフ、モグラ、二重スパイ、暗号および
{netabare}新聞記事&広告による連絡、
ブック・サイファ(書籍をコードブックとして活用した換字式暗号による情報伝達術。足が付かない){/netabare}
チェスを通じた心理戦……。

これからより本格的にスパイやるんだから、
これ位は基礎教養と言わんばかりに、
老獪なスパイ“ビショップ”を通じて、
アンジェや“チーム白鳩”だけでなく、
鑑賞者にも確認テストでレベルアップを求めるスパルタぶり。


その先に、重厚なスパイシナリオの大風呂敷が示唆される。

王国の王位継承という政情不安も懸念される中、
何処ぞの“ネズミ”のロンドン暗躍は間違いないが、
共和国・コントロールも王国・ノルマンディー公も正体は掴めておらず、
炙り出そうと釣り糸を垂れる段階。

そんな静かな前哨戦の最中にもスパイには各々人生があり、
嘘つきが幸福を掴む難しさが改めて提示される。


【作画 4.0点】
冒頭、煙るロンドンの夜を舞台に、{netabare}二階建てバスも交えたカーチェイス{/netabare}で、
スチームパンク・アクションでも魅せる所信を表明し、先制に成功♪

一方、スパイ活動も彩る小道具にも
引き続き、時代考証のレベルから注力。

公然と語れない秘密という首根っこを掴むか掴まれているのか?
心理戦もシビれる本作。
ならば公の駆け引きはチェス等を通じて暗喩して行わねばなるまい。

鉄壁の守り、動揺して年甲斐もなく大胆に攻める?
チェスの作画も、盤面の資料を元に心理を反映した局面を選択したとのこと。
この辺は、私にはサッパリ分らなかったので、プレイヤーの解説を求めますw


背景美術では離宮の入れ込み具合が際立つ。
真のスパイの仕事場は戦場ではなく、宮廷内での駆け引き等であることが、
ここでも示される。


【キャラ 4.5点】
“チーム白鳩”他、王国&共和国のスパイ関係者ら、
TVアニメ版の主要人物が揃い、人物相関の現状を再確認。

中でもアンジェ&プリンセスに関しては、
追加キャラ(まぁ{netabare}“ビショップ”{/netabare}のことだが)を通じて、
秘密を抱えて、時局に直面するリスクの増大が課題として突き付けられる。

ドロシー、ちせ、ベアトリスは掘り下げられなかったものの見せ場はあり。
ちせさん、{netabare}運転習得まで、{/netabare}もう少し頑張りましょうw


【声優 4.5点】
ヒロイン・アンジェ役。

今村 彩夏さんの引退に伴い、新たに古賀 葵さんが起用。

気だるげな感じがやや後退し、若干の色気が出た彼女なりのアンジェが演じられる。
変化はあるが違和感はなく、むしろこの女子高生スパイも少し大人になった?
だから少しは周りに頼れるようになったのかなと納得できる好演。
特に終盤、{netabare}「……寂しいわ」{/netabare}と感情がこぼれた演技にはグッと来ました。


ビショップ役の飛田 展男さんもいぶし銀で先輩スパイの矜持を後進に示す。
「そんな大人、修正してやる!」の中の人と同一人物とはとても思えませんw

そんな渋いボイスで、ノルマンディー公(CV.土師 孝也さん)と、
相手の弱味を知った上で煽っているのか?
知ったかぶって動揺を誘うブラフで探り合っているのか?
含みが多い濃密なボイスでベテランスパイの対局を展開。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は梶浦 由記氏の続投。
華麗にスウィングするサウンドと“梶浦語”コーラスがスクリーンに広がるゴージャスさ。

OP主題歌「LIES&TIES」も引き続きアーティストプロジェクトのVoid_Chordsが担当。
今回ボーカルに迎えた麦野 優衣さんは
『パワプロ』テーマ曲の歌唱経験もあるシンガーソングライターで
中~高音の爽やかなパワフルボイスが特徴。
彼女もまた米国での生活、留学経験があり、
ビッグバンドの全編英語曲も歌いこなす。

ED主題歌もまた“チーム白鳩”5人の合唱。
適宜、挿入される手拍子も心地良い、
相変わらず一聴すると平和なメロディだが、何処か狂気も覗く全編英語曲。

ポイント・ピクチャーズの妙にメルヘンチックなED映像もグレードアップ♪
固い絆で結ばれたアンジェ&プリンセスのご尊顔に悶えましょう♪


【感想】
二次元、三次元関係なく、本格的なスパイ映画を劇場で堪能できて嬉しいです♪
スパイをエンタメ化するのに大量の爆薬は必須ではない。
手応えを感じつつ、今秋予定の2章以降も続く全6章の長丁場に挑みたいです♪

投稿 : 2021/02/12
閲覧 : 824
サンキュー:

20

まかろん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/01/14
閲覧 : 9

ペガサス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/24
閲覧 : 12

ぞろ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/11/05
閲覧 : 9

pikotan さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/10/07
閲覧 : 11

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/09/09
閲覧 : 14

レコ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/20
閲覧 : 14

まぁ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/20
閲覧 : 13

FRANK さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/15
閲覧 : 13

VxqPe49365 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/12
閲覧 : 27
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プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章のストーリー・あらすじ

舞台は19世紀末。共和革命によりアルビオン王国は分離。巨大な壁で分断された首都ロンドンは、東側を王国、西側を共和国が統べ、各国スパイが暗躍する影の戦争の最前線となった。革命から10年、王国の名門クイーンズ・メイフェア校には女子高生を隠れ蓑に共和国スパイとして活動する5人の少女がいた。女王暗殺未遂事件を阻止し、カサブランカでの休養を終えた彼女たちにコントロールから新たな指令が下された。この任務をきっかけに5人の少女、チーム白鳩は国を揺るがす大きな渦に巻き込まれていくことになる——。(アニメ映画『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2021年2月11日
制作会社
アクタス
公式サイト
www.pripri-anime.jp
主題歌
《OP》Void_Chords feat. Yui Mugino『LIES & TIES』《ED》アンジェ(CV.古賀葵)プリンセス(CV.関根明良)ドロシー(CV.大地葉)ベアトリス(CV.影山灯)ちせ(CV.古木のぞみ)『Nowhere Land』

声優・キャラクター

古賀葵、関根明良、大地葉、影山灯、古木のぞみ、菅生隆之、沢城みゆき、山崎たくみ、土師孝也、飯田友子、飛田展男、本田裕之

スタッフ

キャラクター原案:黒星紅白
監督:橘正紀、シリーズ構成・脚本:木村暢、キャラクターデザイン:秋谷有紀恵/西尾公伯、総作画監督:西尾公伯、コンセプトアート:六七質、メカニカルデザイン:片貝文洋、リサーチャー:白土晴一、設定協力:速水螺旋人、プロップデザイン:あきづきりょう、音楽:梶浦由記、音響監督:岩浪美和、美術監督:杉浦美穂、美術設定:大原盛仁/谷内優穂/谷口ごー/実原登、色彩設計:津守裕子、HOA(Head of 3D Animation):トライスラッシュ、グラフィックアート:荒木宏文、撮影監督:若林優、編集:定松剛

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