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「アルテ(TVアニメ動画)」

総合得点
72.1
感想・評価
274
棚に入れた
917
ランキング
1207
★★★★☆ 3.5 (274)
物語
3.5
作画
3.5
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.6

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アルテの感想・評価はどうでしたか?

ふぁんた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

情熱は古臭い慣習を突破する

ルネサンスの中心、フィレンツェで絵描きを目指す。

絵画に対し真っ直ぐで情熱的なアルテの姿勢には、
何か夢に向かって努力する強い気持ちを再度気付かされますね。


この時期の女性作家はほぼ聞かないといっていいですね。
そんな状況の中、主人公のアルテは己の明るく困難を乗り越える芯が通った性格と
芸術への情熱で男社会を切り開いていきます。


原作漫画既読、原作のキリの良いところまでまとめましたね。



ルネサンス・フィレンツェの街並み、食事、服飾、風俗などを
「乙嫁語り」のように繊細に描いてくれるかと期待したのですが、
アニメはもちろん原作でも、そこにフォーカスというよりは、
女性画家のアルテを中心としたお話という感じだったので、少し残念でした。


「乙嫁語り」のような圧倒的な時代考証と服飾、生活などを繊細に描いてくれると
ストーリーが少しなだらかでも、気にならないのですが、
本作はそういった尖った部分もなく、ちょっと全てが平坦ですね。


あと、画家の物語なので、もう少し絵画の表現をどうにかして欲しかったですね。
全く迫力がなく、全体に馴染んでいたので印象に残らないですね。



この時代の絵画、建築、彫刻などの芸術は、
人類の宝と言える傑出したものばかりなので
興味を持った方はぜひイタリアを訪れて欲しいです。


ブルネレスキのドゥオーモのクーポラ、ずっと見ていました。
可能ならばドーム内に宿泊したかったくらいです。

投稿 : 2020/06/27
閲覧 : 183
サンキュー:

6

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

16世紀のイタリアを舞台に、夢に向かって頑張る少女を描く成長物語

ルネサンス期のイタリアを舞台に、画家を目指す少女・アルテを主人公にした、お仕事系の成長物語。全12話。原作漫画は青年誌連載のようですが、雰囲気は少女漫画に近い印象です。
内容的には、画業は男の仕事であるという時代に、周囲の偏見に負けず、努力と根性で道を切り開いていくアルテの奮闘を描いていきます。エピソード自体は、序盤の展開がちょっとワンパターンという感じで、どうかと思ったのですが、登場人物が徐々に増えていくにつれ、話にも広がりがでて、中盤以降は普通に面白かったです。いちおう、女性の自立とか社会進出という部分では、現代にも通じるテーマが含まれますが、作風的にあまり深い話にはならないので、もっと単純に、夢に向かって頑張るアルテを応援する、みたいなスタンスで観たほうが楽しめるかもしれません。
作画は、普通に問題なし。ただ、欲を言えば、フィレンツェやヴェネツィアの風景に、もう少し魅力があると良かったです。音楽は、爽やかなOP、穏やかなED、どちらも作品に合っていました。キャラは、明るく前向きなアルテには好感が持てますし、ヴェロニカやカタリーナなどの脇役も印象に残りました。
最後まで観終わって、まあまあ楽しめました。題材的には、イタリアの歴史や文化、絵画の専門的な技法など、もっと掘り下げる余地はいろいろあったと思いますが、むしろそういった頭でっかちな方向に行かないシンプルさは、この作品の長所だったかもしれません。

投稿 : 2020/06/26
閲覧 : 265
サンキュー:

17

ネタバレ

まー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

年に数枠あっても良いかも

ベタベタな少女マンガで、作者ほ根っからこういうのが好きなんだろうな。という気持ちが伝わりまくります。慌てたときの表情など直球の少女マンガです。
毎クールあると飽きそうだけど年に数回はこういう枠もアリかな?と。

人物作画は普通ですがプロップに力が入ってます。そこは見ごたえアリ。

投稿 : 2020/06/26
閲覧 : 208
サンキュー:

5

ネタバレ

ナンカ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

Eテレでも良さげな

主人公が一途に頑張り、周りも善人のみ。
見ていて気持ちよかった。
こんなに素直な話ならNHKでも違和感無し。というか深夜帯に放映していたのが
不思議なくらい。

投稿 : 2020/06/25
閲覧 : 207
サンキュー:

6

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もっとー私的アニメ感想簿89

時は16世紀初頭、ところはイタリア・フィレンツェ。
貴族だが裕福でない家に生まれたアルテは、幼い頃から絵を書くのが好きで画家を目指すものの、女というだけで相手にされない。
やがて出会ったレオに弟子入りし、アルテは画家を目指して動き出す物語です。

原作マンガを読んでいたので、待望のアニメ化だったんですが、作画がいまいちと言うか、あまり絵画が上手く感じないのが辛かったです(苦笑)
物語自体様々な困難に出会いながらも、持ち前の明るさと頑張りで道を切り開いていくアルテの姿がそれなりに描けていたので、こういう話が好きな方には面白い作品だったと思います。

まあ原作は今も連載中でまだまだ物語りは続きますので、いつか2部が作られる事を期待したいです。


おまけ
「おい、聴いたか(何を)あのレオがついに弟子を取ったんだとさ。」
「で、どんなやつなんだよ。見に行こうぜ」
「(名前は確か)俺の名はゼロ、ウルトラセブンの息子だっ!」
・・・いや、確かにレオの弟子だけど(違)

おまけ2
アルテ
「弟子にしてください(ダメだダメだ、女なんて弟子に出来るか)」
「駄目だ、誰も弟子にしてくれない・・・」
謎の声
「そこの女、弟子にしてやろうか(えっ)」
「(あ、あの・・・あなたは)私こそは未来の宮廷画家、人は私を画聖マニの再来と呼ぶ。」
や、やめろ~。そいつだけには絵を描かせるな~~~~~っ

投稿 : 2020/06/24
閲覧 : 241
サンキュー:

15

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これも世界名作劇場の一つ

原作:漫画 未読


感想

芸術家など、職人になるのは男が当たり前のルネサンス期(事実かどうかは知らんけど)
女性のアルテが画家を目指すため、逆境に抗いながら成長していく物語がすごく面白く感じました。
これだけでもう 世界名作劇場の話になりそうな設定だと思いました。

アルテは、素直で一生懸命な頑張り屋さんで、性格も明るく笑顔も素敵な女性なので、好印象なのも◎です。
途中、師匠であるレオの元を離れ、ヴェネツィアへ。
そこで無意識にレオを想うアルテ
恋愛経験のないアルテが、いつ自分の想いに気がつくのかも楽しみなとこですが、それはまだ先みたいで終わっちゃいました。
う~ん
残念。

アルテの人柄の良さ、画家としての成長もそうですが、レオを想う恋愛部分も見所で、毎週楽しみに観てました。
面白かったです。
できれば2期3期と、原作が完結するまでアニメ化して欲しいです。


何気に EDの安野希世乃さんが唄う声が聞き心地良くって癒されてました。

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 246
サンキュー:

26

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

健気に頑張る

まだ、女性が活躍する時代ではない頃の話です。女性だから結婚が当たり前、ご令嬢として生きなければいけない時代に夢に向かって頑張るアルテ。
 女性画家だと言うだけで周りから笑われたり、嫌なことをさせられたりと見ていて可哀そうだなと思う場面も出てきますが、アルテの頑張りと努力で周りの人たちが徐々に変わっていきます。

 身分や職業などで判断されるのは現代でも変わらないと思います。彼女は前向きに立ち向かい周りの意見などを聞き少しずつ成長していきます。
 真っすぐで優しいアルテを応援したくなるアニメでした。

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 215
サンキュー:

6

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

肝心な絵画がちょっと残念でした

絵を描くことが大好きだった貴族の少女アルテが男性社会の
絵画職人の世界に飛び込んで道を切り開く物語。

画家を題材にした作品であるのに中性ヨーロッパの街並みや
壁画などがちょっと雑な感じ。

主人公のアルテの前向きで元気なところは好印象。

なかなか女性という理由で職人世界で受け入れられなかったアルテが
師匠のレオに弟子入りして色々な人に出会い成長していきます。

中盤レオのもとを離れてベネチアに行きカタリーナという少女の
家庭教師をすることになります。
田舎で乳母に育てられたものの、実家に急に呼び出されて育ての家族
と別れを幼いながらも受け入れ前に進み始めたカタリーナ。

そんな彼女に
アルテは女性で、貴族という変えられない立場であると言われ、

そのことは絵を描く時の繊細さや特別な感性を生む強みになっているって
気づかされて自信を取り戻すってストーリーは良かった。

最後はフィレンツェのレオのもとに戻って、天井画を前に
母親を含めてみんなそろってのハッピーエンドで良かった良かった
なんですが・・・

最後の天井画。
アルテの成長した技術や感性を見せつける場面の大事な絵が
やはりちょっと残念で、心を打たなかったのが残念でした。

あそこでせっかく描写出来るアニメなんだから、語りでなくて
素晴らしい絵で魅せてくれたら
説得力も全然違かったと思うんだけどね~。

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 294
サンキュー:

29

fif さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

心が安らぐ時代もの直球ドラマ・フィレンツェの元気娘アルテの奮闘記

本作は、元気娘アルテが、貴族だけど絵を描いて生きていくことを目指して家を飛び出し、絵描きを目指す道すがらで出会う様々な人との交わりを描いた、どストレートなドラマです。
16世紀ルネサンス時代のイタリア、フィレンツェを舞台に、アルテが画家を目指して職人画家に弟子入りしようと奔走するところから始まります。

当時は今とは比べものにならないくらい男女の不平等があり、そんな中でいろんな困難にも屈しないでひたむきにがんばるアルテ。
ありがちかもしれませんが、応援したくなります!
師匠のレオさんとの関係もいいですね。親方〜って感じです。

主題歌もとても良くて、OPは坂本真綾さんの爽やかな歌声のアップテンポで始まり、EDはアルテの友人ダーチャ役の安野希世乃さんが歌うゆったりとした情緒たっぷりの名曲で終わります。

ちょうど心がささくれた時期に観たので、癒されまくりました!!!


あと、カタリーナがめちゃくちゃ可愛いです。
アルテも可愛いけど・・・
やっぱり金髪美少女はいいですね!

投稿 : 2020/06/21
閲覧 : 209
サンキュー:

8

DB さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

中世のイタリアにおける女性が社会進出する物語?・・・ですかね。
ある種淡々と物語は進んでいき、途中転換するも最終的には淡々としたエンディングを迎えました。
なんとなく表現するものがない感じですが、普通に完走できたので普通に面白かったのでしょうね。

投稿 : 2020/06/21
閲覧 : 169
サンキュー:

3

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

努力のかたまり

ルネサンス全盛のイタリアを舞台にした歴史アニメ。いや、歴史の勉強にはならないね。
男社会に敢然と立ち向かう、画家を目指す少女の成長を描く。
とにかくスポ根ものかと思うほど、毎回試練の連続。
それを気合で乗り切るアルテ!
お前は超人か!?

かなり早い段階からラブコメの波動を感じさせるのだが、仕事のためには恋は要らないということも諭され、恋愛物語になりそうでならない。
あくまでもアルテ本人の成長に焦点を絞って物語が進む。
女性主人公ながら、すごい骨太なストーリーには好感が持てるところ。
12話で綺麗にまとめたけれど、これから恋愛も絡んでくるのかな・・?
ありそうでなかったこういう物語、高評価です。
ただ、せっかくルネサンス期のフィレンツェ、ヴェネチアを描いているのなら、
バックの街並みにもう少し雰囲気を持たせてくれたらなあ・・。
傑作になったかも。

投稿 : 2020/06/21
閲覧 : 202
サンキュー:

16

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

フェミニズム

 舞台は16世紀初頭、ルネサンス時代のフィレンツェ。貴族でありながら画家を目指し、職人レオの元で見習いとして修業を始める少女アルテの物語。原作は月刊コミックゼノンで連載中のマンガ。

 主人公のアルテは貴族の娘として、良家に嫁ぐことが女の正しい選択であり生き方なのだという母親に反発し、家を飛び出す。絵を描くことが大好きだったアルテは画家になろうと弟子入りを志願するが、女が職人になるなんて冗談だろうと相手にされない。レオに弟子入りし、職人として修業をスタートしてからも、同業者の男性たちから「女なのに」と、ことあるごとに批判的な目で見られる。そして「なぜ画家になろうと思ったのか」と聞かれ、アルテは悩んだ後に「自立して生きたかったから」と返答する。

 というわけで、本作のテーマはフェミニズムということになります。女性や身分により生き方が固定される不自由な世の中だった当時のヨーロッパで、時代に抗い自由に生きようとする少女アルテの姿は、2020年度のジェンダー・ギャップ指数で153ヶ国中121位という世界屈指の男女不平等の国、日本で生きる女性を勇気づけてくれるかもしれません。ただ、フェミニズムをテーマとする舞台として16世紀のイタリアがふさわしいかといえば疑問が残ります。

 フェミニズム運動の先駆者であるボーヴォワールが言うように、ジェンダーは人間が生き物として繁栄して行く上で必然として生まれたものです。しかし階級社会が崩壊し、自由や平等が尊重されるようになったのだから、ジェンダーはその役割を終えた。というのがフェミニズムの基本的な考え方ではないかと思います。(男性を抑圧者、女性を被害者と看做し優位関係を逆転させようとするラディカル・フェミニズムをボーヴォワールは否定している)

 そう考えると、アルテが貴族の地位を捨てて職人になるという選択に説得力が欠けているように感じました。ルネサンス時代に文化が栄えたのは商業で富を築き上げた貴族がパトロンとして芸術家を保護したからであって、貴族の力はまだまだ強かった。貴族から身分を下げることも女が男社会で生きていくことも、現代よりずっとハードルが高いはず。だけども、肝心の画家になるという決断が行き当たりばっかりで、動機付けもボヤンとしている。家を飛び出してから「私はどうして画家になろうと思ったんだろう」と思索するアルテは、自分探しの迷い道に入ったレディコミ漫画のヒロインのように見える。

 話が進む中で彼女が直面する困難も、大抵「オンナガー」とか「キゾクダカラー」といった周囲の偏見の目であって、彼女の心の中の葛藤、内面的な問題に閉じてしまっています。もっと生活習慣や価値観の違いに苦しむ場面があってもいいはずなのに、そこにはあっさり適応してしまう。本作は現代的なフェミニズムをテーマに扱っているため、ルネサンス時代のフィレンツェという舞台とのギャップを感じることがありました。

 ただ、本作が訴えかけていること自体は真っ当な主張であり、男の自分が観ても共感できるものです。特に第4話「コルティジャーナ」は印象に残る良回でした。コルティジャーナとは高級娼婦のことで、師匠レオのパトロンであるヴェロニカは高級娼婦として名を馳せています。自分に夢中にさせるため男心を利用するヴェロニカの行動に、男に依存せず自立した生き方を目標とするアルテは大事な顧客であるにも関わらず反発します。ヴェロニカも高級娼婦としてのプライドがあるので譲らない。お互いに自分の主張を曲げることはないのですが、ヴェロニカはアルテの純真さを気に入り、二人は友人として親交を深めていくことになります。

 このエピソードは、たとえ主義主張・思想が異なる相手であっても、いがみ合うことなく友人関係を築くことができるし、自分にないものを吸収できる大切な人になりえるということを教えてくれます。あにこれでもありませんか、「こんなアニメを面白いと思うなんておかしい!」とか自分の好きな作品が低評価だったら「サンキュー押さない!」とかヘイトを溜めること。そうではなく自分と違う感想こそ参考になると考えたほうがいいんじゃないか、という見方もありますよね。ですよね皆さん!

 また、ここまで明るく前向きで、努力家とアルテの長所が目立っていたのですが、この回ではアルテの欠点が見えてきます。それは「視野が狭い」こと。本作は様々な人々と出会い、自分の視野を少しずつ広げていくことがアルテの成長であり、主眼として描かれています。ヴェネツィアでの家庭教師・兼画家としての日々を経て、自分が元貴族であること、女性であることはハンディではなく強みなんだという考えに至り、自信をつける。このように、本作は女性の自分探しの物語として良くできていて、メッセージ性も優れています。

 欠点はメッセージ性が前面に出てしまっていて、画家職人ならではのエピソードが少ないことでしょうか。肉付けの部分が不足しているように感じました。もっと絵画に関する蘊蓄があってもよかったし、16世紀のイタリアの文化や生活、宗教などに深く踏み込んでも良かったのではないかと思います。毎回冒頭にナレーションを入れるだけではちょっと寂しい。中世のイタリアを再現度がもう少し高く、かつ要所要所でフェミニズムというテーマが現代と繋がるぐらいのバランスがベストだったのではないかな。

 日曜の朝に再放送が決まるくらい健全で安心して観れる内容で、作者の主張にも共感できる良い作品。まー大久保圭の魅力は細やかな描き込みだと思うので、ぶっちゃけマンガの方がオススメなんですけどね。

投稿 : 2020/06/21
閲覧 : 383
サンキュー:

24

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

女性画家の奮闘する姿を描いた作品

16世紀フィレンツェを舞台にアルテという貴族出身の画家見習いが1人前の画家になろうと奮闘する姿を描いた作品。今だと女性の絵師とかイラストレーター、女性アーティストは珍しくないけど、16世紀では女性は画家になれないと最初から思われていたみたいです。アルテも最初は男の画家たちからバカにされますが、どうしてもなりたい!といってレオという男の画家の弟子にしてもらい、1人前の画家を目指してがんばります。

あまり萌えとかもギャグとかもラブコメとかも抑え目であくまでアルテの画家を目指す姿を中心に描いた作品です。

投稿 : 2020/06/21
閲覧 : 399
サンキュー:

25

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「女には厳しい」って描写していながら作中世界はアルテに甘い…?

ルネッサンス期のフィレンツェを舞台に、当時女性ではなるのが難しいと言われた絵画の工房で働く職人を目指す貴族生まれのアルテのお話。

作中でアルテは一見、様々な障害にブチ当たっているように描かれています。でも当時のヨーロッパの状況を考えたら、「本当ならもっと酷いことになってるよね?」と突っ込まざるを得ない主人公補正がかかっていますね。

まあ、お話だからそんなもんでしょうけど…。

アルテの「恋愛に鈍い恋愛脳」ってキャラクターが嫌になるかならないかで、視聴断念か継続かが別れるような気がします。

ところで、「Arte(アルテ: 芸術)」という人名に微妙な違和感はありますね。ヨーロッパの貴族で、聖人由来でない名前はめったに付けないような気がするのですが…。

投稿 : 2020/06/21
閲覧 : 336
サンキュー:

29

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

16世紀イタリアで女だてらに画家修行する女の子の立志伝。

詳細は公式でも。

16世紀のイタリア・フィレンツェ。
貴族の家に生まれたアルテは、子どもの頃から
絵を描くことに夢中。父を失い、女の幸せは結婚だ
という母親の反対を押し切って、画家になるため
家を飛び出しました。しかし、女というだけで
誰も相手にしてくれません。

そんな中、唯一アルテの絵を見てくれたレオに
出会います。レオはアルテに弟子入りを認めるため
ある課題を出しますが……。

というお話です。

すごく正統派なストーリーという初回の印象です。
なんというか、非の打ち所がありません。
アルテがどんな子なのか。なぜ画家を目指している
のか。そのために何をして家を出たのか。
すべてきちんと描いています。導入としては満点。

あとは、アルテがどうやって頑張って画家になって
いくのか。ストーリーの転がし方を楽しみにして
いきたいと思いますよ。継続視聴です。

=====第7話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
アルテの落書きを見た貴族のユーリは、姪・カタ
リーナの家庭教師としてヴェネチアに来てほしい
と持ちかけます。

いったんは断るアルテですが、レオと旧知の仲の
ルザンナが、亡き夫の実家から持参金を返して
もらえず、窮地に陥ってることを知り、ユーリの
権力を使って支払わせる代わりに、ヴェネチア
行きを決意するのでした。
{/netabare}
というお話です。

すごく真面目にストーリーを重ねてきました。
なんていうか、引っ掛かることがまったくない。
かなり無難で優等生の脚本だと思います。

声優もアルテのCV:小松未可子さん(ご結婚おめ
でとう!)をはじめ、そつなく全体的に無難です。

Seven Arcsの作画も派手さはないものの、きちっと
16世紀のイタリア・フィレンツェの雰囲気を
描いていて無難な仕上がりとなっています。

OPの坂本真綾さん、EDの安野希世乃さんとも、
作品の雰囲気に合った良好で無難な楽曲です。

と、すべてのファクターにおいて、高いレベルで
「無難」な作品です。
評価点としては、オール3.5点の70点の作品かなと。
逆に言えば、ここまでスルスルと引っ掛かりもなく
無難に回を重ねてきて、強いインパクトもない。
印象に残っているのは、アルテの美しくて大きな
おっぱいのみというw

毒のない無難な作品だなあ。
次回からのヴェネツィア編で、ちょっと起伏が
出ればいいですね。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}{netabare}
ヴェネツィアで肖像画をすべて描き終え、フィレ
ンツェに戻るか、このまま残るか悩むアルテ。

そんなとき、以前、工房であった男性から
貴族出身の女性画家という肩書きが羨ましい
と言ったことを謝罪されます。
アルテは、それをネガティブに捉えていました
が、自分の強みとして生きていくことを決意。
ヴェネツィアに別れを告げ、レオの待つフィレン
ツェに帰ることにしました。

しかし、工房に戻るとレオの姿はありません。
なんと熱を出して意識がないとのこと。
はたして、何があったのでしょうか?
{/netabare}
という最終話です。

なんともあらすじをなぞるような展開。
変な喩えですが、カーリングのストーンがスーッ
と滑っていくように、何の抵抗もなく話が
進んでフィナーレって感じ。

そもそも、この作品自体が序盤からずっと、
滑らかに引っかかりもなく、すらすらと進んで
来たような印象です。

物語の展開自体はケチのつけようもないので
すが、ちょっとした挫折まですべての面で、
こういう物語を滑らせていくという意図……
でもないのかな。とにかく、制作陣が望む、
望まないに関わらず、悪い意味で優等生。
悪く言えば、面白みがない作品なんです。

原作がどうか分かりませんが、少なくとも
アニメに関しては、明日になったら忘れて
しまいそうなくらい心に引っかからない。

お色気もなければ、萌えもない。
毒もなければ、強力なライバルもいない。
アルテの挫折すら予定調和。
みかこしは好きですが、アルテのCVに関して
は、彼女の声・演技があまりにも模範的。
逆に言えば、もっとアクのある声優を起用
すれば、ちょっとは印象に残ったのかも。

とまあ、話は悪くないのに、作品全体が
ツッコミどころがなかったために、Eテレで
夕方にでもやればいいじゃんと思うほど、
お子様に強くオススメしたい空気のような
作品となってしまいました。少し残念。
{/netabare}

投稿 : 2020/06/20
閲覧 : 274
サンキュー:

8

ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

普通。

最終話まで
極めて普通で、どう言えばいいのかなぁ。
最終話の天井画は自分の知人やら両親に描き変えて
いいの?まぁレオは修行の成果があったと褒めてたし・・・いいのか?!
アルテはいい子です。人気者です。もうすっかり職人です。可愛いです。レオも元気になるよな。って思いつつ最終話を終えました。

8話
俺が勘違いしてたのかな・・・。これはアルテの日常のお話なんですね。てっきり職人になるまでの軌跡なのかと思ってました。まぁ、これだけ違う視点で見てたら、なんだこりゃ・・・ってなるよなぁ。ここまで見たし、最後まで付き合いますが・・・。テンションの上がらないシナリオの連続で、これで
『私は職人になったわ♪』とか言われたら、呆然となるなぁ。

7話
なんとなく話の方向が思った感じになりそうで・・・。大どんでん返しで唸らせるアニメには思えないしね。アルテの緑のドレスはとても好きです。この話は、いい女は結局成功し幸せになるっていう話かい?
私は職人になるんだ!っていうCMが煤けているように思うのは私だけでしょうか?
5~6話 {netabare}
職人になるためにアルテが乗り越えるべき壁をどう克服するかの話なんだろう。・・・で、真摯に人に接して、自分の仕事に精を出し、同業者との溝を徐々に埋めていく・・・。元気があれぱ何でもできる的な、ある意味アルテらしいのかもしれないけど、ここまでのシナリオに唸る部分はほぼない。可もなく、不可もなくといった感じです。
{/netabare}
1話~4話まで
職人を目指す人間の精神構造の構築から描いているので、アルテの稚拙な精神にイライラする場面が目立ち、ここまでは作為的にそうしているのだろうと寛容な姿勢で見てます。ヴェロニカとの交流が職人として一歩前進する機会なのだろうが、ここまでは職人を目指すキャラとは思えない違和感しかない。今後この違和感をどう払拭するのでしょうか?そこが見せ所だったら凄いアニメと思えるが・・・。

投稿 : 2020/06/20
閲覧 : 424
サンキュー:

18

ネタバレ

saitama さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

時代物…物語は楽しみ。フィレンツェの風景は…レベル低すぎかな 12話まで視聴

原作未読。

女性が主人公で時代物。

よくよく考えると1970~1980年代はこういう作品は多かった。ただ、昔は少女が主人公で、視聴者としては子供が相手だけど、物語の背景、歴史、設定、そうした骨格部分は大人が納得できるしっかり作り込まれたものだった。それこそSHIROBAKO本編で登場するエピソードのように…。そして、実際、若き日の、その後のアニメ界の巨匠たちが演出や監督を努めていた。

そうした昔の作品たちと比較すると…。もうちょっと時代背景や、歴史をしっかり構築したほうが良かったな。原作には書かされていないのかもしれないけれど、そうしたディテールをもっと描いてほしい。いちばん稚拙なのはフィレンツェの風景を含めた16世紀イタリアの街並みや風景。

自分もそうだが、実際に行ったことある人や住んだことがある人は、この風景は、実物を見たことがなく、写真素材をなんとなく模写しているのだろうな…と、物語が始まって数分で感じ取ると思う。例えば、ミラノから美食街道を下り、パルマ、モデナ、ボローニャ、そこから山越えをしてムジェロ、フィレンツェ、地中海に出てピサ、そこから海岸沿いにジェノバ、そして再びミラノへと戻ると、都市国家だったイタリアの街ごとの違いをはっきりと感じるし、そうしたディテールを風景や背景に取り込めることができたら、きっとすごく物語への没頭感というか、入り込めると思う。イタリアは設定時代の建造物や街並みは、かなり残っているだけに、とても残念。

同じように脚本ももっと時代背景を検証して、原作に盛り付けができていればいいのに…。現状は明らかに力不足。

そもそも、これって視聴者のターゲット年代はどこなのだろう? 本来は子供から中学生くらいまでがターゲットとして想定できるアニメかと思うのだけど、画や受ける印象はもうちょっと上の世代がターゲットになっているようで、ミスマッチを感じる。

キャラクターの作画は、まあ明細ではないけれど、最低限レベルはあるかと。褒められるレベルではない。

声優さんは、主人公…もうちょっと感情入っててもいいかも。画がいまいちでも、慎重勇者のように脚本と声優の力で物語に入り込める例があることは実感しているので、今後は主人公含め、声優の力量次第かなぁ。現時点ではキャラと声が乖離しているというか、声に演技力や表現力を感じないというか…。ぶっちゃけ、下手じゃね? という印象。八十亀ちゃんかんさつにっきはキャラと同化していたんだけどなぁ…。

個人的にはこうした1970年代、1980年代を懐かしく感じさせる成長物語のアニメは、もっと増えて欲しいので、楽しみに見ていきたい。それとアルテみたいなキャラクターは好き。予算と、制作スタッフの力不足が、すべての部分で感じられるけれど、頑張ってもらいたい。今後の期待を込めて、甘々の採点で。

■3話視聴

うーん、やっぱり時代背景の説明が全然足りていない。丁寧さが足りない。というか、基礎レベルは多少説明した方がいい。謝肉祭なんて日本では馴染みがないのだから、世界ではカーニバルと呼ばれることやイタリアではカルネヴァーレと発音すること。程度は説明しても良かったろうに…。

また海と山岳部を結ぶ交通の要所で食材が豊富なフィレンツェだと、多様な食材があること、お菓子が当時から発展していたこと。アルテは貴族出身で、若いのだから、そうした食材知識はあるはずなので、その程度の説明はナレーションなり、画で見せることは可能だったはず。

解剖学で女だとバレたシーンもだけど、あらゆることに説明が足りていない。ほんのちょっとしたことなのに、脚本に厚みが足りない。監督以下、知識が足りていないことが如実にあらわれている。当然、声優にはそんな説明もないだろうから、さらにヌケサク状態になってしまっているのだろう。WEBでアルテの食材を再現というのを観たが…あー、知識が本当にないんだな…というのがよくわかったので、、この作品では設定や時代検証、さらには雑学部分がまるまる足りていないのが、魅力を大いに削ぐ原因になっていると思う。

見習い説明は会話で入れていたけれど、うーん、最低限この程度の説明を各所に散りばめる必要がある。アルノ川の描写も、全部、写真とかであるような画ばかり…。スタッフは行ったことないんだな…。夕刻とか川沿いに陽が落ちていき、レンガに色づいてすげーきれいな風景を観ることが出来る。川を見る角度が同じな時点で、画家としての成長以前に、画家を表現できていない…。アルプスの少女ハイジを、当時の宮崎駿や高畑勲は、実際にアルプスに行き、現地検証をした。実際に体験しなければ、あんな背景や描写は生まれなかったろう。アニメーターや監督、演出が見る視点と、観光素材や、ネットに出回る程度の素材画像はまるで違う。その視点がないのに、無理やり中世のフィレンツェを描いても、そりゃ薄っぺらくなる。自分が知らないから、原画スタッフや声優にも肝になる部分を伝えられない…。すべてが悪循環。

せっかく物語としては良い素材なのに…力不足で伝えられないのは残念だ。

■4話視聴

冒頭のパン焼きの説明や、娼婦の実態を多少触れていたのは良かった。
ただ、背景画が悲しいほどに下手というか、論外。

そして、やはり文化面での説明が少なすぎる。原作マンガはカット割りやページ成約で細かく描写できないのだろうが、アニメはそこをちゃんと細かく描写することで深みを出せるのに…。

物語は悪くないが、中世である必要性が感じられなかった。まあ、そこは原作ベースなので仕方ない。女性の成長物語という考えで見れば次第点。

物語を少し評価。作画は評価下げた。声優は主人公がとにかく頑張ってください。声と画の乖離が…。

■10話まで視聴

ストーリーはフィレンツェの修行で段々周囲の男社会のなかで認められるなか、突然フィレンツェへ舞台を移動する展開に。そして、一人の少女の家庭教師役を担うことに。

その少女は幼女時代に育った乳母の家庭を家族と思い、現在の本当の家族を認めていない。家族も少女を見ていない。という感じ。

まあ、この時代の封建制度のなかにある社会性を表しているのだろうけど、やはり色々と薄い。親子関係の修復とか、伝わらないなぁ…。「本好きの下剋上」の方がファンタジー世界なのに、こうした封建制度や親子の関係性、社会の関係性をうまく表現しているし、その問題点等もしっかり描いている。

それと文化面がとにかく浅い。パン粥とか、あー、わからなくはないが、せめて何をどう作っているのかを説明した方がいい。古いパンを使ってって…は? という感じ。女性がテーマなのだろうけど、すべてがブレブレな印象。物語の評価を下げた。

残念だなぁ。ベタはベタで世界名作劇場のように良い作品はあるのに…。そういう路線を現代版で目指しているものだと思っていたのだけど違ったようだ。


■12話まで視聴

うーん、結局何を伝えたかったのだろう??? ストーリーが稚拙だったかなと思う。世界名作劇場のような完全な子供向けアニメに仕立て直した方が良かったのでは?

実際に実在するフィレンツェやヴェネチアの背景は作画が酷すぎて、良さが何ひとつ伝わらなかった。実際に行ったことがある身としては、非常に残念な作品だったかなと思う。

投稿 : 2020/06/20
閲覧 : 294
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7

はく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

女性が女性差別を乗り越える作品

女性が女性差別を乗り越える作品は初めて見たと思いますが、こういったのもいいなと思いました。

投稿 : 2020/06/20
閲覧 : 246
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3

北山アキ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

ファンタジーではなく社会派ドラマ

原作読み始めた

6話で断念
原作がすごく良い。
その分アニメは雑で、観なくていいやとなった。

1話観て
1話目がすごく良かったから、キャンペーン中で無料の原作に手を出したら止まらなくなった。
GWには既刊読破しそう。

欧州においてシェフが男の仕事になったのは、牛肉のような重量物を扱うからだと聞いたことがある(酔っ払いから)。
ただ、この作品では工房における制作工程は分業化が進んでいたと説明されているから、この頃には重量物等を理由に性差で職業を分けなくてもよい程度の生産システムが登場していたのだと思う。
でも、徳島の大塚国際美術館という西洋美術史美術館みたいなところに行くと、中世欧州が文明レベルを逆行させた暗黒時代だったのが透けて見えるから、そう簡単な話じゃなかったのは想像に難くない。
(本作の舞台は16世紀初頭だから中世を抜けた頃)
資本主義による生産効率向上のための公教育や、それを可能とする製紙や印刷技術の普及もまだまだの時代なわけだしね。
さらに言えば、諸々が整った現代でさえいろいろ残っているわけだしね。
日本はまず所得税法改正して扶養控除をなくさないと性差別は改善しないかな。

投稿 : 2020/05/17
閲覧 : 288
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6

ヘーゼル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

OP、EDが良曲

オープニングは坂本真綾さん。エンディングは安野希世乃さんで2曲とも癒やされる良曲です。

1〜4話を観て。
ストーリーはシンプル。大きな起伏なく世界観を楽しむアニメなのかも。恋愛模様も「りぼん」や「なかよし」にありそうな展開。もし、小学生向けに簡単な話にしてるなら納得。

声優は実力派揃いで演技は安心して聞けます。

投稿 : 2020/05/11
閲覧 : 239
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3

ひろにゃご さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

主人公の純で真っ直ぐな生き様に心が洗われる

原作未読。87点。

時代の大きな流れに敢えて逆らい、
男尊女卑の風潮が色濃い中世ヨーロッパ社会で
自立した1人の人間になろうとする女の子の物語。

とにかくアルテが眩しい作品。
前向きさがとにかく眩しいのである。
放送が始まると最初から最後まで、
彼女を応援してる自分がいるのが面白い。

声優陣は小松未可子さん、小西克幸さんを
始めとして間違いのない起用となっていて、
一部の隙もない。

現在2話まで視聴済。このまま最終話まで
走り続けてほしい。
(2020/4/17)

投稿 : 2020/04/17
閲覧 : 199
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4

甘辛 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

今から観てもハマれる!

フィレンツェを舞台に「元」箱入りの貴族のお嬢様が、画家を目指して頑張る話です。内容としては割と王道なので、誰でも楽しめると思います。
世界史の知識があると歴史的背景を推察したり考察したりできるのでもっと楽しくなります。
まだまだ序盤ですが、これからアルテが沢山の人々と出会って成長していくのを観るのが楽しみです。あと、親方のレオとの関係の変化もドキドキします。毎週観るのが楽しみです!
毎話区切りが良いので、今から観ても全く問題ないと思います!

投稿 : 2020/04/16
閲覧 : 144
サンキュー:

4

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

<45> ルネサンス期のイタリアで、画家を目指す貴族の女子のフェミなお話。

1 話視聴。
ルネサンス期のイタリアで、画家を目指す貴族の女子のフェミなお話。
男女の差別を乗り越えて、夢に向かって明るく純粋に頑張るお話。ポリコレ感強めで、全体にイージー。
視聴終了。

投稿 : 2020/04/14
閲覧 : 166
サンキュー:

3

ゅず さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/13
閲覧 : 0

ウサギ団 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/16
閲覧 : 0

ファイブ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/06/08
閲覧 : 2

しぐま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/06
閲覧 : 6

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/04/15
閲覧 : 3

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/10/07
閲覧 : 6
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アルテのストーリー・あらすじ

舞台は16世紀初頭のフィレンツェ。絵画や彫刻が盛んな都で貴族の娘として生まれたアルテは、物心ついた頃から絵を描くことに夢中。いずれは画家になるという夢を抱きながら日々を過ごすアルテだったが、時代の流れが「女性が画家になること」を良しとしなかった。そこでアルテは、人生最大の決断を迫られる……。ルネサンス期に、ひとりの少女が夢に向かってひた走る、ヒューマンドラマ。多くの困難にぶつかりながらも、絵を描きたいと願う熱意と「自分らしく」生きようとする前向きな姿を描くその物語は、ふれるすべての人々の共感を呼び起こす。(TVアニメ動画『アルテ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年春アニメ
制作会社
セブン・アークス
公式サイト
arte-anime.com/
主題歌
《OP》坂本真綾『クローバー』《ED》安野希世乃『晴れ模様』

声優・キャラクター

小松未可子、小西克幸、榎木淳弥、大原さやか、安野希世乃、秋元羊介、鳥海浩輔、M・A・O、田中理恵、戸松遥

スタッフ

原作:大久保圭『アルテ』(『月刊コミックゼノン』連載/ノース・スターズ・ピクチャーズ)
監督:浜名孝行、シリーズ構成:吉田玲子、設定考証:鈴木貴昭、キャラクターデザイン・総作画監督:宮川智恵子、サブキャラクターデザイン:宮地聡子、プロップデザイン:岡戸智凱/岩畑剛一、美術設定:吉原一輔、美術監督:SCOTT MACDONALD、美術:スタジオちゅーりっぷ、レイアウト監修:益田賢治、色彩設計:舘絵美子、撮影監督:能代拓也、特殊効果:福田直征、編集:関一彦、音響監督:えびなやすのり、音響効果:川田清貴、音響制作:グロービジョン、音楽:伊藤ゴロー、音楽制作:フライングドッグ

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