当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「アルテ(TVアニメ動画)」

総合得点
72.1
感想・評価
274
棚に入れた
917
ランキング
1207
★★★★☆ 3.5 (274)
物語
3.5
作画
3.5
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.6

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

アルテの感想・評価はどうでしたか?

とまと子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

みつばのクローバー

アルテは貴族の生まれではあるけれど、特にアタマがいいわけでもなく、絵はそれなりに上手いみたいだけど”天才”っていうわけでもないです。
それに みんなが見惚れて狙っちゃうような美少女でもないです。

ルネサンス期ヨーロッパっぽい舞台で女性が自立して頑張る…という設定から「赤髪の白雪姫」をちょっと思い出したんですけど、そういう意味でいうとこっちの主人公はごくごく「普通のひと」です。

だからお話もそんなに突飛なことも起きないし、びっくりするような展開もありません。
普通にたんたんと、誰の人生にもあるくらいに”ふつうに特別な”物語が進んでいきます。


ただちょっと普通じゃないのは、アルテはとにかく絶対あきらめない…ということ。



OP曲は坂本真綾さんの作詞&唄。
「クローバー」というタイトルです。

きっとこれは「四つ葉のクローバー」じゃない、ふつうのみつばのクローバー。
踏まれても次の日の朝にはまた起き上がり、宇宙に向かって葉をひろげる。

群生するクローバーは、ひとつひとつの葉は誰にも気づかれないうちに育って
誰にも気づかれず風に吹かれ、毎日を生きてるんだろうな。



  ・・・
  誰が誰に恋するかなんて 神様きっと興味ない
  好きなひとを好きになるんだ
  
  ・・・
  毎日わたしが生まれる 生まれ変わって目覚める
  おはよう ご機嫌はいかが?
  
  わたし達が知りたいことって 神様もわかってない
  ・・・


真綾さんのうたの歌詞を聞いて、思わず笑っちゃいました。

ホントにそう。
神様はきっと細かいことになんか興味ない。
わたしがどうすればいいかなんて、マイクロマネジメントなんてしてないよね。

じゃあ、わたしはわたしで勝手に生きていきましょう!


  ・・・
  いつどこで何が起きるって 神様だって知らない
  ありえないことなんてないんだ
  ・・・


二期があるのかどうかはわからないですけど、
もしまた 毎日を一生懸命暮らしてるアルテに出会えたら
「久しぶり!元気だった?」 って訊いてみたいです。

投稿 : 2024/09/10
閲覧 : 37
サンキュー:

5

ネタバレ

dossun さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

朝ドラを見てる感覚でほのぼの見れる

24年3月6日視聴済み。

<よかったこと>
・朝ドラっぽい主人公の成長が見れる
・アルテの元気いっぱいな感じが見ててすがすがしい
・レオさん(CV:小西克幸)の渋さが光る
・時代背景がわかり、歴史への理解も深まる

<うーん>
なし

16世紀初頭のフィレンツェを舞台にした画家を目指した15歳の少女アルテが自分の夢を追いかける朝ドラ感味わえるアニメです。
特によかったのは、時代の偏った価値観、偏見に負けず、自分の道を力強く進もうとするアルテの姿でした。16世紀であれば、偏った視点は強く、何かにつけて、女だから、女のくせにといういい文句が嫌というほどいわれますが、そこに負けずに自分の夢を叶えよう、どうしたら事をうまく進められるかを考えられるアルテには感心ばかりです。
また、レオさんの無愛想な感じがありつつも、アルテのことを思いやる師匠っぷりには人の良さを感じます。愛を持った厳しさでアルテを育てようとするレオさんのもとで働ければ人としての成長もできるかもしれません。
最終回は綺麗にまとまった感じがありますが、最後駆け足でまとめにいってた感もあるので、続編を期待したいですが、こなさそうですかね。

{netabare}
6話視聴
・相変わらず目をつけられるアルテ
・弟子を想って厳しく指導するレオさん
・鳥海さん出てきた、楽しみ

7話視聴
・ユーリの目的はアルテ
・レオさんの幼馴染のルザンナの不遇な境遇
・困っているルザンナをなんとかしてあげたいと奔走するアルテ
・ユーリの介入で問題が解決し、依頼を受けるアルテ

8話視聴
・見送られるアルテ
・戻ってこなくてもいいと伝えるレオ
・レオが放った言葉について考えるアルテ
・考えすぎて海に落ちるアルテ
・ベネチアの町の雰囲気{/netabare}

投稿 : 2024/03/31
閲覧 : 41
サンキュー:

2

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

優しい作風のルネサンス朝ドラ

ルネサンスのイタリアを舞台に、貴族のアルテちゃんが女だてらに画家を目指してがんばるお話。
イタリア大使館後援アニメとの事。
※作品データベース様より転載

【良い点】
作画が綺麗。
アルテちゃんは女性漫画家らしいキャラデザ、快活な金髪美少女で大きめの胸の谷間が眩しいが健全なエロ可愛さ。
男性向け萌え絵とは一味違った好ましさがあり、自然体な美少女でかなり可愛らしい。
ルネサンス期の衣装や、貴族らしい細かい所作など、丁寧に描かれている。
フィレンツェやベネツィアの風景描写も申し分ない。BGMも含めてルネサンスの雰囲気を堪能させてくれる。
声優陣も申し分なく良質なアニメ。

アルテちゃんの前向きで明るいキャラクターが好感持てる。男性向け萌えアニメにはいないタイプの可愛さ。
NHK朝ドラの女性が男社会で頑張る系のヒロインめいている。
感性豊かで落ち込む事も多いけれど、素直さと善良さが滲み出ている。
それでいて貴族の子女らしい教養と知性も魅力、多くの人々から謙虚に学んでいく姿勢は中々稀有なヒロインだった。
その他レオ師匠や高級娼婦のヴェロニカさんなど主要人物が軒並み魅力的。
レオとヴェロニカ、レオとパトロンの老商人ウベルティーノとの父子めいた関係など、キャラ間のドラマの層も厚い。
モブでもパン焼き職人が誇りを持って仕事する姿勢見せてくれるなど、一人一人が地に足の付いた良き人物だった。

ルネサンス舞台の優しい世界の名作劇場めいている。
女性の社会進出の葛藤をテーマにしつつ、優しい世界でストレス感が少ない。
男性社会で心無い偏見に晒されるも、モブも含めて善意のキャラばかり、アルテの頑張りが着々と実っていく安心感ある。
ヴェネツィア編でのカタリーナお嬢様との交流や、ヴェネツィアの紳士な職人とのやりとりで
「生まれ性別階級は選べず、それもまた自分の才能。それを受け入れて自分らしくあれ」というテーマを明確に示している。
過度に男女平等を押し付ける作品にあらず、違いを認めて自分らしく…というのは好感持てた。
全編通してテーマが分かり易く、一貫しており、それをアルテの明るいキャラクターと周囲の善意の人々の後押しで清々しく描かれている。
最終話も非常に綺麗な展開と締めで後味爽やか。

アルテとカタリーナお嬢様との交流が尊い。カタリーナちゃんかなり可愛い。
性格難あり悪役令嬢カタリーナ、最初は押しの強いアルテがグイグイいき、自分の経験と境遇を語り、カタリーナの心を開く。
ダラダラせず1話でテンポ良く仲良しに。
今度は自分が貴族で女性である事への葛藤で苦しむアルテをカタリーナが救う流れ、後半の短い尺で過不足無く良き交流が描かれる。
カタリーナがアルテの絵を、アルテを女性だから…と言った職人に見せて怒るシーンは非常に尊かった。

坂本真綾氏によるOP「クローバー」もテーマが素直な良主題歌。EDもかなり良く、余韻がある。

【悪い点】
特に無いと思う。

強いて挙げれば優しい世界過ぎてヌルいのでは?というところか。
けれどキツい女性蔑視などのストレス要素は楽しくないし、アニメ(漫画)で御都合主義な綺麗さは別に悪くはないと思う。
サクセスストーリーがスムーズ過ぎて波乱に乏しい面もある。
ただ、アルテちゃんは十分に葛藤しているし、別に過度な波乱を見たいわけじゃないし。

更に強いてアラ探すと、絵画や芸術の描写で凄いと分かるシーンはあまり無いかも。
けどどうせ素人には分からんので別に評価下がらない。

【総合評価】8~9点
「はめふら」や「プリコネ」みたいな外連味こそ乏しいが、2020春トップクラスの良作だった。地味な(超)良作な感じ。
評価は「とても良い」
完成度高いとはいえ1クールでは物足りず、最高評価は保留する。

【小ネタ】
カタリーナで悪役令嬢…
趣味が料理で中の人がペコリーヌ…

アルテとカタリーナの関係は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -のヴァイオレットとエイミーと似ている。
最初はヒロインが偏屈お嬢様を攻略→今度は逆に、隙があってほっとけないヒロインを成長したお嬢様が気遣う流れ…
どちらも展開がスムーズに尊い関係構築していて良き百合友情大好物です。

投稿 : 2023/09/01
閲覧 : 94
サンキュー:

3

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ルネッサンスの光と影

ルネサンス期のイタリアで貴族令嬢ながら画家になりたい一心で一生懸命頑張る少女のお話
16世紀イタリアフィレンツェの街並みがとても綺麗でとてもオシャレな感じがしますね
作中には金髪のかたが多いけど、イタリア人はラテン系なので金髪とか茶髪はあまり多くないと思う
髪の色のことを言い出したらほとんどのアニメが変ということになってしまいますけど・・・

貴族でしかも女が画家をやるのが気に入らない人が多いみたいで風当たりが強いけど、画家になりたいという強い気持ちで泥まみれになりながら一生懸命頑張る姿はけなげで応援したくなりますよね!
アルテは普段は貴族令嬢らしくおしとやかな立ち振る舞いが似合うけど、仕事している時や豪快に笑う時の表情がお人柄をよく表していて好感の持てるヒロインでしたね!

女性キャラクターの描き方が上手で、とても魅力的に描く
モブの服装もしっかり細部までこだわっているところもいい!
オシャレで丁寧で前向きでいい作品だと思います!

投稿 : 2023/08/18
閲覧 : 500
サンキュー:

42

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

女性に贈るお仕事アニメ

16世紀初頭フィレンツェ。
貧乏貴族の娘アルテが夢を追いかける物語。
決して派手ではありませんが、学ぶべき箇所が沢山あるアニメです。
女性に贈るお仕事アニメと言ってもいいでしょう。

女だから・・・
女なのに・・・
女のくせに・・・
アルテは、いつの世にもある価値観に翻弄されます。

そのため、どこの工房からも門前払い。
そして、ひょんなことから頑固職人レオの弟子に。
最初レオはアルテに冷たく当たります。
それに負けず、アルテは奮闘します。

画家になるとの明確な目標を持つアルテ。
悩みながらも真摯にそして確実に己のやるべきことをやります。
それはアルテの「絵が好き」との思いが原動力に。
この「好き」が生きる上でもっとも大事なことだと思います。

レオを始め、アルテと出会う人々もまた個性的です。
彼らは気難しかったり、得体が知れなかったり。
でも、アルテと関わるうちにアルテを認めます。
これもすべて、アルテの絵に向き合う姿勢に共感したからでしょう。

中盤から舞台は、水と花の都ヴェネチアに変わります。
ヴェネチアでまた一段と成長するアルテ。
自分の使命を自覚するほど強いことはありません。
そして、その想いを胸にフィレンツェに帰ります。

最終回はアルテの人柄あってこそです。
古い価値観を持っていた人々が協力者へ。
アルテの真っすぐな想い・言葉・行動が彼らを変えたのでしょう。

最後に浮かぶfineの文字。
イタリア語で終わり、英語で素晴らしいの意です。
見事な言葉が優しい余韻を残したラストでした。

投稿 : 2022/08/22
閲覧 : 204
サンキュー:

29

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ほこたて

2022/05/23 初投稿

16世紀初頭,ルネサンス期のフィレンツェで画家を目指す少女の話だそうです。

時代考証云々は省略します。
自分としては,それより強烈に違和感を感じた点が別にあります。

「女のくせに!」「女は・・・」「女だから」
実際,近代の入り口のイタリアの女性観なんておそらくそんなものだったのでは無いかとは思いますが・・・かなり極端な描写が現代の自分の視点では違和感を感じます。女性が弟子にして欲しいって絵を持ってきても取り合わないならともかく,ドツキ倒すのはちょっと・・・ましてや貴族の令嬢に対して職人が?女性蔑視の表現が過剰すぎると感じました。実際そうだったのかも知れませんが・・・

一方で設定ではアルテは15才(少なくても1話時点では)。それにしては胸がずいぶん立派に成長しています。まあ,もっと立派な15才もいるでしょうが,ここは我々が思う15才の少女の平均的なイメージに合わせたキャラクターデザインが無難な気がします。少なくても願望や欲望を反映させるべきでは無いように思います。
って原作者女性か・・・商業的な理由ですかね?

さて,作中のアルテですが「女を捨ててやる!」と言って髪の毛をバッサリ!「そうか髪だけじゃ無く・・・」といって胸を切ろうとしてレオに止められます。その割に普段の服装は胸を超強調したデザイン!!しかも胸元は大きく開いて谷間が見えています。たしかにルネサンスを代表する絵画「モナリザ」も胸元が開いたデザインの服で谷間がほのかに見えていますが,レベルが違います。アルテの場合おっぱいを半分露出しているレベル^^;

ストーリーの核となる,女性だから苦労するエピソードとアルテのキャラクターデザインの整合性の無さに強烈な違和感をしばらくは感じます。

とは言え,アルテの明るさ,ひたむきさに次第に引き込まれます。
また,{netabare}レオとの恋愛感情的(?)な物もいい感じでした。レオの方もアルテがいなくなって相当な喪失感を感じていたようですし・・・今後が気になります。{/netabare}
物語の舞台がベネチアに移ってからは,話の中心が方カタリナとの関係になったおかげで,女性蔑視問題の描写が無くなり格段に面白くなったように感じました。
また,特にベネチア編ではストーリー展開とか雰囲気が往年の「名作劇場」の作品群のようでした。

全体的には,面白く元気の出る作品だったと思います。


話は変わりますが,ルネサンス期で「レオ」さんといえば,レオナルド・ダ・ヴィンチを連想してしまいますが,どうやら違うようです。調べてみたらレオナルド・ダ・ヴィンチは1452年生まれなので16世紀になった1501年には49才と言うことになります。これは無いですね!

投稿 : 2022/05/23
閲覧 : 370
サンキュー:

25

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

生き方っていろいろ でも覚悟は必要

紹介文を見てお仕事系か?と思いなんとなく視聴開始。
アルテってArtのイタリア語かなんかと想像しましたが、
全然関係なかったみたいですね。

【作品概要】
 16世紀、ルネッサンス時代のイタリアが舞台。
 貴族の娘アルテは絵を描く以外はあまりぱっとしない女性。
 この時代の女性は嫁ぐか修道女の2択という
 現代ではあり得ない選択肢の狭さだったそうです。
 
 しかしアルテは画家になりたいという強い決意を胸に
 家を飛び出します。
 
【作品に対する感想】
 いや、ほんといい作品だったと思います。
 自分の願いのために、苦痛もいとわず体当たりで
 道を切り開くアルテにかなり元気をもらえました。

 さて、アルテの選択は
 どんな未来につながるでしょうか。
 2期があれば必ず視聴します。

1)物語
 当時は芸術分野においても男性社会で、
 「女のくせに」とか言われる時代だったようです。
 塗料作成一つとっても重労働を伴う時代だったので、
 体力に勝る男性でないと、難しい時代だったんでしょう。

 昭和中期ごろまでは日本もこんな世界だったんでしょうね。

 この作品、ただ夢のために向こう見ずに
 突き進むんじゃなくて、キャラがちゃんと
 地に足ついた思考をして、行動するんですよね。
 そこが魅力的だと思います。


4)音楽
 OPクローバー
 坂本真綾さんの声が聞けて、耳が幸せ

5)キャラ
 ➀アルテ
  当時の常識を覆す
  女性でありながら画家を目指す娘。
  この手の朝ドラ作品では良くある
  「真っ直ぐなバイタリティ半端ではない娘」では
  あるんですけど、それだけじゃないんですよね。
  人や物事に対して、ホントに真摯に向き合える娘。
  失敗もするけど、本質をとらえて
  ちゃんと吸収して成長できる娘なんですよね。
  後、自分でやろうとするところ、好感持てます。
  {netabare}
  レオに恋してる描写がありましたが、
  どっちかというと幼稚園の先生に
  初恋したような感じなのかな?と感じました。
  {/netabare}
  
 ➁レオ
  愚直なまでの職人で、確かな腕を持っており
  私的職人の鏡です。
  最初アルテを鬱陶しがっていたものの、
  いなくなったらなったで物足りない所がカワユス。
  アルテに無茶ぶりしますが、
  こんくらいのハードル越えられないと、
  やっていけない業界なんでしょう。

 ➂ヴェロニカ
  商売のために博学であれ という点は
  私的にも敬意が払えます。
  深堀してほしいキャラですね。

 ➃ユーリ
  アホな貴族ではなく、権力や財を築くにふさわしい
  思考を持ち、判断基準が明確な人。
  こういう足が地についた権力者は良いですね。
  説得力があります。
  アルテからも結構失礼なこと言われてますが、
  笑って流せてるあたり、懐広いですね。
  引き際もさらっとしてますし。

 ➄ウベルティーノ
  うさん臭いおっさんみたいな描かれ方をしてますが、
  一代で今の地位、財を築いたということで、
  やっぱり只者ではないんでしょう。
  優先順位や仕事の哲学がしっかりしている印象です。

 ➅カタリーナ
  アルテとカタリーナ。
  似た者同士、お互い影響し合って覚醒していきました。
  この年齢であの覚悟、立派だと思います。

6)印象深いシーン
{netabare}
 ➀重労働上等 頑なに自分で背負うアルテ
  こういう愚直な娘、魅力的です。
  手っ取り早くやるなら
  手を借りたほうが早いんですけど、
  自分の手を汚して経験したことって
  確実に自分の財産になると思うんですよ。
  今風ではないかもですけど、こういう娘、好きです。

 ➁背景はわき役
  こういう細かい描写が好感持てます。
  何を描きたいかによって、どこにカロリー  
  かけるかって変わりますよね。

 ➂ヴェロニカ じらしプレイ
  ヴェロニカの裏側みたいな描かれ方してますが、
  娼婦って「仕事」ですから。
  本気になったオッサンの負けと思うんですよね。
  この辺はリアリティの面で肯定的に捉えました。

 ➃絵は商売のための備品
  ウベルティーノのこういうバッサリ感好きです。
  芸術家は絵を極めんと必死ですが、
  買い手はあくまで道具の一つ。
  そういうもんですね。

 ➄使えるものは何でも使うアルテ
  ウベルティーノとの交渉のために、
  ヴェロニカに立ち振る舞いの教えを乞うたアルテ。
  こういった姿勢はとても魅力的に感じます。
  高い技術も、売れないと宝の持ち腐れなわけで
  営業もちゃんと描いているところがいいですね。

 ➅レオ アルテの将来を最重視
  ユーリの提案、レオにとっては複雑と思うんですよ。
  異例の女性弟子を一生懸命育てて
  それを持ってかれるみたいな複雑さ…。
  でもアルテのためなら「戻ってこなくていい」って
  言っちゃえるレオ。
  アルテのことを一番に考えてるんだなと感じました。

 ⑦アルテ ユーリの提案を断る
  私がアルテだったら提案に乗りますね。
  運だったり、いろんなものが味方して
  得たチャンスですけど、アルテ自身の行動で
  辿り着いたチャンスでもありますので。
  ユーリの言うとおり、わざわざチャンスを捨てるのは
  他の画家に対して不遜というのも解ります。

  まあチャンスをどうするか決めるのは
  当然アルテなんですけど。
  アルテが言った「ちゃんと実力で仕事をつかむ」は
  私の中でいまいち理解できていません。
  今だって実力もあって提案を掴んだんだし。
  この辺は若さゆえのこだわりかなぁ。

 ⑧マティーさん、ちゃんと謝る
  現代からするとかなりの男尊女卑の社会で
  ちゃんと謝れるのはすごいことかと。
  アルテの方も、「女で貴族」が逆風の時は
  歯をくいしばって耐えてきたんだし、順風の時は
  流れに乗っかればいいんじゃないかなと思います。
  シャアもそんなこと言ってましたし(笑

  順風に乗っかって慢心してはいかんですけど。
  
 ⑨レオ やっぱりすごかった
  経験を積んだアルテでもやっぱりまだ敵わない。
  そういう底の深さがある師で良かったなと。
  彼もまた生きるために必死だった芸術家ですから。
  そしてアルテに師として「選ばれる」画家でした、と。
 

{/netabare}

7)どうでもいいですが気になったところ
 レオん家の屋上の小屋
 あんな作りにしたら下階への雨漏り
 酷くないですかね?
 当時ゴムパッキンとかないでしょうし。

投稿 : 2022/05/03
閲覧 : 223
サンキュー:

20

ネタバレ

Prospero さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

常にポジティブなアルテには泣かされる

吉田玲子の脚本はやっぱりいい、オリジナルのラストも母親が出て来ていい感じでした。
更に出世していくが困難の2期に期待。

投稿 : 2022/04/25
閲覧 : 159
サンキュー:

3

うぐいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

玲子吉田のすべらない話

小さな貴族に生まれた絵を描く事が大好きな少女が親に反対され家を出て素行の悪い画家の弟子になるところから始まるお話。

こういう小公女セーラ的な雰囲気の中世ヨーロッパな感じは好き。
その割に主人公含めキャラのリアクションなどが今風で違和感ある。まあ今風になるのは当たり前かもしれない。

主人公の成長物語ではあるが、意地悪なキャラが出てこないというのはとても評価できる。
敵が出てきて、勝って、認めさせて、仲間になる、みたいな敢えて負の因子を作る事から物語を構成する事には一切インテリジェンスを感じない。両朝鮮や中国が日本は酷い国だと民衆を煽る事を政治に使うのと同じに感じる。ドラゴンボールはその無限ループ状態だったが。

脚本が吉田玲子でなるほどと思ったが、基本的には一定以上のものに仕上げる。
ただ、いつも通り良くも悪くも女性目線が強い。

髪と目の色でヒントを出していたが、wikiの登場人物読んでたら新たな発見がある。

投稿 : 2022/04/24
閲覧 : 175
サンキュー:

4

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「ランウェイで笑って」枠?

公式のINTRODUCTION
{netabare}
舞台は16世紀初頭イタリア・フィレンツェ。
絵画や彫刻などの芸術が盛んなルネサンス発祥の地。
そんな活気ある華やかなる時代に、貴族の娘として生まれたアルテは、物心ついた頃から絵を描くことに夢中となった。
しかし女性がひとりで生きていくことに理解がない時代、好きなことをまともにすることも許されなかった。
結婚してまともな生活をしてほしいと願う母親に反発し、アルテは画家になるべく工房への弟子入りを志願する。
同じ後悔なら自分の望むことをして後悔したい―
時代の流れに抗って、画家になる道を選んだ少女・アルテの物語が始まる。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
アルテ:小松未可子
レオ:小西克幸
アンジェロ:榎木淳弥
ヴェロニカ:大原さやか
ダーチャ:安野希世乃
ユーリ:鳥海浩輔
カタリーナ:M・A・O
ソフィア:田中理恵
ダフネ:戸松遥
{/netabare}
キャスト{netabare}
原作:大久保圭『アルテ』(「月刊コミックゼノン」連載/ノース・スターズ・ピクチャーズ)
監督:浜名孝行
シリーズ構成:吉田玲子
時代考証:鈴木貴昭
キャラクターデザイン/総作画監督:宮川智恵子
サブキャラクターデザイン:宮地聡子
プロップデザイン:岡戸智凱・岩畑剛一
美術設定:吉原一輔
美術監督:SCOTT MACDONALD
美術:スタジオちゅーりっぷ
レイアウト監修:益田賢治
色彩設計:舘絵美子
撮影監督:能代拓也
特殊効果:福田直征
編集:関一彦
アニメーション制作:Seven Arcs
{/netabare}


1話ずつの感想


#01 「弟子入り志願」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
フィレンツェの貴族の家に生まれたアルテは子どもの頃から絵を描くことに夢中だった。母親の反対を押し切って、画家になるために家を飛び出した。画家工房への弟子入りを決意し工房を回るが、女というだけで絵を見てもらうことすらできない。
そんな中、唯一自分の絵を見てくれたレオに出会う。レオはアルテに弟子入りを認めるための課題を出す。
{/netabare}
感想
{netabare}
貴族の娘アルテが、ふつうに貴族と結婚して幸せになるなんて思えなくって
家出して、画家に弟子入りするおはなし。。


今回はアルテが、画家工房に弟子入りのお願いをして回るんだけど
アルテが女だからって、どの親方も絵を見もしないで追いはらうの。。

でも、ずっと追いはらわれてたら通りがかった画家のレオが絵を見てくれて
絵が好きだから画家になりたいって言ったら
ふつうの人なら投げ出すような宿題を出されたんだけど
アルテはがんばってクリア。。

ホントは絵が好きなだけじゃなくって
女だって自由に生きたいってゆうアルテの思いを聞いたレオは
アルテが自分に似てるみたいに思えて、弟子入りをゆるした。。
ってゆうおはなし。。



がんばるアルテがよかったけど
引っ越しも家の馬車で送ってもらうとか
いそぎすぎてて、あんまり苦労して弟子入りした感じがしなかった。。

それにレオが寝てるアルテに水をかけてたのも
昔って、水道もなかったし
水をくみに行くだけでも大変だったんじゃないのかな?

そんな時間があったら、ふつうに起こした方がよさそう^^


アルテの性格はちょっと「赤髪の白雪姫」の白雪に似てるかも?

絵はふつうにきれいだったけど
屋根の上の小屋のこわれた棚が、棚より横の板の方がこわれてたり
どうやってこわれたか気になる変なこわれ方だったりしたのが気になった。。
{/netabare}
{/netabare}
#02 「新生活」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
レオの工房に弟子入りをしたアルテは、小屋の修繕を命じられる。市場で木材を手に入れる途中で、別の工房で働く徒弟のアンジェロと出会う。姉妹がいて女性に優しく世話好きなアンジェロは手伝いを申し出るが、アルテはその申し出を断ってしまう。なぜ断られてしまったのか分からないアンジェロは普段接している女性とは違うアルテに興味を持つ。
{/netabare}
感想
{netabare}
アルテとアンジェロの出会いと
アルテが1人で屋根の上の小屋を直したり
石膏像の絵を描かせてもらうかわりに重たい粘土10袋を1人ではこんだりして
がんばるおはなし^^



アンジェロは女子にやさしくって、家族は女ばっかりってゆうところで
「ランウェイで笑って」の育人クンとかぶった^^

でも、こっちはアルテ1人が主人公みたいで
小屋を直して親方にほめられたときにはうれしかったし
アンジェロの親方に、また来てもいい、って言われたところは
にゃんも涙が出てきちゃった^^


アンジェロが家に帰って、甘える姉妹に「とりあえず自分でやってみようか」
ってゆうところで笑っちゃったけど、にゃんママは高校のとき
中距離やってて県大に行って、村祭りで俵をかついだとか
って自慢するくらいだから、昔はそうゆうのがふつうだったのかも^^
{/netabare}
{/netabare}
#03 「初仕事」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
レオの工房に弟子入りして半年。見習い仕事に勤しんでいたアルテは、ある日板絵の背景の一部を描く仕事を命じられる。工房入りして初めて絵を描く仕事を与えられ張り切るアルテだったが、レオからは何度も描き直しを命じられてしまう。アルテは自分が担当する箇所以外が完成していく板絵を前にレオの邪魔にしかなっていないと焦ってしまう…
{/netabare}
感想
{netabare}
今回は、アルテの初仕事のおはなしで
人物画の背景をまかされたんだけど、何回描き直してもダメ。。

それで思い切って聞いたら
「この絵で1番大事なのはなんだ?」って。。

それでアルテは、背景が強すぎちゃダメ、ってゆうのに気がついて
書き直したら、こんどは1発でOK♪ってゆうおはなしだったけど
その前にカーニバルがあって、人体解剖を見せてもらったんだけど
女だってバレて追いかけられたとき、レオにかつがれて胸が痛くなったり。。

そのあと、契約を更新してくれた時にも胸が痛くなったけど
それってきっと、恋だよね^^

でも、レオさんはパトロンの女の人が好きそう。。



レオさんって、やさしいよね^^

アルテが解剖で、ドジって身バレしちゃいそうになったり
背景も何度描き直してもダメなのにどなったりしなくって。。

アルテじゃなくっても、好きになる気もち、わかる^^


それにしても謝肉祭の日に解剖するなんて、何だか変な感じだけど
これも肉に感謝することなのかも。。

でもアルテが、目の前で死体が切られてても平気って、すごいなぁ^^
にゃんは注射するだけでもドキドキしちゃうのにw


あと背景が主張しすぎちゃダメってゆうのはアニメとかでもおんなじかも^^
{/netabare}
{/netabare}
#04 「コルティジャーナ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アルテはレオと工房のお得意様であるコルティジャーナ(高級娼婦)のヴェロニカの元を訪れる。ヴェロニカは娼婦である自分に尊敬の眼差しを向けるアルテのことを気に入り、彼女に肖像画の依頼を出す。知れば知るほどますますヴェロニカのことが好きになるアルテだったが、ヴェロニカの娼婦としての駆け引きを目のあたりにして、彼女に反発心を抱いてしまう…
{/netabare}
感想
{netabare}
アルテはレオについて行った高級娼婦のヴェロニカのところで
男の人を喜ばせるために努力するヴェロを見て尊敬してたら
肖像画を描くようにたのまれたの。。

しばらく楽しく肖像画を描いてたんだけど
このごろレオさんと手がふれたり
肩をたたかれたりするだけでドキドキしたり、ボーっとなって悩んでたら
ヴェロからそれは恋だって教えてもらったの

そのあと、ヴェロが男の人をわざと待たせてじらしてるの見て
「それが仕事だもの」ってわらうヴェロに
「仕事だからって、人を傷つけてもいいんですか?
そんな人だと思いませんでした!」って言って、帰ってきちゃった。。

でも、そのあと、通りすがりの人にバカにされたパン屋さんが
言い返しもしないでニコニコしてるの見て
「どうして平気なの?」って聞いたら

「お客さんにおこった顔見せられないし
どんな時でもちゃんと仕事するのがオレのプライドだ」って言われて
レオさんにもふつうに対応できるようにしたの。。

さいごは絵をとどけに行ったアルテがヴェロに
「やり方はキライだけど、仕事に努力するヴェロさんは尊敬します」
って言って
「いつまでその笑顔をたもち続けるつもりですか?」って聞いたら

「業の深い仕事だから、たぶん死の間際まで」って言われて
ヴェロの覚悟を知ったアルテは、ヴェロと本当の友だちになれたみたい。。



高級娼婦って娼婦ってゆうか、今だったらアイドルみたいな感じなのかも。。

歌やダンスの代わりに本をたくさん読んで、お茶会を開いたり。。
撮影会の代わりに自分の肖像画を贈ったり。。
握手会の代わりに、大人のおつき合いをしたり、って。。


アルテが、わざとファンの人をじらしてるの見て
ヴェルに文句を言ったところは、なみだが出そうだった。。

自分は見たくもない、恋におぼれた娼婦の姿をアルテに見せてくれたり
家族をやしなったりする、本当はやさしいヴェル。。

ヴェルだって、人を好きになることだってあるはずなのに
自分の仕事のために、悩んだりしないような顔していつも笑ってるヴェルに
傷つくようなこと言ったのはアルテの方だから。。


でも、さいごは友だちになれてよかった^^
{/netabare}
{/netabare}
#05 「腐れ縁」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
レオの工房に街の大商人であるウベルティーノが訪れる。レオとは昔馴染みの腐れ縁の関係だという。そんなウベルティーノから仕事の依頼があったが、そのままでは受けることが到底できない無茶な注文だった。
交渉をめんどくさがっているレオを見たアルテは代理でウベルティーノとの交渉を自ら買って出る。意気揚々とウベルティーノの元を訪れるアルテだったが・・・
{/netabare}
感想
{netabare}
「腐れ縁」って調べたら
「離れよう、縁を切ろうとしても断ち切れない、好ましくない関係」だって


大商人のウベルティーノさんはいつも難しいことを言ってきて
レオはきらってるんだけど、なぜか仕事は受けちゃうみたい。。

今回も、高価な絵の具とか細かい絵とかが必要で
値段が安すぎるからって、レオに代わってアルテが交渉を引きうけたんだ^^

でも、うまく説得できなくって
ヴェロニカにも交渉のしかたを教わったりしながら
うまく、値段をあげてもらえることになったの^^


それで絵ができ上って取りに来たとき
「絵の道具は高級なものを使ってるのに
ぼろを着てたり、断食したりするのやめて、もっと自分のために金を使え!」
って小言を言って帰ったウベルティーノさんのこと、レオは

「いつも仕事用の絵に大金を使って自分には使わないんだよな。。
あのじいさん」ってグチったんだけど、それを聞いたアルテは
腐れ縁なんて言ってるけど、おたがいに相手のこと心配してるんだ。。
って思ったところでオシマイ^^



物乞いをしてた、ってゆうおはなしもあったから
レオが断食したりするのって
そうゆうことを忘れないようにするためなのかな?って。。

レオとウベルティーノさんが似たものどうしだった
ってゆうところはおかしかったけど
もし自分のいいところに似てる人がいたら、きっと好きなるハズ

だったら2人とも
ホントは自分のためにお金を使いたい、って思ってるのかも^^
{/netabare}
{/netabare}
#06 「同業組合」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アルテが女性でありながら工房に弟子入りしていることが同業組合から物言いが入る。画家修業を続けるためには、宮殿の大広間の装飾画の手伝いの仕事を受けなければならなくなった。そして今回の仕事ぶり次第ではアルテは工房をやめないといけない。 アンジェロたちほかの工房の徒弟や親方たちも参加する中で、果たしてアルテは無事工房に残ることができるのか・・・
{/netabare}
感想
{netabare}
アルテは宮殿の大広間の装飾画を手伝って
工房の弟子にふさわしいことを証明しなくっちゃいけなくなって
吐いたりしながら力仕事にがんばるおはなしで
先輩のしごきに負けないでレギュラーを目指すスポ根みたいだった。。


同じぐらいがんばった男の人には負けるかもだけど
女子でもちゃんとトレーニングとかしたら
ふつうの男の人には負けないくらい強くなれるハズだよね^^


はじめは吐いたり、終わったらすぐ寝ちゃったりしたけど
さいごは男の人たちにまざって
ボール遊びをするくらいになれてすごかった^^
{/netabare}
{/netabare}
#07 「ヴェネツィアの貴族」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ヴェネツィアからやってきた有名貴族のユーリ・ファリエルは、大広間の天井に描かれたアルテの落書きを見て彼女に興味を持つ。そしてアルテにヴェネツィアでの姪のカタリーナの家庭教師を依頼する。
そんな中、レオの旧友であるルザンナが彼の元を訪れる。ルザンナが一人でフィレンツェに来た理由とはいったい・・・。そしてアルテのユーリの申し出に対する答えとは?
{/netabare}
感想
{netabare}
アルテがヴェネツィアからきた貴族のユーリに
絵を描く仕事と姪のカタリーナの家庭教師をたのまれて
もっと修行してから、っていちどはことわったんだ。。

でも、レオのお師匠さんの娘で、友だちのルザンナがやってきて
だんなさんが死んだんだけど、旦那さんの実家が持参金を返してくれないから
おなかの子どもを育てていくのが大変だ、って相談してきて
それを知ったアルテは、ユーリにたのんでルザンナに協力をたのんだの

それでルザンナは持参金を返してくれることになって
おねがいしたアルテは、代わりにヴェネツィアに行くことになった。。
ってゆうおはなし。。



持参金ってどうしているのか、よく分からなかったから調べたら

日本ではお金持ちの娘が、格下の家の人と結婚するときに持ってくとか
男性が結納して、女性がその分のお金を持っていくところとか
いろいろあってはっきり決まりはないみたい。。

イギリスではヴィクトリア朝時代まで持参金の習慣があって
女子が親から受け取る遺産の前払いってゆう感じだったみたいで
夫婦が子どもを持つ前に死んだりすると、持参金は妻の実家に返される
ことになってたから、ルザンナの旦那さんの実家はダメ。。

インドでは女の方が持参金や物をいっぱい持っていくってゆう習慣があって
そうやってもらった嫁をイジメて追い出して、持参金丸儲け
ってゆう事件がよく起きて、社会問題になってるんだって。。

あと、おもしろかったのは。。

ヨーロッパでは
古代ローマとか古代ギリシャからそうゆう習慣があったんだけど
貧しくって持参金を出せない女子はいい結婚ができなかったから
そうゆう子に持参金をプレゼントするのは慈善活動だって考えられてて

聖ニコラオスの伝説に
ニコラオスが結婚前の貧しい姉妹の家に金貨入りの袋を3つ投げ込んでいった
ってゆうのがあって、サンタクロースが靴下にプレゼントを入れていく
ってゆうおはなしの元になったんだって!?

持参金がサンタクロースと関係あったってゆうのがビックリw
それと持参金って、昔は遺産の前払いみたいな感じだったんだ。。

そういえばこの前の「{netabare}八男って、それはないでしょう!{/netabare}」の中に
あとつぎ以外のお兄さんが結婚するとき、実家から贈り物が届かなくって
主人公が出したおはなしがあったけど、あとつぎ以外の子が結婚するときにも
持参金とか物を贈る、遺産の前払いみたいのがあったのかも?


でも、今回のアルテも、サンタクロース以上にいいことしたって思う☆
ルザンナの子どもがいい子になるといいな☆彡


それと、アルテはいつかレオのお嫁さんになるのかな^^
{/netabare}
{/netabare}
#08 「新天地」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ヴェネツィア行きを決めたアルテは出発の準備をする。ヴェロニカやアンジェロ、ダーチャたち仲間から見送られる中、レオからの言葉で自分がフィレンツェに戻ってくる必要がないのかと不安になる。
そんな不安を抱えたままアルテはユーリとともに船でヴェネツィアを目指す。
{/netabare}
感想
{netabare}
フィレンツェのみんなにお別れしてヴェネツィアに向かうんだけど、レオから
これからの仕事のことを考えて帰ってこなくていい、って言われて悩むの。。

それで船酔いもあって船から落ちちゃったり
ユーリさんからアドヴァイスをもらって、さっぱりしてヴェネツィアに着いて
家庭教師をする問題児のカタリーナにあいさつするんだけど
さっそくいじわるされちゃったところでオシマイ^^



海に落ちたときはどうなるの!?って思ったけど
大したことなくってよかった^^

カタリーナはヤンチャそうだけど
「はめふら」のカタリナも、前世を思い出す前はこんな感じだったのかもw


そういえばこのおはなしってイタリアだったんだ。。
イタリアって言えば「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」だよね^^

今まで街がぜんぜん違ってたからピンとこなかったけど
ヴェネツィアはちょっとなつかしい感じがした^^

フィレンツェからヴェネツィアまでが250㎞で
グーグルマップで調べたら歩いたら50時間くらいだから
5日くらい歩いたら帰ってこれそう^^

ちなみにフィレンツェからナポリまでは500㎞くらいで東京~大阪くらい^^
{/netabare}
{/netabare}
#09 「悪童」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ユーリの姪であるカタリーナの家庭教師をするため、ヴェネツィアにやってきたアルテ。ユーリやカタリーナの母親であるソフィアたちからの期待に応えるためにカタリーナと向き合おうとするアルテだったが、カタリーナはいっこうに真面目に授業を受けようとしない。
カタリーナがきちんとした振る舞いをしない理由とはいったい・・・。
{/netabare}
感想
{netabare}
カタリーナとちょっと仲良くなれたおはなし。。


カタリーナは親の前ではわざと無作法な食べ方とかしてたけど
本当は礼儀とかちゃんと分ってるってゆうのが分かって
アルテが、どうしてそんなことしてるのか聞いたけど教えてくれないの

でも、いつも昼寝をしたがってるカタリーナが
夜にこっそり起きてることを知って、アルテが行ってみたら
カタリーナはお料理の勉強をしてた。。

それで次の日、カタリーナは
アルテがお料理のことを親に告げ口してると思ってビクビクしてたけど
アルテが自分の好きなお料理をやめさせようってしてないことを知って
ちょっと心を開いた、ってゆうところでオシマイ。。



問題児を先生が変えるおはなしはよくあるけど
アルテは別に優秀でもなくってしばらく悩んでたところがリアルだったけど
教会に行ってばかにされて、いつもの自分にもどって
笑えるようになったところがよかった^^

ばかみたいだけど、いつも笑ってられるってすごいよね^^


重いものを運んだり、イジメられたリするギスギスなおはなしがなくなって
前よりさわやかになったみたい、スナオにおもしろかった♪
{/netabare}
{/netabare}
#10 「カタリーナの晩餐」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アルテはカタリーナから晩餐の招待を受ける。ユーリの家の厨房で料理を楽しそうに作っている姿を見て、アルテはカタリーナの意外な一面を知ることとなる。
そしてカタリーナが自らの過去を語り、彼女がきちんとした振る舞いをしない理由を知ったアルテ。すべてはカタリーナの幸せのため。悩んだ末に出したアルテの行動とはいったい・・
{/netabare}
感想
{netabare}
アルテがカタリーナの晩餐に行って
カタリーナの過去の話をユーリさんから聞いたの。。

カタリーナは乳母の息子のジモと兄妹みたいにして育てられたんだけど
その乳母が死んで、家に呼びもどされたんだって。。

それで家からジモに、会いたいって手紙を書いたんだけど
会わない、って返事がきたみたい

アルテは、家のことしか考えないカタリーナのお父さんと
そんな旦那さんに言い返さないお母さんを見て
この家では誰もカタリーナを見てないって思って
ジモに会わせるためにカタリーナをつれ出したの。。


ジモに会って「生まれは選べないからそこで一生けんめい生きる」って聞いて
カタリーナは帰ってから3日間へやに閉じこもってたんだけど
アルテがクビを言い渡されるときに出てきて
貴族のマナーでちゃんとあいさつして、お父さんを止めて

そのとき、いつもは旦那さんのゆうことにさからわないお母さんも
カタリーナのために口を出してくれたの^^



ジモのお母さんが言ってた「生まれは選べない。。」ってゆうのは
いい言葉だって思ったけど、それってふつうの人はそうでも
貴族だったらアルテみたく家を出て、ふつうの人にだってなれるから
ちょっと違うかも?って思った


それと、カタリーナとお母さんが抱き合うところは
なみだが出てきちゃった。。

ただ、お父さんがちょっとかわいそうな気がした。。
お父さんもきっと、親の愛情とか分からないままお父さんになったから
自分みたいなのがふつうだって思ってるだけなのかも。。って
{/netabare}
{/netabare}
#11 「ファリエル家の肖像画家」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アルテはカタリーナたちを連れて工房の見学にやってきた。「女性で貴族出身で教養もあるのは羨ましい」と工房の徒弟から言われた何気ない一言にアルテは戸惑ってしまう。
工房見学の一件以降、アルテは朝から晩まで一日中がむしゃらに絵の勉強を続ける。そんな中、アルテは無理がたたって倒れてしまう。
{/netabare}
感想
{netabare}
カタリーナを連れて工房見学にやってきたアルテが
案内してくれた工房の徒弟の人から
「貴族出身で教養もあって女性ってゆうのはうらやましい」
って言われたんだけど、そこで何だかうるうるしてきちゃった。。

あんなにアルテがイジワルされてたのって、もしかして絵描きの人たちが
自分たちは一生けんめい働かないと食べていけないから仕事してるのに
遊んで暮らしてける貴族が、趣味で自分たちの仕事に割りこんでこようなんて
バカにされたって思ったから?って。。

もちろんアルテにはそんな気もちはなかったけど
本当にその通りだよね?

それでアルテは今までのことを否定されたみたいに思って
絵の勉強をがんばるしかできなくって、たおれちゃった。。

そのとき、夢の中で呼んでたのがレオさんで
リアルなレオさんも、アルテがいなくってさびしそうだった。。

お医者さんに過労だって言われたアルテは、すぐ目を覚まして
カタリーナがそんなアルテを心配して泣いてたのを見たユーリさんから
がんばるのを止められて、ふつうにもどって
カタリーナの肖像画を仕上げた

カタリーナはその絵を
アルテがうらやましいって言ってた徒弟のところに持ってって
「アルテは貴族で女だからってこんな絵が描けるわけじゃない」
って言ってくれたんだ

そして帰り道ではアルテに「自分は貴族だってことを受け入れた。。
アルテも生まれは変えられない、そうでしょう?」って。。


アルテは帰って、そのことをユーリさんに話したら
「君をここに連れてきてよかった。ここに残る気はないか?」って
いい条件を出してくれたの

そしてアルテは出てくるときにレオさんが言ってた
「いつかお前も独立しないといけない時が来る。。
その時が来たら帰ってこなくっていい」ってゆう言葉を思い出したの



アルテはもう、絵描きで生きて行けるんだから
本当だったらここに残った方がいいけど
フィレンツェに帰るとしたら、やっぱりレオさんが好きだからかな。。

さいごはたぶん、帰るんじゃないのかな^^
{/netabare}
{/netabare}
#12 「弟子」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ユーリからヴェネツィアに残ることをお願いされ悩むアルテだったが、フィレンツェに戻ることを決意する。
そのころフィレンツェでは、レオがウベルティーノから教会の天井画の仕事を受ける。復活祭までに仕上げないといけない時間のない中で、レオにアクシデントが⁉
{/netabare}
感想
{netabare}
肖像画を描き終わったアルテはフィレンツェに帰ることに決めて
カタリーナと友だちになって、手紙をいっぱい書く約束をして別れたの


フィレンツェにもどったらレオが熱で寝こんでて
復活祭までの教会の天井画が残ってて
アルテはレオにあいさつもしないまま、画のつづきを描かせてもらったけど
1人じゃ間に合わない!って思ってたらアンジェロと仲間たちが助けてくれた♪


それでレオがぶじにもどってきて、仕上げをしてくれて完成☆

まわりの人物は、アルテが家族友人たちを描きこんでた。。
ってゆうところでハッピーエンド♪
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


画家を目指す貴族の女子が、そのことでイジメられたリしながらも
一生けんめいがんばっていくおはなし。。



すごい感動するエピソードはあんまりなかったけど
いい人が多くって、苦しくてもめげないアルテを見てて
もうちょっとがんばってみよう!って思える、いいおはなしだった♪

ただ、あんまり深くないから、子ども向けってゆう感じかも?


作画は、画家の書いた絵がマンガっぽいのが気になったのと
アクションみたいな動くシーンはほとんどなかった以外は
ほとんどくずれたりしなくってよかった☆


さわやかなおはなしで、ふつうによかったと思う^^

☆は3.6にするために声優さんを4にしたけど
本当は全体的に3.6くらいだと思う。。

.

投稿 : 2021/10/09
閲覧 : 623
サンキュー:

50

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

女性画家がホントに珍しかった時代のお話。

私事ですが、
こう見えても(←どうも見えてはいないw)、
美術館巡りという似つかわしくない趣味があり、
西洋絵画は結構好きです。
なのでこれ、原作漫画もめちゃくちゃ好きで、
アニメの視聴を心待ちにしておりました。

{netabare}
16世紀初頭、ルネサンス期。
「女だから」、「女のくせに」が、
当たり前だった時代。
画家を目指し貴族の家を出たアルテは、
持ち前の負けん気の強さや、
ひたむきに努力する姿で、
周りの見る目を変えていく。
ありきたりな設定のようにも思えるが、
いっそ清々しくも感じます。

↓以下、殆ど脱線。

アルテのような女性がいたのかどうかは分かりませんが、
ルネサンス期の女性画家はホントに数えるほどしかおらず、
作品の通り、当時の画家という職業は男の世界だったのだ。

理由は主に2つ。
ひとつは、
当時、画家を目指すには、
工房に弟子入りするのが一般的なのだが、
まあこれが重労働なわけです。
当時の芸術家は、画業だけではなく、
彫刻や建築も生業とする、
いわゆる男社会の職業であったわけで、
1話目に出てきたテンペラ画の下地作りや、
壁や天井のフレスコ画の足場作り、
漆喰塗りや絵の具作り一つとっても、
まさに大工仕事のようなもので、
とても女性がこなせるような仕事ではなかったのだ。
これは性差別ではなく、
現代にも通じる職業の特性でしょう。

もう一つは、
当時の絵画は、宗教画・歴史画が主流であり、
大半の女性は、それを描くような知識や教養が無かったのだ。

作中で、ダーチャがアルテに読み書きを教わるシーンが出てきたが、
当時の一般人の教養はその程度だったわけです。

貴族出身のアルテは、
既に知識や教養が身についていたため、
レオはアルテを「女だから」どうこうではなく、
描いた絵を見て、アルテの素養を見抜いたのでしょう。

また、アルテは作中で、
ヴェロニカやファリエル家から肖像画の依頼を受けているが、
肖像画は宗教画の次に階級が高いとされた絵画であり、
徒弟の段階でその依頼を受け、
それに応えられる絵を描けるアルテは、
画家として既にある程度成功しているとも言えるのだ。
しかしアルテは、ファリエル家のユーリから、
ヴェネチアに残らないかという提案を断っている。

名門貴族お抱えの画家ともなれば、
将来の安泰が約束されたようなもので、
個人的には、あーもったいな。。。と思ってしまうのだがw
まあ、受け入れれば物語はそこで終わっちゃうけど。。。

ちなみに、
原作はまだ続いてますが、
アニメは最終話にオリジナルを入れて、
ムリヤリ完結させている。

ちょっとケチをつけるとしたら、
最終話。
天井画を一人で仕上げようとするなんてあり得ません。。。
結果的には徒弟仲間たちが手伝いに来てくれたけど、
天井画って幾人もの職人で作り上げるものなので、
突然雑なオリジナル入れてきた!
と思ってしまいました。。。

結構原作を駆け足で12話にまとめたような印象でしたが、
個人的にはダーチャとの出会いのエピソードもアニメで観たかった。
このエピソードも良いお話なんですけどね。
{/netabare}

投稿 : 2021/08/13
閲覧 : 279

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アルテ

2021.7.30 視聴完了。

ルネサンス期、貴族の娘であるアルテが
画家を志しレオに弟子入りする。
女だからと多くの人に馬鹿にされながらも懸命に頑張るアルテ。
師匠のレオだけは女扱いをせずアルテに指導していきます。

開催中のオリンピックを見ていてわかると思いますが
いろいろな面で男にかなわない競技は多いです。
でも、芸術面に関しては男女差はないような気がします。
体力面や力仕事など男並みに頑張っている姿は
ちょっと痛々しくてあまり賛同はできませんでした。

それでもアルテの落ち込んだりしても持ち前の明るさに、
前向きな気持ちにさせてくれる良アニメだと思います。

投稿 : 2021/07/30
閲覧 : 301
サンキュー:

19

くまくまちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 1.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

素敵な出会いに感謝の気持ちで一杯です。マルナタ!!

元気で前向きな女子がヒロインで私の好きな作風でした。見てるだけで元気がもらえてポジティブな気持ちになれました。作画は際立ってはないけど安定していて安心して見れました。
本作品は私を聖カタリナやヒルデガルト・フォン・ビンゲンに導いてくれた作品です。エハン塾に出会えて本当に感謝してます。人類文化史?や現代社会を理解する上で何かの参考になると思います。新約聖書の本当の最後の一文を知ることができました。シリアの母国語がこの世から無くならいことを祈ります。Maranatha
素敵な作品に出合えました。

投稿 : 2021/07/23
閲覧 : 263
サンキュー:

6

ネタバレ

†地雷君† さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

主人公が「のだめ」、だが面白い

全体的にテンポもよくクオリティも高め。
違和感はあまりない。

主人公が「のだめ」してる点が気にならなければ面白いはず。
※のだめほど変ではないが。

投稿 : 2021/07/22
閲覧 : 339
サンキュー:

5

ネタバレ

リタ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

強いところは好きだけど

女のくせに、これだから女は...
といった考えが主流だった時代を、自分の意志で強く生きる主人公は素敵。

自分の努力で周囲の考えや環境も変えていく描写も面白かった。

けどベネツィア編ではちょっとブレているというか、前半はとても魅力あふれるストーリーなのにユウリ氏や主人公の言動にもやもやしてピンと来なかった。


結局落ち込んで立ち直ってがむしゃらに頑張って...の繰り返しで少しずつ興味を引く要素が薄くなった印象。

投稿 : 2021/07/19
閲覧 : 277
サンキュー:

8

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ルネサンス時代の女性画家が困難を克服してゆく物語

16世紀初頭、ルネサンスの頃のイタリアで、女性画家を目指す少女アルテの物語です。
いつも元気で明るく前向きなアルテから沢山の元気をもらえますよ。(^_^)

当時の世の中は、男中心の世界。
女性は結婚して家事に従事し、旦那に尽くすことが当たり前の世の中。
貴族の娘アルテは、そんな決められた未来を受け入れることができず、画家を目指します。

でも、女性のアルテには、どの画家工房の人も相手にしません。
女性であるというだけで雇ってもらえないことに憤りを感じたアルテは、長い髪を自ら切り、男たちの前で自分の覚悟を見せます。

男たちはアルテの行動に驚きますが、それでも慣習に拘り、アルテの描いた絵を見ようとしません。
そんな時、唯一アルテの絵を見てくれた工房主のレオが無理難題の条件をだし、それができたら弟子入りを認めると言います。

アルテは持ち前の頑張りで、その難題を突破し、弟子入りを果たします。

その後、アルテは、女性というだけで様々な困難に遭遇します。
それでもアルテは、その困難を一つ一つ突破してゆきます。
時には落ち込むこともあるけれど、決して諦めたり投げ出したりしません。


アルテの声優は小松未可子さん。とても元気で明るい声でした。
オープニングは 坂本真綾さんの「クローバー」元気がもらえる歌です。
エンディングは 安野希世乃さんの「晴れ模様」とても心地よく光にあふれた景色が見える歌です。


人には変えることができないものがあります。
生まれや性別、そして今まで生きてきた環境…
でも、未来は自分の頑張りしだいで、変えることができます。

アルテのように、いつも笑顔で元気に笑って、
それでいて懸命に打ち込める何かを持っていたら、
きっと明るい未来が待っているでしょう。

投稿 : 2021/07/18
閲覧 : 674
サンキュー:

56

楼蘭 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

実際にルネサンス期に女性画家がいた

古代ギリシアやローマの頃から絵画の分野では女性たちが活躍していました。
 その後、中世になると、女性は装飾写本やタペストリー(織物)といった分野で活躍するようになります。特に装飾写本は、初期には修道院で制作されており、女性(女性修道士)が参入しやすい分野でした。
 ルネサンス期になると、そのような装飾写本作家から、ボローニャの聖カタリナ(Saint Catherine of Bologna、1413〜1463)のような初期の女性芸術家が現れます。

それも、貴族ばかりなので作中アルテが貴族なのが珍しいといった表現は徒弟制度に沿った画家という意味では正解です。

ルネサンス期の女性画家は夢物語ではなく、実際に存在しました。
当時に思いをはせるのも楽しいです。

投稿 : 2021/06/27
閲覧 : 232
サンキュー:

6

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

中世ルネサンス美術を扱うなら、それなりのリソースが必要でしょう。

 原作は大好きです。確か女性の原作者なので、ヒロインの職業画家になるための奮闘を繊細な絵でみせてくれます。

 ということでアニメでもストーリーはいいのですが以下の点が不満足でした。

 声優さんの演技が過剰で、まあ、確かに奮闘しているんでしょうけど、うーん、もう少しおさえてくれた方が、闘志を感じた気がします。騒がしいだけ、になっている場面もあります。

 メインキャラの高級娼婦が代表的なんですが、ゴージャスに表現すべきところがあんまりゴージャスじゃないんですよね。光沢とか光を使えていないので、髪や宝石、衣服の質感が伝わってきません。予算があるのはわかりますが、貴族を描くなら少なくともここは表現すべきでしょう。
 肝心の美術作品のレベルも厳しかったです。完成の感動がないです。止め絵で十分なのできちんと表現すべきでした。
 全体的な作画のレベルが水準に達していない気がします。一応丁寧に仕上げたのか、作画が乱れている場面は少ない気がしますが。

 話も尻切れトンボでした。

 つまり、中世ルネサンス期における美術を扱うにしては、また、ヒロインの活躍を見せるには、金も尺もひょっとしたら人や時間も、圧倒的にアニメ製作のリソースが不足していたのでは、と思います。

 なお、やっぱりアニメ業界は製作本数を減らして、1本1本のレベルを上げて行かないと後の世代に残る作品が作れないのでは、と思います。リスクを分散したいんでしょうけど、自分の首を絞めているのではないでしょうか。
 原作の出来からいって、この水準のアニメしか作成できないのは、ちょっとお粗末では?と思います。

 

投稿 : 2021/06/26
閲覧 : 259
サンキュー:

9

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

朝ドラルネサンス編

貴族の娘であるアルテは15歳
絵を描くことが大好きで毎日書き溜めているほど

しかし最大の理解者だった父親が急逝
家名を守るため母は絵を辞め他家へ嫁ぐようにと言う

しかし絵を描きたいアルテは反発
一人で家を飛出し絵描きになるためフィレンツェへ向うのだった

NHKの朝ドラは一人の女性が時代を生き
様々な困難を乗り越えて自活していく物語だが

この作品もほぼ同じライン
中世ルネサンスでの常識がアルテの前に立ちはだかり
それを乗り越える

女性画家皆無で男の仕事と言われ弟子入りを断われても
負けずに回った結果
レオと言う最高の師匠と出会う

例え相手の優しさで手を差し伸べられたとしても
自分が命じられたことは必ず完遂すると言う意思

貴族のお嬢さんには見えない泥臭さと
逞しさが見ていて気持ちいい

後半はアルテの魅力に吸い寄せたように
画の依頼が入りベネチアへ向うのだけど

そこで出会うカタリーナがまたいい
複雑な家庭環境によって家族に心を開かず
自活しようと密かに料理の研究をしていた

自分と同じ境遇であると知ったアルテは
カタリーナがしたい事を聞きだし実現させる

それは仕用人家族と過ごしていた頃の楽しい思い出
もう一度兄代わりの男の子にあいたい

無事で再会出来たが
ここでも身分の壁によって二人は別れていく

悲しみを乗り越えていく様も描いていて
13話の構成とは思えない濃密さだった

原作はまだ刊行しているので
機会があれば続きが見たいと思う

投稿 : 2021/04/21
閲覧 : 231
サンキュー:

5

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

令和版『世界名作劇場』

原作未読


なんというか素直な作品。主人公アルテは清々しいくらいに裏表がない。
なにげに小松未可子さんが主演はってる作品は私には初かも。
趣味が高じてイタリア語をお勉強した身にとってはルネサンス期のフィレンツェという餌に食いつかない理由はありません。視聴動機はそんなとこです。

素直でウブな娘を表現したいからなのか、男性の手がふれると顔を赤らめるくらいならまだしも距離が近づくと露骨に動揺するみたいなチョロイン設定を除けば、懐かしき『世界名作劇場』のラインナップに推挙できそうな安定感を感じます。

『世界名作劇場』といってもある一定の年齢層以上でないとピンとこないと思います。小学校の図書館に所蔵されてるような児童向け文学をアニメ化したシリーズをその昔やってたんですよ。

実はこれって皮肉でもあって事前の期待値を上回らずこの解釈に落ち着いたってところもあります。
徒弟制度の職人全盛のルネサンス後期のフィレンツェ。芸術家というより職人の色合いの強い絵画業界は男性主導の社会。そこに貴族出身の娘が割って入ってくお話です。因習・慣習やら障害がある中で女性の自立を謳った作品であることは見てとれますし、苦難を乗り越えてく彼女の成長譚でもありました。普遍性ある良いテーマですよね。
だからこそ背景を大事にしてほしかったと思います。16世紀フィレンツェが舞台。人権なんて概念が定義されてきたのは乱暴に言えば近代以降と最近です。ルネサンス期にその意識が乏しいのは当たり前で、むしろアルテが女性を理由に不遇をかこうのはそれくらいの理由でしかなく、薄いのです。

 ・昔だからしょうがないよね~
 ・絵描きだから時代をルネサンス期にしとこ

これ以上のものを感じさせてくれたら『世界名作劇場』+αになってたかと。
ルネサンスといえばまずはフィレンツェ。後期はヴェネツィアが隆盛していったのが史実です。全編完走された方はピンとくるかもしれませんがストーリー展開上このへん注釈あるだけで違っていたと思いませんか?
繁栄の源でもある都市の守護者メディチ家に触れてないのも「どうして舞台がフィレンツェなのか?」を見えにくくしてますし、今のイタリアのイメージで描かれてるため都市国家が林立している当時の情勢を汲んでおらず見誤っていたと思います。
とどのつまり、時代考証を細かくやることでアルテ(女性)の置かれてる状況をより深く理解できて、そこで生じた成長や自立についてはより深い感動を覚えたであろうという仮説です。
フィレンツェのヴェッキオ橋やドゥオーモ。ヴェネツィアのリアルト橋。観光資源でも有名なやつはところどころに顔を出しますので旅行で訪れたことのある方は懐かしく思うかもしれませんね。ロケハンは頑張ってたほうかと。


ここまで「ここ頑張ってくれ~」という注文ばかりでしたが、不足分を抜きにしても楽しめましたよ。
全体を通して無味無臭というわけではなく、序盤と最終話でのアルテを比較しても、力強く意思を感じる目つきになってましたし、背筋もピンとしてなにかを乗り越えた感のある良い佇まいをしてます。それにきっちり1クールでまとめてくれたことには感謝です。
目安としては第4話までは観てほしいです。子供と一緒に観ることのできそうな安心仕様のため物足りなく感じたかもしれない序盤。単純な能天気キャッキャウフフとは違うざわつきが挿入される回に該当します。ここを経験してから判断して欲しいですね。


繰り返しになりますが素直な作品。そして完走後ちょっと「頑張ってみようかな」とポジティブな気持ちになれる佳作です。



視聴時期:2020年4月~6月 

-----


2020.06.27 初稿
2021.03.07 修正

投稿 : 2021/03/07
閲覧 : 802
サンキュー:

57

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

普通に面白かった。

「女のくせに」と言われながらも男顔負けの行動力で乗り越えていく。
昔の世界名作劇場みたい。
なので小難しい話じゃなくスイスイ見れました。

しかし女性蔑視がくどかったかなぁ。
そういう時代だしそういうお話なんだけどさ。
でもアルテって可愛いし胸元空いた服着てるし、自分だったらそんな子に「女のくせに」とか言えませんよ。寧ろ惚れますけどね(笑)

大きな盛り上がりはなく地味だけど続きみたいなって思えたし中世ヨーロッパの世界観は好きなので結構楽しめました。

投稿 : 2021/01/08
閲覧 : 228
サンキュー:

8

ネタバレ

お粥 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

風景を楽しめる美しいアニメです

作業中の流し見でかけていたのですが、
イタリアの街の雰囲気と、主人公アルテちゃんの強さがどっしり私の好みにハマってしまい、いつの間にか流し見じゃなくって、しっかり観ていました。

最初から最後まで、話の流れは在り来たりに感じると思いますが、実際 見たら心が洗われるようでした(笑)
街並みや登場人物に憧れました。こんな仲間が欲しいです。働いて生きるの頑張ろうって思えるアニメです。
疲れてしまった時や、ホノボノしたい時に是非、お薦めです。

投稿 : 2020/12/26
閲覧 : 222
サンキュー:

7

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

肝っ玉姉さん

ジェンダーフリーなんて存在しない時代。
どんなに辛い思いをしても、
泣いて眠ればケロッと回復。
精神的な強さは性別とは無関係。
こんな人に出会ったら尊敬してしまうな。

投稿 : 2020/11/11
閲覧 : 256
サンキュー:

4

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

何で省くかなぁ・・・・・

貴族の娘のアルテが女性画家があり得なかった時代で活躍する話。


個人的にこういうアニメは好みではないし、よっぽど人気が出た作品でもない限り観ることはないんだけど、“とある”設定に惹かれて観た。

その“とある”設定というのがカタリーナの母親と叔父の関係なんだけど、アニメだと省かれましたとさ・・・・・・・マジでこのアニメ観た意味ないんだけど?



自分用
1→アルテがレオの弟子になる
2→女性に優しいアンジェロと出会う
3→ヴェロニカに出会いアルテ背景仕事
4→アルテ初仕事ヴェロニカの肖像画を描く
5→レオのお得意様の頑固ジジイ登場
6→男に交じって組合での壁画仕事
7→ヴェネツィアの貴族ユーリと出会いレオの師匠の娘の問題を解決
8→ヴェネツィアへ行きユーリの姪カタリーナの家庭教師になる
9→カタリーナに苦戦するアルテ
10→アルテがカタリーナの心を開く
11→ある一言でアルテが無理をする
12→アルテがフィレンツェに帰りレオの壁画を完成させる

投稿 : 2020/11/06
閲覧 : 316
サンキュー:

4

ネタバレ

sivrej_smh さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ある意味での癒し系として…

録り貯めアニメ消化シリーズです。

芸術、美術を題材とした漫画・アニメは久しぶりな感じがします。
(世に溢れ出る漫画・アニメ作品を網羅しているわけではないので個人的には山田貴敏先生のマッシュ以来のような気がします…)

ルネサンス発祥時期を題材にした漫画が原作のようですが毎度のことながらアニメでとなります。

物語は他分野でもありがちなもんですがんだか観ていてほっこりする、そんな雰囲気の漂う作品で最近のドタバタ勢いお色気その他ごちゃまぜアニメに比べるとなおさら癒される感じ…

現在のアニメの定番すぎるミニスカでキャーキャー言ってるヒロインとは正反対のアルテの存在は地味なようですが物語の中でビカビカ光って見えます(女性を強調する部分として胸だけやたら女性らしく見えるのは気のせいではないはず)。

第1話を観始めた時はもっさりした感じがありましたが1話終盤でこの物語は最後まで観てみたいという気持ちになりました。

テレビアニメのほうでは全12話ということもあり終盤しりつぼみになってしまい急ぎ駆け込んだ感じがありましたが、原作ではどうなんでしょうか、気になる気になる…

登場人物がさほど多くはないのでキャラクターに愛着を感じることができた、そんな作品でした。作画も丁寧です(本題の美術・芸術の部分がどうしてもアニメ画によってしまうのは致し方がないことで)。

「最近原作を読みたくなる作品が多いけどこちらもその一つで賞」をどうぞ。

追伸、作品の中でアルテがスカートをたくし上げてドロワーズ(ズロース?)丸出しで行動する部分については客観的にちょっと心配になりました(???)。

投稿 : 2020/10/15
閲覧 : 244
サンキュー:

6

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

明日もお仕事を頑張ろう!って気分になれる作品

原作未読。最終話まで視聴。

アルテのひたむきさと明るさ、努力を惜しまない姿に、見ているこちらも『頑張ろう!』って気分になれる作品。
ありがちな物語ではあるんですけど、それでも毎週楽しく視聴出来たのは、アルテの人柄の賜物でしょう。

アルテの家柄、人柄、そして、画家を目指す理由を丁寧に描いた序盤。
様々な困難に直面しながらも、必死にそれを乗り越え、徐々に周囲に理解者を増やしていく中盤。
師匠の下を離れ、様々な人たちとの出会いの中で、成長し続ける終盤。
そして、ここまでに培ってきた全てが結実した最終話。

まあ、これだけの内容を12話に押し込んだので、少々、ご都合主義な感は否めませんけど、それでも充分、見ごたえのある作品でした。

OP/EDも作品にピッタリで、とても良かったです。
第2期、あると良いなぁ・・・!

投稿 : 2020/10/01
閲覧 : 292
サンキュー:

39

ネタバレ

hyoi さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

甘酸っぱい恋愛仕事アニメ

 久しぶりに安心した恋愛をしながら仕事をするアニメを見ることができました。
 
 あらすじは、絵を描くことが好きな貴族生まれの女の子のアルテが自分の道を変えるため絵を描く仕事に就いていろいろな問題や試練を乗り越えて成長していく話です。

 まず、良かったところは話の流れがスムーズでそれでいてわかりやすい話で、見やすい作品でした。後、アルテの性格がとにかく好きでした!!この時代では貴族と平民の身分の差だけでなく、女は下に見られる世界で特に男しかいない職場で生活するアルテは陰口など嫌がらせを受けていてそんな中でも自分の信念みたいなものを曲げず、笑顔でしかも、嫌がらせを受けた相手にも優しく、本当に好みの女の子でした。そして、それを陰ながら支えていたアルテの師匠のレオさんがかっこよかったです!そしてそれに自覚がないまま好きになっていくアルテを見るのがすごく好きでした!!
 
 ENDでは安野希世乃さんが歌っていて好きだったし、本当に面白い作品でした。
ぜひ見てください!

投稿 : 2020/10/01
閲覧 : 217
サンキュー:

10

既読です。 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

そもそも芸術家のパッションが解らないです。

吉田玲子さん脚本ということで
楽しみにしていたのですが
イマイチ盛り上がりに欠けた
内容でした。

それにしても・・・

文学や芸術の世界に身を投じるって
才能あってのことでしょうし
文学部や美大・音大・デザイン学校
に進まれた方ってスゴイと思います。

私の人生の選択枝にはなかったなあ。

投稿 : 2020/09/15
閲覧 : 261
サンキュー:

7

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アルテの成長物語

男性に交じってアルテがバリバリ仕事をしていくという話。その中に女性・階級といった昔の封建社会の問題を交えていくが、基本はアルテの成長物語。個人的には舞台がフィレンツェからヴェネチアに場面展開したところは、少しハウス名作劇場のような往年の懐かしさを感じ懐古の念にとらえられた。

後半のヴェネチアからの話がバタバタと纏めた印象を受けたのは尺の問題?と思ったが、最後の皆で教会の天井画を完成させる所のオリジナルストーリーは綺麗にまとめててよかった。

予想外の展開や涙が止まらないといった展開はないが、上手に終わらせているので最後まで安心して見ていられる良作。
2期も期待したい。

100点中72点

投稿 : 2020/09/01
閲覧 : 220
サンキュー:

7

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

小世界名作劇場

原作未読(2020.8)
16世紀のイタリアを舞台に小貴族の娘が自分の生き方を模索する物語。
個人的には1クールでサクッと視聴できる古の「世界名作劇場」的な作品かなと。主人公の環境や時代の常識に対する挑戦と彼女に影響され広がる周りの人々の輪。そして気づけば皆彼女を認めているというね。実際はもっと階級とか性別とか厳しい時代だったと思うけどアニメとしてはコンパクトに綺麗に終わってると思う。これはシリーズ構成吉田さんのうまさかな?また、アルテ役の小松さんはらしさがぴったりの役だったと思う。


私のツボ:この時代トイレがな・・・

投稿 : 2020/08/30
閲覧 : 235
サンキュー:

10

次の30件を表示

アルテのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
アルテのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

アルテのストーリー・あらすじ

舞台は16世紀初頭のフィレンツェ。絵画や彫刻が盛んな都で貴族の娘として生まれたアルテは、物心ついた頃から絵を描くことに夢中。いずれは画家になるという夢を抱きながら日々を過ごすアルテだったが、時代の流れが「女性が画家になること」を良しとしなかった。そこでアルテは、人生最大の決断を迫られる……。ルネサンス期に、ひとりの少女が夢に向かってひた走る、ヒューマンドラマ。多くの困難にぶつかりながらも、絵を描きたいと願う熱意と「自分らしく」生きようとする前向きな姿を描くその物語は、ふれるすべての人々の共感を呼び起こす。(TVアニメ動画『アルテ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年春アニメ
制作会社
セブン・アークス
公式サイト
arte-anime.com/
主題歌
《OP》坂本真綾『クローバー』《ED》安野希世乃『晴れ模様』

声優・キャラクター

小松未可子、小西克幸、榎木淳弥、大原さやか、安野希世乃、秋元羊介、鳥海浩輔、M・A・O、田中理恵、戸松遥

スタッフ

原作:大久保圭『アルテ』(『月刊コミックゼノン』連載/ノース・スターズ・ピクチャーズ)
監督:浜名孝行、シリーズ構成:吉田玲子、設定考証:鈴木貴昭、キャラクターデザイン・総作画監督:宮川智恵子、サブキャラクターデザイン:宮地聡子、プロップデザイン:岡戸智凱/岩畑剛一、美術設定:吉原一輔、美術監督:SCOTT MACDONALD、美術:スタジオちゅーりっぷ、レイアウト監修:益田賢治、色彩設計:舘絵美子、撮影監督:能代拓也、特殊効果:福田直征、編集:関一彦、音響監督:えびなやすのり、音響効果:川田清貴、音響制作:グロービジョン、音楽:伊藤ゴロー、音楽制作:フライングドッグ

このアニメの類似作品

この頃(2020年春アニメ)の他の作品

ページの先頭へ