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「映像研には手を出すな!(TVアニメ動画)」

総合得点
80.1
感想・評価
599
棚に入れた
2277
ランキング
475
★★★★☆ 3.8 (599)
物語
3.8
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.9

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映像研には手を出すな!の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

JKトリオが部を作って、アニメを自主制作するおはなし

公式のINTRODUCTION
{netabare}
高校1年生の浅草みどりは、アニメーションは「設定が命」と力説するほどのアニメ好き。スケッチブックに様々なアイディアを描き貯めながらも、1人では行動できないとアニメ制作への一歩を踏み出せずにいた。そんな浅草の才能に、プロデューサー気質の金森さやかはいち早く気づいていた。さらに、同級生でカリスマ読者モデルの水崎ツバメが、実はアニメーター志望であることが判明し、3人は脳内にある「最強の世界」を表現すべく映像研を設立することに……
「月刊!スピリッツ」(小学館)にて好評連載中の大童澄瞳のデビュー作に、国内外で数々の賞を獲得してきた湯浅政明監督&スタジオ「サイエンスSARU」が手を出した!!キャラクターデザインは浅野直之、音楽はオオルタイチが加わり“最強の世界”を“最強のスタッフ”でつくり上げる。全世界が注目する電撃3人娘の冒険譚が始まる!!!!
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:大童澄瞳(小学館「月刊!スピリッツ」連載中)
監督・シリーズ構成:湯浅政明
キャラクターデザイン:浅野直之
音楽:オオルタイチ
アニメーション制作:サイエンスSARU
{/netabare}
キャスト{netabare}
浅草みどり:伊藤沙莉
金森さやか:田村睦心
水崎ツバメ:松岡美里
百目鬼:花守ゆみり
さかき・ソワンデ:小松未可子
藤本先生:井上和彦
ロボ研 小野:小野友樹
ロボ研 小林:小林裕介
ロボ研 後藤:綿貫竜之介
ロボ研 関:井澤詩織
{/netabare}


1話ずつの感想


EPISODE.01 最強の世界!
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アニメーション制作を夢見る高校1年生の浅草みどりは、同級生の金森さやかとともにアニメ研の上映会へ。 すると、カリスマ読者モデルとして知られる水崎ツバメが声をかけてきた。水崎はなぜか黒ずくめの男たちに追われていた。 浅草と金森は彼女を助け、男たちを撃退する。そして2人は水崎が意外にもアニメーター志望であることを知る。 浅草と水崎の即興での合作が始まり、意気投合した3人の前に「最強の世界」が広がっていく…。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半はみどりが「未来少年コナン」を見てアニメを作りたいって思う話で
中盤はJKになったみどりとさやかがMIBにおいかけられるツバメを助けて
後半、みどりとツバメがおたがいの絵を見せあって世界観をふくらませて
3人が想像のアニメの世界の中で冒険して、仲よくなるの^^



おはなしはテンポがよくって
夢のつまったトリガーのアニメっぽい感じかな。。
アニメ映画とかにありそうで楽しかった♪

でも何だか、ちょっとムリに男子キャラを女子にしたみたいかな?
ツバメなんか読モなのに、下着で外に出ちゃうし。。


絵もよく動いてて、背景のデザインとかもこまかいけど
キャラデザは萌え絵じゃなくって
デフォルメのきいた男子だか女子だかよく分からない絵だから
キャラで見るのやめる人もいそう。。
{/netabare}
{/netabare}
EPISODE.02 映像研、爆誕す!
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
水崎がアニメ研究部に入ることを親に禁じられているので、浅草・金森とともにアニメを作るには新しい部活を立ち上げるしかない。3人は職員室に向かう。既にアニ研があるため、アニメを作ると言うわけにはいかない。実写系の部活が教師に求められていることを知った金森は、映像部を名乗ってアニメを作ることを発案する。こうして「映像研」が爆誕した!そして3人がかつてアニ研が使っていたという倉庫を開けると、そこは宝の山?
{/netabare}
感想
{netabare}
ツバメがアニ研を禁じられてるから
実写を作る、って言いわけで、新しく映像研を作ることになって
部室と道具をGET♪

でも、お金を手に入れるために
みどりが部室の2階から落ちた映像を売りに出したら売れちゃって
その事故映像がTVで流れて、大丈夫!?
ってゆうおはなしかな^^


あんな大きな倉庫みたいな部室と
倉庫いっぱいのアニメを作るための机とか道具。。

すごい夢いっぱい☆

さっそく、風力発電のプロペラを回すアニメを画いてたみたいだったけど
アニメって、たった3人で、そんなに早くかけるのかな?

それとも、動いたのはプロペラだけで、乗り物はただの夢だったのかな?



ツバメはアニメ作ったことがあるみたいに、何でも知ってるけど
本とか読んだだけで、そんなにくわしくなれるのかな?


あと、思ったけど、このアニメを作るところを、撮っておいて
それでドキュメンタリーにしたら、アニメも実写もどっちもできて
実写の活動実績になるから、部費も出してもらえるんじゃないのかな☆彡


それと、映像研がすぐ部にしてもらえたり
こんな道具とかそろってる学校って
もしかして美術の専門高校とかなのかな?
{/netabare}
{/netabare}
EPISODE.03 実績を打ち立てろ!
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
映像研の3人に与えられた部室は、天井も壁も穴だらけの古い倉庫。まずは修理が必要である。作業を始めた浅草は宇宙船の修復訓練を夢想する。そして3人は、「予算審議委員会」でアニメを発表し、活動をアピールすることを決める。浅草のスケッチから舞台設定を選んで構想を練る3人。浅草は戦車を発案。水崎は作画の“演技”にこだわる。そして、プロデューサー的視点を持つ金森は、浅草と水崎の創作へのエネルギーを焚きつける。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、倉庫の修理のおはなしで
みどりとツバメが、宇宙船のカベを修理するアニメの夢を見ながら
天井の修理していくんだけど、トイレに行きたくなっちゃって
下りようってしたらハシゴがはずれてて下りられなくなって

下のさやかを呼ぶんだけど、さやかも戸をふさいじゃってて開けれなくって
しょうがないからカベの鉄板をぶち破ったら
2人はトイを伝わって下りてた。。ってゆうおはなし^^


にゃんは高所恐怖症だから思ったけど
天井にあれだけ穴が開いてるって、物が落ちてきたからってゆうのはあるけど
板がサビたりして、もろくなってるからじゃない?って。。

ちゃんとプロの人にたのんで足場とか組んでもらわないと
そんなうすい板の天井に、人がのっかったら
この前のみどりみたく落ちて、こんどは大ケガしちゃうと思う。。

夢の中で、操縦してた飛行機が落ちても死なないけど
ヘルメットもなしであの高さからおちたら、って考えただけでこわいから。。

とくに今回のおはなしは
宇宙船の塗装がどうのこうのとか
細かいこと言いすぎて、あんまりおもしろくなかった。。

修理道具とか板のサビてる様子とかは、ちゃんと作画してあるんだから
屋根に上るとき、ヘルメットとかロープをつけるとか
歩くときは横の柱があるところをそっと歩く、とかってゆう
リアルな人の動きにもこだわってほしかった☆彡

アニメだから、そんな細かいことはどうでもいいってゆうんだったら
見てる人たちだってきっと"作ってる人たちのこだわりなんかどうでもいい"
って思ってるんじゃないかな?(ってきつくなっちゃってごめんなさい。。)



後半は予算委員会までの50日くらいで、ハデなアニメ作って上映して
予算をいっぱいもらおうって、3人で作品の相談するおはなし。。


メカにこだわるみどりと人の動きにこだわるツバメ。。
そんな両方やってたら、いつまでたっても完成しない、って
2人のヤル気を下げないように、もっといい案を出させるさやか、ってゆう
3人のキャラがうまく回ってて、いい回だったと思う。。
{/netabare}
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EPISODE.04 そのマチェットを強く握れ!
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
予算審議委員会で上映する短編アニメに取り組む映像研の3人。しかし作業はなかなか進まない。風景だけのカットを入れたり見せ場を繰り返すなど、浅草がテクニックを駆使するが、動きの細部にこだわる水崎の作画の遅れは取り戻せない。金森は、脅したりすかしたりして妥協案を提示する。そして迎えた委員会の日。相手となる生徒会は、「生徒会には手を出すな」と言われるやっかいな存在だ。映像研は予算を獲得することができるか?
{/netabare}
感想
{netabare}
予算審議会が近づいて、いろいろやりたいみどりとツバメだけど
そんな時間がなくって、手抜きするしかなくなって。。ってゆうおはなし

アニメのテ抜きのテクニックのおはなしだからクニック?
苦肉の作で乗り切るってゆう^^
どこでそんな技おぼえたの?って聞きたいくらいw

あと、机の下で寝るとかも^^


いろんな方法が出てきて
自分でアニメを作ってみたい、ってゆう人には役に立ちそう^^


なにげにさやかがいろいろ動いてくれてて
主役みたいでかっこよかった^^



生徒会が反対してたのに
映像を見たら予算が出ることになった、ってゆうのはふつうだったけど
生徒たちを警備部の人たちが押さえてるところがおかしかったw

警備部ってふだんどんな活動してるの^^
それと、炭水化物革命研とかもw


あと、どこから妄想かよく分からないところは、ニガテかも。。
{/netabare}
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EPISODE.05 鉄巨人あらわる!
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
浅草は校内であやしげなロボットの痕跡を発見し、追跡を開始する。たどり着いた先にいたのは何やらロボットの作動テストが行う生徒たち。その中にはなぜか金森と水崎の姿もあった。実はロボット研究部から、文化祭で上映するロボットアニメを作ってほしいという依頼があったのだという。テーマは「ロボット対怪獣」だ。映像研の3人は作品のヒントを探して、芝浜高校創立前から存在するという不気味な地下空間にロケハンに向かう。
{/netabare}
感想
{netabare}
ロボット研からたのまれて、ロボットアニメを作ることになるんだけど
映像研が考えるロボットと、ロボ研が考えるロボットはちがってるみたい。。

それで対立しそうになったんだけど
みどりとツバメのこだわりを聞いた部長が共感して
夢のロボットを考える。。てゆうおはなし^^



にゃんは、ロボットアニメってニガテだから
あんまりロボットのデザインとかに関心ないせいかな?
ロボ研が言ってる、リアルなロボットと
映像研のリアルなロボットの違いってよく分からなくって。。

リアルだったら、人型巨大ロボットなんか作らない
ってゆうのが本当みたい。。

だったら、ロボ研が作りたいって思ってるロボットを
今までアニメで見てきて、こんなロボが作りたい
って思ったロボに近いロボのデザインにしたらいいんじゃない?

それくらいしか思いつかないけど
それより今回、学校の地下の探検に行って、床がくずれたけど
アレってこの前、天井修理したときのほうがよっぽどあぶないよね^^

ロボ研の部長さんのこだわるところもよく分からなかったけど
このアニメの監督さんのこだわるところも、よく分からないみたい^^
{/netabare}
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EPISODE.06 前作より進歩するべし!
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
映像研は文化祭で上映するロボットアニメに取りかかった。今回は美術部が背景を手伝ってくれるという。オープニング曲はロボ研が作曲、劇中の音楽は水崎が知り合いに頼むことになった。金森は、効率改善のためにPCの調達に動く。関わる人数が増えていくことに不安を感じる浅草。さらに、音響部についての情報がもたらされ、金森と浅草は部室を訪ねる。そこには膨大な量の音源を守る音響部唯一の部員、百目鬼(どうめき)がいた。
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感想
{netabare}
音響部をおどして仲間にして、美術部に背景をまかせるおはなしかな^^

もしかして、このおはなしのメインヒロインはさやかじゃない?
って思うくらい活躍してたけど、ヤクザって言われちゃうのかわいそう。。

みどりもツバメも、何にも言わなかったら好きなことだけしてそうだから
映像研にさやかがいなかったら、すぐ廃部だったかも^^



音響部の百目鬼クン?は音のオタク、ってゆう感じで
映像研とうまくやっていけそう^^

いろんなところを走るシーンで
ぜんぶ「たっ、たっ、た。。」だとやっぱり気もち悪いかも^^

草の上だったら「ザっ、ザっ。。」とかって
頭の中でなってる音と違うからかも?



コンテで、カニを食べるシーンは、ほんとにおいしそう。。
カニ型怪獣たおしたら、思わず食べたくなるかも^^

ただ、ラーメンはあんまりおいしそうに見えなかったw


ロボットをリアルっぽくしようってすると、ロボットじゃなくなっちゃう
ってゆうのは、先週も言ってたみたい。。

でも、そう言ったら、SFっぽいメカとかだって
やっぱりちがうんじゃないのかな?って

今ある、ヘリコプターとか、飛行機になっちゃいそう。。

ウジウジ悩むみどりが言ってることは、あんまりよく分からなかったけど
さやかの言った

「文化祭に間に合うなら内容についてとやかく言わないけど
出来上がったものが面白くなかったら責任はぜんぶお前にある!
なぜならあんたは監督だから」

ってゆうのは、おもしろくないアニメを作った監督さんに聞いてほしい^^

でも、プロって、大人の事情とかあって
とつぜん、放送2,3か月前になって、前の企画が打ち切られて
ヒマそうな人のところに、ムチャ振りされたりすることもあるみたいだから
ぜんぶが監督さんのせいじゃないのかも^^
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EPISODE.07 私は私を救うんだ!
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
文化祭で上映するロボットアニメの制作は思うように進まずにいた。作画が遅れているため、音響部の百目鬼(どうめき)は効果音の準備が始められない。声優を買って出たロボ研の小野たちの演技は暴走するに違いなく不安だらけ。さらに、美術部の芸術が爆発して背景の描き直しが大量に発生、浅草が肩代わりすることになる。そんな状況に金森はイラ立つが、作画担当の水崎は、動きの表現へのこだわりを絶対にゆずろうとはしなかった。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回はツバメの、動きのこだわりのおはなしだったみたい^^

小学生のころだと思うけど
おばあちゃんのお茶の捨て方がかっこよくって
マネしたところからはじまって

劇団で立ち方、歩き方を教わるたびに
こまかいところを観察してスケッチして
リハビリで絵を見せながら説明して
おばあさんが立てたところで、なみだが出そうになっちゃった^^


それから、みんなのこだわりをすり合わせるところ。。

アニメが分かってない人が、背景に動くものを描きこんじゃったりしたり
朝日の方角が逆になってたりするのは分かるけど
ツバメのこだわりはこまかすぎて、にゃんにもよく分からないけど
その動きが見たい自分をすくうために、アニメを作る
ってゆう気もちは分かるみたい^^



それから、今回は人の作画がくずれてたみたい。。
おふろのときのさやかなんか、ずっと歯をとじたまま話をしてて
そうゆうキャラだっけ?って思って見てたら
そのあとの部のシーンでは、ちゃんと歯もあけて話してたから
やっぱり、手抜きだったみたい。。


ちゃんと見てる人がいるから、作画監督さんがんばってね☆彡
{/netabare}
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EPISODE.08 大芝浜祭!
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
文化祭当日の朝、現場で生アテレコになってしまったものの、ロボットアニメはなんとかできあがった。浅草と百目鬼(どうめき)はギリギリまで音楽と効果音の調整を続ける。金森は、カリスマ読者モデルとしての水崎の知名度を利用して集客を図る。しかし、小野たちロボット研究部も協力した大がかりな宣伝は、生徒会に目をつけられてしまう。さらに、水崎がアニメを作っていることを隠している両親が、急に文化祭を見に来ることに!
{/netabare}
感想
{netabare}
文化祭で、映像研のアニメ発表♪

でも、ツバメがナイショでアニメを作ったことが、親にバレちゃった。。
ってゆうおはなし^^


音って大事だとは思ってたけど
ちょっとずらしたり
BGMをわざと入れなかったりするのも大事なんだって、よく分かった^^


ロケット発射とか
違法な宣伝で生徒会がロボット部と追いかけっこをするシーンが
スムーズに流れてたし、よく動いてて楽しかった♪


ツバメのひと言あいさつから
いきなり大画面で映像がはじまるところがかっこよかった☆
会場にいたら、引きこまれそう^^


反対してたはずのお父さんたちがアニメを見ながら話しをして
動きからツバメの演技を感じとって
反対する気がなくなったところはちょっとジーンってしちゃった。。


それと、ハシの持ち方からツバメだって分かるところはおかしかったw

にゃんも小学生のとき、ああゆう持ち方だったけど
からかわれたらイヤだなって思って、自分で直したから分かるけど
人の動きとか気にするツバメが
持ち方に気がつかなかった、ってゆうのはちょっと変かも?


アニメのビデオのプロモーションのしかたとか、さやかっぽくって
あんまり表には出ないけど、ちゃんと仕事をしてるのが分かってよかった^^


全体的に力が入ってて、今までで1番よかったと思う◎
{/netabare}
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EPISODE.09 コメットAを目指せ!
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
文化祭での上映会は大成功に終わり、DVDの予約も多数取ることができた。しかし、ロボットアニメの権利はクライアントであるロボット研究部にあり、映像研に残された利益はごくわずかだった。金森は、学校の外に出て、自主制作物展示即売会「コメットA」に参加することを提案する。どこに行こうというのか、金森は浅草と水崎を連れて出かける。芝浜の市街地には、複雑な町並みや入り組んだ水路、地下商店街などが広がっていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回はさやかのおはなしで、妄想ってゆうか、さやかの回想が多かったかも?

もともとビジネスセンスがあったさやかだったけど
小学校のころ、手伝ってた親戚の雑貨屋さんがつぶれて
商売は宣伝が大事だって分かったみたい^^


それで、学祭のアニメは大成功だったけど、自分たちが製作じゃなかったから
あんまりもうからなくって、さやかはこんど
自主制作物展示即売会「コメットA」に参加するために
芝浜のご当地アニメ作りを決めるの^^


芝浜高校もゴチャゴチャしておもしろそうだけど
芝浜の街も川とか、川だった道とか、地下街まであって、おもしろそう♪
「恋する小惑星」のイノに教えてあげたら、よろこびそう^^

聖地を検索してみたけど、分からなかったけど
実写版のロケは関東のあちこちでやったみたいだから
リアルの聖地はないのかも?

それにあんなに水にかこまれた街だったら
洪水とかになったら、地下街が水びたしで大変そう。。


あとは、みどりが、演出ってゆうのをイシキしたみたい。。

今までテキトーによさげに書いてたコンテだったけど
ちゃんとした演出になってたから、才能あるみたい^^

光線が出たのを書かないで、まわりの物とかを動かすことで
光線が出たってゆうのを分からせたりするのが演出ってゆうみたい。。

みどりも気がつかなかったことに気がついたさやかもすごいよね☆
{/netabare}
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EPISODE.10 独自世界の対立!
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
浅草は描きたいシーンを次々と発案、水崎はSNSを使って音楽を発注、金森は声優オーディションを企画――。自主制作物展示即売会「コメットA」での新作発表に向けて映像研は猛進する。しかしその活動は教師たちに目をつけられることとなった。学校外で活動するリスクについて生徒会のさかきにも忠告されるが、3人はアニメ制作を続行。ストーリーを決めるためのヒントを求めて、音響部・百目鬼(どうめき)の音ロケに同行する。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は
映像研が学校と生徒会から、お金もうけにダメ出しされちゃうおはなし。。


にゃんは、お金もうけって大事だと思う。。

たぶんダメなのって、個人的にもうけることで
部活がもうけて、それで活動するんだったら
運動部が遠征費用とか集めたりするのに
バザーしたりするのと、変わらないんじゃないかな?

売るのが自分たちの手作りの物(調理部だったら手作りクッキーとか)だったら
部員のヤル気も出るって思う☆彡


後半は、百目鬼の音ロケに同行した映像部のおはなしで
時計塔とかを見ながら、みどりの頭の中に、アイデアが次つぎ浮かぶんだけど
今やってるおはなしの絵コンテのことだけ考えろ!って
さやかにダメ出しされながら、止まらない、ってゆうおはなし^^


この街って、ほんとにおもしろいよね^^
今までぜんぜん気がつかなかった、ってゆうのがおかしいみたい。。


あと、生徒会の書記?のソワンデってゆう子が
ちょっと目立ってたみたいだけど、どんなキャラなのかな?
{/netabare}
{/netabare}
EPISODE.11 それぞれの存在!
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
コメットAでの新作アニメ発表のためにDVDの複製を依頼していた写本筆写研究部が、不正取引で警備部に摘発された。教頭や生徒会による映像研への監視の目は厳しくなるばかりだ。しかし金森は、学校側が活動を認めざるを得ない状況に持ち込む策をめぐらせていた。一方、浅草はなかなか決めきれずにいた「敵」の設定とストーリーの核心についにたどり着く。コンテができあがったことで水崎の作画も順調に進み、完成が見えてきた。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回のおはなしは、設定新作アニメのテーマと設定が決まるおはなしと
それにからめて、みどりとさやかががはじめて仲よくなったときのこと
だったみたい。。

あと、学校側と警備部が敵対する、みたいなおはなしがあって
はじめはモメたけど、さやかの作戦で
学校ぐるみで街おこしに協力してる、ってゆう情報を拡散させたから
はじめだけだった。。



おはなしはさやかとみどりの関係だったけど
友だちじゃなくって仲間、ってゆうのは
仲間になることを、友好的な関係になる、とかってゆうから
どっちもそんなに変わらないんじゃないのかな?って^^


それからいつものことだけど、街の中がおもしろいよね^^

用水路だと思ったら、道路が水没してたとか
そんなにたくさんのお水はどこから来てるかフシギw

あと、職員室がプールの中ってゆうのもおかしいw

でも、それくらいだったらいいんだけど、
はじめの警備部がやりすぎだと思う。。

テーザー銃って、心臓が悪い人は死んじゃったり
金属の物を見につけてたりするとやけどしたりするみたいだから
学校で金銭授受禁止するとかより、生徒がやっちゃダメなことだと思う。。


この前屋根に命づなつけないで登ったりもそうだったけど
このおはなしって、リアルと妄想がごっちゃになってるのに
変にお金のことはダメとかってゆうから
何かリアルっぽくなくって、あんまり好きになれないみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
EPISODE.12 芝浜UFO大戦!
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
SNSで依頼した音楽が映像とまったく合わないという問題が発生した。大団円のダンスシーンはデモ音源に合わせて水崎が作画しており、曲が変わると成立しない。浅草が出したのは、ダンスをやめてラストを作り直すという大胆な結論だった。実は終わり方にずっと疑問を感じていたが、変更すれば納得できるものになるという浅草の説明を、金森と水崎は受け入れる。そしてコメットA当日。映像研の新作アニメ「芝浜UFO大戦」とは?
{/netabare}
感想
{netabare}
はじめは音が合わないってゆうツバメのクレームで
終りのほうを変えることになったってゆうおはなしで
まん中あたりはコメットAの会場のようす
コメットAって、同人誌即売会みたいなものみたい。。


とちゅうからツバメとみどりが紙袋をかぶって売り子。。
ってゆうのは、有名人のツバメがかくれて活動してる
ってゆうのを見せて、興味を持ってもらおうってするパフォーマンス?

どうせだったら、はじめっからやったらよかったんじゃないかな?って思った



後半10分は
ディスクが完売して帰ってから、3人で通しで見てみるおはなし

そのアニメはよく分からないUFOバトルで
陸と水中人のバトルってゆうのは
今までのおはなしに設定が出てきてたから分かるんだけど

鐘が鳴るとビルが大きくなるのはわけが分からないし、終わりのほうも
どうして街の家をこわしてビルみたいなのが出てきたか分からなくって
ナゾのまま、見ながらみどりが寝ちゃってたところで終わっちゃったし
さいごもどこまで現実かよく分からないまま終わった。。


みどりも自分のアニメなのに途中で寝てたけど
にゃんも1回寝ちゃいそうになって、ちょっとお昼寝してからまた見たけど
映像はよく動いててそんなに悪くないんだけど、イミフだし
うるさいだけみたいな気がした。。

このアニメを見るんだったら
都市伝説になった「なつみSTEP!」を見た方がいいと思う^^
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


アニメ制作の部活モノのおはなしで
主人公3人はJKなんだけど、キャラは萌え絵じゃないのはめずらしいかも。。

おはなしは
アニメとかお金もうけに関心がある主人公たち3人が部活を作って
まわりの人たちを巻きこんで、アニメを作ってくってゆう
日常アニメに近い感じなのかな?

アニメのメカとか、動きとかに関心がある主人公たちが
いつの間にか妄想の世界に入ってくってゆうのはおもしろかったし
学校とか街のようすが、ゴチャゴチャして変わってておもしろかった^^


作画は、動くところはよく動いてて
メカの動きとかにもこだわってる、ってゆうのは伝わってくるんだけど
メインキャラがむき出しの歯を閉じたまま話したりするところとか
ときどき手を抜いてたりしたから☆は4つ

主人公たちが、穴があちこち開いてる2階建ての倉庫の屋根の上に
ロープもヘルメットもなしで登ったりして
こだわってるところ以外は意外とテキトーだったみたい。。


アニメのメカとか動きに関心がある人とか
アニメ作りを知りたいってゆう人にはおすすめかも^^





投稿 : 2021/10/15
閲覧 : 798
サンキュー:

86

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

言われなくても映像研には手を出さない(性的な意味で)

見た目で切るような輩はこちらも切り捨てて、中身で勝負を仕掛けてきた作品。観てくれる人に最高峰のアニメーションとその知識、そして究極のアニメーションを作るために結成された映像研究同好会の青春ドラマを提供する。

【ココがひどい?:可愛くないキャラクター。でもよく動く】
しかし、まあ……本当にキャラが可愛くない(笑)流石、地上波はNHKでやっただけのことがある「萌え」を一切、感じられない作品だ。
幼少期はその中性的な容姿に今後を期待できなくもないのだが、いざ数年経ったら「なんだァ、このカエル人間?」と酷い疑問が浮かんでしまった。それが本作の主人公・浅草みどりの容姿なのである。
さらにつるむのは骸骨みたいな女・金森さやかと普通の容姿だがそれはそれで物足りない水崎ツバメ。そんな外見に関しては残念なトリオが各々【世界観構築】、【マネジメント】、【アニメーション】を担当して映像研(という名のアニ研)を1から設立していく。
キャラデザは原作通りだから仕方ないにしても、演出の一環として第一原画レベルの画像を見せてくることがある。そう、着色も輪郭線も雑なアニメ完成前のラフ画のことだ。演出の一環ならいいのだが、にしてはこの原画状態にしか見えない雑な作画は登場頻度が非常に多い。演出にかこつけて手抜きをしている可能性は十分考えられる。
代わりに本作のアニメーションはよく動く。ジャンル上、劇中映像などの要所で派手に見せればいい筈だが、本作は第1話から逃走劇や妄想癖のあるみどりの脳内世界観なども如実かつ派手に魅せてくれる。
オリジナルメカに搭乗してのスカイチェイス、邪魔なビルを解体する発破作業、たかが部室の壁の補修もみどりがちょいと妄想すれば宇宙船修理のシーンに様変わり。「アニメづくり」という本来は動きがない文化系の題材を、この作品は動かしまくっている。
キャラクターの癖のある動き、キャラクターたちの妄想、キャラクターたちのアニメづくりの情熱が本作に反映されているような荒ぶるアニメーション。その自由奔放で、言い換えればめんどくさい描写の数々にリソースを全投入しているのである。

【ココが面白い:アニメづくりの理想と現実】
映像研を立ち上げた3人の活動は道具や資金集めから始まる。先ずは生徒会から部費を頂戴すべく、少ない元手で成果物を提出する。納期は「予算審議委員会」まで。
しかし、みどりやツバメはアニメが好きな故にアニメ制作へのこだわりが強すぎる、言わば職人気質だ。隙あらばこのデジタル時代に昭和の道具を使った所謂アナログでのアニメづくりに没頭してしまうし、手書きへのこだわりも強い。常に“最強の世界”というものを求める2人にかかれば非常にクオリティーの高いアニメ映像が出来上がるが、2人だけに任せては納期は守れないし制作費はどんどん膨れ上がるだろう。そんな2人を俯瞰で捉えて現実的な落とし所を探るのが金森さやかだ。
{netabare}さやかには強いアニメ愛がない。ツバメの名声を持ってアニメを作ればそれが金になると睨んだ守銭奴である。そんな彼女が2人のやりたいことを「モチベーションの維持」として最大限考慮しつつ、間に合わない部分は口八丁手八丁で妥協させることで現実的なアニメづくりを引っ張っていく。
対象をアップで映す、背景をスクロールさせる、空を撮る、背景だけのカットを増やすetc…作画枚数を減らすテクニックはさやかの技ではないものの、こだわりの強いみどりやツバメに強気で物を言い、屈辱の尺稼ぎに走らせることができるのは彼女だけだ。彼女が映像研で努めるは正に【マネジメント】であり、それができる優秀なプロデューサーがこだわりという夢を現実というアニメにしていく。時としてみどり&ツバメとさやかは衝突するが、そんなアニメーター側の「理想」とプロデューサー側が見据える「現実」を擦り合わせて進むアニメづくりは、シナリオとして確かに面白い。{/netabare}

【キャラクター評価】
浅草みどり
外見から性格まで癖の強い『THE・オタク』な主人公。一人称は「ワシ」、二人称に「○○氏」、語尾には「じゃよ」なんてつける少女は本当に可愛くない。
只、そんなオタク特有の早口や語気を難なく演じる声優・伊藤沙莉さんの演技がキャラクターの個性をぐんと引き上げていることは評価する。あれでアニメ作品は本作が初めてというのだから芸能界にはまだまだ名声優が眠っているかもしれない。

金森さやか
名前に「金」が入る通り、とりわけ対価の要求は欠かさないガチガチの守銭奴。とはいえ、金稼ぎの手段としてみどりやツバメのアニメづくりを部活動として昇華させる辺り、彼女にも仲間への思いやりがあったり、もしくはアニメーションに興味があるのかもしれない。
守銭奴たる彼女の金に対する価値観は感心するところがある。なぜ金をもらうのか、なぜ仕事にお金が絡むのか。きちんと彼女なりの「流儀」がある。金を受け取り、受け取ったからこそ代金に見合ったものを作る。仕事というものの本質を彼女がさらっと告げる様は悔しいがかっこいいと感じた。骨の癖に(笑)

水崎ツバメ
この娘の「美人のカリスマ読モ」という設定でようやく深夜アニメのモブ少女くらいの見た目が確保される。
幼少期から「人の動き」を見るのが好きで、観察し、それを絵にし、動きを追い求めてきた彼女にとって、アニメーションとはアニメーター(自分)の演技そのもの。畑は違えどその並々ならぬこだわりは奇しくも俳優の両親から受け継いでいる。
{netabare}「動きの1つ1つに感動する人たちに、私はここにいるって言わなくちゃいけないんだ!」 {/netabare}
まっすぐな彼女のクリエイターとしての理想と情熱溢れる台詞は見る人をしっかり感動させてくれる。

【総評】
完全に見た目で敬遠していたが、ふと観れば
中々の良作だった。アニメ制作というものを芯に捉えつつ、アニメに対し熱い思いを寄せる2人と支える1人──3人の映像研究同好会の物語がこの作品にはしっかりとある。
1人が啖呵を切るだけあって本作はアニメーションの「動き」に特化した作りになっている。実に作画カロリーの高そうな登場人物のイマジネーションを面倒に感じることなく、理想のままにきちんとアニメーションとして見せることでアニメという媒体の自由奔放さを表現している。そして、それが作品として必ずしも理想のままに出力できるとは限らないという創造の苦しみや予算と時間の壁に表現が阻まれる苦労を、会社などの社会の枠組みではなく学校の部活動を舞台に描いているのが斬新でもある。
それだけに『SHIROBAKO』や『NEW GAME!』のようにもっとキャラクターを可愛くしてほしいと率直に思った。本作を心から愛し、意識も高くなった者にとってこの指摘は所詮“萌え豚”の戯れ言だと鼻で笑うだろう。だがよく考えてほしい。あの癖の強いキャラクターデザインで描かれた女子高生たちにそもそも「女子高生」という設定の意味があるのだろうか。
{netabare}いちご牛乳をひっかけて制服を脱いだ水崎ツバメの下着姿、プロペラスカートでパンツが見えそうになる浅草みどり、銭湯で今後の制作方針を話し合う金森さやか含む3人の裸身……そのどれかに欲情できた視聴者はいるのだろうか。{/netabare}
そういう作品ではないことをわかってはいるが、女性キャラクターを女性として視ることが難しいこの作品はそれこそ創作畑な人にしか面白さは伝わらない。「こだわりだけじゃなく客の購買意欲をかきたてる内容を考えろ!」と劇中に叫ぶが、同じ台詞が本作自体にとてもよく当てはまる。JKを可愛く描けるなら描くに越したことはない。とくにツバメは美人という設定だ。その設定に相応しい画力はあって然るべきではないだろうか。
ただあのキャラデザは原作漫画の再現に過ぎない。下手に小綺麗にすれば原作ファンからの顰蹙も買うだろうし、あのキャラデザだからこそ作画崩壊なんて言葉とは無縁でダイナミックに動かし続けられたのかも知れない。

投稿 : 2021/09/26
閲覧 : 516
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12

セシウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異色の女子高生アニメ

 原作漫画は未読です。
 3人の女子高生が部活動でアニメを制作するお話です。ですが、けいおん!のような可愛い女の子が可愛いことする系のお話ではありません。そもそも3人のうち2人は可愛くありません。また、大きな障害を皆で協力して排除する、みたいなドラマ的要素はほぼありません。あくまで高校の部活動としてのアニメ制作を淡々と描いたストーリーです。また、たった3人の力でアニメを作るわけではなく他のクラブと連携・協力しあいながら制作を進めていく流れがけっこうリアルに感じてよかったです。協力者たちも、友情や恩讐などではなく単に利害が一致したから協力するだけ、というスタンスなのも好みでした。

 この作品の最大の魅力は、なんといってもメイン3人のキャラクターです。クリエイター気質が2人、プロデューサー気質が1人ですが、それぞれの言動が筋が通っていて見ていて気分良かったです。声優さんたちの演技も実にハマっていて素晴らしかったです。メイン3人が際立っていてその他キャラの印象はやや薄かったです。

 作画はまあ普通だったと思いますが、ラフ画のシーンが多くてあまり美麗さは感じませんでした。キャラクターの顔は安定していたと思いますが、そもそも美少女アニメではないのであまり重要ではないかもしれません。

 音楽について、OP曲の中毒性が凄いです。でもアニメーションはものすごく手抜きっぽく感じましたwまた、主人公の構想シーンで流れる曲が個人的にとても不快でした。この辺は好みの問題と思われます。

 萌えは全くなく、笑い・感動もさほどありませんが、マネージメントの大切さを再認識できる作品です。意外と社会人向けの作品かもしれません。1クールですし見て損はない作品だと思います。
 

投稿 : 2021/09/24
閲覧 : 233
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5

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

この3人の大人になってからの活躍が観てみたい

主人公の浅草氏のCV伊藤沙莉さん。
本業は女優さんのようで、年もまだ若いが声がとても渋くて良い。
浅草氏の江戸っ子ぽい感じの口調と声質がマッチしていてとても良かった。
声優やったらくじらさんみたいになるんじゃないだろうか。

若くして金儲けの理論を確立しつつある敏腕プロデューサーの金森氏は安心の田村睦心さん。

カリスマ読者モデルでありながらもアニメーション制作に情熱を燃やす水崎氏は新人の松岡美里さん。

中々バランスの良い組み合わせだった。

現実世界と浅草氏の脳内にある非現実世界が融合されながらの表現。
登場人物の醸し出す雰囲気。
湯浅監督らしさの出ている作品だと感じた。

高校生の部活ながらも金森氏の能力により、各部活動や外部との交渉など
既にビジネスとなっている。
スポンサー探し、背景や音響の外注、プロモーション、納期等、実際の現場でも起こりうる問題が多々発生するがそれらを乗り越えて作品を完成させていく過程が面白い。

映像研の3人が将来超大物として活躍している姿が目に浮かぶ。

投稿 : 2021/08/30
閲覧 : 262
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12

8bit さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ユニーク

アニメでしか表現できない事をアニメで表現する。
映像として面白かった。

また製作的な観点から見てもしっかりしていた。
お仕事系アニメではないけどそれに通ずるモノはある。
「アニメーターは役者だ!」分かる分かる。

声優の芝居も良かったなぁ。

投稿 : 2021/08/22
閲覧 : 209
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2

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

アニメの妄想をアニメにするアニメ

はじめは、ちょっと合わないかもって感じでしたが、中盤からは、まあまあ楽しめました。

投稿 : 2021/08/19
閲覧 : 242
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2

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

卵たちよ、描け、そして語れ

SHORT PEACEのレビューを書くため、大友克洋氏に関して検索していた。
戦闘ロボットの設定シートの画像に目が止まった。あれ、どこかで見たような?
そうか、浅草みどりのスケッチブックだ、と思い至った。

マンガ家やアニメーターを夢見る若者も、こういう絵を描いているんだな。
初めてこのアニメを見たときは、発想の飛躍についていけなかった。
だが、改めて考えてみると、彼らの思考をリアルに表現していたんだなあ。

そして、金森さやかはジブリの鈴木敏夫さんのようだ。
制作者の士気を高め、スケジュール管理をし、資金繰りに走る。
有能なプロデューサーも大切だ。

ぜひ若い世代に見てもらいたい
アニメーターの卵たちよ、大いに描き、そして語って欲しい。
未来のアニメのために。

投稿 : 2021/08/01
閲覧 : 271
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4

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まずは1話を見て!!

2021/07/11 投稿

えーと・・・

実は,タイトルやキャラクターデザインなどから避けていました^^;
特にキャラクターはボヤッキーみたいなのと小さい狸っぽいやつ,そしてもう一人あまり特色の無いキャラでドロンボー一味の方がまだ花があるというか・・・
とにかく,全く面白そうに思えなかったので・・・スルーしていたのです(笑)

でもなんとなく評判良さそうなので見始めました。


見始めてすぐに自分の間違いに気がつきました!!

開始数秒,黄色いセンターラインなど背景へのこだわりが伝わってきました。さらには,上下方向に多層的に複雑に入り組んだ町並みなんて,ドストライクで自分の好みです。しかも監督湯浅政明,放映NHKとはちゃんと情報収集しておくんだった^^;

そしてそして,なんと「あの名作」アニメが登場します。名探偵じゃない方のあれです!「これ大丈夫なの?」ってくらいコナ○です!チラッと登場させてみましたレベルでは無く本当にモロに!!明らかに分かるようにです!!
おそらくここは,作る側としてコナ○じゃ無きゃダメだったんだろうなーって思います。ストーリー上の位置付けとして,主人公がアニメを作りたいと思うようになった重要な作品です。原作者または監督,あるいは両者共に相当思い入れがあり,実際にきっかけとなった作品なのでは無いかと推察されます。調べたら,原作から「未来少年コナン」(伏せなくてもいいようなので堂々とw)で,ちゃんと許可も取ってあるとか(そりゃそうかw)加えて本作品もコナンもHNKの作品でしたw
とにかく,このコナンの取り上げ方にアニメへの思いを感じ,アバンの段階で既に心を鷲づかみにされてしまったのでした。

そしてOP
これまた,曲もアニメーションも素晴らしいです!クセになります!!(映像的には終盤「映像研には手を出すな」のタイトルが出た後は,ちょっと・・・ですが・・・)

そしてアニ研の上映会で再度コナン登場,ここでは演出の解説まで出てきます。勉強になりました・・・

1話のコインランドリーの2階でのシーンでは思わず目頭が熱くなりました。8話の文化祭の回の水崎氏のエピソードなど意外に泣ける話もありました。むしろここがクライマックスで,9話以降は蛇足感有り^^;自分としては,8話までで区切って評価をすれば★5つです。

他にもこちらに刺さってくるポイントは数多くありました。まだ見ていないなら,とりあえずは1話だけでも(なんならアバンとOPだけでも)見て,合うようならはまると思います。

EDもなかなか癖になる曲で,背景の絵も最高です。関係ありませんが,じぶんはこの歌の出だし部分の歌詞を聴いて,昔ナムコ(たぶん)のCMで「空想してから寝て下さい。」って言っていたのを思い出しちゃいましたw

2話以降,映像研を結成して3人でアニメ製作を行っていくようになるのですが結構3人の役割は明確に分けられています。

浅草氏:監督(およびいろいろ)
金森氏:プロデューサー
水崎氏:作画
途中追加で
百目鬼:音響
といったところでしょうか。

普段自分は,声優についてはほとんど意識して見ていないのですが,
本作のメインの3人の声はいずれも存在感があって良いですね。
自分は特に,水崎氏のとにかく何でも楽しそうに話す感じにすごく好感を覚えました。

アニメ製作についての描写はSHIROBAKOが主人公を制作進行に据えて様々な人物を描いたのに対して,映像研はポイントを絞りその範囲ではよりツッコんだ点も描かれSIROBAKOともまた違った面白さがありました。(風車の回り方へのこだわりの描写などなど)

とにかく自分としてはかなりお気に入りですが,マイナス点が無いわけではありません。特に終盤の劇中アニメが今ひとつの出来なので,それにシンクロして映像研本編の方も今ひとつ盛り上がりに欠けたように思います。劇中アニメを作る作品の難しさと言ったところでしょうか・・・しかもその劇中作品は高校の部活動で作ったものという設定なので縛りが多すぎます・・・(そういえば,オーディションの結果って反映されてたんだろうか?)
あとは湯浅作品らしいと言えばらしいんだけど,現実と虚構の境目が曖昧でスッキリしない感じがちょっとします。

それと,自分的にはむしろ高評価ポイントとも言えるのですが,
萌え要素が全く感じられないです。
JK3人組を中心に据えての萌え要素0(ゼロ)!!むしろすがすがしいです。
1話のコインランドリーの2階では水崎氏(結構美人)が下着姿なのにもかかわらずハイジの下着姿程度にしか思えませんでしたw7話なんて入浴回でJK3人組の入浴シーンがかなり長いこと続くのですが,エロ要素皆無で奇跡レベル(笑)そもそも湯浅作品ってそんな感じが強いですよねw



なんか,ごちゃごちゃになったのでまとめると
1話見て面白いと感じる人には超おすすめです!
でも終盤はちょっとだれます・・・^^;

投稿 : 2021/07/11
閲覧 : 412
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30

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やりがい・評価・報酬

去年結構話題になってた印象の本作、ようやく目を通してみましたが、いやはやこれは面白い。

女子高生3人組が中心となってアニメの自主製作に勤しむ内容なんですが、主要キャラ3人それぞれに現実とリンクさせた役割を担わせているのが特に良かったですね。

まずは主人公の浅草。世界観の設定に異常な拘りを持つ姿が描かれていたように、彼女には表現者、クリエイターとしての側面を強く持たせていましたね。
特に構図や演出に拘るところや、現実と虚構の境界線で悩みぬく様子が印象的でしたが、これは作品を見ている我々のような視聴者でも似たような感覚ありますよね。彼女も多くの作品を見てきて、様々なインスピレーションを得てきたのでしょう。そのうえで、参考にしつつも自分ならもっとこうする!という欲求に駆り立てられているのだと思われます。
しかし実際表現するとなるとそうもいかない。納期や予算の都合でどうしても全てを描き切れないだとか、仮に自分の描きたいものを描いたとしても、大多数の人には理解されなかったりと、妥協点や客観性が問われる場面が多々あります。その中でもがく姿は実にそれらしかったですね。

2人目は水崎。浅草と同様クリエイターとしての側面も持っていましたが、同時に看板としての立場も担っていました。
アニメ映画などではありがちな有名俳優、女優、アイドルのキャスティング。それから人気コミックの実写化。漫画・アニメファンからは冷ややかな反応がされがちですが、作中で金森も言ってたようにまずは見てもらわないことからは始まりません。そのためにはそもそもアニメーションに興味がない人にも関心を向けてもらわないといけないので、こういった看板は必要になってきますよね。
ただ水崎が口にしていたように「作品を評価して欲しい」というのが当然制作側の本音で、こうした看板はあくまでも作品に目を通してもらうためのファクターでなければならず、作品の評価とは分けなければいけなというのが難しいところ。彼女も結構悩んだだろうなーと思います。

3人目は金森。上2人と違ってクリエイターとして作品に介入することはありませんでしたが、周囲への根回しやスケジュール調整等はほとんど彼女がやってくれていました。多分一番多忙だったと予想。彼女はマネジメントとしての役割でしたね。
特に金銭、というか報酬についてシビアな考え方を持っていたのが特徴的です。
今やジャパニメーションは、日本の映像産業において邦画やドラマを上回り世界で通用する分野であることは周知の事実。だというのに、日本におけるアニメーターの地位や労働環境はいまだ十分とは言えないくらい低いのが現状。
作中でも映像研の金銭授受に関してとやかく言われてましたが、それに対して意見を主張する彼女の姿は、今のアニメーション界に対する警鐘のようにも聞こえましたね。


アニメーション制作を題材にした作品だけあって、本作の作画やアニメーション演出も随所に拘りが見れて実に素晴らしかったです。原作は未読なんですが、多分普通に作ったら凡作にしかなりえないと思うんですよ今作。それをここまでの作品に昇華させてるのはやはり優秀なスタッフ、特に湯浅監督のセンスが大きいんでしょうね。四畳半とかもそうでしたが、湯浅監督の映像表現はやはり秀逸ですね。


非常に見ごたえある良作でした。

投稿 : 2021/06/13
閲覧 : 341
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36

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

映像研

2021.5.21 視聴完了。

高校にアニ研はあるが、実際にアニメを作ることを
していなかったため、アニメ制作したいがため
映像研を立ち上げ教師に承認させる。

こだわりの強い浅草と水崎。
その二人を叱咤激励するさめた金森が面白かった。

投稿 : 2021/05/22
閲覧 : 265
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18

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメの制作

 原作は未読です。

 あらすじはアニコレで見てください。

 このアニメの自分の好きな所は、高校の部活のあり方と、妄想、イマジネーションの表現の素晴らしさでしょうか。

 アニメや漫画好きなら、自分の脳の中で想像するものを、具体的に表現してみたい、誰にでも解るように表現してみたい、それは文章であったり、絵であったりするんですけど、上手く表現出来ない人がほとんどの多いわけですよね。
 このアニメは表現出来る人がどう表現して行くのかを上手に表現してくれていますよ(*^^*)

 浅草さんと水崎さんは凄く表現できる人たちでそれを上手くコントロールするのが金森さんでと、そして、他の人達もこの3人に引っ張られる形でアニメ制作にからんで来る。そんな展開も見どころですね。

 主役が、(水崎さん以外は(^_^;))可愛い女の子じゃないのも、このアニメの良い所なのかもしれません、まぁ、これは好みでしょうか?

 アニメファンには是非一度見ていただきた作品ですね(*^^*)

 全てアニメファンに感謝を!!

投稿 : 2021/05/21
閲覧 : 282
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15

バニラコーク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

金森氏の語録を楽しむ作品

うーむ、評価たかいね。
こういったクリエイター自己満足な感じの作品は苦手。
作品を通して楽しめたのは金森氏の言葉の数々。
最後の集大成であろうアニメーションには???
声優オーディションって何だったの?
なんとなくクリエイティブな感じのする舞台と
クリエイティブな才能が集まって
どうだ?クリエイティブだろって言わんばかり。
評価低いとお前わかってねーなって言われそう。
少なくとも自分にはイマイチでございました。

投稿 : 2021/05/21
閲覧 : 307
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3

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アニメ内アニメ

「アニメーション制作進行くろみちゃん」や「シロバコ」と同じく、アニメーション制作の仕方を一般の視聴者にもわかりやすく解説しているアニメ。

監督が湯浅政明さんなので非常に世界観が原作以上にリアルに構築されていることが特徴。

普段、漫画やアニメを作っている人には当たり前のことですが、知らない人には非常に新鮮に映るでしょう。

さすが湯浅政明さんということで、現代のアニメ作家の頂点にいるだけにこういったメタ的な題材も完璧にこなす巧みな技に感動しました。

投稿 : 2021/05/15
閲覧 : 392
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27

yut さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

3人の天才。オープニングが秀逸。水崎氏の走り方好き。湯浅監督最高。

投稿 : 2021/05/12
閲覧 : 189
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3

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

このアニメを制作した人たちのこだわりを楽しむ作品?

 クリエーターの人は必見的なストーリー解説は皆さんされてますので、それはここでは申し上げません。

 この映像研に手を出すな、という作品をアニメ化するって、どういう神経だよって思いますよね。もちろん褒め言葉です。
 気になったのが、まず、背景のこだわりですよね。道路のセンターラインの剥げた感じとか、コンクリートの雨だれとか、屋上の柵の鉄錆とか。学校や街の立体感、俯瞰やあおりを使ってくるし。

 浅草のイメージボードや水崎とスケッチした絵も、あれをアニメで表現するのものすごい、まったく違和感なかったですよね。現実から妄想への移行もすごくスムースで、浅草が日常的にそういう世界に生きているんだって、感じました。

 人物の動きもまったく破たんがない。いや、むしろ、あのデザインのキャラを、ここまで奇麗に動かしたなあと。まあ、元の造形がいいのかもしれませんが、水崎はちゃんと美人に見えますし。

 あの、手書き風というか手作り風のアニメの再現って、プロが作った普通の作品の中に、こだわりの素人が徹夜で試行錯誤して作り上げたアニメ、という感じでみごとに再現していました。
 いや、あんなの実は楽なんだよ、なのか、実は滅茶苦茶大変なのかもわかりませんが。

 EDの背景の設定画も良かったです。

 こういういろんなところが適当だと、この原作で言いたかった設定オタク、原画オタク、ロボットオタク等々のディープさがまったく伝わらなかったと思います。それを、アニメで再現したところにものすごく感心しました。

投稿 : 2021/05/10
閲覧 : 284
サンキュー:

9

ネタバレ

P さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最後の映像の所までは概ね楽しめました

妄想のようなイメージ展開に慣れればサクサク見れました。
あれを具現化出来るのは流石アニメだな、と感心しました。
制作陣のこだわりも感じます。
最終回の完成した映像を流していた所だけついていけませんでした。
映像研メンバーから大筋について説明を受けていたのに、です。
おそらく音だけで声が無いからだと思うんですよね。
声入れると長くなるし、仕方なくといった所なんですかね?
そういえば声優オーディションどうなったんだろう?などと考え出すと、完成された終わり方でも無かった気もします。
そもそもの設定がよくわからないのであれですが、映像研メンバーみたいに現実的な事を考えてしまう所もあるんですよね。
視聴者である私ですらついていけなかったのに、アニメの中でDVDを買っていった人達はどうだったのだろうと。
より情報が少ない状態で、声のないあの映像だけ見ていたのかな?と。
益々理解に苦しむ状況だったのではないかと予想でき、最後の細部や現実的なこだわりが御座形になっていたのかなーという気もします。

投稿 : 2021/05/09
閲覧 : 361
サンキュー:

10

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

クリエイターを目指す人がみるべき作品

クリエイターに必須の鋭い観察眼が描かれたと思えば、印象に残っている仕草をもれなく映像に組み込むあどけなさ、若さ、未熟さなんかも描かれており、奥の深い作品です。

特に今の時代にクリエイターとして生きていくためには教養、想像(妄想)力、仕事に対する情熱…などと必要なスキルが多いことがよくわかるのではないでしょうか。

金森氏の発言には幾度となく共感しましたし言い得て妙だと感じていましたが、「学習指導要領にはバカしか教師になれないと書いているようだな」という発言は、きちんと推敲しなかったのだろうなと思いました。学習指導要領の単なる認識不足なのでしょうか?デビルマンといい、ちょくちょくこういう残念な部分があります。

そして最終話のアニメ。あの良さがまったくわかりません。多分一般人はみんな理解できないと思いますよ。ここで絶賛している人はあの良さも理解できたクリエイターの方ですか?金森氏に「声優オーディションまでやったのに声入ってねーじゃねーか、やりなおせ」って言って欲しいです。

結構楽しめていたのに最後の作品のせいでなんだ雑な作品だな、浅草氏なら描き直すだろうなと思ってしまいました。

投稿 : 2021/05/09
閲覧 : 170
ネタバレ

Acacia さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

quality

監督、プロデューサー、作画の
天才肌の主人公3人を敢えて
むさくるしいおじさんでなく、
女子高生という立場に置くことによって、
近未来の幻想的な世界観と併せて
見事に融合させている本作。

作中最も面白かったのが、
敏腕プロデューサー(仮)金森氏の台詞。
{netabare}「また拘りやがったな」{/netabare}
一つの品質に過剰に力を入れると、全体のバランスが崩れる。
品質を抑える事も経営の手腕の一つだと
社会に出て、最初に学ぶんですよね。懐かしい。

全12話。クオリティを語るに恥じぬ
コメディアニメともウンチクアニメとも
外連味作画アニメとしても楽しめる、極上の一品でした。
お勧めです。

投稿 : 2021/05/01
閲覧 : 328
サンキュー:

26

ネタバレ

Rere さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

湯浅正明にしか作れない作品

湯浅正明監督作品。
まずOPが素晴らしい。
湯浅正明しかできないような類を見ない独特なポージングやヌルヌルした動き、楽曲の選出からこれはただのアニメではないな、と感じさせるOPである。
また、キャラクターも非常に魅力的で、新人声優を使っているらしいが全く違和感を感じさせる声ではない。それどころか完璧にキャラクターにマッチするような垢抜けた演技を見せつけてくれた。キャラデザも一風変わった調子だが、メイン3キャラ全てにしっかりとした特徴があり、その噛み合わせは観ていてとても微笑ましい絵面を提供してくれている。
ストーリーに関しても山あり谷あり楽しめるものになっていて、浅草氏の発想により踊るようなOSTが入り想像の世界を描く演出や、それとストーリーの絡み方、これらの要素が映像研のクリエイティビティを視聴者にしっかりと伝えるものである。
また、この作品はアニメーションを作る過程やその難関やあるあるを書いている要素もあるので、SHIROBAKOなどを履修していたりアニメ業界についてよく知っていればいるほど楽しめるのかもしれない。
この作品は一つアニメーションの金字塔となるようなものになるのではないかと感じる。

投稿 : 2021/04/30
閲覧 : 250
サンキュー:

7

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ごっこを肥大化してみた

第1話の学校とその周囲のディティール
そして未来少年コナンを唐突にぶち込み
浅草氏のアイデンティティーを示す

このインパクトが最後まで完走できた理由だと思う

浅草氏の設定をもとに
アニメーターの水崎つばめちゃん
そしてこの映像研の交渉人件プロデューサーの金森さやか氏

浅草氏の妄想世界を共有し
それを具現化してアニメにする

生徒会での承認プレゼンのシーンまでは
得体のしれない感覚を味わえたんだけど

その後のシーンは作品と関係ない
設定の妄想も入ってくるし

学校内の外部応援や町の支援者も現れるので
急にアニメごっこの体に収まってしまったかな

最終回の3人がDVDアニメにした作品の
ラストカットを見せなかったのは
芝浜と引っかけて夢オチという匂いを出したかったのかもだが

やっぱり最後まで見せた方が
具現化させたと言う確証になるのに

まあ実写映画との兼ね合いもあっただろうけど

投稿 : 2021/04/30
閲覧 : 284
サンキュー:

2

uYjNc16687 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これはすごい

原作を読んでいないからかもしれませんが、なにも言う事はありません。頭の中のイメージを思い通りに映像に変換できるアニメづくりって、憧れます。続き、やってください。

投稿 : 2021/04/18
閲覧 : 175
サンキュー:

2

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

インディビジュアリティーへの面白さ

大人は、たくさんのペルソナを持っています。
仮面を付け替えながら、やりくりして生きています。

例えば、オーディンのように。
あるいは、観音さまのように。

しかして、悪魔のようにも振る舞い
ときには、天使のようにも微笑みます。

エゴイズムに身を投げ出すときもあれば
ヒロイズムに奮い立つ気持ちだってあります。

これもペルソナのもつストレングスのおかげ、かな。


~ ~ ~ ~


アニメーションは "カラフルな闇鍋" です。
ずいぶんな "でっちあげ" ですけれど、それがいいのです。

いっときだけ虚構のフタが開放され、温かい湯気にこころがほぐされるのです。

リアリズムは、いつだって灰色の檻に閉じ込めようと画策しています。
だから、ファンタジーは、"青の色" を胸の奥に注いでくれるニュートリションです。

嘘っぱちだとか、とんでも設定だとか、わかっています。
日常の小さなカケラや、特異で醜いドラマも、ありです。
メインのキャラでも、サブでも、モブでも、いいんです。

うんと共感し、同情できれば、たっぷりとシンパシーを感じます。

いつか受容し、理解できれば、ゆっくりとエンパシーが生まれます。


放映直後のトップノート、周回遅れのミドルノート、お気に入りのラストノート。

香りの余韻は変わっていきます。

この味わい深さが大好きです。


~ ~ ~ ~


浅草氏、金森氏、水崎氏が、挙って物語を掻きまわしています。
はっちゃけたキャラたちも、負けじと物語を掻きまわしています。

うん? "描きまわす" かな?


まだペルソナをもたない3人の若さは、眩しいほどにストレートです。
アイデンティティーの粗さだって、大人とそんなに変わらないものです。

彼女たちのアイデンティティーの後ろ側に控えているモノ。
それが、インディビジュアリティーです。

アニメーションが創造するモノは "生きることの可能性" 。
ですから、本作のコアをそう呼んでみたいと思いました。

individuality.

アニメーションの未来が、楽しみで仕方がありません。

若きクリエイターの皆さん。

インディビジュアリティーには "手を出して" くださいね。

これからも期待しています、ね。

投稿 : 2021/04/16
閲覧 : 309
サンキュー:

20

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

中二病が織り成す(妄想)冒険活劇

湯浅監督作品は好きなので大体観ているのだけど、
当たり外れがはっきりと分かれるのも事実。
四畳半~、夜は短し~、ピンポンは個人的に好み。
夜明け告げる~、日本沈没は正直残念。。。

で、この映像研は紛れもなく「当たり」の作品。好印象です。

原作漫画が好きってのはもちろんあるけど、
原作の独特な世界観と湯浅監督特有の独特な作画が良い具合にマッチしてます。
{netabare}
芝浜という町はどこがモデルなんだろ。。。
ダンジョンと揶揄される増改築を繰り返す学校、
目の前に海があるが、冬はスキー客が押し寄せるという雪国。
古臭いモデルの跨座式モノレール。
網の目のような水路。
傾いた地下商店街。。。etc
そんな背景の一つ一つが、
ワクワク感や冒険心を掻き立てられるのだ。

そしてやっぱ良い作品はキャラが立つ。

浅草氏→脚本・監督
「アニメは設定が命」と力説する想像力豊かな女子。
そう、それ!言ってくれた。私がいつも思ってること。
そうなんですよ。
私がファンタジーやSFを好まない理由は、
設定が1クールないし2クールに詰め込みきれず、
結果、設定がユルユルになり、最終的に「???」で終わっちゃう事が多いからなんですよ。
(原作読めば分かるって意見もありますが、漫画以外読まないし...)。

中の人、なかなか聴き馴染みない声だったけど、
伊藤沙莉さん?へー、知らない方だ。声優ではないのですね。
「風立ちぬ」の庵野監督くらい最初は違和感あったけど、
だんだんと馴染んでいくので、まあ不思議なものです。

こういう現実と妄想の垣根が無いような人が、
将来有望なアニメーターになっていくんだろうな。
学生の頃にこんな人がいたら友達になりたいね。

金森氏→プロデューサー
浅草氏の才能と、水崎氏の広告塔としての役割に目を付け、
映像研を実質立ち上げた創業者。
無慈悲、横暴でありながらも有能な商才を発揮する。
高校生にはあるまじき金の亡者っぷりに多少なりとも違和感を感じるが、
子どもの頃の回想で何故そうなったか、にも触れてくれる。
ただし、私は絶対友達にはなりたくない。。。w

水崎氏→作画担当
俳優の両親を持つカリスマ読者モデル。
親の反対を押し、アニメーターになりたいという夢を持つ。
浅草氏の妄想にいちいち「カッコイイっ!」と付き合ってくれる、
ノリの良い女子。
3話で金森氏の熱弁をよそに浅草氏と一緒にチョウチョを追っかけて舞い踊るシーンとか、結構ツボでした。。。w
3人目のメインキャラかと思っていたけど、ちゃんと同列の立ち位置で、
芝浜祭編では、「アニメではなくアニメーションを作りたいっ!」と宣言するところはなかなか熱い。
結果、反対していたはずの両親も認めてくれて、
どんな毒親が出てくるのかと思ってたけど、良い両親でした。

そんな3人の青春部活モノ。
こういうジャンルでは高い評価を付けたいですね。

最後に、
第7話のこんなにもトキめかないお風呂回は未だかつてあっただろうか。笑 {/netabare}

投稿 : 2021/04/11
閲覧 : 186

あーちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

だんだん引き込まれていく!

SHIROBAKOはアニメ制作会社の苦悩だったり、各人物の成長が書かれていると感じるが、
本作は主人公たちは学生で、実際にアニメを作っていく、どういうところにこだわりたいかというクリエイターの側面が強いのかな?と思う。

ただ、画風やキャラの個性が人を選ぶのではないかなあと思う。
多くのアニメでは、オタクや陰キャという設定であっても教室の中流以上の外見やしゃべり方になっていると思うが、本作は結構しゃべり方もテンションも癖があるのかなと。そこがリアルといえばリアルなので、見れない人は見れないかもしれない。

追記)
1話では脱落するか悩んだが、とりあえず見続けていこうと思ってみていたら、面白くなってきた!!
4話ではアニメを動かすところで主人公たちと一緒に「おお~」と思ったし、生徒会へのプレゼンの動画に関しても、すごく見入ってしまって目が離せなかった!
キャラの個性も、だんだん慣れてきて、むしろこの個性がよかったと思える!

投稿 : 2021/04/04
閲覧 : 314
サンキュー:

9

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大芝浜祭で終わってよかったんじゃないか?

一話目のコナンが名シーンで懐かし><
系統としてはお仕事物に分類されるもので、先人にSIROBAKOやアニメ制作ではないがNEW GAME!があって、それを部活動にした感がある。
お仕事物としての作品の流れの根幹が似てるだけで、アニメーションの動きであったり演出の方向や設定といったクリエーター色が濃く出てるし、個々の作品制作に対する情熱も面白い。
キャラのしっかりたっている主人公3人の役割がしっかり分かれていて、映像が作られていく展開はわかりやすく面白い。
学生で映像を作っていくという枠組みの作品なだけに個人的に8話迄の流れは最高だった。
しかし、コメットA編は冴えカノっぽくなってしまい、学園祭のスケールを大きくした繰り返しになってしまったので、学園祭ほどの盛り上がり感がなくなってしまった。
勿論8話以降もクリエーター的な所や最終話の売り子や寝てしまう浅草氏等独特な魅入る所は多々あった。

100点中87点

物語5.5★★★★★
作画3.5★★★
声優3.0★★★
音楽3.5★★★
キャラ6.0★★★★★★
平均4.3

という感じ。

投稿 : 2021/03/18
閲覧 : 278
サンキュー:

8

mimories さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

プロデューサー

 
この作品の出来の良さを語るのは他の皆さんにお任せするとして…

プロデューサー業って、脚本書いてるわけでもなければ、絵を描いてるわけでもなく、声あててるわけでも音楽作ってるわけでもない。視聴者側から見えないから評価しようがない。でも重要な位置っぽい。だってクレジットで重要そうなとこに名前が出てくるから。
…なんてのが一般的なアニメ好きのイメージじゃないだろうか?

本作では守銭奴の金森氏がその仕事を担ってたが、その重要性の一端を理解した人もいるんじゃないかと思う。

個人的な話。
この作品と関係ないが、プロデューサー業をやってる友人(守銭奴ではない)がいて、彼はかなりの激務をこなしてる。
いくつもの賞を受賞したアニメ映画にも参加し、人材確保や現場全体の管理をこなし予算にも頭を悩ませ病院送りにまでなった。少し前に制作会社を興したんで、今後少しずつ会社名を認知してもらえるんじゃないだろうか。
まぁ一口にプロデューサーと言ってもいろいろなんだけど、そういう仕事を頑張ってる人がいるんだと思ってもらえると嬉しい。

投稿 : 2021/01/27
閲覧 : 263
サンキュー:

4

ネタバレ

waon.n さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

何故か泣けてきた。今まで言語化できなかった部分を伝えてくれてるからだろう。

タイトルで落ちてます。

まだ、途中。これからも楽しみ。


-----視聴後------

 スゴイなって思うのはアニメへのこだわりをアニメで表現するって点にあって。それができていなかったら全く説得力がないモノに成り下がるというかただのゴミクズになる。これをアニメ化するという勇気をそもそも称賛したい。
 そんでもって成功してると私は感じました。
 キャラデザは原作に忠実だったりすますが、もしリアルな解像度の高い絵だったとしたらアニメにするの大変でキャラデザを簡素化させる必要があったのかな?解像度の高い絵を動く作画を作るというのはやはり大変なんだなって感じなくもない。アニメは絵だけではなく動いてこそアニメーションなんだって改めて教えてくれる。
 本編でも語っているように、「全て作者が意識して書いたものでできあがってるからね」どうやってカッコよく見せるかをしっかりと描いている点においてなるほどなぁってならざるを得ない。まぁそこに興味がなければそれまで何ですが。
 映画とかでも同じことが言える。じゃあ映画とアニメの違いって何じゃい。ってなると映画はロケーションに縛られるがその分リアルな没入感を与える。3Dを作ろうというのはこの没入感を高める効果を最大限発揮できるように考えていったらこうなったみたいなところもある。
 アニメは情報量の調節をできる。ただ制限が多すぎて基本できないんですが、まぁカット毎に調節できるから、ここには力を入れたい、とか入れないとかできる。撮れたものが全てな映画に対して、最初から作者の考えで作り出せる点で意識が良い意味でも悪い意味でも反映されてしまうなって。
 っていうのを、絵と作画とセリフで表現してくれたこの作品を観てなぜか感動をしたのはきっと、ツバメの考えや決意に心を揺さぶられたからなんだ、そしてそれを実行する強さを説得力を持って実現しているこのアニメの制作者達の力のおかげなんじゃないか。

 私も好きな SHIROBAKO との対比をよく見かけます。
 ただ、題材として取り扱っているものがアニメ制作現場であるというだけで、何を見せたいのかについては全然違うものだ。どうせ似たようなもんだろ?って思って観るのを辞めている方はぜひ見てほしいな。違う楽しさが見出せるから。
 じゃあどう違うのかって話をしないといけないなと。
{netabare}
 SHIROBAKOは制作現場の苦労話であり、アニメ制作者だけではなく社会人なら同じような感想を持てて共感させることを念頭に置いている。んで、一番リアルに描けるのがアニメの制作現場だったしそれらは実は視聴者の中には興味がある人も少なからずいる。私もその中の一人なのだけれど、実働とは違うフィクションであるのは分かっていてもそういう苦労はどの仕事でも変わらんなって感じれるような作りになっている。素晴らしいと思う。
 対して、 映像研には手を出すな ですが、そもそも彼らは社会人ではありません、夢と希望を持った若い人材なんですね。んでその才能を発揮する場所を作って、どうやって成長していくかを描いてるのが物語の部分。そして見せたいものってのは彼らがどういうところに夢や希望を持っいるのかクリエイターとしてどうなりたいのかを描いている。
 主人公の立ち位置も違う。
 SHIROBAKO の主人公は大きな枠組みではクリエイターかもしれないけれど、絵を描いているわけでも物語を作っているわけでもない。
 映像研の主人公というか主に描かれている3人はクリエイターです。金森氏はプロデューサーという立ち位置なので実際には作っていないけれど、できる事とできない事の判断をするという意味でクリエイターの立場に近い存在であると思う。
 まぁ異論は大いに認めるところではありますが、多少は違うよねって思っています。
{/netabare}

 演出面では・・・本編をみてそれを語るのはちょっと恥ずかしいので止めておきますが、製作者側が自分達で上げたハードルはしっかり超えているので良いです。ロボットの対戦シーンなんかは最高だった。

 背景や世界設定も面白い。
 実際にはない架空の場所ですが、凄く細かく作りこまれている良い印象を受けます。こんな面白い街なら一度行ってみたいと思ってしまいます。

 全体としては良いんですが、残念なのは最後の方は少し、スピード感がありすぎてついていけなかった感じもあります。なのであまり余韻を楽しむ事なく終わってしまったのが寂しさすらある。
 ちゃんと終わった事には満足しているので、全然問題はないんですけれどね~。

投稿 : 2021/01/19
閲覧 : 379
サンキュー:

19

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

サブカル臭きつめ。

OPからハルカリとかスチャダラな感じで
玄人ウケするような内容でしたね。

「SHIROBAKO」や「NEW GAME!」
みたいな業界ネタアニメですが、
プロデューサー、監督、アニメーター
の究極のこだわりが如何にスゴイか、
所謂、クリエーターと呼ばれる人たちの
発想やら着眼やらにただただ
「スゲー!」
と感心させられるアニメでした。

ただ、前二作と比べて、面白かったか?
と訊かれると内容はイマイチでした。

アニメまだまだな私が知ってるだけで
画にこだわりを強く感じるアニメ監督って

庵野秀明、石立太一、大友克洋、
押井守、今敏、新海誠、新房昭之、
細田守、宮崎駿、山田尚子
そして今作の湯浅政明でしょうか。

投稿 : 2021/01/09
閲覧 : 282
サンキュー:

9

ネタバレ

みゃー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

受け手にとって面白い作品足り得るか

漫画原作、原作は未読

とりあえずop曲がクセになる本作。
一言で表すなら女子高生3人がアニメ制作に没頭するお話。
私は8話までは満点級に面白かったです。
あと個人的に水崎氏の声好きです。

以下、全話視聴後の感想。

{netabare}
面白かったと感じたのは4話と7~8話。特に7話。

4話の処女作お披露目回は会場に没入感を与える演出で見応え抜群でした。お披露目後の予算委員会そっちのけで反省会しちゃってる3人に対しての生徒会書記ちゃんのセリフも素敵。

7話は冒頭のエピソードからの水崎氏のアニメーションに対する熱量の大きさに感動すら覚えました。ラストワンカットからエンディング曲への移行は鳥肌モノ。思わず目頭が熱くなりました。

ただ残念に思うのは原作者の思想や欲望が前面に押し出されているのか、作り手には共感を得られるかもしれませんが、大衆娯楽としてアニメを見る層にとっては登場人物にあまり共感できず徐々に置き去りにされていく感が否めません。
創作活動ってやはり受け手あってのことだと思うので、浅草氏が他人の評価をどう考えているのかが全く見えなかった点は気になりました。

特にドラマチックな展開もなく4話ワンセット構成が続くので4話・8話あたりが視聴継続の分岐点でしょうか。
{/netabare}

原作は連載中なので続きが気になるところです。

投稿 : 2020/12/30
閲覧 : 502
サンキュー:

21

サイサイ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

徐々に失速

初回は最高に面白かった
次回が本当に楽しみだった

ただ彼女らが作った素人アニメを本編でそのまま流すのは辛かった(つまらないので)

アニメ製作に対する情熱やそこに至るまでの過程を見るのが楽しいのであって、彼女たちが作ったものを観たいわけじゃない
後半に連れてその部分に尺が取られるようになり、退屈だった

声優も作画も良かったのでそこが本当に残念

円盤の特典映像とかに回せばよかったのに

投稿 : 2020/11/03
閲覧 : 415
サンキュー:

11

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映像研には手を出すな!のストーリー・あらすじ

高校1年生の浅草みどりは、アニメーションは「設定が命」と力説するほどのアニメ好き。スケッチブックに様々なアイディアを描き貯めながらも、1人では行動できないとアニメ制作への一歩を踏み出せずにいた。そんな浅草の才能に、プロデューサー気質の金森さやかはいち早く気づいていた。さらに、同級生でカリスマ読者モデルの水崎ツバメが、実はアニメーター志望であることが判明し、3人は脳内にある「最強の世界」を表現すべく映像研を設立することに……(TVアニメ動画『映像研には手を出すな!』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年冬アニメ
制作会社
サイエンスSARU
公式サイト
eizouken-anime.com/
主題歌
《OP》chelmico『Easy Breezy』《ED》神様、僕は気づいてしまった『名前のない青』

声優・キャラクター

伊藤沙莉、田村睦心、松岡美里、花守ゆみり、小松未可子、井上和彦、小野友樹、小林裕介、錦貫竜之介、井澤詩織

スタッフ

原作:大童澄瞳(小学館『月刊!スピリッツ』連載)
監督:湯浅政明、シリーズ構成:湯浅政明、脚本:木戸雄一郎、音楽:オオルタイチ、キャラクターデザイン:浅野直之、美術監督:野村正信、色彩設計:中村絢郁、撮影監督:関谷能弘、編集:齋藤朱里、音響監督:木村絵理子

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