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「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完(TVアニメ動画)」

総合得点
87.0
感想・評価
746
棚に入れた
3330
ランキング
174
★★★★☆ 4.0 (746)
物語
3.9
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.1

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本物を見つける物語

1期2期視聴必須作品。
見事に2期の続編。
4月から再放送がしてましたが、2期放送から数年後の今再放送をして正解ですね。
これは2期見てても忘れてたら面白さが伝わらない部分が多いので、本当に前期までが大切だと感じるのが3期です。

この作品が掲げている題材の1つで一番大切なのが「3人の関係性」そしてその終着地点。
今回は雪乃の過去や思いも知ることが出来る。
雪乃は自分の答えを出すのですが、由比ヶ浜はその答えに納得行かない部分もあるそれでも、雪乃の気持ちを応援すると言う2人

この作品の掲げた題材ってのは難しいですね。
大人になった今でも同じ立場に立って私なら自分の答えを出せるだろうか?自信ありませんね…それでも彼と彼女らはどんな答えを導き執着させるか。

この作品に置いてもぅ1人のキーが居ます。
雪ノ下春乃、雪乃の姉である彼女。
前々から3人の関係性に絡んできていました。
何だかんだで姉らしい一面も前々からありましたが、何処か彼女は何かに絶望してしまってるような雰囲気がありました。
彼女は酔えないらしいです。
「冷静な自分がいて笑ったり騒いだりしても他人事」そう感じると話す彼女の表情は私には寂しそうな辛そうな感じがしました。
ただ、彼女いわくヒッキーも同種だと言う。

前に葉山隼人が春乃にヒッキーを気に入られていると話していました。
それはもしかしたら、ヒッキーに自分を重ねているのかもしれませんね。
春乃は母に思う所はあるみたいですね。
それが何を意味するのか。
彼女は何かを諦めたのでしょうか…
プロム終了後にヒッキーを呼び出すのですが話しが終わりヒッキーが再び声を掛けた時の彼女の目はなんだか答えを出せないでいるのを見て可愛そうな様な…その辛さを知っている様な表情を浮かべていました。


物語は更に動き出しプロムの話に。
つまり舞踏会。
この話しは、いろはす提案ですが、この時のいろはすは何か裏がありそうな気がしました。
今年するからこその意味がありそうな。
話しが変わりますが、いろはすのヒッキー否定の謝罪ネタって昔は完全否定だったのに2期からずっと聞いてると、かなりヒッキーに心が開いているのが判りますね。
キャラの心情が判るいいネタですね^ ^

このプロムは奉仕部で手伝うのではなく雪乃が一人で手伝い見届けて欲しいと言います。
そしてそれを応援してくれる由比ヶ浜とヒッキー。
友達がしたい事を応援するのは素敵ですね。

でも、由比ヶ浜は知ってしまっていた。
それは彼女の荷造り中に目に入った雪乃とヒッキーの2人のコースターの写真。
由比ヶ浜は気づいていたのです。
2人は多分無自覚なんです、由比ヶ浜を省いていたわけじゃないけど…彼女の入り込めない隙間があった事に。
写真を見た事で確信へと変わった。

きっと、由比ヶ浜が一番に2人のそれを感じたんだと思います。
それは彼女が一番2人の側に居て見て来たから…
案外そう言うのって当人より第三者が気付きやすかったりするんですよね。

だからこそのエピソードがプロムの映像撮影で雪乃からメインをヒッキーと由比ヶ浜にお願いしたいと言われ由比ヶ浜は「いいの?」と聞き雪乃はメイン的な話しのつもりで返して居たけど、由比ヶ浜は別の意味で雪乃に聞いたのでしょうね。
凄く気遣い出来るいい子ですね。

そうしてプロム企画は順調に進むかに思えたのですが……保護者側から反対されてしまいます。
そしてその代表が雪乃母…
その母が雪乃に掛けた言葉「早く帰って来なさいね、無理をする必要はないのだから」このセリフにはどうせ実現しないのに無駄な事をするなと聴こえてしまうのは私だけでしょうか?

この反対をひっくり返す事に、ヒッキーも手伝おうとするのですが、雪乃と春乃に止められてしまいます。
ここでの春乃の言葉は的を射ていると感じてしまう。
そして、全てを理解してい様な雪乃。

そして、雪乃は自分の気持ちをヒッキーと由比ヶ浜に伝えてしまう。
自分の力を証明してみたいと。
だから、ヒッキー達の力を借りたくない…それは彼女のお願いだった。
あの言い方だと引き下がるしかないですよね。

春乃はそんな3人を見て共依存だと告げる。

そしてプロムが中止の方向に向かってる事をする。
中止の情報は雪乃の希望でもヒッキーには伝えられなる事はなく、それでもヒッキーは悩む……答えがだせなくて…それでも…彼は言葉にする、雪乃とのいつか助けると言う約束を果たすために。

でも、それを知った由比ヶ浜は涙する。
その涙の意味はヒッキーが居たら安心出来るから…彼の力を知ってるから…でも本当の涙の意味は…

由比ヶ浜は自分を納得させようとしてしまう。
「泣くと彼は立ち止まってしまうから」
泣いたら雪乃を救えなくなる雪乃は大切な友達だから

「可哀想な子になんてならないそしたら彼は助けてくれちゃうから」
困っていたら助けてくれる…でも、それは彼を引き止め困らせてしまうから…本当はなりたいのかもしれません。

「行かないでと言えなかった」
本当は言いたいし伝えたい彼は立ち止まってくれたかもしれない…それでも…これを伝えてはいけない

「なんで助けるのと言えなかった」
友達だから?困ってる人がいるから?…それとも好きだから?
この答えを聞いたら全てが終わるから…それを口にしたら3人が3人で居られなくなるかもしれない

「優しくしないでといいたくなかった」
本当は優しくして欲しかった。
自分に一番優しくして欲しかった。
その優しさには善意しかなくとも、それでも優しくしてもらえたら…


「雪乃の気持ちを知っていて、でも譲ったり諦めたり拒否したりできない」

由比ヶ浜は簡単な事だと言うけれど本人もきっと解っているそれが難しい事を。
人に自分の気持ちを伝えるのって本当に勇気が必要だと思うんです。
でも、自分の気持ちを押し殺して誰かに譲って否定して諦めるって、それも同じくらいに勇気が必要なんだと思うんですよね。
どちらも簡単な事ではないだからこそ悩むしわからなくなる本物なのか

切なくも考えさせられるシーンかと思います。

関わり方…今回の問題は今までの解決ではダメで、これまでもヒッキーは見事なまでに解決してきた問題…確かにそれは丸く収まっている様に見えるけど解決策の真実を知る人は、その穴をが見える。
それは殆どヒッキーだけが悪役の様になってしまう事である。

周りの人間は、それ以上の解決策を見出せなくて、頼り切って解決策に乗るしかなくて…
ヒッキーは気にしないとは言うけど心は見えないし傷つかない人間なんていないし…それでも本当に傷つかないと言うのならそれはヒッキーが無自覚に自分を傷つけている…今は傷つかなくてもいつかそれを自覚する日が来た時に苦しむのは誰だろうか?
それが判るから周りはそれを心配する。

そして、そうした解決しか出来ないのを知っている人の1人が今回救うべき雪乃だと言う事。

反対をひっくり返すプロムは普通ではダメでヒッキーは自分も手伝を提案する。
でも、それを雪ノ下雪乃は否定する。
最後は必ずヒッキーに頼ってしまうから…
それでは自分の決心や目標が鈍るから。
そしてまた自分を傷つけてしまうかもしれない心配もあったと思います。

そこでヒッキーは雪乃に対立する事を告げる
勝負…どちらのプロムを成功はせるか…勝った方は相手に言う事を聞かせる。
この勝負の話しを出して雪乃は少し笑顔になっていました。
何だかんだ言いながらきっとそれが嬉しかったのかな。

そして対立するヒッキーの対策案は、バイアス…
もぅ一つのプロムを作成する事。
雪乃のプロム、ヒッキーのプロム…それは保護者側にどちらのプロムがマシかで選ばせる。
簡単に説明すると…つまり雪乃プロム以上にイメージの悪いヒッキープロムをつくり二者択一を持ちかけ雪乃プロムの方がマシじゃない?と言う選択をさせるのが目的でしょうか。

ここで由比ヶ浜とヒッキーはネット喫茶で資料を作る。
そこで由比ヶ浜はヒッキーの肩に寄り添い寝たフリをする……

由比ヶ浜が足掻いてもどうにもならない事は彼女が一番知っていて…
本当に3人で居る時間が大好きで大切で…でも終わりは必ず来る…それはどうする事も出来ない…本当は3人で居られる時間をこのまま続けたい…この居場所が楽しくて。
終わりを迎えるその時の為にこのままもぅ少し…泣く時間がほしくて自分の嘘を真実にしたくて…終わらせないでと願ってしまう。
その為の寝たフリ…

誰しも長い人生、この時間が終わらなければと思う時はあります。
それでもその時は必ず来ます…それが進学や卒業や就職かもしれないもしれない…結婚や引っ越しかもしれない。

私は永遠に残るのは時間と言う概念だけだと思っています。
夢のない考えだと自分でも思います。
時間は地球が滅亡したとしても他の星々が滅亡しても流れ続けるのです。
これからも永遠に…もしかしたら時間なんてものは感知できる人が居なければ存在しないのかもしれませんが…

ただ、その坊大な時間の中の限られた時間ってのは限りがあります。
限られた時間は友達や恋人、家族などと過ごす時間などです。
楽しかったり、辛かったり悩んだりする時間もそうですね。

そしてある日、雪乃、ヒッキー、由比ヶ浜が久々に揃う夕方のベンチシーン。
そこで雪乃と由比ヶ浜はお互いの願いを確認し合います。
このシーンは凄く切なく感じますよね。
煮え切らないと言うか何かがすれ違いそうな…そうならない様に必至で…
そんな中で由比ヶ浜はこれからしたい事をあげます。

簡単に伝えられそうで…でも間違えに怯えてしまっているような…手探りでの気持ちの伝え方。

葉山隼人は、ヒッキーのツイに存在する存在です。ヒッキーを否定的で少し厳しく当たる節を感じていました。
私は葉山はヒッキーのやり方を認めたくないからだと思っていました。

でも、葉山は昔の話しをします。
昔、雪乃を中途半端に救おうとして彼女の立ち位置が更に酷いことになったと。
この話を聞いて、葉山はヒッキーに嫉妬してるのだと感じました。

ヒッキーはいつでも解決策を見つけ出して誰かを救える…自分に出来なかった事を出来る…そんな凄い人なのに自分を犠牲するやり方しか思いつかなくて無自覚に自分を傷付ける…そして真実を知る人達を悲しませる…

そんな人なら本当は自分も周りも傷付かない方法を見つける事は出来るのではないのか?自分には出来なくても…それが嫉妬でありヒッキーに対する怒りなのかもしれません。

そして、プロム決着の時平塚先生の立会いのもヒッキーVS雪乃ママ
ヒッキーには切り札とも呼べる言葉がある「比企ヶ谷八幡」それが逆転の1手でありクイーンを足場を挫く一撃。


共依存…
これは春乃の見え方…彼女は共依存に見える3人の関係。
人が人の関係性を見るのはなんだろう?
それはその人の立ち位置で変わるかな?
春乃は紛い物ではなく本物をみたいらしいです。
彼女はもしかしたら彼らの関係が本物になる可能性を感じていたのかもしれません。
何故なら、彼女は言葉は酷いですが悪い人には見えないからです。
青春時代に自分には見つけられなかった何かを


そしてプロムの結果は「雪乃の勝ち」
お互いに勝者を譲り合うも雪乃の勝ち。
そして、雪乃も使う共依存

今まで雪乃は孤立していた。
3人に出会うまで…誰かと過ごす居心地の良さ…楽しさや嬉しさを知った。
知らなかった感情を知れた。
こんな紛い物みたいな関係性を間違っている。
そんな答えを出す。

でも。これだけは私は言える。
それは本物だと…だって友達と喧嘩したり泣いたり楽しい事を知って喜んだりと重ねた時間が紛い物である訳がないから…その気持ちも過ごした時間も偽りのない本物だと私は思いました。
だから、そう結論らした雪乃を見て泣きそうになりました。

そして、彼女の願いは「由比ヶ浜さんの願いを叶える事」でも彼女の願いをかなえるのなら…
「どうかこれが正しい終わり方でありますように。」こんな風に願いに託す終わり方が本当に正しい終わりなのでしょうか?

そうして、雪乃は由比ヶ浜を呼び出す。
そしてプロムの報告などをする。

後日、ヒッキーは由比ヶ浜を呼び出し願いを叶えようとする。
でも、由比ヶ浜は本当のお願いなんて出来ない…彼女はそれをヒッキーにするとヒッキーは無茶をすから出来なくても出来るように手を伸ばすこと…その結果がどう言うものか見てきたからです。
だから本当のお願いは頼めない。
だから。無理ないお願いを複数。
でも、彼女はその中の一つの願いは本当の願いを話す…「ヒッキーのお願いを叶えて」

ガハママが登場する回がありますが、ガハママはなんだか気分転換なりますw
3期は初っ端から深い話し続きだった感じがしますがお菓子作りシーンは凄く楽しさに極振りされた雰囲気が良かったです。

そして卒業式…あの短い時間で雰囲気をよく出せて居たし、答辞の後にメグリ先輩の自分の気持ちを伝えるシーンは良かったですね。
しかも、卒業式と言う舞台で寂しさを吹っ飛ばす様な雰囲気に作り変えると言う凄さ。

もしも、私が高校生で卒業生なら来年の卒業式は同じ事をしていたと思いますw
きっと、私の場合だと先生に舞台から降ろされお説教されていたでしょう。
メグリ先輩にだけ許された特権ですw

プロム終了後

廊下でヒッキーを追いかけて自分の言葉を告げる…私は雪乃のセリフには寂しさを感じました…きっと彼女は不器用なりに隠しながらもそしてヒッキーの裾を握る雪乃の手をゆっくり外していく…それが答えかの様に…必至に何かを言ってもらいたそうな彼女の手を

雪乃は春乃の助けで自分のしたい事を伝えるのですが彼女は自分の20年と同じ価値はないと答える。
姉として優しくも厳しい面も感じました。
そして、雪乃のやりたい事は代償行為でしかない…そこからの春乃のセリフは的を射ていた…そして、彼女の顔は優しそうに見えて…可愛そうなものを見るような…哀れ目の様な…なんとも言えない…
ヒッキーは…それが心に刺さって

でも、彼を救い出すのはいつだって…平塚先生だった「共依存なんて簡単な言葉で括るな」カッコいいですね。
彼女は先生で生徒を導いてくれる理想の大人であり先生ですね。

由比ヶ浜はベンチでヒッキーにこれからの解答を聞く…その中で由比ヶ浜はヒッキーの本当の気持ちを知る事になる…それは…それが…確実に確信へと変わる…ヒッキーの気持ちの向きを知っていたから…それが確信に変わった…
解ってても何度泣いても…涙は枯れないし涙は頬を伝い溢れ出す。
そこへ全てを確信した由比ヶ浜ママが登場…素敵なお母さんですね。

そして、ヒッキーの最後の計画が始動する
それは雪乃の為の一手…自分の為の一手
そして春乃は全てを理解する…そしてその答えを得た様な…彼女の表情には光が射したかのように。

そして、学校帰り…
ヒッキーは素敵な事を告げる。
それは本当に不器用でもっと自信を持って言ってもいい言葉。
一言で済むのに…不器用は不器用なりに言葉を繋いでいく…見てて途中ハラハラしたけどヒッキーは今しかないと彼女の手を握る…

「お前の人生歪める権利を俺にくれ」不器用で捻くれた…彼らしいセリフ…彼にしか言えないセリフ…だって…一言で言えるような感情じゃない…好きなんて言葉じゃ伝わらないから…沢山の言葉で少しでも沢山伝える為に繋い言葉を繋げて精一杯の…
そして、雪乃は答えをだす「アナタの人生を私にください」

でも、なんですかこの初々しい2人はww
付き合い始めた感じがバシバシ伝わって2人の雰囲気が伝わるし素敵♪
ヒッキーデレデレなのがいいねw

ヒッキーと雪乃のデート。
これなんだか素敵に写りました^_^
見てて可愛いぞ2人ともって感じですw
写メるシーンとか本当絵が素敵ww
いいカップルですねw
なんか幸せ感が伝わってきて見てると楽しいしテンションアゲ⤴︎⤴︎⤴︎

2人は関係を隠してた?ぽいけど隠せてないよね。
見守られてたオチw

ヒッキープロムの準備で集まったのは今までヒッキー達が気付きあげたものですね。
で、こまち&いろはすのやり取りはいつまでも見える。

平塚先生とのダンスの後の会話。
ヒッキーはまだ本物は見つけられてはないみたいですね。
先生が言うと通り本物なのかもしれないし、違うのかもしれない。

本物…それはもしかしたら…答えのないソレを人生の中で見つけるものなのかもしれません。
一人一人が本物だと思えるものを。

EDに1曲OPの「ユキトキ」を使う所がまたいいですよね♪

ラストは奉仕部が賑やかになりました。
それは由比ヶ浜がとんでもない相談を持ち込みます。
これは本当の本当に今まで1の最強の問題であり3人で居られる時間の継続。

ヒッキーが遂に今頃色々と気づいたゾ☆

だからこそ、やはり俺の青春ラブコメは間違えている。

投稿 : 2020/09/27
閲覧 : 336
サンキュー:

17

ネタバレ

shitasama さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ここまで我慢したかいがあった

ラノベも完結したようですが
読まないでここまで我慢した作品はないな〜

まとめて見る派なので今から見ます!

さいごまで見た感想ですが…

正直、由比ヶ浜派だったので☆少し減らします
ネットで結果をたまたま見てしまって…

ちょつとテンション少し下がりましたが実際
良かった…

絵もキレイだしデレた雪乃んも見れたし
まぁ良かったんじゃ無いかな~

でもさ~(´;ω;`)

Another無いかな~ ラノベ読むかな~

投稿 : 2020/09/27
閲覧 : 422
サンキュー:

6

ネタバレ

まあ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大好きな作品

1期,2期とアニメを観て,非常に面白かったので,原作を買い揃えました.
最終14巻ももちろん購入済みですが,何となくアニメで結末を見たかったので,まだ読んでいません.
終わって振り返ると,そもそもこの話は主人公と雪乃についての話であって,結衣は自分とは違うあっち側の人間なんだけど,いろいろあって自分に関わり,好意を寄せてくるという,ラブコメの一つの典型例としての存在で,初めからどちらを選ぶかという話ではなかったようにも思います.
私は十分納得でした.
そして,何となく物悲しい季節になったせいもあるのかもしれませんが,これで終わりだと思うと,ちょっぴり寂しい感じがしています.

個人的なお気に入りは先生でした.

ヒロイン2人の声も最強の組み合わせではないかと思っています.
2人が歌うエンディング曲では,2期のエブリデイワールドが一番かな.

これから,改めてじっくり原作最終巻を読んでみたいと思います.

投稿 : 2020/09/26
閲覧 : 172
サンキュー:

7

ネタバレ

ライロキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最後にはタイトル回収

1期は比企谷八幡の自己犠牲での問題解決能力と雪ノ下雪乃の
才色兼備ながらも闇を抱えているところが描かれていて、
それに由比ヶ浜結衣の今どきの女の子がからんでくるお話で、
2期は比企谷八幡の自己犠牲が拍車がかかるも周りの影響から
考え出し、2人の女の子もそれぞれかかわりながら思い悩むお話で、
3期はそれぞれの思いを回収。落ち着くところに落ち着いた。
ってことでいいのかな。
全体を通じてすごく面白かったです。
それぞれの会話にはっきりした言葉がないところが多いので、
ながらで観ることができず、思考回路を回しながら真剣に観ておりました。
本当にまちがったラブコメでしたね。
ここで完結でいいのだろうけど、この後も物語は続けられそうな
気がしますし、観てみたい気もします。

投稿 : 2020/09/26
閲覧 : 230
サンキュー:

20

ネタバレ

ドウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

モヤモヤする青春も良し。間違えても良し。

最終回まで観ました。
 2013年4月からアニメ第一期が放送され、その後2015年に第二期を経て2020年9月に第三期が終了。物語はめでたく完結を迎えた訳ですが。
あのキャラクター達の物語がこれで終わりだと思うと、寂しい気持ちがありますね。メインの三人以外にも平塚先生、材木座、川崎沙希、戸塚彩加など、愛着の湧いた世界でありキャラクター達でした。

八幡というキャラクターは、恐らく多くが通り過ぎたり妥協したり、個人で勝手に受け止めたりしながら進んでく点を、ある種の歪んだ思考によって噛み砕いていきました。
彼独自の結論を出し、思いもよらない行動をし物事を突破していく凄さがありました。
自分が彼のように1つ1つの物事を噛み砕くような生き方をしたら、恐らくどこかでパンクしてしまうような事を八幡という人間はやってのけていました。
勿論周りの助けもありながらですが、そんな彼だからこそ得たあの結末。あがいてもがいて結果的に素晴らしい青春を謳歌していましたね。

物語は「本物とはなんぞや」という結構哲学的な事にも通ずる事も追求していました。
最後の{netabare} 八幡と雪乃の関係「お互いに様々な感情を抱きながらも相手を大切に思える特別な繋がり」{/netabare}が本物なのか。その他のキャラの生き方や学生生活は本物なのか。
私の今の受け取りとしては、結果「他者との繋がりにおける本物なんて分からないよ」という所にいますね。

突き詰めていくと本物や偽物って結局個の主観で完結する事であって、それを誰かが客観的に結論づけるのは困難だと思います。
八幡や雪乃など本人が結論として「本物」と呼べるものは、「個の中」では本物と言えるでしょう。

ただ例えば相手と「通じ合っている」とか「分かり合える」という事は、実はあくまでも自分の中で思い描いた相手と分かり合えるだけであって。
時に何かに共感したり、感じたり相手の心に近づく事は出来ても、それで相手の心が本質的に分かる訳ではない。
分かるのは「自分の中の相手の心」だけで、本当の意味で相手の心が分かるなど幻想にすぎないと考えれば、
自分の中にある沸き起こる感情などは確かに本物と言えるでしょうけど、他人を巻き込んで関係性が本物かどうかなんて誰にも分からないだろうと。

だから結局八幡は八幡の中で、雪乃は雪乃の中で「本物」といえるものがあるなら、それは「個」としての「本物」で完結するものではありますが。本質的には相手の心など分かるはずもない以上、他者を巻き込んでの関係に対して「本物」とかの答えは出ないもので、突き詰めても分かるはずもないものなのです。

さて、最終回で気になった点の1つに{netabare}結衣の今後というものがありました。
涙を流す程好きな相手が、別の好きな女性とお付き合いしているのを果たして隣で見続けていられるのかなと。
仮に友情という形で3人の関係が続くとしても、その距離は遠くなっていくものであって。八幡と雪乃の関係がどこかで終わりを迎えない限りは、結局結衣の心はどこかで距離をおいて離れてしまうのかなと想像しています。
自分が最終回の結衣の立場だとして、とても親密な繋がりを持った二人とどれ程の距離感でいられるでしょうか。
八幡と雪乃が深く想い合っているからこそ、自分は「好きな人」の傍にはあまりいられないと思いますね。 {/netabare}


作品全体を振り返れば人の深い感情の部分を読み取ったり、生きていて通り過ぎるような所をあえて独自視点で追求していくような所は、とても観ていてモヤモヤしましたがこの作品ならではに楽しめました。
これで終わりと寂しい気もしますが、この作品との出会いをありがとうございました。

投稿 : 2020/09/26
閲覧 : 222
サンキュー:

16

ネタバレ

あぁ流川 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

前作がすごく昔の話で相関図が必要

水色髪の親子みたいなのが誰なのかわからん。
1期でバーテンやってた娘で受験を控えた弟から依頼されてたな、シングルマザーと娘にしか見えないが妹だったwクリスマスパーティーにサキといっしょだった、チョコ作りにもついてきたな、くらいな印象の二人を登場させてきたんだ、伏線?
コマチの描き方が可愛いを通り越してあざとい、もう最高あざとい、なにこの妹萌え。

ハチマンとユキノのラブコメ、そこにライバルのユイが現れて三角関係を演じるのだが、ひねくれもので訳がわからん話が延々と続く、2期のラストなどユイが勝ったら全てを貰うとか、言われたハチマンは理解したらしいが、その答えが「ぎまん」だと拒否してる、なにがなんだか?ユイはハチマンと結ばれたいのか、ユキノと三角関係を続けたいのか?
なぜか三人の距離は変わらずで通常に戻るとか?
間違っている事は間違いないのは解る。
ユキノとハチマンとの壁をユイが溶かしていく、だけど壁がなくなれば結果結ばれるのはユキノの方、ユイにとって居心地いいのは今の距離感、だけど壁はもうないに等しい、ユイとハチマンは結ばれない。う~ん複雑な話しだ。
2話
あざとい担当イロハ登場デス!ハチマンを赤面させる所作が好きデス!くどいてるんですか?むりデスごめんなさいのセリフが聞きたいデス!
ユキノの姉ハルノとの直接交渉、ハルノは視聴者目線に近い立場、三角関係に興味津々だな。
プロムとかいうダンスパーティーを計画する3話
コスプレショーが淡々とすすむ。
4話ストーリーが大きく動く、ユキノに襲い掛かる困難をハチマンが助けること、素直じゃない二人を取り持つユイ。この関係を見るハルノは共依存だと言い、ユキノの言われるがまま体質を悪化させていると言い放つ。
ハチマンの病的とも思える自己犠牲のお陰で言われるがまま体質を直そうとしているんだが…
まあハチマン的には頼られて気持ちいいんですが。
そしてユイは悲しむ、やっぱり結ばれないとわかってしまう、泣く。
ラスボスはモンスターユキノシタママ、理屈では通らない相手、どんな手でプロムを開催するのか?
そしてイロハはハチマンにとって眼中にないと思い知る5話。
プロム開催とか実際どうでもいい、モンスター討伐できたらその後に獲得できる報酬、結ばれるエンドが実現する。
みんな知ってる目の当たりにしたイロハは一番思い知る。
勝負をふっかけるコミュニケーションが円満解決の秘訣、やはり変だが面白いw
最初に勝負をふっかけるコミュニケーションを焚き付けたヒラツカ先生、いいねぇ~ハチマンに寄せる愛はだれよりも深い、ハチマン、もらってあげてw
6話
より欲望に正直なプロムをプレゼンし、ユキノが企画する健全な案がいいと親に感じさせ選ばせる作戦。やらない選択肢をなくす事が目的。
下心満載の企画作りをするハチマンをユイが手伝うと言う、ザイモクザ、トツカ、サキも支援を取りつけ企みは動き出す。
そしてユイはハチマンを降り向かそうと眠ったフリをして寄りかかる、下心満載に…結末はわかっているけど…そして泣く。
企みの7話…おふざけ回だな
ブレーンストーミング男&それある女とのラップ対決?寒くないですか?動きキモいんですけどw
1章で罵倒した学級委員の弟が登場、因縁ありかと思いきや姉を恥と言うあたり客観的に正しい人の模様、ザイモクザの友人というのが正しいのか疑問w
企みは成功する8話
モンスターユキノシタママ攻略!ユキノの母親だから切れた切り札、自動車事故の被害者ヒキガヤハチマンを名乗る事で負い目をかける。
反対者を説得させる側に寝返りさせた!グッジョブ!
そして三角関係を終わらせに向かう。
きっとユイにとって切ないデート回だろうな。
ハルノの闇が出てきたな、周囲の人達に助けられ恵まれているユキノを妬んでいるよな。
9話
ユイの願いを叶えてあげるがユキノの命令、それに従うハチマン、なんかハーレムで腹立つw
ユイの家にハチマンを誘い込む逃げ道をふさいで、ガハママとハチマン攻略を共闘、ガハママが魅力的だ、ビキニ姿を見てるだけにな。
そして卒業式、学級委員の子出てきた、完全に負けキャラ。舞台はプロム開催への10話。
プロムの運営が淡々と進む、ユキノとハチマンの会話は業務連絡として正常に行われている、たまに悪口の応酬を交えてとても良好に。
多少のギクシャク感もあるがなにも問題なし。
イロハのクソ女コメント出ましたw3日業務連絡会話が続くと名前で呼んでくるとかなんとかwこれトベでしょう。
プロム終了後、3人の関係が動きだす、ハチマンにユイのお願いを聞けと命令する事で身を引こうとするユキノ、そう言っている反面ハチマンを無くしてはなんともならなくなっている気持ち…依存?
ハチマンは二人の気持ちをわかった上で結論が出せずにいる。
ハルノにはまた逃げると不満をあらわにされる。ハルノ自身親に頭を押さえつけられ、聞き分けのいい子を演じてきた自分と重ねていたハチマンに君も酔えないと、そしてお互い本物なんてあるのかと問いかける。
カッコいいヒラツカ先生が解決に動く、マリーンズサポーターの様に、フランコー!
三人の関係を共依存と簡単にくくれないだろ、奉仕部を結成させた成果を迎える俺たちのヒラツカ、スカっと決めてくれ。
そしてラストシーン
ヒラツカ先生の教え、言葉を尽くせ、足らないなら行動でもいい、伝え方はお前なりのやりかたでいいんだ。君は最高の生徒だ、好きだよ。
ユイにユキノへの気持ちを伝えるハチマン、ユキノと関わりを持ち続けたい、その決意にユイは失恋と感じて最後の涙を流す。
ハチマンの企みで当て馬企画の偽プロムが開催に向けて動いているとの情報がユキノシタママに伝わる、説明を求めハチマン、ヒラツカ、ユキノと会談する、予算も時間も人も圧倒的に足りない、ハチマンでは不可能、ならプロムをやり遂げたお宅の御息女に取り仕切ってもらう。これが関わり続けるハチマンなりの行動、やれないのかとユキノを挑発、まんまと受けてたつユキノ、この関係がいい。
そしてユキノの告白「あなたの人生を私に下さい」なんか漢(おとこ)らしいw
プロムの準備をするハチマンとユキノ、共同作業というには過酷過ぎるスケジュールだがやりとげる二人、そこにユイも関わらせる。
会場を視察に公園へ…デートだな、ユキノかわいい、めっちゃかわいい♪
諦めムードのユイをイロハとコマチが応援、彼女がいる人を好きになれないなんて法律はない、諦めなくていいのは女の特権、ハチマンとの関わり方に同じクズ同士という方法があったのかw
プロムは無事に終了する。
やり忘れたハチマンとヒラツカのダンス、カッコいい別れだな。
そしてユキノの漢らしい告白「あなたが好きよヒキガヤ君」
奉仕部再結成、コマチ、イロハが加わり依頼人はユイ「私の好きな人に彼女みたいな人がいてねそれが私の一番大事な友達で…でもこれからもずっとなかよくしたいのだけど、どうしたらいいかな?」
ユイの全部欲しい意味
本当に面倒くさい完結だな、最高だよ、いい話だった。

投稿 : 2020/09/26
閲覧 : 375
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7

ネタバレ

moto1115 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高

この3期はガハマさんの涙のシーンが多く、胸が苦しくなってしまう回が多かったのですが、最終回はガハマさんの涙はなく、奉仕部も残ることになり、良い終わり方だったと思います。
色々と考えさせられる事が多く、ラブコメと言うよりは、文学的な作品だったと感じています。
これから大人になる人達、まだ何度でもやり直しができる若い人達にとっては、決して見て損のない作品です。
是非、多くの人に見てもらいたいです。

投稿 : 2020/09/26
閲覧 : 192
サンキュー:

8

ネタバレ

MTK207 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最後がちょっとな

プロム何の為に2回目やったんだ。そして最後は、はじめからこれで良かったじゃんと…

2回目のプロムがないと近づくきっかけがなかったのか。

続の終わりが良かったな。

先生との別れは良かったかな。

由比ヶ浜のお願いはどうなったんだっけ。雪ノ下の親や姉との関係はこれでいいのか。

中盤の由比ヶ浜は切なくて、印象に残っている。

投稿 : 2020/09/25
閲覧 : 157
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2

ネタバレ

Mamo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

綺麗に締まったと思うが、何処か不完全燃焼な終幕

注意。めっっっちゃ長いです。


「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の完結編である今作、第三期。言いたいことはいくつかあるが、最後まで作品のテーマがブレずに終わって良かったと思います。

気になる点がいくつかあるので順に話していきます。





❶俺たたエンドに思えてしまう八幡の出した答え

 恋愛的な意味では、結衣を選ばず雪乃を選び、三人の関係性は変わらずという、これ以上ないハッピーエンドで幕を閉じましたが、陽乃が何度も八幡たちに問うてきた「本物」を探すというこの作品の重要なテーマには、この作品では完全な答えが最後まで出ませんでした。
 
 平塚先生の「これだけ複雑で沢山の感情を一人の人間に想うことが出来たのなら、それは『本物』と呼べるのではないか?」という問いに対して八幡は「わからないですけど、だからこれからもずっと疑い続けます」と応えました……平塚先生が「本物」の解はこうなのではないかと、八幡に提示したにも関わらず、それを跳ね除け、これからも求め続けるという返しはどうなのでしょう。確かに、「本物」を見極めるのは、現実ではかなり厳しいことであるのは間違いないです。ですが、作品のテーマにするからには、物語で主人公たちがそれを追い求めたならば、この作品ならではの、作者なりの一つの解を用意するべきではないでしょうか?
 そこら辺が最後まで曖昧だったので、私には「『本物』を求める」という事に関しては、俺たちの戦いはこれからだ! ENDに思えて仕方がないです。個人的に、本件が一番残念に思っています。



❷結衣は八幡にけじめをつけるべきだったのでは?

 由比ヶ浜結衣は結局、最後まで八幡に告白一つせずに終りました。理由は分かります。八幡は雪乃が、雪乃は八幡が好きだから。だから私に入る余地は無い。告白して三人の関係に亀裂が入るのであれば、この気持ちを閉じ込めて置くのが最善。……理由は十分に解るのです。彼女はとても賢くて合理的な行動をしています。めちゃくちゃ良い奴ですね。泣けるほどに……。
 ですが12話終盤、結衣は八幡と雪乃に「依頼」という形で3人の関係性を保つ事に成功しました。これはあくまで作者視点、いわゆる神様視点での事ですが、物語終盤を執筆していた時、崩れかけた関係性をああいう形で戻す事を最初から考えていたのなら、いっそのこと八幡が雪乃に告白する前に、放課後二人並んでベンチに座った時––––––自分の恋路が確実に叶わぬことを悟ったあの時に、けじめをつけるべきだったと思います。けじめというのは勿論、無理と解っている告白をして、八幡に堂々と振られることです。じゃないと結衣は、ずっと八幡への恋心を形として本人に伝える事がずっと出来ません。これではあまりにも彼女が報われなさすぎです。もし告白して八幡が結衣に負い目を感じたとしても、結衣の依頼で修復できたはずです。

  

❸八幡の心が微妙にブレているのを感じる  

 言わずもがな、本編では雪菜を選びました。しかし、八幡は3期中盤に、「俺がもし、十年早く生まれていて、十年早く平塚先生に出会っていたなら、俺は間違いなく平塚先生に惚れていた事だろう」みたいな事を言っていました。台詞は少し違うかもしれませんが。
 いや、お前は雪乃の事が好きなんやろがい。雪乃に人生を預けると決めたんでしょ? なに「もしも」の話しとんねん。そういうのはいらんわ。
 (ここからまた神様目線でモノを話します)仮にもし、八幡にそういう想いがあったという設定にどうしてもしたかったのなら、物語本編で言うべきではなかったですね。設定資料集や作者のインタビュー、ファンブックで明かすべきだったと思います。少なくとも私は、あの発言により八幡の心情がブレているように感じました。



❹雪乃の心の変化の表し方が少し安直

 これは個人差があるでしょうが一応気になったので。
 八幡と雪乃が付き合い始めて二人の距離感がガラッと変わったのが一番分かりやすいのは、「奉仕部室での八幡の座り位置」でしょう。あそこは八幡と雪乃の関係の変化がとてもわかりやすくて、控えめに言ってエモエモのエモですね。
 しかし、一つ腑に落ちないと思ったのは、「雪乃の喋り方が八幡っぽくなってた」というところです。
 結衣の「これってヤバいんじゃないの?」という心配に対して、雪乃は「ええ。ヤバイわ。とてもヤバイわ。全く間に合う気がしない。軽く死ねるわね」と八幡口調で応えていました。
 これはおそらく、八幡と雪乃の関係性の変化を解り易く反映させたものだと解釈しましたが、これは流石にやり過ぎかと。人の口癖は自然と変わるものであって、関係の変化ひとつで伝染するものではありません。仮に八幡口調が雪乃に移るのなら、別に第二期時点でも全然良かったと思います。
 どうでもいいですけど、もしかして、雪乃の「軽く死ねるわね」の台詞って、中の人ネタで『宇宙よりも遠い場所』の白石結月を意識してますか渡航さん……?(笑)


他にも、「原作ではあったかもしれないが、本作の裏主人公(そう勝手に思ってる)である葉山がもうちょっと物語の本質に介入して欲しかった」などの気になる些事がいくつか脳裏から離れない、といった感じです





ここからは俺ガイルの最後まで良かった点をサクっと言います。


①平塚先生が最高すぎる件

 最初から最後まで、八幡の先生として、八幡の導き手としての役目を果たしてくれました。おそらく本作で一番名言を放った人でしょう。世の心理を正鵠に射た、渡航さんの人生観を映したような様々な名言の数々。どれも胸に染みました。マジで歩く国語辞書ってこういう人を指すんだなと。八幡にとっては大恩師でしょう。


②雪ノ下陽乃の人間臭さが最高すぎる件

 第二期まで、陽乃が何故あそこまでしつこく八幡たちに試練を与えるのか、その行動原理が掴めずにいましたが、第三期でその意味が明かされました。なるほど……そういうことだったのかあ……第二期まで「嫌なヤツ」という印象から、第三期で「優しいお姉さん」と一気に印象が変わりました。おそらく、今作のキャラクターで一番印象が変わった人だと思います。こういうトリックじみた感じめっちゃ好きです。てか陽乃さんはホント幸せになって下さい……



ほかにも、「『奉仕部最初の依頼と、新・奉仕部最初の依頼が、どちらも結衣からの悩み事』という締めかたが完璧」とか、「小町の総武高校の制服可愛すぎる件」とか、「小町といろはの絡み最高」とか、個人的にポイント高いところもいくつかありますが、まあおそらく皆んな感じてる事だと思うので言及は控えます。



色々ありましたが、彼等彼女等の激動の一年を、こうしてTVアニメとして観ることができて本当に良かったと思いました。

八幡と雪乃よ、いつまでも幸せであれ。
リア充爆発しろーー!!!!

 

投稿 : 2020/09/25
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8

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タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

やはりお前の青春ラブコメは間違っていた。

詳細は1、2期でも観てください。

まあ、そこから始まるのは当然と言えば当然なんですが、未視聴の人にとっては、なんなんだいったい状態でしょうね。

今回も制作はfeel.継続。OPのやなぎなぎも変わらずです。キャラデザの作画は、より力が入って良化していますね。

初回は、まあ「オワリノハジマリ」の導入ってところ。小町が可愛いと。

いずれにしても、ヒッキー、雪乃、結衣の三角関係がどういう結末になるのか。最後まで見守りたいと思いますよ。

気になるのは、やなぎなぎのOP「芽ぐみの雨」の歌詞。「もしこの物語が終わるのなら、結末は“雪”じゃなく雨が降ればいい」。まあ、結衣推しなので、その結末のほうがお望みなんですけどね。

=====第3話視聴後、追加です。
{netabare}
うーん……。

この回を簡単に説明すると、小町が合格して、プロムのお手伝いしました。

それだけ。

1話まるまる使って、それだけって……。完結編の重要なクールじゃないんですかねえ。もう少しこう凝縮できなかった?

うーん……。
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
プロムの開催がピンチ!
ということで、ヒッキーは平塚先生と話すために結衣を置いて学校に戻ります。

で、延々とヒッキーが雪乃を手伝う理由についての禅問答。

意地でも「好きだから」と言わないヒッキーは、手伝う理由を「責任だから」と。で、ようやく生徒会室に行きます。そこには、仁王立ちのいろはずが……。はたしてヒッキーはプロム開催のお手伝いができるのでしょうか?
{/netabare}
というお話です。

なんていうか……。これ小説だったら会話劇であり、心理描写などが書き込むことができるのでもつと思うのですが、アニメだとひたすらに退屈。特に大きなイベントがあるわけでもなく、ただプロムを開催するしないという話だけで、ここまで来ています。

しかも今回は、ある意味、蚊帳の外のいろはすのモノローグが入ります。えっ? これまでの「なんですか? 先輩私のこと好きなんですか? キモいんですけどごめんなさい」的な冗談じゃなかったの? ヒッキーのこと好きなの?

とまあ、堂々巡りのじくじく拗らせた面倒くさい恋愛会話劇が続いていきますね。さてさて……。
{/netabare}
=====第9話視聴後、追記です。
{netabare}
うーん……。

なんというか、なんでこうももってまわった言い方しかしないのか、キャラ全員が。作者が言葉遊びと行間を読ませたいだけなんじゃないかって気がしてきました。

これアニメにする必要あるのかなって感じ。

ドラマなら、こういう心理戦というか、言外の表情で伝わるものもあるとは思うんだけどね。

とにかく話が進まない。おそらくヒッキーの結論を描くまでのアイドリングが9話まで続いてる感じ。クリスマスのトリプルデートで出せた結論じゃないのかって……。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}{netabare}
当て馬企画の合同プロムをやっつけのように終わらせ(ま、それでいいんですが)、それによってヒッキーとゆきのんの気持ちが急接近。ようやく、ゆきのんが「最後にひとつ。あなたが好きよ」とプロムの後片付けのときにヒッキーに告白します。

それを待ってた!

でまあ、付き合うことになりまして。時は流れて4月。奉仕部は解散かと思いきや、小町がいろはすと一緒にやってきて、部の承認の紙を見せます。そして、結衣も教室にやってきて「やっはろー。えっと、依頼っていうか相談なんだけどね。私の好きな人にね、彼女みたいな人がいるんだけど、それが私のいちばん大事な友達で……。でも、これからもずっと仲良くしたいの。どうしたらいいかな」と。

長くなりそうということで、明日もあさっても、ずっと続くからって。要は、結衣はまだ諦めないよーというENDでした。
{/netabare}
という最終回でした。

まあ、綺麗な大団円じゃないでしょうか。
11、12話は、このシリーズをまとめる展開で納得の行く流れでした。ぶっちゃけ、こんな感じの流れはもっと早く作れただろうとは思いますが、ここまで引っ張ったのはヒッキーとゆきのんが面倒くさい性格ということを演出したということなんでしょう。

1期と2期の修学旅行あたりまでは、いい感じにラブ&コメディとして成立していましたが、2期の終盤から3期まるまるコメディの要素が消え、ラブ&シリアスという感じ。正直この3期はエンタメ性より、長かったこじらせ三角関係を収束することに腐心して、“なんとか終わらせました”という印象です。なので、観ているほうとしては、楽しいというよりは「やっと結末が描かれてよかったね」という感想になります。

ぶっちゃけ、小町が加わった新・奉仕部があれやこれや活動する、この先のほうが気になったりしますw

とは言え、賛否はありますがfeel.のキャラデザ・作画は僕は好きです。特に結衣は中の人も相まって、非常に可愛らしい“すべり台”ヒロインとして存在感を出していたと思います。

シリーズ通してOPを担当したやなぎなぎさんの楽曲も、作品のイメージにマッチしていて良かったと思います。そしてEDはメインヒロイン2人の楽曲。これも良かったですね。要所で使い方もよく、早見さんソロ、東山さんソロが上手く効いていたと思います。

もちろん、この「完」は一見さんお断りの作品なので、これから俺ガイルを観る方は、当然1期から観ることをおすすめします。なんだかんだ良作の部類ではないかなと思います。シリーズ全体として。
{/netabare}

投稿 : 2020/09/25
閲覧 : 315
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15

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

全開

ここまでイチャイチャ全開になるとは思いませんでした。

投稿 : 2020/09/25
閲覧 : 173
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11

ネタバレ

yumeno2019 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

感想

ラブストーリーとしては優しくまとまっていた。コメディーとしては低い表現力だったので笑えなかった。例えば12話最後辺りのシーンで「もすすぐ来ると思いますよ・・・」の発言の際八幡「なにが!」というシーンですがここはもうちょっと力強く言うべき所だと思います。後は主人公が頭の中で思った言葉が出ていないのはこの作品を台無しにすると思います。本なら書いてありますが、放映は語らないと無理なので。

投稿 : 2020/09/25
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3

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※アニをた獣医師 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

不器用ながら本物を求めていく

まず一言。ありがとう。
この作品に出会えて良かった。

ついに完結という感じでクオリティ高いです。
特に一人一人の心情とか表情というものが心に残ります。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1話。
雪ノ下さんのお願い。
この三人のやり取りは何にも変えがたい。

雪ノ下のお願いとは。勇気を出して聞く八幡。
ハルノさんとゆきのん。お母さんとハルノさん。
お互いに言うことを聞くような関係。

自分のやりたいこと。それを口に出せなかった。
それが叶わないとしても、一歩を踏み出す。
八幡と由比ヶ浜にはそれを見届けてほしい。

帰って来たところに少し酔ったハルノさん。
さてさて。


それはそれとして、小町さんの受験。ラストスパートです。


川崎姉妹。さきさきかわいい。川崎妹からはあちゃん呼びされてる八幡。すごい懐いてますね。かわいいの塊。恐ろしい子!八幡も妹なれしてますね。
甘やかしの八幡。さきさきの弟も受験。弟さんもお姉さんのことを考えて公立にしたいのかもしれない。そこらへんを察してる八幡は気持ち悪いのであった!


少し昔の話。八幡が結構えぐいことをした一期。
さきさきにそんなことを言っていたとは。
テレるさきさきかわいい。

八幡と小町のちょっとした言葉のスキンシップも兄妹って感じがすごいします。
(小町ママってのは今のネタっぽさがします)
小町さんも歪んでますねぇ~♪

小町さん、八幡にはすごい感謝してるんだな…
八幡が無意識に泣いてしまうほど。妹に感謝されることが嬉しすぎて。素直に感謝されることになれていないのだろう。いつも歪んで、自分を傷つけて人を助けているから。

兄妹の愛ですね。小町さんも成長して、少しずつ大人になっていく。兄離れ。

三人の関係には目が離せないです。次回は一色さんが出ますね。そして鍵。何か確信に迫りそうな感じです!


2話。
ゆきのんの勇気。前へ進む。そして自分の意思で動く。はるのさんも応援はしているが、変えれないこともあると諦めている部分があるように見える。

はるのさんの、お姉さんしてる部分は少し不器用で、八幡がお兄さんしているのに憧れ?みたいなものがあるのだろうか。それとも、自分も頼りたい時があったのだろうか。


そんななか、一色は卒業式、謝恩会でプロムを行う準備。ゆきのんも自らの意思で手伝うことに。


そんなとき、由比ヶ浜さんの顔に曇り。

もともとわかっていた。ゆきのんが八幡に特別な感情を抱いていることに。そんな本物は、知りたくなかったのだろう。

3話。
平塚先生…どこかへいってしまうのか…なんか最後までかっこいいな…
二人を心配していた二人ももう大丈夫そうだから、安心なのかな?
新学期にはいないのか…

小町。合格!やった!

プロムの準備は順調。そんな中、はちまんもいろはすから頼まれる。ホウレンソウはなかったが。


ふと見られる由比ヶ浜さんの表情が切ない。
プロムのダンスもいい思い出になってほしい…

ゆきのんはうきうきしてるけど感じだ。

次回、二人のボスが…


いろはす、最強の後輩か。


4話。
プロムの反対。雪ノ下の母に春乃さん。春乃さんは今回ゆきのんの味方ではある様子だが、雪ノ下母は手強い。

話し合いのなかで、平塚先生が離任のこともわかってしまう。先生も切り出すタイミング、勇気がでなかったのかもしれない。

春乃さんに指摘されなくてもゆきのんは気づいている。これは共依存だと。悲しげな表情で。


言葉にする。大事なことだから。
先生、ずるいですね。先生はいってくれなかった。大事なことなのに。八幡は先生に自分から言ってほしかったはず。どうして自分は言葉にしなければならないのか。

八幡は雪ノ下への想いを口にする。

八幡はそれでも、ゆきのんに反対されても彼女を助けたい。彼女をいつか助けると約束したから。

由比ヶ浜さんの涙。

由比ヶ浜さんは優しい。八幡とゆきのんがお互いを思っていることをうすうす気づいていた。だから自分の気持ちを抑えていた。

八幡も優しいから、もう少し泣いていたら助けてくれただろう。だから涙がとまってよかったと安心した彼女は、誰より八幡とゆきのんを想っているのだろう。

八幡のことが大好きで、雪ノ下のことも大好きだから、言えないことがあったんだろう…

東山さんのエンディングソロ…切なかった。



5話。
八幡の決意と、ゆきのんの選択。これが最後。
彼女はプロムが終わったあと、どうするのでしょうか。もしかしたら…

平塚先生は相変わらずかっこいいですね。


6話。
一色さんがプロムをやりたい理由。それは平塚先生を送り出すため。意外だ。
一色は後悔しないためにプロムを行う。先輩を送り出すため、先生を送り出すため、自分のために。

八幡も後悔しない選択ができてるのだろうか?

プロムは実現する。はっきりいえるのは何故か。

由比ヶ浜さんは大丈夫なのか。八幡は心配だが由比ヶ浜さんは強いのだ。
ただ、八幡がゆきのんと対立する宣言に驚きを隠せない。由比ヶ浜さんも手伝ってくれる。

八幡は自分達のプロムの計画をバイアスにすることで、ゆきのんの計画のよさを引き立てようとする作戦をとる。

由比ヶ浜さんかわいい。やっぱり八幡に恋してる。
恋する乙女はかわいいのです。

当て馬をつくる計画を作る。大変そうだ。
手伝ってくれそうな人。

戸塚さんの質問。八幡は何がしたいのか。
ゆきのんを応援したい。手伝いたい。それが答え。

皆心強い。

由比ヶ浜さんと八幡は企画書作り。満喫で。デートかな?

この二人のボケと突っ込み好き。
(がはままと由比ヶ浜さんの水着エッチ!)

こんな日がずっと続けばいいのに…由比ヶ浜さんの願い。いつかは終わりはくる。結末はわかってる。ずるいかもしれない。でも、八幡との時間をもう少しだけ、もう少しだけ二人の時間を。

けじめをつけるために。
でも本心は、この関係を終わらせて欲しくない。
本当に恋してる。切ないけど青春だ。

由比ヶ浜さんの予告語り、切ない。
二人のために嘘をつかなければと…

7話。この時間が終わってしまうのは寂しいな…
由比ヶ浜さん、がんばれ。

8話。八幡の目的は達成する。自分の立場をうまいこと利用して。事故に遭ったことを利用するとは…

共依存。そのことを否定したい由比ヶ浜さんと、そうかもしれないとわかっていても助けたい八幡、それを受け入れたい雪ノ下。春乃さんも昔は本物を信じていたのでしょうか…

平塚先生、やはり頼りになる。先生がいなかったら話は進まなかったことだろう。


ゆきのんの願い。もう助けてもらったから。もう八幡には助けは求めない。由比ヶ浜の願いを叶えてあげること。三人でいる時間が何より好きだった彼女。もう一人で大丈夫だと…そうして奉仕部の部室の鍵を閉める。

本当にこれでいいのか?

由比ヶ浜さんは何を望む?全部ほしいと、甘いものも苦いものも全部受け入れたいと。彼女はどうする。

9話。
由比ヶ浜さんの願いを叶えようとする。小町へのお菓子作りやその他。そして、八幡がどうしたいのか。それも含めて由比ヶ浜さんの願い。

由比ヶ浜ママ、美人でかわいい。

八幡とゆきのんはぎこちない感じ。

卒業式も終わる。
八幡、めぐり先輩のこと大好きやね。

次回、平塚先生回かな。いよいよプロムも始まる。

10話。
八幡とゆきのんの、近づきたいのに遠ざかろうとするのがたまらないです。
はるのさんが昔何があったのかも気になりますね。

プロムの八幡とゆきのんの会話が、これで最後のように思わせてくるのがずるい…

八幡の願いはなに?

11話。
平塚先生から勇気をもらった。言う勇気。

八幡の願い。それはただ雪ノ下との関係を続けたい。ただ関わっていきたい。
由比ヶ浜さんはこのままでも関わりは続くという。
でも八幡とゆきのんは違うという。おそらく避けてしまうから。


由比ヶ浜さんの願い。言おうとして八幡の願いを聞いて言えなかった願い。全部ほしい。ただその中には、八幡のことが好き。それもあるだろう。

いつかもっとうまくやれるようになる。
八幡の、お前は待たなくていい…それを聞いた由比ヶ浜さんの表情…なんて切ない。
遠回しに由比ヶ浜さんは失恋してしまった。八幡がゆきのんがすきだということを言葉にしてしまったから。

三人は本当に恋をしたのだ。
由比ヶ浜さんは恋をした。八幡に恋をした。
八幡は雪ノ下に恋をした。
雪ノ下は八幡に恋をした。

由比ヶ浜ママの優しさが染みる。なんで泣いているかの理由も聞かず、優しく抱き締める。


八幡はゆきのんに関わるためだけに再びプロムのことを持ち出す。そして賭けに成功する。
一色さんも何か察したようにいい笑顔。


八幡とゆきのんの想い。

お互いに不器用ながらも好きという答えにたどり着く。言葉では伝えにくいけど、好きだけでは伝わらない感情をお互いに伝えあう。

ゆきのんと八幡の告白シーン。とても良かった。
でもそれ以上に由比ヶ浜さんの切ない表情が焼き付きました。

最終話。
ゆきのん、超可愛い。やばい。語彙力なくなる。


平塚先生、とても素敵な先生でした。誰よりかっこよくて頼りになる人でした…

この物語はここでは終わらないでしょう。まだ高校三年生。八幡とゆきのんと由比ヶ浜さんの話し合いは、奉仕部は続いていく。そこに一色や小町、新しい人も入って続いていく。

由比ヶ浜さんの告白に八幡は言わざるを得ない。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。と。


後日談とかみたい…

この作品に出会えて良かったです。ありがとう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
作画、物語ともに安定してます。とても綺麗です。
一人一人の感情に動かされてしまいます。

特に今回は由比ヶ浜さんが一番頑張っている感じがします。なんていいこなんだろう…って涙してしまいます。


江口さんや悠木碧さんの演技、さらにパワーアップしてる感じがします。いろんな声がでてきますね。


オープニング、エンディングもこの作品と合っていて最高です。

表情とかとても素敵で見魅ってしまいます。

投稿 : 2020/09/25
閲覧 : 332
サンキュー:

12

ネタバレ

らりゅりゅ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

来週が最終回

ひとこと
「偽物の方が圧倒的に価値がある。そこに本物になろうという意志があるだけ、偽物の方が本物より本物だ」 by 貝木泥舟
さぁ、ラスト、どのような本物に辿ついたのか、楽しみです!

ついでにもう一言

「どうせ大学生になったらあっさり別れたりするんだぜ、お前達は」

投稿 : 2020/09/22
閲覧 : 170
サンキュー:

4

ネタバレ

Rera さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これはラブコメではない

原作未読だが、本作を見るために、1期、2期を全視聴、そのまま3期突入。
あまり知らなかったが、なんでも原作は大変な人気ラノベだそうで、アニメを見る限り学園もので比較的等身大の高校生の人間関係や悩み、葛藤が描かれているところが人気の秘密なんだろう。主人公やヒロインに感情移入しやすいし、恋愛関係もあるので、ここまでは楽しく見れている。
さて5話まで視聴したが、大人の論理(というか、雪ノ下親子の歪な人間関係から生じる憎愛のようなもの)に対して、高校生たちが自己の存在意義と向き合いながらどう問題解決をしていくか、その中で互いの関係性についてもどう向き合っていくのか。
作品名で誤解をしてしまうが、本作で描かれているのは私は決してコメディではないと思う。人間が成長していくうえで必要な通過儀礼のようなものを描いた青春群像劇のように思える。主人公たちが困難をどう乗り越えていくのか今後がとても楽しみである。

3期9話視聴後
物語も次第に佳境を迎え、3人の関係性を今後どのように切り結んでいくのかが物語の主題となっています。
陽乃のいう「共依存」とは自己に関する決定権を他人に委ねているところを指摘しているのでしょう。
結衣は助け合うことは当然だと言いますが、それは自体は間違っていないのですが、問題はその裏側にある、言いたいことは言わず、互いに相手の出方を探りあうように様子をうかがっているという関係は、八幡のいう「本物」の関係なのかということを厳しく指弾していて、八幡もそのことについて否定しなかったところを見ると、そのことを自覚しているのでしょう。
雪乃は、八幡への思いを自覚しつつ、八幡から離れなければ自身の自立はないと思い、結衣と八幡が結ばれることによって、この3人の関係性を終わらせたいと願っているのでしょう。
また結衣は、八幡と雪乃の強い絆をのようなものを自覚してしまったため、3人の関係性を壊さないためには、自身の八幡への思いを封じ込めるしかないと思っているのでしょう。
八幡は八幡で、そういった2人からの思いを感じているがために、自分の本心を見せず、相手にも踏み込まないことによって3人の関係を当面維持しようとしているように見えます。八幡はそのことが欺瞞であり本物の人間関係ではない、歪なもの、「偽物」であると感じているので、だから彼は答えを見つけ出すために、敢えてまだ本当のことは言わず、いや言えず、思いを巡らしているのかもしれません。この3人の関係性は、もはや八幡に課された最後の「課題」のようなもので、どうでも解決しなければならないものとなってしまっています。誰かと誰かがつき合ってそれで壊れるような人間関係は結局その程度のものでしかなく、「本物」の人間関係はそのようなことで壊れるものではないことも、八幡はわかっているのかもしれません。ただ、この問題の正解を導くのは、いくら頭のいい八幡とはいえ、高校2年生程度ではなかなか困難なように思えますが、彼が今後この「課題」をどう解決していくのかが見ものです。
最後にアニメを見る限りにおいてですが、この作品の原作はライトノベルではありますが、人間の内面を描く作品として文学性も大変に高い作品だと思います。私はこの作品はとても好きです。

投稿 : 2020/09/07
閲覧 : 240
サンキュー:

8

ネタバレ

あきお2 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

我慢しないって言われてる感じ

あのCGの動き、不自然じゃない?見慣れるかと思ったけど、まだ無理。2期とかの方が良かった。
2月末から卒業式、謝恩会までの話かな。普通に無理すぎるでしょう。(2期のクリスマスイベントも結構、「あと1週間」を繰り返していたようにも感じたけど。)
制作って、納得して作っているのかなあ。コロナとか予算とか、問題あったにしてもさ。

投稿 : 2020/07/18
閲覧 : 202
サンキュー:

1

うわばみ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/12/05
閲覧 : 0

aljbn66727 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/23
閲覧 : 1

おたまな さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/10/29
閲覧 : 1

たけのこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/28
閲覧 : 1

シェリル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/23
閲覧 : 0

nobu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/22
閲覧 : 1

みつき さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/09
閲覧 : 1

はるまき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 1.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/03
閲覧 : 1

さばのぬか漬け さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/29
閲覧 : 1

姫華 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/28
閲覧 : 1

たぷくぷ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/12
閲覧 : 1

タケ坊 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/10
閲覧 : 2

FJSDR37436 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/03
閲覧 : 5

こなちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/06/24
閲覧 : 3
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完のストーリー・あらすじ

過去のトラウマと、独自のひねくれた思考回路によって「ぼっち生活」を謳歌しているように見える比企谷八幡は、ひょんなことから生活指導担当教師、平塚 静に連れられ「奉仕部」に入部する。同じ部に所属する息を呑むほどの完璧美少女・雪ノ下雪乃や、クラスの上位カーストに属するギャル・由比ヶ浜結衣とともに、クラスメイトの人間関係の問題の解決から生徒会の手伝いに至るまで、数々の案件をこなす毎日をすごしていた。季節は移ろい、春。雪乃から最後の依頼を受けた八幡と結衣。3月の卒業式を控えた中、いろはからブロムの協力を求められ…。― 本物を求めた八幡は3人の関係を変えていく。果たしてこの先、彼の高校生活はどんな結末を迎えるのか!?(TVアニメ動画『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年夏アニメ
制作会社
feel.
公式サイト
www.tbs.co.jp/anime/oregairu/
主題歌
《OP》やなぎなぎ『芽ぐみの雨』《ED》雪ノ下雪乃(CV.早見沙織)&由比ヶ浜結衣(CV.東山奈央)『ダイヤモンドの純度』

声優・キャラクター

江口拓也、早見沙織、東山奈央、佐倉綾音、悠木碧、小松未可子、近藤隆、檜山修之、柚木涼香、中原麻衣、井上麻里奈、ささきのぞみ、小清水亜美、堀井茶渡

スタッフ

原作:渡航(小学館『ガガガ文庫』)、キャラクター原案:ぽんかん⑧
監督:及川啓、シリーズ構成:大知慶一郎、キャラクターデザイン:田中雄一、美術監督:池田繁美/丸山由紀子、美術背景:アトリエムサ、色彩設計:岩井田洋、撮影監督:中村雄太、編集:平木大輔、音響監督:本山哲、音響制作:デルファイサウンド、音楽:石濱翔/高橋邦幸、音楽制作:NBCユニバーサル・エンターテイメント/マーベラス

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