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「劇場版「SHIROBAKO」(アニメ映画)」

総合得点
80.4
感想・評価
352
棚に入れた
1689
ランキング
458
★★★★☆ 4.0 (352)
物語
3.8
作画
4.1
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.1

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劇場版「SHIROBAKO」の感想・評価はどうでしたか?

オムライス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やっと観れた!

やっと観てきました!
あの続きが観れるなんて嬉しかったです!
でも内容はTV版とは大分変わっていました。
TV版はアニメ製作会社という特殊な世界を描いていましたが、でも登場人物たちの日常の仕事の風景、仕事に対する思いに、どんな仕事でも本質は同じなので私も共感して感動しました。
しかし劇場版 SHIROBAKOは、そこがなくなっていて、観客を楽しませようとして裏目に出たような印象を受けました。
でもTV版を観てる人ならいくつもジーンとする場面があり、より一層TV版はいい作品だったなあと振り返ることができました。劇場版のエンディング曲の星をあつめても良い曲ですね。
劇場版も登場人物やエピソードが多くて一回観ただけではよく理解できていないと思うのでまた観たいなあと思っています。

投稿 : 2020/06/25
閲覧 : 299
サンキュー:

6

ネタバレ

つむじ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメとは最高です

物語の序盤の変わり果ててしまったムサニにもう心がえぐられるような思いでした。
妙な現実というような、アニメなんだからフィクションのはずなのにどうもそうは考えられないほどのリアリティ。
タイマスの中止に嘆くスタッフたち、中でも遠藤の怒りには涙が出た。
閑散としたムサニの社内でテレビアニメでは新人だった子たちが一生懸命働いている姿には全然笑顔で見れず、辛い重い気持ちになってしまった。
それでもSIVAの制作が決まって、スタッフたちが再び結集なんてそれはもう感動しかありませんよ。全てが丸く収まるようにみんながムサニに戻ってくるなんてそんな御都合主義ではないけれど、それでも「アニメが好き」という共通の想いで完成したSIVAの最後のシーンなんて涙が止まりませんでした。
これ以上ないくらいの最高の俺たたエンドですよ!アニメ最高!!

投稿 : 2020/06/24
閲覧 : 257
サンキュー:

7

ネタバレ

kakizaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

センスもアイデアも素晴らしかったけど、テレビアニメで観たかったかな?

これだけ言えるのは、一期観た人は1800円だしてみる価値はあります
元気・やる気が貰えました!キャラの成長も見れました

{netabare}
はじめに、冒頭の10分を観るだけで、涙腺が緩み泣きそうになりました!
今後どうなってしまうのだろうと、とても期待していました。

実際観てみると

アイデアもセンスも素晴らしく楽しくアニメが見れました。

しかし、話の展開がアニメ版同じでした
劇場版だったこともあった分キャラの深掘りできないなと
特に新キャラが空気になっていた
前作のおかげで感動できたのでOVAみたいなものかなと

アイデアのとかは凄くて、日本のアニメーションでミュージカル間に挟んでくるのって自分は初めて観たので驚きました!

そんな随所に現れる工夫、気付けると相変わらず面白いですね

作画も頑張ってて、夜のシーンとか頑張ってるなと
まあ、ミムジーとロロはあれは比喩だから影は不要でも良かったかな

率直な感想は、いいアニメ何だけど何かあと少し欲しい感じでした
やっぱりSHIROBAKOは、TVでみたいです

{/netabare}

動画配信されたらもう一度観ようかなとは思えました。

投稿 : 2020/06/21
閲覧 : 233
サンキュー:

12

ネタバレ

名古屋のなかじ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白い!けど時期が...2期をずっと待ってるアニメ

映画、例のウイルスが蔓延し始めた時期と被っているので実力以下の評価しか受けられてない悲しいアニメ

内容はもちろん面白く、上演時間以上に感じる内容と満足感が得られます。

アニメのBD買ったら2期やってくれるかな?難しいかなという感じです。

時系列は現実の時間に沿って描かれているので没入感も得られ、ミュージカルパートも序盤の説明パートも苦に感じない安定したアニメです。

投稿 : 2020/06/12
閲覧 : 184
サンキュー:

4

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これぞshirobako

最初はあのマスコットたち。
安定の頭文字Dぽい雰囲気も醸し出す。信号に合わせてスタートかと見せかけて車ボロだった。運転手はみゃーもりじゃなくて

設定はテレビ放送の4年後。環境が大分変わって初手万策尽きた状態?と言ってもいいくらい。社長交代し、相当数のメンバーが去ってしまった。
そして、劇場版だから映画を作成する。メンバーを苦心しながらかき集め、版権元?との闘いも当時の作品を彷彿とさせて興奮する。

見終わって、やっぱりSHIROBAKOだなという感想。監督の逃げ出し。メンバーの一致団結。立ちはだかる強敵。でもさすが、劇場版。一部ミュージカルにしてテレビ放送と異なる演出。さらに、アクション激しめ。完成した作品には思わずうるっときてしまった。5人でアニメを作り上げていることにもなるし、約束は果たせたかな?見ることができて本当に良かった。

投稿 : 2020/06/05
閲覧 : 253
サンキュー:

12

ネタバレ

郷音 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

私たちは諦めない!約束を果たすその日まで…

2020年公開劇場版。

アニメ版から4年後の世界。低迷していた武蔵野アニメーションに劇場版アニメーション制作の依頼が舞い込む。短期間にタイトなスケジュールで少人数の中、果たして完成するのか!?

ファン待望の新作アニメ。2015年だから5年越しかぁ

前作に出てきたキャラクターはほとんど出てきてます

4年経ってみんな責任のある役職について大変そうだよなぁ…

{netabare} 前作でみんな仕事の軌道に乗ったと思ったのになぁ…
それでもみんな仕事を続けているのはすごいわ。
人の入れ替えが激しかったり、仕事が全然なかったり、適性があったり、誰かの一言で変わったり…
SHIROBAKOは社会そのものだよ
最後こだわって作り直すのはプロ根性を感じたわ
{/netabare}

わずか2時間の映画だけどすごく濃密な内容でした。

てかキャラクターこんなに可愛かったっけ!?主要5人以外もめっちゃ可愛かった…

もっと続きを見たい気持ちもあるけどかなりいい終わり方のような気もする…

投稿 : 2020/05/26
閲覧 : 218
サンキュー:

7

★光姫★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

各キャラクターの成長、挫折、再起

テレビシリーズ放映当時は、アニメ制作の現場を題材にするなど、今までに無い斬新さもあってか話題になりましたよね。
アニメも、沢山の人々で制作されてるんだなと感心しました。(^^)

今回は、今は停滞している武蔵野アニメーションを舞台に、新たな作品を制作する過程でスタッフ達が、失いかけていた大切な物を取り戻していく流れになっています。

鑑賞前にTVアニメシリーズの視聴をオススメします。 
アニメ最終回から数年後の話です。
各キャラクターの成長、挫折、再起をしっかりと描いています。ファンにとってはよかったです。



投稿 : 2020/05/03
閲覧 : 226
サンキュー:

6

ネタバレ

HAKU さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

もったいない!

SHIROBAKOを映画化!?何するの!?
という第1印象でした。
でも、一言で言えば、映画ではもったいなかった、です。
TV版として、各々の苦労を丁寧に描いていった方が、最後作品ができあがったときの感動が何倍にも膨れ上がるからです。
映画は2時間だったので、TV版終了時からの現在の様子→作品作成の話をどうするか→作品作成→完成というストーリーは無理があったかなと思いました。
さすがに上手にまとめてありましたが、TV版がよかっただけに、「この苦労場面、飛ばすの!?」となってしまうところがいくつかありました。
また、尺合わせ(?)なのか、映画だからなのか、宮森が謎の歌を歌う場面、ちょっと作画が気になったのと、そもそもこんなに長くいる!?と思ってしまいました。

ただ、それぞれの主要キャラが成長していて、その中で一生懸命仕事することを考えているのは、とても心に響きました。
TV版はもちろんですが、この映画版を観ても、アニメ業界で頑張っている方々を応援したいという気持ちが高まります。
SHIROBAKO2期として映画版を2クールで作り直しでもいいですし、映画後のストーリーを描いてほしいなと思える作品です。

投稿 : 2020/04/26
閲覧 : 233
サンキュー:

8

ネタバレ

washin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

根拠のない前に進む気持ち

何か始めなければ何も前に進まない。何か転がそう。





宇宙の始まりはビックバンからだというのが通説です。文字通り何もないところから突然起こった爆発が世界を作りました。あまり詳しくは知らないのですが、ビックバンはなんの脈絡もなく突然起こったといいます。

人が何かを始めるときには、きっかけを、理由を求めたがります。そこに自信や、うまくいく根拠がないなら、やめとこうかなと思ってしまいます。

でも今を変えたいと思うなら。進みたい目標があるのなら。まずは一歩踏み出さないといけないのです。そこに根拠がなくともです。

本作で、あおいが劇場版を作ることを決意するシーン。ミュージカル調で表現されています。どこかぶっ飛んでいるというか、現実を直視していないかのように思えました。状況だけで行ったら最悪ですから。実際うまくいく保障なんて全くない状況です。ロロとミムジーが言っていたように、根拠のない大丈夫は大丈夫じゃない、という状況だったのかもしれません。

でも、何かを始めるときには、変える時には根拠のない自信が必要になるのです。空元気でもなんでもむりやり盛り上げて、戦わなければならないのです。苦難困難ありふれた、いばらの道になるとしても、まずは一歩前に進まなければ始まりすらしないのです。

投稿 : 2020/04/13
閲覧 : 206
サンキュー:

6

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好きな仕事だから続けることができる

この物語は、テレビでの出来事から4年後の物語。

すっかり変わり果てた武蔵野アニメーション。
まさに倒産寸前の会社に、劇場版アニメの依頼が舞い込んできます。

しかし、その依頼は、劇場公開まで10ヵ月しかない。決まっているのは映画のタイトルだけ。それ以外は全て白紙。
誰もが無理だと思われる中、宮森あおいだけができると確信します。

そして彼女は、持ち前の頑張りと人脈とで多くの仲間を呼び集め、無謀とも思えるスケジュールに挑みます。
今度のあおいの役割はプロデューサーです。

私は劇場で鑑賞しながらハラハラしました。
あおいは休憩する余裕など全くありません。
超過密な仕事です。
でも、あおいの目は、いつもキラキラと輝いています。明るい未来を見据えています。

そして、最後は感動しました。このアニメにふさわしい終わり方でした。


アニメ業界の仕事は、体力がないと持ちません。
朝から夜まで仕事仕事仕事の世界。
おしゃれをする暇も、恋愛する暇もない。

それでもアニメ業界で働く人が大勢いるのは、きっとその人たちはアニメが大好きだからでしょう。
彼らは、子供の頃の夢をかなえたのだと思います。

夢をかなえるのは大変な努力が必要です。
そして、その夢を維持し続けるのは、さらに大変な苦労を強いられます。
それでも頑張れるのは、その仕事が大好きだからです。

アニメ業界で働く人たちに感謝します。

投稿 : 2020/04/11
閲覧 : 653
サンキュー:

41

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメのその先へ

今回の舞台はアニメ終了から4年後が舞台になっています。
ハッピーエンドで終わったイメージがありましたがその先は変わり果てたムサニの姿が劇場版に……最初はアレ?かなり寂しくなった?皆んなは?ってなりましたよw

4年経てばそりゃ〜変わりますよね…
その場に留まる人、別の場所を選ぶ人、アニメ作成から離れようとする人…
その辺りは本当にリアルでした。
永遠に続くものなんてないし変わるのが当たり前ですが、やはりそう考えると寂しくなりますよね。

何故、そんな事になるのは劇場版でしっかり描かれているのでご安心を^ ^
アニメ見ていればストーリーも付いていけます。
ただ、キャラが多すぎて数人こんな人居たかな?って思ったのは秘密です。

今回の物語はそんなムサニに劇場版政策の案件が提案され迷うアオイ…
期限が無いし今の現場では…そんな気持ちとの葛藤が有ったのでしょうが前社長に背中を押されて制作を始める事に…

そこから元ムサニのメンバーに声を掛けて徐々に集まる仲間達
それは彼らにとってのリベンジであるのでしょうがムサニが好きだったから集まったのでしょうね。

作品が出来ても次の問題は発生しますが事務所に乗り込む展開は工夫されて居て面白かったですねw
まさか、この作品でアクションを見られるとは思っていませんでした(´艸`)*
演出が凄く工夫されている様に思いましたね。
カッコよかったですね。

そして一度は映画は完成して上映間近からの作り直し、やっぱり世に出る以上良いものを出したいと言うのは制作側も同じですよね。
ファンもその方が喜ぶし何より自分達の作品を満足行くものに。
普通ならあの場であの状況では言わないし、言うのにも勇気が必要だと思います。

皆んなの頑張りを考えたら時間もないのに変更なんて…でも、その気持ちを理解してくれる仲間達がいる制作魂のあるいい仲間ですね^ ^

最後は満足行く作品になっていたみたいですねw
制作した映画のラストが描かれていましたが生き生きとしたアクションシーンなどいい感じで作成されていた様に思います(´艸`)*

作中で、ムサニはあまりいいイメージを持たれてない様でしたがED後には徐々に仕事も増えて立て直せそうで安心しました(´艸`)*

投稿 : 2020/04/05
閲覧 : 229
サンキュー:

14

yeoum さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感涙

素晴らしい作品。
涙が止まりませんでした。

投稿 : 2020/03/28
閲覧 : 127
サンキュー:

5

むらさきたましい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

安定の面白さでした

TV版も大好きです。
TV終了から5年経過していましたが、冒頭の10分で、あっという間に武蔵野アニメーションの世界に引き戻してくれました。

ただ、随所に良くも悪くもあのころと変わったメンバーが描かれており、特に前半はテンションが上がりませんでした。
半面、後半の「全員で作品を作る」という物語は、素晴らしかったと思います。
やはり、この作品が好きだなと思いました。

残念な時期の公開となって今いましたが、一人でも多くの方が観覧されることを願っております。

投稿 : 2020/03/27
閲覧 : 263
サンキュー:

23

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

いやフィクションだから絵空事には違いないんだけど・・・あと今一番気になっているのは「みゃーい」いらなくない?ってことで・・・←みゃーいはいらなくない!って話

2014年秋期~2015年冬期にかけて2クールに渡って放送された、あの“アニメを制作するアニメ”の『SHIROBAKO』が劇場アニメになって帰ってきた!
正直登場人物多くて前作のあらすじとか説明するのダルいんですけど(爆)これだけは言わせて欲しい!
『SHIROBAKO』の登場人物ってアニメ制作に携わる人々の最少人数しか描かれてないんですよ!
つまり1人たりとも欠けてはいけない人達しか描かれてないんです
だから登場人物多過ぎ・・・と退かずに真摯にこの作品のキャラ達と向き合って欲しいんですよ、僕は!


ムサニこと武蔵野アニメーションが制作した『第三少女飛行隊』の完結から3年4ヶ月後
とある事件がキッカケで下請け制作会社に逆戻りしてしまったムサニ
宮森あおいはムサニのラインプロデューサーに
安原絵麻はフリーランスの作画監督に
坂木しずかはローカルテレビのアニメ関連番組のリポーターに
藤堂美沙はスタジオカナブンのメインアニメーター格に
今井みどりは新人脚本家に、それぞれなっていた
成長しているようで、停滞してもいるよう・・・どこか惰性で日々を過ごしてしまっている面々だった
ところがある日、宮森は元ナベPこと渡辺から新しい仕事の話を持ちかけられる
「今のムサニで劇場をやるとしたら、どうする?」
背水の陣に立たされたムサニに舞い込んだ、あまりにも大きな劇場用アニメ映画制作の依頼
苦悩する宮森、ロロとミムジーの問いかけに、彼女は大きな決断をするのだった・・・


さて、僕は本当に『SHIROBAKO』という作品が好きでして、何故か?と問われれば【アニメが好きなのと同じくらいアニメを作ってる人達が好きだから!】です
アニメの制作者と、アニメを制作することに、最大限の愛を捧げたアニメが『SHIROBAKO』だからなんです
しかしそれと同時に、『SHIROBAKO』は僕が思うところの“理想のアニメ制作現場”とは違う、ともテレビシリーズの頃から思っていました
基本的に『SHIROBAKO』って制作進行やプロデューサーである宮森の目線で描かれるわけです
つまり現実の制作会社で言うところの、P.A.WORKSの堀川社長、或いは今回の劇場版で言えば相馬P、彼等が思い描く理想像というのが色濃く反映されている作品と言えます


じゃあけみかけが言う“理想のアニメ制作現場”ってどんなんだよ?wと思われたことでしょう
それはずばり、クリエイター目線で理想的な環境、です
これについては長くなってだいぶ『SHIROBAKO』から脱線してしまうので、また別の機会に語りたいと思いますが、奇しくもこの劇場版『SHIROBAKO』と並行して今期には『映像研』というテレビアニメが放送してるのが面白いですよね
ずばり、クリエイター目線で描かれているのが『映像研』なので、両者を比較していただくのが手っ取り早いので強くオススメします


ところで、『SHIROBAKO』には無駄な登場人物など一切登場しないと前述しましたが、今作で追加された新キャラ、みゃーいこと宮井楓
ぶっちゃけキャラ表が公開されてから実際に本編を観た後に至るまで、「正直コイツいらなくね?」って疑問がずっと頭の中を巡っていたんですよ、僕は
そんなこんなでずっとレビュを書けずに今日までいたんですが、3回ほど映画をリピートしてやっと分かりましたわ
『SHIROBAKO』は堀川社長、つまりラインプロデューサー目線だって前述しましたよね?
ラインプロデューサーって仕事は、クリエイターと製作委員会に挟まれるいわば中間管理職のような立場でして、残念ながら味方になってくれる同じ立場の人に乏しいんです
そこは今作の宮森も同じで、人を使う側の立場に立ったはいいが自分を助けてくれる人はいない・・・という一見して順風満帆でも実は天涯孤独の様な立場として描かれてるんです


で、そこでみゃーいの登場です
彼女はメーカープロデューサーのアシスタントで宮森と同性で同世代?としてより宮森に近い立場で接してくる
単純に気の合うビジネスパートナー、の様でもありますが、実はこの関係、凄く大事で“制作者”と“製作者”の隔たりを無くすためには彼女達の様な親密な友好関係が必要なんです
これ、堀川社長に対するインフィニットのナガッチョこと永谷さんの立場を体現したキャラってことなんですよ


知らん人の為に解説すると、インフィニットは「こーゆーアニメ作りませんか?これ原作にしてアニメ作りませんか?この人スタッフに連れてきたらどうですか?製作委員会はウチが集めますよ!」ってアニメ制作をプロデュースする会社です
アニメは作らない、でもこのインフィニットが無ければ世に出なかったアニメの数は無数
特にP.A.WORKSとは切っても切れない縁と言っても過言では無いでしょう


実際のところ、劇中でみゃーい自身が何か作品を生み出すキッカケを作ったり、孤軍奮闘する活躍を観せるワケではありません
でも宮森1人では到底辿り着けなかったであろう作品完成への道筋には、確かにみゃーいという人間の力が必要だったわけです
自分1人では無理だけど、誰かが助けてくれれば無理難題でも乗り越えられる
これが堀川社長が思うところの“アニメ制作の理想像”ってわけです


まあ肝心のナガッチョ自身の容姿は【げ~ぺ~う~の社長役のモデルにされてしまっているんですけどねwww】(爆オチ


ところで「明日に向かってえくそだす(逃亡)」から始まった『SHIROBAKO』が「明日に向かってヨーソロー(出発)」で終わるのって、エモくないですか?

投稿 : 2020/03/22
閲覧 : 872
サンキュー:

18

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

上がってから下げる。

TV版が大好きなので以前から楽しみにしていた
劇場版です。

続編を期待していたファンとしては、2期でも
劇場版でもなんでもいいから、
続きが見れたことには満足していますw

本編はTV版から4年経った後の出来事を描いており、
この4年はTV版が終わってからと同じぐらいになるのかな?
経過した月日を感じさせる描写がところどころに
あったのは良かったですが、
いかんせん登場人物が多いので若干薄味になってしまった
のがもったいないところです。

また、TV版のストーリー構成が良かった点は、
順調に行き始める⇒問題勃発!という「上がってから下がる」
展開が次週もついつい見てしまう要因だったのですが、
今回は最初は下がりまくっているので、
ドキドキ感がこれまた少なかったのがもったいないです。

とはいえ、TV版が好きな方であれば、
これは製作から視聴者に対するプレゼント作品だと思えば
やはり待ったかいがありました。
SHIROBAKOを超えるお仕事アニメの登場を
これからも楽しみに待ち続けたいです。

投稿 : 2020/03/22
閲覧 : 272
サンキュー:

16

ネタバレ

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

入りが良いほうがいいっちゃいい<59>

映画館の近くまで行く用事があり、そこで時間ができたので鑑賞。
TV版高評価なのに積極的に観に行くつもりがなかったのは、宮森グループがポスターやら予告編に出張ってきてるイメージで「あいつらの話なら別にいいや」と無意識で判断してたらしく。そもそも観に行くか行かないかということすら考えに上がってきてなかった。
ポスターとかよく見たら宮森以外のグループズは2列めで1列目は宮森と新世代の仲間達だったけど、美少女キャラなので一緒くたにしてたのだろう、無意識だし。

構成としては
1.落ちぶれた武蔵のアニメーションとかつてのメンバーの現状
2.劇場アニメの作成決定によりかつての仲間が集結
3.版権問題・アニメのストーリー決まらず等の苦労
4.一丸となって納得の行くデキの劇場版ができました、めでたし(ニンジャも倒したし)
ってな感じか。朝一で見て夜まで余所事をしてたので何か飛んでる可能性は大いにあり。

まず1.で、第三少女飛行隊の続編ではエロコメになっててそれを下請けしてるとか高度すぎるプレイですやん?異種族レビュアーズを越えてるわ、と引き込まれた。
2.も1.の余韻で、宮森グループが経験積んで使える人材になってるのも頼もしいやないかーってなもんよ。
集結自体にカタルシスを感じるようなドラマを、とかは贅沢としときましょう。宮森の覚悟(とエゴ)で、各自成功してる現場から制作苦しめの仕事に引っ張り込むなんてドラマもあったらよかったけど贅沢品としときましよう。

3.が現場の人間にあまり関係ない版権の問題なのと、アニメの作成に関する苦悩は一部のスタッフが悩むだけってのがどうにもメインラインとリンクしてる感薄い。もっとアニメ制作そのもので行き違いを起こしてほしかったかな。
製作期間が通常の半分以下って設定が、アニメの制作に問題を発生させにくくしててみんな一丸でGoになっちゃったのかも。
スケジュールが短いことによる苦労も描かれてなかったような。爺さんのアニメ教室手伝いに行く余裕もあったしねぇ。
このアニメ教室の話ってイイハナシダナーを無理やり挿入した感で本作の尺をとってやることじゃないよね。
これ入れるなら前段として、アニメ業界の待遇の悪さが知れ渡って落ちぶれたムサニには新人とかろくに入ってこないみたいエピソードがいるし、それは本作でやることでもないやね。もしかして作詞印税がアレなので?

んで4.の大オチも、監督が遠慮してたけど他のスタッフのやりましょう!であっさりできちゃった感。
アニメ制作上で期間が短いことによる地獄を描いてたら監督の遠慮にシンクロできたし、「やりましょう」も制作時の地獄で反発したり逃げたりした描写を入れて、そのスタッフに言わせてればなぁ、と。
一番意外そうな人物で参加時にゴネてたメカの人だったんだろうね。

そして劇場版アニメができてどうなった?
大ヒットと安易な感じにはしたくなかったんだろうけどムサニの仕事が埋まったくらいしか描写されてなくてわりと消化不良。
宮森の物語として成長を描いていれば、宮森が満足げな顔で公開初日の様子を眺めてるだけでもよかったんだけど一回腹くくっただけで後は押すだけで通っちゃってる状態ではできまへんなぁ。
絵麻も作監として問題が提示されたけど、解決したんだっけ?
そもそも宮森グループって宮森がいないと友達の友達みたいな雰囲気ですわね。脱法ドーナツをキメるだけのつながりかな?

うーむ文句ばかり書いてるようになってしまったけど、劇場に観に行って損したとは思わないt程度には面白い作品ではあったのねん。
ウンコに薔薇の匂いがしないって文句はつけないってやつよ。

#EDの歌がやたら高音がビリビリ響いて辛かった。エピローグの描写兼ねたスタッフロールだからさっさと出る訳にもいかなかったし。なんか高音がワレ気味だったし観に行った劇場の音響の問題か?

投稿 : 2020/03/17
閲覧 : 201
サンキュー:

7

ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

また続編が見たいですね!

アニメの放送は2014年ころ、
だったと思います。

2クールで、アニメ2本分の制作にまつわる
お話でした。

アニメを作りたいという夢を抱き、
アニメ業界にはいるも
目の前の仕事の現実とのギャップ

それでもそれぞれの登場人物の
思いにスポットが当てられ

ほっこりする、そんなアニメでした。
特に12話の杉江さん無双回と
19話のずかちゃんの回が神回でしたね~

さんじょ、のアニメ制作が終わり、
ハッピーエンドでしたが

現実はそんなに甘くない!

ということで、劇場版も
世知辛い?アニメ業界の現実からスタートでした。

出だしは「むかしむかし武蔵野アニメーションがありました」という、
ミムジーとロロのナレーション

アニメの復習を兼ねているのですが
ありし日の、
活気があった時代の
武蔵野アニメーションの回想でもあるのでした。

アニメ版から4年がたち、
いまや4人くらいしかいない
武蔵野アニメーション…

制作していたアニメが
突然ポシャり、
古くからのよしみで制作を請け負っていたので
契約がしっかりしておらず
一気に経営が傾き、

かつてのメンバーは
ちりぢりに…

社長は引責辞任して
ナベPが社長に。

アニメは下請け仕事になり
クソアニメを作る日々…

アニメのラストを知るファンとしては
ショッキングでしたね。

元社員は引退して
小さな喫茶店の経営を。

みゃーもりが、喫茶店に顔をだし
カレーを食べるシーンは泣けますね。

なぜ、こんな状態に…
という悲壮感

そんな中、突如舞い込んだ
劇場アニメ制作の依頼

公開まで10ヵ月なのに、
制作会社がアニメを作ってなかったということで
元請けとしてムサニに依頼がきた、
いわくつきの案件です。

そんな無茶な
ということで、
引き受けるか決めかねていた
みゃーもりですが、

徐々にエンジンがかかり、
やったるぞ!と、

ここはミュージカル調の
斬新な演出だったんですが、

冒頭からの、うだつの上がらない日々から一転
やる気を取り戻していくということで、

観ているこっちも
楽しくなる演出でした。

そこからは、木下監督を呼び戻したりと
昔の、さんじょ、のメンバーが
再終結!

ここは展開的にもアツいんですが、
「そういえばこの人いたなー」という懐かしさと
ギャグ要素と、
新たなキャラの一面(特に、ゴスロリの小笠原さん)が見れ、見ごたえがありました。

結構、映画館も笑いの声が上がってましたね。

そして順調に進む制作進行ですが、
色々山あり、谷ありで、

終盤の見せ場は
やっぱり
みゃーもりの「殴り込み」のシーンですね。

23話で、木下監督が出版社に
殴り込みかけましたが、
今度は、みゃーもりが
必殺仕事人的な感じに「殴り込み」。

壮大に戦う演出シーンが流されたあと、
一秒だけ
入館証、が映ってましたね。

戦ってないやん!(笑)
入館証使って普通に入ってるじゃん、
と一秒だけ
そんなシーンが入り込みましたが、

その後、相手の社長と
きっちり話を着け、
勝利

そしてアニメは無事、
完成したのでした。

がここで終わらない!

完成品を観たけど、
なんか違うと
木下監督。

この時点で劇場公開まで
3週間なんですね。

これでいいじゃん、と
今さら、ちゃぶ台返しはできないと
木下監督は思うのですが、

最後の最後で
作品作りの拘りを
皆が出し、
「最後まで作りましょう!」という
アツい展開!

最後の最後まで
山あり、谷ありでしたが、
最後は前向きな感じで

お約束のドタバタが
観ていて気持ちよかったですね。

ずかちゃんも
この劇場アニメに声を当ててるのですが、
19話を思い出して
泣ける…

劇場版もSHIROBAKOらしい展開で
大満足でした。

また続編やって欲しいですね。
今度は七福神を完成させて欲しいですね。

投稿 : 2020/03/16
閲覧 : 263
サンキュー:

34

ネタバレ

るーも さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ご都合主義では終わらない

地上波で放送されたストーリーは良作と呼ばれるに値する面白さだったと思う。ただ、名作と呼ばれるにはわかりやすいストーリー展開、悪く言えばありがちな展開だったと言える。しかしながら、この劇場版では『タイマス事変』という事件が起こった後の主人公、宮森あおいの挫折や孤独、また武蔵野アニメーションの衰退、メンバーの流出という絶望的な展開から幕を開けた。PVをみて何か事件があったというのは予想できたが、最初からシリアス展開とは思いも寄らず、いつもの雰囲気を楽しみにしていた自分は衝撃を受けた。戦闘ものならいざ知らず、このようなジャンルのアニメが最初からシリアス展開全開なのは非常に珍しいと思ったからだ。「これは難しい構成にしたな」と内心良い作品になったのか半信半疑だったが、杞憂だった。宮森あおいの持ち前の行動力が特に際立ち、挿入歌も多く取り入れ、斬新なストーリー展開だった。それと同時に、仕事の厳しさを劇場版ではより強調しており、生々しくも共感をすることもできた。テレビ版では良作にとどまっていた『SHIROBAKO』は劇場版を経て『名作』になったのではないかと思う。ただ、少し残念だったのは、2時間でこの構成を仕上げなかった行けなかったところである。ストーリーの調子を上げるのは簡単だが、下がったところから上げていくのは時間がいる。それを劇場アニメを作ったとはいえ、テレビ版の半分の時間で仕上げるのはさすがにきつかったのだろうが、少し展開が早足だったのが惜しかった。武蔵野アニメーリョンの復興の続きを是非アニメ2期かもう1回劇場版でみてみたい。

投稿 : 2020/03/15
閲覧 : 169
サンキュー:

10

ネタバレ

redtask さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

TV版と比べるとちょっとテイストが違うかな

物語
アニメーション製作会社が悪戦苦闘しながらアニメを作っていくお話。
アニメ業界の作業内容やお金の話などドキュメンタリー風に作っているアニメ。劇場版は若干ファンタジー色が強くなっていて、面白さはTV版のほうがこのアニメのテイストに合っていた気がする。

キャラ
基本的には上山高校の先輩後輩だった5人が物語の主要人物。
とくに宮森を基点に話は流れていく。

感想
感想だけど、今回は正直TV版と比べてると少し残念な気がした。
面白さでいえば、まぁ面白いけど、SHIROBAKOっぽさは薄いかなーと思った。
見ている人がこういろ所が見たい!っていうのと監督のこういう所を見て欲しい!っていう所がズレているように感じる。
作画や演出のクオリティは高いものの、非常に悩ましい点が所々に出てくる。
物語序盤の宮森がこれではダメだと前を向いて進まなければいけないという点でのミュージカル風演出。水島監督の別作品でも最近では途中途中に歌を入れるのが流行ってるのが、まさにこの作品もで、あって悪いことはないのだが、いかんせん長い。終わる、と思いきやまだ続くんかい!とツッコミをいれれるレベル。
杉江爺さんのところのなめろうの会もこの映画の尺でやるにしては取りすぎだし、短くしたらなくていいのでは?という疑問符が付くレベル。
さらには、着物で直談判しにいくところはもっとリアルにやったほうが面白かったと思う。無駄に手間隙かけたけれど、結果微妙に長いし、このシーンそこまで必要でしたか?感が否めない。さらにはこちらは定規?などで戦っているのに相手はしっかりと刀をもっている点もなぜ?と思った。(相手は完全にやりにきていると思えばそうなのだが)
最後のリテイクの点も何をどうしたかったのか、前後の気持ちの表現がいまいちに見受けられた。

しかしながら、そういった点もありながら最初から最後までスムーズに見れてしまうのはやはり監督の腕なのだろうと思う。
TV版では叶わなかった神仏混淆七福神を空中強襲揚陸艦SIVAでやれたところは目頭が熱くなった。その中にしっかりとずかちゃんが声優として参加しているあたりもとても良かった。
結論からいえば、もう少しリアルで重い話にしてほしかったかな、と思います。

投稿 : 2020/03/13
閲覧 : 215
サンキュー:

10

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今日が終わって明日が来る

視聴前 たのしみすぎる

視聴後 あぁ良かった

この話はあれから4年後の話
ジャンルはアニメ・仕事
はい。神アニメランキング上位の神アニメの劇場版、おもしろくないわけがない(よね?)と思っていましたがやはり面白かったですね。
4年という月日は長いようで短いですよね。そして四年という月日は武蔵アニメーションを大きく変えてしまいました。
内容です。序盤の勢いはあまりなくTV版のように特段ひきつける何かはありませんでした。「あれ?きれがなくなったな」と思っていたのですが、中盤(正確に言えば序盤と中盤の間らへん)で盛り上がりを見せました。序盤をわざと暗く、そしてスロウペースにすることで「変化」に重きをおきたかったのかな。わかりませんが個人的にはこの「変化」が重要だと思っていて。映画なのでほとんどの視聴者は途中できることはないと思います。それをいかし、序盤の弱いとこをあえて見せてTV版ではできない(というよりはできにくい?)ことがこの変化だと思うんです。そしてこの「変化」というのはこの作品の面白さというのもそうですし、作中のキャラの変化というのもあります。
キャラたちは各々「このままでいいのかな」と自分に問いかけていましたが答えはでませんでした。今日が終わって明日がくる。時間は無理やり進んでいくばかりです。しかしSIVAは変化を与えてくれました。自分の目標を思っても何もできない、行動しなくちゃ何も始まらない。だから彼女らは抗ったのです
話はずれましたがそういうテーマを持ち合わせながらも作品の内容は素晴らしく、終盤の追い打ちを感じた作品でした。作中のアニメに対するキャラの感想がこの作品の感想だったり表現していたりするので斬新だったというのも大きいです

主要スタッフはかわりませんね
監督は水島努さん。
シリーズ構成は横手美智子さん。
キャラデザは関口可奈味さん。
劇伴は浜口史郎さん。
制作はP.A.WORKSさん。

作画は良く、動きの細かさや演出の細かさには圧倒されました
主題歌は林英樹さん作詞、あの佐藤純一さん作編曲、fhánaさん歌唱の「星をあつめて」
声優さんは素晴らしく、キャラの複雑な感情を表現していました

総合評価 みるべきアニメ映画

投稿 : 2020/03/13
閲覧 : 253
サンキュー:

15

ネタバレ

TDD さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

劇場版ナデシコ

みたいな話だと思った(粉ミカン)

話は続編として正統も正統、王道中の王道

良かった


偉い人から「宮森さんがやるって言ってくれた!これでもう大丈夫だぁ~」的な台詞があって、自分もそんな存在になれたら良いなって思いました(粉ミカン)

投稿 : 2020/03/13
閲覧 : 221
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6

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

賛否は分かれそう

良くも悪くも、TV版のストーリーをなぞったような展開が多くて、期待していたほどの出来ではなかった。

4年経ってムサニがガタガタになって人が減っていたり、三女の続編が別作品のようになっていたのは、ちょっと悲しい。

時間が短いので仕方ないとは思うのだが、キャラごとの成長や心情の変化などが描き切れていない気がする。特に、宮森が劇場版の制作を通してどう成長したのかがわかりずらく、受け止め方に困った。

冒頭で、TV版のあらすじをデフォルメキャラが説明するシーンと、宮森・ロロ・ミムジーが歌って踊るミュージカルのようなシーンは、何を狙って挿入したシーンなのか全く不明で、なくてよかったと感じた。

宮森と楓がげ~ぺ~う~に乗り込む際のバトル描写や、作中で制作した劇場版アニメのラストシーンなどの作画はすさまじかった…のだが、SHIROBAKOという作品にそれほど作画要素を求めていたわけではないので、ストーリーでがんばって欲しかったなあという気持ちがぬぐえない。

どうでもいいような話だが、この劇場版で一番ぐっときたキャラは遠藤の奥さんである。

投稿 : 2020/03/11
閲覧 : 238
サンキュー:

14

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

肉厚を間違えた牛肉 68点

大凡の展開は想像したとおり、随所に本作の良さはありましたが、コース料理としての満足度は前作を明らかに下回るデキですね。
期待値からは思っていたよりも下だった為、ヒット作の映画だけに勿体無い感が強いですね。

起承転結過程が秀逸であった本作、無理矢理キャラを出すのが映画の宿命ではありますが、使い回しの演出と個人的には無駄シーン(尺の長さなど)が気になりました。
新しい部分が欲しかったですね。
制作側が見せたいシーンと見たいシーンがズレた感あります。
足りない部分として、各キャラをもう少し掘り下げる•新キャラ良かったけど活かせて無い•制作する作品が「えくそだすっ」「三女」の様な魅力が無い等かと感じました。
細かい部分にこだわるなら、東京の空に満天の星空は違和感を感じてしまいますね。

本作ならではの良かった部分、魅力的な部分が薄い為、良い肉ではあるけど、肉厚が不足したステーキのような物足りない印象です。
余韻が無いというか、がっつり感、満足度が上がってこないです。
一度完結した後、再集結した感があり、作り上げた時の熱というか勢いが無くなった状態で再構築した為、SHIROBAKOをなぞった、ヒット作のレンチンというところでしょうか。

ネタバレ無しだとこんな感じですね。

投稿 : 2020/03/10
閲覧 : 215
サンキュー:

15

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

武蔵野アニメーションのその後

TVアニメ版と比較して、目新しいところはありませんでした。
TVアニメ版から4年後の世界を描いていますが、4年も経てば、
様々な人生を送っているわけで、絶妙に現実味を帯びているのが、
SHIROBAKOの一番の魅力であり、見どころでもあると思っています。
劇中歌が多かったのと、アニメ制作への情熱はTVアニメ版より感じられませんでした。
水島監督が、音響監督と劇中歌の作詞もされていて驚きました。

投稿 : 2020/03/09
閲覧 : 157
ネタバレ

Android さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

一度履修してから見るべきだった

アニメ版の話から数年後の話から始まります
宮森のカーチェイススタートから始まるかと思いきやその場で止まるところを見て今の現状 他の制作会社と張り合う気力がないのを表したのかなと思いました
近年アニメバブルが弾けてアニメ数が減ったことやBlu-rayの売上が低いことも皮肉のように話していることもリアリティがあって面白いと思いましたがそれ故にアニメ制作が難しいということを改めて思いました
「オリジナルアニメが放送中止になる」というこの意味を"ただ1本アニメが減る"と認識していたが制作に関わっていた人は自分の努力を見せることが出来ず憤りを感じるのだとこの作品を見て知れたのはかなり大きかった
最初は暗い雰囲気からスタートしたのは劇場版の中でも珍しい始まりだなと思い中盤から活気溢れる展開になり最後はみんな笑顔で終われる話で良かったです
建物や車がかなりクオリティが高く作られていて車なんかはMTで書かれていたので制作者の中でMT好きな人がいるのかなとも思いました
それぞれのキャラの名前を忘れた状態で見たので顔と名前と役職が一致せず最後になってようやくそういえばそうだった!と思い出したので履修は必要だなと…
最後にディーゼルさん可愛い

投稿 : 2020/03/09
閲覧 : 232
サンキュー:

7

さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

宮森の快進撃がファンタジーだったので、神経を削らずに見れて良かった。

ミュージカルシーンの熱がすごい。

投稿 : 2020/03/08
閲覧 : 234
サンキュー:

10

ネタバレ

アニメ好きなオタク さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

期待通りの良い劇場版でした!!

とても面白かったです!テレビシリーズを楽しめた方はおすすめです。
出だしがまさかのスタートでとても驚きましたが、宮森が制作を決意してからは、どんどん馴染み深い人たちが集まっていき、次々とくる問題も解決していき、無事完成まで導きます。テンポが良く、2時間があっという間でした。アニメーションを作ろうの歌はちょっと長すぎかなと思いましたが…
着物のバトルシーンは非常にかっこよかったです。
テンポよく進むので、全くテレビシリーズを知らず、かつアニメ制作についても詳しくない場合は理解が難しいかもしれないなあと思いました。登場人物も多いので…

投稿 : 2020/03/07
閲覧 : 216
サンキュー:

7

ネタバレ

kurosuke40 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

現実の中で夢を

何か大団円を迎えて、カタルシスを感じるわけではない。
それよりかは淡々とした日常の中でどのように夢に向かって歩んでいこうか、というようなことを優しく語られたようでした。
シンデレラの靴は投げ捨てようと。

舞台はアニメから4年後。
武蔵野アニメーションはオリジナルアニメーションをメーカーと契約を締結せずに(内定で)制作に着手してたが、
結局おじゃんになっちゃった事件があり、(資金繰り関連から?)元請けで作品を作れないまでの状態に陥っていた。
そんな中とあるメーカーから、題名と公開月(短工期)だけが決められたオリジナル映画作品の元請け案件があり、
以前のおじゃんになったアニメを元に、かつての武蔵野オールスターの人員を集めて作品を作り上げていくというお話。

主人公たちは作業者からマネジメント層へ少しばかり上がっており、悩み事もその層に沿うものに変わってきている。
とはいえただ一言でまとめると、アニメ放映から一貫して「好きなことを仕事にできても、好きな作業だけができるわけではない」になると思う。
そういう実際的な現場で、どのように足掻いていけばいいのかということ。

アニメを含めて、この作品でとても魅力的なのは一つの道を行動で示してくれる先達たちで、
くすぶるあおいに対して、企画を出していく高梨や平岡、助言をくれる社長
作画監督ばかりになっている絵麻に相反して、原画しか受けないとスタンスを示す小笠原、
声優業よりも芸能業の仕事が多くなっているしずかに対して、事務所は物分かりの悪い夫のようなものと諭して行動を進める声優の先輩(まりさんだったかな?)
私は子供たちに(初心を)教えてもらっていると吐露する杉江など、
そんな彼らを受けて、あおいたちも先輩になっていく。

映画は短い。
一人ひとりの話は淡々と次々と進んでいく。
だが、その代わりに1つの作品に対して、各分業がそれぞれ本気をぶつけて作り上げていく様をより感じられた気がする。
「脚本」「作画」「音響」……。
そして、「進行」「プロデューサ」などもアニメ作品の一要素だということを感じた。
クオリティのためには、必要なところに必要な時間と工数を当てれるようにコントロールしないといけない。
そのためには予算と工期を引っ張ってこないといけないわ、(話の都合上悪役の)メーカーと話をつけないといけないわ、etc。
ビジネスとして成り立たせないと大きなものは作ることはできない。
観客には目に見えない要素であるが、確実に作品の良し悪しにインパクトのある要素で、
そんな現実的な障害を乗り越えて、あおいたちは良い作品を作り上げていく。

ただもう1つ、現実的な示唆も感じた。
SIVAのラスト。
よくある作品の終わり方かもしれない。ただSIVAのラストはShirobakoのラストに繋がっている。
SIVAは大団円にしなかった。
私にはSIVAの主人公たちはあおいたちが重ねられている気がする。

私たちは満足することはない。それは人という生き物の構造から。
つまるところ、夢にたどり着くことはない。
あるのは夢に向かい続けることだけ。
Shirobakoの最後は朝礼で終わる。
それはいつもの日常。夢の先ではない。

それも含めて、どのように夢に向かって歩んでいこうかということ。
改めて私は何をしたいのか。何をするのか。
もしそれでも、と思えるならば、それは歩むべき道なのだろう。


蛇足
あおいが絵麻に作監依頼後に、あおいが友達モードに戻ろうとしているところで絵馬がお仕事モードで確認を畳みかけ、
あおいが「頑張ります」と友達モードっぽく解答を逃げてるところが印象に残っている。
進行は進捗が不味いときは無理を言って頭下げるのがお仕事だから、ね。(苦笑

杉江の話は最初は意図がわからなかったが、あおいの一言で胸に来た。

絵麻と小笠原の対比は直接の関わり合いはカットされたんだろうなという気がする。

投稿 : 2020/03/07
閲覧 : 193
サンキュー:

9

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

逆襲の宮森

あれから 5 年後。最初に目にしたシーンは、衝撃的だった。あの武蔵野アニメーションが外は蔦だらけで仲は閑散としていた・・・

第三少女飛行隊の成功で波に乗った武蔵野アニメーションが企画したオリジナルアニメーションが、大詰めのところで頓挫。それから武蔵野アニメーションの仕事が激変したらしく、あの頃の仲間たちはそれぞれ新しい道へ踏み出していたが、宮森はまだ制作として在籍していた。

一緒にアニメを創ろう!と誓った高校の仲間たちは、宮森のようになかなか夢に近づけない者からちょっとだけ前進した者もいたが、やはりそれぞれ仕事に対して壁を感じていた。アニメ業界の日々の厳しい現実に疲弊し、みんなでアニメを創るという夢をだんだん忘れつつあるようであった。

くすぶっていた武蔵野アニメーション・宮森に転機が訪れる。他社に任せて制作が進行しているはずだった劇場版オリジナルアニメが、劇場公開一年切って絵コンテすら完成していなかったのだ。この大ピンチをチャンスに変えるべく、宮森は立ち上がる。さあ、大逆襲だ!!!

宮森はアニメ制作の仕事に対するプライド・仕事を通して実現したい自己・自分の将来の夢を思い出し、自信を取り戻していく。かつての仲間たち、そして高校で夢を誓い合った仲間たちとともに、ついに劇場版アニメを完成させた。見事な逆転勝利だった。


自分はアニメとは全く関係ない仕事に就いているけど、なんだか考えさせられた。仕事を通して何をしたい?このまま仕事続ける?将来は何になりたいの?・・・・そんなことが頭を駆け巡った。

宮森の仕事に対する姿勢に感化されて、なんだか活力をもらった。良いアニメだった。

投稿 : 2020/03/06
閲覧 : 231
サンキュー:

6

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメが好きなら外せない!

2020年新年に、BSでまとめて再放送が
有ったので録画しておいた全話を一気に視聴。
あらためて、この業界の大変さを知りました。

「劇場版」は画や動きがとても丁寧で
実はこの映画に携わっている裏方さんも
大変だったんだろうと感慨に耽り

「ゆるキャン」実写版の○○な演技を見るにつけ
あらためて如何に声優さんの存在が凄いのかも解り

声優さんは100人以上のオーディションを
監督を含め、もろもろのいろんな拘りの下に
ベストチョイスされているのだと知り

余談ではありますが、かねてから散見する
「ここだけがイマイチだった」というご批判、
何故「リズと青い鳥」の童話に出てくる少女役を
本田望結に託したのか?は、敢えての棒読み感で
「童話の世界」を、より「似非童話」らしく
描きたかった故に、吉田玲子と山田尚子両巨匠の
思惑からああいう演出に拘ったのではないか?
と勝手に考えている訳で。

小淵沢報瀬役、川本ひなた役の花澤香菜さんは
あの名シーンで、何度吹き替えをされたことか?
人の感情を揺さぶる凄い声優さんだと。

こういうところにも、思いが至るようになったのは
「SHIROBAKO」を見ていたお陰であり。

話が逸れましたが、劇場版に関して
ストーリー展開は至ってベタでしたが
廃れ果てた「武蔵野アニメーション」が
主人公の熱い想いで再集結されて行く様は
アニメレベルで面白かったです。
監督が拘った最終話が、劇中劇ではありますが
「なるほど」と腑に落ちる内容でした。

コロナのせいで、映画館は閑古鳥でしたが
「SHIROBAKO」のファンは観ておくべきかと。
応援の意味でも!

投稿 : 2020/03/05
閲覧 : 257
サンキュー:

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劇場版「SHIROBAKO」のストーリー・あらすじ

いつかアニメーション作品を一緒につくろうと、ひょうたん屋のドーナツで誓いを立てた上山高校アニメーション同好会の5人。卒業後、5人はそれぞれアニメーション制作に携わる。宮森あおいは「えくそだすっ!」「第三飛行少女隊」の制作を経て、少しずつ夢へ近づき、「自分が本当にやりたいこと」を考え始めていた。一方、日々の仕事に葛藤を抱きながら過ごしていたあおいは、新企画の劇場用アニメーションを任され、「今の会社の状況で劇場用アニメーション制作を進められるのか?」と不安を感じる。はたして、劇場版アニメーションの納品は間に合うのか――!?(アニメ映画『劇場版「SHIROBAKO」』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2020年2月29日
制作会社
ピーエーワークス
公式サイト
shirobako-movie.com/
主題歌
fhána『星をあつめて』

声優・キャラクター

木村珠莉、佳村はるか、千菅春香、髙野麻美、大和田仁美、佐倉綾音、山岡ゆり、葉山いくみ、米澤円、井澤詩織、田丸篤志、松風雅也、中原麻衣、吉野裕行、小林裕介、檜山修之、こぶしのぶゆき

スタッフ

原作:武蔵野アニメーション、キャラクター原案:ぽんかん⑧
監督:水島努、シリーズ構成:横手美智子、キャラクターデザイン・総作画監督:関口可奈味、美術監督:竹田悠介/垣堺司、色彩設計:井上佳津枝、3D監督:市川元成、撮影監督:梶原幸代、特殊効果:加藤千恵、編集:髙橋歩、音楽:浜口史郎、音楽制作:イマジン、プロデュース:インフィニット

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