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「虚構推理(TVアニメ動画)」

総合得点
75.6
感想・評価
577
棚に入れた
2355
ランキング
792
★★★★☆ 3.4 (577)
物語
3.3
作画
3.5
声優
3.5
音楽
3.3
キャラ
3.5

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☆の総合評価
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虚構推理の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ナンカ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

絵を見なくてもOK

ラジオドラマみたいなアニメでビックリ。
ながら視聴でOK。
家事をしながら、ほぼテレビ観てないです。汗

セリフで話を回しているので耳で十分。
アニメ初心者の私でも分かってしまう程、セリフで進行させてます。

主役の声優さんの長台詞、半端ないです。
聞き取りやすい声の性質でここちよいです。

投稿 : 2020/04/21
閲覧 : 272
サンキュー:

3

ネタバレ

佐藤くん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

鋼人七瀬編長すぎィ!

 話としては妖怪が関わる事件を推理を交えつつ解決していくものになるのですが、3話後半から続く鋼人七瀬編が長すぎます。後半ずっと戦ってる九郎と、ネットで屁理屈こねてる琴子ちゃんを見続けることになります・・・放送が終わる度にまだ続くんかい!と思ってました。
 正直、序盤のような短編を続けた方が話も分かりやすく、楽しめたんだろうなぁと思います。
 鋼人七瀬やるにしてもせめて全3話くらいで纏められなかったものか・・・9話分って最早劇場映画以上の尺ですよ?恐らく、原作はミステリーのお約束展開を逆手に取ったことで評価された画期的作品なのでしょうが、毎話新たな展開が求められるアニメとの相性が致命的に悪かった。

結局、琴子ちゃんが可愛いという一点に尽きてしまうアニメですが、それならそれでこんなストーリーじゃなくて、琴子ちゃんの1日みたいな短編でよかったし・・・うぬぬ。

投稿 : 2020/04/14
閲覧 : 344
サンキュー:

6

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

序SFスーパー英雄(?)列伝89

某掲示板
「鋼人ダイターン3はでっち上げではない。本当にあったアニメである。なら、なぜ破嵐万丈は最終回に 僕は・・・嫌だとつぶやいたのだろうか」
「はあ?」
「お、また始まるのか?」
 
当然アニメでは、こんなシーンはありません(きっぱり)
でも、このテーマも正直、気になるネタなんですが(おいっ)
(ダイターン3知らない方、ごめんなさい)

はっきり言って読んで字の如し
まともな推理物ではなく
虚構の推理をする作品です。
警察にとっては難事件でも、あっという間に真実は明らかにされます。
だって、目撃者がいるんですから・・・
ただ、それが人間じゃないだけですが(う~ん)
なので、物語はつじつまあわせというか、ある意味屁理屈で岩永琴子が原因を証明(?)する展開となります。
このアニメの見所は、岩永琴子と桜川九郎の掛け合い漫才につきます。
これが気に入るか気に入らないかで評価が分かれますね。
正直、鋼人七瀬編はもう少し短くして、もっと短編の話を入れた方が良かったと思いますが、これはしょうがないかも知れないですか(汗)

おまけ
第1話でサキと別れた九郎と話す琴子
「君は何者だ?なぜあにこれに投稿している?」
「私は○○歳の時、そういうもの(アニメや特撮)どっぷりはまっていたことがあったんです。」
「その視聴した作品達は深い山の奥で、見終わった私に願いました。どうか…我らのネタの神になってくださいまし。と(待て)」
「以後、その作品達は、再放送や映画化が持ち上がった時、感想やネタを求めて全国から相談に訪れるようになりました(な、訳ないだろ~が)」

おまけ2
駆け寄る化け狸
「ぎゃぁー!」
「おひいさま!あれほど天地人の感想はおやめくださいと申しましたのに!(いや、そこまで言わなくても 涙)」

投稿 : 2020/04/13
閲覧 : 267
サンキュー:

17

ネタバレ

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

小説や漫画をゆっくり読みたくなる

雰囲気やキャラの関係性、作画なんかはとても好きなんだけど、一番重要な推理に関してがイマイチ。

タイトル通り虚構推理が肝なので言葉による華麗なやり取りを楽しむ場面が沢山あるけど、頭にスッと入って来ないというか、分かりにくい?のかな、なんだか盛り上がる筈が淡々と進んでいってしまう。

もしこれが小説や漫画なら、何度も読み返せるのでそっちの方が入りやすいし面白そう。

オムニバス形式の方がアニメとしては面白いかも。

投稿 : 2020/04/08
閲覧 : 255
サンキュー:

9

ネタバレ

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「怪異」たちが起こす事件に立ち向かえ!

病院で偶然出会ったサクラガワクロウに一目惚れしたイワナガコトコ。
2年後、コトコはクロウに結婚を前提に付き合わないかと提案し、自身の“正体”を明かす。そんななか、コトコのもとに化け狸が現れ、図書館の結界が破られたと告げるところから物語は始まる。
------------------------------------------------------------

絵は綺麗で見やすいデス。
キャラはコトコにしか目がいかないくらいの圧倒的存在感デス。クロウもいますが、存在は薄い気がします。
設定は面白そうで興味はあったのですが、実際アニメになると、コトコがずっと話してるだけの印象で、何か物足りなさを感じました。
後は鋼人七瀬のお話が長すぎた感が否めません。もっと他のお話も見たかったデス。

投稿 : 2020/04/07
閲覧 : 227
サンキュー:

10

ネタバレ

huh さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

後半の話がつまらなすぎる

雰囲気や声優とかも良いんだけど、後半の話がつまらない上に長い。
アニメを見た後に漫画を読んだらその部分以外は普通に面白かった。

後半の話だけがどうでもいい上につまらない。
時間かけて恰好良く演出しようとしてる妄想バトルもそもそもどうでもよくて長い。
言ってる内容が下らな過ぎて恰好つけた演出をするほどキャラが安っぽく感じた

投稿 : 2020/04/05
閲覧 : 282
サンキュー:

5

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえずの簡単な感想

 原作は未読。
 ミステリーではあるが、真相を追求するのではなく、特定の相手を納得させるための虚構作りと
いう点が面白い。
 昔、読んだ短編推理小説で、探偵役相当とその知人が新聞記事に掲載された殺人事件を
推理するもののその場の二人の納得だけで終わり、それが真相か否かは問わない作品があったが、
それに近しい感覚があった。
 「鋼人七瀬」編で納得させる相手はネット世界の不特定多数。こういった人達は他作品だと
その無責任さゆえに他者を不幸に陥れる悪意ある存在として描かれることが多いが、その無責任さが
鋼人七瀬という怪異を生み、逆に事件解決に繋がる点が面白いところ。
 ネット社会の特性を利用しつつ、更に七瀬 かりんが故人であることを知りながら、彼女を犯人に
仕立て上げるところなど、事件解決のために手段を選ばない主人公の岩永 琴子にある種の
えげつなさを感じさせるところが、琴子というキャラを興味深いものしている。

 「鋼人七瀬」編に関してはミステリーとしてはいわゆる多重解決ものの範疇に入るのだろうけど、
そういった作品が複数の探偵による推理合戦の様相を呈してくるの対して、琴子という一人の探偵が
複数の推理を提示してくるのがちょっと変わっている。
 これが前の推理を否定して上書きするのではなく、それまでの推理が最終的推理を納得いくものに
するための仕込みになっているところが面白い。
 そして、最終的解決法はパズルがきれいにピースにはまったような気持ち良さ。

 シリーズ構成的には第1話でキャラ紹介と世界観の説明、第2話で虚構推理という特殊な
推理構造を提示して、残りは全て「鋼人七瀬」編。
 この「鋼人七瀬」編だが、会話劇主体のためか後半はいささか冗長な感じがした。しかし、
じゃあ「切り詰めてサクサク進めればいいか?」と言うと、七瀬 かりん周辺や琴子の推理に
関してのネットユーザーとのやり取りなどは「もっと描写に時間を費やしてもいいかな」と思う。
 おそらく単なる尺の問題ではなくて、メリハリの問題なのかな。

 キャラに関しては主役の琴子が際立つ。可愛らしさ、一途な健気さ、事件解決のための意志の
強さを持ちつつ、前述のえげつなさ、品の無さなど清濁併せ持ったところが魅力的。こういった
彼女の多面的な要素を鬼頭 明里氏がうまいこと表現していたと思う。
 パートナーの桜川 九郎は個としてのキャラはちょっと弱い印象があったが、ツンデレな感もある
琴子との関係性、やり取りなどがいい感じ。
 二人と行動を共にした弓原 紗季もいい味を出していたし、敵役に当たる桜川 六花もなんか
憎めない感がある。

2020/04/05

投稿 : 2020/04/05
閲覧 : 265
サンキュー:

10

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

好きな人はハマりそうな作品

面白くないわけではないけど見る人を選ぶかも?
私は少し退屈に感じる部分がありました。
タイトルどおりの推理物なんですが…推理が長いし推理がメインの回だと推理で本当に終わってしまうし個人的にはもっとアクションなんかもガンガン入れて欲しかった作品です。
ただ、推理物が好きな人にはあうかもしれませんね(´艸`)*

投稿 : 2020/04/05
閲覧 : 235
サンキュー:

20

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

結構

あまり推理はない。もっと色々な話があった方が良かった。途中少々グロ注意。

投稿 : 2020/04/05
閲覧 : 221
サンキュー:

10

ネタバレ

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

知恵の神のお姫様

2020.4.4 視聴完了。

原作小説未読、コミック既読。

変わった推理もので口八丁でまるめこむ感じ。
それが真実だろうと嘘だろうと構わないというスタンスですね。
けっこう語り部分が多いのは「物語シリーズ」と
似ていると言えるかもしれません。

鋼人七瀬の事件にかなりの話数を費やしていますが
寺田刑事がいなくなったのは、とても残念でした。
いいキャラだったし、後々使えそうなのにもったいない・・・

宮野さん×鬼頭さんも良かったけど
コミック読んでる自分は石川界人さん×悠木碧さんで
見てみたかった。

投稿 : 2020/04/05
閲覧 : 247
サンキュー:

18

ネタバレ

朝飯前♂ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

虚構でもって虚構を制す、ミステリの新機軸

百鬼夜行シリーズが妖怪
物語シリーズが怪異
虚構推理は虚構、だそうです。呼び名でも言葉遊びする点は京極堂リスペクトといったところでしょうか。

(3/15 と思いきや~追記)
と思いきや主人公岩永琴子が鋼人七瀬を指して普通に怪異と言っていました。そりゃそーだ、虚構じゃちょっと変でした。早とちり、てへぺろ。

ただ今作は少々言葉遊びが過ぎて冗長的になりがちなので、{netabare}
OP シャレオツ

主人公かわいい

ED シャレオツ
上記の心構えで視聴すると良いです。 {/netabare}
製作陣には早急なるバイノーラルの導入をお勧めしたい。

7話視聴時点の感想{netabare}
第7話 鋼人攻略戦準備
一つ目一本足のおひぃ様が我々にその真の力を開放する姿を見せてくれる神回。
全人類、刮目して観よ。
{/netabare}
8話話視聴時点の感想{netabare}
第8話 虚構を紡ぐ者
8話も相変わらず主人公かわいいですね、弓原紗季の描かれ方も心なしか魅力的になってますし、最終回に向けて準備は万端といったところでしょうか。
キャラが可愛ければ演じている声優も気になるのがまた人情というもの。普段CVは気にしないのですが、作品自体の好き嫌いが激しくて、声優の好みまで考慮しだすと見れる作品が減っちゃう危険性がありますから、まぁ今回は調べてみます。えーと名前は鬼頭明里さん、ポチポチっと、、、【悲報】人気声優・鬼頭明里さん、男性とごはn、アニメキャラ以外は帰ってくれないかっ!
{/netabare}
10話話視聴時点の感想{netabare}
第10話虚構争奪
先週9話から推理パートが始まっているんですが参りました、普通に面白いです。推理を展開している絵面、原作で言えば字面でしょうか、原作未読です、こそ一見なんの衒いもなく普通の推理を展開しているように見えるのですが、推理の根拠が虚構=嘘、創作、というだけでとても新鮮な気持ちで観ていられます。こういった新鮮な気持ちが味わいたくて、新しいと評されるミステリをいくつか読んだりもしますが、打率でいえばあまり芳しくなかったりします。その点本作は視聴前の期待に十二分に答えてくれていると言えそうです。

実は推理パートが面白くなかった時の為に、主人公の容姿を褒める言葉をレビュー用にいくつか考えて用意していました。が、このままでは出番がなさそうです。ちなみに最終回では、約束の日は近い、という謎の文章で締める予定でした。

ただ難点を言えば、4つあると予告されている虚構推理の2つ目、3つ目を10話では披露しているのですが、推理が若干苦しくなっていってる様に感じます。当初の話では虚構推理を重ねるごとに、推理が成立しなくても前の推理が毒のように効いてきて~、という話でしたが、逆に成立しなかったたびに、鋼人七瀬の怪異としての存在を証明していっている様にも見受けられます。

残す虚構推理はあと一つ。はたして主人公である知恵の神、岩永琴子はこの劣勢を跳ね返す、見事な推理を展開する事が出来るのか。どんな推理であれば、作中の掲示板の視聴者、現実世界の我々視聴者が満足できるのか?根拠が虚構であればこそ、どのようにも推理できるはずなのですが、どのような推理も思いつく事が出来ません。であればすでに、作者の術中に嵌っている、と言えるのかもしれません。次回を待ちたいと思います。
{/netabare}
11話視聴時点の感想{netabare}
第11話最後の虚構
うーんやられました。ミスリードに綺麗に引っ掛かりました。
確かに、虚構を基にして解決を図るのであれば、尤もらしい嘘よりも相手が望む嘘を用意するべきだな。蛇神様相手のやり取りで一度はそう確信していた筈なんですけれども、主人公が第一~第三の虚構推理で苦しいながらも尤もらしい嘘に注力していたおかげで、すっかり尤もらしい、真実っぽい筋書きを自分でも推理してしまっていました。桜川九郎の件の能力もミスリードを誘っていますね、多少推理に粗があっても、件の力があるから大丈夫、的な。
第四の推理が始まってからも前半部分、実は七瀬かりんは生きていて、死亡したのは替え玉、鋼人七瀬は七瀬かりんがでっち上げている。という推理を聞いても、いやそれは別に思いつくけれども、だからって聴衆は納得しないんじゃないの?てな感じで神視点から物語を睥睨出来ていたのですが、そこからサイトの管理人が七瀬かりん、と繋げて聴衆を煽る、とまでは思いつきませんでした。睥睨する立場から気付かぬ内に見上げる立場に、一連の流れにミステリの醍醐味を味わわせられたと感じました。確かに元アイドルに操られつつ議論を交わしていた、と知ればそりゃ真実そっちのけで騒ぎますよね。

ところで余談なのですが、10話の感想が某所の某つぶやき群の一週間遅れで総まとめしたような内容だったのを感想を投稿した翌日に確認しまして、まさかの考察が後発なのに丸かぶり、という恥ずかしい事態にショックを受けまして、今回(探した限りでは)誰も思いついてないような考察します。

結局は件の力、そのものがミスリードであったのだと思う。
大体ミステリに限らず、すべからく物語というものは、現実世界の我々視聴者、であったり読者に評価されなくては意味がないと思う。対価が発生しない。
金銭ではなく口伝で伝わる御伽噺にしても、例えば何らかの伝えたい教訓を含んでいたりだとか、子供が早く寝てくれるようにといった、良く出来た話、面白い話でなければ意味がないだろうし、伝えようとも思わないと思う。
多少の粗があっても主人公(男)の超常力でなんとかなる、では、とりあえずはミステリにおいてはなんともならない、視聴者が納得しないからだ。
通常のミステリにおいては、例えば人物描写や登場人物の何気ない言動、背景の描写、いわゆる伏線で最後の推理に真実味を持たせたり、逆にその他の可能性を排していたりすると思う。
その辺りの伏線の張り方が上手ければ上手いほどこの作者すごいな~となるし、逆に考えれば作者が一番気を遣う点ではないかと思う。それこそ毎回思わず自分の首を掻き切る位の苦労をしているのかなーなんて思います。
となると、桜川九郎というのは作者の苦労、の暗喩なのかなーなんて思ったりするのですがいかがでしょうか。件の力と人魚の力を得て、視聴者が納得するであろう未来に向けて死んでは復活死んでは復活しながら物語の細部を完成させる、作者の苦労を一身に背負って体現する存在、それが桜川九郎。となると同じ桜川性であるところの桜川六花さんは何なんでしょうか。主にam〇zon等書籍配信サイトで良く見かける、作品の半分位で犯人がわかりました、この作品は買わないほうがいいです、的な書き込みしちゃう、ミステリばっかり何十冊、何百冊と読んだ挙句、大抵のミステリは半分位で落ちが読めるようになる異能のスキルを獲得しながら、文章力と作者への配慮が決定的に失われているモンスターファンの書き込みを見つけるたびに、作者は毎回リスカする程苦悩している、せめて自分のサイトかレビューサイトでやって欲しい、と思ってしまうのはまったくのミスリードで、正解は作者の危機管理能力、リスク管理能力、リス管→りっか、ではないかと思われます。作者もおそらく元異能戦士でしょうから、世の異能戦士はこの程度の推理で納得するかどうかと、それこそ毎回清水寺の舞台から飛び降りる位の気持ちで自らの推理にダメ出しをしている、といったところでしょうか。では自然と主人公、岩永琴子は作者の分身、と思ってしまいますが、作中でくどい位に岩永琴子は桜川九郎の好みではない、との台詞があるので、そこまでは考えないようにと念を押されている気がします。岩永琴子は通常の、視聴者目線を気にして作られ作者に使役されている名探偵、で良いと思います。物語の登場人物はすべからく作者の分身、といった真理はこの際脇に置いておこうと思います。「メールで送ってもらった件の件、言わんとしている内容が長すぎて要領を得ない、来社して口頭で説明しに来い。」なんて電話口で言われたのかな?なんて邪推してしまいましたがちょっと苦しい。通常の少し設定を凝った名探偵、で良いのではないでしょうか。とすると今作は、駄洒落を駆使した作者の分身を使役し、元異能戦士でもある作者の分身と対決するも2枚も3枚も上手ぶりを見せつけて、設定に凝りつつも結局はオーソドックスな名探偵が勝つ、という、とりあえずミステリにおいては搦め手よりも最後には王道が勝利を収める、凝るのは設定のみにすべし、という教訓を表現しているのかなーなんて思ったのですがどうでしょうか。買うには買ったものの、あまりの分厚さと事前に入手した情報から気後れしてしまって読まないままどっかにいってしまった例の小説を思い出しました。えーっと名前がたしかせいrゲーッフンゲフン。

当初はシリーズ化する予定がなかったのも説明がつきますし、一応考察として成り立っているとは思います。
(3/22 文章を多少調整){/netabare}
12話視聴時点の感想{netabare}
九郎無双、というよりは宮野真守無双の回であったと思います。
鋼人七瀬への最後の一撃や弓原紗季と岩永琴子の車中での会話なんかから12話はスタートしますが、引き込まれるのは桜川九郎が話し出してから。え、なんで?と思って1話見返してみましたが、矢張り1話時点での桜川九郎の会話には特段の魅力を感じない。録音方法が違うのでは?と予想を立てて見返しましたがそうでもなさそう。まーこの辺りは好みもあるでしょうが、繰り返し聞いて出した結論としては、ほんのちょっぴりの抑揚の差が台詞に魅力を与えている。1話時点ではその時点での話の内容通り、ほぼほぼ赤の他人の岩永琴子に対して、一聴した限りでは余所余所しさを感じさせなくも、比べて聞くと矢張り余所余所しい他人然とした喋り方であるのに対し、12話時点では共に死線を潜り抜けた相手に対して、抑揚がちょっぴり増し、感情が乗った非常に魅力的な喋り方をしている。
f/1の揺らぎを自在に操れるのか?なんて思いました。宮野真守、恐るべし。
そういやバナナ発言なんかもありましたけれども、岩永琴子はそもそも知恵の神ですから。
外見で騙されるかもしれませんが、全てに対して造詣が深い。
そんな造詣が深い岩永琴子は自然と同世代、というよりは30代40代、むしろ50代の人生の先輩なんかと話が合う訳です。
50代の人生の先輩と話す際に何を会話の内容に選ぶか?例えば政治であったり地域の行政であったりもするのでしょうが、一番話が弾むのは吉本ばななが会話の議題に挙がった時でしょう。
「キッチン」が1988年刊行、「TUGUMI」が1989年刊行ですから、刊行から優に30年余り経ち、熟しに熟しきった素人お断りの吉本ばなな論を、普段から毎日の様に近所の50代のお姉さま方達と、言葉という名の刃で斬り結んでいる訳ですよ。
そんな岩永琴子の最近のお気に入りは、矢張り寝る前の子守歌に桜川九郎に吉本ばななの本を朗読させている、と考えるのが正解でしょう。正に、水が高き所から低きに流れるがごとく自然な成り行き、と言えます。
であるからしてばなな発言というのは?「私は後で、九郎先輩のばなな」(さんの本の朗読)「を味わわせてくれれば」(今みたいに感情を籠めなさい)、となる訳です。九郎くんは勘違いしてます。
はか発言はもちろん破瓜発言じゃなくて、ハカ、でもなくて発火、だと思うのですが疲れたのでこちらは止めておきます。{/netabare}

総評
観終わった感想としては非常に小説的なアニメだな、と思いました。
一話で岩永琴子が一目惚れを告げる、そこそこの名言で物語の幕が上がり、桜川九郎による大勢が心を掴まれるであろう名言で幕が閉じる。一つの作品として完成しているなぁと思います。
{netabare}桜川六花の目的が後日談で語られるのも小説的、漫画原作だとラストバトル前にラストバトルを盛り上げるために語られそうです。読者投票を重要視する以上、後日談にそんなにページ数割ける予定組めないなんて事情もありそうだとか考えているんですがどうでしょうか。{/netabare}
漫画との違いとしては岩永琴子の表情が漫画よりはすっきりしていて、より年相応に見えると思いますので、漫画とは多少違った岩永琴子を愛でる事も出来ると思います。後は声優さんの熱演とか、耽美かつ凄惨なバトルもアニメだとまた違った趣があると思います、また良く描きこんでもいます。
良く言われる動きが少ない、ですとか、個人的には公約数的省略技術をもう少し用いてほしいなんて思う部分もありましたが、ミステリファンは全ての障害はアニメ的叙述トリックと割り切って、そうでない方は、1話視聴して岩永琴子にびびっとくれば視聴価値あり、じゃないかと思います。

投稿 : 2020/04/04
閲覧 : 357
サンキュー:

10

ネタバレ

KomcHi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

神の声を聴く巫女は一線を越えたようです

見終えました。

一眼一足を失い物の怪と会話できるようになった琴子と、
人魚とくだんを食べることで不死となった九郎が、
ダッグを組み問題解決にあたる物語です。

このアニメの見どころは、
琴子が虚構の推理でねじ伏せるシーンじゃないかと思います。
琴子と六花の攻防は熱かったです。
その間の九郎の死亡回数も半端じゃなかったですが!笑

琴子は可愛いですね!ウザ可愛いというのが正しいでしょうか。
2年間も九郎の事を思い続ける一途な女の子です。
ちょくちょく下ネタも挟みますが、個人的には高評価です。

琴子がケガをしたシーンのセリフで
「破瓜の痛みに比べたらこのくらい!」って言ってましたが……、
恋愛経験なさそうなのに処女じゃなかったのか!!

ネットで調べたら、どうやら九郎を襲って卒業したそう。
見た目は少女、中身は大人。
……さらに高評価じゃないかっ(*´Д`)ハァハァw


私的には物語よりも琴子に萌えを感じる作品でした。

投稿 : 2020/04/04
閲覧 : 309
サンキュー:

32

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

嘘の推理で丸め込む知恵の神 (言い方!)

原作:小説→コミカライズ 未読

感想

夏目友人帳のように、物の怪や幽霊と会話でき、しかも怪異たちから「知恵の神」と一目置かれる 岩永 琴子の、恋愛×伝奇×ミステリーの物語。

主人公でヒロインでもある岩永琴子は、頭が良く、一途で積極的、それに下ネタも平気で言える女の子で、鬼頭明里さんの声も相まって、僕的には凄く魅力的に感じて良かったです。

序盤は1~2話で完結する話で、テンポよく感じて面白かったが、中盤から最終話までの「鋼人七瀬」編は、無駄とは言わないが、虚構を捏造しネットに流すだけの話が続くので、テンポも悪くダラダラと長く感じてあまり面白くなかったです。
まぁあくまでコナン等の推理ものが苦手の僕がそう感じただけなので、好みの問題だと思いますけど。

好みと言えば、僕の好きな恋愛面では、九郎と琴子の関係が少しづつですが進展していってるのが観てとれたので、そこは良かったです。

タイトルの「虚構推理」っていう通り、嘘を解ったうで、推理を人々に納得させる話だと思うけど、ちょっと小難しいってのと、推理独特のご都合感を感じるので、通好みの作品じゃないかと思います。

総評すると、僕的にはヒロインが可愛いし、話も短編なら面白かったけど、長編になるとその嘘の推理がクドく飽きてくるので、ストライクではなかったかな。

投稿 : 2020/04/03
閲覧 : 287
サンキュー:

41

ネタバレ

olive さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

キャラが好みではない。

話の内容がつまらない。
主人公のキャラがきつい。真っ白でおかしな服装。
賢くないのに敬語で甲高い声。技も使えず弱い。
恋する相手の男がつまらない。不老不死なだけ。戦いシーンの魅力が全くない。
なぜ放映した。。

投稿 : 2020/04/03
閲覧 : 159
サンキュー:

2

ネタバレ

マーボー豚 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:今観てる

キャラデザが魅力

怪奇と推理?混ぜたストーリー
なんか流行り○を思い出した

投稿 : 2020/04/02
閲覧 : 158
サンキュー:

3

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトル詐欺ですが、独特の物語

たまには推理ものもいいか。
と、視聴開始。

【作品概要】
 現代日本に生きる、岩永琴子。
 彼女は普通の人間でしたが、怪異に拉致られ片目片足を奪われ
 怪異の相談役にされてしまう。
 その琴子が一目ぼれした桜川九郎との怪異にまつわる物語。

【作品に対する感想】

 ローテンションな主人公九郎とハイテンションなヒロイン琴子。
 組み合わせ的には氷菓っぽいですね。

 鋼人七瀬が出てくるまでは割と眠たい物語でした。
 といいますのが、推理というより妄想・想像(創造)で
 期待していた金〇一的な推理ものとはかけ離れていたからです。

 しかし鋼人七瀬が登場してからは、いい方向でタイトル詐欺となり、
 嘘で真実を捻じ曲げるためには?
 という、私の知る限り他にない物語に変化します。

 真実が3+4=7だったのを
 2+5=7や1+6=7に捻じ曲げるにはどうしたらいいか?
 そんな感じでした。
 後半にかけて面白くなります。

 ただ着地点は決定されているので、展開による興奮はないですね。
 
 キャラも私的にはそれほど魅力的には感じず、
 評価としてはまあまあといったところでした。

投稿 : 2020/04/01
閲覧 : 205
サンキュー:

21

ネタバレ

latte さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

空想推理

怪異(妖怪)が見える少女は秩序を守るため怪異の知恵の神となり、人の世と妖の世を守っている。

妖怪が人間に危害を加えた事実を隠すために、空想上で推理を行いそれを信じさせていくっていうのがメインのお話みたい。
1クールで終わりのアニメですが、それくらいがちょうど良さそう。
今までにない設定で楽しめました。

投稿 : 2020/03/31
閲覧 : 263
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6

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たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

低速

「妖怪」+「推理」ということで、なかなか面白い題材なのと、キャラクター設定も程よい感じですが、今のところ低速度でお話が流れているので非常に見ていて退屈ですね。

今の視聴者。。特に「ジャンプ」系のメリハリのある内容が好きな多くの視聴者には訴求力が薄い気がします。

設定は良いと思われますが、活かしきれてない気がします。

投稿 : 2020/03/30
閲覧 : 383
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12

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ライロキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

題名通り。

題名通りの作り上げられた推理で納得させて解決に導く物語でした。
殺された刑事さんは報われないような気がしますね。
妖怪に殺されたのならまだしも、うわさで作り上げられた
この世ならざる者に殺されて、しかも事実を捻じ曲げられて
犯人も消滅するし、ネット民達からも事実は伝えられなく
なってしまうとは。
私はあまりこの物語は好きになれません。

投稿 : 2020/03/30
閲覧 : 236
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22

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teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

かなり 期待していたのに・・

かなり 期待していたのに・・すこし がっかりだった
鋼人七瀬の虚構 は かなり無理がないかなぁ・・
あれでまわりを納得されるには・・無理だろうなぁ。。 

投稿 : 2020/03/29
閲覧 : 228
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9

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タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

九郎先輩のバナナを食べさせていただければ。

詳細は公式でも。

11歳の時に、あやかしにさらわれて右眼と左脚を
奪われた少女・琴子。片想いの九郎に告白をして、
でも琴子はあやかしの神だったのでした。

というお話なのかしら。

なんとも掴みどころのないストーリー。
妖怪たちは、どこかで見たようなキャラデザ。
それもそのはず。かつて「夏目友人帳」を制作して
いたブレインズ・ベースの手によるものなので。

なんとも不思議な作品。
しかも、珍しくテレビ朝日系列での放送です。
とりあえず、なんだろうこれはと思いながら、
継続視聴してみますね。

=====第7話視聴後、追記です。
{netabare}
いよいよ鋼人七瀬との決戦準備ですよと。

これね、地味なんですが全体的に高いレベルの
作品なんですね。
ストーリーは飽きさせない展開、作画はここまで
安定感があって好ましく、声優は若手女性声優の
中でも評価の高い鬼頭明里さんに、宮野真守さん、
福圓美里さんというメインキャスト。

いよいよ次回からは九郎の従姉妹である桜川六花
が絡んでくるというお話ですね。
けっこう評価できる作品です、今のところ。
{/netabare}
=====第10話視聴後、追記です。
{netabare}
延々と琴子がネット民そして六花と掲示板上で、
ありもしない鋼人七瀬の出現理由について議論する
というのが3話くらい続いてます。

さすがに飽きるなあ。

展開は脳内のミステリー構築と、単に九郎が鋼人七瀬
に殺され続けるのを見せられるだけ。
確かに、これならドラマCDでいいんじゃないかと
思っても無理はないですね。

これが、あと2話続くのかな。うーん…
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}{netabare}
先週あらかた決着はついているので、鋼人七瀬と
六花がどうなったかな結末を(やっぱり)ナレー
ションベースで語りました。
で、まあ九郎と琴子は晴れてラブラブになりました。

とりあえず鬼頭明里ボイスで表題のセリフが聞けた
ということでよしとしましょう。
{/netabare}
序盤こそ不思議な妖の事件を推理する話で、そこそこ
面白かったのですが、鋼人七瀬の話が長く、しかも
解決編は琴子のナレーションのみで進むという
映像化の意味があるのか疑問な作品に。

せめてイメージでも琴子がネット民と言い合うシーン
とか、何か視覚的な工夫があっても良かったんじゃ
ないかと思いました。

まあ、そもそもエピソードが長すぎる。
もう少しギュッと凝縮して、もう1本エピソードを
入れたほうが楽しめたかなと思いますね。
{/netabare}

投稿 : 2020/03/29
閲覧 : 472
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14

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みきゃみきゃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

タイトルなし

鋼人七瀬離脱

説明とかばっかりでアニメに必要性もない気がするレベル

投稿 : 2020/03/27
閲覧 : 203
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4

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saitama さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

推理モノとして意外とちゃんとしてるが…。8話は興味深い

うーん、妖怪モノ、推理モノ、恋愛モノ、アクションモノ、色々と要素が加味されていますが、基本推理モノですね。

推理モノとしては、『氷菓』にすごくインスパイアされているというか、『氷菓』の雰囲気が透けて見える。ただし、推理レベルと設定は『氷菓』の方が圧倒的に上。

キャラ画はボチボチ綺麗ですがとにかく動きが少ない。カット割りでなんとかしてる。予算は少ないだろうけど、工夫で頑張っている感。ラジオドラマでも良かったかも。

それと、虚構であっても設定のリアリティがもう少し必要かなと。

とはいえ、推理モノが好きならまあ時間つぶしになります。


あ、それとOPとEDはカウボーイビバップの影響受けたろうなと感じられる。とくにED。


※現在5話まで完走

作画は主人公が潰されても、身体が戻る部分に多少お金かけてますね。それでも、全体敵に画のクオリティを上げて、動きは少なくという路線。

ナレーション的説明を兼ねた一人喋りが氷菓っぽかったのが、また別路線になりつつある。でも、なんかオリジナリティは感じられない。なんだろう、ストーリーの繋がりがチグハグなんですよね。

これが声優の力なのか、脚本の力なのか、そこはわからないが引き込まれない。うる星やつらのメガネや、氷菓の主人公のようには引き込まれない。

とくに、人魚の肉と件の肉を食らった話のエピソードを振り返るシーン。ここは肝のはずなのに、ただ流れるシーンとしてしか感じられない。これが、画によるものか、脚本によるものか、演出によるものか、声優によるものか…。それはわからない。わからないが、肝の部分が伝わらないのだから、ちょっと致命的。


※8話まで観賞

非常に興味深い回だった。嘘を塗り固めて真実のように多数派の支持を取り付ける。まんま、韓国と中国がやっている過去の歴史捏造と同じ。たしかに、でっち上げられた嘘であっても、多数派工作をすれば真実のように振る舞える。

こういう事を、普段自分たちはされている側だと、この回を見て、どれだけの人が気づくだろうか…。本当に興味深い回だった。たしかにどこかの国には、嘘を言い続ければ本当になるという慣用句があるらしいので、世の中、息を吐くように嘘を付く連中が、存外近くに居るものだと、知らしめてくれる回だ。

※10話まで観賞

なんとなく惰性で見ている。いろんな元ネタ探しをしている。10話のオープニングシーンのバックに流れていた、このアニメでよく使っている音楽は、エアーウルフのオープニングテーマをほぼ丸パクリしたのね。どこかで聞いてるな、これって思いながら、今回エアーウルフだと思い出した。

真似ることは誰でもするけど、ちょっと元ネタがバレバレなものが、このアニメの演出には多すぎる気がするのが残念。

投稿 : 2020/03/16
閲覧 : 363
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2

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ちゃんもり さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

設定はなかなかおもしろい

各作品ともに佳境に入ってきた2020冬アニメ。
その中でも本作は私個人的にそこそこ期待していた作品だった。
・・・だっただけに、どうにも残念な結果と言わざるを得ない。

登場人物のキャラ設定がなかなかおもしろい。

主人公①:岩永琴子
大学生(中学生にしか見えn・・・おっと誰か来たようだ)。
幼少時に怪異に連れ去られ、「自分たちの知恵の神になってほしい」と
頼まれ、ほいほいOKしたら片足と片眼を持ってかれた。
病院でばったり会った九郎に一目惚れ。半ば強引に恋人になる。

主人公②:桜川九郎
大学院生。家庭の事情(?)で幼少時に実験体にされ、2つの妖怪の
肉を食わされる。親戚の子供の多くは同じ実験で拒絶反応に耐え切れず
死亡したもよう。
ひとつは「くだん(自身が死ぬときに未来をひとつ予言する)」
ひとつは「人魚(死なない体になる)」
二つの肉を食った九郎はデスペナルティなしで未来予測ができる能力を
手に入れる。

この2人を軸に物語が進んでいくわけだが、前半は知恵の神になった
琴子が様々な妖怪から知恵を貸してくれと頼まれ、九郎もなんやかんやで
それに巻き込まれつつ、距離を縮めていく。
このあたり、新時代の夏目友人帳的な感じで非常に好感が持てた。

私ががっかりしてしまったのは、第9話「鋼人七瀬攻略議会」である。

中盤以降、不慮の事故で亡くなったアイドル「七瀬かりん」の死の真相が
ネット上で虚実入り混じる都市伝説と化したことで生まれた
「架空の怪異」である「鋼人七瀬」に焦点を当てて物語は進んでいく。
二人は鋼人七瀬を追ううちに、ネット上に生まれた都市伝説は意図的に
生み出されたものであること、そしてその背景に九郎の因縁の相手、
桜川立花の存在に行き当たる。
琴子はネットの海を通して立花と対峙し、実際に起きた鋼人七瀬事件に
対して別の可能性となる「虚構推理」を示すことでネット上での
鋼人七瀬への信憑性を薄れさせ、果ては消滅させようと試みるのだが・・・

この原作者はネットのスレッド掲示板を覗いたことがないのだろうか?
実際のスレはあんな風に理路整然と会話は成り立たないし、
予備知識なしでは絶対に分からないネットスラングに満ちている。
確かにそれをそのままアニメとして表現したら伝わらない視聴者も
出てくるだろうが、そのアングラでカオスな空気感こそがスレである。
この9話はそれまでの情報のプロット・準備期間を終え、いよいよ
物語が動き出す重要な場面だ。にもかかわらず、先に述べたような
スレ特有のリアルな空気感が全く表現できておらず只管嘘くさい。

また、琴子の構築した「虚構の推理」はミステリーの玄人でなくとも
あまりに説得力に欠ける内容で、様々な専門分野の人間がランダムに
集まる実際のスレでこんなことを言えば2,3レス目には即論破される
ような代物だ。
仮に「犯行を言い当てることがこの物語の本筋ではない」にしても、
このような稚拙な推理にネット民たちがほいほい納得してしまう様は
あまりにもご都合主義的であり、リアリティに欠ける。
タイトルが「虚構推理」なのだから、作者はこういう場面を
描きたかったのだろう。だが、売りにすべきロジックバトルが
どうにも魅力のないものになってしまっている。

琴子にしろ九郎にしろ、せっかくキャラ設定がユニークなのに、
イマイチ物語にそのキャラクター性が生かされていない・・・
というか、作者がやりたいこととキャラ設定がちぐはぐなので
各キャラクターが生きている感じがしない。
これならばより二人のキャラクターと怪異に的を絞って物語を
構築してくれた方が、より魅力のあるストーリーになったのではないかと思う。

作画や音楽は良かっただけに残念。

投稿 : 2020/03/13
閲覧 : 258
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4

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うどんこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

「ミステリー作品って、こういうことだよ」って作中で言っているミステリー作品

鋼人七瀬を倒す方法、それは、鋼人七瀬の噂よりも、面白い噂を用意して、そっちになびかせること。

魅力的な、筋の通った嘘で聴衆を説得し、納得させること。

これは、ミステリー作品そのもののことを言っている。

ミステリー”作品”とは、魅力的で、筋の通った嘘のことを言う。

フィクション(虚構)において、面白い方と、面白くない方、真実になるのは、面白い方だ。

投稿 : 2020/03/11
閲覧 : 223
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4

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

事実よりも面白く推理しよう

『世間が納得するよう、事実よりも面白く推理しましょう』
これが根本にある作品です。
二転三転していく推理は大変面白く、さすがミステリ作家が原作と言えます。

投稿 : 2020/02/16
閲覧 : 159
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とらお さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

マイルドな「化物語」って印象

あつかってる題材が怪異とミステリー
不死身な主人公と神になった小柄な女の子
まるまる化物語とはパないのぅ

漫画版はマガジンRで2017年まで連載されていたらしい
マRは知名度も発行部数もいまいちな雑誌だから売れてなさそう
と思ったら虚構さん9巻で200万部の大健闘
やるじゃん!

怪異ミステリーに感触つかんで「これは!」と思ったか講談社は2018年に化物語をコミカライズ
さすがに今さらだろ・・・と当時はそのように思ったものでした
それでも3巻で100万部とはさすがの雑誌発行部数と原作知名度
新連載とYahooニュースになったし話題性に実績もですかあ
原作+大暮絵にシャフト意識したコマ割りでアニメファンを敵にせず、
むしろアニメ勢にも大好評とは講談社はニッコリ
大正義少年ジャンプで2度の原作連載でコケにコケた西尾維新もニッコリ
売るべくして作られて実際に売るって難しいのにやってのけたね


虚構さん、化物語の独特な西尾語彙や神谷ナレーションを受け付けない人も見れちゃう作りに思いました
ただ、ストーリーをテンポアップしてくれないと今のままではダルイ
2話1怪異の決着にしてくれい

投稿 : 2020/02/15
閲覧 : 283
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3

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LgRYd18895 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

面白くなりそう

漫画版だけ知っていたのですがかなりいいデキだと思います
ゆっくりと動きながら進んでいくので話しで混乱することがなく
妖も魅力的に動いていて面白いです
3話まで見た感想でヘビ神様めんどくさ!っというのと虚構推理というタイトルの意味がわかってかなりよいかと
これからが楽しみです

投稿 : 2020/01/30
閲覧 : 297
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5

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華麗なる村人様 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

おもしろい!けど

過去を振り返ることが多いです。
岩永琴子は11歳のときに妖怪、あやかし、怪異、魔に2週間ほど
さらわれて知恵の神になります。公園で解放されたときに
左足を切断され右眼をくり抜かれました。
小さな体型とお嬢様の雰囲気で中学生にまちがえられることも
あります。自分から下ネタ発言をしてまわりが引いています。
桜川九郎は11歳のときに妖怪変化を2種類たらふく食べて
不思議な力を手に入れました。
そんな2人が病院で出会い岩永琴子の一目ぼれから始める
お話です。
原作の小説は、読んだことありませんが漫画の方は読み
ましたのでそちらと比較します。
第1話の「一眼一足」
アニメの内容は、ほぼ漫画と同じでした。
第2話の「ヌシの大蛇は聞いていた」
変更点をまとめてみました。
①アニメのオープニングが漫画の「鋼人の噂」の冒頭の一部でした。
②九郎が池に行かない理由
アニメ:昨日作った豚汁を食べたい
漫画:昼作った豚汁を食べたい
③事件の起きた日
アニメ:4月23日
漫画:9月26日
④琴子の服装
アニメ:春の装い
漫画:秋の装い
⑤琴子が沼に行った後の九郎の行動
アニメ:後をつけて木の陰で隠れいた
漫画:一人暮らしの部屋で食事

これらをなぜ変更する必要があったのか
謎です。
まだ2話が終わった段階ですから何らかの
意味あるものだと期待します!

投稿 : 2020/01/19
閲覧 : 173
サンキュー:

3

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カルガモ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

虚構な推理とは

まだ1話ですが期待通りでした。2話は大蛇の水神様の回ですが、これは漫画だと7巻の短編です。おそらくアニメの中盤から鋼人七瀬編が始まりますが、これは1巻〜6巻までの長編なのでいきなりアニメでこの話が始まるのは難しいと思ってました。大蛇をやるのは良い選択だと思います。虚構な推理とはなんなのか一番わかりやすい回だと思います。今後も楽しみにしています。個人的にはピノッキオ編が見たかったですが1クールだと難しそうですね

投稿 : 2020/01/15
閲覧 : 219
サンキュー:

4

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虚構推理のストーリー・あらすじ

怪異"たちの知恵の神となり、日々“怪異"たちから寄せられるトラブルを解決している少女・岩永琴子が一目惚れした相手・桜川九郎は、“怪異"にさえ恐れられる男だった!?そんな普通ではない2人が、“怪異"たちの引き起こすミステリアスな事件に立ち向かう[恋愛×伝奇×ミステリ]!!2人に振りかかる奇想天外な事件と、その恋の行方は――!?(TVアニメ動画『虚構推理』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年冬アニメ
制作会社
ブレインズ・ベース
公式サイト
kyokousuiri.jp/
主題歌
《OP》嘘とカメレオン『モノノケ・イン・ザ・フィクション』《ED》宮野真守『LAST DANCE』

声優・キャラクター

鬼頭明里、宮野真守、福圓美里、上坂すみれ、浜田賢二、佐古真弓、下山吉光、本山かおり、塙真奈美、後藤ヒロキ、宮田幸季、前田玲奈、飛田展男、大南悠

スタッフ

原作:城平京(講談社タイガ刊)、漫画:片瀬茶柴(講談社『少年マガジンR』連載)
監督:後藤圭二、シリーズ構成:高木登、キャラクターデザイン・総作画監督:本多孝敏

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