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「推しが武道館いってくれたら死ぬ(TVアニメ動画)」

総合得点
79.5
感想・評価
469
棚に入れた
1714
ランキング
502
★★★★☆ 3.8 (469)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.7
キャラ
4.0

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☆の総合評価
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推しが武道館いってくれたら死ぬの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

略して、おしぶどうって言うんだね。

冬でも短パンのえりぴよさん、すごいけど引く。
うちもK-POPが好きやから、韓国のアイドルにキャーキャー言ってますが、お金はそんなに使ってないなぁ。ライブ行かんしグッズ買わんし、CDは気に入った曲がある時ぐらいしか買わないからなぁ。
フリーターで推しに貢ぐのすごいわ。まぁ、えりぴよさんは実家暮らしやから、全振り出来るんやろうなぁ。実家暮らしいいなぁ。
アニメやけど、実際の地下アイドル推しもこんな感じなんかな〜。
ものすごく笑ったのが、えりぴよさんが握手の時、めっちゃ噛んでた回。もう、死ぬほど笑った。今となってはなんであんなに笑ったんかわからんねんけど、1人の部屋で爆笑してた。一人暮らししてて、友達も来てないのにあんなに笑ったん、初めてちゃうか?笑

投稿 : 2020/04/01
閲覧 : 178
ネタバレ

アニメ好きなオタク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アイドルオタクたちの推し活動が面白い

アイドルオタクたちが、応援しているアイドルのために、CDをたくさん買ったり、人気投票が始まって一悶着したり、いつもと違う会場でライブがあったり、という様々なイベントの中で活動する話です。どこまでが本当かはわかりませんが、地下アイドルを応援するってこんな感じなのかなということがわかって良かったです。
えりぴよがすごくはじけていて良かったです。声優のファイルーズあいさん良いですね。また、意外とアイドルオタクたち(男性)の声優がめちゃくちゃ豪華です。
舞菜ちゃんやChamJamの他のアイドルたちも可愛いのですが、女の子はみんな美少女でえりぴよも含めて同じ顔に見えます…。性格はそれぞれ個性があるのですが…。
アイドルオタクたちが推し活動をしているシーンは面白いのですが、アイドルたちの苦悩やアイドル同士のやりとりがメインの回もあって、そちらはあまり笑いもないのでふーん、って感じになりました;ChamJamに魅力を感じられた方は全部楽しめると思います。

投稿 : 2020/03/31
閲覧 : 227
サンキュー:

10

ネタバレ

めー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

えりぴよと舞菜をずっと見ていたい。

なんかすごいタイトルの漫画のCMしてる、と漫画CMだけ見たことある状態でアニメ視聴開始。

握手会とかあるタイプのアイドルじゃないけど自分もアイドルファンなので、塩対応されるえりぴよとか見ててなんとなく心にグサグサくるものがあったんだけど、実は舞菜もえりぴよさん好きなんだけど素直になれないだけって1話の最後で、女の子同士だけど、夢がある。
そして、チャムはみんなファンにやさしい。

いろんなオタク描写にいろんな意味で心が痛くなりつつも(笑)、まっすぐに愛を伝え続けるえりぴよは見てて応援したくなるし、その応援される対象の舞菜はもちろん、チャムがだんだん好きになってきて、毎週楽しみだった。
えりぴよって名前に最初慣れなかったけど、今やかわいくて。
くまささん、基さん、いいキャラだったな。

アイドルって青春モノだよね。
武道館を追い求めてく、って。
最終回は泣けた。

チャムの曲が良くてOPが特に好き。
かわいすぎか。
アイドルソングにあるあるだけど、耳から離れなくなる。
初回EDでえりぴよが歌う桃色の片思いにこうきたかとやられたけど、最終回版にもものすごくやられた。
スタッフさん、私の気持ちわかっている。

作画、ちょっと崩れるときもあったけど、基本女の子がめちゃめちゃかわいくて、大好きです。顔がかわいい。
舞菜かわいすぎか。空音応援したくなる。レオいい子すぎないか。眞紀美人すぎる。誰を推せばいいんだ。

投稿 : 2020/03/29
閲覧 : 207
サンキュー:

11

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

清々しい

清々しいばかりのオタクぶりで楽しめる。えりぴよとくまささん付き合ってるようにしか見えないけど・・

投稿 : 2020/03/29
閲覧 : 231
サンキュー:

14

ネタバレ

KANO さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

は〜い、ありがとうございました〜

舞台は岡山
地下アイドルグループの一人に魅入られてしまい
全てを推しに捧げる女性えりぴよ。
ドルオタとしての理念、生き様、想いは如何に…

原作未読
個人的には現実世界では、アイドルやドルオタには、
ほぼ興味がない自分ですが、一話を観て完全に、
持って行かれました(^^)

視聴きっかけは、単純にファイルーズあいさんが
メインと言う理由でしたが、やはり彼女の美貌がある
三枚目の役柄は、抜群に相性が良く思えます。

作品内容は確かに実写向けと言えますが、逆にアニメだから
こそ視聴にこぎつけれたので、逆に感謝です。
好みは分かれそうな作品ですが、一話で判別出来る
タイプの作品だと思います。
今後の話しの展開がどうなるのか?多少の百合要素も
あるかもしれませんが、楽しみに視聴予定です。

ED曲は、ちょっとずるいかな…?

10話迄視聴
少し勢いが衰えた時期もあったが
やはり安定した面白さ。
それぞれのブレない想いが清々しさと愉快さを
生んでいますね。
えりぴよと、くまさの間柄も観てて面白い(^^)
にしてもくまさは優しい良い男の様な気がする

視聴終了
いや〜面白かった…
正確には面白いと思って良かった(^^)
知らなかった言葉も多く出てきて
ドルオタとしての楽しみ方もわかったような…
えりぴよは全然別次元だと思いますが(^^)

リアルな世界をベースにしてある部分を
所々ファンタジーと捉えたので楽しく観れました
仲の良いアイドルグループもファンタジーなのかな?
不快なキャラも居なかったので
でも空音は少し危険ですよねー

楽しめたもの勝ちの作品だと思います。

続き観たければ積まないといけないのかな…(^^)

投稿 : 2020/03/29
閲覧 : 404
サンキュー:

60

ネタバレ

ShouyouACL さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

Budoukan is a great anime, above average in many ways, one of the best idol anime I have ever seen and this is due to the creativity and comedy of it.

The story follows a group of fans of an idol group and their misfortunes during idol performances. The protagonist Eripiyo carries the anime very well, overlaps the other characters with her funny and somewhat unpredictable presence. However, the rest are not left out, everyone is well explored and funny. The Cham group idols are well explored and developed, they all have personality. The story is generally comedy, does not try to escape it. Good characters, however some questions that the anime poses are not well developed, like relationships.

The animation is very good. The little CGI that is used in the presentations are so well done that they are deceiving. The anime itself is also very lively, both facial expressions and exaggerated scenes to have a comic effect.

The design is pleasant. The characters have a very colorful design and are consistent. It is worth mentioning that in some animation frames during the presentations, the faces of the idols are expressionless due to the CGU, but it does not last long. Still, what calls the attention are some scenes in which the framing and paintings of the scenarios are done in a very colorful way and with little contrast of lines. Gorgeous effect.

The music in the anime is good, it works well during the entire animation, it feels like comedy, some dramas and other types of scenes. However, there are no such memorable compositions, although this does not affect the experience. The songs played by the idol group, however, are very pleasant and enjoyable to listen to.
Sound mixing is done well in most anime, but in some scenes it has grotesque errors, even seeming amateur edition, for example, voices fading out of nowhere, voices too high or too low etc.

Dubbing is great. Everyone is interpreted, but the protagonist is simply magnificent, her voice is so funny that just listening to her screaming you laugh, without even seeing images. Incredible voice work.

投稿 : 2020/03/29
閲覧 : 233
サンキュー:

5

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

片想いらしい片想い、なんて初めてしちゃいます!

詳細は公式でも。

うーんと…
たぶん面白いんでしょうね。ドルヲタあるある的な
エピソードを交えつつ、ハマっちゃったお姉さんの
推しへの愛情を描くストーリーです。
制作は前クールで派手なやらかしをやってのけた
エイトビット(星合のなんちゃらで)です。
EDは、なんと、あやや「♡桃色片想い♡」を
ファイルーズあいさんが歌ってます。

たぶん面白いんでしょう。
でも、この世界に1ミリも興味のない僕にとっては
まったく面白くないです…。

繰り返しますが、たぶん面白いんでしょうね…。
声優もファイルーズあいさん、本渡楓さんと旬どころ
を起用しています。せっかく岡山が舞台なんだから、
金元寿子さんも起用して欲しかったです…。

3話まで様子見します。

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
舞菜が岡山GFに選抜されるかどうか。
それが、えりぴよの願いでした。
でも登場したのはトップ3。やっぱり人気ない舞菜は
選ばれないのか。と、その時、舞菜が登場しました。
えりぴよは感動して…
{/netabare}
というお話です。

ドルヲタの世界には興味ないという気持ちと、アニメ
作品として面白いという気持ちのシーソーでしたが、
アニメとしての面白さが上回りました。
うん。これ、面白いです。
ただ、欠点がないわけではないですね。
まず、無駄な百合展開は要らないなあ…
あとアイドルグループのメンバーのキャラデザが特徴
薄いので、なかなか覚えられませんね。

えりぴよと舞菜の永遠の片想い。
この一点突破で、どこまで面白くできるか。
これから見ものですかね。そしてやっぱりEDの
「♡桃色片想い♡」はズルいw
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
舞菜推しのライバル登場。玲奈(CV:市ノ瀬加那
さん)です。
推しが増えて、みんなに応援されるアイドルになって
ほしいと願う反面、自分以外と楽しそうにしている
舞菜の姿を見て、えりぴよは複雑な気持ちです。
{/netabare}
というお話です。

うん。これ面白いです。
初回から右肩上がりで上昇しています。

やっぱり、主人公が綺麗な女性ということで、
ドルヲタの気持ち悪さ(失礼)を緩和しているのが
大きいかなと思います。
CVのファイルーズあいさんもハマり役……というか
ダンベルのひびき、慎重勇者のヴァルキュレと、
本当に演技の幅が広いですね。おバカからクール
までこなせて、美人声。日笠陽子さんと似たような
印象を受けます。

ともあれ、食わず嫌いはダメですね。
テーマがドルヲタでも、こんなに面白くなるんだなあ
と感心しています。これは継続視聴できそうですね。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
アイドル大運動会の話です。

うーーーーーーん…
ぜんぜん面白くありませんでした。
やっぱり地下アイドルグループのキャラが弱いかな。

あくまでメインヒロインはえりぴよということで
しょうかね…
{/netabare}
=====第7話視聴後、追記です。
{netabare}
話が進みませんねぇ。
相変わらず総選挙やってますし(ようやく決着した)
えりぴよと舞菜は相変わらず、すれ違ってるし。

ちょっち出落ち感というか、キャラの関係性とか
展開がマンネリになってきた感じがします。

ま、ここから終盤にかけて、タイトル通りに
Load to 武道館という流れになって……行くん
ですよね? ですよね?
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}{netabare}
いよいよ「せとうちアイドルフェス」当日。
Chamの出番は真ん中ちょい前。
一方、れおが以前所属していためいぷるはトリ。
めいぷるは武道館ライブが決まったようで、
れおに嫌味を言いにきます。

でも、Chamのメンバーはさらなる結束を固め、
ライブは大成功。
緊張していた舞菜も、最前のえりぴよの応援で
リラックスできました。
そして物販の握手会。
愉快なドルオタの面々は、それぞれ推しに想いを
伝えます。そして、えりぴよは…なんと舞菜からの
神対応をもらうことに。
「舞菜が武道館に行ってくれたら死ぬかもしれない。
いや、死ぬ!」

そしてEDはえりぴよと舞菜の「♡桃色片想い♡」。
{/netabare}
というお話でした。

正直、ローカルアイドルのドルオタ物ということで、
最初はまったく期待していなかったのですが、
これは予想を遥かに超えて面白かったです。
ま、相変わらずドルオタには共感はできませんが。

この作品が成功したのは、えりぴよを女性にした
ことですね。例えば、くまささんとえりぴよの役が
逆だったらと想像してみたら、こう人気作になった
でしょうか。いや、リアルではそんなもんなんです
が、そこを美人なえりぴよがハマったという設定で
この物語の(ある種の)気持ち悪さを緩和して
いるんですね。

そして、これは僕の場合なんですが、舞菜以外の
Chamを(そこまで)深掘りせず、箱という感じで
留めていたことも結果的に良かったのかなと。
いや、もちろんグラデーションのようにChamの
メンバーも認識させていますけどね。れお、空音
あたりは確実に印象残ってますし。

ありがちなアイドルアニメみたいに、初回から
キャラ紹介をガンガン入れてキャラ推しを狙う
展開にしなかったのが良かったんじゃないかなと。
まあ、えりぴよが主人公ですし、そもそもそっち系の
アニメでもないですね。

あと好印象だったのは、Chamのダンスシーンに、
3DCGを使わなかったこと。
手描き至上主義というわけでもないのですが、この
作品に関しては、すごく手描きが良かったので。

完走してみて、これはちゃんとラブコメでした。
これは今期の上位といってもいい良作です。
{/netabare}

投稿 : 2020/03/28
閲覧 : 394
サンキュー:

14

ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

推しが武道館いってくれたら死ぬ レビュー

岡山県在住のえりぴよは、マイナー地下アイドル『ChamJam』のメンバー・舞菜に人生を捧げている熱狂的なオタク。
えりぴよが身を包むのは高校時代の赤ジャージ。
えりぴよが振り回すのはサーモンピンクのキンブレ。
えりぴよが推すのは舞菜ただ一人。
収入の全てを推しに貢ぎ、24時間推しのことを想い、声の限りを尽くして推しの名前を叫ぶその姿はオタク仲間の間で伝説と呼ばれ、誰もが一目置く存在となっていた。
『いつか舞菜が武道館のステージに立ってくれたなら…死んでもいい!』
そう断言する伝説の女・えりぴよのドルオタ活動は、アイドルもオタクも巻き込んで今日も続く…!
(公式サイト Introductionより引用)

///////////////////////////////////////////////////////////////
さて、後追い視聴してハマってしまったこの作品。最初はアイドルオタを題材としている点で敬遠していたのですが、コメディの面白さで魅入ってしまいましたね。

この作品は、えりぴよ、chamJamというアイドルグループのファンを主人公としています。
題材は、アイドルのファンです。サブラインとして、chamJamのアイドㇽ活動の裏側を見せる物語でもあります。
作者は、アイドルオタであったらしく、作品の物語的にも、アイドルオタの時間を複雑な感情が入り混じりながらも肯定する内容となっています。


この作品における私が感じた感想としては、暖かい。という事です。
OP曲である「Clover wish」の歌詞に「暖かい」というフレーズがありますが、私がこの作品に感じているのはまさにコレだ!と感じました。
主人公の「えりぴよ」に関して、推しのアイドル「舞菜」と、お互いに好きなのにうまく言葉を伝えられないという関係から物語は始まっています。えりぴよはオタク特有の不器用に拍車をかけているコメディキャラ、舞菜は「内気でシャイ」なキャラで、えりぴよの応援に感謝や好意を伝えられない。


えりぴよというファンの応援に、表には出せないけれど、裏で喜んでくれるアイドルの舞菜という関係性は、
ファンの応援がアイドルに無価値ではない、心に届いている世界を提示している事で、暖かいのだと感じました。
二人のすれ違いで想いが伝わらないことでやきもきしたり、お互いの応援や想いが伝わった時の嬉しさ、その一喜一憂が愛おしいんですよね。


「くまささん」と「れお」というファンとアイドルの間の物語で考えられているのは、ファンとアイドルがお互いの立ち位置を守りつつの信頼関係。アイドルとファンの関係を、極限まで煮詰めたような、決してそれ以外の関係を介入させない聖域のような関係。
お互いがお互いをファンとアイドルとして求めあっている事が、この二人の関係性が清い風に見えるんですよね。

この暖かさ、という気持ちについてまとめると、アイドルとファンの心理的な関係性、お互いの努力がどれだけ心の支えになっているか、心を満たしてくれる存在なのかという事が関わってくるのだと思います。アイドルも努力の成果をファンが気付いてくれることで報われることを願っているし、ファンも応援することでアイドルが笑ってくれることで報われる。
そして作品ではアイドルの裏側を見せる事で、本気でアイドルがファンの応援に喜んでくれていることを描写することで、真に報われている物語を紡いでいます。その報われるという事象が、私の心に暖かさをくれたのではないでしょうか。


次に大きなテーマは、アイドル物だけど「コメディ」を含む事。
正確にはアイドルオタの物語ですが、アイドルの方もコメディに巻き込まれている点で、アイドル視点、オタ視点の時でもコミカルに物語が進んでいきます。
それは、非常に熱狂的なえりぴよやデブオタのくまささん、ガチ恋の基君達を視聴者が客観的にみるポジションでみれる余裕をとっており、かつアイドルに対しても、夢に向かってまっすぐ進むような物語ではなく紆余曲折がある物語として、アイドルという非日常でありながら、人間味があり、親近感がわく存在としてできています。

さて、少しキャラデザインについて考えてみましょう。原作漫画もそうですが、やはり少女漫画のようなまつ毛の長さが魅力でしょう。原作ではまつ毛は線を引いて描いていますが、若干の線同士の隙間(白)によってまつ毛同士の間隔が表現されていると思いますが、アニメキャラデザインも、意図的にそのまつ毛の感じが出るように白っぽい線が入っており、まつ毛の向きが見えるのが良いですね。
また、髪の影の部分は原作にはあまりない表現であり(表紙はカラーだからあるけど)、人物の立体感がより出ている感じがありますね。

アイドル物の作画としても、この作品は素晴らしいです。ダンスシーンは実際にダンサーを呼んで踊ってもらった物を起こしたという手描きです。3DCGアニメーションによるダンスと違って、質感に違和感がないのが魅力的です。

さて、まとめです。作画的にも、スタッフ的にも非常に恵まれた愛のある作品であり、かつ原作マンガの良い所をほぼフルに活かしている作品になっていると感じました。メッセージ性もハートフルであり、応援する側、される側のの気持ちであったり、ファンが見返りを期待できない愛を送る行動の理由について、考えさせたり、その気持ちを肯定する作品になっていると感じました。

原作マンガでは、ChamJamのアイドル活動は少しずつ進んでおり、いつか終わりが来るという哀しさも含んでいます。まあ、単行本の発売ペースが7~10カ月ペース、2016年から連載開始で2019年で6巻ですから、完結するのは大分先なので、早く続きを読みたいのと、終わってほしくないというジレンマがありますが…



なぜ作品を敬遠していたのか
{netabare}
なぜアイドルオタが嫌なのか。いや、アイドルオタが嫌いというよりも、推しという言葉が嫌いだったのです。
それは私自身そういうファン的な活動をライトに行い(好きなバンドとか好きな小説家とか)、結局自身に残る物がないという絶望に勝てなかった為です。
誰推しとか言って、誰かに時間を割くよりも、自分の事を磨いたほうがいいんじゃないのって思ってしまうんです。

だけど、この作品は熱狂的にアイドルを推す人たちを描いているんだけれども、非生産的だと、切り捨てる事の出来ない、人に対する好意の熱意を感じてしまうんです。
もちろん、アイドルオタの生態を詳しくコメディのネタにしていることから、彼らをキモ可笑しいという視点で見ているのも事実です。作者(女性)もアイドルオタだったというからある意味自虐に近いかもしれません。
でもそんなキモ可笑しい存在として見ていても、アイドルを一途に想う姿勢、そしてその想いの強さに、意味を感じてしまうのです。
私が無価値だと思っていたファン活動という物は、本当に無価値だろうか?
彼らアイドルオタは、自分たちがアイドルを想うファン活動を通して、私が無意味と感じていた時間を無駄じゃないと、反論してくれているように見えます。
そして、この作品のアイドルの視点からも、ファンを大事に想ってくれている、それが私にとっての救いになっていると思います。

私自身はアイドルに熱狂することはなかったですが、何かに自分をそこまで捧げる事の出来る、精神の強さに憧れますね。私は、そこまで他人に自分の人生を捧げることはできないですから。
{/netabare}

投稿 : 2020/02/17
閲覧 : 315
サンキュー:

30

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

「無茶苦茶」な女を愛せるか?

アダルトビデオや、不倫する女優、アイドルもそうだろうが、自由に生きている女性を愛することがはてさて世の男たちは出来るのでしょうか?

その「女性」を深く知るためにはそういった「過去」も含めて理解する必要があり、それを求めているのが「恋愛」なんでしょう。

正直、女性たちにとって男の個人的な問題や仕事の話など、どうでもよく。。w

「私をちゃんと見ているのか?」と聞かれることがほとんどですよね?

「無茶苦茶」な生き方をしている女性は本当に多いですが、実は一番重要なことはその「無茶苦茶」なところまで理解し、「付き合って」あげることが大切なのです。

このアニメはそういった意味で、「百合」ですがキチンと「恋愛」関係を描いていると思います。

投稿 : 2020/02/06
閲覧 : 323
サンキュー:

10

ネタバレ

※アニをた獣医師 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

これは推せる…

時間がなくて、まだ少ししか見れていないけど、推しに対する愛を感じる。
その愛が真っ直ぐで綺麗。えりぴよの愛に応えようとする舞菜も健気でとても良い。


途中だけど言える。尊い…てぇてぇと。


時間ができたらもっとちゃんと見たい。

投稿 : 2020/02/01
閲覧 : 271
サンキュー:

16

セナト さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2025/01/30
閲覧 : 0

もっちょん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2025/01/12
閲覧 : 3

momo4989 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/12/29
閲覧 : 0

ネキスト さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/11/18
閲覧 : 1

chanyoooh さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/10/18
閲覧 : 2

ポテトモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/31
閲覧 : 3

ぴょーこ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/18
閲覧 : 4

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/04/13
閲覧 : 4

ひろはる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/01
閲覧 : 4

ゆゆゆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/26
閲覧 : 3

マコト さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/07
閲覧 : 3

くるい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2023/12/07
閲覧 : 4

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/10/03
閲覧 : 9

むち さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/31
閲覧 : 4

aicham88 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/25
閲覧 : 4

トラビス さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/16
閲覧 : 5

Pot8Os さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/06/21
閲覧 : 6

たくたくん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/06/13
閲覧 : 5

tugumi17 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/05/16
閲覧 : 5

ねっち さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/04/30
閲覧 : 5
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推しが武道館いってくれたら死ぬのストーリー・あらすじ

岡山県在住のえりぴよは、マイナー地下アイドル『ChamJam』のメンバー・舞菜に人生を捧げている熱狂的なオタク。えりぴよが身を包むのは高校時代の赤ジャージ。えりぴよが振り回すのはサーモンピンクのキンブレ。えりぴよが推すのは舞菜ただ一人。収入の全てを推しに貢ぎ、24時間推しのことを想い、声の限りを尽くして推しの名前を叫ぶその姿はオタク仲間の間で伝説と呼ばれ、誰もが一目置く存在となっていた。『いつか舞菜が武道館のステージに立ってくれたなら...死んでもいい!』そう断言する伝説の女・えりぴよのドルオタ活動は、アイドルもオタクも巻き込んで今日も続く...!(TVアニメ動画『推しが武道館いってくれたら死ぬ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年冬アニメ
制作会社
エイトビット
公式サイト
oshibudo.com/
主題歌
《OP》ChamJam『Clover wish』《ED》えりぴよ(CV.ファイルーズあい)『♡桃色片想い♡』

声優・キャラクター

ファイルーズあい、立花日菜、本渡楓、長谷川育美、榎吉麻弥、石原夏織、和多田美咲、伊藤麻菜美、前野智昭、山谷祥生、市ノ瀬加那

スタッフ

原作:平尾アウリ(徳間書店 リュウコミックス)
監督:山本裕介、シリーズ構成:赤尾でこ、キャラクターデザイン:下谷智之/米澤優、サブキャラクターデザイン:西畑あゆみ、CGディレクター:生原雄次、色彩設計:藤木由香里、美術監督:益田健太、美術設定:藤瀬智康、撮影監督:浅村徹、編:内田恵、音響監督:明田川仁、音響効果:上野励、音楽:日向萌

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